JP2012011115A - 消火栓装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ノズル詰まりやホース損傷等による放水性能の低下を抑制すると共に異常発生を放水圧力から確実に検知可能とする。
【解決手段】放水系統は、給水配管60からノズル付きホースに供給する加圧水の水量を所定の定流量に調整する定流量弁62と直列に消火栓弁64を配置し、更に消火栓弁64の2次側と排水側との間に、ノズル放水時の圧力が所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁68を配置する。ノズル付きホースの放水圧力を圧力センサ76で検知し、制御装置75は検知した放水圧力がリリーフ弁68の設定圧に上昇した場合に、ノズル詰まりによる異常を判定して報知する。
【選択図】図3

Description

本発明は、消火栓扉を開いて放水ノズル付きホースを引き出して放水する消火栓装置に関する。
従来、自動車専用道路などのトンネル内には、火災発生時に備えて消火栓装置が設置されている。
このような消火栓装置は火災を伴う車両事故の発生時に、消火栓扉を開いてノズル付きのホースを引き出し、扉内に設けている消火栓弁開閉レバーを操作することで消火栓弁を開き、ポンプ起動スイッチがレバー開位置でオンし、消火ポンプ設備を起動して放水を行うことができる。
図9は従来の消火栓装置に設けられた放水系統の説明図である。図9の消火栓装置100は加圧消火用数が供給される給水配管102を給水弁104に接続すると共に消火栓弁106に分岐接続している。消火栓弁106に続いては放水圧力を規定圧力に調整する自動調圧弁108が配置される。自動調圧弁108の2次側はメンテナンス装置114を介して先端にノズル112を装着したホース110に接続している。
特開2005−318972号公報 特開2009−183415号公報
しかしながら、このような従来のトンネル消火栓装置にあっては、ゴミ等の異物がノズルやホースに詰まって流れ難くなった場合、ノズル等の詰まりによって放水圧力が上昇するが、圧力上昇を受けて自動調圧弁が弁座の開口部分を絞ることで放水圧力を所定圧力に保つ圧力制御を行うため、ノズルからの流量が大きく減少してしまう問題がある。
またホースや配管系の損傷などにより消火用水が漏れた場合、放水圧力が低下するが、自動調圧弁は圧力低下を受けて弁座の開口部分を増加させることで放水圧力を所定圧力に保つ圧力制御を行うため、ホース等からの漏れが大きくなり、ホースの損傷を更に拡大してしまう問題がある。
また自動調圧弁の2次側に圧力計や圧力センサを設けて放水圧力を監視するようにしたとしても、ゴミ等の異物がノズルに詰まったりホースからの漏れが起きても、自動調圧弁が所定圧を保つように圧力制御するため、放水圧力は正常であり、配管内の圧力を見てもノズルの詰まりやホースからの漏れは分からないという問題がある。
また、消火栓装置は定期的に点検を行い、実際に放水を行って、放水圧力を測定して、自動調圧弁内に設けた調圧部の調整を行うが、自動調圧弁の構造によっては1次側圧力の変動によっても2次側圧力が若干変動するため、ホース等の損傷による圧力増加や漏れによる圧力減少が起きていたとしても、ホース側の漏れや詰まりが原因とは気づかずに自動調圧弁を単に調整するだけで点検を終了してしまうことが考えられ、正しい点検が行えないという問題が考えられる。
本発明は、ノズル詰まりやホース損傷等による放水性能の低下を抑制すると共に異常発生を放水圧力から確実に検知可能とする消火栓装置を提供することを目的とする。
本発明は、ノズル付きホースに加圧消火用水を供給して放水させる放水系統を備えた消火栓装置に於いて、
放水系統は、
給水配管からノズル付きホースに供給する加圧水の水量を所定の定流量に調整する定流量弁と、
定流量弁と直列に配置され、消火栓弁開閉レバーの操作により開閉される消火栓弁と、
ノズル付きホースの放水圧力を検知する圧力検出部と、
圧力検出部で検知した放水圧力から異常の有無を判定する制御部と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、制御部は、消火栓弁よりも二次側部分が詰まることで圧力検出部で検知した放水圧力が所定の閾値を越えた場合に、異常を判定して報知する。
更に、消火栓弁の2次側に配置され、ノズル放水時の圧力が所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁を備える。
そして圧力検出部で検知した放水圧力がリリーフ弁の設定圧に近似した所定の閾値を越えた場合に、異常を判定して報知する。
また制御部は、圧力検出部で検知した放水圧力が、ノズルから放水する放水量で決まる規定放水圧より低い所定の閾値を下回った場合に、異常を判定して報知する。
放水系統は、給水本管に続いて定流量弁を配置し、定流量弁の2次側に消火栓弁を配置する。
放水系統は、給水本管に続いて消火栓弁を配置し、消火栓弁の2次側に定流量弁を配置する。
放水系統に対し放水点検系統を設け、放水点検系統は、
定流量弁の2次側に分岐接続した配管に配置され、点検時に開制御される放水点検弁と、
放水点検弁の2次側に配置され、ノズル付きホースの放水量に相当する点検水量を排水側に流すオリフィスと、
を備える。
この場合、制御部は、更に、消火栓弁の2次側に配置され、ノズル放水時の圧力が所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁を備え、点検時に放水点検弁を開制御してオリフィスを通して排水側に放水させ、点検放水中に圧力検出部で検知した放水圧力がリリーフ弁の設定圧に対応した所定の上限閾値を越えた場合に、オリフィス側の詰まりによる異常を判定して報知する。
放水点検弁の二次側に、排水側への連通状態から点検用ノズルが接続される接続部への連通状態へ切替えるメンテナンス装置を備える。
また、本発明の別の形態にあっては、ノズル付きホースに加圧消火用水を供給して放水させる放水系統を備えた消火栓装置に於いて、
放水系統は、
給水配管からノズル付きホースに供給する加圧水の水量を所定の定流量に調整する定流量弁と、
定流量弁と直列に配置され、消火栓弁開閉レバーの操作により開閉さる消火栓弁と、
消火栓弁の2次側に配置され、ノズル放水時の圧力がリリーフ弁の所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁と、
を備えたことを特徴とする。
本発明の消火栓装置によれば、消火栓弁開閉レバーの操作により消火栓弁を開放してノズル付きホースに加圧消火用水を供給する場合、定流量弁によって所定のノズル放水量に定流量調整された消火用水が供給され、常に所定流量の消火用水をノズルから放水することができる。
また、ノズルやホース等の消火栓弁の二次側にゴミ等の異物が詰まって流れ難くなった場合、定流量弁はノズルからの放水量を所定流量に保つために放水圧力を上昇させるように動作し、これによってノズルに詰まりがあっても、放水量の減少を極力抑えた放水ができ、放水性能の低下を抑制できる。
またノズルの詰まりに対し所定流量を保つために定流量弁が放水圧力を増加させるが、放水側に所定の設定圧をもつリリーフ弁を配置しているため、放水圧力がリリーフ設定圧を超えるとリリーフ弁が開動作して消火用水を排水側に流し、放水圧力の上昇をリリーフ設定圧に抑える。このため定流量弁を設けていても放水圧力の上昇はリリーフ設定圧に制限され、放水圧力が高くなりすぎてノズルの操作者が大きな反力を受けて操作しづらくなることを防止できる。
また、圧力検出部により監視している放水圧力が二次側の詰まりによる所定の上限閾値を越えた場合、異常を判定して報知し、詰まりを解消するための対応措置を適切に行うことができる。
また、ホース損傷などによる水漏れで放水量が増加した場合、定流量弁はノズルからの放水量を所定流量に保つために放水圧力を減少させるように動作し、これによってホースからの漏れを抑制し、ホースの損傷が大きくなることを抑制できる。
また、圧力センサにより監視している放水圧力が規定放水圧より低い下限閾値を下回った場合、水漏れによる異常を判定して報知し、ホース側の漏れを解消するための対応措置を適切に行うことができる。
本発明による消火栓装置の外観を示した説明図 図1の消火栓扉と保守扉を外して内部構造を示した説明図 本発明の消火栓装置における放水系統の第1実施形態を示した説明図 図3の実施形態で用いる定流量弁の一例を示した説明図 図3の実施形態で用いる定流量弁の他の例を示した本説明図 図3の実施形態で用いる定流量弁の他の例を示した説明図 本発明の消火栓装置における放水系統の第2実施形態を示した説明図 本発明の消火栓装置における放水系統の第3実施形態を示した説明図 自動調圧弁を設けた従来の消火栓装置における放水系統を示した説明図
図1は本発明のトンネルに設置される消火栓装置の正面を示した説明図である。図1において、消火栓装置10は、筐体26の前面に配置した化粧板28の右側の扉開口に、消火栓扉30と保守扉32を設けており、その内部がホース収納空間及びバルブ類収納空間となっている。
消火栓扉30は下側の回動軸を中心に前方に開閉する。消火栓扉30の上には、上側の回動軸により上向に開閉する保守扉32が設けられており、点検時に消火栓扉30を開いたあとに内側のロックを外すことで開くことができる。
筐体26の左側扉開口の右側には通報装置扉34が設けられ、ここに赤色表示灯36、発信機38、及び応答ランプ40を設けている。赤色表示灯36は常時点灯し、消火栓装置10の設置場所が遠方から分かるようにしている。火災時には、発信機38を押してスイッチボタンをオンすると、発信信号が監視室に設置された防災受信盤18に送信されて火災警報が出され、これに伴い応答信号が図1の防災受信盤18から送られて、応答ランプ40を点灯する。
通報装置扉34の左側には消火器扉42が設けられ、消火器扉42に対応した筐体の内部を消火器収納空間とし、図2に示すように2本の消火器45を収納している。消火器扉42は左側を回動軸として前方に開くことができる。また、消火器扉42の下側には覗き窓45が設けられ、外部から消火器の収納状態の有無を確認できるようにしている。
図2は図1の消火栓装置について消火栓扉を外して内部構造を示した説明である。図2において、筐体右側開口部の左側にはホース収納空間が形成され、右側にバルブ類収納空間を形成している。
ホース収納空間には、その周囲を囲んでホース50を押えるホースバケット46が設けられ、ホースバケット46及び筐体内壁で囲まれたホース収納空間にホース50を内巻きして収納している。ホースバケット46は、格子状のフレーム配置により扉開口の左右方向における略中央となる位置にホース取出口48を仕切り形成している。ホースバケット46の右側には、ホース取出口48から引き出したホース50の先端に装着しているノズル52を横向きで着脱自在に保持している。
ホース収納空間の右側に配置したバルブ類収納空間には、ポンプ設備からの給水配管が接続される消火栓接続口からホース接続口に至る放水系統として、給水弁54及び操作案内板の背後に定流量弁、消火栓弁、メンテナンス装置56、更にリリーフ弁、自動排水弁を設けている。メンテナンス装置56は、通常は消火栓弁の二次側はホース接続口に連通しているが、メンテナンス装置56に点検用のホース付きノズルを接続すると、消火栓弁とホース接続口の連通が解除され、消火栓弁の二次側は点検用のホース付きノズルと連通して、点検用ホース付きノズルによる実放水を行って、放水圧力等の点検を行うことができる。
消火栓弁に対しては消火栓弁開閉レバー55が設けられ、これに対応して設けた操作案内板の裏側に配置された消火栓弁を開閉する。同時に消火栓弁開閉レバー55の背後に設置している弁開閉検出スイッチがオンし、これによって監視室などに設置した防災受信盤を経由してポンプ設備にポンプ起動信号が送られ、ポンプ設備が起動される。放水を停止する際には、消火栓弁開閉レバー55を元の上向き位置に戻すと消火栓弁が閉じ、同時に弁開閉検出スイッチがオフとなってポンプ設備の運転停止が行われる。
また給水弁54の手前にはポンプ起動スイッチ58が配置される。給水弁54及びポンプ起動スイッチ58は消防隊が消火時に操作する機器であり、消火栓扉30を開いても保守扉32により隠されており、消火栓装置を操作しようとする一般ユーザに見せないことで、不要な混乱を起させないようにしている。
図3は本発明の消火栓装置に設けた放水系統の第1実施形態を示した説明図である。図3において、放水系統は、給水弁54に対する給水配管60の分岐側に、ノズル付きホースに供給する放水量を所定の定流量Q、例えばQ=130[リットル/分]に調整する定流量弁62を配置している。
定流量弁62に続いては消火栓弁開閉レバーの操作により開閉される消火栓弁64が配置され、その2次側にホース接続配管66を接続している。ホース接続配管66と排水管70の間には、ノズル放水時の圧力が所定のリリーフ設定圧を超えた場合に排水側に開放してホース接続配管66内の水圧を下げるリリーフ弁68が配置されている。リリーフ設定圧はノズルからの反力が操作性を損なわず、且つホース破損を起すことのない圧力に決める。リリーフ弁68に並列に自動排水弁71を設け、通常監視時はホース接続配管66を排水管70と連通させて、消火時には配管内に供給される水の圧力で排水管70との連通を解除する。
ホース接続配管66には放水圧力を検出する圧力検出部としての圧力センサ76が配置され、放水圧検知信号を点線で示すように制御部として機能する制御装置75に入力している。制御装置75は監視室などに設置された防災受信盤(図示せず)と信号線接続されており、圧力検知信号を閾値と比較判定して放水圧力が正常かを判定する。
制御装置75による放水圧力の異常判定には、ノズル詰まりなどによる放水圧力の異常判定と、ホース漏れなどによる放水圧力の異常判定がある。ノズル詰まりが発生すると放水流量は減少し、定流量弁62は規定流量に制御を開始し、放水圧力を増加させる。もし放水圧力が増大し、リリーフ設定圧を越えるとリリーフ弁68がリリーフ動作を行い、ホース接続配管66内の水圧を下げて、過大な圧力がかかったノズルを持った操作者に危害を加えたり、配管やホースを損傷させないようにする。
制御装置75は、リリーフ弁68のリリーフ設定圧又はリリーフ設定圧に対応した上限閾値、例えばリリーフ設定圧より若干低めとなる上限閾値を設定し、圧力センサ76が検出した放水圧力が上限閾値を越えた場合にノズル等の詰まりを判定し、判定結果を監視室などに設置した防災受信盤に送って異常を報知する。
一方、ホースや配管から水漏れが発生すると放水流量は増加し、定流量弁62は規定流量に制御を開始し、放水圧力を減少させる。そこで制御装置75は、圧力センサ76が検出した放水圧力が規定の放水圧力より低い所定の下限閾値を設定し、放水圧力が下限閾値を下回った場合にホース漏れを判定し、判定結果を監視室などに設置した防災受信盤に送って異常を報知する。
通常、ノズルの放水量は予め設計時にわかっており、ホースの長さもわかっていることから、ノズルやホースが正常であれば、放水時の圧力センサ76の規定圧力検出値はわかっている。そこで水漏れが発生した際は、ノズル以外からも水の放射が発生しているために、流量が多くなっている。よって、流量が多くなった時の圧力検出値を下限閾値として設定し、流量が多くなって圧力センサ76の圧力検出値が所定の下限閾値よりも下回ったときに異常と判定する。
なお、消火栓装置10には図1に示したように常時点灯している赤色表示灯34が設けられていることから、制御装置75はノズル詰まり又はホース漏れなどによる放水圧力の異常を判定した場合、例えば赤色表示灯36を点滅又は明滅して異常を報知しても良い。赤色表示灯36の点滅表示は、火災が発生して放水を行っているときも点滅動作になるため、放水時の点滅表示と区別できるように例えば点滅の速度を変えて区別させてもよい。あるいは異常状態を示すため常時点灯状態から消灯に切り替えてもよい。また、制御装置75から防災受信盤に圧力検知信号を送り、防災受信盤で放水圧力測定値の表示、初期値との比較又は上下限閾値との比較によりノズル詰まりやホース漏れの有無を判定して報知させても良い。
図3の放水系統の動作は次のようになる。火災時に消火栓扉30を開いてノズル付きホース50を引き出し、この状態で消火栓弁開閉レバー55を開位置に操作すると、消火栓弁64が開放し、ポンプ起動に伴う加圧消火用水の供給を給水配管60から受ける。このとき定流量弁62は、設定されている定流量Q1=130[リットル/分]を流すように流量調整を行い、ノズルから定流量Q1の放水を行うことができる。
ここで、ゴミなどによるノズルやホース側での詰まりが発生していた場合、消火用水が流れ難くなるために放水流量が定流量Q1から減少する。即ち、放水系統における消火用水の放水圧力Pと放水量Qの間には、
Q=
の関係があり、定流量弁62はノズル側が詰まって放水量Qが定流量Q1から減少した場合、放水圧力Pを増加させることにより放水量Qを定流量Q1に保つように動作する。なお、Kは定流量弁62やノズル付きホースを含む放水系統で決まる定数である。
しかし、定流量弁62の動作によって上昇した放水圧力がリリーフ弁68のリリーフ設定圧を超えた場合、リリーフ弁68が開動作して排水管70に消火用水を流す安全弁として機能し、定流量弁62の流量調整動作による放水圧力がリリーフ設定圧を上回らないようにする。このため定流量弁62の動作による放水圧力の上昇をリリーフ設定圧に制限し、ホース操作者の受ける反力の増加を抑え、またホースの破損などを防止する。
ノズルの詰まりに対する定流量弁62の動作による放水圧力の増加は圧力センサ76で検知され、圧力検知信号として制御装置75に送られており、消火栓弁の開放時に所定の上限閾値を越えた場合、ノズル詰まりによる異常を判定し、消火栓装置10の赤色表示灯による異常表示、及び又は、防災受信盤に判定結果を示す信号を送ってノズル詰まりによる放水圧力の異常を報知させる。
一方、ホースや配管系の破損により水漏れがある場合にノズルから放水を行うと、放水流量が定流量Q1から増加する。定流量弁62は水漏れにより放水量Qが定流量Q1から増加した場合、放水圧力Pを低下させることにより放水量Qを定流量Q1に保つように動作する。このため水漏れに対し放水圧力が低下することで、漏れの拡大とホースの損傷拡大を抑制できる。
ホース等からの漏れに対する定流量弁62の動作による放水圧力の低下は圧力センサ76で検知され、圧力検知信号として制御装置75に送られており、放水量が予めわかっているノズルのみから放水される放水量よりも明らかに多い量の流水があり、圧力センサ76の計測値が所定の下限閾値を下回った場合、水漏れによる異常を判定し、消火栓装置10の赤色表示灯による異常表示、及び又は、防災受信盤に判定結果を示す信号を送って水漏れによる放水圧力の異常を報知させる。
図4は図3の第1実施形態で用いる定流量弁62の一例を示した説明図である。図4において、定流量弁62は弁ボディ136を有し、弁ボディ136の左側に流入ポート138を形成し、右側に流出ポート140を形成している。
流入ポート138側には、ストップリング149による位置決めで弁穴145を備えたピストン144が摺動自在に組み込まれ、ピストン144の右側にはスプリング146がスプリングホルダー150との間に配置され、更にスプリングホルダー150とその右側のニードルホルダー143との間にスプリング148を配置している。ピストン144の弁穴145に対しては、その右側に配置したニードル142の先端が位置しており、ニードル142はニードルホルダー143により弁ボディ136に固定されている。
図4の定流量弁62の動作は次のようになる。ノズルの詰まりなどにより流量が低下した場合は、流出ポート140側の圧力が上昇し、流入ポート138の圧力が相対的に低いことからピストン144を押す力が小さく、スプリング146,148の押圧力が大きくなり、ピストン144はストッパリング149に近い側に移動してニードル142の先端と弁穴145の間の開口面積を大きくし、流出ポート140に流す流量を増加させて一定流量を維持する。
またホースの破損などによる漏れで流量が増加した場合には、流出ポート140側の圧力が低下し、流入ポート138の圧力が相対的に高いことからピストン144を押す力が増加し、スプリング146,148に抗してピストン144が右側に移動し、弁穴145がニードル142に近付くことで開口面積を小さくし、流出ポート140に流す流量を減少させて一定流量を維持する。
図5は図3の第1実施形態で用いる定流量弁62の他の例を示した説明図であり、この例にあっては、ニードル側を1次側圧力に応じて移動するようにしたことを特徴としている。
図5において、定流量弁62は弁ボディ151の左側に流入ポート152を形成すると共に右側に流出ポート154を形成し、内部にストッパリング158で位置決めされたニードル156を摺動自在に組み込み、ニードル156の右側にスプリング162を配置している。ニードル156には連通穴160が設けられ、ニードル156の先端側の弁ボディ151には弁穴164が形成されている。
図5の定流量弁62の動作は次のようになる。ノズルの詰まりなどで流量が低下した場合は、流出ポート154側の圧力が上昇し、流入ポート152の圧力が相対的に低いことからニードル156を右側に押す力が弱く、ニードル156は弁穴164から離れた位置に移動し、弁穴164とニードル156との間の隙間となる開口面積を大きくし、流出ポート154に流す流量を増加させて一定流量を維持する。
またホースの漏れなどで流量が増加した場合には、流出ポート154側の圧力が低下し、流入ポート152の圧力が相対的に高いことから、スプリング162を圧縮してニードル156が右側に移動し、弁穴164との間の開口面積を小さくし、流出ポート154に流す流量を減少させて一定流量を維持する。
図6は図3の第1実施形態で用いる定流量弁62の他の例を示した説明図であり、ゴム製のフローワッシャーの変形を利用して定流量制御を行うようにしたことを特徴としている。
図6(A)において、定流量弁62は、弁ボディ166の左側に流入ポート168を形成し、右側に流出ポート170を形成している。弁ボディ166の内部には弁穴176が開口され、弁穴176の左側にストッパリング175で抜け止めされた弾性を持つゴムで作られたフローワッシャー172が組み込まれている。フローワッシャー172はドーナツ状の部材であり、内部に弁穴174を開口している。
図6の定流量弁62の動作は次のようになる。ノズルの詰まりなどで流量が低下した場合は、流出ポート170側の圧力が上昇し、流入ポート168の圧力が相対的に低いことから、図6(A)に示すようにフローワッシャー172を押す力は小さく、フローワッシャー172の変形量が少なくなり、そのときの弁穴174で決まる開口面積が増加することで、流出ポート170に流す流量を増加させて一定流量を維持する。
またホースの漏れなどで流量が増加した場合には、流出ポート170側の圧力が低下し、流入ポート168の圧力が相対的に高いことから、図6(B)に示すようにフローワッシャー172を押す力が増加し、フローワッシャー172は弁穴174を窄める円錐形状に変形し、弁穴174の開口面積が減少する。これによって流出ポート170に流す流量を減少させて一定流量を維持する。
もちろん図3の第1実施形態に使用する定流量弁62としては、図4乃至図6に示した以外の適宜の構造の定流量弁を使用することができる。
図7は本発明の消火栓装置に設けた放水系統の第2実施形態を示した説明図であり、本実施形態にあっては、給水配管60を消火栓弁64に接続し、消火栓弁64の2次側に低流量弁62を配置しており、図3の第1実施形態に対し定量量弁62と消火栓弁64の順番が入れ替わっている。それ以外の構成は図3の第1実施形態と同じである。
図7の第2実施形態にあっては、給水配管60側に消火栓弁64を配置したため、通常監視その2次側に配置した定流量弁62には消火用水が加わっておらず、乾式となっているため、耐久性を向上させることができる。
図8は本発明の消火栓装置に設けた放水系統の第3実施形態を示した説明図であり、本実施形態にあっては、放水系統に対し放水点検系統を設けたことを特徴とする。
図8において、放水系統は図3の第1実施形態と基本的に同じであり、給水弁54に対する給水配管60の分岐側に定流量弁62を配置し、定流量弁62に続いては消火栓弁64を配置し、その2次側にホース接続配管66を接続している。
ホース接続配管66と排水管68の間にはリリーフ弁68及び自動排水弁71が配置される。また定流量弁62の2次側には放水圧力を検出する圧力センサ76が配置され、放水圧検知信号を点線で示すように制御部として機能する制御装置75に入力している。制御装置75は監視室などに設置された防災受信盤と信号線接続されており、圧力検知信号を閾値と比較判定してノズル等の詰まりによる放水圧力の異常と、水漏れによる放水圧力の異常を判定する。
定流量弁62と消火栓弁64を配置した放水系統に対しては、放水点検弁72及びオリフィス74を備えた放水点検系統が設けられる。放水点検系統は、電動弁を用いた放水点検弁72を定流量弁62と消火栓弁64の間からの分岐配管に配置し、放水点検弁72の2次側と排水管70の間に、ノズル付きホースの放水量に相当する点検水量を排水管70に流す疑似ノズルとして機能するオリフィス74を設けている。
放水点検系統の動作は、例えば監視室などに設けた防災受信盤の操作で消火栓装置10の制御装置75に点検起動信号を送り、これを受けて制御装置95は放水点検弁72を開制御し、オリフィス74を通して定流量弁62で調整された定流量Q1の消火用水を排水管68に流す。点検開始の操作は消火栓装置に設けた点検開始スイッチの操作による放水点検弁72の開放制御や、放水点検弁72と並列に設けられた手動点検弁の開放動作で行っても良い。
点検中のオリフィス74により発生する擬似的な放水圧力は圧力センサ76で検出され、点検結果として制御装置75から防災受信盤に送って表示或いは所定の閾値との比較により正常か異常かを判定表示する。
この場合、制御装置75は圧力センサ76で検知した放水圧力がリリーフ弁68のリリーフ設定圧に対応した所定の上限閾値を越えた場合、ゴミなどによるオリフィス74側の詰まりによる異常と判定して報知する。圧力センサ76の位置に、消火栓装置の場所で目視により圧力を確認できる表示部を備える圧力計を追加してもよい。
なお、上記の実施形態にあっては、圧力検出部として圧力センサにより放水圧力を検知して異常を判定しているが、放水圧力が上限閾値を超えた時および下限閾値を下回った時にオンして検知信号を出力する2回路の圧力スイッチを設けるようにしても良い。また、上限閾値又は下限閾値のいずれかを監視するようにしてもよい。
さらに、図8の実施形態において、放水点検弁72と排水管70の間に、図2のメンテナンス装置56と同様の点検時に連通状態を切り替えできるメンテナンス装置を備えてもよい。このメンテナンス装置は、通常時は放水点検弁72、オリフィス74と排水管70を連通状態とするが、点検時は放水点検弁72、オリフィス74と点検用ホース付きノズルとの連通状態に切り替わる。
この放水点検弁72と排水管70の間にメンテナンス装置を備えたことで、メンテナンス装置に点検用のホース付きノズルを接続して放水することで、消火栓装置が設置された現場にて定流量弁62の機能確認を行うことができる。この場合、圧力センサ76の位置に、消火栓装置の場所で目視により圧力を確認できる表示部を備える圧力計を追加すれば現場点検が行いやすい。
さらに、上記の定流量弁の機能確認後に点検用ホース付きノズルのノズルに代えて、消火栓装置に設置された実火災時に使用するノズル52をメンテナンス装置に接続して放水点検を行うことにより、ノズル52の詰まりを点検することができる。このような構成により、消火栓装置の設置現場にて容易に定流量弁62とノズル52の点検を行うことができる。図2のメンテナンス装置56をなくして、上述の放水点検弁72にのみメンテナンス装置を設けても良い。
また、本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:消火栓装置
25:放水開口
26:筐体
60:給水配管
62:定流量弁
64:消火栓弁
66:ホース接続配管
68:リリーフ弁
70:排水管
71:自動排水弁
72:放水点検弁
74:オリフィス
75:制御装置
76:圧力センサ
138,152,168:流入ポート
140,154,170:流出ポート
142,156:ニードル
143:ニードルホルダー
144:ピストン
145,164,174,176:弁穴
146,148,162:スプリング
150:スプリングホルダー
160:連通穴
178:連通穴
180:定流量弁体

Claims (14)

  1. ノズル付きホースに加圧消火用水を供給して放水させる放水系統を備えた消火栓装置に於いて、
    前記放水系統は、
    給水配管から前記ノズル付きホースに供給する加圧水の水量を所定の定流量に調整する定流量弁と、
    前記定流量弁と直列に配置され、消火栓弁開閉レバーの操作により開閉される消火栓弁と、
    前記ノズル付きホースの放水圧力を検知する圧力検出部と、
    前記圧力検出部で検知した放水圧力から異常の有無を判定する制御部と、
    を備えたことを特徴とする消火栓装置。
  2. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記制御部は、前記消火栓弁よりも二次側部分が詰まることで前記圧力検出部で検知した放水圧力が所定の閾値を越えた場合に、異常を判定して報知することを特徴とする消火栓装置。
  3. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、更に、前記消火栓弁の2次側に配置され、ノズル放水時の圧力が所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁を備えることを特徴とする消火栓装置。
  4. 請求項3記載の消火栓装置に於いて、前記制御部は、前記圧力検出部で検知した放水圧力が前記リリーフ弁の設定圧に近似した所定の閾値を越えた場合に、異常を判定して報知することを特徴とする消火栓装置。
  5. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記制御部は、前記圧力検出部で検知した放水圧力が、ノズルから放水する放水量で決まる規定放水圧より低い所定の閾値を下回った場合に、異常を判定して報知することを特徴とする消火栓装置。
  6. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記放水系統は、給水本管に続いて前記定流量弁を配置し、前記定流量弁の2次側に前記消火栓弁を配置したことを特徴とする消火栓装置。
  7. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記放水系統は、給水本管に続いて前記消火栓弁を配置し、前記消火栓弁の2次側に前記定流量弁を配置したことを特徴とする消火栓装置。
  8. 請求項1記載の消火栓装置に於いて、前記放水系統に対し放水点検系統を設け、
    前記放水点検系統は、
    前記定流量弁の2次側に分岐接続した配管に配置され、点検時に開制御される放水点検弁と、
    前記放水点検弁の2次側に配置され、前記ノズル付きホースの放水量に相当する点検水量を排水側に流すオリフィスと、
    を備えたことを特徴とする消火栓装置。
  9. 請求項8記載の消火栓装置に於いて、更に、前記消火栓弁の2次側に配置され、ノズル放水時の圧力が所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁を備え、
    前記制御部は、点検時に前記放水点検弁を開制御して前記オリフィスを通して排水側に放水させ、点検放水中に前記圧力検出部で検知した放水圧力が前記リリーフ弁の設定圧に対応した閾値を超えた場合に、異常を判定して報知することを特徴とする消火栓装置。
  10. 請求項8記載の消火栓装置に於いて、前記放水点検弁の二次側に、排水側への連通状態から点検用ノズルが接続される接続部への連通状態へ切替えるメンテナンス装置を備えたことを特徴とする消火栓装置。
  11. ノズル付きホースに加圧消火用水を供給して放水させる放水系統を備えた消火栓装置に於いて、
    前記放水系統は、
    給水配管から前記ノズル付きホースに供給する加圧水の水量を所定の定流量に調整する定流量弁と、
    前記定流量弁と直列に配置され、消火栓弁開閉レバーの操作により開閉さる消火栓弁と、
    前記消火栓弁の2次側に配置され、ノズル放水時の圧力が所定の設定圧を超えた場合に排水側に開放して圧力を下げるリリーフ弁と、
    を備えたことを特徴とする消火栓装置。
  12. 請求項11記載の消火栓装置に於いて、前記放水系統は、給水本管に続いて前記定流量弁を配置し、前記定流量弁の2次側に前記消火栓弁を配置したことを特徴とする消火栓装置。
  13. 請求項11記載の消火栓装置に於いて、前記放水系統は、給水本管に続いて前記消火栓弁を配置し、前記消火栓弁の2次側に前記定流量弁を配置したことを特徴とする消火栓装置。
  14. 請求項11記載の消火栓装置に於いて、前記放水系統に対し放水点検系統を設け、
    前記放水点検系統は、
    前記定流量弁の2次側に分岐接続した配管に配置され、点検時に開制御される放水点検弁と、
    前記放水点検弁の2次側に配置され、前記ノズル付きホースの放水量に相当する点検水量を排水側に流すオリフィスと、
    を備えたことを特徴とする消火栓装置。
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