JP2008510862A - 降伏価を有する洗剤および洗浄剤 - Google Patents

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Abstract

本発明は、界面活性剤並びに他の洗剤および洗浄剤の通常成分を含み、ポリアクリレート増粘剤、キサンタンガム、グァーフラワー、アルギン酸塩、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ベントナイト、ウェランガムおよびキャロブフラワーから成る群から選ばれる増粘剤並びにジェランガムから成る増粘剤系を含む、水性液状洗剤または洗浄剤に関する。得られた水性液状洗剤または洗浄剤は、輸送および貯蔵中、澄明かつ安定であり、長時間にわたって安定な状態で粒子を分散できる。

Description

本発明は、界面活性剤並びに更なる洗剤および洗浄剤の通常成分を含む水性液状洗剤および洗浄剤に関する。
液状洗剤および洗浄剤へある種の活性物質(例えば、漂白剤、酵素、香料、染料など)を配合すると、問題を生じることがある。例えば、液状洗剤および洗浄剤の各活性成分間で不適合が生じることがある。これによって、望ましくない変色、凝集、臭気問題、および洗剤活性物質の破壊が起こり得る。
しかしながら、消費者は、貯蔵および輸送後でさえ、使用時にその作用を最適に示す液状洗剤および洗浄剤を求めている。これには、液状洗剤および洗浄剤の成分が、事前に沈澱したり分解したり或いは揮発したりしないことが必要である。
例えば、複雑でそれ故に高価な包装によって、揮発成分の減損を防ぐことができる。化学的に不適合な成分は、液状洗剤および洗浄剤の残余成分と別々に貯蔵し、使用時に量り入れてもよい。不透明な包装を使用することによって、光に敏感な成分の分解を防ぐことができるが、消費者が液状洗剤および洗浄剤の外観および量を見ることができないという欠点も有する。
敏感な、化学的または物理的に不適合な、そして揮発性の成分を配合するための構想として、粒子、特にマイクロカプセルの使用があり、これらの成分は、貯蔵および輸送中安定となるようにカプセル化される。
化粧品分野から、GB 1 471 406は、少なくとも2重量%のトリエタノールアミンラウリルスルフェート、合計で8〜50重量%の界面活性剤、および0.1〜5重量%の懸濁相、例えば0.1〜5mmの径を有する球状カプセルを含んで成り、5.5〜11のpHを有する、液状水性洗剤を記載している。懸濁相の均一分散は、水溶性アクリル酸ポリマー、例えばCarbopol 941を用いることによって達成される。
WO 93/22417は、5〜85重量%の界面活性剤、および0.1〜10重量%の250μm未満のサイズを有するポリマーカプセルを含む液状洗浄組成物を開示している。該ポリマーカプセルは、敏感な洗浄活性物質、並びに2:8〜7:3の比で疎水性ポリマーコアおよび親水性ポリマーを含んで成るポリマー組成物を含有する。
WO 97/12027は、10〜40重量%のアニオン性界面活性剤、1〜10重量%のアミンオキシド、10重量%未満の溶媒、および0〜10重量%の電解質を含む、(10%希釈で)5〜9のpHを有する液状洗剤を開示する。この液体は、20/sの剪断速度で100〜4,000cpsの粘度を有し、200μmのサイズまでの粒子を懸濁することができる。
液体中で粒子を懸濁するための1つの可能な方法は、構造化液体の使用である。それは、内部構造化と外部構造化に区別される。例えば、外部構造化は、構造化ガム、例えばキサンタンガム、グァーガム、キャロブフラワー、ジェランガム、ウェランガムまたはカラギーナンを使用することによって実現し得る。
審美的観点から、粒子が懸濁している液状洗剤が透明または少なくとも半透明であることが望ましい。しかしながら、構造化ガムの使用によって、しばしば組成物は不透明になる。
GB 1 471 406に記載されている液状水性洗剤は澄明であるが、ポリアクリレート増粘剤を使用しているので降伏価を有していない。
WO 00/36078は、少なくとも15重量%の界面活性剤および0.01〜5重量%のポリマーガムを含んで成る、300〜5,000μmのサイズを有する粒子を懸濁することができる、透明/半透明液状洗剤を記載している。該特許出願は、該液状洗剤が降伏価を有するか否かについての情報を含んでいない。更に、そこに記載されている液状洗剤は、脂肪酸石鹸を少量(1.42重量%以下)しか含まない。
従って、本発明の目的は、降伏価を有し、貯蔵および輸送中安定であり、均一に粒子を分散できる、澄明な洗剤および洗浄剤を提供することである。
この目的は、各々の場合で組成物全体に基づいて、増粘剤系として、
a)ジェランガムおよび
b)ポリアクリレート増粘剤、キサンタンガム、グァーフラワー、アルギン酸塩、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ベントナイト、ウェランガムおよびキャロブフラワーから成る群から選ばれる増粘剤
を含み、界面活性剤並びに更なる洗剤および洗浄剤の通常成分を含む、水性液状洗剤および洗浄剤によって達成される。
意外なことに、ジェランガムと更なる増粘剤との組合せが、貯蔵中安定で、降伏価を有する澄明な洗剤および洗浄剤を導くことが見出された。
洗剤および洗浄剤中のジェランガムの量が0.01〜0.5重量%、好適には0.05〜0.5重量%であることが好ましい。
更に、増粘剤系の第2成分としてポリアクリレート増粘剤を使用する場合、ポリアクリレート増粘剤の量が0.01〜1.0重量%、好適には0.1〜1.0重量%であることが好ましい。
また、増粘剤系の第2成分としてキサンタンガムを使用する場合、キサンタンガムの量が0.01〜1.0重量%、好適には0.05〜0.5重量%であることが好ましい。
増粘剤系のこれらの組合せは、降伏価を有する澄明な増粘化洗剤および洗浄剤を導く。最終生成物の粘度は広い範囲で変化でき、従って、事実上「液状の」組成物が調製され得る。
好ましい態様において、洗剤および洗浄剤は、その最大寸法に沿った径が0.01〜10,000μmである分散粒子、特に好ましくはマイクロカプセルまたはスペックルを含む。
特にマイクロカプセルを使用することによって、敏感な、化学的または物理的に不適合な、そして揮発性の、水性液状洗剤および洗浄剤の成分を、貯蔵および輸送中安定となるようにカプセル化でき、水性液状洗剤および洗浄剤中に均一に分散できる。これは、とりわけ、使用時に消費者が洗剤および洗浄剤を完全な洗浄力で利用できることを確実にする。
特に好ましい態様において、洗剤および洗浄剤は、2〜20重量%、好ましくは4〜10重量%、特に好ましくは6〜8重量%の脂肪酸石鹸を含む。
脂肪酸石鹸は、水性液状洗剤および洗浄剤の洗浄力のために重要な成分である。意外なことに、ポリアクリレート増粘剤、キサンタンガム、グァーフラワー、アルギン酸塩、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ベントナイト、ウェランガムおよびキャロブフラワーであり得る増粘剤並びにジェランガムから成る増粘剤系の使用によって、降伏価を有する澄明かつ安定な増粘化液状洗剤および洗浄剤が得られることが見出された。通常、このような系で脂肪酸石鹸を多量(2重量%以上)に使用することは、不透明かつ不安定な生成物を生じる。
以下で、本発明の洗剤および洗浄剤を詳細に、とりわけ実施例に関して記載する。
増粘剤系は、必須成分としてジェランガムを含む。ジェランガムは、モノマーであるグルコース、グルクロン酸およびラムノースからなる、四糖類親単位を有する直鎖アニオン性微生物性ヘテロエキソ多糖類である。ジェランガムは、熱可逆性ゲルの加熱および冷却後に生ずる。このゲルは、広範な温度およびpH範囲において安定である。洗剤および洗浄剤中の(組成物全体に基づいた)ジェランガムの量は、好ましくは0.01〜0.5重量%、特に好ましくは0.05〜0.5重量%である。ジェランガムは、例えば、Kelcoから様々な品質でKelcogel(登録商標)の商品名で得ることができる。
第2成分として、増粘剤系は、ポリアクリレート増粘剤、キサンタンガム、グァーフラワー、アルギン酸塩、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ベントナイト、ウェランガムおよびキャロブフラワーから成る群から選ばれる増粘剤を含む。上記した増粘剤のうち、ポリアクリレート増粘剤およびキサンタンガムが好ましい。
ポリアクリレート増粘剤およびポリメタクリレート増粘剤は、例えば、ポリアルケニルポリエーテル、特にスクロース、ペンタエリスリトールまたはプロピレンのアリルエーテルと架橋し、カルボキシビニルポリマーとも称される、アクリル酸の高分子量ホモポリマー("The Cosmetic, Toiletry and Fragrance Association (CTFA)"の"International Dictionary of Cosmetic Ingredients"に従ったINCI名:カルボマー)を含む。このようなポリアクリル酸は、とりわけ、3V SigmaからPolygel(登録商標)、例えばPolygel DAの商品名で、B.F. GoodrichからCarbopol(登録商標)、例えばCarbopol 940(分子量約4,000,000)、Carbopol 941(分子量約1,250,000)またはCarbopol 934(分子量約3,000,000)の商品名で入手できる。
また、以下のアクリル酸コポリマーが上記増粘剤に含まれる:
(i)アクリル酸、メタクリル酸およびこれらの単純エステル(好ましくはC1〜4−アルカノールと形成される)から成る群から選ばれる2つ以上のモノマーから成るコポリマー(INCI名:Acrylates Copolymer)。例えば、メタクリル酸、アクリル酸ブチルおよびメタクリル酸メチルのコポリマー(Chemical Abstracts Serviceに従ったCAS番号:25035-69-2)、或いはアクリル酸ブチルおよびメタクリル酸メチルのコポリマー(CAS番号:25852-37-3)が属し、例えば、Rohm & HaasからAculyn(登録商標)およびAcusol(登録商標)の商品名で、Degussa(Goldschmidt)からTego(登録商標)ポリマー、例えばアニオン性非会合性ポリマーであるAculyn 22、Aculyn 28、Aculyn 33(架橋)、Acusol 810、Acusol 823およびAcusol 830(CAS番号:25852-37-3)の商品名で入手可能である。
(ii)架橋高分子量アクリル酸コポリマー。例えば、アクリル酸、メタクリル酸およびこれらの単純エステル(好ましくはC1〜4−アルカノールと形成される)から成る群から選ばれる1つ以上のモノマーとC10〜30−アルキルアクリレートとのコポリマー(INCI名:Acrylates/C10-30 Alkyl Acrylate Crosspolymer)が属し、前記コポリマーは、スクロースのアリルエーテルまたはペンタエリスリトールのアリルエーテルと架橋し、例えば、B.F. GoodrichからCarbopol(登録商標)、例えば疎水化Carbopol ETD 2623およびCarbopol 1382(INCI名:Acrylates/C10-30 Alkyl Acrylate Crosspolymer)並びにCarbopol Aqua 30(以前はCarbopol EX 473)の商品名で入手可能である。
好ましい水性液状洗剤および洗浄剤は、増粘剤系の成分b)として、各々の場合の組成物全体に基づいて、0.01〜1重量%、好ましくは0.05〜1重量%、特に好ましくは0.1〜0.5重量%のポリアクリレート増粘剤を含む。
好ましく使用される更なるポリマー増粘剤は、Xanthomonas campestrisおよび幾つかの他の種により好気性条件下で生産され、2,000,000〜15,000,000のモル質量を有する微生物性アニオン性ヘテロ多糖類、キサンタンガムである。キサンタンは、側鎖を有するβ−1,4−結合グルコース(セルロース)含有鎖で形成されている。下位基の構造は、グルコース、マンノース、グルクロン酸、アセテートおよびピルビン酸塩からなり、ピルビン酸塩単位の数が、キサンタンガムの粘度を決定する。
キサンタンガムは、以下の式(1):
Figure 2008510862
によって記載できる。
キサンタンガムは、KelcoからKeltrol(登録商標)およびKelzan(登録商標)の商品名で、RhodiaからRhodopol(登録商標)の商品名で入手可能である。
好ましい水性液状洗剤および洗浄剤は、増粘剤系の成分b)として、各々の場合の組成物全体に基づいて、0.01〜1重量%、好ましくは0.1〜0.5重量%のキサンタンガムを含む。
ジェランガムの増粘剤(増粘剤系の成分b))に対する比は、好ましくは10:1〜1:50、特に好ましくは1:1〜1:5である。
増粘剤系に加えて、液状洗剤および洗浄剤は、界面活性剤を含む。アニオン性、非イオン性、カチオン性および/または両性界面活性剤の使用が可能である。応用技術の観点から、アニオン性界面活性剤と非イオン性界面活性剤との混合物が好ましい。液状洗剤および洗浄剤の合計界面活性剤含有量は、液状洗剤および洗浄剤全体に基づいて、好ましくは40重量%未満、特に好ましくは35重量%未満である。
好ましく使用される非イオン性界面活性剤は、アルコキシル化、有利にはエトキシル化された、好ましくは8〜18個の炭素原子およびアルコール1molあたり平均で1〜12molのエチレンオキシド(EO)を有する特に1級アルコールであり、該アルコール基は、直鎖または好ましくは2位のメチル分枝であり得、またはオキソアルコール基に通常存在するように、直鎖およびメチル分枝基の混合物を含み得る。
しかしながら、12〜18個の炭素原子を有する天然起源アルコール、例えば、ココアルコール、パームアルコール、獣脂脂肪アルコールまたはオレイルアルコールの直鎖基およびアルコール1molあたり平均2〜8EOを有するアルコールエトキシレートが特に好ましい。好ましいエトキシル化アルコールは、例えば、3EO、4EOまたは7EOを有するC12〜14−アルコール、7EOを有するC9〜11−アルコール、3EO、5EO、7EOまたは8EOを有するC13〜15−アルコール、3EO、5EOまたは7EOを有するC12〜18−アルコール、並びにこれらの混合物、例えば3EOを有するC12〜14−アルコールと7EOを有するC12〜18−アルコールとの混合物を含む。上記のエトキシル化度は、特定の生成物において整数または分数であってよい統計的平均値である。好ましいアルコールエトキシレートは、狭い同族体分布を有する(狭範囲エトキシレート、NRE)。これらの非イオン性界面活性剤に加えて、12個を超えるEOを含む脂肪アルコールもまた使用できる。このような脂肪アルコールの例は、14EO、25EO、30EOまたは40EOを含む獣脂脂肪アルコールである。
分子内にEOおよびPO基を一緒に含む非イオン性界面活性剤も、本発明に従って使用され得る。本発明では、EO−POブロック単位またはPO−EOブロック単位を有するブロックコポリマーを使用できるが、EO−PO−EOコポリマーまたはPO−EO−POコポリマーも使用できる。混合アルコキシル化され、EOおよびPO単位がブロック様ではなくランダムに分布された非イオン性界面活性剤も、もちろん使用することができる。このような生成物は、エチレンオキシドおよびプロピレンオキシドを脂肪アルコールに同時に作用させることによって得られる。
更に、一般式RO(G)x[式中、Rは、8〜22個、好ましくは12〜18個の炭素原子を有する直鎖またはメチル分枝、特に2位−メチル分枝の1級脂肪族基であり、Gは、5または6個の炭素原子を有するグリコース単位、好ましくはグルコースを表す。]に相当するアルキルグリコシドも、更なる非イオン性界面活性剤として使用できる。モノグリコシドおよびオリゴグリコシドの分布を示すオリゴマー化度xは、1〜10の間の所望の数、好ましくは1.2〜1.4の間の数である。
単一の非イオン性界面活性剤として、または他の非イオン性界面活性剤と組み合わせて使用される好ましい非イオン性界面活性剤のその他の種類は、好ましくはアルキル鎖に1〜4個の炭素原子を有するアルコキシル化、好ましくはエトキシル化、またはエトキシル化およびプロポキシル化脂肪酸アルキルエステルであり、特に、例えばJP 58/217598に記載されているかまたはWO 90/13533に記載の方法によって好ましくは製造される脂肪酸メチルエステルである。
アミンオキシド型の非イオン性界面活性剤、例えば、N−ココアルキル−N,N−ジメチルアミンオキシドおよびN−獣脂アルキル−N,N−ジヒドロキシエチルアミンオキシド、並びに脂肪酸アルカノールアミド型の非イオン性界面活性剤も適当であり得る。これらの非イオン性界面活性剤の量は、好ましくはエトキシル化脂肪アルコールの量を超えず、特にエトキシル化脂肪アルコールの量の半分を超えない。
他の適当な界面活性剤は、式(2):
Figure 2008510862
[式中、RCOは、6〜22個の炭素原子を有する脂肪族アシル基を表し、R1は、水素、1〜4個の炭素原子を有するアルキルまたはヒドロキシアルキル基を表し、[Z]は、3〜10個の炭素原子および3〜10個のヒドロキシル基を有する直鎖または分枝ポリヒドロキシアルキル基を表す。]
に相当するポリヒドロキシ脂肪酸アミドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドは、既知の物質であり、一般に、還元糖をアンモニア、アルキルアミンまたはアルカノールアミンで還元アミノ化し、続いて、脂肪酸、脂肪酸アルキルエステルまたは脂肪酸塩化物でアシル化することによって得られる。
ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの群は、式(3):
Figure 2008510862
[式中、Rは、7〜12個の炭素原子を有する直鎖または分枝のアルキル基またはアルケニル基であり、R1は、2〜8個の炭素原子を有する直鎖、分枝または環状のアルキル基またはアリール基であり、R2は、1〜8個の炭素原子を有する直鎖、分枝または環状のアルキル基またはアリール基またはオキシアルキル基であり、C1〜4アルキル基またはフェニル基が好ましく、[Z]は、アルキル鎖が少なくとも2個のヒドロキシル基によって置換されている直鎖ポリヒドロキシアルキル基、またはその基のアルコキシル化、好ましくはエトキシル化またはプロポキシル化誘導体である。]
に相当する化合物も含む。
[Z]は、好ましくは、糖、例えば、グルコース、フルクトース、マルトース、ラクトース、ガラクトース、マンノースまたはキシロースの還元アミノ化によって得られる。そして、N−アルコキシ−またはN−アリールオキシ−置換化合物を、例えばWO 95/07331の教示に従って、触媒としてのアルコキシドの存在下で脂肪酸メチルエステルと反応させることによって所望のポリヒドロキシ脂肪酸アミドに変換することができる。
液状洗剤および洗浄剤中の非イオン性界面活性剤の含有量は、各々の場合の組成物全体に基づいて、好ましくは5〜30重量%、有利には7〜20重量%、特に9〜15重量%である。
使用されるアニオン性界面活性剤は、例えば、スルホネート型およびスルフェート型の界面活性剤である。スルホネート型の適当な界面活性剤は、有利には、C9〜13−アルキルベンゼンスルホネート、オレフィンスルホネート、即ち、アルケンおよびヒドロキシアルカンスルホネートの混合物、並びにジスルホネートであり、これらは、例えば、末端または内部二重結合を有するC12〜18−モノオレフィンを、三酸化硫黄ガスでスルホン化し、続いてスルホン化生成物をアルカリまたは酸加水分解することによって得られる。C12〜18−アルカンを、例えば、スルホ塩素化またはスルホ酸化し、続いて加水分解または中和することによって得られるアルカンスルホネートも適している。α−スルホ脂肪酸のエステル(エステルスルホネート)、例えば、水素化ココ酸、パーム核酸または獣脂脂肪酸のα-スルホン化メチルエステルも同様に適している。
更に適当なアニオン性界面活性剤は、硫酸化脂肪酸グリセリルエステルである。脂肪酸グリセリルエステルは、モノグリセロールを1〜3molの脂肪酸でエステル化するか、またはトリグリセリドを0.3〜2molのグリセロールでエステル交換することによって得られる、モノ−、ジ−およびトリエステル並びにこれらの混合物を意味すると理解される。好ましい硫酸化脂肪酸グリセリルエステルは、6〜22個の炭素原子を有する飽和脂肪酸、例えば、カプロン酸、カプリル酸、カプリン酸、ミリスチン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸またはベヘン酸の硫酸化生成物である。
好ましいアルキル(アルケニル)スルフェートは、C12〜C18−脂肪アルコール、例えば、ココナッツ脂肪アルコール、獣脂脂肪アルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコールまたはステアリルアルコール、或いはC10〜C20−オキソアルコールの硫酸モノエステル、並びにこれらの鎖長の2級アルコールの硫酸モノエステルの、アルカリ金属塩、特にナトリウム塩である。また、石油化学に基づいて生成される合成直鎖アルキル基を含有し、脂肪化学原料に基づく適当な化合物に類似した分解挙動を示す、上記鎖長のアルキル(アルケニル)スルフェートも好ましい。洗浄特性から、C12〜C16−アルキルスルフェート、C12〜C15−アルキルスルフェートおよびC14〜C15−アルキルスルフェートが好ましい。例えば、US 3,234,258またはUS 5,075,041に従って製造され、商品名DAN(登録商標)でShell Oil Companyから得られる2,3−アルキルスルフェートも、適当なアニオン性界面活性剤である。
1〜6molのエチレンオキシドでエトキシル化された直鎖または分枝C7〜21−アルコール、例えば、平均3.5molのエチレンオキシド(EO)を有する2−メチル分枝C9〜11−アルコール、または1〜4EOを有するC12〜18−脂肪アルコールの、硫酸モノエステルも適している。それらの良好な発泡挙動により、それらは、比較的少量、例えば1〜5重量%の量でのみ使用される。
他の適当なアニオン性界面活性剤は、スルホスクシネートまたはスルホコハク酸エステルとも称される、アルキルスルホコハク酸塩、およびスルホコハク酸とアルコール(好ましくは脂肪アルコール、特にエトキシル化脂肪アルコール)とのモノエステルおよび/またはジエステルである。好ましいスルホスクシネートは、C8〜18−脂肪アルコール基またはその混合物を含有する。特に好ましいスルホスクシネートは、それ自身非イオン性界面活性剤と見なされるエトキシル化脂肪アルコールから誘導される脂肪アルコール基を有する(以下の記載を参照)。特に好ましいスルホスクシネートは、その脂肪アルコール基が、狭い同族体分布を有するエトキシル化脂肪アルコールから誘導されたスルホスクシネートである。アルキル(アルケニル)鎖に好ましくは8〜18個の炭素原子を有するアルキル(アルケニル)コハク酸またはその塩を使用することもできる。
特に好ましいアニオン性界面活性剤は、石鹸である。飽和および不飽和脂肪酸石鹸が適しており、その例は、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、(水素化)エルカ酸およびベヘン酸の塩、並びに、特に天然脂肪酸、例えばココナッツ油脂肪酸、パーム核油脂肪酸、オリーブ油脂肪酸、または獣脂脂肪酸から誘導される石鹸混合物である。
石鹸を含むアニオン性界面活性剤は、それらのナトリウム塩、カリウム塩またはアンモニウム塩の状態で、或いは有機塩基、例えば、モノ−、ジ−またはトリエタノールアミンの可溶性塩として、存在することができる。好ましくは、アニオン性界面活性剤は、それらのナトリウム塩またはカリウム塩、特にナトリウム塩の状態で存在する。
好ましい液状洗剤および洗浄剤中のアニオン性界面活性剤の含有量は、各々の場合の組成物全体基づいて、2〜30重量%、好ましくは4〜25重量%、特に5〜22重量%である。脂肪酸石鹸の量が、少なくとも2重量%、特に少なくとも4重量%、特に好ましくは少なくとも6重量%である場合が、とりわけ好ましい。
液状洗剤および洗浄剤の粘度は、従来の標準的な方法(例えば、ブルックフィールド粘度計LVT−IIを20℃、20rpm、スピンドル3で使用)を用いて測定でき、好ましくは、500〜5,000mPasの範囲である。好ましい組成物は700〜4,000mPasの粘度を有し、1,000〜3,000mPasの値が特に好ましい。
増粘剤系および界面活性剤に加えて、液状洗剤および洗浄剤は、液状洗剤および洗浄剤の性能特性および/または審美的特性を更に向上させる更なる成分を含んでよい。本発明の目的のために、好ましい組成物は更に、構造化剤を含み、界面活性剤と共に、ビルダー、漂白剤、漂白活性剤、酵素、電解質、非水溶媒、pH調整剤、香料、香料担体、蛍光組成物、染料、ヒドロトロープ、抑泡剤、シリコーン油、再沈着防止剤、蛍光増白剤、グレーイング阻害剤、収縮阻害剤、防シワ剤、色移り阻害剤、抗菌活性物質、殺菌剤、殺真菌剤、酸化防止剤、腐食防止剤、静電防止剤、アイロン助剤、撥水剤および含浸剤、膨潤剤および滑り防止剤並びに紫外線吸収剤から成る群から選ばれる1つ以上の物質を含む。
とりわけ、ケイ酸塩、ケイ酸アルミニウム(特にゼオライト)、炭酸塩、有機ジ−およびポリカルボン酸の塩、並びにこれらの混合物が、液状洗剤および洗浄剤中に存在し得るビルダーとして記載され得る。
適当な結晶性層状ケイ酸ナトリウムは、一般式NaMSix2x+1・yH2O[式中、Mはナトリウムまたは水素であり、xは1.9〜4の数であり、yは0〜20の数であり、好ましいxの値は2、3または4である。]に相当する。このような結晶性層状ケイ酸塩は、例えば、EP-A-0 164 514に記載されている。与えられた式の好ましい結晶性層状ケイ酸塩は、Mがナトリウムであり、xが2または3の値をとるケイ酸塩である。とりわけ、β−およびδ−二ケイ酸ナトリウムNa2Si25・yH2Oの両方が好ましく、β−二ケイ酸ナトリウムは、例えば、WO 91/08171に記載の方法から得ることができる。
遅延溶解を示し、2次洗浄特性を有する、1:2〜1:3.3、好ましくは1:2〜1:2.8、より好ましくは1:2〜1:2.6のNa2O:SiO2組成比を有する非晶質ケイ酸ナトリウムも使用できる。通常の非晶質ケイ酸ナトリウムと比べて遅い溶解は、種々の方法、例えば、表面処理、コンパウンド化、圧縮/成形または過乾燥によって起こり得る。本発明では、用語「非晶質」は「X線非晶質」として理解される。つまり、X線回折試験において、ケイ酸塩は、結晶性物質に典型的な鋭いX線反射を生じず、数度の回折角の幅を有する散乱X線のせいぜい1つ以上の極大を生じる。しかしながら、電子回折試験において、ケイ酸塩粒子が不明確なまたは鋭い回折極大を生じる場合に、特に良好なビルダー特性が実現されることもある。これは、生成物が、10〜数百nmの大きさの微晶質領域を有することを意味すると解釈され得、その値は、最大50nmまで、特に最大20nmまでが好ましい。通常の水ガラスと比較して遅い溶解性を同様に有するこのようないわゆるX線非晶質ケイ酸塩は、例えば、DE-A-44 00 024に記載されている。成形/圧縮非晶質ケイ酸塩、コンパウンド化非晶質ケイ酸塩、および過乾燥X線非晶質ケイ酸塩が、特に好ましい。
使用される微細結晶質の結合水含有合成ゼオライトでは、ゼオライトAおよび/またはPが好ましい。特に好ましいゼオライトPは、ゼオライトMAP(登録商標)(Crosfieldの市販品)である。しかしながら、ゼオライトX、並びにゼオライトA、Xおよび/またはPの混合物も適当である。商業的に入手でき、本発明において好ましいものは、例えば、ゼオライトXとゼオライトAの共結晶(ゼオライトXが約80重量%)であり、これは、SASOLによってVEGOBOND AX(登録商標)の商品名で市販されており、式:
nNa2O・(1-n)K2O・Al2O3・(2〜2.5)SiO2・(3.4〜5.5)H2O
[式中、nは0.90〜1.0である。]
によって表すことができる。
ゼオライトは、噴霧乾燥粉末として、または未乾燥の、その製造方法からまだ湿っている、安定な懸濁液として使用することができる。ゼオライトが懸濁液として使用される場合、ゼオライトは、安定剤として、少量の非イオン性界面活性剤、例えばゼオライトに基づいて1〜3重量%の、2〜5個のエチレンオキシド基を有するエトキシル化C12〜C18−脂肪アルコール、4〜5個のエチレンオキシド基を有するC12〜C14−脂肪アルコール、またはエトキシル化イソトリデカノールを含むことができる。適当なゼオライトは、10μm未満の平均粒度(Coulter Counter Methodにより測定した体積分布)を有し、好ましくは18〜22重量%、より好ましくは20〜22重量%の結合水を含む。
生態学的理由から使用を避ける必要がなければ、一般に知られているリン酸塩を、当然、ビルダー物質として使用することもできる。オルトリン酸、ピロリン酸および特にトリポリリン酸のナトリウム塩が、特に適当である。
漂白剤として作用し、水にH22を遊離させる化合物の中で、過ホウ酸ナトリウム四水和物および過ホウ酸ナトリウム一水和物が特に重要である。使用できる他の漂白剤の例は、過炭酸ナトリウム、ペルオキシピロホスフェート、シトレートペルヒドレート、およびH22−遊離過酸塩または過酸、例えば、過安息香酸塩、ペルオキソフタル酸塩、ジペルオキシアゼライン酸、フタロイミノ過酸またはジペルオキシドデカン二酸である。
洗剤および洗浄剤は、60℃以下の温度で洗浄する場合に改善された漂白作用を実現するために、漂白活性剤を含むことができる。使用できる漂白活性剤は、過加水分解条件下で、好ましくは1〜10個の炭素原子、特に2〜4個の炭素原子を有する脂肪族ペルオキシカルボン酸、および/または任意に置換されていてよい過安息香酸を生じる化合物である。上記の数の炭素原子を含むO−アシル基および/またはN−アシル基、および/または任意に置換されていてよいベンゾイル基を有する物質が適している。ポリアシル化アルキレンジアミン、特にテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)、アシル化トリアジン誘導体、特に1,5−ジアセチル−2,4−ジオキソヘキサヒドロ−1,3,5−トリアジン(DADHT)、アシル化グリコールウリル、特にテトラアセチルグリコールウリル(TAGU)、N−アシルイミド、特にN−ノナノイルスクシンイミド(NOSI)、アシル化フェノールスルホネート、特にn−ノナノイルオキシベンゼンスルホネートまたはイソノナノイルオキシベンゼンスルホネート(n−NOBSまたはイソ−NOBS)、カルボン酸無水物、特にフタル酸無水物、アシル化多価アルコール、特にトリアセチン、エチレングリコールジアセテートおよび2,5−ジアセトキシ−2,5−ジヒドロフランが好ましい。
従来の漂白活性剤に加えてまたは代えて、いわゆる漂白触媒も、液状洗剤および洗浄剤に配合してよい。これらの物質は、漂白促進遷移金属塩または遷移金属錯体、例えば、マンガン、鉄、コバルト、ルテニウムまたはモリブデンのサレン錯体またはカルボニル錯体である。窒素含有三脚型配位子によるマンガン、鉄、コバルト、ルテニウム、モリブデン、チタン、バナジウムおよび銅の錯体、並びにコバルト、鉄、銅およびルテニウムのアミン錯体も、漂白触媒として使用してよい。
適当な酵素は、特に、ヒドロラーゼ、例えば、プロテアーゼ、エステラーゼ、リパーゼまたは脂肪分解酵素、アミラーゼ、セルラーゼまたは他のグリコシルヒドロラーゼおよびこれらの混合物から選ばれる酵素である。洗濯中、これらヒドロラーゼの全ては、タンパク質、脂肪またはデンプン汚れのような汚れの除去、および対グレーイングに寄与する。更に、セルラーゼおよび他のグリコシルヒドロラーゼは、布地の柔軟性の増加、並びにピリングおよびマイクロフィブリルの除去による保色性に寄与できる。漂白または色移り軽減のために、オキシリアクターゼを使用してもよい。Bacillus subtilis、Bacillus licheniformis、Streptomyceus griseusおよびHumicola insolensのような細菌源または真菌から得られる酵素活性物質が、特に適当である。サブチリシン型プロテアーゼ、特にBacillus lentusから得られるプロテアーゼが好ましく使用される。下記例のような酵素の混合物は特に重要である:プロテアーゼとアミラーゼの混合物、プロテアーゼとリパーゼまたは脂肪分解酵素の混合物、プロテアーゼとセルラーゼの混合物、セルラーゼとリパーゼまたは脂肪分解酵素の混合物、プロテアーゼとアミラーゼとリパーゼまたは脂肪分解酵素の混合物、プロテアーゼとリパーゼまたは脂肪分解酵素とセルラーゼの混合物、しかしながら、特に、プロテアーゼおよび/またはリパーゼ含有混合物、或いは脂肪分解酵素との混合物。このような脂肪分解酵素の例は、既知のクチナーゼである。ある場合には、ペルオキシダーゼまたはオキシダーゼが適当であることもわかった。適当なアミラーゼは、特に、α−アミラーゼ、イソアミラーゼ、プルラナーゼおよびペクチナーゼを含む。好ましいセルラーゼは、セロビオヒドロラーゼ、エンドグルカナーゼ、およびセロビアーゼとしても知られているβ−グルコシダーゼ、またはこれらの混合物である。種々のセルラーゼ種は、それらのCMCアーゼ活性およびアビセラーゼ活性が異なるので、セルラーゼの管理された混合によって所望の活性を調整することができる。
酵素を早期分解から保護するために、酵素を担体に吸着させることができる。酵素、酵素混合物または酵素顆粒の含有量は、例えば、約0.1〜5重量%であってよく、好ましくは0.12〜約2.5重量%であり得る。
無機塩の群から選ばれる多数の様々な塩を、電解質として使用することができる。好ましいカチオンは、アルカリ金属イオンおよびアルカリ土類金属イオンであり、好ましいアニオンは、ハロゲン化物イオンおよび硫酸イオンである。NaClまたはMgCl2の組成物への添加が、工業生産の観点から好ましい。組成物中の電解質の含有量は、通常、0.5〜5重量%の範囲である。
液状洗剤および洗浄剤に添加できる非水溶媒は、それが所定の濃度で水混和性である限り、例えば、一価アルコールまたは多価アルコール、アルカノールアミンまたはグリコールエーテルからなる群に由来する。好ましくは、溶媒は下記群から選択される:エタノール、n−プロパノールまたはイソプロパノール、ブタノール、グリコール、プロパンジオールまたはブタンジオール、グリセロール、ジグリコール、プロピルジグリコールまたはブチルジグリコール、ヘキシレングリコール、エチレングリコールメチルエーテル、エチレングリコールエチルエーテル、エチレングリコールプロピルエーテル、エチレングリコールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、プロピレングリコールメチルエーテル、プロピレングリコールエチルエーテルまたはプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテルまたはジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジイソプロピレングリコールモノメチルエーテルまたはジイソプロピレングリコールモノエチルエーテル、メトキシトリグリコール、エトキシトリグリコールまたはブトキシトリグリコール、1−ブトキシエトキシ−2−プロパノール、3−メチル−3−メトキシブタノール、プロピレングリコール t−ブチルエーテル、およびこれら溶媒の混合物。非水溶媒は、好ましくは0.5〜15重量%、しかしながら好適には12重量%未満、特に9重量%未満の量で液状洗剤および洗浄剤に添加することができる。
液状洗剤および洗浄剤のpHを所望の範囲にするために、pH調整剤の使用が適当であり得る。本発明では、その使用が性能特性または生態学的理由或いは消費者保護に関する理由によって禁止されていないならば、全ての既知の酸またはアルカリを使用することができる。通常、これらの調整剤の量は、組成物全体の7重量%を超えない。
液状洗剤および洗浄剤の審美的効果を向上させるために、それらは適当な染料によって着色され得る。好ましい染料は、当業者にとってその選択は全く困難ではないが、長期保存寿命を有し、組成物の他成分および光に対して鈍感であり、布地繊維への着色を防ぐため布地繊維に対して明白な直接性を有さない。
液状洗剤および洗浄剤に使用できる適当な抑泡剤は、例えば、石鹸、パラフィンまたはシリコーン油であり、これらは任意に担体物質に担持され得る。「防汚剤」とも称される再沈着防止剤の適当な例を以下に示す:各々の場合の非イオン性セルロースエーテルに基づいて15〜30重量%のメトキシ基および1〜15重量%のヒドロキシプロピル基を有するメチルセルロースおよびメチルヒドロキシプロピルセルロースのような非イオン性セルロースエーテル、並びにフタル酸および/またはテレフタル酸のポリマーまたはそれらの従来技術で既知の誘導体、特に、エチレンテレフタレートおよび/またはポリエチレングリコールテレフタレートのポリマー、或いはそれらのアニオン性変性および/または非イオン性変性誘導体。これらのうち、フタル酸ポリマーおよびテレフタル酸ポリマーのスルホン化誘導体が特に好ましい。
処理されたシート様布地構造物のグレーイングおよび黄ばみを軽減するため、蛍光増白剤を液状洗剤および洗浄剤に添加することができる。蛍光増白剤は繊維上に吸着し、非可視紫外線をより長波長の可視光に転化することによって、増白および擬似漂白効果をもたらす。このとき、太陽光から吸収される紫外線は、弱青色蛍光として光り、グレーイングが生じたまたは黄ばんだ洗濯物の黄色い色調を純白にする。適当な化合物は、例えば、4,4'−ジアミノ−2,2'−スチルベンジスルホン酸(フラボン酸)、4,4'−ジスチリルビフェニル、メチルウンベリフェロン、クマリン、ジヒドロキノリノン、1,3−ジアリールピラゾリン、ナフタルイミド、ベンゾオキサゾール系、ベンゾイソオキサゾール系およびベンゾイミダゾール系、並びに複素環式置換ピレン誘導体の種類の物質に由来する。蛍光増白剤は、通常、調製された組成物に基づいて0.03〜0.3重量%の量で使用される。
グレーイング阻害剤は、繊維から除去された汚れを洗濯液中に懸濁したままにする機能を有し、それによって、汚れの再付着を防ぐ。この目的のためには、水溶性コロイド、一般には有機性のものが適当であり、その例は、糊、ゼラチン、或いはデンプンまたはセルロースのエーテルスルホン酸塩、或いはセルロースまたはデンプンの酸性硫酸エステル塩である。水溶性酸性基含有ポリアミドも、この目的のために適当である。更に、上記したもの以外の可溶性デンプン調剤およびデンプン生成物も使用でき、その例は、分解デンプン、アルデヒドデンプンなどである。ポリビニルピロリドンも使用できる。しかしながら、カルボキシメチルセルロース(Na塩)、メチルセルロース、ヒドロキシアルキルセルロースのようなセルロースエーテル類、およびメチルヒドロキシエチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、メチルカルボキシメチルセルロースのような混合エーテル類、並びにこれらの混合物が、組成物に基づいて0.1〜5重量%の量で好ましく使用される。
各々の繊維が、繊維方向に垂直の、屈曲、曲げ、圧縮および絞りに敏感なので、シート様布地構造物、特に、レーヨン、レーヨンステープル、綿およびこれらの混合物はシワになりやすいため、組成物は、合成防シワ剤を含み得る。合成防シワ剤は、例えば、通常エチレンオキシドと反応した、脂肪酸、脂肪酸エステル、脂肪酸アミド、脂肪酸アルキロールエステル、脂肪酸アルキロールアミドまたは脂肪アルコールに基づく合成生成物、或いはレシチンまたは変性リン酸エステルに基づく生成物を含む。
液状洗剤および洗浄剤は、微生物を制御するために抗菌活性物質を含むことができる。抗菌スペクトルおよび作用機序によって、抗菌剤は、静菌剤および殺菌剤、静真菌剤および殺真菌剤などに分類される。これらの中で重要な例は、例えば、塩化ベンザルコニウム、アルキルアリールスルホネート、ハロフェノールおよび酢酸フェノール第二水銀であり、特に、本発明の組成物において、これらの化合物は全く含まれなくてもよい。
本発明の組成物は、液状洗剤および洗浄剤および/または処理されたシート様布地構造物の、酸素および他の酸化作用によって生ずる望ましくない変化を防ぐために、酸化防止剤を含むことができる。この種の化合物は、例えば、置換フェノール、ヒドロキノン、ピロカテコールおよび芳香族アミン、並びに有機硫化物、多硫化物、ジチオカルバメート、ホスフィートおよびホスホネートを含む。
本発明の組成物に添加され得る帯電防止剤の更なる使用により、肌触りを向上させることができる。帯電防止剤は表面伝導率を増加させ、それによって、蓄積した電荷の放電を増進する。一般に、外部帯電防止剤は、少なくとも1つの親水性分子配位子を有する物質であり、表面に幾分吸湿性の膜を与える。これらの主に界面活性な帯電防止剤は、窒素含有帯電防止剤(アミン、アミド、第四アンモニウム化合物)、リン含有帯電防止剤(リン酸エステル)、およびイオウ含有帯電防止剤(アルキルスルホネート、アルキルスルフェート)に細分される。外部帯電防止剤は、例えば、FR 1,156,513、GB 873 214およびGB 839 407に記載されている。同特許出願で開示されているラウリル(またはステアリル)ジメチルベンジルアンモニウムクロリドは、シート様布地構造物のためまたは洗剤への添加剤として適当な帯電防止剤であり、更なる仕上げ効果を生ずる。
水吸収能、処理されたシート様布地構造物の湿潤性を向上させるため、および処理されたシート様布地構造物のアイロンがけを容易にするために、例えば、シリコーン誘導体を液状洗剤および洗浄剤に添加することができる。加えて、シリコーン誘導体は、その抑泡性によって組成物の最終濯ぎ挙動を改善する。好ましいシリコーン誘導体の例は、ポリジアルキルシロキサンまたはアルキルアリールシロキサンであり、このアルキル基は1〜5個の炭素原子を有し、全体的または部分的にフッ素化されている。好ましいシリコーンは、任意に誘導されて、アミノ官能性であるかまたは四級化されているか或いはSi−OH、Si−Hおよび/またはSiCl結合を有してよい、ポリジメチルシロキサンである。好ましいシリコーンの25℃での粘度は、100〜100,000mPasの範囲であり、シリコーンは、組成物全体に基づいて0.2〜5重量%の量で使用することができる。
最後に、液状洗剤および洗浄剤は、処理されたシート様布地構造物に吸着し、繊維の耐光性を向上させる、紫外線吸収剤を含むこともできる。このような所望の特性を有する化合物は、例えば、効果的な無放射失活性の、2位および/または4位に置換基を有するベンゾフェノンの化合物および誘導体である。また、置換ベンゾトリアゾール、2位にシアノ基を任意に有してよい3−フェニル置換アクリレート(桂皮酸誘導体)、サリチレート、有機ニッケル錯体、および天然物質、例えばウンベリフェロンおよび内生ウロカニン酸が適当である。
重金属の触媒作用によるある種の洗剤成分の分解を妨げるため、重金属を錯化する物質を使用できる。適当な重金属イオン錯化剤は、例えば、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)アルカリ金属塩またはニトリロ三酢酸(NTA)アルカリ金属塩、並びに、ポリマレエートおよびポリスルホネートのようなアニオン性高分子電解質のアルカリ金属塩である。
錯化剤の好ましい種類は、好ましい液状洗剤および洗浄剤中に、0.01〜2.5重量%、好ましくは0.02〜2重量%、特に0.03〜1.5重量%の量で存在するホスホネートである。これらの好ましい化合物は、特に、有機ホスホネート、例えば、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)、アミノトリ(メチレンホスホン酸)(ATMP)、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(DTPMPまたはDETPMP)および2−ホスホノブタン−1,2,4−トリカルボン酸(PBS−AM)を含み、一般に、それらのアンモニウム塩またはアルカリ金属塩として使用される。
得られた水性液状洗剤および洗浄剤は澄明である。即ち、沈澱物がなく、好ましくは透明または少なくとも半透明である。好適には水性液状洗剤および洗浄剤は、少なくとも30%、好ましくは50%、特に好ましくは75%の可視光線透過率を有する。
これらの成分に加えて、水性洗剤および洗浄剤は、最大寸法に沿った径が0.01〜10,000μmの範囲にある分散粒子を含み得る。
本発明の範囲では、粒子は、マイクロカプセル、顆粒、コンパウンドおよび香料ビーズであり得、マイクロカプセルが好ましい。
用語「マイクロカプセル」は、少なくとも1つの連続外被、特にポリマーの外被によってカプセル化された、少なくとも1つの固体コアまたは液体コアを含む集合体を意味すると理解される。マイクロカプセルは通常、乳化およびコアセルべーションまたは界面重合の後の製造過程で、ポリマーがカプセル化される物質上に析出することによって、被膜形成ポリマーによりカプセル化される、良好に分散した液相または固相である。微視的小カプセルを、粉末のように乾燥することもできる。シングルコアマイクロカプセルに加えて、マイクロスフェアとも称されるマルチコア集合体も既知であり、連続カプセル化物質内に配された2以上のコアを含む。また、シングルコアマイクロカプセルまたはマルチコアマイクロカプセルは、更なる第二、第三などの外被によってカプセル化され得る。1層の連続外被を有するシングルコアマイクロカプセルが好ましい。外被は、天然物質、半合成物質または合成物質からなり得る。天然外被物質の例は、アラビアゴム、寒天、アガロース、マルトデキストリン、アルギン酸またはその塩、例えばアルギン酸ナトリウムまたはアルギン酸カルシウム、脂肪および脂肪酸、セチルアルコール、コラーゲン、キトサン、レシチン、ゼラチン、アルブミン、セラック、多糖類、例えば、デンプンまたはデキストラン、スクロースおよびワックスである。半合成外被物質は、とりわけ、化学的変性セルロース、特にセルロースエステルおよびセルロースエーテル、例えば、酢酸セルロール、エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースおよびカルボキシメチルセルロース、並びにデンプン誘導体、特にデンプンエーテルおよびデンプンエステルを含む。合成外被物質の例は、ポリマー、例えば、ポリアクリレート、ポリアミド、ポリビニルアルコールまたはポリビニルピロリドンである。
水性液状洗剤および洗浄剤の、敏感な、化学的または物理的不適合性の揮発性成分(活性物質)は、マイクロカプセル内部にカプセル化され、貯蔵および輸送安定となる。蛍光増白剤、界面活性剤、金属イオン錯化剤、漂白剤、漂白活性剤、染料、香料、酸化防止剤、ビルダー、酵素、酵素安定剤、抗菌活性物質、グレーイング阻害剤、再沈着防止剤、pH調整剤、電解質、抑泡剤、および紫外線吸収剤は、マイクロカプセルに入れられ得る物質の例である。本発明の水性液状洗剤および洗浄剤の成分ではない上記成分に加えて、マイクロカプセルは、例えば、カチオン性界面活性剤、ビタミン、タンパク質、防腐剤、洗浄力増進剤またはパール光沢剤を含み得る。マイクロカプセルの中身は、固体、或いは溶液またはエマルションまたは懸濁液状態の液体であり得る。
製造工程の観点では、マイクロカプセルはいかなる形状でもあり得るが、ほぼ球状が好ましい。最大空間的寸法に沿ったマイクロカプセルの径は、カプセル化成分および用途によって、0.01μm(カプセルとして視覚的に認識不可)〜10,000μmである。100μm〜7,000μm、特に400μm〜5,000μmの範囲の径を有する可視マイクロカプセルが好ましい。マイクロカプセルは、従来技術で既知の方法によって得ることができ、その中で、コアセルべーションおよび界面重合が最も重要である。商業的に入手可能であり界面活性剤に対して安定なマイクロカプセルの全てを、本発明のマイクロカプセルとして使用することができ、市販品の例(外被物質/カプセル化物質を、各々、括弧内に記載)は、Hallcrest Microcapsules(ゼラチン、アラビアゴム)、Coletica Thalaspheres(海洋性コラーゲン)、Lipotec Millicapsules(アルギン酸、寒天)、Induchem Unispheres(ラクトース、微晶質セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース);Unicerin C30(ラクトース、微晶質セルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース)、Kobo Glycospheres(加工デンプン、脂肪酸エステル、リン脂質)、Softspheres(変性寒天)およびKuhs Probiol Nanospheres(リン脂質)である。
また、コア−外被構造を有さない粒子も使用でき、この場合、活性物質は、マトリックス形成物質のマトリックス内に分散されている。このような粒子は、「スペックル」とも称される。
好ましいマトリックス形成物質は、アルギン酸塩である。アルギン酸塩ベーススペックルは、カプセル化可能な活性物質を包むアルギン酸塩水溶液を滴下し、次いで、Ca2+イオンまたはAl3+イオンを含む沈澱浴内で固めることによって製造される。
続いて、アルギン酸塩ベーススペックルを水で洗浄し、その後、液状洗剤および洗浄剤の成分、例えば脂肪酸石鹸と望ましくない作用を生じ得る、遊離Ca2+イオンまたは遊離Al3+イオンを洗い流すために金属イオン錯化剤水溶液で洗浄することが有利であり得る。最後に、アルギン酸塩ベーススペックルを、再び水で洗浄し、過剰の金属イオン錯化剤を除去する。
また、アルギン酸塩に代えて、他のマトリックス形成物質を使用することができる。マトリックス形成物質の例は、ポリエチレングリコール、ポリビニルピロリドン、ポリメタクリレート、ポリリシン、ポリオキサマー、ポリビニルアルコール、ポリアクリル酸、ポリエチレンオキシド、ポリエトキシオキサゾリン、アルブミン、ゼラチン、アカシア、キトサン、セルロース、デキストラン、Ficoll(登録商標)、デンプン、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、ヒアルロン酸、カルボキシメチルセルロース、脱アセチル化キトサン、デキストランスルフェートおよびこれら物質の誘導体を含む。これらの物質について、マトリックス形成は、例えば、ゲル化、ポリアニオン−ポリカチオン相互作用または高分子電解質−金属イオン相互作用によって達成され、これらのマトリックス形成物質を有する粒子の製造と同様に、従来技術でよく知られている。
粒子は、安定して水性液状洗剤および洗浄剤に分散され得る。安定とは、組成物が、室温および40℃で、少なくとも4週間、好ましくは少なくとも6週間、クリーム状になることなく、または沈降することなく、安定であることを意味する。
マイクロカプセルまたはスペックルからの活性物質の放出は、通常、力学的、熱的、化学的または酵素作用による、外被またはマトリックスの破壊によって、それらを含む組成物の使用中に生じる。本発明の好ましい態様では、液状洗剤および洗浄剤は、同じまたは異なった粒子を、0.01〜10重量%、特に0.2〜8重量%、最も好ましくは0.5〜5重量%の量で含む。
本発明の洗剤および洗浄剤は、シート様布地および硬質表面を洗浄するために使用され得る。
液状洗剤および洗浄剤の製造のために、まず、ジェランガムを水に添加し、80℃で膨潤させる。次いで、好ましくはAl3+またはCa2+のような3価または2価金属カチオンを含む、少量の塩溶液を添加する。次の工程では、酸性成分、例えば、直鎖アルカンスルホネート、クエン酸、ホウ酸、ホスホン酸、脂肪アルコールエーテルスルフェートなど、および非イオン性界面活性剤を添加する。続いて、塩基、例えば、NaOH、KOH、トリエタノールアミンまたはモノエタノールアミンを添加し、添加する場合は脂肪酸を添加する。その後、水性液状洗剤および洗浄剤の残余成分および溶媒、ならびに添加する場合はポリアクリレート増粘剤を混合物に添加し、pHを約8.5に調整する。最後に、分散させる粒子を添加し、混合によって水性液状洗剤および洗浄剤に均一に分散させ得る。
洗剤および洗浄剤の増粘剤系が、成分b)として多糖類、例えばキサンタンガムを含む場合は、これをまずジェランガムを含む水に膨潤させる。
表1は本発明の洗剤および洗浄剤E1〜E3、ならびに比較例C1〜C5を示す。得られた洗剤および洗浄剤E1〜E3は澄明であり、1,000mPasの粘度を有していた。液状洗剤および洗浄剤のpHは8.5であった。全データは、各々の場合の組成物全体に基づいた重量%である。
Figure 2008510862
洗剤および洗浄剤E1〜E3は、室温および40℃で8週間安定であった。
実施例から、選ばれた増粘剤、この場合はポリアクリレート増粘剤またはキサンタンガムと、ジェランガムとの組合せのみが相乗効果を示し、降伏価を有する増粘された澄明な洗剤および洗浄剤を生じることが明らかである。
例えば、0.6重量%しかポリアクリレート増粘剤を含まない増粘剤系は、安定な液状洗剤および洗浄剤(C5)を与えるが、この組成物は降伏価を有さない。0.6重量%のポリアクリレート増粘剤と0.2重量%のキサンタンガムとの組合せも、降伏価を有する安定な組成物を生じない(C4)。一方、本発明に従った0.6重量%の増粘剤系(0.2重量%のジェランガムおよび0.4重量%のポリアクリレート増粘剤)を含む液状洗剤および洗浄剤(E1またはE2)は安定であり、降伏価を有する。
比較例C1〜C3から、ガム(ジェランガムまたはキサンタンガム)単独の使用は、異なった濃度で用いた場合でさえ、降伏価を有する安定な組成物を生じないことも明らかである。意外なことに、ジェランガムおよびキサンタンガムの増粘剤系を含む液状洗剤および洗浄剤(E3)は、安定で降伏価を有する。ここでも、本発明に従った増粘剤系による相乗効果が生じている。

Claims (8)

  1. 増粘剤系として、
    a)ジェランガムおよび
    b)ポリアクリレート増粘剤、キサンタンガム、グァーフラワー、アルギン酸塩、カラギーナン、カルボキシメチルセルロース、ベントナイト、ウェランガムおよびキャロブフラワーから成る群から選ばれる増粘剤
    を含むことを特徴とする、界面活性剤並びに更なる洗剤および洗浄剤の通常成分を含む水性液状洗剤および洗浄剤。
  2. ジェランガムの量が0.01〜0.5重量%、好ましくは0.05〜0.5重量%であることを特徴とする、請求項1に記載の水性液状洗剤および洗浄剤。
  3. ポリアクリレート増粘剤の量が0.01〜1.0重量%、好ましくは0.1〜1.0重量%であることを特徴とする、請求項1または2に記載の水性液状洗剤および洗浄剤。
  4. キサンタンガムの量が0.01〜1.0重量%、好ましくは0.01〜0.5重量%であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の水性液状洗剤および洗浄剤。
  5. 最大寸法に沿った径が0.01〜10,000μmである分散粒子を含むことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載の水性液状洗剤および洗浄剤。
  6. 分散粒子がマイクロカプセルまたはスペックルであることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の水性液状洗剤および洗浄剤。
  7. 2〜20重量%、好ましくは4〜10重量%、特に好ましくは6〜8重量%の脂肪酸石鹸を含むことを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載の水性液状洗剤および洗浄剤。
  8. シート様布地構造物または硬質表面を洗浄するための請求項1〜7のいずれかに記載の洗剤および洗浄剤の使用。
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