JP2011500447A - 風防護壁装置 - Google Patents

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Abstract

本発明は、シャフト(12)及びシャフト(12)の上に巻き取り可能なファブリックウェブ(7)を有するロールスクリーン装置(5)と、ファブリックウェブ(7)を固定し、ファブリックウェブ(7)と共にシャフト(12)から繰り出し可能なフレーム(8)と、ファブリックウェブ(7)が引き出された状態でファブリックウェブ(7)の側方縁(14)の範囲に配置され、シャフト(12)回転軸(13)に対して横向きに回転可能な2つのサイドアーム(9)とを備えた、カブリオレとして形成された乗用車のための風防護壁装置(1)に関する。特にコンパクトで快適な構造は、アーム(9)の外側への旋回によりフレーム(8)がファブリックウェブ(7)を引き出すように、アーム(9)がフレーム(8)と駆動連結されることで得られる。

Description

本発明は、請求項1の前段の特徴を備えた、カブリオレ(cabriolet)として形成された乗用車のための風防護壁装置に関する。
カブリオレで走行する際、ルーフを開けた状態では、フロントガラスを超えて上方へ向かい、車室の上を流れる風によって車室内に負圧が生じる。その結果、特にドアウィンドウを上へ上げている場合に、風が後部へ巻き込まれ、乗員の頚部や首筋、頭部領域に直接風が当たり、頭髪が大きく乱れて不快な状態になる。風防護壁によってこの逆流を著しく抑制することができる。その際、風防護壁は車室内の乗員の背後で車両を横断する面に広がる。
特許文献1から、それぞれ1つのシャフトと、シャフト上に巻き取ることが可能なファブリックウェブを含んでいる、2つのロールスクリーン装置を備えた風防護壁装置が公知である。各ロールスクリーン装置のためにはさらに、1つのフレームが備えられており、そのフレームにファブリックウェブが固定され、それを使ってファブリックウェブをシャフトから繰り出すことができる。さらに、各ロールスクリーン装置には、ファブリックウェブが引き出された状態でファブリックウェブの側方縁領域に配置され、シャフトの回転軸に対して横向きに回転可能な2つのサイドアームが備えられている。
公知の風防護壁装置では、サイドアームはファブリックウェブが巻き戻された状態でフレームに重なっている。フレームを引くことで、ファブリックウェブをシャフトから繰り出すことができる。同時に、それによってアームが側方に押しのけられ、その際にフレーム端部がアームに沿って滑る。引き出されたファブリックウェブ終端位置では、アームの自由端はフレーム端部にぴったり付いている。公知の風防護壁装置はさらに、各車両に取り付け可能な容器の中に格納されている。風防護壁が不要な場合、例えばルーフを閉じて走行する場合は、公知の風防護壁装置はファブリックウェブが巻き戻された状態でも容器が車室内で横向きに広がり、輪郭が邪魔になる。
特許文献2から、さらに別の風防護壁装置が公知である。この装置では、1つのファブリックウェブを、ファブリックウェブが固定された少なくとも1つの空気バッグを用いて起こすことができる。ここでは各空気バッグは、ファブリックウェブの側部境界の少なくとも一部を形成している。しかし、走行中に発生する風力は比較的大きいため、少なくとも1つの空気バッグだけによって設置されたファブリックウェブは、比較的不安定な風防護壁を形成する。
特許文献3から、さらに別の風防護壁装置が公知である。この装置では、1つのファブリックウェブを扇子状に設置することができる。
さらに別の風防護壁装置が、特許文献4で明らかである。この装置では、ファブリックウェブが繰り出し可能なロールオーバー保護バーに取り付けられており、ロールオーバー保護バーを繰り出すとファブリックウェブが張られて、それによって自動的に風防護壁が作動するようになっている。しかし、美的な観点からは、走行中にロールオーバー保護バーが繰り出されていることは常に望ましいわけではない。
独国特許第4315139C2号明細書 独国特許第4405707C2号明細書 独国特許第19708156C2号明細書 独国特許出願公開第4119529A1号明細書
本発明の課題は、冒頭で挙げた種類の風防護壁装置の改善された実施形態を提示することであり、特に風防護壁の作動及び作動解除を単純化し、及び/又は風防護壁装置の車両への統合を簡単にするか又は改善することである。
この課題は、発明に基づき、独立請求項の対象によって解決される。有利な実施形態は、従属請求項に開示される。
本発明は、アームの旋回によって、フレームをファブリックウェブの引き出し又は巻き戻しのために動かすように、サイドアームをフレームに駆動的に接続するという、全般的な考えに基づいている。この構造は複数の利点を持っている。フレームを2つのアームと駆動的に接続することで、ファブリックウェブのための、閉じた、自己支持型のサポートフレームをもたらし、それによってこのフレーム、ひいては作動中の風防護壁の安定性が高められる。同時にこの構造は、風防護壁の作動の簡素化を可能にする。例えば、アームのうちの少なくとも1つに、その旋回方向にスプリング力をかけるか、又は適切なアクチュエータを用いて駆動させるとよい。このことによって、例えば風防護壁の自動式繰り出しを実現することができる。
有利な実施形態に従い、各アームは1つの連結レバーを介してフレーム駆動部と連結しているとよい。上述の連結レバーは、一方側が各アームに、他方側がフレームに、それぞれシャフトの回転軸に対して横向きに旋回可能に取り付けられている。この構造により、風防護壁が下がる又は戻る際に、アームはファブリックウェブの全幅に伸びたフレームの下側へと旋回することができる。同時に、この種の連結レバーを使用することで、アームとフレーム間に信頼性の高い強制連結を比較的低費用で実現することができる。
1つの好ましい実施形態に従い、風防護壁装置はアームを駆動するためのアクチュエータを備えているとよい。風防護壁の作動及び作動解除は、これによって追加的に簡素化することができる。特に、アームを内側又は外側へ旋回させるための、つまり風防護壁を作動解除又は作動させるためのアクチュエータを車速に応じて制御するように形成された制御部が備えられているとよい。所与の限界速度、例えば30km/hを超えると、この制御部は自動的に風防護壁を作動させる一方で、限界速度を下回った場合は、風防護壁を自動的に作動解除にする。
本発明のさらなる重要な特徴及び利点は、従属請求項、図及びそれに属する図の説明により、図を使用して示される。
上に挙げて述べられ、以下に説明される特徴は、それぞれ提示された組み合わせだけでなく、他の組み合わせでも、又は単独でも、本発明の枠を離れることなく使用可能であると解釈される。
本発明の好ましい実施例は図に示され、以下の記述で詳細に説明される。その際に同じ符号は同じ、又は類似の、又は機能的に同じ構成部材を指している。
風防護壁が作動している、カブリオレとして形成された乗用車の斜視図である。 図1と同じであるが風防護壁が作動解除時の斜視図である。 風防護壁装置の斜視図である。 風防護壁装置の正面図である。 図4の風防護壁装置の詳細Vの斜視図である。 図4とは反対の側から見た同様の図である。
図1及び図2に従い、カブリオレとして形成された、部分的にのみ示された乗用車1は、詳細には図示していない前席室内を有する室内2を備えている。前席室内には、2つのシート3、つまり1つの運転席シートと1つの助手席シートがあるが、ここではそのうちの1つだけが示されている。後席室内には、2シーターのカブリオレの場合はトランクルームだけしかないが、4シーターのカブリオレの場合には、ここでは2つの別のシートを、又は1つのベンチシートを備えている。例では、後席室内は手荷物等のためのリヤシェルフのみで形成されている。これら図は、ルーフを開いた状態のカブリオレを示している。ここではルーフは、後席室内後方に続いた、後部ルームカバー4によって密閉されている後部ルーム内に格納されている。
後席室内の範囲には、車両1に風防護壁装置5が装備されている。この装置は、図1では作動状態で、図2では作動解除状態で示されている。風防護壁装置5は作動状態で、後席室内で車両走行方向に対して横向きに広がる面に伸び、それによって後部から前席部へ逆流する風を遮る、風防護壁6を形成している。ここでは風防護壁6は、上部に配置されているフレーム8と側方に配置されているアーム9とに取り囲まれたファブリックウェブ7によって形成されている。作動解除状態では、風防護壁6又は風防護壁装置5はそれに隣接する車両1の輪郭に統合されている。
示された例では、車両1には後席室内上部を覆う後席室内カバー10が装備されている。後席室内カバー10は、必要に応じて後席室内でリヤシェルフへ手が届くようにするため、好ましくは後部ルームカバー4に、車両横軸周りに旋回可能に配置されている。後席室内カバー10は、その輪郭に関して、車両1の隣接する範囲の輪郭に、例えばトランクリッドに適合されているとよい。示された例では、風防護壁装置5は後席室内カバー10に統合されている。特に風防護壁装置5は作動解除状態で、自身の形状に関して、後席室内カバー10の形状に統合されている。別法として、風防護壁装置5が直接車両1内、特に後部ルームカバー4内に構造的に統合されている実施形態も考えられる。別法として同様に、風防護壁装置5が後から車両1に取付けられ、それから再び取り外すことができる、1つの自立したユニットとして形成されている実施形態が考えられる。しかし、固定的に取り付けられた実施形態、特に固定的に風防護壁装置5を、自身の取り付け取り外しが簡単に可能な後席室内カバー10に統合することが好ましい。
図3から図6に従い、風防護壁装置5は、シャフト12と、シャフト12上に巻き取り可能なファブリックウェブ7を備えた、ロールスクリーン装置11を含んでいる。シャフト12は、車両走行方向に対して横向きに、ほぼ水平に伸びた回転軸13の周りを回転可能に配置されている。シャフト12は、特に、シャフト12に巻き取り方向にプリロードをかけた、ここでは図示されていないスプリングと連結しているとよい。ファブリックウェブ7は網であると好ましい。
フレーム8は、その造形に関して、風防護壁装置5の作動解除状態において、フレーム8に隣接して配置されている車両部材の輪郭に適合されている。例ではそのために、フレーム8の輪郭は後席室内カバー10の輪郭と一致している。フレーム8はファブリックウェブ7の上端を形成している。ファブリックウェブ7はフレーム8の全長においてフレーム8に固定されている。フレーム8を引くことで、ファブリックウェブ7をシャフト12から繰り出すことができる。
さらに、風防護壁装置5は、シャフト12の回転軸13に対して横向きに回転可能に取り付けられ、ファブリックウェブ7が引き出された状態でファブリックウェブ7の側方縁14付近に配置されている、2つのサイドアーム9を含んでいる。アーム9は、アーム9の旋回が強制的にフレーム8の引き出し又はファブリックウェブ7の巻き取りを駆動するように、フレーム8と駆動連結している。言い換えれば、少なくとも1つのアーム9が旋回作動によってフレーム8が強制的に連動され、それによってフレーム8が強制的にファブリックウェブ7をシャフト12上に巻き戻す、又はシャフト12から巻きほどく。
図4から図6に従い、風防護壁装置5はアーム9とフレーム8間の駆動的強制連結のために、各アーム9に1つの連結レバー15を有している。各連結レバー15は、一方の端部(符号16付近)が各アーム9に、もう一方の端部(符号17付近)がフレーム8に、それぞれシャフト12の回転軸13に対して横向きに旋回可能に取り付けられている。完全に伸展した状態の風防護壁6では、上下又は前後に重なり合った、各アーム9、フレーム8、付属する連結レバー15の各端部が、共に風防護壁6の角部18を形成している。図3、図4、図6に補足的に示されている、収納状態の風防護壁6では、連結レバー15によってアーム9とフレーム8の間にキネマチック(kinematics)が生じる。このキネマチックでは、風防護壁6が下へ下がる場合に、2つのアーム9は各旋回軸の周りに内側へ、つまり互いに重なり合って旋回し、同時に連結レバー15はそのアーム側のマウント16周りを同じ程度まで外側へ、つまり互いに離れるように旋回する。このことによって、フレーム8は旋回運動なしに横向きに、つまり自分自身に平行に下側へ、つまりシャフト12の方向に、動くことができる。この場合、ファブリックウェブ7は、自身の回転軸13周りに動くシャフト12上へ巻き取られることができる。好ましくはシャフト12のこの巻き取り動作はスプリング力によって支援される。同時に、シャフト12のスプリング負荷はファブリックウェブ7を介して、アーム9、連結レバー15、フレーム8によって形成されたフレーム構造を安定化させる。
風防護壁6の作動状態では、フレーム側のマウント17が、車両中央を基準にしてアーム側のマウント16よりも内側にあるのに対して、作動解除状態では外側にある。
風防護壁6の作動状態ではファブリックウェブ7が垂直方向に張られるようにするため、ファブリックウェブ7、シャフト12、及びアーム9は、有利な実施形態に従い、アーム9がその外側への旋回の終端位置に達するより前に、風防護壁6の作動時の状態に、つまり、ファブリックウェブ7を引き出した時の状態にシャフト12が保たれるように、相互に調整される。このことによって、垂直方向に適切な張りをファブリックウェブ7に引き起こすことができる。そのために、ファブリックウェブ7が適切な長さと柔軟性を備えていることは明らかである。
1つの有利な実施形態に従い、ファブリックウェブ7は、その外側縁14が、ファブリックウェブ7の伸展状態で外側に対してへこんだ輪郭を有するように、その側方縁14で裁断されているとよい。さらに、ファブリックウェブ7は各側方縁14の範囲内に、図5に破線で示されたそれぞれ1つのテンション要素27を有し、そのテンション要素27にファブリックウェブ7がその側方縁14の範囲内で固定されているとよい。例えばテンション要素27は、適切な方法でファブリックウェブ7に付けられた1つの紐又はベルトから形成されているとよい。アーム9の外側への旋回時に、このテンション要素27はその長手方向に張られ、それによってくぼんだ外輪郭の半径が拡大され、そのことによって水平方向の張りをファブリックウェブ7にもたらす結果となる。このことによって、ファブリックウェブ7が作動状態でも水平方向に張られることが実現される。
アーム9は、それぞれ2つの互いに平行な部分9a及び9bを有しているとよい。図3から図6には、それぞれただ1つの部分9aのみが示されている。図3と図4では、理解しやすくするために部分9bはそれぞれ省略されている。それとは異なり、図1と図2には、その背後にある部分9aを覆っている、部分9bだけが認識できる。2つの部分9a、9bは、互いに平行に伸び、互いの間に隙間19を形成している。引き出し時にこの隙間19内へ、ファブリックウェブ7が、つまり側方縁14がそれぞれ潜り込み、このことによって、風防護壁6の作動状態ではその側方で、アーム9と各側方縁14との間に隙間がなくなる。2つの部分9a、9bは例えば、一緒に各アーム9を形成し、図示していないスペーサによって互いに固定されている、2つの同時にアーム9の旋回軸の周りを旋回可能な側面部を形成することができる。同様に、隙間19は1つの溝によってアーム9内に形成されてよく、それによって2つの平行な部分9a及び9bが生じる。
目的に応じて、隙間19は各連結レバー15が隙間19内に配置できるように設計される。このことによって、一方では風防護壁6が美的に向上する。他方で、風防護壁6の作動状態における安定性が高められる。なぜなら、連結レバー15及びフレーム8の各端部が、2つの部分9a及び9bの間の隙間19内に配置され、それによって姿勢が安定化されるからである。
図5に従い、フレーム8は例えば、下側へ突き出た縦長リム20と、縦長リム20と上部で境を接し、両側がその上に突き出している横長リム21とを備えたT字型断面を有することができる。風防護壁6が作動解除状態、つまりファブリックウェブ7が引き下ろされた状態では、フレーム8はその縦長リム20と共に各アーム9の隙間19内に潜り込むことができる。同時に、横長リム21はアーム9の内側への旋回位置で、隙間19を上から覆うか又は覆い隠すことができる。このことによって、フレーム9は風防護壁6の作動解除位置でアーム9を隠し、それによってここでは風防護壁装置5をその作動解除状態で、車両のその他の周囲部分と、特に後席室内カバー10へ美的に統合することが達成される。
図6に従い、風防護壁装置5には1つの好ましい実施形態において、連動桿23を介して2つのアーム9を駆動するアクチュエータ22が装備されている。ロッカレバー24を回すことにより、アーム9と連結しアーム9を旋回させるロッド25が駆動される。アクチュエータ22は、好ましくは電気モータであり、ギアユニットを有しているとよい。
アクチュエータ22を操作するために、風防護壁6を自動的に作動及び作動解除できる制御部26が備えられているとよい。その際、制御部26は車速に応じてアクチュエータ22を制御する。あらかじめ定められた、特に手動で設定可能な、例えば30又は50km/hであってよい限界速度を超えると、制御部26が自動的に風防護壁6を作動させる。限界速度を下回ると、制御部26は自動的に風防護壁6を作動解除にする。追加として又は別法として、アクチュエータ22によって風防護壁6の作動及び作動解除を制御可能な、任意に又は手動で操作可能なスイッチが備えられているとよい。
後席室内カバー10は、それを通って散乱性の気流が後席室内に流れ込むことができるように、部分的に例えば格子形状の小さな開口部を備えていてよい。このことによっても、室内2の負圧が低減され、それによって風防護壁機能が支援される。
ここで提案されている風防護壁装置5によって特に有利には、特にモータに支援された好ましくは自動化されて行うことができる、特に快適な操作手段を実施することができる。さらに後席室内カバー10内への収容は特に有利である。なぜなら、風防護壁装置5は例えば後席室内へアクセスすることが可能になるよう、後席室内カバー10と共に外側へ旋回可能であるからである。さらに、提案された風防護壁装置5は、その特にコンパクトな構造を特徴とする。

Claims (11)

  1. カブリオレとして形成された乗用車のための風防護壁装置であって、
    シャフト(12)及び該シャフト(12)の上に巻き取り可能なファブリックウェブ(7)を有するロールスクリーン装置(5)と、
    該ファブリックウェブ(7)を固定し、該ファブリックウェブ(7)と共に該シャフト(12)から繰り出し可能なフレーム(8)と、
    該ファブリックウェブ(7)が引き出された状態で該ファブリックウェブ(7)の側方縁(14)の範囲に配置され、該シャフト(12)の回転軸(13)に対して横向きに回転可能な2つのサイドアーム(9)と
    を備えた風防護壁装置において、
    該アーム(9)の外側への旋回により該フレーム(8)が該ファブリックウェブ(7)を引き出すように、該アーム(9)が該フレーム(8)と駆動連結されることを特徴とする風防護壁装置。
  2. 前記各アーム(9)が連結レバー(15)を介して前記フレーム(8)と駆動連結され、前記連結レバー(15)は、一方が前記各アーム(9)に、他方が前記フレーム(8)に、それぞれ前記シャフト(12)の前記回転軸(13)に対して横向きに旋回可能に取り付けられていることを特徴とする、請求項1に記載の風防護壁装置。
  3. 前記ファブリックウェブ(7)、前記シャフト(12)及び前記アーム(9)は、前記アーム(9)がその外側への旋回の終端位置に達する前に、前記ファブリックウェブ(7)が引き出された時の状態に前記シャフト(12)が保たれるように、相互に調整されることを特徴とする、請求項1又は2に記載の風防護壁装置。
  4. 前記ファブリックウェブ(7)の前記側方縁(14)が外側に対してへこんだ部分を有し、
    前記側方縁(14)の範囲内に、前記アーム(7)が外側に旋回した場合に張られるそれぞれ1つのテンション要素(27)が配置されていることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の風防護壁装置。
  5. 前記各アーム(9)が、2つの互いに平行な部分(9a、9b)を有し、その間に隙間(19)が形成され、前記ファブリックウェブ(7)の引き出し時に前記ファブリックウェブ(7)がその前記各側方縁(14)の範囲内で前記隙間(19)に潜り込むことを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の風防護壁装置。
  6. 前記連結レバー(15)が前記各アーム(9)の前記隙間(19)内に配置されていることを特徴とする、請求項5及び2に記載の風防護壁装置。
  7. 前記フレーム(8)は、前記各アーム(9)がその内側への旋回の終端位置に旋回することに伴い、前記ファブリックウェブ(7)が巻き戻された状態で、前記隙間(19)を覆うことを特徴とする、請求項5又は6に記載の風防護壁装置。
  8. 前記フレーム(8)は、前記各アーム(9)がその内側への旋回の終端位置に旋回することに伴い、前記ファブリックウェブ(7)が巻き戻された状態で、少なくとも部分的に前記隙間(19)に潜り込むことを特徴とする、請求項5から7のいずれか一項に記載の風防護壁装置。
  9. 前記アーム(9)を駆動するためのアクチュエータ(22)が備えられていることを特徴とする、請求項1から8に記載の風防護壁装置。
  10. 前記アーム(9)を内側又は外側へ旋回させるために、車速に依存して前記アクチュエータ(22)を制御するための制御部(26)が備えられていることを特徴とする、請求項9に記載の風防護壁装置。
  11. 請求項1から10のいずれか一項に記載の風防護壁装置(5)を備えた、カブリオレとして形成された乗用車。
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