JP3255931B2 - 特定のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する非水性洗剤組成物 - Google Patents

特定のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する非水性洗剤組成物

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    • C11D1/02Anionic compounds
    • C11D1/12Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof
    • C11D1/22Sulfonic acids or sulfuric acid esters; Salts thereof derived from aromatic compounds

Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明は、非水性の性状を有し、そして粒状物質、例
えば、漂白剤および/または他の洗剤組成物補助剤の安
定な分散液の形である液体洗濯洗剤製品に関する。
背景技術 液体非水性洗剤は、技術上公知である。この種の洗剤
は、洗剤組成物成分、特に漂白剤の化学相容性を高める
利益が特にある。
このような非水性製品においては、通常固体の洗剤組
成物成分の少なくとも若干は、水性液体マトリックスに
溶解した場合程互いに反応性ではない傾向がある。
成分の化学相容性が非水性液体洗剤組成物中で高めら
れることがあるとしても、このような組成物の物理的安
定性は、問題になることがある。これは、このような製
品の懸濁液から分散不溶性固体粒状物質が沈降して相分
離しそして液体洗剤製品を保持する容器の底に沈殿する
傾向があるからである。この種の問題の1つの結果とし
て、十分な正しい種類および量の界面活性剤、特に陰イ
オン界面活性剤を非水性液体洗剤製品に配合することと
関連づけられる困難もあり得る。陰イオン界面活性剤
は、勿論、許容可能な布帛クリーニング性能をこのよう
な組成物に付与するのに好適であるように選ばなければ
ならないが、このような物質の利用は、許容できない程
度の粘土の増大をもたらしてはならない。粘度制御剤
は、このような製品に加えてその物理的安定性を改善で
きる。しかしながら、このような物質は、このような洗
剤組成物の洗濯/クリーニング性能に寄与せずに製品の
コストおよび嵩を増大させことがある。
前記のことを前提に、商業上許容可能な注加性と一緒
に高度の物理的安定性を有する非水性液体製品の形の液
体陰イオン界面活性剤含有洗剤組成物を特定しそして提
供すべき継続的ニーズが明らかに存在している。従っ
て、本発明の目的は、このような特に望ましい物理的安
定性特性並びに顕著な注加特性を有する非水性陰イオン
界面活性剤含有液体洗剤製品を提供することにある。
多量の陰イオン界面活性剤を含有する非水性液体洗剤
組成物は、DE第3 728 047号明細書、EP第484 095号
明細書およびWO第92/09678号明細書に記載されている。
従来技術は、アルキルベンゼンスルホネートの選択性が
優秀な物理的特性および注加特性を有する液体非水性洗
剤組成物を調製することを教示しておらず、開示してお
らず、または示唆していない。
マテソンおよびマトソンのJ.Am.Oil.Chem.Soc.60:9
(1983)は、線状アルキルベンゼンスルホネートの使用
性に対する炭素鎖およびフェニル異性体分布の効果、
「高」2−フェニルLAS同族体と「低」2−フェニルLAS
同族体との比較を報告した。
HFが2−フェニル19%を製造し且つAlCl3が2−フェ
ニル29%を製造するので、2−フェニル含量は、アルキ
ル化触媒の種類に応じて変化する。著者は、2−フェニ
ル含量がライトデューティー洗剤応用とヘビーデューテ
ィー洗剤応用との両方でLAS性能に対する効果をほとん
ど有しておらず且つ炭素数鎖サイズがはるかに重要であ
ることを報告した。
発明の開示 本発明は、2−フェニル異性体含量22%未満を有す
る、C10〜C16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金
属塩から選ばれる陰イオン界面活性剤を含むことを特徴
とする、非水性液体洗剤組成物を提供する。
発明を実施するための最良の形態 (A)必須の陰イオン界面活性剤 非水性液相の必須成分として本質上利用する陰イオン
界面活性剤は、アルキル基が直鎖または分枝鎖配置に約
10〜16個の炭素原子を有するアルキルベンゼンスルホン
酸のアルカリ金属塩から選ばれるもの(アルキルベンゼ
ンスルホン酸の2−フェニル含量は22%未満、好ましく
は18%未満であることを特徴とする)である。
アルキル基中の炭素原子の平均数が約11〜14である線
状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムまたは線
状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウム(LAS)
が、特に好ましい。C11〜C14LASナトリウムが、特に好
ましい。
アルキルベンゼンスルホネート陰イオン界面活性剤
は、非水性液体希釈剤に部分的に溶解するであろう。好
適な相安定性および許容可能なレオロジーに必要とされ
る構造化液相を調製するために、アルキルベンゼンスル
ホネート陰イオン界面活性剤は、一般に、液相の約30〜
65重量%程度存在する。より好ましくは、アルキルベン
ゼンスルホネート陰イオン界面活性剤は、本組成物の非
水性液相の約35〜50重量%を占めるであろう。これらの
濃度のこの陰イオン界面活性剤の利用は、全組成物に対
する陰イオン界面活性剤濃度約15〜60重量%、より好ま
しくは組成物の約20〜40重量%に対応する。
(B)本発明の非水性洗剤組成物は、アルキルベンゼン
スルホン酸が分散された界面活性剤と低極性溶媒とを含
有する液相を更に含んでもよい。本発明の洗剤組成物の
液相および固相の成分並びに組成物形、製法および用途
は、次の通りより詳細に記載する。
すべての濃度および比率は、特に断らない限り、重量
基準である。
追加の界面活性剤 本発明の洗剤組成物の界面活性剤混合物成分の量は、
他の組成物成分の性状および量に応じてそして最終的に
調製される組成物の所望のレオロジー性に応じて変化で
きる。一般に、この界面活性剤混合物は、組成物の約10
〜90重量%を占める量で使用されるであろう。より好ま
しくは、界面活性剤混合物は、組成物の約15〜50重量%
を占めるであろう。
陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面
活性剤および双性界面活性剤、およびこれらの界面活性
剤の種の典型的なリストは、1972年5月23日にノリスに
発行の米国特許第3,664,961号明細書に与えられてい
る。
好ましい陰イオン界面活性剤としては、式ROSO3M〔式
中、Rは好ましくはC10〜C24ヒドロカルビル、好ましく
はC10〜C18アルキル成分を有するアルキルまたはヒドロ
キシアルキル、より好ましくはC12〜C15アルキルまたは
ヒドロキシアルキルであり、MはHまたは陽イオン、例
えば、アルカリ金属陽イオン(例えば、ナトリウム、カ
リウム、リチウム)、またはアンモニウムまたは置換ア
ンモニウム(第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テ
トラメチル−アンモニウムおよびジメチルピペリジニウ
ム陽イオン)である〕の水溶性塩または酸であるアルキ
ルサルフェート界面活性剤が挙げられる。
高度に好ましい陰イオン界面活性剤としては、式RO
(A)mSO3M〔式中、RはC10〜C24アルキル成分を有す
る非置換C10〜C24アルキルまたはヒドロキシアルキル
基、好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアル
キル、より好ましくはC12〜C15アルキルまたはヒドロキ
シアルキルであり、Aはエトキシまたはプロポキシ単位
であり、mは0より大きく、典型的には約0.5〜約6、
より好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたは、例
えば、金属陽イオン(例えば、ナトリウム、カリウム、
リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)、アンモニ
ウムまたは置換アンモニウム陽イオンであることができ
る陽イオンである〕の水溶性塩または酸であるアルキル
アルコキシ化サルフェート界面活性剤が挙げられる。ア
ルキルエトキシ化サルフェート並びにアルキルプロポキ
シ化サルフェートは、ここで意図される。置換アンモニ
ウム陽イオンの特定例としては、第四級アンモニウム陽
イオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジ
メチルピペリジニウム陽イオンが挙げられる。例示の界
面活性剤は、C12〜C15アルキルポリエトキシレート(1.
0)サルフェート(C12〜C15E(1.0)M)、C12〜C15
ルキルポリエトキシレート(2.25)サルフェート(C12
〜C15E(2.25)M)、C12〜C15アルキルポリエトキシレ
ート(3.0)サルフェート(C12〜C15E(3.0)M)、お
よびC12〜C15アルキルポリエトキシレート(4.0)サル
フェート(C12〜C15E(4.0)M)(式中、Μはナトリウ
ムおよびカリウムから好都合に選ばれる)である。
使用すべき他の好適な陰イオン界面活性剤は、「ザ・
ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・オイル・ケミスツ
・ソサエティー」,52(1975),pp.323−329に従ってガ
ス状SO3でスルホン化するC8〜C20カルボン酸(即ち、脂
肪酸)の線状エステルを含めてアルキルエステルスルホ
ネート界面活性剤である。好適な出発物質としては、タ
ロー、パーム油などから誘導されるような天然脂肪物質
が挙げられるであろう。
特に洗濯応用に好ましいアルキルエステルスルホネー
ト界面活性剤は、構造式 (式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアル
キル、またはそれらの組み合わせであり、R4はC1〜C6
ドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの組
み合わせであり、Μはアルキルエステルスルホネートと
水溶性塩を形成する陽イオンである) のアルキルエステルスルホネート界面活性剤からなる。
好適な塩形成陽イオンとしては、金属、例えば、ナトリ
ウム、カリウムおよびリチウム、および置換または非置
換アンモニウム陽イオンが挙げられる。好ましくは、R3
はC10〜C16アルキルであり、R4はメチル、エチルまたは
イソプロピルである。R3がC10〜C16アルキルであるメチ
ルエステルスルホネートが、特に好ましい。
洗剤目的で有用な他の陰イオン界面活性剤も、本発明
の洗濯洗剤組成物に配合できる。これらとしては、石鹸
の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウ
ム塩、および置換アンモニウム塩、例えば、モノエタノ
ールアミン塩、ジエタノールアミン塩およびトリエタノ
ールアミン塩を含めて)、C8〜C22第一級または第二級
アルカンスルホネート、C8〜C24オレフィンスルホネー
ト、例えば英国特許第1,082,179号明細書に記載のよう
にアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスルホ
ン化によって製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C8
〜C24アルキルポリグリコールエーテルサルフェート
(エチレンオキシド10モルまでを含有)、アルキルグリ
セロールスルホネート、脂肪アシルグリセロールサルフ
ェート、脂肪オレイルグリセロールスルホネート、アル
キルフェノールエチレンオキシドエーテルサルフェー
ト、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、
イセチオネート、例えば、アシルイセチオネート、N−
アシルタウレート、アルキルスクシナメートおよびスル
ホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル
(特に飽和および不飽和C12〜C18モノエステル)、スル
ホスクシネートのジエステル(特に飽和および不飽和C6
〜C12ジエステル)、アルキル多糖類のサルフェート、
例えば、アルキルポリグルコシドのサルフェート(非イ
オン非硫酸化化合物は以下に記載)、およびアルキルポ
リエトキシカルボキシレート、例えば、式RO(CH2CH
2O)−CH2COO-M+(式中、RはC8〜C22アルキルであ
り、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成陽イオ
ンである)のものが挙げることができる。樹脂酸および
水素添加樹脂酸、例えば、ロジン、水素添加ロジン、お
よびトール油に存在するかトール油から誘導される樹脂
酸および水素添加樹脂酸も、好適である。更に他の例
は、「界面活性剤および洗剤」(シュワルツ、ペリーお
よびバーチによる第I巻および第II巻)に記載されてい
る。各種のこのような界面活性剤は、一般にローリン等
に1975年12月30日発行の米国特許第3,929,678号明細書
第23欄第58行〜第29欄第23行(ここに参考文献として編
入)にも開示されている。
そこに配合する時には、本発明の洗剤組成物は、典型
的には、このような陰イオン界面活性剤約1〜約40重量
%、好ましくは約5〜約25重量%を含む。
本発明で有用な1つの種類の非イオン界面活性剤は、
平均親水性親油性バランス(HLB)8〜17、好ましくは
9.5〜14、より好ましくは12〜14を有する界面活性剤を
与えるための疎水部分とエチレンオキシドとの縮合物で
ある。疎水(親油)部分は、性状が脂肪酸または芳香族
であってもよく且つ特定の疎水基と縮合するポリオキシ
エチレン基の長さは、親水性エレメントと疎水性エレメ
ントとの間の所望のバランス度を有する水溶性化合物を
生成するように容易に調整できる。
この種の特に好ましい非イオン界面活性剤は、アルコ
ール1モル当たり3〜12モルのエチレンオキシドを含有
するC9〜C15第一級アルコールエトキシレート、特にア
ルコール1モル当たり5〜8モルのエチレンオキシドを
含有するC12〜C15第一級アルコールである。
別の種類の非イオン界面活性剤は、一般式 RO(CnH2nO)tZx (式中、Zはグルコースに由来する部分であり;Rは12〜
18個の炭素原子を有する飽和アルキル疎水基であり;tは
0〜10であり、nは2または3であり;xは1.3〜4であ
る) のアルキルポリグルコシド化合物(化合物は未反応脂肪
アルコール10%未満および短鎖アルキルポリグルコシド
50%未満を包含する)からなる。この種の化合物および
洗剤での用途は、EP−B第0 070 077号明細書、第0
075 996号明細書および第0 094 118号明細書に開
示されている。
また、式 (式中、R1はHであるか、R1はC1〜4ヒドロカルビ
ル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピルま
たはそれらの混合物であり、R2はC5〜31ヒドロカルビ
ルであり、Zは鎖に直結された少なくとも3個のヒドロ
キシルを有する線状ヒドロカルビル鎖を有するポリヒド
ロキシヒドロカルビル、またはそのアルコキシ化誘導体
である) のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、非イオン
界面活性剤として好適である。好ましくは、R1はメチル
であり、R2はC11〜15アルキルまたはアルケニル直鎖、
例えば、ココナツアルキルまたはそれらの混合物であ
り、Zは還元アミノ化反応においてグルコース、フルク
トース、マルトース、ラクトースなどの還元糖から誘導
される。
非水性液体希釈剤 洗剤組成物の液相を調製するために、前記界面活性剤
(混合物)は、非水性液体希釈剤、例えば、液体アルコ
ールアルコキシレート物質または非水性低極性有機溶媒
と合わせてもよい。
アルコールアルコキシレート 本組成物を調製するのに好適な液体希釈剤の1つの成
分は、アルコキシ化脂肪アルコール物質からなる。この
ような物質は、それら自体非イオン界面活性剤でもあ
る。このような物質は、一般式 R1(CmH2mO)nOH (式中、R1はC8〜C16アルキル基であり、mは2〜4で
あり、nは約2〜12である) に対応する。好ましくは、R1は、第一級または第二級で
あってもよく、約9〜15の炭素原子、より好ましくは約
10〜14個の炭素原子を有するアルキル基である。好まし
くはまた、アルコキシ化脂肪アルコールは、1分子当た
り約2〜12個のエチレンオキシド部分、より好ましくは
1分子当たり約3〜10個のエチレンオキシド部分を含有
するエトキシ化物質であろう。
液体希釈剤のアルコキシ化脂肪アルコール成分は、し
ばしば、親水性親油性バランス(HLB)約3〜17を有す
るであろう。より好ましくは、この物質のHLBは、約6
〜15、最も好ましくは約8〜15であろう。
本組成物で非水性液体希釈剤の必須成分の1つとして
有用な脂肪アルコールアルコキシレートの例としては、
炭素数12〜15のアルコールから生成し且つエチレンオキ
シド約7モルを含有するものが挙げられるであろう。こ
のような物質は、シェル・ケミカル・カンパニーによっ
て商品名ネオドール(Neodol)25−7およびネオドール
23−6.5で市販されている。他の有用なネオドールとし
ては、ネオドール1−5、エチレンオキシド約5モルを
有するアルキル鎖中に平均11個の炭素原子を有するエト
キシ化脂肪アルコール;ネオドール23−9、エチレンオ
キシド約9モルを有するエトキシ化第一級C12〜C13アル
コールおよびネオドール91−10、エチレンオキシド約10
モルを有するエトキシ化C9〜C11第一級アルコールが挙
げられる。この種のアルコールエトキシレートは、シェ
ル・ケミカル・カンパニーによってドバノール(Dobano
l)の商品名でも市販されている。ドバノール91−5は
エチレンオキシド平均5モルを有するエトキシ化C9〜C
11脂肪アルコールであり且つドバノール25−7は脂肪ア
ルコール1モル当たりエチレンオキシド平均7モルを有
するエトキシ化C12〜C15脂肪アルコールである。
好適なエトキシ化アルコールの他の例としては、ター
ジトール(Tergitol)15−S−7およびタージトール15
−S−9が挙げられ、それらの両方ともユニオン・カー
バイド・コーポレーションによって市販されている線状
第二級アルコールエトキシレートである。前者はC11〜C
15線状第二級アルカノールとエチレンオキシド7モルと
の混合エトキシ化生成物であり且つ後者はエチレンオキ
シド9モルが反応されている以外は同様の生成物であ
る。
本組成物で有用な他の種類のアルコールエトキシレー
トは、高級脂肪アルコールの同様のエチレンオキシド縮
合物であるネオドール45−11(高級脂肪アルコールは14
〜15個の炭素原子を有し且つ1モル当たりのエチレンオ
キシド基の数は約11である)などの高分子量非イオン界
面活性剤である。このような生成物も、シェル・ケミカ
ル・カンパニーによって市販されている。
本発明の非水性組成物の液体希釈剤の一部分として利
用する時のアルコールアルコキシレート成分は、一般
に、組成物の約1〜60重量%程度存在するであろう。よ
り好ましくは、アルコールアルコキシレート成分は、本
組成物の約5〜40重量%を占めるであろう。最も好まし
くは、アルコールアルコキシレート成分は、本発明の洗
剤組成物の約10〜25重量%を占めるであろう。
非水性低極性有機溶媒 本発明の洗剤組成物の一部分を構成してもよい液体希
釈剤の別の成分は、1種以上の非水性極性勢有機溶媒か
らなる。「溶媒」なる用語は、組成物の液相の非界面活
性担体または希釈剤部分を意味するようにここで使用さ
れる。本組成物の必須成分および/または任意成分の若
干は、実際に、「溶媒」含有相に溶解してもよいが、他
の成分は、「溶媒」含有相内に分散された粒状物質とし
て存在するであろう。このように、「溶媒」なる用語
は、溶媒物質が添加される洗剤組成物成分のすべてを実
際に溶解することができることを必要とすることを意味
しない。
本発明の溶媒として使用する非水性有機物質は、低極
性の液体であるものである。本発明の目的で、「低極
性」液体は、本組成物で使用する好ましい種類の粒状物
質の1つ、即ち、過酸素漂白剤、過ホウ酸ナトリウムま
たは過炭酸ナトリウムを溶解する傾向をほとんど有して
いない(もしあったとしても)ものである。このよう
に、エタノールなどの比較的極性を有する溶媒は、利用
すべきではない。本発明の非水性液体洗剤組成物で有用
な好適な種類の低極性溶媒としては、アルキレングリコ
ールモノ低級アルキルエーテル、低分子量ポリエチレン
グリコール、低分子量メチルエステルおよびアミドなど
が挙げられる。
ここで使用するのに好ましい種類の非水性低極性溶媒
は、モノ−、ジ−、トリ−、またはテトラ−C2〜C3アル
キレングリコールモノC2〜C6アルキルエーテルからな
る。このような化合物の特定例としては、ジエチレング
リコールモノブチルエーテル、テトラエチレングリコー
ルモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエ
チルエーテルおよびジプロピレングリコールモノブチル
エーテルが挙げられる。ジエチレングリコールモノブチ
ルエーテルおよびジプロピレングリコールモノブチルエ
ーテルが、特に好ましい。この種の化合物は、商品名ダ
ウアノール(Dowanol)、カルビトール(Carbitol)お
よびセロソルブ(Cellosolve)で市販されている。
ここで有用な別の好ましい種類の非水性低極性有機溶
媒は、低分子量ポリエチレングリコール(PEG)からな
る。このような物質は、分子量少なくとも約150を有す
るものである。分子量約200〜600のPEGが、最も好まし
い。
なお別の好ましい種類の無極性非水性溶媒は、低分子
量メチルエステルからなる。このような物質は、一般式
R1−C(O)−CCH3(式中、R1は1〜約18である)のも
のである。好適な低分子量メチルエステルの例として
は、酢酸メチル、プロピオン酸メチル、オクタン酸メチ
ルおよびドデカン酸メチルが挙げられる。
使用する1種以上の非水性低極性有機溶媒は、勿論、
本発明の液体洗剤組成物で使用する他の組成物成分、例
えば、漂白剤および/または活性化剤と相容性であるべ
きであり且つ非反応性であるべきである。このような溶
媒成分は、一般に、組成物の約1〜60重量%の量で利用
されるであろう。より好ましくは、非水性低極性有機溶
媒は、組成物の約5〜40重量%、最も好ましくは組成物
の約10〜25重量%を占めるであろう。
液体希釈剤濃度 界面活性剤混合物の濃度と同様に、本組成物中の合計
液体希釈剤の量は、他の組成物成分の種類および量によ
り且つ所望の組成物の性質により決定されるであろう。
一般に、液体希釈剤は、本組成物の約20〜95重量%を占
めるであろう。より好ましくは、液体希釈剤は、組成物
の約50〜70重量%を占めるであろう。
固相 本発明の非水性洗剤組成物は、液相に分散され且つ懸
濁される粒状物質の固相も更に含んでもい。一般に、こ
のような粒状物質は、大きさが約0.1〜1500μmであろ
う。より好ましくは、このような物質は、大きさが約5
〜500μmであろう。
ここで利用する粒状物質は、粒状形で組成物の非水性
液相に実質上不溶性である1種以上の洗剤組成物成分か
らなることができる。利用できる粒状物質の種類は、次
の通り詳細に記載する。
任意の漂白活性化剤を有する過酸素漂白剤 本発明の洗剤組成物の固相を形成するのに有用な最も
好ましい種類の粒状物質は、過酸素漂白剤の粒子からな
る。このような過酸素漂白剤は、性状が有機または無機
であってもよい。無機過酸素漂白剤は、しばしば、漂白
活性化剤と併用される。
有用な有機過酸素漂白剤は、ペルカルボン酸漂白剤お
よびそれらの塩を包含する。この種の漂白剤の好適な例
としては、モノペルオキシフタル酸マグネシウム6水和
物、m−クロロ過安息香酸のマグネシウム塩、4−ノニ
ルアミノ−4−オキソペルオキシ酪酸およびジペルオキ
シドデカンジオン酸が挙げられる。このような漂白剤
は、1984年11月20日発行のハートマンの米国特許第4,48
3,781号明細書、1985年2月20日公開のバンクス等の欧
州特許出願EP−A第133,354号明細書、および1983年11
月1日発行のチャング等の米国特許第4,412,934号明細
書に開示されている。高度に好ましい漂白剤としては、
バーンズ等に1987年1月6日発行の米国特許第4,634,55
1号明細書に記載のような6−ノニルアミノ−6−オキ
ソペルオキシカプロン酸(NAPAA)も挙げられる。
無機過酸素漂白剤も、本発明の洗剤組成物で粒状形で
使用してもよい。無機漂白剤は、事実、好ましい。この
ような無機過酸素化合物としては、アルカリ金属過ホウ
酸塩および過炭酸塩物質、最も好ましくは過炭酸塩が挙
げられる。例えば、過ホウ酸ナトリウム(例えば、1水
和物または4水和物)は、使用できる。好適な無機漂白
剤としては、炭酸ナトリウム過酸化水素化物または炭酸
カリウム過酸化水素化物および均等の「ペルカーボネー
ト」漂白剤、ピロリン酸ナトリウム過酸化水素化物、尿
素過酸化水素化物、および過酸化ナトリウムも挙げるこ
とができる。ペルサルフェート漂白剤〔例えば、デュポ
ンによって商業上生産されているオキソン(OXONE)〕
も、使用できる。しばしば、無機過酸素漂白剤は、シリ
ケート、ボレート、サルフェートまたは水溶性界面活性
剤で被覆するであろう。例えば、被覆ペルカーボネート
粒子は、FMC、ソルベイ・インターロックス、トーカイ
・デンカ、デグッサなどの各種の商業的源から入手でき
る。
無機過酸素漂白剤、例えば、ペルボレート、ペルカー
ボネートなどは、好ましくは、漂白活性化剤と組み合わ
せ、このことは漂白活性化剤に対応するペルオキシ酸の
水溶液中でのその場生成(即ち、布帛洗濯/漂白のため
に本組成物の使用時)をもたらす。活性化剤の各種の非
限定例は、マオ等に1990年4月10日発行の米国特許第4,
915,854号明細書およびチャング等に1983年11月1日発
行の米国特許第4,412,934号明細書に開示されている。
ノナノイルオキシベンゼンスルホネート(NOBS)および
テトラアセチルエチレンジアミン(TAED)活性化剤が典
型である。それらの混合物も、使用できる。ここで有用
な他の典型的な漂白剤および活性化剤については前記米
国特許第4,634,551号明細書も参照。
他の有用なアミド誘導漂白活性化剤は、式 R1N(R5)C(O)R2C(O)Lまたは R1C(O)N(R5)R2C(O)L (式中、R1は炭素数約6〜約12のアルキル基であり、R2
は炭素数1〜約6のアルキレンであり、R5はHまたは炭
素数約1〜約10のアルキル、アリールまたはアルカリー
ルであり、Lは好適な離脱基である) のものである。離脱基は、過加水分解陰イオンによる漂
白活性化剤上への求核攻撃の結果として漂白活性化剤か
ら置換される基である。好ましい脱離基は、フェノール
スルホネートである。
前記式の漂白活性化剤の好ましい例としては、前記米
国特許第4,634,551号明細書に記載のような(6−オク
タンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホネート、
(6−ノナンアミドカプロイル)オキシベンゼンスルホ
ネート、(6−デカンアミドカプロイル)オキシベンゼ
ンスルホネート、およびそれらの混合物が挙げられる。
このような混合物は、ここで(6−C8〜C10アルカミド
カプロイル)オキシベンゼンスルホネートと特徴づけら
れる。
別の種類の有用な漂白活性化剤は、1990年10月30日発
行のホッジ等の米国特許第4,966,723号明細書(ここに
参考文献として編入)に開示のベンゾオキサジン型活性
化剤からなる。ベンゾオキサジン型の高度に好ましい活
性化剤は、式 のものである。
なお別の種類の有用な漂白活性化剤としては、アシル
ラクタム活性化剤、特に式 (式中、R6はHまたは炭素数1〜約12のアルキル、アリ
ール、アルコキシアリール、またはアルカリール基であ
る) のアシルカプロラクタムおよびアシルバレロラクタムが
挙げられる。高度に好ましいラクタム活性化剤として
は、ベンゾイルカプロラクタム、オクタノイルカプロラ
クタム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルカプロラクタ
ム、ノナノイルカプロラクタム、デカノイルカプロラク
タム、ウンデセノイルカプロラクタム、ベンゾイルバレ
ロラクタム、オクタノイルバレロラクタム、デカノイル
バレロラクタム、ウンデセノイルバレロラクタム、3,5,
5−トリメチルヘキサノイルバレロラクタムおよびそれ
らの混合物が挙げられる。過ホウ酸ナトリウムに吸着さ
れたベンゾイルカプロラクタムを含めたアシルカプロラ
クタムを開示しているサンダーソンに1985年10月8日発
行の米国特許第4,545,784号明細書(ここに参考文献と
して編入)も参照。
過酸素漂白剤を本質上存在する粒状物質のすべてまた
は一部分として使用するならば、それらは、一般に、組
成物の約1〜30重量%を占めるであろう。より好ましく
は、過酸素漂白剤は、組成物の約1〜20重量%を占める
であろう。最も好ましくは、過酸素漂白剤は、組成物の
約3〜15重量%程度存在するであろう。利用するなら
ば、漂白活性化剤は、組成物の約0.5〜20重量%、より
好ましくは約1〜10重量%を占めることができる。しば
しば、活性化剤は、漂白剤対活性化剤のモル比が約1:1
から10:1、より好ましくは約1.5:1から5:1であるように
使用される。
加えて、漂白活性化剤は、クエン酸などの特定の酸で
凝集する時に、より化学的に安定であることが見出され
た。
界面活性剤 本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁できる別の可能
な種類の粒状物質としては、非水性液相に完全にまたは
部分的に不溶性である補助陰イオン界面活性剤が挙げら
れる。このような溶解度特性を有する最も普通の種類の
陰イオン界面活性剤は、第一級または第二級アルキルサ
ルフェート陰イオン界面活性剤からなる。このような界
面活性剤は、高級C8〜C20脂肪アルコールの硫酸化によ
って製造されるものである。
通常の第一級アルキルサルフェート界面活性剤は、一
般式 ROSO3 -M+ (式中、Rは典型的には線状C8〜C20ヒドロカルビル基
であり、直鎖または分枝鎖であってもよく、Mは水溶化
陽イオンである) を有する。好ましくは、RはC10〜C14アルキルであり、
Mはアルカリ金属である。最も好ましくは、Rは約C12
であり、Mはナトリウムである。
通常の第二級アルキルサルフェートも、本組成物の固
相の必須の陰イオン界面活性剤成分として利用してもよ
い。通常の第二級アルキルサルフェート界面活性剤は、
分子のヒドロカルビル「主鎖」に沿ってランダムに分布
されたサルフェート部分を有する物質である。このよう
な物質は、構造 CH3(CH2(CHOSO3 -M+)(CH2mCH3 (式中、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの和
は典型的には約9〜15であり、Mは水溶化陽イオンであ
る) によって示してもよい。
必要な粒状物質のすべてまたは一部分として利用する
ならば、アルキルサルフェートなどの補助陰イオン界面
活性剤は、一般に、組成物の約1〜10重量%、より好ま
しくは組成物の約1〜5重量%を占めるであろう。粒状
物質のすべてまたは一部分として使用するアルキルサル
フェートは、本発明の液相の一部分として本質上利用す
るアルキルエーテルサルフェート界面活性剤成分の一部
分を構成してもよい非アルコキシ化アルキルサルフェー
ト物質とは別個に製造し、本組成物に加える。
有機ビルダー物質 本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁できる別の可能
な種類の粒状物質は、カルシウムまたは他のイオン、本
組成物の洗濯/漂白使用時に遭遇する水硬度の影響を消
すのに役立つ有機洗浄性ビルダー物質からなる。このよ
うな物質の例としては、アルカリ金属のクエン酸塩、コ
ハク酸塩、マロン酸塩、脂肪酸塩、カルボキシメチルコ
ハク酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリ
アセタールカルボン酸塩が挙げられる。特定例として
は、オキシジコハク酸、メリト酸、ベンゼンポリカルボ
ン酸およびクエン酸のナトリウム塩、カリウム塩および
リチウム塩が挙げられる。他の例は、有機ホスホネート
型金属イオン封鎖剤、例えば、モンサントによってデク
エスト(Dequest)の商品名で販売されているものおよ
びアルカンヒドロキシホスホネートである。クエン酸塩
が、高度に好ましい。
他の好適な有機ビルダーとしては、ビルダー性を有す
ることが既知の高分子量重合体および共重合体が挙げら
れる。例えば、このような物質としては、適当なポリア
クリル酸、ポリマレイン酸、およびポリアクリル酸/ポ
リマレイン酸共重合体およびそれらの塩、例えば、BASF
によってソカラン(Sokalan)の商標で販売されている
ものが挙げられる。
別の好適な種類の有機ビルダーは、高級脂肪酸の水溶
性塩、即ち、「石鹸」からなる。これらとしては、アル
カリ金属石鹸、例えば、炭素数約8〜約24、好ましくは
炭素数約12〜約18の高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウ
ム塩、アンモニウム塩およびアルキロールアンモニウム
塩が挙げられる。石鹸は、油脂の直接ケン化により、ま
たは遊離脂肪酸の中和により製造できる。ヤン油および
タローに由来する脂肪酸の混合物のナトリウム塩および
カリウム塩、即ち、ナトリウムまたはカリウムのタロー
石鹸およびココナツ石鹸が、特に有用である。
必要な粒状物質のすべてまたは一部分として利用する
ならば、不溶性有機洗浄性ビルダーは、一般に、本組成
物の約1〜20重量%を占めることができる。より好まし
くは、このようなビルダー物質は、組成物の約4〜10重
量%を占めることができる。
無機アルカリ度源 本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁できる別の可能
な種類の粒状物質は、このような組成物から調製される
水性洗浄液を一般にアルカリ性にさせるのに役立つ物質
からなることができる。このような物質は、洗浄性ビル
ダーとして、即ち、洗浄性能に対する水硬度の悪影響を
消す物質として作用してもよく、または作用しなくても
よい。
好適なアルカリ度源の例としては、水溶性アルカリ金
属炭酸塩、重炭酸塩、ホウ酸塩、ケイ酸塩およびメタケ
イ酸塩が挙げられる。環境上の理由で好ましくないが、
水溶性リン酸塩も、アルカリ度源として利用してもよ
い。これらとしては、アルカリ金属のピロリン酸塩、オ
ルトリン酸塩、ポリリン酸塩およびホスホン酸塩が挙げ
られる。これらのアルカリ度源のすべてのうち、炭酸ナ
トリウムなどのアルカリ金属炭酸塩が、最も好ましい。
アルカリ度源は、水和性塩の形であるならば、本発明
の非水性液体洗剤組成物で乾燥剤としても役立つことが
ある。乾燥剤でもあるアルカリ度源の存在は、水による
失活を受けやすい過酸素漂白剤などの組成物成分を化学
的に安定化することに関して利益を与えることがある。
粒状物質成分のすべてまたは一部分として利用するな
らば、アルカリ度源は、一般に、本組成物の約1〜15重
量%を占めるであろう。より好ましくは、アルカリ度源
は、組成物の約2〜10重量%を占めることができる。こ
のような物質は、水溶性であるが、一般に本発明の非水
性洗剤組成物に不溶性であろう。このように、このよう
な物質は、一般に、非水性液相に個別の粒子の形で分散
するであろう。
任意の組成物成分 前記のような組成物液相成分および固相成分に加え
て、本発明の洗剤組成物は、各種の任意成分を含有で
き、好ましくは含有するであろう。このような任意成分
は、液体または固体形のいずれかであってもよい。任意
成分は、液相に溶解してもよく、または微粒子または小
滴の形で液相内に分散してもよい。本組成物で場合によ
って利用してもよい物質の若干は、次の通りより詳細に
記載する。
任意の無機洗浄性ビルダー 本発明の洗剤組成物は、場合によって、アルカリ度源
としても機能する前記のものを超える1種以上の無機洗
浄性ビルダーも含有してもよい。このような任意の無機
ビルダーとしては、例えば、ゼオライトなどのアルミノ
シリケートが挙げられる。アルミノシリケートゼオライ
トおよび洗浄性ビルダーとしての用途は、1986年8月12
日発行のコルキル等の米国特許第4,605,509号明細書
(その開示をここに参考文献として編入)により十分に
論じられている。また、結晶性層状シリケート、例え
ば、この米国特許第4,605,509号明細書に論じたもの
も、本発明の洗剤組成物で使用するのに好適である。利
用するならば、任意の無機洗浄性ビルダーは、本組成物
の約2〜15重量%を占めることができる。
任意の酵素 本発明の洗剤組成物は、場合によって、1種以上の洗
剤酵素も含有してもよい。このような酵素としては、プ
ロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼおよびリパーゼが
挙げることができる。このような物質は、技術上既知で
あり且つ市販されている。それらは、本発明の非水性液
体洗剤組成物に懸濁液、「マルメ」または「プリル」の
形で配合してもよい。別の好適な種類の酵素は、非イオ
ン界面活性剤中の酵素のスラリーの形のものからなる。
この形の酵素は、例えば、ノボ・ノルディスクによって
商品名「LDP」で市販されている。
本組成物は通常の酵素プリルの形で加える酵素が、こ
こで使用するのに特に好ましい。このようなプリルは、
一般に、大きさが約100〜1,000μm、より好ましくは約
200〜800μmであろうし且つ組成物の非水性液相全体に
わたって懸濁するであろう。本発明の組成物中のプリル
は、他の酵素形と比較して、経時的に酵素活性の保持に
関して特に望ましい酵素安定性を示すことが見出され
た。このように、酵素プリルを利用する組成物は、酵素
を水性液体洗剤に配合する時にしばしば使用しなければ
ならないものなどの通常の酵素安定剤を含有する必要は
ない。
使用するならば、酵素は、通常、組成物1g当たり活性
酵素約10mg(重量)まで、より典型的には約0.01mg〜約
5mgを与えるのに十分な量で本発明の非水性液体組成物
に配合するであろう。換言すれば、本発明の非水性液体
洗剤組成物は、典型的には、市販の酵素製剤約0.001〜
5重量%、好ましくは約0.01〜1重量%を含むであろ
う。例えば、プロテアーゼ酵素は、通常、このような市
販製剤に組成物1g当たり0.005〜0.1アンソン単位(AU)
の活性を与えるのに十分な量で存在する。
任意のキレート化剤 また、本発明の洗剤組成物は、本発明の非水性洗剤組
成物内の金属イオン、例えば、鉄および/またはマンガ
ンをキレート化するのに役立つキレート化剤を場合によ
って含有していてもよい。このようなキレート化剤は、
そのように、さもなければ過酸素漂白剤などの組成物成
分を失活する傾向があるであろう組成物中の金属不純物
との錯体を生成するのに役立つ。有用なキレート化剤と
しては、アミノカルボキシレート、ホスホネート、アミ
ノホスホネート、多官能置換芳香族キレート化剤および
それらの混合物が挙げることができる。
任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレ
ートとしては、エチレンジアミンテトラアセテート、N
−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテート、
ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロ
ピオネート、トリエチレンテトラアミンヘキサアセテー
ト、ジエチレントリアミンペンタアセテート、エチレン
ジアミンジスクシネートおよびエタノールジグリシンが
挙げられる。これらの物質のアルカリ金属塩が、好まし
い。
また、アミノホスホネートは、少なくとも少量の合計
リンが洗剤組成物で許される時には本発明の組成分でキ
レート化剤として使用するのに好適であり且つそれらの
例としてはデクエストとしてエチレンジアミンテトラキ
ス(メチレンホスホネート)が挙げられる。好ましく
は、これらのアミノホスホネートは、約6個より多い炭
素原子を有するアルキルまたはアルケニル基を含有しな
い。
好ましいキレート化剤としては、ヒドロキシエチルジ
ホスホン酸(HEDP)、ジエチレントリアミン五酢酸(DT
PA)、エチレンジアミンジコハク酸(EDDS)およびジピ
コリン酸(DPA)およびそれらの塩が挙げられる。キレ
ート化剤は、勿論、布帛洗濯/漂白用本組成物の使用時
に洗浄性ビルダーとしても使用してもよい。キレート化
剤は、使用するならば、本組成物の約0.1〜4重量%を
占めることができる。より好ましくは、キレート化剤
は、本発明の洗剤組成物の約0.2〜2重量%を占めるで
あろう。
任意の増粘剤、粘度制御剤および/または分散剤 本発明の洗剤組成物は、場合によって、固体粒状成分
を懸濁状態に維持する組成物の能力を高めるのに役立つ
高分子物質も含有してもよい。このような物質は、この
ように、増粘剤、粘度制御剤および/または分散剤とし
て作用することがある。このような物質は、しばしば、
高分子ポリカルボキシレートであるが、他の高分子物
質、例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)および高分
子アミン誘導体、例えば、第四級エトキシ化ヘキサメチ
レンジアミンを包含できる。
高分子ポリカルボキシレート物質は、好適な不飽和単
量体(好ましくは酸形)を重合または共重合することに
よって製造できる。好適な高分子ポリカルボキシレート
を生成するために集合できる不飽和単量体酸としては、
アクリル酸、マレイン酸(または無水マレイン酸)、フ
マル酸、イタコン酸、アコニット酸、メサコン酸、シト
ラコン酸およびメチレンマロン酸が挙げられる。ビニル
メチルエーテル、スチレン、エチレンなどの、カルボキ
シレート基を含有しない単量体セグメントが本発明の高
分子ポリカルボキシレートに存在することは、このよう
なセグメントが重合体の約40重量%以上を構成しないな
らば好適である。
特に好適な高分子ポリカルボキシレートは、アクリル
酸から誘導できる。ここで有用であるこのようなアクリ
ル酸をベースとする重合体は、重合されたアクリル酸の
水溶性塩である。酸形のこのような重合体の平均分子量
は、好ましくは約2,000〜10,000、より好ましくは約4,0
00〜7,000、最も好ましくは約4,000〜5,000である。こ
のようなアクリル酸重合体の水溶性塩としては、例え
ば、アルカリ金属塩が挙げることができる。この種の可
溶性重合体は、既知の物質である。この種のポリアクリ
レートを洗剤組成物で使用することは、例えば、1967年
3月7日発行のディールの米国特許第3,308,067号明細
書に開始されている。このような物質は、ビルダー機能
も遂行してもよい。
利用するならば、任意の増粘剤、粘度制御剤および/
または分散剤は、本組成物に約0.1〜4重量%程度存在
すべきである。より好ましくは、このような物質は、本
発明の洗剤組成物の約0.5〜2重量%を占めることがで
きる。
任意の増白剤、抑泡剤および/または香料 本発明の洗剤組成物は、場合によって、通常の増白
剤、抑泡剤、シリコーン油、漂白触媒、および/または
香料物質も含有してもよい。このような増白剤、抑泡
剤、シリコーン油、漂白触媒、および香料は、勿論、非
水性環境下で他の組成物成分と相容性でなければならず
且つ非反応性でなければならない。存在するならば、増
白剤、抑泡剤および/または香料は、典型的には、本組
成物の約0.01〜2重量%を占めるであろう。
好適な漂白触媒としては、米国特許第5,246,621号明
細書、米国特許第5,244,594号明細書、米国特許第5,11
4,606号明細書および米国特許第5,114,611号明細書に開
示のマンガンをベースとする錯体が挙げられる。
組成物形 本発明の粒状物含有液体洗剤組成物は、特性が実質上
非水性(または無水)である。非常に少量の水は、この
ような組成物に必須成分または任意成分中の不純物とし
て配合してもよいが、水の量は、本組成物の約5重量%
を決して超えるべきではない。より好ましくは、本発明
の非水性洗剤組成物の水分は、約1重量%以下を占める
であろう。
本発明の粒状物含有非水性洗剤組成物は、液体の形で
あろう。
組成物調製および用途 本発明の非水性液体洗剤組成物は、先ず、界面活性剤
含有非水性液相を調製した後、この相に追加の粒状成分
を好都合な順序で加え、得られた成分組み合わせを混合
し、例えば、攪拌して本発明の相安定な組成物を調製す
ることによって製造できる。このような組成物の典型的
な製法においては、必須成分および特定の好ましい任意
成分は、特定の条件下で好都合な順序で合わせるであろ
う。
好ましい製法の第一工程においては、界面活性剤含有
液相を調製するために使用する使用する陰イオン界面活
性剤含有粉末を調製する。この予備調製工程は、1種以
上の直鎖C10〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカ
リ金属塩40%〜50%および1種以上の希釈剤非界面活性
剤塩3%〜15%を含有する水性スラリーの調製を包含す
る。爾後の工程において、このスラリーは、残留水5重
量%未満を含有する固体物質を調製するのに必要な程度
に乾燥する。
この固体陰イオン界面活性剤含有物質の調製後、この
物質は、非水性有機溶媒の1種以上と合わせて本発明の
洗剤組成物の界面活性剤含有液相を調製できる。このこ
とは、前記予備調製工程で調製された陰イオン界面活性
剤含有物質を粉末形に変化させ、このような粉末状物質
を前記のような非水性有機溶媒の1種以上、界面活性剤
または非界面活性剤のいずれかまたは両方を含む攪拌液
体媒体を合わせることによって行う。この組み合わせ
は、非水性有機液体全体にわたってのLAS/塩物質の十分
に混合された分散液を調製するのに十分である攪拌条件
下で行う。
爾後の加工工程においては、そのように調製された非
水性液体分散液は、次いで、本発明の洗剤組成物の構造
化界面活性剤含有液相を与えるのに十分である条件下で
ミル処理または高剪断攪拌に付すことができる。このよ
うなミル処理または高剪断攪拌条件としては、一般に、
20℃〜50℃の温度の維持が挙げられるであろう。この組
み合わせのミル処理および高剪断攪拌は、一般に、1Pa
〜5Paの範囲内への構造化液相の降伏値の増大を与える
であろう。
非水性液体中のLAS/塩同時乾燥物質の分散液の調製
後、このような分散液をミス処理または攪拌して降伏値
を増大する前か後のいずれかに、本発明の洗剤組成物で
使用すべき追加の粒状物質は、添加できる。高剪断攪拌
下に添加できるこのような成分としては、任意の界面活
性剤粒子、有機ビルダーの実質上すべての粒子、例え
ば、サイトレートおよび/または脂肪酸、および/また
はアルカリ度源、例えば、炭酸ナトリウムが挙げられ、
それらは組成物成分のこの混合物を剪断攪拌下に維持し
続けながら添加できる。混合物の攪拌を続け、必要なら
ば、この時点で増大して液相内の不溶性固相粒状物の均
一な分散液を調製することができる。
第二プロセス工程においては、漂白剤前駆物質粒子
は、第二混合工程において第一混合工程からの粉砕懸濁
液と混合する。次いで、この混合物は、漂白剤前駆物質
の平均粒径が600μm未満、好ましくは50〜500μm、最
も好ましくは100〜400μmであるように湿式粉砕に付
す。次いで、他の化合物、例えば、漂白剤化合物は、得
られた混合物に加える。
前記固体物質の若干またはすべてをこの攪拌混合物に
加えた後、高度に好ましい過酸素漂白剤の粒子は、再度
混合物を剪断攪拌下に維持しながら、組成物に添加でき
る。過酸素漂白剤物質を最後に加えることにより、また
は他の成分のすべてまたは大部分を加えた後、特にアル
カリ度源粒子を加えた後に、過酸素漂白剤に望ましい安
定性上の利益は、実現できる。酵素プリルを配合するな
らば、好ましくは、非水性液体マトリックスに最後に加
える。
最終プロセス工程としては、粒状物質のすべての添加
後、混合物の攪拌は、必要な粘度、降伏値および相安定
性特性を有する組成物を調製するのに十分な時間続け
る。しばしば、このことは、約1〜30分間の攪拌を包含
するであろう。
固体成分を前記方法に従って非水性液体に加える際
に、これらの固体物質の遊離非結合水分含量を或る限度
以下に維持することが有利である。このような固体物質
中の遊離水分は、しばしば、0.8%以上の量で存在す
る。例えば、流動床乾燥によって固体粒状物質の遊離水
分含量を洗剤組成物マトリックスへの配合前に0.5%以
下の遊離水分量に減少することによって、得られた組成
物の有意な安定性上の利点が、実現できる。
前記のように調製される本発明の組成物は、布帛の洗
濯および漂白で使用するための水性洗浄液を調製するた
めに使用できる。一般に、有効量のこのような組成物
は、水に加え、好ましくは通常の布帛洗濯自動洗濯機中
で水に加えて、このような水性洗濯/漂白液を調製す
る。次いで、そのように調製された水性洗浄/漂白液
は、それで洗濯し且つ漂白すべき布帛と、好ましくは攪
拌下に、接触する。
水に加えて水性洗濯/漂白液を調製する有効量の本発
明の液体洗剤組成物は、水溶液で組成物約500〜7,000pp
mを構成するのに十分な量を占めることができる。より
好ましくは、本発明の洗剤組成物約800〜5,000ppmは、
水性洗浄/漂白液で与えられるであろう。
下記の実施例は、本発明の非水性液体洗剤組成物の製
法および性能利点を例示する。しかしながら、このよう
な実施例は、本発明の範囲を限定したり、別のように規
定したりすることを必ずしも意味しない。
実施例I 非水性液体洗剤組成物の調製 (1)ブレードインペラーを使用してブトキシ−プロポ
キシ−プロパノール(BPP)およびC12〜16EO(5)エ
トキシ化アルコール非イオン界面活性剤(ゲナポール24
/50)を混合タンク中で短時間(1〜5分)混合して単
相とする。
(2)NaLASを混合タンク中でBPP/ゲナポール溶液に加
えて NaLASを部分的に溶解する。混合時間は、約1時間であ
る。タンクを窒素でブランケット化して空気からの水分
吸収を防止する。
(3)必要ならば、液体ベース(LAS/BPP/NI)をドラム
にポンプ供給する。モレキュラーシーブ(3A型、4〜8
メッシュ)を各ドラムに液体ベースの正味重量の10%で
加える。単一ブレードタービンミキサーとドラムローリ
ング技術との両方と使用して、モレキュラーシーブを液
体ベースに入れる。窒素ブランケット下で混合を行って
空気からの水分吸収を防止する。合計混合時間は2時間
であり、その後に液体ベース中の水分0.1〜0.4%を除去
する。モレキュラーシーブは、液体ベースを20〜30メッ
シュの篩に通過することによって除去する。液体ベース
を混合タンクに返送する。
(4)追加の固体成分を組成物への添加のために用意す
る。このような固体成分としては、下記のものが挙げら
れる: 炭酸ナトリウム(粒径100μm) 無水クエン酸ナトリウム マレイン酸−アクリル酸共重合体(BASF製ソコラン) 増白剤(チノパールPLC) ヒドロキシエチリデンジホスホン酸の四ナトリウム塩
(HEDP) ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸ナト
リウム これらの固体物質は、すべてミル処理可能であり、混合
タンクに加え、平滑になるまで液体ベースと混合する。
これは、最初の粉末の添加後約1時間である。タンクを
粉末添加後に窒素でブランケット化する。これらの粉末
の特定の添加順序は、重要ではない。
(6)バッチを単純なローター−固定子配置であるフリ
マ(Fryma)コロイドミル(高速ローターは高剪断帯を
生ずる固定子内でスピンする)を通して一度ポンプ供給
する。このことにより、固体のすべての粒径が小さくな
る。このことにより、降伏値(即ち、構造)の増大をも
たらす。次いで、バッチを冷却後に混合タンクに再装入
する。
(7)漂白剤前駆物質粒子を第二混合工程において第一
混合工程からの粉砕懸濁液と混合する。次いで、この混
合物を、漂白剤前駆物質の平均粒径が600μm未満、好
ましくは50〜500μm、最も好ましくは100〜400μmで
あるように湿式粉砕に付す。
(8)他の固体物質は、第一加工工程後に添加できる。
これらとしては、下記のものが挙げられる: 過炭酸ナトリウム(400〜600μm) プロテアーゼ、セルラーゼおよびアミラーゼ酵素プリ
ル(400〜800μm) 二酸化チタン粒子(5μm) 次いで、これらの非ミル性処理固体物質を混合タンクに
加えた後、液体成分(香料およびシリコーンをベースと
する抑泡剤)を加える。次いで、バッチを1時間混合す
る(窒素ブランケット下で)。得られた組成物は、表I
に示す処方を有する。
得られた表Iの組成物は、通常の布帛洗濯操作で使用
する時に優秀なしみ抜き性能および汚れ除去性能を与え
る安定な注加性の無水ヘビーデューティー液体洗濯洗剤
である。
LAS:2−フェニル異性体含量22%未満を有するアル
キルベンゼンスルホン酸ナトリウム塩
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 592043805 ONE PROCTER & GANB LE PLAZA,CINCINNAT I,OHIO,UNITED STAT ES OF AMERICA (72)発明者 マーク、アレン、スマーツナック アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナ チ、タイラー、アベニュ、4039 (72)発明者 ダイアン、パリー アメリカ合衆国オハイオ州、シンシナ チ、ブレーム、ロード、9568 (72)発明者 ロジャー、ジェフリー、ジョーンズ ベルギー国ベー―1350、ジョーシュ、リ ュ、ド、フランブ、11 (56)参考文献 特開 平4−267000(JP,A) 特開 昭59−102995(JP,A) 特表 平6−502663(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 17/08 C11D 1/22

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アルキルベンゼンの0〜22重量%の2−フ
    ェニル異性体含量を有する、C10〜C16アルキルベンゼン
    スルホン酸のアルカリ金属塩から選ばれた界面活性剤を
    含有してなることを特徴とする、非水性液体洗剤。
  2. 【請求項2】前記界面活性剤が、アルキル基中の炭素原
    子の平均数10〜16である、線状直鎖アルキルベンゼンス
    ルホン酸ナトリウムまたは線状直鎖アルキルベンゼンス
    ルホン酸カリウムである、請求項1に記載の非水性液体
    洗剤組成物。
  3. 【請求項3】前記アルキル基中の炭素原子の平均数が11
    〜14である、請求項2に記載の非水性液体洗剤組成物。
  4. 【請求項4】前記界面活性剤が、C11〜C14線状アルキル
    ベンゼンスルホン酸ナトリウムである、請求項1〜3の
    いずれか1項に記載の非水性液体洗剤組成物。
  5. 【請求項5】前記界面活性剤が、組成物の10〜60重量%
    を占める、請求項1〜4のいずれか1項に記載の非水性
    液体洗剤組成物。
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