JP2011504215A5 - - Google Patents

Claims (23)

1. 自動車およびその類似物のためのブレーキアセンブリであって：
   前記車両のホイールの回転軸を中心に、前記ホイールと一緒に回転できるように、前記ホイールと一体である回転体と；
   前記回転体近傍に位置するように、前記ホイールを支持する車両の構造体に強固に固定された支持構造体と；
   前記回転体の表面に接触できるように支持構造体へ可動な方法で搭載された、高い摩擦係数の材料でできた少なくともひとつのブレーキパッドと；
   前記パッドを前記回転体の表面へ選択的に押圧することができる、支持ならびに油圧操作式運動の手段と；
   を備え、
   前記ブレーキアセンブリは、前記パッドと前記支持ならびに油圧操作式運動の手段との間に間挿される少なくとも１つの断熱プレートを備え；
   前記断熱プレートが、
   複合材料でできた２つの外層と、
   緻密なケイ酸塩、マイカペーパ、および金雲母マイカペーパの中から選択された材料でできた少なくとも１つの内層と、
   を備える多層構造を有することを特徴とするブレーキアセンブリ。
2. 前記内層が、アルミノケイ酸カリウムでできていることを特徴とする請求項１のブレーキアセンブリ。
3. アルミノケイ酸カリウムでできた前記内層(６ｂ)の密度が、２.５ｇ／ｃｍ ^３ と２.７ｇ／ｃｍ ^３ の間であることを特徴とする請求項２のブレーキアセンブリ。
4. 前記アルミノケイ酸カリウムのモル質量が実質的に７９６.６３ｇ／モルであることを特徴とする請求項２または３に記載のブレーキアセンブリ。
5. 前記２つの外層が、炭素繊維、ピッチベースの炭素繊維、ＰＡＮベースの炭素繊維、Ｅ−ガラス繊維、Ｓ−ガラス繊維、ホウ素繊維、セラミック繊維、石英繊維および高珪素繊維(high silica fibres)の中から選択された繊維によって形成されること、
   を特徴とする請求項１〜４のいずれかのブレーキアセンブリ。
6. 前記繊維は織成繊維または不織繊維であることを特徴とする、
   請求項５のブレーキアセンブリ。
7. 複合材料でできた前記２つの外層を形成するポリマー結合樹脂が、フェノール・アクリル結合樹脂、フェノール樹脂、フェノール樹脂ベースの化合物、ポリイミド樹脂、および高温シリコン樹脂の中から選択された樹脂であること、
   を特徴とする請求項５または請求項６のブレーキアセンブリ。
8. 前記外層の各々は、表面密度が１５０〜２５０ｇ／ｍ ^２ の間である炭素繊維の網もしくは織物を備えること、
   を特徴とする請求項５〜７のいずれかのブレーキアセンブリ。
9. 前記内層がケイ酸塩でできており、その厚さが０.１と１.５ｍｍの間であること、
   を特徴とする請求項１〜８のいずれかのブレーキアセンブリ。
10. 前記外層の厚さが０.１ｍｍと３ｍｍの間であること、
    を特徴とする請求項１〜９のいずれかのブレーキアセンブリ。
11. 前記回転体がディスクであり、
    前記支持構造体が前記ディスクを跨ぐように位置決めされており、
    前記ブレーキアセンブリは、また、前記ディスクの対向両面上に互いに対称位置をとるように、前記剛性支持構造体に配置された高い摩擦係数の材料でできた２つのパッドを装備しており、
    前記支持ならびに油圧操作式運動の手段は、前記パッドの少なくともひとつの背後で前記支持構造体に格納された一組の油圧ピストンを備え、前記一組の油圧ピストンは操作されると、前記一つ以上のパッドを前記ディスクの本体に押圧することができることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかのブレーキアセンブリ。
12. ブレーキアセンブリ用のブレーキパッドであって：
    少なくとも１のパッドおよび、少なくとも１つの断熱プレートを備え；
    前記断熱プレートが、複合材料でできた２つの外層と、緻密なケイ酸塩、マイカペーパ、および金雲母マイカペーパの中から選択された材料でできた少なくとも１つの内層とを備える多層構造を有すること、
    を特徴とするブレーキパッド。
13. ブレーキパッド用の断熱プレートであって、
    複合材料でできた２つの外層と、緻密なケイ酸塩、マイカペーパ、および金雲母マイカペーパの中から選択された材料でできた少なくとも１つの内層とを備える多層構造を有すること、
    を特徴とする断熱プレート。
14. 前記内層が、アルミノケイ酸カリウムでできていること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
15. アルミノケイ酸カリウムでできた前記内層の密度が、２.５ｇ／ｃｍ ^３ と２.７ｇ／ｃｍ ^３ の間であること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
16. 前記アルミノケイ酸カリウムのモル質量が実質的に７９６.６３ｇ／モルであること、
    を特徴とする請求項１５のブレーキパッドまたは断熱プレート。
17. 前記２つの外側層が、炭素繊維、ピッチベースの炭素繊維、ＰＡＮベースの炭素繊維、Ｅ−ガラス繊維、Ｓ−ガラス繊維、ホウ素繊維、セラミック繊維、石英繊維および高珪素繊維(high silica fibres)の中から選択された繊維によって形成されること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
18. 前記繊維は織成繊維または不織繊維であることを特徴とする、
    請求項１７のブレーキパッドまたは断熱プレート。
19. 前記２つの外層を形成するポリマー結合樹脂が、フェノール・アクリル結合樹脂、フェノール樹脂、フェノール樹脂ベースの化合物、ポリイミド樹脂、および高温シリコン樹脂の中から選択された樹脂であること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
20. 前記外層は、表面密度が１５０〜２５０ｇ／ｍ ^２ の間である炭素繊維の網もしくは織物を備えること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
21. 前記内層は、厚さが０.１と１.５ｍｍの間である緻密なケイ酸塩で構成されていること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
22. 前記外層の厚さが０.１と３ｍｍの間であること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッドまたは請求項１３の断熱プレート。
23. 前記パッドはディスクブレーキ用のパッドであること、
    を特徴とする請求項１２のブレーキパッド。