JP2012006418A - サイドドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ドアトリム5にアームレスト11が形成され、アームレスト11は、アームレスト本体部7と肘掛部8とを備え、肘掛部8の一部分はアームレスト本体部7とは別体のオーナメント10で形成され、アームレスト本体部7の車室内側W1の端部の上端部に設けられた複数の被固定部R1に、オーナメント10に設けられた複数の固定部R2が各別に固定され、複数の被固定部R1がアームレスト本体部7の車室内側の端部の上端部に上下複数段にわたって配置されるとともに、複数の固定部R2がオーナメント10に上下複数段にわたって配置されている。
【選択図】図6
Description
ドアトリムにアームレストが形成され、
前記アームレストは、前記ドアトリムの一部分を車室内側に膨出させて形成されたアームレスト本体部と、前記アームレスト本体部の上端部に固定されて乗員の腕を載せる肘掛部とを備え、
前記肘掛部の一部分は前記アームレスト本体部とは別体のオーナメントで形成され、
前記アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に設けられた複数の被固定部に、前記オーナメントに設けられた複数の固定部が各別に固定されているサイドドアに関する。
従来、前記固定部を被固定部に固定する手段として、前記ドアトリムのアームレスト本体部の開口周縁部に被固定部としての切り欠きを複数個、前記開口周縁部の周方向に一列形成するとともに、オーナメントの外周部に固定部としての係合爪を複数個、オーナメントの周方向に一列形成し、前記複数の切り欠きに複数の係合爪を各別に差し込んでかしめていた(特許文献1参照)。
本発明は上記実状に鑑みて成されたもので、その目的は、アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に設けられた複数の被固定部と、前記オーナメントに設けられた複数の固定部とが衝撃を受けても、オーナメントがアームレスト本体部から外れることを防止できるサイドドアを提供する点にある。
ドアトリムにアームレストが形成され、
前記アームレストは、前記ドアトリムの一部分を車室内側に膨出させて形成されたアームレスト本体部と、前記アームレスト本体部の上端部に固定されて乗員の腕を載せる肘掛部とを備え、
前記肘掛部の一部分は前記アームレスト本体部とは別体のオーナメントで形成され、
前記アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に設けられた複数の被固定部に、前記オーナメントに設けられた複数の固定部が各別に固定されているサイドドアであって、
前記複数の被固定部が前記アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に上下複数段にわたって配置されるとともに、前記複数の固定部が前記オーナメントに上下複数段にわたって配置されている点にある。(請求項1)
これにより、固定部と被固定部との固定強度を向上させることができるとともに、固定部と被固定部に加わる力を効率的に分散させることができ、各固定部と各被固定部が衝撃を受けても、これらの周辺のドアトリムの端部が車室内に飛び出したり割れたり割れた破片などが車室内に飛び出したりしないようにすることができて、側面衝突時に乗員を保護することができる。(請求項1)
前記複数の固定部と前記複数の被固定部は前記ドアトリムの裏側に配置された側面衝突時用の衝撃吸収パッドの上方に配置されていると、次の作用を奏することができる。(請求項2)
前記肘掛部に上側が開放した把持用の凹部が形成され、
前記複数の固定部と前記複数の被固定部は前記凹部の後ろ側の側方に配置されていると、次の作用を奏することができる。(請求項3)
前記複数の固定部と複数の被固定部はそれぞれ千鳥状に配置されていると、次の作用を奏することができる。(請求項4)
前記被固定部は、前記アームレスト本体部にボスを突設して構成され、
前記固定部は、前記オーナメントにボス挿通孔を形成して構成され、
前記ボスが前記ボス挿通孔に挿通されてから前記ボスの先端部側が熱溶着されて、前記固定部が前記被固定部に熱カシメ固定されていると、次の作用を奏することができる。(請求項5)
アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に設けられた複数の被固定部と、前記オーナメントに設けられた複数の固定部とが衝撃を受けても、これらの周辺のドアトリムの端部が車室内に飛び出したり割れたり割れた破片などが車室内に飛び出したりしないようにすることができて、オーナメントがアームレスト本体部から外れることを防止できるサイドドアを提供することができた。
図1,図2に示すように、自動車の車体の側部にフロントサイドドア50(以下、「ドア50」と略称する)が開閉自在に設けられている。このドア50は、窓用開口が上部に形成されたドアパネル1と、窓用開口の下方のドアパネル1を車室内側W1から覆う内装材としての樹脂製のドアトリム5とを備えている。ドアパネル1の窓用開口には昇降可能なウインドガラス2が配置されている。
図4に示すように、前記オーナメント10はアームレスト本体部7の車室外側W2の側部の側方から立ち上がる車両前後方向に長い縦壁17を備え、この縦壁17の下端部の後端部から前記後ろ側分割肘掛部8Bが車室内側W1に延びている。
ドアトリム5のボード6の裏面には第1取り付けフランジ21のボス挿通孔Sに挿通するボス14が突設されている。また、アームレスト本体部7には、上側第2取り付けフランジ22Aのボス挿通孔Sと下側第2取り付けフランジ22Bのボス挿通孔Sにそれぞれ挿通するボス14が突設されている(図7参照)。このように、アームレスト本体部7にボス14を突設して被固定部R1が構成されている。そして、各ボス14が、対応する前記ボス挿通孔Sに挿通され、ボス14の頂部が各フランジに溶着して熱カシメされている。以下、互いにかしめ固定された1個のボス14と1個のボス挿通孔Sを備えたかしめ部を「溶着部25」と称する。
一方、ドアトリム5のボード6は、オーナメント10よりも乗員24に近くレイアウトされているため、同じく乗員24の側面に衝撃吸収パッド13が接触するのとほぼ同時に接触する。これにより接触時に肘掛部8およびボード6には激しく変形するほど力がかかる。特に、衝撃吸収パッド13が配置されている範囲の境目では、衝撃吸収パッド13とドアトリム5とが一緒に変形する箇所と、ドアトリム5のみが変形する箇所とで変形量が異なるため、前記境目周辺が大きく変形する虞がある。
7 アームレスト本体部
8 肘掛部
8B 肘掛部の一部分(後ろ側分割肘掛部)
9 凹部(プルハンドル)
10 オーナメント
11 アームレスト
13 衝撃吸収パッド
14 ボス
24 乗員
R1 被固定部
R2 固定部
S ボス挿通孔
W1 車室内側
Claims (5)
- ドアトリムにアームレストが形成され、
前記アームレストは、前記ドアトリムの一部分を車室内側に膨出させて形成されたアームレスト本体部と、前記アームレスト本体部の上端部に固定されて乗員の腕を載せる肘掛部とを備え、
前記肘掛部の一部分は前記アームレスト本体部とは別体のオーナメントで形成され、
前記アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に設けられた複数の被固定部に、前記オーナメントに設けられた複数の固定部が各別に固定されているサイドドアであって、
前記複数の被固定部が前記アームレスト本体部の車室内側の端部の上端部に上下複数段にわたって配置されるとともに、前記複数の固定部が前記オーナメントに上下複数段にわたって配置されているサイドドア。 - 前記複数の固定部と前記複数の被固定部は前記ドアトリムの裏側に配置された側面衝突時用の衝撃吸収パッドの上方に配置されている請求項1記載のサイドドア。
- 前記肘掛部に上側が開放した把持用の凹部が形成され、
前記複数の固定部と前記複数の被固定部は前記凹部の後ろ側の側方に配置されている請求項1又は2記載のサイドドア。 - 前記複数の固定部と複数の被固定部はそれぞれ千鳥状に配置されている請求項1〜3のいずれか一つに記載のサイドドア。
- 前記被固定部は前記アームレスト本体部にボスを突設して構成され、
前記固定部は前記オーナメントにボス挿通孔を形成して構成され、
前記ボスが前記ボス挿通孔に挿通されてから前記ボスの先端部側が熱溶着されて、前記固定部が前記被固定部に熱カシメ固定されている請求項1〜4のいずれか一つに記載のサイドドア。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010141359A JP5622172B2 (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | サイドドア |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2010141359A JP5622172B2 (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | サイドドア |
Publications (2)
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Family
ID=45537501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010141359A Active JP5622172B2 (ja) | 2010-06-22 | 2010-06-22 | サイドドア |
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Country | Link |
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JP (1) | JP5622172B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1199827A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Mazda Motor Corp | 車両のドアトリム構造 |
JPH11208271A (ja) * | 1998-01-23 | 1999-08-03 | Kasai Kogyo Co Ltd | 合成樹脂製トリムの結合構造 |
JP2004224012A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Kasai Kogyo Co Ltd | 内装部品 |
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2010
- 2010-06-22 JP JP2010141359A patent/JP5622172B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH1199827A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Mazda Motor Corp | 車両のドアトリム構造 |
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JP2004224012A (ja) * | 2003-01-27 | 2004-08-12 | Kasai Kogyo Co Ltd | 内装部品 |
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