JP2011255967A - 梱包装置およびその装置を用いた加工方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】梱包箱の持ち手穴からのホコリやゴミなどの侵入を防止するとともに、梱包箱の積上げ時における圧縮強度の低下を防止することができる梱包装置を提供する。
【解決手段】本体14を収納する梱包箱11と、梱包箱11に設けた第一の切り起こし部25と、第二の切り起こし部26とを備え、本体14を固定する緩衝材12、13が収納され、緩衝材12、13の第一の切り起こし部25に対応する位置に貫通穴15、16を設けたもので、これにより第一の切り起こし部25を折り曲げて持ち手穴24に利用した後に、第二の切り起こし部26により形成される作業穴を利用して元の梱包箱11の外面に戻すことができるので、梱包後の本体14に二次加工が可能で、かつ、ホコリやゴミなどの侵入を防ぎ、梱包箱11の積上げ時における圧縮強度の低下を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は段ボールなどを材料とした梱包箱で本体を梱包する梱包装置およびその装置を用いた加工方法に関するものである。
従来、この種の梱包装置は、梱包箱外面に運搬用の持ち手穴を打ち抜き加工で開けているものが一般的である。しかし、切り起こしにより運搬用の持ち手穴を形成しているものも知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平6−336244号公報
しかしながら、前記従来の構成では、持ち手穴を打ち抜き加工で開けるものは持ち手穴が開口しており、ホコリやゴミが侵入するという課題がある。一方、切り起こしにより運搬用の持ち手穴を形成しているものでは、運搬時に切り起こし部を梱包箱内方へ折り曲げて持ち手穴を利用すれば、持ち手穴は開口したままとなり元に戻すことはできない。なぜなら切り起こし部を梱包箱外面まで引き出すための工具や指が通る空間がないからである。つまり、持ち手穴を打ち抜き加工で開けているものでも、ホコリやゴミが侵入するという課題を有していた。
また、ホコリやゴミ侵入に対する対策としては、本体を透明シートなどで覆うなどの部品追加と加工が必要である。さらに、切り起こし部を梱包箱外面から外方に折り曲げようとすると、最初に切り起こし部を引き出すための引っ掛け部がないので、結果として、当初より穴を開けるなどの加工が必要となり、ホコリやゴミの侵入防止の部材追加などが必要になる。
さらに、梱包箱に穴を開けることで、梱包箱の圧縮強度が弱くなるので、梱包箱を積上げて保管するような場合は積上げ段数を減らしたり、梱包箱材料の強度を増したりするなどの対応が必要になる。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、持ち手穴からのホコリやゴミなどの侵入を部材追加なく防止するとともに、梱包箱の積上げ時における圧縮強度の低下を防止することができる梱包装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、本体を梱包箱に収納し封函を終了した後に、本体に二次加工を施すことができるようにした梱包装置を用いた加工方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の梱包装置は、本体を収納する梱包箱と、前記梱包箱に設けた折り曲げ可能な第一の切り起こし部と、前記第一の切り起こし部の外形を形成する第一の切断線の一部を共用した第二の切断線で外形が形成された折り曲げ可能な第二の切り起こし部とを備えたものである。
これによって、第一の切り起こし部を折り曲げて持ち手穴に利用した後に、第二の切り
起こし部により形成される作業穴を利用して元の梱包箱の外面に戻すことができて、梱包箱の外面に穴を開けるなどすることがなく、ホコリやゴミなどの侵入を防ぐことができるとともに、第一、第二の切り起こし部を元に戻すことで梱包箱の積上げ時における圧縮強度の低下を防止することができる。
また、本発明の梱包装置を用いた加工方法は、本体を梱包箱に収納し封函を終了した後に、第一の切り起こし部を折り曲げて形成した持ち手穴を介して本体に二次加工を施し、第二の切起こし部を折り曲げて形成される作業穴を通して第一の切り起こし部を折り曲げ前の状態に戻し、その後に第二の切り起こし部も折り曲げ前の状態に戻すようにしたものである。
これによって、梱包箱に本体を完全に封函した後に、開梱することなく本体への印刷などの本体外観上の追加加工が容易に可能である。
本発明の梱包装置は、梱包箱の外面に穴を開けるなどすることがなく、ホコリやゴミなどの侵入を防ぐことができるとともに、梱包箱の積上げ時における圧縮強度の低下を防止することができる。
また、本発明の梱包装置を用いた加工方法は、梱包箱に本体を完全に封函した後に、開梱することなく本体への印刷などの本体外観上の追加加工が容易に可能である。
本発明の実施の形態1における梱包装置の分解斜視図 同梱包装置の部分拡大図 同梱包装置の外観斜視図 同梱包装置の作業順序を示す部分断面図 同梱包装置を用いた加工方法を示す部分断面図 本発明の実施の形態2における梱包装置の斜視図 同梱包装置の部分拡大図 本発明の実施の形態3における梱包装置の斜視図
第1の発明は、本体を収納する梱包箱と、前記梱包箱に設けた折り曲げ可能な第一の切り起こし部と、前記第一の切り起こし部の外形を形成する第一の切断線の一部を共用した第二の切断線で外形が形成された折り曲げ可能な第二の切り起こし部とを備え、前記梱包箱には、前記本体を固定する緩衝材が収納され、前記緩衝材の前記第一の切り起こし部に対応する位置に貫通穴を設けた梱包装置とすることにより、第一の切り起こし部を折り曲げて持ち手穴に利用した後に、第二の切り起こし部により形成される作業穴を利用して元の梱包箱の外面に戻すことができて、梱包箱の外面に穴を開けるなどすることがなく、ホコリやゴミなどの侵入を防ぐことができるとともに、第一、第二の切り起こし部を元に戻すことで梱包箱の積上げ時における圧縮強度の低下を防止することができる。また、第一の切り起こし部及び緩衝材の貫通穴を介して、本体へ二次加工を施すことができる。
第2の発明は、特に、第1の発明において、第一の切り起こし部を梱包箱の側面に設け、梱包箱との接合部である第一の折り曲げ部は、第一の切り起こし部の上部に位置させたことにより、持ち手穴の手を掛ける部分が折り返して形成されるので、持ち手部の強度を高めることができる。
第3の発明は、特に、第1または第2の発明において、第一の切り起こし部を梱包箱内
方または外方に折り曲げ、第二の切り起こし部を梱包箱外方へ折り曲げる構成とし、第一の切り起こし部を折り曲げて形成される第一の空隙を持ち手穴とし、第二の切起こし部を梱包箱外方に折り曲げて形成される第二の空隙を第一の切り起こし部を折り曲げ前の状態に戻す作業穴としたことにより、第一、第二の切り起こし部の扱いを容易に行うことができる。
第4の発明は、特に、第1〜第3のいずれか1つの発明において、第一の切り起こし部と第二の切り起こし部とを梱包箱の天面に備えたことにより、梱包完了後に開梱することなく本体への印刷物の同梱追加や付属部品の追加などの作業をすることができる。
第5の発明は、特に、第1〜第4のいずれか1つの発明において、第一の切り起こし部の面積を第二の切り起こし部の面積より大きくしたことにより、第一の切り起こし部を折り曲げて形成される持ち手穴で必要な加工や運搬を実施し、完了後、元の梱包箱の外面に戻すとき、外方に折り曲げる第二の切り起こし部の面積が小さく梱包箱の強度低下を抑えることができる。
第6の発明は、特に、第1〜第5のいずれか1つの発明において、第一の切り起こし部と第二の切り起こし部とを梱包箱の複数の面または同一面に複数個備えたことにより、持ち手穴を構成する場合には両手または複数の作業者で運搬することができ、また、梱包後の本体外観への印刷などの作業が複数面に施すことができる。さらに、梱包構成の任意の位置に追加部品の供給をすることができる。
第7の発明は、特に、第1〜第6のいずれか1つの発明において、第一の切り起こし部を形成する第一の切断線と、第二の切り起こし部の外形を形成する第二の切断線の少なくとも一方の切断線の一箇所または複数箇所を切断せずにつながった状態であるミシン目状の切断線としたことにより、第一の切り起こし部を折り曲げる必要がないときは梱包箱の外面として維持されて勝手に折れ曲がることがない梱包箱を提供することができる。
第8の発明は、本体を収納する梱包箱と、前記梱包箱に設けた折り曲げ可能な第一の切り起こし部と、前記第一の切り起こし部の外形を形成する第一の切断線の一部を共用した第二の切断線で外形が形成された折り曲げ可能な第二の切り起こし部と、前記梱包箱に設けられ前記本体を固定する緩衝材とを備え、本体を梱包箱に収納し封函を終了した後に、第一の切り起こし部を折り曲げて形成した持ち手穴を介して本体に二次加工を施し、第二の切起こし部を折り曲げて形成される作業穴及び前記持ち手穴に対応した位置であって前記緩衝材に設けた貫通穴を通して第一の切り起こし部を折り曲げ前の状態に戻し、その後に第二の切り起こし部も折り曲げ前の状態に戻すようにした梱包装置を用いた加工方法としたことにより、本体を梱包箱に収納し封函を終了した後に、本体に二次加工を容易に施すことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1〜図5は、本発明の実施の形態1における梱包装置およびその装置を用いた加工方法を示している。
図1〜図3において、段ボールで形成された梱包箱11に発泡スチロールで射出成形された緩衝材右下12と緩衝材左下13が左右の底に収納される。次に、電磁調理器などの本体14が前記緩衝材右下12と緩衝材左下13に上から収納される。前記緩衝材右下12と緩衝材左下13は、外方は梱包箱11の内面に沿うように成形加工されている。一方
、本体14が載置される緩衝材右下12と緩衝材左下13内方の形状は本体14の外形に沿った形状であり、本体14を収容して本体14からの圧力を均等に受ける構造をしている。この緩衝材右下12と緩衝材左下13の立ち上がり壁にはそれぞれ略中央に貫通穴15、16が設けてある。
本体14が収容された後に緩衝材上17を本体14上部に載置し、梱包箱11の内フラップ18、19を閉じる。外フラップ20、21を閉じてテープ22(図3に示す)で外フラップ20、21を固定して梱包作業は完了する。
梱包箱11の側面を形成する外面23には、相対してトラック状に横長形状の持ち手穴24が設けられている。持ち手穴24は外面23を鋭い刃物で形成されたトムソン型(図示せず)で、梱包箱11の材質である段ボールを線状に打ち抜いて形成される。トラック状に横長形状の上部を残して打ち抜く第一の切り起こし部25の折り曲げにより形成される第一の空隙を持ち手穴24としている。また、第一の切り起こし部25につながる第二の切り起こし部26を設けており、この第二の切起こし部26の折り曲げにより形成される第二の空隙を第一の切り起こし部25を折り曲げ前の状態に戻す作業穴40とした(図3に示す)。
すなわち、図2に示すように、第一の切り起こし部25は梱包箱11に設けた第一の切断線29で外形が形成され折り曲げ可能であり、第二の切り起こし部26は第一の切断線29の一部を共用(共用部31)した第二の切断線30で外形が形成され折り曲げ可能なものである。
第一の切り起こし部25の大きさは幅が約100mmで高さが約40mmである。第二の切り起こし部26は第一の切り起こし部25に比べると幅方向で約五分の一程度の寸法で約20mmあり、高さも約二分の一程度で約20mmある。したがって面積は第一の切り起こし部25に比べて約十分の一の大きさとなる。第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26の内側にはそれぞれ緩衝材右下12と緩衝材左下13の貫通穴15、16が位置している。
トムソン型(図示せず)は鋭い刃物で形状のみを打ち抜くので、梱包箱11の段ボール面は、外観上は加工部が線にしか見えない。打ち抜いた形状が線にしか見えないので、段ボールに隙間は発生しない。したがって、梱包箱11は外観上線が見えるだけでホコリやゴミは侵入しない。
第一の切り起こし部25の一部である上部の直線部27は打ち抜きではなく、梱包箱11の材質である段ボールの内側を線状に押しつぶして形成した掛線で構成している。トラック状の他の部分は打ち抜きで第一の切断線29を形成しているので、直線部27を内側に折り曲げるとトラック状の持ち手穴24が作られることとなる。この持ち手穴24の内側には貫通穴15、16が位置しているので、持ち手穴24に手を掛けると必然的に貫通穴15、16に手を掛けることになる。
直線部27の掛線は段ボールの裏側、つまり梱包箱11の内側を凹状に加工して形成されるので、第一の切り起こし部25を外側から内側に向かって押し込むと、直線部27の掛線が他の段ボールに比べて折り曲げに対して強度が小さいので、ちょうど掛線に沿って直線部27が内側に折れ曲がることになる。この直線部27の掛線により、第一の切り起こし部25を内側に折り曲げると常に直線部27で内側に折れ曲がることになる。これにより、持ち手穴24からは本体14が直接見えることになる。
第二の切り起こし部26は外周を第二の切断線30で形成し、持ち手穴24の外周、つ
まり第一の切断線29の一部を共用し、第二の切り起こし部26外形の一部である共用部31を第二の切断線30の一部として形成している。また、第二の切り起こし部26の一部である下部の直線部39は打ち抜きではなく、梱包箱11の材質である段ボールの外側を線状に押しつぶして形成した掛線で構成している。
そして、図3、図4に示すように、第一の切り起こし部25を内側(a方向)に折り曲げた後、持ち手穴24に工具(図示せず)あるいは手指32を差し込んで第二の切り起こし部26の共用部31を引っ張ると第二の切り起こし部26は直線部39で外面から外方(b方向)に折れ曲がる(図4のA〜C)。
本体14には樹脂フイルムなどで形成されて接着剤を裏面に備えた定格板33や注意シール(図示せず)などが持ち手穴24から見える位置に貼り付けられている。定格板33などは本体14の種類や機種別に区分のため、または法規上、記載事項が異なる場合が多い。その異なる事項のみを追加印刷加工を施して印刷し、当初の定格板33には共通の項目のみを印刷しておれば、追加印刷加工を施す前の本体14はすべて同じ本体14であるので、区分して生産する必要もなく、また、それぞれの機種毎に在庫を持つ必要はない。また、既にテープ22での梱包を完了しているものに、追加印刷加工を施すのみで製品が完成するので、受注から出荷までほとんど時間が必要なく、市場要望への対応が迅速にできる。
ここで、持ち手穴24からは梱包箱11の内側を見ることができるので、持ち手穴24から貫通穴15、16を介して定格板33を見ることができる。つまり、第一の切り起こし部25の位置にできる持ち手穴24と貫通穴15、16と定格板33とは直線上に位置することになる。
本体14の外観面35に追加加工を施す場合は、図5に示すように、細長い棒状工具36の一端に印刷用スタンプ37などを備えて、梱包箱11外側から持ち手穴24を介して印刷用スタンプ37を本体14の定格板33(または外観面35)に押し当てて印刷加工を追加する。このとき梱包箱11のテープ22による封函は維持されたままであり、梱包状態は変化していない。本体14への印刷加工を完了すると、印刷用スタンプ37を持ち手穴24から引き出す。
印刷用スタンプ37は持ち手穴24から真っ直ぐに押し込んで、外観面35に貼られた定格板33に追加印刷加工を行う。その後真っ直ぐに押し込んだ方向と反対方向に引き出すだけでよいので、生産工程においては自動機などで直線往復運動をさせる装置を用意すれば良く、簡単で安価な装置で自動生産装置を構成することができる。
持ち手穴24が開いた状態では梱包箱11の外からホコリやゴミが侵入する恐れがあるので、持ち手穴24を塞ぐことにする。持ち手穴24に隣接する作業穴40に指を入れ、第一の切り起こし部25を引き出す(図3のc方向)。このとき、第一の切り起こし部25は持ち手穴24の奥から直線部27を回転中心にして下方向に回転しながら、持ち手穴24を塞ぐように梱包箱11内側から梱包箱11外面23の同一面まで引き出される(図4のD)。
外面23まで引き出した状態では手の指は持ち手穴24が既にふさがっているので、作業穴40を通って梱包箱11の内側から第一の切り起こし部25の内側、つまり梱包箱11の内側から第一の切り起こし部25を押していることになる。やがて第一の切り起こし部25が梱包箱11の外面23と同じ面になった状態で、指を作業穴40から梱包箱11外方に引き抜く。
この状態では、梱包箱11には作業穴40が開いている状態であるから、このままではホコリやゴミが侵入するので、この作業穴40を塞ぐことにする。第二の切り起こし部26は梱包箱11の外側方向に折り曲げられているので、これを梱包箱11外側から押して第二の切り起こし部26を梱包箱11の外面23まで押し戻す。指で第二の切り起こし部26を梱包箱11外方から押すと、第二の切り起こし部26は直線部39を中心にして梱包箱11外方から梱包箱11の外面23に向かって回転する(図3のd方向)。第二の切り起こし部26は梱包箱11の外方から押されるので、第二の切り起こし部26が梱包箱11外面23と同一面にまで押された状態で押すことを止めると、第二の切り起こし部26は梱包箱11の外面23の一部となる(図4のE)。
この状態にもどすと、第二の切り起こし部26の第二の切断線30はトムソン型の刃で打ち抜かれているだけなので、梱包箱11の外面23には隙間がなく、ホコリやゴミの侵入はない。
第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26とを梱包箱11の外面23まで戻すことで、トムソン型で打ち抜かれた部分は隙間がなく、また、直線部27、39は折り曲げを戻しただけであり、隙間がない状態に戻すことができる。したがって梱包箱11の持ち手穴24は塞がれてホコリやゴミの侵入を防ぐことができる状態になる。
第一の切り起こし部25は直線部27を起点にし、第二の切り起こし部26は直線部39を起点にして折り曲げを行うので、何度でもそれぞれの直線部27、39を中心にして折り曲げることが同じ形状で繰り返し再現することができる。
上記のようにテープ22を外フラップ20、21に貼り付けて梱包が完了した状態の梱包箱11の外から本体14に貼り付けられた定格板33や本体14の外観面35へ直接の印刷などの加工ができ、また輸送後の持ち手穴24から梱包箱11内へのホコリやゴミの侵入を防止するための操作は、直線部27、39での折り曲げ操作を繰り返すことで、複数回実施しても同じ折れ曲がり方をするので再現性があり、侵入防止のはたらきは維持される。つまり、生産工程では追加印刷加工を行い、流通段階では持ち手穴24で持ち運び作業をしたあと、ホコリやゴミの侵入防止のために持ち手穴24を塞ぐことができる。
以上のように構成された梱包装置およびその装置を用いた加工方法について、その動作、作用を整理して説明する。
まず、図1において、梱包箱11に緩衝材右下12と緩衝材左下13をセットする。次に本体14をセットする。最後に緩衝材上17を本体14に被せる。内フラップ18、19および外フラップ20、21を折り込む。最後にテープ22で外フラップ20、21の端面を固定して完成する。本体14の外観面35である側面には定格板33が貼り付けてある。定格板33には機種名が既に印刷されているが、区分印刷はされていない。
図2は第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26を示しており、梱包箱11の運搬や本体14への追加印刷加工時の持ち手穴24と作業穴40を作ることになる。
図3は持ち手穴24を形成する順序を示し、第一の切り起こし部25を梱包箱11内側のa方向に押し込む。次に第二の切り起こし部26を梱包箱11の外方のb方向に引き出す。
図4は具体的に第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26とを折り曲げる順序を示している。A〜Eの順に操作する。各図の左側は梱包箱11の内側であり、右側が外側である。Aは初期状態である。Bは第一の切り起こし部25を梱包箱11内側に折込み
、次に第二の切り起こし部26を外側に折り曲げる直前の手指32の位置である。Cは第二の切り起こし部26を外側に折り曲げた状態である。この状態で、本体14への追加印刷加工や運搬を行う。Dは作業終了後に第一の切り起こし部25を元の位置である外面23の位置に戻した状態である。第二の切り起こし部26はまだ外側に折り曲げられて状態である。Eは第二の切り起こし部26を梱包箱11外側から外面23の位置まで戻した状態である。この状態で持ち手穴24と作業穴40は第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26とで塞がれているので、ホコリなどの進入もなく、また、梱包箱11を複数個積上げても、外面23の段ボールは同一面に戻されているので、圧縮強度が下がることなく十分に圧縮力に耐えることができる。
図5は細い棒状工具36の先端に印刷用スタンプ37が取り付けられて前後に直線往復運動する装置の一部が本体14の側面に貼られた定格板33に追加印刷を行う。この状態では第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26とが折り曲げられており、印刷用スタンプ37で定格板33に追加印刷加工をしている。この後、第一の切り起こし部25と第二の切り起こし部26は塞がれて梱包箱11の外面23と同一面に位置して外面23の一部を形成することになる。
なお、本実施の形態では、第一の切り起こし部25を内側に折り曲げているが、このとき、図5に示すように、第一の切り起こし部25が緩衝材右下12の貫通穴15に入り込み、持ち手穴24を持つときに第一の切り起こし部25が貫通穴15を介して緩衝材右下12を持ち上げることになる。つまり作業者の手は第一の切り起こし部25を介して貫通穴15を持って緩衝材右下12を持ち上げることになると同時に第一の切り起こし部25を介して梱包箱11を持ち上げることになる。つまりは持ち手穴24もつことで、梱包箱11と緩衝材右下12を同時に持ち上げることになり、緩衝材右下12に支えられた本体14を安定して持ち上げることができる。また、第一の切り起こし部25と緩衝材右下12を同時に持ち上げることで、梱包箱11の持ち手穴24のみに本体14の重量が集中することがないので、持ち手穴24の損傷を防ぐことができ、さらには本体14の重量が重くても梱包箱11と緩衝材右下12で本体14の重量を分散して保持するので、梱包箱11の材質や強度をより経済的に設計することができる。持ち手穴24は梱包箱11の左右に設けてあるので、運搬するときは作業者が両手で運搬することになる。
また、本実施の形態では、第一の切り起こし部25を内側に折り曲げているが、第一の切り起こし部25は外側に折り曲げてもよい。第二の切り起こし部26は外側に折り曲げることで、梱包箱11の外側から押すことで、外面23に隙間が発生することなく元に戻したときに完全に復元することができる。
また、本実施の形態では、定格板33への追加印刷加工を行ったが、印刷に限らず本体14への追加加工であればどのような加工も可能である。
(実施の形態2)
図6、図7は、本発明の実施の形態2における梱包装置を示している。実施の形態1と基本構成は同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施の形態における梱包装置は、第一の切断線41と第一の折り曲げ部42で囲まれた第一の切り起こし部43と、第二の切断線44と第二の折り曲げ部45とで囲まれた第二の切り起こし部46は同一形状であり、お互いに第一の切断線41と第二の切断線44が共有する直線形状の共用部47を挟んで約長方形の同一形状をしている。
ここで、第一の切断線41と第二の切断線44はトムソン型の刃を周期的に切り欠くことで、ミシン目状に切断部と接続部が交互に位置している。切断部と接続部の長さの比は
10:1である。この比は梱包する製品の重量や梱包箱11の材質などにより調整する。
梱包箱11の前面と後面には持ち手穴48が備えられている。持ち手穴48は実施の形態1の持ち手穴24と同様に、第一の切り起こし部43を梱包箱11と作業穴49内側に折り込むことにより形成される。次に、第二の切り起こし部46を梱包箱11外側に折ることにより作業穴49が形成される。持ち手穴48と作業穴49を通して本体50の定格板51が見えるので、定格板51に追加加工を施し、第一の切り起こし部43を外面52まで戻し、次いで第二の切り起こし部46を梱包箱11の外側から元の位置である外面52まで戻して作業は終了する。
持ち手穴48と作業穴49は作業がしやすいように第一の切り起こし部43と第二の切り起こし部46とは同じ大きさにしてある。また、形状は長方形にすることで、加工が簡単なトムソン型でよいのでトムソン型のコストが経済的である。さらに、形状が直線で形成されているので、作業終了後に梱包箱11を積上げても圧縮に対して水平と垂直方向に力が伝わり、腰折れすることが少なく、圧縮強度の低下を最小限に抑えることができる。
本実施の形態では、持ち手穴48と作業穴49は梱包箱11の対向する外面52にそれぞれ設けたが、同一面に複数個設けてもよいし、梱包箱11の任意の面に複数個設けてもよい。要は必要な個所に必要な数だけ設けることが可能である。
(実施の形態3)
図8は、本発明の実施の形態3における梱包装置を示している。実施の形態1と基本構成は同様であるので詳細な説明は省略する。
本実施の形態における梱包装置は、第一の切り起こし部60と第二の切り起こし部61およびそれらにより形成される挿入穴53が梱包箱11の天面55に備えられている。内フラップ56、57は天面55の略中央まではないので、外フラップ58、59に設けた挿入穴53の下には本体(図示せず)がある。
第一の切り起こし部60と第二の切り起こし部61は、実施の形態2と同じ形状をしている。実施の形態2では梱包箱11の側面に位置していたが、本実施の形態では天面55の外フラップ58に備えられていて、挿入穴53の下には内フラップ56、57が位置しないように挿入穴53が配置されている。第一の切り起こし部60と第二の切り起こし部61とは共用部62を共有して実施の形態2と同一の形状をしている。
第一の切り起こし部60と第二の切り起こし部61の操作は実施の形態2と同じであるのでその説明を省略する。
挿入穴53を天面55に配置することで、テープ22で外フラップ58、59を封函した状態で、追加作業として異なるチラシなどを挿入する場合に挿入穴53から梱包箱11内に落とし込み、その後、挿入穴53を天面55と同一面に戻すことで、ホコリなどの入らない元の梱包箱に戻すことができる。
なお、本実施の形態においては、実施の形態1、2で示した持ち手穴と作業穴について説明していないが、これらは必要に応じて、挿入穴53とは別に梱包箱11の外面に形成することができるものである。
以上のように、本発明にかかる梱包装置は、梱包箱の外面に穴を開けるなどすることがなく、ホコリやゴミなどの侵入を防ぐことができるとともに、梱包箱の積上げ時における
圧縮強度の低下を防止することができ、また、本発明かかる梱包装置を用いた加工方法は、梱包箱に本体を完全に封函した後に、開梱することなく本体への印刷などの本体外観上の追加加工が容易に可能であるので、電磁調理器に限らず各種の製品の梱包装置として、また、追加加工方法として適用することができる。
11 梱包箱
14、50 本体
24、48 持ち手穴
25、43、60 第一の切り起こし部
26、46、61 第二の切り起こし部
29、41 第一の切断線
30、44 第二の切断線
31、47 共用部
33、51 定格板
40、49 作業穴

Claims (8)

  1. 本体を収納する梱包箱と、前記梱包箱に設けた折り曲げ可能な第一の切り起こし部と、前記第一の切り起こし部の外形を形成する第一の切断線の一部を共用した第二の切断線で外形が形成された折り曲げ可能な第二の切り起こし部とを備え、
    前記梱包箱には、前記本体を固定する緩衝材が収納され、前記緩衝材の前記第一の切り起こし部に対応する位置に貫通穴を設けた梱包装置。
  2. 第一の切り起こし部を梱包箱の側面に設け、梱包箱との接合部である第一の折り曲げ部は、第一の切り起こし部の上部に位置させた請求項1に記載の梱包装置。
  3. 第一の切り起こし部を梱包箱内方または外方に折り曲げ、第二の切り起こし部を梱包箱外方へ折り曲げる構成とし、第一の切り起こし部を折り曲げて形成される第一の空隙を持ち手穴とし、第二の切起こし部を梱包箱外方に折り曲げて形成される第二の空隙を第一の切り起こし部を折り曲げ前の状態に戻す作業穴とした請求項1または2に記載の梱包装置。
  4. 第一の切り起こし部と第二の切り起こし部とを梱包箱の天面に備えた請求項1〜3のいずれか1項に記載の梱包装置。
  5. 第一の切り起こし部の面積を第二の切り起こし部の面積より大きくした請求項1〜4のいずれか1項に記載の梱包装置。
  6. 第一の切り起こし部と第二の切り起こし部とを梱包箱の複数の面または同一面に複数個備えた請求項1〜5のいずれか1項に記載の梱包装置。
  7. 第一の切り起こし部を形成する第一の切断線と、第二の切り起こし部の外形を形成する第二の切断線の少なくとも一方の切断線の一箇所または複数箇所を切断せずにつながった状態であるミシン目状の切断線とした請求項1〜6のいずれか1項に記載の梱包装置。
  8. 本体を収納する梱包箱と、前記梱包箱に設けた折り曲げ可能な第一の切り起こし部と、前記第一の切り起こし部の外形を形成する第一の切断線の一部を共用した第二の切断線で外形が形成された折り曲げ可能な第二の切り起こし部と、前記梱包箱に設けられ前記本体を固定する緩衝材とを備え、本体を梱包箱に収納し封函を終了した後に、第一の切り起こし部を折り曲げて形成した持ち手穴及び前記持ち手穴に対応した位置であって前記緩衝材に設けた貫通穴を介して本体に二次加工を施し、第二の切起こし部を折り曲げて形成される作業穴を通して第一の切り起こし部を折り曲げ前の状態に戻し、その後に第二の切り起こし部も折り曲げ前の状態に戻すようにした梱包装置を用いた加工方法。
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