JP2011251723A - 蓋付きコンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】パレットが上に載置されても、ヒンジ部が損傷し難い蓋付きコンテナを提供する。
【解決手段】本発明の蓋付きコンテナ10は、コンテナ本体11にヒンジ部16,16を介して回動可能に連結された1対の回動蓋50,50を備えている。それら回動蓋50,50には、蓋全閉状態でヒンジ部16より内側上方に位置して蓋付きコンテナ10中で最も高い位置に配置される最上平坦面56Aと、蓋全閉状態で最上平坦面56Aの鉛直下方に位置して第1側壁13,13の上端部に当接する当接下面56Bとを上下に有した積載荷重受部56が設けられている。これにより、蓋付きコンテナ10の上に積み上げたパレット100の荷重がヒンジ部16にかからなくなり、ヒンジ部16の損傷が防がれる。
【選択図】図4

Description

本発明は、コンテナ本体における1対の側壁の上端部側方に備えたヒンジ部により1対の回動蓋を1対の側壁に回動可能に連結して、コンテナ本体の上面開口を開閉可能とした蓋付きコンテナに関する。
従来、この種の蓋付きコンテナは、回動蓋を閉めた状態でヒンジ部が回動蓋の上面から突出するか、或いは、ヒンジ部が回動蓋の上面と面一に配置される構造になっていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−240062号公報(図1,図3)
ところで、上記したような蓋付きコンテナは、パレット上に複数並べられてそれらの上に載置された別のパレットから荷重を受ける場合がある。しかしながら、ヒンジ部が回動蓋の上面から突出した従来の蓋付きコンテナでは、ヒンジ部が上側のパレットの荷重を受けて損傷する事態が生じ得た。また、ヒンジ部が回動蓋の上面と面一になっていても、パレットの反りや付着したゴミ等により、ヒンジ部が上側のパレットの荷重を受けて損傷する事態が生じ得た。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、パレットが上に載置されても、ヒンジ部が損傷し難い蓋付きコンテナの提供を目的とする。
上記目的を達成するためになされた請求項1の発明に係る蓋付きコンテナは、コンテナ本体のうち互いに対向した1対の第1側壁の上端部側方に備えたヒンジ部により1対の回動蓋を1対の第1側壁に回動可能に連結して、コンテナ本体の上面開口を開閉可能とした蓋付きコンテナにおいて、各回動蓋には、上面開口を閉塞した蓋全閉状態でヒンジ部より内側上方に位置して蓋付きコンテナ中で最も高い位置に配置される最上平坦面と、蓋全閉状態で最上平坦面の鉛直下方に位置して第1側壁の上端部に当接する当接下面とを上下に有した積載荷重受部が設けられているところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載の蓋付きコンテナにおいて、積載荷重受部の長手方向の中間部を下側に湾曲させてなり、蓋全閉状態の蓋付きコンテナ全体に巻回されるベルトを受容可能な1対のベルト受容部と、1対の第1側壁の外側面に突出形成されて、ベルトによる側方からの締め付け力を受ける1対のベルト当接突部とを備え、ベルトを外して回動蓋をヒンジ部から下方に垂らした蓋全開状態としたときに、ベルト当接突部がベルト受容部に受容されるようにしたところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項2に記載の蓋付きコンテナにおいて、各回動蓋が回動軸方向で直動可能となるようにヒンジ部が構成されると共に、コンテナ本体には、蓋全閉状態で回動蓋が直動可能範囲の前端の全閉前端位置に移動したときに係合して回動蓋の回動を規制する蓋閉止係合部が設けられ、回動蓋は、蓋全閉状態で直動可能範囲の後端の全閉後端位置に移動したときに蓋閉止係合部との係合が解除されると共に回動軸方向でコンテナ本体から突出し、ベルト当接突部とベルト受容部の縁部又は内側面とには、蓋全閉状態で全閉後端位置に配置された回動蓋を開方向に回動したときに互いに摺接してコンテナ本体からの回動蓋の突出量を低減させる方向に回動蓋をガイドする第1摺接ガイド部が設けられたところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載の蓋付きコンテナにおいて、1対の第1側壁の上端部には、蓋全閉状態で回動蓋における1対のベルト受容部の裏面下部を受容可能な1対の側壁上端凹部が陥没形成されると共に、回動蓋は、上面開口の上方で傾斜した蓋半閉状態で全閉後端位置より後側の半閉後端位置まで移動可能とされ、ベルト受容部の裏面下部と側壁上端凹部の上縁部とには、蓋半閉状態で半閉後端位置に配置された回動蓋を閉方向に回動したときに互いに摺接して回動蓋を前側の全閉後端位置にガイドする第2摺接ガイド部が設けられたところに特徴を有する。
請求項5の発明は、請求項3又は4に記載の蓋付きコンテナにおいて、蓋閉止係合部は、回動蓋の縁部上面に重なった状態で係合するように構成され、蓋閉止係合部の上面と回動蓋の縁部の裏面とには、回動蓋を直動可能範囲の前端に寄せた状態で閉方向に回動したときに互いに摺接して回動蓋を直動可能範囲の後端の全閉後端位置にガイドする第3摺接ガイド部が設けられたところに特徴を有する。
[請求項1の発明]
請求項1の蓋付きコンテナでは、蓋全閉状態になると回動蓋に備えた積載荷重受部の最上平坦面がヒンジ部に対して内側上方に位置して蓋付きコンテナ中で最も高い位置に配置されるので、蓋付きコンテナの上に積み上げたパレットがヒンジ部に当接することがなくなる。しかも、積載荷重受部のうち最上平坦面の鉛直下方には、第1側壁の上端部に当接する当接下面が備えられているので、上方から受けた荷重をヒンジ部を介さずに第1側壁に伝達することができる。これにより、上に積み上げたパレットの荷重がヒンジ部にかからなくなり、ヒンジ部の損傷が防がれる。
[請求項2の発明]
請求項2の蓋付きコンテナでは、蓋全閉状態で巻回したベルトが1対の回動蓋のベルト受容部に収まって安定する。このときのベルトによる側方からの締め付け力は第1側壁の外側面から突出した1対のベルト当接突部で受け止められるので、ベルトの締め付けによる回動蓋の負荷が軽減される。また、回動蓋がヒンジ部から下方に垂れた蓋全開状態になったときには、ベルト当接突部はベルト受容部に受容されるので、ベルト当接突部によって回動蓋の回動範囲が狭められることもない。
[請求項3の発明]
請求項3の蓋付きコンテナでは、蓋全閉状態で回動蓋を直動可能範囲の全閉前端位置に移動すると蓋閉止係合部に係合する。これにより、蓋付きコンテナの搬送中に回動蓋が開くことが防がれる。また、回動蓋を直動可能範囲の全閉後端位置に移動すれば、回動蓋を開くことが可能になる。このとき、蓋全閉状態で回動蓋が回動軸方向でコンテナ本体から側方に突出していても、回動蓋を開く過程で第1摺接ガイド部同士が摺接して、コンテナ本体からの回動蓋の突出量を低減させる方向に回動蓋がガイドされる。これにより、蓋全開状態のコンテナ本体における回動蓋の突出が抑えられ、障害物との干渉を低減することができる。
[請求項4の発明]
請求項4の蓋付きコンテナでは、回動蓋が蓋半閉状態になって蓋全閉状態における全閉後端位置より後側に移動可能していても、回動蓋を閉じる過程で第2摺接ガイド部同士の摺接により回動蓋が全閉後端位置にガイドされる。これにより、回動蓋の閉塞作業をスムーズに行うことができる。
[請求項5の発明]
請求項5の構成によれば、回動蓋を直動可能範囲の前側に寄せた状態で閉方向に回動したときに第3摺接ガイド部同士が互いに摺接して回動蓋が直動可能範囲の後端の全閉後端位置にガイドされる。そして、回動蓋を全閉前端位置に移動すれば、回動蓋に蓋閉止係合部が係合して蓋全閉状態に保持される。このように本発明の構成によれば、開いていた回動蓋を蓋閉止係合部に係合するまでの作業をスムーズに行うことができる。
本発明の一実施形態に係る蓋付きコンテナの蓋全開状態の斜視図 蓋付きコンテナの蓋全閉状態の斜視図 コンテナ本体の斜視図 (A)本体側ヒンジ筒の中間で切断した蓋付きコンテナの断面図、(B)蓋側ヒンジ筒の中間で切断した蓋付きコンテナの断面図 (A)ベルト当接突部の上面側斜視図、(B)ベルト当接突部の下面側斜視図 蓋全閉状態の蓋付きコンテナの斜視図 (A)回動蓋の上面側斜視図,(B)回動蓋の裏面側斜視図 (A)全閉後端位置に回動蓋が配置された蓋付きコンテナの平面図,(B)全閉前端位置に回動蓋が配置された蓋付きコンテナの平面図 (A)ベルト当接突部とベルト受容部とが摺接途中の蓋付きコンテナの部分平面図,(B)全開後端位置に回動蓋が配置された蓋付きコンテナの部分平面図,(C)全開前端位置に回動蓋が配置された蓋付きコンテナの部分平面図 (A)蓋閉止係合部に上側から回動蓋が当接した状態の斜視図、(B)蓋閉止係合部に回動蓋が係合した状態の斜視図、 (A)蓋全開状態になる手前のベルト受容部とベルト当接突部の斜視図,(B)蓋全開状態で回動蓋が全開後端位置に配置されたときのベルト受容部とベルト当接突部の斜視図 (A)蓋半閉状態におけるベルト受容部と側壁上端凹部の斜視図、(B)蓋全閉状態におけるベルト受容部と側壁上端凹部の斜視図
以下、本発明の一実施形態を図1〜図12に基づいて説明する。図1に示すように、本実施形態の蓋付きコンテナ10のコンテナ本体11は、略長方形の上面開口15を有した上面開放の略直方体状をなし、その上面開口15の開口縁における1対の長辺に1対の回動蓋50,50がヒンジ部16を介して回動可能に連結されている。そして、1対の回動蓋50,50は、コンテナ本体11の外側でヒンジ部16,16から鉛直下方に垂下した蓋全開状態(図1参照)と、コンテナ本体11上に重ねられた蓋全閉状態(図2参照)とに変更可能となっている。
詳細には、コンテナ本体11は、合成樹脂の射出成形品であって、図3に示すように底壁12が略長方形をなし、その底壁12における1対の長辺から起立した1対の第1側壁13,13と、底壁12における1対の短辺から起立した第2側壁23,23とを備えている。
図4(A)に示すように、各第1側壁13の上端部には、側方に突出した上端側方壁14が備えられている。また、図3に示すように、各第1側壁13の上端部における中央には、上端側方壁14と共に第1側壁13の上端部を段付き状に陥没させて側壁上端凹部17が形成されている。そして、図5(A)に示すように、側壁上端凹部17の両内側面と第1側壁13の上面との角部には、三角斜面17S,17Sが形成されている。これら三角斜面17Sは、側壁上端凹部17の内側面と第1側壁13の内面及び上面との3面が交差する角部を三角錐状に切除してなり、コンテナ本体11の内側と側壁上端凹部17の内側とに向かって下るように傾斜している。また、各第1側壁13の下端部における中央には、側壁上端凹部17に対応させてベルト係合溝13Mが形成されている。
各第1側壁13の上端部のうち側壁上端凹部17の両側には、それぞれ複数(例えば、3つ)ずつの本体側ヒンジ筒20が備えられている。これら複数の本体側ヒンジ筒20は、上端側方壁14の先端縁に沿って延びた略円筒状をなして同軸上に並べられている。これら本体側ヒンジ筒20のうち中央の2つの本体側ヒンジ筒20,20の端面は、図5(A)に示すように側壁上端凹部17の内側面と面一になっている。また、図3に示すように、第1側壁13の両側端部に配置された1対の本体側ヒンジ筒20,20は、他の本体側ヒンジ筒20に比べて短くなっている。そして、両側端部の本体側ヒンジ筒20の中心孔20Cは、それら本体側ヒンジ筒20の両端面のみに開放しているのに対し、その他の本体側ヒンジ筒20の中心孔20Cは、図5(A)及び図5(B)に示すように、型抜き孔20A,20Bを介して上面及び下面に交互に開放している。
図5(A)に示すように、各第1側壁13には、各側壁上端凹部17の下面側にベルト当接突部18が形成されている。ベルト当接突部18は、図5(B)に示すように、第1側壁13の上端部外側面から横並びになって突出し、突出方向の先端側に向かうに従って互いに接近した1対の側部構成壁18A,18Aを備えている。それら側部構成壁18A,18Aの基端側略半分は、側壁上端凹部17における上端側方壁14の下面に接続され、側部構成壁18A,18Aの先端側略半分は、上端側方壁14から側方に突出している。そして、側部構成壁18A,18Aのうち上端側方壁14から突出した部分の上縁部は斜め下方に傾斜して延び、それら傾斜した上縁部の間が図5(A)に示した台形の上部構成壁18Bにて閉塞されている。また、側部構成壁18A,18Aの先端縁の間は四角形の先端構成壁18Cにて閉塞されている。
図3に示すように、コンテナ本体11における1対の第2側壁23,23は、概ね回動蓋50の厚さ分だけ1対の第1側壁13,13より低くなっている。また、1対の第2側壁23,23の上端部から水平側方に1対の蓋受壁24,24が張り出され、第1側壁13,13の上端部が、各蓋受壁24の両側縁部に沿って各蓋受壁24の先端まで延びている。そして、一方の蓋受壁24の上方で1対の第1側壁13,13で挟まれた空間は、側方に開放されているのに対し、他方の蓋受壁24の先端縁からは上方に蓋側面対向壁25が起立していて、その蓋側面対向壁25により他方の蓋受壁24の上方で1対の第1側壁13,13で挟まれた空間の側方は閉じられている。なお、蓋側面対向壁25の上端部は、第1側壁13,13の上端部より若干高くなっていて、コンテナ本体11内で最も高い位置に配置されている。
蓋側面対向壁25の内面上縁部からは複数の蓋閉止係合部26が突出している。また、本実施形態では、両第1側壁13,13の間の中央位置より一方の第1側壁13寄りに配置された蓋閉止係合部26の数(例えば、2つ)が、他方の第1側壁13寄りに配置された蓋閉止係合部26の数(例えば、1つ)より多くなっている。そして、各蓋閉止係合部26は、蓋側面対向壁25の上縁部に沿って延びた角柱体のうち蓋側面対向壁25から離れた上側角部を斜めにカットしてガイド斜面26Aを備えた形状になっている。また、蓋側面対向壁25を有する蓋受壁24の上面内縁部には、その一端寄り位置から他端寄り位置に亘って係止突条27が突出形成されている。
一方、蓋側面対向壁25を有しない蓋受壁24の上面には、内縁部から待受突条28が突出形成されると共に、外縁部の一端寄り位置と他端寄り位置とに1対の上面ストッパ30,30が突出形成されている。詳細には、待受突条28は、図6に示すように、蓋受壁24の一部を上方側に膨出させてなり、内部は空洞になっていて下方に開放されている。また、図3に示すように、待受突条28のうち長手方向の中央位置からは、平面形状四角形の中央突部29が側方に延設され、その中央突部29も待受突条28と同様に内部が空洞になっている。さらに、中央突部29には、施錠孔29Aが上下に貫通形成されている。
次に、1対の回動蓋50,50について説明する。これら1対の回動蓋50,50は、同一の成形金型にて成形された同一の樹脂射出成形品であって、図2に示すように、互いに点対称かつ非線対称になっている。以下、「蓋全閉状態における回動蓋50の上面」を単に「回動蓋50の上面」と呼び、「蓋全閉状態における回動蓋50の下面」を単に「回動蓋50の下面」又は「回動蓋50の裏面」と呼ぶこととして、回動蓋50の形状を説明する。
1対の回動蓋50,50は、コンテナ本体11を上面を短手方向で2分割した大きさをなし、その分割部分は台形波状になっている。これにより、図7(A)に示すように、各回動蓋50の外縁部における一辺には、複数の台形突片51が等間隔に並べて備えられている。また、回動蓋50の上面のうち台形突片51群を有していない3辺の外縁部からは、蓋上面畦部52が突出していて、その蓋上面畦部52より内側部分が段付き状に低い陥没平坦部53になっている。
各台形突片51は、陥没平坦部53の一部を延長してなり、陥没平坦部53の下面には、図7(B)に示すように、台形突片51群を有した縁部に沿って縁部リブ51Lが突出形成されている。また、図7(A)に示すように、縁部リブ51Lうち台形突片51,51同士の間の湾曲した谷部には、その最奥部から台形突片51の突出方向における中間位置に亘る範囲に突片間平板54が張られている。各突片間平板54は、縁部リブ51Lにおける下端縁に接続された板状をなし、その突片間平板54の上面には、外縁部の中央に蓋係止突条54Tが突出形成されている。そして、図2に示すように、蓋全閉状態になると、一方の回動蓋50における突片間平板54上に他方の回動蓋50における台形突片51が重なった状態で、蓋係止突条54Tが台形突片51に下面に係止して両回動蓋50,50が連結される。
図7(A)に示すように、蓋上面畦部52は、水平な帯板52Aを有し、帯板52Aと陥没平坦部53との間が段差壁52Bによって接続されている。また、段差壁52Bのうち台形突片51群と反対側で回動蓋50の長手方向に延びた部分は、図7(B)に示すように、陥没平坦部53の裏面より下方に突出した蓋下面補強リブ55になっている。その蓋下面補強リブ55は、回動蓋50の長手方向の一端から他端まで延び、さらに、そこから台形突片51群側に直角に曲がって回動蓋50の短手方向の先端まで延びている。そして、本実施形態では、帯板52Aのうち回動蓋50の長手方向に延びた部分が、本発明に係る積載荷重受部56になっていて、蓋下面補強リブ55から台形突片51群と反対側に突出している。その積載荷重受部56には、長手方向の中央を蓋下面補強リブ55と共に下方に湾曲させてベルト受容部57が形成されている。また、図12(B)に示すように、このベルト受容部57の裏側下端部は、コンテナ本体11の側壁上端凹部17に嵌合するようになっている。
図7(B)に示すように、積載荷重受部56には、蓋下面補強リブ55から離れた側の先端縁に沿って複数の蓋側ヒンジ筒21が備えられている。具体的には、蓋側ヒンジ筒21は、ベルト受容部57の両側に複数(例えば、2つ)ずつ配置されている。また、各蓋側ヒンジ筒21は、図4(B)に示すように、積載荷重受部56の先端面から水平に延びた帯板21Pを下側に丸めた形状をなしている。そして、図2に示すように、ベルト受容部57の両側において、各蓋側ヒンジ筒21が、隣り合った本体側ヒンジ筒20,20同士の間に配置された状態で、それら本体側ヒンジ筒20及び蓋側ヒンジ筒21の中心孔20C,21Cに共通の連結ピン22が挿通されて前述したヒンジ部16が構成されている。なお、蓋側ヒンジ筒21にも本体側ヒンジ筒20の型抜き孔20A,20Bと同様の型抜き孔21A,21B(図7参照)が形成されている。
図4(B)に示すように、積載荷重受部56の上面は、本発明に係る最上平坦面56Aとなり、積載荷重受部56の下面は、本発明に係る当接下面56Bになっている。具体的には、同図に示すように、最上平坦面56Aは、帯板21Pの上面より段付き状に高く、蓋全閉状態で蓋側ヒンジ筒21の内側上方に位置すると共に、図4(A)に示すように、本体側ヒンジ筒20に対しても内側上方に位置している。また、図2に示すように、蓋全閉状態で最上平坦面56Aは、コンテナ本体11における蓋側面対向壁25の上面と面一になって、蓋付きコンテナ10中、最も高い位置に配置される。そして、図4(A)に示すように、当接下面56Bは、蓋全閉状態で最上平坦面56Aの鉛直下方に位置して第1側壁13の上面に当接するようになっている。
図8(A)に示すように、蓋側ヒンジ筒21は、本体側ヒンジ筒20,20同士の間隔より小さくなっていて、これにより回動蓋50がコンテナ本体11に対して回動軸方向で直動可能となっている。以下、回動蓋50が直動方向で蓋閉止係合部26に接近する側を「前側」といい、その逆側を「後側」と呼ぶこととする。図8(B)に示すように、蓋全閉状態で回動蓋50が前側に移動すると、本体側ヒンジ筒20と蓋側ヒンジ筒21とが当接した全閉前端位置に位置決めされ、回動蓋50における次述する突部受容部58に蓋閉止係合部26が係合して回動蓋50の回動が規制される。その突部受容部58は、図7(A)に示すように、蓋下面補強リブ55と蓋上面畦部52の帯板52Aとの角部を陥没させてなり、図10(B)に示すように、蓋閉止係合部26が突部受容部58に係合すると突部受容部58内の底の係止底面58Aに上方から蓋閉止係合部26が対向して回動蓋50の回動を規制する。また、図10(A)に示すように、蓋下面補強リブ55の内面には、突部受容部58の裏側に内側面突部59が形成されていて、その内側面突部59の下面と蓋下面補強リブ55の外面との角部を斜めにカットしてガイド斜面59Aが形成されている。
なお、回動蓋50が蓋全閉状態で全閉前端位置に配置された状態で、回動蓋50のうちコンテナ本体11の施錠孔29A(図3参照)と対向する位置には、蓋側施錠孔52M(図7(A)参照)が貫通成形されている。そして、これら施錠孔29Aと蓋側施錠孔52Mを一致させて例えば図示しない南京錠を挿通させることで、回動蓋50を閉止状態に施錠することができる。
図2に示すように、蓋全閉状態で全閉前端位置に配置されて蓋閉止係合部26に係合した回動蓋50,50は、一端部が上面ストッパ30に係合して直動を規制された状態になる。そこで、その回動蓋50,50の一端部を若干持ち上げて上面ストッパ30との係合を解除すれば、回動蓋50を後側に移動することができる。そして、回動蓋50を後側に移動すると、図10(B)に示したコンテナ本体11の係止突条27と回動蓋50の内側面突部59とが当接するか、又は、図12(B)における左側に示したベルト受容部57の裏面側の一側面と側壁上端凹部17の一内側面とが当接して、回動蓋50が図8(A)に示すように全閉後端位置に位置決めされ、蓋閉止係合部26との係合が解除される。この全閉後端位置で、回動蓋50のうち後側の端部は、コンテナ本体11の側方に同図に示した寸法L1だけ突出した状態になる。
蓋閉止係合部26との係合が解除された状態で回動蓋50を回動して、ヒンジ部16から鉛直下方に垂下した蓋全開状態(図1参照)にすると、蓋全閉状態に比べてコンテナ本体11に対する回動蓋50の直動可能範囲が狭くなる。具体的には、蓋全開状態で回動蓋50を前側に移動したときには、蓋全閉状態と同様に、図9(C)に示すように本体側ヒンジ筒20と蓋側ヒンジ筒21とが当接することで、回動蓋50が全開前端位置に位置決めされる。この位置で、回動蓋50は、回動軸方向でコンテナ本体11から側方に突出せず、回動蓋50の後端部がコンテナ本体11の端部より同図に示した寸法L2だけ引っ込んだ状態になる、
また、蓋全開状態で回動蓋50を前側に移動すると、図9(B)に示すようにベルト当接突部18の側面とベルト受容部57の内側面とが当接することで、回動蓋50が全開後端位置に位置決めされる。この位置でも、回動蓋50は回動軸方向でコンテナ本体11から側方に突出せず、回動蓋50の後端部がコンテナ本体11の端部と回動軸方向で同一位置に配置された状態になる。即ち、蓋全閉状態における回動蓋50の全閉後端位置(図8(A)参照)に対して、蓋全開状態における回動蓋50の全開後端位置(図9(B)参照)は前側に寄っている。そこで、蓋全閉状態で全閉後端位置に配置された回動蓋50を開方向に回動したときにその回動蓋50を前側へとガイドすべく、本発明に係る「第1摺接ガイド部」がベルト当接突部18とベルト受容部57の縁部とに設けられている。具体的には、図3に示したベルト当接突部18の1対の側部構成壁18A,18Aのうち蓋閉止係合部26側に配置された一方の側部構成壁18Aが本発明に係る「第1摺接ガイド部」になっている。また、図12(B)に示すように、ベルト受容部57の内側面と蓋上面畦部52の上面との角部を斜めにカットして傾斜面57S,57Sを形成し、それらのうち蓋閉止係合部26側に配置された傾斜面57Sが本発明に係る「第1摺接ガイド部」になっている。
回動蓋50を蓋全開状態から閉方向に回動すると、例えば、回動蓋50が上面開口15の上方で傾斜した蓋半閉状態で、図12(A)に示すように、ベルト当接突部18がベルト受容部57内から離脱しかつベルト受容部57の裏面下端部が側壁上端凹部17内から離脱した状態になる。この状態で、回動蓋50が後側の力を受けると、本体側ヒンジ筒20と蓋側ヒンジ筒21とが当接する半閉後端位置まで全閉後端位置より後側に移動する。そこで、蓋半閉状態で半閉後端位置に配置された回動蓋50を閉方向に回動したときに全閉後端位置へとガイドすべく、本発明に係る「第2摺接ガイド部」がベルト受容部57の裏面下部と側壁上端凹部17の上縁部に設けられている。具体的には、図1に示した側壁上端凹部17の1対の三角斜面17S,17Sのうち蓋閉止係合部26から離れた側に配置された一方の三角斜面17Sが本発明に係る「第2摺接ガイド部」になっている。また、図11(A)に示すように、ベルト受容部57の裏側下面と外側面との角部を斜めにカットして傾斜面57Fを形成し、その傾斜面57Fが本発明に係る「第2摺接ガイド部」になっている。
また、蓋半閉状態で、回動蓋50が前側に押す力を受けると、蓋閉止係合部26側に寄って本体側ヒンジ筒20と蓋側ヒンジ筒21とが当接し、不全閉状態における全閉前端位置と同じ半閉前端位置に移動する。そこで、蓋半閉状態で半閉前端位置に配置された回動蓋50を蓋全閉状態に向けて回動したときに、その回動蓋50を全閉後端位置にガイドすべく、本発明に係る「第3摺接ガイド部」が蓋閉止係合部26の上面と回動蓋50の裏面とに設けられている。具体的には、図10(A)に示した蓋閉止係合部26のガイド斜面26Aが本発明に係る「第3摺接ガイド部」になっている。また、同図に示した回動蓋50における内側面突部59のガイド斜面59Aが本発明に係る「第3摺接ガイド部」になっている。
本実施形態の蓋付きコンテナ10の構成に関する説明は以上である。次に、この蓋付きコンテナ10の作用効果について説明する。図2に示すように、蓋全閉状態で蓋閉止係合部26にて回動蓋50,50の回動が規制された蓋付きコンテナ10を蓋全開状態にするには、まず、回動蓋50,50を後側に移動する。すると、図10(B)に示した内側面突部59と係止突条27との当接又は、図12(B)における左側に示したベルト受容部57の裏側の一側面と側壁上端凹部17の一内側面との当接により回動蓋50が全閉後端位置に位置決めされ、蓋閉止係合部26との係合が解除されて回動が可能になる。そして、回動蓋50,50を開方向に回動して、ヒンジ部16,16から垂下した蓋全開状態にすればよい。
ここで、回動蓋50,50は全閉後端位置に配置されると、図8(A)に示すようにコンテナ本体11の長手方向の一端側から突出した状態になる。しかしながら、回動蓋50を開く過程でベルト当接突部18の側部構成壁18Aとベルト受容部57の傾斜面57Sとが図11(A)から図11(B)に示すように摺接して、回動蓋50が図9(A)から図9(B)に示すようにコンテナ本体11から突出しない全開後端位置までガイドされる。これにより、蓋全開状態のコンテナ本体11における回動蓋50の突出が抑えられ、障害物との干渉を低減することができる。具体的には、荷物の収納作業の効率アップのために、蓋全開状態の蓋付きコンテナ10をベルトコンベアで送給する場合に、回動蓋50がベルトコンベア沿いの障害物と干渉する不具合を低減することができる。
各蓋付きコンテナ10に荷物を収容したら回動蓋50,50を閉じる。そして、回動蓋50,50が蓋半閉状態になると、両回動蓋50,50の台形突片51,51が互いに合掌状態に交差する。そして、蓋半閉状態から蓋全閉状態まで回動蓋50を回動すると、一方の回動蓋50における突片間平板54(図7(A)参照)上に他方の回動蓋50における台形突片51が重なった状態で、蓋係止突条54Tが台形突片51に下面に係止して両回動蓋50,50が連結される。
ここで、蓋半閉状態の回動蓋50に後側を向いた力が加わると、回動蓋50は蓋全閉状態における全閉後端位置より蓋閉止係合部26から離れた半閉後端位置に配置される。しかしながら、そのまま回動蓋50を蓋全閉状態に向けて回動すると、図12(A)に示すように、ベルト受容部57の裏面下部の傾斜面57Fが側壁上端凹部17の三角斜面17Sに乗り上がって互いに摺動し、回動蓋50が前側に移動して全閉後端位置にガイドされる。
一方、蓋半閉状態の回動蓋50に前側を向いた力が加わると、回動蓋50は蓋全閉状態における全閉前端位置と同じ半閉前端位置に配置される。そして、回動蓋50をそのまま蓋全閉状態に向けて回動すると、図10(A)に示すように、蓋閉止係合部26のガイド斜面26Aと内側面突部59のガイド斜面59Aとの摺接して回動蓋50が後側に移動して全閉後端位置にガイドされる。
即ち、本実施形態の蓋付きコンテナ10では、蓋半閉状態の回動蓋50が前側に寄っていようと後側に寄っていようと、回動蓋50を閉方向に回動するだけで全閉状態の全閉後端位置に容易に移動することができる。そして、回動蓋50を蓋全閉状態で全閉後端位置から全閉前端位置に移動すれば、回動蓋50に蓋閉止係合部26が係合して蓋全閉状態に保持される。このように本実施形態の構成によれば、開いていた回動蓋50を蓋閉止係合部26に係合するまでの閉回動操作及び直動操作をスムーズに行うことができる。
回動蓋50を蓋閉止係合部26に係合させたら、図2に示すように、蓋付きコンテナ10全体にベルト101を巻き付ける。すると、そのベルト101は、回動蓋50のベルト受容部57及びコンテナ本体11のベルト係合溝13Mに収まって安定する。このときのベルト101による側方からの締め付け力は1対のベルト当接突部18,18で受け止められるので、ベルト101の締め付けによる回動蓋50,50への負荷が軽減される。また、各ベルト当接突部18は、蓋全開状態になったときには、図1に示すように、回動蓋50のベルト受容部57に受容されるので、ベルト当接突部18によって回動蓋50の回動範囲が狭められることもない。
さて、蓋付きコンテナ10は効率良く搬送するためにパレット上に複数並べられてパレットと共に搬送される場合がある。そして、それら蓋付きコンテナ10群の上にさらに別のパレット100が図4に示すように積み上げられる場合がある。このような場合、本実施形態の蓋付きコンテナ10では、回動蓋50に備えた積載荷重受部56の最上平坦面56Aがヒンジ部16に対して内側上方に位置しかつ蓋付きコンテナ10中で最も高い位置に配置されるので、上に積み上げたパレット100がヒンジ部16に当接することはない。しかも、積載荷重受部56のうち最上平坦面56Aの鉛直下方には、第1側壁13の上端部に当接する当接下面56Bが備えられているので、上方から受けた荷重をヒンジ部16を介さずに第1側壁13に伝達することができる。これにより、上に積み上げたパレット100の荷重がヒンジ部16にかかることはなくなり、ヒンジ部16の損傷が防がれる。また、積載荷重受部56は、各第1側壁13の上端部に沿って延びた形状になっているので、積載荷重受部56及び第1側壁13が受ける荷重が分散されて、それら積載荷重受部56及び第1側壁13の損傷も防がれる。
[他の実施形態]
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)前記実施形態では最上平坦面56Aが第1側壁13の上縁部に沿って延びているが、例えば、本発明に係る最上平坦面を有した突部を回動蓋のうち第1側壁の上方に分散配置してもよい。
(2)前記実施形態では、回動蓋50が蓋半閉状態になると蓋全閉状態における全閉後端位置より後側に移動可能であったが、回動蓋が蓋半閉状態になっても蓋全閉状態における全閉後端位置より後側に移動できない構成にしてもよい。
(3)前記実施形態の蓋閉止係合部26はコンテナ本体11に突出形成されていたが、例えば、各回動蓋50の裏面から図示しないフックを突出させると共に、コンテナ本体11の上面に回動蓋50が全閉後端位置に配置されたときにフックを受け入れかつ、フックを受け入れた状態で回動蓋50を前側に移動するとフックが係合する図示しない係合孔を本発明に係る「蓋閉止係合部」として設けてもよい。
10 蓋付きコンテナ
11 コンテナ本体
13 第1側壁
15 上面開口
16 ヒンジ部
17 側壁上端凹部
17S 三角斜面(第2摺接ガイド部)
18 ベルト当接突部
18A 側部構成壁(第1摺接ガイド部)
23 第2側壁
26 蓋閉止係合部
26A ガイド斜面(第3摺接ガイド部)
50 回動蓋
56 積載荷重受部
56A 最上平坦面
56B 当接下面
57 ベルト受容部
57F 傾斜面(第2摺接ガイド部)
57S 傾斜面(第1摺接ガイド部)
59A ガイド斜面(第3摺接ガイド部)
100 パレット
101 ベルト

Claims (5)

  1. コンテナ本体のうち互いに対向した1対の第1側壁の上端部側方に備えたヒンジ部により1対の回動蓋を前記1対の第1側壁に回動可能に連結して、前記コンテナ本体の上面開口を開閉可能とした蓋付きコンテナにおいて、
    各前記回動蓋には、前記上面開口を閉塞した蓋全閉状態で前記ヒンジ部より内側上方に位置して前記蓋付きコンテナ中で最も高い位置に配置される最上平坦面と、前記蓋全閉状態で前記最上平坦面の鉛直下方に位置して前記第1側壁の上端部に当接する当接下面とを上下に有した積載荷重受部が設けられていることを特徴とする蓋付きコンテナ。
  2. 前記積載荷重受部の長手方向の中間部を下側に湾曲させてなり、前記蓋全閉状態の前記蓋付きコンテナ全体に巻回されるベルトを受容可能な1対のベルト受容部と、前記1対の第1側壁の外側面に突出形成されて、前記ベルトによる側方からの締め付け力を受ける1対のベルト当接突部とを備え、
    前記ベルトを外して前記回動蓋を前記ヒンジ部から下方に垂らした蓋全開状態としたときに、前記ベルト当接突部が前記ベルト受容部に受容されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の蓋付きコンテナ。
  3. 各前記回動蓋が回動軸方向で直動可能となるように前記ヒンジ部が構成されると共に、前記コンテナ本体には、前記蓋全閉状態で前記回動蓋が前記直動可能範囲の前端の全閉前端位置に移動したときに係合して前記回動蓋の回動を規制する蓋閉止係合部が設けられ、
    前記回動蓋は、前記蓋全閉状態で直動可能範囲の後端の全閉後端位置に移動したときに前記蓋閉止係合部との係合が解除されると共に前記回動軸方向で前記コンテナ本体から突出し、
    前記ベルト当接突部と前記ベルト受容部の縁部又は内側面とには、前記蓋全閉状態で前記全閉後端位置に配置された前記回動蓋を開方向に回動したときに互いに摺接して前記コンテナ本体からの前記回動蓋の突出量を低減させる方向に前記回動蓋をガイドする第1摺接ガイド部が設けられたことを特徴とする請求項2に記載の蓋付きコンテナ。
  4. 前記1対の第1側壁の上端部には、前記蓋全閉状態で前記回動蓋における前記1対のベルト受容部の裏面下部を受容可能な1対の側壁上端凹部が陥没形成されると共に、前記回動蓋は、前記上面開口の上方で傾斜した蓋半閉状態で前記全閉後端位置より後側の半閉後端位置まで移動可能とされ、
    前記ベルト受容部の裏面下部と前記側壁上端凹部の上縁部とには、前記蓋半閉状態で前記半閉後端位置に配置された前記回動蓋を閉方向に回動したときに互いに摺接して前記回動蓋を前側の前記全閉後端位置にガイドする第2摺接ガイド部が設けられたことを特徴とする請求項3に記載の蓋付きコンテナ。
  5. 前記蓋閉止係合部は、前記回動蓋の縁部上面に重なった状態で係合するように構成され、
    前記蓋閉止係合部の上面と前記回動蓋の縁部の裏面とには、前記回動蓋を前記直動可能範囲の前端に寄せた状態で閉方向に回動したときに互いに摺接して前記回動蓋を前記直動可能範囲の後端の前記全閉後端位置にガイドする第3摺接ガイド部が設けられたことを特徴とする請求項3又は4に記載の蓋付きコンテナ。
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