JP2011247573A - 冷房システム - Google Patents

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Abstract

【課題】室内に配置される熱交換ユニットの結露を抑制できる自然循環型(沸騰循環型)の冷房システムを提供する。
【解決手段】室内1に設置される第1の熱交換ユニット30と、室外9に設置される第2の熱交換ユニット40と、第1の熱交換ユニット30と第2の熱交換ユニット40との間で冷媒を自然循環させる配管システム70とを有する。配管システム70は、第1の供給管71と第2の供給管72とを含む。第1の供給管71は、第2の熱交換ユニット40から第1の熱交換ユニット30へ、第1の熱交換ユニット30から第2の熱交換ユニット40へ供給される気化冷媒と第3の熱交換ユニット90により熱交換して加温された液冷媒を供給する。第2の供給管72は、第3の熱交換ユニット90をバイパスして第2の熱交換ユニット40から第1の熱交換ユニット30へ液冷媒を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、室内に設置される第1の熱交換ユニットと、室外に設置される第2の熱交換ユニットとの間で冷媒を自然循環させて室内を冷房する自然循環型(沸騰循環型)の冷房システムに関するものである。
特許文献1には、室内熱交換器の表面における結露を更に抑制することが可能な冷却装置を提供することが開示されている。そのため、特許文献1の、筐体内を冷却する沸騰冷却装置は、室内熱交換器の表面の温度を検出する温度センサとこれに隣接配置された湿度を検出する湿度センサとからの信号により結露環境を検出したときには、室外ファンを停止し、室内ファンを継続作動する制御装置を備えている。これにより、室内熱交換器の表面が結露環境となったときには、室内熱交換器の温度を短時間のうちに内気温と同温とし、結露の発生を確実に抑止する。
特開2003−347782号公報
室内(屋内)に設置される第1の熱交換ユニットと、主に室外、特に屋外に設置される第2の熱交換ユニットとの間で冷媒を自然循環させて室内を冷房する、圧縮機を含まない自然循環型(沸騰循環型)の冷房システムが知られている。この自然循環型の冷房システムは、室内より室外が低温のときに省電力で室内を冷却することができるというメリットがある。この自然循環型の冷房システムにおいて、室内に設置される熱交換ユニットの結露を抑制することは重要である。
特許文献1の技術では、室外ファンを停止しても、室内熱交換器の表面が結露環境になると、結露防止のために冷媒の循環を停止させることになる。このため、自然循環型(沸騰循環型)の冷房システムのメリットを活かしきれているとは言えない。
本発明の一態様は、冷房システムであり、室内に設置される第1の熱交換ユニットと、室外に設置される第2の熱交換ユニットと、第1の熱交換ユニットと第2の熱交換ユニットとの間で冷媒を自然循環させる配管システムとを有する。配管システムは、第2の熱交換ユニットから第1の熱交換ユニットへ、第1の熱交換ユニットから第2の熱交換ユニットへ供給される気化冷媒と第3の熱交換ユニットにより熱交換して加温された液冷媒を供給する第1の供給管と、第3の熱交換ユニットをバイパスして第2の熱交換ユニットから第1の熱交換ユニットへ液冷媒を供給する第2の供給管とを含む。
この冷房システムにおいては、第1の供給管を使用し、第3の熱交換ユニットにより気化冷媒と熱交換して加温された液冷媒を第1の熱交換ユニットに供給できる。したがって、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の熱交換ユニットにおいて結露を発生させる温度またはそれ以下であっても、第3の熱交換ユニットにより液冷媒を加温することで第1の熱交換ユニットの結露を抑制できる。
さらに、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の熱交換ユニットにおいて結露を発生させる温度またはそれ以下であっても、第1の供給管を介して冷媒を自然循環させることができるので、第2の熱交換ユニットへの冷媒の供給量(循環量)は確保できる。このため、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の熱交換ユニットにおいて結露を発生させる温度またはそれ以下であっても、この冷房システムにより室内を冷房できる。したがって、この自然循環型(沸騰循環型)の冷房システムによれば、外気温がさらに低い条件でも第1の熱交換ユニットの結露を抑制しつつ、室内を省電力で冷房できる。
一方、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の熱交換ユニットにおいて結露を発生させる温度まで低下しない場合は、第2の供給管を使用し、第3の熱交換ユニットをバイパスして、第2の熱交換ユニットから第1の熱交換ユニットへ液冷媒を供給できる。したがって、冷房効果の低下を抑制できる。
配管システムは、第1の供給管と第2の供給管とを切り替えて使用する切替弁システムを含み、当該冷房システムは切替弁システムを制御する制御ユニットを有し、制御ユニットは、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の設定温度以下になると切替弁システムにより第2の供給管から第1の供給管に切り替える機能を含むことが望ましい。液冷媒の温度により第1の供給管と第2の供給管とを自動的に選択させることができる。典型的な第1の設定温度は、第1の熱交換ユニットに結露を生じさせる恐れのある温度である。
第2の熱交換ユニットの一例は、第2のチューブと、第2のチューブに外気を供給する第2のファンとを含むものである。外気温が低い条件でも第1の熱交換ユニットの結露を抑制しつつ、第2のファンを動かして冷房効果を維持できる。
さらに、制御ユニットは、液冷媒の温度が第1の設定温度以下になると、切替弁システムにより第2の供給管から第1の供給管に切り替える前に第2のファンを停止する機能を含んでいてもよい。第2の供給管から第1の供給管に切り替える前に電力を消費する第2のファンを停止することにより、いっそう効率よく室内を冷房できる。第1の熱交換ユニットは、第1のチューブを含み、さらに、第1のチューブに室内の空気を供給する第1のファンは含んでいても含んでいなくてもよい。第1のファンを省略することにより、さらに低電力で室内を冷房できる。
制御ユニットは、さらに、外気温が第1の設定温度より低い第2の設定温度以下になると、切替弁システムにより第1の供給管および第2の供給管を閉鎖する機能を含むことが望ましい。第3の熱交換ユニットにより液冷媒を加温しても、第1の熱交換ユニットに供給される液冷媒の温度が第1の熱交換ユニットにおいて結露を発生させる温度またはそれ以下になる場合は、冷媒の循環を停止させることにより第1の熱交換ユニットの結露を防ぐことができる。
本発明の他の態様の1つは、上記の冷房システムと、冷房システムの第1の熱交換ユニットにより冷却された空気をさらに冷却させて供給する主空調システムとを有するハイブリッド空調システムである。
本発明の他の態様の1つは、室内に設置される第1の熱交換ユニットと、室外に設置される第2の熱交換ユニットと、第1の熱交換ユニットと第2の熱交換ユニットとの間で冷媒を自然循環させる配管システムとを有する冷房システムの制御方法である。冷房システムが有する配管システムは、第2の熱交換ユニットから第1の熱交換ユニットへ、第1の熱交換ユニットから第2の熱交換ユニットへ供給される気化冷媒と第3の熱交換ユニットにより熱交換して加温された液冷媒を供給する第1の供給管と、第3の熱交換ユニットをバイパスして第2の熱交換ユニットから第1の熱交換ユニットへ液冷媒を供給する第2の供給管と、第1の供給管と第2の供給管とを切り替えて使用する切替弁システムとを含む。当該制御方法は、以下の工程を含む。
(1)切替弁システムを制御する制御ユニットが、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の設定温度以下になると切替弁システムにより第2の供給管から第1の供給管に切り替えること(切り替える工程)。
この制御方法によれば、第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の設定温度、典型的には、第1の熱交換ユニットに結露を生じさせるおそれのある温度以下となったときに、冷媒の循環経路を第2の供給管から第1の供給管に切り替え、第1の熱交換ユニットの結露を抑制することができる。
第2の熱交換ユニットが、第2のチューブと、第2のチューブに外気を供給する第2のファンとを含む場合、当該制御方法は、さらに、以下の工程を含んでいてもよい。
(0)液冷媒の温度が第1の設定温度以下になると、切り替えること(切り替える工程)の前に第2のファンを停止すること(第2のファンを停止する工程)。
冷媒の循環経路を第2の供給管から第1の供給管に切り替えるよりも、第2のファンを停止させた方が電力消費を低減でき、さらに、第1の熱交換ユニットの結露を抑制できる可能性がある。
当該制御方法は、さらに、以下の工程を含むことが好ましい。
(2)外気温が第1の設定温度より低い第2の設定温度以下になると、切替弁システムにより第1の供給管および第2の供給管を閉鎖すること(閉鎖する工程)。
第1の熱交換ユニットに供給される液冷媒の温度が、結露が発生する程度まで低下したときに冷媒の循環を停止させることができる。
本発明の一実施形態にかかる冷房システムを含むハイブリッド空調システムの概要を示す図。 冷房システムの冷媒の循環を模式的に示す図。 冷房システムの外気温がさらに低いときの冷媒の循環を模式的に示す図。 内部熱交換器の一例を模式的に示す図。 冷房システムの制御方法の一例を説明するためのフローチャート。 本発明の他の実施形態にかかる冷房システムを含むハイブリッド空調システムの概要を示す図。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態を説明する。図1は、データセンターにおける空調システムの一例を示している。この空調システム(ハイブリッド空調システム)10aは、床上2aと床下2bとの二重構造を持つフリーアクセス床2の床下2bの空間を用い、冷風(冷気)61を床上2aに配置された複数のサーバー5に供給し、サーバー5および室内(屋内)1を冷房するものである。このハイブリッド空調システム10aは、床置形の主空調システム20と、室内1の天井3の近傍に配置された冷房システム(補助空調システム)11とを有する。
主空調システム20は、床置形の屋内(室内)ユニット21と、屋外ユニット29とを含む。屋内ユニット21は、冷却用のチューブを含むエバポレータ24と、ヒーター25と、室内ファン(屋内ファン)22とを含む。屋内ユニット21は、この屋内ユニット21の天井側の吸入口23aから吸気して温度を制御し、床2を貫通するように設けられた吐出口23bから温度制御された空気(冷気)61を床下2bに噴き出す。屋外ユニット29は、コンプレッサ(圧縮機)26と、屋外ファン27と、凝縮用のチューブを含むコンデンサ28とを含む。
主空調システム20においては、コンプレッサ26で圧縮した冷媒をコンデンサ28で外気温度を利用して冷やし、屋内ユニット21のエバポレータ24において冷媒を減圧および蒸発させることにより冷風61を生成する。屋内ユニット21は、室内ファン22により吸入口23aから吸引した空気65をエバポレータ24で冷却し、冷気61を床下2bに噴き出してサーバー5を冷却する。サーバー5においては、床下2bから供給された冷気61によりその内部の電子機器が冷却され、加熱された空気62が天井3に向けて排出される。
図2および図3に、冷房システム11を抜き出して示している。図2は、外気温が室温よりも低いが、室内に結露を発生させるほど低くない状況における冷媒の循環(サイクル)を模式的に示している。図3は、外気温が低く、そのままでは室内に結露を発生させる可能性がある状況における冷媒の循環(サイクル)を示している。
冷房システム11は、室内(屋内)に設置される第1の熱交換ユニット(室内熱交換ユニット、屋内熱交換ユニット、室内機)30と、室外(屋外)に設置される第2の熱交換ユニット(室外熱交換ユニット、屋外熱交換ユニット、室外機)40とを有する。室内熱交換ユニット30は、室内1の水平な方向に延びる天井3に対し斜めまたは垂直(鉛直)に設置される複数の室内チューブ(第1のチューブ)31(図面では1本のみ図示)と、液化した冷媒が供給される供給ヘッダ32と、気化した冷媒が集められる排出ヘッダ33とを含み、複数の室内チューブ31が供給ヘッダ32と排出ヘッダ33とを接続している。なお、本例の室内熱交換ユニット30は、ファン(室内ファン)は含まない。
また、室内熱交換ユニット30においては、排出ヘッダ33は供給ヘッダ32よりも天井3に近くなるように配置されている。すなわち、複数の室内チューブ31は、供給ヘッダ32から排出ヘッダ33に向かって斜めまたは垂直に上方に延びている。
室内熱交換ユニット30は、さらに、内部に室内チューブ31を含み、室内チューブ31はハウジング39の内部に配置されている。図1において、ハウジング39は、室内チューブ31と同様に天井3に対して斜めに傾いた状態で設置されている。ハウジング39の上面は、室内チューブ31に対して空気が供給される供給口38aとなっており、ハウジング39の下面は、室内チューブ31により冷却された空気が排出される排出口38bとなっている。排出口38bは、ダクト37を介して、床置形の室内ユニット21の吸入口23aに接続されている。
なお、この補助空調システム11においては、室内熱交換ユニット30は、ダクト37を介して、床置形の室内ユニット21に支持されているが、室内熱交換ユニット30は、天井3から適当な方法により吊るす、あるいは、床2から支持するなどとすることも可能である。また、ハウジング39は、天井3に対して垂直になるように配置または設置することが可能である。
室外熱交換ユニット40は、室外(典型的には屋外)9において室内チューブ31よりも高い位置に設置される複数の室外チューブ(第2のチューブ)41と、気化冷媒が供給される供給ヘッダ42と、液冷媒を排出する排出ヘッダ43とを含み、複数の室外チューブ41が供給ヘッダ42と排出ヘッダ43とを接続している。本例の室外熱交換ユニット40においては、気化冷媒が供給される供給ヘッダ42が、液冷媒を排出する排出ヘッダ43よりも上に位置するように配置され、室外チューブ41は、供給ヘッダ42と排出ヘッダ43とをつなぐように、鉛直方向に沿って配置されている。室外熱交換ユニット40は、さらに、室外チューブ41に対して外気8を強制的に供給する室外ファン(第2のファン)F2と、室外ファンF2を駆動するファンモーター45とを含む。
室内チューブ31および室外チューブ41の典型的なものは、アルミニウム管または銅管であり、フィン付きであってもフィンがなくてもよい。フィンを用いる場合には、例えば、コルゲートタイプ、プレートタイプ、スパインタイプなどのものを用いることができる。冷媒は、作動条件とする室温で気化し、外気温で液化するものであればよい。冷媒としては、たとえば、HFC134a(化学式CHFCF)を挙げることができる。
冷房システム11は、さらに、室内熱交換ユニット30と室外熱交換ユニット40との間で冷媒を自然循環させる配管システム70を有する。冷房システム11の配管システム70は、室内熱交換ユニット30の室内チューブ31と室外熱交換ユニット40の室外チューブ41とをコンプレッサ(圧縮機)を介さずに連通させるものである。
配管システム70は、配管(連通管、供給管)71〜75と、切替弁システム76とを含む。第1の供給管71は、室外熱交換ユニット40の出口配管73と、室内熱交換ユニット30の入口配管74とを接続する液冷媒用の配管である。第1の供給管71には、室外熱交換ユニット40の側から、第1の弁CV1と、内部熱交換器(第3の熱交換ユニット)90とが設けられている。内部熱交換器90には、室内熱交換ユニット30から室外熱交換ユニット40へ気化冷媒(室内チューブ31で沸騰気化した冷媒)を供給する気化冷媒用の配管(気化冷媒供給管)75が接続されており、第1の供給管71により供給される液冷媒は内部熱交換器90において加温され、室内熱交換ユニット30に供給される。したがって、第1の弁CV1を開にすると、第1の供給管71を介して内部熱交換器90において気化冷媒により加温された液冷媒を室内熱交換ユニット30に供給できる。すなわち、第1の供給管71は、室内熱交換ユニット30から室外熱交換ユニット40へ供給される気化冷媒と内部熱交換器90により熱交換されることにより加温された液冷媒を、室外熱交換ユニット40から室内熱交換ユニット30へ供給するための管である。
第2の供給管72も、室外熱交換ユニット40の出口配管73と、室内熱交換ユニット30の入口配管74とを接続する液冷媒用の配管である。第2の供給管72には、第1の供給管71への分岐と室内熱交換ユニット30との間に第2の弁CV2が設けられており、第2の供給管72は、内部熱交換器(第3の熱交換ユニット)90をバイパスして室外熱交換ユニット40の出口配管73と室内熱交換ユニット30の入口配管74とを接続している。したがって、第2の弁CV2を開にすると、第2の供給管72を介し、内部熱交換器90をバイパスして液冷媒を室内熱交換ユニット30に供給できる。
第3の供給管(気化冷媒供給管)75は、室内熱交換ユニット30から室外熱交換ユニット40へ気化冷媒(室内チューブ31で沸騰気化した冷媒)を供給するための管である。これら液冷媒供給管(第1および第2のの供給管)71および72、および気化冷媒供給管75は、室内熱交換ユニット30と、それより高い配置される屋外熱交換ユニット40との間を、原則として配管途中に逆勾配が発生しないように繋いでいる(連通している)。
図4に内部熱交換器(第3の熱交換ユニット)90の一例を示している。図4に示した内部熱交換器90は、二重管タイプであり、気化冷媒81が流通する供給管75の周りを覆うように設けられた外管91を含む。内管75の内部を気化冷媒81が通過し、外管91の内部を液冷媒82が通過することにより気化冷媒81と液冷媒82の間で熱交換が行われ、温められた液冷媒82が室内熱交換ユニット30に供給される。外管91は数100ccから数リットルの容量の冷媒を蓄積するレシーバーとしての機能を合わせて有する。冷房システム11を施工する際、配管71〜75を接続した後、内部熱交換器90の外管91に予め収納されていた冷媒を配管71〜75に充填させることができる。内部熱交換器90は、本例では、室内熱交換ユニット30とともにハウジング39に内蔵されているが、室内熱交換ユニット30とは別に設置されていてもよく、外部熱交換ユニット40の側に設置されていてもよい。
切替弁システム76は、第1の供給管71と第2の供給管72とを切り替えて使用するためのものである。本例の切替弁システム76は、第1の弁CV1と第2の弁CV2とを含む。第1の弁CV1は、第1の供給管71の途中、より詳しくは、第1の供給管71と第2の供給管72との室外熱交換ユニット40の側の分岐点に近い位置に設けられている。第2の弁CV2は、第2の供給管72の途中の、第1の供給管71と第2の供給管72との室外熱交換ユニット40の側の分岐点に近い位置に設けられている。なお、切替弁システム76は、第1の供給管71と第2の供給管72とを切り替えることができればよく、2つの弁CV1およびCV2の代わりに三方弁などであってもよい。
冷房システム11は、温度センサTH1〜TH4をさらに含む。第1の温度センサTH1は、室内熱交換ユニット30の供給口38aの近傍に配置されており、第1の温度センサTH1によりサーバー室1の室内温度を検出できる。第2の温度センサTH2は、室内熱交換ユニット30の排出口38bの近傍に配置されており、第2の温度センサTH2により室内熱交換ユニット30から出力される冷風65の温度を検出できる。
第3の温度センサTH3は、室外熱交換ユニット40の出口配管73、すなわち、第1の供給管71および第2の供給管72の分岐点の室外熱交換ユニット40の側(上流)に設置されている。第3の温度センサTH3により室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度を検出できる。第4の温度センサTH4は、室外熱交換ユニット40の吸気側に配置されており、第4の温度センサTH4により室外の温度(外気温)を検出できる。
補助空調システム11は、さらに、室外ファンF2のファンモーター45および切替弁システム76(本例では、弁CV1およびCV2の開閉)を制御する制御ユニット50を有する。制御ユニット50は、第1の機能51、第2の機能52、および第3の機能53を含む。
第1の機能51は、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(第3の温度センサTH3で検出された温度)が第1の設定温度以下になり、室外ファンF2が既に停止していると、切替弁システム76により第2の供給管72から第1の供給管71に切り替える機能である。本例では、第1の温度を、サーバー室内1の露点温度TDとしている。たとえば、サーバー室1の内部の湿度は静電気防止などを目的とした環境ガイドラインにより露点15℃以上になるように加湿器などを用いて制御される。したがって、露点温度TDの一例は15℃である。室内熱交換ユニット30に供給される液冷媒の温度が露点温度TD以下になると、室内熱交換ユニット30の室内チューブ31は部分的に液冷媒の温度、すなわち露点温度TD以下になる可能性があり、室内チューブ31の表面が結露する可能性がある。
この冷房システム11においては、室内熱交換ユニット30は室内ファンを含まない。したがって、室内チューブ31を通過する空気の流速はそれほど速くなく、室内チューブ31の表面の結露水が冷風65に含まれる可能性は小さい。しかしながら、室内チューブ31に結露が発生すると、水分がサーバー5に何らかの影響を与える可能性を排除できない。このため、温度センサTH3により検出される液冷媒の温度が露点温度TD以下になると、第1の機能51により第1の供給管71を選択し、内部熱交換器90により液冷媒を気化冷媒で加温する。そして、露点温度TD以上に加温された液冷媒を室内熱交換ユニット30に供給することにより、室内チューブ31の表面に結露が発生することを防止する。
第2の機能52は、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が第1の設定温度(露点温度TD)以下になると、切替弁システム76により第2の供給管72から第1の供給管71に切り替える前に室外ファンF2を停止する機能である。室外ファンF2を停止することにより、室外熱交換ユニット40の熱交換効率を下げることができ、屋外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度を上昇できる可能性がある。さらに、室外ファンF2を停止することにより電力消費を低減できる。したがって、温度センサTH3により検出される液冷媒の温度が露点温度TD以下になると、第1の機能51に先だって、第2の機能52により室外ファンF2を停止することにより、室内チューブ31の表面に結露が発生することを防止する。
屋外の風速が大きいとき、外気温が低いときは、室外ファンF2を停止しても室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が露点温度TD以下になることがある。この場合は、第2の機能52に続いて第1の機能51が動作して内部熱交換器90で液冷媒を加熱することにより、室内熱交換ユニット30に供給される液冷媒の温度を露点温度TD以上になるようにする。したがって、この冷房システム11においては、室外ファンF2を停止しても室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が露点温度TD以下になる条件において、室内熱交換ユニット30および室外熱交換ユニット40との間で冷媒を自然循環させることができ、サーバー室1の熱負荷を屋外に放出することができる。
第2の機能52をバイパスし、第1の機能51により、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が第1の設定温度(露点温度TD)以下になると、室外ファンF2を停止せずに、切替弁システム76により第2の供給管72から第1の供給管71に切り替えてもよい。室外ファンF2を継続して駆動することにより、室外熱交換ユニット40の熱交換能力を低下させずに、室内熱交換ユニット30の冷房能力の低下を抑制し、さらに、室内熱交換ユニット30における結露も抑制できる。
第3の機能53は、第4の温度センサTH4で検出された外気温が第2の設定温度以下になると、切替弁システム76により第1の供給管71および第2の供給管72の双方を閉鎖する機能である。外気温が下がり過ぎ、内部熱交換器90の能力を超えるほど低温になると、室外ファンF2を停止し、内部熱交換器90で液冷媒を加熱しても、室内熱交換ユニット30に供給される液冷媒の温度が露点温度TD以下になる場合がある。第3の機能53は、このような状況において室外熱交換ユニット40と室内熱交換ユニット30との間の液冷媒の循環を遮断し、室内熱交換ユニット30に結露が発生するのを防止する。第2の設定温度は、第1の設定温度より低く設定され、たとえば、第2の設定温度を−20℃としている。
このように、冷房システム11においては、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が第1の設定温度(露点温度TD)以上の場合(通常状態、定常状態)は、図2に示すように、第2の供給管72を介して冷媒が循環する。すなわち、冷媒の循環経路は、室外熱交換ユニット40→供給管73→第2の供給管72(弁CV2)→供給管74→室内熱交換ユニット30→第3の供給管75→室外熱交換ユニット40となる。なお、本例においては、第2の供給管72(弁CV2)は供給管74とともに室内熱交換ユニット30のハウジング39に内蔵されている。
一方、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が第1の設定温度(露点温度TD)以下の場合は、図3に示すように、第1の供給管71を介して冷媒が循環する。すなわち、冷媒の循環経路は、室外熱交換ユニット40→供給管73→第1の供給管71(弁CV1)および内部熱交換器90→供給管74→室内熱交換ユニット30→第3の供給管75→室外熱交換ユニット40となる。
この冷房システム11においては、室内熱交換ユニット30の室内チューブ31は、室内1の天井3に沿った領域、すなわち、室内1の上部の高温の空気層63に斜めに接する。室内チューブ31の内部の冷媒(液冷媒)は、高温の空気層63から受熱すると沸騰気化する。一方、高温の空気層63は熱が奪われるので冷却され、室内1の天井3に近い領域から下側に流れる空気(ダウンブロー)65が発生する。この空気の流れ(ダウンブロー)65は、ほぼ鉛直方向の流れになる。室内チューブ31が斜めに傾いた状態で配置されているため、水平方向に延びた高温の空気層63に対して効率よく接し、ダウンブロー65が効率よく生成される。したがって、室内ファンを設けなくても室内1を比較的効率よく冷房できる。なお、室内ファン(第1のファン)を設けてもよい。
さらに、室内チューブ31が天井3に対して斜めに傾いているので、室内チューブ31に吸引される空気は、ダウンブロー65が発生していない領域からに限られる。したがって、天井3に沿って高温の空気層63が室内熱交換ユニット30に吸引され、一定の空気の流れ64が形成される。このため、この冷房システム11によれば、サーバー5の上部に形成される熱だまりを比較的容易に解消でき、サーバー5における熱交換を促進させ、サーバー5をさらに効率よく冷却させることができる。
このように、室内熱交換ユニット30においては、供給口38aに対して、天井3にほぼ沿った水平に近い方向から比較的高温の空気64が流入し、排出口38bから冷却された空気65がほぼ鉛直方向に排出される。この冷房システム11は、単独でサーバー室1を冷房することも可能であるが、図1に示した例では、主空調システム20の補助空調システムとして機能する。冷房システム11の室内熱交換ユニット30から排出された空気65は、床置形の室内ユニット21の吸入口23aから吸い込まれ、さらに冷却されてサーバー5に供給される。したがって、この冷房システム11が冷却効果を発揮する条件下においては、主空調システム20の負荷を低減でき、主空調システム20の消費電力を低減できる。冷房システム11の室内熱交換ユニット30を補助空調システムとして使用する場合、屋内においては、主空調システム20のファンが作る空気の流れを利用できる。したがって、冷房システム11の室内ファンを省くことが可能である。
さらに、冷房システム11においては、室内熱交換ユニット30の室内チューブ31で沸騰気化した冷媒(気化冷媒)は、液冷媒との比重差により配管システム70を循環するので、コンプレッサやポンプなどの圧縮機が不要であり、ファン以外の消費電力は基本的に発生しない。したがって、低消費電力で高効率の空調システムを提供できる。さらに、冷房システム11においては、斜めに配置された室内チューブ31により、室内1の空気を循環させ、効率よく室内チューブ31と接触させている。したがって、室内熱交換ユニット30は室内ファンを備えておらず、室内ファンに要する動力(電力)も不要である。
また、この冷房システム11においては、外気温が低下して室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が露点以下となっても、内部熱交換器90を用いて液冷媒を気化冷媒で加温することにより、電力を基本的に消費せずに冷媒を循環させ、自然循環による冷房能力を維持できる。したがって、冷房システム11により、日夜および一年を通じ、外気温がより低い条件においても自然循環サイクルにより室内1を冷房でき、冷房(空調)に要する消費電力をさらに低減できる。
図5に、冷房システム11の制御方法の一例を説明するためのフローチャートを示している。ステップ101において、温度センサTH4で検出される外気温が−20℃以下でなく、ステップ102において、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(温度センサTH3で検出された温度)が露点TD以下でなければ、ステップ103において、第1の弁CV1を閉じ、第2の弁CV2を開いて冷房システム11を運転する。これにより、室外熱交換ユニット40→供給管73→第2の供給管72(弁CV2)→供給管74→室内熱交換ユニット30→供給管75→室外熱交換ユニット40のサイクルで冷媒が循環し、室内1が冷房される(図2参照)。なお、外気温が室温よりも高く、室外熱交換ユニット40で冷媒が凝縮されないような条件では冷媒は循環せず、冷房システム11により室内1は冷房されない。
ステップ102において、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(温度センサTH3)が露点TD以下になると、まず、第2の機能52がステップ104においてファンF2の作動状況を確認し、ファンF2が動いていれば、ステップ105において、ファンF2(ファンモーター45)を停止する。これにより、室外熱交換ユニット40の排熱能力を抑制できるため、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(温度センサTH3)が露点TD以上になる可能性がある。この場合は、ファンF2を停止した状態で冷房システム11は運転を継続する。
一方、ステップ102において、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(温度センサTH3)が露点TD以下になり、ステップ104においてファンF2が停止していると、ステップ106において、第1の機能51は、第1の弁CV1を開き、第2の弁CV2を閉じる。これにより、室外熱交換ユニット40→供給管73→第1の供給管71(弁CV1)および内部熱交換器90→供給管74→室内熱交換ユニット30→供給管75→室外熱交換ユニット40のサイクルで冷媒が循環する(図3参照)。この例では、第1の供給管71(弁CV1)は、供給管74とともに室内熱交換ユニット30のハウジング39に内蔵されている。このサイクルでは、内部熱交換器(第3の熱交換ユニット)90において気化冷媒により液冷媒が加温されるので、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(温度センサTH3)が露点TD以下になっても冷媒を循環させることができる(冷媒の循環量が確保される)。このため、自然循環型の冷房システム11により室内の熱を室外に運び、室内1の冷房を継続させることができる。
上述したようにステップ104および105を省き、ステップ102において室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度(温度センサTH3)が露点TD以下になると、ステップ106において、第1の機能51により弁切り替えを行ってもよい。
ステップ101において、温度センサTH4で検出された外気温度が−20℃以下になると、ステップ107において、第3の機能53により第1の弁CV1および第2の弁CV2の双方を閉じ、冷媒の循環を停止させる。
図6は、本発明の他の実施形態にかかるハイブリッド空調システム10bの概要を示している。この空調システム10bでは、主空調システム20および冷房システム11がサーバー室1に隣接した空調室7に設置されており、サーバー室1と空調室7との間に隔壁6が設けられている。主空調システム20は、隔壁6の上部開口6aからサーバー室1の空気を吸引して冷却し、床下開口6bからサーバー室1の床下へ噴き出す。したがって、空調室7はサーバー室1に対して負圧になっている。
主空調システム20の補助システムとして機能する冷房システム11の室内熱交換ユニット30は、隔壁6の上部開口6aに面して取り付けられている。したがって、室内熱交換ユニット30の室内チューブ31は隔壁6に沿ってほぼ鉛直方向に配置されている。室内チューブ31にはサーバー室1と空調室7との差圧によりサーバー室1の空気(温風)が供給され、室内チューブ31が鉛直方向に延びているので接触効率が高く、室内チューブ31によりサーバー室1の空気が効率よく冷却され、主空調システム20に吸引される。冷房システム11の室外熱交換ユニット40は、室内熱交換ユニット30よりも上方(高い位置)、例えば、サーバー5が配置される階よりも上の階のデッキに配置されている。
以上のように、冷房システム11を含むハイブリッド空調システム10aおよび10bおよびその制御方法によれば、室外熱交換ユニット40から供給される液冷媒の温度が露点以下になっても、自然循環型の冷房システム11を稼働させることが可能であり、省電力でさらに長時間にわたり冷房することができる。したがって、ランニングコストのさらに低い空調システムを提供することが可能となる。
なお、上記においては、データセンターに設置される冷房システムを例に説明しているが、冷房の対象となる負荷はサーバーなどの情報機器に限定されない。例えば、クリーンルームの冷房など、窓を開けて風を取り込むことが難しい条件の冷房にも、本発明の冷房システムおよびハイブリッド空調システムを好適に用いることができる。
さらに、上記では、床置形の冷房システムとの組み合わせを例に、本発明の冷房システムを説明しているが、異なるタイプの冷房システムと組み合わせたり、単独で使用したりしてもよい。本発明の冷房システムは、単独のほか、既存の冷房システムを組み合わせて利用するなど、上記以外の様々な方法で冷房する条件または環境に合わせて使用できる。
11 冷房システム(補助空調システム)
30 室内熱交換ユニット(屋内熱交換ユニット)
41 第2のチューブ、 F2 室外ファン(第2のファン)
40 室外熱交換ユニット(屋外熱交換ユニット)
50 制御ユニット、 70 配管システム
71 第1の供給管、 72 第2の供給管
76 切替弁システム、 90 第3の熱交換ユニット

Claims (8)

  1. 室内に設置される第1の熱交換ユニットと、
    室外に設置される第2の熱交換ユニットと、
    前記第1の熱交換ユニットと前記第2の熱交換ユニットとの間で冷媒を自然循環させる配管システムとを有し、
    前記配管システムは、
    前記第2の熱交換ユニットから前記第1の熱交換ユニットへ、前記第1の熱交換ユニットから前記第2の熱交換ユニットへ供給される気化冷媒と第3の熱交換ユニットにより熱交換して加温された液冷媒を供給する第1の供給管と、
    前記第3の熱交換ユニットをバイパスして前記第2の熱交換ユニットから前記第1の熱交換ユニットへ液冷媒を供給する第2の供給管とを含む、冷房システム。
  2. 請求項1において、前記配管システムは、さらに、前記第1の供給管と前記第2の供給管とを切り替えて使用する切替弁システムを含み、
    当該冷房システムは、さらに、前記切替弁システムを制御する制御ユニットを有し、
    前記制御ユニットは、前記第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の設定温度以下になると前記切替弁システムにより前記第2の供給管から前記第1の供給管に切り替える機能を含む、冷房システム。
  3. 請求項2において、前記第2の熱交換ユニットは、第2のチューブと、前記第2のチューブに外気を供給する第2のファンとを含み、
    前記制御ユニットは、さらに、前記液冷媒の温度が前記第1の設定温度以下になると、前記切替弁システムにより前記第2の供給管から前記第1の供給管に切り替える前に前記第2のファンを停止する機能を含む、冷房システム。
  4. 請求項2または3において、
    前記制御ユニットは、さらに、外気温が前記第1の設定温度より低い第2の設定温度以下になると、前記切替弁システムにより前記第1の供給管および前記第2の供給管を閉鎖する機能を含む、冷房システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれかに記載の冷房システムと、
    前記冷房システムの前記第1の熱交換ユニットにより冷却された空気をさらに冷却させて供給する主空調システムとを有するハイブリッド空調システム。
  6. 室内に設置される第1の熱交換ユニットと、室外に設置される第2の熱交換ユニットと、前記第1の熱交換ユニットと前記第2の熱交換ユニットとの間で冷媒を自然循環させる配管システムとを有する冷房システムの制御方法であって、
    前記配管システムは、
    前記第2の熱交換ユニットから前記第1の熱交換ユニットへ、前記第1の熱交換ユニットから前記第2の熱交換ユニットへ供給される気化冷媒と第3の熱交換ユニットにより熱交換して加温された液冷媒を供給する第1の供給管と、
    前記第3の熱交換ユニットをバイパスして前記第2の熱交換ユニットから前記第1の熱交換ユニットへ液冷媒を供給する第2の供給管と、
    前記第1の供給管と前記第2の供給管とを切り替えて使用する切替弁システムとを含み、
    当該制御方法は、
    前記切替弁システムを制御する制御ユニットが、前記第2の熱交換ユニットから供給される液冷媒の温度が第1の設定温度以下になると前記切替弁システムにより前記第2の供給管から前記第1の供給管に切り替えることを有する、制御方法。
  7. 請求項6において、前記第2の熱交換ユニットは、第2のチューブと、前記第2のチューブに外気を供給する第2のファンとを含み、
    当該制御方法は、前記液冷媒の温度が前記第1の設定温度以下になると、前記切り替えることの前に前記第2のファンを停止することをさらに有する、制御方法。
  8. 請求項6または7において、
    外気温が前記第1の設定温度より低い第2の設定温度以下になると、前記切替弁システムにより前記第1の供給管および前記第2の供給管を閉鎖することをさらに有する、制御方法。
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