JP2002507227A - 非水性のスペックル含有液体洗剤組成物 - Google Patents

非水性のスペックル含有液体洗剤組成物

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Abstract

(57)【要約】 必須成分として着色スペックルを包含し、好ましくは過酸素漂白剤および有機洗剤ビルダーを包含する粒子状材料が、好ましくは界面活性剤で構造化された液相中に分散している、懸濁液の形態にある非水性粒子含有液体洗濯洗剤組成物を開示する。その様な組成物は、その組成物で洗濯する布地に特に好ましい洗浄および漂白特性を与え、特に好ましい美感も示す。

Description

【発明の詳細な説明】 非水性のスペックル含有液体洗剤組成物 発明の分野 本発明は、着色スペックルを含み、好ましくは他の材料、例えば漂白剤および /または通常の洗剤組成物補助成分、も含む粒子状材料の安定した分散液の形態 にある、非水性の液体洗濯洗剤製品に関する。 発明の背景 市販の洗濯洗剤製品では、特定の製品を、他の市販されている同じ種類の製品 から区別し易くするために、特有の製品外観を利用することが多い。その様な特 異性を創造するために、着色した、例えば染料または顔料を加えたスペックルが 使用されることがある。一般的に、洗剤製品中のスペックルは、消費者に見易く するためには、400ミクロンより大きくすべきである。 顆粒状洗剤の分野では、製品中に着色スペックルを分散させることが主流にな りつつある。これは、処方者が密度および粒子径でばらの洗剤に適合し得る染料 または顔料の担体を自由に選択できるためである。しかし、液体洗剤分野では、 特に非水性液体洗剤に関しては、400ミクロンより大きい粒子径を安定して分 散させることは困難である。処方者は、非水性液体製品には不溶であるが、洗濯 洗浄水には可溶である材料を使用しなければならない。スペックルに関してこの 基準に適合する材料は、一般的には塩である。しかし、ほとんどの塩の密度は、 それらの塩を分散させるべき非水性液体洗剤の密度より著しく大きい。そのため 、塩から製造した着色スペックルは非水性液体洗剤製品から沈降または沈殿する 傾向がある。他方、非水性液体洗剤と同等の密度を有する染料または顔料担体は 、典型的には有機系であり、従って非水性液体洗剤に可溶である。このため、そ の 様な有機材料で製造した着色スペックルが洗剤製品中に溶解してしまう。密度的 に相容性がある有機材料が濃縮洗剤製品中に可溶でない場合、これらの材料は水 にも不溶であることが多いために、スペックルが洗浄水中にほとんど、またはま ったく溶解しないことになる。これは無論、消費者にとって好ましくない結果を 引き起こす。 上記のことから、目に見える着色スペックルを配合することにより、非水性液 体洗剤製品に望ましい美感特性を適切に与えることができる材料および手順を開 発することが常に必要とされている。そこで、本発明の目的は、美感を改良する ために着色スペックルを分散した非水性ヘビーデューティー洗剤組成物を処方す ることである。 本発明の別の目的は、その様な液体洗剤製品中にその様な着色スペックルを安 定して分散させることである。 本発明のもう一つの目的は、濃縮された液体洗剤製品に望ましい美感を与える が、その様な製品を使用する洗濯作業を妨害しないスペックルを提供することで ある。 驚くべきことに、染料または顔料を加えたスペックルの担体として使用するの に必要な特性を有し、本発明の液体洗剤製品に関する上記の目的の達成に使用で きる小さな群の材料があることが分かった。 発明の概要 本発明は、着色スペックルを包含する、固体で実質的に不溶性の粒子状材料を 、界面活性剤を含む非水性液相全体に分散させた、安定した懸濁液を含んでなる 非水性液体洗剤組成物を提供する。その様な組成物は、A)組成物の約49〜9 9.95重量%の、界面活性剤を含む、好ましくは構造化された、非水性液相、 B)組成物の約0.05〜2重量%の特殊な種類の着色スペックル、および好ま しくはC)組成物の約1〜44重量%の他の不溶性粒子状材料を含んでなる。 界面活性剤を含む非水性液相は、一般的に密度が約0.6〜1.4g/ccである 。その中に分散させた着色スペックルは、この非水性液相中に実質的に不溶であ る。その様なスペックルは、粒子径が約400〜1500ミクロンであり、密度 が約1.4g/cc未満である。その様なスペックルは染料または顔料を担体との組 合せで含んでなるが、その担体はポリエチレングリコールまたはポリアクリレー トまたは多糖でよい。 本発明の洗剤組成物の界面活性剤含有液相中には、好ましくは他の不溶性粒子 状材料も分散させる。その様な追加の粒子状材料は大きさが約0.1〜1500 ミクロンである。この追加粒子状材料には、過酸素漂白剤、漂白活性剤、有機洗 剤ビルダーおよび無機アルカリ度供給源およびこれらの追加粒子状材料の組合せ が挙げられる。 発明の詳細な説明 本発明の非水性液体洗剤組成物は、界面活性剤を含む、好ましくは界面活性剤 −構造化された液相を含んでなり、その液相の中に固体の、実質的に不溶の着色 スペックルが分散している。液相の必須成分および所望により使用する成分およ び固体の分散した着色スペックルおよび本発明の洗剤組成物の他の所望により使 用する材料、並びに組成物の形態、製造および使用を以下に詳細に説明する(他 に指示がない限り、濃度および比率はすべて重量で表示する)。界面活性剤含有液相 界面活性剤を含む非水性液相は、一般的に本発明の洗剤組成物の約49〜99 .95重量%を構成する。より好ましくは、この液相は界面活性剤−構造化され 、組成物の約52〜98.9重量%を構成する。最も好ましくは、この非水性液 相は、本発明の組成物の約55〜70重量%を構成する。その様な界面活性剤含 有液相は、密度が約0.6〜1.4g/cc、より好ましくは約0.9〜1.3g/cc であることが多い。本発明の洗剤組成物の液相は、好ましくは1種以上の非水性 有 機希釈剤から形成され、その中に、好ましくは特殊な種類の陰イオン系界面活性 剤含有粉末である界面活性剤構造化剤が混合されている。 (A)非水性有機希釈剤 本発明の洗剤組成物の液相の主成分は、1種以上の非水性有機希釈剤を含んで なる。本発明で使用する非水性有機希釈剤は、表面活性の、すなわち界面活性の 液体、またはここで非水性溶剤と呼ぶ非水性、非界面活性剤の液体のどちらでも よい。ここで使用する用語「溶剤」は、本発明の組成物の非界面活性剤、非水性 液体部分を意味する。本発明の組成物の必須成分および/または所望により使用 する成分の幾つかは、「溶剤」含有液相の中に実際に溶解し得るのに対し、他の 成分は「溶剤」を含む液相の中に分散した粒子状物質として存在する。そのため 、用語「溶剤」は、その溶剤物質が、そこに加えられた洗剤組成物成分のすべて を実際に溶解し得ることを必ずしも意味しているのではない。 非水性液体希釈剤成分は、一般的に約50%〜100%、より好ましくは約5 0%〜80%、最も好ましくは約55%〜75%の、構造化された、界面活性剤 含有液相を含んでなる。好ましくは、本発明の組成物の液相、すなわち非水性液 体希釈剤成分、は、非水性液体界面活性剤および非界面活性剤の非水性溶剤の両 方を含んでなる。 i)非水性界面活性剤液体 本組成物の液相の形成に使用できる好適な種類の非水性界面活性剤液体には、 アルコキシル化アルコール、エチレンオキシド(EO)−プロピレンオキシド( PO)ブロック重合体、ポリヒドロキシ脂肪酸アミド、アルキル多糖、等が挙げ られる。その様な、通常は液体である界面活性剤は、HLBが10〜16の界面 活性剤である。最も好ましい界面活性剤液体は、アルコールアルコキシレート非 イオン系界面活性剤である。 アルコールアルコキシレートは下記の一般式に相当する材料である。 R1(Cm2mO)nOH 式中、R1はC8〜C16アルキル基であり、mは2〜4であり、nは約2〜12で ある。好ましくは、R1は、第1級または第2級でよい、炭素数が約9〜15、 より好ましくは炭素数が約10〜14のアルキル基である。好ましくは、アルコ キシル化脂肪アルコールも、分子1個あたり約2〜12個のエチレンオキシド部 分、より好ましくは分子1個あたり約3〜10個のエチレンオキシド部分を含む エトキシル化材料である。 液相に有用なアルコキシル化脂肪アルコール材料は、親水性−親油性バランス (HLB)が約3〜17であることが多い。より好ましくは、この材料のHLB は約6〜15、最も好ましくは約8〜15である。 本組成物の非水性液相で、または非水性液相として有用な脂肪アルコールアル コキシレートの例は、炭素数が12〜15であるアルコールから製造され、約7 モルのエチレンオキシドを含む材料を包含する。その様な材料は、Shell Chemic al CompanyからNeodol 25-7およびNeodol 23-6.5の商品名で市販されている。他 の有用なNeodolには、Neodol 1-5、すなわちアルキル鎖中の炭素原子数が平均1 1であり、約5モルのエチレンオキシドを含むエトキシル化脂肪アルコール、Ne odol 23-9、すなわち約9モルのエチレンオキシドを有するエトキシル化第1級 C12〜C13アルコール、およびNeodol 91-10、すなわち約10モルのエチレンオ キシドを有するエトキシル化C9〜C11第1級アルコールが挙げられる。この種 のアルコールエトキシレートも、Shell Chemical CompanyからDobanolの商品名 で市販されている。Dobanol 91-5は、平均5モルのエチレンオキシドを有するエ トキシル化C9〜C11脂肪アルコールであり、Dobanol 25-7は、脂肪アルコール 1モルあたり平均7モルのエチレンオキシドを有するエトキシル化C12〜C15脂 肪アルコールである。 他の好適なエトキシル化アルコールの例はTergitol 15-S-7およびTergitol 1 5-S-9を包含するが、どちらもUnion Carbide Corporationから市販されている直 鎖第2級アルコールエトキシレートである。前者は、7モルのエチレンオキシド を含むC11〜C15直鎖第2級アルカノールの混合エトキシル化生成物であり、後 者は、9モルのエチレンオキシドを反応させた類似の生成物である。 本組成物に有用な他の種類のアルコールエトキシレートは、高分子量の非イオ ン系物質、例えばNeodol 45-11,であるが、これは高級脂肪アルコールの類似の エチレンオキシド縮合生成物であり、高級脂肪アルコールは炭素数が14〜15 であり、1モルあたりのエチレンオキシド基の数は約11である。その様な製品 もShell Chemical Companyから市販されている。 アルコールアルコキシレート非イオン系界面活性剤を、本発明の洗剤組成物の 非水性液相の一部として使用する場合、好ましくは組成物の構造化された液相の 約1〜60重量%の量で存在する。より好ましくは、アルコールアルコキシレー ト成分は、構造化された液相の約5〜40重量%を構成する。最も好ましくは、 アルコールアルコキシレート成分は、洗剤組成物の構造化された液相の約5〜3 5重量%を構成する。液相中でこれらの濃度でアルコールアルコキシレートを使 用することは、組成物全体のアルコールアルコキシレート濃度約1〜60重量% 、より好ましくは約2〜40重量%、最も好ましくは約5〜25重量%に相当す る。 本発明で使用できる別の種類の非水性界面活性液体は、エチレンオキシド(E O)−プロピレンオキシド(PO)ブロック重合体である。この種の材料は、良 く知られている非イオン系界面活性剤であり、Pluronicの商品名で市販されてい る。これらの材料は、エチレンオキシド部分のブロックを、プロピレングリコー ル鎖の末端に付加させ、得られたブロック重合体の表面活性を調節することによ り、形成される。この種のEO−POブロック重合体非イオン系材料は、Davids ohnおよびMilwidsky、Synthetic Detergents ,7th Ed.;Longman Scientific and Technical(1987)、34〜36頁および189〜191頁、および米国特許 第2,674,619号明細書、および第2,677,700号明細書により詳 細に記載されている。これらの文献をすべてここに参考として含める。これらの Pluronic型非イオン系界面活性剤は、本発明の洗剤組成物の液相に分散される粒 子状材料に対する効果的な分散剤としても機能すると考えられる。 本組成物に有用な別の種類の非水性界面活性剤液体は、ポリヒドロキシ脂肪酸 アミド界面活性剤を含んでなる。非イオン系界面活性剤のこの種の材料は、下記 の式に対応する。 式中、RはC9-17アルキルまたはアルケニルであり、pは1〜6であり、Zは還 元糖またはそのアルコキシル化誘導体に由来するグリシチルである。その様な材 料はC12〜C18N−メチルグルカミドを包含する。その例は、N−メチルN−1 −デオキシグルシチルココアミドおよびN−メチルN−1−デオキシグルシチル オレアミドである。ポリヒドロキシ脂肪酸アミドの製造方法は公知であり、例え ばここにその開示を参考として含めるWilsonの米国特許第2,965,576号 明細書およびSchwartzの米国特許第2,703,798号明細書に記載されてい る。材料自体およびそれらの製造はHonsaの米国特許第5,174,937号明 細書、1992年12月26日公布、にも詳細に記載されており、この特許もこ こに参考として含める。 本発明の好ましい界面活性剤−構造化された、非水性液相における液体界面活 性剤の総量は、他の組成物成分の種類および量により、所望の組成物特性により 決定される。一般的に、液体界面活性剤は、本組成物の非水性液相の約35%〜 70%を占める。より好ましくは、液体界面活性剤は、非水性構造化液相の約5 0%〜65%を占める。これは組成物全体中の非水性液体界面活性剤濃度約15 〜70重量%、より好ましくは約20〜50重量%に相当する。 ii)非界面活性剤非水性有機溶剤 本洗剤組成物の液相は、1種以上の非界面活性剤非水性有機溶剤も含んでなる ことができる。その様な非界面活性剤非水性液体は、好ましくは低極性の溶剤で ある。本発明の目的には、「低極性」液体は、本組成物に使用する好ましい種類 の粒子状物質、すなわち過酸素漂白剤、過ホウ酸ナトリウムまたは過炭酸ナトリ ウム、の一つを溶解させる傾向が、あるにしても、ほとんど無い液体である。従 って、比較的極性である溶剤、例えばエタノール、は使用しない方が好ましい。 本発明の非水性液体洗剤組成物に有用な、好適な種類の低極性溶剤には、非ビシ ナルC4〜C8アルキレングリコール、アルキレングリコールモノ低級アルキルエ ーテル、低分子量ポリエチレングリコール、低分子量メチルエステルおよびアミ ド、等が挙げられる。 本組成物に使用するのに好ましい種類の非水性低極性溶剤は、非ビシナルC4 〜C8分岐鎖または直鎖アルキレングリコールを含んでなる。この種の材料には 、ヘキシレングリコール(4−メチル−2,4−ペンタンジオール)、1,6− ヘキサンジオール、1,3−ブチレングリコールおよび1,4−ブチレングリコ ールが挙げられる。ヘキシレングリコールが最も好ましい。 ここで使用するのに好ましい別の種類の非水性、低極性溶剤は、モノ−、ジ− 、トリ−、またはテトラ−C2〜C3アルキレングリコールモノC2〜C6アルキル エーテルを含んでなる。その様な化合物の具体例には、ジエチレングリコールモ ノブチルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレ ングリコールモノエチルエーテル、およびジプロピレングリコールモノブチルエ ーテルが挙げられる。ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレン グリコールモノブチルエーテルおよびブトキシ−プロポキシ−プロパノール(B PP)が特に好ましい。この種の化合物は、Dowanol、Carbitol、およびCe llosolveの商品名で市販されている。 ここで有用な他の好ましい種類の非水性、低極性有機溶剤は、低分子量ポリエ チレングリコール(PEG)を含んでなる。その様な材料は、分子量が少なくと も約150である材料である。分子量が約200〜600のPEGが最も好まし い。 さらに他の好ましい種類の非極性、非水性溶剤は、低分子量のメチルエステル を含んでなる。その様な材料は、一般式R1−C(O)−OCH3の材料であるが 、式中、R1は1〜約18である。好適な低分子量メチルエステルの例には、酢 酸メチル、プロピオン酸メチル、オクタン酸メチル、およびドデカン酸メチルが 挙げられる。 使用する非水性で、一般的に低極性の、非界面活性剤有機溶剤は、無論、本発 明の液体洗剤組成物に使用する他の組成物成分、例えば漂白剤および/または活 性剤、と相容性があり、非反応性であるべきである。その様な溶剤成分は、好ま しくは液相の約1〜70重量%の量で使用する。より好ましくは、非水性、低極 性、非界面活性剤は、組成物の構造化された液相の約10〜60重量%、最も好 ましくは構造化された液相の約20〜50重量%を構成する。非界面活性剤溶剤 を液相中でこれらの濃度で使用することは、組成物全体の約1〜50重量%、よ り好ましくは約5〜40重量%、最も好ましくは組成物の約10〜30重量%の 非界面活性剤溶剤濃度に相当する。 iii)界面活性剤および非界面活性剤溶剤の混合物 非水性界面活性剤液体および非水性非界面活性剤溶剤の両方を使用する系では 、構造化された界面活性剤含有液相中の、界面活性剤の非界面活性剤液体に対す る比、例えばアルコールアルコキシレートの低極性溶剤に対する比、を使用して 最終的に形成される洗剤組成物のレオロジー特性を変えることができる。一般的 に、界面活性剤液体の非界面活性剤有機溶剤に対する重量比は約50:1〜1: 50 である。より好ましくは、この比は約3:1〜1:3、最も好ましくは約2:1 〜1:2である。 (B)界面活性剤構造化剤 本発明の洗剤組成物の非水性液相は、前に記載した非水性有機液体希釈剤と、 一般的に(ただし、必要という訳ではない)本発明の洗剤組成物の非水性液相に 構造を付与する様に選択された界面活性剤、を組み合わせることにより、製造す る。構造化界面活性剤は、陰イオン系、非イオン系、陽イオン系、および/また は両性(amphoteric)型でよい。 好ましい構造化界面活性剤は陰イオン系界面活性剤、例えばアルキルサルフェー ト、アルキルポリアルコキシレートサルフェートおよび直鎖アルキルベンゼンス ルホネート、である。本発明の洗剤組成物に所望により構造化剤として添加でき る他の一般的な種類の界面活性剤材料は、カルボキシレート型の陰イオン系材料 を含んでなる。カルボキシレート型の陰イオン系材料は、C10〜C18アルキルア ルコキシカルボキシレート(特にEO1〜5のエトキシカルボキシレート)およ びC10〜C18サルコシネート、特にオレオイルサルコシネートを包含する。さら に他の一般的な種類の、構造化剤として使用できる陰イオン系界面活性剤材料は 、他のスルホン化陰イオン系界面活性剤、例えばC8〜C18パラフィンスルホネ ートおよびC8〜C18オレフィンスルホネート、を含んでなる。構造化陰イオン 系界面活性剤は、一般的に本組成物の約1〜30重量%を含んでなる。 上記の様に、好ましい種類の構造化陰イオン系界面活性剤は、第1級または第 2級アルキルサルフェート陰イオン系界面活性剤を含んでなる。その様な界面活 性剤は、高級C8〜C20脂肪アルコールの硫酸化により製造された界面活性剤で ある。 従来の第1級アルキルサルフェート界面活性剤は下記の一般式を有する。 ROSO3 -+ 式中、Rは典型的には、直鎖または分岐鎖でよいC8〜C20ヒドロカルビル基で あり、Mは水溶性を付与する陽イオンである。好ましくは、RはC10-14アルキ ルであり、Mはアルカリ金属である。最も好ましくは、Rは約C12であり、Mは ナトリウムである。 従来の第2級アルキルサルフェートも、本組成物の液相に対する構造化陰イオ ン系界面活性剤として使用できる。従来の第2級アルキルサルフェート界面活性 剤は、分子のヒドロカルビル「骨格」に沿って不規則に分布したサルフェート部 分を有する材料である。その様な材料は、下記の構造で表すことができる。 CH3(CH2n(CHOSO3 -+)(CH2mCH3 式中、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの合計は典型的には約9〜15 であり、Mは水溶性を付与する陽イオンである。 使用する場合、アルキルサルフェートは、一般的に組成物の約1〜30重量% 、より好ましくは組成物の約5〜25重量%を構成する。アルキルサルフェート 、過酸素漂白剤および漂白活性剤を含む非水性液体洗剤組成物は、Kong-Chan et al.の国際特許出願第WO96/10073号明細書、1996年4月4日公開 、に詳細に記載されているが、この出願をここに参考として含める。 本発明の非水性洗浄組成物に界面活性剤として所望により添加できる別の好ま しい種類の陰イオン系界面活性剤材料は、アルキルポリアルコキシレートサルフ ェートを含んでなる。アルキルポリアルコキシレートサルフェートは、アルコキ シル化アルキルサルフェートまたはアルキルエーテルサルフェートとも呼ばれる 。その様な材料は、下記の式に対応する材料である。 R2−O−(Cm2mO)n−SO3M 式中、R2はC10〜C22アルキル基であり、mは2〜4であり、nは約1〜15 であり、Mは塩形成陽イオンである。好ましくは、R2はC12〜C18アルキルで あり、mは2であり、nは約1〜10であり、Mはナトリウム、カリウム、アン モニウム、アルキルアンモニウムまたはアルカノールアンモニウムである。最も 好ましくは、R2はC12〜C16であり、mは2であり、nは約1〜6であり、M はナトリウムである。アンモニウム、アルキルアンモニウムおよびアルカノール アンモニウム対イオンは、過酸素漂白剤との相容性が無いので、本組成物に使用 することは避けた方が好ましい。 使用する場合、アルキルポリアルコキシレートサルフェートは、一般的に組成 物の約1〜30重量%、より好ましくは組成物の約5〜25重量%を構成するこ とができる。アルキルポリアルコキシレートサルフェートを、ポリヒドロキシ脂 肪酸アミドとの組合せで含む非水性液体洗剤組成物は、Boutique et al.のPC T出願第PCT/US96/04223号明細書に詳細に記載されているが、そ の出願をここに参考として含める。 本組成物に界面活性剤として使用するのに最も好ましい種類の陰イオン系界面 活性剤は、直鎖アルキルベンゼンスルホネート(LAS)界面活性剤を含んでな る。特に、その様なLAS界面活性剤は、本発明の非水性液体洗剤組成物中に配 合するのに特に有用な、特殊な種類の陰イオン系界面活性剤含有粉末中に処方す ることができる。その様な粉末は、2つの異なった相を含んでなる。これらの相 の一方は、本組成物に使用する非水性有機液体希釈剤に不溶であり、他方の相は 非水性有機液体に可溶である。本発明の好ましい組成物の非水性液相に分散する ことができるのは、この好ましい陰イオン系界面活性剤含有粉末の不溶性の相で あり、これが凝集した小粒子の網目構造を形成し、それによって最終製品が他の 追加固体粒子状材料を組成物中に安定して分散させることができる。 その様な好ましい陰イオン系界面活性剤含有粉末は、a)C10-16直鎖アルキ ルベンゼンスルホン酸の1種以上のアルカリ金属塩、およびb)1種以上の非界 面活性剤希釈剤塩を実質的に含む水性スラリーを共乾燥させることにより形成さ れる。その様なスラリーは、可溶性および不溶性相の両方を含んでなる固体材料 、 一般的に粉末形態、に乾燥させる。 好ましい陰イオン系界面活性剤含有粉末の形成に使用する直鎖アルキルベンゼ ンスルホネート(LAS)材料は良く知られている材料である。その様な界面活 性剤およびそれらの製造は、例えばここに参考として含める米国特許第2,22 0,099号明細書および第2,477,383号明細書に記載されている。特 に好ましい材料は、アルキル基中の平均炭素原子数が約11〜14である、ナト リウムおよびカリウムの直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩である。ナトリウム C11-14、例えばC12、のLASが特に好ましい。アルキルベンゼン界面活性剤 陰イオン系界面活性剤は、粉末形成スラリー中に、一般的にスラリーの約20〜 70重量%、より好ましくは約20〜60重量%の量で使用する。 粉末形成スラリーは非界面活性剤の有機または無機塩成分も含み、これをLA Sと共に乾燥させ、2相陰イオン系界面活性剤含有粉末を形成する。その様な塩 は、公知のナトリウム、カリウムまたはマグネシウムのハロゲン化物、硫酸塩、 クエン酸塩、炭酸塩、硫酸塩、ホウ酸塩、コハク酸塩、スルホコハク酸塩、等の いずれでもよい。一般的にLASの副生成物である硫酸ナトリウムがここで使用 するのに好ましい非界面活性剤の希釈剤塩である。ヒドロトロピー剤として機能 する塩、例えばスルホ−コハク酸ナトリウム、も有用である。非界面活性剤塩は 水性スラリー中に、LASと共に、スラリーの約1〜50重量%、より好ましく はスラリーの約5〜40重量%の量で使用する。ヒドロトロピー剤として機能す る塩は、好ましくはスラリーの約3重量%までを構成する。 上記のLASおよび希釈剤塩成分を含む水性スラリーを乾燥させて陰イオン系 界面活性剤含有粉末を形成し、好ましくは非水性希釈剤に加え、本組成物中の構 造化液相を製造することができる。通常のすべての乾燥技術、例えば噴霧乾燥、 ドラム乾燥、等、または乾燥技術の組合せ、を使用できる。乾燥は、固体材料中 の残留含水量が約0.5〜4重量%、より好ましくは約1〜3重量%になるまで 行なうべきである。 乾燥操作により製造した陰イオン系界面活性剤含有粉末は、2つの異なった相 を有し、その一方は、ここで使用する無機液体希釈剤に可溶であり、他方は、そ れらの希釈剤に不溶である。陰イオン系界面活性剤含有粉末中の不溶相は、一般 的に粉末の約10〜45重量%、より好ましくは約15〜35重量%を構成する 。 乾燥後に形成される陰イオン系界面活性剤含有粉末は、粉末の約45〜94重 量%、より好ましくは約60〜94重量%のアルキルベンゼンスルホン酸塩を含 んでなることができる。その様な濃度は一般的に最終的に製造される洗剤組成物 全体の約0.5〜60重量%、より好ましくは約15〜60重量%のアルキルベ ンゼンスルホン酸塩を与えるのに十分である。陰イオン系界面活性剤含有粉末自 体は、最終的に製造される組成物全体の約0.45〜45重量%を構成すること ができる。乾燥後、陰イオン系界面活性剤含有粉末は、一般的に粉末の約2〜5 0重量%、より好ましくは約2〜25重量%の非界面活性剤塩も含む。 必要な程度に乾燥させた後、混合したLAS/塩材料を、公知のいずれかの好 適なミリングまたは粉砕方法により、フレークまたは粉末形態に転換することが できる。一般的に、その様な材料を非水性有機溶剤と組み合わせ、本組成物の構 造化液相を形成する時点で、この粉末の粒子径は0.1〜2000ミクロン、よ り好ましくは約0.1〜1000ミクロンである。 本発明の好ましい洗剤組成物の構造化された界面活性剤含有液相は、前に記載 した非水性有機希釈剤を、上記の陰イオン系界面活性剤含有粉末と組み合わせる ことにより、製造することができる。その様な組合せにより、構造化された界面 活性剤含有液相が形成される。この好ましい構造化液相成分の組合せを製造する ための条件は、以下に記載する「組成物の製造および使用」の項で、より詳細に 説明する。先に述べた様に、構造化された界面活性剤含有液相の形成により、着 色スペックルおよび他の機能的粒子状固体材料を、本発明の好ましい洗剤組成物 中に、安定して分散させることができる。着色スペックル 本発明の非水性液体洗剤組成物は、組成物の約0.05〜2重量%、より好ま しくは0.1〜1重量%、の着色スペックルも必須成分として含む。その様な着 色スペックル自体は、従来の染料または顔料と、スペックルに特別な特性を付与 するある種の担体材料との組合せである。本発明の目的には、「着色」スペック ルとは、それらのスペックルが分散している液体洗剤組成物の色と視覚的にはっ きり区別できる色を有するスペックルである。 着色スペックルの形成に使用できる着色材料は、家庭用洗剤製品における使用 が公知であり、認められている従来の染料および顔料のいずれかを含んでなるこ とができる。その様な材料には、例えばウルトラマリンブルー染料、Acid 80ブ ルー染料、Red HP Liquitint、Blue Liquitint、等が挙げられる。 染料または顔料を特殊な種類の担体材料と組み合わせ、本発明の洗剤組成物に 使用する着色スペックルを形成することができる。担体材料は、スペックルに特 定の密度および溶解特性を付与する様に選択する。着色スペックル用の担体とし て好適であることが分かっている材料には、ポリアクリレート、多糖、例えばデ ンプン、セルロース、ガムおよびそれらの誘導体、およびポリエチレングリコー ルが挙げられる。特に好ましい担体材料は、分子量が約4,000〜20,00 0、より好ましくは約4,000〜10,000であるポリエチレングリコール である。 着色スペックルは、染料または顔料を担体材料中に分散させることにより、製 造することができる。これは、例えばa)担体を融解させ、染料または顔料をそ の中に攪拌しながら分散させる、b)染料/顔料粉末を担体粉末と混合する、ま たはc)染料/顔料および担体を水溶液中に溶解させる、ことにより行なうこと ができる。次いで、着色剤/担体混合物を、フレーク処理、噴霧乾燥、プリル処 理、押出しまたは他の従来の技術により、粒子に形成することができる。一般的 に、着色スペックルは、スペックルの約0.1〜5重量%の着色剤(染料または 顔料)を含む。 この様にして製造した着色スペックルは、大きさが一般的に約400〜1,5 00ミクロン、より好ましくは約400〜1,200ミクロンである。上記の担 体材料から製造されるスペックルは、密度が約1.4g/cc未満、好ましくは約1 0〜1.4g/ccである。その様なスペックルは、本発明の非水性液体洗剤組成物 の非水性液相に実質的に不溶でもある。そのため、着色スペックルは、本発明の 液体洗剤組成物の非水性マトリックス中に安定して分散させることができる。し かし、その様なスペックルは、本発明の液体洗剤組成物から調製される水性洗浄 液中に迅速に溶解する。他の固体粒子状材料 界面活性剤含有液相および着色スペックルに加えて、本発明の非水性洗剤組成 物は、約1〜50重量%、より好ましくは約29〜44重量%の、液相中に分散 し、懸濁している他の固相粒子状材料をさらに含んでなる。一般的に、その様な 粒子状材料は大きさが約0.1〜1500ミクロン、より好ましくは約0.1〜 900ミクロンである。最も好ましくは、その様な材料の大きさは約5〜200 ミクロンである。 ここで使用する他の粒子状材料は、粒子状の形態にあり、組成物の非水性液相 に実質的に不溶である1種以上の洗剤組成物成分を含んでなることができる。使 用できる粒子状材料の種類を以下に詳細に説明する。 (A)所望により漂白活性剤を含む過酸素漂白剤 本発明の洗剤組成物に有用な、最も好ましい種類の粒子状材料は、過酸素漂白 剤の粒子を含んでなる。その様な過酸素漂白剤は、本来有機または無機でよい。 無機過酸素漂白剤は、漂白活性剤との組合せで使用することが多い。 有用な有機過酸素漂白剤は、過カルボン酸漂白剤およびそれらの塩を包含する 。この種の漂白剤の好適な例には、モノペルオキシフタル酸マグネシウム六水和 物、メタクロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニルアミノ−4−オキソペ ルオキシ酪酸およびジペルオキシドデカンジオン酸が挙げられる。その様な漂白 剤は、米国特許第4,483,781号明細書、Hartman、1984年11月2 0日公布、ヨーロッパ特許出願第EP−A−133,354号明細書、Banks et al.、1985年2月20日公開、および米国特許第4,412,934号明細 書、Chung et al.、1983年11月1日公布、に記載されている。非常に好ま しい漂白剤は、米国特許第4,634,551号明細書、1987年1月6日Bu rnsらに公布、に記載されている6−ノニルアミノ−6−オキソペルオキシカプ ロン酸(NAPAA)も包含する。 無機過酸素漂白剤も粒子状形態で本発明の洗剤組成物に使用できる。実際、無 機漂白剤は好ましい。その様な無機過酸素化合物は、アルカリ金属の過ホウ酸塩 および過炭酸塩材料を包含し、過炭酸塩が最も好ましい。例えば、過ホウ酸ナト リウム(例えば−または四水和物)を使用できる。好適な無機漂白剤には、ナト リウムまたはカリウムの炭酸塩過酸化水素化物および同等の「過炭酸塩」漂白剤 、ピロリン酸ナトリウム過酸化水素化物、尿素過酸化水素化物、および過酸化ナ トリウムも挙げられる。過硫酸塩漂白剤(例えばOXONE、DuPontにより製造販売 )も使用できる。無機過酸素漂白剤は、ケイ酸塩、ホウ酸塩、硫酸塩または水溶 性界面活性剤で被覆することが多い。例えば、被覆された過炭酸塩粒子は様々な 商業的供給源、例えばFMC、Solvay Interox、Tokai DenkaおよびDegussaから 入手できる。 無機過酸素漂白剤、例えば過ホウ酸塩、過炭酸塩、等は、それぞれ対応する過 酸の水溶液をその場で(すなわち本組成物を布地洗濯/漂白に使用する際に)形 成する漂白活性剤と組み合わせて使用するのが好ましい。活性剤の各種の非限定 的な例が米国特許第4,915,854号明細書、1990年4月10日Maoら に公布、および米国特許第4,412,934号明細書、1983年11月1日 Chung et al.に公布、に記載されている。ノナノイルオキシベンゼンスルホネー ト(NOBS)およびテトラアセチルエチレンジアミン(TAED)活性剤が代 表的である。それらの混合物も使用できる。ここで有用な他の典型的な漂白剤お よび活性剤に関しては、米国特許第4,634,551号明細書も参照。 他の好適な、アミドに由来する漂白活性剤は下記の式を有する物質である。 R1N(R5)C(O)R2C(O)Lまたは R1C(O)N(R5)R2C(O)L 式中、R1は炭素数が約6〜約12であるアルキル基であり、R2は炭素数が1〜 約6であるアルキレンであり、R5はHまたは炭素数が約1〜約10であるアル キル、アリール、またはアルカリールであり、Lは適当な離れていく基である。 離れていく基とは、パーハイドロリシス陰イオンによる漂白活性剤に対する求核 攻撃の結果、漂白活性剤から排除される基を意味する。好ましい離れていく基は フェニルスルホネートである。 上記の式を有する漂白活性剤の好ましい例には、前に挙げた米国特許第4,6 34,551号明細書に記載されている、(6−オクタンアミド−カプロイル) オキシベンゼンスルホネート、(6−ノナンアミドカプロイル)オキシベンゼン スルホネート、(6−デカンアミド−カプロイル)オキシベンゼンスルホネート 、およびそれらの混合物が挙げられる。その様な混合物は、ここでは(6−C8 〜C10アルカミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネートと呼ぶ。 別の種類の有用な漂白活性剤には、ここに参考として含める米国特許第4,9 66,723号明細書、1990年10月30日公布、にHodgeらにより開示さ れているベンゾキサジン型活性剤がある。ベンゾキサジン型の非常に好ましい活 性剤は である。 さらに別の種類の有用な漂白活性剤は、アシルラクタム活性剤、特に下記の式 を有するアシルカプロラクタムおよびアシルバレロラクタムを包含する。式中、R6はHまたは炭素数が1〜約12であるアルキル、アリール、アルコキ シアリール、またはアルカリール基である。非常に好ましいラクタム活性剤には 、ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラクタム、3,5,5−トリ メチルヘキサノイルカプロラクタム、ノナノイルカプロラクタム、デカノイルカ プロラクタム、ウンデセノイルカプロラクタム、ベンゾイルバレロラクタム、オ ク タノイルバレロラクタム、デカノイルバレロラクタム、ウンデセノイルバレロラ クタム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルバレロラクタムおよびそれらの混 合物が挙げられる。ここに参考として含める、過ホウ酸ナトリウムの中に吸着さ せたベンゾイルカプロラクタムを含むアシルカプロラクタムを開示している米国 特許第4,545,784号明細書、1985年10月8日Sandersonに公布、 参照。 過酸素漂白剤を他の粒子状材料のすべて、または一部として使用する場合、過 酸素漂白剤は、一般的に組成物の約1〜30重量%を構成する。より好ましくは 、過酸素漂白剤は、組成物の約1〜20重量%を構成する。最も好ましくは、過 酸素漂白剤は、組成物の約5〜20重量%の量で存在する。使用する場合、漂白 活性剤は組成物の約0.5〜20重量%、より好ましくは約3〜10重量%を構 成する。活性剤は、漂白剤の活性剤に対するモル比が約1:1〜10:1、より 好ましくは約1.5:1〜5:1になる様に使用することが多い。 さらに、漂白活性剤は、ある種の酸、例えばクエン酸、で凝集させた場合に、 化学的により安定していることが分かった。 (B)有機ビルダー材料 本発明の非水性液体洗剤組成物中に分散させることができる別の種類の粒子状 材料は、本組成物を洗濯/漂白に使用する際に直面する、カルシウムまたは他の イオン、水硬度の影響に対抗する有機洗剤ビルダー材料を含んでなる。その様な 材料の例には、アルカリ金属のクエン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩、脂肪酸、 カルボキシルーメチルコハク酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリ アセチルカルボン酸塩が挙げられる。具体例には、オキシジコハク酸、メリト酸 、ベンゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナトリウム、カリウムおよびリチウ ム塩が挙げられる。他の例には、有機ホスホネート型金属イオン封鎖剤、例えば MonsantoからDequestの商品名で市販されている材料およびアルカンヒドロキシ ホ スホネートがある。クエン酸塩が非常に好ましい。 他の好適な有機ビルダーは、ビルダー特性を有することが分かっている高分子 量重合体および共重合体を包含する。例えば、その様な材料には、適当なポリア クリル酸、ポリマレイン酸、およびポリアクリル酸/ポリマレイン酸共重合体お よびそれらの塩、例えばBASFからSokalanの商品名で販売されている、分子量が 約5,000〜100,000の材料が挙げられる。 別の好適な種類の有機ビルダーは、高級脂肪酸の水溶性塩、すなわち「セッケ ン」を含んでなる。これらの材料には、アルカリ金属セッケン、例えば炭素数が 約8〜約24である、好ましくは炭素数が約12〜約18である高級脂肪酸のナ トリウム、カリウム、アンモニウム、およびアルキロールアンモニウム塩が挙げ られる。セッケンは、油脂を直接けん化するか、または遊離脂肪酸の中和により 製造することができる。ココナッツ油およびタロウに由来する脂肪酸の混合物の ナトリウムおよびカリウム塩、すなわちナトリウムまたはカリウムタロウおよび ココナッツセッケンが特に有用である。 他の粒子状材料の全部または一部として使用する場合、不溶性の有機洗剤ビル ダーは、一般的に本組成物の約2〜20重量%を構成することができる。より好 ましくは、その様なビルダー材料は組成物の約4〜10重量%を構成することが できる。 (C)無機アルカリ度供給源 本発明の非水性液体洗剤組成物中に分散させることができる別の種類の粒子状 材料は、その様な組成物から形成される洗浄水溶液に一般的にアルカリ性を付与 するのに役立つ材料を含むことができる。その様な材料は、洗剤ビルダーとして 、すなわち洗剤性能に対する水硬度の悪影響に対抗する材料として作用すること も、しないこともある。 好適なアルカリ度供給源の例には、水溶性のアルカリ金属の炭酸塩、重炭酸塩 、 ホウ酸塩、ケイ酸塩およびメタケイ酸塩が挙げられる。生態学的理由から好まし くはないが、水溶性リン酸塩もアルカリ度供給源として使用することができる。 これらの材料には、アルカリ金属のピロリン酸塩、オルトリン酸塩、ポリリン酸 塩およびホスホン酸塩が挙げられる。これらのアルカリ度供給源すべての中で、 アルカリ金属炭酸塩、例えば炭酸ナトリウム、が最も好ましい。 アルカリ度供給源は、水和し得る塩の形態にある場合、本発明の非水性液体洗 剤組成物中で乾燥剤としても使用できる。乾燥剤でもあるアルカリ度供給源の存 在により、水による失活に敏感な場合がある過酸素漂白剤の様な組成物成分を化 学的に安定化させるという利点が得られることもある。 他の粒子状材料成分の全部または一部として使用する場合、アルカリ度供給源 は、一般的に本組成物の約1〜25重量%を構成することができる。より好まし くは、アルカリ度供給源は組成物の約2〜15重量%を構成することができる。 その様な材料は、水溶性であるが、本発明の非水性洗剤組成物には一般的に不溶 性である。そのため、その様な材料は非水性液相中に個別の粒子の形態で分散さ せるのが一般的である。他の所望により使用する組成物成分 上に記載した組成物の液相および固相成分に加えて、本洗剤組成物は、様々な 他の所望により使用する成分を含むことができ、含むのが好ましい。その様な所 望により使用する成分は液体または固体の形態でよい。所望により使用する成分 は、液相中に溶解させるか、または液相中に細かい粒子または滴の形態で分散さ せることができる。本組成物に所望により使用することができる幾つかの材料を 以下に、より詳細に説明する。 (a)所望により使用する無機洗剤ビルダー 本発明の洗剤組成物は、所望により、上に挙げた、アルカリ度供給源としても 機能する材料の他に、1種以上の無機洗剤ビルダーも含むことができる。その様 な所望により使用する無機ビルダーは、例えばゼオライトの様なアルミノケイ酸 塩を包含することができる。アルミノケイ酸塩ゼオライト、およびそれらの洗剤 ビルダーとしての使用は、ここに参考として含めるCorkill et al.の米国特許第 4,605,509号明細書、1986年8月12日公布、に、より詳細に記載 されている。結晶性層状ケイ酸塩、例えばこの米国特許第4,605,509号 明細書に記載されている様な材料、も本洗剤組成物に好適である。使用する場合 、所望により使用する無機洗剤ビルダーは、本組成物の約2〜15重量%を占め ることができる。 (b)所望により使用する酵素 本発明の洗剤組成物は、所望により1種以上の洗剤酵素も含むことができる。 その様な酵素は、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼおよびリパーゼを包含 することができる。その様な材料はこの分野では公知であり、市販されている。 これらの材料は本発明の非水性液体洗剤組成物中に懸濁液、「marumes」または 「プリル」の形態で配合することができる。他の好適な種類の酵素は、非イオン 系界面活性剤中の酵素スラリーの形態にある物質、例えばNovo Nordiskから「S L」の商品名で市販されている酵素、またはNovo Nordiskから「LDP」の商品 名で市販されているマイクロカプセル収容された酵素を含んでなる。 通常の酵素プリルの形態で本組成物に加える酵素は、ここで使用するのに特に 好ましい。その様なプリルは、大きさが一般的に約100〜1,000ミクロン 、より好ましくは約200〜800ミクロンであり、組成物の非水性液相全体に 分散される。本発明の組成物中のプリルは、他の酵素形態と比較して、酵素活性 の長期間保持に関して特に望ましい酵素安定性を示すことが分かった。そのため 、酵素プリルを使用する組成物は、酵素を水性液体洗剤中に配合する時に頻繁に 使用しなければならない様な従来の酵素安定剤を含む必要がない。 使用する場合、酵素は本発明の非水性液体洗剤組成物中に、組成物1グラムあ たり重量で10mgまで、より一般的には約0.01mg〜約5mg、の活性酵素を与 えるのに十分な量で配合する。言い換えれば、本発明の非水性液体洗剤組成物は 、典型的には約0.001〜5重量%、好ましくは約0.01〜1重量%市販の 酵素製剤を含んでなる。例えば、プロテアーゼ酵素は通常、その様な市販の製剤 中に、組成物1グラムあたり0.005〜0.1Anson単位(AU)の活性を与 えるのに十分な量で存在する。 (c)所望により使用するキレート化剤 本発明の洗剤組成物は、所望により、金属イオン、例えば鉄および/またはマ ンガン、をキレート化するのに役立つキレート化剤も含むことができる。その様 なキレート化剤は、組成物中の、過酸素漂白剤の様な組成物成分を失活させる傾 向がある金属不純物と錯体形成する。有用なキレート化剤には、アミノカルボン 酸塩、ホスホン酸塩、アミノホスホン酸塩、多官能置換された芳香族キレート化 剤およびそれらの混合物が挙げられる。 所望により使用するキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートには、 エチレンジアミンテトラ酢酸塩、N−ヒドロキシエチル−エチレン−ジアミント リ酢酸塩、ニトリロトリ酢酸塩、エチレン−ジアミンテトラプロピオン酸塩、ト リエチレンテトラアミンヘキサ酢酸塩、ジエチレントリアミンペンタ酢酸塩、エ チレンジアミンジコハク酸塩およびエタノールジグリシンが挙げられる。これら の材料のアルカリ金属塩が好ましい。 洗剤組成物中のリン全体が少なくとも低レベルで許容される場合、アミノホス ホン酸塩も、本発明の組成物に使用するのに好適であり、DEQUESTとしてエチレ ンジアミンテトラキス(メチレン−ホスホネート)を含む。好ましくは、これら のアミノホスホン酸塩は、炭素数が約6を超えるアルキルまたはアルケニル基を 含まない。 好ましいキレート化剤には、ヒドロキシエチル−ジホスホン酸(HEDP)、 ジエチレントリアミンペンタ酢酸(DTPA)、エチレンジアミンジコハク酸( EDDS)およびジピコリン酸(DPA)およびそれらの塩が挙げられる。キレ ート化剤は、無論、本発明の組成物を布地の洗濯/漂白に使用する際の洗剤ビル ダーとしても作用し得る。使用する場合、キレート化剤は、本組成物の約0.1 〜4重量%を構成することができる。より好ましくは、キレート化剤は、本洗剤 組成物の約0.2〜2重量%を構成する。 (d)所望により使用する増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤 本発明の洗剤組成物は所望により、組成物の、その固体粒子状成分を懸濁液中 に維持する能力を強化するのに役立つ、重合体状材料も含むことができる。その 様な材料は、例えば増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤として作用するこ とができる。その様な材料は、重合体状ポリカルボキシレートであることが多い が、重合体状材料、例えばポリビニルピロリドン(PVP)またはポリアミド樹 脂、を包含することができる。 重合体状ポリカルボキシレート材料は、好適な不飽和モノマーを、好ましくは それらの酸形態で、重合または共重合させることにより、製造できる。重合によ り好適な重合体状ポリカルボキシレートを形成できる不飽和単量体状の酸には、 アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、ア コニット酸、メサコン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸が挙げられる。 ここで使用する重合体状ポリカルボキシレート中に、カルボキシレート基を含ま ない単量体状断片、例えばビニルメチルエーテル、スチレン、エチレン、等、が 存在することは、その様な断片が重合体の約40重量%を超える部分を構成しな い限り、好適である。 特に好適な重合体状ポリカルボキシレートは、アクリル酸から誘導することが できる。ここで有用なその様なアクリル酸系重合体は、重合したアクリル酸の水 溶性塩である。その様な酸形態にある重合体の平均分子量は、好ましくは約2, 000〜10,000、より好ましくは約4,000〜7,000、最も好まし くは約4,000〜5,000である。その様なアクリル酸重合体の水溶性塩は 、例えばアルカリ金属塩を包含することができる。この種の可溶性重合体は、公 知の材料である。この種のポリアクリレートの洗剤組成物における使用は、例え ばDiehlの米国特許第3,308,067号明細書、1967年3月7日公布、 に開示されている。その様な材料は、ビルダー機能も果たすことができる。 使用する場合、所望により使用する増粘剤、粘度調整剤および/または分散剤 は、本組成物中に約0.1〜4重量%の量で存在する。より好ましくは、その様 な材料は、本洗剤組成物の約0.5〜2重量%を構成することができる。 (e)所望により使用する粘土汚れ除去/再付着防止剤 本発明の組成物は、所望により、粘土汚れ除去および再付着防止特性を有する 水溶性エトキシル化アミンも含むことができる。使用する場合、汚れ材料は約0 .01〜約5重量%の本組成物を含むことができる。 最も好ましい汚れ除去および再付着防止剤は、エトキシル化テトラエチレンペ ンタミンである。代表的なエトキシル化アミンはさらに、米国特許第4,597 ,898号明細書、VanderMeer、1986年7月1日公布、に記載されている。 別の群の好ましい粘土汚れ除去−再付着防止剤は、ヨーロッパ特許出願第111 ,965号明細書、OhおよびGosselink、1984年6月27日公開、に記載さ れている陽イオン系化合物である。使用可能な他の粘土汚れ除去/再付着防止剤 は、ヨーロッパ特許出願第111,984号明細書、Gosselink、1984年6 月27日公開、に記載されているエトキシル化アミン、ヨーロッパ特許出願第1 12,592号明細書、Gosselink、1984年7月4日公開、に記載されてい る双生イオン系重合体、および米国特許第4,548,744号明細書、Connor 、1985年10月22日公布、に記載されているアミンオキシドである。この 分野で公知の他の粘土汚れ除去および/または再付着防止剤も本組成物で使用で きる。 別の種類の好ましい再付着防止剤はカルボキシメチルセルロース(CMC)材料 を包含する。これらの材料はこの分野で良く知られている。 (f)所望により使用する液体漂白活性剤 本発明の洗剤組成物は、所望により、室温で液体の形態にあり、本発明の洗剤 組成物の非水性液相に添加できる漂白活性剤も含むことができる。その様な液体 漂白活性剤の1種は、クエン酸アセチルトリエチル(ATC)である。他の例は トリ酢酸グリセロールおよびノナノイルバレロラクタムを包含する。液体漂白活 性剤は、本組成物の非水性液相に溶解させることができる。 (g)所望により使用するブライトナー、発泡抑制剤および/または香料 本発明の洗剤組成物は、所望により通常のブライトナー、発泡抑制剤、漂白剤 触媒、染料および/または香料も含むことができる。その様なブライトナー、発 泡抑制剤、シリコーン油、漂白剤触媒、染料および香料は、無論、非水性環境中 で他の組成物成分と相容性があり、非反応性である必要がある。存在する場合、 ブライトナー、発泡抑制剤、染料および/または香料は、典型的には本組成物の 約0.0001〜2重量%を構成する。好適な漂白剤触媒は、米国特許第5,2 46,621号明細書、米国特許第5,244,594号明細書、米国特許第5 ,114,606号明細書および米国特許第5,114,611号明細書に記載 されているマンガン系錯体を包含する。 (h)構造弾性付与剤 本発明の非水性液体洗剤組成物は、約0.1〜5重量%、好ましくは約0.1 〜2重量%、の細かく分割した固体粒子状材料も含むことができるが、これらの 材料には、シリカ、例えばヒュームシリカ、二酸化チタン、不溶性炭酸塩、細か く分割したカーボンまたはこれらの材料の組合せ、が挙げられる。この種の細か く分割した材料は、本発明の製品中で構造弾性付与剤として機能する。その様な 材料は、平均粒子径が約7〜40ナノメートル、より好ましくは約7〜15ナノ メートルである。その様な材料の比表面積は約40〜400m2/gである。 細かく分割した弾性付与剤は、製品の粘度を増加せずに、界面活性剤構造化液 相の弾性を増加することにより、非水性液体洗剤製品の輸送安定性を改良するこ とができる。これによって、その様な製品は、輸送の際に直面することがある高 周波振動に耐えることができ、製品中の沈殿を引き起こすことがある好ましくな い構造破壊を受けずに済む。 二酸化チタンの場合、この材料の使用により、本発明の洗剤組成物中の粒子状 材料の懸濁液に白さも与えられる。この効果は、製品全体の外観を向上させる。組成物の形態 上記の様に、本発明の非水性液体洗剤組成物は、界面活性剤を含む、好ましく は構造化された非水性液相全体に、粒子状形態の漂白剤および/または他の材料 が固相として分散され、懸濁している形態にある。一般的に、構造化された非水 性液相は、組成物の約45〜95重量%、より好ましくは約50〜90重量%を 構成し、分散した他の固体材料は、組成物の約5〜55重量%、より好ましくは 約10〜50重量%を構成する。 本発明の粒子含有液体洗剤組成物は、実質的に非水性(または無水)である。 その様な組成物は、非常に少ない量の水を、必須または所望により使用する成分 中の不純物として含むことができるが、水の量は本組成物の約5重量%を決して 超えてはならない。より好ましくは、本発明の非水性洗剤組成物の含水量は約1 重量%未満である。 本発明の粒子含有非水性液体洗剤組成物は、比較的粘性であり、その様な組成 物の市販および使用条件下で相が安定している。本組成物の粘度は約300〜5 ,000cpsであることが多く、より好ましくは約500〜3,000cpsである 。本発明の目的には、粘度はCarrimed CSL2レオメーターを使用し、せん断率2 0s-1で測定する。組成物の製造および使用 本発明の非水性液体洗剤組成物は、界面活性剤を含み、好ましくは構造化した 非水性液相を先ず形成し、その後、この構造化した相に他の粒子状成分を、いず れかの都合の良い順序で加え、得られた成分の組合せを混合、例えば攪拌し、本 発明の相が安定した組成物を形成することにより製造できる。その様な組成物を 製造するための典型的な方法では、必須成分および特定の所望により使用する成 分を特定の順序で、および特定の条件下で組み合わせる。 好ましい製造方法の第一工程では、構造化された、界面活性剤含有液相の形成 に使用する陰イオン系界面活性剤含有粉末を製造する。この予備製造工程では、 直鎖C10-16アルキルベンゼンスルホン酸の1種以上のアルカリ金属塩約30〜 60%、および1種以上の希釈性非界面活性剤塩約2〜30%を含む水性スラリ ーを形成する。続く工程では、このスラリーを、残留含水量が約4重量%未満の 固体材料を形成するのに必要な程度に乾燥させる。 この固体陰イオン系界面活性剤含有材料を製造した後、この材料を1種以上の 非水性有機希釈剤と組み合わせ、本発明の洗剤組成物の構造化された界面活性剤 含有液相を形成することができる。これは、上記の予備製造工程で形成した陰イ オン系界面活性剤含有材料を粉末形態に加工し、その様な粉末材料を、1種以上 の非水性有機希釈剤(上記の様な界面活性剤または非界面活性剤または両方)を 含んでなる液体媒体と攪拌しながら混合することにより行なう。この混合は、共 乾燥したLAS/塩材料の不溶性画分の粒子が非水性有機液体希釈剤全体に十分 に混合し、分散するのに十分な攪拌条件下で行なう。 続く処理工程で、その様にして製造した非水性液体分散液は、本発明の洗剤組 成物の構造化された界面活性剤含有液相を形成するのに十分な条件下でミリング または高せん断攪拌にかけることができる。その様なミリングまたは高せん断攪 拌条件は一般的に、温度を約10〜90℃、好ましくは20℃〜60℃に維持す ること、および陰イオン系界面活性剤含有粉末材料の不溶性画分の、凝集した小 粒子の網目構造を形成するのに十分な加工時間を包含する。この目的に好適な装 置には、攪拌ボールミル、共ボールミル(Fryma)、コロイドミル、高圧ホモジナ イザー、高せん断ミキサー、等が挙げられる。コロイドミルおよび高せん断ミキ サーは、処理量が大きく、価格および保守コストが低いので好ましい。その様な 装置で製造される小粒子は大きさが一般的に0.4〜2ミクロンである。液体/ 固体の組合せのミリングおよび高せん断攪拌により、構造化された液相の降伏価 が約1Pa〜8Pa、より好ましくは約1Pa〜4Paの範囲に増加する。 LAS/塩の共乾燥材料を非水性液体に入れて分散液を形成した後、その様な 分散液をミリングまたは攪拌してその降伏価を増加させる前または後に、本洗剤 組成物中に使用する他の粒子状材料を加えることができる。その様な、高せん断 攪拌下で加えることができる成分は、シリカまたは二酸化チタン弾性付与剤を包 含し、有機ビルダー、例えばクエン酸塩および/または脂肪酸、および/または アルカリ度供給源、例えば炭酸ナトリウム、の実質的にすべての粒子を、この組 成物成分の混合物をせん断攪拌しながら加えることができる。混合物の攪拌を続 行し、必要であれば、この時点で攪拌を強化し、不溶性の固相粒子を液相中に一 様に分散させることができる。 この攪拌している混合物に上記の固体材料の一部または全部を加えた後、やは り混合物をせん断攪拌しながら、着色スペックルおよび非常に好ましい過酸素漂 白剤の粒子を組成物に加えることができる。過酸素漂白剤を、最後に、あるいは 他の成分の全部またはほとんどを加えた後で、特にアルカリ度供給源粒子を加え た後で、加えることにより、過酸素漂白剤にとって望ましい安定性を実現するこ とができる。酵素プリルを配合する場合、非水性液体マトリックスに最後に加え るのが好ましい。 最後の処理工程として、粒子状材料のすべてを加えた後、必要な粘度、降伏価 および相安定性を有する組成物を形成するのに十分な時間、混合物の攪拌を続行 する。これには約1〜30分間の攪拌を要することが多い。 上記の手順にしたがって固体成分を非水性液体に加える際、これらの固体材料 の遊離の、結合していない水分を一定の限界未満に維持するのが有利である。そ の様な固体材料中の遊離水分は、0.8%以上の水準で存在することが多い。固 体粒子材料の遊離水分含有量を、それらの材料を洗剤組成物マトリックス中に配 合する前に、例えば流動床乾燥により、遊離水分水準0.5%以下に下げること により、得られた組成物の安定性が著しく改良される。 上記の様にして製造した本発明の組成物は、布地の洗濯および漂白に使用する 洗浄水溶液の形成に使用できる。一般的に、有効量のその様な組成物を、好まし くは従来の布地洗濯用自動洗濯機中で、水に加え、その様な洗濯/漂白水溶液を 形成する。次いで、その様にして形成した洗濯/漂白水溶液を、好ましくは攪拌 しながら、洗濯および漂白すべき布地と接触させる。 洗濯/漂白水溶液を形成するために水に加える本液体洗剤組成物の有効量は、 水溶液中に約500〜7,000ppmの組成物を形成するのに十分な量である。 より好ましくは、約800〜3,000ppmの本発明の洗剤組成物を洗濯/漂白 水溶液中に与える。 下記の実施例は、本発明のスペックル含有非水性液体洗剤組成物の製造および 性能上の利点を例示する。しかし、その様な実施例は、本発明の範囲を制限また は限定するものではない。例1 着色スペックルの製造 以下に記載する非水性液体洗剤組成物に使用する着色スペックルは、ウルトラ マリンブルー染料および分子量約8,000のポリエチレングリコール、すなわ ちPEG-8000、から製造する。その様なスペックルを製造するために、PEG-8000を 融解させ、容器中で、調節したタービンブレード攪拌機を使用し、粉末形態のウ ルトラマリンブルー染料を溶融物中に分散させる。次いで、染料を加えたPEG-80 00溶融物を、2,000〜3,000rpmで運転している回転ディスクプリル加 工装置に材料を供給することにより、固体のプリルに成形する。これらのプリル は粒子径が約400〜1000ミクロンである。これらのプリルは密度が約1. 2g/ccであり、PEG-8000中に約0.7重量%のウルトラマリン染料を含んでなる 。 例II 構造化剤として使用するLAS粉末の製造12直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(NaLAS)を2つの相を 含む粉末に加工する。これらの相の一方は本発明の非水性液体洗剤組成物に可溶 であり、他の相は不溶である。本組成物の非水性相に構造および粒子分散能力を 付与するのは、この不溶性の画分である。 NaLAS粉末は、NaLASの水中スラリー(約40〜50%活性)を、溶 解させた硫酸ナトリウム(3〜15%)およびヒドロトロピー剤、スルホコハク 酸ナトリウム(1〜3%)と混合することにより製造する。ヒドロトロピー剤お よび硫酸塩は、乾燥粉末の特性を改良するために使用する。ドラム乾燥機を使用 し、スラリーをフレークに乾燥させる。NaLASを硫酸ナトリウムと共に乾燥 させると、フレーク中に2つの異なった相が形成される。不溶性相は凝集小粒子 (0.4〜2um)の網目構造を構築し、この構造により、最終的な非水性洗剤製 品中に固体が安定して分散される。 この例により製造されるNaLAS粉末の組成を表1に示す。 表I LAS粉末 成分 重量% NaLAS 85% 硫酸塩 11% スルホコハク酸塩 2% 水 2.5% 未反応物質、等 合計で100% %不溶性LAS 17% 相の#(X線回折による) 2 例III 非水性液体洗剤組成物の製造 1)ブトキシ−プロポキシ−プロパノール(BPP)およびC11-15EO(5) エトキシル化アルコール非イオン系界面活性剤(Neodol 1-5)を、調節したブレー ドタービンインペラーを使用し、混合タンク中で短時間(1〜2分間)混合し、 単相にする。 2)例IIで製造したNaLAS粉末を混合タンク中でBPP/Neodol溶液に加え 、NaLASを部分的に溶解させる。混合時間は約1時間である。タンクは窒素 雰囲気で満たし、空気中の湿分を取り込まない様にする。NaLAS粉末の可溶 相が溶解し、一方、不溶性のNaLASは凝集し、BPP/Neodol溶液中に網目 構造を形成する。 3)液体ベース(LAS/BPP/NI)をドラム中にポンプ移送する。各ドラ ムに分子篩(タイプ3A、4〜8メッシュ)を、液体ベースの正味重量の10% 加える。分子篩は、単一ブレードタービンミキサーおよびドラム回転機構の両方 を使用して液体ベース中に混合する。空気中の水分を吸収しない様に、混合は窒 素雰囲気中で行なう。総混合時間は2時間であり、その後、液体ベース中の水分 の0.1〜0.4%を除去する。 4)液体ベースを20〜30メッシュスクリーンに通して分子篩を除去する。液 体ベースを混合タンクに戻す。 5)組成物に加えるための追加固体成分を製造する。その様な固体成分は、下記 の材料を包含する。 炭酸ナトリウム(粒子径10〜40ミクロン) クエン酸ナトリウム二水和物 マレイン酸−アクリル酸共重合体(BASFのSokalan CP5、含水量4.1〜5 .0%) ブライトナー 二酸化チタン粒子(1〜5ミクロン) エチレンジアミンジコハク酸三ナトリウム(EDDS) これらのすべて粉砕可能な固体材料を、20〜30メッシュスクリーンを通し て混合タンクに入れ、液体ベースと、むらが無くなるまで混合する。これには、 最後の粉末を加えてから、約1時間を要する。粉末を加えた後は、タンクを窒素 で満たす。これらの粉末を加える順序は重要ではない。 6)このバッチをポンプでFrymaコロイドミルに1回通すが、このミルは、簡単 な回転子−固定子構造を有し、高速回転子が固定子の内部で回転し、高せん断区 域を造り出す。この高せん断区域が、不溶性のNaLAS凝集物を分散させ、す べての固体の粒子径を部分的に小さくする。これによって、降伏値(すなわち構 造)が増加する。次いで、バッチを混合タンクに再度入れる。 7)さらに他の、ミリングまたは高せん断攪拌すべきではない固体材料を調製す る。これらの材料は下記の成分を包含する。 例Iの着色スペックル 6−(C8-10アルカミドカプロイル)オキシベンゼンスルホン酸ナトリウム 漂白活性剤 過ホウ酸ナトリウム(20〜40ミクロン) セルラーゼおよびアミラーゼ酵素プリル(100〜1000ミクロン) 増粘剤 エトキシル化ヘキサメチレンジアミン第4級物質 これらの粉砕できない固体材料を混合タンクに入れ、続いて液体成分(香料お よびシリコーン系発泡抑制剤)を入れる。次いで、このバッチを1時間混合する (窒素雰囲気中)。得られた組成物は、表IIに示す組成を有する。表II 漂白剤を含む非水性液体洗剤組成物 成分 活性成分重量% LAS 16 C12-14EO=5アルコールエトキシレート 22 BPP 19 クエン酸ナトリウム二水和物 3 漂白活性剤 5.9 炭酸ナトリウム 9 マレイン酸−アクリル酸共重合体 3 着色スペックル 0.4 EDDS 1 セルラーゼプリル 0.12 アミラーゼプリル 0.4 エトキシル化ジアミン第4級物質 1.25 過ホウ酸ナトリウム 15 増粘剤 0.4 発泡抑制剤 0.04 香料 0.48 二酸化チタン 0.5 ブライトナー 0.2 硫酸塩 2.31 100.00% 得られた、表IIの組成物は、安定した、無水ヘビーデューティー液体洗濯洗剤 であり、通常の布地洗濯作業に使用した時に、優れた汚れや染の除去性能を与え る。この組成物は、一般的に白色の不透明液体組成物の全体に分散した、美感的 に好ましい青色のスペックルを有する。 例IV スペックルの安定性試験 例IIIの製品を、その中に含まれる青色スペックルの安定性に関して、PEG-800 0青色スペックルを酵素顆粒の形態にある青色スペックルで置き換えた類似の製 品と比較して試験する。その様な酵素顆粒は、酵素、ソルビトール、ポリビニル アルコール、安息香酸ナトリウム、硫酸ナトリウムおよび二酸化チタンを含むプ ロテアーゼ顆粒中にAcid 80 Blue染料を含んでなる。 例IIIの製品および青色酵素顆粒を含む比較製品の試料を製造し、トラックで 1,000マイル輸送し、商業的な輸送を模擬する。その後、製品を目視で、製 品中にスペックルを含まない上部層の形成を検査する。スペックルを含まない上 部層の存在は、スペックルが製品中で沈降したことを示している。 製品の特性、スペックルおよび試験結果を表IIIに示す。 表III 処方物 例III 比較例 処方物の降伏価/粘度 3.7Pa/1600cps 3.7Pa/1500cps スペックルの種類 青色酵素顆粒 青色PEG-8000 スペックル濃度 0.4% 0.4% スペックル粒子径 400-600ミクロン 400-1000ミクロン スペックル密度 1.7g/cc 1.2g/cc 輸送後の沈降 スペックルの無い スペックルの無い 上部層30% 上部層0%

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.界面活性剤を含む非水性液相全体に分散させた、固体で実質的に不溶性の粒 子状材料が懸濁液の形態にあり、分散した不溶性粒子状材料の1種として美感的 に好ましい着色スペックルを含む非水性液体洗剤組成物であって、組成物が、 A)約0.6〜1.4g/ccの密度を有する、界面活性剤を含む非水性液相を組成 物の49〜99.95重量%で含んでなり、 B)i) 前記非水性液相に実質的に不溶であり、 ii)粒子径が約400〜1,500ミクロンであり、 iii)密度が1.4g/cc以下であり、 iv)染料または顔料、およびポリエチレングリコール、ポリアクリレート および多糖から選択された担体である、染料着色したスペックルを組成物 の0.05〜2重量%で、さらに含んでなることを特徴とする、組成物。 2.着色スペックルを包含する固体で実質的に不溶性の粒子状材料を、構造化さ れた、界面活性剤を含む液相全体に分散させた、安定した懸濁液の形態にある非 水性液体ヘビーデューティー洗剤組成物であって、 A)前記組成物が、組成物の55〜98.9重量%の、 i) 前記液相の約1〜80重量%の1種以上の非水性有機希釈剤、および ii)前記液相の約20〜99重量%の、陰イオン系、非イオン系および陽イオ ン系界面活性剤およびそれらの組合せから選択された界面活性剤 を組み合わせることにより形成される、構造化された、界面活性剤を含む液相を 含んでなり、 B)前記組成物が、組成物の1〜50重量%の追加粒子状材料(前記追加粒子状 材料は、大きさが約0.1〜1500ミクロンであり、前記液相に実質的に不溶 であり、過酸素漂白剤、漂白活性剤、有機洗剤ビルダーおよび無機アルカリ度供 給源および前記追加粒子状材料の組合せから選択される)も含んでなり、 C)i)粒子径が約400〜1,200ミクロンであり、 ii)密度が約1.0〜1.4g/cc以下であり、 iii)染料または顔料および分子量が約4,000〜20,000のポリエチレ ングリコール担体を含んでなり、 iv)約0.1〜5重量%の前記染料または顔料のスペックルを含む、着色スペ ックルを組成物の0.1〜1重量%で、さらに含んでなることを特徴とする、組 成物。 3.使用する染料がウルトラマリンブルーである、請求項1または2に記載の組 成物。
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