JP2011257124A - 熱交換装置 - Google Patents

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孝昭 中曽根
Yoshihiko Takayama
吉彦 高山
Toshihiko Hashimoto
俊彦 橋本
Koji Iio
耕次 飯尾
Yota Soga
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    • Y02B30/56Heat recovery units

Abstract

【課題】熱交換装置本体の点検口から、複数の熱交換素子を対向させて配置し風路を形成した熱交換素子ユニットとすることで、メンテナンス作業を容易にすることを目的とする。
【解決手段】複数の板体10cをそれぞれ所定間隔に離した状態で重合させ、板体10cの間に室内空気、外気を交互に通じて熱交換を行う熱交換素子11とを備えた熱交換装置であって、熱交換素子11は、室内空気の吐出口(素子内気吐出口11a)と外気の吐出口(素子外気吐出口11b)とが隣接して設けられ、さらに、複数の前記熱交換素子11を素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bの境界部分を対向させて配置して一体とした熱交換素子ユニット12を形成したことにより、メンテナンス時に複数の熱交換素子11を仕切る風路を別々に外すことなく、熱交換素子11と風路を一体にした熱交換素子ユニット12とすることで、メンテナンス作業を容易にする熱交換装置を提供できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内換気を室内空気と屋外空気をファンモーターによる送風と熱交換素子によって、省エネルギーでおこなうにあたり、屋外からの給気と室内からの排気をダクトを介して行なう熱交換装置において、熱交換素子のメンテナンスに関する。
熱交換装置の従来例として図15〜図16を参照しながら説明する。
図15および図16に示すように、熱交換装置の本体100は下面に点検カバー101を、側面に室内吸込口102と室内吹出口103と、屋外吸込口104と屋外吹出口105を有し、また、中央部内に排気用羽根106と給気用羽根107を電動機108に装着し排気用羽根106の外側に排気用ファンケーシング109と、給気用羽根107の外側に給気用ファンケーシング110とを設け、L字の風路を積層して構成された複数の熱交換素子111を排気用ファンケーシング109および給気用ファンケーシング110の外周部に配置し、屋外吸込口104から給気用風路構成板112と熱交換素子111と給気用羽根107および吹出管113を通じ室内吹出口103に連通する給気風路114と、室内吸込口102から排気用風路構成板115と熱交換素子111と排気用羽根106および吹出管113を通じ屋外吹出口105に連通する排気風路116を設けた構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
この構成において、排気用ファンケーシング109と給気用ファンケーシング110の外周部に配置された複数の熱交換素子111をメンテナンスする際、本体100の下面に有した点検カバー101を外してから熱交換素子111を取り出す。このため熱交換素子111を外す場合、点検カバー101は、少なくとも排気用ファンケーシング109と給気用ファンケーシング110の投影面積より大きくする必要があり、排気用ファンケーシング109と給気用ファンケーシング110を取り外さず熱交換素子111を外す場合は、点検カバー101の大きさを更に大きくしなければならない。また、本体100の4面ある側面のうち、1つの側面から熱交換素子111をメンテナンスする場合(図示せず)、全ての熱交換素子111を外すためには、必ず排気用ファンケーシング109と給気用ファンケーシング110を外す必要があった。
特開2006−349223号公報
このような従来の熱交換装置においては、熱交換装置本体に取り付けられた複数の熱交換素子により、風路構造が複雑になりメンテナンス作業が困難であるという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、熱交換装置本体の点検口から、複数の熱交換素子を対向させて配置し風路を形成した熱交換素子ユニットとすることで、メンテナンス作業を容易にした熱交換装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明は、室内空気を吸い込む内気口とその吸い込んだ空気を外部に排出する排気口および外気空気を吸い込む外気口とその吸い込んだ外気を室内に供給する給気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた室内空気用の第1送風ファンおよび外気用の第2送風ファンと、前記本体ケース内において、複数の板体をそれぞれ所定間隔を離した状態で重合させ、前記板体の間に室内空気、外気を交互に通じて熱交換を行う熱交換素子とを備えた熱交換装置であって、前記熱交換素子は、室内空気の吐出口と外気の吐出口とが隣接して設けられ、さらに、複数の前記熱交換素子を室内空気の吐出口と外気の吐出口の境界部分(以降、吐出口境界部)を対向させて配置して一体とした熱交換素子ユニットを形成し、対向した前記熱交換素子の吐出口境界部を連結させ、室内空気の吐出口側、外気の吐出口側にそれぞれ内気通風路、外気通風路を形成し、この内気通風路を第1送風ファンに通じ、前記外気通風路を前記第2送風ファンに通じたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、室内空気を吸い込む内気口とその吸い込んだ空気を外部に排出する排気口および外気空気を吸い込む外気口とその吸い込んだ外気を室内に供給する給気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた室内空気用の第1送風ファンおよび外気用の第2送風ファンと、前記本体ケース内において、複数の板体をそれぞれ所定間隔を離した状態で重合させ、前記板体の間に室内空気、外気を交互に通じて熱交換を行う熱交換素子とを備えた熱交換装置であって、前記熱交換素子は、室内空気の吐出口と外気の吐出口とが隣接して設けられ、さらに、複数の前記熱交換素子を室内空気の吐出口と外気の吐出口の境界部分(以降、吐出口境界部)を対向させて配置して一体とした熱交換素子ユニットを形成し、対向した前記熱交換素子の吐出口境界部を連結させ、室内空気の吐出口側、外気の吐出口側にそれぞれ内気通風路、外気通風路を形成し、この内気通風路を第1送風ファンに通じ、前記外気通風路を前記第2送風ファンに通じたという構成にしたことにより、複数の熱交換素子とその熱交換素子の内気通風路と外気通風路が混ざることなく風路を形成する吐出境界部を配した熱交換素子ユニットとなるので、メンテナンス時に複数の熱交換素子を仕切る風路を別々に外すことなく、熱交換素子と風路を一体にした熱交換素子ユニットとすることで、メンテナンス作業を容易にするという効果を得ることができる。
本発明の実施の形態1の熱交換装置の概略構造を示す平面図 同熱交換装置の概略構造を示す正面図 同熱交換装置の熱交換素子を示す斜視図 同熱交換装置の熱交換素子ユニットを示す側面断面図 同熱交換装置の熱交換素子ユニットを示す正面斜視図 同熱交換装置の熱交換素子ユニットを示す背面斜視図 同熱交換装置の直交流タイプ素子を示す斜視図 同熱交換装置の直交流タイプ素子を用いた熱交換素子ユニットを示す側面断面図 本発明の実施の形態2の熱交換装置の概略構造を示す正面図 同熱交換装置の熱交換素子ユニットを示す正面斜視図 同熱交換装置の熱交換素子ユニットを示す背面斜視図 本発明の実施の形態3の熱交換装置の概略構造を示す平面図 同熱交換装置の概略構造を示す正面図 同熱交換装置の熱交換素子ユニットを示す正面斜視図 従来の熱交換装置の概略構造を示す正面図 同熱交換装置の概略構造を示す平面図
本発明の請求項1記載の熱交換装置は、室内空気を吸い込む内気口とその吸い込んだ空気を外部に排出する排気口および外気空気を吸い込む外気口とその吸い込んだ外気を室内に供給する給気口を有する本体ケースと、この本体ケース内に設けられた室内空気用の第1送風ファンおよび外気用の第2送風ファンと、前記本体ケース内において、複数の板体をそれぞれ所定間隔を離した状態で重合させ、前記板体の間に室内空気、外気を交互に通じて熱交換を行う熱交換素子とを備えた熱交換装置であって、前記熱交換素子は、室内空気の吐出口と外気の吐出口とが隣接して設けられ、さらに、複数の前記熱交換素子を室内空気の吐出口と外気の吐出口の境界部分(以降、吐出口境界部)を対向させて配置して一体とした熱交換素子ユニットを形成し、対向した前記熱交換素子の吐出口境界部を連結させ、室内空気の吐出口側、外気の吐出口側にそれぞれ内気通風路、外気通風路を形成し、この内気通風路を第1送風ファンに通じ、前記外気通風路を前記第2送風ファンに通じるという構成を有する。これにより、複数の熱交換素子とその熱交換素子の内気通風路と外気通風路が混ざることなく風路を形成する吐出境界部を配した熱交換素子ユニットとするとなるので、メンテナンス時に複数の熱交換素子を仕切る風路を別々に外すことなく、熱交換素子と風路を一体にした熱交換素子ユニットとすることで、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。
また、前記熱交換素子ユニットは、前記内気通風路、前記外気通風路の出口側をそれぞれ第1送風ファン、前記第2送風ファンに正対させ、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路、前記外気通風路の出口を形成する面の対向面側に本体ケースの点検カバーを設けたものである。このような構成により、熱交換素子ユニットを取り出しやすくするものである。
また、前記熱交換素子ユニットの送風ファンと反対側に取っ手を設け、前記熱交換装置の本体ケース側面から取り出すことができるようにしたという構成にしてもよい。これにより、送風ファンと反対側に取っ手を設けた熱交換素子ユニットとなるので、メンテナンス作業に複数の熱交換素子を個別に取り出すことなく熱交換素子ユニットとして一体で取り出せ、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。
また、前記熱交換素子は、略長方形の板体を複数枚重合させた構成であって、板体上にL字状の通風レーンを設けたという構成にしてもよい。これにより、熱交換素子ユニットを構成する風路断面および外形が略長方形となるので、風路断面が複雑にならず、熱交換素子ユニットを並列で配しても風路が複雑にならず収まりを容易とするという効果を奏する。
また、内気通風路、外気通風路の送風ファン側を熱交換素子から突出させた突出部を設けた構成にしてもよい。これにより、第1送風ファンに通じる内気通風路と、第2送風ファンに通じる外気通風路の開口面積を大きくした熱交換素子ユニットとなるので、熱交換素子ユニットの内気通風路と外気通風路の風速を落とし内部圧力損失の低減をすることで、第1送風ファンおよび第2送風ファンの必要とするエネルギーを低減することができるという効果を奏する。
また、前記熱交換素子ユニットには、前記内気通風路、前記外気通風路に沿って複数の熱交換素子を配置し、この熱交換素子の板体は、前記送風ファン側(風路下流側)よりも反対側(風路上流側)の間隔を広げた拡大板体を設けたという構成にしてもよい。これにより、熱交換装置の板体の間隔を変化させ、開口率を変化させた熱交換素子ユニットとなるので、熱交換素子ユニットの流れ易い送風ファン側の圧損を上げ、流れ難い反対側の圧損を下げることで、熱交換素子ユニットの分布の改善とトータル圧損を低減することができるという効果を奏する。
また、前記熱交換素子ユニットには、前記内気通風路、前記外気通風路に沿って複数の熱交換素子を配置し、前記送風ファン側(風路下流側)の前記熱交換素子は、室内空気の吐出口と外気の吐出口の開口面が前記送風ファン側に向いているという構成にしてもよい。これにより、熱交換素子ユニットの送風ファン側を別風路とすることで、内気通風路および外気通風路の風速を低減するので、熱交換素子ユニットのトータル圧損を低減することができるという効果を奏する。
また、前記熱交換素子の吸込面に、この熱交換素子の吸込面面積より小さいフィルター開口面をもつフィルターレールを設け、このフィルターレールにフィルターを設けた構成にしてもよい。これにより、前記熱交換素子より上流側にフィルターがあるので前記送風レーンへゴミなどの付着軽減や虫の侵入防止や外気空気の清浄化をすることができるという効果を奏する。
また、前記フィルターレールは、前記送風ファン側と反対側にフィルター取出口を設け、前記熱交換装置の本体ケース側面からフィルターを取り出すことができるようにした構成にしてもよい。これにより、前記熱交換素子ユニットや前記熱交換素子や前記熱交換素子を仕切る風路を外さなくても、フィルターをメンテナンスすることができるという効果を奏する。
また、前記熱交換素子ユニットは、L字状の通風レーンを設けた略長方形の板体を複数枚重合させた熱交換素子を有し、前記内気通風路、前記外気通風路の出口側をそれぞれ第1送風ファン、前記第2送風ファンに正対させ、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路もしくは前記外気通風路の入口を形成する面側に本体ケースの点検カバーを設けた構成にしてもよい。これにより、熱交換素子ユニットを取り出しやすくするものである。
また、前記熱交換素子ユニットは、前記本体ケース内において、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路、前記外気通風路の入口に空間を形成するための保持脚を設けた構成にしてもよい。これにより、熱交換素子ユニットを本体ケース内に固定できるので、熱交換素子を本体ケース内の諸望の空間に配することができるものである。
また、前記熱交換素子ユニットの保持脚には、前記熱交換素子ユニットを前記熱交換装置の本体ケース上面もしくは下面から取り出すことができる取っ手を設けた構成にしてもよい。これにより、メンテナンス作業に複数の熱交換素子を個別に取り出すことなく熱交換素子ユニットとして一体で取り出せ、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。
また、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路と前記内気口と間に内気フィルターを有し、この内気フィルターを摺動させることができる内気フィルターガイドを設けた構成にしてもよい。これにより、熱交換素子ユニットや熱交換素子や熱交換素子を仕切る風路を外さなくても、内気フィルターをメンテナンスすることができるという効果を奏する。
また、前記内気フィルターは、前記熱交換装置の本体ケース上面もしくは下面から取り出す構成にしてもよい。これにより、内気フィルターのメンテナンス方向が熱交換素子ユニットのメンテ方向と同一方向となり、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。
また、前記熱交換素子ユニットの前記外気通風路と前記外気口と間に外気フィルターを有し、この外気フィルターを摺動させることができる外気フィルターガイドを設けた構成にしてもよい。これにより、熱交換素子ユニットや熱交換素子や熱交換素子を仕切る風路を外さなくても、外気フィルターをメンテナンスすることができるという効果を奏する。
また、前記外気フィルターは、前記熱交換装置の本体ケース上面もしくは下面から取り出す構成にしてもよい。これにより、外気フィルターのメンテナンス方向が熱交換素子ユニットのメンテ方向と同一方向となり、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
本発明の第1の実施の形態について、図1、2を用いて説明する。図1〜図2に示すように、本体ケース1の側面1aには、ダクト等(図示せず)を介して室内で発生した汚染空気を吸い込む内気口2とその吸い込んだ空気を外部に排出する排気口3、および外気空気を吸い込む外気口4とその吸い込んだ外気を室内に供給する給気口5を有している。この本体ケース1の少なくとも一面には、点検カバー1bを有している。本体ケース1内には室内空気用の第1送風ファンとして排気用羽根6aと排気用ケーシング6bで構成された排気用ファン6が設けられている。同様に、外気用の第2送風ファンとして給気用羽根7aと給気用ケーシング7bで構成された給気用ファン7が設けられている。さらに本体ケース1内には、内気口2と排気用ファン6と排気口3を連通した排気風路6c(図1および図2において●から○に至る風路経路)と、外気口4と給気用ファン7と給気口5を連通した給気風路7c(図1および図2において■から□に至る風路経路)が混流しないように風路仕切り8によって仕切られて設けられている。この風路仕切り8の一部としてモータベース9aがあり、このモータベース9aに排気用羽根6aと給気用羽根7aを回転駆動させるモータ9bが固定されている。排気風路6cと給気風路7cの風路には熱交換素子11を介在させた熱交換素子ユニット12を配している。
この熱交換素子ユニット12は、本体ケース1内の点検カバー1b側に配し、素子レール12fによってこの本体ケース1内に固定される。さらに、この熱交換素子ユニット12は、点検カバー1bを外すと本体ケース1内側から点検カバー1bの方向へスライドさせることができる。
ここで、図3〜図6を用いて、熱交換素子ユニット12の構造を詳細に説明する。
熱交換素子11は、L字状の壁10aによりL字通風レーン10bを設けた略長方形の複数の板体10cをそれぞれ所定間隔、例えば1〜3mmの間隔で離して重合させたものである。この板体10cは、熱伝熱板10dとL字状の壁10aとで構成されている。熱伝熱板10dは、その表裏に室内空気と外気を通じて潜熱や顕熱の熱交換を行うものである。そして、上述のとおり、この板体10cを所定間隔離して複数枚重合し、その板体10c間に交互に室内空気と外気を通じて熱交換を行うのである。
そして熱交換素子11は、複数の熱交換素子11を並列に組み合わせても風路構造が複雑にならない熱交換素子ユニット12となっている。すなわち、熱交換素子11は、排気風路6cと給気風路7cとを有している。そして、排気風路6cには、室内空気を吸い込む素子内気吸込口11eと素子内気吐出口11aが設けられ、また、給気風路7cには、外気空気を吸い込む素子外気吸込口11fと素子外気吐出口11bが設けられている。素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bは隣接して設けられている。このような複数の熱交換素子11を、素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bの境界部分(以降、吐出口境界部11c)を対向させて配置して熱交換素子ユニット12を構成している。対向した熱交換素子11の吐出口境界部11c同士は、風路境界板11dで連結されている。また、素子内気吸込口11eの端部同士、素子外気吸込口11fの端部同士は、それぞれ、突出部11iで連結されている。熱交換素子ユニット12の排気用ファン6と給気用ファン7側の面をファン側外装面12cとし、反対となる側の面を点検口側外装面12dとしている。この熱交換素子ユニット12は、素子内気吐出口11aを有する内気通風路12aと素子外気吐出口11bを有する外気通風路12bの2つの風路を有している。内気通風路12aは排気用ファン6に通じ、外気通風路12bは給気用ファン7に通じている。
この熱交換素子ユニット12には、前述したように複数の熱交換素子11が用いられているが、点検口側(点検口側外装面12d側)とファン側(ファン側外装面12c側)とでも分けられている。(すなわち、内気通風路12a、外気通風路12bに沿って上流側から下流側に、複数の熱交換素子11が並べられている。)点検口側外装面12d側(風路上流側)の熱交換素子11は、風路境界板11d側(風路下流側)に素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bを向けている。また、ファン側外装面12c側の熱交換素子11は、ファン側外装面12c側に素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bを向けている。すなわち、点検口側外装面12d側の熱交換素子11とファン側外装面12c側の熱交換素子11とは、90°回転した形で配置されている。なお、点検口側外装面12dとファン側外装面12cとの距離が長く、3つ以上の熱交換素子11を用いる場合には、点検口側外装面12d側の熱交換素子11とファン側外装面12c側の熱交換素子11に挟まれた熱交換素子11は、素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bが風路境界板11d側を向いた構成となっている。
また、突出部11iは、点検口側外装面12dからファン側外装面12cに向かって、内気通風路12aと外気通風路12bの各々の断面積が拡大するように傾斜がついた形で構成される。
このような構成によれば、熱交換素子11の一部の吐出口(素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11b)がファン側に向いていることで、内気通風路12aと外気通風路12b内の圧力損失を上げないようにしている。また、内気通風路12aと外気通風路12bの断面積を拡大するようにして内気通風路12aと外気通風路12b内の圧力損失を上げないようにしている。そのため、内気通風路12aと外気通風路12bの風速は低減されるので熱交換素子ユニット12のトータル圧力損失の低減ができ、排気用ファン6および給気用ファン7のファンの必要とするエネルギーを減らすことにより、モータ9bに必要とされる出力エネルギーを低減できる構造となっている。
また、熱交換素子ユニット12は、点検口側外装面12dの内気通風路12aと外気通風路12bの風路に面しない側に、取っ手12eがついた形で構成されている。この取っ手12eは、弾力性のある材質で構成し、点検カバー1bを閉める際、点検カバー1b自身で押し付けることにより、内気通風路12aと外気通風路12bの出口、すなわち、ファン側外装面12cが押し付けられて密着することになる。
そして、素子内気吸込口11eと素子外気吸込口11fにはフィルターレール13が設けられている。このフィルターレール13と素子内気吸込口11eとの間には内気フィルター13aを、フィルターレール13と素子外気吸込口11fとの間には外気フィルター13bが取り付けられる構造となっている。この内気フィルター13aおよび外気フィルター13bは、熱交換素子ユニット12を固定した状態でファン側外装面12cから点検口側外装面12dの方向へスライドさせることができる。ここでフィルターレール13間の幅は、素子内気吐出口11aとその対向面との距離、および素子外気吐出口11bとその対向面との距離よりも小さくなっており、各フィルターが熱交換素子11よりも下面になった場合でも、素子内気吸込口11eもしくは素子外気吸込口11fとの密着性を保った構造となる。
次に、本体ケース1内部の風路構成を説明する。モータ9bを駆動すると、モータ9bの回転軸に取り付けられた排気用ファン6と給気用ファン7が回転し、内気口2と外気口4が陰圧となる。屋内で発生した汚染物質を含む排気空気は、ダクト等(図示せず)から内気口2を介して本体ケース1の内部へ流れ込み、外気からの給気空気は、ダクト等(図示せず)から外気口4を介して本体ケース1へ流れ込む。そして、内気口2から本体ケース1に流入した排気空気は、熱交換素子11の素子内気吐出口11aから排気用ファン6を通り排気口3へ通じる排気風路6cと、外気口4と熱交換素子11の素子外気吸込口11fの風路と、熱交換素子11の素子外気吐出口11bから給気用ファン7を通り給気口5へ通じる給気風路7cに混ざることなく、複数の熱交換素子11で構成された熱交換素子ユニット12に流入する。一方、外気口4から本体ケース1に流入した給気空気は、熱交換素子11の素子外気吐出口11bから給気用ファン7を通り給気口5へ通じる給気風路7cと、内気口2と熱交換素子11の素子内気吸込口11eの風路と、熱交換素子11の素子内気吐出口11aから排気用ファン6を通り排気口3へ通じる排気風路6cに混ざることなく、複数の熱交換素子11で構成された熱交換素子ユニット12に流入する。
ここで、熱交換素子ユニット12の内部の流れを詳細に説明する。
熱交換素子ユニット12の熱交換素子11では、素子内気吸込口11eおよび素子外気吸込口11fから流入した各々の空気が、複数枚で構成される熱伝熱板10dによって排気空気と給気空気が混流すること無く顕熱や潜熱を受け渡し熱交換される。熱交換された排気空気は、素子内気吐出口11aから内気通風路12aを通り排気用ファン6に流入し、排気用ファン6から排気口3を介して屋外に排気される。一方、熱交換された給気空気は、素子外気吐出口11bから外気通風路12bを通り給気用ファン7に流入し、給気用ファン7から給気口5を介して屋内へ給気される。
このとき、内気口2から流入した排気空気に含まれる屋内の塵埃等のゴミは、内気フィルター13aに付着し、外気口4から流入した給気空気に含まれる外気の塵埃等のゴミは、外気フィルター13bに付着することで熱交換素子11内の風路に入るのを防止するのとともに、屋内への塵埃等の流入を防止する。
なお、図3〜図6に示すように熱交換素子ユニット12は、L字通風レーン10bを有する熱交換素子11としたが、図7〜図8に示す直交流タイプ素子11hを用いて熱交換素子ユニット12を構成してもよい。
次にメンテナンス時に関して説明する。内気フィルター13aおよび外気フィルター13bをメンテナンスする場合は、本体ケース1の側面1aに設けられた点検カバー1bを外す。そうすると、熱交換素子ユニット12と内気フィルター13aと外気フィルター13bが露出する。内気フィルター13aと外気フィルター13bは、熱交換素子ユニット12を外すことなくフィルターレール13をスライドしながら本体ケース1内部から容易に取り出して、各々のフィルターのみメンテナンスすることができる。
熱交換素子ユニット12をメンテナンスする場合は、本体ケース1の側面1aに設けられた点検カバー1bを外すと、熱交換素子ユニット12の取っ手12eが本体ケース1から露出する。複数の熱交換素子11と内気通風路12aと外気通風路12bで構成された熱交換素子ユニット12は、素子レール12fによってガイドされており、取っ手12eを引っ張ると、素子レール12fに沿ってスライドしながら本体ケース1の外部へ容易に取り出すことができる。
このように本発明の実施の形態1の熱交換装置によれば、メンテナンス時に複数の熱交換素子11を仕切る風路を別々に外すことなく、複数の熱交換素子11と風路を一体にした熱交換素子ユニット12とすることで、熱交換素子11を並列で配しても風路が複雑にならず収まりを容易としながら、個別に熱交換素子11を取り出すことなく熱交換素子ユニット12として一体で取り出すことで、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。
また、熱交換素子ユニット12へフィルター(内気フィルター13a、外気フィルター13b)を搭載することで、熱交換素子へのゴミなどの付着軽減や虫の侵入防止や外気空気の清浄化をしながら、熱交換素子11や熱交換素子11を仕切る風路や熱交換素子ユニット12を外さなくても、フィルターをメンテナンスすることができるという効果を奏する。
(実施の形態2)
図9〜図11において、図1〜図6と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態と同様に、熱交換素子ユニット12には、複数の熱交換素子11が用いられているが、点検口側(点検口側外装面12d側)からファン側(ファン側外装面12c側)に複数の熱交換素子11が並べられている。(すなわち、内気通風路12a、外気通風路12bに沿って、上流側から下流側に複数の熱交換素子11が並べられている。)。
図示しないが、熱交換素子ユニット12は、L字状の壁10aの高さが1〜3mmとなる板体10cを重合させた熱交換素子11と、L字状の壁10aの高さが板体10cより高く、例えば1〜3mmの1.5倍となる拡大板体10eを重合させた熱交換素子11で構成されている。点検口側外装面12d側(風路上流側)の熱交換素子11は、拡大板体10eを重合させた熱交換素子11を用いる。一方、ファン側外装面12c側(風路下流側)の熱交換素子11は、板体10cを重合させた熱交換素子11を用いる。点検口側外装面12dとファン側外装面12cとの距離が長く、3つ以上の熱交換素子11を用いる場合には、点検口側外装面12d側の熱交換素子11とファン側外装面12c側の熱交換素子11に挟まれた熱交換素子11は、板体10cを重合させた熱交換素子11で、素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bが風路境界板11d側を向いた構成となっている。
ここで、L字状の壁10aの高さが同じとなる板体10cで熱交換素子11を構成した場合、点検口側外装面12d側の熱交換素子11は、ファン側外装面12c側の熱交換素子11と比べると、排気用ファン6および給気用ファン7から遠いために流れ難くなっている。そのため、熱交換素子ユニット12の風速分布にアンバランスが生じる。しかし、点検口側外装面12d側の熱交換素子11を拡大板体10eで重合させた熱交換素子11で構成した場合、点検口側外装面12d側の熱交換素子11は、ファン側外装面12c側の熱交換素子11と比べると風路圧損が低くなる。従って、熱交換素子11を流れる風速分布の改善とトータル圧損を低減ができ、排気用ファン6および給気用ファン7のファンの必要とするエネルギーを減らすことにより、モータ9bに必要とされる出力エネルギーを低減できる。
(実施の形態3)
図12〜図14において、図1〜図6と同様の構成要素については同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
第1の実施の形態と同様に、本体ケース1の側面1aには、ダクト等(図示せず)を介して室内で発生した汚染空気を吸い込む内気口2とその吸い込んだ空気を外部に排出する排気口3、および外気空気を吸い込む外気口4とその吸い込んだ外気を室内に供給する給気口5を有している。この本体ケース1の少なくとも上面1cもしくは下面1dには、点検カバー1bを有している。本体ケース1内には室内空気用の第1送風ファンとしての排気用ファン6と外気用の第2送風ファンとしての給気用ファン7が設けられている。さらに本体ケース1内には、内気口2と排気用ファン6と排気口3を連通した排気風路6c(図12および図13において●から○に至る風路経路)と、外気口4と給気用ファン7と給気口5を連通した給気風路7c(図12よび図13において■から□に至る風路経路)が混流しないように風路仕切り8によって仕切られて設けられている。この風路仕切り8の一部としてモータベース9aがあり、このモータベース9aに排気用羽根6aと給気用羽根7aを回転駆動させるモータ9bが固定されている。排気風路6cと給気風路7cの風路には熱交換素子11を介在させた熱交換素子ユニット12を配している。
この熱交換素子11は、第1の実施の形態と同様、図3に示すように、L字状の壁10aによりL字通風レーン10bを設けた略長方形の複数の板体10cをそれぞれ所定間隔、例えば1〜3mmの間隔で離して重合させたものである。L字状の壁10aは、樹脂もしくは板金で構成されている。そして、熱交換素子ユニット12は、素子内気吐出口11a同士、素子外気吐出口11b同士を対面させるように複数の熱交換素子11を配置している。熱交換素子ユニット12には、素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bとを仕切って、内気通風路12aと外気通風路12bが混流しないように風路境界板11dが設けられている。また、ファン側外装面12c側の素子内気吐出口11aと素子外気吐出口11bに向かって各々の断面積が拡大するように傾斜がついた突出部11iをもっている。
さらに、本体ケース1内に固定した際、素子内気吸込口11e側、素子外気吸込口11f側に空間を形成するように、保持脚14を設ける。この空間は、熱交換素子11の素子内気吸込口11eの入口と素子外気吸込口11fの入口空間となる。この保持脚14には、メンテナンスの際に取り出す、あるいは、取り付けるときの持ち手となる取っ手14aが設けられている。すなわち、上面1cもしくは下面1dの点検カバー1bを外すと、この熱交換素子ユニット12の保持脚14に配している取っ手14aを引っ張ることで、本体ケース1内側から点検カバー1bの方向へスライドさせることができる。
そして、図12に示すように、内気口2と素子内気吸込口11eの間には、内気フィルターガイド13cがあり、この内気フィルターガイド13cに内気フィルター13aが装着される。内気フィルター13aは、内気フィルターガイド13cに沿って本体ケース1内側から点検カバー1bの方向へスライドすることができる。また、同様に外気口4と素子外気吸込口11fの間には外気フィルターガイド13dがあり、この外気フィルターガイド13dに外気フィルター13bが装着される。外気フィルター13bは、外気フィルターガイド13dに沿って本体ケース1内側から点検カバー1bの方向へスライドすることができる。
次にメンテナンス時に関して説明する。内気フィルター13aおよび外気フィルター13bをメンテナンスする場合は、本体ケース1の上面1cもしくは下面1dの点検カバー1bを外す。そうすると、熱交換素子ユニット12と内気フィルター13aと外気フィルター13bが露出する。内気フィルター13aと外気フィルター13bは、熱交換素子ユニット12を外すことなく内気フィルターガイド13cもしくは外気フィルターガイド13dに沿ってスライドさせて、本体ケース1内部から容易に取り出すことができる。そして、各々のフィルターのみメンテナンスすることができる。
熱交換素子ユニット12をメンテナンスする場合は、本体ケース1の上面1cもしくは下面1dの点検カバーを外すと、熱交換素子ユニット12の取っ手14aが本体ケース1から露出する。複数の熱交換素子11と内気通風路12aと外気通風路12bで構成された熱交換素子ユニット12は、取っ手14aを引っ張ると、上下方向にスライドしながら本体ケース1の外部へ容易に取り出すことができる。
このように本発明の実施の形態3の熱交換装置によれば、複数の熱交換素子11と風路を一体にした熱交換素子ユニット12とすることで、メンテナンス時に複数の熱交換素子11を仕切る風路を別々に外すことなく、個別に熱交換素子11を取り出すことなく熱交換素子ユニット12として一体で取り出すことができ、メンテナンス作業を容易にするという効果を奏する。また、このような構成によれば、熱交換素子11を並列で配しても風路が複雑にならず、かつ、限られた空間内に収まり、コンパクトな熱交換装置を構成できる。
また、熱交換素子ユニット12へフィルター(内気フィルター13a、外気フィルター13b)を搭載することで、熱交換素子へのゴミなどの付着軽減や虫の侵入防止や外気空気の清浄化をしながら、熱交換素子11や熱交換素子11を仕切る風路や熱交換素子ユニット12を外さなくても、フィルターをメンテナンスすることができるという効果を奏する。
本発明のかかる熱交換装置は、複数の熱交換素子を熱交換素子ユニットとして一体化し、メンテナンスを容易にしたもので、非居住の建築物で専門業者がメンテナンスする熱交換装置だけでなく、一般居住の建築物で居住者がメンテナンスする熱交換装置として有用である。
1 本体ケース
1a 側面
1b 点検カバー
1c 上面
1d 下面
2 内気口
3 排気口
4 外気口
5 給気口
6 排気用ファン
6a 排気用羽根
6b 排気用ケーシング
6c 排気風路
7 給気用ファン
7a 給気用羽根
7b 給気用ケーシング
7c 給気風路
8 風路仕切り
9a モータベース
9b モータ
10a L字状の壁
10b L字通風レーン
10c 板体
10d 熱伝熱板
10e 拡大板体
11 熱交換素子
11a 素子内気吐出口
11b 素子外気吐出口
11c 吐出口境界部
11d 風路境界板
11e 素子内気吸込口
11f 素子外気吸込口
11h 直交流タイプ素子
11i 突出部
12 熱交換素子ユニット
12a 内気通風路
12b 外気通風路
12c ファン側外装面
12d 点検口側外装面
12e 取っ手
12f 素子レール
13 フィルターレール
13a 内気フィルター
13b 外気フィルター
13c 内気フィルターガイド
13d 外気フィルターガイド
14 保持脚
14a 取っ手

Claims (17)

  1. 室内空気を吸い込む内気口とその吸い込んだ空気を外部に排出する排気口および外気空気を吸い込む外気口とその吸い込んだ外気を室内に供給する給気口を有する本体ケースと、
    この本体ケース内に設けられた室内空気用の第1送風ファンおよび外気用の第2送風ファンと、前記本体ケース内において、
    複数の板体をそれぞれ所定間隔を離した状態で重合させ、前記板体の間に室内空気、外気を交互に通じて熱交換を行う熱交換素子とを備えた熱交換装置であって、
    前記熱交換素子は、室内空気の吐出口と外気の吐出口とが隣接して設けられ、さらに、複数の前記熱交換素子を室内空気の吐出口と外気の吐出口の境界部分(以降、吐出口境界部)を対向させて配置して一体とした熱交換素子ユニットを形成し、
    対向した前記熱交換素子の吐出口境界部を連結させ、室内空気の吐出口側、外気の吐出口側にそれぞれ内気通風路、外気通風路を形成し、この内気通風路を第1送風ファンに通じ、前記外気通風路を前記第2送風ファンに通じた熱交換装置。
  2. 前記熱交換素子ユニットは、前記内気通風路、前記外気通風路の出口側をそれぞれ第1送風ファン、前記第2送風ファンに正対させ、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路、前記外気通風路の出口を形成する面の対向面側に本体ケースの点検カバーを設けた請求項1記載の熱交換装置。
  3. 前記熱交換素子ユニットの前記第1送風ファンおよび前記第2送風ファンに正対した面と反対側に取っ手を設け、
    前記熱交換装置の本体ケース側面から取り出すことができるようにした請求項2記載の熱交換装置。
  4. 前記取っ手は、弾力性のある材質で形成し、前記点検カバーを取り付ける際に、この点検カバーで前記取っ手を押し付けて前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路、前記外気通風路の出口側を前記第1送風ファンおよび前記第2送風ファン側に密着させる請求項3記載の熱交換装置。
  5. 前記熱交換素子は、略長方形の板体を複数枚重合させた構成であって、板体上にL字状の通風レーンを設けた請求項1〜4いずれか一つに記載の熱交換装置。
  6. 前記内気通風路、前記外気通風路は、前記第1送風ファンおよび前記第2送風ファン側を前記熱交換素子から突出させた突出部を設けた請求項1〜5いずれか一つに記載の熱交換装置。
  7. 前記熱交換素子ユニットには、前記内気通風路、前記外気通風路に沿って複数の熱交換素子を配置し、この熱交換素子の板体は、前記前記第1送風ファンおよび前記第2送風ファン側(風路下流側)よりも反対側(風路上流側)の間隔を広げた拡大板体を設けた請求項1〜6いずれか一つに記載の熱交換装置。
  8. 前記熱交換素子ユニットには、前記内気通風路、前記外気通風路に沿って複数の熱交換素子を配置し、前記前記第1送風ファンおよび前記第2送風ファン側(風路下流側)の前記熱交換素子は、室内空気の吐出口と外気の吐出口の開口面が前記送風ファン側に向いている請求項1〜7いずれか一つに記載の熱交換装置。
  9. 前記熱交換素子の吸込面に、この熱交換素子の吸込面面積より小さいフィルター開口面をもつフィルターレールを設け、このフィルターレールにフィルターを設けた請求項1〜8いずれか一つに記載の熱交換素子。
  10. 前記フィルターレールは、前記前記第1送風ファンおよび前記第2送風ファン側と反対側にフィルター取出口を設け、前記熱交換装置の本体ケース側面からフィルターを取り出すことができるようにした請求項9記載の熱交換装置。
  11. 前記熱交換素子ユニットは、L字状の通風レーンを設けた略長方形の板体を複数枚重合させた熱交換素子を有し、前記内気通風路、前記外気通風路の出口側をそれぞれ第1送風ファン、前記第2送風ファンに正対させ、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路または前記外気通風路の入口を形成する面側に本体ケースの点検カバーを設けた請求項1記載の熱交換装置。
  12. 前記熱交換素子ユニットは、前記本体ケース内において、前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路、前記外気通風路の入口に空間を形成するための保持脚を設けた請求項11記載の熱交換装置。
  13. 前記熱交換素子ユニットの保持脚には、前記熱交換素子ユニットを前記熱交換装置の本体ケース上面もしくは下面から取り出すことができる取っ手を設けた請求項12記載の熱交換装置。
  14. 前記熱交換素子ユニットの前記内気通風路と前記内気口と間に内気フィルターを有し、この内気フィルターを摺動させることができる内気フィルターガイドを設けた請求項11〜13いずれか一つに記載の熱交換装置。
  15. 前記内気フィルターは、前記熱交換装置の本体ケース上面もしくは下面から取り出すことができる請求項14記載の熱交換装置。
  16. 前記熱交換素子ユニットの前記外気通風路と前記外気口と間に外気フィルターを有し、この外気フィルターを摺動させることができる外気フィルターガイドを設けた請求項11〜13いずれか一つに記載の熱交換装置。
  17. 前記外気フィルターは、前記熱交換装置の本体ケース上面もしくは下面から取り出すことができる請求項16記載の熱交換装置。
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