JP2012008399A - トナー搬送装置又は画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 紙粉等の不要物と混ざった転写残トナーは流動性が低下することで凝集しやすく、固まりになりやすい。また、紙粉を多く含んだ転写残トナーは非常に絡みやすく、トナー搬送部材の回転動作によって不織布状の物体になりやすい。そのため、転写残トナーを搬送するトナー搬送部材への受け渡し開口部で、トナー詰まりを引き起こす懸念があった。
【解決手段】 上述の課題を解決するために、障壁とトナー搬送部材の接続領域である開口領域を有し、トナー搬送路において、少なくとも開口領域に対応する位置に、トナー搬送路内に蓄積するトナーを攪拌するためのトナー攪拌部材を有し、トナーの落下方向における前記開口領域と前記トナー攪拌部材の間隔は、前記開口領域と前記トナー搬送部材の間隔よりも短いことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、像担持体上の転写残トナーを回収容器に搬送するトナー搬送装置又はトナー搬送装置を有する画像形成装置に関する。
従来から、トナーを用いた画像形成装置において、感光ドラム表面上や中間転写体の表面上の転写残トナーの除去をするためにクリーニング手段が設けられている。このクリーニング手段により除去されたトナーを、トナー搬送路内に設置されたコイルやスクリュー等の可動搬送部材によって押し動かしてトナー排出口へと搬送し、画像形成装置本体に取り付けられた回収容器へと回収する画像形成装置が知られている。また、可動搬送部材によってトナーを一方向に搬送後、トナーを落下させた後に、別の可動搬送部材によってトナー排出口に搬送する構成も従来から提案されている。この構成では、回収容器の画像形成装置内における設置場所に自由度を持たせることが可能である。
特許文献1には、クリーニング手段により除去されたトナーを可動搬送部材(第1のトナー搬送部材)によって搬送し、その後、トナーの自重でトナー搬送路内を落下させる構成が開示されている。トナー搬送路内を落下したトナーは、別の可動搬送部材(第2の搬送部材)によってトナー排出口に導かれている。さらに、特許文献1では、自重でトナーが落下する領域のトナー搬送路内に、トナーの凝集によるトナー詰まりを解消するために、揺動部材を配置し、揺動部材を往復運動させる構成が提案されている。
特開2002−311712号公報
しかしながら、特許文献1においては、揺動部材が、第2のトナー搬送部材に対して接触していないため、揺動部材と第2のトナー搬送部材との間には空間が存在したままである。そのため、この空間域では揺動部材によるトナーの崩し効果が得られない。さらに、落下したトナーは、落下した位置で凝集し易い傾向にある。さらに、落下したトナーは、揺動部材によって崩されないので落下位置で大きな固まりで蓄積してしまう場合がある。そのため、第2のトナー搬送部材に負荷を与え第2のトナー搬送部材の搬送が不安定になる場合があった。
そこで、本発明は、簡単な構成で落下したトナーのトナー搬送路内の蓄積を抑制し、安定してトナーを回収容器へと搬送するトナー搬送装置、又は、前記トナー搬送装置を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、流入口と、排出口を備えるトナー搬送路と、前記流入口と前記トナー搬送路を接続する障壁と、前記トナー搬送路に設けられ、トナーを搬送するトナー搬送部材と、前記トナー搬送部材を駆動する駆動軸と、を有し、前記流入口から流入し前記障壁内を落下して前記トナー搬送路に蓄積したトナーを、落下位置から前記排出口に向かって前記トナー搬送部材によって搬送するトナー搬送装置において、前記障壁と前記トナー搬送部材の接続領域である開口領域を有し、前記トナー搬送路において、少なくとも前記開口領域に対応する位置に、前記トナー搬送路内に蓄積するトナーを攪拌するためのトナー攪拌部材を有し、トナーの落下方向における前記開口領域と前記トナー攪拌部材の間隔は、前記開口領域と前記トナー搬送部材の間隔よりも短いことを特徴とする。
本発明は、簡単な構成で落下したトナーのトナー搬送路内の蓄積を抑制し、安定してトナーを排出口へと搬送するトナー搬送装置、又は、前記トナー搬送装置を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
第1の実施例の画像形成装置本体の断面図 第1の実施例のクリーニング装置100とトナー搬送装置200の構成説明図 第1の実施例のトナー搬送装置200の構成斜視図 第1の実施例のトナー搬送装置200の断面図(E−E) 第1の実施例のトナー搬送装置200の断面図(F−F) 第1の実施例のトナー攪拌部材206のトナーの固まりの切断試験結果の説明図 第2の実施例のトナー搬送装置200の構成の詳細説明図
以下、本発明を実施するための形態を、図面に基づき詳しく説明する。
[実施例1]
図1は、本実施例の画像形成装置を示した概略図である。以下、画像形成装置の全体構成、及び動作について説明する。画像形成装置1は電子写真方式を用いたタンデム型のカラープリンタとして示している。ただし、電子写真方式のカラープリンタに限定される訳では無く、複写機やファクシミリであっても良い。
装置本体1の下部には、紙等の転写材を収容するカセット2が引き出し可能に設けられている。また、図1の右側に該当する装置本体側部には、手差し給送部3を備えている。画像形成を開始する際、転写材は、カセット2又は手差し給送部3から1枚毎に分離され、レジストローラ4に給送される。
装置本体1は、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの各色毎に対応する画像形成部5を、横一列に並設している。各画像形成部5には、像担持体である感光体ドラム6と、帯電部材7と、現像部材9と、ブレードから構成されている。図1では、イエローに対応する画像形成部5aの、感光体ドラム6a、帯電部材7a、現像部材9a、を代表的に符号をつけて説明している。マゼンタ、シアン、ブラックの各画像形成部も、イエローに対応する画像形成部5aと同様である。各画像形成部の下方には、スキャナユニット8がある。
スキャナユニット8は、画像情報に基づいてレーザービームを照射して、各感光体ドラム6上に静電潜像を形成する。各画像形成部5は、スキャナユニット8によって形成された各感光体ドラム6に形成された静電潜像を現像部材9によってトナーを付着させてトナー像として現像する。感体体ドラム6は、現像されたトナー像を担持する像担持体である。
各感光体ドラムに対向する中間転写ベルト10は、回転可能な無端状のベルトであり、複数の張架ローラに張架されている。中間転写ベルトの内面には、一次転写部材として一次転写ローラが中間転写ベルトを介して各感光体ドラムと一次転写部を形成する位置にそれぞれ配置されている。各一次転写部で、電圧が印加される一次転写ローラによって、各感光体ドラム5から中間転写ベルト10にトナー像が転写される。本実施例では、中間転写ベルト10、中間転写ベルト10を張架する複数の張架ローラ、各一次転写ローラを備えるユニットを中間転写ユニットとして装置本体に着脱可能な構成にしている。
二次転写部材である二次転写ローラ11は、中間転写ベルトに接触し、中間転写ベルトを介して対向ローラと二次転写部を形成している。二次転写部で、中間転写ベルト上に転写されたトナー像は転写材に二次転写される。
二次転写部に対して転写材の搬送方向下流側には、定着装置12が配置されている。二次転写された転写材上のトナー像は、定着装置12を通過して転写材に定着される。その後、両面フラッパ13によって搬送路が切り替えられ、排出ローラ対14、スイッチバックローラ対15のどちらかに搬送される。スイッチバックローラ対15側に搬送された転写材は、スイッチバックローラ対15部で反転搬送して、再度レジストローラ4、二次転写部11、定着装置12を通過した後、排出ローラ対14側に搬送される。排出ローラ対14を通過後、転写材は転写材積載部16に排出される。
クリーニング装置100は、中間転写ベルトに接触して中間転写ベルトに残留したトナー(転写残トナー)を除去するものである。さらに、クリーニング装置100によって除去された転写残トナーを回収容器(不図示)に搬送するトナー搬送ユニット200を有する。本実施例のクリーニング装置100は、中間転写ユニットと一体的に構成されており、中間転写ユニットと一体的に着脱可能である。
図2を用いて、クリーニング装置100とトナー搬送ユニット(トナー搬送装置)200を説明する。図2は、中間転写ユニット、クリーニング装置100、トナー搬送ユニット200の断面図である。中間転写ユニットは、画像形成装置に対して図2矢印に示すC方向に着脱可能であり、トナー搬送ユニット200は装置本体に固定である。中間転写ユニットを装置本体に装着するとクリーニング装置100とトナー搬送ユニット200が接続される。具体的には、クリーニング装置100のトナー排出口101が、トナー搬送ユニット200のトナーの流入口201に接続されている。クリーニング装置100は、主にトナー排出口101、シャッタ102、クリーニングブレード103、トナー搬送部材104、トナー搬送路105、駆動軸106から構成されている。
中間転写ユニットを装置本体から取り外した際に、トナー排出口101がむきだし状態であると、トナー搬送路105から転写残トナーが漏れ落ち、画像形成装置内を汚してしまう可能性がある。トナーの漏れ落ちを防止するために、排出口101を閉めるシャッタ102をクリーニング装置100は、有している。中間転写ユニットが画像形成装置に装着されると、シャッタ102は開動し、トナー排出口101とトナー流入口201とが接続する。
そして、トナー排出口101とトナー流入口201との隙間からトナーが漏れるのを防止するために、トナー流入口201の周囲をシール部材202で覆い囲っている。シール部材202にはポリウレタン等の弾性部材を用いている。また、クリーニングブレード103は、中間転写ベルトの張架ローラである従動ローラ10gに対向するように配置され、クリーニングブレード103の先端部が中間転写ベルトに所定の圧で当接している。
トナー搬送部材104は、螺旋形状を有しており、トナー搬送路105内でクリーニングブレード103の下方に配置され、一端は駆動軸106と接続している。駆動軸106は、モータ(不図示)などの駆動手段により回転可能であり、駆動軸106が回転することにより、トナー搬送部材104は所定のD1方向に回転する。
二次転写後に、中間転写ベルト10上に残った転写残トナーは、クリーニングブレード103により掻き取られ、トナー搬送路105内に自由落下で堆積する。トナー搬送部材104が所定のD1方向に回転することで、転写残トナーは、トナー排出口101の方向に搬送される。排出口101まで到達した転写残トナーは、トナー搬送ユニット200のトナー流入口201に排出される。
次に、画像形成装置内のトナー搬送ユニット200の説明を図3〜図5に基づいて行う。図3はトナー搬送ユニット200内部の斜視図である。そして、図4は、図2で示したトナー搬送ユニット200のE−E断面図、図5は、図4で示したトナー搬送ユニット200のF−F断面図である。なお、本実施例におけるトナー搬送部材204とトナー攪拌部材206の断面形状は円形状であるものの、図3では視認性向上のため、トナー搬送部材204とトナー攪拌部材206の断面形状を四角形状で描いている。
図3に示すように、トナー搬送ユニット200には、トナー流入口201、シール部材202、トナー排出口203、トナー搬送部材204、トナー搬送路205、トナー攪拌部材206、駆動軸207、ダクト208が配置されている。ここで、ダクト208は、鉛直方向のトナー搬送路である。実際のトナー搬送ユニット200は、シール部材202と、トナー搬送路205の上カバーが装着されているが、図3では説明のため、上カバーを省略している。
トナー流入口201からトナー搬送部材204までの間は、中空のダクト(障壁)208で構成されている。ダクト208は、トナー流入口とトナー搬送路を接続する中空の部材である。本実施例のダクト208は鉛直に配置されており、トナー流入口201からダクト208内(障壁内)を自由落下する転写残トナーを、トナー搬送部材204に案内する役割を果たしている。本実施例におけるダクト208の幅寸法はY=12.5mmである。
トナー排出口101からトナー流入口201に流入した転写残トナーは、ダクト208内を自由落下した後にトナー搬送路205に蓄積する。また、落下するトナーは、トナー搬送部材204に接触する。このダクト208と、トナー搬送部材204の接続領域を、開口町域とする。そのため、少なくともトナー搬送路205は、トナー搬送部材204の下面を覆っている必要がある。本実施例のトナー搬送路205は、上述のように上カバーによってトナー搬送部材204の全面を覆っている。トナー搬送路205は一端にトナー排出口203を有し、トナー搬送路205内の転写残トナーはトナー搬送部材204によって、トナー流入口201側からトナー排出口203側に搬送される(図3の矢印G方向)。トナー排出口203まで搬送された転写残トナーは、回収容器(不図示)へ収容される。
本実施例のトナー搬送部材204は、材質SW−C、右巻き、線径φ1.2mm、ピッチ6mmで巻かれたコイルバネ(第1のコイルバネ)である。トナー搬送部材204は、駆動軸207が接続されており、駆動軸207とともに回転する可動搬送部材である。トナー搬送部材204は、図4に示すように、排出口203側の2巻きは外径φ10mm(H1)、それ以外は外径φ8mm(H2)の形状である。特に、ダクト208からトナー搬送路205にトナーを受け渡す、開口領域に対応するトナー搬送部材204の領域は、線形がφ8mmである。また、トナー搬送部材204とトナー搬送路205との間には1mmの隙間αが存在する構成になっている。図4のβが、開口領域を示している。
トナー搬送部材204は、図5方向から見た、トナー搬送部材204の投影面積が大きい方がトナーの搬送能力が高い。つまり、トナー搬送部材204は、トナー排出口203側の方が、搬送能力が高い形状である。トナー搬送部材204には、トナー搬送装置200へのトナー供給量に対して、少なくとも供給量以上、出来る限り余裕を持ったトナー搬送能力を有することが望ましい。トナー搬送部材204のトナー流入口201側端は駆動軸207と連結しており、駆動軸207がD2方向に210rpmで回転することで、トナー搬送部材204もD2方向に210rpmで回転する(図5)。
本実施例では、トナー搬送部材204とトナー搬送路205とは、トナー搬送部材204の外径が大きい排出口203側の外径φ10mm(H1)の2巻きのみで摺動する。この構成により、トナー搬送部材204は、駆動側でトナー搬送路205と摺動抵抗を受けることがないので、トナー搬送部材204は安定して回転する。
また、トナー搬送路205にはリブ209が設けられている。トナー搬送部材204の排出口203側端部を、リブ209で規制することでトナー搬送部材204の駆動軸207からの抜け止めを行っている。
ここで、転写残トナーが凝集し易い理由について検討する。転写残トナーは、クリーニングブレード103によって画像形成装置内の粉塵、転写材の紙等の不要物と一緒に回収される。この不要物によって転写残トナーは凝集し易くなっていると考えられる。不要物を含む転写残トナーの流動性は、不要物を含まないトナーの流動性に比較して非常に低下しているため、凝集しやすくなっている。特に、紙粉の大部分は紙から剥離した紙繊維であるため、紙粉を多く含んだ転写残トナーは非常に絡みやすく凝集し易いと考えられる。
トナー搬送装置205内に流入口201から自由落下した転写残トナーは、トナー搬送路内を落下位置からトナー搬送部材204によって、回転方向下流側に巻き上げられながら搬送される。巻き上げられた転写残トナーは、トナー搬送部材204とトナー搬送路205との空間で、紙繊維が複雑に絡まりあった状態で凝集する。さらに、ダクト208から落下した転写残トナーは、トナー搬送部材204によって、開口領域から下流側に巻き上げられながら搬送される。そのため、ダクト208から落下してくる転写残トナーと、トナー搬送部材204の開口領域で巻き上げられる転写残トナーが合体してしまう場合がある。合体して、トナーがさらに凝集する(トナーが大きくなる)と、トナー搬送装置200のトナーの受け渡し開口部全域を塞いでしまい、トナー詰まりを引き起こす場合がある。
そこで、本実施例では、トナー詰まりを解消するために、トナー攪拌部材206を有する。トナー攪拌部材206は、材質SW−C、右巻き、線径φ0.3mm、ピッチ4mm、外径φ9.5mm、長さ12.5mmで巻かれたコイルバネ(第2のコイルバネ)である。トナー攪拌部材は、トナー搬送部材204に対して、より開口領域に近いところで、落下してくるトナーと接触する構成である。即ち、トナーの落下方向における開口領域とトナー攪拌部材の間隔は、開口領域とトナー搬送部材204との間隔より短い構成である。具体的には、トナー攪拌部材の外径は、少なくともトナー搬送部材204の開口領域の外径より大きければよく、トナー受け渡し開口部で、トナー搬送部材204よりも先に、ダクト208を落下する転写残トナーと接触する構成であればよい。また、トナー搬送部材204と駆動軸207に設けられた段207aとの間に、トナー攪拌部材206の端部1巻きを挟み込むことで、トナー攪拌部材206スラスト方向の抜け止めを行っている。
トナー攪拌部材206の駆動軸207側の1巻きは、駆動軸207と連結しており駆動軸207がD2方向に回転すると、トナー搬送部材204と同期して、トナー攪拌部材206もD2方向に同じ回転数で回転する。なお、トナー攪拌部材206も、トナー搬送部材204と巻き方向・回転方向を揃えることで、少量ながらトナーを搬送可能である。
本実施例におけるトナー攪拌部材206は、トナー搬送部材204よりも線径が細いため、トナーの固まり(凝集したトナー)を切断する能力がトナー搬送部材204よりも高い。線径の細いコイルは、線径の太いコイルに比べて、トナーと接触する面積が小さくなる。面積が小さいとトナーに対する面圧が高くなるので、トナーに及ぼすせん断力が大きくなり、接触した際にトナーの固まりを切り崩すことが可能になる。トナー攪拌部材206を回転させることで転写残トナーを切断しながら攪拌するので、より細かく切断して崩することが出来る。そのため、固まりになったトナーを散らし、転写残トナーを安定してトナー搬送部材204が搬送することが可能になり、トナー詰まりを抑制する。
尚、トナー搬送部材204には、トナー搬送装置200へのトナー供給量に対して、少なくとも供給量以上、さらには出来る限り余裕を持ったトナー搬送能力を有している必要があるため、トナー搬送部材204の線径を小さくしていくことは好ましくない。
トナー搬送部材204とトナー攪拌部材206は、同じ駆動軸207で一体的に回転しており接触振動していないため、接触振動による異音や画像ノイズ、磨耗を防止することが可能である。トナー搬送部材204の外側に設けるトナー攪拌部材206は、トナー搬送部材204の長さに関わらず、流入口201の開口領域にのみ設けていればトナー詰まりが抑制可能である。この構成により、自由長が短く、巻き数が少ない低コストなコイルバネでトナー詰まりを確実に防止することが可能である。
トナーの固まりに対する切断能力を検証するために、トナー攪拌部材206の線径を変更して切断試験を行った。具体的には、ダクト208を取り外し、圧接して直径4〜5mm程度の固まりにした転写残トナーを、トナー搬送部材204とトナー攪拌部材206を回転させた状態で、静かにトナー攪拌部材206の上に乗せた時の結果を観察した。ここで、転写残トナーの量は、印字率5%、EXTRA80/A4紙を通紙した時に発生する転写残トナー量と同等の量にした。トナー攪拌部材206によって転写残トナーの固まりが切断され、トナー搬送部材204へ転写残トナーを受け渡せるかどうかを確認する。
切断試験の結果、図6に示すようにトナー攪拌部材206の線径が0.7mm以上になると転写残トナーの固まりを切断する効果が低く、トナー攪拌部材206の上に転写残トナーが乗ったままの状態でトナー搬送部材204へトナーを受け渡すことが出来なかった。また、線径が0.1mmや0.2mmのような極細の場合、部品の輸送時や組立て時に変形させてしまう懸念がある。以上のことを鑑みて、トナー攪拌部材206の線径は0.3〜0.6mm程度のものが好ましい。トナー攪拌部材206によって、トナー搬送路内の蓄積を抑制し、安定してトナーを回収容器へと搬送することが可能になる。
なお、本発明におけるトナー攪拌部材206の長さは、トナー受け渡し開口領域にトナー攪拌部材206が配置されていればトナー詰まりを防止することができるため、トナー受け渡し開口領域と同等の長さである12.5mmである。さらに、トナー攪拌部材206の長さは、トナー受け渡し開口領域以上あってもよい。例えば、トナー搬送部材206が、トナー搬送路205の排出口203に到達するような長さでもよい。この場合は、トナー搬送路205の全域に亘って、転写残トナーの固まりを崩すことが可能である。
また、トナー攪拌部材206のピッチは4mmだが、線材間のピッチによるトナー攪拌部材206のトナーの固まりの切断能力への影響は無く、ピッチが4mm以上あってもそれ以下であっても本発明の効果は変わらない。また、トナー攪拌部材206とトナー搬送部材204の回転軸が偏心していても、トナー攪拌部材206のトナーの固まりの切断能力への影響は無く、両者が接触振動しない程度の偏心量なら本発明の効果は変わらない。
また、本発明のトナー搬送装置は2つのトナー搬送路を有するものであるが、3つ以上複数のトナー搬送装路を有するトナー搬送装置に適用することで、各トナー搬送路間のトナー受け渡し開口部のトナー詰まりを防止することが出来る。また、本実施例では中間転写を行う画像形成装置において説明したが、その他の方式の画像形成装置においても適用可能である。例えば、転写材を搬送する転写材担持ベルトを用いる画像形成装置においても、トナー搬送路の受け渡し開口部に適用すれば、本発明の効果は変わらない。また、本実施例では転写残トナーを搬送する構成に関して説明したが、感光ドラムクリーナ等、トナー搬送路の受け渡し開口部でも適用可能である。
[実施例2]
本実施例における画像形成装置、トナー搬送装置の基本構成は、実施例1と同様であるので、実施例1のものと同一若しくは相当する機能、構成を有する要素には同一符号を付し、詳しい説明は省略する。
本実施例におけるトナー搬送部材204の概略説明を図7に基づいて行う。本実施例におけるトナー搬送部材204は、回転軸に螺旋状に形成した右巻きの搬送羽根210を有するスクリューで構成されている。また、搬送羽根210は、根元部の厚み寸法t1=1.2mm、搬送羽根先端の厚み寸法t2=0.7mmのテーパ形状をしており、羽根間ピッチは6mmである。そして、排出口203側の2巻きは外径φ10mm(H1)、それ以外は外径φ8mm(H2)で、φ8mmの領域においてトナー搬送部材204とトナー搬送路205との間には1mmの隙間αが存在している。
トナー攪拌部材206は、右巻き、線径φ0.3mm、ピッチ4mm、外径φ9.5mm、長さ12.5mmで巻かれたコイルバネであり、搬送羽根210先端部の厚み寸法t2よりも小さい線径の線材で造形されている。一般的に、実施形態2のトナー搬送部材204は樹脂で成形していることが多い。搬送羽根210の先端寸法を小さくしていくことで、トナーの固まりの切断能力は向上していく。しかし、搬送羽根210の先端寸法t2を小さくするにつれ、樹脂の成形不良を引き起こす懸念が高まってくるため、あまり寸法t2を小さくすることは好ましくない。
本実施形態によれば、トナー搬送部材204が搬送羽根210を有する構成においても、トナー搬送路内の蓄積を抑制し、安定してトナーを回収容器へと搬送することが可能になる。
1 装置本体
10 中間転写ユニット
100 クリーニング装置
200 トナー搬送装置
201 トナー流入口
203 トナー排出口
204 トナー搬送部材
205 トナー搬送路
206 トナー攪拌部材
207 駆動軸
208 ダクト(障壁)
209 リブ
210 搬送羽根

Claims (7)

  1. 流入口と、排出口を備えるトナー搬送路と、前記流入口と前記トナー搬送路を接続する障壁と、前記トナー搬送路に設けられ、トナーを搬送するトナー搬送部材と、前記トナー搬送部材を駆動する駆動軸と、を有し、前記流入口から流入し前記障壁内を落下して前記トナー搬送路に蓄積したトナーを、落下位置から前記排出口に向かって前記トナー搬送部材によって搬送するトナー搬送装置において、
    前記障壁と前記トナー搬送部材の接続領域である開口領域を有し、前記トナー搬送路において、少なくとも前記開口領域に対応する位置に、前記トナー搬送路内に蓄積するトナーを攪拌するためのトナー攪拌部材を有し、トナーの落下方向における前記開口領域と前記トナー攪拌部材の間隔は、前記開口領域と前記トナー搬送部材の間隔よりも短いことを特徴とするトナー搬送装置。
  2. 前記トナー攪拌部材は、前記駆動軸に接続されており前記トナー搬送部材と一体的に回転するものであることを特徴とする請求項1に記載のトナー搬送装置。
  3. 前記トナー搬送部材は線材を螺旋状に形成した第1のコイルバネであり、前記トナー攪拌部材は、前記トナー搬送部材の線材よりも外径が小さい線材を螺旋状に形成した第2のコイルバネであることを特徴とする請求項2に記載のトナー搬送装置。
  4. 前記第2のコイルバネの外径は、前記第1のコイルバネの外径よりも大きいことを特徴とする請求項3に記載のトナー搬送装置。
  5. 前記トナー搬送部材は搬送羽根を有するスクリューであり、前記トナー攪拌部材は、前記搬送羽根先端の厚み寸法よりも小さい線径の線材を螺旋状に形成したコイルバネであることを特徴とする請求項2に記載のトナー搬送装置。
  6. 前記コイルバネの外径は、前記スクリューの外径よりも大きいことを特徴とする請求項5に記載のトナー搬送装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のトナー搬送装置を有することを特徴とする画像形成装置。
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