JP3110704U - ダイカスト装置 - Google Patents

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隆司 永井
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Abstract

【課題】 金型が大型化しガス抜き溝が金型の隅っこに配設されるような場合でも、鋳造された製品及び鋳バリを金型から正常に押し出すことが出来るダイカスト装置を提供すること。
【解決手段】 金型の分割面にキャビティに通じるガス抜き溝13が形成され、金型の背面側に製品押出し機構3が設けられたダイカスト装置であって、ガス抜き溝13部分で形成された鋳バリBを、金型の背面側に設けられた製品押出し機構3とは独立した専用押出ピン4でもって前記製品押出し機構3による鋳造製品Aの押し出しタイミングより少し早いタイミングで押し出すように構成してなる。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ダイカスト装置に関し、特に、金型の分割面にキャビティに通じるガス抜き溝が形成され、金型の背面側に製品押出し機構が設けられたダイカスト装置に関するものである。
従来のこの種ダイカスト装置では、ガス抜き溝部分で形成された鋳バリを、金型の背面側に設けられた製品押出し機構でもって鋳造製品と同時に押し出していた。
一方、大きな金型になると、図2に示す如くガス抜き溝13も必然的に金型の隅っこに配設されることになるので、ガス抜き溝部分で形成された鋳バリBを製品押出し機構3でもって鋳造製品と一緒に押し出す場合には、製品押出し機構の押出板32をガス抜き溝の位置に対応させて一部または全体を大きく形成しなければならなくなる。すると、押出板32の強度が不足して製品押出し時のバランスが悪くなり、製品A及び鋳バリB共に金型のキャビティaから正常に押し出せなくなることがあった。
なお、本願出願人が知っている上記の先行技術は、文献公知考案に係るものではないため、本願明細書には先行技術文献情報を開示しない。
本考案はこのような従来の不具合に鑑みてなされたものであり、金型が大型化しガス抜き溝が金型の隅っこに配設されるような場合でも、鋳造された製品及び鋳バリを金型から正常に押し出すことが出来るダイカスト装置を提供せんとするものである。
斯かる目的を達成する本考案のダイカスト装置は、金型の分割面にキャビティに通じるガス抜き溝が形成され、金型の背面側に製品押出し機構が設けられたダイカスト装置であって、前記ガス抜き溝部分で形成された鋳バリを、金型の背面側に設けられた製品押出し機構とは独立した専用押出ピンでもって前記製品押出し機構による鋳造製品の押し出しタイミングより少し早いタイミングで押し出すように構成してなることを特徴としたものである。
本考案に係るダイカスト装置は斯様に、ガス抜き溝部分で形成された鋳バリを、金型の背面側に設けられた製品押出し機構とは独立した専用の押出ピンでもって製品押出し機構による鋳造製品の押出しタイミングより少し早いタイミングで押し出すように構成してなるので、金型が大型化しガス抜き溝が金型の隅っこに配設されるような場合でも、鋳造された製品及び鋳バリを正常に押し出すことが出来る。
すなわち、製品押出し機構では、製品押出しのストロークは調整できても段階的に止めることができないので、ガス抜き溝部分で形成された鋳バリを製品押出し機構とは独立した専用の押出ピンでもって製品押出し機構による鋳造製品の押出しタイミングより少し早いタイミングで押し出すことにより、鋳造された製品とガス抜き溝部分で形成された鋳バリを正常に押し出すことが出来るものである。
以下、本考案の具体的な好適実施例を、図面を参照しながら詳細に説明するが、本考案は図示した実施例のものに限定されるものではない。
また、全図面を通して同じ構成部材には同じ符号を付して説明する。
図中の符号11は可動型12と協働して製品を成形するキャビティaを構成する固定型を示し、これら金型の分割面(固定型11と可動型12の突合せ面)にキャビティaに通じるガス抜き溝13を金型の外周部に至るように形成せしめ、そのガス抜き溝13の終端に金型の外周部に設置したガス抜き装置2が連通接続される。
なお、図2に中の符号5は固定型11を取り付け支持するための固定盤を示し、6はタイバーを示す。
そして金型(可動型12)の背面側には、製品を押し出すための製品押出し機構3と、この製品押出し機構3とは独立して鋳バリだけを押し出すための専用押出ピン4が配設される。
製品押出し機構3は、金型キャビティaで鋳造された製品Aを押し出し脱型させるためのものであり、金型(可動型12)の背面側からキャビティaに向かって出没自在に移動してキャビティaで鋳造された製品Aを押し出すための製品押出ピン31と、複数本の製品押出ピン31を支持するための押出板32と、押出板32を金型に対して進退自在に動作させるための押出シリンダ33等から構成されている。
また、専用押出ピン4は、ガス抜き溝13で成形された鋳バリBを製品押出し機構3とは独立して押し出すためのものであり、製品押出し機構3とは別個に金型(可動型12)の背面側からガス抜き溝13に向かって出没自在に挿通設置し、金型(可動型12)の背面側に設置された駆動シリンダ41に連携される。
而して、金型のキャビティaで鋳造された製品Aを押し出し脱型させる場合には、製品Aを鋳造し(図1(a)参照)、型開きをした後に(図1(b)参照)、先ずガス抜き溝13の部分で成形された鋳バリBを専用押出ピン4でもって、製品押出し機構3による鋳造製品Aの押し出しタイミングより少し早いタイミングで押し出し(図1(c)参照)、次いで製品押出し機構3を動作させてその製品押出ピン31でもって製品Aを金型キャビティaから押し出し脱型させる(図1(d)参照)。
なお、鋳バリBを専用押出ピン4でもって、製品押出し機構3による鋳造製品Aの押し出しタイミングより少し早いタイミングで押し出す際に、鋳バリBが鋳造製品Aから折れて脱落することがないように、鋳バリBのランナー部分の距離をなるべく長く且つ直線に形成することが好ましい。鋳バリBのランナー部分が長くなった分だけ、鋳バリBがたわみ易くなるので、鋳造製品から折れて脱落するようなことが少なくなる。
本考案実施の一例を示す動作の工程を説明する模式断面図。 従来例を説明する模式正面図。
符号の説明
A:製品 B:鋳バリ
a:キャビティ
11:固定型 12:可動型
13:ガス抜き溝
2:ガス抜き装置
3:製品押出し機構 31:製品押出ピン
32:押出板 33:押出シリンダ
4:専用押出ピン 41:駆動シリンダ
5:固定盤 6:タイバー

Claims (1)

  1. 金型の分割面にキャビティに通じるガス抜き溝が形成され、金型の背面側に製品押出し機構が設けられたダイカスト装置であって、前記ガス抜き溝部分で形成された鋳バリを、金型の背面側に設けられた製品押出し機構とは独立した専用押出ピンでもって前記製品押出し機構による鋳造製品の押し出しタイミングより少し早いタイミングで押し出すように構成してなることを特徴とするダイカスト装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012011436A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Isuzu Motors Ltd ダイカスト金型

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