JP2011244684A - ワイヤレス受電装置、ワイヤレス給電装置およびワイヤレス給電システム - Google Patents

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Abstract

【課題】共振周波数や位相を正確にチューニング可能なワイヤレス給電装置、受電装置および給電システムを提供する。
【解決手段】ワイヤレス受電装置300cは、ブリッジ回路12cと、ブリッジ回路12cを制御する制御部14を備える。ワイヤレス給電装置200cは、ワイヤレス受電装置300cに対して電力信号S1とともに、ブリッジ回路12cの制御タイミングを示す制御信号S3を送出する。受信機32は、ワイヤレス給電装置200cから送出される制御信号S3を受信する。制御部14は、ブリッジ回路12cを制御信号S3に応じて制御する。
【選択図】図7

Description

本発明は、ワイヤレス給電技術に関する。
近年、携帯電話端末やノート型コンピュータなどの電子機器、あるいは電気自動車に対する給電技術として、ワイヤレス(非接触)電力伝送が着目されている。ワイヤレス電力伝送は、主に電磁誘導型、電波受信型、電場・磁場共鳴型、の3つに分類される。
電磁誘導型は短距離(数cm以内)において利用され、数百kHz以下の帯域で数百Wの電力を伝送することができる。電力の利用効率は60〜98%程度となっている。
数m以上の比較的長い距離に給電する場合、電波受信型が利用される。電波受信型では、中波〜マイクロ波の帯域で数W以下の電力を伝送することができるが、電力の利用効率は低い。数m程度の中距離を、比較的高い効率で給電する手法として、電場・磁場共鳴型が着目されている(非特許文献1参照)。
A. Karalis, J.D. Joannopoulos, M. Soljacic、「Efficient wireless non-radiative mid-range energy transfer」、ANNALS of PHYSICS Vol. 323, pp.34-48, 2008, Jan.
磁場(電場)共鳴型の電力伝送において重要となるのが共鳴する共振周波数であり、この周波数を正確に合わせなければ、電力伝送が行えない。ところが現実的には、さまざまな要因によって共振周波数は変動する。この変動した共振周波数を、受電装置側において、給電装置から伝送されてくる磁界(電界)そのものにもとづいてチューニングすることは難しい。なぜなら、受電装置側で検出される共振周波数は、受電装置側の共振周波数や位相の状態に応じてさらに変動する可能性があるからである。
本発明は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、共振周波数や位相を正確にチューニング可能なワイヤレス給電装置、受電装置および給電システムの提供にある。
本発明のある態様は、ワイヤレス給電装置から送出される電界、磁界、電磁界のいずれかを含む電力信号を受信するワイヤレス受電装置に関する。ワイヤレス受電装置は、電力信号を受信するための受信コイルと、受信コイルに接続され、その内部の各スイッチのオン、オフ状態が、第1状態と第2状態で切りかえ可能に構成されたブリッジ回路と、給電装置から送出される、第1状態と前記第2状態の切りかえの周波数情報および位相情報の少なくとも一方を含む制御信号を受信する受信機と、ブリッジ回路の第1状態と第2状態を、制御信号に応じて切りかえる制御部と、を備える。
ワイヤレス受電装置のQ値は、ブリッジ回路の第1状態と第2状態の切りかえのタイミング、言い換えれば共振周波数および位相に応じて変化する。つまりワイヤレス給電装置からワイヤレス受電装置に給電される電力すなわち給電効率は、ワイヤレス受電装置における第1状態と第2状態の切りかえのタイミングに応じて変化する。ワイヤレス給電装置は、自らがワイヤレス受電装置に給電した電力を知ることができるため、この電力が最大値あるいは所定値となるように、制御信号を発生することにより、給電装置における共振周波数や位相を所望の給電量が得られるように柔軟に制御できる。
制御信号は、周波数情報と位相情報の両方を含んでもよい。この場合、制御信号は、第1状態と第2状態の切りかえのタイミングを示すパルス信号であってもよい。
制御信号は、第1状態と第2状態の切りかえの周波数情報を含んでもよい。この場合、受電装置においては制御信号に応じて周波数をチューニングし、給電装置において電力信号の位相を調節することで、給電量を制御できる。
制御信号は光信号であってもよい。あるいは制御信号は電波であってもよい。
制御信号は暗号化されてもよい。本ワイヤレス受電装置は、受信機が受信した制御信号を復号化する復号器をさらに備えてもよい。
この場合、復号するためのキーを有するワイヤレス受電装置に対してのみ、選択的に給電を行うことができる。
ブリッジ回路は、受信コイルと閉ループを形成するように順に直列に接続された第1、第2スイッチであって、当該第1、第2スイッチの接続点がその第1端子の電位が固定されているキャパシタの第2端子と接続された第1、第2スイッチと、第1、第2スイッチと並列な経路に順に直列に設けられた第3、第4スイッチであって、当該第3、第4スイッチの接続点の電位が固定されている第3、第4スイッチと、を含んでもよい。制御部は、第1スイッチおよび第4スイッチがオンし、第2スイッチおよび第3スイッチがオフする第1状態と、第1スイッチおよび第4スイッチがオフし、第2スイッチおよび第3スイッチがオンする第2状態と、を制御信号が示すタイミングで切りかえてもよい。
制御部は、制御信号に応じて、第1、第2状態に加え、第1、第2スイッチが両方オンする第3状態もしくは第3、第4スイッチが両方オンする第4状態を切りかえてもよい。第3あるいは第4状態では、受信コイルと共振用キャパシタおよびオンする2つのスイッチによって、直列な共振ループが形成され、最もQ値の高い状態を作り出すことができる。
制御部は、制御信号に応じて、第1、第2状態に加え、第1から第4スイッチがすべてオフする第5状態を切りかえてもよい。スイッチングの周期は一定としつつ、第1状態から第2状態への間および第2状態から第1状態への間に第5状態を挿入し、その長さを調節することにより、受信コイルや共振用キャパシタの回路定数を変更することなく、実効的な共振周波数を調節することができる。
第1、第2スイッチは、受信コイルに代えて、受信コイルと密に結合された補助コイルと閉ループを形成するように設けられてもよい。
本発明の別の態様は、ワイヤレス受電装置に対し、電界、磁界、電磁界のいずれかを含む電力信号を送出するワイヤレス給電装置に関する。ワイヤレス受電装置は、電力信号を受信するための受信コイルと、その第1端子の電位が固定されたキャパシタと、受信コイルとキャパシタとの間に設けられ、その内部の各スイッチのオン、オフ状態が、第1状態と第2状態で切りかえ可能に構成されたブリッジ回路と、給電装置から送出される、第1状態と第2状態の切りかえの周波数情報および位相情報の少なくとも一方を含む制御信号を受信する受信機と、ブリッジ回路の第1状態と前記第2状態を、制御信号に応じて切りかえる制御部と、を備える。ワイヤレス給電装置は、電力信号を送信するための送信コイルと、制御信号を生成する制御信号生成部と、制御信号を送信するための送信機と、を備える。
ワイヤレス受電装置のQ値は、ブリッジ回路の第1状態と第2状態の切りかえのタイミングに応じて変化する。つまりワイヤレス給電装置からワイヤレス受電装置に給電される電力、言い換えれば給電効率は、ワイヤレス受電装置における第1状態と第2状態の切りえのタイミングに応じて変化する。ワイヤレス給電装置は、自らがワイヤレス受電装置に給電した電力を知ることができるため、この電力が最大値、あるいは所定値となるように、制御信号を発生することにより、給電量を任意に制御することができる。
制御信号は、周波数情報と位相情報の両方を含んでもよい。この場合、制御信号は、第1状態と第2状態の切りかえのタイミングを示すパルス信号であってもよい。
制御信号生成部は、送信コイルに印加される電圧と送信コイルに流れる電流にもとづいて、第1状態と第2状態の切りかえのタイミングを決定してもよい。
制御信号は、第1状態と第2状態の切りかえの周波数情報のみを含んでもよい。ワイヤレス給電装置は、送信コイルに印加される電圧と送信コイルに流れる電流にもとづいて、送信コイルから送信する電力信号の位相を調節してもよい。
制御信号は可視光信号であってもよい。送信機は、可視光信号である制御信号を、ワイヤレス受電装置が電力信号を受信可能な範囲に照射してもよい。
この場合、ワイヤレス受電装置が搭載される機器のユーザは、制御信号が照射される明るい領域を目印として、受電可能な位置を知ることができる。
ワイヤレス給電装置は、制御信号を暗号化する暗号化部をさらに備えてもよい。
この場合、復号するためのキー(コード)を有するワイヤレス受電装置に対してのみ、選択的に給電を行うことができる。
本発明の別の態様は、ワイヤレス受電装置に関する。このワイヤレス受電装置は、電力信号を受信するための受信コイルと、受信コイルとともに共振回路を形成する共振用キャパシタと、給電装置から送出される、電力信号の周波数を示す制御信号を受信する受信機と、制御信号に応じて、共振回路のインピーダンスを変化させ、共振回路を電力信号と共振させる制御部と、を備える。
制御信号は暗号化されてもよい。ワイヤレス受電装置は、受信機が受信した制御信号を復号化する復号器をさらに備えてもよい。
本発明の別の態様は、ワイヤレス受電装置に関する。ワイヤレス給電装置は、電力信号を送信するための送信コイルと、制御信号を生成する制御信号生成部と、制御信号を送信するための送信機と、を備える。
ワイヤレス給電装置は、制御信号を暗号化する暗号化部をさらに備えてもよい。
制御信号は可視光信号であってもよい。送信機は、可視光信号である制御信号を、ワイヤレス受電装置が電力信号を受信可能な範囲に照射してもよい。
本発明のさらに別の態様は、ワイヤレス給電システムである。このワイヤレス給電システムは、上述のいずれかのワイヤレス給電装置と、上述のいずれかのワイヤレス受電装置と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組み合わせや本発明の構成要素や表現を、方法、装置などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、共振周波数や位相を正確にチューニングできる。
第1の実施の形態に係るワイヤレス給電システムの構成を示す回路図である。 図2(a)、(b)は、図1のワイヤレス受電装置の動作を示す回路図である。 図1のワイヤレス受電装置の動作を示す波形図である。 比較技術としての同期整流回路の動作を示す波形図である。 第1の変形例に係るワイヤレス受電装置の構成を示す回路図である。 第2の変形例に係るワイヤレス受電装置の構成を示す回路図である。 第2の実施の形態に係るワイヤレス受電装置の構成を示す回路図である。 図7のワイヤレス給電システムの動作を示すタイムチャートである。 第1の変形例に係るワイヤレス給電システムの構成を示す図である。 第2の変形例に係るワイヤレス給電システムの構成を示す図である。 第3の実施の形態に係るワイヤレス給電システムの構成を示す図である。 第2、第3の実施の形態に係るワイヤレス給電システムの設置例を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
本明細書において、「部材Aが、部材Bと接続された状態」とは、部材Aと部材Bが物理的に直接的に接続される場合のほか、部材Aと部材Bが、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
同様に、「部材Cが、部材Aと部材Bの間に設けられた状態」とは、部材Aと部材C、あるいは部材Bと部材Cが直接的に接続される場合のほか、それらの電気的な接続状態に実質的な影響を及ぼさない、あるいはそれらの結合により奏される機能や効果を損なわせない、その他の部材を介して間接的に接続される場合も含む。
(第1の実施の形態)
図1は、第1の実施の形態に係るワイヤレス給電システム100の構成を示す回路図である。この回路図には、回路定数が例示されるが、これらの数値は本発明を限定するものではない。ワイヤレス給電システム100は、ワイヤレス給電装置200およびワイヤレス受電装置300を備える。はじめにワイヤレス給電装置200の構成を説明する。
ワイヤレス給電装置200は、ワイヤレス受電装置300に対して電力信号を送出する。ワイヤレス給電システム100では、電力信号S1として電波になっていない電磁波の近傍界(電界、磁界、あるいは電磁界)が利用される。
ワイヤレス給電装置200は、交流電源10、送信コイルL1、キャパシタC2を備える。交流電源10は、所定の周波数を有する、あるいは周波数変調された、もしくは位相変調、振幅変調などが施された電気信号S2を発生する。本実施の形態においては説明の簡潔化と理解の容易化のため、電気信号S2が一定の周波数を有する交流信号である場合を説明する。たとえば電気信号S2の周波数は、数百kHz〜数MHzの間で適宜選択される。
送信コイルL1は、交流電源10が発生した電気信号S2を、電界、磁界、電磁界のいずれかを含む近傍界(電力信号)S1として空間に放射するアンテナである。送信キャパシタC2は、送信コイルL1と直列に設けられる。抵抗R1は、送信コイルL1と直列な抵抗成分を示す。
以上がワイヤレス給電装置200の構成である。続いてワイヤレス受電装置300の構成を説明する。
ワイヤレス受電装置300は、ワイヤレス給電装置200から送出される電力信号S1を受信する。ワイヤレス受電装置300は、受信コイルL2、共振用キャパシタC1、Hブリッジ回路12、制御部14、電力保存用キャパシタC3を備える。共振用キャパシタC1は、受信コイルL2とともに共振回路を形成する。
受信コイルL2は、送信コイルL1からの電力信号S1を受信する。受信コイルL2には、電力信号S1に応じた誘起電流(共振電流)ICOILが流れ、ワイヤレス受電装置300はこの誘起電流から電力を取り出す。
電力保存用キャパシタC3の第1端子は接地され、その電位が固定されている。Hブリッジ回路12は、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4を含む。第1スイッチSW1および第2スイッチSW2は、受信コイルL2および共振用キャパシタC1と閉ループを形成するように順に直列に接続される。第1スイッチSW1と第2スイッチSW2の接続点N1は、電力保存用キャパシタC3の第2端子と接続される。損失抵抗R2は、ワイヤレス受電装置300における損失を示している。負荷抵抗R3は、電力保存用キャパシタC3に蓄えられた電力によって駆動される負荷を示しており、回路素子としての抵抗を意味するものではない。負荷抵抗R3には、電力保存用キャパシタC3に生ずる電圧VPWRが供給される。
第3スイッチSW3および第4スイッチSW4は、第1スイッチSW1、第2スイッチSW2と並列な経路に、順に直列に設けられる。第3スイッチSW3と第4スイッチSW4の接続点N2は接地されて、その電位が固定されている。
Hブリッジ回路12を構成する第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4は、MOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)あるいはバイポーラトランジスタ、あるいはIGBT(Insulated Gate Bipolar Transistor)などの半導体素子を用いて構成できる。
制御部14は第1スイッチSW1から第4スイッチSW4を制御する。
具体的には制御部14は、第1状態φ1と、第2状態φ2が切りかえ可能に構成される。第1状態φ1において、第1スイッチSW1および第4スイッチSW4がオンし、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3がオフする。第2状態φ2において、第1スイッチSW1および第4スイッチSW4がオフし、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3がオンする。
受信コイルL2に生ずる誘起電流ICOILが交流波形を有している。制御部14は、誘起電流ICOILがそれぞれピークおよびボトム付近となるタイミングで、第1状態φ1と第2状態φ2を切りかえる。
以上がワイヤレス給電システム100の構成である。続いてその動作を説明する。図2(a)、(b)は、図1のワイヤレス受電装置300の動作を示す回路図である。図2(a)は第1状態φ1における各スイッチの状態および電流の様子を、図2(b)は第2状態φ2における各スイッチの状態および電流の様子を示す。図3は、図1のワイヤレス受電装置300の動作を示す波形図である。図3には上から順に、電力保存用キャパシタC3に生ずる電圧VPWR、電力保存用キャパシタC3に流れ込む電流IC3、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3の状態、第1スイッチSW1および第4スイッチSW4の状態、ならびに受信コイルL2の誘起電流ICOILを示す。
図3において、第2スイッチSW2および第3スイッチSW3は、+1Vのときがフルオンに、0Vのときがオフに対応する。また第1スイッチSW1および第4スイッチSW4は、−1Vのときがフルオンに、0Vのときがオフに対応する。スイッチの状態を示す電圧レベルは便宜的なものである。また、電流波形は、図1の矢印の方向を正にとっている。
いま、図1のワイヤレス給電装置200から交流の電力信号S1が送出される。この電力信号S1に応じて、受信コイルL2には誘起電流ICOILは交流電流が流れる。
制御部14は、電力信号S1と同期して、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4のオン、オフ状態を制御する。第1状態φ1では、図2(a)に示すように接地端子から第4スイッチSW4、受信コイルL2、共振用キャパシタC1、第1スイッチSW1を介して電流IC3が流れる。第2状態φ2では、図2(b)に示すように接地端子から第3スイッチSW3、受信コイルL2、共振用キャパシタC1、第2スイッチSW2を介して電流IC3が流れる。
電力保存用キャパシタC3が十分な大きな容量を持ち、電圧源として扱えるとすると、共振回路の駆動電圧として利用することが可能である。そこで、Hブリッジ回路12および制御部14によって、電力保存用キャパシタC3を受信コイルL2に対して、誘起電流(共振電流)ICOILのゼロクロス点に対して90度シフトした位相でカップリングすることにより、受信コイルL2の抵抗成分などによる損失を、電源である電力保存用キャパシタC3によって補うことができる。
共振回路のQ値は、抵抗Rに反比例するところ、電力保存用キャパシタC3によって抵抗Rによる損失を完全に補うことができれば、抵抗Rはゼロとみなすことができ、Q値が無限大(∞)の共振回路と等価となる。
このように、実施の形態に係るワイヤレス受電装置300によれば、Hブリッジ回路12によって電力保存用キャパシタC3の生ずる電圧を、受信コイルL2に対して適切なタイミングで印加することにより、実効的なQ値を非常に高めることができる。
ワイヤレス受電装置300のQ値が高くなると、送信コイルL1と受信コイルL2の間の結合係数kが小さくても、言い換えればワイヤレス受電装置300とワイヤレス給電装置200の距離が長い場合であっても、高効率な電力伝送が実現できる。
なお、第1スイッチSW1〜第4スイッチSW4のオン、オフを切りかえるタイミングは、図3で説明したそれには限定されない。オン、オフを切りかえるタイミングを制御することにより、共振回路のQ値をコントロールできるため、積極的に低いQ値を実現したい場合には、オン、オフの切りかえタイミングを図3のそれから意図的にずらしてもよい。
また、図1の構成によれば、Q値を増大するためのHブリッジ回路12が、整流回路としても機能するため、後述する変形例のように、ダイオードなどを有する整流回路が不要となるというメリットもある。
なお、上述のHブリッジ回路12を、一般的な同期整流回路と混同してはならない。図4は、比較技術としての同期整流回路の動作を示す波形図である。同期整流回路では、共振電流ICOILのゼロクロス点のタイミングで、第1状態φ1と第2状態φ2が切りかえられる。この場合、電力保存用キャパシタC3に流れ込む電流IC3は、全波整流された波形となる。ただし、ダイオードによる整流とは異なり電圧ロスは存在しない。このような同期整流回路では、共振回路の損失を補うことができず、Q値を高めることはできない。
以上、本発明について、実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、それらの各構成要素や各処理プロセスの組み合わせにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、こうした変形例について説明する。
図5は、第1の変形例に係るワイヤレス受電装置300aの構成を示す回路図である。なお図1と重複する一部の回路は省略している。図5のワイヤレス受電装置300aが図1のワイヤレス受電装置300と異なる点は、負荷の位置である。具体的に図5においては、抵抗R3ではなく、抵抗R6が負荷となっている。電力保存用キャパシタC3と並列な抵抗R3は無視して差し支えない。
図5のワイヤレス受電装置300aは、図1のワイヤレス受電装置300に加えて、補助コイルL3、整流回路16、インダクタL4を備える。
補助コイルL3は受信コイルL2と密に結合されている。整流回路16は、補助コイルL3に流れる電流IL3を全波整流する。インダクタL4は、整流回路16の出力側に、負荷抵抗R6と直列に設けられる。
図5の構成によれば、受信コイルL2および共振用キャパシタC1を含む共振回路のQ値が、Hブリッジ回路12および電力保存用キャパシタC3を含むQ値増大回路によって増大される。その結果、受信コイルL2と密に結合された補助コイルL3にも、大きな電流IL3が誘起され、負荷抵抗R6に大電力を供給することができる。
図6は、第2の変形例に係るワイヤレス受電装置300bの構成を示す回路図である。ワイヤレス受電装置300bは、受信コイルL2と密に結合された補助コイルL3を備える。そしてHブリッジ回路12bは、受信コイルL2ではなく、補助コイルL3に接続される。Hブリッジ回路12bと電力保存用キャパシタC3の間には、並列に接続されたインダクタL4および抵抗R5が設けられる。
整流回路16bは、受信コイルL2および共振用キャパシタC1を含む共振回路に流れる電流を全波整流する。電力保存用キャパシタC4は整流回路16bの出力側に設けられており、整流回路16bにより全波整流された電流を平滑化する。電力保存用キャパシタC4に生ずる電圧が負荷抵抗R6に供給される。
図6の構成によれば、Hブリッジ回路12bおよび電力保存用キャパシタC3を含むQ値増大回路は、補助コイルL3を介して、受信コイルL2および共振用キャパシタC1を含む共振回路のQ値を増大することができる。その結果、電力を高効率で受信できる。
(第2の実施の形態)
図7は、第2の実施の形態に係るワイヤレス給電システム100cの構成を示す図である。ワイヤレス給電システム100cは、ワイヤレス給電装置200c、ワイヤレス給電装置200cを備える。
ワイヤレス受電装置300cは、受信コイルL2、電力保存用キャパシタC3、Hブリッジ回路12、制御部14、受信機32および負荷であるデバイスR3を備える。
受信コイルL2は、電力信号S1を受信する。電力保存用キャパシタC3は、その一端の電位が固定されている。ブリッジ回路12cは、受信コイルL2とキャパシタC3との間に設けられ、その内部の各スイッチのオン、オフ状態が、第1状態φ1と第2状態φ2で切りかえ可能に構成される。ブリッジ回路12cは、図1のHブリッジ回路12であってもよいし、別の構成の、たとえばハーフブリッジ回路であってもよい。つまりブリッジ回路12cは、第1状態φ1と第2状態φ2の切りかえタイミングに応じて、受信側のQ値を制御可能であれば、その構成は限定されない。またブリッジ回路12cと、受信コイルL2およびデバイスR3との接続態様は、図7に限定されず、図5や図6の構成としてもよい。
受信機32は、ワイヤレス給電装置200cから送出される制御信号S3を受信する。制御信号S3は、第1状態φ1と第2状態φ2の切りかえの周波数情報および位相情報の少なくとも一方を含む。第2の実施の形態では、制御信号S3が周波数情報と位相情報の両方を含む場合、すなわち、制御信号S3が第1状態φ1と第2状態φ2の切りかえタイミングを示す場合を説明する。制御信号S3はたとえば光信号であり、切りかえタイミングごとにレベルが遷移する、あるいはエッジを有するパルス信号であってもよい。この場合、受信機32として、フォトダイオードやフォトトランジスタを利用することができる。もちろん制御信号S3は、光信号に限定されず、電波あるいは磁気であってもよい。この場合、受信機32はコイルを有する電波受信機であってもよい。
制御部14は、ブリッジ回路12cの第1状態φ1と第2状態φ2を、制御信号S3が示すタイミングで交互に切りかえる。以上がワイヤレス受電装置300cの構成である。
ワイヤレス給電装置200cは、交流電源10、制御信号生成部20、送信コイルL1、送信機22を備える。
送信コイルL1は、電力信号S1を送信する。交流電源10は、所定の周波数fを有する、あるいは周波数変調された、もしくは位相変調、振幅変調などが施された電気信号S2を発生する。説明の簡略化および理解の容易のため、本実施の形態においても、交流電源10は、一定の周波数fの交流信号を発生するものとする。
制御信号生成部20は、制御信号S3を生成する。上述のように、制御信号S3は、ワイヤレス受電装置300cにおいて第1状態φ1と第2状態φ2を切りかえるタイミングを指示する信号である。より具体的にいえば、切りかえタイミングは、切りかえの周波数f(共振周波数)と、切りかえの位相θによって規定される。
制御信号生成部20は、この共振周波数fを、交流電源10が発生する電気信号S2の周波数fに応じて決定することができる。
また制御信号生成部20は、送信コイルL1において消費される電力、言い換えれば受信コイルL2に給電される電力に応じて、切りかえの位相θを決定することができる。たとえば送信コイルL1と受信コイルL2の間の結合係数がゼロであれば、ワイヤレス給電装置200cの送信コイルL1における消費電力は実質的にゼロとなる。送信コイルL1と受信コイルL2の結合係数が高くなれば、送信コイルL1での消費電力が増大する。
制御信号生成部20は、送信コイルL1に印加される電圧VL1と、送信コイルL1に流れる電流IL1にもとづいて、切りかえの位相θを決定することができる。すなわち、電圧VL1と電流IL1の積である電力が、最大値、あるいは所望の値に近づくように、切りかえ位相θを制御することができる。
たとえば最大の電力を送信したい場合には、制御信号生成部20は、コイル電流IL1とコイル電圧VL1の位相が一致するように制御信号S3の位相θを制御する。反対に、制御信号S3の位相θを意図的に伝送効率が最大となるタイミングからシフトすることにより、給電電力を制限することも可能である。
送信機22は、制御信号生成部20において生成された制御信号S3を光信号に変換し、ワイヤレス受電装置300cへと送信する。送信機22は、LED(発光ダイオード)やレーザダイオードなどを利用することができる。制御信号S3が電磁波の場合、送信機22は電波発信機を用いればよい。
以上がワイヤレス給電システム100cの構成である。続いてその動作を説明する。
図8は、図7のワイヤレス給電システム100cの動作を示すタイムチャートである。
制御信号S3は、電力信号S1の周波数の2倍の周波数を有し、かつブリッジ回路12cの切りかえタイミングにエッジを有するパルス信号であり、制御信号S3と電力信号S1の間には位相差θが存在する。制御信号生成部20は、電力信号S1の周波数に応じて制御信号S3の周波数を制御するとともに、電力信号S1に対する制御信号S3の位相θを制御する。
これにより、ワイヤレス受電装置300cのブリッジ回路12cのスイッチングのタイミングは、制御信号S3にもとづき制御され、ワイヤレス給電装置200c側で意図した電力を伝送することができる。
特にワイヤレス給電システム100cが移動可能なデバイスに搭載される場合には、送信コイルL1と受信コイルL2の距離や、互いの向きに応じて、同じ電力を送電するために必要な位相θは時々刻々と変化しうる。このような状況においても、ワイヤレス給電装置200cは、送信コイルL1から受信コイルL2に送電される電力をモニターすることができるため、常に安定した電力を供給できるように、位相θを適応的に変化させることができる。
またワイヤレス受電装置300cにおいては、受信コイルL2に生ずる電圧VL2、受信コイルL2に流れる電流IL2を検出する必要がなく、回路構成を簡素化することができる。
さらに本実施の形態によれば、ワイヤレス給電装置によって、電力信号S1を任意に変調した場合でも、ワイヤレス受電装置は適切に電力を受けることができる。なぜなら、電力信号S1が変調される場合、ワイヤレス受電装置における第1状態φ1と第2状態φ2の最適な切りかえタイミングは時々刻々と変化するところ、ワイヤレス受電装置300が制御信号S3にもとづいてこの変化に追従できるからである。
このことは、ワイヤレス給電装置200cの送信機22と対応した受信機32を備えるワイヤレス給電装置200cのみに選択的に給電できることを意味する。
続いて図7のワイヤレス給電システム100cの変形例を説明する。
(第1の変形例)
図9は、第1の変形例に係るワイヤレス給電システム100dの構成を示す図である。
ワイヤレス給電装置200dは、図7のワイヤレス給電装置200cに加えて暗号化部40を備える。暗号化部40は、あらかじめ決められた暗号化コードCODE1にもとづいて制御信号S3を暗号化する。送信機22は、暗号化された制御信号S3を送信する。
ワイヤレス受電装置300dは、図7のワイヤレス受電装置300cに加えて復号器42を備える。復号器42は、暗号化された制御信号S3を、復号化コードCODE2にもとづいて復号する。制御部14は復号化された制御信号S3にもとづいて、ブリッジ回路12cを制御する。
以上がワイヤレス給電システム100dの構成である。
このワイヤレス給電システム100dによれば、暗号化コードCODE1に対応した正しい復号化コードCODE2を知っているワイヤレス受電装置300dのみが、ワイヤレス給電装置200dから給電を受けることができ、正しい復号化コードCODEを知らないワイヤレス給電装置200dに対する給電を制限することができる。ワイヤレス給電システム100dは、電力に課金が必要なシステムなどに好適に利用できる。
(第2の変形例)
図7、図9のワイヤレス給電システムにおいては、周波数情報と位相情報の両方を含む制御信号S3が、電力信号S1に付随して伝送された。これに対して以下で説明する第2の変形例では、制御信号S3は周波数情報のみを含む。
図10は、第2の変形例に係るワイヤレス給電システム100eの構成を示す図である。
制御信号S3は、電力信号S1の周波数を示すデジタルデータを含む。制御部14は、制御信号S3が示す周波数にてブリッジ回路12cをスイッチングする。制御部14は、ブリッジ回路12cのスイッチングの位相θの制御は行わず、つまり制御部14は任意の位相でブリッジ回路12cをスイッチングする。
ワイヤレス給電装置200eの交流電源10は、電気信号S2の位相を調節可能に構成される。ブリッジ回路12cがある固定的な位相でスイッチングされる状態において、制御信号生成部20eは、送信コイルL1の消費電力をモニターしながら、電気信号S2の位相θをスイープさせる。このことは、ブリッジ回路12cのスイッチングの位相を制御することと等価であるから、位相θに応じてブリッジ回路12cにおけるQ値が変動し、送信コイルL1と受信コイルL2の結合係数が変化する。
したがって第2の変形例によれば、交流電源10を制御して電気信号S2すなわち電力信号S1の位相を調節することにより、所望の電力を供給できる。
(第3の実施の形態)
第2の実施の形態では、ブリッジ回路12cを備えるワイヤレス受電装置300cを説明した。第3の実施の形態では、共振回路を備えるワイヤレス受電装置300fについて説明する。
図11は、第3の実施の形態に係るワイヤレス給電システム100fの構成を示す図である。ワイヤレス給電装置200fは、電力信号S1の周波数が可変に構成される。制御部60は、交流電源10を制御することにより、電力信号S1の周波数fを制御する。また電力信号S1の周波数fに応じて送信用キャパシタC5の容量値を制御して、送信アンテナ(L1、C5)の共振周波数をチューニングする。送信機22は、電力信号S1の周波数fを示す制御信号S3を、電力信号S1とともに送信する。
受信機32は、制御信号S3を受信する。共振用キャパシタC1および受信コイルL2は共振回路36を形成し、その共振周波数はチューニング可能に構成される。制御部34は、制御信号S3にもとづき共振回路36のインピーダンスを変化させ、共振回路36を電力信号S1と共振させる。
第3の実施の形態に係るワイヤレス給電システム100fによれば、ワイヤレス受電装置300fに、受信コイルL2に生ずる電圧や電流を検出する回路が不要となり、共振回路36のインピーダンスを正確にチューニングできる。
また本実施の形態によれば、ワイヤレス給電装置によって、電力信号S1を任意に変調した場合でも、ワイヤレス受電装置は適切に電力を受けることができる。なぜなら、電力信号S1が変調される場合、ワイヤレス受電装置において設定すべき共振周波数(共振回路36のインピーダンス)は時々刻々と変化するところ、ワイヤレス受電装置は制御信号S3にもとづいてこの変化に追従できるからである。
このことは、ワイヤレス給電装置200fの送信機22と対応した受信機32を備えるワイヤレス給電装置200fのみに選択的に給電できることを意味する。
なお図11のワイヤレス給電装置200f、ワイヤレス受電装置300fそれぞれに、暗号化部40、復号器42を設けてもよい。この場合、復号するためのキーを有するワイヤレス受電装置に対してのみ、選択的に給電を行うことができる。
図12は、第2、第3の実施の形態に係るワイヤレス給電システムの設置例を示す図である。ワイヤレス給電装置200c〜200f(200と総称する)は、天井56に設置される。
送信コイルL1から送出される電力信号S1がある程度の指向性を有する場合、ワイヤレス受電装置300c〜300f(300と総称する)を搭載するデバイス54は、領域50の内側でのみ、電力を受けることができ、領域50の外では電力を受けることができない。
そこで送信機22からの制御信号S3を可視光とし、その照射領域52を、領域50とほぼ一致させる。制御信号S3は人間が知覚できるよりも十分に速い周波数でスイッチングするため、ユーザには制御信号S3が、単なる照明として知覚される。デバイス54のユーザは、可視光である制御信号S3を頼りにして、デバイス54を給電可能な領域50に移動させることができる。電力信号S1は人間の目には見えないため、制御信号S3を可視光とし、給電可能な領域50のランドマークとして利用することは非常に有用である。
また図10の設置形態は、複数の送信コイルL1を設置する際のハンドオーバーに利用することができる。また伝送効率が悪いポイント(NULL点)を、利用者に意識させずに明示することができる。
制御部14は、制御信号S3に応じて、第1、第2状態φ1、φ2に加えて、第3状態φ3もしくは第4状態φ4の少なくとも一方が切りかえ可能に構成されてもよい。第3状態φ3では、第1スイッチSW1および第2スイッチSW2がオンする。第4状態φ4では、第3スイッチSW3および第4スイッチSW4がオンする。
第3状態φ3あるいは第4状態φ4では、受信コイルL1と共振用キャパシタC1およびオンする2つのスイッチSW1、SW2(もしくはSW3、SW4)によって、直列な共振ループが形成され、最もQ値の高い状態を作り出すことができる。
制御部14は、制御信号S3に応じて、第1状態φ1、第2状態φ2に加えて、第1から第4スイッチSW1〜SW4がすべてオフする第5状態φ5を切りかえてもよい。スイッチングの周期は一定としつつ、第1状態φ1から第2状態φ2へ遷移する間、および第2状態φ2から第1状態φ1へ遷移する間に第5状態φ5を挿入し、その長さ(デッドタイムもしくはデッドバンドと称する)を調節することにより、受信コイルL2や共振用キャパシタC1の回路定数を変更することなく、実効的な共振周波数を調節することができる。
実施の形態にもとづき本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
100…ワイヤレス給電システム、200…ワイヤレス給電装置、300…ワイヤレス受電装置、10…交流電源、12…Hブリッジ回路、12c…ブリッジ回路、14…制御部、16…整流回路、20…制御信号生成部、22…送信機、32…受信機、40…暗号化部、42…復号器、L1…送信コイル、L2…受信コイル、L3…補助コイル、C2…キャパシタ、C1…共振用キャパシタ、C3…電力保存用キャパシタ、R2…損失抵抗、R3…負荷抵抗、SW1…第1スイッチ、SW2…第2スイッチ、SW3…第3スイッチ、SW4…第4スイッチ、S1…電力信号、S3…制御信号。

Claims (22)

  1. ワイヤレス給電装置から送出される電界、磁界、電磁界のいずれかを含む電力信号を受信するワイヤレス受電装置であって、
    前記電力信号を受信するための受信コイルと、
    前記受信コイルに接続され、その内部の各スイッチのオン、オフ状態が、第1状態と第2状態で切りかえ可能に構成されたブリッジ回路と、
    前記給電装置から送出される、前記第1状態と前記第2状態の切りかえの周波数情報および位相情報の少なくとも一方を含む制御信号を受信する受信機と、
    前記ブリッジ回路の前記第1状態と前記第2状態を、前記制御信号に応じて切りかえる制御部と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス受電装置。
  2. 前記制御信号は、前記第1状態と前記第2状態の切りかえのタイミングを示すパルス信号であることを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス受電装置。
  3. 前記制御信号は、前記第1状態と前記第2状態の切りかえの周波数情報を含むことを特徴とする請求項1に記載のワイヤレス受電装置。
  4. 前記制御信号は光信号であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  5. 前記制御信号は暗号化されており、
    本ワイヤレス受電装置は、前記受信機が受信した前記制御信号を復号化する復号器をさらに備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  6. 前記ブリッジ回路は、
    前記受信コイルと閉ループを形成するように順に直列に接続された第1、第2スイッチであって、当該第1、第2スイッチの接続点が、その第1端子の電位が固定されているキャパシタの第2端子と接続された第1、第2スイッチと、
    前記第1、第2スイッチと並列な経路に順に直列に設けられた第3、第4スイッチであって、当該第3、第4スイッチの接続点の電位が固定されている第3、第4スイッチと、
    を含み、
    前記制御部は、前記第1スイッチおよび前記第4スイッチがオンし、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチがオフする第1状態と、前記第1スイッチおよび前記第4スイッチがオフし、前記第2スイッチおよび前記第3スイッチがオンする第2状態と、を前記制御信号が示すタイミングで切りかえることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のワイヤレス受電装置。
  7. 前記第1、第2スイッチは、前記受信コイルに代えて、前記受信コイルと密に結合された補助コイルと閉ループを形成するように設けられることを特徴とする請求項6に記載のワイヤレス受電装置。
  8. ワイヤレス受電装置に対し、電界、磁界、電磁界のいずれかを含む電力信号を送出するワイヤレス給電装置であって、
    前記ワイヤレス受電装置は、
    前記電力信号を受信するための受信コイルと、
    その第1端子の電位が固定されたキャパシタと、
    前記受信コイルと前記キャパシタとの間に設けられ、その内部の各スイッチのオン、オフ状態が、第1状態と第2状態で切りかえ可能に構成されたブリッジ回路と、
    前記給電装置から送出される、前記第1状態と前記第2状態の切りかえの周波数情報および位相情報の少なくとも一方を含む制御信号を受信する受信機と、
    前記ブリッジ回路の前記第1状態と前記第2状態を、前記制御信号に応じて切りかえる制御部と、
    を備え、
    本ワイヤレス給電装置は、
    前記電力信号を送信するための送信コイルと、
    前記制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号を送信するための送信機と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス給電装置。
  9. 前記制御信号は、前記第1状態と前記第2状態の切りかえのタイミングを示すパルス信号であることを特徴とする請求項8に記載のワイヤレス給電装置。
  10. 前記制御信号生成部は、
    前記送信コイルに印加される電圧と前記送信コイルに流れる電流にもとづいて、前記第1状態と前記第2状態の切りかえのタイミングを決定することを特徴とする請求項9に記載のワイヤレス給電装置。
  11. 前記制御信号は、前記第1状態と前記第2状態の切りかえの周波数情報のみを含み、
    本ワイヤレス給電装置は、
    前記送信コイルに印加される電圧と前記送信コイルに流れる電流にもとづいて、前記送信コイルから送信する前記電力信号の位相を調節することを特徴とする請求項8に記載のワイヤレス給電装置。
  12. 前記制御信号は可視光信号であり、
    前記送信機は、前記可視光信号を、前記ワイヤレス受電装置が前記電力信号を受信可能な範囲に照射することを特徴とする請求項8から11のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  13. 前記制御信号を暗号化する暗号化部をさらに備えることを特徴とする請求項8から12のいずれかに記載のワイヤレス給電装置。
  14. ワイヤレス給電装置と、
    前記ワイヤレス給電装置からの電力信号を受信する請求項1から7のいずれかに記載のワイヤレス受電装置と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス給電システム。
  15. 請求項8に記載のワイヤレス給電装置と、
    前記ワイヤレス給電装置からの電力信号を受信する請求項1に記載のワイヤレス受電装置と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス給電システム。
  16. ワイヤレス給電装置から送出される電界、磁界、電磁界のいずれかを含む電力信号を受信するワイヤレス受電装置であって、
    前記電力信号を受信するための受信コイルと、
    前記受信コイルとともに共振回路を形成する共振用キャパシタと、
    前記給電装置から送出される、前記電力信号の周波数を示す制御信号を受信する受信機と、
    前記制御信号に応じて、前記共振回路のインピーダンスを変化させ、前記共振回路を前記電力信号と共振させる制御部と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス受電装置。
  17. 前記制御信号は暗号化されており、
    本ワイヤレス受電装置は、前記受信機が受信した前記制御信号を復号化する復号器をさらに備えることを特徴とする請求項16に記載のワイヤレス受電装置。
  18. ワイヤレス受電装置に対し、電界、磁界、電磁界のいずれかを含む電力信号を送出するワイヤレス給電装置であって、
    前記ワイヤレス受電装置は、
    前記電力信号を受信するための受信コイルと、
    前記受信コイルとともに共振回路を形成する共振用キャパシタと、
    前記給電装置から送出される、前記電力信号の周波数を示す制御信号を受信する受信機と、
    前記制御信号に応じて、前記共振回路のインピーダンスを変化させ、前記共振回路を前記電力信号と共振させる制御部と、
    を備え、
    本ワイヤレス給電装置は、
    前記電力信号を送信するための送信コイルと、
    前記制御信号を生成する制御信号生成部と、
    前記制御信号を送信するための送信機と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス給電装置。
  19. 前記制御信号を暗号化する暗号化部をさらに備えることを特徴とする請求項18に記載のワイヤレス給電装置。
  20. 前記制御信号は可視光信号であり、
    前記送信機は、前記可視光信号を、前記ワイヤレス受電装置が前記電力信号を受信可能な範囲に照射することを特徴とする請求項18に記載のワイヤレス給電装置。
  21. ワイヤレス給電装置と、
    前記ワイヤレス給電装置からの電力信号を受信する請求項18に記載のワイヤレス給電装置と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス給電システム。
  22. 請求項16に記載のワイヤレス受電装置と、
    前記ワイヤレス給電装置からの電力信号を受信するワイヤレス給電装置と、
    を備えることを特徴とするワイヤレス給電システム。
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