JP2011253962A - 固体撮像素子の製造方法、固体撮像素子、撮像装置 - Google Patents

固体撮像素子の製造方法、固体撮像素子、撮像装置 Download PDF

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Abstract

【課題】固体撮像素子の画素特性を改善することを可能にすると共に、製造コストを低減することができる、固体撮像素子の製造方法を提供する。
【解決手段】固体撮像素子を製造する際に、半導体基体1内に、同一のマスクを使用して、イオン注入により、センサ部を構成する第1導電型の電荷蓄積領域5を形成し、この電荷蓄積領域5の上に第2導電型の第2の不純物領域6を形成する工程と、半導体基体1の表面上に、電荷蓄積領域5上にまでわたって、電荷転送部を構成する転送ゲート9を形成する工程と、転送ゲート9もマスクとして利用して、イオン注入により、センサ部の半導体基体1の表面に、第2導電型の第2の不純物領域6よりも不純物濃度が高い、第2導電型の第1の不純物領域7を形成する工程とを行う。
【選択図】図2

Description

本発明は、固体撮像素子の製造方法、固体撮像素子及びこの固体撮像素子を備えた撮像装置に係わる。
近年、CMOSイメージセンサでは、多画素化と微細化が進んでいる。
しかしながら、画素が微細化されるに従い、各種の画素特性の低下が著しくなる。
そこで、飽和電荷量(Qs)の維持、転送改善、白点改善、感度向上といった画素特性を、維持或いは改善させることを目的として、さらに、それぞれの画素へイオン注入を行うことが提案されている(例えば、特許文献1〜特許文献3を参照)。
このように、画素へイオン注入を行うことにより、従来の構造に対して、新たな不純物領域を付加して、ポテンシャル分布等を制御することができ、これにより、画素特性を改善することが可能になる。
しかしながら、このような構成では、新たな不純物領域を付加することにより、画素の構造が複雑になる。
そのため、製造工程が増加して、製造コストが高くなることから、イメージセンサのチップのコストも高くなる。
特開2005−223134号公報 特開2002−373978号公報 特開2004−273913号公報
画素が微細化されることに伴う、画素特性の低下に対して、画素特性を改善する構成としては、前記特許文献1〜特許文献3に開示された構成の他にも、例えば、図6に固体撮像素子の概略構成図(断面図)を示す構成とすることが考えられる。
図6に示す固体撮像素子は、各画素がp型の素子分離領域53によって分離され、この素子分離領域53で分離された内部に、センサ部のフォトダイオード(PD)や電荷転送部が形成されている。図中51は、半導体基体(半導体基板又は半導体基板とその上の半導体エピタキシャル層)を示し、52は、半導体基体51に埋め込まれて形成されたpの半導体ウェル領域を示す。
この固体撮像素子では、特に、フォトダイオードの部分において、nの電荷蓄積領域55と、表面に形成された暗電流抑制のためのp++の正電荷蓄積領域58との間に、正電荷蓄積領域58よりは不純物濃度が低い、p領域56を形成している。このp領域56は、フォトダイオードから転送ゲート60の下まで延長して形成されている。
正電荷蓄積領域58により、転送ゲート60の脇のピニングを強化しつつ、飽和電荷量(Qs)を貯めているが、正電荷蓄積領域58だけでは、転送ゲート60の下のピニングが不足するので、白点が発生しやすくなる、という問題を生じる。p領域56を転送ゲート60の下まで延長して形成したので、転送ゲート60の下のピニングを強化することができる。
ただし、p領域56を設けただけでは、p領域56によって転送ゲート60の下のポテンシャルが変調されにくくなり、転送バリアが発生する。
そこで、転送ゲート60のオン時のポテンシャル変調を助けるために、n領域57を設けている。そして、このn領域57を、転送ゲート60の下を通り、n型のフローティングディフュージョン59の下にまで延長して形成している。
このn領域57を設けたことにより、電荷の転送を改善することができる。
また、電荷蓄積領域55の下に低濃度のp領域54を形成して、フォトダイオードとフローティングディフュージョンとの間のオーバーフローバリア(以下、OFB)を高くして、フォトダイオードの飽和電荷量(Qs)を大きくするようにしている。
この固体撮像素子を製造する場合には、それぞれの不純物領域をイオン注入によって形成する。図6の固体撮像素子の製造工程のうち、イオン注入工程を、図7A〜図7Cに示す。ただし、図7A〜図7Cでは、画素を分離する、p型の素子分離領域53の図示は省略している。
まず、図7Aに示すように、n型不純物のイオン注入によりn領域57を形成し、p型不純物のイオン注入によりp領域56を形成する。
続いて、図7Bに示すように、転送ゲート60を形成した後に、この転送ゲート60もマスクとして利用して、p型不純物のイオン注入によりp領域54を形成し、n型不純物のイオン注入によりnの電荷蓄積領域55を形成する。
次に、転送ゲート60の側壁に、絶縁層によってサイドウォール61を形成し、このサイドウォール61もマスクとして利用して、n型のフローティングディフュージョン59と、p++の正電荷蓄積領域58とを順次形成する。
その後、素子分離領域53を形成することにより、図6に示した固体撮像素子を製造することができる。
なお、素子分離領域53は、これらの不純物領域よりも前に形成することも可能である。
また、図7A〜図7Cに示したイオン注入工程を、一部変更したイオン注入工程を、図8A〜図8Cに示す。
図8Aは、図7Aと同じ状態であり、n領域57とp領域56とが形成されている。
次に、図8Bに示すように、転送ゲート60及びその側壁のサイドウォール61を順次形成し、サイドウォール61もマスクとして利用して、p領域54を形成し、nの電荷蓄積領域55を形成する。
次に、図8Cに示すように、サイドウォール61もマスクとして利用して、n型のフローティングディフュージョン59と、p++の正電荷蓄積領域58とを順次形成する。
その後、素子分離領域53を形成する。
この場合、製造される固体撮像素子は、図6の構成よりも、電荷蓄積領域55及びp領域54の左端が、サイドウォール61の分だけ右にずれて形成される。
図7及び図8のいずれのイオン注入工程の場合も、p領域54、電荷蓄積領域55、n領域57、p領域56の4つの不純物領域の範囲がそれぞれ異なっているため、各不純物領域を形成するイオン注入毎に、異なるマスクを形成する必要がある。
このため、製造工程が増加して、製造コストが高くなり、イメージセンサのチップのコストも高くなる。
また、転送ゲート60下のポテンシャル勾配は、イオン注入の合わせずれに影響を受けるので、マスクを形成するためのフォトリソグラフィの合わせ精度を厳しく管理する必要がある。
上述した問題の解決のために、本発明においては、固体撮像素子の画素特性を改善することを可能にすると共に、製造コストを低減することができる、固体撮像素子の製造方法及び固体撮像素子を提供するものである。また、固体撮像素子を備えた撮像装置を提供するものである。
本発明の固体撮像素子の製造方法は、光電変換が行われるセンサ部と、このセンサ部で発生した電荷が転送される電荷転送部を含んで、画素が構成された固体撮像素子を製造する方法である。
そして、半導体基体内に、同一のマスクを使用して、イオン注入により、センサ部を構成する第1導電型の電荷蓄積領域を形成し、電荷蓄積領域の上に第2導電型の第2の不純物領域を形成する工程を含む。
また、半導体基体の表面上に、電荷蓄積領域上にまでわたって、電荷転送部を構成する転送ゲートを形成する工程を含む。
さらに、転送ゲートもマスクとして利用して、イオン注入により、センサ部の半導体基体の表面に、第2導電型の第2の不純物領域よりも不純物濃度が高い、第2導電型の第1の不純物領域を形成する工程を含む。
本発明の固体撮像素子は、光電変換が行われるセンサ部と、このセンサ部で発生した電荷が転送される電荷転送部を含んで、画素が構成された固体撮像素子である。
そして、半導体基体と、この半導体基体の表面上に形成され、電荷転送部を構成する転送ゲートと、センサ部を構成し、転送ゲートの下まで延長して形成された、第1導電型の電荷蓄積領域とを含む。
また、センサ部の半導体基体の表面に形成された、第2導電型の第1の不純物領域を含む。
さらに、電荷蓄積領域の上であり、第2導電型の第1の不純物領域よりも下に、電荷蓄積領域とセルフアラインして形成された、第2導電型の第1の不純物領域よりも不純物濃度の低い、第2導電型の第2の不純物領域を含む。
本発明の撮像装置は、入射光を集光する集光光学部と、この集光光学部で集光した入射光を受光して光電変換する固体撮像素子と、この固体撮像素子で光電変換されて得られた信号を処理する信号処理部とを含む。そして、本発明の撮像装置は、固体撮像素子が前記本発明の固体撮像素子の構成であるものである。
上述の本発明の固体撮像素子の製造方法によれば、同一のマスクを使用して、イオン注入により、センサ部を構成する第1導電型の電荷蓄積領域を形成し、電荷蓄積領域の上に第2導電型の第2の不純物領域を形成する。これにより、第1導電型の電荷蓄積領域及び第2導電型の第2の不純物領域が、セルフアラインして形成される。また、2つの領域のイオン注入を同一のマスクを使用して行っているので、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
さらに、電荷転送部を構成する転送ゲートを、電荷蓄積領域上にまでわたって形成している。これにより、第1導電型の電荷蓄積領域及び第2導電型の第2の不純物領域が、転送ゲートの下まで延長して形成されることになる。即ち、第2導電型の第2の不純物領域が転送ゲートの下まで延長して形成されるので、転送ゲートのピニングを強化することができる。そして、第1導電型の電荷蓄積領域が電荷転送部の転送ゲートの下まで延長して形成されるので、電荷蓄積領域自体が変調され、また第2の不純物領域によって転送バリアが発生することを抑制するので、電荷の変調を改善することができる。これにより、固体撮像素子の画素特性を改善することが可能になる。
上述の本発明の固体撮像素子によれば、電荷蓄積領域の上であり、第2導電型の第1の不純物領域よりも下に、第2導電型の第1の不純物領域よりも不純物濃度の低い、第2導電型の第2の不純物領域が、電荷蓄積領域とセルフアラインして形成されている。
第2導電型の第2の不純物領域が電荷蓄積領域とセルフアラインして形成されているので、これら第2の不純物領域及び電荷蓄積領域を同一のマスクを使用して、それぞれイオン注入により形成することができる。これにより、固体撮像素子を製造する際の、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
さらに、第1導電型の電荷蓄積領域が電荷転送部の転送ゲートの下まで延長して形成されていて、第2導電型の第2の不純物領域は、電荷蓄積領域とセルフアラインして形成されている。即ち、この第2導電型の第2の不純物領域も、転送ゲートの下まで延長して形成されているので、転送ゲートのピニングを強化することができる。そして、第1導電型の電荷蓄積領域が電荷転送部の転送ゲートの下まで延長して形成されているので、電荷蓄積領域自体が変調され、また第2の不純物領域によって転送バリアが発生することを抑制するので、電荷の変調を改善することができる。これにより、画素特性を改善することが可能になる。
上述の本発明の撮像装置によれば、固体撮像素子が前記本発明の固体撮像素子の構成であることにより、固体撮像素子において、製造する際の工程数を削減し、画素特性を改善することが可能になる。
上述の本発明によれば、固体撮像素子を製造する際の、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
これにより、製造コストを低減することができ、所要時間の短縮や歩留まりの向上を図ることも可能になる。
また、本発明によれば、電荷の転送を改善して、画素特性を改善することが可能になるので、良好な画素特性を有する固体撮像素子を実現することができる。
そして、画素の微細化を図っても、良好な画素特性を実現することが可能になるため、画素を微細化して、画素数の増大や小型化を図ることが可能になる。
従って、本発明により、固体撮像素子を備えた撮像装置を、より安価に構成することができ、安定して動作する信頼性の高い撮像装置を実現することが可能になる。
本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の概略構成図(断面図)である。 A〜C 図1の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図である。 本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の概略構成図(断面図)である。 本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子の概略構成図(断面図)である。 本発明の第4の実施の形態の撮像装置の概略構成図(ブロック図)である。 固体撮像素子の概略構成図(断面図)である。 A〜C 図6の固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図である。 A〜C 固体撮像素子の製造方法を示す製造工程図である。
以下、発明を実施するための最良の形態(以下、実施の形態とする)について説明する。
なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1の実施の形態(固体撮像素子)
2.第2の実施の形態(固体撮像素子)
3.第3の実施の形態(固体撮像素子)
4.第4の実施の形態(撮像装置)
<1.第1の実施の形態>
本発明の第1の実施の形態の固体撮像素子の概略構成図(断面図)を、図1に示す。
この固体撮像素子は、シリコン又はその他の半導体からなる、nの半導体基体1の表面に、センサ部のフォトダイオード(PD)と、転送ゲート9による電荷転送部と、フローティングディフュージョン(FD)8が形成されて、構成されている。
半導体基体1としては、半導体基板(シリコン基板等)や、半導体基板及びその上の半導体エピタキシャル層を用いることができる。
半導体基体1には、pの半導体ウェル領域2が埋め込まれて形成されている。
この半導体ウェル領域2は、画素領域全面に、もしくは、固体撮像素子のチップ全面にわたって形成されていて、基板と画素部とを分離している。
半導体ウェル領域2よりも上方は、各画素がp型の素子分離領域3によって分離されている。この素子分離領域3によって分離された内部に、センサ部のフォトダイオード(PD)や電荷転送部が形成されている。
フォトダイオードの部分においては、nの電荷蓄積領域5と、表面に形成された暗電流抑制のためのp++の正電荷蓄積領域7との間に、正電荷蓄積領域7よりは不純物濃度が低い、p領域6を設けている。
また、電荷蓄積領域5の下に低濃度のp領域4が形成されている。このp領域4の不純物濃度は、飽和電荷量(Qs)を大きくするために、電荷蓄積領域5の不純物濃度よりも小さくすることが望ましい。
電荷転送部においては、半導体基体1の表面上に、図示しない薄いゲート絶縁膜を介して、転送ゲート9が形成されており、この転送ゲート9の側壁に、絶縁層によってサイドウォール10が形成されている。
転送ゲート9は、例えば、多結晶シリコンによって形成することができる。
図中左の素子分離領域3の表面には、n型のフローティングディフュージョン(FD)8が形成されている。
フローティングディフュージョン8及びセンサ部の正電荷蓄積領域7は、転送ゲート9のサイドウォール10の位置に合わせて、その外側に形成されている。
転送ゲート9は、フォトダイオードとフローティングディフュージョン8との間で、電荷を転送する役割を担う。フローティングディフュージョン8は、転送された電荷を蓄積する。
それぞれの不純物領域の不純物濃度は、例えば、半導体ウェル領域2が1010cm−3オーダー、素子分離領域3が1012cm−3オーダー、p領域4が1011〜1012cm−3程度とされる。
本実施の形態においては、特に、電荷蓄積領域5とその上のp領域6が、セルフアラインして形成されている。そして、図中破線で示すように、左の端縁が揃って形成されている。
また、これら電荷蓄積領域5及びp領域6が、共に転送ゲート9の下まで延長して形成されている。
領域6が転送ゲート9の下まで延長して形成されていることにより、図6に示した構成と同様に、転送ゲート9の下のピニングを強化することができる。
の電荷蓄積領域5が転送ゲート9の下まで延長して形成されていることにより、p領域6によって転送バリアが発生することを抑制して、電荷の転送を改善することができる。これにより、図6のn領域57を設けなくても、電荷蓄積領域5で同じ役割を果たすことができるので、イオン注入する領域を減らして、工程数を削減することができる。
そして、電荷蓄積領域5とその上のp領域6が、セルフアラインして形成されているので、後述するように、同じマスクを使用して順次イオン注入することができるので、マスクの数を減らすことができる。
さらに、本実施の形態においては、電荷蓄積領域5の下のp領域4が、センサ部から転送ゲート9の下を経て、左の素子分離領域3まで延長して形成されている。
領域4によって、フォトダイオードとフローティングディフュージョンとの間のOFBを高くして、フォトダイオードの飽和電荷量(Qs)を大きくすることができる。さらに、p領域4が転送ゲート9の下にも形成されているので、図6に示した構成よりも、OFBを高くすることができる。
本実施の形態の固体撮像素子は、以下に説明するようにして、製造することができる。
なお、イオン注入工程以外の工程については、従来の固体撮像素子と同様に行うことができるので、詳細な説明は省略する。
まず、図2Aに示すように、同一のマスクを使用して、n型不純物のイオン注入によりnの電荷蓄積領域5を形成し、p型不純物のイオン注入によりp領域6を形成する。
これにより、電荷蓄積領域5及びp領域6がセルフアラインして形成される。
イオン注入の直後は、n領域とp領域とが重なっているが、不純物を活性化するための熱によって拡散すると、電荷蓄積領域5及びp領域6の端縁に若干のずれを生じることがあるが、このずれを数十nm以内にすることが可能である。
続いて、図2Bに示すように、別のマスクを使用して、p型不純物のイオン注入によりp領域4を形成する。ここで、p領域4の不純物濃度が電荷蓄積領域5の不純物濃度よりも小さくなるように、p領域4のp型不純物のドーズ量を、電荷蓄積領域5のn型不純物のドーズ量よりも少なくすることが望ましい。
次に、図2Cに示すように、転送ゲート9及びその側壁のサイドウォール10を順次形成し、サイドウォール10もマスクとして利用して、n型のフローティングディフュージョン8と、p++の正電荷蓄積領域7とを順次形成する。なお、転送ゲート9は、電荷蓄積領域5及びp領域6上にまでわたって形成する。これにより、電荷蓄積領域5及びp領域6が、転送ゲート9の下にまで延長して形成される。
その後、素子分離領域3を形成することにより、図1に示した固体撮像素子を製造することができる。
なお、素子分離領域3は、これら図示した不純物領域4,5,6,7,8よりも前に形成することも可能である。
図7A〜図7Cの、図6に示した固体撮像素子の製造工程と比較すると、この製造工程では、転送ゲート9を形成する前の3回のイオン注入のうち、2回のイオン注入を同一のマスクを使用して行っている点で相違している。2回のイオン注入を同一のマスクを使用して行っているので、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
上述の本実施の形態の構成によれば、電荷蓄積領域5とその上のp領域6が、セルフアラインして形成されているので、これら電荷蓄積領域5及びp領域6を、同一のマスクを使用して、それぞれイオン注入により形成することができる。これにより、固体撮像素子を製造する際の、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
従って、製造コストを低減することができ、所要時間の短縮や歩留まりの向上を図ることも可能になる。
また、電荷蓄積領域5及びp領域6が転送ゲート9の下まで延長して形成されている。
領域6が転送ゲート9の下まで延長して形成されていることにより、転送ゲート9の下のピニングを強化することができる。
そして、nの電荷蓄積領域5が転送ゲート9の下まで延長して形成されていることにより、電荷蓄積領域5自体が変調されることになり、また、p領域6によって転送バリアが発生することを抑制するので、電荷の転送を改善することができる。これにより、図6の固体撮像素子と比較すると、電荷蓄積領域5で図6のn領域57と同じ役割を果たすことができるので、n領域57が不要になる。
従って、イオン注入する領域を減らして、この点でも工程数を削減することができる。
また、電荷蓄積領域5の下のp領域4が、転送ゲート9の下を経て、左の素子分離領域3まで延長して形成されている。これにより、p領域4によって、フォトダイオードとフローティングディフュージョンとの間のOFBを高くして、フォトダイオードの飽和電荷量(Qs)を大きくすることができる。さらに、図6に示した固体撮像素子と比較して、OFBを高くすることができる。
そして、電荷蓄積領域5自体が変調されることと併せて、p領域4の作用によって、転送ゲート9のゲート長を短くしても、良好に転送を行うことが可能になる。これにより、転送ゲート9のゲート長を短くして、画素を縮小することも可能になる。
ところで、図1では、1画素のフォトダイオードと1つのフローティングディフュージョンを図示していた。
本実施の形態において、さらに、1つのフローティングディフュージョン(FD)を、複数個(例えば、2個や4個)の画素で共有する構成とすることも可能である。
FDを複数個の画素で共有した場合には、FDと画素との位置関係が、共有しない構成のように全画素で同じにはなっていないので、フォトダイオード(PD)から見たFDの位置が、FDを共有する複数個の画素で異なる。
そのため、転送ゲートに合わせて形成されるFDと、PDの電荷蓄積領域との合わせずれが発生すると、FDを共有する複数個の画素において、FDとPDとの間の距離が異なってしまう。このとき、これらの画素では、飽和電荷量(Qs)等の画素特性に差を生じる。
本実施の形態では、電荷蓄積領域5の下にp領域4を形成しているので、このp領域4の作用によって、フローティングディフュージョン(FD)8を複数個の画素で共有した構成とした場合でも、Qs等の画素特性の差を低減することができる。
また、本実施の形態では、このp領域4が電荷蓄積領域5よりもFD8側(転送ゲート9側)に寄って形成されていることにより、さらに、Qs等の画素特性の差を低減することができる。
なお、上述の実施の形態では、p領域4は、電荷蓄積領域5及びp領域6とは別のマスクを用いて形成していたが、p領域4も同じマスクを用いてイオン注入して形成することが可能である。
この場合、p領域4は、電荷蓄積領域5及びp領域6とセルフアラインして形成され、電荷蓄積領域5及びp領域6と同様に、転送ゲート9の下の途中まで形成される。
<2.第2の実施の形態>
本発明の第2の実施の形態の固体撮像素子の概略構成図(断面図)を、図3に示す。
本実施の形態では、特に、電荷蓄積領域5の下に形成された、p領域4が、フローティングディフュージョン8の下まで延長して形成されている。
その他の構成は、図1及び図2に示した第1の実施の形態と同様であるので、同一符号を付して重複説明を省略する。
本実施の形態の固体撮像素子は、p領域4を形成するイオン注入工程で使用するマスクのパターンを変更すれば、第1の実施の形態の固体撮像素子と同様にして製造することができる。
上述の本実施の形態の構成によれば、第1の実施の形態と同様に、電荷蓄積領域5とその上のp領域6が、セルフアラインして形成され、転送ゲート9の下まで延長して形成されている。
これにより、第1の形態と同様に、固体撮像素子を製造する際の、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
従って、製造コストを低減することができ、所要時間の短縮や歩留まりの向上を図ることも可能になる。
また、転送ゲート9の下のピニングを強化することができ、電荷の転送を改善することができるので、図6のn領域57が不要になる。
従って、イオン注入する領域を減らして、この点でも工程数を削減することができる。
また、電荷蓄積領域5の下のp領域4が、転送ゲート9の下を経て、左の素子分離領域3内のフローティングディフュージョン8の下まで延長して形成されている。
これにより、p領域4によって、フォトダイオードとフローティングディフュージョンとの間のOFBを高くして、フォトダイオードの飽和電荷量(Qs)を大きくすることができる。さらに、図6に示した固体撮像素子と比較して、OFBを高くすることができる。
そして、電荷蓄積領域5自体が変調されることと併せて、p領域4の作用によって、転送ゲート9のゲート長を短くしても、良好に転送を行うことが可能になる。これにより、転送ゲート9のゲート長を短くして、画素を縮小することも可能になる。
本実施の形態においても、さらに、1つのフローティングディフュージョン(FD)を、複数個(例えば、2個や4個)の画素で共有する構成とすることも可能である。
本実施の形態では、電荷蓄積領域5の下にp領域4を形成しているので、このp領域4の作用によって、フローティングディフュージョン(FD)8を複数個の画素で共有した構成とした場合でも、Qs等の画素特性の差を低減することができる。
また、本実施の形態では、このp領域4がFD8の下まで形成されていることにより、さらに、Qs等の画素特性の差を低減することができ、第1の実施の形態よりもさらに画素特性の差を低減することができる。
<3.第3の実施の形態>
本発明の第3の実施の形態の固体撮像素子の概略構成図(断面図)を、図4に示す。
本実施の形態では、特に、電荷蓄積領域5の下に形成された、p領域4が、左右に形成された素子分離領域3を貫いて、画素全体に形成されている。
好ましくは、p領域4を、半導体ウェル領域2と同様に、画素領域全体、もしくは、固体撮像素子のチップ全体に、形成する。
その他の構成は、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様であるので、同一符号を付して重複説明を省略する。
本実施の形態の固体撮像素子は、p領域4を形成するイオン注入工程で使用するマスクのパターンを変更すれば、第1の実施の形態の固体撮像素子と同様にして製造することができる。
上述の本実施の形態の構成によれば、第1の実施の形態と同様に、電荷蓄積領域5とその上のp領域6が、セルフアラインして形成され、転送ゲート9の下まで延長して形成されている。
これにより、第1の形態と同様に、固体撮像素子を製造する際の、マスクの枚数を減らして、工程数を削減することができる。また、合わせずれに対するマージンを拡大させることができる。
従って、製造コストを低減することができ、所要時間の短縮や歩留まりの向上を図ることも可能になる。
また、転送ゲート9の下のピニングを強化することができ、電荷の転送を改善することができるので、図6のn領域57が不要になる。
従って、イオン注入する領域を減らして、この点でも工程数を削減することができる。
また、電荷蓄積領域5の下のp領域4が、転送ゲート9の下や左の素子分離領域3内のフローティングディフュージョン8の下にも形成されている。
これにより、p領域4によって、フォトダイオードとフローティングディフュージョンとの間のOFBを高くして、フォトダイオードの飽和電荷量(Qs)を大きくすることができる。さらに、図6に示した固体撮像素子と比較して、OFBを高くすることができる。
そして、電荷蓄積領域5自体が変調されることと併せて、p領域4の作用によって、転送ゲート9のゲート長を短くしても、良好に転送を行うことが可能になる。これにより、転送ゲート9のゲート長を短くして、画素を縮小することも可能になる。
また、本実施の形態では、p領域4が画素全体に形成されているので、p領域4と他の不純物領域5,6,7との合わせずれを生じることがない。これにより、p領域4と他の不純物領域5,6,7との合わせずれに起因する、製造歩留まりの低下を回避することができる。
本実施の形態においても、さらに、1つのフローティングディフュージョン(FD)を、複数個(例えば、2個や4個)の画素で共有する構成とすることも可能である。
本実施の形態では、電荷蓄積領域5の下にp領域4を形成しているので、このp領域4の作用によって、フローティングディフュージョン(FD)8を複数個の画素で共有した構成とした場合でも、Qs等の画素特性の差を低減することができる。
また、本実施の形態では、このp領域4がFD8の下まで形成されていることにより、さらに、Qs等の画素特性の差を低減することができ、第1の実施の形態よりもさらに画素特性の差を低減することができる。
上述の実施の形態では、センサ部のフォトダイオードの第1導電型の電荷蓄積領域5をn型として、その上の第2導電型の不純物領域(p領域6と正電荷蓄積領域7)をp型としていた。
本発明では、上述の実施の形態とは導電型を逆にして、p型の電荷蓄積領域と、その上のn型の不純物領域(n領域や負電荷蓄積領域)とを形成した構成とすることも可能である。
<4.第4の実施の形態(撮像装置)>
本発明の第4の実施の形態の撮像装置の概略構成図(ブロック図)を、図5に示す。
この撮像装置としては、例えば、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、携帯電話のカメラ等が挙げられる。
図5に示すように、この撮像装置500は、固体撮像素子(図示せず)を備えた撮像部501を有している。この撮像部501の前段には、入射光を集光して像を結像させる結像光学系502が備えられている。また、撮像部501の後段には、撮像部501を駆動する駆動回路、固体撮像素子で光電変換された信号を画像に処理する信号処理回路等を有する信号処理部503が接続されている。また、信号処理部503によって処理された画像信号は、画像記憶部(図示せず)によって記憶させることができる。
このような撮像装置500において、固体撮像素子として、前述した各実施の形態の固体撮像素子等、本発明の固体撮像素子を用いることができる。
本実施の形態の撮像装置500によれば、本発明の固体撮像素子、即ち、前述したように、製造コストを低減することができ、所要時間の短縮や歩留まりの向上を図ることも可能である固体撮像素子を用いている。これにより、より安価に撮像装置500を構成することができ、安定して動作する信頼性の高い撮像装置500を構成することができる、という利点がある。
なお、本発明の撮像装置は、図5に示した構成に限定されることはなく、固体撮像素子を用いる撮像装置であれば、適用することが可能である。
例えば、固体撮像素子は、ワンチップとして形成された形態であってもよいし、撮像部と、信号処理部または光学系とがまとめてパッケージングされた撮像機能を有するモジュール状の形態であってもよい。
本発明の撮像装置は、例えば、カメラや撮像機能を有する携帯機器等、各種の撮像装置に適用することができる。また、「撮像」の広義の意味として、指紋検出装置等も含む。
本発明は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲でその他様々な構成が取り得る。
1 半導体基体、2 半導体ウェル領域、3 素子分離領域、4 p領域、5 電荷蓄積領域、6 p領域、7 正電荷蓄積領域、8 フローティングディフュージョン(FD)、9 転送ゲート、10 サイドウォール、500 撮像装置、501 撮像部、502 結像光学系、503 信号処理部

Claims (13)

  1. 光電変換が行われるセンサ部と、前記センサ部で発生した電荷が転送される電荷転送部を含んで、画素が構成された固体撮像素子を製造する方法であって、
    半導体基体内に、同一のマスクを使用して、イオン注入により、前記センサ部を構成する第1導電型の電荷蓄積領域を形成し、前記電荷蓄積領域の上に第2導電型の第2の不純物領域を形成する工程と、
    前記半導体基体の表面上に、前記電荷蓄積領域上にまでわたって、前記電荷転送部を構成する転送ゲートを形成する工程と、
    前記転送ゲートもマスクとして利用して、イオン注入により、前記センサ部の前記半導体基体の表面に、前記第2導電型の第2の不純物領域よりも不純物濃度が高い、第2導電型の第1の不純物領域を形成する工程とを含む
    固体撮像素子の製造方法。
  2. 前記電荷蓄積領域の下に、イオン注入により、第2導電型の第3の不純物領域を形成する工程をさらに含む、請求項1に記載の固体撮像素子の製造方法。
  3. 前記第2導電型の第3の不純物領域を、前記同一のマスクを使用して、イオン注入により形成する、請求項2に記載の固体撮像素子の製造方法。
  4. 前記第2導電型の第3の不純物領域を形成するイオン注入の第2導電型不純物のドーズ量を、前記電荷蓄積領域を形成するイオン注入の第1導電型不純物のドーズ量よりも少なくする、請求項2に記載の固体撮像素子の製造方法。
  5. 前記第2導電型の第3の不純物領域を、前記電荷蓄積領域よりも前記転送ゲート側に寄って形成する、請求項2に記載の固体撮像素子の製造方法。
  6. 前記第2導電型の第3の不純物領域を、前記画素の全体にわたって形成する、請求項2に記載の固体撮像素子の製造方法。
  7. 光電変換が行われるセンサ部と、前記センサ部で発生した電荷が転送される電荷転送部を含んで、画素が構成された固体撮像素子であって、
    半導体基体と、
    前記半導体基体の表面上に形成され、前記電荷転送部を構成する転送ゲートと、
    前記センサ部を構成し、前記転送ゲートの下まで延長して形成された、第1導電型の電荷蓄積領域と、
    前記センサ部の前記半導体基体の表面に形成された、第2導電型の第1の不純物領域と、
    前記電荷蓄積領域の上であり、前記第2導電型の第1の不純物領域よりも下に、前記電荷蓄積領域とセルフアラインして形成された、前記第2導電型の第1の不純物領域よりも不純物濃度の低い、第2導電型の第2の不純物領域とを含む
    固体撮像素子。
  8. 前記電荷蓄積領域の下に形成された、第2導電型の第3の不純物領域をさらに含む、請求項7に記載の固体撮像素子。
  9. 前記第2導電型の第3の不純物領域は、前記電荷蓄積領域及び前記第2導電型の第2の不純物領域とセルフアラインして形成されている、請求項8に記載の固体撮像素子。
  10. 前記第2導電型の第3の不純物領域の不純物濃度が、前記電荷蓄積領域の不純物濃度よりも低い、請求項8に記載の固体撮像素子。
  11. 前記第2導電型の第3の不純物領域は、前記電荷蓄積領域よりも前記転送ゲート側に寄って形成されている、請求項8に記載の固体撮像素子。
  12. 前記第2導電型の第3の不純物領域は、前記画素の全体にわたって形成されている請求項8に記載の固体撮像素子。
  13. 入射光を集光する集光光学部と、
    光電変換が行われるセンサ部と、前記センサ部で発生した電荷が転送される電荷転送部を含んで、画素が構成され、半導体基体と、前記半導体基体の表面上に形成され、前記電荷転送部を構成する転送ゲートと、前記センサ部を構成し、前記転送ゲートの下まで延長して形成された、第1導電型の電荷蓄積領域と、前記センサ部の前記半導体基体の表面に形成された、第2導電型の第1の不純物領域と、前記電荷蓄積領域の上であり、前記第2導電型の第1の不純物領域よりも下に、前記電荷蓄積領域とセルフアラインして形成された、前記第2導電型の第1の不純物領域よりも不純物濃度の低い、第2導電型の第2の不純物領域とを含む固体撮像素子と、
    前記固体撮像素子で光電変換されて得られた信号を処理する信号処理部とを含む
    撮像装置。
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