JP2011516666A - ポリグリセロールエステルを含む効果組成物 - Google Patents

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Abstract

キサンタンガム、及び会合性増粘剤又は可溶性ケイ酸塩の何れかからなる増粘系、1つ以上の酵素、酵素安定剤、及び7.0〜10のpHを有する水から配合された、望ましいレオロジーを有する洗剤組成物。

Description

本発明の組成物は、キサンタンガム、補助増粘剤、酵素、及び指定されたレオロジーを有する酵素安定化系を有するゲル自動洗浄用洗剤組成物に関する。
ゲル自動食器洗浄用洗剤の消費者は、洗浄性能のみを求めるのではなく、洗剤が消費者に受け入れられるためには、ゲル洗剤は、容器から食器洗浄機内に分与するときにはある所望の状態に振る舞い、次に洗剤が食器洗浄機内に分与された後には幾分異なる状態に振る舞うこともまた要求される。ゲル洗剤が薄すぎる場合、即ち水により類似した粘弾性的特性を呈する場合、消費者はゲル洗剤の洗浄効果が減少したと感じ、ゲル洗剤を受け付けないであろう。逆に、ゲル洗剤が濃すぎると、即ち練り歯磨きなどにより類似した粘弾性を呈する場合、消費者はゲル洗剤が洗浄中に完全に溶解しないと感じ、またボトルから完全に分与されないと感じ、彼らの購入品の価値を十分に受け取っていないと感じるであろう。ゲル洗剤が相のちょう度を欠いている場合、即ち、ゲル洗剤が、例えばヨーグルトの表面上に集まった乳清のような離液(synereis)に酷似した、より粘調なバルク流体の周りの液体の薄い層の外観のような明らかに異なる相を呈している場合、消費者はこれを低品質と感じてしまい、ゲル洗剤を受け付けないであろう。
ゲル自動洗浄用洗剤組成物は、新しい構成成分に反応し、又は現行の構成成分の濃度の変化に応答し、それはこのような組成物を配合する人々にとっても予測が付かない。
ゲル自動洗浄用洗剤などの洗浄組成物内におけるリン酸塩ビルダーの使用の制限によって、このようなゲル自動洗浄用洗剤組成物の粘度が変更される。米国特許第6,835,703号の中で、酵素を含有するゲル自動食器洗浄組成物中の増粘剤として、pH7未満のキサンタンガムが使用されてきた。しかし、このような系中の酵素は比較的低い安定度を有しており、したがって、酵素安定化系を必要とする。更に、米国特許第6,835,703号の中のこのような組成物は、pH8.5の凝固ゲルとなることが分かっている。
酵素は、酵素の三次元構造を変性させ、又は酵素を分解することによって不安定化することができる。一般的な不安定化剤として、水のような極性溶媒などの溶媒、微生物の攻撃、電解質、帯電界面活性剤、温度、及び極度のpHが挙げられる。安定剤を添加することで、ホウ酸、グリコール類、小有機酸、及び塩化カルシウムを含む(include)酵素の構造が堅くなる。更に、プロテアーゼには自ら及びその他の酵素を攻撃する傾向があり、製剤内で自己分解及びタンパク質分解を引き起こす。
従来型の酵素安定化系の幾つかには、ホウ酸、ホウ砂、(四ホウ酸ナトリウム十水和物)及びアルカリ金属ホウ酸塩が挙げられる。しかし、これらの原料のキサンタンガムとの相互作用は、ゲル自動洗浄用洗剤組成物を凝固させ、好ましくないレオロジーを有せしめる。WO 93/21299号を参照されたい。
米国特許出願第2005/0234318A1号は、酵素の安定化剤(stabilizing aids)として、水相溶性有機溶媒及び可溶性カルシウム塩の使用について述べている。WO 2007/141527号は、酵素の安定化系として、1つ以上の二価金属化合物又は塩及び1つ以上の非イオン性界面活性剤の使用について述べている。しかし、本明細書内で更に規定された試験によれば、例示された製剤は、望ましいレオロジー又は酵素の安定度を有するように見えない。
したがって、消費者の好むレオロジーを呈し、滑らかでクリーム状のちょう度をもたらす増粘剤としてキサンタンガムを使用し、かつ安定した酵素系を有するゲル自動洗浄用洗剤組成物の必要性が生じる。
(a)(i)キサンタンガム及び(ii)会合性増粘剤又は可溶性ケイ酸塩を含む増粘系、(b)1つ以上の酵素、(c)酵素安定化、及び(d)水を含む洗剤組成物であって、この組成物は、8.5〜10のpH、並びに1秒-1で約9,000〜約26,000センチポアズの粘度、150秒-1で約100〜約1,300センチポアズの粘度、約9.0〜約26.00パスカル秒のK、1.0未満のn、及び2.0パスカルを超える降伏点の、指定されたレオロジーを有する洗剤組成物。
理想的には、ゲル自動洗浄用洗剤組成物は、ずり減粘特性を呈し、比較的高い降伏値を有する非ニュートン流体であるべきである。静止状態において、ゲル自動洗浄用洗剤組成物は、比較的高い粘度を有するべきである。安定度も同様に最も重要であって、即ち、長時間放置後に相分離又は漏れの顕著な証拠があるべきではない。ゲル自動洗浄用洗剤組成物は、剪断力が印加されたときに、一定の流量、したがって分与されている組成物の体積を与える分与オリフィスを有する容器から容易に分与されるべきである。
ゲル自動洗浄用洗剤組成物が一旦食器洗浄機内(おそらく分与カップ又は自動投与機構を有する食器洗浄機内)に分与されると、組成物は、再度その初期の静止状態及び比較的高い粘度に戻るべきである。
次に、ゲル自動洗浄用洗剤組成物は、洗浄条件下において、組成物が分与カップ又は自動投与機構から分与され、又は分散されることができるように振る舞うべきである。
「食卓用食器類」とは、ガラス、プラスチック、セラミック、金属、木材、磁器などでできているものを含み、これに限定されない、任意の種類の皿類、ガラス食器類、調理器具、及び/又は金属製食器、並びに金属、プラスチック、木材、ガラス、セラミック、磁器などでできている全ての種類を含む任意の種類の金属製食器を意味する。食卓用食器としては、調理用及び食事用台所用品、皿、コップ、ボウル、グラス、金属製食器、ポット、パン及び類似の表面を挙げることができるが、これらに限定されない。
増粘系
本明細書内の組成物に使用される増粘系は、キサンタンガム又は類似の原料、及び会合性ポリマー又は水溶性ケイ酸塩などの補助増粘剤を含む。増粘系は、組成物の約0.1重量%〜15重量%を構成してもよい。
好適な増粘剤は、粘弾性の揺変性増粘剤である。本発明の組成物中の粘弾性の揺変性増粘剤は、洗剤組成物の約0.1重量%〜約10重量%、好ましくは約0.25重量%〜約8重量%、最も好ましくは約0.5重量%〜5重量%である。
この組成物に使用できる好適な増粘剤には、キサンタンガム、ローカストビーンガム、グアーガムなどの天然ゴム類が挙げられる。1実施形態においては、キサンタンガムが使用されている。キサンタンガム類はバイオポリサッカライド類であり、好適なキサンタンガム類には、KELTROL(登録商標)RD、KELTROL CG−SFT及びKELZAN(登録商標)などのKELTROL(登録商標)の商標名でKelco Corporation社が販売している製品、並びにRHODIPOL(登録商標)、RHODIGEL(登録商標)、及びRHODICARE(登録商標)TなどのRHODICARE(登録商標)の商標名でRhodia社が販売している製品が挙げられるが、これらに限定されない。
補助増粘剤
組成物は、可溶性ケイ酸塩又は会合性増粘剤の何れかを含んでキサンタンガム増粘剤の使用に伴って発生し得る一切の質感の問題に対処してもよい。
可溶性ケイ酸塩
本発明のゲル自動洗浄用洗剤組成物は、水溶性ケイ酸塩を含んでもよい。本明細書内の水溶性ケイ酸塩は、ゲル洗剤組成物の染み/膜化特性に悪影響を与えない範囲において可溶性の任意のケイ酸塩である。本発明の組成物にはアルミノケイ酸塩ビルダーを使用してもよいが、自動食器洗浄用洗剤には好ましくない。
可溶性ケイ酸塩は通常、組成物の総重量に対して、約0.4重量%〜約4.0重量%の量で使用され、より好ましくは約0.75重量%〜約3重量%の量で存在し、最も好ましくは約1重量%〜2重量%の量で存在する。
会合性増粘剤
会合性増粘剤は通常、水溶性をもたらすための、α−β−モノエチレン性不飽和モノカルボン酸、又はアクリル酸若しくはメタクリル酸などの3〜8個の炭素原子からなるジカルボン酸、望ましい重合体主鎖及び増粘特性(body characteristics)を得るための、メチルアクリレート又はエチルアクリレートなどの、界面活性能力を欠いたモノエチレン性不飽和共重合性モノマー、及びポリマーに擬似可塑特性をもたらし、モノエチレン性不飽和モノマーと非イオン性界面活性化合物の反応生成物である、界面活性能力を有するモノマーの3つの構成成分からなる付加重合体であって、このモノマーは、CH3(CH215〜17(OCH2CH2)e OOCC(CH3)=CH2(但し「e」は約10又は20の平均値を有する)などのモノマーを得るための、メタクリル酸と一価非イオン性界面活性剤の反応生成物などの前述のモノマーと共重合性である。より高分子量のポリマーを所望の場合、必要に応じて、最大約2.0%までの、エチレングリコールジアクリレート、ジメタクリル酸、又はジビニルベンゼンなどの(sloth as)ポリエチレン性不飽和モノマーを含んでもよい。
追加的な会合性増粘剤としては、Texaco Chemical Co.社からSurfonic L Seriesの商標名で、及びISP社からGantrez AN−119の商標名で入手可能なエトキシ化C12〜C14第一級アルコールなどの非イオン性界面活性剤と反応した無水マレイン酸コポリマーが挙げられる。
会合性増粘剤としては、ペンシルバニア州Philadelphia市のRohm and Haas Co.社から「Acusol(登録商標)」の商標で入手可能なものなどの、アルカリ可溶性アクリルエマルションポリマーのC10〜C22アルキル基が挙げられる。最も好ましい会合性増粘剤はAcusol.RTM.820(「820」)及び1206A(「1206A」)である。Acusol(登録商標)820は、40.0%のメタクリル酸、50%のエチルアクリレート及び10.0%の、約20モルのエチレンオキシドを含むステアリルオキシポリエチルメタクリルエマルションポリマー(stearyl oxypoly ethyl methacrylic emulsion polymer)からなる30%の活性エマルションポリマーである。Acurol(登録商標)1206Aは、44%のメタクリル酸、50%のエチルアクリレート、及び約10モルのエチレンオキシドを有する6%のステアリルメタクリレートポリマーを含む30%の活性エマルションポリマーである。これらのポリマーは、Dupre氏に交付された米国特許第4,351,754号に説明されている。
会合性増粘剤は通常、組成物の総重量に対して、約0.01重量%〜約1.0重量%の量で使用され、より好ましくは約0.05重量%〜約0.5重量%の量で存在し、最も好ましくは約0.1重量%〜0.3重量%の量で存在する。
本明細書内で使用されるとき、酵素とは、ゲル洗剤組成物中の、洗浄効果、染み除去効果、ないしは別の方法で有益な効果を有する任意の酵素を意味する。好ましい酵素は、プロテアーゼ、アミラーゼ及びリパーゼなどの加水分解酵素である。自動食器洗浄に非常に好ましいのは、現在市販されている種類及び改良型の両方を含むアミラーゼ及び/又はプロテアーゼである。酵素は通常、「洗浄に有効な量」を提供するのに十分な濃度で瞬間洗剤(instant detergent)組成物中に組み込まれる。「洗浄に有効な量」という用語は、食卓用食器類などの基材に対して洗浄、染み除去、又は汚れ除去効果を生み出すことが可能な任意の量を指す。
本明細書内の組成物は、約0.001重量%〜約10重量%、好ましくは約0.005重量%〜約8重量%、最も好ましくは約0.01重量%〜約6重量%の酵素安定化系を含むことができる。
酵素安定化系の目的は、組成物が製造された時点から組成物が使用される時点までの間、組成物中の酵素を保護することである。酵素活性は、好ましくは約60%〜100%に維持され、より好ましくは約70%〜100%に維持され、更に好ましくは約80%〜100%に維持される。1実施形態において、安定化酵素はプロテアーゼであって、酵素活性は当該プロテアーゼのそれである。
酵素活性は以下の方法を使用して試験してもよい(may be testing)。
酵素活性試験用の0.12L(4oz)の瓶の製品(「製品」)を32℃(華氏90°)で24日間(4週間)(24 days(4 weeks))保持し、酵素活性を7日(1週間)間隔で試験する。事前計量された酵素を添加した無酵素の製品から生成した試験液から作成した較正曲線に対して、活性を測定する。
100gの無酵素の製品中の活性酵素のmg値が、100gの無酵素の製品中1〜7mgの活性酵素となるように試験液を生成する。60マイクロリットルの試験液を個別のキュベット内に添加する。(Add, is placed)各キュベット内に1.5mLのスクシニル−L−ALA−L−ALA−L−PRO−PHE1−p−ニトロアニリド(「PNA」)基材を添加し、転倒混和する。
PNA基材は、200マイクロリットルのPNA溶液(0.250±0.005gのパラニトロアリニドを小型のガラス製バイアル瓶に分与し、ピペットで2mLのDMSOを添加する。旋回させて混和する)を20mLのトリス緩衝液に添加して混和することによって調製できる(prepared add, and mix)。
トリス緩衝液は、1リットルビーカーに、12.0gのトリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン、1.5gのCaCl2.2H2O及び5.0gのチオ硫酸ナトリウムを計量分与(measuring)することによって調製できる。800〜900mLの脱イオン水を添加し、攪拌して溶解させる。濃縮された塩酸でpH8.3に調整し、脱イオン水で1リットルとする。
Kontron Uvikon 930などの分光光度計を使用し、以下のパラメーターを設定して100gのF.P.試料中の1〜7mgの活性酵素を測定する。
1アラニン、アラニン、プロリン、フェニルアラニン
Figure 2011516666
及び参照としての無酵素の半加工製品。最低5〜最低10個のδ吸光度をプロットする。次に、60マイクロリットルの製品をキュベット内に添加することによって製品を試験する。1.5mLのPNA基材を各キュベットに添加して転倒混和する。酵素活性は、分光光度計の上述のパラメーター及び較正曲線を使用して決定できる。
1実施形態において、32℃(華氏90°)で4週間後、初期(試験の第1日目)の製品の酵素活性と比較して製品の最低60%の酵素活性であった。別の実施形態において、32℃(華氏90°)で4週間後、初期(試験の第1日目)の製品の酵素活性と比較して製品の約60%〜100%の酵素活性であった。別の実施形態において、32℃(華氏90°)で4週間後、初期(試験の第1日目)の製品の酵素活性と比較して製品の約70%〜100%の酵素活性であった。
酵素安定化系は、洗浄用酵素及びキサンタンガム増粘剤と相溶性であることのできる(したがって、ホウ酸、ホウ砂(四ホウ酸ナトリウム十水和物)及びアルカリ金属ホウ酸塩を除く)任意の安定化系であってよい。このような安定化系は、カルシウムイオン、グリセリン、プロピレングリコール、短鎖カルボン酸及びこれらの混合物を含むことができる。
1実施形態において、酵素安定化系は、以下の式(I)のフェニルボロン酸誘導体酵素安定剤を含む。
Figure 2011516666
但し、式(I)中のRは、水素、ヒドロキシ、C1〜C6アルキル、置換C1〜C6アルキル、C1〜C6アルケニル及び置換C1〜C6アルケニルからなる群から選択される。
好ましい実施形態は、酵素及び上記に開示した式のフェニルボロン酸誘導体酵素安定剤を含む液体組成物を提供する。但し、式(I)のRは、C1〜C6アルキルであり、特に、式(I)中のRは、CH3、CH3CH2若しくはCH3CH2CH2であって、又は式(I)中のRは水素である。好ましい化合物は、4−ホルミルフェニルボロン酸である。
別の実施形態において、酵素安定化系は、トリペプチド酵素阻害剤である。トリペプチド酵素阻害剤とは、置換されていても非置換であってもよい3つのアミノ酸類又はそれらの誘導体類を含む化合物を意味する。1つの代表的なトリペプチド酵素阻害剤は式(II)を有する。
Figure 2011516666
式(II)中、Aはジアミノ酸部分であり、より具体的にはジアミノ酸部分は、アラニン(Ala)、アルギニン(Arg)、アスパラギン(Asn)、アスパラギン酸(Asp)、システイン(Cys)、グルタミン(Gln)、グルタミン酸(Glu)、グリシン(Gly)、ヒスチジン(His)、ホモフェニルアラニン(HPhe)、イソロイシン(Ile)、ロイシン(Leu)、リジン(Lys)、メチオニン(Met)、フェニルアラニン(phenyalanine)(Phe)、フェニルグリシン(PGly)、プロリン(Pro)、セリン(Ser)、トレオニン(Thr)、トリプトファン(Trp)、チロシン(Tyr)、及びバリン(Val)から選択される2つのアミノ酸の組み合わせである。
式(II)の1実施形態において、Aは、アラニン、グリシン、ロイシン、バリン、イソロイシン、プロリン、リジン、フェニルアラニン、ホモフェニルアラニン、フェニルグリシン、トリプトファン、グリシン、アルギニン、メチオニン、及びこれらの組み合わせの内の2つ、なお更により具体的にはバリン及びアラニンを含む。
ジアミノ酸部分が、あらゆる好適な光学異性体であってよく、即ち、ジアミノ酸部分はL若しくはD配置又はその組み合わせのいずれかにおいて光学活性であってもよく、光学不活性であってもよく、あるいはラセミ混合物であってもよい。同様に、ジアミノ酸部分を含む個々のアミノ酸類及び/又は可逆的ペプチドプロテアーゼ阻害剤は、L若しくはD配置又はその組み合わせのいずれかにおいて光学活性であってもよく、あるいは光学不活性であってもよく、あるいはラセミ混合物であってもよい。
式(II)中、XはH、電子求引性基、及びこれらの混合物である。好適な電子求引性基の非限定例としては、CF2H、CH2F、CF2−R CHF−R、CO2−R、CH2Cl、置換又は非置換イミダゾール類、置換又は非置換チオイミダゾール(thioamidazoles)類、置換又は非置換ベンゾイミダゾール類、及びこれらの混合物が挙げられるが、これらに限定されず、式(II)中のRは(R formula(II))、直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換C1〜C6アルキル、直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換C4〜C8シクロアルキル部分、及びこれらの混合物からなる群から選択される。
式(II)中、Zは、
Figure 2011516666
及びこれらの混合物、より具体的には、
Figure 2011516666
及びこれらの混合物、更により具体的には、
Figure 2011516666
及びこれらの混合物から選択されるN−キャッピング部分である。
式(II)中のR’は、直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換C1〜C6アルキル、フェニル、直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換C7〜C9アルキルアリール、直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換C4〜C8シクロアルキル部分、及びこれらの混合物、より具体的には直鎖又は分枝鎖C1〜C6アルキル、フェニル、直鎖又は分枝鎖C7〜C9アルキルアリール、及びこれらの混合物、更により具体的には、直鎖又は分枝鎖C1〜C6アルキル、直鎖又は分枝鎖の置換又は非置換C5〜C9アルキル複素環、及びこれらの混合物から独立して選択される。
好適なトリペプチド酵素抑制剤の代表的な非限定例としては、
Figure 2011516666
及びこれらの混合物が挙げられる。
可逆性ペプチドプロテアーゼ抑制剤は、任意の好適な方法で調製してもよい。可逆性ペプチドプロテアーゼ安定剤の製造に好適なプロセスの具体例は、米国特許第6,165,966号に見出すことができる。
pH調整成分−上述のゲル自動洗浄用洗剤構成成分は、望ましくは約8.0〜10.0の、より好ましくは約8.5〜約9.8の純粋pH(neat pH)を含む。より良い酵素安定度のためには、純粋pHは、好ましくは約10.0未満、最も好ましくは約9.5未満であることができる。pH調整成分は、望ましくは水酸化ナトリウム又はカリウム、炭酸ナトリウム又はカリウム、ケイ酸カリウム、重炭酸ナトリウム又はカリウム、及びこれらの混合物から選択される。水酸化ナトリウム又は水酸化カリウムが、純粋pHを上述の範囲内に上昇させるための好ましい成分である。本明細書内で使用されるとき、「純粋pH]とは、組成物を水で希釈せずに、組成物のpHを試験することを意味する。
レオロジー
消費者は、ゲル自動洗浄用洗剤組成物の使用中に、明確に2度にわたって濃さを経験する。先ず、消費者がボトルから製品を分与するときに、ボトルの開口部を通って流れる液体の抵抗が消費者の濃さに対する感じ方に影響するであろう。低抵抗であれば薄く水っぽいと感じられる一方、高抵抗であれば濃すぎると感じられるであろう。この流れの抵抗は、消費者による分与中の液体に印加される剪断速度における液体の粘度の関数である。分与中の代表的な剪断速度は、150インバース秒(inverse second)であってよい。
濃さの2番目の印象は、製品が食器洗浄機の分与カップ内に見えているときの製品の検査時に消費者によって形成される。分与されるときに盛り上がり、カップ内でその形状をある程度維持する場合、消費者は製品を受け入れているであろう。しかし、液体がカップ内で、ちょうど水がそうであるように、容易に平らな表面を形成する場合、消費者はこの製品を薄いと感じ、ゲル洗剤の洗浄性能が低下しているとして受け付けないであろう。液体の降伏点は、この特定の液体挙動と相関できる。
分与中に必ずしも消費者が観察できないものの、食器洗浄機のドアが閉じているときに3番目の点が発生する。製品は、閉じた主要洗浄分与カップからの流出に耐えるように、十分に高い粘度を有さなければならない。重力がゲルを食器洗浄機内に時期尚早に引っ張ろうとするであろうから、ゲル自動洗浄用洗剤組成物は、主要洗浄サイクル中に使用できないであろう。したがって、消費者は、ゲル洗剤の低下した性能を経験することとなる。閉じたカップを介して液体にかかる重力の代表的な剪断速度は、1インバース秒であり得る。
粘度とは、剪断速度に対する剪断応力の比に関して液体が呈する流れの内部抵抗の測定単位である。降伏値とは、ゲルの強度が超過し、流れが開始する剪断応力の指標である。
液体のレオロジーを特徴付ける本明細書内の好ましい方法は、Rheology Advantageソフトウェアを搭載してレオメーターを制御し、レオメーターが液体に印加された様々な力に対する液体の応答を測定するときに、レオメーターが生成したデータを収集する、Advanced Rheometer AR 2000の使用によるものである。
次に、レオメーターが収集したデータを、TA Instruments Thermal Analysis and Rheology社が提供するTA Data Analysisソフトウェアを使用して評価し、液体のレオロジーを特徴付けることができる。レオロジーを特徴付けるために、レオメーターは先ず、指定された工具(この場合、2度の勾配を有する直径40ミリメートルのステンレススチール製円錐板)を使用して製造者の推奨する方法に従って較正が行われる。
適正な較正後、少量の液体の試料を計器上に乗せ、工具と測定板との間の指定されたギャップに工具を配置する。試料及び装置を25℃で温度均衡させる。次に、剪断速度が0.01インバース秒から1.00インバース秒まで上昇するときに、デケード当たり30ポイントを記録しながら、レオメーターが剪断応力を測定する。試料を、5秒間、1インバース秒の剪断速度で保持し、剪断応力を5秒間、1秒毎に測定する。次に、剪断速度が1.00インバース秒から0.01インバース秒まで下降するときに、デケード当たり30ポイントを記録しながら、レオメーターが剪断応力を測定する。
試料は、均衡状態に戻るために、1分間の静止が与えられる。0.25インバース秒での剪断力を5秒間印加する。次に、剪断速度が0.25インバース秒から150インバース秒まで上昇するときに、デケード当たり30ポイントを記録しながら、レオメーターが剪断応力を測定する。試料を、5秒間、150インバース秒の剪断速度で保持し、剪断応力を5秒間、1秒毎に測定する。次に、剪断速度が150インバース秒から0.25インバース秒まで下降するときに、デケード当たり30ポイントを記録しながら、レオメーターが剪断応力を測定する。
次に、レオメーターが収集したデータを使用して、消費者が好むゲル自動洗浄用洗剤組成物のレオロジーに相関づけることができる特定のレオロジー的パラメーターを推測できる。このような1組のパラメーターには、K及びnの値が含まれる。これらの値は、指数法則の方程式を使用して決定できる。
指数法則の方程式
剪断応力=粘度*剪断速度n
指数法則の方程式が、剪断力の関数としての粘度の変化を予測する上で利用可能な最も簡単な方法である。ほとんどの非ニュートン流体は、この方程式を使用して説明できる。粘度は、ちょう度係数Kで置換される。定義により、1.0インバース秒の剪断速度において、Kは粘度と等しくなるであろう。ずり減粘液体に関して、指数nは1未満の値を有するであろう。K及びnの値は、ずり減粘液体の加工工程で使用される装置の設計上の必要条件を規定するために一般的に使用され、ゲル洗剤の消費者による受け入れを測るためにも使用できる。
ずり減粘液体の降伏点を評価する上で有用なモデルは、ハーシェルバークレイの方程式である。
ハーシェルバークレイの方程式
剪断応力=降伏点+粘度*剪断速度n
TA Data Analysisソフトウェアを使用して、レオメーターから収集されたデータを評価して降伏点K及びnの値を予測することができる。ハーシェルバークレイの方程式を使用して降伏点が計算され、0.04インバース秒から0.01インバース秒までの剪断速度の下降曲線からデータが評価される。指数法則の方程式を使用してK及びnの値が計算され、1.0インバース秒から0.04インバース秒までの剪断速度の下降曲線からデータが評価される。
ゲル自動洗浄用洗剤組成物の粘度は、1秒-1で約9,000〜約26,000センチポアズ、150秒-1で約100〜約1,300センチポアズの粘度、Kは約9.0〜26.00パスカル秒、nは1.0未満であり、降伏点は2.0パスカルを超える。
1実施形態において、ゲル自動洗浄用洗剤組成物のゲル自動洗浄用洗剤組成物粘度は、1秒-1で約9,000〜約10,000センチポアズ、150秒-1で約100〜約200センチポアズの粘度、Kは約9.0〜10.00パスカル秒、nは1.0未満、降伏点は2.0パスカルを超える。
1実施形態において、ゲル自動洗浄用洗剤組成物のゲル自動洗浄用洗剤組成物粘度は、1秒-1で約14,000〜約26,000センチポアズ、150秒-1で約450〜約1,300センチポアズの粘度、Kは約14.00〜26.00パスカル秒、nは1.0未満であり、降伏点は3.40パスカルを超える。
1実施形態において、ゲル自動洗浄用洗剤組成物のゲル自動洗浄用洗剤組成物粘度は、1秒-1で約20,000センチポアズ、150秒-1で720センチポアズの粘度、Kは20.00パスカル秒、nは0.1〜0.3であり、降伏点は12.00パスカルを超える。
低起泡性非イオン性界面活性剤
本願のゲル自動洗浄用洗剤組成物は、低起泡非イオン性界面活性剤(LFNI)を含む。LFNIは、約0.1%〜約2%の量で存在できる。LFNIは、LFNIがゲル自動洗浄用洗剤に付与する滑水(water-sheeting)作用(特にガラスからの)を改善するために、ゲル自動洗浄用洗剤に最も一般的に使用される。
好ましいLFNIとしては、非イオン性アルコキシル化界面活性剤、特に第一級アルコール類から誘導されるエトキシレート類、及びこれらとポリオキシプロピレン/ポリオキシエチレン/ポリオキシプロピレン(PO/EO/PO)リバースブロックポリマーのようなより高級な界面活性剤とのブレンドが挙げられるが、それらに限定されない。PO/EO/POポリマー型界面活性剤は、特に卵などの一般的な食べ物の汚れ成分に関連した起泡抑制作用又は消泡作用を有することが周知である。
好ましい実施形態において、LFNIは、一価アルコール、又は環状炭素原子を除く約8〜約20個の炭素原子を含有するアルキルフェノールと、平均的に1モルのアルコール又はアルキルフェノール当たり約6〜約15モルのエチレンオキシドの反応から誘導されるエトキシ化界面活性剤である。
特に好ましいLFNIは、アルコール1モル当たり平均約6〜約15モル、好ましくは約7〜約12モル、最も好ましくは約7〜約9モルのエチレンオキシドと縮合された、約16〜約20個の炭素原子を含有する直鎖脂肪族アルコール(C16〜C20アルコール)、好ましくはC18アルコールから誘導される。好ましくは、このように誘導されたエトキシル化非イオン性界面活性剤は、平均と比べると狭いエトキシレート分布を有する。
LFNIは、任意で、プロピレンオキシドを約15重量%までの量で含有することができる。本発明のゲル自動洗浄用洗剤には、ミシガン州Wyandotte市のBASF−Wyandotte Corp.社によってPLURONIC(登録商標)及びTETRONIC(登録商標)と名づけられた一定のブロックポリマー界面活性剤組成物が好適である。LFNIが存在する本明細書内の非常に好ましいゲル自動洗浄用洗剤は、エトキシ化一価アルコール又はアルキルフェノールを使用し、ポリオキシエチレン、ポリオキシプロピレンブロックポリマー化合物を更に含み、LFNI中のエトキシ化一価アルコール又はアルキルフェノールの部分は、LFNI全体の約20%〜80%、好ましくは約30%〜約70%を構成する。
その他の使用可能なLFNIとしては、約8度のエトシキ化を有するC18アルコールポリエトキシレートが挙げられ、SLF18としてOlinCorp.社から市販されている。
分散性ポリマー
本明細書内の好ましい組成物は、一般的にゲル自動洗浄用洗剤の0〜約25重量%、好ましくは約0.5重量%〜約20重量%、より好ましくは約1重量%〜約7重量%の範囲の分散剤ポリマーを更に含有してもよい。
本発明の組成物中で使用するのに好適な1分散剤ポリマーは、式(III)を構成するエトキシ化カチオン性ジアミンを含む。
Figure 2011516666
式(III)中のXは、H、C1〜C4アルキル又はヒドロキシアルキルエステル又はエーテル基、及びこれらの混合物からなる群から選択される非イオン基であって、nは少なくとも約6であり、0〜4(例えばエチレン、プロピレン、ヘキサメチレン)である。好ましいエトキシ化カチオン性ジアミンに関して、式(III)中のnは、一般的に約12〜約42の範囲で少なくとも約12である。エトキシ化カチオン性ジアミンに関する更なる情報については、米国特許第4,659,802号を参照されたい。
本明細書内で好適に用いられる更に好適な分散剤ポリマーを、式(IV)によって例示する。
Figure 2011516666
式(IV)は、アクリル酸(AA)、マレイン酸(MA)及びナトリウム3−アリルオキシ−2−ヒドロキシ−1−プロパンスルフォン酸(HAPS)コポリマーであって、好ましくは約45重量%のAAのポリマー、約45重量%のMAのポリマー、及び約10重量%のHAPSのポリマーを含む。分子量は、約8000〜約15000であってよい。1実施形態において、式(IV)は、約8000〜約8500の分子量を含む。別の実施形態において、式(IV)は、約12500〜約13300の分子量を含む。式(IV)中の塩は、ナトリウム塩又はカリウム塩などの任意の水溶性塩から選択できる。
本明細書に好適に用いられる更に好適な分散剤ポリマーを、フィルム形成ポリマーによって例示する。本明細書で分散剤として使用するのに好ましいのは、Rohm&Haas社から提供されるACUSOL(登録商標)480Nのような、アクリル酸、マレイン酸及びメタクリル酸から合成されたコポリマー、及びAlco社から提供されるALCOSPERSE(登録商標)ポリマーのような、カルボキシレート及びスルホネートモノマーの両方を含有するポリマーである。1実施形態において、ALCOSPERSE(登録商標)725という商標の下に販売されているALCOSPERSE(登録商標)ポリマーは、式(IV)(formula(IV))中に示された以下の構造を有するスチレン及びアクリル酸のコポリマーである。
Figure 2011516666
但し、式(V)中のx:y比は、約60:40〜約50:50であって、ポリマーは約8000の分子量を有する。
特定の実施形態において、分散性ポリマーは、当該組成物の約0.01重量%〜約25重量%、又は約0.1重量%〜約20重量%、あるいは約0.1重量%〜約7重量%の範囲の量で存在してよい。
更に好適な分散剤ポリマーは、一般式(V):H2PO3−(CH2−CHCOOH)n−(CHCOOH−CHCOOH)m−に従って本明細書内で用いるポリアクリルホスホノ(polyacrylic phosphono)末端基ポリマー又はアクリル−マレイン酸ホスホノ末端基コポリマーを含み、式(VI)中のnは0を超える整数、式(VI)中のmは0(ポリアクリルポリマーの場合)又はこれを超える(アクリル−マレイン酸コポリマーの場合)の整数であり、式(VI)中のn及びmは500〜200,000、好ましくは500〜100,000、より好ましくは1,000〜50,000のポリマーの分子量を与えるように独立して選択される整数である。ポリアクリレートに関して、式(VI)中のmはゼロである。本明細書に用いる好適なポリアクリルホスホノ末端基ポリマー又はアクリル−マレイン酸ホスホノ末端基コポリマーは、Rohm &Haas社からACUSOL(登録商標)E 420、470又は425という商標名で入手可能である。Acusol425Nを使用した1実施形態において、Acusol425Nは、Rohm&Haas社から入手可能な、アクリル−マレイン酸(80/20比)ホスホノ末端基コポリマーである。
特に好ましい分散剤ポリマーは、低分子量の変性ポリアクリレートコポリマーである。このようなコポリマーは、モノマー単位として、a)約90重量%〜約10重量%、好ましくは約80重量%〜約20重量%のアクリル酸又はその塩、及びb)約10重量%〜約90重量%、好ましくは約20重量%〜約80重量%の置換アクリルモノマー又はその塩を含有し、一般式(VII)[(C(R2)C(R1)(C(O)OR3)]を有し、式(VII)中の角括弧内の未完結結合価(incomplete valencies)は水素であり、式(VII)中の少なくとも1つの置換基R1、R2又はR3、好ましくは式(VII)中のR1又はR2は、1〜4炭素アルキル又はヒドロキシアルキル基であって、式(VII)中のR1又はR2(R2)は水素であることができ、式(VII)中のR3(R3)は水素又はアルカリ金属塩であることができる。最も好ましいのは、置換アクリルモノマーであって、式(VII)中のR1(R1)はメチルであり、式(VII)中のR2は水素であり、式(VII)中のR3はナトリウムである。
低分子量のポリアクリレート分散剤ポリマーは、好ましくは約15,000未満、好ましくは(preferably)約500〜約10,000、最も好ましくは約1,000〜約5,000の分子量を有する。本明細書に用いるのに最も好ましいポリアクリレートコポリマーは、3500の分子量を有し、約70重量%のアクリル酸及び約30重量%のメタクリル酸を含む、完全に中和された形態のポリマーである。
その他の増粘剤
キサンタンガム増粘剤に加えて、その他の増粘剤を使用してもよい。好適なのは、CARBOPOL(登録商標)という商標名でニューヨーク州New York市のB.F.Goodrich Company社から市販されている種々のカルボキシビニルポリマー、ホモポリマー及びコポリマーである。これらのポリマーはまた、カルボマー又はポリアクリル酸としても知られている。本発明の製剤に有用なカルボキシビニルポリマーとしては、それぞれ約750,000の分子量を有するCARBOPOL 910、約1,250,000の分子量を有するCARBOPOL(登録商標)941及びCARBOPOL 934、並びに約3,000,000〜4,000,000の分子量を有する940が挙げられる。より好ましいのは、例えばCARBOPOL(登録商標)981、2984、980、及び1382などの、製造工程においてエチルアセテート及びシクロヘキサンを使用するCARBOPOL(登録商標)のシリーズである。
好適な追加増粘剤としては、非直鎖で、水分散性で、ポリアルケニルポリエーテルと架橋し、少なくとも750,000、好ましくは約750,000〜約4,000,000の分子量を有するポリアクリル酸である、本発明のポリカルボキシレートポリマーが挙げられる。本発明に用いるこれらポリカルボキシレートポリマーの好適な例としては、BASF Corporation社から入手可能なポリアクリル酸であるSOKALAN PHC−25(登録商標)、及び3−V Chemical Corporation社から入手可能なPOLYGEL(登録商標)シリーズがある。ポリカルボキシレートポリマーの混合物を使用してもよい。
ヒドロキシエチル及びヒドロキシルメチルセルロース(Dow Chemical社から入手可能なETHOCEL(登録商標)及びMETHOCEL(登録商標)などのセルロース型増粘剤のような半合成増粘剤を使用することもできる。混合無機粘土(例えばアルミニウムケイ酸塩、ベントナイト、ヒュームドシリカ)もまた本明細書で用いる増粘剤として好適である。好ましい粘土増粘剤は、天然又は合成の何れであってもよい。合成粘土としては、米国特許第3,843,598号に開示されたものが好適である。天然粘土としては、米国特許第4,824,590号に開示されたスメクタイト粘土及びアタパルジャイト粘土が挙げられる。
ビルダー
ミネラル硬度及び分散(dispersancy)の制御を補助するために本明細書内の組成物に含むのに好適な、リン酸塩ビルダー以外の洗剤ビルダー。無機並びに有機ビルダーを使用することができる。本発明の1実施形態は、ゲル洗剤組成物に関し、そのビルダーは、炭酸塩ビルダー、ポリカルボキシレート化合物、クエン酸塩、メチルグリシン二酢酸及び/又はその塩、グルタミン二酢酸(glutamatic diacetic acid)及び/又はその塩、並びにこれらの混合物からなる群から選択できる。
炭酸塩ビルダーの例としては、1973年11月15日付けで公開されたドイツ特許出願第2,321,001号に開示されたアルカリ土類及びアルカリ金属炭酸塩がある。炭酸ナトリウム及びセスキ炭酸ナトリウムの種々の等級及び型を使用でき、中でも特定のものは、その他の成分(特に洗浄性界面活性剤)の担体として特に有用である。
本発明の目的に好適な有機洗剤ビルダーとしては、広範なポリカルボキシレート化合物が挙げられるが、これらに限定されるものではない。
他の有用な洗浄性ビルダーとしては、エーテルヒドロキシポリカルボキシレート類、無水マレイン酸のエチレン又はビニルメチルエーテルとのコポリマー、1,3,5−トリヒドロキシベンゼン−2,4,6−トリスルホン酸、及びカルボキシメチルオキシコハク酸、各種第1族アルカリ金属、エチレンジアミン四酢酸及びニトリロ三酢酸のようなポリ酢酸のアンモニウム及び置換型アンモニウム塩、並びにメリト酸、コハク酸、オキシジコハク酸、ポリマレイン酸、ベンゼン−1,3,5−トリカルボン酸、カルボキシメチルオキシコハク酸、及びこれらの可溶性塩のようなポリカルボキシレートが挙げられる。
例えばクエン酸及びその可溶性塩(特にナトリウム塩)などのクエン酸塩ビルダー、それらの再生可能資源からの入手可能性及びそれらの生分解性の故に本明細書内で好適なビルダー。
本発明の組成物中のビルダーとして、メチルグリシン二酢酸及び/又はその塩(MGDA)を使用してもよい。好ましいMGDA化合物は、メチルグリシン二酢酸(iacetic acid)の塩である。好適な塩としては、ジアンモニウム塩、二カリウム塩、好ましくは二ナトリウム塩が挙げられる。
本発明の組成物中のビルダーとして、グルタミン二酢酸及び/又はその塩(GLDA)を使用してもよい。GLDA化合物としては、グルタミン二酢酸の塩が好ましい。好適な塩としては、ジアンモニウム塩、二カリウム塩、好ましくは二ナトリウム塩が挙げられる。
香料−本発明の組成物及び工程に有用な非ブルーミング香料及び香料成分は、アルデヒド、ケトン、エステル、などを含むがこれらに限定されない、広範囲の天然及び合成の化学成分を含む。
金属保護剤(Metal-Protecting Agent)−本発明のゲル洗剤組成物は、腐蝕防止剤及び/又は防錆助剤(anti-tarnish aids)として効果的な1つ以上の材料保護剤(care agents)を含有することができる。
キレート剤−本明細書内の組成物はまた、任意選択的に、例えば鉄及び/又は銅及び/又はマンガンキレート剤のような、1つ以上の選択された繊維金属イオン封鎖剤(transition-metal selective sequestrants)、「キーラント」又は「キレート剤」を含有することもできる。本明細書に用いるのに好適なキレート剤は、アミノカルボン酸、多官能置換された芳香族のキレート剤及びこれらの混合物からなる群から選択できる。本明細書に用いる商用キレート剤としては、BEQUESTシリーズ、並びにMonsanto社、DuPont社及びNalco,Inc.社のキーラントが挙げられる。
有機溶媒−本発明の1実施形態は、低分子量の脂肪族の又は芳香族のアルコール類、低分子量のアルキレングリコール類、低分子量のアルキレングリコールエーテル類、低分子量のエステル類、低分子量のアルキレンアミン類、低分子量のアルカノールアミン類、及びこれらの混合物からなる群から選択される有機溶媒を含む、ゲル洗剤組成物に関する。
ゲル洗剤組成物には、任意の量の任意の添加剤成分を使用してもよい。例えば、添加剤成分は、ナノ粒子、機能化表面分子、ポリマー、界面活性剤、補助界面活性剤、金属イオン、タンパク質、染料、酸、蛍光増白剤、着色剤、充填塩、ヒドロトロープ、防腐剤、抗酸化剤、殺菌剤、殺真菌剤、カラースペクル、可溶化剤、担体及びこれらの混合物からなる群から選択してもよい。
容器
ゲル洗剤組成物は、好適な容器に収容して組成物の輸送及び分与を容易にしてもよい。1実施形態において、容器は、およそ約5mm〜10mmの範囲の直径を有する分与オリフィスを含む。分与オリフィスの形状は、円形、ダイヤモンド形又は涙滴形から選択してもよい。好適なダイヤモンド形又は涙滴形オリフィスの例は、米国特許出願第2005/0194398号、第2006/0016836号及び第2006/0186077号に見ることができる。
Figure 2011516666
1式(IV)のそれなど
2式(I)のそれなど
3式(II)のそれなど
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解すべきではない。それよりむしろ、特に指定されない限り、各こうした寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示される寸法は、「約40mm」を意味するものとする。
「発明を実施するための形態」で引用した全ての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれるが、いずれの文献の引用も、それが本発明に関して先行技術であることを容認するものとして解釈すべきではない。本明細書中の用語の任意の意味又は定義が、参照により組み込まれた文献中の同一の用語の任意の意味又は定義と相反する限りにおいては、本明細書においてその用語に与えられた意味又は定義が適用されるものとする。
本発明の特定の諸実施形態を図示し、記載したが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく他の様々な変更及び修正を実施できることが当業者には自明である。したがって、本発明の範囲内にあるそのような全ての変更及び修正を添付の特許請求の範囲で扱うものとする。

Claims (10)

  1. 式I
    Figure 2011516666
    [式中、Rが、約10〜約22の炭素鎖長を有する脂肪酸エステル基及びHからなる群から選択される]
    の構造を有するポリグリセロールエステルであって、
    a)nが約1.5〜約6であるとき、前記ポリグリセロールエステルの平均エステル化率が約20%〜約100%であり、
    b)nが約1.5〜約5であるとき、平均エステル化率が約20%〜約90%であり、
    c)nが約1.5〜約4であるとき、平均エステル化率が約20%〜約80%であり、
    前記ポリグリセロールエステル混合物の約50%超が少なくとも2つのエステル連鎖を有するポリグリセロールエステル、ならびに
    にトリートメント及び/又は保護剤
    の混合物を含む組成物。
  2. 前記ポリグリセロールエステルの脂肪酸が、約10〜22個の、好ましくは約16〜18個の炭素原子の平均鎖長を有し、前記ポリグリセロールエステルが、約0〜約145、好ましくは0〜約20のヨウ素価を有し、
    a)nが約3〜約6であるとき、エステル化率が約20%〜約100%であり、
    b)nが約3〜約6であるとき、エステル化率が約25%〜約90%であり、
    c)nが約3〜約6であるとき、エステル化率が約35%〜約90%である、
    式Iのポリグリセロールエステルを含む請求項1に記載の組成物。
  3. Rが、約12〜18個の炭素鎖長を有する脂肪酸、H及びこれらの混合物からなる群から選択され、
    脂肪酸の平均炭素鎖長が約15個よりも長く、
    前記脂肪酸が、飽和脂肪酸、不飽和脂肪酸及びこれらの組み合わせからなる群から選択される、請求項1又は2のいずれか一項に記載の組成物。
  4. 第四級アンモニウム化合物を含み、ポリグリセロールエステル対前記第四級アンモニウム化合物の比が約10:1〜約1:5である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。
  5. 前記組成物が、約2.5〜約4のpHを有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。
  6. 前記トリートメント及び/又は保護剤が、非イオン性又はアニオン性界面活性剤、カチオン性ポリマー、乳化剤、芳香剤及びこれらの混合物からなる群から選択される少なくとも1つの成分を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の組成物。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の組成物を生地に適用する工程を含む、生地を処理する方法。
  8. ポリグリセロールエステルを含有する試料を特徴付ける方法であって、
    a)ポリグリセロールエステルを含む試料をイオン化助剤と結合させる工程であって、前記イオン化助剤が溶媒に可溶性であり、イオン化した試料を生成させる工程と、
    b)フーリエ変換質量分析器を使用してイオン化した試料のデータを生成する工程と、
    c)未処理のデータの質量マッピングを正規化する工程であって、前記正規化が、前記ポリグリセロールエステルの繰り返し単位である部分に基づく、工程と、
    d)任意選択的に、前記マップを使用して前記ポリグリセロールエステルを特徴付ける工程と、
    を含む、方法。
  9. 前記繰り返し単位が、グリセロール単位である、請求項8に記載の方法。
  10. 前記イオン化剤がカチオン及びアニオンを含む化合物であって、前記カチオンが、分析される前記ポリグリセロールエステルとの親和性を有し、好ましくは前記カチオンが、ナトリウム、カリウム、アンモニウム、リチウム及びこれらの混合物からなる群から選択され、アニオンが、フッ化物、塩化物、臭化物、ヨウ化物、ギ酸塩、アセテート、プロプリオネート及びこれらの混合物からなる群から選択される、請求項8又は9に記載の方法。
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