JP4795703B2 - 吊り具 - Google Patents

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この発明は、吊り具に係り、特に係合孔が形成された被保持物を吊り下げるための吊り具に関するものである。
例えば、特許文献1には、被保持物に特殊な形状の孔を形成すると共にこの孔にボルトを挿入し、さらに吊り下げ用の吊り孔を有するアイナットをボルトの先端に螺合してこれらボルトの頭部とアイナットとの間に被保持物を挟持することにより被保持物を吊り下げることが可能な吊り具が開示されている。
特開平5−330782号公報
ところが、上述の吊り具では、被保持物に形成された特殊な形状の孔が必要であるため、例えば円形の孔が既に形成されている鋼材や構造物であっても、さらに吊り下げ用に特殊な形状の孔を開けなければならず、使いやすいものではなかった。
これに対し、既存の孔を利用して被保持物を吊り下げることのできる治具として、ナット締め式の吊り具が用いられている。U字形の吊り具本体に取り付けられているピンを鋼材や構造物に形成されている既存の孔に挿通し、この状態でピンの先端をナット締めしてピンが吊り具本体から抜けないように固定している。
このような吊り具を使用することにより、重量のある鋼材や構造物を確実に吊り下げることができる。
しかしながら、上述のナット締め式の吊り具では、ナット締め式のために吊り具の取り付け/取り外しの操作に手間と時間がかかり、特に、作業現場においては作業者が革手袋や軍手を装着していることが多いので、吊り具のナット締めが行いづらいという問題点があった。
また、使用している間にピンの先端に形成されたネジ山が損傷することがあり、その場合にはナットの締め付けが完全に行われない虞があった。特に、ナット締めの際にピンの先端が吊り具本体の後方に位置すると、作業者がナットの締め付けを目で確認することが困難であった。
この発明はこのような問題点を解消するためになされたもので、係合孔のある鋼材や構造物への取り付け/取り外しを容易に且つ確実に行うことができる吊り具を提供することを目的とする。
この発明に係る吊り具は、被保持物に形成された係合孔に通される係合ピンの基端部にその周に沿って環状溝を形成し、係合ピンの基端部と先端部とをそれぞれ保持する基端保持部及び先端保持部を有するほぼU字形の本体に係合ピンを差し込み、係合ピンがその軸方向に移動自在に挿通される大径開口部と係合ピンの環状溝に嵌合する小径開口部とが互いに連通して形成されると共に係合ピンの先端部が本体の基端保持部から先端保持部まで差し込まれた状態で小径開口部が係合ピンの環状溝に嵌合して係合ピンの引き抜きを禁止する禁止位置と大径開口部に係合ピンが挿通されて係合ピンの引き抜きを許容する許容位置との間でスライド自在な抜け止め用ストッパを本体の基端保持部に配置し、抜け止め用ストッパの一端側に配置されたストッパ付勢手段により抜け止め用ストッパを禁止位置に向けて付勢し、抜け止め用ストッパに、抜け止め用ストッパの他端側に取り付けられたロック部材をロック位置とロック解除位置との間で回動自在に取り付けると共に抜け止め用ストッパが禁止位置に位置するときにロック部材をロック位置に回動させて本体に係合することにより抜け止め用ストッパの位置をロックし、ロック部材付勢手段によりロック部材をロック位置に向けて付勢するものである。
係合ピンの引き抜きを禁止する禁止位置に抜け止め用ストッパをロックするためのロック部材が抜け止め用ストッパに回動自在に取り付けられているので、ロック部材の回動動作と抜け止め用ストッパのスライド動作を連続して行わなければ係合ピンを引き抜くことができず、信頼性の高い吊り具が実現される。また、ロック部材をロック位置からロック解除位置に回動しながらそのままロック部材を係合ピンの方向に押圧することにより抜け止め用ストッパをスライドさせることができ、作業者は吊り具を係合孔のある被保持物に容易に取り付け/取り外しをすることができる。
なお、本体の基端保持部に配置され且つ係合ピンの外周部に向かって付勢される脱落防止用ストッパをさらに備え、係合ピンの先端部に脱落防止用ストッパに嵌合するための環状溝を周に沿って形成することが好ましい。
さらに、抜け止め用ストッパが禁止位置に位置するときに本体から突出した抜け止め用ストッパの端部及びロック部材の外周部を覆うと共にロック部材を操作するための切り欠きが形成されたカバー部材を本体に固定することが好ましい。
また、好ましくは、係合ピンがその先端部に尖端面を有している。
この発明によれば、係合孔のある鋼材や構造物への取り付け/取り外しを容易に且つ確実に行うことが可能となる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1にこの発明の実施の形態に係る吊り具の構成を示す。この吊り具は、鋼材や構造物などの被保持物に形成された係合孔に通される係合ピン1とこの係合ピン1が差し込まれる本体2とを有している。本体2は係合ピン1の基端部及び先端部をそれぞれ保持する基端保持部3及び先端保持部4を有し、これら基端保持部3と先端保持部4とが連結部5により連結されてほぼU字状に形成されている。また、基端保持部3には、抜け止め用ストッパ6及び脱落防止用ストッパ7がそれぞれ取り付けられている。
図2に示されるように、係合ピン1の基端部に環状溝8が周に沿って形成されており、環状溝8のさらに基端側に径の大きな大径部9を介して握り部10が形成されている。また、係合ピン1の先端部にも環状溝11が周に沿って形成され、環状溝11のさらに先端側に円錐面状の尖端面12が形成されている。なお、環状溝11の基端側端部にはテーパー部11aが形成されている。
図3(a)及び(b)に示されるように、本体2は、基端保持部3の一部と先端保持部4と連結部5とを構成するU字状部材13を有している。さらに、本体2は、基端保持部3においてU字状部材13の上面に固定されたキャップ部材14と、U字状部材13の一方の側面13aに固定されたバネ保持部材15と、U字状部材13の他方の側面13bに固定されたガード部材16とを有している。
図4(a)及び(b)に示されるように、U字状部材13は、基端保持部3及び先端保持部4に相当する部分に、係合ピン1の基端部及び先端部がそれぞれ差し込まれる基端貫通孔17及び先端貫通孔18を有している。基端貫通孔17の上部には、U字状部材13の一方の側面13aから他方の側面13bまで延びる切り欠き19が形成され、この切り欠き19の下方には基端貫通孔17の軸心に垂直な方向で且つ側面13aまで延びる貫通孔20が形成されている。
図5(a)及び(b)に示されるように、キャップ部材14は、係合ピン1が差し込まれる貫通孔21を有し、図3のようにU字状部材13の上面に固定されることにより、U字状部材13の切り欠き19との間に抜け止め用ストッパ6を収容するための中空のストッパ収容部22を形成する。
図6(a)及び(b)に示されるように、バネ保持部材15は、互いに上下方向に間隔を隔てると共に互いに平行に形成された貫通孔23及び24を有している。図3のようにバネ保持部材15がU字状部材13の一方の側面13aに固定されると、貫通孔23はU字状部材13の切り欠き19とキャップ部材14との間に形成されたストッパ収容部22に連通し、貫通孔24はU字状部材13に形成された貫通孔20に連通する。
図7(a)及び(b)に示されるように、ガード部材16は、U字形状を有しており、図3のようにU字状部材13の他方の側面13bに固定されることにより、U字状部材13の切り欠き19とキャップ部材14との間に形成されたストッパ収容部22の開口端部25を開放した状態でその周辺に所定の高さHのガード壁を形成する。
図8(a)及び(b)に示されるように、抜け止め用ストッパ6はほぼ平板形状を有しており、この抜け止め用ストッパ6に、係合ピン1を挿通するための開口26が形成されている。開口26は、係合ピン1がその軸方向に移動自在に挿通される大径開口部27と、大径開口部27に連通すると共に係合ピン1の基端部の環状溝8に嵌合する小径開口部28とを有している。さらに、上方に向かって開いた切り欠き29が大径開口部27に接続して形成され、この切り欠き29に連通するように左右一対のピン挿入用貫通孔30が形成されている。
抜け止め用ストッパ6の切り欠き29内に、図9(a)及び(b)に示されるようなほぼ平板形状のロック部材31が挿入される。ロック部材31の一端には、作業者が指をかけて操作するためにローレット加工が施された操作部32が形成され、ロック部材31の中央部には、左右に貫通するピン挿入用貫通孔33が形成されている。また、ロック部材31の下面にはバネを挿入するための凹部34が形成されている。
図10(a)及び(b)に示されるように、脱落防止用ストッパ7は、ほぼ円柱形状を有しており、その先端部には、係合ピン1の先端部の環状溝11に係合される段差状の係合部35が形成され、基端部にはバネの先端が挿入される凹部36が形成されている。
図11に示されるように、本体2の中空のストッパ収容部22に抜け止め用ストッパ6が収容され、基端保持部3の基端貫通孔17、抜け止め用ストッパ6の開口26、及び先端保持部4の先端貫通孔18に係合ピン1が挿入される。抜け止め用ストッパ6は、図11のように小径開口部28が係合ピン1の基端部の環状溝8に嵌合して係合ピン1の引き抜きを禁止する禁止位置と、図12に示されるように大径開口部27に係合ピン1が挿通されて係合ピン1の引き抜きを許容する許容位置との間でスライド自在に配置されている。さらに、バネ保持部材15の貫通孔23にバネ37が挿入されてその一端が蓋部材38に係止されており、このバネ37によって抜け止め用ストッパ6は、上記の禁止位置に向けて付勢されている。
ロック部材31を抜け止め用ストッパ6の切り欠き29内に挿入した状態で、抜け止め用ストッパ6の一対のピン挿入用貫通孔30とロック部材31のピン挿入用貫通孔33にピン39が挿入される。これにより、ロック部材31は、ピン39を中心として、図11に示されるロック位置と図12に示されるロック解除位置との間で回動自在に配置されている。図11に示されるようにロック部材31がロック位置にあるときには、ロック部材31の操作部32と反対側の端面が抜け止め用ストッパ6の切り欠き29から上方へ突出して本体2のキャップ部材14に係合し、これにより禁止位置にある抜け止め用ストッパ6の位置がロックされる。一方、図12に示されるようにロック部材31がロック解除位置にあるときには、ロック部材31が抜け止め用ストッパ6の切り欠き29から上方へ突出することはなく、抜け止め用ストッパ6は本体2のストッパ収容部22内をスライドすることができる。また、ロック部材31の下面に形成された凹部34内にバネ40が挿入されており、このバネ40によってロック部材31は、上記のロック位置に向けて付勢されている。
また、脱落防止用ストッパ7がU字状部材13の貫通孔20内に挿入され、バネ保持部材15の貫通孔24にバネ41が挿入されてその一端が蓋部材42に係止されており、このバネ41によって脱落防止用ストッパ7は、基端保持部3の基端貫通孔17に挿通された係合ピン1の外周部に向けて付勢されている。
次に、この実施の形態に係る吊り具の作用について説明する。図11に示されるように、係合ピン1が本体2に完全に差し込まれて係合ピン1の大径部9が本体2のキャップ部材14に当接した状態においては、係合ピン1の基端部の環状溝8が抜け止め用ストッパ6の開口26内に位置するため、抜け止め用ストッパ6はバネ37の付勢力によって自動的にガード部材16の方向にスライドして禁止位置に至り、抜け止め用ストッパ6の小径開口部28が係合ピン1の環状溝8に嵌合する。これにより、係合ピン1の引き抜きが禁止される。
この抜け止め用ストッパ6のスライド動作の結果、抜け止め用ストッパ6の切り欠き29に取り付けられているロック部材31の全体が本体2のストッパ収容部22から外部に押し出される。このため、ロック部材31は、バネ40の付勢力によって自動的にピン39の回りに回動し、ロック部材31の操作部32と反対側の端面が抜け止め用ストッパ6の切り欠き29から上方へ突出して本体2のキャップ部材14に係合するロック位置となる。これにより、抜け止め用ストッパ6は、禁止位置にロックされ、外部からバネ保持部材15の方向へ押圧されてもスライドすることが防止される。
また、このとき、ロック部材31及び抜け止め用ストッパ6はU字状のガード部材16の内側に位置しており、一部でもガード部材16の外側に突出することがない。
このように抜け止め用ストッパ6が禁止位置にあり且つロック部材31がロック位置にある状態から係合ピン1を引き抜く際には、まず作業者が指をガード部材16の内側に入れてロック部材31の操作部32にかけ、操作部32を上方に持ち上げることによりバネ40の付勢力に抗してロック部材31を抜け止め用ストッパ6と平行になるロック解除位置までピン39の回りに回動させる。
さらに、その状態でロック部材31を係合ピン1に向かって押圧し、バネ37の付勢力に抗して抜け止め用ストッパ6をバネ保持部材15の方向へスライドさせる。このとき、ロック部材31は既に抜け止め用ストッパ6と平行になって切り欠き29から上方へ突出することがなく、抜け止め用ストッパ6のストッパ収容部22内でのスライド動作が許容される。
そして、図12に示されるように、抜け止め用ストッパ6の端面がバネ保持部材15に当接するまで抜け止め用ストッパ6をスライドさせると、抜け止め用ストッパ6の大径開口部27が本体2の基端貫通孔17と同軸関係になって位置が整合し、係合ピン1の引き抜きが許容される。
そこで、係合ピン1を本体2から引き抜いて、図12に示されるように、係合ピン1の先端部の環状溝11が基端保持部3の貫通孔20の位置にまで至ると、バネ41の付勢力によりこの環状溝11に脱落防止用ストッパ7が嵌合し、これにより係合ピン1がその先端部で基端保持部3に保持されると共にそれ以上の係合ピン1の引き抜きが禁止される。すなわち、係合ピン1の本体2からの脱落が防止される。
この状態で、被保持物に形成された係合孔を本体2の基端保持部3と先端保持部4との間に配置し、係合ピン1の握り部10を握って係合ピン1を基端保持部3から先端保持部4に向かって押し込む。ここで、係合ピン1の環状溝11の基端側にはテーパー部11aが形成されているため、係合ピン1を先端保持部4に向けて押し込むと、係合ピン1の環状溝11から脱落防止用ストッパ7が容易に外れ、係合ピン1の先端部は被保持物の係合孔を通って先端保持部4の先端貫通孔18内に差し込まれる。
そして、係合ピン1の大径部9が本体2のキャップ部材14に当接するまで係合ピン1が差し込まれると、図11に示されるように、係合ピン1の基端部の環状溝8が抜け止め用ストッパ6の開口26内に位置して抜け止め用ストッパ6がバネ37の付勢力により自動的に禁止位置までスライドし、抜け止め用ストッパ6の小径開口部28が係合ピン1の環状溝8に嵌合する。これにより、係合ピン1の引き抜きが禁止される。同時に、ロック部材31がバネ40の付勢力によって自動的にピン39の回りに回動してロック位置となり、抜け止め用ストッパ6が禁止位置にロックされる。
このようにして係合ピン1が本体2に装着され、被保持物が係合ピン1と本体2を介して吊り下げられる。
以上のように、ロック部材31をロック位置からロック解除位置に回動しながらそのままロック部材31を係合ピン1の方向に押圧することにより抜け止め用ストッパ6をスライドさせることができ、作業者は革手袋や軍手を装着していても、吊り具を係合孔のある被保持物に容易に取り付け/取り外しすることができる。
また、ロック部材31の回動動作と抜け止め用ストッパ6のスライド動作を連続して行わなければ係合ピン1を引き抜くことができないので、係合ピン1の握り部10や本体2の外側部に外力が作用しても、誤って係合ピン1の先端部が本体2の先端保持部4から外れて被保持物が落下してしまうことがなく、信頼性の高い吊り具が実現される。
特に、ロック部材31がロック位置にあるときにロック部材31及び抜け止め用ストッパ6がU字状のガード部材16の内側に位置しており、ガード部材16の外側に突出する部分がないので、外部からワイヤ等によりこの吊り具に外力が加わっても、ロック部材31が誤ってロック位置からロック解除位置に移動することはない。
また、図9(b)に示されるようにロック部材31の操作部32の上部が面取りされると共に、図11に示されるように回動軸となるピン39がロック部材31に対して比較的上側に配置されているため、図11においてロック部材31に右方に向かって水平に外力が加わっても、ロック部材31をロック解除位置へと回動させるモーメントは発生しない。
さらに、係合ピン1を引き抜く際には、係合ピン1の先端部に形成された環状溝11に脱落防止用ストッパ7が嵌合して係合ピン1の先端部が基端保持部3に保持された状態になるので、係合ピン1が本体2から脱落することがなく、より安全性の高い吊り具を実現することができる。
この発明の実施の形態に係る吊り具を示す側面図である。 係合ピンを示す側面図である。 本体を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 U字部材を示し、(a)は側面図、(b)は平面図である。 キャップ部材を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 バネ保持部材を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 ガード部材を示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 抜け止め用ストッパを示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 ロック部材を示し、(a)は底面図、(b)は側面図である。 脱落防止用ストッパを示し、(a)は側面図、(b)は正面図である。 係合ピンが差し込まれた状態の吊り具を示す断面図である。 係合ピンが引き抜かれた状態の吊り具を示す断面図である。
符号の説明
1 係合ピン、2 本体、3 基端保持部、4 先端保持部、5 連結部、6 抜け止め用ストッパ、7 脱落防止用ストッパ、8,11 環状溝、9 大径部、10 握り部、12 尖端面、13 U字状部材、14 キャップ部材、15 バネ保持部材、16 ガード部材、17 基端貫通孔、18 先端貫通孔、19,29 切り欠き、20,21,23,24 貫通孔、22 ストッパ収容部、25 開口端部、26 開口、27 大径開口部、28 小径開口部、30,33 ピン挿入用貫通孔、31 ロック部材、32 操作部、34,36 凹部、35 係合部、37,40,41 バネ、38,42 蓋部材、39 ピン、11a テーパー部、13a,13b 側面。

Claims (4)

  1. 被保持物に形成された係合孔に通されると共にその基端部に環状溝が周に沿って形成された係合ピンと、
    前記係合ピンが差し込まれると共に前記係合ピンの基端部と先端部とをそれぞれ保持する基端保持部及び先端保持部を有するほぼU字形の本体と、
    前記本体の基端保持部に配置され且つ前記係合ピンがその軸方向に移動自在に挿通される大径開口部と前記係合ピンの環状溝に嵌合する小径開口部とが互いに連通して形成されると共に前記係合ピンの先端部が前記本体の基端保持部から先端保持部まで差し込まれた状態で前記小径開口部が前記係合ピンの環状溝に嵌合して係合ピンの引き抜きを禁止する禁止位置と前記大径開口部に前記係合ピンが挿通されて係合ピンの引き抜きを許容する許容位置との間でスライド自在な抜け止め用ストッパと、
    前記抜け止め用ストッパの一端側に配置され、前記抜け止め用ストッパを前記禁止位置に向けて付勢するストッパ付勢手段と、
    前記抜け止め用ストッパの他端側に取り付けられるロック部材であって、前記抜け止め用ストッパにロック位置とロック解除位置との間で回動自在に取り付けられ且つ前記抜け止め用ストッパが前記禁止位置に位置するときにロック位置に回動して前記本体に係合することにより前記抜け止め用ストッパの位置をロックするロック部材と、
    前記ロック部材を前記ロック位置に向けて付勢するロック部材付勢手段と
    を備えることを特徴とする吊り具。
  2. 前記本体の基端保持部に配置され且つ前記係合ピンの外周部に向かって付勢される脱落防止用ストッパをさらに備えると共に、前記係合ピンの先端部には前記脱落防止用ストッパに嵌合するための環状溝が周に沿って形成されている請求項1に記載の吊り具。
  3. 前記本体に固定され且つ前記抜け止め用ストッパが前記禁止位置に位置するときに前記本体から突出した前記抜け止め用ストッパの端部及び前記ロック部材の外周部を覆うと共に前記ロック部材を操作するための切り欠きが形成されたカバー部材をさらに備えた請求項1または2に記載の吊り具。
  4. 前記係合ピンは、その先端部に尖端面を有する請求項1〜3のいずれか一項に記載の吊り具。
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