JP2012023966A - 浄化槽等の害虫駆除装置 - Google Patents
浄化槽等の害虫駆除装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2012023966A JP2012023966A JP2010162494A JP2010162494A JP2012023966A JP 2012023966 A JP2012023966 A JP 2012023966A JP 2010162494 A JP2010162494 A JP 2010162494A JP 2010162494 A JP2010162494 A JP 2010162494A JP 2012023966 A JP2012023966 A JP 2012023966A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- septic tank
- air
- cartridge
- insecticidal
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
【解決手段】浄化槽への送風装置にカートリッジを着脱自在にし、殺虫性化合物たる害虫駆除剤を取替え自在とする。収容乃至設置自在とする。カートリッジにブロアーよりエアーを送り、常温において揮散している殺虫性化合物をエアーにより浄化槽へ送り、浄化槽内空間部に行き渡らせる。
【選択図】図1
Description
浄化槽内の害虫駆除の方法、装置として、常温で揮散し続ける殺虫性化合物を含浸乃至付着させた担体を、浄化槽内の空間部に配置して長期間に亘って駆除するものが提案されている(特許文献1、2)。
そこに、害虫の発生が増えてくると、益々能力が落ち、薬剤そのもに付着するものもあり、例えば予定の3ヶ月間も殺虫効果を挙げることが困難な状況となることが多い。
勿論、殺虫性化合物より成る害虫駆除剤の保守点検を頻繁に行えば問題ないが、一般的に保守点検は回避したい作業であり、業者任せになっており、管理者、使用者が行うことは殆どなく、費用の問題等もあり、常時行うことは困難で、害虫駆除剤の駆除能力が落ちてから、それを交換することが多い。
又、劇薬使用剤であっても、有資格者が簡単に薬剤設置、取替えが出来ることを目的とする。
1は、浄化槽で、一般的な分離曝気型浄化槽を示すが、これに限定されることなく各種の浄化槽を使用することが出来ること当然である。
例えば、水槽、下水槽、下水道等使用範囲は広い。
図に示す浄化槽1は、隔壁2,2により各室3,3,3に分割され、隔壁2,2に沿って設けられ、底板5より上方に位置する仕切板4,4によって通路6,6が形成されている。
9,9,9は、浄化槽1上部に設けられた開口で、各蓋10,10,10が浄化槽1を密封するように開閉自在に設けられている。
20は、カートリッジで軽耐圧型とするのが良いが、これに限定しない。該カートリッジ20には、口部201,202が設けられ、該口部201,202には、カートリッジ係合部203を介して、送入口23、送出口24に連結自在としてある。送入口23にはフロート25を介してブロアー26に連結してある。送出口24は、送気管240を以って排出管13に連結してある。
このカートリッジ20と、送入口23、送出口24との連結は、各種の形態が適用される。
図3、図4に示す実施例は、カートリッジ20をケース210に収納した状態を示すものである。扉211を開け、カートリッジ20を、台、コロ、車輪等212を介して、ケース210に押し入れる。この際、カートリッジ20の口部201は、送入口23の下端に設けた係合部203を介して送入口23に、他の口部202は係合部204を介して送出口24に夫々係合固定される。
又、この際、取付口208には、針乃至カッター209を突出させておき、カートリッジ20を取付口208に螺入の際に、口部201の内蓋205を自動的に破り、害虫駆除剤の流出可能にさせる構成は推奨される。
図7の構成は、図5、図6の構成の取付口を二つに構成したもので、内蓋205、カッター209の設置が便利である。
尚、当然のことながら、嫌気性菌を使用する場合には、その槽なり、室なりには、エアーは送り込まないほうが良く、エアー送入阻止機構等によりエアーを断つのが良いこと勿論である。
先ず、運転の停止時には、エアー調整弁33或いは別途設ける弁により、カートリッジ20内の前後を閉じ、害虫駆除剤の流通を遮断しておく。
運転の開始時、ブロアー26を作動させ、同時にカートリッジ20を封入していた弁等を開放し、エアー逃がし弁31を閉じ、エアー調整弁33を開放して、エアーをフロート25を介してカートリッジ20に送入する。
そして、カートリッジ20内において、蒸発する殺虫性化合物がエアーに包まれ、送出口24より送り出され、送気管240を経由して、排出管13を通り、浄化槽1に送入される。浄化槽1内においては、浄化槽1上部の各室3,3…に溜められる排水、汚水は好気性菌により分解され、浄化され、排出口7より順次排出されて行く。この際、浄化槽1には、ブロアー26又は34より散気管35を経て、常にエアーが送り込まれ、排水、汚水は曝気され続けている。
本願発明の場合には、殺虫性化合物を含んだエアーが排出管13より送り出され、排水、汚水と浄化槽1上方、殊に蓋10近辺との空間101を進行し、一部は各室3,3内の排水、汚水上に降りるが、該排水、汚水上方の空間を殺虫性化合物により充満させて進み、浄化槽1の上方たる蓋10,10…近辺を満たし、排出口7より排出される。
基本型は、図1と同じであるが、該実施例においては、小規模浄化槽において実施される形態で、浄化槽散気管35にエアーを送る作動と、カートリッジ20にエアーを送る動作とを共通のブロアー34だけで行う方法及び装置である。この装置の場合、ポンプとしては、ダイヤフラム型を使用するのが通例である。
これにより、浄化槽1には、散気管35より曝気エアーを送ると同時に、排気管13或いは又、入口8に殺虫性化合物を含むエアーを送り込むことになる。
この場合、送気管240の出口241を排出管13に挿入したり、浄化槽1の入口8或いは浄化槽1の中央上部の何れにも設定することが出来る。
この実施例においては、カートリッジ20には液体の殺虫性化合物たる害虫駆除液を収容させ、フロート25、管213を介して送られるエアーにより、液中より発泡させ、液の揮散を促進させると共に、浮上した揮発性化合物を含むエアーを送出口24より送り、送気管240を介して浄化槽1に、揮発性化合物を含むエアーを放散させ続けることにより、害虫の生息状況をなくして、害虫駆除効果を挙げることが出来る。
又、この出口241には、任意方向に向けられる噴出口245を有するボール型キャップ246を設けた取付口243、或いは噴出口245を斜状に形成したキャップ244を着脱自在に設置し、放散方向を特定し、或いはその噴出力を制御することも出来る。
この殺虫性化合物たる害虫駆除液は、前記第1実施例、第2実施例何れかにおいても使用出来ること勿論である。
10 蓋
11 側壁
12 側壁
13 排出管
14 トラップ
15 雑排水排出管
16 汚水排出管
101 空間
2 隔壁
20 カートリッジ
23 送入口
24 送出口
25 フロート
26 ブロアー
27 密閉蓋
28 担体
29 係止部
201 口部
202 口部
203 係合部
204 係合部
205 内蓋
206 キャップ
207 吸上材
208 取付口
209 針乃至カッター
210 ケース
211 扉
212 車輪
240 送気管
3 室
30 拡散板
31 エアー逃がし弁
32 消音ボックス
33 エアー調整弁
34 ブロアー
35 散気管
301 通孔
351 分岐管
352 エアー調整弁
4 仕切板
40 ブロアー
41 仕切板
5 底板
6 通路
61 通路
Claims (2)
- 排出管或いは浄化槽に、ブロアーと連結した送気管又は散気管を連結させると共に、該送気管又は散気管にカートリッジ係合部を設け、該カートリッジ係合部にカートリッジをその開口部により着脱自在に設置させる一方、該カートリッジには常温気化性殺虫化合物を収容させたことを特徴とする浄化槽等の害虫駆除装置。
- 前記カートリッジ係合部は、送気管又は散気管上流側端と下流側に夫々設置させ、該カートリッジの有する二つの開口を夫々着脱自在に係合固定させることを特徴とする請求項1に記載の浄化槽等の害虫駆除装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010162494A JP2012023966A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 浄化槽等の害虫駆除装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010162494A JP2012023966A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 浄化槽等の害虫駆除装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012023966A true JP2012023966A (ja) | 2012-02-09 |
Family
ID=45777705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010162494A Pending JP2012023966A (ja) | 2010-07-20 | 2010-07-20 | 浄化槽等の害虫駆除装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2012023966A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108173907A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-06-15 | 北京小米移动软件有限公司 | 杀虫组件更换方法及装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08147A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-09 | Earth Chem Corp Ltd | 揮散性薬剤の拡散装置 |
JP2003079713A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Fumakilla Ltd | 揮散性薬剤の送風放散装置 |
JP2008104902A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Nihon Technical Development Center Co Ltd | 浄水器用容器 |
JP2010110282A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Mitsuyoshi Shimizu | 浄化槽等の害虫駆除方法及び装置 |
-
2010
- 2010-07-20 JP JP2010162494A patent/JP2012023966A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08147A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-09 | Earth Chem Corp Ltd | 揮散性薬剤の拡散装置 |
JP2003079713A (ja) * | 2001-09-11 | 2003-03-18 | Fumakilla Ltd | 揮散性薬剤の送風放散装置 |
JP2008104902A (ja) * | 2006-10-23 | 2008-05-08 | Nihon Technical Development Center Co Ltd | 浄水器用容器 |
JP2010110282A (ja) * | 2008-11-07 | 2010-05-20 | Mitsuyoshi Shimizu | 浄化槽等の害虫駆除方法及び装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108173907A (zh) * | 2017-12-07 | 2018-06-15 | 北京小米移动软件有限公司 | 杀虫组件更换方法及装置 |
CN108173907B (zh) * | 2017-12-07 | 2020-12-04 | 北京小米移动软件有限公司 | 杀虫组件更换方法及装置 |
US11275627B2 (en) | 2017-12-07 | 2022-03-15 | Beijing Xiaomi Mobile Software Co., Ltd. | Method and device for replacing insecticide component, and storage medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6254065B1 (en) | Evaporation dispenser having a control timer for timed release of a volatile substance from an evaporation chamber | |
US2614820A (en) | Air perfuming device | |
KR101717518B1 (ko) | 공기조화기 | |
US5341521A (en) | Environmentally controlled standard toilet | |
JP2012023966A (ja) | 浄化槽等の害虫駆除装置 | |
JP4727707B2 (ja) | 浄化槽の害虫駆除方法及び装置 | |
JP6399396B2 (ja) | 気体通路の通気量変更具 | |
JP2011101660A (ja) | 浄化槽等の害虫駆除方法及び装置 | |
US10619341B2 (en) | Wastewater lift station vent odor neutralization device | |
ITMI20100237U1 (it) | Dispositivo igienico profumante per apparecchi sanitari | |
CN206784526U (zh) | 一种新型厕所干雾除臭机 | |
US20060031979A1 (en) | Courtesy pump | |
EP1432879A1 (en) | A dispenser | |
JP2001309744A (ja) | 薬液による害虫駆除と生物学的に害虫駆除を併用する不快害虫駆除機 | |
JP2006103821A (ja) | 生ごみ保管器 | |
JP4126587B2 (ja) | 送風式薬剤放散装置 | |
JP2003227635A (ja) | 加湿器の構造 | |
JP7305153B2 (ja) | 微生物脱臭装置 | |
US8136172B1 (en) | Scented toilet seat | |
JPH1133095A (ja) | 脱臭方法および脱臭装置 | |
CN211898763U (zh) | 除臭喷香装置及除臭喷香马桶 | |
JP4445218B2 (ja) | 送風式薬剤放散装置 | |
JP3559188B2 (ja) | テルペン類、芳香性物質の発散装置 | |
JP2003310128A (ja) | 薬剤保持体及びその薬剤保持体を用いた送風式薬剤放散装置 | |
JPH0520418Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130719 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140107 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140310 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140610 |