JP2014151184A - ゴルフクラブヘッド - Google Patents
ゴルフクラブヘッド Download PDFInfo
- Publication number
- JP2014151184A JP2014151184A JP2013082940A JP2013082940A JP2014151184A JP 2014151184 A JP2014151184 A JP 2014151184A JP 2013082940 A JP2013082940 A JP 2013082940A JP 2013082940 A JP2013082940 A JP 2013082940A JP 2014151184 A JP2014151184 A JP 2014151184A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- golf club
- club head
- head
- sole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Golf Clubs (AREA)
Abstract
【課題】ダフリなどのミスショットを少なくできるゴルフクラブヘッドを提供する。
【解決手段】ゴルフクラブヘッド1は、ホーゼル部10およびヘッド本体部11を備える。上記ヘッド本体部11は、フェース面部12とソール構成部13とクラウン構成部14とからなる。上記ゴルフクラブヘッド1では、規定のライ角およびロフト角を保持して水平面に置いた基準状態で、上記ソール構成部13のソール最下部から上記フェース面部12のフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが6mm≦A≦10mmであり、上記フェースの最も下からヘッド本体部11の最も上までの垂直方向の距離Bが18mm≦B≦23mmとされている。
【選択図】図2
【解決手段】ゴルフクラブヘッド1は、ホーゼル部10およびヘッド本体部11を備える。上記ヘッド本体部11は、フェース面部12とソール構成部13とクラウン構成部14とからなる。上記ゴルフクラブヘッド1では、規定のライ角およびロフト角を保持して水平面に置いた基準状態で、上記ソール構成部13のソール最下部から上記フェース面部12のフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが6mm≦A≦10mmであり、上記フェースの最も下からヘッド本体部11の最も上までの垂直方向の距離Bが18mm≦B≦23mmとされている。
【選択図】図2
Description
この発明は、ゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフプレーにおいては、ゴルフの技術レベルを問わずゴルファー全般向けに、各種ショットでのダフリやトップなどのミスの頻度を低くする、或いはミスの程度を軽減することが望まれている。
そして、特許文献1には、シャフトの正面前方にフェース面を配置することにより、方向性が良くヒッカケやシャンク、ダフリなどが出にくくされたアイアンクラブヘッドが開示されている。
しかしながら、上記ダフリなどの問題はアイアン以外のゴルフクラブヘッドでも起きるものである。したがって、ゴルフクラブ全般において上記ダフリなどの問題が解決されることが求められる。
この発明は、ダフリなどのミスショットを少なくできる、或いはミスの程度を小さくできるゴルフクラブヘッドを提供することを課題とする。
この発明のゴルフクラブヘッドは、上記の課題を解決するために、フェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッドであって、規定のライ角およびロフト角を保持して水平面に置いた基準状態で、ソールの最下部からフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが6mm≦A≦10mmであり、上記フェースの最も下からヘッド本体部の最も上までの垂直方向の距離Bが18mm≦B≦23mmであることを特徴とする。
上記の構成であれば、ソールの最下部からフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが大きいため、まずティーアップしていないボールを打つことが多いフェアウェイウッド型のゴルフクラブで頻発するダフリを少なくできる。すなわち、上記のように、距離Aが大きいので、ダフリやすいスイングをした場合でも、リーディングエッジがボールの手前の地面に当たることは殆どなくなり、ダフリが防止される。また、上記フェースの最も下からヘッド本体部の最も上までの垂直方向の距離Bが小さく、一見して従来クラブと異なることが見て取れるため、フェースの上下方向の中心付近でインパクトしようとする場合でも、上記リーディングエッジをボール底部付近と地面との狭い隙間に入れようとするのではなく、ボールの赤道の少し下に当てる意識でスイングできるようになる。つまり、インパクト付近でのヘッドの軌道は、必ずしもターフをとるような急角度のダウンブローでなくともよく、むしろレベルブロー又は緩やかなダウンブローでボールだけを攫うようにスイングできるようになる。さらに、このようなレベルブロー又は緩やかなダウンブローのスイングに誘導されることによって、ボールの手前の地面でゴルフクラブヘッドが弾かれることも起きにくくなり、トップになるミスも抑えることができる。このようなゴルフクラブヘッドの構成や視覚的効果、それらに誘導されるスイングの改善によっても、ダフリやトップといったミスショットを少なくできるようになる。
ここで、ラフにおいてスイングを行った場合、上記フェースの最も下からヘッド本体部の最も上までの垂直方向の距離Bが小さいと、フェースが受ける芝の抵抗は小さくなる一方でゴルフクラブのネックに芝が絡むことによる抵抗は特に変わらないことから、例えば打球が左方向に出るミスショットが発生しやすくなる。上記ゴルフクラブにおいて、フェースプログレッションCが35mm≦C≦50mmであると、ゴルフクラブのネックで芝の抵抗を受ける前にフェースにボールを当てることができるので、上記のようなミスショットを低減できる。また、このようにフェースプログレッションがあると、シャンクをほぼ解消することができる
本発明であれば、ダフリ等のミスショットを少なくできる等の諸効果を奏する。
次に、この発明の実施形態に係るゴルフクラブヘッドを添付図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明に係るゴルフクラブヘッドは、下記の実施形態に示したものに限定されず、その要旨を変更しない範囲において適宜変更して実施できるものである。
図1(A)、図1(B)、図1(C)に示すように、この実施形態のフェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッド1は、ホーゼル部10およびヘッド本体部11を備えている。上記ヘッド本体部11は、フェース面部12とソール構成部13とクラウン構成部14とからなる。この実施形態では、上記ソール構成部13を金属などの重量物で形成し、上記クラウン構成部14を樹脂などの軽量物で構成し、ゴルフクラブヘッドとして低重心なものにしている。なお、ゴルフクラブヘッドは上記クラウン構成部14を省いた構成とすることもできる。
上記ソール構成部13の前側にはフェース取付部12aが形成されている。このフェース取付部12aには、上記フェース面部12が溶接、ろう付け、接着、螺子留めなどにより固定される。もちろん、上記ソール構成部13と上記フェース面部12とが一体成形されていてもよい。
上記ソール構成部13のソールは、凸面状に形成されており、ヒール側の底およびトウ側の底に比べてそれらの中間あたりの底面が凸となり、また、上記フェース面部12側の底および後端側の底に比べてそれらの中間あたりの底面が凸となっている。この実施形態では、上記ソール構成部13のソールの最下部は、上記フェース面部12のフェースからヘッド後端にかけての中間位置よりも後ろ側に位置するようにしている。
上記フェース面部12のフェースは平面形状でもよいが、上記フェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッド1では、上記フェース面部12のフェースにロールを付けている。また、上記クラウン構成部14を設けることにより、ヘッドの空気抵抗を低減している。そして、上記クラウン構成部14を上記ソール構成部13よりも小さくすることで、その重量を低減し、ヘッドの一層の低重心化を図っている。また、上記フェース面部12の重量を考慮し、上記ソール構成部13の後部には2個のウエイト13aを取り付けており、上記ゴルフクラブヘッド1の重心位置が上記ホーゼル部10に装着されるシャフトの軸面(打球方向に直交)に接近するようにしている。例えば、重心位置を軸面に対して±10mmの範囲、望ましく±5mmの範囲内とする。なお、上記ウエイト13aを取り替え可能に設けておくと、弾道調節が可能になる。
図2に示しているように、上記フェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッド1では、規定のライ角およびロフト角を保持して水平面に置いた基準状態で、上記ソール構成部13のソール最下部から上記フェース面部12のフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが6mm≦A≦10mm(望ましくは6mm≦A≦8m)であり、上記フェースの最も下からヘッド本体部11の最も上までの垂直方向の距離Bが18mm≦B≦27mm(望ましくは20mm≦B≦23mm)とされている。上記距離Bは一般にフェース高に一致する。この実施形態では、A=7mm,B=20mmに設定している。なお、比率B/Aは、1.8≦B/A≦4.5の範囲となる。従来のフェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッドの一例はA=3mmでB=33mm程度であり、比率B/Aは11.0となる。
ここで、図2においては、フェアウェイ芝(高麗芝)2の深さが8mm程度、ボール3がフェアウェイ芝2に4mm程度沈んでいるとする。地面からの位置としては、ボール2の底は4mm程浮いている。上記フェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッド1では、上記ソール構成部13のソールがフェアウェイ芝2に触る程度(ボール3の底部から4mm上)で構えたとすると、フェースの高さ方向中央位置が、ボール底から4mm+7mm(距離A)+10mm(距離B/2)=21mmとなる。この21mmはボール3の赤道の21.4mmより僅かに下の位置となる。
また、この実施形態では、上記ゴルフクラブヘッド1において、フェースプログレッション(シャフト軸面とリーディングエッジの距離)Cは35mm≦C≦50mm(望ましくは38mm≦C≦47mm)に設定されている。また、ヘッドのヒールからトウまでの幅Dは108mm≦D≦177.8mm(望ましくは120mm≦D≦162mm)に設定されている。もちろん、各クラブ型のヘッドにおいてゴルフ規則上の制約がある場合には、その制約の範囲以内とする。
上記ゴルフクラブヘッド1であれば、ソールの最下部からフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが大きいため、ダフリ等のミスショットを少なくできる。すなわち、上記のように、距離Aが大きいので、ダフリやすいスイングをするようなプレーヤーでも、リーディングエッジがボールの手前の地面に当たることは殆どなくなり、ダフリが防止される。また、上記フェースの最も下からヘッド本体部11の最も上までの垂直方向の距離Bが小さいため、上記リーディングエッジをボールの赤道の少し下に当てるようなレベルブロー又は緩やかなダウンブローのスイングに誘導されることによって、ボールの手前の地面でゴルフクラブヘッドが弾かれることも起きにくくなり、トップになるミスも抑えられる。このようなゴルフクラブヘッドの構成や視覚的効果、それらに誘導されるスイングの改善によっても、ダフリやトップといったミスショットを少なくできるようになる。
また、この実施形態のゴルフクラブヘッド1において、ソール最下部をシャフト軸面よりも後方に位置させると、ヘッドが地面に弾かれてトップとなることが一層起きにくくなる。例えば、ヘッド軌道のダウンブロー傾向が強くても、ソール最下部が地面に当たる前にフェースがボールに当たることになる。さらに、スイングの最下点がボール手前になってソール最下部が地面に当たった場合、その抵抗でヘッドが前に倒れこむ(ロフトが立つ)ものの、ヘッドスピードが大幅に減少することなくヘッドがボールに当たる。
また、上記フェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッド1では、上述した凸面状のソール形状を有することでヘッドがラフに潜り込みにくくなる。そして、フェース最下部がソール底から高い位置にあることとの相乗効果で、フェース高が低いにもかかわらずテンプラになりにくい。
また、ゴルフクラブヘッドの重心が上記ホーゼル部10に装着されるシャフトの軸面に接近する構成であると、スイング中のヘッド挙動が安定する。
ここで、ラフにおいてスイングを行った場合、上記フェースの最も下からヘッド本体部の最も上までの垂直方向の距離Bが小さいと、フェースが受ける芝の抵抗は小さくなる一方でゴルフクラブのネックに芝が絡むことによる抵抗は特に変わらないことから、例えば打球が左方向に出るミスショットが発生しやすくなる。フェースプログレッションCが35mm≦C≦50mmであると、ゴルフクラブのネックで芝の抵抗を受ける前にフェースにボールを当てることができるので、上記のようなミスショットを低減できる。また、このようにフェースプログレッションがあると、シャンクをほぼ解消することができる
また、ヘッドのヒールからトウまでの幅Dが108mm≦D≦177.8mmである一例として、例えば、アイアン型のゴルフクラブヘッドにおいて、幅Dを90mmとすることが挙げられる(スコアラインのある打球面は60mm程度までとする)。このようなゴルフクラブヘッドであれば、スイートエリアを横方向に拡大し、スライスやフック及びボール打ち出し方向のずれなど、ショットの目標に対する横方向のミスを軽減することができる。
また、上記のように幅Dを大きくすると、シャンクの発生を大幅に低下できる。また、上記のように幅Dを大きくし、上記フェースの最も下からヘッド本体部の最も上までの垂直方向の距離Bを小さくした組み合わせを採用すると、ヘッドの全体的な容積をこれまでのヘッドと同程度に維持することができる。
1 ゴルフクラブヘッド
10 ホーゼル部
11 ヘッド本体部
12 フェース面部
13 ソール構成部
14 クラウン構成部
10 ホーゼル部
11 ヘッド本体部
12 フェース面部
13 ソール構成部
14 クラウン構成部
Claims (1)
- 規定のライ角およびロフト角を保持して水平面に置いた基準状態で、ソールの最下部からフェースの最も下の刃部分であるリーディングエッジまでの垂直方向の距離Aが6mm≦A≦10mmであり、上記フェースの最も下からヘッド本体部の最も上までの垂直方向の距離Bが18mm≦B≦23mmであるフェアウェイウッド型のゴルフクラブヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013082940A JP2014151184A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | ゴルフクラブヘッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013082940A JP2014151184A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | ゴルフクラブヘッド |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013023002 Division | 2013-02-08 | 2013-02-08 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014151184A true JP2014151184A (ja) | 2014-08-25 |
Family
ID=51573631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013082940A Pending JP2014151184A (ja) | 2013-04-11 | 2013-04-11 | ゴルフクラブヘッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014151184A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7465822B2 (ja) | 2021-01-28 | 2024-04-11 | 株式会社フォーティーン | ゴルフクラブ |
-
2013
- 2013-04-11 JP JP2013082940A patent/JP2014151184A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7465822B2 (ja) | 2021-01-28 | 2024-04-11 | 株式会社フォーティーン | ゴルフクラブ |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11358038B2 (en) | Golf clubs and golf club heads having a configured shape | |
US9993704B2 (en) | Striking face deflection structures in a golf club | |
JP5498276B2 (ja) | 性能特性が改良されたゴルフクラブ | |
US11298598B2 (en) | Low and back crown mass for a golf club head | |
US8517852B1 (en) | Golf club head with alignment markings | |
JP3984989B2 (ja) | 複数のバルジ半径をもったフェースを有するゴルフクラブヘッド | |
US8517862B2 (en) | Golf clubs and golf club heads having a configured shape | |
US20130029781A1 (en) | Golf club with selected length to weight ratio | |
US10702751B2 (en) | Weighted iron set | |
JP2008005912A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP5374664B1 (ja) | パター型のゴルフクラブヘッド | |
JP2007209540A (ja) | アイアン型ゴルフクラブヘッド | |
JP5447914B2 (ja) | ウッド型ゴルフクラブヘッドおよびウッド型ゴルフクラブ | |
JP2014151184A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP2009268835A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ | |
JP2007037834A (ja) | ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ | |
JP2014018211A (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
JP2007222231A (ja) | アイアン型ゴルフクラブヘッド | |
JP5810817B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド | |
US20160114226A1 (en) | Golf club head | |
JP4657484B2 (ja) | ゴルフクラブヘッド及びゴルフクラブ | |
JP2001054603A (ja) | ゴルフクラブ | |
US20160193509A1 (en) | Low Profile Driver Type Golf Club Head | |
JP2000325509A (ja) | アイアンクラブヘッド |