JP2012022560A - 制御システム - Google Patents
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Abstract
【課題】プログラマブルロジックコントローラを用いた制御システムを低コストで実現する。
【解決手段】PLC71を用いた制御システム200は、リモートI/Oユニット37と、フラットケーブル80と、第2入出力基板39bと、第3入出力基板39cと、を備える。リモートI/Oユニット37は、PLC71と接続され、入出力端子45を有するリモートI/O41を含む。フラットケーブル80は、入出力端子45と接続可能である。第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10b、10cにそれぞれ設けられる。第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、フラットケーブル80と接続可能であり、情報を入出力するための入出力コネクタ61b、61cを有する。
【選択図】図3
【解決手段】PLC71を用いた制御システム200は、リモートI/Oユニット37と、フラットケーブル80と、第2入出力基板39bと、第3入出力基板39cと、を備える。リモートI/Oユニット37は、PLC71と接続され、入出力端子45を有するリモートI/O41を含む。フラットケーブル80は、入出力端子45と接続可能である。第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10b、10cにそれぞれ設けられる。第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、フラットケーブル80と接続可能であり、情報を入出力するための入出力コネクタ61b、61cを有する。
【選択図】図3
Description
本発明は、制御システムに関し、特にプログラマブルロジックコントローラ制御のもとでリモートI/Oを使用する制御システムに関する。
従来、工場等において分散された複数の装置を制御する制御装置としてプログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controller、以下、PLC)が採用されている(例えば、特許文献1参照)。また、PLCを採用する制御装置と複数の装置とを接続する配線を省配線化するために、制御装置と複数の装置との接続にリモートI/Oを用いた制御システムが採用されている。
図7は、従来におけるPLCを用いた制御システムの構成の概略を示す図である。ここでは、複数の装置として、連続して配列された複数のコンベアを例に挙げる。制御システム300は、PLCを含むPLC本体310と、コンベア320、330に配置されたリモートI/Oユニット321、331、およびケーブル340を有する。コンベア320、330には、被搬送物の位置を検出し検出信号を出力する位置センサ327、337および制御信号に基づき駆動されるモータ329、339が設けられている。
PLC本体310およびリモートI/Oユニット321、331は、ケーブル340を介して接続される。リモートI/Oユニット321、331は、位置センサ327、337からの検出信号が入力される入力部323、333、およびPLC本体310から出力された制御信号をモータ329、339へ出力する出力部325、335を有する。PLC本体310は、リモートI/Oユニット321、331から、位置センサ327、337の検出信号を取り込む。そしてPLC本体310は、取り込んだ検出信号に基づき所定のプログラムを実行させ、モータ329、339を制御する制御信号をリモートI/Oユニット321、331へ出力することにより、コンベア320、330を制御する。
リモートI/Oユニット321、331の入力部323、333および出力部325、335は、それぞれ所定の数の接続端子を有する。これら接続端子を介して、リモートI/Oユニット321、331は、位置センサ327、337およびモータ329、339と接続される。しかし、未使用の接続端子があり、接続端子の使用率が低いという問題があった。
本発明の課題は、プログラマブルロジックコントローラを用いた制御システムを低コストで実現することにある。
以下に、課題を解決するための手段として複数の態様を説明する。これら態様は、必要に応じて任意に組み合せることができる。
本発明の一見地に係る制御システムは、プログラマブルロジックコントローラを使用して複数の装置を制御する制御システムである。制御システムは、リモートI/Oユニットと、入出力ケーブルと、入出力基板と、を備える。リモートI/Oユニットは、プログラマブルロジックコントローラと接続され、入出力端子を有するリモートI/Oを含む。入出力ケーブルは、入出力端子と接続可能である。入出力基板は、入出力ケーブルと接続可能であり、リモートI/Oユニットが配置された装置とは異なる装置に設けられ、情報を入出力するための入出力接続部を有する。
本発明の一見地に係る制御システムは、プログラマブルロジックコントローラを使用して複数の装置を制御する制御システムである。制御システムは、リモートI/Oユニットと、入出力ケーブルと、入出力基板と、を備える。リモートI/Oユニットは、プログラマブルロジックコントローラと接続され、入出力端子を有するリモートI/Oを含む。入出力ケーブルは、入出力端子と接続可能である。入出力基板は、入出力ケーブルと接続可能であり、リモートI/Oユニットが配置された装置とは異なる装置に設けられ、情報を入出力するための入出力接続部を有する。
ここでは、リモートI/Oユニットが配置された装置と異なる装置には、情報を入出力するための入出力接続部を有する入出力基板が設けられる。入出力基板は、入出力ケーブルによってリモートI/Oの入出力端子と接続される。この構成により、入出力基板によって入出力されうる情報は、リモートI/Oの入出力端子との間で伝送可能となるため、リモートI/Oユニットが配置された装置と異なる装置には、リモートI/Oユニットを配置しなくてよい。従って、低コストにて制御システムを実現できる。
入出力ケーブルは、分岐されることにより複数の入出力基板と接続可能であってもよい。
リモートI/Oユニットは、情報を入出力するための入出力接続部を有する接続基板をさらに含み、入出力基板と接続基板とは同じ構成であってもよい。
リモートI/Oユニットは、情報を入出力するための入出力接続部を有する接続基板をさらに含み、入出力基板と接続基板とは同じ構成であってもよい。
本発明のプログラマブルロジックコントローラを用いた制御システムは、リモートI/Oの数が低減されることにより低コストで実現される。
1.第1実施形態
(1)コンベアシステム
以下、図1および図2を参照して本発明に係る一実施形態としてのコンベアシステム100を説明する。図1は、本実施形態におけるコンベアシステムを示す概略平面図である。図2は、チェーンコンベアの側面図である。なお、この実施形態において、図1および図2の左右方向が、チェーンコンベアによって被搬送物が搬送される前後方向である。以下、パレットを搬送するコンベアシステム100を説明する。
(1)コンベアシステム
以下、図1および図2を参照して本発明に係る一実施形態としてのコンベアシステム100を説明する。図1は、本実施形態におけるコンベアシステムを示す概略平面図である。図2は、チェーンコンベアの側面図である。なお、この実施形態において、図1および図2の左右方向が、チェーンコンベアによって被搬送物が搬送される前後方向である。以下、パレットを搬送するコンベアシステム100を説明する。
コンベアシステム100では、複数のチェーンコンベアが前後方向に連続して配置される。ここでは、コンベアシステム100は、チェーンコンベア10a、10b、10cによって構成される。コンベアシステム100は、例えば自動倉庫の出入口に配置される。以下、チェーンコンベアの構成について、チェーンコンベア10aを例に挙げて説明する。チェーンコンベア10bおよび10cの構成は、制御ボックス25内の構成を除いてチェーンコンベア10aと同じであるので、制御ボックス25以外の構成についてはその説明を省略する。
チェーンコンベア10aは、一対の側フレーム11、支持脚13、駆動ユニット15、従動ユニット17、チェーン19、一対のガイドバー21、物品センサ23および制御ボックス25を有する。
一対の側フレーム11は、長手方向を前後方向に向けた側枠であって、アルミニウム等の金属製押出型材によって構成される。支持脚13は、一対の側フレーム11の下部前後部に設けられる。
一対の側フレーム11は、長手方向を前後方向に向けた側枠であって、アルミニウム等の金属製押出型材によって構成される。支持脚13は、一対の側フレーム11の下部前後部に設けられる。
駆動ユニット15は、一対の側フレーム11の前後端の一端側に設けられる。駆動ユニット15は、ケーシング27、ケーシング27内で水平軸回りに回転自在に設けられた駆動ホイール29、およびケーシング27に設けられ、駆動ホイール29を回転させるモータ31を有する。
従動ユニット17は、ケーシング33およびケーシング33内で水平軸回りに回転自在に設けられた従動ホイール35を有する。
チェーン19は、駆動ホイール29と従動ホイール35とに掛け渡されている。後述するように、PLC71の制御によってモータ31が駆動され、モータ31の駆動により駆動ホイール29および従動ホイール35が連動して回転することにより、チェーンコンベア10aはパレットを所定の間隔で蓄積・搬送できる。
一対のガイドバー21は、一対の側フレーム11の外側に取り付けられていて、搬送されるパレットを案内する。
チェーン19は、駆動ホイール29と従動ホイール35とに掛け渡されている。後述するように、PLC71の制御によってモータ31が駆動され、モータ31の駆動により駆動ホイール29および従動ホイール35が連動して回転することにより、チェーンコンベア10aはパレットを所定の間隔で蓄積・搬送できる。
一対のガイドバー21は、一対の側フレーム11の外側に取り付けられていて、搬送されるパレットを案内する。
物品センサ23は、一対の側フレーム11のうち一方の側フレームにおける従動ユニット17に隣接した位置に配置される。物品センサ23は、例えばパレットの到着を検出する光電センサである。物品センサ23は、パレットの到着を検知すると、所定の検出信号を出力する。
制御ボックス25は、チェーンコンベア10aの動作を制御するために設けられたボックスであり、チェーンコンベア10aの所定の位置に取り付けられる。チェーンコンベア10aの制御ボックス25には、リモートI/Oユニット37が配置される。リモートI/Oユニット37の詳細は後述する。
前述のとおり、チェーンコンベア10aとチェーンコンベア10b、10cとでは、制御ボックス25内の構成が異なる。具体的には、チェーンコンベア10aの制御ボックス25にはリモートI/Oユニット37が配置される。一方で、チェーンコンベア10b、10cの制御ボックス25内には、第2入出力基板39bが配置され、チェーンコンベア10cの制御ボックス内25には、第3入出力基板39cが配置される。第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは同じ構成の入出力基板であって、詳細は後述する。
(2)制御システム
次に、図3を参照して本実施形態におけるコンベアシステム100を制御する制御システム200について説明する。図3は、コンベアシステムを制御する制御システムの概略説明図である。なお、以下では、物品センサ23およびモータ31については、配置されるチェーンコンベアに応じてa、b、cの符号を付して説明する。
次に、図3を参照して本実施形態におけるコンベアシステム100を制御する制御システム200について説明する。図3は、コンベアシステムを制御する制御システムの概略説明図である。なお、以下では、物品センサ23およびモータ31については、配置されるチェーンコンベアに応じてa、b、cの符号を付して説明する。
制御システム200は、PLC本体70、リモートI/Oユニット37、第2入出力基板39b、第3入出力基板39c、PLC本体70とリモートI/Oユニット37のリモートI/O41とを接続する通信ケーブル77、およびフラットケーブル80を備える。
(2−1)PLC本体
PLC(プログラマブルロジックコントローラ、以下PLC)本体70は、コンベアシステム100から離れた位置に配置されていて、チェーンコンベア10a、10b、10cのシーケンス制御を行う。PLC本体70は、PLC71および表示部73を有する。PLC71は、チェーンコンベア10a、10b、10cからの入力信号に基づき、予め記憶されたシーケンスプログラムを実行することにより、チェーンコンベア10a、10b、10cを制御する。表示部73は、PLC71によるチェーンコンベア10a、10b、10cの制御等をモニタリングするためのものである。PLC本体70は、通信ケーブル77を介してリモートI/Oユニット37のリモートI/O41と接続されている。
PLC(プログラマブルロジックコントローラ、以下PLC)本体70は、コンベアシステム100から離れた位置に配置されていて、チェーンコンベア10a、10b、10cのシーケンス制御を行う。PLC本体70は、PLC71および表示部73を有する。PLC71は、チェーンコンベア10a、10b、10cからの入力信号に基づき、予め記憶されたシーケンスプログラムを実行することにより、チェーンコンベア10a、10b、10cを制御する。表示部73は、PLC71によるチェーンコンベア10a、10b、10cの制御等をモニタリングするためのものである。PLC本体70は、通信ケーブル77を介してリモートI/Oユニット37のリモートI/O41と接続されている。
(2−2)リモートI/Oユニット
リモートI/Oユニット37は、コンベアシステム100のチェーンコンベアのうち、通信ケーブル77によってPLC本体70と直接接続されるチェーンコンベア、すなわち本実施形態ではチェーンコンベア10aにのみ配置される。リモートI/Oユニット37について、さらに図4を用いて説明する。図4は、リモートI/Oユニットの概略構成図である。
リモートI/Oユニット37は、コンベアシステム100のチェーンコンベアのうち、通信ケーブル77によってPLC本体70と直接接続されるチェーンコンベア、すなわち本実施形態ではチェーンコンベア10aにのみ配置される。リモートI/Oユニット37について、さらに図4を用いて説明する。図4は、リモートI/Oユニットの概略構成図である。
リモートI/Oユニット37は、リモートI/O41、端子台49、パワーサプライ51および接続基板としての第1入出力基板53を有する。
リモートI/O41は、通信インターフェース43および入出力端子45を含む。リモートI/O41は、通信インターフェース43を通して通信ケーブル77によってPLC本体70と接続される。また、リモートI/O41の入出力端子45は、フラットケーブル80によってチェーンコンベア10aの第1入出力基板53、チェーンコンベア10bの第2入出力基板39b、およびチェーンコンベア10cの第3入出力基板39cと接続される。本実施形態において、入出力端子45は、40点の接続端子を有していて、そのうち16点が入力部としての入力接点であり、16点が出力部としての出力接点である。
リモートI/O41は、通信インターフェース43および入出力端子45を含む。リモートI/O41は、通信インターフェース43を通して通信ケーブル77によってPLC本体70と接続される。また、リモートI/O41の入出力端子45は、フラットケーブル80によってチェーンコンベア10aの第1入出力基板53、チェーンコンベア10bの第2入出力基板39b、およびチェーンコンベア10cの第3入出力基板39cと接続される。本実施形態において、入出力端子45は、40点の接続端子を有していて、そのうち16点が入力部としての入力接点であり、16点が出力部としての出力接点である。
端子台49は、リモートI/Oユニット37に動力電源を供給する。パワーサプライ51は、端子台49から供給された動力電源を交流電源から直流電源に変換する。
第1入出力基板53は、物品センサ23aおよびモータ31aと接続されるための接続基板である。第1入出力基板53は、非常停止用リレー55a、電源端子57a、プラグ59aおよび入出力コネクタ61aを有する。
非常停止用リレー55aは、モータ31aと電源端子57aとの間に直列に挿入されており、図示しない非常停止ボタンによってON状態またはOFF状態となる。非常停止ボタンが押されることなく非常停止用リレー55aがON状態の場合は、電源端子57aからモータ31aへの給電がなされチェーンコンベア10aが作動する。一方、非常停止ボタンが押されると、非常停止用リレー55aはOFF状態となり、モータ31aへの給電が遮断されてチェーンコンベア10aが停止される。
プラグ59aは、フラットケーブル80が接続されるプラグである。
プラグ59aは、フラットケーブル80が接続されるプラグである。
入出力コネクタ61aは、入力コネクタ63aおよび出力コネクタ65aを含む入出力接続部である。入力コネクタ63aは、物品センサ23aと接続され、物品センサ23aからの検出信号が入力される。出力コネクタ65aは、モータ31aと接続され、PLC71から出力されたチェーンコンベア10aを作動させるための制御信号をモータ31aに出力する。
(2−3)第2入出力基板および第3入出力基板
第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、通信ケーブル77によってPLC本体70と直接接続されるチェーンコンベア以外のチェーンコンベアの制御ボックス25に配置される。本実施形態では、チェーンコンベア10bの制御ボックス25に、第2入出力基板39bが配置される。また、チェーンコンベア10cの制御ボックス25に、第3入出力基板39cが配置される。
第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、通信ケーブル77によってPLC本体70と直接接続されるチェーンコンベア以外のチェーンコンベアの制御ボックス25に配置される。本実施形態では、チェーンコンベア10bの制御ボックス25に、第2入出力基板39bが配置される。また、チェーンコンベア10cの制御ボックス25に、第3入出力基板39cが配置される。
第2入出力基板39bは、物品センサ23bおよびモータ31bと接続されるための接続基板である。また、第3入出力基板39cは、物品センサ23cおよびモータ31cと接続されるための接続基板である。第2入出力基板39bと第3入出力基板39cとは、配置されるチェーンコンベアが異なるが、同じ構成を有する。また第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、図5に示すとおりリモートI/Oユニット37の第1入出力基板53と同じ構成を有する。図5は、第2入出力基板および第3入出力基板の概略構成図である。なお、第2入出力基板39bと第3入出力基板39cとは同じ構成であるので、図5において第3入出力基板39cの構成はカッコ内に示す。
チェーンコンベア10bに配置される第2入出力基板39bは、非常停止用リレー55b、電源端子57b、プラグ59bおよび入出力コネクタ61bをそれぞれ有する。入出力コネクタ61bは、入力コネクタ63bおよび出力コネクタ65bを含む。
チェーンコンベア10cに配置される第3入出力基板39cも同様に、非常停止用リレー55c、電源端子57c、プラグ59cおよび入出力コネクタ61cをそれぞれ有する。入出力コネクタ61cは、入力コネクタ63cおよび出力コネクタ65cを含む。
チェーンコンベア10cに配置される第3入出力基板39cも同様に、非常停止用リレー55c、電源端子57c、プラグ59cおよび入出力コネクタ61cをそれぞれ有する。入出力コネクタ61cは、入力コネクタ63cおよび出力コネクタ65cを含む。
(2−4)フラットケーブル
フラットケーブル(フレキシブルフラットケーブル)80は、リモートI/Oユニット37のリモートI/O41と、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cとを接続する。
フラットケーブル80の構成について、さらに図6を参照して説明する。図6は、フラットケーブルの構成を示す概略説明図である。フラットケーブル80は、第1フラットケーブル81および二本の第2フラットケーブル91a、91bを有する。フラットケーブル80は、後述するように分岐用コネクタを含み、分岐用コネクタを介して分岐されることにより、リモートI/O41を、第1入出力基板53とだけでなく、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cとも接続可能である。
フラットケーブル(フレキシブルフラットケーブル)80は、リモートI/Oユニット37のリモートI/O41と、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cとを接続する。
フラットケーブル80の構成について、さらに図6を参照して説明する。図6は、フラットケーブルの構成を示す概略説明図である。フラットケーブル80は、第1フラットケーブル81および二本の第2フラットケーブル91a、91bを有する。フラットケーブル80は、後述するように分岐用コネクタを含み、分岐用コネクタを介して分岐されることにより、リモートI/O41を、第1入出力基板53とだけでなく、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cとも接続可能である。
第1フラットケーブル81は、リモートI/O41と第1入出力基板53とを接続する。第1フラットケーブル81は、第1ケーブル本体83、第1接続用コネクタ85、第2接続用コネクタ87および第1分岐用コネクタ89を含む。
第1ケーブル本体83は、幅方向に一定間隔をあけて平行に配置された複数の導体が、それぞれが絶縁されるようにプラスチックフィルム等で被覆された汎用のフラットケーブルである。第1ケーブル本体83の両端部分には、第1接続用コネクタ85および第2接続用コネクタ87が設けられる。また第1ケーブル本体83の中央部分には、第1分岐用コネクタ89が設けられる。
第1接続用コネクタ85は、リモートI/Oユニット37のリモートI/O41の入出力端子45と接続される。また、第2接続用コネクタ87は、第1入出力基板53のプラグ59aと接続される。さらに、第1分岐用コネクタ89には、第2フラットケーブル91aの第3接続用コネクタ95aが接続される。
本実施形態において、第1ケーブル本体83は40本の導体を有し、第1分岐用コネクタ89は、20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子90を有する。また、第1接続用コネクタ85および第2接続用コネクタ87は、第1分岐用コネクタ89と同様に、図示しない20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子をそれぞれ有する。
本実施形態において、第1ケーブル本体83は40本の導体を有し、第1分岐用コネクタ89は、20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子90を有する。また、第1接続用コネクタ85および第2接続用コネクタ87は、第1分岐用コネクタ89と同様に、図示しない20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子をそれぞれ有する。
二本の第2フラットケーブル91a、91bは同様の構成を有する。以下、第2フラットケーブル91aを例に挙げて説明する。
第2フラットケーブル91aは、第1分岐用コネクタ89を介して、リモートI/Oユニット37のリモートI/O41の入出力端子45と第2入出力基板39bとを接続する。第2フラットケーブル91aは、第2ケーブル本体93a、第3接続用コネクタ95a、第4接続用コネクタ97aおよび第2分岐用コネクタ99aを含む。第2ケーブル本体93aは、第1ケーブル本体83と同様に、複数の導体が、それぞれが絶縁されるようにプラスチックフィルム等で被覆された汎用のフラットケーブルである。なお、第2ケーブル本体93aは、第3接続用コネクタ95aと第2分岐用コネクタ99aの間の中央部分94aが、第2ケーブル本体93aの幅方向の中心に向かって絞り込まれた形状に形成されている。
第2フラットケーブル91aは、第1分岐用コネクタ89を介して、リモートI/Oユニット37のリモートI/O41の入出力端子45と第2入出力基板39bとを接続する。第2フラットケーブル91aは、第2ケーブル本体93a、第3接続用コネクタ95a、第4接続用コネクタ97aおよび第2分岐用コネクタ99aを含む。第2ケーブル本体93aは、第1ケーブル本体83と同様に、複数の導体が、それぞれが絶縁されるようにプラスチックフィルム等で被覆された汎用のフラットケーブルである。なお、第2ケーブル本体93aは、第3接続用コネクタ95aと第2分岐用コネクタ99aの間の中央部分94aが、第2ケーブル本体93aの幅方向の中心に向かって絞り込まれた形状に形成されている。
第2ケーブル本体93aの両端部分には、第3接続用コネクタ95aおよび第4接続用コネクタ97aが設けられる。また第2ケーブル本体93aにおける第3接続用コネクタ95aおよび第4接続用コネクタ97aの間には、第2分岐用コネクタ99aが設けられる。
第3接続用コネクタ95aは、前述のとおり第1フラットケーブル81の第1分岐用コネクタ89と接続される。また、第4接続用コネクタ97aは、チェーンコンベア10bに配置される第2入出力基板39bのプラグ59bと接続される。さらに、第2分岐用コネクタ99aは、第2フラットケーブル91bと接続される。
第2フラットケーブル91bは、第2フラットケーブル91aから分岐して第3入出力基板39cと接続される。第2フラットケーブル91bの第3接続用コネクタ95bは、前述のとおり第2フラットケーブル91aの第2分岐用コネクタ99aと接続される。また、第4接続用コネクタ97bは、チェーンコンベア10cに配置される第3入出力基板39cのプラグ59cと接続される。 第2ケーブル本体93a、93bは40本の導体を有する。第2分岐用コネクタ99a、99bは、20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子98を有する。また、第3接続用コネクタ95a、95bおよび第4接続用コネクタ97a、97bも、第2分岐用コネクタ99a、99bと同様に、図示しない20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子をそれぞれ有する。
第2フラットケーブル91bは、第2フラットケーブル91aから分岐して第3入出力基板39cと接続される。第2フラットケーブル91bの第3接続用コネクタ95bは、前述のとおり第2フラットケーブル91aの第2分岐用コネクタ99aと接続される。また、第4接続用コネクタ97bは、チェーンコンベア10cに配置される第3入出力基板39cのプラグ59cと接続される。 第2ケーブル本体93a、93bは40本の導体を有する。第2分岐用コネクタ99a、99bは、20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子98を有する。また、第3接続用コネクタ95a、95bおよび第4接続用コネクタ97a、97bも、第2分岐用コネクタ99a、99bと同様に、図示しない20点の接続端子が2列に配置された40点の接続端子をそれぞれ有する。
(2−5)信号の流れ
上記のような構成を有する制御システム200では、PLC71から出力される制御信号は、通信ケーブル77によってリモートI/O41へ伝送された後、以下の経路でチェーンコンベア10a、10b、10cへとパラレルに伝送される。
チェーンコンベア10aへの制御信号は、入出力端子45とプラグ59aを接続する第1フラットケーブル81および第1入出力基板53の出力コネクタ65aを経てモータ31aへ出力される。チェーンコンベア10bへの制御信号は、第1フラットケーブル81、第1フラットケーブル81の第1分岐用コネクタ89とプラグ59bとの間の第2フラットケーブル91aおよび第2入出力基板39bの出力コネクタ65bを経てモータ31bへ出力される。チェーンコンベア10cへの制御信号は、第1フラットケーブル81、第1フラットケーブル81の第1分岐用コネクタ89とプラグ59cとの間の第2フラットケーブル91a、91bおよび第3入出力基板39cの出力コネクタ65cを経てモータ31cへ出力される。
上記のような構成を有する制御システム200では、PLC71から出力される制御信号は、通信ケーブル77によってリモートI/O41へ伝送された後、以下の経路でチェーンコンベア10a、10b、10cへとパラレルに伝送される。
チェーンコンベア10aへの制御信号は、入出力端子45とプラグ59aを接続する第1フラットケーブル81および第1入出力基板53の出力コネクタ65aを経てモータ31aへ出力される。チェーンコンベア10bへの制御信号は、第1フラットケーブル81、第1フラットケーブル81の第1分岐用コネクタ89とプラグ59bとの間の第2フラットケーブル91aおよび第2入出力基板39bの出力コネクタ65bを経てモータ31bへ出力される。チェーンコンベア10cへの制御信号は、第1フラットケーブル81、第1フラットケーブル81の第1分岐用コネクタ89とプラグ59cとの間の第2フラットケーブル91a、91bおよび第3入出力基板39cの出力コネクタ65cを経てモータ31cへ出力される。
また、チェーンコンベア10a、10b、10cの各物品センサ23a、23b、23cからの検出信号は、以下の経路でリモートI/O41へ伝送された後、通信ケーブル77を経てPLC71へと伝送される。
具体的には、物品センサ23aの検出信号は、入力コネクタ63aから入出力端子45とプラグ59aとを接続する第1フラットケーブル81を経て、リモートI/O41へ入力される。物品センサ23bの検出信号は、入力コネクタ63bから入出力端子45とプラグ59bとを接続する第2フラットケーブル91aを経て、リモートI/O41へ入力される。物品センサ23cの検出信号は、入力コネクタ63cから入出力端子45とプラグ59cとを接続する第2フラットケーブル91a、91bを経て、リモートI/O41へ入力される。
具体的には、物品センサ23aの検出信号は、入力コネクタ63aから入出力端子45とプラグ59aとを接続する第1フラットケーブル81を経て、リモートI/O41へ入力される。物品センサ23bの検出信号は、入力コネクタ63bから入出力端子45とプラグ59bとを接続する第2フラットケーブル91aを経て、リモートI/O41へ入力される。物品センサ23cの検出信号は、入力コネクタ63cから入出力端子45とプラグ59cとを接続する第2フラットケーブル91a、91bを経て、リモートI/O41へ入力される。
上記のように、本実施形態の制御システム200では、チェーンコンベア10a、10b、10cへの制御信号およびチェーンコンベア10a、10b、10cからの検出信号は、リモートI/O41の入出力端子45を介してPLC71との間で伝送される。すなわち、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、リモートI/O41の入出力端子45におけるそれぞれ異なる接続端子に接続されてPLC71との間で信号伝送を行う。その結果、リモートI/O41の入出力端子45の接続端子は、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cによって有効に使用される。
より具体的には、本実施形態のリモートI/O41が有する40点の接続端子のうち、入出力接点として使用される入出力接点は32点である。このうち、チェーンコンベア10aの物品センサ23aおよびモータ31aとの信号伝送に使用される接点が例えば2点であるとする。
ここで従来では、チェーンコンベア10b、10cにもそれぞれリモートI/Oが配置されていたため、リモートI/O41の入出力端子45のうち、2点を除く残りの30点の接続端子は使用されてはいなかった。しかし、本実施形態の制御システム200では、リモートI/O41の入出力端子45の接続端子は、チェーンコンベア10b、10cの物品センサ23b、23cおよびモータ31b、31cとの信号伝送にも使用される。すなわち、残る30点の接続端子のうち、チェーンコンベア10bの物品センサ23bおよびモータ31b並びにチェーンコンベア10cの物品センサ23cおよびモータ31cとの信号伝送にそれぞれ2点の接続端子が使用される。従って、リモートI/O41の接続端子の使用率を向上することができる。
なお、図3では、制御信号および検出信号等の信号を伝送するための配線のみを示す。しかし、実際には、チェーンコンベア10a、10b間、およびチェーンコンベア10b、10c間には、3系統のラインがパラレルに接続されている。すなわち、信号を伝送するフラットケーブルの他に、200Vの動力線の配線ラインと、24Vの非常停止ラインとがそれぞれ配置されている。
(2−6)制御動作
このような制御システム200では、PLC71からの制御信号や、チェーンコンベア10a、10b、10cの物品センサ23a、23b、23cからの検出信号に基づき、各駆動ユニット15を駆動するモータ31a、31b、31cの駆動が制御される。
具体的には、コンベアシステム100では、複数のパレットがチェーンコンベア10a、10b、10c上を乗り移りながら前後方向に搬送される。このとき、PLC71は、物品センサ23a、23b、23cの検出結果に基づいて所定のプログラムを実行しモータ31a、31b、31cの駆動を制御し、パレットを所定間隔で蓄積・搬送する。例えば、隣り合うチェーンコンベア10a、10bの物品センサ23a、23bが共にパレットを検出したときは、PLC71は上流側のチェーンコンベアの駆動を停止させる制御を実行する。このように制御することにより、パレット同士の衝突を防止できる。
このような制御システム200では、PLC71からの制御信号や、チェーンコンベア10a、10b、10cの物品センサ23a、23b、23cからの検出信号に基づき、各駆動ユニット15を駆動するモータ31a、31b、31cの駆動が制御される。
具体的には、コンベアシステム100では、複数のパレットがチェーンコンベア10a、10b、10c上を乗り移りながら前後方向に搬送される。このとき、PLC71は、物品センサ23a、23b、23cの検出結果に基づいて所定のプログラムを実行しモータ31a、31b、31cの駆動を制御し、パレットを所定間隔で蓄積・搬送する。例えば、隣り合うチェーンコンベア10a、10bの物品センサ23a、23bが共にパレットを検出したときは、PLC71は上流側のチェーンコンベアの駆動を停止させる制御を実行する。このように制御することにより、パレット同士の衝突を防止できる。
このような制御システム200では、制御システム200内に配置されるリモートI/Oの数は一つでよいので、低コストのシステムが実現される。
すなわち、従来では、各チェーンコンベア10a、10b、10cのそれぞれにリモートI/Oユニットが設置されていた。そのため、リモートI/Oユニットおよびフラットケーブル等のリモートI/O専用の付属部品に係る費用が発生しコスト高を招いていた。
すなわち、従来では、各チェーンコンベア10a、10b、10cのそれぞれにリモートI/Oユニットが設置されていた。そのため、リモートI/Oユニットおよびフラットケーブル等のリモートI/O専用の付属部品に係る費用が発生しコスト高を招いていた。
しかし、本実施形態の制御システム200では、フラットケーブル80を利用して、チェーンコンベア10b、10cの第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、リモートI/O41の入出力端子45に直接接続される。従って、チェーンコンベア10aにのみリモートI/Oユニット37を設置すればよい。また、チェーンコンベア10b、10cには、リモートI/Oユニット37内の第1入出力基板53と同じ構成の基板である第2入出力基板39b、第3入出力基板39cをそれぞれ設置すればよい。また、配線には、汎用のフラットケーブルを利用できる。従って、低コストの制御システム200が実現される。
また、従来は、チェーンコンベア毎にリモートI/Oユニットが配置されていた。従って、例えばリモートI/Oユニットの接続端子が32点ある場合であって、使用されている端子が2点である場合に、他の30点は使用されることがないため、接続端子の使用率が低いという問題があった。
しかし、本実施形態の制御システム200では、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cが、リモートI/O41の入出力端子45におけるそれぞれ異なる接続端子に接続されて、PLC71との間で信号伝送を行う。従って、リモートI/O41の接続端子の使用率を上げることができる。
しかし、本実施形態の制御システム200では、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cが、リモートI/O41の入出力端子45におけるそれぞれ異なる接続端子に接続されて、PLC71との間で信号伝送を行う。従って、リモートI/O41の接続端子の使用率を上げることができる。
さらに、チェーンコンベア10a、10b、10cは、第1分岐用コネクタ89を有する第1フラットケーブル81および第2分岐用コネクタ99を有する第2フラットケーブル91を用いることにより接続できる。従って、作業者は、容易に配線作業を行うことができ、作業時間の短縮を実現できる。
また、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cとは同じ構成の基板である。従って、チェーンコンベア10a、10b、10cは同じ条件で制御されることができる。
(3)特徴
上記実施形態は、下記のように表現可能である
制御システム200は、PLC71を使用してチェーンコンベア10a、10b、10cを制御する制御システムである。制御システム200は、リモートI/Oユニット37と、フラットケーブル80と、第2入出力基板39bと、第3入出力基板39cと、を備える。リモートI/Oユニット37は、PLC71と接続され、入出力端子45を有するリモートI/O41を含む。フラットケーブル80は、入出力端子45と接続可能である。第2入出力基板39bは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10bに設けられる。第3入出力基板39cは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10cに設けられる。第2入出力基板39bは、フラットケーブル80と接続可能であり、情報を入出力するための入出力コネクタ61bを有する。第3入出力基板39cは、フラットケーブル80と接続可能であり、情報を入出力するための入出力コネクタ61cを有する。
上記実施形態は、下記のように表現可能である
制御システム200は、PLC71を使用してチェーンコンベア10a、10b、10cを制御する制御システムである。制御システム200は、リモートI/Oユニット37と、フラットケーブル80と、第2入出力基板39bと、第3入出力基板39cと、を備える。リモートI/Oユニット37は、PLC71と接続され、入出力端子45を有するリモートI/O41を含む。フラットケーブル80は、入出力端子45と接続可能である。第2入出力基板39bは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10bに設けられる。第3入出力基板39cは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10cに設けられる。第2入出力基板39bは、フラットケーブル80と接続可能であり、情報を入出力するための入出力コネクタ61bを有する。第3入出力基板39cは、フラットケーブル80と接続可能であり、情報を入出力するための入出力コネクタ61cを有する。
ここでは、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10b、10cには、情報を入出力するための入出力コネクタ61b、61cをそれぞれ有する第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cが設けられる。第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cは、フラットケーブル80によってリモートI/O41の入出力端子45と接続される。この構成により、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cにおいて入出力される情報は、リモートI/O41の入出力端子45との間で伝送可能となる。従って、リモートI/Oユニット37が配置されたチェーンコンベア10aと異なるチェーンコンベア10b、10cにリモートI/Oユニットを配置させなくてよく、その結果低コストにて制御システム200を実現できる。
(4)他の実施形態
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態および変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。特に、本明細書に書かれた複数の実施形態および変形例は必要に応じて任意に組合せ可能である。
(4−1)上記の実施形態では、自動倉庫の出入り口に配置されるコンベアシステム100を制御する制御システム200を例に挙げて説明した。しかし、制御システム200が使用されるコンベアシステム100の配置場所は、上記に限定されない。また上記の実施形態では、コンベアシステム100はチェーンコンベアからなる例を説明したが、コンベアシステム100は、複数のローラコンベアから構成されてもよい。
(4−2)上記の実施形態では、3機のチェーンコンベア10a、10b、10cからなるコンベアシステム100を例に挙げて説明した。しかし、コンベアシステムの数は、少なくとも2機以上であって、リモートI/Oの入出力端子の接続端子をそれぞれが有効に使用できる範囲であれば、コンベアシステム100に含まれるチェーンコンベアの数は3機に限定されない。
またフラットケーブルを分岐用コネクタ等を利用してさらに分岐させることにより、増設されるチェーンコンベアに設けられた入出力基板とフラットケーブルとを接続可能とできる。
またフラットケーブルを分岐用コネクタ等を利用してさらに分岐させることにより、増設されるチェーンコンベアに設けられた入出力基板とフラットケーブルとを接続可能とできる。
(4−3)上記の実施形態では、チェーンコンベア10a、10b、10cのうち、チェーンコンベア10aにリモートI/Oユニット37が配置される例を挙げた。しかし、PLC本体70と通信ケーブル77を介して直接接続されるチェーンコンベアにのみにリモートI/Oユニットが配置されていれば、上記の構成に限定されない。例えば、チェーンコンベア10bがPLC本体70に接続されてリモートI/Oユニットを有し、チェーンコンベア10a、10cが第2入出力基板または第3入出力基板を有する構成であってもよい。
(4−4)上記の実施形態では、第1入出力基板53、第2入出力基板39bおよび第3入出力基板39cの入力コネクタ63a、63b、63cには、物品センサ23a、23b、23cが接続される例を説明した。また、出力コネクタ65a、65b、65cには、モータ31a、31b、31cが接続される例を説明した。しかし、入力コネクタ63a、63b、63cおよび出力コネクタ65a、65b、65cに接続される装置は上記に限定されない。例えば、出力コネクタ65a、65b、65cには、LED(Light Emitting Diode)からなる点滅用のライトなどが接続されてもよい。また、入力コネクタ63a、63b、63cには、リミットスイッチが接続されてもよい。
(4−5)チェーンコンベア10b、10cの制御ボックス25には、モータドライブとしてのインバータが搭載されていてもよい。
(4−6)リモートI/O41の入出力端子45の接続端子の数、フラットケーブルの導体の数並びに接続用コネクタおよび分岐用コネクタの接続端子の数は、互いに同じ数を有していれば40には限定されない。
本発明は、複数のコンベアから構成されるコンベアシステムに広く適用される。
10a、10b、10c チェーンコンベア
15 駆動ユニット
17 従動ユニット
23a、23b、23c 物品センサ
25 制御ボックス
31a、31b、31c モータ
37 リモートI/Oユニット
39b 第2入出力基板(入出力基板)
39c 第3入出力基板(入出力基板)
41 リモートI/O
45 入出力接続端子(入出力端子)
53 第1入出力基板(接続基板)
59a、59b、59c プラグ
61a、61b、61c 入出力コネクタ(入出力接続部)
70 PLC本体
71 PLC
73 表示部
80 フラットケーブル(入出力ケーブル)
81 第1フラットケーブル
83 第1ケーブル本体
85 第1接続コネクタ
87 第2接続コネクタ
89 第1分岐用コネクタ
90 接続端子
91a、91b 第2フラットケーブル
93a、93b 第2ケーブル本体
95a、95b 第3接続コネクタ
97a、97b 第4接続コネクタ
98 接続端子
99a、99b 第2分岐用コネクタ
100 コンベアシステム
200 制御システム
15 駆動ユニット
17 従動ユニット
23a、23b、23c 物品センサ
25 制御ボックス
31a、31b、31c モータ
37 リモートI/Oユニット
39b 第2入出力基板(入出力基板)
39c 第3入出力基板(入出力基板)
41 リモートI/O
45 入出力接続端子(入出力端子)
53 第1入出力基板(接続基板)
59a、59b、59c プラグ
61a、61b、61c 入出力コネクタ(入出力接続部)
70 PLC本体
71 PLC
73 表示部
80 フラットケーブル(入出力ケーブル)
81 第1フラットケーブル
83 第1ケーブル本体
85 第1接続コネクタ
87 第2接続コネクタ
89 第1分岐用コネクタ
90 接続端子
91a、91b 第2フラットケーブル
93a、93b 第2ケーブル本体
95a、95b 第3接続コネクタ
97a、97b 第4接続コネクタ
98 接続端子
99a、99b 第2分岐用コネクタ
100 コンベアシステム
200 制御システム
Claims (3)
- プログラマブルロジックコントローラを使用して複数の装置を制御する制御システムであって、
前記プログラマブルロジックコントローラと接続され、入出力端子を有するリモートI/Oを含むリモートI/Oユニットと、
前記入出力端子と接続可能な入出力ケーブルと、
前記入出力ケーブルと接続可能であり、前記リモートI/Oユニットが配置された装置とは異なる装置に設けられ、情報を入出力するための入出力接続部を有する入出力基板と、
を備える制御システム。 - 前記入出力ケーブルは、分岐されることにより複数の前記入出力基板と接続可能である請求項1に記載の制御システム。
- 前記リモートI/Oユニットは、情報を入出力するための入出力接続部を有する接続基板をさらに含み、
前記入出力基板と前記接続基板とは同じ構成である、請求項1または2に記載のプログラマブルロジックコントローラを用いた制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010160618A JP2012022560A (ja) | 2010-07-15 | 2010-07-15 | 制御システム |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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