JP2012024409A - アイアン型ゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Abstract

【課題】打点のバラツキによるボールの飛距離の差が小さく、打球時に使用者が構え易いアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することにある。
【解決手段】アイアン型ゴルフクラブヘッド5は、フェース面15の一部を形成する前方面41と、前方・後方方向について前方面41と反対側の部位に設けられる後方面42とを備え、2mm〜4mmの厚さt1を有する板状のフェース部材13を備える。ヘッド5は、フェース部材13の前方面41とともにフェース面15を形成する露出面31と、露出面31よりフェース部材13の厚さだけ後方方向側に設けられ、フェース部材13の前方面41が露出面31と同一平面上に位置する状態にフェース部材13の後方面42が取り付けられる受け面32とを備え、フェース部材13より比重の大きい材料から形成されるヘッド本体部11を備える。ヘッド5の重心Gは、フェース部材13の内部に位置している。
【選択図】図5

Description

本発明は、アイアン型ゴルフクラブのヘッドであるアイアン型ゴルフクラブヘッドに関する。
アイアン型ゴルフクラブは、バンカーショット又はグリーンを直接狙う場合に多く用いられる。アイアン型ゴルフクラブは、飛距離の大きさよりも、ボールとの打点に関係なく飛距離が一定であることが要求される。しかし、打球時には、ギア効果によりボールにバックスピンが掛かる。ボールのスピン量は、フェース面でのボールの打点とヘッドの重心との間のフェース面に平行な方向の距離が大きいほど、大きくなる。このため、フェース面でのボールの打点の位置のバラツキにより、ボールのスピン量に差が生じ、ボールの飛距離に差が生じる。
フェース面でのボールの打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差を小さくするため、特許文献1には、フェース面より前方方向側に2mmよりも大きくかつ10mm以下の位置にヘッドの重心が位置するアイアン型ゴルフクラブヘッドが開示されている。フェース面より前方方向側に2mmよりも大きくかつ10mm以下の位置にヘッドの重心が位置することにより、ギア効果により、打球したボールにバックスピンのスピン量を減少させる力が働く。
特開2005−185751号公報
上記特許文献1に記載されるスピン量を減少させる力は、バックスピンのスピン量と同様に、フェース面でのボールの打点と重心との間のフェース面に平行な方向の距離が大きいほど、大きくなる。このため、打点の重心からフェース面に平行な方向の距離が大きい場合、スピン量を減少させる力が大きくなり、スピン量が小さくなる。逆に、打点の重心からフェース面に平行な方向の距離が小さい場合、スピン量を減少させる力が小さくなり、スピン量が大きくなる。したがって、打点の位置のバラツキによるスピン量の差により、ボールの飛距離の差が生じる。
また、重心がフェース面より前方方向側に2mmよりも大きくかつ10mm以下の位置に位置させるため、フェース長さに対してホーゼル長さがながくなっている。このため、打球時に使用者が構え難い。
本発明は上記課題に着目してなされたものであり、その目的とするところは、打点のバラツキによるボールの飛距離の差が小さく、打球時に使用者が構え易いアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供することにある。
本発明のある態様では、シャフトが取り付けられるアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、前記シャフトのシャフト軸を含む鉛直面に対してロフト角が50°〜65°であるフェース面の一部を形成する前方面と、前方・後方方向について前記前方面と反対側の部位に前記前方面と平行に設けられる後方面とを備え、前記前方・後方方向に2mm〜4mmの厚さを有する板状のフェース部材と、バックフェース面と、前記前方・後方方向について前記バックフェース面と反対側の部位に設けられ、前記フェース部材の前記前方面とともにフェース面を形成する露出面と、前記露出面より前記フェース部材の厚さだけ後方方向側に設けられ、前記フェース部材の前記前方面が前記露出面と同一平面上に位置する状態に前記フェース部材の前記後方面が取り付けられる取付け部とを備え、前記フェース部材より比重の大きい材料から形成されるヘッド本体部と、前記シャフトが取り付けられ、前記ヘッド本体部よりヒール方向側に前記シャフトの前記シャフト軸と同軸に設けられるホーゼル部であって、前記ヘッド本体部と同一の材料から前記ヘッド本体部と一体に形成されるホーゼル部と、を具備し、重心が前記フェース部材の内部に位置していることを特徴とするアイアン型ゴルフクラブヘッドを提供する。
このアイアン型ゴルフクラブヘッドでは、前記ヘッド本体部は、ソール方向側の部位で、前記露出面及び前記取付け部と前記バックフェース面との間を連続させるソール部を備え、 前記シャフト軸と前記ソール部との交点からトウ方向側の端までのトウ・ヒール方向の寸法であるフェース長さが76mm〜80mmで、前記シャフト軸から前記重心までの距離である重心距離が35mm〜40mmであることが好ましい。
また、このアイアン型ゴルフクラブヘッドでは、前記フェース長さに対する前記重心距離の比が0.445〜0.450であることが好ましい。
フェース部材の厚さを2mm〜4mmとし、ヘッドの重心がフェース部材の内部に位置することにより、重心深度(後方方向を正とする。)の絶対値が小さくなる。このため、フェース面で打球されたボールへのギア効果の影響が小さくなり、打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差を小さくすることができる。
フェース長さ76mm〜80mmに対して重心距離を35mm〜40mmにすることにより、トウ・ヒール方向について適切な位置に重心が位置する。このため、重心距離が35mmより小さい場合に比べ、打球時にボールがフックし難く、トウ方向側の部位で打球した場合とヒール方向側の部位で打球した場合との間のボールの飛距離の差が小さい。また、重心距離を40mm以下にすることにより、常に重心からフェース面15に平行な方向に離れた位置でボールが打球される。これにより、打点位置のバラツキによりボール飛距離の差が小さくなる。
本発明の第1の実施形態のアイアン型ゴルフクラブをヘッドのフェース面側から視た正面図。 第1の実施形態のヘッドをフェース面側から視た正面図。 第1の実施形態のヘッドをトウ方向側から視た正面図。 図2のIV−IV線断面図。 図3のV−V線断面図。 本発明の第2の実施形態のアイアン型ゴルフクラブのヘッドをフェース面側から視た正面図。 第2の実施形態のヘッドをヘッドの重心を通りトウ・ヒール方向に平行に切断した断面の断面図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1乃至図5を参照して説明する。
図1は、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブ(以下、単にゴルフクラブとする。)1を示す図である。図1に示すように、ゴルフクラブ1は、使用時に使用者が握持するグリップ2と、グリップ2と同軸に延設されるシャフト3と、シャフト3が取り付けられるアイアン型ゴルフクラブヘッド(以下、単にヘッドとする。)5とを備える。シャフト3は、シャフト軸CLに沿って延設されている。
図2乃至図5は、ヘッド5を示す図である。図2は、ヘッド5をフェース面15側から視た正面図、図3は、ヘッド5をトウ方向側から視た正面図、図4は図2のIV−IV線断面図(ヘッド5の重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面での断面図。)、図5は図3のV−V線断面図(ヘッド5の重心Gを通りトウ・ヒール方向に平行な断面での断面図。)である。
図2乃至図5は、ボールを打球する際の基準状態のヘッド5を示している。基準状態では、シャフト軸CLを鉛直方向に対してライ角βだけ傾け、かつ、シャフト軸CLを含む鉛直面VPに対してフェース面15をロフト角αだけ傾けた状態で、ヘッド5が水平面HPに接地されている。ゴルフクラブ1は、バンカーショット又はグリーンを直接狙う場合に多く用いられるアイアン型ゴルフクラブであり、ライ角βは63°〜65°であることが好ましい。これにより、使用者は打球の際に、適切な高さでグリップ2を握持することが可能となる。また、ロフト角αは、50°〜65°である。ロフト角αが小さいほどボールにバックスピンが掛かり難く、ロフト角αが大きいほどボールにバックスピンが掛かり易い。
なお、以下の説明では、特に断りがない限り、ヘッド5は基準状態に配置されたものとして説明する。以下の説明で、トップ・ソール方向とは、基準状態のヘッド5で鉛直方向からロフト角αだけ傾斜し、かつ、フェース面15に平行な方向であり、水平面HPに向かう方向をソール方向、水平面HPから離れる方向をトップ方向とする。また、前方・後方方向とは、基準状態のヘッド5のフェース面15側を前方方向、バックフェース面17側を後方方向とする。また、トウ・ヒール方向とは、基準状態のヘッド5で鉛直面VP及び水平面HPに平行な方向であり、シャフト3が位置する側がヒール方向、シャフト3が位置する側と反対側がトウ方向である。
図2乃至図5に示すように、ヘッド5は、ヘッド本体部11と、ヘッド本体部11よりヒール方向側に設けられ、シャフト3が取り付けられるホーゼル部12と、ヘッド本体部11の前方方向側の部位に取り付けられるフェース部材13とを備える。ヘッド5は、質量wtを有する。質量wtは、285g〜310gであることが好ましく、301g〜307gであることがより好ましい。質量wtが小さい場合には、スイング時のヘッド速度が大きくなり、ボールを打球するタイミングがとり難くなる。逆に、質量wtが大きい場合には、使用者がスイングし難くなり、打球時にボールのミート率が低下する。
ヘッド本体部11及びホーゼル部12は、ステンレス、炭素鋼等の比重が7.0以上の材料から一体に形成されている。ヘッド本体部11は、バックフェース面17と、前方・後方方向についてバックフェース面17と反対側の部位である前方部21と備える。ヘッド本体部11のソール方向側の部分では、バックフェース面17と前方部21との間は、ソール部22を介して連続している。ヘッド本体部11のトップ方向側の部分では、バックフェース面17と前方部21との間は、トップブレード部23を介して連続している。ヘッド本体部11のトウ方向側の部分では、バックフェース面17の前方部21との間は、トウ部25を介して連続している。ヘッド本体部11のヒール方向側の部分では、バックフェース面17及び前方部21は、ヒール部26を介してホーゼル部12に連続している。
ヘッド本体部11は、シャフト軸CLとソール部22との交点Aからヘッド5のトウ方向側の端までのトウ・ヒール方向の寸法であるフェース長さLfを有する。ヘッド本体部11の前方部21は、外部に露出する露出面31と、露出面31よりトウ方向側に設けられる受け面32とを備える。受け面32は、露出面31よりフェース部材13の厚さ(フェース部材13の前方・後方方向の寸法)t1だけ後方方向側に位置して、露出面31と受け面32との間には段差部33が形成されている。受け面32は、段差部33からヘッド5のトウ方向側の端まで延設されている。ヘッド本体部11の段差部33からトウ方向側の端までの寸法は、E1となっている。ここで、フェース長さLfを76mm〜80mmとした場合、ヘッド本体部11の段差部33からトウ方向側の端までの寸法E1は70mm〜75mmに形成されている。
ホーゼル部12は、シャフト3のシャフト軸CLと同軸に設けられている。ホーゼル部12は、シャフト軸CLとソール部22との交点Aからシャフト軸CLに沿ったホーゼル部12の寸法であるホーゼル長さLhを有する。ここで、フェース長さLfが76mm〜80mmの場合、ホーゼル長さLhは70mm〜90mmであることが好ましい。これにより、フェース長さLfに対してホーゼル長さLhが適切な長さとなり、打球時に使用者が構え易く、かつ、スイングし易くなる。
フェース部材13は、前方方向側の面である前方面41と、前方面41と平行な後方方向側の面である後方面42とを備え、板状に形成されている。フェース部材13は、チタン、チタン合金、アルミ、アルミ合金等の比重が5.0以下の材料から形成されている。すなわち、ヘッド本体部11及びホーゼル部12は、フェース部材13より比重の大きい材料から形成されている。フェース部材13は、厚さ(前方面41と後方面42との間の前方・後方方向の寸法)t1を有する。フェース部材13の後方面42がヘッド本体部11の受け面32に接合、接着、ロウ付け、かしめ等されることにより、フェース部材13がヘッド本体部11に取り付けられる。すなわち、ヘッド本体部11の受け面32は、フェース部材13の後方面42が取り付けられる取付け部となっている。
フェース部材13をヘッド本体部11に取り付けた状態で、フェース部材13は、ヘッド本体部11の段差部33からヘッド5のトウ方向側の端まで延設されている。すなわち、フェース部材13は、トウ方向側の端からヒール方向に寸法E1を有する。また、フェース部材13の前方面41はヘッド本体部11の露出面31と同一平面上に位置し、露出面31と前方面41とによりフェース面15が形成されている。
フェース部材13の前方面41には、複数のスコアライン45がトウ・ヒール方向に延設されている。ここで、スコアライン45が形成される領域をスコアライン形成部43とする。スコアライン形成部43は、ヘッド本体部11の段差部33よりトウ方向側からトウ方向に寸法E2を有する。スコアライン形成部43のトウ・ヒール方向の寸法E2は、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法E1より小さい。スコアライン45により打球時にボールの滑りが軽減され、また、使用者はスコアライン45をフェース面15でのボールの打点の基準としている。
上述のように、ヘッド5では、トウ方向側の端からヒール方向に寸法E1の範囲に、ヘッド本体部11より比重の小さい材料から形成されるフェース部材13が設けられている。また、ヘッド本体部11よりヒール方向側に、ヘッド部材と同一の材料から形成されるホーゼル部12が設けられている。このため、トウ・ヒール方向についてシャフト軸CLとソール部22との交点Aとヘッド5のトウ方向側の端との中間位置であるフェースセンターCHよりヒール方向側に、ヘッド5の重心Gが位置している。
ここで、シャフト軸CLから重心Gまでの重心距離をGLとする。フェース長さLfが76mm〜80mmの場合、重心距離GLは35mm〜40mmであることが好ましい。重心距離GLを35mmより小さくすると、重心Gを通り、かつ、トップ・ソール方向に平行な軸CG回りに、ヘッド5が回転し易い。このため、ヘッド5が返り易くなり、ボールがフックし易い(右打ちの場合、左方向に曲がり易い。)。また、打球時には、ギア効果によりボールにバックスピンが掛かる。ボールのスピン量は、フェース面15でのボールの打点と重心Gとの間のフェース面15に平行な方向の距離が大きいほど、大きくなる。このため、重心距離GLが小さくすると、重心Gからフェース面15に平行な方向の距離が小さいフェースセンターCHよりヒール方向側の部位で打球した場合と、重心Gからフェース面15に平行な方向の距離が大きいフェースセンターCHよりトウ方向側の部位で打球した場合とで、スピン量の差が大きくなる。スピン量の差により、フェースセンターCHよりヒール方向側の部位で打球した場合は飛距離が大きくなり、フェースセンターCHよりトウ方向側の部位で打球した場合は飛距離が小さくなる。すなわち、フェース面15でのボールの打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差が大きくなる。アイアン型ゴルフクラブ1は、飛距離の大きさよりも、ボールとの打点に関係なく飛距離が一定であることが要求される。このため、打点のバラツキによる飛距離の差が大きくなることは、好ましくない。
また、重心距離GLが40mmより大きい場合、重心GがフェースセンターCHに近くなる。打球時には、トウ・ヒール方向についてフェースセンターCHの近傍でボールを打球する。このため、重心GがフェースセンターCHの近傍に位置すると、重心Gからフェース面15に平行な方向に離れていない位置でボールを打球する場合には、ボールの飛距離が大きくなる。逆に、重心Gからフェース面15に平行な方向に離れた位置でボールを打球する場合にはボールの飛距離が小さくなる。すなわち、フェース面15でのボールの打点の位置のバラツキにより、ボールの飛距離に差が生じてしまう。そこで、重心距離GLを40mm以下にすることにより、常に重心Gからフェース面15に平行な方向に離れた位置でボールが打球される。これにより、打点位置のバラツキによりボール飛距離の差が小さくなる。
本実施形態では、ヘッド5の質量wtを301g〜307g、フェース長さLhを76mm〜80mmとし、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法E1を70mm〜75mm、フェース部材13の厚さt1を2mm〜4mmとすることで、重心距離GLが35mm〜40mmの範囲に設定されている。
ヘッド本体部11及びフェース部材13は、重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面で、トップ・ソール方向の寸法B1を有する。ここで、重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面において、トップ方向側の端から重心Gまでのトップ・ソール方向の寸法がB2であり、ソール方向側の端から重心Gまでのトップ・ソール方向の寸法がB3である。
また、ヘッド本体部11は、トップ方向側の部位に設けられ、ヘッド本体部11の厚さがt2で一定である厚さ一定部35を備える。重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面では、厚さ一定部35のトップ・ソール方向の寸法はB4となっている。また、ヘッド本体部11は、厚さ一定部35よりソール方向側の位置に設けられ、ソール方向に向かって厚さが大きくなる厚さ増大部37と、厚さ増大部37よりソール方向側の位置に設けられ、ソール方向側の端に向かって厚さが小さくなる厚さ減少部39とを備える。ヘッド本体部11をトップ・ソール方向に平行に切断した面では、厚さ増大部37と厚さ減少部39との境界で、ヘッド本体部11の厚さが最大となる。重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面では、厚さ増大部37と厚さ減少部39との境界でのヘッド本体部11の厚さがt3となっている。
厚さ一定部35の厚さt2は、フェース部材13の厚さt1より大きい。また、重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面では、ヘッド本体部11のトップ・ソール方向の寸法B1を50mm〜55mmとした場合、厚さ一定部35のトップ・ソール方向の寸法は、20mm〜24mmとなっている。これにより、ソール方向側の端から重心Gまでのトップ・ソール方向の寸法B3が20mm〜25mmとなる。すなわち、重心Gを通りトップ・ソール方向に平行な断面での厚さ一定部35のトップ・ソール方向の寸法B4とトップ方向側の端から重心Gまでのトップ・ソール方向の寸法B2との比B4/B2が0.80程度となる。
アイアン型のゴルフクラブ1では、フェース面15のソール方向側の部位でボールを打球する。このため、寸法B3が25mmより大きい場合、重心Gからフェース面15でのボールの打点までのフェース面15に平行な方向の距離が、大きくなる。このため、フェース面15でのボールとの打点に関係なく、上述のギア効果によるバックスピンのスピン量が大きくなる。したがって、ボールの飛距離が小さくなる。
また、寸法B3が20mmより小さい場合、重心Gからフェース面15に平行な方向に離れていない位置でボールを打球することがある。このため、重心Gからフェース面15に平行な方向に離れていない位置でボールを打球する場合と、重心Gからフェース面15に平行な方向に離れた位置でボールを打球する場合とで、ボールの飛距離の差が生じる。そこで、寸法B3を20mm以下にすることにより、常に重心Gからフェース面15に平行な方向に離れた位置でボールが打球される。これにより、打点位置のバラツキによりボール飛距離の差が小さくなる。
また、フェース面15から重心Gまでの前方・後方方向の寸法である重心深度(後方方向を正とする。)GDは、絶対値が小さいほうが好ましい。重心深度GDの絶対値を大きくすると、フェース面15で打球されたボールへのギア効果の影響が大きくなる。重心Gの位置がフェース面15から後方方向に大きく離れると、ギア効果により打球されたボールに掛かるバックスピンのスピン量が大きくなる。このため、フェース面15でのボールとの打点に関係なく、ボールの飛距離が小さくなる。また、ギア効果によりスピン量が大きくなることより、フェース面15でのボールの打点のバラツキ(ボールの打点と重心Gとの間のフェース面15に平行な方向の距離)による、スピン量の差も大きくなる。これにより、打点のバラツキによるボールの飛距離の差が大きくなる。
逆に、重心Gの位置がフェース面15から前方方向に大きく離れると、ギア効果により、バックスピンのスピン量を減少させる力が働く。スピン量を減少させる力は、バックスピンのスピン量と同様に、フェース面15でのボールの打点と重心Gとの間のフェース面15に平行な方向の距離が大きいほど、大きくなる。このため、打点の重心Gからフェース面15に平行な方向の距離が大きい場合、スピン量を減少させる力が大きくなり、スピン量が小さくなる。逆に、打点の重心Gからフェース面15に平行な方向の距離が小さい場合、スピン量を減少させる力が小さくなり、スピン量が大きくなる。したがって、打点の位置のバラツキによるスピン量の差により、ボールの飛距離の差が大きくなる。
本実施形態では、ヘッド5の質量wtを301g〜307g、フェース長さLhを76mm〜80mmとし、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法E1を70mm〜75mm、フェース部材13の厚さt1を2mm〜4mmとすることで、重心Gがフェース部材13の内部に位置している。また、上述の質量、寸法にヘッド5を設定することにより、フェース長さLfに対する重心距離GLの比GL/Lfが0.445〜0.450となる。重心Gがフェース部材13の内部に位置するため、重心深度GDの絶対値は小さくなる。このため、打球時にボールへのギア効果の影響が小さくなる。これにより、打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差が小さくなる。また、フェース部材13の厚さt1は、2.5mm〜3.5mmとすることが好ましい。これにより、重心深度GDの絶対値はさらに小さくなり、打球時にボールへのギア効果の影響がさらに小さくなる。したがって、打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差がさらに小さくなる。
また、重心Gがフェース部材13の内部に位置することにより、比重の大きい材料から形成されるヘッド本体部11の重心Gからの前方・後方方向の寸法が大きくなる。このため、重心Gを通り、かつ、トップ・ソール方向に平行な軸CG回りの慣性モーメントが大きくなる。軸CG回りの慣性モーメントが大きくなることにより、打球時にボールの飛距離の差がより小さくなる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態について図6及び図7を参照して説明する。なお、第1の実施形態と同一の部分及び同一の機能を有する部分については同一の符号を付して、その説明は省略する。
図6及び図7は、本実施形態のアイアン型ゴルフクラブヘッド5を示す図である。図6は、ヘッド5をフェース面15側から視た正面図、図7は、ヘッド5の重心Gを通りトウ・ヒール方向に平行に切断した断面の断面図である。
図6及び図7に示すように、ヘッド本体部11の前方部21は、トウ方向側露出面51と、トウ方向側露出面51よりヒール方向側に設けられる受け面52と、受け面52よりヒール方向側に設けられるヒール方向側露出面53とを備える。トウ方向側露出面51及びヒール方向側露出面53は、同一平面上に形成されている。受け面52は、トウ方向側露出面51及びヒール方向側露出面53よりフェース部材13の厚さ(フェース部材13の前方・後方方向の寸法)t1だけ後方方向側に位置している。トウ方向側露出面51と受け面52との間には、トウ方向側段差部55が形成されている。受け面52とヒール方向側露出面53との間には、ヒール方向側段差部56が形成されている。トウ方向側露出面51は、ヘッド5のトウ方向側の端からトウ方向側段差部55まで延設され、トウ・ヒール方向の寸法F1を有する。受け面52は、トウ方向側段差部55からヒール方向側段差部56まで延設され、トウ・ヒール方向の寸法F2を有する。
フェース部材13の後方面42がヘッド本体部11の受け面52に接合、接着、ロウ付け等されることにより、フェース部材13がヘッド本体部11に取り付けられる。すなわち、ヘッド本体部11の受け面52は、フェース部材13の後方面42が取り付けられる取付け部となっている。フェース部材13をヘッド本体部11に取り付けた状態で、フェース部材13は、ヘッド本体部11のトウ方向側段差部55からヒール方向側段差部56まで延設されている。すなわち、フェース部材13は、トウ・ヒール方向の寸法F2を有する。また、フェース部材13の前方面41はヘッド本体部11のトウ方向側露出面51及びヒール方向側露出面53と同一平面上に位置し、トウ方向側露出面51、ヒール方向側露出面53及び前方面41によりフェース面15が形成されている。ここで、本実施形態では、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法F2は、スコアライン45が形成されるスコアライン形成部43のトウ・ヒール方向の寸法E2と同一である。
また、本実施形態では、ヘッド5の質量wtを301g〜307g、フェース長さLhを76mm〜80mm、フェース部材13の厚さt1を2mm〜4mmとし、トウ方向側露出面51のトウ・ヒール方向の寸法F1、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法F2を適切な寸法に設定することで、重心Gの位置を設定している。これにより、重心距離GLが35mm〜40mmで、かつ、フェース部材13の内部に重心Gが位置する。これにより、第1の実施形態で上述した効果を奏する。なお、本実施形態でも第1の実施形態と同様に、フェース長さLfに対する重心距離GLの比GL/Lfが0.445〜0.450となる。
(変形例)
第1の実施形態では、ヘッド本体部11は、前方部21に1つの露出面31と、受け面32とを備え、第2の実施形態では、ヘッド本体部11は、前方部21に2つの露出面51,53と、受け面52とを備えるがこれに限るものではない。すなわち、ヘッド本体部11が、フェース部材13の前方面41とともにフェース面15を形成する露出面(第1の実施形態では露出面31、第2の実施形態ではトウ方向側露出面51及びヒール方向側露出面53)と、露出面よりフェース部材13の厚さt1だけ後方方向側に設けられ、フェース部材13の前方面41が露出面と同一平面上に位置する状態にフェース部材13の後方面42が取り付けられる取付け部(第1の実施形態では受け面32、第2の実施形態では受け面52)とを備えればよい。
また、第1の実施形態では、フェース部材13は、段差部33からヘッド5のトウ方向側の端まで延設され、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法E1がスコアライン形成部43のトウ・ヒール方向の寸法E2より大きく、第2の実施形態では、フェース部材13は、トウ方向側段差部55からヒール方向側段差部56まで延設され、トウ・ヒール方向の寸法F2がスコアライン形成部43のトウ・ヒール方向の寸法E2と同一であるが、これに限るものではない。すなわち、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法が、スコアライン形成部43のトウ・ヒール方向の寸法E2以上であればよい。そして、フェース部材13の前方面41及びヘッド本体部11の露出面(第1の実施形態では露出面31、第2の実施形態ではトウ方向側露出面51及びヒール方向側露出面53)により、フェース面15が形成されていればよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形ができることは勿論である。
表1は、ヘッド5の仕様を変化による、打球時のボールのスピン量のバラツキ及び飛距離のバラツキの実験結果を示している。実施例及び比較例1〜3いずれにおいても、ヘッド5の質量wtが304g、ロフト角αが58°、ライ角βが64°、フェース長さLfが78mm、ヘッド本体部11及びホーゼル部12の比重が7.8、フェース部材13の比重が4.4となっている。また、フェース部材13が設けられる実施例及び比較例2,3ではいずれにおいても、フェース部材13はトウ方向側の端からヒール方向に延設され、フェース部材13のトウ・ヒール方向の寸法は72.5mmである。実施例及び比較例1〜3では、フェース部材13の厚さt1が異なる(比較例1では、フェース部材13が設けられていない)。また、フェース部材13の厚さt1の変化に対応させて、ヘッド本体部11の厚さ一定部35の厚さt2及びホーゼル長さLhを変化させている。打球時には、実施例及び比較例1〜3いずれにおいても、フェースセンターCH、フェースセンターCHからトウ方向側に10mmの位置、フェースセンターCHからヒール方向側に10mmの位置の3つの位置でボールを打球している。
Figure 2012024409
表1に示すように、比較例1,2では、重心距離GLを35mmより小さくなっている。このため、上述のように、重心Gからフェース面15に平行な方向の距離が小さいフェースセンターCHよりヒール方向側の部位で打球した場合と、重心Gからフェース面15に平行な方向の距離が大きいフェースセンターCHよりトウ方向側の部位で打球した場合とで、スピン量の差が大きくなる。スピン量の差により、フェースセンターCHよりヒール方向側の部位で打球した場合は飛距離が大きくなり、フェースセンターCHよりトウ方向側の部位で打球した場合は飛距離が小さくなる。すなわち、フェース面15でのボールの打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差が大きくなる。
比較例3では、フェース部材13の厚さt2が大きくなるため、重心Gの位置が後方方向側に移動する。重心Gの位置がフェース面15から後方方向に大きく離れると、ギア効果により打球されたボールに掛かるバックスピンのスピン量が大きくなる。このため、フェース面15でのボールとの打点に関係なく、ボールの飛距離が小さくなる。
これに対し実施例では、重心距離GLが35mmであり、トウ・ヒール方向について適切な位置に重心Gが位置する。このため、比較例1,2に比べ、打点の位置のバラツキによるボールの飛距離の差が小さい。また、実施例では、重心Gがフェース面15から後方方向に0.5mmの位置に位置し、重心深度GDの絶対値が小さい。このため、比較例3に比べ、打球されたボールに掛かるバックスピンのスピン量が小さくなり、ボールの飛距離が大きくなる。
以上、実験データから、フェース部材13の厚さt1が2mm〜4mmで、かつ、フェース長さLfが76mm〜80mmに対して重心距離GLが35mm〜40mmで、かつ、重心Gがフェース部材13の内部に位置することが好ましいことが確認できた。この場合、フェース長さLfに対する重心距離GLの比GL/Lfは、が0.445〜0.450の範囲になる。
1…アイアン型ゴルフクラブ、5…アイアン型ゴルフクラブヘッド、11…ヘッド本体部、12…ホーゼル部、13…フェース部材、15…フェース面、17…バックフェース面、21…前方部、31…露出面、32…受け面、41…前方面、42…後方面。

Claims (3)

  1. シャフトが取り付けられるアイアン型ゴルフクラブヘッドであって、
    前記シャフトのシャフト軸を含む鉛直面に対してロフト角が50°〜65°であるフェース面の一部を形成する前方面と、前方・後方方向について前記前方面と反対側の部位に前記前方面と平行に設けられる後方面とを備え、前記前方・後方方向に2mm〜4mmの厚さを有する板状のフェース部材と、
    バックフェース面と、前記前方・後方方向について前記バックフェース面と反対側の部位に設けられ、前記フェース部材の前記前方面とともにフェース面を形成する露出面と、前記露出面より前記フェース部材の厚さだけ後方方向側に設けられ、前記フェース部材の前記前方面が前記露出面と同一平面上に位置する状態に前記フェース部材の前記後方面が取り付けられる取付け部とを備え、前記フェース部材より比重の大きい材料から形成されるヘッド本体部と、
    前記シャフトが取り付けられ、前記ヘッド本体部よりヒール方向側に前記シャフトの前記シャフト軸と同軸に設けられるホーゼル部であって、前記ヘッド本体部と同一の材料から前記ヘッド本体部と一体に形成されるホーゼル部と、
    を具備し、
    重心が前記フェース部材の内部に位置していることを特徴とするアイアン型ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記ヘッド本体部は、ソール方向側の部位で、前記露出面及び前記取付け部と前記バックフェース面との間を連続させるソール部を備え、
    前記シャフト軸と前記ソール部との交点からトウ方向側の端までのトウ・ヒール方向の寸法であるフェース長さが76mm〜80mmで、
    前記シャフト軸から前記重心までの距離である重心距離が35mm〜40mmであることを特徴とする請求項1のアイアン型ゴルフクラブ。
  3. 前記フェース長さに対する前記重心距離の比が0.445〜0.450であることを特徴とする請求項2のアイアン型ゴルフクラブ。
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