JP2011530658A - ホウロウ用鋼板およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、およびN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含み、大きさが0.01〜0.4μmのTiSまたは(Ti、Mn)S析出物を、平方センチメートルあたり3×10個以上で含むホウロウ用鋼板を提供する。

Description

本発明は、ホウロウ用鋼板に関し、より詳細には、本発明は、表面欠陥が発生せず、成形性にも優れたホウロウ用鋼板およびその製造方法に関する。
ホウロウ用鋼板は、家電機器、化学機器、厨房機器、衛生機器、および建物の内外装材などに使用される。
ホウロウ用鋼板としては、熱延鋼板や冷延鋼板があるが、高機能性および高加工性を要する分野には、主に冷延鋼板が用いられる。ホウロウ用鋼板には、リムド鋼(rimmed steel)、OCA鋼(Open Coil Aluminium鋼)、チタン添加鋼、高酸素鋼などがある。高酸素鋼は、リムド鋼に酸素を多量に含有させた鋼である。高酸素鋼のように、鋼中の酸素含有量を高めると、ホウロウ用鋼板の欠陥の一つである爪飛び(フィッシュスケール:fishscale)を防止することができる。
爪飛びとは、鋼内に凝集した水素ガスが、鋼の表面とホウロウ層との間に放出され、ホウロウ層の表面がまるで魚鱗のように持ち上げられる現象をいう。爪飛びは、ホウロウ用鋼板を製造する過程で、鋼中に固溶していた水素が、冷却によりで鋼の表面に放出されることで発生する。しかし、すでに鋼の表面のホウロウ層が硬化されており、水素が外部に放出されないため、爪飛び現象が発生する。
このように、爪飛びは水素が原因であるため、この欠陥が発生するのを防止するためには、水素を吸着することができるサイトを鋼内に設ける必要がある。このような水素吸着サイトとしては、微小空孔(micro−void)、介在物、析出物、転位、結晶粒界などが挙げられる。
リムド鋼は、酸素含有量が高い介在物を多量に生成できるため、爪飛びの発生を防止する。しかし、リムド鋼は、鋼塊鋳造法によってのみ製造することができるため、生産性が低い。したがって、生産性の高い連続鋳造により製造することができるホウロウ用鋼が必要である。
チタン(Ti)添加鋼は、連続鋳造により製造することができる。しかし、このホウロウ用鋼は、高価なチタンを多量添加しなければならないため、製造費用が増加する。また、チタン添加鋼は連続鋳造する場合、添加されたチタンによってノズルが詰まり、多量の介在物のため鋼板の表面に別の欠陥が発生する。また、チタン添加鋼の場合、添加されたチタンのため、鋼の再結晶温度が高くなり、その温度で焼鈍しなければならないため、製品の生産費用が大きく上昇する。
以上に述べたホウロウ用鋼は、そのほとんどが爪飛びを防止し、成形性を向上させるために、脱炭焼鈍工程やバッチ焼鈍工程を経る。しかし、このような工程は、焼鈍費用と時間がかかるため、生産コストが高い。
一方、高酸素鋼も、連続鋳造により製造することができる。しかし、高酸素鋼は、酸素の含有量が高いため、連続鋳造時に耐火物が溶損し、生産性が低い。
本発明は、連続鋳造により製造することができ、生産性が高く、表面欠陥もなく、成形性にも優れたホウロウ用鋼板を提供する。
本発明の実施例によるホウロウ用鋼板は、重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、およびN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含み、かつ大きさが0.01〜0.4μmのTiSまたは(Ti、Mn)S析出物を、平方センチメートルあたり3×10個以上で含み得る。
このようなホウロウ用鋼板では、L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)で定義されるL値が2〜10であり得る。
そして、このようなホウロウ用鋼板では、F=(Ti/48−N/14−C/12−S/32)/(N/14+C/12)で定義されるF値が0より大きく5以下であり得る。
本発明の実施例によるホウロウ用鋼板の製造方法は、i)重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、およびN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含むスラブを製造するステップと、ii)前記スラブを1200℃以上で加熱するステップと、iii)前記加熱されたスラブを粗圧延後、Ar3以上の温度で仕上げ圧延を行うことにより、熱延鋼板を製造するステップと、iv)前記熱延鋼板を550〜750℃で巻取る巻取りステップとを含むことができる。
このようなホウロウ用鋼板の製造方法は、前記巻取りステップの後、v)圧下率50〜90%で前記熱延鋼板を冷間圧延することにより、冷延鋼板を製造するステップをさらに含むことができる。
また、このようなホウロウ用鋼板の製造方法は、前記冷延鋼板を製造するステップの後、vi)前記冷延鋼板を700℃以上の温度で20秒間以上連続焼鈍するステップをさらに含むことができる。
そして、ホウロウ用鋼板を製造するためのスラブは、L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)で定義されるL値が2〜10であり、F=(Ti/48−N/14−C/12−S/32)/(N/14+C/12)で定義されるF値が0より大きく5以下であり得る。
また、このように製造されたホウロウ用鋼板は、大きさが0.01〜0.4μmのTiSまたは(Ti、Mn)S析出物を、平方センチメートルあたり3×10個以上で含み得る。
本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、TiSまたは(Ti、Mn)S析出物が均一に分散するため、水素を吸着して爪飛びの発生を防止することができる。
本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、L値で定義されたチタン、窒素、炭素、マンガン、および硫黄の含有量の相関関係を適切に制御することにより、赤熱脆性(hot shortness)による表面欠陥の発生を防止することができる。
本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、F値で定義されたチタン、窒素、炭素、および硫黄の相関関係を適切に制御することにより、加工時の成形性を向上させることができる。
本発明の実施例によれば、連続鋳造により製造することができ、生産性が高く、表面欠陥もなく、成形性にも優れたホウロウ用鋼板を提供することができる。
以下、本発明によるホウロウ用鋼板およびその製造方法に対する実施例を詳細に説明するが、本発明は下記の実施例に限定されるものではない。したがって、当該分野における通常の知識を有する者であれば、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で本発明を多様な他の形態で実現可能であろう。
本発明において、成分元素の含有量は、特別な説明がない限り、すべて重量%を意味する。
以下、本発明の実施例によるホウロウ用鋼板について詳細に説明する。
本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、およびN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含む。
そして、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、L値を2〜10とする。ここで、L値は下記の式1により定義される。
[式1]
L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)
また、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、F値を0〜5とする。ここで、F値は下記の式2により定義される。
[式2]
F=(Ti/48−N/14−C/12−S/32)/(N/14+C/12)
そして、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板は、大きさが0.01〜0.4μmのTiSまたは(Ti、Mn)S析出物を、平方センチメートルあたり3×10個以上で含む。
以下、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板で成分元素を制限した理由を説明する。
炭素(C)は、0より大きく0.005%未満である。炭素が0.005%以上だと、鋼中に固溶炭素の量が多くなる。固溶炭素の量が多くなると、焼鈍時に集合組織の発達を妨げて、成形性が低下し、時効現象が発生する。したがって、ホウロウ用鋼板を生産した後、長期間放置してから、塑性加工を行う場合、ストレッチャーストレイン(stretcher strain)のような表面欠陥が発生する可能性が高い。したがって、炭素の上限値を0.005%に制限する。
マンガン(Mn)は、0.2〜1.0%である。マンガンは、鋼中に固溶した硫黄と結合してマンガン硫化物に析出される。析出されたマンガン硫化物は、赤熱脆性を防止する。しかし、本発明の一実施例ではチタンが添加されているため、マンガン硫化物よりチタン硫化物が先に析出され、先に析出されたチタン硫化物も、赤熱脆性を防止することができる。仮に、鋼中に含まれているチタンとマンガンが少ないと、赤熱脆性が発生することもある。つまり、本発明の一実施例において、マンガンの含有量が0.2%以下になると、赤熱脆性が発生する可能性が高い。したがって、マンガンの含有量を0.2%以上とする。一方、マンガンの含有量が1.0%以上だと、加工時に成形性が低下する。したがって、マンガンの含有量を1.0%以下とする。
硫黄(S)は、一般的に、鋼の物理的特性を劣化させる元素として知られている。しかし、本発明の一実施例において、硫黄はチタンと結合して微細なチタン硫化物を形成する。形成されたチタン硫化物は、ホウロウ処理工程で発生する水素を吸蔵するため、爪飛び欠陥を防止する。硫黄の含有量が0.04%以下だと、チタン硫化物が少なく生成され、水素を多く吸蔵することができないため、爪飛びが発生する可能性が高い。したがって、硫黄の含有量は0.04%以上に制限する。一方、硫黄の含有量が0.08%以上だと、鋼板の延性が大きく低下し、硫黄による赤熱脆性が発生しやすくなる。したがって、硫黄の含有量は0.08%以下に制限する。
リン(P)も、硫黄(S)と同様に、鋼の物性を阻害する元素として知られている。しかし、本発明の一実施例では、チタンが添加されると、Ti(Fe、P)析出物が析出され、この析出物は、爪飛びの発生を防止する。したがって、本発明の実施例では、リンを適量添加する。リンの含有量が0.005%以下だと、Ti(Fe、P)析出物が少なく、水素を多く吸蔵することができない。したがって、リンは0.005%以上添加する。一方、リンを0.02%以上添加すると、加工時に成形性が低下する。したがって、リン含有量の上限値を0.02%とする。
アルミニウム(Al)は脱酸剤である。アルミニウムは、鋼中で酸化物の生成を抑制することにより、延性を向上させる。アルミニウムの含有量が0.01%以下だと、鋼中に酸化物が多く生成されて、延性が低下する。したがって、アルミニウム添加量の下限値を0.01%とする。一方、アルミニウムを0.1%以上添加すると、アルミニウム酸化物が鋼中または鋼の表面に残存して、延性の低下、及び表面欠陥が発生する可能性が高い。したがって、アルミニウム添加量の上限値は0.1%に制限する。
チタン(Ti)は、硫黄(S)およびリン(P)と結合してチタン硫化物およびTi(Fe、P)析出物を生成する。このような析出物は、爪飛びを防止する。チタンの含有量を0.06%以下にすると、チタン系析出物が少なく、爪飛びが発生する可能性が高い。したがって、チタン添加量の下限値は0.06%とする。一方、チタンの含有量が高いと、気泡欠陥が発生する可能性が高く、ホウロウ密着性も低い。したがって、チタン添加量の上限値は0.1%とする。
窒素(N)の添加量が多いほど、鋼の成形性が低下し、気泡欠陥が発生する可能性が高い。したがって、窒素添加量の上限値は0.003%に制限する。
本発明の一実施例では、水素吸着サイトであるチタン硫化物(TiS)析出物の量を適切に調節する。チタン硫化物の析出量は、チタンの含有量と相関性がある。また、チタンの含有量が多くなると、鋼板の表面に欠陥の発生、ホウロウ密着性が低下する。反面、チタンの含有量が少なくなると、析出物が少なく生成されて、爪飛びが発生しやすく、加工時の成形性の低下、または赤熱脆性による表面欠陥が発生する確率が高くなる。したがって、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板において、チタン、窒素、炭素、マンガン、および硫黄の含有量の関係を適切に制御しなければならない。これらの元素の相関関係を、式1のように、L値{L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)}に定義する。
L値は、赤熱脆性による表面欠陥の発生の有無と相関性がある。L値が2より小さいと、表面欠陥の発生確率が高い。したがって、L値の下限を2とする。一方、L値が10より大きいと、ホウロウ密着性が低下する。したがって、L値の上限は10とする。
そして、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板において、チタン、窒素、炭素、および硫黄の関係は、加工時の成形性と関連づけられている。これらの元素の相関関係を、式2のように、F値{F=(Ti/48−N/14−C/12−S/32)/(N/14+C/12)}に定義する。
F値が0より小さいと、成形性が低すぎるため、加工時に欠陥が発生する可能性が高い。したがって、F値の下限は0とする。F値が5以上だと、気泡欠陥が発生する確率が高い。したがって、F値の上限は5とする。
本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板では、爪飛びを防止するために、TiSまたは(Ti、Mn)S析出物の大きさおよび数を制限する。ホウロウ用鋼板において、水素を吸蔵することができるサイトが、析出物とベース鋼板の界面または冷間圧延時に生成される微小空孔であるからである。
析出物の大きさを0.01〜0.4μmに制限した理由は、次のとおりである。析出物の大きさが0.01μmより小さいと、冷間圧延時に微小空孔が過度に小さく生成される。微小空孔の大きさが過度に小さくなると、水素を多く吸蔵することができない。析出物の大きさが0.4μmより大きいと、析出物とベース金属の界面間の面積比が過度に低くなる。析出物とベース金属の界面間の面積比が過度に低くなると、爪飛びを防止するのが困難である。
そして、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板において、析出物の数を3×10個/cm以上に制限する。析出物の数が3×10個/cmより少ないと、爪飛びを防止するのが困難である。
以下、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板の製造方法について説明する。
まず、重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、及びN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含むスラブを製造する。
次に、製造されたスラブを1200℃以上で加熱する。加熱されたスラブを粗圧延した後、Ar3以上の温度で仕上げ圧延を行うことにより、熱延鋼板を製造する。
製造された熱延鋼板を550〜750℃で巻取る。巻取られた熱延鋼板を酸洗処理して鋼板の表面にある酸化被膜を除去した後、冷間圧延を行うことにより、冷延鋼板を製造する。冷間圧延時の圧下率は50〜90%とする。冷延鋼板は、700℃以上で20秒間以上連続焼鈍する。
本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板の製造方法において、スラブの加熱温度を1200℃以上に制限した理由は、次のとおりである。
1200℃より低い温度でスラブを加熱すると、製鋼工程でTiSまたは(Ti、Mn)S析出物が過度に大きくなる。析出物が過度に大きくなると、析出物とベース金属との間の粒界面積が減少する。反面、1200℃以上でスラブを加熱すると、析出物が再溶解して適当な大きさになるため、析出物とベース金属との間の粒界面積が広くなる。したがって、爪飛びを防止することができる。
そして、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板の製造方法において、仕上げ熱間圧延温度をAr3以上に制限した理由は、次のとおりである。Ar3以下の温度で仕上げ熱間圧延を行うと、熱間圧延による結晶粒が生成されて、焼鈍板の成形性が低くなるからである。
そして、熱間圧延時の巻取り温度を700℃未満に制限した理由は、次のとおりである。巻取り温度が700℃以上だと、析出物が大きすぎて、析出物とベース金属との間の粒界面積が小さくなるため、爪飛びを防止するのが困難である。したがって、巻取り温度の上限を700℃とする。一方、巻取り温度が550℃以下だと、熱間圧延による結晶粒が過度に小さくなって、成形性が低下する。したがって、巻取り温度の下限を550℃とする。
冷間圧延時の冷間圧下率が低すぎると、再結晶集合組織がうまく発達しないため、成形性が低下する。逆に、冷間圧下率が高すぎると、延性が低下する。したがって、冷間圧下率を50〜90%に制限する。
連続焼鈍を行うと、冷延鋼板に延性および成形性が生じる。700℃以下で連続焼鈍を行うと再結晶が完了しないため、延性および成形性が生じない。したがって、連続焼鈍温度の下限を700℃とする。一方、連続焼鈍時間が短すぎても再結晶が完了せず、延性および成形性が生じない。したがって、20秒間以上連続焼鈍を行う。
表1のような組成を有する鋼塊を製造した。
Figure 2011530658
表1において、成分元素の含有量は重量%であり、各試験片に対するL値およびF値をともに示した。
表1のような組成を有する鋼塊を1250℃の加熱炉に1時間維持した後、熱間圧延を行うことにより、熱延鋼板を製造した。900℃で仕上げ熱間圧延を行い、650℃で巻取った。熱間圧延後の鋼板の最終厚さは3.2mmであった。このように製造された熱延鋼板を酸洗処理して表面の酸化被膜を除去した後、冷間圧延を行うことにより、冷延鋼板を製造した。この時、冷間圧下率を75%とし、冷間圧延後の鋼板の厚さは0.8mmであった。
冷延鋼板を用いて、ホウロウの特性を調べるためのホウロウ処理試験片と、機械的特性を調べるための引張試験片を製造した。ホウロウ処理試験片と引張試験片を連続焼鈍した。
ここで、ホウロウ処理試験片は、70mm×150mmの大きさに切断し、引張試験片は、ASTM規格(ASTM E−8 standard)による標準試験片に加工した。
830℃で連続焼鈍を行った。焼鈍が完了した後、引張試験器(INSTRON社、Model 6025)により、引張試験片の降伏強度、引張強度、延伸率、塑性異方性指数rを測定した。
塑性異方性指数rは成形性を示す。引張試験片を、圧延方向、圧延直角方向、および圧延方向に45°の方向にそれぞれ採取して、15%引張した時、幅方向および厚さ方向の収縮比、つまり、r=ln(w−w)/ln(t/t)を測定して塑性異方性指数を導出した。導出された値を、それぞれ、r、r45、およびr90とし、rはr=(r+2r45+r90)/4とした。
ホウロウ処理用試験片は、完全に脱脂した後、下釉を塗布し、200℃で10分間乾燥して水分を完全に除去した。乾燥された試験片は、830℃で7分間維持して焼成処理を施した後、常温まで冷却した。下釉ホウロウ処理が完了した試験片は、上釉を塗布した後、200℃で10分間乾燥して水分を完全に除去した。乾燥された試験片は、800℃で7分間維持して焼成処理を施した後、空冷した。この時、焼成炉の雰囲気は、30℃の露店温度で爪飛びが最も発生しやすい厳しい条件とした。ホウロウ処理が完了した試験片は、200℃維持炉に20時間維持して爪飛びを発生させた後、爪飛びの数を目視確認した。
ホウロウ密着性の評価は、密着指数を用いたが、密着試験機器(ASTM C313−78規格による試験機器)を用いて密着指数を測定した。
下記の表2は、発明鋼および比較鋼の各々の機械的性質、ホウロウ処理条件別のホウロウ特性、および析出物の大きさおよび数を示す。
Figure 2011530658
表2において、発明鋼1〜4は、r値が1.5以上であり、延伸率が45%以上であるため、機械的性質が良好である。また、発明鋼1〜4は、析出物の数および大きさが本発明で制限した範囲に属するため、厳しい条件でも爪飛びを防止することができることがわかる。
また、発明鋼1〜4は、ホウロウ密着指数も95%以上と高く、密着性が良好であることがわかる。
一方、表1を参照すると、比較鋼1のL値は1.44で、2.0より小さく、比較鋼1の表面には欠陥が発生した。また、比較鋼1のF値は−1.14で、0より小さい。また、表2を参照すると、比較鋼1のr値は1.65である。
したがって、比較鋼1を使用して、形状が複雑であるかまたは深絞り加工が必要な部品をつくる時、加工クラックが発生する可能性が高い。また、比較鋼1は、析出物が小さく、数も少なく、チタンの添加量が少なく、爪飛び欠陥が21個発生した。
比較鋼2は、L値が2.69であり、表面に欠陥が発生しなかった。しかし、比較鋼2のF値が負の数であり、r値が小さく、成形加工時にクラックが発生する可能性が非常に高い。また、比較鋼2は、チタンの含有量が少なく、析出物が小さく、その数も少ないため、爪飛びが42個も発生した。
比較鋼3のL値およびF値は本発明の範囲に属し、表面欠陥が発生しなかった。また、r値も1.89と良好である。しかし、比較鋼3は、窒素の含有量が発明鋼より多いため、ホウロウ処理後、気泡欠陥が発生した。また、比較鋼3は、硫黄の含有量が少なく、析出物の大きさは、本発明で規定した範囲内に属する。しかし、析出物の数が少なく、爪飛びが発生した。
比較鋼4のL値およびF値は本発明の範囲に属し、表面欠陥が発生しなかった。また、r値が大きく、成形性が良好であることがある。しかし、比較鋼4は、硫黄の含有量が少なかった。そして、析出物が本発明の範囲を逸脱し、析出物の数も少なかった。また、比較鋼4で爪飛びが発生した。一方、比較鋼4は、窒素の含有量が多く、ホウロウ処理後、気泡欠陥が発生した。また、比較鋼4は、チタンの含有量が多く、ホウロウ密着性が85%と低かった。
上述したように、本発明の好ましい実施例を参照してホウロウ用鋼板およびその製造方法について説明したが、当該技術分野における熟練した当業者であれば、下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想および領域を逸脱しない範囲内で本発明の多様な修正および変更が可能であることを理解することができるはずである。
そして、このようなホウロウ用鋼板では、F=(Ti/48−C/12−N/14−0.5×S/32)/(C/12+N/14)で定義されるF値が0より大きく5以下であり得る。
そして、ホウロウ用鋼板を製造するためのスラブは、L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)で定義されるL値が2〜10であり、F=(Ti/48−C/12−N/14−0.5×S/32)/(C/12+N/14)で定義されるF値が0より大きく5以下であり得る。
[式2]
F=(Ti/48−C/12−N/14−0.5×S/32)/(C/12+N/14
そして、本発明の一実施例によるホウロウ用鋼板において、チタン、窒素、炭素、および硫黄の関係は、加工時の成形性と関連づけられている。これらの元素の相関関係を、式2のように、F値{F=(Ti/48−C/12−N/14−0.5×S/32)/(C/12+N/14)}に定義する。

Claims (8)

  1. 重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、およびN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含み、かつ、
    大きさが0.01〜0.4μmのTiSまたは(Ti、Mn)S析出物を、平方センチメートルあたり3×10個以上で含むことを特徴とする、ホウロウ用鋼板。
  2. 前記ホウロウ用鋼板は、L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)で定義されるL値が2〜10であることを特徴とする、請求項1に記載のホウロウ用鋼板。
  3. 前記ホウロウ用鋼板は、F=(Ti/48−N/14−C/12−S/32)/(N/14+C/12)で定義されるF値が0より大きく5以下であることを特徴とする、請求項2に記載のホウロウ用鋼板。
  4. 重量%で、C:0より大きく0.005%未満、Mn:0.2〜1.0%、S:0.04〜0.08%、P:0.005〜0.02%、Al:0.01〜0.1%、Ti:0.06〜0.1%、およびN:0より大きく0.003%未満、並びに残部Feおよびその他の不可避不純物を含むスラブを製造するステップと、
    前記スラブを1200℃以上で加熱するステップと、
    加熱された前記スラブを粗圧延後、Ar3以上の温度で仕上げ圧延することにより、熱延鋼板を製造するステップと、
    前記熱延鋼板を550〜750℃で巻取る巻取りステップ
    とを含むことを特徴とする、ホウロウ用鋼板の製造方法。
  5. 前記巻取りステップの後、圧下率50〜90%で冷間圧延を行うことにより、冷延鋼板を製造するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項4に記載のホウロウ用鋼板の製造方法。
  6. 前記冷延鋼板を700℃以上の温度で20秒間以上連続焼鈍するステップをさらに含むことを特徴とする、請求項5に記載のホウロウ用鋼板の製造方法。
  7. 前記スラブは、L=((Ti/48−N/14−C/12)+Mn/58)/(S/32)で定義されるL値が2〜10であり、F=(Ti/48−N/14−C/12−S/32)/(N/14+C/12)で定義されるF値が0より大きく5以下であることを特徴とする、請求項4〜6のいずれか一項に記載のホウロウ用鋼板の製造方法。
  8. 前記ホウロウ用鋼板の製造方法により製造されたホウロウ用鋼板は、大きさが0.01〜0.4μmのTiSまたは(Ti、Mn)S析出物を、平方センチメートルあたり3×10個以上で含むことを特徴とする、請求項7に記載のホウロウ用鋼板の製造方法。
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