JP2012014039A - 波長合分波器およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】マッハツェンダ干渉計とアレイ導波路回折格子とを備える波長合分波器において、簡便な構成にてマッハツェンダ干渉計に設けられた温度補償材料の温度補償特性の劣化や剥離を低減可能な波長合分波器およびその製造方法を提供すること。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る波長合分波器1は、分離スラブ導波路51a、51bを有するAWG5と、2つのアーム導波路63a、63bを有するMZI6とを備える。上記2つのアーム導波路63a、63bには、温度補償溝64a、64bが形成されており、該温度補償溝64a、64、および分離スラブ導波路51aおよび51bの間の空間9には、AWG5やMZI6の導波路コアと屈折率整合し、該導波路コアの温度依存係数と異なる符号の温度依存係数を有し、可塑性または流動性を有する補償材料10が充填されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、波長合分波器およびその製造方法に関し、より詳細には、温度無依存化(アサーマル化)を図った波長合分波器およびその製造方法に関するものである。
アレイ導波路回折格子(AWG)の透過波長の温度依存性を抑制し、アサーマル化(温度無依存化)する方法として、主に2つの方法が提案され、実用化されている。
アサーマル化する方法の1つめは、AWGのアレイ導波路またはスラブ導波路に光路を横切る溝を設け、該溝に、屈折率温度依存性が負で且つ、屈折率の温度依存係数が導波路を構成する材料(通常は石英系ガラス)の屈折率の温度依存係数の数10倍の絶対値を有する温度補償材料(通常はシリコーン樹脂)を充填し、導波路自体の屈折率温度依存性を相殺する方法である(特許文献1参照)。
上記アサーマル化する方法の2つめは、AWGチップにおいて、AWGの入力(出力)導波路、または入力(出力)導波路とスラブ導波路の入力(出力)導波路側の一部分を残りの部分と分離し、両者をチップよりも大きな熱膨張係数を有する補償部材で接続することにより、温度変化に応じて両者の相対的な位置を変化させ、温度変化に伴うスラブ導波路端における焦点位置の変動に入力(出力)導波路を追従させる方法である(特許文献2参照)。この際、分離されたチップ間には屈折率整合材を充填し、反射や放射損失を抑制する技術が、特許文献3に開示されている。また、特許文献3に開示された技術では、導波路ガラスの湿気からの保護など信頼性確保を目的に、チップ全体を屈折率整合材に浸漬し、気密封止したモジュールが用いられている。
一方、アレイ導波路回折格子(AWG)の透過波長帯域を拡大するための方法として、アレイ導波路の入力導波路にマッハツェンダ干渉計(MZI)を設け、AWGとMZIの周波数特性を同期させたMZI−AWGが提案されている(特許文献4参照)。
このMZI−AWGの透過波長をアサーマル化(温度無依存化)するための方法として、上記のAWGの温度無依存化手法を応用して、主に2つの方法が提案されている(特許文献5、特許文献6参照)。
MZI−AWGのアサーマル化の方法の1つめは、MZIのアーム導波路及びAWGのアレイ導波路またはスラブ導波路に光路を横切る溝を設け、該溝に、屈折率温度依存性が負で且つ屈折率の温度依存係数が導波路を構成する材料の温度依存係数の数10倍の絶対値を有する温度補償材料を充填する方法である。
MZI−AWGのアサーマル化の方法の2つめは、MZIのアーム導波路に該アーム導波路を横切るように形成された溝に、上記と同様な屈折率温度依存性が負で且つ屈折率の温度依存係数が導波路を構成する材料の温度依存係数の数10倍の絶対値を有する温度補償材料を充填し、且つAWGチップにおいて、AWGの入力(出力)導波路、または入力(出力)導波路とスラブ導波路の入力(出力)導波路側の一部分を残りの部分と分離し、両者をチップよりも大きな熱膨張係数を有する補償部材で接続することにより、温度変化に応じて両者の相対的な位置を変化させ、温度変化に伴うスラブ導波路端における焦点位置の変動に入力(出力)導波路を追従させる方法である。
特許第3436937号明細書 特許第3434489号明細書 特開2001−188141号公報 特許第3256418号明細書 特開2009−186688号公報 特開2009−180837号公報 特開2006−330280号公報
このうち、MZI−AWGのアサーマル化の方法の2つめにおいては、上述のように信頼性確保の観点でMZI−AWGを備えるチップ全体を屈折率整合材に浸漬することが望ましいが、その場合、屈折率整合材とMZI部に充填した温度補償材料とが接触することがあるため、屈折率整合材やそれに含まれる不純物の温度補償材料への混入や、相互の化学反応による温度補償材料の温度補償特性の劣化や温度補償材料の溝壁面からの剥離を引き起こす可能性があり、問題であった。
また、MZI−AWGを備えるチップ全体を屈折率整合材に浸漬しない場合であっても、反射や放射損失抑制の観点からスラブ導波路における分離部に屈折率整合材を充填することが望ましい。この場合、MZIに設けられた温度補償材料と上記分離部に充填された屈折率整合材とが接触しないようにするためには、温度補償材料充填部と屈折率整合材充填部との距離を離す必要があり、サイズの増大を招くという問題があった。
これらの問題を解決するために、MZIに設けられた温度補償材料の表面を保護膜で覆う方法(特許文献6参照)や、温度補償材料の流出抑制用の溝などを形成する方法(特許文献7参照)も提案されている。しかしながら、これらの方法では、部材や工程数の増大によるコスト増が発生する問題があった。さらには、MZI−AWGを備えるチップに上記保護膜や流出抑制用の溝等を設けることになり、装置の複雑化を招いていた。
本発明は、このような課題に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、マッハツェンダ干渉計とアレイ導波路回折格子とを備える波長合分波器において、簡便な構成にてマッハツェンダ干渉計に設けられた温度補償材料の温度補償特性の劣化や温度補償材料の剥離を低減可能な波長合分波器およびその製造方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の第1の態様は、1本以上の第1の導波路に接続された2つのアーム導波路を有するマッハツェンダ干渉計と、前記マッハツェンダ干渉計に接続された第1のスラブ導波路と、前記第1のスラブ導波路に接続された光路長が互いに異なる複数の導波路を有するアレイ導波路と、前記アレイ導波路に接続された第2のスラブ導波路と、前記第2のスラブ導波路に接続された複数の並設された第2の導波路と、を有するアレイ導波路回折格子と、を備える波長合分波器であって、前記第1のスラブ導波路が該第1のスラブ導波路を通る光の経路と交わる面で分離されており、前記分離された第1のスラブ導波路の一方および前記マッハツェンダ干渉計が設けられた第1の部材と、前記分離された第1スラブ導波路の他方および前記アレイ導波路が設けられた第2の部材と、前記アレイ導波路回折格子の透過中心波長の温度依存性が低減するように、温度変化に応じて前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方を移動させて、前記分離された第1のスラブ導波路の一方および前記分離された第1のスラブ導波路の他方の相対的な位置を変化させる温度補償機構と、を備え、前記マッハツェンダ干渉計の前記2つのアーム導波路の少なくとも一方には、前記アーム導波路と交差するように設けられた溝が形成されており、前記溝、および前記分離された第1のスラブ導波路の一方と他方との間には、前記アレイ導波路回折格子および前記マッハツェンダ干渉計の導波路コアと屈折率整合し、該導波路コアの温度依存係数と異なる温度依存係数を有し、可塑性または流動性を有する同一の補償材料が充填されていることを特徴とする。
また、本発明の第2の態様は、上記第1の態様に係る波長合分波器を製造するための製造方法であって、前記アレイ導波路回折格子、前記マッハツェンダ干渉計、および前記温度補償機構が形成された構成を用意する工程と、前記溝、および前記分離されたスラブ導波路の一方と他方との間に、前記同一の補償材料を充填する工程とを有することを特徴とする。
本発明によれば、マッハツェンダ干渉計とアレイ導波路回折格子とを備える波長合分波器において、簡便な構成にてマッハツェンダ干渉計に設けられた温度補償材料の劣化や剥離を低減することができる。
本発明の一実施形態に係る波長合分波器の上面図である。 図1のA−A’線矢視断面図である。 本発明の一実施形態に係る波長合分波器および温度補償していない波長合分波器のそれぞれに対する、透過中心波長の温度依存性を示す図である。 本発明の一実施形態に係る波長合分波器および従来例に係る波長合分波器のそれぞれに対する、透過中心波長変動の経時変化を示す図である。 本発明の一実施形態に係る波長合分波器の製造工程を示す図である。 本発明の一実施形態に係る波長合分波器の製造工程を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。なお、以下で説明する図面で、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り返しの説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る波長合分波器の上面図であり、図2は、図1のA−A’線矢視断面図である。
図1において、パッケージ2内には、波長合分波器1(以下、単に“チップ”と呼ぶこともある)が設けられている。波長合分波器1は、第1の基板部3aと第2の基板部3bとを備えており、第1の基板部3aと第2の基板部3bとは補償部材4を介して接続されている。上記第1の基板部3aと第2の基板部3bとは別々に形成しても良いし、単一の基板から分離して形成しても良い。
第1の基板部3aおよび第2の基板部3b上には、アレイ導波路回折格子(AWG)が形成されている。AWG5は、スラブ導波路51と、光路長が互いに異なる複数の導波路を有するアレイ導波路52と、スラブ導波路53と、複数の導波路を有する出力導波路54とを備えている。本実施形態では、スラブ導波路51が該スラブ導波路51を通る光の経路と交わる面で2つに分離されており、分離されたスラブ導波路51の一方である分離スラブ導波路51aは第1の基板部3a上に設けられ、他方である分離スラブ導波路51bは第2の基板部3b上に設けられている。なお、分離スラブ導波路51aと分離スラブ導波路51bとの間に形成された分離部には、空間9が形成されている。
第2の基板部3b上には、分離スラブ導波路51bの他に、マッハツェンダ干渉計(MZI)6が設けられている。該MZI6は、入力導波路61と、光分岐器62と、アーム導波路63a、63bとを備えている。該アーム導波路63a、63bは、MZI6の出力部分においてそれぞれの導波路を伝播した光が干渉するように近接して配置されており、該近接したアーム導波路63a、63bは分離スラブ導波路51bに光学的に接続されている。よって、MZI6を伝播した光が、分離スラブ導波路51bに入射し、さらには分離スラブ導波路51aに入射するように、MZI6、分離スラブ導波路51b、および分離スラブ導波路51aが配置されている。
なお、本実施形態では入力導波路61を1本設けた例を示したが、2本以上の入力導波路61を並設してもよい。
アーム導波路63a、63bのそれぞれには、MZI6をアサーマル化するための温度補償材料として機能する材料(後述する補償材料)を充填するための温度補償溝64a、64bが形成されている。なお、本実施形態では、アーム導波路63a、63bの双方に温度補償溝64a、64bを設けているが、温度補償溝は、アーム導波路63a、63bのいずれか一方に設けても良い。
また、MZI6の入力導波路61には、入力光ファイバ7が光学的に接続されており、AWG5の出力導波路54には、複数の出力光ファイバ8が光学的に接続されている。
補償部材4は、AWG5の使用環境温度が所定温度だけ変化した際に、第2の基板部3bが所定量だけ移動するように熱膨張により伸縮する部材であり、例えばアルミニウム等である。すなわち、補償部材4は、AWG5の各透過中心波長の温度依存変動を低減する方向に分離スラブ導波路51b(すなわち、第2の基板部51b)を移動させる機構、すなわち、温度変化に応じて分離スラブ導波路51aと分離スラブ導波路51bとの相対的な位置を変化させてAWG5の透過波長の温度依存性を低減させる機構として機能する。
図1において、波長合分波器1はクッション性を有する弾性部材(図示せず)を介してパッケージ2内に配置されており、熱伸縮する補償部材4による第1の基板部3aと第2の基板部3bとの相対的な位置変化を妨げないようになっている。従って、温度変化により熱伸縮する補償部材4により第1の基板部3aに接続された第2の基板部3bは、使用環境温度変化に応じて第1の基板部3aに対して図1の矢印方向Pに相対的に移動することになり、分離スラブ導波路51bも温度変化に応じて矢印方向Pにおいて移動することになる。従って、使用環境温度が変化しても、該温度変化に応じて補償部材4が変形し、分離スラブ導波路51aへの光の入射位置を補正するように分離スラブ導波路51bを相対的に移動させることができ、各波長の各々について集光すべき出力導波路54の位置の温度変化を低減することができる。
なお、図1では、波長合分波器1は、符号7の光ファイバから入力光を入力し、符号8の光ファイバから出力光を出力するようにすることで、分波器として機能するが、符号8の光ファイバから入力光を入力し、符号7の光ファイバから出力光を出力するようにすることで、合波器として機能する。
本実施形態では、図1、図2に示すように、空間9および温度補償溝64a、64bを含むチップ全体が同一の補償材料10で覆われている。
該補償材料10は、屈折率整合の観点から使用温度付近においてAWG5やMZI6の導波路コア(例えば、石英系ガラス)と略同一の屈折率を有し、且つ、MZI6のアサーマル化の観点から屈折率の温度依存係数dn/dTが、導波路コアの屈折率の温度依存係数dn/dTと逆の符号を有し、且つ絶対値が30〜40倍程度の値となっている。なお、nは、上記導波路コアの屈折率であり、nは、補償材料の屈折率である。
これにより、該補償材料は、スラブ切断部としての空間9においては屈折率整合材として伝搬光の反射や放射損失を低減する働きを有し、かつ温度補償溝64a、64b内においては屈折率整合材として伝搬光の放射損失を低減すると共に、環境温度に応じて導波路コアと逆方向の屈折率変化をすることにより、MZI6のアーム導波路63a、63b全体としての屈折率の温度変化を抑制し、MZI6の透過波長の温度依存性を低減する働きを有している。
また、該補償材料10は、補償部材4によるAWG5の温度補償動作(温度変化に応じた分離スラブ導波路51b(第2の基板部3b)の移動)を妨げない程度の適切な硬度を有していることが望ましく、具体的には、該補償材料は、粘度10000mm/s以下の液体状であることが望ましい。また、樹脂であっても、空間9に介在する際に、上記補償部材4によるAWG5の温度補償動作を妨げない程度に変形するものであれば、本発明の補償材料として用いても良い。
更には、高温多湿の環境下における信頼性確保のため、該補償材料は非水溶性であることが望ましい。
例えば、AWG5およびMZI6の導波路コアとして石英系ガラスを用いる場合、このような補償材料としては、例えばシリコーンオイルやシリコーンゲルを用いることができ、具体的には、信越化学工業株式会社製の製品名OF−38E、東レ・ダウコーニング株式会社製の製品名OP−101等や信越化学工業株式会社製の製品名X38−7427、同社製の製品名X38−452等を用いることができる。
上述のように、本実施形態で重要なことは、AWG5とMZI6とを組み合わせて形成された波長合分波器において、AWG5の分離したスラブ導波路51a、51b間を屈折率整合する屈折率整合材と、MZI6をアサーマル化するための温度補償材料とを同一の補償材料とし、かつ各透過中心波長の温度依存変動を解消する程度の、分離したスラブ導波路51a、51bの相対的な位置変化を妨げないようにすることである。従って、本実施形態では、補償材料としては、AWGやMZIの導波路コアと屈折率整合し、該導波路コアの温度依存係数と異なる温度依存係数を有し、可塑性または流動性を有する材料であればいずれを用いても良い。また、補償材料として該導波路コアの温度依存係数と異なる符号の温度依存係数を有する材料を用いれば、温度補償をより効率的に行うことができる。
このような補償材料を空間9および温度補償溝64a、64bに充填することにより、温度補償材料と屈折率整合材とを同一の補償材料とすることができる。従って、温度補償材料と屈折率整合材との混入や相互の化学反応による温度補償特性の劣化や、屈折率整合材が温度補償材料とチップに形成した溝との界面に侵入することによる温度補償材料の剥離などの信頼性劣化要因を低減することができる。また、溝とチップ切断部(空間9)とを近接して配置することが可能になることから、小型化が可能になる。また、使用部材を削減することにより、材料コストを低減することができる。さらには、温度補償材料が充填された後の温度補償溝を保護膜で覆ったり、温度補償材料の流出抑制溝を設けたりする必要が無いので、装置を簡便な構成にすることができる。
以下では、上記本実施形態の補償材料の条件を勘案し、石英ガラスのdn/dT=約1×10−5(1/℃)に対して、dn/dT=−40×10−5(1/℃)を有し、粘度が約1000mm/sのシリコーンオイルを補償材料として空間9および温度補償溝64aに充填する場合について、波長合分波器の温度変化に対する中心波長依存性の測定および波長合分波器の信頼性試験を行った。なお、MZI6としてFSRが22GHzのMZIを用い、該MZI6のアーム導波路63aに約240μmの長さの温度補償溝64aを設けている。なおアーム導波路63aには温度補償溝を設けていない。
図3は、本実施形態に係る波長合分波器の透過中心波長温度依存性を示す図である。比較のため、図3において、アサーマル化していない波長合分波器の中心波長の温度依存性も併せて示す。図3より、本実施形態の構成により、波長合分波器の中心波長の温度依存性を補償できていることが分かる。
図4は、本実施形態に係る波長合分波器の信頼性試験による透過中心波長変動の経時変化を示す図である。比較のため、図4において、温度補償材料として硬度25のシリコーン樹脂をMZI6の温度補償溝64aに充填し、屈折率整合材として粘度3000mm/sのシリコーンオイルを空間9に充填したとき(すなわち、従来例)の中心波長変動の経時変化も併せて示す。図4より、従来例においては時間の経過に伴って中心波長の変動増が発生しているのに対し、本実施形態の波長合分波器では、時間が経過しても中心波長がほぼ一定に保たれ、より高い信頼性を有していることが分かる。このように、本実施形態によれば、波長合分波器1の透過中心波長の経時安定性を向上することができ、長時間経過しても良好に動作させることができる。
次に、補償材料として上記シリコーンオイルを用いる場合についての波長合分波器の製造方法を説明する。
図5は、本実施形態に係る波長合分波器の製造工程を示す図である。
図5において、工程S51では、第1の基板部3aと第2の基板部3bとを分離させる前の基板上に、AWG5およびMZI6を形成する。なお、該AWG5およびMZI6の形成は、通常用いられる方法により行えばよい。次いで、工程S52では、工程S51にて作製されたMZI6のアーム導波路63a、63bのそれぞれに、ドライエッチング等により温度補償溝64a、64bを形成する。次いで、工程S53では、ダイシングソー等により、スラブ導波路51を該スラブ導波路51を通る光の経路と交わる面で分離して分離スラブ導波路51a、51bが形成されるように切断し、AWG5およびMZI6が形成された基板を、第1の基板部3aおよび第2の基板部3bに分離する。
次いで、工程S54では、入力光ファイバ7の端面、出力光ファイバ8の端面、および波長合分波器1のこれらの光ファイバを接続する端面を研磨し、入力光ファイバ7および出力光ファイバ8を波長合分波器1に接着する。次いで、工程S55では、第1の基板部3aと第2の基板部3bとを補償部材4を介して固定する。このとき、分離スラブ導波路51aと分離スラブ導波路51bとが対向するように配置して、分離された第1の基板部3aと第2の基板部3bとを、補償部材4を介して接続する。なお、補償部材4と、第1基板部3aおよび第2基板部3bとは、接着剤等によって接着させれば良い。次いで、工程S56では、第1の基板部3a、第2基板部3b、補償部材4を有する波長合分波器1を弾性部材(図示せず)を介してパッケージ2に配置する。
このように、工程S51〜S56により、温度補償溝64a、64b、および空間9に補償材料10が充填されていない波長合分波器1が用意される。
次いで、工程S57では、工程S56にてパッケージに充填された波長合分波器1に対して、補償材料としてのシリコーンオイルを供給して、空間9および温度補償溝64a、64bに同一のシリコーンオイルを充填する。よって、パッケージ2内において、波長合分波器1はシリコーンオイルに浸漬されることになる。
次いで、工程S58では、上記パッケージ2に蓋を被せ、該蓋とパッケージ2とをシーム溶接、レーザ溶接等により接合することにより、パッケージを封止する。これにより、空間9および温度補償溝64a、64bにシリコーンオイルが充填された波長合分波器1は、気密封止される。
本実施形態では、空間9および温度補償溝64a、64bに充填する材料を、同一の補償材料とし、チップ(波長合分波器1)の略全体を補償材料に浸漬させている。すなわち、MZI6のアーム導波路63a、63bに形成した温度調整溝64a、64bとチップ切断部としての空間9とに同時に屈折率整合材および温度補償材として機能する材料(補償材料)を充填する。従って、アセンブリコストを低減でき、またチップの保護を図ることができる。
従来では、図5の工程S57に相当する工程は、スラブ導波路の分離部に屈折率整合材を充填する工程であり、さらに工程S54に相当する工程と工程S55に相当する工程との間に、MZIのアーム導波路に形成された温度補償溝に温度補償材料としての樹脂を充填する工程と、該樹脂を硬化する工程との2つの工程を余計に行わなければならなかった。しかしながら、本実施形態では、これらの2つの工程を削除することができる。
また、波長合分波器全体が気密封止されていることにより、通常のアサーマルAWGと同様な高信頼性を得ることができる。
さらに、補償材料をシリコーンオイルといった液体とすることにより、必要な部分(温度補償溝64a、64b、空間9)に容易に補償材料を充填できるとともに、補償部材4によるAWG部分の位置変化を妨げることがなく、良好な温度補償特性を得ることができる。
なお、上述の実施形態では、本実施形態に係る補償材料としてシリコーンオイルといった液体について説明したが、上述した補償材料の性質を有するゲル(例えば、温度補償動作を妨げない程度に変形可能なシリコーンゲル)や樹脂(例えば、温度補償動作を妨げない程度に変形可能なシリコーン樹脂)を用いることによって、必要な箇所である温度補償溝64a、64b、および空間9にのみ補償材料を配置することができる。また、補償材料をゲルとすることにより、容易に補償材料を充填できるとともに、補償部材によるAWG部分の位置変化を妨げることがない程度の補償材料の硬度を得ることができ、液体よりも取り扱い性を向上することができる。
さらに、補償材料をシリコーン樹脂とすることにより、屈折率の整合性と屈折率の温度依存性を両立した適切な補償材料特性を得ることができる。
なお、補償材料としてゲルや樹脂を用いる場合は、工程S57と工程S58との間で、温度補償溝64a、64b、空間9に充填された補償材料を硬化する工程を行えばよい。
(第2の実施形態)
従来技術においては、MZIのアサーマル化のための温度補償材料としては固体状樹脂材料を用い、分離したスラブ導波路間における屈折率整合材としてはオイル状またはゲル状材料を用いることが提案されているが、第1の実施形態に係るMZIとAWGとを備える波長合分波器(“MZI−AWG”とも呼ぶ)において用いる、温度補償材料と屈折率整合材とを兼ねた補償材料としては、温度変化に応じた切断チップ間の相対的な位置変化を妨げないよう、流動性または可塑性を有するオイル状、ゲル状、または樹脂状材料のような材料を用いることになる。
一方、MZI−AWGにおいて所望の波長帯域において平坦な透過帯域特性を得るためには、MZI部分の透過波長特性とAWG部分の透過波長特性とが所望の波長帯域において同期している必要がある。しかし、MZI部分及びAWG部分はそれぞれ作製誤差を有し、通常は作製した時点においては両者の透過波長特性は同期していないことから、AWG切断部分の固定位置調整及びMZIのアーム導波路部分のUV光等による位相トリミングを行うことで、所望の特性を得ている。
従来技術においては、温度補償材料は固体状であったため、温度補償材料を充填・硬化後にUV光等によるMZIの位相トリミングを行ってMZIを所望の特性に調整した後、AWG切断部分の位置を調整して固定することで所望の特性を得ている。
本実施形態では、第1の実施形態で説明した波長合分波器(MZI−AWG)における、MZIの透過波長特性のAWGの透過波長特性への合せ込み方法について説明する。
図6は、本実施形態に係る波長合分波器の作製方法を示す図である。
本実施形態では、補償材料としてシリコーンオイルを用いる場合について説明する。なお、図6において、工程S61〜S64、工程S69〜S72については、図5の工程S51〜S58と同様なので、それら説明を省略する。
図6において、工程S61〜工程S64までを行った後、工程S65において、温度補償溝64a、64bに、工程S71にて用いるシリコーンオイルと同一のシリコーンオイルを充填する。これは、MZI6の位相トリミングのために行うものであるので、補償材料の仮充填と言える。次いで、工程S66では、補償材料が仮充填された状態で現在の構成の波長合分波器1に対して、入力光ファイバ7から所定波長帯の光を入射し、出力光ファイバ8から出射した光を検知することにより、MZI6の透過波長特性とAWG5の透過波長特性とが同期しているか否か測定し、MZI6の特性評価を行う。次いで、工程S67では、工程S66での特性評価の結果に基づいて、MZI6の透過波長特性がAWG5の透過波長特性と一致するように、MZIのアーム導波路へのUV光照射などによる位相トリミングを行う。これにより、所望の波長帯域において、MZI6の透過波長特性のAWG5の透過波長特性への合せ込みができる。次いで、工程S68では、温度補償溝64a、64bに仮充填されたシリコーンオイルを除去する。
本実施形態の波長合分波器は、第1の実施形態の波長合分波器と略同一であるが、作製途中工程においてMZI6のアーム導波路に形成した温度補償溝64a、64bに補償材料を仮充填してMZI6の特性を評価し、補償材料の本充填(工程S71での充填)の前にMZI6の位相トリミングを行っている点が異なる。
このようにして補償材料を仮充填した状態でMZI6の特性調整を実施することによって、MZI部分の透過波長特性とAWG部分の透過波長特性とを同期させることができ、所望の特性を容易に得ることができる。
1 波長合分波器
3a、3b 基板部
4 補償部材
5 AWG
6 MZI
9 空間
10 補償材料
51a、51b 分離スラブ導波路
52 アレイ導波路
53 スラブ導波路
54 出力導波路
61 入力導波路
62 光分岐部
63a、63b アーム導波路
64a、64b 温度補償溝

Claims (6)

  1. 1本以上の第1の導波路に接続された2つのアーム導波路を有するマッハツェンダ干渉計と、
    前記マッハツェンダ干渉計に接続された第1のスラブ導波路と、前記第1のスラブ導波路に接続された光路長が互いに異なる複数の導波路を有するアレイ導波路と、前記アレイ導波路に接続された第2のスラブ導波路と、前記第2のスラブ導波路に接続された複数の並設された第2の導波路と、を有するアレイ導波路回折格子と、を備える波長合分波器であって、
    前記第1のスラブ導波路が該第1のスラブ導波路を通る光の経路と交わる面で分離されており、
    前記分離された第1のスラブ導波路の一方および前記マッハツェンダ干渉計が設けられた第1の部材と、
    前記分離された第1スラブ導波路の他方および前記アレイ導波路が設けられた第2の部材と、
    前記アレイ導波路回折格子の透過中心波長の温度依存性が低減するように、温度変化に応じて前記第1の部材および前記第2の部材の少なくとも一方を移動させて、前記分離された第1のスラブ導波路の一方および前記分離された第1のスラブ導波路の他方の相対的な位置を変化させる温度補償機構と、を備え、
    前記マッハツェンダ干渉計の前記2つのアーム導波路の少なくとも一方には、前記アーム導波路と交差するように設けられた溝が形成されており、
    前記溝、および前記分離された第1のスラブ導波路の一方と他方との間には、前記アレイ導波路回折格子および前記マッハツェンダ干渉計の導波路コアと屈折率整合し、該導波路コアの温度依存係数と異なる温度依存係数を有し、可塑性または流動性を有する同一の補償材料が充填されていることを特徴とする波長合分波器。
  2. 前記補償材料は、液体であることを特徴とする請求項1に記載の波長合分波器。
  3. 前記補償材料は、ゲルであることを特徴とする請求項1に記載の波長合分波器。
  4. 前記補償材料は、シリコーン樹脂であることを特徴とする請求項1に記載の波長合分波器。
  5. 請求項1に記載の波長合分波器を製造するための製造方法であって、
    前記アレイ導波路回折格子、前記マッハツェンダ干渉計、および前記温度補償機構が形成された構成を用意する工程と、
    前記溝、および前記分離されたスラブ導波路の一方と他方との間に、前記同一の補償材料を充填する工程と
    を有することを特徴とする波長合分波器の製造方法。
  6. 前記同一の補償材料を充填する工程の前に、前記溝に前記同一の補償材料を充填し、前記アレイ導波路回折格子の透過波長特性と前記マッハツェンダ干渉計の透過波長特性とが同期するように、前記マッハツェンダ干渉計に位相トリミングを施し、該位相トリミングが終了した後に、前記溝に充填された前記補償材料を取り除く工程をさらに有することを特徴とする請求項5に記載の波長合分波器の製造方法。
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