JP2012004158A - 洗浄方法、洗浄装置、露光方法、露光装置およびデバイス製造方法。 - Google Patents

洗浄方法、洗浄装置、露光方法、露光装置およびデバイス製造方法。 Download PDF

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貴史 青木
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Abstract

【課題】光学部材の反射面を洗浄できる洗浄方法、洗浄装置、露光方法、露光装置およびデバイス製造方法を提供する。
【解決手段】照明光学系2および投影光学系PLが備える光学部材の少なくとも一つに設けられ、光学部材の反射面に対して複数の方向から、洗浄光CLを射出する洗浄用光源CSを備える露光装置100を提供する。洗浄用光源CSは、コンデンサーミラー19aの反射面の前方に、開口部31を有する環状部材で形成されている。
【選択図】図4

Description

本発明は、フォトリソグラフィ技術を利用して、半導体素子、液晶表示素子、薄膜磁気ヘッド等のマイクロデバイスを製造する際に用いられる光学部材を洗浄する洗浄装置、その洗浄装置を備えた露光装置、その露光装置を用いて露光する露光工程を含むマイクロデバイスの製造方法に関するものである。
半導体素子、液晶表示素子等の各種デバイスを製造するためのリソグラフィ工程において、レチクル又はフォトマスク等に形成されたデバイス用の回路パターンを介した露光光で、感光性材料(レジスト)が塗布された基板(ウエハ又はガラスプレート等)を露光するために、ステッパーあるいはスキャナーと呼ばれる各種の投影型露光装置が使用されている。
近年、より集積度の高いデバイスを製造するために、より高精細な回路パターンを基板上に形成する露光技術が求められている。その高精細化を達成する露光装置の一つとして、より波長の短い光、5〜20nm程度の波長を有するEUV(Extreme UltraViolet:極端紫外)光を用いたEUV露光装置が注目されている。このようなEUV光を用いて、パターン露光する場合、EUV露光装置の照明光学系及び投影光学系のそれぞれには、複数の反射光学素子、例えばモリブデンとケイ素とによる層を繰り返し積層した多層膜ミラー等が使われる(例えば、特許文献1参照)。
特開2000−349009号公報
しかしながら、露光光として用いるEUV光を多層膜ミラーに照射すると、ミラーの反射面にカーボン等の有機物を含む汚染物が蓄積することがあり、EUV光に対する反射率が低下してしまう。このため、露光動作を一旦停止し、ミラーの反射面を洗浄する作業やミラーを交換する作業等が必要であった。
本発明の態様はこのような事情に鑑み、ミラーの反射面を洗浄することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、光学部材の反射面に洗浄光を照射し、前記反射面を洗浄する洗浄装置は、前記反射面に対して複数の方向から、前記洗浄光を射出する洗浄用光源と、前記洗浄用光源から射出された洗浄光のうち前記反射面とは異なる方向に照射される前記洗浄光を前記反射面に反射する反射部材と、を備える。
本発明の第2の態様に従えば、光源から射出された光を用いて、第1面を照明する照明光学系と、第1面に配列されたパターンを第2面の物体に投影する投影光学系とを備える露光装置は、照明光学系に設けられる複数の光学部材のうち、少なくとも一つの光学部材に設けられ、光学部材の反射面を洗浄する洗浄装置を備える。
本発明の第3の態様に従えば、光源から射出された光を用いて、第1面を照明する照明光学系と、前記第1面に配列されたパターンを第2面の物体に投影する投影光学系とを備える露光装置は、前記照明光学系および前記投影光学系が備える光学部材の少なくとも一つに設けられ、前記光学部材の反射面に対して複数の方向から、前記洗浄光を射出する洗浄用光源を備える。
本発明の第4の態様に従えば、光源から射出された光を反射する反射面を有する光学部材を用いて、第1面に配列されたパターンを、第2面の物体に露光する露光方法は、光学部材の反射面に対して、複数の方向から、反射面を洗浄する洗浄光を照射し、洗浄光のうち反射面とは異なる方向に照射される洗浄光を光学部材の反射面に反射して光学部材の反射面を洗浄する洗浄工程を備える。
本発明の実施形態における露光装置100を示した図である。 図1のレーザプラズマ光源装置1の内部構造を概略的に示した図である。 本発明の実施形態における洗浄用光源CSを示した図である。 本発明の第1実施形態における洗浄装置CM1を示した図である。 本発明の第2実施形態における洗浄装置CM2を示した図である。 本発明の第3実施形態における洗浄装置CM3を示した図である。 本発明の第4実施形態における洗浄装置CM4を示した図である。 調整部材APを示した図である。 半導体デバイスを得る際の手法の一例について、そのフローチャートを示す図である。
<第1実施形態>
本発明の第1実施形態について、図1から図4を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る露光装置100の全体構成を概略的に示した図である。この露光装置100は、露光光ELとして、約5〜40nmの波長を有するEUV(Extreme UltraViolet:極端紫外)光を用いて、投影光学系PLを介してレチクルRに形成されたパターン像を、感光性材料(レジスト)が塗布されたウエハWに転写するステップ・アンド・スキャン方式の投影露光装置である。
以下の説明において、図中に示すXYZ直交座標系のZ軸は、投影光学系PLの光軸AXと平行とし、Y軸はZ軸に垂直な平面内で紙面に平行な方向を表し、X軸は紙面に垂直な方向を表す。
露光装置100は、露光光ELを発生させるレーザプラズマ光源装置1と、その露光光ELをレチクルR(又はマスク)に照射するための照明光学系2と、露光光ELをレチクルRに照明するフラットミラー4と、レチクルRを保持するレチクルステージRSと、レチクルRに形成されたデバイス用の回路パターンをウエハWに投影する投影光学系PLと、ウエハWを保持するウエハステージWSと、露光動作および光学部材の反射面の洗浄を制御する制御装置25と、を備えている。
図2は、図1のレーザプラズマ光源装置1の内部構成を概略的に示した図であり、ターゲット13を励起する励起光を発生させるレーザ光源11と、励起光を集光する集光レンズ12と、励起光によりEUV光を発生可能なターゲット13と、ターゲット13を供給するノズル14と、発生したEUV光を反射する楕円反射鏡15と、ターゲット等を回収するダクト16とから構成される。
レーザ光源11は、EUV光を発生されるために、XeやKrを含むターゲット13を励起する励起光を射出する。レーザ光源11は、例えば、YAGレーザ又はエキシマレーザ等の高出力レーザ光源である。レーザ光源11から射出された励起光は、集光レンズ12を介して、ノズル14から供給されたターゲット13に集光される。ここで、ターゲット13は、集光された励起光によりエネルギーを得てプラズマ化し、EUV光の波長を含む光を発生させる。なお、ターゲット13が楕円反射鏡15の第1焦点に集中して供給されるように、ノズル14および楕円反射鏡15の位置が位置決めされている。
ターゲット13から発生したEUV光の波長を含む光は、楕円反射鏡15の反射面で反射されて、楕円反射鏡15の第2焦点に集光するように射出される。楕円反射鏡15の反射面には、EUV光の波長のみを反射可能な多層膜が形成されており、EUV光のみが、レーザプラズマ光源装置1から露光光ELとして射出される。一例として、楕円反射鏡15の反射面には、モリブデン(Mo)の層とケイ素(Si)の層とが繰り返して積層された多層膜が形成されており、波長約13.5nmのEUV光のみが選択的に反射されて、レーザプラズマ光源装置1から照明光学系2の斜入射ミラー17に向けて射出される。
照明光学系2は、レーザプラズマ光源装置1から射出された露光光ELを照度均一化光学系18に向けて反射する斜入射ミラー17と、レチクルRに形成される露光光ELの照度分布を均一にするための入射側フライアイミラー18a及び射出側フライアイミラー18bを有する照度均一化光学系18と、照度均一化光学系から射出された露光光ELをフラットミラー4に向けて反射するコンデンサミラー19a及び19bを有するコンデンサ光学系19と、各種光学部材の反射面を洗浄する洗浄装置CMと、によって構成され、斜入射ミラー17は、チャンバCH1の内部に設けられ、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a及び19bは、レチクルR、投影光学系PL、ウエハステージWS等が収納されるチャンバCH2の内部に共に設けられている。なお、チャンバCH1およびチャンバCH2は、ゲートバルブGVで空間的に繋がっており、チャンバCH1およびチャンバCH2の内部の気圧(真空度)を個別に設定することができる。
斜入射ミラー17は、レーザプラズマ光源装置1と照度均一化光学系18との間に設けられ、球面状の反射面を有する。レーザプラズマ光源装置1から射出された露光光ELは、斜入射ミラー17で反射されて、平行光として照度均一化光学系18の入射側フライアイミラー18aに向けて反射される。
入射側フライアイミラー18aは、円弧状の複数の要素ミラーによって構成され、斜入射ミラー17で反射された露光光ELを、射出側フライアイミラー18bに向けて波面分割して反射する。また、射出側フライアイミラー18bは、入射側フライアイミラー18aとは異なる矩形状の複数の要素ミラーによって構成され、入射側フライアイミラー18aで波面分割された露光光ELは、光学的に対応した要素ミラーで反射されて、コンデンサ光学系19のコンデンサミラー19aに向けて射出される。
照度均一化光学系18およびコンデンサ光学系19を介して、円弧状の照明分布とされた露光光ELは、レチクルRに照明されることで、レチクルRにおける露光光ELの照度分布が均一になる。
なお、斜入射ミラー17、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a及び19bの各種の光学部材の反射面にも、波長約13.5nmのEUV光に対して高反射率となるように、モリブデン(Mo)層とケイ素(Si)層とが繰り返し積層された多層膜が形成される。
フラットミラー4は、照明光学系2とレチクルRとの間の光路中に設けられている。フラットミラー4は、照明光学系2から射出された露光光ELを、レチクルRに形成されたパターン面(第1面)に対して斜め方向から照明する平面状の反射面を有する。このとき、第1面に対して、入射角が大きくなるように照明することで、レチクルRに形成されたパターンの掘り込みが、影となって投影光学系PLに入射することを防いでいる。一例として、入射角は80度である。
レチクルステージRSは、デバイス用の回路パターンが形成されたレチクルRを、静電吸着して保持する不図示のレチクルホルダを備えている。また、レチクルステージRSは、不図示のレチクルベース上のガイド面に載置されて、リニアモータ等を含むレチクルステージ駆動部(不図示)により、Y方向に所定の走査速度で駆動されると共に、X方向、Z方向、及びZ軸に平行な軸の周りの回転方向(θZ方向)に微小駆動される。レチクルステージRSのガイド面上の位置は、不図示のレチクル干渉計によって、例えば、0.1〜0.5nm程度の分解能で常時計測されている。その位置情報に基づいて、レチクルステージ制御部(不図示)が上記のレチクルステージ駆動部を介して、レチクルステージRSの位置及び速度を制御する。レチクルステージRSにより不図示のレチクルホルダを用いて、吸着して保持するレチクルRとしては、レチクルRの第1面にデバイス用の回路パターンが形成された反射型のレチクルを用いる。また、反射型のレチクルRに限定されず、DMD(Digital Micro-mirror Device:デジタルマイクロミラーデバイス)を用いて、デバイス用の回路パターンを形成しても良い。
投影光学系PLは、複数の反射鏡によって構成されている。投影光学系PLを構成する反射鏡は、例えば、4枚、6枚又は8枚の反射鏡で構成されている。投影光学系PLは、レチクルRに形成された回路パターンをウエハW上に投影することができる。また、本実施形態における投影光学系PLの実効的な開口数(NA)は、例えば0.25であるが、これに限定されず、0.25以下あるいは0.25以上でもよい。また、複数の反射鏡のそれぞれの反射面には、EUV光を効率よく反射するMo層とSi層とを繰り返し積層した多層膜が形成されている。
ウエハステージWSは、ウエハWを静電吸着して保持する不図示のウエハホルダを備えている。ウエハステージWSは、投影光学系PLの下方に、水平に配置された不図示のウエハベースのガイド面(XY平面)上に複数のエアベアリングを介して非接触で浮上支持されるXYステージ(不図示)とZチルトステージ(不図示)とを備えている。Zチルトステージは、例えばZ方向に変位可能な3箇所のZ駆動部を個別に駆動して、ZチルトステージのZ方向の位置、及びX軸に平行な軸の周りの回転方向(θX方向)、Y軸に平行な軸の周りの回転方向(θY方向)、Z軸に平行な軸の周りの回転方向(θZ方向)の回転角を調整する。なお、ウエハベースは、複数の防振台を介して、床部材に支持されている。
また、ウエハステージWSは、ウエハベース上でリニアモータ又は平面モータ等の駆動部(不図示)によって、X方向、Y方向、Z方向、θX方向、θY方向及びθZ方向に駆動される。なお、ガイド面上のX方向、Y方向、Z方向、θX方向、θY方向及びθZ方向の少なくとも1方向の位置は、不図示のウエハステージ干渉計によって、例えば0.1〜0.5nm程度の分解能で常時計測されている。その位置情報に基づいて、ステージ制御部(不図示)が駆動部を介してウエハステージWSの位置及び速度を制御する。
ここで、本発明の第1実施形態に係る洗浄装置CM1について、図1と共に、図3および図4も参照して説明する。洗浄装置CM1は、洗浄用光源CSと、気体供給装置20と、供給管21と、気体回収装置22と、回収管23と、気体センサ24とを有している。
洗浄用光源CSは、斜入射ミラー17、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a、19bの各種の光学部材の反射面の前方に設けられ、それぞれの光学部材の反射面を洗浄可能な洗浄光CLを射出する。洗浄用光源CSは、例えば、波長185nmおよび254nmの紫外域の光を発生する低圧水銀ランプである。この低圧水銀ランプから射出された洗浄光CLは、光学部材の反射面の近傍に存在する酸素分子と反応し、酸素分子を活性種にする。活性種となった酸素分子は、光学部材の反射面に蓄積したカーボンと反応し、二酸化炭素等の気体となって放出される。その結果、光学部材の反射面を洗浄することができる。なお、洗浄用光源CSは、低圧水銀ランプに限らず、例えば、キセノン(Xe)エキシマランプ等や発光ダイオード(LED)等を用いてもよい。また、洗浄用光源CSは、酸素分子を活性種にする洗浄光CLに限らず、水素分子を活性種にする洗浄光CL等、反射面を洗浄可能な洗浄光CLを射出できればよい。
洗浄用光源CSは、典型的には図3(a)(b)に示すように、円形若しくは多角形の開口部31を有する環状に形成されている。洗浄用光源CSは、各種光学部材の反射面に入射する露光光ELおよび各種光学部材の反射面で反射する露光光ELが開口部31を通過するように、即ちこれらの露光光ELを遮らないように、位置決めされている。また、洗浄用光源CSは、各種光学部材を保持する不図示のミラーホルダーに支持体を通じて支持されている。図3は、一例として、コンデンサミラー19aに設けられる洗浄用光源CSの形状を示している。洗浄用光源CSの形状としては、図3(a)に示されるように、内側に円形の開口部31が形成されるリング状のランプや、図3(b)に示されるように、内側に多角形の開口部31が形成される多角形状のランプ等が挙げられる。なお、洗浄用光源CSの形状はこれらに限定されず、図3(c)に示されるコ字状のランプや図3(d)に示される円弧状のランプを複数配置したものであってもよい。また、Uの字状のランプや直管のランプをコの字上に配置したもの等を用いてもよい。
また、洗浄用光源CSは、各種光学部材の反射面に対して複数の方向から洗浄光CLを照射するように、光学部材の反射面を囲んで設けられる。図4は、一例として、コンデンサミラー19aの反射面の前方に設けられる洗浄用光源CSと露光光ELの光路とを概略的に示した図であり、コンデンサミラー19aの光軸Axを含み、コンデンサミラー19aの反射面に垂直な平面における断面を表す。
洗浄用光源CSは、コンデンサミラー19aの反射面を含む大きさで、コンデンサミラー19aの反射面の前方に設けられる。洗浄用光源CSは、コンデンサミラー19aに入射する露光光ELおよびコンデンサミラー19aで反射する露光光ELを遮ることがない。このため、洗浄用光源CSをコンデンサミラー19aに常設することができる。なお、洗浄用光源CSは、露光光ELの光路を遮らない程度の大きさで設けられていればよい。また、洗浄用光源CSとして、紫外域の波長光を発するLED等の点光源を用いる場合、点光源をリング状や多角形状等に配列して用いてもよい。このとき、洗浄用光源CSが露光光ELを遮ることがないように、点光源を配列する。なお、洗浄用光源CSは、その断面が円形に限らず、多角形、長円形、楕円形等の光源を用いてもよい。
図1のように、気体供給装置20は、斜入射ミラー17、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a及び19bの光学部材の反射面の近傍に、供給管21の射出口が設けられ、気体を供給する。例えば、気体は、酸素、オゾン、窒素等が挙げられる。酸素およびオゾンは、洗浄光CLと反応し、酸素の活性種を発生する。各種光学部材の反射面の近傍にこれらの物質を供給することで、反射面に蓄積したカーボンと反応する酸素の活性種を増やすことができる。また、窒素は、各種光学部材の反射面近傍およびチャンバCH2内の圧力を調整するために供給される。
気体回収装置22は、斜入射ミラー17、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a及び19bの反射面の近傍に、回収管23の回収口が設けられ、気体を回収する。回収する気体としては、例えば、反射面に蓄積したカーボンと洗浄光CLとが反応して発生した二酸化炭素等である。気体回収装置22は、発生した二酸化炭素等がチャンバCH2内に留まり露光動作を妨げることやチャンバCH2内の真空度が低下することを防いでいる。また、気体回収装置22は、気体供給装置20によって反射面近傍に供給された余分な酸素やオゾン等の気体を回収してもよい。
気体センサ24は、斜入射ミラー17、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a及び19bの反射面の近傍に設けられ、反射面近傍の気体の種類、濃度、圧力等を検知する。例えば、気体センサは、赤外線分光器、ガス濃度センサや圧力計等である。
制御装置25は、洗浄用光源CS、気体供給装置20、気体回収装置22および気体センサ24等に連結されており、各種光学部材の反射面に蓄積するカーボン等の汚染物の蓄積量や蓄積分布、または気体センサ24によって計測された気体の量に応じて、洗浄用光源CS、気体供給装置20および気体回収装置22等を制御する。
制御装置25は、各種光学部材の反射面に蓄積する汚染物の蓄積量および蓄積分布のシミュレーションデータまたは実験データに基づいて設定された各種の制御パラメータを有している。制御装置25は、光学部材の反射面の洗浄が必要な洗浄開始時間になると、洗浄用光源CSを点灯させ、洗浄光CLを光学部材の反射面に照射する。また、気体センサ24により反射面近傍の気体の量を調べ、反射面の洗浄が効率よく行えるように、気体供給装置20および気体回収装置22による気体の供給量および回収量を調整する。その後、光学部材の洗浄を終了する洗浄終了時間になると、洗浄用光源CSを消灯する。
なお、制御装置25は、気体センサ24で検知した検知結果に基づいて、洗浄用光源CSから射出される洗浄光CLの光強度および強度分布を調整する洗浄光調整装置を備えてもよい。また、光学部材の反射面の反射率を測定可能な反射率測定装置を設け、光学部材の反射面の反射率を測定し、その測定結果から、洗浄用光源CSから射出する洗浄光CLの光強度および強度分布、点灯時間、反射面に供給する気体の供給量、反射面から回収する気体の回収量等を調整するように構成してもよい。
次に、本発明の第1実施形態に係る洗浄装置CM1を備えた露光動作の一例について説明する。
不図示のウエハアーム等によって、ウエハステージWSにウエハWが搬送される。その後、各種計測が行われたのち、レチクルステージRSを−Y方向側から+Y方向側に所定のストローク毎に移動させるとともに、ウエハステージWSを投影光学系PLの縮小倍率に応じた速度比でウエハステージWSを+Y方向側から−Y方向側に同期移動させることによって、レチクルステージRSに設けられたレチクルRのパターン像をウエハステージWS上のウエハWのショット領域に露光する露光動作が行われる。ウエハWの複数のショット領域への露光が完了すると、不図示のウエハステージWSによって、ウエハWは搬送され、露光が行われていない新たなウエハWがウエハステージWSに搬送され、ウエハWの複数のショット領域への露光動作が繰り返して行われる。
ここで、光学部材の反射面に蓄積する汚染物の蓄積量および蓄積分布のシミュレーションデータまたは実験データから、各種光学部材の反射面に蓄積した汚染物が所定の閾値に達したと判断すると、次の新たなウエハWへの露光動作を行わずに、光学部材の反射面を洗浄する洗浄工程が行われる。洗浄工程は露光動作が停止している時に行われる。なお、光学部材の反射面に蓄積した汚染物が所定の閾値に達したことを判断する方法としては、これに限らず、例えば、各種光学部材の反射率を測定することやCCD等を用いて光学部材の反射面に蓄積する汚染物を観察すること等が挙げられる。
洗浄工程では、光学部材の反射面を洗浄する。制御装置25は、洗浄装置CM1に設けられた洗浄用光源CSを稼動し、洗浄光CLを射出する。洗浄用光源CSは、光学部材の反射面における洗浄光CLの強度分布が光学部材の光軸に対して対称となるように洗浄光CLを照明する。例えば、図4に示すように、洗浄用光源CSは、コンデンサミラー19aの反射面における洗浄光CLの強度分布がコンデンサミラー19aの光軸Axに対して対称となるように洗浄光CLを照明する。洗浄用光源CSから射出された洗浄光CLは、光学部材の反射面の周辺に存在する酸素分子と反応し、酸素分子を活性種にする。活性種となった酸素分子は、光学部材の反射面に蓄積したカーボンと反応する。これによって、光学部材の反射面に蓄積したカーボンは、二酸化炭素等の気体となって反射面から除去される。このとき、洗浄光CLを射出する洗浄用光源CSの設置位置や洗浄光CLの光強度、洗浄光CLを照射する照射時間等を調整することによって、除去できるカーボンの量を調整することができる。
洗浄工程では、気体供給装置20および気体回収装置22により、光学部材の反射面の近傍に酸素やオゾン等の気体を供給するとともに、光学部材の反射面の近傍に存在する気体を回収する。このとき、制御装置25によって、酸素の活性種の量および分圧を増減することで洗浄効率を調整する。
洗浄工程において、光学部材の反射面に蓄積する汚染物の蓄積量および蓄積分布のシミュレーションデータまたは実験データに基づいて、光学部材の反射面の洗浄が完了したと判断すると、制御装置25は、洗浄装置CM1を制御して洗浄用光源CSを停止する。
その後、不図示のウエハアーム等によって、露光が行われていない新たなウエハWがウエハステージWSに搬送され、露光装置100は、ウエハWのショット領域への露光動作を再び開始する。
なお、洗浄工程は、次の新たなウエハWへの露光動作を行わず、露光動作が停止している時に行う構成としたが、これに限定されない。洗浄工程は、露光動作中に行ってもよい。例えば、ウエハWへの露光動作と反射面への洗浄工程とを並行して行っても良い。洗浄装置CM1は、露光光ELを遮ることがないので、露光光ELによる露光動作と、洗浄光CLによる洗浄工程とを、同時に行うことができる。これにより、洗浄工程を行う際に、ウエハWへの露光動作を停止する必要が無いため、スループットが向上する。また、光学部材の反射面にカーボン等の汚染物が蓄積しても、すぐに洗浄されるので、光学部材の反射面における反射率が低下せず、スループットが向上する。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係る洗浄装置CM2について、図5を参照して説明する。なお、第1実施形態と相違する部分について主に説明するものとし、第1実施形態と同じ構成については、説明を省略するものとする。
図5は、一例として、コンデンサミラー19aに設けられ、本発明の第2実施形態に係る洗浄装置CM2を示している。洗浄装置CM2は、コンデンサミラー19aの反射面に向けて射出される直接洗浄光CLaおよびコンデンサミラー19aの反射面とは異なる方向に射出される間接洗浄光CLbとを射出する洗浄用光源CSと、間接洗浄光CLbを、コンデンサミラー19aの反射面に向けて反射する反射部材RP1と、を備えている。
反射部材RP1は、洗浄用光源CSに対してコンデンサミラー19aの反射面の外側に配置される。反射部材RP1は、洗浄用光源CSから射出される直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbに対して高い反射率を示す部材で形成される。反射部材RP1は、例えば、アルミやアルミ合金等で形成されている。また、反射部材RP1は、コンデンサミラー19aの反射面に向けて開口した第1開口部42を有している。このため、洗浄用光源CSから射出された直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbは、第1開口部42を介して、コンデンサミラー19aの反射面に照射される。
反射部材RP1は、コンデンサミラー19aの反射面の前方に開口した第2開口部43を有する。第2開口部43は、コンデンサミラー19aの反射面から離れた側の反射部材RP1のエッジで囲まれた領域である。第2開口部43の大きさは、例えば、コンデンサミラー19aの反射面の直径と同じ大きさ、コンデンサミラー19aの反射面を含む大きさ、或いはコンデンサミラー19aの反射面の直径の80%程度の大きさ等に設定される。これにより、反射部材RP1は、露光光ELの光路を遮ることがない。
反射部材RP1は、その内側面に曲面を有している。反射部材RP1は、この曲面によって、コンデンサミラー19aの反射面に照射される間接洗浄光CLbの照度分布が調整されている。反射部材RP1は、図5に示されるように、その曲面が放物面を有している。この放物面の焦点位置と洗浄用光源CSの断面(ここでは円形とする)の中心位置C1とが一致するように洗浄用光源CSと反射部材RP1とを設置することにより、洗浄用光源CSから射出された洗浄光CLを効率よく、コンデンサミラー19aの反射面に向けて反射することができる。また、図5は、コンデンサミラー19aの光軸Axを含み、コンデンサミラー19aの反射面に垂直な平面における断面図および第2開口部43の中心を通り、第2開口部43を含む平面に垂直な平面における断面図と呼んでもよい。反射部材RP1は、第2開口部43の中心を通り、第2開口部43を含む平面に垂直な平面における断面形状に、放物線形状を有している。なお、反射部材RP1の曲面は、放物面に限らず、半円や楕円または複数の次数を有する多項式等で表現される曲面等でもよい。
反射部材RP1は、例えば、リング状や多角形状等が挙げられるが、先の第1実施形態で述べた洗浄用光源CSに対応した形状でもよいことは勿論である。すなわち、コの字状の反射部材や円弧状の反射部材を複数配置してもよい。また、Uの字状の反射部材や直線状の反射部材をコの字状に配置したもの等を用いてもよい。
本発明の第2実施形態に係る洗浄装置CM2は、各種の光学部材の反射面に入射する露光光ELおよび各種の光学部材の反射面で反射する露光光ELを遮ることがないため、洗浄装置CM2を各種の光学部材に常設することができる。
本発明の第2実施形態に係る洗浄装置CM2を搭載した露光装置の動作も先の第1実施形態と同様なので、説明は省略する。本発明の第2実施形態に係る洗浄装置CM2は、反射部材RP1を設けることにより、直接洗浄光および間接洗浄光が光学部材の反射面において形成する照度分布を調整することができる。例えば、図5に示すように、洗浄装置CM2は、反射部材RP1を設けることにより、直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLがコンデンサミラー19aの反射面において形成する照度分布を調整することができる。また、反射部材RP1の大きさ、位置、長さ、形状等を変えることによって、各種の光学部材の反射面における照度分布を調整することができる。例えば、反射部材RP1は、その内側面に複数の曲面を有してもよい。このとき、第2開口部の中心を通り、第2開口部を含む平面に垂直な平面における断面形状に、複数の曲線を有する。これによって、光学部材の反射面における照度分布は、反射面内で均一になる。また、光学部材の反射面における照度分布は、光学部材の光軸に対して対称となる。例えば、図5に示すように、コンデンサミラー19aにおける照度分布は、コンデンサミラー19aの光軸Axに対して対称となる。これらにより、光学部材の反射面に蓄積する汚染物の蓄積量および蓄積分布に応じた洗浄光CLを、光学部材の反射面に照射することができ、光学部材の反射面を効率よく洗浄することができる。また、過洗浄を防ぐことができる。
<第3実施形態>
次に、本発明の第3実施形態について、図6を参照して説明する。
図6は、一例として、コンデンサミラー19aに設けられ、本発明の第3実施形態に係る洗浄装置CM3を示している。洗浄装置CM3は、コンデンサミラー19aの反射面に向けて射出される直接洗浄光CLaおよびコンデンサミラー19aの反射面とは異なる方向に射出される間接洗浄光CLbとを射出する洗浄用光源CSと、間接洗浄光CLbを、コンデンサミラー19aの反射面に向けて反射する反射部材RP2と、を備えている。
反射部材RP2は、複数の反射要素によって構成される。反射部材RP2は、複数の反射要素のうち、洗浄用光源CSに対してコンデンサミラー19aの反射面の外側に設けられる第1反射要素RF1と、コンデンサミラー19aの反射面から離れた第1反射要素RF1の一端部に接続される第2反射要素RF2と、コンデンサミラー19aの反射面に近い第1反射要素RF1の他端部に接続される第3反射要素RF3と、を備えている。第1反射要素RF1の一端部は、第1反射要素RF1と第2反射要素RF2とが滑らかに接続されるように、第1反射要素RF1の中心部に対して傾斜している。また、第1反射要素RF1の他端部は、第1反射要素RF1と第3反射要素RF3とが滑らかに接続されるように、第1反射要素RF1の中心部に対して傾斜している。図6に示されるように、反射部材RP2は、第2開口部の中心を通り、第2開口部を含む平面に垂直な平面における断面形状に、複数の直線形状を有している。
また、反射部材RP2は、コンデンサミラー19aの反射面に向けて開口した第1開口部52を有している。洗浄用光源CSから射出された間接洗浄光CLbは、第1反射要素RF1、第2反射要素RF2、第3反射要素RF3、第1反射要素RF1の一端部、第1反射要素RF1の他端部において、1回または複数回反射されて、第1開口部52を介して、コンデンサミラー19aの反射面に照射される。
なお、反射部材RP2は、第1反射要素RF1、第2反射要素RF2および第3反射要素RF3の3つの反射要素に限定されない。例えば、反射部材RP2は、2つの反射要素、5つの反射要素、10つの反射要素等で構成しても良い。また、反射部材RP2に形成される反射要素の個数や角度、設置位置等を調整することによって、コンデンサミラー19aの反射面に照射される直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbの光強度分布を調整することができる。
なお、反射部材RP2は、複数の反射要素の数、大きさ、長さ、角度および形状等を調整することにより、コンデンサミラー19aの反射面に照射される間接洗浄光CLbの光強度分布を調整することができる。また、第1反射要素RF1の一端部および他端部における第1反射要素RF1の中心部に対する傾斜角度を調整することで、コンデンサミラー19aの反射面に照射される間接洗浄光CLbの光強度分布を調整することができる。これによって、コンデンサミラー19aの反射面に蓄積する汚染物の蓄積量および蓄積分布に応じて、コンデンサミラー19aの反射面に照射される直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbの光強度分布を調整することができ、コンデンサミラー19aの反射面を効率よく洗浄することができる。また、過洗浄を防ぐことができる。
本発明の第3実施形態に係る洗浄装置CM3を搭載した露光装置の動作も先の第1実施形態と同様なので、説明は省略する。
<第4実施形態>
本発明の第4実施形態に係る洗浄装置CM4について、図7および図8を参照して説明する。
図7は、一例として、コンデンサミラー19aに設けられ、本発明の第4実施形態に係る洗浄装置CM4を示している。洗浄装置CM4は、コンデンサミラー19aの反射面に向けて射出される直接洗浄光CLaおよびコンデンサミラー19aの反射面とは異なる方向に射出される間接洗浄光CLbを射出する洗浄用光源CSと、洗浄用光源CSから射出される間接洗浄光CLbを、コンデンサミラー19aの反射面に向けて反射する反射部材RP3と、直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbの少なくとも一部の光量を調整する調整部材APと、を備えている。
調整部材APは、反射部材RP3の一端に接続して設けられる。また、調整部材APは、洗浄用光源CSから射出された直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbの光路中に設けられ、直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbの一部を吸収、遮光または反射する。調整部材APは、例えば、アルミやアルミ合金、またはガラスプレートにアルミやアルミ合金の薄膜を形成した部材等である。また、ガラスプレートにアルミやアルミ合金の薄膜を形成する場合、調整部材APの場所によって形成する薄膜の膜厚を変えることも可能である。調整部材APを透過した直接洗浄光CLaおよび間接洗浄光CLbは、調整洗浄光CLcとして、コンデンサミラー19aの反射面に照射される。この調整洗浄光CLcの光量を調整することによって、コンデンサミラー19aの反射面における洗浄光CLの光強度分布を調整することができる。
調整部材APは、洗浄光CLが通過可能な通過部60が設けられてもよい。図8(a)または(b)は、調整部材APの一部の一例を示している。説明を簡単にするために、図8(a)または(b)は直管型の洗浄用光源CSに設けられる調整部材APの一部を示している。図8(a)は、透過部60が、ラインL1、ラインL2、ラインL3にそれぞれ複数個設けられた調整部材APである。一例として、L1には100個、L2には60個、L3には50個の通過部60が設けられている。ラインL1、ラインL2、ラインL3に設けられる通過部60の個数を調整することで、調整部材APを透過する調整洗浄光CLcの光量を調整することができる。また、透過部60は、円形形状を有しているが、この形状に限定されず、例えば、円形状や三角形状等を有してもよい。なお、調整部材APは、反射部材RP3の一端に渡って設けられる。このため、調整部材APは、露光光ELが入射または反射する領域に開口部を有する環状形状を備える。また、リング形状の洗浄用光源CSを用いる場合、調整部材APの一部は、湾曲した形状を有する。
調整部材APは、図8(b)に示すように、その先端部61を鋸歯状に加工しもよい。加工された先端部61の鋸歯形状や歯の数を調整することにより、調整部材APを透過する調整洗浄光CLcの光量を調整することができる。また、先端部61には、光量調整用膜62が形成されている。光量調整用膜62は、調整部材APに照射される直接洗浄光CLaまたは間接洗浄光CLbの少なくとも一部を遮光または減光することにより、調整洗浄光CLcの光量を調整することができる。光量調整用膜62は、クロム、ステンレス、セラミックス、鉛、金等を調整部材APに蒸着することによって、調整部材APの先端部61に形成されている。なお、光量調整用膜62は、調整部材APの先端部61に限らず、調整部材APの全部または一部に形成してもよい。本発明の第4実施形態に係る洗浄装置CM4を搭載した露光装置の動作も先の第1実施形態と同様なので、説明は省略する。
各実施形態において上述した露光装置100は、ステップ・アンド・スキャン方式の走査型の投影露光装置としたが、これに限定されることは無く、ステップ・アンド・リピート方式の一括露光型の投影露光装置でもよい。
投影光学系PLは、レチクルRのパターンをウエハWに露光する構成であればよく、具体的な構成は特に制限されない。例えば、投影光学系PLの入射瞳がレチクルRのパターン面を挟んで投影光学系PLとは反対側に位置する逆瞳型の投影光学系等の様々な光学系等を用いることができる。
洗浄用光源CSは、光学部材の反射面の前方に設けられるが、これに限定されない。すなわち、洗浄用光源CSが光学部材の反射面を囲むように、光学部材の側面に設けられ、光学部材の前方に設けられた反射部材RP1、RP2、RP3によって、洗浄用光源CSから射出された洗浄光CLを、光学部材の反射面に照射されるように配置してもよい。
洗浄用光源CSおよび反射部材RP1、RP2、RP3は、リング状または多角形状等に限定されず、様々な形状を有してもよい。形状によって、光学部材の反射面に照射される洗浄光CLの光強度分布が変わるため、カーボン等の汚染物の蓄積状態に応じて、最適な形状の洗浄用光源CSおよび反射部材RP1、RP2、RP3を用いればよい。
洗浄装置CM1、CM2、CM3、CM4は、各種光学部材に常設される構成としたが、これに限定されず、反射面の洗浄を行う際に、洗浄装置CM1、CM2、CM3、CM4を光学部材の反射面の前方へ出し入れ可能な移動装置を備えても良い。また、光学部材の反射面に照射される洗浄光CLの光強度分布を変更するために、洗浄用光源CSまたは反射部材RP1、RP2、RP3の少なくとも一方を変更する変更装置を備えても良い。なお、洗浄装置CM1、CM2、CM3、CM4は、照明光学系2を構成する各種の光学部材に設けられるが、これに限定されず、フラットミラー4や、投影光学系PLを構成する複数の反射鏡の何れの光学部材に設けても良い。
気体供給装置20および気体回収装置22で供給および回収する気体としては、水、水素、窒素、一酸化窒素、二酸化窒素、一酸化炭素等を用いても良い。
制御装置25は、レーザプラズマ光源装置1や照明光学系2に設けられる斜入射ミラー17、入射側フライアイミラー18a、射出側フライアイミラー18b、コンデンサミラー19a、19b、投影光学系PLに設けられる複数の反射鏡の姿勢を微調整するアクチュエータやレチクルステージRS及びウエハステージWS等を駆動するモータ等の制御、露光光ELの光量、各種の光学部材の位置及び露光動作等を制御してもよい。
次に、上述の実施形態にかかる露光装置100を用いたデバイス製造方法について説明する。図9は、半導体デバイスの製造工程を示すフローチャートである。図9に示すように、半導体デバイスの製造工程では、半導体デバイスの基板となる物体(ウエハW)に金属膜を蒸着し(ステップS1)、この蒸着した金属膜上に感光性材料であるフォトレジストを塗布する(ステップS2)。つづいて、上述の実施形態の露光装置100を用い、レチクルRの第1面に形成されたパターン像をウエハWの各ショット領域に転写し(ステップS3:露光工程)、この転写が終了したウエハWの現像、つまりパターンが転写されたフォトレジストの現像を行う(ステップS4:現像工程)。その後、ステップS4によってウエハWの表面に生成されたレジストパターンをマスクとし、ウエハWの表面に対してエッチング等の加工を行う(ステップS5:加工工程)。
ここで、レジストパターンとは、上述の実施形態の露光装置100によって転写されたパターンに対応する形状の凹凸が生成されたフォトレジスト層であって、その凹部がフォトレジスト層を貫通しているものである。ステップS5では、このレジストパターンを介してウエハWの表面の加工を行う。ステップS5で行われる加工には、例えばウエハWの表面のエッチングまたは金属膜等の成膜の少なくとも一方が含まれる。なお、ステップS3では、上述の実施形態の露光装置100は、フォトレジストが塗布されたウエハWを感光性基板としてパターンの転写を行う。
さらに、各実施形態は、半導体デバイスの製造プロセスへの適用に限定されることはなく、例えば、角型のガラスプレートに形成される液晶表示素子、もしくはプラズマディスプレイ等のディスプレイ装置の製造プロセスや撮像素子(CCD等)、マイクロマシーン、MEMS(Micro Electro Mechanical Systems : 微小電気機械システム)、薄膜磁気ヘッド及びDNAチップ等の各種デバイスの製造プロセスにも広く適用できる。さらに、本発明の形態は、各種デバイスのマスクパターンが形成されたマスク(フォトマスク、レチクル等)を、フォトリソグラフィ工程を用いて製造する際の製造工程にも適用することができる。
上述した実施形態の露光装置は、本願特許請求の範囲に挙げられた各構成要素を含む各種サブデバイスを、所定の機械的精度、電気的精度、光学的精度を保つように、組み立てられることで製造される。これら各種精度を確保するために、この組み立ての前後には、各種光学系については光学的精度を達成するための調整、各種機械系については機械的精度を達成するための調整、各種電気系については電気的精度を達成するための調整が行われる。各種サブシステムから露光装置への組み立て工程は、各種サブシステム相互の、機械的接続、電気回路の配線接続、気圧回路の配管接続等が含まれる。この各種サブシステムから露光装置への組み立て工程の前に、各サブシステム個々の組み立て工程があることはいうまでもない。各種サブシステムの露光装置への組み立て工程が終了したら、総合調整が行われ、露光装置全体としての各種精度が確保される。なお、露光装置の製造は温度およびクリーン度等が管理されたクリーンルームで行うことが望ましい。
なお、各実施形態は、要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得ることができる。
R…レチクル、RS…レチクルステージ、W…ウエハ、WS…ウエハステージ、PL…投影光学系、AX…投影光学系の光軸、Ax…コンデンサミラー19a(光学部材)の光軸、CH1…チャンバ1、CH2…チャンバ2、CM、CM1、CM2、CM3、CM4…洗浄装置、GV…ゲートバルブ、EL…露光光、CS…洗浄用光源、CL…洗浄光、CLa…直接洗浄光、CLb…間接洗浄光、CLc…調整洗浄光、RP1、RP2、RP3…反射部材、RF1…第1反射要素、RF2…第2反射要素、RF3…第3反射要素、AP…調整部材、L1、L2、L3…ライン、1…レーザプラズマ光源装置、2…照明光学系、4…フラットミラー、11…レーザ光源、12…集光レンズ、13…ターゲット、14…ノズル、15…楕円反射鏡、17…斜入射ミラー、18…照度均一化光学系、18a…入射側フライアイミラー、18b…射出側フライアイミラー、19…コンデンサ光学系、19a、19b…コンデンサミラー、20…気体供給装置、21…供給管、22…気体回収装置、23…回収管、24…気体センサ、25…制御装置、31…開口部、42、52…第1開口部、43…第2開口部、60…通過部、61…先端部、62…光量調整用膜、100…露光装置

Claims (41)

  1. 光学部材の反射面に洗浄光を照射し、前記反射面を洗浄する洗浄装置において、
    前記反射面に対して複数の方向から、前記洗浄光を射出する洗浄用光源と、
    前記洗浄用光源から射出された洗浄光のうち前記反射面とは異なる方向に照射される前記洗浄光を前記反射面に反射する反射部材と、を備えたことを特徴とする洗浄装置。
  2. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方の斜め方向から前記反射面に向けて、前記洗浄光を照射することを特徴とする請求項1に記載の洗浄装置。
  3. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方に開口部を有する環状部材であることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄装置。
  4. 前記環状部材は、環状のランプを有することを特徴とする請求項3に記載の洗浄装置。
  5. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方に、前記反射面を囲むように設けられることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の洗浄装置。
  6. 前記洗浄用光源は、前記反射面を囲むように設置される複数のランプであることを特徴とする請求項5に記載の洗浄装置。
  7. 前記反射部材は、前記光学部材の反射面に向けて開口した第1開口部と、前記反射面の前方に開口した第2開口部とを有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  8. 前記反射部材は、曲面を有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  9. 前記反射部材は、放物面を有することを特徴とする請求項1から請求項7に記載の洗浄装置。
  10. 前記放物面の焦点位置に、前記洗浄用光源が設置されることを特徴とする請求項9に記載の洗浄装置。
  11. 前記反射部材は、複数の反射要素を有することを特徴とする請求項7から請求項10のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  12. 前記反射部材は、前記第2開口部の中心を通り、前記第2開口部を含む平面に垂直な平面における断面形状に、複数の曲線形状を有することを特徴とする請求項11に記載の洗浄装置。
  13. 前記反射部材は、前記第2開口部の中心を通り、前記第2開口部を含む平面に垂直な平面における断面形状に、複数の直線形状を有すること特徴とする請求項11に記載の洗浄装置。
  14. 前記反射部材は、前記洗浄用光源に対して前記反射面の外側に設けられる第1反射要素と、
    前記反射面から離れた前記第1反射要素の一端部に接続され、前記洗浄光を反射する第2反射要素と、
    前記反射面に近い前記第1反射要素の他端部に接続され、前記洗浄光を反射する第3反射要素と、
    を有することを特徴とする請求項13に記載の洗浄装置。
  15. 前記第1反射要素の一端部が、前記第1反射要素に対して傾斜しているとともに、前記第1反射要素の他端部が、前記第1反射要素に対して傾斜していることを特徴とする請求項14に記載の洗浄装置。
  16. 前記反射部材は、前記洗浄光の光量を調整する調整部材をさらに備えることを特徴とする請求項1から請求項15のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  17. 前記調整部材は、前記複数の反射要素の少なくとも一部に設けられることを特徴とする請求項16に記載の洗浄装置。
  18. 前記反射部材は、前記第1反射要素の他端部と接続する第3反射要素の一端部とは異なる前記第3反射要素の他端部に接続され、前記洗浄光の光量を調整する調整部材を備えることを特徴とする請求項14または請求項15に記載の洗浄装置。
  19. 前記調整部材は、前記洗浄用光源から射出された洗浄光の一部を遮光することを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  20. 前記調整部材は、前記洗浄用光源から射出された洗浄光の一部を透過させることを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  21. 前記調整部材は、前記洗浄用光源から射出された洗浄光の一部を反射することを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  22. 前記調整部材は、前記洗浄光が通過可能な通過部を複数有することを特徴とする請求項16から請求項22のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  23. 前記調整部材は、鋸歯状を有することを特徴とする請求項16から請求項22のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  24. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方に配置され、環状に配列された複数の発光部を有することを特徴とする請求項1から請求項23のいずれか一項に記載の洗浄装置。
  25. 光源から射出された光を用いて、第1面を照明する照明光学系と、前記第1面に配列されたパターンを第2面の物体に投影する投影光学系とを備える露光装置において、
    前記照明光学系または前記投影光学系に設けられる複数の光学部材のうち、少なくとも一つの光学部材に設けられ、前記光学部材の反射面を洗浄する請求項1から請求項24のいずれか一項に記載の洗浄装置を備える露光装置。
  26. 光源から射出された光を用いて、第1面を照明する照明光学系と、前記第1面に配列されたパターンを第2面の物体に投影する投影光学系とを備える露光装置において、
    前記照明光学系および前記投影光学系が備える光学部材の少なくとも一つに設けられ、前記光学部材の反射面に対して複数の方向から、前記洗浄光を射出する洗浄用光源を備える露光装置。
  27. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方の斜め方向から前記反射面に向けて、前記洗浄光を照射することを特徴とする請求項26に記載の露光装置。
  28. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方に開口部を有する環状部材であることを特徴とする請求項26または請求項27に記載の露光装置。
  29. 前記環状部材は、環状のランプを有することを特徴とする請求項28に記載の露光装置。
  30. 前記洗浄用光源は、前記反射面の前方に、前記反射面を囲むように設けられることを特徴とする請求項26から請求項29のいずれか一項に記載の露光装置。
  31. 前記洗浄用光源は、前記反射面を囲むように設置された複数のランプであることを特徴とする請求項30に記載の露光装置。
  32. 前記配列されたパターンは、反射型のレチクルに形成された回路パターン像であることを特徴とする請求項25から請求項31のいずれか一項に記載の露光装置。
  33. 前記配列されたパターンは、デジタルマイクロミラーデバイスによって形成された回路パターンであることを特徴とする請求項25から請求項31のいずれか一項に記載の露光装置。
  34. 請求項25から請求項33のいずれか一項に記載の露光装置を用いて、前記第1面に配列されたパターンを前記第2面の物体に露光する露光工程と、
    前記配列されたパターンが転写された前記物体を現像し、前記パターンに対応する形状のマスク層を前記物体の表面に形成する現像工程と、
    前記マスク層を介して前記物体の表面を加工する加工工程と、を含むことを特徴とするデバイス製造方法。
  35. 光源から射出された光を反射する反射面を有する光学部材を用いて、第1面に配列されたパターンを、第2面の物体に露光する露光方法において、
    前記光学部材の反射面に対して、複数の方向から、前記反射面を洗浄する洗浄光を照射し、
    前記洗浄光のうち前記反射面とは異なる方向に照射される洗浄光を、前記光学部材の反射面に反射して、前記光学部材の反射面を洗浄する洗浄工程を有することを特徴とする露光方法。
  36. 前記洗浄工程では、前記光学部材の反射面における光強度分布が前記反射面内で均一になるように、前記洗浄光を照明することを特徴とする請求項35に記載の洗浄方法。
  37. 前記洗浄工程では、前記光学部材の反射面における光強度分布が前記光学部材の光軸に対して対称となるように、前記洗浄光を照明することを特徴とする請求項35に記載の洗浄方法。
  38. 前記第1面に配列されたパターンを前記第二面の物体に露光する露光動作中に、前記洗浄工程を行うことを特徴とする請求項35から請求項37のいずれか一項に記載の露光方法。
  39. 前記第1面に配列されたパターンを前記第二面の物体に露光する露光動作が停止している時に、前記洗浄工程を行うことを特徴とする請求項35から請求項38のいずれか一項に記載の露光方法。
  40. 前記第1面に配列されたパターンは、反射型のレチクルに形成された回路パターンであることを特徴とする請求項35から請求項39のいずれか一項に記載の露光方法。
  41. 前記第1面に配列されたパターンは、デジタルマイクロミラーデバイスによって形成された回路パターンであることを特徴とする請求項35から請求項39のいずれか一項に記載の露光方法。
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