JP2011505945A - 衣類のしわ取り用の膨張式胴体及びキット - Google Patents

衣類のしわ取り用の膨張式胴体及びキット Download PDF

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Abstract

空気注入開口部(2)を備えた、衣類のしわ取り用の膨張式胴体(1)であって、膨張式胴体が0.005m/分/分〜30m/m/分の空気透過性を有する不織布基材と、膨張式胴体(1)を含むしわ取り用キットと、衣類のしわ取り方法と、を含む。

Description

本発明は、衣類のしわ取り用の膨張式胴体及びキットに関する。
膨張式胴体と空気吹き込み装置を用いる衣類のしわ取り装置は、当該技術分野において周知である。
1つの種類は一体型装置である。この装置は、膨張式胴体と送風機が1つの単体装置に統合される独立型装置である。これらの装置はかなり高価であり、典型的に広い場所を占有する。通常、例えばシャツなど、具体的な1種類の衣類のみに適合することができる、1体の膨張式胴体のみを用意する。一着の衣類のしわ取りが済むと、それを膨張式胴体から取り外して、次のしわ取り作業のため、新しい衣類を膨張式胴体の上に置かなければならない。そのような一体型装置は米国特許第6,834,441号、米国特許出願第2004/0245296号、及び米国特許出願第2005/0067442号に記載されている(全てBSH Bosch und Siemens Hausgerate GmbHに帰する)。
別の種類は、使用前に組み立てる必要のある幾つかの構成要素が含まれるキットである。これらのキットは、分解することができ、したがって容易に片付けることができるという利点を有する。幾つかの形状の膨張式胴体を送風機に取り付けることができ、したがってこれらのキットは幾つかの種類の衣服のしわ取りを行うことができる。そのようなキットは、例えば、日本特許公開第2003−199996号、日本特許公開第2003−199997号、及び日本特許公開第2003−199998号(全て松下電器産業株式会社に帰する)に記載されている。
これらのキットはすでに一体型装置を凌ぐ何らかの便益をもたらすが、しわ取りの済んだ衣類を膨張式胴体から取り外して、次のしわ取り作業のため、新しい衣類を膨張式胴体に掛ける必要があるという点で、それでもまだ使用時の使い勝手が悪い。また、膨張式胴体の材料はかなり高価である。通常、膨張式胴体は、耐久性のある高価な織物材料によって製造される。
米国特許第6,834,441号 米国特許出願第2004/0245296号 米国特許出願第2005/0067442号 日本特許公開第2003−199996号 日本特許公開第2003−199997号 日本特許公開第2003−199998号
本発明の目的は、保管が容易で、使用時の使い勝手が良く、かつ低コストのキットを用意することである。本発明の別の目的は、使用者が、しわ取りの済んだ衣類を膨張式胴体から取り外さずに、一連の衣類のしわ取りを行うことができる、衣類のしわ取り用のキットを用意することである。本発明の更なる目的は、異なる種類の衣類のしわ取りができるキットを用意することである。
第一の態様に準じて、本発明は、空気注入開口部を備えた、衣類のしわ取り用の膨張式胴体であって、膨張式胴体が0.005m/m/分〜30m/m/分の空気透過性を有する不織布基材を含むことを特徴とする、膨張式胴体に関する。
第二の態様に準じて、本発明は、少なくとも1体の膨張式胴体を含むパッケージに関する。
第三の態様に準じて、本発明は、衣類のしわ取り用のキットに関する。キットには、少なくとも1体の膨張式胴体と空気吹き込み装置が含まれる。
第四の態様に準じて、本発明は、
a.請求項1〜9のいずれか一項に記載の膨張式胴体を用意する工程と、
b.衣類を前記膨張式胴体の上に掛ける工程と、
c.前記膨張式胴体の注入開口部を空気吹き込み装置の放出開口部に取り付ける工程と、
d.前記膨張式胴体に空気を吹き込む工程と、
からなる、衣類のしわ取り方法に関する。
本発明に記載の膨張式胴体の断面図。 本発明に記載のキットの正面図。
本発明は、衣類のしわ取り用の膨張式胴体並びにキット、及び少なくとも1体の膨張式胴体を含むパッケージに関する。
膨張式胴体
膨張式胴体は、衣類に挿入して用いられる。図1で示すように、膨張式胴体1は、膨張したときに衣類内部の形状を取るように成形される。一般的な衣類のいずれもそのようなシャツ又はズボンとしてみなすことができる。
膨張式胴体1に空気が入るようにするため、胴体は空気注入開口部2を備える。空気注入開口部2によって空気が胴体1に吹き込まれるため、そのような胴体1は膨張して衣類の形状を取ることができる。
膨張式胴体1は不織布基材からなる。用語「不織布」は、Association of the Fabric Industryから出版された「Nonwoven Fabrics Handbook」で一般に用いられている定義に従って定義付けされる。本明細書で用いられるとき、「不織布基材」は、不織繊維を含み、本明細書で下記に記載される方法に従って製造される基材である。不織布基材の定義には織布は含まれない。
不織繊維は、天然に発生する(変性又は非変性の)繊維、及び合成製造繊維、又はこれらの組み合わせを含む。本明細書で用いられるとき、「天然」繊維は、植物、動物、昆虫、又は植物、動物、及び昆虫の副産物から生成され、人為的に変性、再生、又は製造されることなく入手可能な、全ての繊維を含む。好適な非変性/変性の天然に発生する繊維の例として、綿、エスパルト草、バガス、ケンプ、亜麻、絹、羊毛、木材パルプ、化学的に変性された木材パルプ、黄麻、エチルセルロース、酢酸セルロース、及びこれらの組み合わせが挙げられる。本明細書で用いられるとき、「合成」は、主として様々な人工材料から得られる、又は更に変化させた天然の材料から得られる材料を意味する。本発明にいて有用な合成材料の限定されない例としては、アセテート繊維、アクリル繊維、セルロースエステル繊維、モダクリル繊維、ポリアミド繊維、ポリエステル繊維、ポリオレフィン繊維、ポリビニルアルコール繊維、レーヨン繊維、及びこれらの組み合わせからなる群から選択されるものが挙げられる。好適な合成材料の例としては、アクリラン、クレスラン、及びアクリロニトリル系繊維のオーロンなどのアクリル;セルロースアセテート、アーネル、及びアシーレ(acele)などのセルロースエステル繊維;ナイロン(例えば、ナイロン6、ナイロン66、ナイロン610等)などのポリアミド;フォルトレール、コデル、及びポリエチレンテレフタレート繊維、ポリブチレンテレフタレート繊維、ダクロンなどのポリエステル;ポリプロピレン、ポリエチレンなどのポリオレフィン;ポリビニルアセテート繊維、及びこれらの組み合わせが挙げられる。
これら及び他の好適な繊維、並びにこれらから準備される不織布は、Riedel,「Non−woven Bonding Methods and Materials,」Non−woven World(1987)、The Encyclopedia Americana,vol.11,pp.147〜153、及びvol.26,pp.566〜581に概略が記載されている。
好適な合成材料としては、中実な単一構成要素(すなわち、化学的に同質の)繊維、多組成繊維(すなわち、それぞれの繊維が1種類以上の材料で構成されている)、及び多構成要素繊維(すなわち、より大きな繊維を製造するために、何らかの形で撚り合わされている、2種類以上の個別長繊維を含む合成繊維)、及びこれらの組み合わせが挙げられる。2種の構成要素繊維は、芯鞘型形体又は隣接形体を有することが可能で、ポリエチレン/ポリプロピレン、ポリエチルビニルアセテート/ポリプロピレン、ポリエチレン/ポリエステル、ポリプロピレン/ポリエステル、コポリエステル/ポリエステル等のポリマーの組み合わせを有することができる。
不織布を製造する方法は、当該技術分野において周知である。一般的に、これらの不織布は、エアレイ法、ウォーターレイ法、メルトブロー法、共成法、スパンボンド法、又はカーディング法によってを製造することができ、これらの方法において、繊維又は長繊維は、先ず長い糸から望ましい長さに切断され、水又は空気流に通され、その後、繊維が取り込まれた空気又は水が通り抜けるスクリーン上に付着される。得られる層は、その製造方法又は構成要素に関わらず、数種類の結合操作の少なくとも1つの操作を受け、個々の繊維が一緒に固着して自己維持型の基材を成形する。好適な方法としては、混繊加工、水流絡合、熱結合、カーディング、ニードルパンチ加工、又は当該技術分野において既知である他の方法のいずれか、及びこれらの方法の組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。不織布基材は単一層又は複数層を含むことができる。複数層は一緒に結合して2層以上の積層品を形成することもある。
本発明の膨張式胴体1に使用される不織布基材は、0.005m/m/分〜30m/m/分の空気透過性を有することが必要である。不織布基材は、好ましくは0.5m/m/分〜5m/m/分の、より好ましくは1m/m/分〜2m/m/分の空気透過性を有する。空気透過性は標準試験方法ASTM D737−96に準じて測定される。
1つの好ましい不織布基材は熱可塑性フィルム、より好ましくは、ポリエチレン又はポリプロピレンで製造される熱可塑性フィルムである。好適な不織布基材の1つの実施例は、BBA Fiberweb(英国)の3.4m/m/分の空気透過性を有する50〜60グラムのカレンダー化されたポリプロピレンフィルムである。他の好適な不織布基材としては、厚さ10〜20マイクロメートルで20〜30グラムの基本重量を有する、Rheinische Kunststoffwerke AG(ドイツ)のHYDOLPP Plus、HYFOLPE Soft Textile、及びAptra B140が挙げられる。
熱可塑性フィルムは、直径が平均100マイクロメートル〜150マイクロメートル、好ましくは110マイクロメートル〜140マイクロメートル、もっとも好ましくは115マイクロメートル〜135マイクロメートルの開口を備えた、有孔熱可塑性フィルムであることが好ましい。開口部は平均0.5cm〜1.5cm、より好ましくは0.7cm〜1.3cm、更に好ましくは0.9cm〜1.1cm、もっとも好ましくは1cmの距離を置いて配置される。そのような不織布基材の実施例は、60%ポリプロピレン−40%エチレンビニールアセテートの同時押出不織布にホットニードルで孔を開けた、Clopayからの有孔フィルム(製品コードDH245)である。
別の好ましい不織布基材は少なくとも2層の積層材であり、1層は前述の熱可塑性フィルムで、別の1層は好ましくはアセテート又はポリエステル系である。実施例は、Clopay(アメリカ合衆国)からの25グラムのポリエチレンフィルム(FPE G25N)及び19グラムのポリエチレンフィルム/13グラムスパンボンド式ポリプロピレン不織布、及びFamajerseys(イタリア)からの0.16デシテックスのスパンレース基材、70%ビスコース−30%のポリウレタン膜積層ポリエステルである。これらの材料は空気透過性が低い又は空気透過性がないため、要求される透過性を得るために孔を開けることが必要である。
膨張式胴体1には、任意であるが好ましい機能を付着又は組み込むことができる。膨張式胴体1は、膨張式胴体1を、例えば、洋服掛けに掛けることができるハンガー3を備えることが好ましい。ハンガー3は膨張式胴体1に取り外しできるように取り付けることができ、又は膨張式胴体1と取り外せないように一体化することができる。ハンガー3は、ポリエチレン又はポリプロピレンなどの低コストのプラスチック材料でできていることが好ましい。
2番目の任意であるが好ましい機能は、しわ取りの間、衣類を支える衣類支持部材4である。衣類支持部材4は、膨張式胴体1又はハンガー3に取り外しできるように取り付けることができ、又は取り外せないように膨張式胴体1と一体化することができる。衣類支持部材4も膨張式であり、ポリエチレン又はポリプロピレンなどの低コストのプラスチック材料でできていることが好ましい。
膨張式胴体1がハンガー3と衣類支持部材4、好ましくは膨張式衣類支持部材4を備えることがもっとも好ましい。
本発明に従った、低コストの膨張式胴体1の利点は、しわ取りした衣類を膨張式胴体1上に置いたまま、好ましくはハンガーで、簡単に箪笥又は衣類棚に片付けることができ、衣類を膨張式胴体1から取り外す必要がないことである。複数の更なる衣類のしわ取りをするため、使用者は簡単に更なる膨張式胴体を用いることができる。
本発明に従った低コストの膨張式胴体1を用意することの別の便益は、幾つかの膨張式胴体を比較的小型のパッケージに詰めて、使用に先立って保管することができることである。別の便益は、それぞれ異なる形状を有する幾つかの膨張式胴体は、異なる種類の衣類に適合することができることである。異なる形状の膨張式胴体は1つのパッケージで、又は異なるパッケージで販売することができる。
衣類のしわ取り用のキット
本発明に従った衣服のしわ取り用のキットは、図2に示すように、少なくとも前述の1体の膨張式胴体1と空気吹き込み装置5の、2つの必須要素を含む。
空気吹き込み装置5は、空気ファン(図示せず)と空気放出開口部6を備える筐体を含む。空気放出開口部6は、膨張式胴体1の空気注入開口部2に接続される。空気放出開口部6を空気注入開口部2に取り付けるため、別個の嵌合具7を任意に用いることがある。
ファンは、膨張式胴体1がしわ取り効果を有するために衣類を伸張させるに充分であるが、膨張式胴体及び衣類の両方あるいはどちらか一方への損傷を避けるに充分低い程度の、出力20W〜80Wを有し、50パスカル〜400パスカルの圧力を胴体内部に生じることが可能であることが好ましい。圧力は約200パスカルが好ましい。
キットは国内市場で使用されることになるため、空気吹き込み装置5が発生する騒音は最小限に保つことが好ましい。したがって、空気吹き込み式装置5は、騒音レベルが30デシベル(db)〜80dbを発生することが好ましい。
空気吹き込み装置5は、発熱要素を更に含み、それによって空気吹き込み装置5は温度30℃〜80℃の温度で空気を吹き込むことが可能であることが好ましい。膨張式胴体1内に温かい空気を吹き込むことは、しわ取り過程に有益な効果を及ぼす。
空気吹き込み装置での使用に好適なファンの実施例は、Systemair(スウェーデン)からの円形ダクトファン、特にRVK100−125ファンである。
追加的な機能
膨張式胴体1及びしわ取りキットの両方又はいずれかは、1つ以上の任意の特徴を備えることが可能である。
任意であるが好ましい第一の機能は、衣類伸張手段8である。これは、例えば、膨張式胴体1又は衣類の特定部分上に留める1つ以上の重りであることがある。これは、膨張式胴体1又は衣類に取り付けた後、空気吹き込み装置5に固定する弾性ストラップであることもある。
任意であるが好ましい別の機能は、水分又は活性物質を衣類に運ぶデリバリーシステムである。これは、しわ取り過程の前、間、又は直後に衣類の外側表面にスプレーするためにしわ取り用キットに含むことができる、簡単な引き金又は煙霧質スプレー容器であることがある。これは、ネブライザー、電子スプレー装置、又は蒸気処理装置などのシステムであることもあり、空気吹き込み装置5の筐体に組み込まれ、それによって活性物質を空気透過性膨張式胴体1の内部から衣類に運ぶことができる。
衣類に運ばれる好ましい活性物質としては、水、芳香剤、又は当該技術分野において既知である好適な布地仕上げ剤のいずれかが挙げられるが、これらに限定されない。運ばれるに特に好ましい活性物資は、しわ取り自体に直接寄与するものである。特に関心を惹くものは、Downy Wrinkle Releaseという商標名で市場に出ている(The Procter & Gambleから)しわ取り化学製品であり、米国特許第7,049,276号、同第6,984,336号、同第6,755,987号、同第6,652,766号、同第6,569,345号、及び欧州特許第1201817号並びに同第1096056号に広範にわたって記載されている(全てThe Procter & Gamble Companyに帰する)。
衣類のしわ取り用方法
本発明のキットを用いる衣類のしわ取り用方法は、次の
a.前述の膨張式胴体1を用意する工程と、
b.衣類を前記膨張式胴体1の上に掛ける工程と、
c.前記膨張式胴体の注入開口部2を空気吹き込み装置5の放出開口部6に取り付ける工程と、
d.前記膨張式胴体1に空気を吹き込む工程と、
を含む。
最初の衣類のしわ取りが済むと、その衣類を膨張式胴体1の上に残したまま、取り除いて衣類棚又は箪笥に片付けることができる。しかし、本発明の好ましい方法では、しわ取りが済んだ衣類は、膨張式胴体の上に留まる。更なる衣類のしわ取りを行うために、更なる膨張式胴体1を用いて、工程c及びdが繰り返される。
膨張式胴体1に空気を吹き込むに先立って、衣類をあらかじめ湿らせることが好ましい。
ホットニードルによって孔を開けた、Clopayからの60%ポリプロピレン/40%エチレンビニルアセテートの同時押出不織布材料(製品コードDH245)の有孔フィルムを用いて、膨張式胴体をシャツの形状に縫った。はみ出た部分を挟み込んで、0.24、0.80、1.13、及び3.16L/秒(0.5、1.7、2.4、及び6.7cfm(毎分立法フィート)を得る。膨張を目的として、開口部を下部にして胴体を容易に吊り下げるために、安価なハンガーを挿入する。しわ取り性能を達成するため、シャツを胴体の上に掛けて胴体の袖をシャツに差し込む。噴霧器を通じてシャツをあらかじめ湿らせる。シャツの上部ボタンをかける。最も単純な実施においては、胴体をSystemairの低騒音空気ファンRVK100−125に接続する。胴体の底部に取り付けることのできる留め具で、シャツの下部を伸張させる。15分間膨張させると、規準であるAATCC−128(布地のしわ修復)法に記載されるように、シャツの正面部分は、しわ等級1にしわ取りされる。シャツは膨張前に等級付けされてしわ等級1.5であり、膨張後の等級は2.5超である。
本明細書に開示されている寸法及び値は、列挙した正確な数値に厳しく制限されるものとして理解されるべきではない。むしろ、特に指定されない限り、それぞれの寸法は、列挙された値とその値周辺の機能的に同等の範囲の両方を意味することを意図する。例えば、「40mm」として開示された寸法は、「約40mm」を意味することを意図する。

Claims (17)

  1. 空気注入開口部(2)を備えた、衣類のしわ取り用の膨張式胴体(1)であって、前記膨張式胴体(1)が0.005m/m/分〜30m/m/分の空気透過性を有する不織布基材を含むことを特徴とする、膨張式胴体。
  2. 前記空気透過性が0.5m/m/分〜5m/m/分である、請求項1に記載の膨張式胴体(1)。
  3. 前記空気透過性が1m/m/分〜2m/m/分である、請求項1又は2に記載の膨張式胴体(1)。
  4. 前記不織布基材が熱可塑性フィルムである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)。
  5. 前記不織布基材が、一層が熱可塑性フィルムである少なくとも二層からなる積層体である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)。
  6. 前記熱可塑性フィルムがポリエチレンフィルム又はポリプロピレンフィルムである、請求項4又は5に記載の膨張式胴体(1)。
  7. 前記熱可塑性フィルムが、平均直径100マイクロメートル〜150マイクロメートルを有する針孔熱可塑性フィルムであり、前記針孔が平均0.5〜1.5cm、好ましくは1cmの距離で間隔を置いて配置されている、請求項4〜6のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)。
  8. 前記膨張式胴体(1)がハンガー(3)を更に備える、請求項1〜7のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)。
  9. 前記膨張式胴体が、衣類支持部材(4)、好ましくは膨張式衣類支持部材(4)を更に備える、請求項1〜8のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)を少なくとも一体含むパッケージ。
  11. a.第1の種類の衣類に適合するための第1の形状を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の、少なくとも一体の膨張式胴体(1)と、
    b.第2の種類の衣類に適合するための前記第2の形状とは異なる第2の形状を有する、請求項1〜9のいずれか一項に記載の、少なくとも一体の膨張式胴体(1)と、を含む、パッケージ。
  12. a.請求項1〜11のいずれか一項に記載の、少なくとも一体の膨張式胴体(1)又はパッケージと、
    b.空気吹き込み装置(5)と、を含む、衣類のしわ取り用キット。
  13. 前記空気吹き込み装置(5)が30℃〜80℃の温度を有する空気を吹き込むことができる、請求項12に記載のキット。
  14. 前記空気吹き込み装置(5)が30db〜80dbの雑音を発生させる、請求項12又は13に記載のキット。
  15. 水分又は活性物質を衣類に運ぶデリバリーシステムを更に含む、請求項12〜14のいずれか一項に記載のキット。
  16. a.請求項1〜9のいずれか一項に記載の膨張式胴体(1)を用意する工程と、
    b.衣類を前記膨張式胴体(1)の上に掛ける工程と、
    c.前記膨張式胴体(1)の前記注入開口部を空気吹き込み装置(5)の放出開口部に取り付ける工程と、
    d.前記膨張式胴体(1)に空気を吹き込む工程と、からなる、衣類のしわ取り方法。
  17. 前記膨張式胴体(1)に空気を吹き込むに先立ち、衣類をあらかじめ湿らせる、請求項16に記載の方法。
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