JP2003347782A - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置

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JP2003347782A
JP2003347782A JP2002151765A JP2002151765A JP2003347782A JP 2003347782 A JP2003347782 A JP 2003347782A JP 2002151765 A JP2002151765 A JP 2002151765A JP 2002151765 A JP2002151765 A JP 2002151765A JP 2003347782 A JP2003347782 A JP 2003347782A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 室内熱交換器の表面における結露を更に抑制
することが可能な冷却装置を提供すること。 【解決手段】 筐体2内を冷却する沸騰冷却装置5は、
室内熱交換器51の表面の温度を検出する温度センサ6
1とこれに隣接配置された湿度を検出する湿度センサ6
2とからの信号により結露環境を検出したときには、室
外ファン54を停止し、室内ファン52を継続作動する
制御装置100を備えている。これにより、室内熱交換
器51の表面が結露環境となったときには、室内熱交換
器51の温度を短時間のうちに内気温と同温とし、結露
の発生を確実に抑止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器等の発熱
機器を収納する筐体内を冷却する冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば、携帯電話基地局等で
は、発熱量の多い電子機器等を収納する筐体からなる基
地局の内部を冷却するために冷却装置が用いられてい
る。
【0003】このような冷却装置として、電子機器等の
発熱機器を収納する筐体の内部に設けられ、筐体内の空
気と冷媒とを熱交換する室内熱交換器と、室内熱交換器
に筐体内の空気を流通するための室内ファンと、筐体の
外部に設けられ、冷媒と外気とを熱交換する室外熱交換
器と、室外熱交換器に外気を流通するための室外ファン
とを備え、室内熱交換器と室外熱交換器との間に冷媒を
循環して、室内熱交換器内で沸騰気化した冷媒を室外熱
交換器内で放熱凝縮させ、筐体内を冷却するものが知ら
れている。
【0004】そして、室内熱交換器の表面に結露水が生
成するような条件下では、室内ファンおよび室外ファン
を停止して、熱交換を抑制するようになっている。これ
により、室内熱交換器の表面での結露を抑制し、結露水
が電子機器等に滴下して電子機器等がダメージを受ける
ことを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術の冷却装置においては、室内ファンおよび室外フ
ァンを停止して送風を中止しても、両熱交換器ではわず
かではあるが徐々に熱交換が行なわれる。すると、筐体
の内部の温度より室内熱交換器の表面温度が低くなり、
室内熱交換器の表面において結露が発生する場合がある
という問題がある。
【0006】本発明は、上記点を鑑みてなされたもので
あって、室内熱交換器の表面における結露を更に抑制す
ることが可能な冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、発熱機器(3)を収納
する筐体(2)の内部に設けられ、筐体(2)内の空気
と冷媒とを熱交換する室内熱交換器(51)と、室内熱
交換器(51)に筐体(2)内の空気を流通するための
室内ファン(52)と、筐体(2)の外部に設けられ、
冷媒と外気とを熱交換する室外熱交換器(53)と、室
外熱交換器(53)に外気を流通するための室外ファン
(54)とを備え、室内熱交換器(51)と室外熱交換
器(53)との間に冷媒を循環して、筐体(2)内を冷
却する冷却装置(5)において、室内熱交換器(51)
の表面で結露が発生する環境条件を検出する結露環境検
出手段(61、62)と、結露環境検出手段(61、6
2)が結露発生環境条件を検出したときには、室内ファ
ン(52)を作動制御するとともに、室外ファン(5
4)を停止制御する制御手段(100)とを具備するこ
とを特徴としている。
【0008】これによると、結露が発生する環境条件と
なったときには、室外ファン(54)を停止して、室外
熱交換器(53)からの放熱を抑止することができる。
さらに、室内ファン(52)を作動することで、室内熱
交換器(51)内の冷媒を短時間のうちに筐体(2)内
の温度と同温とすることが可能である。筐体(2)内の
温度と室内熱交換器(51)の温度が同温となれば、室
内熱交換器(51)の表面で結露は発生しない。このよ
うにして、室内熱交換器(51)の表面における結露を
更に抑制することが可能となる。
【0009】また、請求項2に記載の発明では、筐体
(2)は、筐体(2)の外部から内部に進入するための
ドア部(2a)を有しており、ドア部(2a)を介して
筐体(2)内に外気が侵入可能な状態を検出する外気侵
入状態検出手段(65)を備え、制御手段(100)
は、外気侵入状態検出手段(64)が外気侵入可能状態
を検出したときには、室内ファン(52)を作動制御す
るとともに、室外ファン(54)を停止制御することを
特徴としている。
【0010】筐体(2)内に外気が侵入すると、外気に
含まれる水蒸気により室内熱交換器(51)の表面で結
露が発生しやすくなる。請求項2に記載の発明による
と、このような場合には、室内ファン(52)を作動す
るとともに室外ファン(54)を停止することで、室内
熱交換器(51)内の冷媒を短時間のうちに筐体(2)
内の温度と同温とすることが可能である。このようにし
て、室内熱交換器(51)の表面における結露を更に抑
制することが可能となる。
【0011】また、請求項3に記載の発明では、発熱機
器(3)を収納する筐体(2)の内部に設けられ、筐体
(2)内の空気と冷媒とを熱交換する室内熱交換器(5
1)と、室内熱交換器(51)に筐体(2)内の空気を
流通するための室内ファン(52)と、筐体(2)の外
部に設けられ、冷媒と外気とを熱交換する室外熱交換器
(53)と、室外熱交換器(53)に外気を流通するた
めの室外ファン(54)とを備え、室内熱交換器(5
1)と室外熱交換器(53)との間に冷媒を循環して、
筐体(2)内を冷却する冷却装置(5)において、室内
熱交換器(51)の表面で結露が発生する環境条件を検
出する結露環境検出手段(61、62)と、室内熱交換
器(51)と室外熱交換器(53)との間の冷媒の循環
を禁止する冷媒循環禁止手段(71)と、結露環境検出
手段(61、62)が結露発生環境条件を検出したとき
には、冷媒循環禁止手段(71)を循環禁止状態に制御
する制御手段(100)とを具備することを特徴として
いる。
【0012】これによると、結露が発生する環境条件と
なったときには、室内熱交換器(51)と室外熱交換器
(53)との間の冷媒循環を停止することができる。し
たがって、室内熱交換器(51)が受熱しても、この熱
が室外熱交換器(53)から放熱されることはない。こ
れにより、室内熱交換器(51)内の冷媒を短時間のう
ちに筐体(2)内の温度と同温とすることが可能であ
る。筐体(2)内の温度と室内熱交換器(51)の温度
が同温となれば、室内熱交換器(51)の表面で結露は
発生しない。このようにして、室内熱交換器(51)の
表面における結露を更に抑制することが可能となる。
【0013】また、請求項4に記載の発明では、冷媒循
環禁止手段(71)は、室内熱交換器(51)と室外熱
交換器(53)とを繋ぐ冷媒通路(55)に設けられた
通路開閉手段(71)であることを特徴としている。
【0014】これによると、室内熱交換器(51)と室
外熱交換器(53)との間の冷媒循環を確実に禁止する
ことが可能である。
【0015】また、請求項5に記載の発明では、請求項
3または請求項4に記載の発明において、制御手段(1
00)は、結露環境検出手段(61、62)が結露発生
環境条件を検出したときには、室内ファン(52)およ
び室外ファン(54)を停止制御することを特徴として
いる。
【0016】これによると、室内ファン(52)および
室外ファン(54)の消費エネルギーを低減することが
可能である。
【0017】また、請求項6に記載の発明では、筐体
(2)は、筐体(2)の外部から内部に進入するための
ドア部(2a)を有しており、ドア部(2a)を介して
筐体(2)内に外気が侵入可能な状態を検出する外気侵
入状態検出手段(65)を備え、制御手段(100)
は、外気侵入状態検出手段(65)が外気侵入可能状態
を検出したときには、冷媒循環禁止手段(71)を循環
禁止状態に制御することを特徴としている。
【0018】筐体(2)内に外気が侵入すると、外気に
含まれる水蒸気により室内熱交換器(51)の表面で結
露が発生しやすくなる。請求項6に記載の発明による
と、このような場合には、室内熱交換器(51)と室外
熱交換器(53)との間の冷媒循環を停止することで、
室内熱交換器(51)内の冷媒を短時間のうちに筐体
(2)内の温度と同温とすることが可能である。このよ
うにして、室内熱交換器(51)の表面における結露を
更に抑制することが可能となる。
【0019】また、請求項7に記載の発明のように、外
気侵入状態検出手段(65)は、ドア部(2a)の開閉
を検知する開閉検知手段(65)とすることができる。
【0020】また、請求項8に記載の発明のように、外
気侵入状態検出手段は、筐体(2)内の電灯を点灯する
点灯スイッチとすることができる。
【0021】また、請求項9に記載の発明のように、結
露環境検出手段(61、62)は、室内熱交換器(5
1)の表面に設けられた温度センサ(61)および湿度
センサ(62)とすることができる。
【0022】また、請求項10に記載の発明では、外気
の温度を検出する外気温センサ(64)を備え、制御手
段(100)は、温度センサ(61、63)および外気
温センサから(64)の温度情報に基づいて、筐体
(2)内の温度が外気の温度より高い場合であっても、
室内熱交換器(51)で熱交換が行なわれていないと判
断したときには、警告信号を発することを特徴としてい
る。
【0023】通常、筐体(2)内の温度が外気温より高
い場合には、室内熱交換器(51)および室外熱交換器
(53)において熱交換が行なわれる。請求項10の発
明によると、筐体(2)内の温度が外気温より高い場合
であっても筐体(2)内の熱を外気に放出できない異常
状態である旨の警告信号を発することができる。
【0024】また、請求項11に記載の発明では、冷媒
は、室内熱交換器(51)内において沸騰気化し、室外
熱交換器(53)内で凝縮することにより、筐体(2)
内を冷却することを特徴としている。
【0025】このような所謂沸騰冷却のより冷却を行な
う冷却装置(5)においては、室内熱交換器(51)内
で冷媒が気化するため、室内熱交換器(51)の表面温
度は筐体(2)内の温度より低温になりやすい。したが
って、本発明により更なる結露抑制が可能になる効果は
大きい。
【0026】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0028】図1は、本発明の冷却装置が搭載される電
話基地局1の概略構成図である。電話基地局1は、密閉
空間を形成する筐体2の内部に通信機器3を収納するも
のであり、通信機器3は、内部に作動によって発熱する
送受信機やパワーアンプ等の電気機器を収納している本
実施形態の発熱機器である。なお、本例では、筐体2
は、複数のアルミニウム板の間にウレタン発泡断熱材を
挟装した部材により構成している。
【0029】冷却装置5は、筐体2外の外気によって筐
体2内の内気(空気)を冷却するもので、本例では、筐
体2の天井面に装着されている。冷却装置5は、筐体2
の内部に傾斜して設けられ、筐体2内の空気と冷媒とを
熱交換する室内熱交換器51と、筐体2の外部に傾斜し
て設けられ、冷媒と外気とを熱交換する室外熱交換器と
53とを備えている。室内熱交換器51と室外熱交換器
53とは、後述する蒸気管55と液戻し管56とで接続
されている。
【0030】室内熱交換器51の上方側には、室内熱交
換器51に筐体2内の空気を流通するための室内ファン
52が設けられ、室外熱交換器53の図中左方側には、
室外熱交換器53に外気を流通するための室外ファン5
4が設けられている。
【0031】4はエアコンであり、図示しない冷凍サイ
クルを搭載して吹き出す空気を冷却するもので、夏期等
の高外気温時に、冷却装置5により筐体2内を冷却して
いても、筐体2内の温度が所定温度より高くなった場合
に作動するように設けられている。このエアコン4は、
筐体2の上部内面に取り付けられ、その冷風の吹出し方
向は通信機器3に向けられている。
【0032】図2は、室内熱交換器51と室外熱交換器
53との接続関係を示す説明図であり、傾斜配置部分を
含め、各構成の上下関係のみを揃えて図示したものであ
る。
【0033】本実施形態の冷却装置5は、図2に示すよ
うに、受熱して沸騰気化する液冷媒が封入された室内熱
交換器51と、この室内熱交換器51の上方に配置さ
れ、気化冷媒を凝縮して液化させる室外熱交換器53
と、室内熱交換器51で沸騰気化した気化冷媒を室外熱
交換器53の上部へ導く蒸気管55と、室外熱交換器5
3で液化凝縮した液冷媒を室内熱交換器51の下部へ戻
す液戻し管56とを備えている。
【0034】図2に示すように、室内熱交換器51は、
複数本のチューブ51aと、各チューブ51aの端を連
通する上下タンク51b、51cと、各チューブ51a
間に介在されたコルゲートタイプのフィン51dにより
構成されている。また、室外熱交換器53は、室内熱交
換器51と同様に、複数本のチューブ53aと、各チュ
ーブ53aの端を連通する上下タンク53b、53c
と、各チューブ53a間に介在されたコルゲートタイプ
のフィン53dにより構成されている。なお、図2で
は、一部のフィン51d、53dのみ図示し、他は図示
を省略している。
【0035】室外熱交換器51および室外熱交換器53
は、アルミニウム材からなる上記の各部材をろう材を介
して一体ろう付けして形成されている。そして、蒸気管
55は、上タンク51bと上タンク53bとを連通し、
液戻し管56は下タンク51cと下タンク53cとを連
通するように接続している。
【0036】室内熱交換器51の内部には上タンク51
bまで冷媒が封入されている。この冷媒は、高温の筐体
2内の空気によって沸騰し、低温の外気によって液化す
るもので、本例では、HFC134a(化学式CH2
CF3 )を用いている。HFC134a以外に、低圧封
入された水、エチレングリコール水溶液等を用いること
もできる。
【0037】冷媒は、チューブ51a→上タンク51b
→蒸気管55→上タンク53b→チューブ53a→下タ
ンク53c→液戻し管56→下タンク51c→チューブ
51aと流れ、室内熱交換器51と室内熱交換器53と
の間を循環する。そして、チューブ51a内で沸騰気化
し、チューブ53a内で凝縮することで、室内熱交換器
51が配設された筐体2内を冷却するようになってい
る。
【0038】図1に示す61は、室内熱交換器51の下
面側(内気吸込み側)の下端部近傍の表面に配設された
温度センサであり、62は、温度センサ61に隣接配置
された湿度センサである。また、63は、室内熱交換器
51の上面側(内気吹き出し側)表面に、温度センサ6
1に対し対向配置された温度センサである。両温度セン
サ61、63は配設された部位の温度情報を、湿度セン
サ62は配設された部位の絶対湿度情報を後述する制御
装置100に出力するようになっている。
【0039】64は、室外熱交換器53の上面側(外気
吸込み側)に配設された外気温センサであり、外気温情
報を後述する制御装置100に出力するようになってい
る。
【0040】2aは、筐体2の一部を構成し、筐体2の
外部から内部へメンテナンス作業者等の進入を可能にす
るドア部である。ドア部2aの内側には、ドア部2aの
開閉を検知する開閉検知手段である開閉センサ65が設
けられている。そして、開閉センサ65は、ドア部2a
の開閉状態情報を後述する制御装置100に出力するよ
うになっている。
【0041】室内熱交換器51に隣接配置された100
は、制御手段である制御装置であり、制御装置100
は、温度センサ61、63、湿度センサ62、外気温セ
ンサ64および開閉センサ65からの情報に基づいて、
後述する手順にしたがって、室内ファン52および室外
ファン54等を制御するように構成されている。
【0042】次に、上記構成に基づき冷却装置5の作動
について説明する。
【0043】図3は、制御装置100の概略制御動作を
示すフローチャートである。
【0044】電話基地局1が運転され、冷却装置5に電
力供給されると、図3に示すように、制御装置100
は、まず、室内ファン52および室外ファン54を作動
させる(ステップS101)。これにより、室内熱交換
器51のチューブ51a間に筐体2内の空気が流通し、
冷媒との熱交換が行なわれる。一方、室外熱交換器53
ではチューブ53a間に外気が流通し、冷媒との熱交換
が行なわれる。これにより筐体2内の冷却が行なわれ
る。
【0045】ステップS101を実行したら、制御装置
100は、温度センサ61からの温度情報と湿度センサ
62からの湿度情報に基づいて、室内熱交換器51の表
面が結露発生環境条件であるか否かを判断する(ステッ
プS102)。具体的には、温度センサ61からの情報
により得られた室内熱交換器51の表面の温度と、湿度
センサ62からの情報により得られた絶対湿度との組み
合わせが、制御装置100が既に収納している湿り空気
線図データの結露領域にあるか否かを判断する。
【0046】温度センサ61と湿度センサ62とが本実
施形態における結露環境検出手段である。なお、温度セ
ンサ61と湿度センサ62とは、室内熱交換器51の略
最下部に配設されている。室内熱交換器51は下方部側
ほど温度が低く表面において結露が発生しやすいので、
両センサ61、62により結露発生環境条件を確実に検
出することができる。
【0047】ステップS102において室内熱交換器5
1の表面が結露発生環境条件であると判断した場合に
は、制御装置100は、室外ファン54を停止する(ス
テップS103)。このとき、室内ファン52の作動は
継続する。これにより、室外熱交換器53からの放熱を
抑止することができ、室内熱交換器51内において、冷
媒は短時間のうちに筐体2内の温度と同温となる。ステ
ップS103を実行したら、ステップS102にリター
ンする。
【0048】ステップS102において室内熱交換器5
1の表面が結露発生環境条件でないと判断した場合に
は、開閉センサ65からの開閉状態情報に基づいて、ド
ア部2aが開状態にあるか否かを判断する(ステップS
104)。ドア部2aが開状態である場合には、ドア部
2aから外気とともに水蒸気が侵入し、しばらく後には
室内熱交換器51の表面において結露が発生する可能性
がある。したがって、ドア部2aが開状態であると判断
した場合には、室内熱交換器51の表面が結露発生環境
条件であると判断した場合と同様に、ステップS103
に進む。
【0049】ステップS104において、ドア部2aが
開状態でないと判断した場合には、制御装置100は、
冷却装置5から冷媒漏れが発生しているか否かを判断す
る(ステップS105)。具体的には、温度センサ61
からの情報により得られた室内熱交換器51の吸込み側
の温度が外気温センサ64からの情報により得られた外
気温より高く、かつ上記室内熱交換器51の吸込み側の
温度と温度センサ63からの情報により得られた室内熱
交換器51の吹き出し側の温度とが等しいかどうかを判
断する。
【0050】室内熱交換器51の吸込み側の温度が外気
温より高い場合には、室内熱交換器51および室外熱交
換器53において熱交換が行なわれるはずである。とこ
ろが、室内熱交換器51の吸込み側の温度と吹き出し側
の温度とが等しいということは室内熱交換器51におい
て熱交換がおこなわれていないということである。した
がって、室内熱交換器51の吸込み側の温度が外気温よ
り高く、かつ室内熱交換器51の吸込み側の温度と吹き
出し側の温度とが等しい場合には、冷媒漏れが発生して
いると判断できる。
【0051】ステップS105において、冷媒漏れが発
生していると判断した場合には、制御装置100は、オ
ペレータセンタ等へ冷媒漏れという異常状態である旨の
アラーム(警告信号)を発生する(ステップS10
6)。そして、ステップS101にリターンする。ま
た、ステップS105において、冷媒漏れが発生してい
ないと判断した場合もステップS101にリターンす
る。
【0052】上述の構成および作動によれば、室内熱交
換器51の表面に結露が発生する環境条件となったとき
には、室外ファン54を停止するとともに室内ファン5
2の作動を継続することで、室内熱交換器51内の冷媒
を短時間のうちに筐体2内の空気の温度と同温とするこ
とができる。筐体2内の温度と室内熱交換器51の温度
が同温となれば、室内熱交換器51の表面で結露は発生
しない。このようにして、室内熱交換器51の表面にお
ける結露を確実に抑制することができる。
【0053】また、ドア部2aが開状態となり筐体2内
に外気が侵入する状態となったときにも、上記と同様に
両ファン52、54を制御することで、室内熱交換器5
1内の冷媒を短時間のうちに筐体2内の温度と同温と
し、ドア部2aから侵入した外気に含まれる水蒸気が室
内熱交換器51の表面で結露することを確実に抑制する
ことができる。
【0054】また、定常運転時に冷却装置5から冷媒漏
れが発生した場合には、その旨をオペレータセンタ等へ
報知することができる。
【0055】(他の実施形態)上記一実施形態では、図
3に示すステップS103において、室外ファン54を
停止制御し、室内ファン52を継続作動制御したが、室
内熱交換器51と室外熱交換器53との間の冷媒循環を
禁止することで、室内熱交換器51が受熱しても室外熱
交換器53から放熱させないようにしてもよい。
【0056】これによっても、室内熱交換器51内の冷
媒を短時間のうちに筐体2内の温度と同温とすることが
可能である。筐体2内の温度と室内熱交換器51の温度
が同温となれば、室内熱交換器51の表面で結露は発生
しない。このようにして、室内熱交換器51の表面にお
ける結露を更に抑制することが可能である。
【0057】例えば、図4に示すように、室内熱交換器
51と室外熱交換器53とを繋ぐ冷媒通路である蒸気管
55に、通路開閉手段として電磁弁71を設け、制御装
置100は、ステップS103において、この電磁弁7
1を閉制御するものであってもよい。電磁弁71は、図
4に示す例における冷媒循環禁止手段である。電磁弁7
1は冷媒通路である液戻し管56に設けてもよいが、ガ
ス冷媒の移動が禁止できる蒸気管55に設ける方が冷媒
循環を即時に禁止でき好ましい。
【0058】なお、このとき、ステップS103におい
ては、両ファン52、54を停止制御してもよいし、室
外ファン54を停止制御し、室内ファン52を継続作動
制御してもよい。前者のファン制御は、ファンの消費エ
ネルギーを低減できるという利点がある。また、後者の
ファン制御は、室内熱交換器51内の冷媒温度を極めて
短時間に筐体2内の温度と同温にすることができるとい
う利点がある。
【0059】また、上記一実施形態では、ドア部2aか
らの外気侵入状態検出手段として開閉センサ65を採用
したが、筐体2内の電灯を点灯する点灯スイッチを外気
侵入状態検出手段としてもよい。点灯スイッチがオンオ
フ切り替えされるのはドア部2aから人が出入りする場
合であるため、これによっても外気侵入状態を推定検知
することが可能である。
【0060】また、上記一実施形態では、結露環境検出
手段として温度センサ61および湿度センサ62を用い
たが、結露が発生する環境条件が検出できるものであれ
ばこれに限定されるものではない。例えば、温度センサ
63および湿度センサ62を用いてもよいし、温度セン
サ61、湿度センサ62および温度センサ63を組み合
わせて用いてもよい。また、結露環境検出手段として結
露センサを採用してもよい。
【0061】また、上記一実施形態では、冷却装置5
は、冷媒を室内熱交換器51内において沸騰気化し室外
熱交換器53内で凝縮する所謂沸騰冷却装置であった
が、沸騰を伴なわない冷媒を循環する冷却装置であって
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における冷却装置が搭載さ
れた電話基地局の概略構成図である。
【図2】室内熱交換器51と室外熱交換器53との接続
関係を示す説明図である。
【図3】制御装置100の概略制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図4】他の実施形態における室内熱交換器51と室外
熱交換器53との接続関係を示す説明図である。
【符号の説明】
2 筐体 2a ドア部 3 通信機器(発熱機器) 5 冷却装置 51 室内熱交換器 52 室内ファン 53 室外熱交換器 54 室外ファン 55 蒸気管(冷媒通路) 56 液戻し管(冷媒通路) 61 温度センサ(結露環境検出手段の一部) 62 湿度センサ(結露環境検出手段の一部) 63 温度センサ 64 外気温センサ 65 開閉センサ(外気侵入状態検出手段) 71 電磁弁(通路開閉手段、冷媒循環禁止手段) 100 制御装置(制御手段)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱機器(3)を収納する筐体(2)の
    内部に設けられ、前記筐体(2)内の空気と冷媒とを熱
    交換する室内熱交換器(51)と、 前記室内熱交換器(51)に前記筐体(2)内の空気を
    流通するための室内ファン(52)と、 前記筐体(2)の外部に設けられ、前記冷媒と外気とを
    熱交換する室外熱交換器(53)と、 前記室外熱交換器(53)に前記外気を流通するための
    室外ファン(54)とを備え、 前記室内熱交換器(51)と前記室外熱交換器(53)
    との間に前記冷媒を循環して、前記筐体(2)内を冷却
    する冷却装置(5)において、 前記室内熱交換器(51)の表面で結露が発生する環境
    条件を検出する結露環境検出手段(61、62)と、 前記結露環境検出手段(61、62)が結露発生環境条
    件を検出したときには、前記室内ファン(52)を作動
    制御するとともに、前記室外ファン(54)を停止制御
    する制御手段(100)とを具備することを特徴とする
    冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体(2)は、前記筐体(2)の外
    部から内部に進入するためのドア部(2a)を有してお
    り、 前記ドア部(2a)を介して前記筐体(2)内に外気が
    侵入可能な状態を検出する外気侵入状態検出手段(6
    5)を備え、 前記制御手段(100)は、前記外気侵入状態検出手段
    (64)が外気侵入可能状態を検出したときには、前記
    室内ファン(52)を作動制御するとともに、前記室外
    ファン(54)を停止制御することを特徴とする請求項
    1に記載の冷却装置。
  3. 【請求項3】 発熱機器(3)を収納する筐体(2)の
    内部に設けられ、前記筐体(2)内の空気と冷媒とを熱
    交換する室内熱交換器(51)と、 前記室内熱交換器(51)に前記筐体(2)内の空気を
    流通するための室内ファン(52)と、 前記筐体(2)の外部に設けられ、前記冷媒と外気とを
    熱交換する室外熱交換器(53)と、 前記室外熱交換器(53)に前記外気を流通するための
    室外ファン(54)とを備え、 前記室内熱交換器(51)と前記室外熱交換器(53)
    との間に前記冷媒を循環して、前記筐体(2)内を冷却
    する冷却装置(5)において、 前記室内熱交換器(51)の表面で結露が発生する環境
    条件を検出する結露環境検出手段(61、62)と、 前記室内熱交換器(51)と前記室外熱交換器(53)
    との間の前記冷媒の循環を禁止する冷媒循環禁止手段
    (71)と、 前記結露環境検出手段(61、62)が結露発生環境条
    件を検出したときには、前記冷媒循環禁止手段(71)
    を循環禁止状態に制御する制御手段(100)とを具備
    することを特徴とする冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記冷媒循環禁止手段(71)は、前記
    室内熱交換器(51)と前記室外熱交換器(53)とを
    繋ぐ冷媒通路(55)に設けられた通路開閉手段(7
    1)であることを特徴とする請求項3に記載の冷却装
    置。
  5. 【請求項5】 前記制御手段(100)は、前記結露環
    境検出手段(61、62)が結露発生環境条件を検出し
    たときには、前記室内ファン(52)および前記室外フ
    ァン(54)を停止制御することを特徴とする請求項3
    または請求項4に記載の冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記筐体(2)は、前記筐体(2)の外
    部から内部に進入するためのドア部(2a)を有してお
    り、 前記ドア部(2a)を介して前記筐体(2)内に外気が
    侵入可能な状態を検出する外気侵入状態検出手段(6
    5)を備え、 前記制御手段(100)は、前記外気侵入状態検出手段
    (65)が外気侵入可能状態を検出したときには、前記
    冷媒循環禁止手段(71)を循環禁止状態に制御するこ
    とを特徴とする請求項3ないし請求項5のいずれか1つ
    に記載の冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記外気侵入状態検出手段(65)は、
    前記ドア部(2a)の開閉を検知する開閉検知手段(6
    5)であることを特徴とする請求項2または請求項6に
    記載の冷却装置。
  8. 【請求項8】 前記外気侵入状態検出手段は、前記筐体
    (2)内の電灯を点灯する点灯スイッチであることを特
    徴とする請求項2または請求項6に記載の冷却装置。
  9. 【請求項9】 前記結露環境検出手段(61、62)
    は、前記室内熱交換器(51)の表面に設けられた温度
    センサ(61)および湿度センサ(62)であることを
    特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか1つに記
    載の冷却装置。
  10. 【請求項10】 前記外気の温度を検出する外気温セン
    サ(64)を備え、前記制御手段(100)は、前記温
    度センサ(61、63)および前記外気温センサから
    (64)の温度情報に基づいて、前記筐体(2)内の温
    度が前記外気の温度より高い場合であっても、前記室内
    熱交換器(51)で熱交換が行なわれていないと判断し
    たときには、警告信号を発することを特徴とする請求項
    9に記載の冷却装置。
  11. 【請求項11】 前記冷媒は、前記室内熱交換器(5
    1)内において沸騰気化し、前記室外熱交換器(53)
    内で凝縮することにより、前記筐体(2)内を冷却する
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項10のいずれか
    1つの記載の冷却装置
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