JP2011252857A - 磁気式ジャイロ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】3軸磁気センサ21と、3軸加速度センサ22と、メモリ3と、第1回転軸決定手段41と、第2回転軸決定手段42と、被測定体の回転角度を磁気ベクトルのデータを基に算出する第1回転角度算出手段51と、被測定体の回転角度を磁気ベクトルのデータ及び加速度ベクトルのデータを基に算出する第2回転角度算出手段52と、回転速度判別手段6と、高速モードのとき第1回転角度算出手段による算出結果を出力し、低速モードのとき第2回転角度算出手段による算出結果を出力する出力手段8とを有する磁気式ジャイロ1。
【選択図】図1
Description
また、カメラの回転角度や回転角速度を検出して、写真(撮影画像)の手振れ防止用の補正信号とする技術も開発されている。
これらの技術において、機器の回転角度や回転角速度を検出する手段として、ジャイロが利用されている。
しかし、これらのジャイロは、測定対象とする回転運動以外の力学的な振動や衝撃等が印加されたときにもこれらに反応してしまうおそれがあり、ノイズが出力信号に重畳され、精確な計測が困難となるおそれがあるという問題がある。
それ故、これらのジャイロは、例えば、小型化、高密度化が進んでいる携帯電子機器等に組み込むことは困難であるという問題もある。
特許文献3に開示された磁気式ジャイロは、3軸磁気センサによって検出した地磁気ベクトルの時間変化を基に、被測定体の回転角度を計測することができる。
上記3軸直交座標系における加速度ベクトルとして重力加速度を検出する3軸加速度センサと、
上記3軸磁気センサによって時系列的に検出される上記磁気ベクトルのデータ、及び上記3軸加速度センサによって時系列的に検出される上記加速度ベクトルのデータを蓄積するメモリと、
該メモリに蓄積された異なる2時点以上の上記磁気ベクトルのデータを基に、上記被測定体の回転運動の基準とする回転軸を決定する第1回転軸決定手段と、
上記メモリに蓄積された異なる2時点以上の上記磁気ベクトルのデータ及び上記加速度ベクトルのデータを基に、上記被測定体の回転運動の基準とする回転軸を決定する第2回転軸決定手段と、
上記第1回転軸決定手段によって決定された上記回転軸を中心とした上記被測定体の回転角度を、上記磁気ベクトルのデータを基に算出する第1回転角度算出手段と、
上記第2回転軸決定手段によって決定された上記回転軸を中心とした上記被測定体の回転角度を、上記磁気ベクトルのデータ及び上記加速度ベクトルのデータを基に算出する第2回転角度算出手段と、
上記3軸磁気センサによって時系列的に検出される上記磁気ベクトルのデータを基に、上記被測定体が、基準となる回転速度以上の高速回転を行っているか、あるいは、基準となる回転速度未満の低速回転を行っているかを判別する回転速度判別手段と、
該回転速度判別手段によって、上記被測定体が上記高速回転を行っていると判断された高速モードのとき、上記第1回転角度算出手段による上記被測定体の回転角度の算出結果を出力し、上記回転速度判別手段によって、上記被測定体が上記低速回転を行っていると判断された低速モードのとき、上記第2回転角度算出手段による上記被測定体の回転角度の算出結果を出力する出力手段とを有することを特徴とする磁気式ジャイロにある(請求項1)。
被測定体が低速回転している低速モードにおいては、回転運動に伴う加速度、すなわち重力加速度以外の加速度は充分に小さく、無視できるため、この加速度が回転角度の算出時にノイズとなることもない。
また、上記磁気ベクトルは、上記3軸直交座標系における原点を始点とした地磁気に平行なベクトルであり、場所によっては大きさが異なることもあるが、同じ位置であればその大きさは一定である。また、上記加速度ベクトルは、上記3軸直交座標系における原点を始点とした鉛直下方(重力方向)のベクトルであり、その大きさは一定である。
本発明では、微小時間(概ね数m秒以下)間隔で連続的に磁気ベクトルを測定し、そのデータから各時間における瞬間的な回転軸と回転角度を求めている。従って、求めた回転角度を、メモリ内に保存された磁気ベクトルの測定時刻データを用いることにより、被測定体の各時刻における瞬間的な回転角速度(姿勢変化速度)を容易に検出することができる磁気式ジャイロを得ることができる。それ故、被測定体の姿勢変化量だけでなく、姿勢変化速度も検出することができる。
この場合には、上記回転軸を、上記被測定体の実際の回転軸と略一致させることができ、より精確な回転角度を計測することができる。
この場合には、容易かつ精確に上記回転軸を算出することができる。
すなわち、被測定体の磁気センサの近傍に磁化された部品が存在する場合、その部品により生じる磁気ベクトルが、地磁気ベクトルに加算された値を測定させることになる。しかし、本発明ではこの加算分(オフセット)が存在した環境で測定しても被測定体の回転角度の算出過程における適切な処理により、オフセット誤差の有無にかかわらず、直接精確な回転角度を計測することができる。しかも、オフセットされた原点を算出することなく、磁気ベクトルの回転中心座標を直接求めることで、被測定体の回転角度を算出するため、特別な補正計算も不要となる。
それゆえ、簡易な構成にて、3軸磁気センサにオフセット誤差が生じていても、被測定体の回転角度を精確に計測することができる。すなわち、従来の振動式ジャイロのように使用時間に伴って計測原点がドリフトすることによる計測誤差が発生するという現象を招くことを、簡易な構成にて防ぐことができる。
この場合には、上記第1回転軸決定手段において行われる演算を簡素化することができ、上記回転軸を容易に決定することができる。本例の磁気式ジャイロでは、基本的にはユーザーが被測定体に対し、いかなる操作を行っても精確に回転軸を求める必要があることから、求める回転軸は時間とともに変化する任意軸となる。しかし、回転軸が3軸直交座標系のいずれかの回転軸と略一致する場合や非常に近いと判断できる場合には、任意軸を求める演算を行なわなくても、それほど精度を低下させることはなく、その場合には、上記3軸方向のいずれかを上記回転軸として設定することができる。
これにより、演算を簡略化することができる。
すなわち、携帯電話機等に与える回転方向は、その筐体を基準に、ヨー、ロール、ピッチの方向とすることが多いため、これらのいずれの回転であるかが識別できれば、回転運動による入力が可能となるため、携帯電話機等を被測定体とする場合等に効果的である。
この場合には、上記高速モードと上記低速モードとの間の切り替わりに伴う計測誤差を小さくすることができる。すなわち、上記高速モードと上記低速モードとが切り替わると、用いられる回転角度算出手段が、上記第1回転角度算出手段と上記第2回転角度算出手段との間で切り替わり、これに伴い、用いられる回転軸決定手段が、上記第1回転軸決定手段と上記第2回転軸決定手段との間で切り替わる。それゆえ、この切り替わりの前後で、演算に用いられる上記回転軸が変わることとなるため、その算出結果も変わることとなる。この変化を平滑化、連続化することにより、回転角度の算出誤差を小さくすることができる。
この場合には、被測定体の回転に伴って上記磁気ベクトルが変化しないため、磁気ベクトルのデータを用いて被測定体の回転角度を算出することができない。すなわち、上記第1回転角度算出手段も上記第2回転角度算出手段も用いることができない。そこで、上記第3回転角度算出手段によって、上記加速度ベクトルのデータのみを用いて回転角度を算出する。これにより、上記被測定体の実際の回転軸の方向が上記磁気ベクトルの方向と一致したときでも、被測定体の回転角度を算出することが可能となる。
ここで、「上記被測定体の実際の回転軸の方向が上記磁気ベクトルの方向と一致」とは、これらの方向が完全一致の場合のみならず、上記第1回転軸決定手段や上記第2回転軸決定手段によって回転軸を決定することが困難な程度に略一致する場合も含まれる。
この場合には、より高精度、高感度、高応答性、かつ小型の磁気式ジャイロを得ることができる。すなわち、目まぐるしく回転軸、回転角、回転角速度が変化している被測定体の回転運動状況を精確に測定可能とするためには、極めて短時間の時間間隔毎(概ね数m秒以下)毎に磁気ベクトルを連続して測定しなければならない。すなわち、このような回転状況が変化している物体の回転角速度を精確に求めるためには、角速度の定義、すなわち回転角を時間で微分した値(Δtを限りなく無限小とした場合の回転角を時間で除した値)と略一致する値を求める必要がある。そのためには、極めて短時間に精度良く測定可能な磁気センサが求められる。
マグネト・インピーダンス・センサ素子(MI素子)は、前記した測定条件に対応可能な優れた素子であり、高感度であるため、微弱な地磁気を高精度にて検出することができる。更には、マグネト・インピーダンス・センサ素子は小型であるため、小型の3軸磁気センサを得ることができる。また、これにより、磁気式ジャイロをICチップ内に納めることも可能となる。
なお、上記3軸磁気センサは、3個の上記マグネト・インピーダンス・センサ素子を、それぞれの感磁方向が互いに直交する3軸方向となるように配設することにより、形成することができる。
また、3軸加速度センサは、例えば、静電容量型加速度センサによって構成することができる。
この場合には、被測定体がコマ等のように回転軸及び回転速度を時間とともに変えながら、回転運動している場合であっても地磁気ベクトルを磁気センサに微小時間毎に連続的に測定することにより、刻々と変化する瞬間的な回転軸、回転角度を測定することができる。
本発明の実施例にかかる磁気式ジャイロにつき、図1〜図6を用いて説明する。
本例の磁気式ジャイロ1は、図1に示すごとく、3軸磁気センサ21と、3軸加速度センサ22と、メモリ3と、第1回転軸決定手段41と、第2回転軸決定手段42と、第1回転角度算出手段51と、第2回転角度算出手段52と、回転速度判別手段6と、角速度算出手段7と、出力手段8とを有する。
3軸加速度センサ22は、3軸直交座標系10における加速度ベクトルとして重力加速度を検出する。
第2回転軸決定手段42は、メモリ3に蓄積された異なる2時点以上の磁気ベクトルのデータ及び加速度ベクトルのデータを基に、3軸直交座標系10の原点を通ると共に被測定体の回転運動の基準とする回転軸を決定する。
第2回転角度算出手段52は、第2回転軸決定手段42によって決定された回転軸を中心とした被測定体の回転角度を、磁気ベクトルのデータ及び加速度ベクトルのデータを基に算出する。
まず、検出開始(ステップS1)の後、3軸磁気センサ21及び3軸加速度センサ22によってそれぞれ計測した磁気ベクトルのデータ及び加速度ベクトルのデータを測定した瞬間の時刻情報とともに、逐次、メモリ3に入力する。
これにより、被測定体の実際の回転軸の方向が地磁気ベクトルの方向と一致ないし略一致しない限り、第1回転角度算出手段51と第2回転角度算出手段52との少なくともいずれか一方において精確な回転角度が算出される。なお、被測定体の実際の回転軸の方向が地磁気ベクトルの方向と一致ないし略一致している場合についての回転軸決定手段については、実施例4において第3回転軸決定手段として後述する。
すなわち、3軸磁気センサ21によって時系列的に検出される磁気ベクトルのデータを基に、所定の回転速度を基準として、被測定体が基準以上の高速回転をしている(高速モード)か、基準未満の低速回転をしている(低速モード)かを判別する。その具体的手段については後述する。
一方、低速モードと判断された場合には、上記の第1回転角度算出手段51による算出結果と第2回転角度算出手段52による算出結果のうち、後者がより精確であると判断できるため、これを採用する(ステップS9)。
また、回転角度の算出結果を用いて、角速度算出手段7によって回転角速度を算出し(ステップS12)、その結果を出力手段8によって出力する(ステップS13)。
磁気式ジャイロ1は、図1に示すごとく、3軸磁気センサ21及び3軸加速度センサ222と、3軸磁気センサ21及び3軸加速度センサ22によってそれぞれ検出した磁気ベクトルのデータ及び加速度ベクトルのデータを測定した瞬間の時刻情報とともに蓄積すると共にこれらを基に被測定体の姿勢変化量及び姿勢変化速度を算出する演算を行うコンピュータ11と、コンピュータ11によって算出した算出結果を出力するモニタ等の出力手段8とを有する。すなわち、該コンピュータ11には、上記メモリ3と、上記第1回転軸決定手段41及び上記第2回転軸決定手段42と、上記第1回転角度算出手段51及び上記第2回転角度算出手段52と、上記回転速度判別手段6と、上記角速度算出手段7とが設けてある。
第1回転軸決定手段41と第1回転角度算出手段51、あるいは第2回転軸決定手段42と第2回転角度算出手段52は、互いに明確に区別される必要は必ずしもなく、これらによる一連の演算によって回転軸と回転角度とを算出するものであってもよい。
これらのデータを基に、第1回転軸決定手段41と第1回転角度算出手段51とによって、あるいは、第2回転軸決定手段42と第2回転角度算出手段52とによって、被測定体の回転角度(姿勢変化量)を算出する(図2のS3〜S6)。
第1回転軸決定手段41においては、メモリ3に蓄積された異なる2時点以上の磁気ベクトルのデータを基に、被測定体の回転軸Kを算出する。本例では、3軸直交座標系10の3軸に限定されない任意の回転軸を上記回転軸Kとして決定するために、異なる3時点以上の磁気ベクトルm1、m2、m3のデータを用いる。
なお、磁気ベクトルのデータは、ここでは3個としたが、4個以上とって、これらを通る平均的な軌道円を描くこともでき、磁気ベクトルのデータは多数とるほど、精度のよい演算が可能となる。
・・・(1)
n2=m3−m2=(m3x−m2x、m3y−m2y、m3z−m2z)=(n2x、n2y、n2z)
・・・(2)
k=n1×n2=(n1yn2z−n1zn2y、n1zn2x−n1xn2z、n1xn2y−n1yn2x)
=(k1,k2,k3) ・・・(3)
k・ak=k・m1 ・・・(4)
a=(mxkx+myky+mzkz)/(kx 2+ky 2+kz 2) ・・・(5)
そして、データ平面Sにおける中心座標ベクトルOCがakに等しいことから、中心座標C(中心座標ベクトルOC)は(akx,aky,akz)により得られる。
R2=(m1−OC)2=(m2−OC)2=(m3−OC)2 ・・・(6)
例えば、図5に示すごとく、時刻t1から時刻t2までの間に磁気ベクトルがm1からm2に変化したとき、軌跡円Qにおける回転角度θは、以下の式(7)によって算出される。
以上により、回転軸Kとその周りの回転角度θを得ることができるため、時刻t1から時刻t2までの間における被測定体の姿勢変化量が分かることとなる。
第2回転軸決定手段42においては、メモリ3に蓄積された異なる2時点の磁気ベクトルm1、m2のデータ及び加速度ベクトルa1、a2のデータを基に、3軸直交座標系10の原点を通ると共に被測定体の回転運動の基準とする回転軸Kを決定する。
また、鉛直方向の単位ベクトルeUは、加速度ベクトルa1と方向が一致するため、下記の式(11)によって算出できる。
また、北方向の単位ベクトルeNは、東方向の単位ベクトルeEと鉛直方向の単位ベクトルeUとの外積から、下記の式(10)によって算出できる。
そして、各単位ベクトルのX、Y、Z方向成分をそれぞれ下記の式(9)〜(11)のように置く。
そして、これら2つの姿勢行列は、上記2時刻(t1、t2)の間における被測定体の回転を表す回転行列R(t2)によって一致する関係にある。すなわち、下記の式(13)の関係を有する。
この関係から、Rは、下記式(14)によって得られる。
R(t2)=P-1(t1)P(t2) ・・・(14)
そして、この回転軸Kの周りの回転角度θは、以下のように算出される。
すなわち上記式(15)から、以下の式(19)、(20)を導くことができ、式(21)のように、被測定体の回転角度θが得られる。
すなわち、上記で算出した差分ベクトルn1及びn2が変化に要する時間Δt1及びΔt2を算出し、それらを用いて差分の時間変化率ベクトルv1及びv2を算出する。
ここで得られた差分の時間変化率ベクトルv1及びv2の外積をLとおく。
すなわち、例えばL<5000(mG/秒)2の場合には、低速モードであると判定し、L≧5000(mG/秒)2の場合には、高速モードであると判定する。
まず、3軸磁気センサ21は、検出された磁気ベクトルm2が、直前に採取した磁気ベクトルm1との差(差分ベクトルn1の大きさ)が、所定の大きさ(例えば100mG)を超えたときに、次のデータとしてメモリ3に蓄積(採取)するようにしている。
そこで、磁気ベクトルのデータの今回の採取時刻t2が、前回の採取時刻t1から、所定時間(例えば500m秒)以上経過したか否かによって判別することができる。すなわち、例えばt2−t1=Δt<500m秒の場合には、高速モードであると判定し、Δt≧500m秒の場合には、低速モードであると判定する。
このローパスフィルタは、例えば、サンプリングレート50Hzのときのカットオフが5Hzであるような2次IIRバタワース特性のローパスフィルタとすることができる。
以上により、回転軸Kとその周りの回転角度θ及び回転角速度ωを得ることができるため、被測定体の姿勢変化量及び姿勢変化速度が分かることとなる。
この回転角度θ及び角速度ωの信号を出力手段8から出力する(図2のS11、S13)。
上記磁気式ジャイロ1は、回転速度判別手段6を有する。そして、出力手段8は、回転速度判別手段6によって高速モードと判定されたとき、第1回転角度算出手段51による被測定体の回転角度の算出結果を出力し、低速モードと判定されたとき、第2回転角度算出手段52による被測定体の回転角度の算出結果を出力する。
被測定体が低速回転している低速モードにおいては、回転運動に伴う加速度、すなわち重力加速度以外の加速度は充分に小さく、無視できるため、この加速度が回転角度の算出時にノイズとなることもない。
また、本例において高速モードが選択された場合では、第1回転軸決定手段51が、異なる3時点以上の瞬間瞬間に得られた磁気ベクトルのデータを基に任意の回転軸を回転軸Kとして決定するよう構成してある。また、本例において、低速モードが選択された場合には、異なる2時点以上の瞬間瞬間を得られた磁気ベクトル及び加速度ベクトルのデータを基に任意の回転軸を回転軸Kとして決定するよう構成してある。そのため、ユーザーが被測定体をどのような軸でどのような速度で回転操作した場合であっても各瞬間瞬間における被測定体の実際の瞬間的な回転軸を精確に求めることができ、より精確な回転角度θを計測することができる。
それゆえ、高速モードと低速モードとの間の切り替わりに伴う計測誤差を小さくすることができる。すなわち、高速モードと低速モードとが切り替わると、用いられる回転角度算出手段が、第1回転角度算出手段51と第2回転角度算出手段52との間で切り替わり、これに伴い、用いられる回転軸決定手段が、第1回転軸決定手段41と第2回転軸決定手段42との間で切り替わる。それゆえ、この切り替わりの前後で、演算に用いられる回転軸Kが変わることとなるため、その算出結果が不連続に変わる可能性がある。しかしながら、この変化を平滑化、連続化することにより、回転角度θの算出誤差を小さくすることができる。
本例は、図8、図9に示すごとく、3軸磁気センサ2にオフセット誤差があり、被測定体の回転軸Kが3軸直交座標系10の原点Oを通らない場合にも、精確な被測定体の回転角度を計測できるようにした磁気式ジャイロの例である。
すなわち、実施例1においては、3軸磁気センサ2にオフセット誤差がなく、或いはオフセット誤差が無視できる程度であり、被測定体の回転軸Kが3軸直交座標系10の原点Oを通る、或いは通るとみなしても問題ない場合について、容易に被測定体の回転角度を計測できる磁気式ジャイロを紹介した。
回転中心座標算出手段は、3軸直交座標系10における異なる3時点以上の磁気ベクトルのデータを基に、該3つ以上の磁気ベクトルの座標点を通る軌跡円Qの中心座標を算出する。
半径算出手段は、回転中心座標算出手段によって算出された中心座標と、磁気ベクトルの座標点との距離を算出することにより、軌跡円の半径を算出する。
そして、半径算出手段によって算出した軌跡円Qの半径と、異なる2時点の磁気ベクトルの座標点とを基に、回転角度θを算出する。
まず、3軸磁気センサ2にオフセット誤差が存在する、すなわち、例えば、3軸磁気センサ2によって検出される磁気ベクトル(例えば図8におけるm1)が、地磁気ベクトル(例えば図8におけるm1’)に、ノイズとなる磁気ベクトルが重なった合成ベクトルである場合について、説明する。
まず、M2C’=(a、b、c)とおき、他の座標M1、M2、M3も次のように座標変換を行う。
=n1=(n1x、n1y、n1z) ・・・(22)
M2M2=m2−m2=(0、0、0) ・・・(23)
M3M2=m3−m2=(m3x−m2x、m3y−m2y、m3z−m2z)
=n2=(n2x、n2y、n2z) ・・・(24)
(n1x−a)2+(n1y−b)2+(n1z−c)2=R2 ・・・(25)
a2+b2+c2=R2 ・・・(26)
(n2x−a)2+(n2y−b)2+(n2z−c)2=R2 ・・・(27)
またベクトルM2C’はデータ平面S内に存在するため、回転軸ベクトルkと直交し、以下の式(28)が成り立つ。
akx+bky+ckz=0 ・・・(28)
an1x+bn1y+cn1z=(n1x 2+n1y 2+n1z 2)/2 ・・・(29)
an2x+bn2y+cn2z=(n2x 2+n2y 2+n2z 2)/2 ・・・(30)
akx+bky+ckz=0 ・・・(31)
この連立方程式を、線形代数を利用して解くことにより、下記の式(32)、(33)のように、ベクトルM2C’=(a、b、c)を得る。
半径算出手段は、上記のように算出された中心座標C’と、磁気ベクトルの座標点M1、M2、M3との距離を算出することにより、軌跡円Qの半径Rを算出する。
ここで得られた中心座標ベクトルOC’に基づく中心座標C’は、実施例1に示した式(6)においてCとみなして計算しても問題ないため、式(6)におけるOCにOC’のデータを代入することにより、半径Rが得られる。以後の計算は、中心座標Cを中心座標C’に置き換えて実施例1と同様に行うことで、被測定体の回転角度を精確に算出することができる。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、第1回転軸決定手段41が、3軸直交座標系10の3軸(X軸、Y軸、Z軸)のうち、磁気ベクトルの成分の変化が最も小さい方向の軸を回転軸として決定するよう構成された磁気式ジャイロ1の例である。すなわち、実施例1又は2に記載の回転軸算出手段では、最低でも異なる3時点以上の磁気ベクトルデータが、回転軸算出に必要になるとともに、必要な演算も複雑になる。従って、それほどの高精度の回転軸を必要としない場合や、ある程度の高精度が必要であるが、実際の回転軸が3軸直交座標系のいずれかの直交軸に近い場合には、必ずしも実施例1又は2に記載のような直交座標系の3軸に限定されない回転軸決定方法を採用する必要性が生じない場合がある。本例はそのような場合に演算を簡略化できる回転軸決定方法として有効である。
この差分ベクトルn1におけるX、Y、Z成分(n1x、n1y、n1z)のうち最も大きさが小さい成分の方向の軸を回転軸として設定する。
すなわち、差分ベクトルn1の各成分の大きさを、ある閾値N(例えば20mG)と比較する。
まず、差分ベクトルn1の成分であるn1x、n1y、n1zの全てが閾値Nより大きい場合は、「判定不可」として判定する。なお、この場合には、実施例1又は2に記載の回転軸算出方法により、回転軸を求めればよい。次に、被測定体の変化が静止又は非常に遅い速度である場合には、n1x、n1y、n1zの全てが閾値Nより小さくなるため、前記した第2回転軸算出手段により回転軸を求めるか、或いは差分ベクトルがほぼ0と判断できるのであれば、3軸直交座標系10の全ての軸が「静止と判定」され、この時点の瞬間的な回転角度、回転角速度を0と判断する。
これに対し、n1x、n1y、n1zのいずれか1成分又は2成分が閾値Nより小さいときには、以下のように回転軸を決定することができる。
まず、差分ベクトルn1の、i軸、j軸、k軸方向の各成分である、n1i、n1j、n1kのいずれか1成分が閾値Nより小さい場合について説明する。
例えば、被測定体がi軸の周りで回転しているときには、差分ベクトルn1のi軸方向の成分は変化しないためn1iは閾値Nより小さくなる。他の2つの軸方向であるj軸方向、k軸方向の成分はそれぞれ大きく変化するため、n1j、n1kは閾値Nより大きくなる。よって、閾値Nより小さい成分の方向であるi軸を回転軸と判定する。
3軸磁気センサ21が地磁気とのなす位置関係により、例えば、上記のi軸方向の成分n1iと、j軸方向の成分n1jとの2成分が閾値Nより小さくなり、k軸方向の1成分n1kのみが閾値Nより大きくなる場合がある。このとき、回転軸として、i軸及びj軸を候補に挙げる。
例えば、回転軸がi軸と判定され、時刻t1から時刻t2までの間に磁気ベクトルがm1からm2に変化したとき、i軸周りの回転角度θは以下の式(34)によって求められる。
θ=tan-1(m2k/m2j)−tan-1(m1k/m1j) ・・・(34)
θ=tan-1(m2y/m2x)−tan-1(m1y/m1x) ・・・(35)
となり、Z軸を回転軸とする回転角度θを得ることができる。この回転角度θの信号を出力手段8へ出力する(図1)。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
本例は、被測定体の実際の回転軸の方向が磁気ベクトルの方向と一致したとき、回転軸を中心とした被測定体の回転角度を加速度ベクトルのデータを基に算出する第3回転角度算出手段を有する磁気式ジャイロ1の例である。
すなわち、被測定体の実際の回転軸の方向が磁気ベクトルの方向と一致すると、3軸直交座標系10における磁気ベクトルは時間変化しなくなる。それゆえ、磁気ベクトルのデータを用いる第1回転軸決定手段41や第2回転軸決定手段42では、回転軸を算出することができず、第1回転角度算出手段51や第2回転角度算出手段52を使うことができない。
そして、3軸加速度センサによって検出された加速度ベクトルの時間変化に基づいて、地磁気ベクトルと一致した上記回転軸の周りの回転角度を算出する。
なお、被測定体の回転速度が速くなると算出精度が低下するが、回転がある程度低速であれば、充分な精度の算出結果を得ることは可能である。
その他は、実施例1と同様である。
その他、実施例1と同様の作用効果を有する。
21 3軸磁気センサ
22 3軸加速度センサ
3 メモリ
41 第1回転軸決定手段
42 第2回転軸決定手段
51 第1回転角度算出手段
52 第2回転角度算出手段
6 回転速度判別手段
7 角速度算出手段
8 出力手段
Claims (6)
- 被測定体に固定された3軸直交座標系における磁気ベクトルとして地磁気を検出する3軸磁気センサと、
上記3軸直交座標系における加速度ベクトルとして重力加速度を検出する3軸加速度センサと、
上記3軸磁気センサによって時系列的に検出される上記磁気ベクトルのデータ、及び上記3軸加速度センサによって時系列的に検出される上記加速度ベクトルのデータを蓄積するメモリと、
該メモリに蓄積された異なる2時点以上の上記磁気ベクトルのデータを基に、上記被測定体の回転運動の基準とする回転軸を決定する第1回転軸決定手段と、
上記メモリに蓄積された異なる2時点以上の上記磁気ベクトルのデータ及び上記加速度ベクトルのデータを基に、上記被測定体の回転運動の基準とする回転軸を決定する第2回転軸決定手段と、
上記第1回転軸決定手段によって決定された上記回転軸を中心とした上記被測定体の回転角度を、上記磁気ベクトルのデータを基に算出する第1回転角度算出手段と、
上記第2回転軸決定手段によって決定された上記回転軸を中心とした上記被測定体の回転角度を、上記磁気ベクトルのデータ及び上記加速度ベクトルのデータを基に算出する第2回転角度算出手段と、
上記3軸磁気センサによって時系列的に検出される上記磁気ベクトルのデータを基に、上記被測定体が、基準となる回転速度以上の高速回転を行っているか、あるいは、基準となる回転速度未満の低速回転を行っているかを判別する回転速度判別手段と、
該回転速度判別手段によって、上記被測定体が上記高速回転を行っていると判断された高速モードのとき、上記第1回転角度算出手段による上記被測定体の回転角度の算出結果を出力し、上記回転速度判別手段によって、上記被測定体が上記低速回転を行っていると判断された低速モードのとき、上記第2回転角度算出手段による上記被測定体の回転角度の算出結果を出力する出力手段とを有することを特徴とする磁気式ジャイロ。 - 請求項1に記載の磁気式ジャイロにおいて、上記第1回転角度算出手段は、上記3軸直交座標系における異なる3時点以上の上記磁気ベクトルのデータを基に、該3つ以上の磁気ベクトルの座標点を通る軌跡円の中心座標を算出する回転中心座標算出手段と、該回転中心座標算出手段によって算出された上記中心座標と、上記磁気ベクトルの座標点との距離を算出することにより、上記軌跡円の半径を算出する半径算出手段とを有し、該半径算出手段によって算出した上記軌跡円の半径と、異なる2時点の上記磁気ベクトルの座標点とを基に、上記計算に用いた磁気ベクトルデータの測定時刻間における回転角度を算出するよう構成してあることを特徴とする磁気式ジャイロ。
- 請求項1又は2に記載の磁気式ジャイロにおいて、上記高速モードと上記低速モードとが切り替わった直後に算出される上記被測定体の回転角度の算出結果は、少なくとも上記高速モードと上記低速モードとが切り替わる直前の1又は複数のデータを用いて修正し、上記高速モードと上記低速モードとが切り替わる直前に算出された上記被測定体の回転角度の算出結果との間の平滑的な連続性を確保するよう構成してあることを特徴とする磁気式ジャイロ。
- 請求項1〜3のいずれか一項に記載の磁気式ジャイロにおいて、上記被測定体の実際の回転軸の方向が上記磁気ベクトルの方向と一致したとき、上記第1回転角度算出手段又は第2回転角度算出手段に代わって上記回転軸を中心とした上記被測定体の回転角度を上記加速度ベクトルのデータを基に算出する第3回転角度算出手段を有することを特徴とする磁気式ジャイロ。
- 請求項1〜4のいずれか一項に記載の磁気式ジャイロにおいて、上記3軸磁気センサは、マグネト・インピーダンス・センサ素子によって構成してあることを特徴とする磁気式ジャイロ。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の磁気式ジャイロにおいて、該磁気式ジャイロは、上記被測定体が回転運動状態にある場合において、地磁気ベクトルを連続的に測定し、測定した地磁気ベクトルから測定した時間における瞬間的な回転軸及び該回転軸を中心とする瞬間的な回転角度を求めるものであって、上記メモリは、測定した瞬間の時刻情報と共に上記磁気ベクトルのデータ及び上記加速度ベクトルのデータを蓄積するよう構成してあり、上記第1回転軸決定手段及び上記第2回転軸決定手段は、上記2時点以上の磁気ベクトルの測定時間内における上記被測定体の瞬間的な回転運動の基準とする回転軸を決定するよう構成してあり、上記第1回転角度算出手段及び上記第2回転角度算出手段は、上記回転軸を中心とした上記被測定体の瞬間的な回転角度を算出するよう構成してあることを特徴とする磁気式ジャイロ。
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