JPH11513071A - 漂白剤前駆物質を含有する非水性洗剤組成物 - Google Patents

漂白剤前駆物質を含有する非水性洗剤組成物

Info

Publication number
JPH11513071A
JPH11513071A JP10504145A JP50414598A JPH11513071A JP H11513071 A JPH11513071 A JP H11513071A JP 10504145 A JP10504145 A JP 10504145A JP 50414598 A JP50414598 A JP 50414598A JP H11513071 A JPH11513071 A JP H11513071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
aqueous
composition
detergent composition
bleach
alkyl
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10504145A
Other languages
English (en)
Inventor
イウェイン、ジョゼフ、マリア、ジャーク、ゴダーリス
ジャン―ポール、ブティック
アクセル、メイヤー
ジェームズ、パイオット、ジョンストン
ジーン、ウエバース
スティーブン、ジョゼフ、ルイス、クースマンズ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Procter and Gamble Co
Original Assignee
Procter and Gamble Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Procter and Gamble Co filed Critical Procter and Gamble Co
Publication of JPH11513071A publication Critical patent/JPH11513071A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D11/00Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions
    • C11D11/0082Special methods for preparing compositions containing mixtures of detergents ; Methods for using cleaning compositions one or more of the detergent ingredients being in a liquefied state, e.g. slurry, paste or melt, and the process resulting in solid detergent particles such as granules, powders or beads
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D17/00Detergent materials or soaps characterised by their shape or physical properties
    • C11D17/0004Non aqueous liquid compositions comprising insoluble particles
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C11ANIMAL OR VEGETABLE OILS, FATS, FATTY SUBSTANCES OR WAXES; FATTY ACIDS THEREFROM; DETERGENTS; CANDLES
    • C11DDETERGENT COMPOSITIONS; USE OF SINGLE SUBSTANCES AS DETERGENTS; SOAP OR SOAP-MAKING; RESIN SOAPS; RECOVERY OF GLYCEROL
    • C11D3/00Other compounding ingredients of detergent compositions covered in group C11D1/00
    • C11D3/39Organic or inorganic per-compounds
    • C11D3/3902Organic or inorganic per-compounds combined with specific additives
    • C11D3/3905Bleach activators or bleach catalysts
    • C11D3/3907Organic compounds
    • C11D3/391Oxygen-containing compounds

Abstract

(57)【要約】 漂白剤前駆物質を含む非水性液体洗剤組成物であって、漂白剤前駆物質の平均粒径600μm未満を有することを特徴とする非水性液体洗剤組成物を開示する。

Description

【発明の詳細な説明】 漂白剤前駆物質を含有する非水性洗剤組成物 技術分野 本発明は、非水性の性状を有し、そして縮小された平均粒径を有する漂白剤前 駆物質を含有する液体洗濯洗剤製品に関する。 背景技術 液体非水性洗剤は、技術上公知である。この種の洗剤は、洗剤組成物成分、特 に漂白剤前駆物質および漂白剤源の化学相容性を高める利益が特にある。 このような非水性製品においては、これらの漂白前駆物質は、液体水性マトリ ックスに溶解した場合程反応性ではない。 漂白剤前駆物質の欠点の1つは、洗浄液中において溶解速度が低いことであろ う。その結果、過加水分解速度は、減速され、このことはクリーニング性能に影 響を及ぼす。この問題は、低温および短い洗浄サイクルに向かう消費者の洗浄習 慣の動向と共に一層深刻である。問題は、特に、前記漂白剤前駆物質を高い硬度 条件下で使用して溶解時に低い溶解度のカルシウム塩を生成する時にも遭遇する ことがある。減速された過加水分解のこのような問題は、漂白剤前駆物質が或る 二価金属塩および/または三価金属塩として存在する場合に更に増大される。そ の理由は、このような形が非常に低い溶解速度を示し、したがって過加水分解速 度に影響を及ぼすからである。 遅い過加水分解速度を有する漂白剤前駆物質の使用と関連づけられる更に他の 問題は、汚れた布帛(布地)が洗浄液中でカタラーゼ酵素を放出する時に生ずる 。従って、前駆物質の遅い過加水分解のため、カタラーゼは、漂白活性化剤を適 当に過加水分解する前に過酸化水素成分を破壊するであろう。その結果、洗浄液 に 存在する過酸の濃度は低下し、それゆえ漂白性能は低下する。 漂白剤前駆物質の使用と関連づけられる別の問題は、このような製品が懸濁液 から分散不溶性固体粒状物質が沈降して相分離しそして液体洗剤製品を保持する 容器の底で沈殿する傾向があることである。増粘剤、粘度制御剤などの相安定剤 は、このような製品に加えて物理的安定性を高めることができる。しかしながら 、このような物質は、このような洗剤組成物の洗濯/クリーニング性能に寄与せ ずに製品のコストおよび嵩を増大させることがある。 漂白剤前駆物質と関連づけられる更に他の問題は、漂白剤前駆物質が最終製品 で目視不均質を生ずることがあることが観察されることである。このことは、組 成物の美観が消費者許容に関して重要な要素である時に問題である。 従って、非水性液体洗剤組成物の処方業者は、効率的な過加水分解を生ずるた めに前駆物質の有効な溶解を与える物理的に安定な非水性洗剤組成物を処方する 課題に直面している。 本発明者らは、驚異的なことに、液体非水性洗剤組成物内の減少された大きさ の漂白剤前駆物質粒子が前記目的を満たすことを今や見出した。 それゆえ、本発明の利点は、効率的な溶解速度を生じ、物理的に安定であり且 つ改善された目視外観を有する漂白剤前駆物質含有非水性液体洗剤組成物を提供 することである。 本発明の更に他の利点は、改善された耐カタラーゼ酵素性を有する組成物を提 供することである。 本発明の別の利点は、少量の過酸素漂白剤の使用を可能にする組成物を提供す ることである。 EP第0 541 610号明細書は、過酸素漂白剤を含む混合物を湿式粉砕 することからなる陰イオン界面活性剤8%超を含有する非水性液体洗剤の製法を 開示している。粉砕後に得られた平均粒径は、1〜5μmの好ましい範囲内であ る。この文書は、粒径を縮小した漂白剤前駆物質粒子を利用することが本発明の 利益を与えるすることを開示しておらず、または示唆していない。 発明の開示 本発明は、漂白剤前駆物質を含む液体非水性洗剤組成物であって、前記漂白剤 前駆物質の平均粒径が、600μm未満であることを特徴とする、液体非水性洗 剤組成物に関する。 発明を実施するための最良の形態 1.漂白活性化剤 本発明に好適な漂白活性化剤は、英国特許第836,988号明細書、第86 4,798号明細書、第907,356号明細書、第1,003,310号明細 書および第1,519,351号明細書、独国特許第3,337,921号明細 書、EP−A第0185522号明細書、EP−A第0174132号明細書、 EP−A第0120591号明細書、および米国特許第1,246,339号明 細書、第3,332,882号明細書、第4,128,494号明細書、第4, 412,934号明細書、第4,675,393号明細書などの文献に記載の陰 イオン漂白活性化剤である。 1つの種類の陰イオン漂白活性化剤は、米国特許第4,751,015号明細 書および第4,397,757号明細書、EP−A第284292号明細書、E P−A第331,229号明細書およびEP−A第03520号明細書に開示の ようなものである。陰イオンペルオキシ酸漂白活性化剤の例としては、4−ベン ゾイルオキシベンゼンスルホン酸ナトリウム、1−メチル−2−ベンゾイルオキ シベンゼン−4−スルホン酸ナトリウム、ノナノイルオキシベンゼンスルホン酸 ナトリウム、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼンスルホン酸ナ トリウムが挙げられる。 本発明で有用でもある漂白活性化剤は、一般式 のアミド置換化合物またはそれらの混合物(式中、R1は炭素数約1〜約14の アルキル、アリール、またはアルカリール基であり、R2は炭素数約1〜約14 のアルキレン、アリーレンまたはアルカリーレン基であり、R5はHまたは炭素 数約1〜約10のアルキル、アリールまたはアルカリール基であり、Lは本質上 いかなる好適な離脱基であることもできる)である。離脱基は、ペルヒドロキシ ド陰イオンによる漂白活性化剤上の求核攻撃の結果として漂白活性化剤から置換 される基である。このこと、過加水分解反応は、ペルオキシカルボン酸を生成す る。一般に、基が好適な離脱基であるためには、電子求引効果を示さなければな らない。それは、逆反応速度が無視できるように安定なエンティティーも生成す べきである。このことは、ペルヒドロキシド陰イオンによる求核攻撃を容易にす る。 L基は、反応が最適の時間枠(例えば、洗浄サイクル)内で生ずるように十分 な程反応性でなければならない。しかしながら、Lが余りに反応性であるならば 、この活性化剤は、漂白組成物で使用するために安定化することが困難であろう 。これらの特性は、一般に、離脱基の共役酸のpKaに平行する(この慣例の例 外が既知であるが)。通常、このような挙動を示す離脱基は、共役酸がpKa約 4〜約13、好ましくは約6〜約11、最も好ましくは約8〜約11を有するも のである。 好ましい漂白活性化剤は、R1、R2およびR5がペルオキシ酸の場合に定義し た通りであり且つLが およびそれらの混合物からなる群から選ばれる前記一般式のもの(式中、R1は 炭素数約1〜約14のアルキル、アリール、またはアルカリール基であり、R3 は炭素数1〜約8のアルキル鎖であり、R4はHまたはR3であり、Yは可溶化陰 イオン基である)である。 可溶化基は、−SO3 -、−CO2 -、−SO4 -、最も好ましくは−SO3 -、およ び−CO2 -(式中、R3は炭素数約1〜約4のアルキル鎖である)である。 好ましい陰イオン漂白活性化剤は、Lが (式中、R3は上に定義の通りであり、Yは−SO3 -または−CO2 -である)か らなる群から選ばれる前記一般式のものである。 前記式の漂白活性化剤の好ましい例としては、4−〔N−オクタノイル−6− アミノヘキサノイルオキシ〕ベンゼンスルホネート、4−〔N−ノナノイル−6 −アミノヘキサノイルオキシ〕ベンゼンスルホネート、4−〔N−デカノイル− 6−アミノヘキサノイルオキシ〕ベンゼンスルホネートおよびそれらの混合物が 挙げられる。前記活性化剤は、米国特許第4,634,551号明細書および米 国特許第4,852,989号明細書に記載されている。 別の重要な種類の陰イオン漂白活性化剤は、ペルヒドロキシド陰イオンによる 環式環のカルボニル炭素上への求核攻撃の結果として開環することによって、こ こに記載のような有機過酸を与える。例えば、特定の活性化剤におけるこの開環 反応は、過酸化水素またはその陰イオンによるラクタム環カルボニルでの攻撃を 包含する。過酸化水素またはその陰イオンによるアシルラクタムの攻撃が好まし くは環外カルボニルで生ずるので、有意部分の開環を得ることは、触媒を必要と することがある。開環漂白活性化剤の別の例は、他の活性化剤、例えば、199 0年10月30日発行のホッジ等の米国特許第4,966,723号明細書に開 示のもので見出すことができる。 本発明に係る好ましい漂白活性化剤は、一価金属塩、二価金属塩および/また は三価金属塩として存在する。漂白活性化剤塩は、非水性ベースに分散された粉 末として添加できる。漂白活性化剤塩は、液体非水性成分、例えば、非イオン界 面活性剤、有機溶媒および/またはそれらの混合物と予備混合することもできる 。漂白活性化剤塩は、陰イオン界面活性溶液の二価金属塩を製造するために既知 の方法によって得ることができる。 本発明の漂白活性化剤塩は、塩の少なくとも1つが二価または三価塩である混 合塩からなることができる。混合塩は、漂白活性化剤塩の同時結晶化によって得 られる。混合塩は、一価塩を含むことができる。これらの塩の例は、Na3Mg 〔4−(N−ノナノイル−6−アミノヘキサノイル)オキシベンゼンスルホネー ト〕5である。 本発明に係る好ましい塩は、Na塩、Ca塩、Mg塩およびAl塩である。N a塩、Ca塩およびMg塩またはそれらの混合物が、高度に好ましい。 本発明に係る漂白剤前駆物質は、減少された平均粒径600μm未満、好まし くは50〜500μm、最も好ましくは100〜400μmを有することによっ て特徴づけられる。前記粒径は、等容量の粒子の直径である。粒径は、例えば、 コールター(Coulter)計数装置またはレーザー粒径測定装置、例えば、マルバー ンの名で販売されているものを使用して測定できる。 漂白剤前駆物質は、粒子を500μm未満の直径に破壊するであろうミル中で 粉砕することによって製造する。漂白剤前駆物質塩は、一般に、約600μm以 上の直径のはるかに大きい粒子として供給するであろう。所望ならば、漂白剤前 駆物質塩は、他の固体(例えば、ビルダー、酵素)と予備混合してもよい。好ま しいミルは、コロイドミルである。 驚くべきことに、縮小された粒径の漂白活性化剤は、濃縮物中で物理的に且つ 化学的に安定であり、同時に洗浄液中で漂白種としてより有効であることが今や 見出された。 加えて、前記漂白活性化剤は、クエン酸などの特定酸で凝集する時に、より化 学的に安定であることが見出された。 また、本発明は、前記組成および性質を有する非水性液体洗剤の製法に関する 。この方法においては、液体成分は、第一混合工程において十分に混合し且つ得 られた懸濁液は、粉砕後に得られる懸濁液中の固体成分の平均粒径が5〜200 μmであるように湿式粉砕に付す。第二プロセス工程においては、漂白剤前駆物 質粒子は、第二混合工程において第一混合工程からの粉砕懸濁液と混合する。次 いで、この混合物は、漂白剤前駆物質の平均粒径が600μm未満、好ましくは 50〜500μm、最も好ましくは100〜400μmであるように湿式粉砕に 付す。次いで、他の化合物、例えば、漂白剤化合物は、得られた混合物に加える 。過酸化水素源 好ましい過酸化水素源としては、ペルハイドレート漂白剤が挙げられる。ペル ハイドレートは、典型的には、洗浄液中のアルカリ性過酸化水素源として無機ペ ルハイドレート漂白剤(通常、ナトリウム塩の形)である。このペルハイドレー トは、通常、組成物の0.1〜60重量%、好ましくは3〜40重量%、より好 ましくは5〜35重量%、最も好ましくは8〜30重量%の量で配合する。 ペルハイドレートは、過ホウ酸塩1水和物または4水和物、過炭酸塩、過リン 酸塩、過ケイ酸塩などのアルカリ金属無機塩のいずれであってもよいが、通常、 アルカリ金属過ホウ酸塩または過炭酸塩である。 好ましいペルハイドレートである過炭酸ナトリウムは、2Na2CO3・3H2 2に対応する式を有する付加化合物であり且つ結晶性固体として市販されてい る。大抵の市販の材料は、製法時に配合する少量のEDTA、1−ヒドロキシエ チリデン1,1−ジホスホン酸(HEDP)、アミノホスホネートなどの重金属 イオン封鎖剤を包含する。本発明の洗剤組成物アスペクトの目的で、ペルカーボ ネートは、追加の保護なしに洗剤組成物に配合できるが、このような組成物の好 ましい実施物は、被覆形の物質を利用する。ボレート、ホウ酸およびサイトレー トまたはSiO2:Na2O比1.6:1から3.4:1、好ましくは2.8:1 のケイ酸ナトリウム〔ペルカーボネートの2〜10重量%(通常3〜5重量%) のシリケート固体の量を与えるために水溶液として適用する〕を含めて各種の被 覆物は、使用できる。しかしながら、最も好ましい被覆物は、炭酸ナトリウムと サルフェートまたは塩化ナトリウムとの混合物である。 本発明の非水性洗剤組成物は、漂白活性化剤塩が分散された界面活性剤と低極 性溶媒とを含有する液体ゲル相を更に含んでもよい。本発明の洗剤組成物の液相 および固相の成分並びに組成物形、製法および用途は、次の通りより詳細に記載 する。 すべての濃度および比率は、特に断らない限り、重量基準である。界面活性剤 本発明の洗剤組成物の界面活性剤混合物成分の量は、他の組成物成分の性状お よび量に応じて且つ結局調製される組成物の所望のレオロジー性に応じて変化で きる。一般に、この界面活性剤混合物は、組成物の約10〜90重量%を占める 量で使用されるであろう。より好ましくは、界面活性剤混合物は、組成物の約1 5〜50重量%を占めるであろう。 陰イオン界面活性剤、非イオン界面活性剤、両性界面活性剤および双性界面活 性剤、およびこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、1972年5月23 日にノリスに発行の米国特許第3,664,961号明細書に与えられている。 高度に好ましい陰イオン界面活性剤は、線状アルキルベンゼンスルホネート( LAS)物質である。このような界面活性剤およびそれらの製法は、例えば、米 国特許第2,220,099号明細書および第2,477,383号明細書(こ こに参考文献として編入)に記載されている。アルキル基中の炭素原子の平均数 が約11〜14である線状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムおよび線 状直鎖アルキルベンゼンスルホン酸カリウムが、特に好ましい。C11〜C14、例 えば、C12LASナトリウムが、特に好ましい。 好ましい陰イオン界面活性剤としては、式 ROSO3M〔式中、Rは好まし くはC10〜C24ヒドロカルビル、好ましくはC10〜C18アルキル成分を有するア ルキルまたはヒドロキシアルキル、より好ましくはC12〜C15アルキルまたはヒ ドロキシアルキルであり、MはHまたは陽イオン、例えば、アルカリ金属陽イオ ン(例えば、ナトリウム、カリウム、リチウム)、またはアンモニウムまたは置 換アンモニウム(第四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモ ニウムおよびジメチルピペリジニウム陽イオン)である〕の水溶性塩または酸で あるアルキルサルフェート界面活性剤が挙げられる。 他の好適な陰イオン界面活性剤としては、式 RO(A)mSO3M〔式中、R はC10〜C24アルキル成分を有する非置換C10〜C24アルキルまたはヒドロキシ アルキル基、好ましくはC12〜C18アルキルまたはヒドロキシアルキル、より好 ましくはC12〜C15アルキルまたはヒドロキシアルキルであり、Aはエトキシま たはプロポキシ単位であり、mは0より大きく、典型的には約0.5〜約6、よ り好ましくは約0.5〜約3であり、MはHまたは、例えば、金属陽イオン(例 えば、ナトリウム、カリウム、リチウム、カルシウム、マグネシウムなど)、ア ンモニウムまたは置換アンモニウム陽イオンであることができる陽イオンである 〕の水溶性塩または酸であるアルキルアルコキシ化サルフェート界面活性剤が挙 げられる。アルキルエトキシ化サルフェート並びにアルキルプロポキシ化サルフ ェートは、ここで意図される。置換アンモニウム陽イオンの特定例としては、第 四級アンモニウム陽イオン、例えば、テトラメチル−アンモニウムおよびジメチ ルピペリジニウム陽イオンが挙げられる。例示の界面活性剤は、C12〜C15アル キルポリエトキシレート(1.0)サルフェート(C12〜C15E(1.0)M)、 C12〜C15アルキルポリエトキシレート(2.25)サルフェート(C12〜C15 E(2.25)M)、C12〜C15アルキルポリエトキシレート(3.0)サルフ ェート(C12〜C15E(3.0)M)、およびC12〜C15アルキルポリエトキシ レート(4.0)サルフェート(C12〜C15E(4.0)M)(式中、Mはナト リウムおよびカリウムから好都合に選ばれる)である。 使用すべき他の好適な陰イオン界面活性剤は、「ザ・ジャーナル・オブ・ジ・ アメリカン・オイル・ケミスツ・ソサエティー」,52(1975),pp. 323−329に従ってガス状SO3でスルホン化するC8〜C20カルボン酸(即 ち、脂肪酸)の線状エステルを含めてアルキルエステルスルホネート界面活性剤 である。好適な出発物質としては、タロー、パーム油などから誘導されるような 天然脂肪物質が挙げられるであろう。 特に洗濯応用に好ましいアルキルエステルスルホネート界面活性剤は、構造式 (式中、R3はC8〜C20ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、またはそれらの 組み合わせであり、R4はC1〜C6ヒドロカルビル、好ましくはアルキル、また はそれらの組み合わせであり、Mはアルキルエステルスルホネートと水溶性塩を 形成する陽イオンである) のアルキルエステルスルホネート界面活性剤からなる。好適な塩形成陽イオンと しては、金属、例えば、ナトリウム、カリウムおよびリチウム、および置換また は非置換アンモニウム陽イオンが挙げられる。好ましくは、R3はC10〜C16ア ルキルであり、R4はメチル、エチルまたはイソプロピルである。R3がC10〜C16 アルキルであるメチルエステルスルホネートが、特に好ましい。 洗剤目的で有用な他の陰イオン界面活性剤も、本発明の洗濯洗剤組成物に配合 できる。これらとしては、石鹸の塩(例えば、ナトリウム塩、カリウム塩、アン モニウム塩、および置換アンモニウム塩、例えば、モノエタノールアミン塩、ジ エタノールアミン塩およびトリエタノールアミン塩を含めて)、C9〜C20線状 アルキルベンゼンスルホネート、C8〜C22第一級または第二級アルカンスルホ ネート、C8〜C24オレフィンスルホネート、例えば英国特許第1,082,1 79号明細書に記載のようにアルカリ土類金属クエン酸塩の熱分解生成物のスル ホン化によって製造されるスルホン化ポリカルボン酸、C8〜C24アルキルポリ グリコールエーテルサルフェート(エチレンオキシド10モルまでを含有)、ア ルキルグリセロールスルホネート、脂肪アシルグリセロールスルホネート、脂肪 オレイルグリセロールサルフェート、アルキルフェノールエチレンオキシドエー テルサルフェート、パラフィンスルホネート、アルキルホスフェート、イセチオ ネート、例えば、アシルイセチオネート、N−アシルタウレート、アルキルスク シナメートおよびスルホスクシネート、スルホスクシネートのモノエステル(特 に飽和および不飽和C12〜C18モノエステル)、スルホスクシネートのジエステ ル(特に飽和および不飽和C6〜C12ジエステル)、アルキル多糖類のサルフェ ート、例えば、アルキルポリグルコシドのサルフェート(非イオン非硫酸化化合 物は以下に記載)、およびアルキルポリエトキシカルボキシレート、例えば、式 RO(CH2CH2O)k−CH2COO-+(式中、RはC8〜C22アルキルであ り、kは1〜10の整数であり、Mは可溶性塩形成陽イオンである)のものが挙 げることができる。樹脂酸および水素添加樹脂酸、例えば、ロジン、水素添加ロ ジン、およびトール油に存在するかトール油から誘導される樹脂酸および水素添 加樹脂酸も、好適である。更に他の例は、「界面活性剤および洗剤」(シュワル ツ、ペリーおよびバーチによる第I巻および第II巻)に記載されている。各種の このような界面活性剤は、一般にローリン等に1975年12月30日発行の米 国特許第3,929,678号明細書第23欄第58行〜第29欄第23行(こ こに参考文献として編入)にも開示されている。 そこに配合する時には、本発明の洗剤組成物は、典型的には、このような陰イ オン界面活性剤約1〜約40重量%、好ましくは約5〜約25重量%を含む。 本発明で有用な1つの種類の非イオン界面活性剤は、平均親水性親油性バラン ス(HLB)8〜17、好ましくは9.5〜14、より好ましくは12〜14を 有する界面活性剤を与えるための疎水部分とエチレンオキシドとの縮合物である 。疎水(親油)部分は、性状が脂肪族または芳香族であってもよく且つ特定の疎 水 基と縮合するポリオキシエチレン基の長さは、親水性エレメントと疎水性エレメ ントとの間の所望のバランス度を有する水溶性化合物を生成するように容易に調 整できる。 この種の特に好ましい非イオン界面活性剤は、アルコール1モル当たり3〜1 2モルのエチレンオキシドを含有するC9〜C15第一級アルコールエトキシレー ト、特にアルコール1モル当たり5〜8モルのエチレンオキシドを含有するC12 〜C15第一級アルコールである。 別の種類の非イオン界面活性剤は、一般式 RO(Cn2nO)tx (式中、Zはグルコースに由来する部分であり;Rは12〜18個の炭素原子を 有する飽和アルキル疎水基であり;tは0〜10であり、nは2または3であり ;xは1.3〜4である) のアルキルポリグルコシド化合物(化合物は未反応脂肪アルコール10%未満お よび短鎖アルキルポリグルコシド50%未満を包含する)からなる。この種の化 合物および洗剤での用途は、EP−B第0 070 077号明細書、第0 0 75 996号明細書および第0 094 118号明細書に開示されている。 また、式 (式中、R1はHであるか、R1はC1 〜4ヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル 、2−ヒドロキシプロピルまたはそれらの混合物であり、R2はC5 〜31ヒドロカ ルビルであり、Zは鎖に直結された少なくとも3個のヒドロキシルを有する線状 ヒドロカルビル鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、またはそのアルコキ シ化誘導体である) のポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、非イオン界面活性剤として好適で ある。好ましくは、R1はメチルであり、R2はC11 〜15アルキルまたはアルケニ ル直鎖、例えば、ココナツアルキルまたはそれらの混合物であり、Zは還元アミ ノ化反応においてグルコース、フルクトース、マルトース、ラクトースなどの還 元糖から誘導される。非水性液体希釈剤 洗剤組成物の液相を調製するために、前記界面活性剤(混合物)は、非水性液 体希釈剤、例えば、液体アルコールアルコキシレート物質または非水性低極性有 機溶媒と合わせてもよい。アルコールアルコキシレート 本組成物を調製するのに好適な液体希釈剤の1つの成分は、アルコキシ化脂肪 アルコール物質からなる。このような物質は、それら自体非イオン界面活性剤で もある。このような物質は、一般式 R1(Cm2mO)nOH (式中、R1はC8〜C16アルキル基であり、mは2〜4であり、nは約2〜12 である) に対応する。好ましくは、R1は、第一級または第二級であってもよく、約9〜 15個の炭素原子、より好ましくは約10〜14個の炭素原子を有するアルキル 基である。好ましくはまた、アルコキシ化脂肪アルコールは、1分子当たり約2 〜12個のエチレンオキシド部分、より好ましくは1分子当たり約3〜10個の エチレンオキシド部分を含有するエトキシ化物質であろう。 液体希釈剤のアルコキシ化脂肪アルコール成分は、しばしば、親水性親油性バ ランス(HLB)約3〜17を有するであろう。より好ましくは、この物質のH LBは、約6〜15、最も好ましくは約8〜15であろう。 本組成物で非水性液体希釈剤の必須成分の1つとして有用な脂肪アルコールア ルコキシレートの例としては、炭素数12〜15のアルコールから生成し且つエ チレンオキシド約7モルを含有するものが挙げられるであろう。このような物質 は、シェル・ケミカル・カンパニーによって商品名ネオドール(Neodol)25− 7およびネオドール23−6.5で市販されている。他の有用なネオドールとし ては、ネオドール1−5、エチレンオキシド約5モルを有するアルキル鎖中に平 均11個の炭素原子を有するエトキシ化脂肪アルコール;ネオドール23−9、 エチレンオキシド約9モルを有するエトキシ化第一級C12〜C13アルコールおよ びネオドール91−10、エチレンオキシド約10モルを有するエトキシ化C9 〜C11第一級アルコールが挙げられる。この種のアルコールエトキシレートは、 シェル・ケミカル・カンパニーによってドバノール(Dobanol)の商品名でも市販 されている。ドバノール91−5はエチレンオキシド平均5モルを有するエトキ シ化C9〜C11脂肪アルコールであり且つドバノール25−7は脂肪アルコール 1モル当たりエチレンオキシド平均7モルを有するエトキシ化C12〜C15脂肪ア ルコールである。 好適なエトキシ化アルコールの他の例としては、タージトール(Tergitol)1 5−S−7およびタージトール15−S−9が挙げられ、それらの両方ともユニ オン・カーバイド・コーポレーションによって市販されている線状第二級アルコ ールエトキシレートである。前者はC11〜C15線状第二級アルカノールとエチレ ンオキシド7モルとの混合エトキシ化生成物であり且つ後者はエチレンオキシド 9モルが反応している以外は同様の生成物である。 本組成物で有用な他の種類のアルコールエトキシレートは、高級脂肪アルコー ルの同様のエチレンオキシド縮合物であるネオドール45−11(高級脂肪アル コールは14〜15個の炭素原子を有し且つ1モル当たりのエチレンオキシド基 の数は約11である)などの高分子量非イオン界面活性剤である。このような生 成物も、シェル・ケミカル・カンパニーによって市販されている。 本発明の非水性組成物の液体希釈剤の一部分として利用する時のアルコールア ルコキシレート成分は、一般に、組成物の約1〜60重量%程度存在するであろ う。より好ましくは、アルコールアルコキシレート成分は、本組成物の約5〜4 0重量%を占めるであろう。最も好ましくは、アルコールアルコキシレート成分 は、本発明の洗剤組成物の約10〜25重量%を占めるであろう。非水性低極性有機溶媒 本発明の洗剤組成物の一部分を構成してもよい液体希釈剤の別の成分は、1種 以上の非水性低極性有機溶媒からなる。「溶媒」なる用語は、組成物の液相の非 界面活性担体または希釈剤部分を意味するようにここで使用される。本組成物の 必須成分および/または任意成分の若干は、実際に、「溶媒」含有相に溶解して もよいが、他の成分は、「溶媒」含有相内に分散された粒状物質として存在する であろう。このように、「溶媒」なる用語は、溶媒物質が添加される洗剤組成物 成分のすべてを実際に溶解することができることを必要とすることを意味しない 。 本発明の溶媒として使用する非水性有機物質は、低極性の液体であるものであ る。本発明の目的で、「低極性」液体は、本組成物で使用する好ましい種類の粒 状物質の1つ、即ち、過酸素漂白剤、過ホウ酸ナトリウムまたは過炭酸ナトリウ ムを溶解する傾向をほとんど有していない(もしあったとしても)ものである。 このように、エタノールなどの比較的極性を有する溶媒は、利用すべきではない 。本発明の非水性液体洗剤組成物で有用な好適な種類の低極性溶媒としては、ア ルキレングリコールモノ低級アルキルエーテル、低分子量ポリエチレングリコー ル、低分子量メチルエステルおよびアミドなどが挙げられる。 ここで使用するのに好ましい種類の非水性低極性溶媒は、モノ−、ジ−、トリ −、またはテトラ−C2〜C3アルキレングリコールモノC2〜C6アルキルエーテ ルからなる。このような化合物の特定例としては、ジエチレングリコールモノブ チルエーテル、テトラエチレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレ ングリコールモノエチルエーテルおよびジプロピレングリコールモノブチルエー テルが挙げられる。ジエチレングリコールモノブチルエーテルおよびジプロピレ ングリコールモノブチルエーテルが、特に好ましい。この種の化合物は、商品名 ダウアノール(Dowanol)、カルビトール(Carbitol)およびセロソルブ(Celloso lve)で市販されている。 ここで有用な別の好ましい種類の非水性低極性有機溶媒は、低分子量ポリエチ レングリコール(PEG)からなる。このような物質は、分子量少なくとも約1 50を有するものである。分子量約200〜600のPEGが、最も好ましい。 なお別の好ましい種類の無極性非水性溶媒は、低分子量メチルエステルからな る。このような物質は、一般式 R1−C(O)−OCH3(式中、R1は1〜約 18である)のものである。好適な低分子量メチルエステルの例としては、酢酸 メチル、プロピオン酸メチル、オクタン酸メチルおよびドデカン酸メチルが挙げ られる。 使用する1種以上の非水性低極性有機溶媒は、勿論、本発明の液体洗剤組成物 で使用する他の組成物成分、例えば、漂白剤および/または活性化剤と相容性で あるべきであり且つ非反応性であるべきである。このような溶媒成分は、一般に 、組成物の約1〜60重量%の量で利用されるであろう。より好ましくは、非水 性低極性有機溶媒は、組成物の約5〜40重量%、最も好ましくは組成物の約1 0〜25重量%を占めるであろう。液体希釈剤濃度 界面活性剤混合物の濃度と同様に、本組成物中の合計液体希釈剤の量は、他の 組成物成分の種類および量により且つ所望の組成物の性質により決定されるであ ろう。一般に、液体希釈剤は、本組成物の約20〜95重量%を占めるであろう 。より好ましくは、液体希釈剤は、組成物の約50〜70重量%を占めるであろ う。固相 本発明の非水性洗剤組成物は、液相に分散され且つ懸濁される粒状物質の固相 も更に含んでもよい。一般に、このような粒状物質は、大きさが約0.1〜15 00μmであろう。より好ましくは、このような物質は、大きさが約5〜500 μmであろう。 ここで利用する粒状物質は、粒状形で組成物の非水性液相に実質上不溶性であ る1種以上の洗剤組成物成分からなることができる。利用できる粒状物質の種類 は、次の通り詳細に記載する。界面活性剤 本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁できる種類の粒状物質としては、非水性 液相に完全にまたは部分的に不溶性である補助陰イオン界面活性剤が挙げられる 。このような溶解度特性を有する最も普通の種類の陰イオン界面活性剤は、第一 級または第二級アルキルサルフェート陰イオン界面活性剤からなる。このような 界面活性剤は、高級C8〜C20脂肪アルコールの硫酸化によって製造されるもの である。 通常の第一級アルキルサルフェート界面活性剤は、一般式 ROSO3 -+ (式中、Rは典型的には線状C8〜C20ヒドロカルビル基であり、直鎖または分 枝鎖であってもよく、Mは水溶化陽イオンである) を有する。好ましくは、RはC10〜C14アルキルであり、Mはアルカリ金属であ る。最も好ましくは、Rは約C12であり、Mはナトリウムである。 通常の第二級アルキルサルフェートも、本組成物の固相の必須の陰イオン界面 活性剤成分として利用してもよい。通常の第二級アルキルサルフェート界面活性 剤は、分子のヒドロカルビル「主鎖」に沿ってランダムに分布されたサルフェー ト部分を有する物質である。このような物質は、構造 CH3(CH2n(CHOSO3 -+)(CH2mCH3 (式中、mおよびnは2以上の整数であり、m+nの和は典型的には約9〜15 であり、Mは水溶化陽イオンである) によって示してもよい。 必要な粒状物質のすべてまたは一部分として利用するならば、アルキルサルフ ェートなどの補助陰イオン界面活性剤は、一般に、組成物の約1〜10重量%、 より好ましくは組成物の約1〜5重量%を占めるであろう。粒状物質のすべてま たは一部分として使用するアルキルサルフェートは、本発明の液相の一部分とし て本質上利用するアルキルエーテルサルフェート界面活性剤成分の一部分を構成 してもよい非アルコキシ化アルキルサルフェート物質とは別個に製造し、本組成 物に加える。有機ビルダー物質 本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁できる別の可能な種類の粒状物質は、カ ルシウムまたは他のイオン、本組成物の洗濯/漂白使用時に遭遇する水硬度の影 響を消すのに役立つ有機洗浄性ビルダー物質からなる。このような物質の例とし ては、アルカリ金属のクエン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩、脂肪酸塩、カルボ キシメチルコハク酸塩、カルボン酸塩、ポリカルボン酸塩およびポリアセタール カルボン酸塩が挙げられる。特定例としては、オキシジコハク酸、メリト酸、ベ ンゼンポリカルボン酸およびクエン酸のナトリウム塩、カリウム塩およびリチウ ム塩が挙げられる。他の例は、有機ホスホネート型金属イオン封鎖剤、例えば、 モンサントによってデクエスト(Dequest)の商品名で販売されているものおよび アルカンヒドロキシホスホネートである。クエン酸塩が、高度に好ましい。 他の好適な有機ビルダーとしては、ビルダー性を有することが既知の高分子量 重合体および共重合体が挙げられる。例えば、このような物質としては、適当な ポリアクリル酸、ポリマレイン酸、およびポリアクリル酸/ポリマレイン酸共重 合体およびそれらの塩、例えば、BASFによってソカラン(Sokalan)の商標で 販売されているものが挙げられる。 別の好適な種類の有機ビルダーは、高級脂肪酸の水溶性塩、即ち、「石鹸」か らなる。これらとしては、アルカリ金属石鹸、例えば、炭素数約8〜約24、好 ましくは炭素数約12〜約18の高級脂肪酸のナトリウム塩、カリウム塩、アン モニウム塩およびアルキロールアンモニウム塩が挙げられる。石鹸は、油脂の直 接ケン化により、または遊離脂肪酸の中和により製造できる。ヤシ油およびタロ ーに由来する脂肪酸の混合物のナトリウム塩およびカリウム塩、即ち、ナトリウ ムまたはカリウムのタロー石鹸およびココナツ石鹸が、特に有用である。 必要な粒状物質のすべてまたは一部分として利用するならば、不溶性有機洗浄 性ビルダーは、一般に、本組成物の約1〜20重量%を占めることができる。よ り好ましくは、このようなビルダー物質は、組成物の約4〜10重量%を占める ことができる。無機アルカリ度源 本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁できる別の可能な種類の粒状物質は、こ のような組成物から調製される水性洗浄液を一般にアルカリ性にさせるのに役立 つ物質からなることができる。このような物質は、洗浄性ビルダーとして、即ち 、洗浄性能に対する水硬度の悪影響を消す物質として作用してもよく、または作 用しなくてもよい。 好適なアルカリ度源の例としては、水溶性アルカリ金属炭酸塩、重炭酸塩、ホ ウ酸塩、ケイ酸塩およびメタケイ酸塩が挙げられる。環境上の理由で好ましくな いが、水溶性リン酸塩も、アルカリ度源として利用してもよい。これらとしては 、アルカリ金属のピロリン酸塩、オルトリン酸塩、ポリリン酸塩およびホスホン 酸塩が挙げられる。これらのアルカリ度源のすべてのうち、炭酸ナトリウムなど のアルカリ金属炭酸塩が、最も好ましい。 アルカリ度源は、水和性塩の形であるならば、本発明の非水性液体洗剤組成物 で乾燥剤としても役立つことがある。乾燥剤でもあるアルカリ度源の存在は、水 による失活を受けやすい過酸素漂白剤などの組成物成分を化学的に安定化するこ とに関して利益を与えることがある。 粒状物質成分のすべてまたは一部分として利用するならば、アルカリ度源は、 一般に、本組成物の約1〜15重量%を占めるであろう。より好ましくは、アル カリ度源は、組成物の約2〜10重量%を占めることができる。このような物質 は、水溶性であるが、一般に本発明の非水性洗剤組成物に不溶性であろう。この ように、このような物質は、一般に、非水性液相に個別の粒子の形で分散するで あろう。任意の組成物成分 前記のような組成物液相成分および固相成分に加えて、本発明の洗剤組成物は 、各種の任意成分を含有でき、好ましくは含有するであろう。このような任意成 分は、液体または固体形のいずれかであってもよい。任意成分は、液相に溶解し てもよく、または微粒子または小滴の形で液相内に分散してもよい。本組成物で 場合によって利用してもよい物質の若干は、次の通りより詳細に記載する。任意の無機洗浄性ビルダー 本発明の洗剤組成物は、場合によって、アルカリ度源としても機能する前記の ものを超える1種以上の無機洗浄性ビルダーも含有してもよい。このような任意 の無機ビルダーとしては、例えば、ゼオライトなどのアルミノシリケートが挙げ られる。アルミノシリケートゼオライトおよび洗浄性ビルダーとしての用途は、 1986年8月12日発行のコルキル等の米国特許第4,605,509号明細 書(その開示をここに参考文献として編入)により十分に論じられている。また 、結晶性層状シリケート、例えば、この米国特許第4,605,509号明細書 に論じたものも、本発明の洗剤組成物で使用するのに好適である。利用するなら ば、 任意の無機洗浄性ビルダーは、本組成物の約2〜15重量%を占めることができ る。任意の酵素 本発明の洗剤組成物は、場合によって、1種以上の洗剤酵素も含有してもよい 。このような酵素としては、プロテアーゼ、アミラーゼ、セルラーゼおよびリパ ーゼが挙げることができる。このような物質は、技術上既知であり且つ市販され ている。それらは、本発明の非水性液体洗剤組成物に懸濁液、「マルメ」または 「プリル」の形で配合してもよい。別の好適な種類の酵素は、非イオン界面活性 剤中の酵素のスラリーの形のものからなる。この形の酵素は、例えば、ノボ・ノ ルディスクによって商品名「LDP」で市販されている。 本組成物に通常の酵素プリルの形で加える酵素が、ここで使用するのに特に好 ましい。このようなプリルは、一般に、大きさが約100〜1,000μm、よ り好ましくは約200〜800μmであろうし且つ組成物の非水性液相全体にわ たって懸濁するであろう。本発明の組成物中のプリルは、他の酵素形と比較して 、経時的に酵素活性の保持に関して特に望ましい酵素安定性を示すことが見出さ れた。このように、酵素プリルを利用する組成物は、酵素を水性液体洗剤に配合 する時にしばしば使用しなければならないものなどの通常の酵素安定剤を含有す る必要はない。 使用するならば、酵素は、通常、組成物1g当たり活性酵素約10mg(重量) まで、より典型的には約0.01mg〜約5mgを与えるのに十分な量で本発明の非 水性液体組成物に配合するであろう。換言すれば、本発明の非水性液体洗剤組成 物は、典型的には、市販の酵素製剤約0.001〜5重量%、好ましくは約0. 01〜1重量%を含むであろう。例えば、プロテアーゼ酵素は、通常、このよう な市販製剤に組成物1g当たり0.005〜0.1アンソン単位(AU)の活性 を与えるのに十分な量で存在する。任意のキレート化剤 また、本発明の洗剤組成物は、本発明の非水性洗剤組成物内の金属イオン、例 えば、鉄および/またはマンガンをキレート化するのに役立つキレート化剤を場 合によって含有していてもよい。このようなキレート化剤は、このように、さも なければ過酸素漂白剤などの組成物成分を失活する傾向があるであろう組成物中 の金属不純物との錯体を生成するのに役立つ。有用なキレート化剤としては、ア ミノカルボキシレート、ホスホネート、アミノホスホネート、多官能置換芳香族 キレート化剤およびそれらの混合物が挙げることができる。 任意のキレート化剤として有用なアミノカルボキシレートとしては、エチレン ジアミンテトラアセテート、N−ヒドロキシエチルエチレンジアミントリアセテ ート、ニトリロトリアセテート、エチレンジアミンテトラプロピオネート、トリ エチレンテトラアミンヘキサアセテート、ジエチレントリアミンペンタアセテー ト、エチレンジアミンジスクシネートおよびエタノールジグリシンが挙げられる 。これらの物質のアルカリ金属塩が、好ましい。 また、アミノホスホネートは、少なくとも少量の合計リンが洗剤組成物で許さ れる時には本発明の組成物でキレート化剤として使用するのに好適であり且つそ れらの例としてはデクエストとしてエチレンジアミンテトラキス(メチレンホス ホネート)が挙げられる。好ましくは、これらのアミノホスホネートは、約6個 より多い炭素原子を有するアルキルまたはアルケニル基を含有しない。 好ましいキレート化剤としては、ヒドロキシエチルジホスホン酸(HEDP) 、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、エチレンジアミンジコハク酸(E DDS)およびジピコリン酸(DPA)およびそれらの塩が挙げられる。キレー ト化剤は、勿論、布帛洗濯/漂白用本組成物の使用時に洗浄性ビルダーとしても 作用してもよい。キレート化剤は、使用するならば、本組成物の約0.1〜4重 量%を占めることができる。より好ましくは、キレート化剤は、本発明の洗 剤組成物の約0.2〜2重量%を占めるであろう。任意の増粘剤、粘度制御剤および/または分散剤 本発明の洗剤組成物は、場合によって、固体粒状成分を懸濁状態に維持する組 成物の能力を高めるのに役立つ高分子物質も含有してもよい。このような物質は 、このように、増粘剤、粘度制御剤および/または分散剤として作用することが ある。このような物質は、しばしば、高分子ポリカルボキシレートであるが、他 の高分子物質、例えば、ポリビニルピロリドン(PVP)および高分子アミン誘 導体、例えば、第四級エトキシ化ヘキサメチレンジアミンを包含できる。 高分子ポリカルボキシレート物質は、好適な不飽和単量体(好ましくは酸形) を重合または共重合することによって製造できる。好適な高分子ポリカルボキシ レートを生成するために重合できる不飽和単量体酸としては、アクリル酸、マレ イン酸(または無水マレイン酸)、フマル酸、イタコン酸、アコニット酸、メサ コン酸、シトラコン酸およびメチレンマロン酸が挙げられる。ビニルメチルエー テル、スチレン、エチレンなどの、カルボキシレート基を含有しない単量体セグ メントが本発明の高分子ポリカルボキシレートに存在することは、このようなセ グメントが重合体の約40重量%以上を構成しないならば好適である。 特に好適な高分子ポリカルボキシレートは、アクリル酸から誘導できる。ここ で有用であるこのようなアクリル酸をベースとする重合体は、重合されたアクリ ル酸の水溶性塩である。酸形のこのような重合体の平均分子量は、好ましくは約 2,000〜10,000、より好ましくは約4,000〜7,000、最も好 ましくは約4,000〜5,000である。このようなアクリル酸重合体の水溶 性塩としては、例えば、アルカリ金属塩を挙げることができる。この種の可溶性 重合体は、既知の物質である。この種のポリアクリレートを洗剤組成物で使用す ることは、例えば、1967年3月7日発行のディールの米国特許第3,308 ,067号明細書に開示されている。このような物質は、ビルダー機能も遂行し て もよい。 利用するならば、任意の増粘剤、粘度制御剤および/または分散剤は、本組成 物に約0.1〜4重量%程度存在すべきである。より好ましくは、このような物 質は、本発明の洗剤組成物の約0.5〜2重量%を占めることができる。任意の増白剤、抑泡剤および/または香料 本発明の洗剤組成物は、場合によって、通常の増白剤、抑泡剤、シリコーン油 、漂白触媒、および/または香料物質も含有してもよい。このような増白剤、抑 泡剤、シリコーン油、漂白触媒、および香料は、勿論、非水性環境下で他の組成 物成分と相容性でなければならず且つ非反応性でなければならない。存在するな らば、増白剤、抑泡剤および/または香料は、典型的には、本組成物の約0.0 1〜2重量%を占めるであろう。 好適な漂白触媒としては、米国特許第5,246,621号明細書、米国特許 第5,244,594号明細書、米国特許第5,114,606号明細書および 米国特許第5,114,611号明細書に開示のマンガンをベースとする錯体が 挙げられる。組成物形 本発明の粒状物含有液体洗剤組成物は、特性が実質上非水性(または無水)で ある。非常に少量の水は、このような組成物に必須成分または任意成分中の不純 物として配合してもよいが、水の量は、本組成物の約5重量%を決して超えるべ きではない。より好ましくは、本発明の非水性洗剤組成物の水分は、約1重量% 以下を占めるであろう。 本発明の粒状物含有非水性洗剤組成物は、液体の形であろう。組成物調製および用途 本発明の非水性液体洗剤組成物は、先ず、界面活性剤含有非水性液相を調製し た後、この相に追加の粒状成分を好都合な順序で加え、得られた成分組み合わせ を混合し、例えば、攪拌して本発明の相安定な組成物を調製することによって製 造できる。このような組成物の典型的な製法においては、必須成分および特定の 好ましい任意成分は、特定の条件下で好都合な順序で合わせるであろう。 好ましい製法の第一工程においては、界面活性剤含有液相を調製するために使 用する使用する陰イオン界面活性剤含有粉末を調製する。この予備調製工程は、 1種以上の直鎖C10 〜16アルキルベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩40%〜 50%および1種以上の希釈剤非界面活性剤塩3%〜15%を含有する水性スラ リーの調製を包含する。爾後の工程において、このスラリーは、残留水5重量% 未満を含有する固体物質を調製するのに必要な程度に乾燥する。 この固体陰イオン界面活性剤含有物質の調製後、この物質は、非水性有機溶媒 の1種以上と合わせて本発明の洗剤組成物の界面活性剤含有液相を調製できる。 このことは、前記予備調製工程で調製された陰イオン界面活性剤含有物質を粉末 形に変化させ、このような粉末状物質を前記のような非水性有機溶媒の1種以上 、界面活性剤または非界面活性剤のいずれかまたは両方を含む攪拌液体媒体と合 わせることによって行う。この組み合わせは、非水性有機液体全体にわたっての LAS/塩物質の十分に混合された分散液を調製するのに十分である攪拌条件下 で行う。 爾後の加工工程においては、そのように調製された非水性液体分散液は、次い で、本発明の洗剤組成物の構造化界面活性剤含有液相を与えるのに十分である条 件下でミル処理または高剪断攪拌に付すことができる。このようなミル処理また は高剪断攪拌条件としては、一般に、20℃〜50℃の温度の維持が挙げられる であろう。この組み合わせのミル処理および高剪断攪拌は、一般に、1Pa〜5 Paの範囲内への構造化液相の降伏値の増大を与えるであろう。 非水性液体中のLAS/塩同時乾燥物質の分散液の調製後、このような分散液 をミル処理または攪拌して降伏値を増大する前か後のいずれかに、本発明の洗剤 組成物で使用すべき追加の粒状物質は、添加できる。高剪断攪拌下に添加できる このような成分としては、任意の界面活性剤粒子、有機ビルダーの実質上すべて の粒子、例えば、サイトレートおよび/または脂肪酸、および/またはアルカリ 度源、例えば、炭酸ナトリウムが挙げられ、それらは組成物成分のこの混合物を 剪断攪拌下に維持し続けながら添加できる。混合物の攪拌を続け、必要ならば、 この時点で増大して液相内の不溶性固相粒状物の均一な分散液を調製することが できる。 第二プロセス工程においては、漂白剤前駆物質粒子は、第二混合工程において 第一混合工程からの粉砕懸濁液と混合する。次いで、この混合物は、漂白剤前駆 物質の平均粒径が600μm未満、好ましくは50〜500μm、最も好ましく は100〜400μmであるように湿式粉砕に付す。次いで、他の化合物、例え ば、漂白剤化合物は、得られた混合物に加える。 前記固体物質の若干またはすべてをこの攪拌混合物に加えた後、高度に好まし い過酸素漂白剤の粒子は、再度混合物を剪断攪拌下に維持しながら、組成物に添 加できる。過酸素漂白剤物質を最後に加えることにより、または他の成分のすべ てまたは大部分を加えた後、特にアルカリ度源粒子を加えた後、過酸素漂白剤に 望ましい安定性上の利益は、実現できる。酵素プリルを配合するならば、好まし くは、非水性液体マトリックスに最後に加える。 最終プロセス工程として、粒状物質のすべての添加後、混合物の攪拌は、必要 な粘度、降伏値および相安定性特性を有する組成物を調製するのに十分な時間続 ける。しばしば、このことは、約1〜30分間の攪拌を包含するであろう。 固体成分を前記方法に従って非水性液体に加える際に、これらの固体物質の遊 離非結合水分含量を或る限度以下に維持することが有利である。このような固体 物質中の遊離水分は、しばしば、0.8%以上の量で存在する。例えば、流動床 乾燥によって固体粒状物質の遊離水分含量を洗剤組成物マトリックスへの配合前 に0.5%以下の遊離水分量に減少することによって、得られた組成物の有意な 安定性上の利点が、実現できる。 前記のように調製される本発明の組成物は、布帛の洗濯および漂白で使用する ための水性洗浄液を調製するために使用できる。一般に、有効量のこのような組 成物は、水に加え、好ましくは通常の布帛洗濯自動洗濯機中で水に加えて、この ような水性洗濯/漂白液を調製する。次いで、そのように調製された水性洗浄/ 漂白液は、それで洗濯しそして漂白すべき布帛と、好ましくは攪拌下に、接触さ せる。 水に加えて水性洗濯/漂白液を調製する有効量の本発明の液体洗剤組成物は、 水溶液で組成物約500〜7,000ppmを構成するのに十分な量を占めるこ とができる。より好ましくは、本発明の洗剤組成物約800〜5,000ppm は、水性洗浄/漂白液で与えられるであろう。 下記の実施例は、本発明の非水性液体洗剤組成物の製法および性能利点を例示 する。しかしながら、このような実施例は、本発明の範囲を限定したり、別のよ うに規定したりすることを必ずしも意味しない。 実施例I 非水性液体洗剤組成物の調製 (1)ブレードインペラーを使用してブトキシ−プロポキシ−プロパノール( BPP)およびC12 〜16EO(5)エトキシ化アルコール非イオン界面活性剤( ゲナポール24/50)を混合タンク中で短時間(1〜5分)混合して単相とす る。 (2)NaLASを混合タンク中でBPP/ゲナポール溶液に加えてNaLA Sを部分的に溶解する。混合時間は、約1時間である。タンクを窒素でブランケ ット化して空気からの水分吸収を防止する。 (3)必要ならば、液体ベース(LAS/BPP/NI)をドラムにポンプ供 給する。モレキュラーシーブ(3A型、4〜8メッシュ)を各ドラムに液体ベー スの正味重量の10%で加える。単一ブレードタービンミキサーとドラムローリ ング技術との両方to使用して、モレキュラーシーブを液体ベースに入れる。窒素 ブランケット下で混合を行って空気からの水分吸収を防止する。合計混合時間は 2時間であり、その後に液体ベース中の水分0.1〜0.4%を除去する。モレ キュラーシーブは、液体ベースを20〜30メッシュの篩に通過することによっ て除去する。液体ベースを混合タンクに返送する。 (4)追加の固体成分を組成物への添加のために用意する。このような固体成 分としては、下記のものが挙げられる: 炭酸ナトリウム(粒径100μm) 無水クエン酸ナトリウム マレイン酸−アクリル酸共重合体(BASF製ソコラン) 増白剤(チノパールPLC) ヒドロキシエチリデンジホスホン酸の四ナトリウム塩(HEDP) ジエチレントリアミンペンタメチレンホスホン酸ナトリウム これらの固体物質は、すべてミル処理可能であり、混合タンクに加え、平滑にな るまで液体ベースと混合する。これは、最後の粉末の添加後約1時間である。タ ンクを粉末添加後に窒素でブランケット化する。これらの粉末の特定の添加順序 は、重要ではない。 (6)バッチを単純なローター−固定子配置であるフリマ(Fryma)コロイドミ ル(高速ローターは高剪断帯を生ずる固定子内でスピンする)を通して一度ポン プ供給する。このことにより、固体のすべての粒径が部分的に小さくなる。この ことにより、降伏値(即ち、構造)の増大をもたらす。次いで、バッチを冷却後 に混合タンクに再装入する。 (7)漂白剤前駆物質粒子を第二混合工程において第一混合工程からの粉砕懸 濁液と混合する。次いで、この混合物を、漂白剤前駆物質の平均粒径が600μ m未満、好ましくは50〜500μm、最も好ましくは100〜400μmであ るように湿式粉砕に付す。 (8)他の固体物質は、この第一工程後に添加できる。これらとしては、下記 のものが挙げられる: 過炭酸ナトリウム(400〜600μm) プロテアーゼ、セルラーゼおよびアミラーゼ酵素プリル(400〜800μm) 二酸化チタン粒子(5μm) 次いで、これらの非ミル処理性固体物質を混合タンクに加えた後、液体成分(香 料およびシリコーンをベースとする抑泡剤)を加える。次いで、バッチを1時間 混合する(窒素ブランケット下で)。得られた組成物は、表Iに示す処方を有す る。 得られた表Iの組成物は、通常の布帛洗濯操作で使用する時に優秀なしみ抜き 性能および汚れ除去性能を与える安定な無水ヘビーデューティー液体洗濯洗剤で ある。 表IIに示すような組成を有する漂白剤含有非水性洗濯洗剤は、調製する。 前記組成物は、安定な無水液体洗濯洗剤(漂白活性化剤は濃縮物中で安定であ り且つ漂白活性化剤は洗浄液中で有効である)である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アクセル、メイヤー ベルギー国ベー―1040、ブリュッセル、リ ュ、ド、コンフェデルス、28 (72)発明者 ジェームズ、パイオット、ジョンストン ベルギー国ベー―3090、オーベリーゼ、ワ イデラーン、17 (72)発明者 ジーン、ウエバース ベルギー国ベー―1840、ステーンフーフェ ル、ハイデ、17 (72)発明者 スティーブン、ジョゼフ、ルイス、クース マンズ ベルギー国ベー―1910、カンペンホート、 テルローンストストラート、25

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 漂白剤前駆物質を含む非水性液体洗剤組成物であって、漂白剤前駆物質 の平均粒径は600μm未満、好ましくは50〜500μm、最も好ましくは1 00〜400μmであることを特徴とする、非水性液体洗剤組成物。 2. 前記漂白活性化剤が、一価金属塩または二価金属塩、三価金属塩、混合 金属塩(ただし、この塩の少なくとも1種は、二価金属塩または三価金属塩であ る)、またはそれらの混合物として存在する、請求項1に記載の非水性液体洗剤 組成物。 3. 前記塩が、Na、Caおよび/またはMgから選ばれる、請求項2に記 載の非水性洗剤組成物。 4. 前記混合金属塩が、一価金属塩を含む、請求項3に記載の非水性洗剤組 成物。 5. 前記漂白活性化剤が、4−ベンゾイルオキシベンゼンスルホネート、1 −メチル−2−ベンゾイルオキシベンゼン−4−スルホネート、ノナノイルオキ シベンゼンスルホネート、3,5,5−トリメチルヘキサノイルオキシベンゼン スルホネートである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の非水性洗剤組成物。 6. 前記漂白活性化剤が、4−〔N−オクタノイル−6−アミノヘキサノイ ルオキシ〕ベンゼンスルホネート、4−〔N−ノナノイル−6−アミノヘキサノ イルオキシ〕ベンゼンスルホネート、4−〔N−デカノイル−6−アミノヘキサ ノイルオキシ〕ベンゼンスルホネートおよびそれらの混合物である、請求項1〜 4のいずれか1項に記載の非水性洗剤組成物。 7. ペルカーボネートおよび/またはペルボレートから選ばれる漂白剤を更 に含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の非水性洗剤組成物。 8. (a)液体成分を第一混合工程で混合し、粉砕後に得られる懸濁液中の 固体成分の平均粒径が5〜200μmであるように、得られた懸濁液を湿式粉砕 に付す第一工程 (b)漂白剤前駆物質粒子を、第二混合工程で第一混合工程からの粉砕懸濁液 と混合し、前記混合物は漂白剤前駆物質の平均粒径が600μm未満、好ましく は50〜500μm、最も好ましくは100〜400μmであるように湿式粉砕 に付す第二プロセス工程 からなることを特徴とする、非水性洗剤組成物の製法。
JP10504145A 1996-06-28 1997-06-24 漂白剤前駆物質を含有する非水性洗剤組成物 Pending JPH11513071A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US2082296P 1996-06-28 1996-06-28
US60/020,822 1996-06-28
PCT/US1997/010118 WO1998000512A2 (en) 1996-06-28 1997-06-24 Nonaqueous detergent compositions containing bleach precursors

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11513071A true JPH11513071A (ja) 1999-11-09

Family

ID=21800787

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10504145A Pending JPH11513071A (ja) 1996-06-28 1997-06-24 漂白剤前駆物質を含有する非水性洗剤組成物

Country Status (7)

Country Link
US (1) US6159923A (ja)
EP (1) EP0907710A2 (ja)
JP (1) JPH11513071A (ja)
AR (1) AR007669A1 (ja)
BR (1) BR9710063A (ja)
CA (1) CA2258668A1 (ja)
WO (1) WO1998000512A2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1222244B1 (en) * 1999-10-22 2006-11-29 The Procter & Gamble Company Compositions for treating shoes and methods and articles employing same
ATE321164T1 (de) * 2001-06-29 2006-04-15 Procter & Gamble Stabilitätsverstärktes persäurebleichungssystem geeignet für gewebebehandlung
KR100769687B1 (ko) 2006-05-30 2007-10-23 주식회사 엘지생활건강 살균성 세정 조성물 및 이를 이용한 클리닝 와이프

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3621536A1 (de) * 1986-06-27 1988-01-07 Henkel Kgaa Fluessiges waschmittel und verfahren zu seiner herstellung
US4900469A (en) * 1986-10-21 1990-02-13 The Clorox Company Thickened peracid precursor compositions
US4988462A (en) * 1988-04-29 1991-01-29 Lever Brothers Company, Division Of Conopco, Inc. Non-aqueous cleaning compositions containing bleach and capped nonionic surfactant
DE4024531A1 (de) * 1990-08-02 1992-02-06 Henkel Kgaa Fluessigwaschmittel
GB9207981D0 (en) * 1992-04-10 1992-05-27 Interox Chemicals Ltd Liquid bleach and detergent compositions
DE69514818T2 (de) * 1994-09-26 2000-08-17 Procter & Gamble Bleichmittel enthaltende nicht wässrige flüssige waschmittel
WO1997000937A1 (en) * 1995-06-20 1997-01-09 The Procter & Gamble Company Nonaqueous, particulate-containing detergent compositions

Also Published As

Publication number Publication date
EP0907710A2 (en) 1999-04-14
AR007669A1 (es) 1999-11-10
WO1998000512A3 (en) 1998-04-16
WO1998000512A2 (en) 1998-01-08
BR9710063A (pt) 1999-08-10
CA2258668A1 (en) 1998-01-08
US6159923A (en) 2000-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0991748B1 (en) Non-aqueous, speckle-containing liquid detergent compositions
US5814592A (en) Non-aqueous, particulate-containing liquid detergent compositions with elasticized, surfactant-structured liquid phase
CA2258509C (en) Preparation of non-aqueous, particulate-containing liquid detergent compositions with surfactant-structured liquid phase
JP3255931B2 (ja) 特定のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する非水性洗剤組成物
EP0907713B1 (en) Nonaqueous, particulate-containing liquid detergent compositions with surfactant-structured liquid phase
JP2002507231A (ja) 脂肪酸を含有する構造化された非水性液体洗剤組成物
JPH11503789A (ja) 非水性の粒子含有液体洗剤組成物
JP3267626B2 (ja) 漂白剤前駆体を含有する非水性洗剤組成物
JP2002507237A (ja) 非水性の、粒子を含む、漂白剤含有洗剤組成物
EP0907716A1 (en) Preparation of non-aqueous, particulate-containing liquid detergent compositions with preprocessed dried components
WO1999064556A1 (en) Non-aqueous, liquid detergent compositions containing gasified particulate matter
JPH11513069A (ja) 特定のアルキルベンゼンスルホネート界面活性剤を含有する非水性洗剤組成物
JPH11513071A (ja) 漂白剤前駆物質を含有する非水性洗剤組成物
EP0907712B2 (en) Nonaqueous liquid detergent compositions containing bleach precursors
JPH11508292A (ja) 非水性粒状物含有洗剤組成物
JP2002507232A (ja) 漂白剤を含む非水性洗剤組成物
MXPA99000110A (en) Compositions non-aqueous detergents containing blanq precursors
MXPA00000140A (en) Non-aqueous, speckle-containing liquid detergent compositions