JP2011255806A - 車両用物入れ - Google Patents

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Abstract

【課題】蓋体の開成手段の構造が簡単平明で製造原価の低減が図れ、しかも、蓋体を開成した状態で、蓋体の開成手段が覆い隠されるため、見映えが向上する車両用物入れを提供する。
【解決手段】ボックス本体2と、ボックス本体2の開口部3を開閉する蓋体4とを備えてなり、蓋体4は、開口部3の前側を除き略全体を覆うと共にボックス本体2の後壁2aに回動自在に軸支されてなるベース部材5と、ベース部材5及び開口部3を覆う前側位置及び開口部3の前側のみを露出させる後ろ側位置までベース部材5に対して前後摺動可能であり且つ後ろ側位置でベース部材5によって回動可能なるリッド部材6とよりなり、リッド部材6には、リッド部材6が前側位置の時にボックス本体2に設けた被ロック部7に係合可能なる爪部8を有すると共に後ろ側位置の時にベース部材5によって蓋体4内に収納されるロック部9を吊り下げてなる。
【選択図】図5

Description

本発明は、車両用物入れの構造に関するものである。
従来の車両用物入れとしては、例えば、自動車に搭載されるコンソールボックスは、ボックス本体と、該ボックス本体の開口部を開閉する蓋体とを備えている(先行技術文献1)ものが、従来技術として知られている。
特開2006−151293号公報
しかしながら、かかる従来技術は、蓋体の開成手段が複雑で製造原価が高騰する。また、蓋体を開成した状態で、蓋体の開成手段(特にロックピン)が露出してしまうおそれがある。
上記の課題を解決するために、本発明は、蓋体の開成手段の構造が簡単平明で製造原価の低減が図れ、しかも、蓋体を開成した状態で、蓋体の開成手段が覆い隠されるため、見映えが向上する車両用物入れを提供するものである。
上記の課題を解決するために、本発明の請求項1記載の車両用物入れは、ボックス本体と、該ボックス本体の開口部を開閉する蓋体とを備えてなり、前記蓋体は、前記開口部の前側を除き略全体を覆うと共に前記ボックス本体の後壁に回動自在に軸支されてなるベース部材と、該ベース部材及び前記開口部を覆う前側位置及び前記開口部の前側のみを露出させる後ろ側位置まで前記ベース部材に対して前後摺動可能であり且つ前記後ろ側位置で前記ベース部材によって回動可能なるリッド部材とよりなり、該リッド部材には、該リッド部材が前側位置の時に前記ボックス本体に設けた被ロック部に係合可能なる爪部を有すると共に後ろ側位置の時に前記ベース部材によって前記蓋体内に収納されるロック部を吊り下げてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項2記載の車両用物入れは、請求項1記載の前記ロック部は、前記リッド部材から垂下位置より被ロック部側のみに回転自在に軸支されてなると共に常時前記ベース部材側に付勢されてなることを特徴とする。
また、本発明の請求項3記載の車両用物入れは、請求項1又は請求項2記載の前記ボックス本体の被ロック部近傍には、常時前記ボックス本体と略同面状に保持されるプレートが配してなり、該プレートが前記ロック部の爪部に押されて回転した時には、前記被ロック部側に爪部が係合する方向に付勢してなることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、蓋体の開成手段が摺動後回転するだけであるから、構造が簡単平明で製造原価の低減が図れ、しかも、蓋体を開成した状態で、ロック部や被ロック部など蓋体の開成手段が覆い隠されるため、見映えが向上する、という効果を奏する。
また、請求項2記載の発明によれば、前記ロック部は、前記リッド部材から垂下位置より被ロック部側のみに回転自在に軸支されてなると共に常時前記ベース部材側に付勢されてなるため、前記ベース部材から離れたリッド部材の位置では、ロック部は露出しないので、見映えが向上する、という効果を奏する。
また、請求項3記載の発明によれば、前記ボックス本体の被ロック部近傍には、常時前記ボックス本体と略同面状に保持されるプレートが配してなるため、蓋体を開成した際には、被ロック部近傍のプレートが前記ボックス本体と略同面状に保持されるので、被ロック部もあたかもボックス本体と同一面に見え、見映えが向上する。前記プレートが前記ロック部の爪部に押されて回転した時には、前記被ロック部側に爪部が係合する方向に付勢してなるため、前記ロック部の爪部と前記被ロック部との係合が確実となる、という効果を奏する。
本発明の実施例1に係る車両用物入れの上面図。 図1の分解斜視図。 図2の蓋体をボックス本体に係合する手段の分解斜視図。 図2の矢視Bに係るボックス本体のストライカーを示す斜視図。 図1のSA−SA線に沿った断面で、蓋体が閉じてロックされてなる状態を示す説明図。 図5のC部拡大説明図。 図1のSA−SA線に沿った断面で、ボックス本体の開口を開成しない程度蓋体をずらした説明図。 図1のSA−SA線に沿った断面で、ボックス本体の開口を摺動で最も開成した位置に蓋体をずらした説明図。 図8の蓋体を回転させて、開口部を開成した状態を示す拡大斜視図。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本発明において、蓋体の開成手段の構造が簡単平明で製造原価の低減が図れ、しかも、蓋体を開成した状態で、蓋体の開成手段が覆い隠されるため、見映えが向上する車両用物入れを提供するという目的を、ボックス本体と、該ボックス本体の開口部を開閉する蓋体とを備えてなり、前記蓋体は、前記開口部の前側を除き略全体を覆うと共に前記ボックス本体の後壁に回動自在に軸支されてなるベース部材と、該ベース部材及び前記開口部を覆う前側位置及び前記開口部の前側のみを露出させる後ろ側位置まで前記ベース部材に対して前後摺動可能であり且つ前記後ろ側位置で前記ベース部材によって回動可能なるリッド部材とよりなり、該リッド部材には、該リッド部材が前側位置の時に前記ボックス本体に設けた被ロック部に係合可能なる爪部を有すると共に後ろ側位置の時に前記ベース部材によって前記蓋体内に収納されるロック部を吊り下げてなることで、実現した。以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
本発明の実施例1に係る構造を、図1〜図9を用いて説明する。「車両用物入れ」であるセンターコンソールボックス1は、フロアパネル11上に配置されてなるボックス本体2と、該ボックス本体2の開口部3を開閉する蓋体4と、前記ボックス本体2の前側FRに配される変速機のチェンジ装置12を保持する開口13と、前記ボックス本体2の後ろ側RRを覆うリアフィニッシャ22と、コンソールフィニッシャ25と、ロアフィニッシャ26とを備えてなる。符号27は、蓋体4を支持するタワーである。
前記蓋体4は、合成樹脂製のベース部材5と、クッション材よりなるリッド部材6と、該リッド部材6の裏打ち部材18と、該裏打ち部材18を保持するインナリッド19と、アッパスライダー20と、ロアスライダー21とよりなる。前記ベース部材5は、図5乃至図8に示すように、前記開口部3の前側FRを除き、略全体を覆うと共に前記ボックス本体2の後壁2aにシャフト23により回動自在に軸支されてなる。前記リッド部材6は、該ベース部材5及び前記開口部3を覆う図5に示す前側位置及び前記開口部3の前側FRのみを露出させる図8に示す後ろ側位置まで前記ベース部材5に対して前後摺動可能である。符号15は、前記蓋体4を前側FR又は後ろ側RRに移動可能なると共に前記蓋体4を適宜の位置で停止させるストッパ装置である。符号24は、シャフト23の抜け止め用のEリングである。
該リッド部材6には、図5に示すように、該リッド部材6が前記前側位置の時に前記ボックス本体2に設けた被ロック部7に係合可能なる爪部8を有すると共に前記後ろ側位置の時に前記ベース部材5によって前記蓋体4内に収納されるロック部9を吊り下げてなる。
前記ロック部9は、前記リッド部材6から垂下位置より、図6に示す矢印のように、被ロック部7側のみに回転自在に軸支されてなると共に常時前記ベース部材5側、つまり、図7に示す反時計方向に図3の巻きスプリング28により付勢されてなる。
前記ボックス本体2の被ロック部7近傍には、常時前記ボックス本体2と略同面状に保持されるプレート10が配してなり、該プレート10が前記ロック部7の爪部8に押されて回転した時には、前記被ロック部7側に爪部8が係合する方向に付勢してなる。前記プレート10は、ボックス本体2に立設したブラケット30,30に架設してなるピン29により回転自在に軸支されてなる。符号31は、ピン29に巻装されてなる巻きスプリングで、前記プレート10が前記ボックス本体2と略同面状に付勢している。
符号16は、前記ベース部材5の先端部に配設されたガイド部であり、図5の状態から図7に示すように、ロック部9がガイド部16によって傾き、図7に示す矢印方向への付勢力により案内される関係にある。
従って、本実施例1によれば、蓋体4の開成手段17が摺動後回転するだけであるから、構造が簡単平明で製造原価の低減が図れる。しかも、図9に示すように、蓋体4を開成した状態で、ロック部9や被ロック部7など蓋体4の開成手段17が覆い隠されるため、見映えが向上する、という効果を奏する。
また、前記ロック部9は、前記リッド部材6から垂下位置より被ロック部7側のみに回転自在に軸支されてなると共に常時前記ベース部材5側に付勢されてなるため、前記ベース部材5から離れたリッド部材6の位置では、ロック部9は露出しないので、見映えが向上する、という効果を奏する。
また、前記ボックス本体2の被ロック部7近傍には、常時前記ボックス本体2と略同面状に保持されるプレート10が配してなるため、蓋体4を開成した際には、被ロック部7近傍のプレート10が前記ボックス本体2と略同面状に保持されるので、被ロック部7もあたかもボックス本体2と同一面に見え、見映えが向上する。前記プレート10が前記ロック部9の爪部8に押されて回転した時には、前記被ロック部7側に爪部8が係合する方向に付勢してなるため、前記ロック部9の爪部8と前記被ロック部7との係合が確実となる、という効果を奏する。
前記実施例1では、自動車に設置されるコンソールボックスを例にして説明したが、これに限定せず、飛行機や船舶、車両、或いは日用品や家具等に設けられる物入れでも良い。
1 センターコンソールボックス(車両用物入れ)
2 ボックス本体
2a ボックス本体の後壁
3 開口部
4 蓋体
5 ベース部材
6 リッド部材
7 被ロック部
8 ロック部の爪部
9 ロック部
10 プレート

Claims (3)

  1. ボックス本体と、該ボックス本体の開口部を開閉する蓋体とを備えてなる車両用物入れであって、
    前記蓋体は、前記開口部の前側を除き略全体を覆うと共に前記ボックス本体の後壁に回動自在に軸支されてなるベース部材と、該ベース部材及び前記開口部を覆う前側位置及び前記開口部の前側のみを露出させる後ろ側位置まで前記ベース部材に対して前後摺動可能であり且つ前記後ろ側位置で前記ベース部材によって回動可能なるリッド部材とよりなり、
    該リッド部材には、該リッド部材が前側位置の時に前記ボックス本体に設けた被ロック部に係合可能なる爪部を有すると共に後ろ側位置の時に前記ベース部材によって前記蓋体内に収納されるロック部を吊り下げてなることを特徴とする車両用物入れ。
  2. 請求項1記載の車両用物入れであって、
    前記ロック部は、前記リッド部材から垂下位置より被ロック部側のみに回転自在に軸支されてなると共に常時前記ベース部材側に付勢されてなることを特徴とする車両用物入れ。
  3. 請求項1又は請求項2記載の車両用物入れであって、
    前記ボックス本体の被ロック部近傍には、常時前記ボックス本体と略同面状に保持されるプレートが配してなり、該プレートが前記ロック部の爪部に押されて回転した時には、前記被ロック部側に爪部が係合する方向に付勢してなることを特徴とする車両用物入れ。
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