JP2007118761A - ウエザストリップ及びその製造方法 - Google Patents

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Kurato Okajima
庫人 岡島
Sukenori Aritake
祐則 有竹
Kenji Kobayashi
憲治 小林
Mitsuhiro Takahara
光博 高原
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Abstract

【課題】植毛部における外観品質の低下を防止することのできるウエザストリップ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】自動車用ドアのドア開口周縁にはウエザストリップが装着されている。ウエザストリップは、断面略U字形のトリム部及び中空状のシール部を備えるとともに、トリム部には意匠リップ18が延出形成されている。意匠リップ18の外表面などウエザストリップの意匠面には、黒色とは異なる色の着色が施されたゴム皮膜層27が形成されるとともに、このゴム皮膜層27の表面には接着剤層28が形成され、その接着剤層28上に植毛部29が形成されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、植毛の施されるウエザストリップ及びその製造方法に関するものである。
一般に、自動車等の車両のドアの周縁部又はドア開口周縁にはウエザストリップが設けられる。ウエザストリップは、ドアの周縁部又はドア開口周縁のフランジに嵌め込まれる断面略U字状のトリム部と、該トリム部から突出して設けられた中空状のシール部とを備えている。そして、ドア閉時には、ドア開口周縁又はドアの周縁部にシール部が圧接されることによって、ドアとボディとの間がシールされる。
近年では、トリム部の意匠面に植毛を施すことにより、意匠性の向上を図っているウエザストリップも見受けられる(例えば、特許文献1参照。)。
実開昭54−79613号公報
しかしながら、従来技術では、安価な透明パイルはもちろんのこと、着色されたパイルを密に植毛したとしても、素地となるトリム部の表面が見えてしまい、見栄えが悪くなるおそれがあった。一般的にウエザストリップの材料として使用されているゴム材料には、補強材としてカーボンブラックが含まれているため、所望の色に着色することが困難であるとともに、上記不具合がより顕著に現われるおそれがある。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、植毛部における外観品質の低下を防止することのできるウエザストリップ及びその製造方法を提供することにある。
以下、上記問題を解決するのに適した各手段につき、項分けして説明する。なお、必要に応じて対応する手段に特有の作用効果等を付記する。
手段1.車両のドアの周縁部又はドア開口周縁のフランジに保持される断面略U字状のトリム部と、
前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドア開口周縁又はドアの周縁部に圧接される中空状のシール部とを具備した本体部を備え、
当該本体部が黒色のゴム材料よりなるウエザストリップにおいて、
前記トリム部の外表面に、黒色とは異なる色の着色が施されたゴム皮膜層を形成するとともに、
前記ゴム皮膜層の表面に植毛部を形成したことを特徴とするウエザストリップ。
上記手段1によれば、トリム部の外表面に、黒色とは異なる色の着色が施されたゴム皮膜層を設けることにより、トリム部のカーボンブラックに基づく黒色を隠すことができる。ここで、「黒色とは異なる色の着色が施され」とあるのは、補強剤であるカーボンブラックのみに基づく黒色とは異なる色の着色が施されることをいうのであって、黒色以外の赤、青等の着色が施される場合は勿論のこと、ガーニッシュ等の内装品が黒色の場合に、当該内装品に色、艶を合わせるために黒色顔料を加えて色調整する場合も含まれる(手段2等においても同様)。従って、このようなゴム皮膜層を介して植毛部を形成することにより、植毛部を通してトリム部の素材の黒色(カーボンブラック色)が見えるといった不具合が抑制される。結果として、素地の隠蔽性を高め、外観品質の向上を図ることができる。
手段2.車両のドアの周縁部又はドア開口周縁のフランジに保持される断面略U字状のトリム部と、
前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドア開口周縁又はドアの周縁部に圧接される中空状のシール部と、
前記トリム部の外表面から延出形成されたリップ部とを具備した本体部を備え、
当該本体部が黒色のゴム材料よりなるウエザストリップにおいて、
少なくとも前記リップ部の外表面に、黒色とは異なる色の着色が施されたゴム皮膜層を形成するとともに、
前記ゴム皮膜層の表面に植毛部を形成したことを特徴とするウエザストリップ。
上記手段2によれば、上記手段1と同様の作用効果が奏される。
手段3.前記本体部及び前記ゴム皮膜層を、エチレン−プロピレン系のゴム材料により形成したことを特徴とする手段1又は2に記載のウエザストリップ。
上記手段3によれば、本体部及びゴム皮膜層がエチレン−プロピレン系のゴムにより形成されている。エチレン−プロピレン系のゴムとしては、例えばEPM(エチレン−プロピレン共重合)ゴム、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ゴム等が挙げられる。かかるEPDMゴムは、ブチルゴムなど他のゴム材料に比べ、発色性がよいとともに、着色剤が添加された場合であっても変色・退色しにくいという特性を有している。このため、上記手段1の作用効果がより確実に奏される。
手段4.手段1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップの製造方法であって、
前記ウエザストリップの本体部及び前記ゴム皮膜層を同時に押出成形する押出成形工程と、
前記ゴム皮膜層の形成されたウエザストリップを加硫する加硫工程と、
前記ゴム皮膜層の表面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
前記接着剤の塗布された部位にパイルを植毛する植毛工程とを備えたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
上記手段4によれば、上記手段1と同様の作用効果が奏される。これに加え、本手段では、ウエザストリップの本体部及びゴム皮膜層を同時に押出成形するため、製造工程の簡素化を図ることができ、生産効率を高めることができる。
手段5.手段1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップの製造方法であって、
前記ウエザストリップの本体部を押出成形する押出成形工程と、
前記本体部に前記ゴム皮膜層を形成する皮膜形成工程と、
前記ゴム皮膜層の形成されたウエザストリップを加硫する加硫工程と、
前記ゴム皮膜層の表面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
前記接着剤の塗布された部位にパイルを植毛する植毛工程とを備えたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
上記手段5によれば、上記手段1と同様の作用効果が奏される。これに加え、本手段では、ウエザストリップの本体部の押出成形工程とは別に、ゴム皮膜部や植毛部を形成する工程を経るため、ゴム皮膜部及び植毛部を備えない従来のウエザストリップや、植毛部が省略されゴム皮膜部のみを備えたウエザストリップなどを、本発明のウエザストリップと同じ製造ラインにおいて製造することも可能となる。結果として、製造コストの増大を抑制することができる。
手段6.前記接着剤塗布工程の前工程において、
前記ゴム皮膜層に表面処理を施す表面処理工程を経ることを特徴とする手段4又は5に記載のウエザストリップの製造方法。
上記手段6によれば、ゴム皮膜層に表面処理を施すことによって、接着剤層が形成されやすくすることができる。
以下に、一実施形態について図面を参照して説明する。図1に示すように、車両としての自動車1の側方にはドア2が開閉可能に設けられ、ドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁にはウエザストリップ4が装着されている。本実施形態のウエザストリップ4は、主として押出成形法によって成形され、全体として環状をなす。
図2に示すように、ウエザストリップ4はトリム部5及びシール部6を備えている。トリム部5は、車内側側壁部11、車外側側壁部12及び両側壁11,12を連結する連結部13を備えており、全体として断面略U字状をなす。トリム部5は、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエン共重合)ソリッドゴムによって構成されており、その内部には金属製のインサート14が埋設されている。なお、トリム部5は、車外側側壁と底壁となる連結部により断面略L字形に構成しても良く、この場合、内部にインサートが埋設されていなくても良く、さらに保持リップは形成されずに、両面接着テープによってフランジに貼着されるタイプのものでも良い。
なお、前述したように、本実施形態では、ウエザストリップ4を構成するゴム材料としてEPDMゴムを採用している。このEPDMゴムは、補強材としてカーボンブラックを含んでおり、その素地色は黒色となっている。
車外側側壁部12の内面(車内側面)にはトリム部5の内側(車内側)に向かって延びる複数の保持リップ部15が一体形成され、車内側側壁部11の内面(車外側面)にはトリム部5の内側(車外側)に向かって延びる保持リップ部16が一体形成されている。連結部13には図示しないガーニッシュ等の内装品の端部を覆う意匠リップ18が延出形成されている。意匠リップ18が本実施形態におけるリップ部に相当する。
また、ドア開口3周縁には、前記ボディのインナパネル21及びアウタパネル22が接合されることによりフランジ23が形成されており、このフランジ23にトリム部5が嵌め込まれることにより、ウエザストリップ4がドア開口3周縁に保持される。
一方、シール部6は、車外側側壁部12の車外側において突出して設けられ、EPDMスポンジゴムによって中空状に構成されている。そして、ドア2閉時には、シール部6がドア2の周縁部に圧接されることで、ドア2と自動車1のボディとの間がシールされる。
ウエザストリップ4の取付状態では、意匠リップ18の略先端部から基端部、さらにはトリム部5の連結部13、車外側側壁部12におけるシール部6との連接部に至る範囲の外表面は、外観に現れる意匠面Dとなる。図4の部分拡大断面図を見ても分かるとおり、この意匠面Dにはゴム皮膜層27が形成されている。本実施形態におけるゴム皮膜層27は、着色剤が混入されてベージュ色に着色されたEPDMスポンジゴムによって形成されている。もちろん、ゴム皮膜層27に着色される色種はベージュ色に限らず、黒色(カーボンブラックに基づく黒色)以外の色種であれば、ガーニッシュ等の内装品に合わせたどのような色であってもよい(例えば、赤、青、グレー(灰色)、ブラウン(こげ茶色)等)。なお、内装品が黒色の場合、内装品の黒色との色・艶を合わせるために黒色顔料を加えて調整する場合もある。また、ゴム皮膜層27はスポンジゴムに限らず、ソリッドゴムでもよい。
さらに、ゴム皮膜層27の表面には接着剤層28が形成され、その接着剤層28上に植毛部29が形成されている。接着剤としては、ほぼ透明で水系のウレタン系接着剤が用いられており、着色されたゴム皮膜層27の色調がそのまま外観に現れる。なお、接着剤層28も同色の顔料が配合されて着色されても良い。植毛部29は、接着剤層28に多数本のパイル29aを静電植毛することにより形成されている。本実施形態では、パイル29aとして、例えば長さが約0.5mm〜0.8mmで、太さが1.5デニール〜3デニールの透明なポリアミド繊維が使用されている。
次に上記ウエザストリップ4の製造方法について説明する。図5はウエザストリップ4の製造ラインの一部を示す模式図であり、この図中においてウエザストリップ4は左側から右方向に進みながら製造される。
まず、押出成形工程においては、ゴム押出機31に対し、EPDM未加硫ゴムとともにインサート14が連続的に供給される。そして、EPDM未加硫ゴムによってインサート14が被覆された状態で、ゴム押出機31のダイスからウエザストリップ4の本体部となる中間成形体32(図3参照)が押出成形される。この際、同時押出により、上記意匠面Dに対応する部位にはゴム皮膜層27が成形される。この段階では、トリム部5に対応するインサート14を埋設した部位が図3に示すように開いた状態で略平板状に押出される。
続く、加硫工程では、ゴム皮膜層27とともに押出成形された中間成形体32が高周波加硫槽(UHF)33に案内され、一次加硫が施される。その後、熱風加硫槽(HAV)34に案内され、二次加硫が施され、加硫が完了する。
続く表面処理工程においては、表面処理装置37によって、後述する接着剤層28を形成しやすいように、ゴム皮膜層27に表面処理が施される。表面処理としては、プラズマ処理、コロナ放電処理、プライマー塗布等の極性を持たせる処理が例として挙げられる。
その後、接着剤塗布工程において、接着剤塗布装置38によってゴム皮膜層27の表面に接着剤を塗布し、接着剤層28を形成する。
続く植毛工程では、まず植毛装置39において、接着剤の塗布された部位にパイル供給源から多数本のパイル29aが降下される。この際、接着剤層28とパイル供給源との間に電圧が印加され、降下したパイル29aが接着剤層28に静電植毛される。そして、乾燥機40において接着剤を加熱硬化させ、パイル29aを抜け落ち不能に固定した後、送風機41において余分なパイル29aを吹き飛ばす。これらの工程を経て植毛部29が完成する。なお、植毛に際して、曲げ加工が施されるトリム部5のコーナー部に対応する意匠面Dにおいては、他の箇所よりも密に植毛を施すことにより、ウエザストリップ4の完成後において、意匠面D全域に略均一な植毛部29を形成することができる。
植毛工程を経た中間成形体32は曲げ加工機42により曲げ加工され、断面略U字状のトリム部5が形成される。その後、カッター43で所定の寸法に裁断され、ウエザストリップ4が得られる。
以上詳述したように、意匠リップ18の外表面など、ウエザストリップ4の意匠面Dに黒色とは異なる色(本実施形態ではベージュ色)の着色が施されたゴム皮膜層27を設けることにより、EPDMゴムの素材色である黒色を隠すことができる。従って、このようなゴム皮膜層27を介して植毛部29を形成することにより、植毛部29を通して意匠面Dの素地の黒色が見えるといった不具合が抑制される。結果として、素地の隠蔽性を高め、外観品質の向上を図ることができる。
また、本実施形態のゴム皮膜層27はEPDMゴムにより形成されているため、ブチルゴムなど他のゴム材料に比べ、発色性がよいとともに、変色・退色しにくく、上記作用効果がより確実に奏される。
尚、上記実施の形態の記載内容に限定されず、例えば次のように実施してもよい。勿論、以下において例示しない他の応用例、変更例も当然可能である。
(a)上記実施形態では、(サイドフロント)ドア2に対応するボディ側のドア開口3周縁に設けられるウエザストリップ4について具体化しているが、ドア2の周縁部、又は、リヤドア、バックドア、ラッゲージドア(トランクリッド)、ルーフドア(スライディングルーフパネル)等の他のドアの周縁部又はそれらのドアに対向するドアの開口周縁に設けられるウエザストリップについて適用することも可能である。
(b)意匠リップ18を省略し、トリム部5の外表面が意匠面となるウエザストリップにおいては、トリム部5の外表面にゴム皮膜層27及び植毛部29を形成する構成としてもよい。
(c)上記実施形態では、ウエザストリップ4の本体部を構成する素材としてEPDMを例示しているが、IR(イソプレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよい。
(d)上記実施形態では、ゴム皮膜層27を構成する素材として、EPDMを例示しているが、EPR、IR(イソプレンゴム)、CR(クロロプレンゴム)等の他のゴム材料を用いてもよい。但し、発色性や耐変色・退色性の点を考慮すれば、EPR、EPDMゴムがより好ましい。
(e)上記実施形態では、ウエザストリップ4がドア開口3周縁の全周にわたって取付けられているが、必ずしも全周でなくてもよく、例えば部分的に取付けられるウエザストリップであってもよい。また、部分的に型成形部を備えていても良い。
(f)上記実施形態では、植毛部29を構成するパイル29aとしてポリアミド製のものを採用しているが、これに限らず、ポリエチレン製などのものを採用してもよい。もちろん、パイル29aの長さ等も上記実施形態に限定されるものではない。例えば、内装品の色とマッチした有色のパイルを採用してもよい。また、直毛のパイル29aに代えて曲毛のパイルを採用してもよい。また、植毛方法は上記実施形態の静電植毛に限らず、吹付け植毛であってもよい。
(g)上記実施形態では、押出成形工程において、ウエザストリップ4の本体部となる中間成形体32と、ゴム皮膜層27とを同時押出成形している。しかし、ウエザストリップの製造方法は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、ウエザストリップ4の本体部となる中間成形体32を押出成形する押出成形工程と、当該中間成形体32にゴム皮膜層27を形成する皮膜形成工程とを別工程で行い、その後、加硫工程を経る構成としてもよい。このようにすれば、ゴム皮膜部及び植毛部を備えない従来のウエザストリップや、植毛部が省略されゴム皮膜部のみを備えたウエザストリップなどを、本発明のウエザストリップ4と同じ製造ラインにおいて製造することも可能となる。結果として、製造コストの増大を抑制することができる。
自動車を示す斜視図である。 一実施形態におけるウエザストリップを示す断面図である。 ウエザストリップの中間成形体を示す断面図である。 ゴム皮膜層及び植毛部を説明するための部分拡大断面図である。 ウエザストリップの製造ラインの一部を示す模式図である。
符号の説明
1…自動車、2…ドア、3…ドア開口、4…ウエザストリップ、5…トリム部、6…シール部、18…意匠リップ、27…ゴム皮膜層、28…接着剤層、29…植毛部、29a…パイル、D…意匠面。

Claims (6)

  1. 車両のドアの周縁部又はドア開口周縁のフランジに保持される断面略U字状のトリム部と、
    前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドア開口周縁又はドアの周縁部に圧接される中空状のシール部とを具備した本体部を備え、
    当該本体部が黒色のゴム材料よりなるウエザストリップにおいて、
    前記トリム部の外表面に、黒色とは異なる色の着色が施されたゴム皮膜層を形成するとともに、
    前記ゴム皮膜層の表面に植毛部を形成したことを特徴とするウエザストリップ。
  2. 車両のドアの周縁部又はドア開口周縁のフランジに保持される断面略U字状のトリム部と、
    前記トリム部から突出して設けられ、ドア閉時にドア開口周縁又はドアの周縁部に圧接される中空状のシール部と、
    前記トリム部の外表面から延出形成されたリップ部とを具備した本体部を備え、
    当該本体部が黒色のゴム材料よりなるウエザストリップにおいて、
    少なくとも前記リップ部の外表面に、黒色とは異なる色の着色が施されたゴム皮膜層を形成するとともに、
    前記ゴム皮膜層の表面に植毛部を形成したことを特徴とするウエザストリップ。
  3. 前記本体部及び前記ゴム皮膜層を、エチレン−プロピレン系のゴム材料により形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載のウエザストリップ。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップの製造方法であって、
    前記ウエザストリップの本体部及び前記ゴム皮膜層を同時に押出成形する押出成形工程と、
    前記ゴム皮膜層の形成されたウエザストリップを加硫する加硫工程と、
    前記ゴム皮膜層の表面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記接着剤の塗布された部位にパイルを植毛する植毛工程とを備えたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
  5. 請求項1乃至3のいずれかに記載のウエザストリップの製造方法であって、
    前記ウエザストリップの本体部を押出成形する押出成形工程と、
    前記本体部に前記ゴム皮膜層を形成する皮膜形成工程と、
    前記ゴム皮膜層の形成されたウエザストリップを加硫する加硫工程と、
    前記ゴム皮膜層の表面に接着剤を塗布する接着剤塗布工程と、
    前記接着剤の塗布された部位にパイルを植毛する植毛工程とを備えたことを特徴とするウエザストリップの製造方法。
  6. 前記接着剤塗布工程の前工程において、
    前記ゴム皮膜層に表面処理を施す表面処理工程を経ることを特徴とする請求項4又は5に記載のウエザストリップの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102161309A (zh) * 2010-02-24 2011-08-24 丰田合成株式会社 密封条及其制造方法
JP2012116217A (ja) * 2010-11-29 2012-06-21 Bridgestone Corp タイヤ
KR101240972B1 (ko) 2010-07-30 2013-03-11 현대자동차주식회사 자동차용 도어 아웃사이드 벨트 웨더스트립의 제조방법

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