JP2011253479A - 自動販売機 - Google Patents

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【課題】利用者の意図しない種類の電子マネーによる取引が実行されることを抑制することが可能な自動販売機を提供する。
【解決手段】複数種類の電子マネーを利用して商品の販売が可能な自動販売機において、複数種類の電子マネーに共通であって、現金情報格納媒体(ICカード等)に格納された現金情報の読み書きを行うアンテナ20と、電子マネーの種類を特定するためのタッチパネル30とを備え、前記アンテナ20とタッチパネル30とを分離するとともに、片手に現金情報格納媒体を持って前記アンテナ20に当該現金情報格納媒体をかざす際にタッチパネル30に手が触れることがなく、かつ、前記タッチパネル30を操作する際に前記現金情報格納媒体がアンテナ20の交信エリアに届くことがないように互いに離隔して配設して誤動作を防止する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数種類の電子マネーが利用可能な自動販売機に係り、特に複数種類の電子マネーに共通の読み書き端末(アンテナ)を備えた自動販売機に関する。
昨今ではキャッシュレスにより商品の購入を可能な一形態としてICカードや携帯電話(以下、これらを現金情報格納媒体ともいう)との間で現金情報を読み書きして取引を決済する電子マネーを搭載した自動販売機が知られている。電子マネーは決済システムの相違により複数の種類が存在する一方、現金情報格納媒体との間で現金情報を読み書きする読み書き端末(アンテナ)は共通であることから、複数種類の電子マネーを自動販売機に搭載する場合、読み書き端末(アンテナ)は複数種類の電子マネーに共通のマルチ型として形成され、読み書き端末(アンテナ)の近傍に電子マネーの種類を選択して入力する種別入力手段が設けられている(例えば、特許文献1)。この特許文献1に開示された自動販売機においては種別入力手段が電子マネーの種類に対応して設けられた押しボタンとして形成されている。
特開2009−205960号公報
前述した特許文献1に開示された自動販売機により商品を購入する場合、利用者は希望する商品選択ボタンを押して購入意思を表した後、自身の所有する電子マネーの種類に対応する押しボタンを操作して電子マネーの種類を入力したうえで、現金情報格納媒体を読み書き端末(アンテナ)にかざすと両者の間で現金情報が授受され、取引可能と判断された際には自動販売機から商品が払出されるように構成されている。このように電子マネーの種類を入力する押しボタンを操作したうえで、現金情報格納媒体を読み書き端末(アンテナ)にかざすことにより取引が開始されるように構成されていることから、読み書き端末(アンテナ)の近傍に電子マネーの種類を入力する押しボタンが存在すると、現金情報格納媒体を読み書き端末(アンテナ)にかざす際に現金情報格納媒体を持つ手が電子マネーの種類を入力する押しボタンに当接して当該押しボタンを操作してしまうおそれがある。この場合、自身の所有する電子マネーと異なる種類の押しボタンを操作してしまった場合には取引が成立しないこととなり、利用者は所定の手順で商品の購入操作を行ったにもかかわらず商品が払出されないというトラブルを惹起することとなる。
また、利用者が電子マネーの種類を入力する際、多くの場合には現金情報格納媒体を掴んだ手で押しボタンを操作することから利用者の意図しない取引が行われおそれがある。すなわち、特定の種類の電子マネーが選択された状態に初期設定されている場合、例えば、電子マネーの利用状況を格納したメモリの履歴情報に基づいて当該自動販売機の設置場所で使用される電子マネーの種類の比率を算出し、特定の種類の電子マネーの比率が非常に高いか、若しくは特定の種類の電子マネーに限られときには、当該特定の種類の電子マネーを所有する利用者の利便性(当該特定の種類の電子マネーを用いる場合には電子マネーの種類を入力する押しボタンを操作しなくても取引が開始される)を考慮して、当該特定の種類の電子マネーが選択された状態に初期設定されている場合であって、利用者が特定の種類を含む複数種類の電子マネーを所有しており、かつ、特定の種類以外の電子マネーで取引を希望する場合、利用者が現金情報格納媒体を持った手で電子マネーの種類を入力しようとした際に現金情報格納媒体が読み書き端末(アンテナ)の交信エリアに進入してしまうと特定の種類の電子マネーで取引が行われ、利用者の意図しない種類の電子マネーにより決済されてしまうという課題を有する。
そこで、本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的は前記課題を解決し、利用者の意図しない種類の電子マネーによる取引が実行されることを抑制することが可能な自動販売機を提供することにある。
上記目的を達成するために請求項1に係る発明は、複数種類の電子マネーを利用して商品の販売が可能な自動販売機において、複数種類の電子マネーに共通であって、現金情報格納媒体に格納された現金情報の読み書きを行う読み書き端末と、電子マネーの種類を特定するための種別入力手段とを備え、前記読み書き端末と種別入力手段とを分離するとともに、片手に現金情報格納媒体を持って前記読み書き端末に当該現金情報格納媒体をかざす際に前記種別入力手段に手が触れることがなく、かつ、前記種別入力手段を操作する際に前記現金情報格納媒体が読み書き端末の交信エリアに届くことがないように互いに離隔して配設したことを特徴とする。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機において、種別入力手段はタッチパネルであり、当該タッチパネルは常時は広告情報等を表示し、電子マネーが利用される際には電子マネーの種別を入力する押しボタンを表示することを特徴とする。
また、請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の自動販売機において、種別入力手段は商品取出口との間に読み書き端末が位置するように配置した特徴とする。
本発明の請求項1に係る発明は、複数種類の電子マネーを利用して商品の販売が可能な自動販売機において、複数種類の電子マネーに共通であって、現金情報格納媒体に格納された現金情報の読み書きを行う読み書き端末と、電子マネーの種類を特定するための種別入力手段とを備え、前記読み書き端末と種別入力手段とを分離するとともに、片手に現金情報格納媒体を持って前記読み書き端末に当該現金情報格納媒体をかざす際に前記種別入力手段に手が触れることがなく、かつ、前記種別入力手段を操作する際に前記現金情報格納媒体が読み書き端末の交信エリアに届くことがないように互いに離隔して配設したことにより、従来装置のように読み書き端末と種別入力手段が近接して配設されている場合、現金情報格納媒体を読み書き端末にかざす際に現金情報格納媒体を持った手が種別入力手段に当接して利用者の所有する電子マネーとは異なる種類の電子マネーが選択(入力)されると取引が成立しないこととなり、利用者は所定の手順で商品の購入操作を行ったにもかかわらず商品が払出されないというトラブルを防止することができ、また、特定の種類の電子マネーが選択された状態に初期設定されている場合であって、利用者が特定の種類を含む複数種類の電子マネーを所有しており、かつ、特定の種類以外の電子マネーで取引を希望する場合、利用者が現金情報格納媒体を持った手で電子マネーの種類を入力しようとした際に現金情報格納媒体が読み書き端末(アンテナ)の交信エリアに進入してしまうと特定の種類の電子マネーで取引が行われ、利用者の意図しない種類の電子マネーにより決済されてしまうというトラブルを防止することができるという効果を有する。
また、本発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載の自動販売機において、種別入力手段はタッチパネルであり、当該タッチパネルは常時は広告情報等を表示し、電子マネーが利用される際には電子マネーの種別を入力する押しボタンを表示することにより、種別入力手段を訴求手段として兼用することができるという効果を有する。
さらに、本発明の請求項3に係る発明は、請求項1または請求項2のいずれかに記載の自動販売機において、種別入力手段は商品取出口との間に読み書き端末が位置するように配置したことにより、利用者が電子マネーを利用して商品を購入する際、希望する商品選択ボタンの操作、電子マネーの種別入力操作、読み書き端末に現金情報格納媒体をかざす操作および商品取出口からの商品の取出しに係る一連の動きを一路の経路で行き来することなく行うことが可能であるという効果を有する。
本発明の実施の形態である自動販売機の正面図である。 図1の読み書き端末の設置状態を示す紙幣識別装置の斜視図である。 本発明の実施の形態にかかる自動販売機のブロック図である。 図1のタッチパネルの表示画面を示し、(a)は訴求表示情報を表示した訴求表示画面、(b)は電子マネーの種類を選択入力するための種別選択情報を表示した種別入力画面である。 本発明の実施の形態にかかる自動販売機おける電子マネーを利用した商品の販売動作を説明するフローチャートである。
以下、本発明における実施の形態である自動販売機を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施の形態である自動販売機の全体構成を示す。図において、1は外扉であり、この外扉1は前面が開放した断熱筐体として形成された本体キャビネット(図では外扉1に隠れて見えない)に開閉自在に支持された片開き式の扉である。前記本体キャビネットは底壁を挟んで上部領域の商品収納庫と下部領域の機械室に区画されている。前記底壁により区画された上部領域の商品収納庫内は断熱仕切壁により左右方向に複数の商品収納室に区分され、各商品収納室には缶入り飲料,ペットボトル飲料等の商品を収容するとともにその下端に商品選択ボタンの操作により指定された商品を搬出する商品払出機構を有する商品収納ラックが収設されている。また、商品収納ラックの下方には前下がりに傾斜した商品搬出シュートが配設され、この商品搬出シュートの背面には当該各商品収納室を冷却もしくは加熱して商品収納ラックに収容した商品を冷却・加熱する冷却/加熱ユニットが配設されている。そして、本体キャビネットの底壁により区画された下部領域の機械室には、前記冷却/加熱ユニットと冷凍サイクルを構成する冷凍機コンデンシングユニットが配設されている。なお、本体キャビネットの商品収納庫前面開口は商品搬出扉を備えた片開き式の断熱内扉により閉塞されている。
前記外扉1の前面の上部域には商品展示室2が設けられている。この商品展示室2は外扉1の前面に開口した窓を覆う透明パネル3と外扉1の背面側に開閉自在に支持された中扉4との間に形成されている。前記中扉4の前面には、本体キャビネットの庫内に収納した商品に対応した複数の商品見本5を左右方向に一列に並べて展示するディスプレイ台(図では後述する商品選択ボタンユニット6に隠れて見えない)が上下方向に3段取付けられている。このディスプレイ台は下面が開放した箱形に形成され、このディスプレイ台の内部に照明光源が配設されている。前記透明パネル3には、各ディスプレイ台と対峙する位置に商品選択ボタンユニット6が設けられ、商品選択ボタンユニット6は、ディスプレイ台に展示された各商品見本5に対応して左右に一列に並べて設けた商品選択ボタン7を有している。さらに外扉1の前面には、硬貨投入口8、紙幣挿入口を覆うように開閉自在に取付けられた挿入口フラッパ9、釣銭返却レバー10、投入金額,庫内温度,販売中,準備中等の各種情報をディスプレイに表示する販売情報表示部11、電子マネーのアンテナ(読み書き端末)20、タッチパネル30等を集中的に組付けてなる接客部に加えて、シリンダー錠付きのハンドルロック装置12、硬貨返却口13、商品取出口14などが設けられている。なお、外扉1の背面には硬貨投入口から投入された硬貨の真偽判定を行う硬貨識別装置42(図3参照)、紙幣挿入口に挿入された紙幣の真偽判定を行う紙幣識別装置43(図2,図3参照)などが配設されている。
さて、電子マネーのアンテナ20は、図2に示すように、紙幣識別装置43のフロントカバー431の前面に配設されており、この実施の形態においては複数種類の電子マネーに共通のマルチ型として形成されている。図2において、9は挿入口フラッパであり、紙幣識別装置43の挿入口(不図示)を覆うとともにフロントカバー431に軸支された上端側を支点として上下方向に開閉自在に枢支されている。前記紙幣識別装置43は外扉1の背面側にねじにより固着され、前記フロントカバー431が外扉1に形成した開口を介して外扉1の表面に露出するように構成されている。前記フロントカバー431は挿入口フラッパ9の下縁部分から下方に向うにしたがって前方側に突出するように傾斜しており、このフロントカバー431の傾斜した斜面にアンテナ20が配設されている。したがって、利用者が手に持った現金情報格納媒体をかざし易く、これによりアンテナ20と現金情報格納媒体との間の交信が良好に行われるように構成されている。なお、アンテナ20には後述する自動販売機の主制御部から現金情報格納媒体に格納された現金情報の読み書きを指令する信号が供給される。
ここで、タッチパネル30の表示画面については後述するが、タッチパネル30には利用者が電子マネーにより商品を購入する際に電子マネーの種類を表示する種別選択情報が表示されるように構成されており、タッチパネル30が電子マネーの種類を選択入力する種別入力手段を構成している。したがって、利用者は電子マネーを利用して商品を購入する場合、商品選択ボタン7を操作した後、タッチパネル30に表示された電子マネーの種類を選択入力(画面を直接タッチ)したうえで現金情報格納媒体をアンテナ20にかざし、次いで商品取出口14に送出された商品を取り出すという一連の手順により商品を手にすることができる。この場合、一連の手順が一路、つまり、あちこちと行き来することなく一つの経路を辿ることにより商品の購入ができれば利用者は戸惑うことがない。これを実現するため、この実施の形態の自動販売機においては、図1に示したように、タッチパネル30は商品取出口14との間にアンテナ20が位置するように配設されている。この構成によって、タッチパネル30により電子マネーの種類の選択入力する行為、現金情報格納媒体をアンテナ20にかざす行為、商品取出口14から商品を取り出すという一連の行為を上方位置から下方位置に向う一路で処理することができる。
次に、図3は本発明の実施の形態にかかる自動販売機のブロック図である。図において、40は自動販売機の全体の制御を司る主制御部であり、各種プログラムを格納するROM,このROMから読み出したプログラムを実行するCPU,CPUで演算する各種データを格納するRAM等からなる。前記主制御部40には、商品選択ボタン7,入力装置(リモコン)41,硬貨識別装置42,紙幣識別装置43,商品払出制御部44,冷却/加熱制御部45,照明灯制御部46に加えてアンテナ20およびタッチパネル30が接続されている。
前記リモコン41は設定用キーボードや液晶表示画面を備えてなり、キーボードにより本体キャビネット内の商品収納ラックに収納された商品の価格、本体キャビネットの庫内に左右方向に区分された複数の商品収納室を冷却室或いは加熱室として設定したり、主制御部40のRAMに格納されたメンテナンス情報を読み出して液晶表示画面に表示するものである。前記硬貨識別装置42は硬貨投入口8(図1参照)を介して投入された硬貨の真偽並びに金種を識別し、正貨の場合には金種信号を主制御部40に送信するとともに当該硬貨を釣銭収納筒若しくは金庫に収納し、偽貨等の場合には硬貨返却口13(図1参照)に返却するものである。前記紙幣識別装置43は挿入口フラッパ9を開けることにより現れる紙幣挿入口を介して挿入された紙幣の真偽並びに金種を識別し、正貨の場合には金種信号を主制御部40に送信するとともに当該紙幣を取り込んで集積保管し、偽貨の場合には紙幣挿入口に返却するものである。前記商品払出制御部44は商品選択ボタン7により選択された商品を収納する商品収納ラックに搭載された商品払出機構に販売信号を供給して商品払出動作を実行させるものである。前記冷却/加熱制御部45は各商品収納室に配備された冷却/加熱ユニットを制御して各商品収納室(の商品収納ラック)に収納された商品の温度が所定の温度となるように温度制御するものである。前記照明灯制御部46は商品展示室2(図1参照)内に配設された照明灯の点灯・消灯を制御するものである。
ここで、主制御部40のROMにはタッチパネル30に表示する表示画面が格納されている。前記タッチパネル30に表示する表示画面の一例を図4に示す。図4の(a)は訴求表示情報、この例では新発売の商品を表示する訴求表示画面であり、(b)は電子マネーの種類(例えば、Mode1,Mode2等で示す)を選択入力するための種別選択情報を表示した種別入力画面である。このタッチパネル20に表示する表示画面の切り替えについては次の電子マネーを利用した商品の販売動作とともに説明する。
さて、主制御部40のROMには電子マネーを利用した商品の販売動作を実行するところの図5に示すフローチャートで示したプログラムが格納されている。以下、図5のフローチャートを用いて電子マネーを利用した商品の販売動作を説明する。なお、図5のフローチャートは庫内の各商品収納室が所定(冷却若しくは加熱)の温度に保温されて商品の販売が可能な状態の場合に実行されるものである。
図5において、ステップS1では販売待機状態で貨幣(硬貨若しくは紙幣)の投入を監視し、貨幣の投入がない場合(ステップS1,N)には商品選択ボタン7の操作を監視する(ステップS2)。貨幣の投入、商品選択ボタン7の操作がない場合(ステップS2,N)にはタッチパネル30の表示画面を格納したROMから図4の(a)に示した訴求表示画面を読み出してタッチパネル30に表示する(ステップS3)。ステップS1において貨幣の投入が検知された際(ステップS1,Y)にはステップS4により通常販売動作のルーチンにジャンプする。貨幣の投入がない状態(ステップS1,N)で商品選択ボタン7が操作された際(ステップS2,Y)にはステップS5においてタッチパネル30の表示を訴求表示画面から図4の(b)に示した種別入力画面に切り替えたうえでタッチパネル30からの選択入力を待つ(ステップS6)。タッチパネル30に表示された種別入力画面に基づいて利用者がタッチパネル30を直接操作して電子マネーの種類(例えば、Mode1)を選択入力(ステップS6,Y)するとステップS6から「Mode1」にかかるシステムのステップS10以下のルーチンにジャンプする。
電子マネーの種類、例えば、「Mode1」にかかるシステムのステップS10ではアンテナ20を起動して現金情報格納媒体との交信を準備し、ステップS11においてアンテナ20から現金情報格納媒体に格納された現金情報CSを読み込む。次いで、ステップS12においては読み取った現金情報CSと商品選択ボタン7により指定された商品価格SPとを比較して販売が可能(現金情報CS≧商品価格SP)な場合(ステップS12,Y)には取引を開始する(ステップS13)。そして、ステップS14において残高情報(CS−SP)を、アンテナ20を介して現金情報格納媒体に書き込んだうえでステップS16にジャンプする。ステップS16においては商品の販売動作を実行して商品の販売動作が終了する。前記ステップS12において販売が不可(現金情報CS<商品価格SP)の場合(ステップS12,N)には取引を中止してステップS15において読み取った現金情報を、アンテナ20を介して現金情報格納媒体に書き込んだうえでステップS1にジャンプする。この場合、現金情報格納媒体に格納された残高が選択された商品の価格に足りない旨をタッチパネル30に表示してもよい。なお、「Mode1」とは種類の異なる電子マネーの「Mode2」,「Moden」にかかるシステムのステップS20,S30のルーチンにはステップS11〜S15と同様のプログラムを備えているが、図5では省略している。
なお、上記実施の形態の自動販売機においては、電子マネーのアンテナ20を紙幣識別装置43のフロントカバー431に配設して接客部を集中させたものについて説明したが、これに限るものではなく紙幣識別装置43からアンテナ20を切り離して配設することもできる。
前述したとおり本発明によれば、複数種類の電子マネーを利用して商品の販売が可能な自動販売機において、複数種類の電子マネーに共通であって、現金情報格納媒体に格納された現金情報の読み書きを行う読み書き端末(アンテナ20)と、電子マネーの種類を特定するための種別入力手段(タッチパネル30)とを備え、前記読み書き端末(アンテナ20)と種別入力手段(タッチパネル30)とを分離するとともに、片手に現金情報格納媒体を持って前記読み書き端末(アンテナ20)に当該現金情報格納媒体をかざす際に前記種別入力手段(タッチパネル30)に手が触れることがなく、かつ、前記種別入力手段(タッチパネル30)を操作する際に前記現金情報格納媒体が読み書き端末(アンテナ20)の交信エリアに届くことがないように互いに離隔して配設したことにより、従来装置のように読み書き端末(アンテナ20)と種別入力手段(タッチパネル30)が近接して配設されている場合、現金情報格納媒体を読み書き端末(アンテナ20)にかざす際に現金情報格納媒体を持った手が種別入力手段(タッチパネル30)に当接して利用者の所有する電子マネーとは異なる種類の電子マネーが選択(入力)されると取引が成立しないこととなり、利用者は所定の手順で商品の購入操作を行ったにもかかわらず商品が払出されないというトラブルを防止することができ、また、特定の種類の電子マネーが選択された状態に初期設定されている場合であって、利用者が特定の種類を含む複数種類の電子マネーを所有しており、かつ、特定の種類以外の電子マネーで取引を希望する場合、利用者が現金情報格納媒体を持った手で電子マネーの種類を入力しようとした際に現金情報格納媒体が読み書き端末(アンテナ20)の交信エリアに進入してしまうと特定の種類の電子マネーで取引が行われ、利用者の意図しない種類の電子マネーにより決済されてしまうというトラブルを防止することができるという効果を有する。
1…外扉、2…商品展示室、3…透明パネル、5…商品見本、6…商品選択ボタンユニット、7…商品選択ボタン、20…読み書き端末(アンテナ)、30…タッチパネル(種別入力手段)、42…硬貨識別装置、43…紙幣識別装置、44…商品払出制御部、45…冷却/加熱ユニット、46…照明灯制御部。

Claims (3)

  1. 複数種類の電子マネーを利用して商品の販売が可能な自動販売機において、複数種類の電子マネーに共通であって、現金情報格納媒体に格納された現金情報の読み書きを行う読み書き端末と、電子マネーの種類を特定するための種別入力手段とを備え、前記読み書き端末と種別入力手段とを分離するとともに、片手に現金情報格納媒体を持って前記読み書き端末に当該現金情報格納媒体をかざす際に前記種別入力手段に手が触れることがなく、かつ、前記種別入力手段を操作する際に前記現金情報格納媒体が読み書き端末の交信エリアに届くことがないように互いに離隔して配設したことを特徴とする自動販売機。
  2. 請求項1に記載の自動販売機において、種別入力手段はタッチパネルであり、当該タッチパネルは常時は広告情報等の訴求表示情報を表示し、電子マネーが利用される際には電子マネーの種別を入力する種別選択情報を表示することを特徴とする自動販売機。
  3. 請求項1または請求項2のいずれかに記載の自動販売機において、種別入力手段は商品取出口との間に読み書き端末が位置するように配置した特徴とする自動販売機。
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