JP2012011436A - ダイカスト金型 - Google Patents

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Shinya Sasaki
伸也 佐々木
Koichi Akiyama
晃一 秋山
Mitsuharu Kamata
光春 鎌田
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Abstract

【課題】製品部と該製品部以外の方案部とを含む成形品を鋳造するダイカスト金型に関し、方案部の型残を効果的に防止する方法を提供する。
【解決手段】製品部Pと該製品部以外の方案部P’とを含む成形品を鋳造するダイカスト金型1において、先端部を前記方案部に離型方向から当接させる押出ピンと、押出ピンの基端部が取り付けられる押出板と、型開き時に押出板を離型方向に付勢する付勢手段とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、製品部と該製品部以外の方案部とを有する成形品を鋳造するダイカスト金型に関する。
一般的に、金型に溶融された成形材料を充填して粗材(以下、成形品という)を鋳造する技術として、ダイカスト工法が知られている。このダイカスト工法では、鋳造した後、成形品に押出板と押出ピンとを介して鋳造マシン側の動力を伝達すことで、成形品を可動型から押し出している。
例えば、特許文献1には、押出板に押出ピンとリターンピンとを備えたダイカスト金型において、リターンピンと鋳抜ピンとを兼用させて押出板を小さくするとともに、金型内の押出板収納スペースを縮小することで、金型全体の大きさをコンパクトにしたダイカスト金型が開示されている。
特開平7−164127号公報
ところで、製品部と方案部とを有する成形品を鋳造するダイカスト金型においては、金型の構造上的な理由から、製品部を押し出す押出板に方案部を押し出す方案部押出ピンが設けられない場合がある。そして、押出板に方案部押出ピンを設けることができない場合は、成形品を離型する際に、製品部と方案部とをバランスよく押し出すことが困難となり、方案部の型残りを引き起こす可能性がある。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、その目的は、製品部と方案部とを有する成形品を鋳造するダイカスト金型において、成形品を離型する際に、製品部と方案部とをバランスよく押し出すことで、方案部の型残を効果的に防止することができるダイカスト金型を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明のダイカスト金型は、製品部と該製品部以外の方案部とを含む成形品を鋳造するダイカスト金型において、先端部を前記方案部に離型方向から当接させる押出ピンと、前記押出ピンの基端部が取り付けられる押出板と、型開き時に前記押出板を離型方向に付勢する付勢手段とを備えたことを特徴とする。
また、型締め時に前記押出板を前記付勢手段の付勢力に抗して押し戻すリターンピンをさらに備えるようにしてもよい。
また、前記付勢手段は、内部にガスが充填された本体と該本体に収容されたシリンダとを有するガススプリングであってもよい。
本発明のダイカスト金型によれば、製品部と方案部とを有する成形品を鋳造するダイカスト金型において、成形品を離型する際に、製品部と方案部とをバランスよく押し出すことで、方案部の型残を効果的に防止することができる。
本発明の一実施形態に係るダイカスト金型を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るダイカスト金型が型締めされた状態の方案部押出機構を示す概略図である。 本発明の一実施形態に係るダイカスト金型が型開きされた状態の方案部押出機構を示す概略図である。
以下、図面により、本発明に係る一実施形態について説明する。
図1〜3は、本発明の一実施形態に係るダイカスト金型を説明するものである。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に示すように、本実施形態に係るダイカスト金型1は、鋳造マシンの固定盤40に取り付けられる固定型10と、鋳造マシンの可動盤41に取り付けられる可動型11と、成形品の製品部Pを押し出す押出ピン12〜14と、鋳造マシン側の動力で移動される押出板15と、成形品の製品部P以外の方案部P’を押し出す方案部押出機構20とを備え構成されている。
固定型10は、図1に示すように、固定主型10aと、この固定主型10aに嵌装された固定入子型10bとを有する。また、可動型11は、可動主型11aと、この可動主型11aに嵌装された可動入子型11bとを有する。また、固定入子型10bと可動入子型11bとには、図1に示すように、固定型10と可動型11とを型締めした際に製品部Pを成形する製品成形部17と、方案部P’を成形する方案成形部18とがそれぞれ凹設されている。
可動主型11aと可動入子型11bとの所定位置には、図1に示すように、固定型10と可動型11とを型開きする際に製品部Pを離型方向(以下、型締め方向ともいう)に押し出す複数の押出ピン12〜14が設けられている。また、この押出ピン12〜14の基端部は押出板15に取り付けられている。そして、固定型10と可動型11とが型締めされると、押出ピン12〜14の先端部は反離型方向(以下、型開き方向ともいう)に後退して、可動入子型11bの製品成形部17と同一面を形成するように構成されている。
図1に示すように、方案成形部18の裏側近傍に位置する可動型11の内部には空間16が形成されている。そして、この空間16には、方案部押出機構20が収納されている。
方案部押出機構20は、図2,3に示すように、固定型10と可動型11とが型開きされる際に方案部P’を離型方向に押し出す複数の方案部押出ピン21,22と、可動型11内部の空間16に摺動可能に収容された方案部押出板23と、可動型11内部の空間16に固定された基板24と、方案部押出板23を離型方向に付勢するガススプリング(付勢手段)25と、方案部押出板23を反離型方向に押し戻す複数のリターンピン26,27と、方案部押出板23の型開き方向への移動を規制する複数の第1ストッパ28,29と、方案部押出板23の型締め方向への移動を規制する第2ストッパ30とを備え構成されている。
方案部押出ピン21,22は、固定型10と可動型11とが型開きされた際に方案部P’を可動入子型11bの方案成形部18から離型させるように、その先端部を離型方向から方案部P’の所定位置に当接させている(図3参照)。また、方案部押出ピン21,22の先端部は、固定型10と可動型11とが型締めされると反離型方向に後退して可動入子型11bの方案成形部18と同一面を形成するように構成されている(図2参照)。一方、方案部押出ピン21,22の基端部は、方案部押出板23に取り付けられている。
ガススプリング25は、図2,3に示すように、中空内部にガスが充填された本体25aと、本体25aに収容されたピストン25bとを備え構成されている。また、ガススプリング25は、本体25aの基端部を基板24に固定され、ピストン25bの先端部を型締め方向(離型方向)から方案部押出板23に当接させるように、方案部押出板23と基板24との間に介装されている。そして、ガススプリング25は、固定型10と可動型11とが型開きされると、本体25aに充填されたガスが膨張することで、方案部押出板23を介して方案部押出ピン21,22を離型方向に付勢して、方案部P’を可動入子型11bの方案成形部18から押し出すように構成されている(図3参照)。
リターンピン26,27は、図2,3に示すように、その基端部を方案部押出板23に取り付けられている。また、リターンピン26,27は、その先端部を型締め方向から固定入子型10bに当接させるように、固定入子型10bと方案部押出板23との間に設けられている。すなわち、リターンピン26,27は、固定型10と可動型11とが型締めされると、先端部が固定入子型10bに当接するとともに、基端部が方案部押出板23をガススプリング25の付勢力に抗して反離型方向へと押し戻すように構成されている(図2参照)。
第2ストッパ30は、図2に示すように、固定型10と可動型11とが型締めされた状態で、先端部と方案部押出板23との間に所定の間隔Cが形成されるように、基端部を可動入子型11bの裏面に取り付けられている。
本実施形態において、この所定の間隔Cは5mm程度に設定されている。したがって、固定型10と可動型11とが型開きされた際の方案部押出板23の離型方向への移動量(ストローク量)は、この第2ストッパ30によって5mm程度に規制されるように構成されている。すなわち、方案部P’は、方案部押出ピン21,22によって、可動入子型11bの方案成形部18から5mm程度押し上げられて離型される(図3参照)。
なお、所定の間隔Cは必ずしも5mm程度である必要はなく、例えば1mm〜10mmなど、方案部P’や可動入子型11bの大きさ等に対応させて適宜調整して設定してもよい。
上述のような構成により、本発明の一実施形態に係るダイカスト金型1によれば、以下のような作用・効果を奏する。
固定型10と可動型11とを型締めすると、リターンピン26,27の先端部が固定入子型10bに当接することで、方案部押出板23をガススプリング25の付勢力に抗して反離型方向へと押し戻す。この状態で溶融された成形材料が製品成形部17と方案成形部18とに充填され鋳造が行われる。
したがって、リターンピン26,27によって、方案部押出板23が確実に押し戻されるので、固定型10の固定入子型10bを鋳造時の適正な位置に確実に保持しつつ、方案部押出ピン21,22を鋳造時の適正な位置に正確に戻すことができる。
また、鋳造後に固定型10と可動型11とを型開きすると、方案部押出板23がガススプリング25の付勢力によって離型方向へと付勢され、さらに方案部押出ピン21,22も離型方向へと付勢される。そして、鋳造された成形品の方案部P’は、方案部押出ピン21,22の先端部が離型方向から当接することで可動入子型11bの方案成形部18から押し出される。この時、方案部P’の離型は、方案部P’が可動入子型11bの方案成形部18から5mm程度押し上げられた状態で終了する。その後、方案部P’の離型が終了すると、製品部Pに鋳造マシン側の動力が押出板15と押出ピン12〜14とを介して伝達されて、製品部Pの通常の押し出しが行われる。
したがって、製品部Pと方案部P’とがバランスよく押し出されるので、方案部P’を方案成形部18から確実に離型することができるとともに、製品部Pも製品成形部17から確実に離型することができる。当然ながら、方案部P’の型残を効果的に防止することができる。
また、方案部P’は離型に際し、方案部押出板23と方案部押出ピン21,22とを介して伝達されるガススプリング25の付勢力によって、可動入子型11bの方案成形部18から押し出される。
したがって、例えば、付勢手段としてガスプリング25よりも付勢力の弱いコイルスプリング等を用いた場合に比べて、付勢手段の個数を少なくすることができるので、方案部押出機構20をよりコンパクトに構成することができる。当然ながら、ダイカスト金型1もコンパクトにすることができる。
なお、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変形して実施することが可能である。
例えば、上述の実施形態において、ガススプリング25を用いて説明したが、方案部押出板23を付勢する付勢手段は、例えばコイルスプリングやウレタンスプリングであってもよい。この場合は、付勢力をガススプリング25と同等にすべく、コイルスプリングやウレタンスプリングの本数を増やして設ければよい。
また、製品成形部17と方案成形部18とは、必ずしも固定入子型10bと可動入子型11bとの双方に凹設される必要はなく、何れか一方に設けられるものであってもよい。
また、方案部押出ピン21,22やリターンピン26,27の本数は、必ずしも複数である必要はなく、方案部P’の形状や固定入子型10bの構成に併せて適宜変更して設けてもよい。
1 ダイカスト金型
10 固定型
10a 固定主型
10b 固定入子型
11 可動型
11a 可動主型
11b 可動入子型
17 製品成形部
18 方案成形部
20 方案部押出機構
21,22 方案部押出ピン(押出ピン)
23 方案部押出板(押出板)
25 ガススプリング(付勢手段)
26,27 リターンピン
P 製品部
P’ 方案部

Claims (3)

  1. 製品部と該製品部以外の方案部とを含む成形品を鋳造するダイカスト金型において、
    先端部を前記方案部に離型方向から当接させる押出ピンと、前記押出ピンの基端部が取り付けられる押出板と、型開き時に前記押出板を離型方向に付勢する付勢手段と、を備えた
    ことを特徴とするダイカスト金型。
  2. 型締め時に前記押出板を前記付勢手段の付勢力に抗して押し戻すリターンピンをさらに備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のダイカスト金型。
  3. 前記付勢手段は、内部にガスが充填された本体と該本体に収容されたシリンダとを有するガススプリングである
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のダイカスト金型。
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