JP2011508581A - 常温収縮物品及び常温収縮物品の使用方法 - Google Patents

常温収縮物品及び常温収縮物品の使用方法 Download PDF

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Abstract

製造物品は、少なくとも2つの末端部分を有する保護コアと、複数の支持コアと、その保護コアの少なくとも一部分及び各支持コアの少なくとも一部分を覆って伸張状態に保持された、少なくとも1つの常温収縮材料と、を含む。各支持コアの一方の末端は、保護コアの対応する末端部分に相互連結される。支持コア、保護コア、及び常温収縮材料は、器具を周囲方向に覆うよう集合的に構成され、これにより、保護コアの対応する末端部分から複数の支持コアのうち1つを除去することに対応して、常温収縮材料が、その器具の一部分を覆って圧縮する。

Description

本発明は、常温収縮物品及び常温収縮物品の使用方法に関する。
(関連出願の相互参照)
この実用特許出願は、以前に提出された米国特許出願番号第11/609,181号(2006年12月11日提出)、「COLD SHRINK ARTICLE AND METHOD OF USING COLD SHRINK ARTICLE」(代理人整理番号62656US002)に関連し、その一部継続出願として、35 U.S.C.§120に基づき、その提出日の利益を主張する。
常温収縮物品は一般に、ケーブル又はスプライスなどの器具を封止ないしは別の方法で保護するのに用いられる従来製品である。既存の常温収縮物品のいくつかの実施形態では、常温収縮材料が、例えば取り外し可能なリボンコアなどの支持コアを覆って伸張又は延伸された状態で保持されるよう、操作される。支持コア又はリボンが巻かれていない状態で、常温収縮材料の支持から外されると、この常温収縮材料の直径が縮み、器具の外側表面にぴったりとフィットする。
米国特許第6,911,596号
1つの態様では、少なくとも2つの末端部分を有する保護コアと、複数の支持コアと、その保護コアの少なくとも一部分及び各支持コアの少なくとも一部分を覆って伸張状態に保持された、少なくとも1つの常温収縮可能な材料と、を含む、製造物品が提供される。各支持コアの一方の末端は、保護コアの対応する末端部分に相互連結される。支持コア、保護コア、及び常温収縮材料は、器具を周囲方向に覆うよう集合的に構成され、これにより、保護コアの対応する末端部分から複数の支持コアのうち1つを除去することに対応して、常温収縮材料が、その器具の一部分を覆って圧縮する。
本発明の1つの実施形態による操作を行う前の、物品の等角図。 図1の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による操作を行った際の、物品の等角図。 図3の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、図3の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、図3の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による操作を行う前の、物品の等角図。 図7の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による操作を行った際の、物品の等角図。 図9の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、操作前の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、操作を行った際の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、操作前の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、操作を行った際の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、操作を行った際の物品の断面図。 本発明の別の実施形態による、操作を行った際の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による、封入材の設置を含む操作中の物品の断面図。 封入材の設置を含む操作を行った際の図17の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による操作を行う前の、物品の等角図。 図19の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による操作を行った際の、物品の等角図。 図21の物品の断面図。 本発明の1つの実施形態による、封入材の設置を含む操作中の物品の断面図。 封入材の設置を含む操作を行った際の図23の物品の断面図。 1つの実施形態による、1つの保護コア及び2つの支持コアを含み、各支持コアが保護コアの一方の末端部分に挿入できる状態になっている、組み立て前の製造物品の側面図。 1つの実施形態により、組み立てた状態であり、保護コアのそれぞれの末端部分に挿入されている支持コアを含んでいる、図25Aに示す製造物品の側面図。 図25Aに示す保護コア及び2つの支持コアの断面図。 保護コアの末端部分の別の実施形態の断面図。 保護コアの末端部分の別の実施形態の端面図。 保護コアの末端部分の別の実施形態の透視図。 保護コアの末端部分の別の実施形態の端面図。 図29Aに示す保護コアの伸張状態での末端部分の端面図。 1つの実施形態による、1つの保護コア及びその保護コア内に挿入した2つの支持コアを含むアセンブリの斜視図。 図30Aに示すアセンブリ覆って配置した収縮フィルムを含む製造物品の斜視図。 1つの実施形態による、保護コアの一方の末端部分を圧縮した、図30Bに示す収縮フィルムの斜視図。 1つの実施形態による、保護コアの2つの相対する末端部分を圧縮し、その保護コア内に器具が挿入されている、図30Bに示す収縮フィルムの斜視図。 別の実施形態による、保護コア及び複数の支持コアを含む、製造物品の側面図。
保護コアと、支持コアと、支持コアの除去又は引き抜きの前に支持コアを覆って伸張状態に保持された常温収縮材料と、を含む物品が提供される。
支持コア、保護コア、及び常温収縮材料それぞれの構造は、概して管状の形態である中空体を特徴とする。例えば、支持コア、保護コア、及び常温収縮材料の管状構造は、好ましくは円筒形状の性質であり得るが、代わりに管状形状を有してもよい。このような代わりの管状形状には、当業者に理解されるように、三角管形状、四角管形状、五角管形状、六角管形状、八角管形状、又は他の好適な管形状を挙げることができるが、これらに限定されない。
図1〜6は、物品20の代表的な実施形態を示す。物品20は例えば、2つの末端部分を有する保護コア30を含み得る。この保護コア30は、ポリマー、プラスチック、金属、又は、器具60を保護できるその他の好適な材質で作製できる。保護コア30は一般に強靱で、弾力性及び耐久性があり、環境外力又は環境条件からの衝撃に対する耐性を提供し、保護コア30内に配置された器具60を全体的に保護する。例えば、鋭い縁部又は他の変形(例えば圧接によるもの)を有する器具60は、保護コア30内に配置することができ、この場合、保護コア30は、器具60の鋭い縁部又は他の変形(例えば圧接によるもの)が、常温収縮材料50及び/又は保護コア30の構造を破壊又は破損しないよう、十分に強靱であり得る。保護コア30は、この保護コア30にかかる外的環境影響又は外的な機械力にも耐えることができる。保護コア30は、一部の当事者には「落下試験」の形態で知られるUL486D−シーケンスD試験方法によって定義される基準に合格する特性を呈し得る。他の代替試験では、当業者に理解されるように、器具60を保護する際の保護コア30の効果及び利点が更に明らかにされ得る。
本発明の実施形態は、例えば、多数の支持コア40を含み得る。各支持コア40は、保護コア30の各末端部分に実質的に隣接して配置することができる。例えば図1〜6に示すように、保護コア30は第一末端部分と第二末端部分とを有する。第一支持コア40は、保護コア30の第一末端部分に実質的に隣接して配置することができる。第二支持コア40は、保護コア30の第二末端部分に実質的に隣接して配置することができる。各支持コア40は、少なくとも支持コア40が常温収縮材料50から除去されるまで、常温収縮材料50を伸張状態に保持するよう働く。
支持コア40は、好適な取扱いのために所望により採用されるさまざまな形状及びさまざまなサイズであり得、典型的には、適用において堅くなりすぎないように、ある程度の成型性及び柔軟性を呈する。支持コア40の実施形態は、常温収縮材料50を伸張状態に保持することが可能な、例えばポリマー、プラスチック、金属、又はその他の好適な材料で製造することができる。
支持コア40は、例えば、螺旋状に巻き付けたリボンからなる円筒形支持体などの、取り外し可能な支持コアを含むことができる。円筒形の取り外し可能な支持コアは、円筒形の本体を提供するために、プラスチック製リボンを螺旋形状に一体形成することによって調製される。円筒形支持体は、中空円筒の外側表面を螺旋状に切り開き、溝をつけ、穴をあけ、又は切断するような、別の方法によっても形成され得る。いくつかの実施形態では、切断部分で一時的な結合状態に結合又は保持される、隣接する螺旋状リボン部分を含み得る。円筒形支持体は、常温収縮材料50を伸張状態に保持するのに十分な強度を有する。螺旋状に巻かれたリボンを含む取り外し可能な支持コア40は、プラスチックリボンの一方の端を手で引き抜き、螺旋状に形成された溝に沿って、1つの螺旋リボン部分を次に隣接する螺旋リボン部分から連続的に解くことによって、ほどくことができる。取り外し可能な支持コア40を常温収縮材料50から引き抜き又は除去する操作を促進するために、例えば、取り外し可能な支持コア40の一方の末端部分には、タブ45を含めることができ、これは取り外し可能な支持コア40を手で引っ張って引き抜く又は除去するのに十分な長さである。これら実施形態では、このタブ45を、円筒形支持体の一方の端から始まり、取り外し可能な支持コア40の内部を通って、円筒形支持体の反対側の端から突き出るような構造にすることができる。
別の方法としては、この支持コア40は例えば、常温収縮材料から滑り出ることができる単一の一体型部材として操作される、円筒形のスライドアウト支持体のような取り外し可能な支持コアを含むこともできる。スライドアウト支持コア40の例は、プラスチックなどの材質でできた中実コアを含むことができ、常温収縮材料50から支持コア40を取り出す際に支持コア40が長手方向に滑り出ることを可能にするような、追加のマイラー層又は類似の材質も含まれることがある。
別の方法としては、支持コア40には例えば、常温収縮材料50から取り出さない脆い支持体などの、押しつぶし可能な支持コアも含まれ得る。この押しつぶし可能な支持コアは、当業者には理解されるように、押しつぶし可能な支持コアの脆い部分を操作者が押しつぶすことに対応して、直径が収縮する。押しつぶし可能なコアの例には、マスチックに埋め込まれたメッシュパターンを有する材料が含まれ、この押しつぶし可能なコアのメッシュ内の連結は、操作者による圧縮に応じて壊すことができ、これによりこの押しつぶし可能なコアの直径が収縮する。
本発明の実施形態には、例えば、保護コア30の少なくとも一部分及び各支持コア40の少なくとも一部分を覆って伸張状態に保持された、少なくとも1つの常温収縮材料50が含まれ得る。このようにして、保護コア30及び各支持コア40の外側表面が、常温収縮材料50の内側表面に接する。
常温収縮材料50は、当業者によって一般に理解されるように、支持構造体によって伸張状態に保持されることが可能で、かつ、支持構造体がこの常温収縮材料50から除去されたときに直径が収縮する、任意の管状の材料であり得る。例えば、常温収縮材料50は、当業者には理解されるように、ゴム材料、熱可塑性エラストマー、又は常温収縮特性(例えば100%を超えて伸長し、30%未満で永久固定することが可能)を示すその他の好適な材料から製造することができる。好適なゴム材料の例には、シリコーンゴム、EPDM(エチレン−プロピレン−ジエンコポリマー)、IR、SBR、CR、IIR、NBR、水素化NBR、アクリルゴム、エチレンアクリルゴム、フルオロエラストマー充填剤を有するゴム材料、又はエピクロロヒドリン充填剤を有するゴム材料が挙げられるが、これらに限定されない。好適な熱可塑性エラストマーの例には、プラスチック材料、オレフィン熱可塑性エラストマー、SBS(スチレン−ブタジエンブロックコポリマー類)などのスチレン熱可塑性エラストマー、及びSEBS(スチレン−エチレンブチレン−スチレンコポリマー)が挙げられるが、これらに限定されない。常温収縮材料50の特性を改善するために、さまざまな添加剤、薬剤、及び/又は充填剤を含めることができ、例えば、着色剤、難燃剤、潤滑剤、加工助剤、充填剤、柔軟化剤、静電気防止剤、架橋剤、架橋助剤を適切な量で含めることができる。常温収縮材料50の実施形態は、当業者に理解されるように、良好な引き裂き強さ、耐熱性、耐液性、透明性、及びその他の特徴の、望ましい特性を呈し得る。
常温収縮材料50は、当業者に理解されるように、取り付け前の弛緩した状態にあるとき、好ましくは保護コア30及び支持コア40の外径よりも小さい内径、かつ、適用される器具60の少なくとも一部分よりも小さいか又は実質的に等しい内径を有する。
例えば、図1〜6に示すように、常温収縮材料50は、保護コア30、及び支持コア40のそれぞれの一部分の外側表面全体を包み込む単一の一体型部材であり得る。単一の一体型常温収縮材料は、保護コア30が比較的短い長さを有する用途において有益であり得る。
また、例えば図7〜10に示すように、常温収縮材料50は多数の別個の常温収縮部材であり得る。この実施形態において、各常温収縮部材は、保護コア30の末端部分と、対応して隣接する支持コア40の一部分とを包み込むことができる。この場合、保護コア30の末端部分は常温収縮部材で覆われ又は包み込まれているが、保護コア30の中央部分は常温収縮材料50がない状態であり得る。図7〜10に示すこの実施形態は、保護コア30が比較的長い長さを有する用途において有益であり得る。
別の方法としては、図11〜12に示すように、例えば保護コア30の少なくとも一方の端において、常温収縮材料50が例えば複数の管状形状を有する構造体を含み得る。
また、例えば、当業者には理解されるように、常温収縮材料50の実施形態では、支持コア40の一部分の上に収縮することにより、操作中に適用されたときに常温収縮材料50の伸張の余地が大きくなり得る。支持コアの一部分の上に収縮し得る常温収縮材料の実施形態の例は、米国特許第6,911,596号に挙げられている。
本発明の更に別の態様において、例えば図13〜16に示すように、保護コアは波形状にされて、波形状材料の特性に伴うさまざまな利点をもたらすことができる。保護コアは更に、例えば、二次配電接続部、バス接続部、ケーブル−バス間接続部、末端処理、ペデスタル(pedestal)接続部の封止、及びこの物品内に設置される器具の独特の形状を有する任意の他の用途などのさまざまな用途における使用のために、例えば可撓性及び/又は折り曲げ可能であり得る。
支持コア40、保護コア30、及び常温収縮材料50は、物品20の管状部分を通って設置される器具60に適用するための単一のユニットを集合的に形成することができる。支持コア40を管状常温収縮材料から引き抜き又は除去した後、保護コア30及び常温収縮材料50は、物品20の管状部分を通って設置される器具60に保護及び/又は封止を提供するための単一のユニットを集合的に形成することができる。
実施中、支持コア40、保護コア30、及び常温収縮材料50は、器具60を覆って集合的に配置され、これにより、常温収縮材料から支持コア40を除去又は引き抜くことに対応して、器具60の一部分を常温収縮材料50が締め付けるようにできる。
特に、例えば図1〜4を参照すると、器具60は、常温収縮材料50、支持コア40、及び保護コア30の管状部分の中に挿入することができる。当業者には理解されるように、保護コア30の一方の側にある支持コア40の1つを、常温収縮材料50から除去することができ、これにより常温収縮材料50が縮んで器具60の周囲に固定するようにできる。当業者には理解されるように、保護コア30のもう一方の側にある支持コア40のもう1つを、常温収縮材料50から除去することができ、これにより常温収縮材料50が縮んで器具60の周囲に固定するようにできる。支持コア40がすべて常温収縮材料50から除去された後も、除去されなかった保護コア30は、常温収縮材料50内に配置されたままである。この支持コア40を常温収縮材料50から除去するプロセスは、すべての支持コア40が除去され、各常温収縮材料50が縮み、器具60の対応する部分それぞれにしっかりと固定するまで、物品20にある支持コア40すべてに対して実施することができる。各支持コア40は例えば、支持コア40が保護コア30のいかなる部分も通り抜けないような方法で除去することができる。
支持コア40を常温収縮材料から除去又は引き抜く操作を行うことにより、常温収縮材料が器具60を覆って締まり、除去することのできない又は除去されていない保護コア30を画定した後、保護コア30が本質的に常温収縮材料の内部に留まり得る。このようにして、除去することのできない又は除去されていない保護コア30は、管状常温収縮材料の少なくとも一部分に接触したままであり、物品20内に収められた器具60の一部分を保護することができる。
物品20の管状部分内に収めることができる器具60の例には、電気用途のケーブル及びワイヤ、通信用途のファイバー、コード、配管、分枝ケーブル、バリヤブート(barrier boots)、スプライス、導管接合部、二次配電接続部、バス接続部、ケーブル−バス間接続部、ペデスタル(pedestal)接続部、3芯ケーブル、同軸ケーブル、同軸コネクタ、ラグ、ボルト、金具、カーニー(kerneys)、潅漑構成要素、ピン・スリーブ構成要素、並びに、常温収縮による封止及び/又は保護コアによる保護が必要な可能性のある任意の他の形態の器具60が挙げられるが、これらに限定されない。
所望により、第一支持コア40の除去と最後の支持コア40の除去との間に、操作者は、保護コア30の内径と器具60との間の空間を封入材70で実質的に充填することができる。この封入材70は、必要な機能ではなく、希望により利用することが可能な任意の機能である。図17〜18の実施形態に示されているように、最後の支持コア40を除去する前に、十分な空間が支持コア40と器具60との間に存在することがあり得、保護コア30と器具60との間の空間を充填する封入材70を挿入する余地がある。好ましくは、この封入材70は重力の原理により空間を充填し、追い出される空気は物品20の内側から、最後の支持コア40と器具60との間の空いた部分を通って逃げることができる。保護コア30と器具60との間の空間が封入材70で実質的に充填されたら、最後の支持コア40を常温収縮材料50から除去又は引き抜くことができ、これにより常温収縮材料50が縮んで器具60の周囲に固定し、封入材70が物品20の内部に閉じ込められる。
図17〜18に示す封入材70は、さまざまな実施形態を含むことができる。例えば、封入材70は硬化可能な組成物又は硬化可能な系、あるいはグリースやゲルなどの硬化を必要としないものを含むことができる。
硬化可能な組成物又は硬化可能な系の例には、熱硬化性(thermal curable or thermoset)封入材、放射線硬化性封入材、水硬化性封入材、又は他のタイプの硬化可能な封入材が含まれ得る。熱硬化性封入材には、エポキシ、ポリウレタン、ポリエステル、アクリレートなどの樹脂組成物、又は硬化(curing or setting)の後にある程度の硬度を呈するような他のタイプの樹脂が含まれ得る。他の硬化可能な組成物には、注入時又は設置時には液体形状である硬化可能なゲルの実施形態を挙げることができ、この場合、硬化可能なゲルが物品の管状部分内に注入又は設置された後に硬化を起こす。硬化可能なゲル組成物は、液体からゴム状ゲル半固体へと物理的形質転換を起こすことが可能であり、ユーザーが硬化させてゴム状の疎水性ゲル封止剤を形成させることができる。加えて、一部の硬化可能な組成物は、水分に対する保護を提供することができ、これは特定の用途において利点を提供し得る。
別の方法として、封入剤70は、硬化を必要としないゲル組成物を含み得る。例えば、封入剤70はあらかじめ成型された軟らかいオイル充填ゴム疎水性ゲル封止剤であり得る。この軟らかいオイル充填ゴム疎水性ゲル封止剤の実施形態には、例えば、少なくともポリマー及びオイル部分が含まれ、例えば少なくともオイルの一部分を含むポリマー疎水性ゴムゲル封止剤などがある。有用なポリマーの例には、オイル充填シリコーン、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエポキシ、ポリアクリレート、ポリオレフィン、ポリシロキサン、ポリブタジエン(ポリイソプレンを含む)、並びに水素化ポリブタジエン及びポリイソプレン、並びに、ブロックコポリマー及びグラフトコポリマーを含むコポリマーが含まれ得る。
別の代替例として、封入剤70には硬化を必要としないグリース組成物が含まれ得る。グリース組成物には、例えば、少なくともオイルの一部分と協働する増粘剤が含まれ得る。グリース組成物は、低い剪断降伏点、及び凝集力よりも高い粘着力の特性をもたらし得る。増粘剤には、例えば、有機ポリマー組成物が含まれ得る。有機ポリマー組成物には、例えば、ポリウレタン、ポリエステル、ポリエポキシ、ポリアクリレート、ポリオレフィン、ポリシロキサン、ポリブタジエン(ポリイソプレンを含む)、並びに水素化ポリブタジエン及びポリイソプレンなどのポリマー、並びに、ブロックコポリマーが含まれ得る。ブロックコポリマーのブロックには、例えば上記のポリマー、及びポリスチレンを含むポリ(モノアルケニルアレン)が含まれ得る。これらのブロックコポリマーには特に、SEB(スチレン、エチレン−ブチレン)、SEP(スチレン、エチレン−プロピレン)、SEBS(スチレン、エチレン−ブチレン、スチレン)、SEPS(スチレン、エチレン−プロピレン、スチレン)、同様のスチレンゴムポリマー、ジブロック、グラフト及びスターブロックコポリマー、並びに不均質のブロックのブロックコポリマーが含まれ得る。あるいは、例えばこの増粘剤には無機ゾル組成物が含まれ得る。無機ゾル組成物には、例えばアルミナ、シリカ、又は粘土が含まれ得る。あるいは、例えばこの増粘剤には石鹸組成物が含まれ得る。石鹸組成物には、例えば金属錯体石鹸、アルミニウム錯体石鹸、リチウム錯体石鹸、又はカルシウム錯体石鹸が含まれ得る。また例えば、この増粘剤は他のタイプのグリース、ろう(ポリエチレン及びポリプロピレンろうを含む)、又は、少なくともオイルの一部分を含む粘弾性ポリマー疎水性組成物であり得る。
図19〜22には、物品120の別の代表的な実施形態を示し、ここにおいて保護コア130、支持コア140、及び常温収縮材料150は、本明細書で開示されている前述の実施形態におけるものと同じ材料から製造することができ、同じ特性を呈し得る。図19〜22の実施形態は、エンドキャップ構造、又はケーブル末端部分保護のために利用されるタイプの構造を含み得る。
物品120は例えば、2つの末端部分を有する保護コア130を含み得る。この物品120はまた、例えば、保護コア130の第一末端部分に実質的に隣接して配置された支持コア140を含み得る。
これら実施形態には、保護コア130及び支持コア140の一部分を覆って伸張状態に保持された常温収縮材料150も含まれ得る。図19〜22に示されるように、常温収縮材料150は、保護コア130の第一末端部分及び支持コア140の一部分を包み込むことができ、これにより物品120の開放端部分を画定する。また、常温収縮材料150は保護コア130の第二末端部分を包んで封じ込め、これにより物品120の閉鎖末端部分を画定する。このようにして、常温収縮材料150が保護コア130と協働して、保護コア130の第二末端部分に密閉カバーを生成できるようにするために、常温収縮材料150を適切な形状にあらかじめ形成する必要がある場合がある。
実施中、支持コア140、保護コア130、及び常温収縮材料150は、器具160を覆って集合的に配置され、これにより、常温収縮材料150から支持コア140を除去又は引き抜くことに対応して、器具160の一部分を常温収縮材料150が締め付けるようにできる。
特に、例えば図19〜22を参照すると、器具160は、常温収縮材料150、支持コア140、及び保護コア130の管状部分の中に通して、物品120の開放端部分に挿入することができる。当事者には理解されるように、物品120の開放端部分での保護コア140は、常温収縮材料150から除去することができ、これにより常温収縮材料150が縮んで器具160の周囲に固定するようにできる。支持コア140が常温収縮材料150から除去された後も、保護コア130は常温収縮材料150内に配置されたままであることができる。各支持コア140は例えば、支持コア140が保護コア130のいかなる部分も通り抜けないような方法で除去することができる。
支持コア140を常温収縮材料から除去又は引き抜く操作を行うことにより、常温収縮材料が器具160を覆って締まり、除去することのできない又は除去されていない保護コア130を画定した後、保護コア130が本質的に常温収縮材料の内部に留まり得る。このようにして、除去することのできない又は除去されていない保護コア130は、管状常温収縮材料の少なくとも一部分に接触したままであり、物品120内に収められた器具160の一部分を保護することができる。
図19〜22の物品120の管状部分内に収めることができる器具160の例には、コネクタ、ケーブル末端部、ラグ、バットスプライス、又は他の好適な装置が挙げられるが、これらに限定されない。
所望により、物品120の開放端部分から支持コア140を除去する前に、操作者は、保護コア130の内径と器具160との間の空間を封入材170で実質的に充填することができる。他の態様及び実施形態において本明細書上記に記載されている封入材170の組成物及び/又は特性が、この実施形態に同様に適用される。図23〜24の実施形態に示されているように、物品120の開放端部分から支持コア140を除去する前に、十分な空間が支持コア140と器具160との間に存在することがあり得、保護コア130と器具160との間の空間を充填する封入材170を挿入する余地がある。好ましくは、この封入材170は重力の原理により空間を充填し、追い出される空気は物品120の内側から、物品120の開放端側の支持コア140と器具160との間の空間部分を通って逃げることができる。保護コア130と器具160との間の空間が封入材170で実質的に充填されたら、物品120の開放端側の支持コア140を常温収縮材料150から除去又は引き抜くことができ、これにより常温収縮材料150が縮んで器具160の周囲に固定し、封入材170が物品120の内部に閉じ込められる。
この物品のさまざまな実施形態はすべて、重要な利点をもたらし得る。例えば、保護コアは、物品内の保護コア内に配置された器具の保護を強化することができるような、強度、弾力性及び耐久性を呈する。保護コアは一般に、器具の鋭い縁部又は他の変形(例えば圧接によるもの)が常温収縮物品内に挿入又は設置されたときに、これまでの常温収縮物品で時として起こっていたような裂開、破損、及びひび割れが起こりにくい。このように、保護コアによって得られる保護は、常温収縮材料のこのような裂開、破損、及びひび割れを実質的に防ぐ。保護コアはまた一般に、この保護コアにかかる外的環境影響又は外的な機械力に耐えることができる。このように、これら実施形態は潜在的に、例えば、UL486D−シーケンスD基準によって実施される落下試験に合格し得る。更に、これら実施形態はまた、他の既存の常温収縮物品に比べ、容易な取り付け方法をもたらす可能性がある。
加えて例えば、保護コアの存在により、取り外し可能な保護コアが物品内の器具の一部に「ひっかかる(catching)」こと(これは当業者によって理解されるように、しばしば「ひっかかり(hang up)」と呼ばれる)を防ぐことができる。このような「ひっかかり」は、以前の常温収縮物品において、螺旋状に巻き付けられていた取り外し可能なコアのリボンを引っ張り、物品の一方の末端部分から物品のもう一方の末端部分まで、破断することなく連続して、常温収縮物品の長さ全体にわたってその螺旋状に巻き付いたリボンをほどくか又は引き出す結果、ときどき発生していた。
物品の実施形態のさまざまなタイプすべてを、さまざまな分野及びさまざまな用途に使用することができる。これら実施形態は例えば、電気分野においてケーブル又はその他の器具を保護するため、通信分野においてファイバー又はその他の器具を保護するため、自動車分野、潅漑分野、鉱業分野、公共設備分野、エネルギー分野、建設分野、並びにこの保護コア及び常温収縮材料によって提供される保護強化で利益を得る可能性があるような任意の他の分野において、利用することができる。この物品の用途には、単ケーブル又は一連のケーブルの再被覆、単ケーブル又は一連のケーブルの末端処理、アース接続部、アンテナ接続部、工業用ピン・スリーブ接続部のための利用が含まれ得る。代表的な用途には、分枝用途、樹脂用途、バリヤブート(barrier boot)用途、鉱業用ケーブルスプライス用途、導管接合部封止用途、フラッドシール用途、エンドキャップ封止用途、携帯電波塔(cellular tower)用途(携帯電波塔アースコネクタ封止用途及び/又は携帯電波塔スプライス用途を含む)、配電ボックス用途、ハードウェア絶縁(ラグ/ボルトを含む)、カーニー(kerneys)用途、ペデスタル(pedestal)接続用途、潅漑用途、照明用途(空港照明及び/又は街路照明など)、並びにこの物品が適する多くの他の用途が挙げられるが、これらに限定されない。
図25A〜31は、保護コアと、その保護コアの対応する末端部分に相互連結される複数の支持コアと、を含む、クイックスプライス電気アセンブリの他の実施形態を提供する。常温収縮材料は、保護コアの少なくとも一部分及び各支持コアの少なくとも一部分を覆って伸張される。この支持コアは保護コアから選択的に取り外し可能であり、これにより、保護コアの大きな直径から、例えば保護コアを通して挿入されている細いワイヤの直径まで、この収縮材料を段階的に縮める(すなわち、伸長において約150〜250%縮小の収縮範囲内で収縮させる)ことができる。
図25Aは、1つの実施形態によるクイックスプライス電気アセンブリ200の分解側面図である。アセンブリ200には、第一末端部分232及び第二末端部分234を有する保護コア230、第一末端部分232に挿入可能な第一支持コア240、並びに第二末端部分234に挿入可能な第二末端部分242が含まれる。1つの実施形態において、アセンブリ200は、電気ワイヤのスプライスに使用される製造物品の一部として提供され、収縮材料250を含む(図30B)。保護コア230は、スプライスされた伝導体、又はスプライスされた伝導体に取り付けられたコネクタを閉じ込め又は覆うよう構成されている。1つの実施形態において、保護コア230は、半硬質又は硬質プラスチック材料で形成された中空の円筒形コアであり、電気的に非導電性の材料で形成された、波形化された円筒形コアを含む。
1つの実施形態において、支持コア240は、第二末端252の反対側にある第一末端251を含んだ、折りたたみ式の螺旋巻き付けリボン支持コアであり、末端251から末端252まで支持コア240を解き又はほぐすよう構成されたタブ253を含む。第一末端251は、保護コア230の第一末端部分232に挿入する(例えば相互に連結する)ような大きさになっている。1つの実施形態において、支持コア242は、第二末端262の反対側にある第一末端261を含んだ、折りたたみ式の螺旋巻き付けリボン支持コアであり、末端261から末端262まで支持コア242を解き又はほぐすよう構成されたタブ263を含む。第一末端261は、保護コア230の第二末端部分234に挿入するような大きさになっている。
図25Bは、組み立てられた状態のアセンブリ200の側面図である。第一支持コア240は保護コア230の第一末端部分232に挿入され、第二支持コア242は保護コア230の第二末端部分234に挿入されている。1つの実施形態において、支持コア240、242は摩擦によって保護コア230と嵌合している(すなわち締まり嵌め)。1つの実施形態において、支持コア240、242のそれぞれは、保護コア230のそれぞれ対応する末端部分232、234のうち一方に、約6.35〜19.05mm(0.25〜0.75インチ)の間で相互連結するような大きさになっている。支持コア240、242は、下記に説明されるように、保護コア230から漸増式に取り外し可能な(すなわちリボン部分をほどく)ように構成されている。
図26は、保護コア230及び保護コア230に挿入する前の支持コア240、242の断面図である。保護コア230は内径ID1及び外径OD1を画定し、支持コア240は内径ID2及び外径OD2を画定し、第二支持コア242は内径ID3及び外径OD3を画定する。
1つの実施形態において、内径ID2は内径ID3と実質的に等しく、それぞれが保護コア230の内径ID1よりも小さい。別の実施形態において、内径ID2は内径ID3とは異なり、内径ID2、ID3のそれぞれが保護コア230の内径ID1よりも小さい。1つの実施形態において、内径ID2、ID3はそれぞれ、保護コア230の内径ID1と実質的に等しいが、それぞれの外径は必ずしも等しいとは限らない。
1つの実施形態において、支持コア240、242のそれぞれの外径OD2及び外径OD3は、保護コア230の内径ID1内に摩擦によって嵌合する(すなわち締まり嵌め)ような大きさになっている。1つの実施形態において、保護コア230は、末端部分232の内径ID1に沿って周囲方向に形成されたストッパー236を画定する。ストッパー236は、支持コア240の末端251の挿入を、約19.05mm(0.75インチ)未満に制限するよう構成されている。
図27は、別の実施形態による保護コア230の末端部分272の断面図である。1つの実施形態において、保護コア230は、第二部分233に連続するコア本体231を画定し、ここでコア本体231は第一内径ID1を画定し、第二部分233は、第一内径ID1よりも大きい内径274を画定する。第二部分233はコア本体231に対してフレア形状又は「フレア」になっており、支持コア240の末端251に被せられて嵌合する大きさになっている。
1つの実施形態において、保護コア230の外径OD1は支持コア240の外径OD2に実質的に等しく、内径ID1は内径ID2に実質的に等しく、これにより、支持コア240が保護コア230に挿入されたときに、これら内径が同一線状になる。内径274は、支持コア240が保護コア230と相互連結するときに、支持コア240の外径OD2を受容する大きさになっている。
図28Aは、別の実施形態による保護コア230の末端部分282の端面図、図28Bはその透視図である。1つの実施形態において、末端部分282は、内径ID1からより大きな内径284へと保護コア230を広げるよう構成されたスロット285を画定する。末端部分282には、スロット285で区分された複数の可撓性セグメントが含まれ、このときこれらの末端部分282のセグメントは、柔軟に変形してより大きな内径284になるよう構成される。このようにして、保護コア230の末端部分282は、拡張して支持コア240の末端251に被せられて嵌合するよう構成される。
図29A及び29Bは、別の実施形態による保護コア232の末端部分292の端面図である。1つの実施形態において、保護コア230はコア本体237及び複数のリブ239を画定し、ここでリブ239は、第一内径ID1からより大きい内径294へと拡張して柔軟に変形するよう、末端部分292を構成する。
例えば、1つの実施形態において、リブ239は伸張性又は増大した弾性をコア本体237に提供し、これにより保護コア230の末端部分292が、支持コア240、242それぞれの末端251、261を包み込むような大きさである、より大きな直径294へと弾性的に変形するよう構成される。
図30Aは、支持コア240、242が保護コア230へ挿入された状態を示すアセンブリ200の斜視図である。1つの実施形態において、所望による封止マスチック255が、支持コア240と保護コア230との間の接合点上、及び保護コア230と支持コア242との間の接合点上に供給されている。明確に説明するために、アセンブリ200は収縮材料250(図30B)がない状態で示されており、支持コア240、242が保護コア230に挿入されているのが見えるようになっている。
図30Bは、アセンブリ200(図30A)の周囲に配置した収縮材料250を含む製造物品220の斜視図である。収縮材料250は、支持コア240、242の少なくとも一部分、及び保護コア230全体を封入している。1つの実施形態において、支持コア240は、保護コア230(図30A)から末端251(図25B)をほどき又は除去するためにタブ253を引っ張ることによって、保護コア230から除去可能である。同様にして、支持コア242は、支持コア242が保護コア230からほどかれるまでタブ263をほどくことによって、保護コア230から除去可能であり、これにより、収縮材料250が保護コア230上に対して(及び、保護コア230を通して挿入されているワイヤ導電体上に対して)収縮することができる。
図30Cは、1つの実施形態による、保護コア230の一方の末端部分234(図25A)上に圧縮された、図30Bに示す収縮材料250の斜視図である。収縮材料250は、支持コア240に隣接する側では伸張状態にある。支持コア242(図30B)が保護コア230(図30A)から除去され、収縮材料250が器具260の周囲に圧縮されている。器具には、低電圧用途(例えば約5000ボルト未満の電圧)に適した電気ケーブル及びワイヤが挙げられ、これにはコネクタ、ケーブル末端部、ラグ、バットスプライス、又は前述のような他の好適な装置が挙げられる。
図30Dは、保護コア230(図30A)のいずれの端も、器具260周囲に圧縮され縮んでいる、収縮材料250の斜視図である。図26を追加参照すると、1つの実施形態において、小さな内径ID2、ID3は、保護コア230の大きな内径ID1から、器具260の外側表面への移行を提供する。このようにして、収縮材料250は、保護コア230の比較的大きな外径OD1から、器具260の比較的小さな外径まで、制御された状態で収縮するよう構成され、例えば300%を超える収縮範囲にわたる。例えば、1つの実施形態において、収縮材料250は、約200〜300%の弾性収縮範囲を有するよう構成される。既に知られたスプライス装置で小径の器具をスプライスするのは困難であり得るため、この弾性収縮範囲を超えないことが望ましい。
一方、アセンブリ200の常温収縮材料250は、比較的大きな保護コア230と、器具260の比較的小さな外径とを保護的にカバーするため、300%を超える収縮範囲にわたり、制御された状態で収縮するよう構成される。
1つの実施形態において、収縮材料250は、保護コア230の外径OD1から支持コア240の外径OD2までの間で、約150〜250%で、制御された状態で収縮するよう構成される。支持コア240を除去したとき、収縮材料250は、支持コア240の外径OD2から、器具260の外径まで、約150〜250%の間で収縮又は圧縮するよう構成される。このようにして、それぞれ約200%(すなわち、弾性収縮範囲内)の収縮材料250の複数の制御された圧縮により、収縮材料250が、保護コア230の外径OD1及び器具260の小さな外径の周囲を、圧縮的に封止することが可能になる。
上記の実施形態と同様に、操作者は所望により、支持コア240を除去する前に、保護コア230の内径ID1と器具260との間の空間を封入材(図示なし、ただし図23〜24の封入剤170と同様)で実質的に充填することができる。更に上述のように、支持コア240を除去したとき、保護コア230は常温収縮材料250内に留まり、常温収縮材料250は器具260の上に圧縮して、取り外しできない保護封入を画定する。
図31は、別の実施形態による、保護コア230と、複数の支持コア240、242、302、及び304と、を含む製造物品300の側面図である。常温収縮材料250(図30B)は、説明を簡単にするため図示されていない。支持コア240は保護コア230に挿入され、支持コア302は支持コア240に挿入可能であり、このとき支持コア240のタブ253及び支持コア302のタブ306は支持コア302から突出しており、支持コア240、302を選択的にほどくことができるようになっている。同様に、支持コア242は保護コア230に挿入され、支持コア304は支持コア242に挿入されており、このとき対応するタブ263、308は支持コア304から突出しており、後に保護コア230から支持コア242、304を除去することができるようになっている。1つの実施形態において、支持コア302、304は、対応する支持コア240、242内に締まり嵌めされるよう構成される。
製造物品300は、器具(図30Cの260)(例えばワイヤ又は導電体又は接続部)を周囲方向に包み込むよう構成され、常温収縮材料250(図30B)は、保護コア230から支持コア240、242、又は302を除去することに対応して、器具の一部分を覆って圧縮するよう構成されている。1つの実施形態において、支持コア240、302が除去されたとき、常温収縮材料250は、保護コア230の接合点上及び支持コア240の元の位置を覆って、約150〜250%で器具上に圧縮的に収縮可能であり、常温収縮材料250は、支持コア240及び支持コア302によって(除去の前に)形成された接合部の上を約150〜250%で圧縮的に収縮可能である。このために、常温収縮材料250は、製造物品300のいかなる単一セグメントに沿っても収縮が300%を超えることなく、保護コア230の外径から器具外径上に対して約300%〜500%の範囲で圧縮及び収縮するよう構成される。
上記の製造物品の実施形態は、UL486D−シーケンスD基準によって実施される落下試験に合格するよう構成された、クイックスプライス低電圧電気用収縮フィルムを提供し、他の既存の常温収縮物品に比べ、容易な取り付けをもたらす。
上述の発明を実施するための形態は、説明の目的のために数多くの具体的な詳細情報が含まれているが、当業者は、この詳細に対する数多くの変化、変更、代用、及び修正が、請求されている範囲内であることを理解するであろう。したがって、発明を実施するための形態に記載されている本発明は、請求されている発明に対していかなる制限も賦課せずに説明される。例えば、設置、接続、取り付け、接合、連結などの用語の言及は、そのような設置、接続、取り付け、接合、連結などが間接的、直接的、及び/又は全体的に達成されたとして含むよう広く解釈されるべきである。本発明の適切な範囲は、下記の請求項及び適切な法的同等物によって決定されるべきである。

Claims (18)

  1. 少なくとも2つの末端部分を含む保護コアと、
    それぞれの一方の端部が前記保護コアの対応する末端部分に相互連結される、複数の支持コアと、
    前記保護コアの少なくとも一部分及び各支持コアの少なくとも一部分を覆って伸張状態に保持された、少なくとも1つの常温収縮材料と、
    を含み、
    前記支持コア、前記保護コア、及び前記常温収縮材料は、器具を周囲方向に覆うよう集合的に構成され、これにより、前記保護コアの対応する末端部分から複数の前記支持コアのうちの1つの端部を除去することに対応して、前記常温収縮材料が、前記器具の一部分を覆って圧縮する、製造物品。
  2. 前記保護コアが、第一末端部分と第二末端部分とを含み、前記の複数の支持コアが、前記保護コアの前記第一末端部分に挿入される第一支持コアと、前記保護コアの前記第二末端部分に挿入される第二支持コアとを含む、請求項1に記載の物品。
  3. 前記第一支持コアが、前記保護コアの前記第一末端部分に摩擦によって嵌合し、前記第二支持コアが、前記保護コアの前記第二末端部分に摩擦によって嵌合する、請求項2に記載の物品。
  4. 前記保護コアが第一外径及び第一内径を含み、前記第一支持コアが第二内径を含み、前記第二支持コアが第三内径を含み、前記第二内径及び前記第三内径が、前記保護コアの前記第一内径よりも小さい、請求項2に記載の物品。
  5. 前記保護コアが、第二末端部分の反対側にある第一末端部分を含み、前記複数の支持コアが、前記保護コアの前記第一末端部分に挿入される第一支持コアと、前記保護コアの前記第一末端部分の反対側にある前記第一支持コアの端部に挿入される第二支持コアとを含む、請求項1に記載の物品。
  6. 前記常温収縮材料が、前記保護コア、及び前記支持コアのそれぞれの一部分の外側表面を完全に包み込む単一の一体型部材である、請求項1に記載の物品。
  7. 前記少なくとも1つの常温収縮材料が、前記保護コアのそれぞれの末端部分と、対応して隣接する支持コアのそれぞれの部分とをそれぞれが包み込む複数の別個の常温収縮部材を含む、請求項1に記載の物品。
  8. 前記複数の支持コアが、取り外し可能な支持コア、螺旋状に巻かれたリボン支持コア、及び押しつぶし可能な支持コアのうちの1つを含む、請求項1に記載の物品。
  9. 前記保護コアが可撓性かつ折り曲げ可能である、請求項1に記載の物品。
  10. 前記保護コアが波形状である、請求項1に記載の物品。
  11. 前記保護コアの内径と前記器具との間に配置された封入材を更に含む、請求項1に記載の物品。
  12. 前記封入材が硬化可能な組成物を含む、請求項11に記載の物品。
  13. 前記封入材が柔軟性のある材料を含む、請求項11に記載の物品。
  14. 前記保護コアが、第一直径を画定するコア本体と、第二末端部分の反対側にある第一末端部分とを含み、前記第一及び第二末端部分のうちの少なくとも一方が、前記コア本体の前記第一直径よりも大きい直径に広がっている、請求項1に記載の物品。
  15. 前記保護コアが、第一内径を画定するコア本体と、第二末端部分の反対側にある第一末端部分とを含み、前記第一及び第二末端部分のうちの少なくとも一方が、スロットを入れられ、広がって前記支持コアのうちの1つの端部を受容するよう構成される、請求項1に記載の物品。
  16. ある器具外径を有する電気器具のスプライスを収縮包装する方法であって、
    保護コアの少なくとも一方の端部に支持コアを挿入することと、
    前記保護コアと前記支持コアとの接合点の上にわたって常温収縮材料を搭載することと、
    前記保護コアを前記器具の上に配置することと、
    前記支持コアを押しつぶして、前記支持コア及び前記器具外径によって形成される接合点の上に、前記常温収縮材料を収縮させることと、
    を含む、方法。
  17. 前記支持コアを押しつぶして前記常温収縮材料を収縮させることが、前記保護コアの少なくとも一方の端部から前記支持コアを除去することを含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記保護コアの少なくとも一方の端部から前記支持コアを除去することが、前記保護コアの少なくとも一方の端部からリボン支持コアを螺旋状にほどくことを含む、請求項17に記載の方法。
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