JP2012012146A - 穴吊り治具 - Google Patents

穴吊り治具 Download PDF

Info

Publication number
JP2012012146A
JP2012012146A JP2010148767A JP2010148767A JP2012012146A JP 2012012146 A JP2012012146 A JP 2012012146A JP 2010148767 A JP2010148767 A JP 2010148767A JP 2010148767 A JP2010148767 A JP 2010148767A JP 2012012146 A JP2012012146 A JP 2012012146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hole
main body
rotating rod
suspension
steel ball
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010148767A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5755846B2 (ja
Inventor
Toshihiro Kawashima
利弘 川島
Shinji Tsuyama
信治 津山
Noboru Hirata
昇 平田
Hatsuo Tsuyama
初雄 津山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eagle Clamp Co Ltd
Original Assignee
Eagle Clamp Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eagle Clamp Co Ltd filed Critical Eagle Clamp Co Ltd
Priority to JP2010148767A priority Critical patent/JP5755846B2/ja
Publication of JP2012012146A publication Critical patent/JP2012012146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5755846B2 publication Critical patent/JP5755846B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】穴吊り治具に左右回転および全周回転が可能な吊環部を設けて任意の方向に吊り上げ可能とする。
【解決手段】一対の脚部12a,12bの間に下向きに開口するワーク挿入口13を備えた本体11と、本体の一対の脚部間に係脱自在に架け渡される吊ピン14とを有して構成され、本体のワーク挿入口にワークの端部を挿入し且つ該ワークの端部を貫通する穴に吊ピンを通した状態で該ワークを吊り上げるように構成された穴吊り治具10において、回転ロッド35が本体に対して全周回転自在に装着され、回転ロッドの軸穴(39)を挿通する吊環ボルト41を軸として吊環27が左右回転自在に装着される。一例として、回転ロッドの下端に形成したテーパー面(37)を、本体に埋設固定したロッド装着部材29の内径空間(33)のテーパー面(34)と摺接させながら全周回転自在とする(図6,図7)。
【選択図】図3

Description

本発明は、取付や組立などのためにあらかじめ形成された穴を利用して鋼材などのワークを吊り上げる穴吊り治具(穴吊りクランプ)に関する。
このような穴吊り治具は、たとえば特許文献1,2などに公知であり、一対の脚部の間に下向きに開口するワーク挿入口を備えた本体と、この本体の一対の脚部間に係脱自在に架け渡される吊ピンとから構成され、本体のワーク挿入口にワークの端部を挿入し且つ該ワークの端部を貫通する穴に吊ピンを通した状態で該ワークを吊り上げるように構成されている。
特開2003−335494号公報 特許第3593056号公報
これら従来の穴吊り治具では、本体の上部にクレーンフックを係止するフック係止穴を設けて、縦吊りと横吊りの2方向吊り上げを可能にしているが、いずれにしてもフック係止穴にクレーンフックを係止した状態で本体が左右回転および全周回転可能な構造にはなっていない。このため、従来の穴吊り治具を用いる場合は、クレーンフックからシャックルやカップリングなどを介してスリング材でフック係止穴と連結して作業を行う必要があった。
したがって、本発明の課題は、穴吊り治具に左右回転および全周回転が可能な吊環部を設けて任意の方向に吊り上げ可能とすると共に、シャックルやカップリングなどを介さずにスリング材を直結して使用できるような構造を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1にかかる本発明は、一対の脚部の間に下向きに開口するワーク挿入口を備えた本体と、本体の一対の脚部間に係脱自在に架け渡される吊ピンとを有して構成され、本体のワーク挿入口にワークの端部を挿入し且つ該ワークの端部を貫通する穴に吊ピンを通した状態で該ワークを吊り上げるように構成された穴吊り治具であって、本体に対して全周回転自在に装着される回転ロッドと、回転ロッドの軸穴を挿通する吊環ボルトを軸として回転自在に装着される吊環とを有することを特徴とする。
請求項2にかかる本発明は、請求項1記載の穴吊り治具において、前記回転ロッドは、略円柱形状の主部と該主部の下端においてテーパー面を介して拡径されている基部とを有しており、一方、前記本体にはこの回転ロッドの主部を収容する内径空間が本体上面に開口して形成されると共に該内径空間の下端がテーパー面を介して拡径されており、回転ロッドの主部を本体の内径空間に収容した状態においてテーパー面同士が摺接しながら回転ロッドが本体に対して全周回転自在とされていることを特徴とする。
請求項3にかかる本発明は、請求項2記載の穴吊り治具において、前記本体上面に開口する雌ネジ部に略リング状のロッド装着部材が螺着され、このロッド装着部材に前記内径空間およびテーパー面が設けられることを特徴とする。
請求項4にかかる本発明は、請求項1記載の穴吊り治具において、前記回転ロッドは、略円柱形状の主部の高さ範囲内に全周に亘って第一の凹溝が形成された形状を有しており、一方、前記本体にはこの回転ロッドの主部を収容する凹部が本体上面に開口して形成されると共に回転ロッドの主部を該凹部に収容したときに前記第一の凹溝と整列する高さ位置において全周に亘って第二の凹溝が形成されており、且つ、これら第一および第二の凹溝によって全周に亘って形成される略円形断面形状の鋼球収容溝に複数の鋼球が収容されてボールベアリングとして働くことを特徴とする。
請求項5にかかる本発明は、請求項4記載の穴吊り治具において、前記鋼球収容溝に鋼球を挿入するための鋼球挿入孔が前記本体の外周面から前記第二の凹溝に達するように形成され、この鋼球挿入孔を塞ぐ止めネジが着脱可能に設けられることを特徴とする。
請求項6にかかる本発明は、請求項1ないし5のいずれか記載の穴吊り治具において、前記回転ロッドは前記本体に全周回転自在に装着された状態で本体の上方に突出する上端板状部を有し、この上端板状部に前記軸穴が貫通形成されることを特徴とする。
請求項1にかかる本発明によれば、回転ロッドが本体に対して全周回転自在に装着されると共に、この回転ロッドの軸穴を挿通する吊環ボルトを軸として吊環が回転自在に装着されるので、吊環にクレーンフックを係止した状態で本体が左右回転および全周回転可能である。したがって、任意の方向に吊り上げ可能であり、また、シャックルやカップリングなどを介さずにスリング材を直結して使用できる効果がある。
請求項2にかかる本発明によれば、回転ロッドを本体に対して全周回転自在に装着するための一つの好適な構造が提供される。この構造によれば、ワークを吊り上げたときに、本体と回転ロッドの負荷を本体側のテーパー面(内径空間の下端に形成されるテーパー面)で受けることになる。
請求項3にかかる本発明によれば、上記構造におけるより具体的な形態が提供される。この形態によれば、回転ロッドを装着した状態のロッド装着部材を本体の雌ネジ部に螺着するので、その組立や部品交換などを容易に行うことができる効果がある。
請求項4にかかる本発明によれば、回転ロッドを本体に対して全周回転自在に装着するための他の好適な構造が提供される。この構造によれば、ワークを吊り上げたときに、本体と回転ロッドの負荷をボールベアリング作用で受けることになる。
請求項5にかかる本発明によれば、上記構造におけるより具体的な形態が提供される。この形態によれば、ボールベアリングとして働く鋼球を鋼球収容溝に挿入したり抜去・交換する作業などを容易に行うことができる効果がある。
請求項6にかかる本発明によれば、吊環を回転ロッドに対して、したがって本体に対して左右回転自在に連結するための好適な構造が提供される。この構造によれば、回転ロッドの上端板状部の軸穴に装着される吊環ボルトを回転軸として、本体の上方において自由に左右回転ないし起伏することができる。
本発明の一実施形態(実施例1)による穴吊り治具の正面図である。 この穴吊り治具の側面図である。 この穴吊り治具の斜視図である。 この穴吊り治具において抜き差しピンを本体から引き抜くときの操作状態を示す正面図である。 図4の状態後に抜き差しピンが本体から引き抜かれた状態を示す正面図である。 この穴吊り治具に用いられる回転ロッドを示す正面図(a)および側面図(b)である。 この穴吊り治具の回転ロッドを回転自在に収容するロッド装着部材を示す平面図(a)および同図中A−A線による断面図(b)である。 この穴吊り治具を用いてワークを吊り上げる状態を示すと共に、この状態において吊環が左右回転自在であることを示す正面図である。 この穴吊り治具を用いてワークを吊り上げる状態を示すと共に、この状態において吊環が全周回転自在であることを示す側面図である。 本発明の他実施形態(実施例2)による穴吊り治具の正面図である。 この穴吊り治具の側面図である。 図10中B−B線による断面図である。 この穴吊り治具に用いられる回転ロッドを示す正面図(a)および側面図(b)である。
本発明について実施例を挙げて詳細に説明する。
図1〜図3を参照して実施例1の穴吊り治具10について説明する。この穴吊り治具10は、一対の脚部12a,12bの間に下向きに開口するワーク挿入口13を備えた本体11と、本体11の一対の脚部12a,12b間に係脱自在に架け渡される吊ピン14を有する。ワーク挿入口13は、この穴吊り治具10で吊り上げようとする鋼材などのワークWの厚さより大きな開口幅を有するものとして形成され、したがって該ワークWの端部を挿入可能とされている(図8参照)。また、ワーク挿入口13の深さ(言い換えれば脚部12a,12bの長さ)は該ワークWの端部に厚さ方向に貫通して形成されている穴に吊ピン14が挿入・通過できる深さとされている。
吊ピン14の軸15は、本体11の脚部12a,12bの下端近くに形成されたピン挿通穴16a,16bを挿通して脚部12a,12b間に架け渡されるに十分な長さを有し、その基端にはチェーン係止穴17を有する頭部18が固着され、その先端にはストッパ19がスプリングピン20を介して吊ピン軸15に対して回動自在に設けられている。また、吊ピン14の頭部18と脚部12aとの間において軸15の回りにコーンスプリング21が巻装されており、頭部18を脚部12aから引き離す方向に吊ピン14を移動付勢している。
吊ピン14は後述するように本体11の脚部12a,12bに対して抜き差し可能であるが、吊チェーン22を介して本体11に連結されているので、抜いたときであっても不意に脱落することなく本体11に付属する。この実施例では、吊チェーン22は、リング23,チェーン止め24および六角穴付きボルト25を介して本体11の脚部12a側の側面に連結されており、その先端がリング26を介して吊ピン頭部18のチェーン係止穴17に係止されている。
図1〜図3は吊ピン14が本体脚部12a,12bのピン挿通穴16a,16bを通って装着されている状態を示している。この状態において、吊ピン14先端のストッパ19は吊ピン軸15に対して下向きに折り曲げられており、コーンスプリング21の付勢力を受けてその側面が脚部12bの外側面に接している。これにより吊ピン14の装着状態が維持され、吊り上げ作業時にはこの状態で使用される。
この装着状態から吊ピン14を引き抜くには、コーンスプリング21の付勢力に抗して頭部18を矢印A方向に押し込み、これによって脚部12bの外側面から離れたストッパ19を矢印B方向に回転させて吊ピン軸15と平行にして引き抜けば良い(図4)。このようにして引き抜かれた吊ピン14は本体11の脚部12a,12bから離脱するが、前述のように吊チェーン22などを介して本体11に連結されているので、落下することなく本体11に付属する(図5)。
説明するまでもないことであろうが、この状態から吊ピン14を本体脚部12a,12bのピン挿通穴16a,16bに順次通過させていき、コーンスプリング21の付勢力に抗して頭部18を最奥まで押し込んだ状態で先端のストッパ19を吊ピン軸15に対して下向きに折り曲げた状態にした後に頭部18から手を離せば、図1〜図3に示すような装着状態が得られる。なお、図4および図5では後述の吊環27を図示省略している。
本体11の上方には吊環27が左右回転自在且つ全周回転自在に連結されている。以下、この吊環連結構造について、図1〜図3と共に図6,図7を併せて参照して詳述する。
本体11には上面開口の雌ネジ部28が形成され、この雌ネジ部28にロッド装着部材29の雄ネジ30を螺合させることによってロッド装着部材29が本体11に固定されている。図7に示されるように、ロッド装着部材29は略円柱形状に形成され、その上面には溝31,31が対向する2箇所に径方向に整列して延長するように形成されていて、これら溝31,31に適当な治具(図示せず)を当ててロッド装着部材29を本体11の雌ネジ部28に螺着固定する。符号32は、このようにして本体11に固定されたロッド装着部材29を抜け止めするための六角穴付止めネジである。ロッド装着部材29の内径空間33は下端部において徐々に拡径するテーパー面34を有している。
本体11の雌ネジ部28に螺着固定されたロッド装着部材29に対して、回転ロッド35が全周回転自在に装着されている。図6に示されるように、回転ロッド35は、ロッド装着部材29の内径空間33と略同径または若干小径である円柱形状の主部36と、主部36の下端においてテーパー面37を介して徐々に拡径されている基部38と、主部36の上方に連続する上端板状部40とを有する。回転ロッド35は、ロッド装着部材29の内径空間33に下から挿入することにより、主部36が内径空間33に収容されると共にテーパー面34,37同士が接することとなって、ロッド装着部材29に組み付けられる。ロッド装着部材29は、上記のように回転ロッド35を組み付けた状態で、本体11の雌ネジ部28に螺着固定されているので、テーパー面34,37同士が摺接面となって、回転ロッド35はロッド装着部材29に対して(したがって本体11に対して)全周回転自在である。
本体11の雌ネジ部28に螺着固定されたロッド装着部材29に対して回転ロッド35が上記のように全周回転自在に装着された状態において、回転ロッド35の上端板状部40は本体11の上方に突出しており(図1〜図3参照)、その軸穴39および吊環27の下端二股部における軸穴(符号なし)に吊環ボルト41を通して先端にナット42およびスプリングピン43を設けることによって、吊環27が左右回転自在に連結される。
以上の構成により、吊環27は本体11に対して左右回転自在且つ全周回転自在である。ここで左右回転自在とは、吊環27が吊環ボルト41を回転軸として本体11の上方で約180度の角度範囲に亘って自由に回転することを意味し、言い換えれば略水平状態(図1仮想線状態)と略垂立状態(図1実線状態)との間で自由に起伏することを意味する(図1参照)。また、全周回転自在とは、回転ロッド35が本体11に対してその軸芯(垂直軸)を中心として両方向360度自由に回転することを意味する(図2参照)。この実施形態では、本体11と回転ロッド35の負荷をロッド装着部材29のテーパー面34で受けている。
この穴吊り治具10を用いて鋼材などのワークWを吊り上げるときの状態図が図8および図9に示されている。取付用や組立用の穴(図示せず)があらかじめ端部に設けられている鋼材などのワークWを吊り上げるに際して、該端部を本体11のワーク挿入口13に挿入した状態において、吊ピン14を脚部12aのピン挿通穴16a、ワークWの穴および脚部12bのピン挿通穴16bに順次に通した後にストッパ19を折り曲げて抜け止め装着し、この状態で、クレーンからのスリング材をフック(いずれも図示せず)などを介して吊環27に係止して、ワークWを吊り上げる。このとき、前述のように、吊環27は左右回転自在(図8参照)且つ全周回転自在(図9参照)に本体11に連結されているので、シャックルやカップリングなどを用いる必要なしに、円滑に吊り作業を行うことができる。
図10〜図13を参照して実施例2の穴吊り治具44について説明する。この穴吊り治具44は、本体11に対して吊環27を全周回転自在に連結する吊環連結構造において、実施例1の穴吊り治具10と異なる構造を採用している。その他の構造および作用については実施例1の穴吊り治具10と実質的に同一であるので、同一の部材・部分・要素には同一の符号を付してそれらの説明を割愛する。
この実施例で採用する吊環連結構造は、本体11に上面開口の凹部45が形成され、この凹部45に回転ロッド46の主部47をボールベアリングの作用で全周回転自在に嵌合収容させたものである。より詳しく説明すれば、凹部45は本体11の上面から所定深さまで略一定の内径Rを有するように形成されるが、その高さ(深さ)方向中間部において半径rの断面半円形状の凹溝49が全周に亘って形成されている。一方、回転ロッド46の主部47は、凹部45の内径Rと略同一またはそれより若干小径の略円柱状を有するが、その高さ方向中間部には半径rの断面半円形状の凹溝48が全周に亘って形成されている。回転ロッド46の主部47を凹部45に嵌合収容させたときに、凹溝48,49は同一高さに位置するのでこれらが共働して半径rの断面円形状の鋼球収容溝50を全周に亘って形成し、この鋼球収容溝50に複数の鋼球51を収容してボールベアリングとして作用させるものである。
鋼球51は、回転ロッド46の主部47を凹部45に嵌合収容させた後に、本体11の外周面から凹溝49に達するように形成された鋼球挿入孔52を介して鋼球収容溝50に収容させることができる。鋼球挿入孔52は鋼球51の径(すなわち略2r)より若干大きな内径寸法を有するものとされる。この鋼球挿入孔52を介して所定数の鋼球51を鋼球収容溝50に収容させた後、六角穴付止めネジ53で鋼球挿入孔52を塞ぐ。この実施形態では、鋼球挿入孔52より十分に大径である市販品の六角穴付止めネジを使用し、その先端を鋼球挿入孔52と略同径または若干小径となるように追加工して、六角穴付止めネジ53として用いている。
以上の構成により、回転ロッド46は本体11に対して全周回転自在に連結されるので、吊環ボルト41を介して回転ロッド46に連結される吊環27も本体11に対して全周回転自在である。
なお、回転ロッド46の上部形状は実施例1の回転ロッド35と略同一であり、吊環ボルト41を通す軸穴39を有する上端板状部40とされている。したがって、実施例1と同様に、吊環27は吊環ボルト41を回転軸として左右回転自在である。
10 穴吊り治具(実施例1)
11 本体
12a,12b 脚部
13 ワーク挿入口
14 吊ピン
15 軸
16a,16b ピン挿通穴
17 チェーン係止穴
18 頭部
19 ストッパ
20 スプリングピン
21 コーンスプリング
22 吊チェーン
23 リング
24 チェーン止め
25 六角穴付ボルト
26 リング
27 吊環
28 雌ネジ部
29 ロッド装着部材
30 雄ネジ
31 溝
32 止めネジ
33 内径空間
34 テーパーメン
35 回転ロッド
36 主部
37 テーパー面
38 基部
39 軸穴
40 上端板状部
41 吊環ボルト
42 ナット
43 スプリングピン
44 穴吊り治具(実施例2)
45 凹部
46 回転ロッド
47 主部
48 凹溝(第一の凹溝)
49 凹溝(第二の凹溝)
50 鋼球収容溝
51 鋼球
52 鋼球挿入孔
53 六角穴付止めネジ
W 端部に穴を有するワーク

Claims (6)

  1. 一対の脚部の間に下向きに開口するワーク挿入口を備えた本体と、本体の一対の脚部間に係脱自在に架け渡される吊ピンとを有して構成され、本体のワーク挿入口にワークの端部を挿入し且つ該ワークの端部を貫通する穴に吊ピンを通した状態で該ワークを吊り上げるように構成された穴吊り治具であって、本体に対して全周回転自在に装着される回転ロッドと、回転ロッドの軸穴を挿通する吊環ボルトを軸として回転自在に装着される吊環とを有することを特徴とする穴吊り治具。
  2. 前記回転ロッドは、略円柱形状の主部と該主部の下端においてテーパー面を介して拡径されている基部とを有しており、一方、前記本体にはこの回転ロッドの主部を収容する内径空間が本体上面に開口して形成されると共に該内径空間の下端がテーパー面を介して拡径されており、回転ロッドの主部を本体の内径空間に収容した状態においてテーパー面同士が摺接しながら回転ロッドが本体に対して全周回転自在とされていることを特徴とする請求項1記載の穴吊り治具。
  3. 前記本体上面に開口する雌ネジ部に略リング状のロッド装着部材が螺着され、このロッド装着部材に前記内径空間およびテーパー面が設けられることを特徴とする請求項2記載の穴吊り治具。
  4. 前記回転ロッドは、略円柱形状の主部の高さ範囲内に全周に亘って第一の凹溝が形成された形状を有しており、一方、前記本体にはこの回転ロッドの主部を収容する凹部が本体上面に開口して形成されると共に回転ロッドの主部を該凹部に収容したときに前記第一の凹溝と整列する高さ位置において全周に亘って第二の凹溝が形成されており、且つ、これら第一および第二の凹溝によって全周に亘って形成される略円形断面形状の鋼球収容溝に複数の鋼球が収容されてボールベアリングとして働くことを特徴とする請求項1記載の穴吊り治具。
  5. 前記鋼球収容溝に鋼球を挿入するための鋼球挿入孔が前記本体の外周面から前記第二の凹溝に達するように形成され、この鋼球挿入孔を塞ぐ止めネジが着脱可能に設けられることを特徴とする請求項4記載の穴吊り治具。
  6. 前記回転ロッドは前記本体に全周回転自在に装着された状態で本体の上方に突出する上端板状部を有し、この上端板状部に前記軸穴が貫通形成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか記載の穴吊り治具。
JP2010148767A 2010-06-30 2010-06-30 穴吊り治具 Expired - Fee Related JP5755846B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010148767A JP5755846B2 (ja) 2010-06-30 2010-06-30 穴吊り治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010148767A JP5755846B2 (ja) 2010-06-30 2010-06-30 穴吊り治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012012146A true JP2012012146A (ja) 2012-01-19
JP5755846B2 JP5755846B2 (ja) 2015-07-29

Family

ID=45599048

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010148767A Expired - Fee Related JP5755846B2 (ja) 2010-06-30 2010-06-30 穴吊り治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5755846B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103010930A (zh) * 2012-11-20 2013-04-03 无锡市万凌钢铁有限公司 一种深海潜水器上下水吊装机构活动吊栓结构
JP2013146775A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Sanwa Tekki Corp 油圧圧縮器用ダイスセット
CN103979406A (zh) * 2014-04-14 2014-08-13 西安长庆科技工程有限责任公司 一种安全吊装夹具
KR101505142B1 (ko) 2013-04-16 2015-03-23 최순환 샤클
CN105329764A (zh) * 2015-11-25 2016-02-17 无锡市星亿涂装环保设备有限公司 一种阴极杆吊臂
KR20160028095A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 김효승 안전 샤클
CN105398938A (zh) * 2015-12-25 2016-03-16 肖飚 一种装载机转向阀专用吊具
CN108928735A (zh) * 2018-10-08 2018-12-04 南京信息职业技术学院 一种无运动干涉自动定心的球面旋转吊钩
JP7444317B1 (ja) 2023-05-29 2024-03-06 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 アタッチメント、吊り上げ補助治具および吊り上げ補助装置

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180488U (ja) * 1988-06-13 1989-12-26
JPH0416777U (ja) * 1990-06-01 1992-02-12
JP3593056B2 (ja) * 2001-04-25 2004-11-24 株式会社サンキョウ・トレーディング 吊具
JP2005126205A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Martec Kk フックの支持構造
JP2006124149A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Iwao Hiramatsu 2軸回転吊りフック

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01180488U (ja) * 1988-06-13 1989-12-26
JPH0416777U (ja) * 1990-06-01 1992-02-12
JP3593056B2 (ja) * 2001-04-25 2004-11-24 株式会社サンキョウ・トレーディング 吊具
JP2005126205A (ja) * 2003-10-24 2005-05-19 Martec Kk フックの支持構造
JP2006124149A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Iwao Hiramatsu 2軸回転吊りフック

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013146775A (ja) * 2012-01-23 2013-08-01 Sanwa Tekki Corp 油圧圧縮器用ダイスセット
CN103010930A (zh) * 2012-11-20 2013-04-03 无锡市万凌钢铁有限公司 一种深海潜水器上下水吊装机构活动吊栓结构
KR101505142B1 (ko) 2013-04-16 2015-03-23 최순환 샤클
CN103979406A (zh) * 2014-04-14 2014-08-13 西安长庆科技工程有限责任公司 一种安全吊装夹具
KR20160028095A (ko) * 2014-09-03 2016-03-11 김효승 안전 샤클
KR101705891B1 (ko) 2014-09-03 2017-02-13 최윤성 안전 샤클
CN105329764A (zh) * 2015-11-25 2016-02-17 无锡市星亿涂装环保设备有限公司 一种阴极杆吊臂
CN105398938A (zh) * 2015-12-25 2016-03-16 肖飚 一种装载机转向阀专用吊具
CN108928735A (zh) * 2018-10-08 2018-12-04 南京信息职业技术学院 一种无运动干涉自动定心的球面旋转吊钩
JP7444317B1 (ja) 2023-05-29 2024-03-06 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 アタッチメント、吊り上げ補助治具および吊り上げ補助装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5755846B2 (ja) 2015-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012012146A (ja) 穴吊り治具
US7159493B1 (en) Driving bit linking device in a box wrench
CA2946517C (en) Shackle with captured pin assembly
CA2676288A1 (en) Quick-release jaws with single-piece bearing chuck
JP5090497B2 (ja) 連結器具
CA2793808C (en) Rod clamping devices for hanging or pulling rod strings in a wellbore
JP2007223762A (ja) 吊りフック
JP6307371B2 (ja) 穴吊りクランプ
JP4795703B2 (ja) 吊り具
ES2924229T3 (es) Dispositivo de conexión para el acoplamiento de una carga a un cáncamo portante por medio de un perno portante
JP2007001754A (ja) クレーンフックの回転規制装置
US20150144355A1 (en) Die Holder Device and Method for Utilizing the Same
JP2015212185A (ja) 外れ止め付きフック、吊り具押え部材
CN109578517B (zh) 水下自锁卸扣
JP4429052B2 (ja) ネジ式クランプ
JP2007126255A (ja) 吊り具
KR101002943B1 (ko) 스크류 클램프
KR101804044B1 (ko) 중량물 인양용 후크 어셈블리
JP6874427B2 (ja) 抜け止め装置
JP6317977B2 (ja) アタッチメント
JP2009067567A (ja) 吊り治具
JP6317626B2 (ja) 異形ワークの吊りクランプ
CN210977374U (zh) 悬挂器
JP5962370B2 (ja) ころ軸受
US1739368A (en) Sheave block and head

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130607

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140527

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150512

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150528

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5755846

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees