JP2012012810A - 車両用ドアラッチのリモートコントロール装置 - Google Patents

車両用ドアラッチのリモートコントロール装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ベースプレートへの複数のスイッチの組付け作業性を向上させるとともに、スイッチの損傷を防止する。
【解決手段】ベースプレート7に取り付ける前にアウトサイドスイッチ17及びインサイドスイッチ18を予め取付け可能で、かつアウトサイドスイッチ17及びインサイドスイッチ18を取り付けた状態でベースプレート7の一側面に固定することにより、アウトサイドスイッチ17及びインサイドスイッチ18をベースプレート7の一側面に取付け可能な単一のプロテクタ42を備える。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ベースプレートにレバーの回動を検知する検知スイッチを取付けた車両用ドアラッチのリモートコントロール装置に関する。
上記のような車両用ドアラッチのリモートコントロール装置においては、スライドドア内に固定されるベースプレートと、ベースプレートに枢軸により枢支される複数のレバー(例えば、インサイドレバー、アウトサイドレバー、チャイルドロックレバー)と、各レバーの回動を検知する複数の検知スイッチを備えている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007−2521号公報
しかし、上述のような車両用ドアラッチのリモートコントロール装置は、各検知スイッチが枢軸を中心に周方向に分散して配置されているため、各検知スイッチに接続された電線の取り回しを含め取付作業が容易ではなかった。また、各スイッチが分散して互いに離間しているため、各検知スイッチを予めベースプレートに取付けることは、他の構成部品の組付けを妨げるおそれがあるだけではなく、他の構成物品の組付け時に、検知スイッチに接触したりして検知スイッチの破損を招くおそれもある。
本発明は、上記課題に鑑み、ベースプレートへの複数のスイッチの組付け作業性を向上させるとともに、スイッチの損傷を防止することができるようにした車両用ドアラッチのリモートコントロール装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、第1の発明は、ドアに固定されるベースプレートに、枢軸により枢支され前記ドアの車外側に設けられるアウトサイドハンドルの操作に基づいて、前記ドアに設けられるドアラッチ装置とストライカとの係合を解除しうるリリース方向へ回動するアウトサイドレバーと、枢軸により枢支され前記ドアの車内側に設けられるインサイドハンドルの操作に基づいて、前記ドアラッチ装置と前記ストライカとの係合を解除しうるリリース方向へ回動するインサイドレバーと、前記アウトサイドレバー及び前記インサイドレバーの前記リリース方向への回動をそれぞれ検知可能なアウトサイドスイッチ及びインサイドスイッチとを設けた車両用ドアラッチのリモートコントロール装置において、前記ベースプレートに取り付ける前に前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを予め取付け可能で、かつ前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを取り付けた状態で前記ベースプレートの一側面に固定することにより、前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを前記ベースプレートの一側面に取付け可能な単一のプロテクタを備える。
この構成によると、プロテクタにアウトサイドスイッチ及びインサイドスイッチを予め固定した後、プロテクタをベースプレートに固定することにより、ベースプレートの一側面に纏めて各スイッチを組付けることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記プロテクタは、前記ベースプレートの前記一側面に固定された状態において、前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを前記ベースプレートの前記一側面に対向する側から覆う覆い部を一体的に形成する。
この構成によると、プロテクタに覆い部を設けることにより、アウトサイドスイッチ及びインサイドスイッチの側面を確実に保護することができる。
第3の発明は、上記1または2の発明において、前記プロテクタは、前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチにそれぞれ接続された電線を保持可能な電線保持部を一体的に形成する。
この構成によると、プロテクタに電線保持部を設けることにより、電線の散乱を防止でき、配線を容易に行うことができる。
第4の発明は、上記1〜3の発明のいずれかにおいて、前記インサイドレバーは、前記ベースプレートの一側面に枢支されるとともに、前記ベースプレートの前記一側面に沿って回動する部分の端部に前記インサイドスイッチが検知し得る被検知部を有し、前記アウトサイドレバーは、前記ベースプレートの前記一側面と反対側の他側面に枢支されるとともに、前記ベースプレートに設けた開口部を通って前記ベースプレートの前記他側面側から前記一側面側に突出して前記一側面に沿って回動する部分の端部に前記アウトサイドスイッチが検知し得る被検知部を有する。
この構成によると、インサイドレバーとアウトサイドレバーとがベースプレートの相対する面にそれぞれ枢支された構成であっても、アウトサイドスイッチ及びインサイドスイッチをベースプレートの一側面のみに配置することができる。
本発明によると、ベースプレートに枢支された各レバーの回動を検知可能な各スイッチを単一のプロテクタに予め固定し、この状態でプロテクタをベースプレートに固定することにより、各スイッチを纏めてベースプレートに配置することができ、各スイッチの組付け作業を効率的に行うことができる。
本発明を適用したスライドドアを備えた車両の側面図である。 本発明に係るリモートコントロール装置の分解斜視図である。 同じく車内側から見たリモートコントロール装置の背面図である。 同じく車外側から見たリモートコントロール装置の正面図である。 同じく車内側から見たスイッチユニットの背面図である。 同じくスイッチを含む要部の分解斜視図である。 同じくリモートコントロール装置が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるときの要部の正面図である。 同じくリモートコントロール装置が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるときにアウトサイドハンドルが操作された状態の要部の正面図である。 同じくリモートコントロール装置が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるときに、インサイドハンドルが開扉操作された状態の要部の正面図である。 同じくリモートコントロール装置が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるときに、インサイドハンドルが閉扉操作された状態の要部の正面図である。 同じくリモートコントロール装置が施錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるときに、アウトサイドハンドルが操作された状態の要部の正面図である。 同じくリモートコントロール装置が施錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるときに、インサイドハンドルが開扉操作された状態の要部の正面図である。 同じくリモートコントロール装置が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が施錠位置にあるときに、インサイドハンドルが操作された状態の要部の正面図である。
以下、本発明に係る一実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明では、図3における上方、図4における下方を「前方」とし、図3における下方、図4における上方を「後方」とし、図3及び4における左方を「上方」とし、図3及び4における右方を「下方」とし、図3における図面手前、図4における図面奥を「車内側」とし、図3における図面奥、図4における図面手前を「車外側」とする。
ドア1は、車体の側面に前後方向へ開閉可能に支持されるリヤドアのスライドドアで、その内部にはドア1を閉鎖位置に保持するための前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bと、ドア1を全開位置に保持するための全開用ラッチ装置3と、各操作を中継制御するリモートコントロール装置4が設けられている。ドア1の車外側には、車外からドア1を開ける際に操作されるアウトサイドハンドル5が設けられ、また、車内側には車内からドア1を開ける際に操作されるインサイドハンドル6が設けられている。
ドア1の前後に設けられた全閉用ドアラッチ装置2A、2Bは、車体側の対応する箇所に固着されたストライカ(図示省略)と係合することによって、ドア1を全閉位置に保持し、また、アウトサイドハンドル5またはインサイドハンドル6の開扉操作に基づいてラッチ解除作動してストライカから離脱することによって、ドア1の開扉を可能にする。
図2〜4に示すように、リモートコントロール装置4は、ドア1に固定されるベースプレート7と、アウトサイドハンドル5の操作に従動するアウトサイドレバー8と、インサイドハンドル6の操作に従動するインサイドレバー9と、全閉用ドアラッチ装置2A、2Bに操作力を伝達可能なケーブル27,28を介して連係されるリリースレバー10と、リモートコントロール装置4の施錠及び解錠の動力源をなすロック用アクチュエータ11と、ロック用アクチュエータ11の駆動により回動可能なロックレバー12と、合成樹脂製のチャイルドロックレバー14と、全開用ラッチ装置3に操作力を伝達可能なケーブル35を介して連係される連係レバー15と、アウトサイドレバー8、インサイドレバー9、及びチャイルドロックレバー14の回動を検知し、かつその検知信号をドア1の開閉作動を制御可能な制御回路38に電線43を介して送信可能なアウトサイドスイッチ17、第1インサイドスイッチ18、第2インサイドスイッチ19及びチャイルドスイッチ20と、各スイッチ17〜20を保護可能な単一のプロテクタ42とを含む。
アウトサイドレバー8は、その中心からほぼ上方を向く上向アーム80と、一旦下方に延びてその端部が前方を向く前向アーム81と、ほぼ後方へ向く後向アーム82とを有しており、車内外方向へ向く枢軸21によりベースプレート7の車内側を向く他側面に枢支されている。
前向アーム81は、前後方向を向く連結孔811に摺動可能に設けられた係脱ピン30を介してチャイルドロックレバー14に摺動自在に連結される。前向アーム81には、アウトサイドレバー8を図3において時計方向へ付勢するバネ24が掛止されている。後向アーム82には、前後方向に延びる係合孔部831と、係合孔部831の端から枢軸21を中心として周方向に連設された空振り孔部832とを有するほぼL字状の制御孔83が穿設されている。なお、制御孔83には、後述の係脱ピン29が摺動可能に係合されている。上向アーム80には、枢軸21を中心とする円弧状の第1、第2連結孔802、803が並設されている。
外側の第1連結孔802には、リリース用アクチュエータ26の操作力をアウトサイドレバー8に伝達可能なケーブル22の端部221が摺動可能に連結される。なお、リリース用アクチュエータ26は、ドア1内に配置され、運転席に設けられる操作スイッチ(図示省略)の操作に基づいて作動する。内側の第2連結孔803には、アウトサイドハンドル5の操作力をアウトサイドレバー8に伝達可能なケーブル23の端部231が摺動可能に連結される。リリース用アクチュエータ26が駆動するか、または、アウトサイドハンドル5が開扉操作されると、それらの操作力は、ケーブル22またはケーブル23を介してアウトサイドレバー8に伝達され、アウトサイドレバー8は、バネ24の付勢力に抗して、待機位置(図3、4及び図7参照)からリリース方向(図3、4及び図7において反時計方向)へ回動する。
操作スイッチ又はアウトサイドハンドル5の開扉操作によって、アウトサイドレバー8がリリース位置(図8、11及び図13参照)へ回動すると、前向アーム81の下端部に設けられた車外側へ向く突出片812が、ベースプレート7に穿設された開口部71を通して連係レバー15の上部に設けた車内側へ向く係合片151に係合することによって、連係レバー15を付勢するバネ25の付勢力に抗して、連係レバー15は待機位置(図3、4参照)からリリース方向(図3において反時計方向、図4において時計方向)へ回動する。また、アウトサイドレバー8がリリース方向へ回動すると、上向アーム80の前側部に設けられた車外側へ突出した第1被検知部をなす被検知部801は、ベースプレート7に設けた開口部72を通してベースプレート7の車外側を向く一側面に突出して、後述するアウトサイドスイッチ17の検知部171に接触し、アウトサイドスイッチ17は、アウトサイドレバー8のリリース方向への回動を検知する。
連係レバー15は、車内外方向へ向く支軸31によりベースプレート7の車外側を向く一側面に回動可能に支持されるとともに、後側の上向きの先端部には、インサイドレバー9の後述する第2のリリース方向への回動力を伝達するための上下方向を向くリンク32の下端部が連結軸33により回動可能に連結されている。さらに、連係レバー15は、バネ25により図4において時計方向に付勢されるとともに、下端部には、連係レバー15のリリース方向への回動力を全開用ラッチ装置3に伝達可能なケーブル35の端部が連結される。アウトサイドハンドル5の開扉、閉扉操作(実施例においては同方向)またはインサイドハンドル6が閉扉操作されると、連係レバー15は、リリース方向(図4において時計方向)へ回動して、ケーブル35を介して全開用ラッチ装置3に操作力を伝達する。これにより、全開用ラッチ装置3はラッチ解除作動する。
インサイドレバー9は、ほぼ上方に延びるスイッチアーム90と、前下方に延びる前向アーム91と、後下方に延びる後向アーム92とを有し、枢軸21と一体的に回動し得るようにベースプレート7の一側面に枢支され、枢軸21の車内側端部に固着されたインサイドハンドル6の開扉操作に基づいて、枢軸21の軸線回りに設けられるスプリング39の付勢力に抗して、待機位置(図4、7参照)から第1のリリース方向(図4、7〜14において時計方向)へ回動し、同じく閉扉操作に基づいて、スプリング39の付勢力に抗して、待機位置(図4、7参照)から第2のリリース方向(図4、7〜14において反時計方向)へ回動する。
スイッチアーム90の前後の両角部には、第1、第2インサイドスイッチ18、19のアーム状の検知部181、191に接触し易いように、前後方向に突出した第2被検知部をなす開被検知部901及び閉被検知部902が設けられている。前向アーム91には、後述するチャイルドロックレバー14の係脱ピン30が係合可能な係合部911が設けられている。後向アーム92には、係合ピン34が固着され、この係合ピン34は、リンク32に設けられた上下方向を向く長孔321に摺動可能に係合される。
インサイドハンドル6の開扉操作によって、インサイドレバー9が第1のリリース方向(図4において時計方向)へ回動すると、インサイドレバー9における前向アーム91の係合部911が、チャイルドロックレバー14に摺動自在に設けられた係脱ピン30に係合することによって、連係レバー15は、バネ25の付勢力に抗して、待機位置(図3、4参照)からリリース方向(図3において反時計方向、図4において時計方向)へアウトサイドレバー8とともに回動する。また、インサイドレバー9が第1のリリース方向へ回動すると、インサイドレバー9のスイッチアーム90の開被検知部901は第1インサイドスイッチ18の検知部181に接触し、第1インサイドスイッチ18は、インサイドレバー9の第1のリリース方向への回動を検知する。
インサイドハンドル6の閉扉操作によって、インサイドレバー9が第2のリリース方向(図4において反時計方向)へ回動すると、その回動力は、リンク32を介して連係レバー15に伝達され、連係レバー15は、待機位置(図3、4参照)からリリース方向(図3において反時計方向、図4において時計方向)へ回動する。また、インサイドレバー9が第2のリリース方向へ回動すると、インサイドレバー9のスイッチアーム90の閉被検知部902は第2インサイドスイッチ19の検知部191に接触し、第2インサイドスイッチ19はインサイドレバー9の第2のリリース方向への回動を検知する。
リリースレバー10は、後方に延びる後向アーム100と、下方に延びる下向アーム101とを有するほぼ倒立L字型をなしており、枢軸21によりベースプレート7の他側面にアウトサイドレバー8及びインサイドレバー9に対して独立して回動し得るように枢支されている。後向アーム100には、アウトサイドレバー8の制御孔83における係合孔部831に重合する前後方向を向く開口部1001が穿設されている。下向アーム101には、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bに開扉操作力を伝達するためのケーブル27、28の端部が連結される。
リリースレバー10は、ロックレバー12が後述の解錠位置にあるとき、アウトサイドレバー8のリリース方向への回動に連動して、待機位置(図3、4及び図7参照)からリリース位置(図8、9参照)へ回動することによって、ケーブル27、28を介して前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bに操作力を伝達する。これにより、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bは、ラッチ解除作動する。
ロックレバー12は、後方へ向く後向アーム120と、下方を向く下向アーム121とを有するほぼL字型をなし、車内外方向を向く支軸37によりベースプレート7の他側面に回動可能に支持される。
後向アーム120の後端部には、ロック用アクチュエータ11のモータ(図示省略)の作動によって揺動可能な出力用レバー13が連結される。ロックレバー12は、出力用レバー13の作動により解錠位置(図3、4及び図7〜10)及び施錠位置(図11〜14)へ回動可能である。
下向アーム121には、上下方向を向く係合溝1211が穿設されている。係合溝1211には、リリースレバー10の開口部1001及びアウトサイドレバー8の制御孔83を貫通する係脱ピン29が摺動可能に係合される。なお、係合溝1211は、枢軸21を中心とする円弧状に形成される。これにより、アウトサイドレバー8及びインサイドレバー9がリリース方向へ回動(インサイドレバー9においては第1のリリース方向へ回動)する際に、係合溝1211内の係脱ピン29の摺動が円滑に行われ、摩擦等によるエネルギーロスを低減できる。
制御回路38は、ロックスイッチ(図示省略)から送信されるロックレバー12の位置検知信号(解錠状態検知信号及び施錠状態検知信号)及び、各スイッチ17〜20から送信される各レバー8、9、14の位置検知信号を受信し、これらの検知信号に基づいて、ドア1の開閉動作を行う開閉扉駆動装置(図示省略)の開扉、閉扉作動を制御する。
係脱ピン29は、ロックレバー12が解錠位置にあるとき、アウトサイドレバー8の制御孔83における係合孔部831に位置(解錠位置)し、また、同じく施錠位置にあるとき、空振り孔部832に位置(施錠位置)する。
ロックレバー12が解錠位置にあるとき、すなわち、リモートコントロール装置4が解錠状態の場合は、アウトサイドレバー8がリリース方向へ回動すると、それに従動して、係脱ピン29がリリースレバー10の開口部1001に係合することによって、リリースレバー10はアウトサイドレバー8とともにリリース方向へ回動する。
一方、ロックレバー12が施錠位置にあるとき、すなわち、リモートコントロール装置4が施錠状態の場合は、アウトサイドレバー8がリリース方向へ回動しても、係脱ピン29が空振り孔部832内を相対的に摺動するため、アウトサイドレバー8の回動力はリリースレバー10に伝達されない。
チャイルドロックレバー14は、上方に延びる上向アーム140及び前方に延びる前向アーム141を有し、枢軸40によりベースプレート7の一側面に枢支されている。前向アーム141の前部は、ドア1の前端面から露出し、その先端にはドア1を開けたときのみ操作可能な操作部1411が設けられている。操作部1411を上下方向に操作することにより、インサイドレバー9のリリース方向への回動力をリリースレバー10に伝達可能とする解錠位置(図3、4及び図7〜図12参照)及び伝達不能とする施錠位置(図13、14参照)に移動することができる。同じく、上向きアーム140の上端部には、前方に突出する被検知部1401が設けられている。被検知部1401は、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるとき、チャイルドスイッチ20の検知部201から離れ、同じく施錠位置にあるとき、検知部201に接触し、チャイルドロックスイッチ20はチャイルドロックレバー14の施錠動作を検知する。
チャイルドロックレバー14の上向アーム140に設けられた上下方向を向く長孔1402内には、アウトサイドレバー8の連結孔811内に摺動可能に係合した係脱ピン30が、ベースプレート7に穿設した開口部73を通して摺動可能に係合されている。
係脱ピン30は、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるとき、インサイドレバー9の係合部911の移動軌跡内に位置して、インサイドレバー9の第1のリリース方向への回動力をアウトサイドレバー8に伝達可能とし、また、同じく施錠位置にあるときは、係合部911の移動軌跡外に位置して、インサイドレバー9の第1のリリース方向への回動力をアウトサイドレバー8に伝達不能とする。
上述のように、アウトサイドレバー8の被検知部801、インサイドレバー9の開被検知部901及び閉被検知部902及びチャイルドロックレバー14の被検知部1401の全てをベースプレート7の一側面側に配置することにより、各レバー8、9、14のリリース方向への回動をそれぞれ検知し得るアウトサイドスイッチ17、第1、第2インサイドスイッチ18、19、チャイルドスイッチ20及びプロテクタ42をベースプレート7の一側面のみに配置することができ、リモートコントロール装置4のレイアウト性が向上するだけでなく、組付け作業性も向上する。なお、これらの配置は、一側面に限定するものではなく、他側面としてもよい。
図5及び6に示すように、スイッチユニット16は、アウトサイドレバー8のリリース方向の回動を検知し得るアウトサイドスイッチ17と、インサイドレバー9の第1のリリース方向への回動を検知し得る第1インサイドスイッチ18と、インサイドレバー9の第2のリリース方向への回動を検知し得る第2インサイドスイッチ19と、チャイルドロックレバー14の回動を検知し得るチャイルドスイッチ20と、各スイッチ17〜20から延設された電線43と、各スイッチ17〜20と電線43を一体的に保護するプロテクタ42とを備え、ベースプレート7の一側面に配置される。また、後側から第1インサイドスイッチ18、第2インサイドスイッチ19、アウトサイドスイッチ17、チャイルドスイッチ20の順に所定の間隔をおいてプロテクタ42内に配置されており、各スイッチ17〜20から延設された各電線43は、後述する電線保持部421を通ってプロテクタ42外へ配線される。
各スイッチ17〜20は、プロテクタ42内に予め固定された状態で、ベースプレート7の一側面の所定の位置に配置される。具体的には、第1、第2インサイドスイッチ18、19は、インサイドレバー9のスイッチアーム90の周囲、アウトサイドスイッチ17は、アウトサイドレバー8の被検知部801の周囲で、かつ第2インサイドスイッチ19の後方、チャイルドスイッチ20は、チャイルドロックレバー14の被検知部1401の周囲で、かつアウトサイドスイッチ17の斜め方向にそれぞれ配置される。
各スイッチ17〜20は側面視ほぼ正方形をなしており、各スイッチに接続された電線43の下端部には、コネクタ44が電気的に接続されている。このコネクタ44は、制御回路38に接続される電線(図示省略)のコネクタに電気的に接続される。また、各スイッチ17〜20のほぼ中央には、プロテクタ42に設けた後述する嵌合孔42A〜42Dにそれぞれ嵌合可能な凸部172〜202及び、プロテクタ42の後述する凸部42a〜42dがそれぞれ嵌合可能な嵌合孔173〜203が設けられており、これらの互いの嵌合により各スイッチ17〜20をプロテクタ42に容易かつ確実に組み込むことができる。さらに、各スイッチ17〜20下面には、各レバー8、9、14の作動を接触することにより検知するアーム状の検知部171〜201が下方に向かって延設されている。
プロテクタ42は、非電導材料(例えば合成樹脂製等)で一体成形され、各レバー8、9、14の各被検知部801、901、902、1401の移動軌跡に沿うようにほぼ湾曲状に形成され、ベースプレート7の一側面に固定される。
プロテクタ42は、ベースプレート7の一側面に対向する覆い部420と、覆い部420の上側縁に設けられ車内側を向く周囲部425とを有する。周囲部425は、上方からの雨水や埃等の浸入物から各スイッチ17〜20を保護する。覆い部420は、各スイッチ17〜20の側面を保護する。覆い部420には、複数の開口部4201が所定の間隔をおいて穿設されている。これにより、開口部4201から各スイッチ17〜20から延出する電線43の配線状態を視認することができる。
覆い部420のベースプレート7の一側面に対向する内面には、周囲部425に沿って各スイッチ17〜20をそれぞれ取付け可能な取付部426〜429が所定の間隔をおいて一列に設けられている。取付部426〜429は、各スイッチ17〜20の検知部171〜201が最適な角度を向くように各スイッチ17〜20を取付け可能としている。
取付部426〜429には、各スイッチ17〜20の凸部172〜202が嵌合可能な嵌合孔42A〜42Dと、各スイッチ17〜20の嵌合孔173〜203に嵌合可能な凸部42a〜42dが並設されている。嵌合孔42A〜42Dは覆い部420を貫通しており、各スイッチ17〜20がプロテクタ42に組み込まれた状態において、プロテクタ42の表面側から各スイッチ17〜20の凸部42a〜42dがプロテクタ42の嵌合孔42A〜42Dに確実に嵌合しているか確認することができる。
同じく、取付部426〜429とは異なる位置に、ベースプレート7に設けた位置決め孔75へ嵌合することによってプロテクタ42をベースプレート7に対して位置決め可能とする位置決め凸部422を設けている。これにより、ベースプレート7にプロテクタ42を取付ける際に位置決めが容易にでき組付け作業性が向上する。
プロテクタ42内には、周囲部425に沿って電線43を保持可能な電線保持部421が形成されている。また、周囲部425の内側面には、電線保持部421から電線43が離脱することを防ぐための保持片424が所定の間隔をおいて設けられている。これにより、各スイッチ17〜20から延設された電線43を纏めて確実に保持、配線及び保護可能となる。
プロテクタ42における覆い部420の下縁には、検知部171〜201の側面の形状に合わせて検知部171〜201の側方を覆うように下方へ向かって延設した保護部42e〜42hがそれぞれ設けられている。なお、プロテクタ42の下側縁に設けた保護部42e〜42hとベースプレート7の一側面の隙間は、各レバー8、9、14の被検知部801、901、902、1401が保護部42e〜42hとベースプレート7の一側面との間に進入することができるように設定されている。これにより各スイッチ17〜20を他の構成物品等から保護しつつ、各レバー8、9、14の各スイッチ17〜20への入力動作を受容する。
各スイッチ17〜20をベースプレート7上に配置するには、予め各スイッチ17〜20を単一のプロテクタ42の取付部426〜429に取付けするとともに、各スイッチ17〜20から延設された電線43を電線保持部421に組み付け、この状態でプロテクタ42をボルト45によってベースプレート7に固定する。これにより、プロテクタ42に予め取付けられた各スイッチ17〜20は、ベースプレート7の所定の位置に配置される。したがって、各スイッチ17〜20をプロテクタ42とともに一括して、ベースプレート7の所定の位置に容易に配置することができるとともに、複数の電線43を纏めて配線可能となる。また、組付け後の状態にあっては、各スイッチ17〜20及び電線43を確実に保護することができる。さらに、各スイッチ17〜20毎に保護部材(プロテクタ)を設定する必要がなくなるため、部品点数を減少してコストを抑えることができる。
次に本発明に係る本実施形態の作用について説明する。
(図7に示すように、リモートコントロール装置4が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるとき)
ドア1の閉鎖状態において、車外からアウトサイドハンドル5が開扉操作された場合には、アウトサイドレバー8は、図7に示す待機位置から時計方向に回動し、図8に示すリリース位置へ回動する。これに従動して、係脱ピン29が、アウトサイドレバー8の制御孔83における係合孔部831及びリリースレバー10の開口部1001に係合して、アウトサイドレバー8とともに移動することによって、リリースレバー10は、係脱ピン29を介してアウトサイドレバー8とともにリリース方向へ回動し、ケーブル27、28を介して、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bに開扉操作力を伝達し、これによりドアラッチ装置2A、2Bはストライカから離脱する。
また、アウトサイドレバー8のリリース方向への回動に伴って、被検知部801は、アウトサイドスイッチ17の検知部171に接触し、アウトサイドスイッチ17は、アウトサイドレバー8のリリース方向の回動を検知する。この検知信号は制御回路38に送信され、制御回路38は、開閉駆動装置に対してドア1が開扉動作するように制御する。
ドア1の閉鎖状態において、車内からインサイドハンドル6が開扉操作された場合には、インサイドレバー9は図7に示す待機位置から時計方向へ(第1のリリース方向)回動し図9に示すリリース位置へ回動する。インサイドレバー9の回動は、インサイドレバー9の前向アーム91の係合部911及び係脱ピン30を介してアウトサイドレバー8へ伝達される。これにより、アウトサイドレバー8がリリース方向へ回動し、前述のアウトサイドハンドル5を操作したときと同様に、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bに開扉操作力を伝達し、ドアラッチ装置2A、2Bはストライカから離脱する。
また、インサイドレバー9の第1のリリース方向の回動に伴って、スイッチアーム90の開被検知部901は、第1インサイドスイッチ18の検知部181に接触して第1インサイドスイッチ18は、インサイドレバー9の第1のリリース方向の回動を検知する。この検知信号は、制御回路38に送信され、制御回路38は、開閉駆動装置に対してドア1が開扉動作するように制御を行う。
ドア1の全開状態において、車内からインサイドハンドル6が閉扉操作された場合には、インサイドレバー9は、図7に示す待機位置から反時計方向(第2のリリース方向)に回動し、図10に示すように、後向アーム92の先端部に連結されたリンク32を介して連係レバー15を従動させ、ケーブル35を介して全開用ラッチ装置3に操作力を伝達する。
また、インサイドレバー9の第2のリリース方向の回動に伴って、スイッチアーム90の閉被検知部902は検知部191に接触し、第2インサイドスイッチ19はインサイドレバー9の第2のリリース方向の回動を検知する。この検知信号は制御回路38に送信され、制御回路38は、開閉駆動装置に対してドア1が閉扉動作するように制御する。
(リモートコントロール装置4が施錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が解錠位置にあるとき)
ドア1の閉鎖状態において、車外からアウトサイドハンドル5が開扉操作された場合には、アウトサイドレバー8がリリース方向へ回動しても、図11に示すように、係脱ピン29が制御孔83の空振り孔部832内を相対的に摺動するため、アウトサイドレバー8のリリース方向への回動は、リリースレバー10には伝達されない。従って、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bにはアウトサイドハンドル5の開扉操作力が伝達されないため、ドア1を開けることはできない。また、この状態においては、アウトサイドスイッチ17がアウトサイドレバー8のリリース方向への回動を検知するが、ロックスイッチから施錠状態検知信号が制御回路38に入力されているため、制御回路38は、開閉駆動装置の開駆動制御を行わない。
ドア1の閉鎖状態において、車内からインサイドハンドル6が開扉操作された場合には、インサイドレバー9は、第1のリリース方向へ回動し、アウトサイドレバー8も従動してリリース方向に回動するが、図12に示すように、係脱ピン29が制御孔83の空振り孔部832内を相対的に摺動するため、アウトサイドレバー8のリリース方向への回動は、リリースレバー10には伝達されない。従って、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bにはインサイドハンドルの開扉操作力が伝達されないため、ドア1を開けることはできない。この場合も、第1インサイドスイッチ18及びアウトサイドスイッチ17が、インサイドレバー9及びアウトサイドレバー8のリリース方向への回動を検知するが、アウトサイドハンドル5が開扉操作された場合と同様に、制御回路38は、開閉駆動装置の開駆動制御を行わない。
(リモートコントロール装置4が解錠状態にあり、チャイルドロックレバー14が施錠位置にあるとき)
車外からアウトサイドハンドル5が開扉操作された場合には、図8に基づいて説明した動作と同様に、アウトサイドレバー8がリリース方向へ回動することによって、アウトサイドハンドル5の開扉操作は、前後の全閉用ドアラッチ装置2A、2Bに伝達されてドア1を開けることができる。この場合は、チャイルドスイッチ20がチャイルドロックレバー14の施錠位置を検知しているが、アウトサイドスイッチ17がアウトサイドレバー8のリリース方向への回動を検知することで、制御回路38は、開閉駆動装置の開駆動制御を行う。
しかし、車内からインサイドハンドル6が開扉操作された場合には、図13に示すように、インサイドレバー9が第1のリリース方向へ回動しても、係脱ピン30が、前向アーム91の係合部911の移動軌跡外に位置しているため、インサイドレバー9の第1のリリース方向への回動力はアウトサイドレバー8には伝達されない。したがって、この状態においては、解錠状態であってもインサイドハンドル6の開扉操作に基づいて、ドア1を開けることはできない。
この場合は、チャイルドロックレバー14の被検知部1401が、チャイルドスイッチ20の検知部201に接触し、かつインサイドレバー9の開被検知部901が、第1インサイドスイッチ18に接触するが、このとき、チャイルドスイッチ20がチャイルドロックレバー14の施錠位置を検知しているため、インサイドレバー9のリリース方向への回動を検知していても、制御回路38は、開閉駆動装置の開駆動制御を行わない。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で、本実施形態に対して、次のような変形や変更を施すことが可能である。
上記実施形態において、スイッチユニット16の電線43及びプロテクタ42の電線保持部421を廃止し、代わりに導電性のターミナル(図示省略)をプロテクタ42に設け、ターミナルを各スイッチ17〜20に電気的に接続するとともに、プロテクタ42に一体的に設けたカプラ部(図示省略)内に固定する。そして、制御回路38側の電線をカプラ部に電気的に接続することによって、電線43を設けることなく各スイッチ17〜20と制御回路38とを接続することができ、スイッチユニット16の組付けの際に電線43の配線が不要となりリモートコントロール装置4の組付け作業性が向上する。
1 ドア
2A、2B 全閉用ドアラッチ装置
3 全開用ラッチ装置
4 リモートコントロール装置
5 アウトサイドハンドル
6 インサイドハンドル
7 ベースプレート
8 アウトサイドレバー
9 インサイドレバー
10 リリースレバー
11 ロック用アクチュエータ
12 ロックレバー
13 出力用レバー
14 チャイルドロックレバー
15 連係レバー
16 スイッチユニット
17 アウトサイドスイッチ
18、19 第1、第2インサイドスイッチ
20 チャイルドスイッチ
21 枢軸
22、23 ケーブル
24、25 バネ
26 リリース用アクチュエータ
27、28 ケーブル
29、30 係脱ピン
31 支軸
32 リンク
33 連結軸
34 係合ピン
35 ケーブル
37 支軸
38 制御回路
39 スプリング
40 枢軸
42 プロテクタ
42A〜42D 嵌合孔
42a〜42d 凸部
42e〜42h 保護部
43 電線
44 コネクタ
45 ボルト
71、72、73 開口部
75 位置決め孔
80 上向アーム
81 前向アーム
82 後向アーム
83 制御孔
90 スイッチアーム
91 前向アーム
92 後向アーム
100 後向アーム
101 下向片
120 後向アーム
121 下向アーム
140 上向アーム
141 前向アーム
151 係合片
171 検知部
172 凸部
173 嵌合孔
181、191 検知部
182、192 凸部
183、183 嵌合孔
201 検知部
202 凸部
203 嵌合孔
221、231 端部
321 長孔
420 覆い部
4201 開口部
421 電線保持部
422 位置決め凸部
423 挿入部
424 保持片
425 周囲部
426〜429 取付部
801 被検知部
802、803 第1、第2連結孔
811 連結孔
812 突出片
831 係合孔部
832 空振り孔部
901 開被検知部
902 閉被検知部
911 係合部
1001 開口部
1211 係合溝
1401 被検知部
1402 長孔
1411 操作部

Claims (4)

  1. ドアに固定されるベースプレートに、枢軸により枢支され前記ドアの車外側に設けられるアウトサイドハンドルの操作に基づいて、前記ドアに設けられるドアラッチ装置とストライカとの係合を解除しうるリリース方向へ回動するアウトサイドレバーと、枢軸により枢支され前記ドアの車内側に設けられるインサイドハンドルの操作に基づいて、前記ドアラッチ装置と前記ストライカとの係合を解除しうるリリース方向へ回動するインサイドレバーと、前記アウトサイドレバー及び前記インサイドレバーの前記リリース方向への回動をそれぞれ検知可能なアウトサイドスイッチ及びインサイドスイッチとを設けた車両用ドアラッチのリモートコントロール装置において、
    前記ベースプレートに取り付ける前に前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを予め取付け可能で、かつ前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを取り付けた状態で前記ベースプレートの一側面に固定することにより、前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを前記ベースプレートの一側面に取付け可能な単一のプロテクタを備えたことを特徴とする車両用ドアラッチのリモートコントロール装置。
  2. 前記プロテクタは、前記ベースプレートの前記一側面に固定された状態において、前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチを前記ベースプレートの前記一側面に対向する側から覆う覆い部を一体的に形成したことを特徴とする請求項1記載の車両用ドアラッチのリモートコントロール装置。
  3. 前記プロテクタは、前記アウトサイドスイッチ及び前記インサイドスイッチにそれぞれ接続された電線を保持可能な電線保持部を一体的に形成したことを特徴とする請求項1または2記載の車両用ドアラッチのリモートコントロール装置。
  4. 前記インサイドレバーは、前記ベースプレートの一側面に枢支されるとともに、前記ベースプレートの前記一側面に沿って回動する部分の端部に前記インサイドスイッチが検知し得る被検知部を有し、
    前記アウトサイドレバーは、前記ベースプレートの前記一側面と反対側の他側面に枢支されるとともに、前記ベースプレートに設けた開口部を通って前記ベースプレートの前記他側面側から前記一側面側に突出して前記一側面に沿って回動する部分の端部に前記アウトサイドスイッチが検知し得る被検知部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の車両用ドアラッチのリモートコントロール装置。
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