JP2011245347A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板に対するセンサの取付誤差等があってもベース体に対するセンサの配置位置が常に一定となる遊技機を提供する。
【解決手段】ベース体31の表側に往復動作可能に支持された可動体29と、この可動体29を駆動する駆動手段と、可動体29側の被検出部33を検出可能なセンサ34と、一面側に設けたセンサ34が被検出部33の軌道上の所定の検出位置に配置されるようにベース体31上に保持されるセンサ基板35と、センサ34からの検出信号に基づいて駆動手段の駆動制御を行う駆動制御手段とを備えた遊技機で、ベース体31上に、センサ34が少なくとも被検出部33の軌道方向について略遊びなく嵌合可能な嵌合孔69を検出位置に対応して設け、センサ34をベース体31の裏側から嵌合孔69に挿通させた状態で、センサ基板35をベース体31の裏側の基板装着部57に固定したものである。
【選択図】図9

Description

本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、スロットマシン等の遊技機に係り、例えば回転動作、平行移動動作等の往復動作が可能な可動体による演出が可能に構成された遊技機に関するものである。
パチンコ機等の遊技機では、近年、大型の液晶表示手段を搭載したものが主流となっており、各社とも、その液晶表示手段に表示する演出画像等により他社製品との差別化を図ってきたが、液晶表示手段に表示するバーチャルな演出画像による差別化のみではもはや他社製品との差別化を十分に図ることが難しくなってきている。そこで、画像による演出に機械的な動作を組み合わせてより演出効果を高めようと、例えば液晶表示手段の近傍に可動体を設けたものが開発されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載されたパチンコ機は、所定のベース体上に設けられ且つ左右方向に往復動作可能な可動体と、この可動体を駆動する駆動手段と、可動体側の被検出部を検出可能なセンサを備えたセンサ基板と、このセンサからの検出信号に基づいて駆動手段の駆動制御を行う駆動制御手段とを備えている。そして、センサ基板は、センサが可動体側の被検出部の軌道上の所定の検出位置にくるように、例えばその基板の両端側においてベース体側に位置決め・固定されている。
特開2007−061487号公報
従来の遊技機では、上記特許文献1に記載されたパチンコ機のように、センサ基板をセンサではなくその基板を基準にベース体側に位置決め・固定されていたため、例えばベース体に対する基板の取付誤差や基板に対するセンサの取付誤差等によりセンサと可動体との相対位置関係にバラツキが生じ、例えば遊技機毎に可動体の原点位置がずれてしまう問題があった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、基板に対するセンサの取付誤差等があってもベース体に対するセンサの配置位置が常に一定となる遊技機を提供することを目的とする。
本発明は、所定のベース体31の表側に往復動作可能に支持された可動体29と、該可動体29を駆動する駆動手段32と、前記可動体29側の被検出部33を検出可能なセンサ34と、一面側に設けた前記センサ34が前記被検出部33の軌道上の所定の検出位置Aに配置されるように前記ベース体31上に保持されるセンサ基板35と、前記センサ34からの検出信号に基づいて前記駆動手段32の駆動制御を行う駆動制御手段85とを備えた遊技機において、前記ベース体31上に、前記センサ34が少なくとも前記被検出部33の軌道方向について略遊びなく嵌合可能な嵌合孔69を前記検出位置Aに対応して設け、前記センサ34を前記ベース体31の裏側から前記嵌合孔69に挿通させた状態で、前記センサ基板35を前記ベース体31の裏側の基板装着部57に固定したものである。
本発明によれば、例えばセンサ基板35に対するセンサ34の配置位置に多少のズレがあったとしても、センサ34はベース体31に対して常に一定の位置に配置される。従って、ベース体31に保持される可動体29とセンサ34との相対位置関係にバラツキが生じることがなく、遊技機毎に可動体29の原点位置がずれる不具合を確実に防止することが可能である。
本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機の斜視図である。 同遊技盤の正面図である。 同可動演出手段の斜視図である。 同可動演出手段の斜視図である。 同可動演出手段の分解斜視図である。 同ベース体の分解斜視図である。 同可動演出手段の背面図である。 同図7におけるA−A断面図である。 同図7におけるB−B断面図である。 同図7におけるC−C断面図である。 同可動演出手段の正面断面図である。 同可動演出手段に関する制御系を示すブロック図である。 同可動演出手段の動作説明図である。 本発明の第2の実施形態を示す可動演出手段の正面断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳述する。図1〜図13は本発明をパチンコ機に採用した第1の実施形態を例示している。図1において、遊技機本体1は、矩形状の外枠2と、この外枠2の左右一側、例えば左側のヒンジ3を介して縦軸心廻りに開閉及び着脱自在に枢着された内枠4とを備えている。
内枠4には、その上部側に図2に示す遊技盤5等が、下部側に発射手段(図示省略)等が夫々配置されており、その内枠4の前側には、遊技盤5の前側を覆うガラス扉6と、そのガラス扉6の下側で発射手段等の前側を覆う下部開閉扉7とがヒンジ3と同じ側のヒンジ8により開閉及び着脱自在に枢着されている。ガラス扉6には、遊技盤5側の遊技領域5aに対応するガラス窓9が設けられ、また下部開閉扉7には、発射手段に供給するための遊技球を貯留する貯留皿10、発射手段を作動させるための発射ハンドル11等が設けられている。
遊技盤5の前側には、図2に示すように、発射手段により発射された遊技球を案内するガイドレール12が略環状に装着されると共に、そのガイドレール12内の遊技領域5aには、その略中央にセンターケース13が配置され、更にそのセンターケース13の左側に通過ゲート14が、下側に開閉式入賞手段15及び大入賞手段16が配置される他、普通入賞手段17等の各種遊技部品が装着されている。
センターケース13は、略矩形状の表示窓21を有し且つ遊技盤5の前面に装着された飾り枠22と、表示窓21に対応して飾り枠22の裏側に装着された液晶表示ユニット等の画像表示手段23とを備えている。
飾り枠22は、遊技盤5の前面に当接する取り付け板24と、この取り付け板24の前側に装着された装飾部25とを備えている。また飾り枠22には、その表示窓21の一側部に遊技球の導入口26が、下部に導入口26から導入された遊技球を左右に転動させた後に遊技盤5の前側等に落下させる転動ステージ27が、上部に可動演出手段28が夫々設けられている。
可動演出手段28は、可動体29を揺動させることにより視覚的な演出を行うもので、図3〜図11に示すように、可動体29と、この可動体29を前後方向の回転軸30廻りに回転自在に支持するベース体31と、このベース体31側に設けられ且つ可動体29を駆動する駆動手段32と、ベース体31側に設けられ且つ可動体29側の被検出部33を検出可能な原点センサ34を備えたセンサ基板35とを備え、可動体29を飾り枠22の前側に視認可能に配置した状態で、ベース体31が飾り枠22に対して例えば後側から着脱自在に装着されている。
可動体29は、図3〜図5に示すように、略円板状の本体部29aの左右両側に一対の突出部29bが設けられ、裏ケース36と、この裏ケース36に対してその前側を覆うように着脱自在に装着される前カバー37と、これら裏ケース36と前カバー37との間に収容されるLED基板38(図8〜図10)とを備えており、本体部29aの中心に配置された裏ケース36側の軸固定部39に、ベース体31側に回転自在に保持された前後方向の回転軸30の前端側が固定されている。
裏ケース36は、図8〜図10に示すように、遊技盤5に略平行な背壁41と、この背壁41の外周に沿って前向き突出状に配置された周壁42とを例えば一体に備え、周壁42の内側にLED基板38が前側から着脱自在に装着されている。裏ケース36の背壁41には、図5に示すように、その略中心に軸固定部39が一体に設けられる他、被駆動用長孔43、被検出部33、コネクタ嵌合孔44等が設けられている。
被駆動用長孔43は、駆動手段32からの駆動力を受けるためのもので、裏ケース36の外周部近傍で且つ回転軸30に対する周方向の一箇所に例えば半径方向に長い長孔状に形成され、ベース体31側に設けられるカムギア46の駆動ピン47が後側から挿入されており、駆動手段32の作動によりカムギア46が回転したときに、駆動ピン47がこの被駆動用長孔43内を長手方向に摺動しつつ可動体29を回転軸30廻りに揺動させるようになっている。
被検出部33は、原点センサ34の検出対象であって、例えば裏ケース36の外周部近傍に、半径方向に偏平な後ろ向きの突起状に形成されている。また、コネクタ嵌合孔44は、LED基板38のコネクタ48を可動体29の外側に露出させるためのもので、コネクタ48に対応する開口状に形成されている。
可動体29の前カバー37は、例えば不透明且つ透光性を有する合成樹脂製で、LED基板38の前側を覆う前飾り板49と、この前飾り板49の外周に沿って後ろ向き突出状に設けられ且つ裏ケース36側の周壁42の外側に嵌合する嵌合壁50とを一体に備えている。前飾り板49には、その前面側にキャラクターやロゴマークを表現した装飾が施され、裏側には粗面加工による乱反射処理等が施されており、LED基板38に配置されたLED38aが発光したときに前面側の装飾を明るく浮かび上がらせるようになっている。
ベース体31は、可動体29、駆動手段32、センサ基板35等を保持するためのもので、図4〜図7等に示すように、下部装着部51と上部装着部52とを一体に備え、例えばその外周側に設けられた複数の固定部53において例えばセンターケース13の飾り枠22の裏側にねじ止め固定されている。
下部装着部51は、可動体29及びセンサ基板35を支持するもので、背面側の下部背面板54とその外周側に沿って前向き突出状に設けられる下部囲い板55とを一体に備え、例えば正面視略扇形に形成されており、扇形の中心側端部近傍に回転軸30を回転自在に保持する軸受け部56が、扇形の円弧側端部近傍にセンサ基板35を装着する基板装着部57が夫々設けられている。
基板装着部57に装着されるセンサ基板35は、図6等に示すように例えば細長矩形状に形成され、その前面側の例えば長手方向略中央に原点センサ34が、背面側の例えば長手方向一端側にコネクタ58が夫々装着されると共に、長手方向他端側にねじ挿通孔59が設けられている。
原点センサ34は、例えば透過型フォトセンサで、所定間隔で対向する一対の投光部61及び受光部62と、それら投光部61と受光部62とをその一端側で連結する連結部63とで略コの字型に形成されており、投光部61と受光部62とが前向きに突出するように連結部63側がセンサ基板35の前面側に固定されている。なお、本実施形態では、センサ基板35の長手方向に対してその両側に投光部61と受光部62とがくるように、即ち投光部61から受光部62への光路がセンサ基板35の長手方向に直交するように配置されている。
以下、センサ基板35の四辺のうち、原点センサ34の光路に直交する二辺(本実施形態では長辺)を側辺64a,64b、他の二辺(本実施形態では短辺)を端辺64c,64dとし、端辺64c側にねじ挿通孔59が設けられているものとする。
基板装着部57は、図6〜図10等に示すように、センサ基板35の前面側に対向する底壁66と、センサ基板35の外周を取り囲む外周壁67a〜67dとで下部装着部51側の下部背面板54に前向き凹入状に形成されており、回転軸30の周方向に沿って配置され、原点センサ34の投光部61と受光部62とが回転軸30に対する半径方向に対向するようにセンサ基板35が装着されるようになっている。
外周壁67a〜67dは、センサ基板35の外周よりもひとまわり大きく形成されている。即ち、センサ基板35の側辺64a,64bに沿って配置される外周壁67a,67b、及び端辺64c,64dに沿って配置される外周壁67c,67dの間隔は、夫々側辺64a,64b、及び端辺64c,64dの間隔よりも若干広く形成されている。
また、外周壁67a,67bには、内向きに突出してセンサ基板35側の側辺64a,64bに略当接する一対の支持突部68が、例えば外周壁67c,67d側端部近傍に夫々配置されている。
基板装着部57の底壁66には、センサ基板35側の原点センサ34に対応する嵌合孔69と、センサ基板35側のねじ挿通孔59に対応するねじ止め孔70とが設けられている。
嵌合孔69は、原点センサ34が略遊びなく嵌合可能な矩形状で、可動体29が揺動する際の被検出部33の軌道上の所定の検出位置A(図11)に対応して底壁66に貫通状に形成されており、センサ基板35を基板装着部57に嵌め込んだとき、原点センサ34がこの嵌合孔69に嵌合してベース体31の前側、即ち可動体29側に突出し、投光部61と受光部62とが被検出部33の軌道(図11に一点鎖線で示す)を挟んで対向するようになっている。
このように、嵌合孔69は原点センサ34の位置決め手段として機能し、原点センサ34は、この嵌合孔69に嵌合されることにより、例えばセンサ基板35に対する配置位置に多少のズレがあったとしてもベース体31に対して常に一定の位置に配置される。
ねじ止め孔70は、底壁66から前向きに突設されたねじ止め基部71に設けられており、センサ基板35を固定するための固定ねじ(第2基板固定手段)72が、センサ基板35側のねじ挿通孔59を介してねじ込まれるようになっている。なお、ねじ挿通孔59は、ねじ止め孔70よりも若干大きく形成されており、センサ基板35に対する原点センサ34の配置位置に多少のズレがあった場合でも、そのズレを吸収できるようになっている。
また、基板装着部57上には、例えばねじ止め孔70とは反対側の端部近傍に一対の固定爪(第1基板固定手段)73が設けられている。この固定爪73は、センサ基板35を、検出位置Aにおける被検出部33の軌道方向に移動可能な状態で着脱方向、即ち底壁66に垂直な方向に保持するもので、外周壁67a,67bに沿って底壁66から後ろ向きに突設されてその先端側に内向きの爪部74が設けられており、センサ基板35の側辺64a,64bを外側から抱き込んで、爪部74がセンサ基板35の裏面側に係脱自在に係合するようになっている。
なお、固定爪73の先端側には、内向きに傾斜する案内傾斜部75が形成されており、センサ基板35を基板装着部57に嵌め込む際に、センサ基板35の側辺64a,64bが案内傾斜部75に摺接することにより固定爪73が自然に外向きに弾性変形し、センサ基板35の通過を許容するようになっている。
ベース体31の上部装着部52は、駆動手段32及びカムギア46を保持するためのもので、背面側の上部背面板81とその外周側に沿って前向き突出状に設けられる上部囲い板82とを一体に備え、下部装着部51の上側に一体に設けられている。
駆動手段32は、例えばステッピングモータで、駆動軸83を上部背面板81の前側に突出させた状態で上部背面板81の後側に着脱自在に装着され、駆動軸83の先端側にモータギア84が固定されており、駆動制御手段85の制御により正逆両方向に作動するようになっている。
また、上部背面板81には、回転軸86を回転自在に保持する軸受け部87が後ろ向き突出状に設けられており、この回転軸86の前端側に、モータギア84に噛合するカムギア46が固定されている。カムギア46には、その外周部近傍に駆動ピン47が前向き突出状に設けられており、この駆動ピン47が可動体29側の被駆動用長孔43に後側から摺動自在に嵌合している。
これにより、駆動手段32が時計方向又は反時計方向に作動し、それによってカムギア46及び駆動ピン47が反時計方向又は時計方向に回転すると、その駆動ピン47に押されて可動体29が回転軸30廻りに揺動する。
なお、本実施形態では、図11に示すように、その可動体29の上部側に配置された被駆動用長孔43に、駆動ピン47が回転軸86の下側で嵌合しており、可動体29は、カムギア46が時計方向に回転したときに反時計方向に揺動し、カムギア46が反時計方向に回転したときに時計方向に揺動するようになっている。
また、可動体29は、初期位置(ここでは水平位置)に対して反時計方向及び時計方向に夫々一定角度の範囲が可動範囲に設定され、更に例えば初期位置(図13(b))から反時計方向に所定角度揺動した位置(図13(a))が原点位置に設定されており、可動体29が原点位置に到達したときに、被検出部33が検出位置Aに到達し、投光部61から受光部62に向かう光を遮断して原点センサ34がONからOFFに切り換わるようになっている。
駆動制御手段85は、図12に示すように、遊技に関する制御を行う遊技制御手段88からの可動体駆動指令と、原点センサ34からの検出信号とに基づいて駆動手段32の駆動制御を行うように構成されており、例えば遊技制御手段88からの可動体駆動指令に基づいて可動体29の駆動を開始する際に、まず可動体29を初期位置(図13(b))から原点位置(図13(a))まで揺動させる原点復帰処理を行い、その原点位置を基準として、時計方向(図13(c))及び反時計方向に所定ステップずつ駆動する処理を繰り返した後、可動体29を初期位置に戻して停止させるようになっている。なお、可動体29を初期位置に停止させる直前に再び原点復帰処理を行い、この原点位置から時計方向に所定ステップ駆動することにより可動体29を初期位置に戻してもよい。
ここで、本実施形態のパチンコ機では、ベース体31上に、原点センサ34が略遊びなく嵌合可能な嵌合孔69を検出位置Aに対応して設け、原点センサ34をベース体31の裏側から嵌合孔69に挿通させた状態で、センサ基板35をベース体31の裏側の基板装着部57に固定しているため、例えばセンサ基板35に対する原点センサ34の配置位置に多少のズレがあったとしても、原点センサ34はベース体31に対して常に一定の位置に配置される。従って、ベース体31に保持される可動体29と原点センサ34との相対位置関係にバラツキが生じることがなく、遊技機毎に可動体29の原点位置がずれる不具合を確実に防止することが可能である。
また、センサ基板35は、基板装着部57に対して、被検出部33の軌道方向、即ち長手方向に遊びをもった状態で嵌合し、固定ねじ72、固定爪73により着脱方向に保持されているため、原点センサ34の装着位置がセンサ基板35に対して長手方向にずれていたとしても、そのズレを吸収してセンサ基板35を基板装着部57に装着することが可能である。
更に、センサ基板35を検出位置Aにおける被検出部33の軌道方向に移動可能な状態で着脱方向に保持する固定爪73と、センサ基板35を移動不能に固定する固定ねじ72とでセンサ基板35を基板装着部57内に固定し、しかもセンサ基板35における軌道方向の一端側を固定爪73により、他端側を固定ねじ72により夫々保持するように構成されているため、原点センサ34のセンサ基板35上での装着位置のズレを吸収しつつ、センサ基板35を容易且つ確実に固定できる。
図14は本発明の第2の実施形態を例示し、嵌合孔69を、被検出部33の軌道方向については略遊びなく、被検出部33の軌道方向に直交する方向については一定の遊びをもって、原点センサ34が嵌合するように構成した例を示している。
即ち、本実施形態の嵌合孔69は、第1の実施形態の嵌合孔69に比べて、被検出部33の軌道に直交する方向にのみ若干幅広に形成されている。その他の構成は第1の実施形態と同様である。
このような構成とすることで、原点センサ34のセンサ基板35上での軌道方向(長手方向)に直交する方向のズレについては嵌合孔69により吸収させることができる。なお、原点センサ34の装着位置が、ベース体31に対して軌道方向に直交する方向に若干ずれたとしても、原点位置の検出精度に殆ど影響はない。
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、可動体29は往復動作可能であればよく、左右方向、上下方向等の軸廻りの揺動動作、水平方向、上下方向等の平行移動動作等を行うように構成してもよい。
センサ34は、可動体29側の被検出部33を検出可能なものであればよく、反射型フォトセンサや、その他の各種センサを採用してもよい。また、被検出部33はセンサ34の種類に応じて適切な形状に形成すればよい。
第1の実施形態のようにセンサ34が嵌合孔69に略遊びなく嵌合する場合には、センサ34が嵌合孔69に嵌合することによってセンサ基板35はその板面に沿う方向に規制されるため、基板固定手段はセンサ基板35をその板面に垂直な方向に固定できるものであればよく、例えばセンサ基板35上の複数箇所を固定ねじのみ、或いは固定爪のみにより固定してもよい。
なお、実施形態ではパチンコ機について例示したが、アレンジボール機、雀球遊技機等の他の弾球遊技機はもちろん、スロットマシン等の弾球遊技機以外の各種遊技機でも同様に実施可能であることはいうまでもない。
29 可動体
31 ベース体
32 駆動手段
33 被検出部
34 原点センサ(センサ)
35 センサ基板
57 基板装着部
69 嵌合孔
72 固定ねじ(第2基板固定手段)
73 固定爪(第1基板固定手段)
85 駆動制御手段
A 検出位置
本発明は可動体29と、前記可動体29と一体に動作する前記被検出部33を検出可能なセンサ34とをベース体31上に配置した遊技機において、前記センサ34は、前記ベース体31に形成された孔69に対して少なくとも前記被検出部33の軌道方向について略遊びなく嵌め込まれることにより当該方向に位置決めされた状態で固定されているものである。

Claims (4)

  1. 所定のベース体(31)の表側に往復動作可能に支持された可動体(29)と、該可動体(29)を駆動する駆動手段(32)と、前記可動体(29)側の被検出部(33)を検出可能なセンサ(34)と、一面側に設けた前記センサ(34)が前記被検出部(33)の軌道上の所定の検出位置(A)に配置されるように前記ベース体(31)上に保持されるセンサ基板(35)と、前記センサ(34)からの検出信号に基づいて前記駆動手段(32)の駆動制御を行う駆動制御手段(85)とを備えた遊技機において、前記ベース体(31)上に、前記センサ(34)が少なくとも前記被検出部(33)の軌道方向について略遊びなく嵌合可能な嵌合孔(69)を前記検出位置(A)に対応して設け、前記センサ(34)を前記ベース体(31)の裏側から前記嵌合孔(69)に挿通させた状態で、前記センサ基板(35)を前記ベース体(31)の裏側の基板装着部(57)に固定したことを特徴とする遊技機。
  2. 前記センサ基板(35)は前記基板装着部(57)に遊嵌され、基板固定手段(72,73)により着脱方向に保持されていることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記基板固定手段(72,73)は、前記センサ基板(35)を前記検出位置(A)における前記被検出部(33)の軌道方向に移動可能な状態で着脱方向に保持する第1基板固定手段(73)と、前記センサ基板(35)を移動不能に固定する第2基板固定手段(72)とを含むことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
  4. 前記センサ基板(35)における前記軌道方向の一端側を前記第1基板固定手段(73)により、他端側を前記第2基板固定手段(72)により夫々保持するように構成されていることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
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