JP2008299575A - 自動販売機 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者が電子マネーの種類を指定する手間を省ける自動販売機を提供する。
【解決手段】電子情報手段6を使ってどの電子マネーを使用するかを指定して商品を購入する自動販売機で、商品を購入可能にするための金額データ等の電子マネーが記憶されている電子情報手段6と、利用者が購入する商品を選択する商品選択手段3と、電子情報手段6とのデータの読み書きを行う電子情報読み書き手段7と、利用者が使用する電子情報手段6の種類を選択する電子マネー選択手段8と、どの電子マネーを基本設定とし使用するかを設定する電子マネー基本設定手段9と、電子マネー基本設定手段9により設定された設定を記憶する電子マネー基本設定記憶手段10を備え、電子マネー選択手段8により、電子マネーの種類を選択しなくても、電子マネー基本設定記憶手段10により、記憶している設定にて取引を行うことができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子マネーなどの電子情報で商品を購入できる自動販売機に関するものである。
この種の従来の自動販売機には、携帯情報端末装置などの電子情報を自動販売機に設けた携帯情報端末識別手段に送信し、自動販売機に設けた釣銭情報送信手段により携帯端末装置に送信することで、自動販売機の商品を購入の際の精算を行う制御装置について開示したものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−92701号公報
しかしながら、上記従来の構成では、自動販売機で使用する電子情報は一つである。
近年では、ICカード、携帯電話などの普及により、電子マネーなどの電子情報の種類は複数種あり、従来の方式では、利用者は、手元に持っている電子マネーの種類が自動販売機側で認識しないものであれば、商品を購入できず、自動販売機の商品の販売促進につながらないという課題を解決するため、電子マネーの種類をボタン等で指定し、販売を行えるようにされている。
しかしながら、利用者にとっては電子マネーの種類を指定しなければならないという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、数種の電子情報を使用できる自動販売機において、利用者が電子マネーの種類を指定する手間を出来る限り省くことを目的としている。
上記従来の課題を解決するために本発明の自動販売機は、金額データを含む電子マネーを有する電子情報手段を使って商品の購入が可能な自動販売機であって、利用者が購入する商品を選択する商品選択手段と、前記電子情報手段とのデータの読み書きを行う電子情報読み書き手段と、利用者が使用する前記電子情報手段の種類を選択する電子マネー選択手段と、どの種類の電子マネーにて優先的に決済するかを設定する電子マネー基本設定手段を備え、前記電子マネー基本設定手段によって、優先的に使用する電子マネーの種類をあらかじめ設定し、利用者が前記商品選択手段を操作した時、前記電子マネー基本設定手段によって設定された優先的に使用する前記電子マネーで決済可能に設定されるのである。
これにより、利用者が電子マネーの種類を指定する手間を出来る限り省くことができる。
本発明の自動販売機の制御装置は、単一の自動販売機で、複数種の電子情報を使用できるため、利用者は、使用したい電子情報をその場で選択する必要があるが、同一の電子情報を使用されるロケーションにおいては選択する手間が省くことができる。
請求項1に記載の発明は、金額データを含む電子マネーを有する電子情報手段を使って商品の購入が可能な自動販売機であって、利用者が購入する商品を選択する商品選択手段と、前記電子情報手段とのデータの読み書きを行う電子情報読み書き手段と、利用者が使用する前記電子情報手段の種類を選択する電子マネー選択手段と、どの種類の電子マネーにて優先的に決済するかを設定する電子マネー基本設定手段を備え、前記電子マネー基本設定手段によって、優先的に使用する電子マネーの種類をあらかじめ設定し、利用者が前記商品選択手段を操作した時、前記電子マネー基本設定手段によって設定された優先的に使用する前記電子マネーで決済可能に設定されるものであり、電子マネーの種類を選択しなくても、電子マネー基本設定記憶手段により、記憶している電子マネーにて優先的に取引を行うことができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明に、複数ある電子マネーの中で、基本設定となる電子マネーの有効順位設定を設定する電子マネー基本設定有効順位設定手段と、前記電子マネー基本設定有効順位設定手段により設定された設定を記憶する電子マネー基本設定有効順位記憶手段を備え、第1に設定されている電子マネー設定にて取引が成功しなかった場合に、前記電子マネー基本設定有効順位記憶手段により記憶している次に優先順位が高い電子マネーに切替え、取引を行うことができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載の発明に、ランプの点灯点滅によって商品購入の操作を通知する手順通知手段を設け、利用者の動作を誘導させるものであり、利用者の操作をスムーズに行わせることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1から3のいずれか一項に記載の発明に、電子マネー種別毎の取引回数のカウントを行う電子マネー種別取引カウント手段を設け、前記電子マネー基本設定手段にて設定された電子マネー種別に関係なく、前記電子マネー種別カウント手段にてカウントしたカウント数が多い電子マネー種別に設定することで、オペレートによる誤設定を防止し、実際の電子マネーの使用状況に応じた電子マネー基本設定に切替えることで、電子マネー選択手段による選択する手間を効率良く省くことができる。
以下、本発明の自動販売機の実施の形態について図面を参照しながら説明するが、先に説明した実施の形態と同一構成については、同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における自動販売機の構成図である。
図2は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図3は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、筐体1は自動販売機本体であり、前部には、販売する商品のサンプルを外部に示すディスプレイ手段2、販売時に商品購入者が商品を選択する商品選択手段3、商品を購入する際に現金を入れる金銭取入口4、搬出した商品を取り出す商品取出し口5、商品購入者が使用する電子情報手段6(電子マネー等)の情報を読み書きする電子情報読み書き手段7、商品購入者が電子情報手段6の種類を選択する電子マネー選択手段8が設けられている。
電子情報手段6は、ICカードや携帯電話の記憶媒体に書き込まれた電子マネーや個人を特定できる情報(例えばクレジットカード)などであり、本報では、自動販売機の商品を購入するなどの用途に利用できる電子情報である。
電子情報読み書き手段7は、電子情報手段6を近傍に近づけたりするだけで、電子情報手段6と情報の送受信をできるものであり、電子情報手段6の内容を読み書きできる。
本来、電子情報手段6は、複数の規格があり、電子情報手段6側の規格と電子情報読み書き手段7側の規格が同一でなければ、情報の送受信ができないものである。
また、電子情報手段6には、規格は同じでも、セキュリティなどのため、送受信できないものもあり、例えば、ハードウエアの規格は同じものを適用しているが、記憶媒体に記憶する際のファイルフォーマットや、不正な利用などを防止するために、暗号仕様やセキュリティ仕様などのソフトウエアの規格が異なるようになっており、電子情報手段6は複数の種類として分類される。
電子マネー選択手段8は、電子情手段6に書き込まれた電子情報の選択を行うもので、自動販売機で利用できる電子情報を複数種設けておき、商品購入者が、電子情報手段6を使用する場合に、その場で、使いたい電子情報の種類を選択できるものである。
本実施の形態における電子情報手段6の「種類」は、企業などが提供しているサービスの名前などを利用すれば利用者にとってわかりやすい。
例えば、電子情報手段6は、国際標準規格ISO14443における非接触型ICカードに準拠したものを想定すると、TypeA、TypeBの2つに分類されている。
例えば、今、自動販売機で利用できるTypeAの非接触型ICカードが、3つあるとする。
3つのカードは互いに、TypeAという規格に準拠しているが、前述したようにセキュリティなどの関係で、互いに、種類が異なるものとすると、電子情報読み書き手段7の設定を変えないと個々のカードに対して読み書きできない。
本実施の形態では、電子情報読み書き手段7の設定を変更するために、電子マネー選択手段8に3つのカードの種類を設定しておき、カードの種類を選択すれば、電子情報読み書き手段7の設定も変わるものとする。或いは、電子情報読み書き手段7は、カードの種類を選択しなくても、定期的にカード種類の設定を切換え、電子情報手段6の電子マネーデータの読み書きを行うものでも良い。
本実施の形態では、電子マネー選択手段8は、自動販売機の前面に、複数個のボタンを設けることとし、各ボタンには、自動販売機で利用できる電子情報手段6の種類を設定しておくものとして説明するが、商品購入者が、自動販売機を操作することにより、電子情報手段6を選択できるものであれば、何でも良い。
現在では、自動販売機で利用できる電子情報手段6は、まだ、少数で限られているが、将来、より多くの電子情報が登場した場合には、電子マネー選択手段8は、タッチパネルなどの画面遷移が可能なデバイスなどを利用して、まず、使いたい電子情報の規格を選択し、規格を選択すれば、選択した規格の中で、事前に登録してある同一規格の中の種類を選択するようにすればよいし、あらかじめ電子情報のサービス名などを順次表示するように設定しておき、使用者が自身で選択できるようにしてもよく、電子マネー選択手段8は、使用者が使用したい電子情報を選択できるものであれば形態は問わない。
図2において、電子マネー基本設定手段9はどの電子マネーを基本設定とし優先的に使用するかを設定する。電子マネー基本設定記憶手段10は電子マネー基本設定手段により設定された設定を記憶する。演算制御部20aは、電子マネー基本設定手段9によりどの電子マネーを基本とするかの設定を行い、その設定を電子マネー基本設定記憶手段10に記憶させ、商品選択手段により、商品が選択された場合に、電子マネー基本設定記憶手段10にて記憶している電子マネー設定にし、消費者が電子マネー選択手段8の操作を行うことなく、取引準備可能とさせる。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下、図3を用いて動作を説明する。
演算制御部20aは電子マネー基本設定手段9により基本となる電子マネー種別を設定し(STEP1)、電子マネー基本設定記憶手段10に電子マネー基本設定手段9により設定された電子マネー基本設定を記憶させ(STEP2)、その基本設定となる電子情報読み書き手段7へ、確定した電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP3)。
演算制御部20aは商品選択手段3に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認し(STEP4)、ボタン操作があれば、電子マネー選択手段8に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認する(STEP5)。
電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われた場合には、操作されたボタンを判定(番号)し、ボタンに割り当てた電子情報手段6の電子マネー種別データなどを確定する(STEP6)。電子情報手段6が確定した後、電子情報読み書き手段7へ、選択された電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP7)。伝送された信号に基づき、電子情報読み書き手段7は、選択された通信規定に設定され、選択された電子情報手段6とデータの送受信ができるようになる。電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われなかった場合には、STEP8へ。
電子情報手段6がかざされたかどうか確認する(STEP8)。
電子情報手段6がかざされた場合は、電子情報読み書き手段7が電子情報手段6と通信を行い、電子情報手段6から読み取った電子マネーデータと電子マネー種別データを取得し、演算制御部20aへ一旦データ格納する(STEP9)。電子情報手段6がかざされなかった場合にはSTEP5に戻る。
次に、STEP2で確定した電子マネー種別データと今回電子情報手段6から取得した電子マネー種別データを比較し(STEP10)、同じであれば、取引完了とし、商品を搬出させる(STEP11)。異なる場合には、STEP5に戻る。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、電子マネー基本設定手段9により基本となる電子マネー種別を予め基本として設定しておき、その基本設定に対する電子情報手段6と通信可能としておき、電子情報手段6をかざすだけで取引可能とし、電子マネー選択手段8の操作を行う手間を省くことができる。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図5は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図4において、電子マネー基本設定有効順位設定手段11は複数ある電子マネーの中で、基本設定となる電子マネーの有効順位設定を設定する。電子マネー基本設定有効順位記憶手段12は電子マネー基本設定有効順位設定手段11により設定された設定を記憶する。演算制御部20bは、電子マネー基本設定有効順位設定手段11により複数ある電子マネーの中で、基本設定となる電子マネーの有効順位設定を設定させ、その設定を電子マネー基本設定有効順位記憶手段12に記憶させ、商品選択手段により、商品が選択された場合に、電子マネー基本設定記憶手段10にて記憶している電子マネー設定にし、消費者が設定と異なる電子情報手段6を電子情報読み書き手段7にかざした場合に、電子マネー基本設定有効順位記憶手段12に記憶している次に優先順位の高い電子マネー基本設定に切替え、取引を行う。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下、図5を用いて動作を説明する。
演算制御部20bは電子マネー基本設定有効順位設定手段11により基本設定となる電子マネーの有効順位設定を設定し(STEP1)、電子マネー基本設定有効順位記憶手段12に記憶させ(STEP2)、その基本設定となる電子情報読み書き手段7へ、確定した電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP3)。
演算制御部20bは商品選択手段3に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認し(STEP4)、ボタン操作があれば、電子マネー選択手段8に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認する(STEP5)。
電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われた場合には、操作されたボタンを判定(番号)し、ボタンに割り当てた電子情報手段6の電子マネー種別データなどを確定する(STEP6)。電子情報手段6が確定した後、電子情報読み書き手段7へ、選択された電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP7)。伝送された信号に基づき、電子情報読み書き手段7は、選択された通信規定に設定され、選択された電子情報手段6とデータの送受信ができるようになる。電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われなかった場合には、STEP8へ。
電子情報手段6がかざされたかどうか確認する(STEP8)。
電子情報手段6がかざされた場合は、電子情報読み書き手段7が電子情報手段6と通信を行い、電子情報手段6から読み取った電子マネーデータと電子マネー種別データを取得し、演算制御部20bへ一旦データ格納する(STEP9)。電子情報手段6がかざされなかった場合にはSTEP5に戻る。
次に、STEP2で確定した電子マネー種別データと今回電子情報手段6から取得した電子マネー種別データを比較し(STEP10)、同じであれば、取引完了とし、商品を搬出させる(STEP11)。異なる場合には、次に優先順位の高い基本設定に切替え(STEP12)、その基本設定となる電子情報読み書き手段7へ、確定した電子情報に関する通信規定を信号伝送し(STEP13)、STEP10に戻る。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、電子マネー基本設定有効順位設定手段11により、基本となる電子マネーの優先順位を予め設定しておくことで、異なる電子情報手段6をかざされても、次に優先順位の高い基本設定に切替えることで、取引可能とし、誤操作による手間を省くことができる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図7は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図6において、手順通知手段13は、ランプ、音声装置、映像装置などで構成され、消費者に操作手順を通知する(ランプとして以下説明する)。
演算制御部20cは、商品選択手段3に対するボタン操作が行われた場合に、現在どの電子情報手段6が基本設定になっているかをランプにて通知させ、消費者に分かりやすく販売を行えるようにする。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下、図7を用いて動作を説明する。STEP1〜3については実施の形態1と同様とし、省略する。
演算制御部20cは商品選択手段3に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認し(STEP4)、ボタン操作があれば、電子マネー選択手段8に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認する(STEP5)。
電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われた場合には、操作されたボタンを判定(番号)し、ボタンに割り当てた電子情報手段6の電子マネー種別データなどを確定する(STEP6)。電子情報手段6が確定した後、電子情報読み書き手段7へ、選択された電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP7)。伝送された信号に基づき、電子情報読み書き手段7は、選択された通信規定に設定され、選択された電子情報手段6とデータの送受信ができるようになる。電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われなかった場合には、STEP8へ。
そして電子マネー選択手段8にて設定した電子マネー設定、あるいは電子マネー基本設定記憶手段10により記憶している基本設定に対応したランプを点灯させる(STEP8)。
次に電子情報手段6がかざされたかどうか確認する(STEP9)。
電子情報手段6がかざされた場合は、電子情報読み書き手段7が電子情報手段6と通信を行い、電子情報手段6から読み取った電子マネーデータと電子マネー種別データを取得し、演算制御部20cへ一旦データ格納する(STEP10)。電子情報手段6がかざされなかった場合にはSTEP5に戻る。
次に、STEP2で確定した電子マネー種別データと今回電子情報手段6から取得した電子マネー種別データを比較し(STEP11)、同じであれば、取引完了とし、商品を搬出させる(STEP12)。異なる場合には、電子マネー選択手段にて設定した電子マネー設定、あるいは電子マネー基本設定記憶手段10により記憶している基本設定に対応したランプを消灯させ(STEP13)、STEP5に戻る。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、電子情報読み書き手段7に対し、異なる電子情報手段6がかざされた場合には、ランプなどの手順通知手段13により電子マネー選択手段8の再操作を促すことにより、消費者に操作手順を誘導することができる。
(実施の形態4)
図8は、本実施の形態4における自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図9は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図8において、電子マネー種別取引カウント手段14は電子情報手段6の電子マネー毎の取引数をカウントする。演算制御部20dは、電子マネー基本設定記憶手段10により設定された電子情報手段6に関係なく、電子マネー種別取引カウント手段14によりカウント数が多い、電子情報手段6の設定に自動的に切替える。
以上のように構成された自動販売機の制御装置について、以下、図9を用いて動作を説明する。STEP1〜3については実施の形態1と同様とし、省略する。
演算制御部20dは商品選択手段3に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認し(STEP4)、ボタン操作があれば、電子マネー選択手段8に対し、ボタン操作が行われたかどうかを確認する(STEP5)。
電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われた場合には、操作されたボタンを判定(番号)し、ボタンに割り当てた電子情報手段6の電子マネー種別データなどを確定する(STEP6)。電子情報手段6が確定した後、電子情報読み書き手段7へ、選択された電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP7)。伝送された信号に基づき、電子情報読み書き手段7は、選択された通信規定に設定され、選択された電子情報手段6とデータの送受信ができるようになる。電子マネー選択手段8に対するボタン操作が行われなかった場合には、STEP8へ。
電子情報手段6がかざされたかどうか確認する(STEP8)。
電子情報手段6がかざされた場合は、電子情報読み書き手段7が電子情報手段6と通信を行い、電子情報手段6から読み取った電子マネーデータと電子マネー種別データを取得し、演算制御部20dへ一旦データ格納する(STEP9)。電子情報手段6がかざされなかった場合にはSTEP5に戻る。
次に、STEP2で確定した電子マネー種別データと今回電子情報手段6から取得した電子マネー種別データを比較し(STEP10)、同じであれば、取引完了とし、商品を搬出させ(STEP11)、電子マネー種別取引カウント手段14により取引された電子情報手段6に対する取引数をカウントアップし(STEP12)、取引数が最も多い電子情報手段6に対する設定に自動的に切替え(STEP13)、電子情報読み書き手段7へ、自動切替えされた電子情報に関する通信規定を信号伝送する(STEP7)。異なる場合には、STEP5に戻る。
以上のように本実施の形態の自動販売機の制御装置によれば、オペレータにより電子マネー基本設定手段9の誤設定があった場合においても、電子マネー種別取引カウント手段14により、最も取引が多い電子情報手段6に対する設定に自動的に切替えることで、オペレータの誤設定を防止し、消費者の電子マネー選択手段8によるボタン操作の手間を軽減することができる。
以上のように、本発明にかかる自動販売機は、同じ電子情報手段6が使用されるロケーションにおいて、オペレータが基本設定を設けることで、消費者が電子マネー選択手段8による操作を効率良く省くことができる。
本発明の実施の形態1における自動販売機の全体構成図 本発明の実施の形態1における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態4における自動販売機の制御装置の機能ブロック図 同実施の形態の自動販売機の制御装置の販売時の動作を示すフローチャート
符号の説明
1 筐体
2 ディスプレイ手段
3 商品選択手段
4 金銭取入口
5 商品取出し口
6 電子情報手段
7 電子情報読み書き手段
8 電子マネー選択手段
9 電子マネー基本設定手段
10 電子マネー基本設定記憶手段
11 電子マネー基本設定有効順位設定手段
12 電子マネー基本設定有効順位記憶手段
13 手順通知手段
14 電子マネー種別取引カウント手段
20a,20b,20c,20d 演算制御部

Claims (4)

  1. 金額データを含む電子マネーを有する電子情報手段を使って商品の購入が可能な自動販売機であって、利用者が購入する商品を選択する商品選択手段と、前記電子情報手段とのデータの読み書きを行う電子情報読み書き手段と、利用者が使用する前記電子情報手段の種類を選択する電子マネー選択手段と、どの種類の電子マネーにて優先的に決済するかを設定する電子マネー基本設定手段を備え、前記電子マネー基本設定手段によって、優先的に使用する電子マネーの種類をあらかじめ設定し、利用者が前記商品選択手段を操作した時、前記電子マネー基本設定手段によって設定された優先的に使用する前記電子マネーで決済可能に設定されることを特徴とする自動販売機。
  2. 複数ある電子マネーの中で基本設定となる電子マネーの有効順位設定を設定する電子マネー基本設定有効順位設定手段と、前記電子マネー基本設定有効順位設定手段により設定された設定を記憶する電子マネー基本設定有効順位記憶手段を備え、最有効順位に設定されている電子マネーにて取引が成功しなかった場合に、前記電子マネー基本設定有効順位記憶手段により記憶している次に優先順位が高い電子マネーに切替え、取引を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  3. ランプの点灯点滅によって商品購入の操作を通知する手順通知手段を設け、利用者の動作を誘導させることを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機。
  4. 電子マネー種別毎の取引回数のカウントを行う電子マネー種別カウント手段を設け、前記電子マネー基本設定手段にて設定された電子マネー種別に関係なく、前記電子マネー種別カウント手段にてカウントしたカウント数が多い電子マネー種別に設定することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の自動販売機。
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