JP2011516146A - 固定装置及び該固定装置を備える組立体 - Google Patents

固定装置及び該固定装置を備える組立体 Download PDF

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Abstract

本発明は、2つの片持ちピンが設けられているリングを備える、吻合接続用の固定装置に関する。リングは、軸方向軸を有する。リングは、第1の横軸及びそれに対して直角である第2の横軸を有し、これらの両方が軸方向軸に対して直角である。第1の横軸は、リングを第1の半体及び第2の半体に分割する。第2の横軸及び第1の横軸は、合わせて横断面を画定し、横断面は、リングの第1の半体が延びる第1の側及びリングの第2の半体が延びる第2の側を有する。各片持ちピンが、片持ち式にリングからピンの他方の自由端まで延びるように、いずれの場合も1つの取り付け部位で固定端によってリングに接続される。ピンは、互いに同じ方向に延びる。ピンの自由端は、横断面の第2の側に位置付けられる。取り付け部位は、リングの第1の半体に位置付けられる。
【選択図】図3a

Description

本発明は、吻合接続用の固定装置であって、リングを備え、リングが、リングによって囲まれリングの中心を通る環状面に対して直角の軸として規定される軸方向軸を有し、リングが、互いに対して直角であり且つ軸方向軸に対しても両方が直角であり、合わせて横断面を画定する第1の横軸及び第2の横軸を有し、第1の横軸が、リングを第1の半体及び第2の半体に分割し、横断面が、リングの第1の半体が延びる第1の側及びリングの第2の半体が延びる第2の側を有する、吻合接続用の固定装置に関する。
固定装置ではないが、このタイプのリングは、吻合接続部で用いられることが知られている。このタイプのリングは、特許文献1に開示されている。該公報には、ELANA技法(Elana=Excimer Laser Assisted Nonocclusive Anastomosis)と呼ばれるものが記載されている。本発明は、ELANA技法との併用が特に意図されているが、他の医療処置に用いることもできる。
ELANA技法は、標的血管とも呼ばれる吻合対象血管を一時的に閉じることなく吻合を形成するために用いられる。ELANA技法では、吻合の実施中に標的血管の貫流が遮断されない。神経外科医並びに他の外科医は、この技法を用いてバイパス手術を行う。しかしながら、このELANA技法は、心臓外科手術及び一般的な血管外科手術等の他の手術分野にも適用することができる。本発明は、これらの医療処置の場合にも用いることができる。
ELANA技法は、リングによって補強されたグラフト血管(血管移植片)の遠位口を形成するために、植え込み可能なリングをグラフト血管の遠位端の周りに配置して、リングから遠位にあるグラフト血管の壁の部分をリングの周りに約90度又は約180度折り返すことを含む。上記補強された遠位口は、続いて、通常はグラフト血管を標的血管に約8針で縫合することによって、標的血管の壁に取り付けられる。外科医の能力、標的血管の場所、及び患者の状態に応じて、上記取り付けは、概して15分〜1時間以上かかる。この取り付け処置中は、グラフト血管と標的血管とが依然として貫流接続されていない。取り付け処置後に、グラフト血管の遠位口の前に位置する標的血管の壁部分を焼灼することによってグラフト血管と標的血管との間に開口を作るために、レーザカテーテルがグラフト血管に挿入される。手術の間中ずっと、標的血管に血液が流れている結果として、標的血管の一時的な閉鎖が防止される。
欧州特許第750,476号
グラフト血管を標的血管に取り付ける処置を比較的迅速且つ容易に行うことができるようにし、且つ確実な接続を達成することができるようにする固定装置を提供することが、本発明の目的である。
本発明によれば、この目的は、吻合接続用の固定装置であって、2つの片持ちピンが設けられているリングを備え、リングは、該リングによって囲まれ該リングの中心を通る環状面に対して直角の軸として規定される軸方向軸を有し、リングは、互いに対して直角であり且つ軸方向軸に対しても両方が直角であり、合わせて横断面を画定する第1の横軸及び第2の横軸を有し、第1の横軸は、リングを第1の半体及び第2の半体に分割し、横断面は、リングの第1の半体が延びる第1の側及びリングの第2の半体が延びる第2の側を有し、片持ちピンはそれぞれ、片持ち式にリングからピンの他方の尖った自由端まで延びるように、いずれの場合も1つの取り付け部位で固定端によってリングに接続され、リングから見て、ピンは、横断面において互いに同じ方向に延び、横断面で見て、ピンの自由端は、横断面の第2の側に位置付けられ、取り付け部位は、リングの第1の半体に位置付けられる、吻合接続用の固定装置を提供することによって達成される。
リングの第1の半体は、その境界すなわち第1の横軸も含むため、一方又は両方の取り付け部位も第1の横軸上もあり得る。
2つのピンの尖端は、これらが一緒に標的血管の壁を穿刺して標的血管に達してから標的血管の壁の内側に沿って標的血管の長さ方向に進むことが容易にできるように、互いに同じ方向に向いている。ピンの固定端すなわち取り付け部位が、リングの第1の半体に位置付けられ、ピンが、そこからリングの第2の半体の下を通過して延び、ピンが標的血管に刺し込まれる位置で、標的血管の壁の一部が、リングの第2の半体とピンとの間に位置付けられるため、標的血管の壁は、第1の横軸と平行に延びる傾斜軸を中心とした標的血管に対する固定装置の傾斜に対する抵抗を与える。さらに、固定装置は、他の何らかの傾斜軸を中心とした標的血管に対する傾斜に対する抵抗を与える。したがって、比較的安定した接続を達成することができる。
横断面の第2の側に沿って延びるピンの部分が、該ピンがその自由端の方向に見て互いに向かってテーパ状に窄まるテーパ領域を有する場合、本発明による固定装置を用いた取り付けは、さらに改善され得る。その第1の利点は、テーパの結果として、標的血管の壁に尖端を穿刺することによってできた壁の穿孔が、ピンを穿孔のさらに奥に押し通すと引き離されることである。これに関連して、固定装置が配置された後に、ピンが標的血管の穿孔間の部分を緊張状態に保つことも分かっている。したがって、標的血管の壁は、リングの第2の半体の領域で、第1の横軸と平行な方向に引っ張られる。これが、グラフト血管の遠位口の前に位置する標的血管の壁の部分の除去を容易にする。ELANA技法によれば、標的血管の壁の上記部分の除去にはレーザを用いることができるが、ナイフ等の別の器具を用いることもできる。第2の利点は、上記引張状態の結果として、固定装置が外れ難くなる(すなわち、挿入方向とは逆の方向に再び滑り出し難くなる)ことである。第3の利点は、上記引張状態の結果として、標的血管に対する固定装置の上述の傾斜がさらに防止されることである。第4の利点は、テーパによって尖端が互いに近付いている結果として、血液又は別の媒体が流れ続けている膨らんだ標的血管に上記尖端をより容易に刺し込むことができることである。結果的に、穿刺場所間に延びる標的血管の壁の円弧が短くなる。この場合、標的血管を、穿刺中にそれほど大きく扁平化する必要がない。
これに関連して、上記テーパ領域において、上記横断面上の上記ピンの垂直投影が、上記横断面上のリングの垂直投影と少なくとも部分的に一致し、且つ上記横断面上のリングの垂直投影の範囲内に収まらなければ、さらに有利である。その結果、一方では、ピンが軸方向に見てリングに部分的にぴったりと重なって、後で形成すべき標的血管へのグラフト血管の通路を遮らず、他方では、形成すべき吻合の場所でピンが標的血管を過度に扁平化しなくなる。リングが平坦であり横断面内に延びる場合、横断面上のリングの投影がリング自体と一致することにここで留意されたい。
本発明のさらなる実施の形態によれば、両方のピンの取り付け部位は、第1の横軸から一定の距離に位置付けられる。これにより、標的血管の壁も、リングの第1の半体の一部で第1の横軸と平行な方向に引っ張られる。この場合、標的血管の壁をリングの第1の半体の比較的大きな部分で引っ張るために、本発明によれば、第1の横軸までの上記距離がリングの半径の少なくとも10%、詳細にはリングの半径の少なくとも25%、より詳細にはリングの半径の少なくとも50%、さらにより詳細にはリングの半径の少なくとも70%であれば有利である。
この場合、横断面の第1の側で、上記横断面上のピンの垂直投影が上記横断面上のリングの垂直投影と一致すればさらに有利である。その結果、一方では、ピンが軸方向に見てリングに部分的にぴったりと重なって、後で形成するべき標的血管へのグラフト血管の通路を遮らず、他方では、形成すべき吻合の場所でピンが標的血管を過度に扁平化しなくなる。この場合も、リングが平坦であり横断面内に延びる場合、横断面上のリングの投影がリング自体と一致することにここで留意されたい。さらに、これにより、克服しなければならない抵抗が減るため、外科医が標的血管への固定装置の装着時にピン間の最大幅の点を通過した感触を得ることができる。外科医は、このとき、装着が正しく行われたか否かを感触によって正確に判断することができる。
吻合の場所で標的血管が過度に扁平化されるのを防止するために、本発明によれば、ピン間の距離がリングの直径以下であれば有利である。
さらなる実施の形態によれば、自由端間の距離は、リングの半径と少なくとも等しく、特に上記距離は、リングの半径の1.5倍以上である。これにより、ピンの挿入中にピン間の標的血管の壁の部分が過度に伸張されること起因して標的血管が裂けるのが防止される。
取り付け点間の標的血管の壁が弛まないことを確実にするために、本発明によれば、ピンの取り付け部位間の距離がピンの自由端間の距離以上であれば有利である。これらの距離の両方が等しいか又はほぼ等しければ有利である。これにより、固定装置を装着したときに穿孔が事実上応力を受けないという利点が得られる。
本発明のさらなる実施の形態によれば、ピンは、横断面よりも実質的に下に延びるが、ピンの自由端は、横断面よりも上に位置付けられる。したがって、装着状態では、尖端が標的血管の壁を貫通して外側に突出し得る。尖端は、所望であれば、周囲組織を先端から保護するために覆われてもよく、又は別の方法で処理されてもよい。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、接線軸が、第1の横軸と平行に延びてリングに接触するものとして規定され、突出長さが、自由端から接線軸までの距離として規定され、この突出長さは0.05mmよりも長い。これにより、ピンの尖端がリングの輪郭の外側に突出することで、装着中の尖端の見やすさが得られることが確実になる。突出長さがリングの半径の少なくとも0.5倍、詳細にはリングの半径の少なくとも1倍であれば、上記見やすさに特に有利である。グラフト血管の壁の遠位端部分がリングの周りで折り返されても、ピンはこの折り返しから生じる増厚部を越えて突出して見えたままとなる。グラフト血管の壁の厚さは、通常は0.5mmよりも大幅に薄いため、突出長さは、少なくとも0.5mmであると考えられ得る。標的血管の柔軟性に影響を及ぼしすぎないようにするために、この場合、本発明によれば、突出長さがリングの半径の3倍以下、好ましくはリングの半径の2倍以下であればさらに有利である。
本発明のさらに別の実施の形態によれば、横断面上のピンの垂直投影は、一致領域にわたって横断面上のリングの垂直投影と一致し、上記一致領域におけるピンからリングまでの距離は、実質的には0.2mm以上1.5mm以下、詳細には0.7mm以下である。上記距離は、例えば約0.5mmであり得る。これにより、グラフト血管及び標的血管が異なる寸法である場合、一致領域において、グラフト血管の血管壁及び標的血管の血管壁の両方が合わせてリングとピンとの間に締め付け式に嵌まることが確実になる。
さらなる実施の形態では、リング及びピンは、1本の連続したワイヤから作られて、ピンが取り付け部位からリングの一部で撚り巻線によってリングに合流する。したがって、ピンがリングの取り付け部位において分離され得ないことが非常に確実に保証される。
さらなる態様によれば、本発明は、組立体であって、本発明による固定装置と、グラフト血管とを備え、グラフト血管の遠位端がリングに挿入される、組立体に関する。
この場合、ピンは、リングから遠位にあるグラフト血管の壁の部分に挿入されてもよいが、好ましくは、ピンは、グラフト血管の遠位端に設けられる切開部を通る。
この組立体では、グラフト血管は、動物由来又はヒト由来であり得る、人工血管等の人工脈管又は(天然の)ドナー血管とすることができる。好ましくは、グラフト血管は、患者自身から採取されるか、又は人工脈管である。グラフト血管及び固定装置は、完全に患者の体外で上記組立体を形成するように準備することができる。これは、患者が治療中でなく、例えば在宅中であっても、患者から離れた研究室において行うことができる。しかしながら、これは、手術前に患者が手術台の上にいるときに患者の隣で行うこともできる。
本発明による組立体のさらなる実施の形態によれば、リングから遠位にあるグラフト血管の壁の部分は、少なくとも横断面の第2の側において、リングの近位にあるグラフト血管の壁の部分に当たるまで折り返される。したがって、準備された組立体は、ピンを見やすくしたまま標的血管に取り付けることができる。
組立体のさらに別の実施の形態によれば、この場合、突出長さがグラフト血管の壁の厚さの少なくとも1倍、好ましくはグラフト血管の壁の厚さの少なくとも2倍であれば有利である。したがって、標的血管への装着中にピンの尖端の見やすさが十分に確保される。
組立体の別のさらなる実施の形態によれば、組立体は、カテーテル、特にレーザカテーテルをさらに備え、カテーテルの遠位端にはグラフト血管が押し被せられる。この組立体も、完全に患者の体外で準備され得る。グラフト血管にすでに押し込まれたカテーテルは、ピンが標的血管に挿入されるときにグラフト血管を操作しやすくする。
図面に概略的に示されている実施形態に関して、本発明をより詳細に説明する。
本発明による固定装置の第1の実施形態の底面図(1a)及び矢印Ibに従った側面図(1b)を示す。 本発明による固定装置の第2の実施形態の底面図(2a)及び矢印IIbに従った側面図(2b)を示す。 本発明による固定装置の第3の実施形態の底面図(3a)及び矢印IIIbに従った側面図(3b)を示す。 本発明による固定装置の第4の実施形態の底面図(4a)及び矢印IVbに従った側面図(4b)を示す。 本発明による固定装置の第5の実施形態の底面図(5a)及び矢印Vbに従った側面図(5b)を示す。 本発明による固定装置の第6の実施形態の底面図(6a)及び矢印VIbに従った側面図(6b)を示す。 本発明による組立体の底面斜視図を示す。 本発明による固定装置を用いてグラフト血管が標的血管に取り付けられ得る様子の3ステップ(8a,8b,8c)を示す。 本発明によるさらなる組立体の長手方向断面図(9a)及び端面図(9b)を示す。 固定装置を1本のワイヤから作る好ましい方法の上面図を示す。
図1〜図6は、本発明による固定装置の実施形態の6つの変形形態を示している。図1の変形形態は、参照符号1で全体的に示されており、図2の変形形態は、参照符号2で全体的に示されており、図3の変形形態は、参照符号3で全体的に示されており、図4の変形形態は、参照符号4で全体的に示されており、図5の変形形態は、参照符号5で全体的に示されており、図6の変形形態は、参照符号6で全体的に示されている。残りの部分に関しては、図1〜図6における同一の部分は同じ参照符号で同じく示されている。図5からの変形形態は、好ましくは図10からの1本のワイヤを用いた製造手順と組み合わせて、本出願人の現在の意見では最も好ましい実施形態である実施形態である。
図1は、リング11及び2つのピン12を備える固定装置1を示している。
リング11は、リングの中心14を通りリングによって囲まれる平面に対して直角である軸方向軸13を有する。さらに、リングは、第1の横軸15及び第2の横軸16を有する。第1の横軸15、第2の横軸16、及び軸方向軸15は、合わせて直交軸系を画定し、すなわち、これら全てが互いに対して直角である。
第1の横軸15及び第2の横軸16は合わせて、図1a、図2a、図3a、図4a、図5a、及び図6aではいずれの場合も図面の平面と平行に延び、図1b、図2b、図3b、図4b、図5b、及び図6bではいずれの場合も図面の平面に対して直角である、横断面を画定する。第1の横軸15は、横断面を、図1〜図6においていずれの場合も横軸15の左側にある第1の側17と、図1〜図6においていずれの場合も横軸15の右側にある第1の側18とに分割する。第1の横軸15はさらに、リング11を第1の半体11a(図1〜図6においていずれの場合も左半分)と第2の半体11b(図1〜図6においていずれの場合も右半分)とに分割する。横軸15によって決まる半体間の境界が、第1の半体11aの一部であることに留意されたい。
ピン12はそれぞれ、固定端20及び尖った自由端21を有する。各ピン12は、ピン12が片持ちピンのように片持ち式にリング12から延びるように、取り付け部位19で固定端21によってリングに取り付けられる。図1及び図1(及び同様に図2〜図6)から分かるように、ピンの自由端は、横軸15の右側、すなわち換言すれば、第1の横軸15及び第2の横軸16によって画定される横断面の第2の側にある。取り付け部位19は、横断面の他方の側17で、この実施形態では横軸15の近くに位置付けられる。したがって、ピン12は、リング11の第1の半体11aに取り付けられる。したがって、ピン12は、横断面の一方の側である第1の側17から横断面の他方の側である第2の側18へ延びる。
さらに、図中、Rは、リング11の半径を示し、Sは、横軸15と平行に延びるリング上の接線を示し、Lは、ピンの突出長さ、すなわちピン12の端から接線Sまでの距離を示し、Mは、軸方向軸の方向に見たピン12からリング11までの距離を示し、Qは、取り付け部位19間の距離を示し、Yは、横軸15の方向に見たピン12間の距離を示し、Zは、横軸15の方向に見たピン12の尖端間の距離を示し、Xは、取り付け部位19から横軸15までの垂直距離を示す。
図1は、突出長さLがリング11の半径Rよりも長く、リング11の半径Rの3倍よりも短いことを示している。Lは、約2Rとしてここでは示されているが、この長さがより短くなることは十分にあり得る。
図1からの固定装置1では、ピン12が横断面と実質的に平行に延びているが、図2からの固定装置2では、ピン12が最初に横断面よりも下に延び、横断面に向かって上向きに湾曲して自由端が横断面(図2bにおいて第2の横軸16の位置に対応する位置)よりも上に突出するという点で、固定装置2は固定装置1と異なる。この利点は、ピン12が、最初に血管壁30(図7を参照)に押し通されることによって挿入された後で、その尖端21によって再び血管壁30から突き出る(図7には図示せず)ことである。
図3からの固定装置3は、ピン12が、固定端20から自由端21に向かって見て互いに向かってテーパ状に窄まっているという点で、図1からの固定装置と異なる。図示のテーパ領域22を参照されたい。その結果、尖端21を互いに比較的近距離で、中距離Zで血管壁に挿入することができ、尖端を血管壁のさらに奥に押し通すと、ピン間の距離Yが大きくなることによって、穿孔、すなわち尖端21が血管壁を貫通した場所が引き離されるようになる。血管壁は、こうして伸張される。
図4からの固定装置4は、実質的に図3からの固定装置3と図2からの固定装置2との組み合わせである。ピン12の両方が、互いに向かってテーパ状に窄まっており、その尖端が横断面よりも上に突出するように上向きに延びる。
図5からの固定装置5は、固定装置5では、取り付け部位19が第1の横軸15から距離Xに位置付けられ、横断面の第1の側17に沿って延びるピン12の部分がリングの第1の半体の直下に延びているという点で、図3からの固定装置3と異なる。リング11は横断面内にあるため、該横断面上のリングの垂直投影はリングと一致する。したがって、横断面上のピン12の垂直投影の場合、横断面の第1の側17における上記投影は、リング(又は、それぞれ同じ横断面上のリングの垂直投影)と一致する。第1の横軸までの距離Xに取り付け部位19を位置決めする利点は、特に、血管壁がリングのより大きな部分にわたって(第1の横軸15が延びる方向に)伸張され、且つ標的血管の血管壁からの(第2の横軸16が延びる方向への)固定装置の引き抜きがより困難になることである。
図6からの固定装置6は、実質的に図5からの固定装置5と図4からの固定装置4との組み合わせである。取り付け部位が距離Xに設けられていることに加えて、ピン12は、その尖端21が横断面よりも上に突出するように上向きにも延びる。
図7は、本発明による組立体の斜視図を概略的に示している。この組立体は、グラフト血管40及び本出願人の現在の意見では好ましい固定装置5を備える。4つの、又は特に2つ等のより多数又は少数のフラップ31、32、33、34ができるように、グラフト血管40の遠位端に切開が入れられている。グラフト血管40の遠位端がリング11に挿入された後に、遠位端を切断することによってフラップ33が形成されるか、又はフラップ33がすでに予め形成されている場合、依然として必要があればフラップ33がちょうど取り付け部位19間に位置付けられるようにグラフト血管40の遠位端が位置決めされる。フラップ32、33、及び34は、所望であれば単一体を形成してもよく、その場合、2つのさらなる切開は行われない。フラップ31、32、33、及び34がリングの周りで折り返される結果として、リング11がここでは見えなくなっている。図7では、フラップは、約90度折り返されているものとして示されている。実際には、フラップ、特にフラップ31は、ピン12の見えやすさを維持するために、図8において説明する標的血管50への取り付け中に約180度まで折り返され得る。図7に示すように、ピン12がフラップ31よりも長い場合、上記180度までの折り返しが依然として有利であるが、この場合は90度の折り返しですでに十分であり得る。リング11は、グラフト血管40の遠位端でグラフト血管40の内腔35を開いたまま保つ。ピン12は、フラップ34及び32それぞれに挿入されており、固定端22から自由端21に向かって延びる。ちなみに、リングの周りでのグラフト血管の遠位端の折り返しは、本発明によれば、切開を入れずに行うことも可能である(この場合、個別のフラップが形成されない)ことに留意されたい。その場合、ピン12がグラフト血管の壁に押し通される。
図8(図8a,図8b,図8c)は、例えば図7に示すような本発明による組立体を標的血管50に取り付けることができる方法を概略的に示している。
ピン12は、図8aを見ると、血液等の流体が内腔36を流れたまま、矢印37に従って標的血管50の壁30に押し通される。ピン12が標的血管50の内腔36に達すると、ピン12が標的血管に入る場所である穿孔39が取り付け部位に位置付けられるまでピンがさらに押し込まれるため、ピン12の固定端20が血管壁を貫通するようになる。この状況は、図8bに示されている。
続いて、矢印38を見ると、フラップ31、32、33、及び34が、標的血管の壁30の外側に接するように倒されて、例えば接着及び/又は縫合によってそこに取り付けられる。これにより、図8cに示すような状況になる。
図9は、本発明によるさらなる組立体を示している。この組立体は、グラフト血管40、固定装置5、及びグラフト血管40に挿入されたレーザカテーテル60を備える。グラフト血管40と固定装置5との組み合わせは、図7を参照してすでに説明した。レーザカテーテル60は、ELANA技法が記載されている上述の特許文献1からそれ自体が本質的に既知である。したがって、ELANA技法及び上記レーザカテーテルの詳細な説明に関しては、参照により本出願に援用されると見なされる特許文献1を参照されたい。簡単に言えば、レーザカテーテルは、レーザ光を導くことができる光ファイバ64の束を備える。上記レーザ光は、この場合、ファイバ64の遠位端62から出て、遠位端が血管壁組織に当接している場合は、グラフト血管及び標的血管が最初に互いに接続された後に血管壁組織をリング状に焼灼することでグラフト血管と標的血管との間に通路を作り出すことができる。したがって、接続部を作り出すために図8cからの血管壁部分37が除去され得る。ファイバの束の周りにスリーブ63が設けられ、このスリーブ63の遠位端には増厚部67が設けられる。ファイバ64の束の内側には、レーザの使用中に真空下又は少なくとも部分真空下にある導管66を有する吸引管65がある。したがって、焼灼された血管壁部分37(図8c)が吸引ノズル69に確実に吸引されるため、焼灼された血管壁部分37をカテーテル60の抜去と同時に除去することができる。焼灼すべき焼灼された血管壁部分37をピン12によって引っ張ることには、上記焼灼された血管壁部分を吸引ノズル69によってより確実に吸引できるという利点がある。
図10は、1本の連続したワイヤから作られる本発明による固定装置7の上面図を示している。ワイヤで環状ループが形成され、複数のワイヤ部分が集まる場所で、リングの一領域においてそれらが撚り合わせられ、ワイヤ端が所望の形状のピンを形成するように曲げられる。ここでは、ピン12は、互いに平行に延びているように図示されているが、好ましくは、ピン12は、図5からの実施形態に従った形状になる。したがって、リング11及びピン12は、1本の連続したワイヤから作られて、ピン12が取り付け部位19から上記リング11の一部で撚り巻線25によってリングに合流する。
実際に一般的に用いられる標的血管及びグラフト血管の直径は、1.5mm〜6mmで変わるが、より小さな直径及びより大きな直径を用いることもできる。その場合、用いられるグラフト血管の直径に応じて、リングの内径もそれに従って変わる。標的血管の肉厚は、実際には通常は0.1mm〜0.8mmの範囲にあり、グラフト血管の肉厚は、実際には通常は0.1mm〜0.6mmの範囲にあるが、より薄い肉厚及びより厚い肉厚も両方で可能である。さらに、本発明による固定装置は、神経外科手術、心臓外科手術、及び一般的な血管外科手術で容易に用いることができる。

Claims (20)

  1. 吻合接続用の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    2つの片持ちピン(12)が設けられているリング(11)を備え、
    前記リング(11)は、該リングによって囲まれ該リングの中心(14)を通る環状面に対して直角の軸として規定される軸方向軸(13)を有し、
    前記リング(11)は、互いに対して直角であり且つ前記軸方向軸(13)に対しても両方が直角であり、合わせて横断面を画定する第1の横軸(15)及び第2の横軸(16)を有し、
    前記第1の横軸は、前記リング(11)を第1の半体(11a)及び第2の半体(11b)に分割し、
    前記横断面は、前記リング(11)の前記第1の半体(11a)が延びる第1の側(17)及び前記リング(11)の前記第2の半体(11b)が延びる第2の側(18)を有し、
    前記片持ちピン(12)はそれぞれ、片持ち式に前記リング(11)から前記ピンの他方の尖った自由端(21)まで延びるように、いずれの場合も1つの取り付け部位(19)で固定端(20)によって前記リングに接続され、
    前記リング(11)から見て、前記ピン(12)は、互いに同じ方向に延び、
    前記横断面で見て、前記ピン(12)の前記自由端(21)は、前記横断面の前記第2の側(18)に位置付けられ、
    前記取り付け部位(19)は、前記リング(11)の前記第1の半体(11a)に位置付けられる、吻合接続用の固定装置。
  2. 請求項1に記載の固定装置(3、4、5、6、7)であって、
    前記横断面の前記第2の側(18)に沿って延びる前記ピン(12)の部分は、該ピン(12)がその前記自由端(21)の方向に見て互いに向かってテーパ状に窄まるテーパ領域(22)を有する、固定装置。
  3. 請求項2に記載の固定装置(3、4、5、6、7)であって、
    前記テーパ領域(22)において、前記横断面上の前記ピン(12)の垂直投影が、前記横断面上の前記リング(11)の垂直投影と少なくとも部分的に一致する、固定装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の固定装置(5、6、7)であって、
    両方の前記ピン(12)の前記取り付け部位(19)は、前記第1の横軸(15)から距離(X)だけ離れて位置付けられる、固定装置。
  5. 請求項4に記載の固定装置(5、6、7)であって、
    前記第1の横軸(15)までの前記距離(X)は、前記リング(11)の半径(R)の少なくとも10%、詳細には前記リングの半径(R)の少なくとも25%、より詳細には前記リング(11)の半径(R)の少なくとも50%、さらにより詳細には前記リング(11)の半径(R)の少なくとも70%である、固定装置。
  6. 請求項4又は5に記載の固定装置(5、6、7)であって、
    前記横断面の前記第1の側(17)において、前記横断面上の前記ピン(12)の垂直投影は、前記横断面上の前記リング(11)の垂直投影と一致する、固定装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか1項に記載の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    前記ピン間の距離(Y)が、前記リングの直径以下である、固定装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか1項に記載の前記固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    前記自由端(21)間の距離(Z)が、前記リングの半径(R)以上、詳細には前記リングの半径(R)の1.5倍以上である、固定装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか1項に記載の固定装置(3、4、5、6、7)であって、
    前記ピン(12)の前記取り付け部位(19)間の距離(Q)が、前記ピン(12)の前記自由端(21)間の前記距離(Z)以上である、固定装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載の固定装置(2、4、6、7)であって、
    前記ピン(12)は、前記横断面よりも実質的に下に延びるが、前記ピンの前記自由端(21)は、前記横断面よりも上に位置付けられる、固定装置。
  11. 請求項1〜10のいずれか1項に記載の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    接線軸(S)が、前記第1の横軸(15)と平行に延びて前記リングと接触するものとして規定され、
    突出長さ(L)が、前記自由端(21)の先端から前記接線軸までの距離として規定され、前記突出長さ(L)は、0.00mmよりも長い、固定装置。
  12. 請求項11に記載の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    前記突出長さ(L)は、前記リングの半径(R)の少なくとも0.5倍、詳細には前記リング(11)の半径(R)の少なくとも1倍である、固定装置。
  13. 請求項11又は12に記載の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    前記突出長さ(L)は、少なくとも0.5mmである、固定装置。
  14. 請求項11〜13のいずれか1項に記載の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    前記突出長さ(L)は、前記リング(11)の半径(R)の3倍以下、好ましくは前記リング(11)の半径の2倍以下である、固定装置。
  15. 請求項1〜14のいずれか1項に記載の固定装置(1、2、3、4、5、6、7)であって、
    前記横断面上の前記ピン(12)の垂直投影は、一致領域にわたって前記横断面上の前記リングの垂直投影と一致し、前記一致領域(23)における前記ピンから前記リングまでの距離(M)が、実質的には0.2mm以上1.5mm以下、詳細には0.7mm以下である、固定装置。
  16. 請求項1〜15のいずれか1項に記載の固定装置(7)であって、
    前記リング(11)及び前記ピン(12)は、1本の連続したワイヤから作られて、前記ピン(12)が前記取り付け部位(19)から前記リング(11)の一部で撚り巻線(25)によって前記リングに合流する、固定装置。
  17. 組立体であって、
    請求項1〜16のいずれか1項に記載の固定装置と、
    グラフト血管と、を備え、
    前記グラフト血管の遠位端がリングに挿入される、組立体。
  18. 前記リングから遠位にある前記グラフト血管の壁の部分が、少なくとも横断面の第2の側において、前記リングの近位にある前記グラフト血管の前記壁の部分に当たるまで折り返される、請求項17に記載の組立体。
  19. 請求項12〜14のいずれか1項と組み合わせた請求項17又は18に記載の組立体であって、
    突出長さが、前記グラフト血管の前記壁の厚さの少なくとも1倍、好ましくは前記グラフト血管の前記壁の厚さの少なくとも2倍である、組立体。
  20. カテーテル、特にレーザカテーテルをさらに備え、該カテーテルの遠位端に前記グラフト血管が押し被せられる、請求項17〜19のいずれか1項に記載の組立体。
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