JP2011242746A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】印刷する用紙の枚数に関係なく、立ち上げ時における時間の短縮を図ることの可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】画像形成装置は、用紙Tに形成されたトナー画像を定着させる定着部60と、定着部60へ用紙Tを供給するタイミングを調整するレジストローラ対34と、定着部60の備える加熱回転体61における所定部分の温度を検知する温度検知部63と、画像形成装置の立ち上げ時に、最初の用紙Tを温度検知部63により検知される温度が第1温度を超えると定着部60へ供給するよう制御する第1モード、及び第1温度より低い温度である第2温度を超えると定着部60へ供給するよう制御する第2モードに遷移可能であると共に、用紙Tの印刷枚数が所定枚数を超える場合に第1モードに遷移し、所定枚数以下である場合に第2モードに遷移するタイミング制御部と、を備える。
【選択図】図3

Description

本発明は、プリンタ、コピー機、ファクシミリ又はこれらの複合機等の画像形成装置に関する。
従来より、被転写材としての用紙に画像を印刷(形成)するための装置として、プリンタ、コピー機又はこれらの複合機等の画像形成装置が知られている。一般的に、画像形成装置は、ヒータを内蔵した加熱回転体(熱ローラ)及び加熱回転体に圧接されて回転する加圧回転体(圧ローラ)を備えた定着部により、トナー画像が転写された用紙を加熱及び加圧することで、用紙にトナー画像を定着させている。
このような画像形成装置では、電源投入後や長時間の停止後、1枚目の用紙に画像を印刷する際に、直ちに画像の印刷を行わず、定着部の温度をウォームアップ温度になるまで加熱した後に画像の印刷を行うこととしている。ここで、電源投入直後や再稼動直後の画像形成装置は、装置全体が冷えており、定着部の温度の低下が大きいため、複数の用紙を連続して印刷した場合には、定着部の温度が画像を定着させるために必要な温度以下になってしまう場合がある。そのため、従来の画像形成装置では、電源投入直後に大きく温度が低下していることを考慮してウォームアップ温度を高めに設定していることが一般的であり、その結果、従来の画像形成装置では、電源投入後、ウォームアップ温度になるまでのウォームアップ時間が長くなってしまっていた。
画像形成装置におけるウォームアップ時間を短縮するための提案はこれまで幾つかされており、例えば、特許文献1には、電源投入後、用紙の厚さによってウォームアップ温度を変更し、ウォームアップ時間を短縮することで、1枚目の用紙への印刷(画像形成)に要する時間を大幅に短縮することのできる画像形成装置が開示されている。
特開2008−158167号公報
しかしながら、特許文献1に開示された画像形成装置は、1枚目の用紙への印刷に要する時間の短縮を図っているに過ぎず、電源投入後に複数の用紙に連続して印刷する場合には、時間の短縮を図ることができない。
本発明は、電源投入後や長時間の停止後に連続して複数の用紙にトナー画像を形成する場合において、複数の用紙にトナー画像を定着させるまでの時間が短い画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明は、印刷すべき部数に関する部数情報を含む画像形成指示情報を受け付け可能な受け付け部と、前記受け付け部により受け付けられた画像形成指示情報に基づいて被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、前記被転写材を加熱するヒータ部を有する加熱回転体と、前記加熱回転体との間に定着ニップを形成して、前記定着ニップに搬入された前記被転写材を加圧する加圧回転体とを有し、前記定着ニップにおいて前記被転写材を加熱及び加圧することにより、前記画像形成部で形成されたトナー画像を前記被転写材に定着させる定着部と、前記被転写材の搬送方向において前記画像形成部よりも上流側に配置され、前記画像形成部へ前記被転写材を供給するタイミングを調整するタイミング調整部と、前記加熱回転体の所定部分の温度を検知する温度検知部と、前記加熱回転体のヒータ部に対して電力を供給可能な電力供給部であって、前記受け付け部により前記画像形成指示情報が受け付けられた場合、前記加熱回転体のヒータ部に対して電力供給を開始又は継続する電力供給部と、前記タイミング調整部を制御するタイミング制御部であって、前記電力供給部により前記加熱回転体の前記ヒータ部に対して電力供給が開始された場合、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が第1温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第1モードと、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が前記第1温度とは異なる第2温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第2モードとに遷移可能であると共に、前記画像形成指示情報に含まれる部数情報により示される被転写材の枚数が所定枚数を超えるかどうかに応じて前記第1モード又は前記第2モードに遷移するタイミング制御部と、を備える画像形成装置に関する。
このとき、前記第2温度は前記第1温度より低いことが好ましい。
また、前記タイミング制御部は、前記画像形成指示情報に含まれる部数情報により示される被転写材の枚数が前記所定枚数を超える場合は前記第1モードに遷移し、前記画像形成指示情報に含まれる枚数情報により示される前記被転写材の枚数が前記所定枚数以下の場合は前記第2モードに遷移することが好ましい。
また、前記タイミング制御部は、前記第1モードにおいて、最初の被転写材を供給してから第1時間後に2枚目の被転写材を前記定着ニップへ供給し、以降前記第1時間ごとに被転写体を前記定着ニップへ供給するよう前記タイミング調整部を制御することが好ましい。
また、前記タイミング制御部は、前記第2モードにおいて、最初の被転写材を供給してから前記第1時間より長い第2時間後に2枚目の被転写材を前記画像形成部へ供給するよう前記タイミング調整部を制御することが好ましい。
また、前記タイミング制御部は、前記第2モードにおいて、3枚目以降の前記被転写材を前記画像形成部へ供給する時間を順次短くするよう前記タイミング調整部を制御することが好ましい。
また、本発明は、印刷すべき部数に関する部数情報を含む画像形成指示情報を受け付け可能な受け付け部と、前記受け付け部により受け付けられた画像形成指示情報に基づいて被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、前記被転写材を加熱するヒータ部を有する加熱回転体と、前記加熱回転体との間に定着ニップを形成して、前記定着ニップに搬入された前記被転写材を加圧する加圧回転体とを有し、前記定着ニップにおいて前記被転写材を加熱及び加圧することにより、前記画像形成部で形成されたトナー画像を前記被転写材に定着させる定着部と、前記被転写材の搬送方向において前記画像形成部よりも上流側に配置され、前記画像形成部へ前記被転写材を供給するタイミングを調整するタイミング調整部と、前記加熱回転体の所定部分の温度を検知する温度検知部と、前記加熱回転体のヒータ部に対して電力を供給可能な電力供給部であって、前記受け付け部により前記画像形成指示情報が受け付けられた場合、前記加熱回転体のヒータ部に対して電力供給を開始又は継続する電力供給部と、前記タイミング調整部を制御するタイミング制御部であって、前記電力供給部により前記加熱回転体における前記ヒータ部に対して電力供給が開始された場合、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が第1温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第1モードと、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が前記第1温度とは異なる温度である第2温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第2モードとに遷移可能であると共に、前記画像形成指示情報に含まれる部数情報により示される被転写材の枚数が所定枚数を超える場合には、前記所定枚数までは前記第2モードにより前記タイミング調整部を制御し、前記所定枚数を越えた後は前記第1モードにより前記タイミング調整部を制御するタイミング制御部と、を備える画像形成装置に関する。
本発明によれば、画像形成装置は、電源投入後や長時間の停止後に連続して複数の用紙にトナー画像を形成する場合において、複数の用紙にトナー画像を定着させるまでの時間の短縮を図ることができる。
画像形成装置の一実施形態に係るコピー機の全体構成を説明するための図である。 コピー機の機能構成を示すブロック図である。 コピー機の立ち上げ時における加熱回転体の温度変化を示すタイミングチャートである。 コピー機における動作制御を示すフローチャートである。 コピー機における別の動作制御を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の画像形成装置の一実施形態に係るコピー機について説明する。まず、コピー機1の全体構成について説明する。図1は、画像形成装置の一実施形態に係るコピー機1の全体構成を説明するための図である。
コピー機1は内部で用紙Tにカラー画像を形成(プリント)するコピー機本体2を備える。コピー機本体2は、原稿搬送部10と、原稿読取部20と、用紙搬送部30と、画像形成部40と、定着部60と、温度検知部63とを備える。
原稿搬送部10は、ADF(Automatic Document Feeder)であり、原稿載置部11と、第1送りローラ12と、ガイド13と、タイミングローラ対14と、原稿排出部15とを備える。第1送りローラ12は、原稿載置部11に載置された原稿Gを1枚ずつ順にタイミングローラ対14に供給する。タイミングローラ対14は、原稿読取部20が原稿Gを読み取るタイミングと、原稿Gが原稿読取部20によって読み取られる位置(ガイド13が配置されている位置)に到達するタイミングとを合わせるために、原稿Gの搬送停止又は原稿Gの搬送を行う。ガイド13は、搬送された原稿Gを後述する第1読取面21aに導く。原稿排出部15は、原稿読取部20によって読み取られた(ガイド13を通過した)原稿Gをコピー機本体2の外部に排出する。
原稿排出部15におけるコピー機本体2の外側には、原稿集積部16が形成される。原稿集積部16には、原稿排出部15から排出された原稿Gが積層して集積される。
原稿読取部20は、第1読取面21aと、第2読取面22aとを備える。第1読取面21aは、ガイド13に対向して配置された第1コンタクトガラス21の上面に沿って形成され、原稿Gを読み取る面となる。第2読取面22aは、第1読取面21aに隣接して(図1に示す場合では、第1読取面21aの右側の大部分に亘って)配置される。第2読取面22aは、原稿搬送部10を用いずに原稿Gを読み取る場合に用いられる。第2読取面22aは、原稿Gが載置される第2コンタクトガラス22の上面に沿って形成され、原稿Gを読み取る面となる。
また、原稿読取部20は、照明部23と、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27と、撮像部28とを備える。照明部23と第1ミラー24とは、それぞれ副走査方向Xに移動する。第2ミラー25と第3ミラー26とは、図1において照明部23及び第1ミラー24の左側に配置される。さらに、第2ミラー25及び第3ミラー26は、第1ミラー24と、第2ミラー25と、第3ミラー26と、結像レンズ27とを介した第1読取面21a又は第2読取面22aから撮像部28までの距離(光路長)を一定に保ちつつ、それぞれ副走査方向Xに移動する。
照明部23は、原稿Gに光を照射する光源である。第1ミラー24、第2ミラー25及び第3ミラー26は、光路長を一定に保ちつつ、原稿Gによって反射された光を結像レンズ27に導くためのミラーである。結像レンズ27は、第3ミラー26から入射した光を撮像部28に結像させる。撮像部28は、主走査方向(副走査方向Xに直交する方向)に沿って並べられた複数の撮像素子を備える。撮像素子は、入射された光を電気信号に変換することにより、結像された光像に基づいて画像データを得るための素子であり、例えば、電荷結合素子(CCD)等である。
用紙搬送部30は、第2送りローラ31と、第3送りローラ32と、中間ローラ対33と、タイミング調整部としてのレジストローラ対34と、用紙排出部35とを備える。また、用紙T(被転写材)を搬送する搬送路Lは、第2送りローラ31から中間ローラ対33までの第1搬送路L1と、第3送りローラ32から中間ローラ対33までの第2搬送路L2と、中間ローラ対33から用紙排出部35までの第3搬送路L3とを備える。
第2送りローラ31は、給紙カセット37に収容される用紙Tを第1搬送路L1に供給する。第3送りローラ32は、手差しトレイ38に載置される用紙Tを第2搬送路L2に供給する。中間ローラ対33は、レジストローラ対34よりも用紙Tの搬送方向の上流側に配置され、レジストローラ対34と共に用紙Tに撓みを形成する。
レジストローラ対34は、画像形成部40よりも用紙Tの搬送方向の上流側に配置され、画像形成部40にトナー画像が形成されるタイミングと、画像形成部40に用紙Tを供給するタイミングとを合わせるために、用紙Tの搬送停止又は用紙Tの搬送を行う。また、レジストローラ対34は、用紙Tのスキュー(斜め給紙)補正を行う。
用紙排出部35は、トナー画像が定着された用紙Tをコピー機本体2の外部に排出する。
用紙排出部35におけるコピー機本体2の外側には、排紙集積部36が形成される。排紙集積部36には、用紙排出部35から排出された用紙Tが積層して集積される。
画像形成部40は、感光体ドラム41と、帯電部42と、レーザスキャナユニット43と、現像器44と、クリーニング部45と、トナーカートリッジ46と、1次転写ローラ47と、中間転写ベルト48と、対向ローラ49と、転写部50とを備える。
感光体ドラム41(41a,41b,41c,41d)は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローそれぞれのトナー画像を形成するために、感光体又は像担持体として機能する。各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの周囲には、感光体ドラム41の回転方向に沿って上流側から下流側へ順に、帯電部42と、レーザスキャナユニット43と、現像器44と、クリーニング部45とが配置される。帯電部42は、感光体ドラム41の表面を帯電させる。レーザスキャナユニット43は、感光体ドラム41の表面から離れて配置され、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに関する画像データに基づいて感光体ドラム41の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム41の表面には、露光された部分の電荷が除去されて静電潜像が形成される。現像器44は、感光体ドラム41の表面に形成された静電潜像の内の電荷が除去された露光部分にトナーを付着させてトナー画像を形成する。クリーニング部45は、除電器(図示せず)によって感光体ドラム41の表面が除電された後のその表面に残るトナー等を除去する。
トナーカートリッジ46は、現像器44に供給される各色のトナーを収容する。トナーカートリッジ46と現像器44とは、トナー供給路(図示せず)により接続されている。
1次転写ローラ47(47a,47b,47c,47d)は、中間転写ベルト48を挟んで各感光体ドラム41a,41b,41c,41dとは反対側にそれぞれ配置される。中間転写ベルト48は、画像形成部40を通過するベルトである。中間転写ベルト48は、各感光体ドラム41a,41b,41c,41dと各1次転写ローラ47a,47b,47c,47dとの間に挟み込まれ、各感光体ドラム41a,41b,41c,41dの表面に形成されたトナー画像が1次転写される。対向ローラ49は、環状形状の中間転写ベルト48の内側に配置され、中間転写ベルト48を図1に示す矢印A方向に進行させるための駆動ローラである。
転写部50は、2次転写ローラ51を備える。2次転写ローラ51は、中間転写ベルト48を挟んで対向ローラ49とは反対側に配置され、中間転写ベルト48の一部分を対向ローラ49との間に挟みこむ。さらに、2次転写ローラ51は、中間転写ベルト48に1次転写されたトナー画像を用紙Tに2次転写させる。
定着部60は、画像形成部40よりも用紙Tの搬送方向の下流側に配置され、加熱回転体61と、加圧回転体62とを備える。加熱回転体61は用紙Tを加熱する。加圧回転体62は、加熱回転体61に対向して設けられ、加熱回転体61との間に定着ニップ64を形成する。加熱回転体61と加圧回転体62とは、トナー画像が2次転写された用紙Tを定着ニップ64において挟み込んで、トナーを溶融及び加圧し、そのトナーを用紙Tに定着させる。
温度検知部63は、例えば、サーミスタを含んで構成され、加熱回転体61の所定部分(例えば、加熱回転体61の外周面における定着ニップ64が形成される部分(以下「ニップ対応部分」ともいう))の温度を直接的又は間接的に検出することが好ましい。なお、一般的には、加熱回転体61の構成等の要因によりニップ対応部分の温度を直接的に検出することは困難である。そこで、本実施形態では、温度検知部63は、加熱回転体61の外周面におけるニップ対応部分以外の部分(例えば、加熱回転体61の外周面におけるニップ対応部分よりも加熱回転体61の回転方向の上流側)に接触して、加熱回転体61におけるニップ対応部分の温度を間接的に検出する。
なお、詳細な説明は省略しているが、コピー機1に設けられた各種ローラ(第1送りローラ12、タイミングローラ対14、第2送りローラ31、第3送りローラ32、中間ローラ対33、レジストローラ対34、1次転写ローラ47、対向ローラ49、2次転写ローラ51)は、不図示の駆動部によって駆動される駆動ローラである。
次に、コピー機1の機能構成について説明する。図2は、コピー機1の機能構成を示すブロック図である。
コピー機1は、原稿搬送部10と、原稿読取部20と、エンジン部3と、を備える。なお、エンジン部3は、上述した構成要素である用紙搬送部30、画像形成部40及び定着部60を含んで構成される。図2においては、図1を用いて説明した構成要素については、その説明を省略する。さらに、コピー機1は、上述した機能構成に加えて、電源スイッチ部70と、電源部80と、受け付け部としての操作部90と、記憶部100と、電力供給部110と、制御部120と、を備える。
電源スイッチ部70は、コピー機1における主電源のオン・オフを制御するために操作される。具体的には、電源スイッチ部70は、電源部80のオン・オフ状態の切り替えを指示する。
電源部80は、コピー機1に電力を供給する。電源部80は、電源スイッチ部70の操作によりオン・オフ状態が切り替わる。ここで、オフ状態には、スリープ状態が含まれる。すなわち、オン状態からオフ状態にさせるオフ操作には、所定時間経過後に自動的にオフ状態とするオートパワーオフが含まれる。また、オフ状態からオン状態にさせるオン操作には、スリープ状態からの電源スイッチ部70のオン操作が含まれる。本実施形態では、電源部80(コピー機1)がオフ状態からオン状態に切り換わることを、コピー機1が
「立ち上がる」といい、コピー機1が立ち上がった時から後述する安定状態になるまでを、コピー機1の「立ち上げ時」という。
操作部90は、テンキー(図示せず)、タッチパネル(図示せず)及びスタートキー(図示せず)等を備える。テンキーは、印刷部数等の数字を入力するために操作される。タッチパネルは、種々の機能(一例として、印刷倍率の設定機能や、複数のページを1枚の用紙Tに割り付ける機能(2in1等))が割り当てられた複数のキー等を表示する。タッチパネルに表示されたキーは、種々の機能のうちのいずれかをコピー機1に実行させるために操作(タッチ)される。スタートキーは、印刷を実行させるために操作される。操作部90は、いずれかのキーが操作されることにより、このキーが操作されたことを表す信号(画像形成指示情報)を制御部120に供給する。
記憶部100は、ハードディスク又は半導体メモリ等により構成される。記憶部100は、原稿読取部20によって読み取られた原稿Gに基づく画像データを記憶する。また、記憶部100は、コピー機1において利用される制御プログラム、及びこの制御プログラムによって利用されるデータ等を記憶する。本実施形態では、記憶部100は、例えば、後述する第1モード及び第2モードを実現するための制御プログラム及び各種データを記憶する。
加熱回転体61は、その内部にヒータ部65を有する。ヒータ部65は、例えば、ハロゲンヒータやセラミックヒータで構成される。ヒータ部65は、加熱回転体61の内部に加熱回転体61の回転軸に沿って配置されることで、加熱回転体61を内側から加熱する。電力供給部110は、制御部120の制御に基づいて加熱回転体61の備えるヒータ部65に対して電力の供給を行う。電力供給部110は、操作部90が操作されたことに伴い制御部120に供給される信号に基づいて、ヒータ部65に対する電力供給を開始又は継続する。すなわち、操作部90が操作されると、制御部120は、電力供給部110を制御し、ヒータ部65に対する電力供給を開始又は継続する。また、電力供給部110は、コピー機1が立ち上がると、ヒータ部65に対する電力供給を開始する。すなわち、制御部120は、電源スイッチ部70がオン操作されることにより電源部80がオン状態となると、電力供給部110を制御し、ヒータ部65に対する電力供給を開始する。
制御部120は、原稿搬送部10、原稿読取部20、エンジン部3及び操作部90等を制御する。
原稿載置部11に載置された原稿Gをコピーする場合を示して、制御部120の機能(動作)の一例を説明する。まず、制御部120は、操作部90を構成する上記のスタートキーが操作されたことを示す信号が供給されることにより、スタートキーが操作されたことを検知する。次に、制御部120は、原稿搬送部10の第1送りローラ12を駆動させて原稿Gを第1読取面21aに供給する。制御部120は、原稿読取部20により第1読取面21aに供給された原稿Gに基づく画像データを生成させ、その画像データを記憶部100に一時記憶する。制御部120は、記憶部100に一時記憶された画像データに基づいて用紙Tにトナー画像を形成するために、エンジン部3を構成する用紙搬送部30と、画像形成部40と、定着部60とをそれぞれ制御する。すなわち、制御部120は、第2送りローラ31又は第3送りローラ32を駆動させて、用紙Tを転写部50に搬送させる。また、制御部120は、画像データに基づいて色ごとに生成された色画像データをそれぞれレーザスキャナユニット43に供給し、レーザスキャナユニット43から照射されるレーザ光により感光体ドラム41に静電潜像を形成させる。制御部120は、現像器44により感光体ドラム41にトナー画像を形成させ、このトナー画像を中間転写ベルト48に1次転写させる。制御部120は、中間転写ベルト48に1次転写されたトナー画像を2次転写ローラ51によって用紙Tに2次転写させる。制御部120は、加熱回転体61が所定の温度に加熱されるよう電力供給部110を制御して、その加熱回転体61により用紙Tに2次転写されたトナー画像のトナーを溶融させると共に、加熱回転体61に圧接される加圧回転体62よりトナーを用紙Tに定着させる。さらに、制御部120は、トナー画像が定着された用紙Tを用紙搬送部30により用紙排出部35から排出させる。
次に、本実施形態における制御部120の特徴的な制御について説明する。制御部120は、タイミング制御部121を備える。
タイミング制御部121は、用紙Tを画像形成部40や定着部60(定着ニップ64)に供給するタイミングを調整するため、レジストローラ対34を制御する。ここで、タイミング制御部121は、コピー機1の立ち上げ時では、以下に示す第1モード又は第2モードによりレジストローラ対34を制御する。
図3を参照して、タイミング制御部121により行われる第1モード及び第2モードについて説明する。図3は、コピー機1の立ち上げ時における加熱回転体61の表面の所定部分の温度変化を示すタイミングチャートである。図3(1)は、第1モードによりレジストローラ対34を制御した場合の、加熱回転体61の表面の所定部分の温度変化を示すタイミングチャートであり、図3(2)は、第2モードによりレジストローラ対34を制御した場合の、加熱回転体61の表面の所定部分の温度変化を示すタイミングチャートである。また、図3(3)は、第1モードと第2モードとを対比したタイミングチャートである。
図3(1)を参照して、第1モードについて説明する。なお、図3において、横軸は時間の経過、縦軸は加熱回転体61の表面の所定部分の温度を示す。コピー機1が立ち上がると、電力供給部110がヒータ部65に対する電力供給を開始する結果、加熱回転体61(の所定部分)の表面の温度は、所定の温度上昇曲線に沿って上昇する。曲線210は、第1モード時の加熱回転体61の表面の所定部分の温度変化を示すものである。図3において、加熱回転体61の表面の温度は、点211,212,213,214,215の直後で下がっている。これは、用紙Tを定着部60(定着ニップ64)に供給した結果、加熱回転体61の表面の温度が下がったことを意味している。すなわち、用紙Tが定着部60に供給され、加熱回転体61に接触することによって、用紙Tにより加熱回転体61の表面の熱が奪われ、加熱回転体61の表面の温度が低下する。ここでは、点211,212,213,214,215は、用紙T(詳細には用紙Tの先端)が定着部60(定着ニップ64)に到達したタイミングを示し、より詳細には、点211は、コピー機1が立ち上がった後、1枚目の用紙Tの先端が定着部60の加熱回転体61に接触するタイミングを示し、点212は、2枚目の用紙Tが定着部60へ供給されたタイミングを示し、点213は、3枚目の用紙Tが定着部60へ供給されたタイミングを示し、点214は、4枚目の用紙Tが定着部60へ供給されたタイミングを示し、点215は、5枚目の用紙Tが定着部60へ供給されたタイミングを示している。
ここで、用紙Tが定着部60(定着ニップ64)へ供給された結果として加熱回転体61の表面の所定部分において低下する温度は、コピー機本体2全体が冷えている立ち上がり直後が最も大きく、コピー機本体2全体が定着部60等の発熱部分からの熱により温かくなるにつれて小さくなる。すなわち、図3(1)では、1枚目の用紙Tが定着部60へ供給された結果として低下する低下温度C1が最も大きく、2枚目の用紙Tが定着部60へ供給された結果として低下する低下温度C2が次に大きく、3枚目の用紙Tが定着部60へ供給された結果として低下する低下温度C3が次に大きく、4枚目の用紙Tが定着部60へ供給された結果として低下する低下温度C4が次に大きく、5枚目の用紙Tが定着部60へ供給された結果として低下する低下温度C5が最も小さい。
なお、コピー機1は、立ち上がりから所定時間経過するとコピー機本体2全体の温度が一定になり(十分に加熱され蓄熱し)、用紙Tが定着部60へ供給された結果として加熱回転体61の表面の所定部分において低下する温度も一定になる。以下では、用紙Tが定着部60へ供給された結果として加熱回転体61の表面の所定部分において低下する温度が一定となった状態を、「安定状態」という。コピー機1が立ち上がりから安定状態となるまでの時間は、コピー機1の種別によって異なるが、本実施形態のコピー機1では、立ち上がり後、第1モードにおいて5枚目の用紙Tが定着部60へ供給された後の時点で安定状態となる。すなわち、本実施形態のコピー機1では、立ち上がり後、5枚目の用紙Tが定着部60へ供給されるまでが「立ち上がり時」であり、5枚目の用紙Tが定着部60へ供給された後が「安定状態」である。
第1モードにおいて、タイミング制御部121は、加熱回転体61の表面の所定部分の温度が定着部60における定着限界温度よりも高い第1温度になったことを契機として、1枚目の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御する。その後、タイミング制御部121は、前の用紙Tを定着部60へ供給してから一定の時間である時間H1(第1時間)が経過することを契機として、2枚目以降の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御する。なお、「定着限界温度」とは、用紙Tに転写されたトナー画像を用紙Tに定着させるために必要な最低限度の温度をいう。そのため、定着限界温度以下の状態で定着部60に用紙Tが供給されると、加熱不足による定着不良が発生する。
続いて、図3(2)を参照して、第2モードについて説明する。曲線220は、第2モード時の加熱回転体61の表面の所定部分の温度変化を示すものであり、点221,222,223,224,225は、それぞれ1枚目、2枚目、3枚目、4枚目、5枚目の用紙Tが定着部60に到達したタイミングを示す。詳細には、用紙Tの先端が定着部60の加熱回転体61に接触したタイミングを示す。
第2モードにおいて、タイミング制御部121は、加熱回転体61の表面の所定部分の温度が定着部60における定着限界温度よりも高く第1温度よりも低い第2温度になったことを契機として、1枚目の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御する。このように、第2モードでは1枚目の用紙Tが第1モードよりも低い温度で定着部60へ供給されるため、第2モードでは第1モードよりも早いタイミングで1枚目の用紙Tが定着部60へ供給される。
第2モードでは、1枚目の用紙Tが定着部60へ早いタイミングで供給される結果、1枚目の用紙Tが供給された後の加熱回転体61の表面の所定部分の温度は第1モードよりも低い温度となる。そのため、第2モードでは、タイミング制御部121は、1枚目の用紙Tを供給してから時間H1よりも長い時間である時間H2(第2時間)が経過することを契機として、2枚目の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御する。そして、タイミング制御部121は、2枚目の用紙Tを供給してから時間H1よりも長く時間H2よりも短い時間である時間H3(第3時間)が経過することを契機として、3枚目の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御し、3枚目の用紙Tを供給してから時間H1よりも長く時間H3よりも短い時間である時間H4経過することを契機として、4枚目の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御し、4枚目の用紙Tを供給してから時間H1よりも長く時間H4(第4時間)がよりも短い時間である時間H5(第5時間)が経過することを契機として、5枚目の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御する。すなわち、第2モードでは、タイミング制御部121は、2枚目以降の用紙Tを定着部60へ供給する時間間隔が時間H1になるまで徐々に短くなるようにレジストローラ対34を制御する。
ここで、第2モードでは、1枚目の用紙Tが第1モードよりも早いタイミングで定着部60へ供給される一方で、2枚目以降の用紙Tが第1モードよりも長い時間をあけて定着部60へ供給されるため、コピー機1の立ち上げ後、所定枚数までは第1モードよりも早いタイミングで用紙Tが定着部60へ供給される。図3(3)に示すように、本実施形態では、第2モードにおいて、4枚目の用紙Tまでは第1モードよりも早く、5枚目の用紙Tは第1モードよりも遅いタイミングで定着部60へ供給される。その結果、第2モードは、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が少ない場合に有利なモードであるといえる。つまり、少数枚数(本実施形態では4枚以下)を急ぎで複写する場合は、第2モードの方が第1モードより早く複写物が得られるので、利便性が高い。
一方、第1モードでは、加熱回転体61の温度が十分高い第1温度になったことを契機として、1枚目の用紙Tが定着部60へ供給されるため、2枚目以降の用紙Tの供給時に加熱回転体61の温度を適切に保つことができる。また、第1モードでは、2枚目以降の用紙Tが第2モードよりも短い時間である時間H1経過することを契機として定着部60へ供給される結果、5枚目の用紙Tが第2モードよりも早いタイミングで定着部60へ供給される。そのため、第1モードは、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が多い場合に有利なモードであるといえる。つまり、大量の枚数(本実施形態では5枚以上)を急ぎで複写する場合は、第1モードの方が第2モードより早く複写物が得られるので、利便性が高い。
図2に戻り、タイミング制御部121は、コピー機1を立ち上げた際に操作部90から供給された印刷する用紙Tの部数情報(印刷部数)に応じて第1モード又は第2モードに遷移する。詳細には、タイミング制御部121は、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が、所定枚数(本実施形態では4枚)を超える場合には第1モードに遷移し、所定枚数以下である場合には第2モードに遷移する。本実施形態では、タイミング制御部121は、例えば、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が4枚を超える場合に第1モードに遷移し、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が4枚以下である場合に第2モードに遷移する。
なお、タイミング制御部121は、立ち上げ時後の安定状態では、前の用紙Tを定着部60へ供給してから一定の時間(例えば、時間H1)が経過することを契機として、次の用紙Tを定着部60へ供給するようレジストローラ対34を制御する。
次に、コピー機1の特徴的な動作について図4を参照して説明する。図4は、コピー機1の制御部120の処理の流れを示すフローチャートである。なお、図4では、立ち上げ時の制御部120の処理の流れのみを示し、コピー機1が安定状態になった時点以降における制御部120の処理の流れは省略している。
ステップST1において、制御部120は、電源スイッチ部70への操作に応じて電源部80(コピー機1)をオフ状態からオン状態にする。このとき、制御部120は、電力供給部110を制御してヒータ部65への電力の供給を開始する。
続いて、ステップST2において、制御部120は、操作部90からの印刷指示(画像形成指示情報)を受信する。印刷指示には、テンキーを用いて設定された印刷する用紙Tの部数情報が含まれる。このとき、制御部120(タイミング制御部121)は、部数情報及び原稿読取部20が読み取った原稿Gの枚数に基づいて印刷すべき用紙Tの枚数を認識、すなわち、原稿読取部20が読み取った原稿Gの枚数に部数情報で示される印刷すべき部数を掛け算したものを印刷すべき用紙Tの枚数として認識する。続いて、ステップST3において、制御部120(タイミング制御部121)は、印刷する用紙Tの枚数が所定枚数以下であるか否かを判定する。このとき、制御部120(タイミング制御部121)は、例えば、印刷する用紙Tの枚数が4枚以下である場合にYESと判定し、4枚を超える場合にNOと判定する。
制御部120(タイミング制御部121)は、ステップST3においてYESと判定すると、第2モードに遷移し(ステップST4)、ステップST3においてNOと判定すると、第1モードに遷移する(ステップST5)。続いて、ステップST6において、制御部120(タイミング制御部121)は、遷移したモードにしたがってレジストローラ対34を制御し、用紙Tを画像形成部40及び定着部60に供給する。つまり、制御部120は、用紙Tへの印刷を開始する(用紙Tへの画像形成を開始する)。
以上説明したように、本実施形態のコピー機1によれば、以下の効果が奏される。
すなわち、本実施形態のコピー機1の制御部120(タイミング制御部121)は、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が所定枚数以下である場合には第2モードに遷移する。第2モードでは、加熱回転体61の表面の所定部分の温度が第1温度よりも低い第2温度になったことを契機として1枚目の用紙Tを定着部60へ供給するため、1枚目の用紙Tを第1モードに比べて早いタイミングで定着部60へ供給することができる。一方、コピー機1の制御部120(タイミング制御部121)は、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数が所定枚数を超える場合には第1モードに遷移する。この第1モードでは、加熱回転体61の表面の所定部分の温度が第1温度になったことを契機として、1枚目の用紙Tを定着部60へ供給するため、その後、一定の時間間隔で連続して用紙Tを定着部60へ供給したとしても、加熱回転体61の温度を適切に保つことができる。したがって、本実施形態のコピー機1によれば、立ち上げ時に1枚だけ印刷する場合であっても、連続して複数の用紙Tを印刷する場合であっても、複数の用紙Tにトナー画像を定着させるまでの時間を短縮することができる。
また、コピー機1の制御部120(タイミング制御部121)は、第2モードにおいて、1枚目の用紙Tを定着部60へ供給した後、第1モードにおいて定着部60へ用紙を供給する時間間隔である時間H1よりも長い時間H2を開けて2枚目の用紙Tを定着部60へ供給する。これにより、コピー機1では、第2モードにおいて1枚目の用紙Tを早いタイミングで定着部60へ供給したことに伴う第1モードよりも大きい加熱回転体61の表面の温度低下の影響を避けて、2枚目以降の用紙Tへのトナー画像の定着を行うことができる。
また、コピー機1の制御部120(タイミング制御部121)は、第2モードにおいて、3枚目以降の用紙Tを定着部60へ供給する時間を順次短くする。これにより、コピー機1は、3枚目以降の用紙Tをユーザに不満を与えることなく印刷することができる。
このように、本実施形態のコピー機1によれば、立ち上げ時に印刷する用紙Tの枚数に基づいて2種類のモードの内のいずれかを選択することができるため、立ち上げ時に連続して複数の用紙Tを印刷する場合であっても、複数の用紙Tにトナー画像を定着させるまでの時間を短縮することができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることはなく、種々の形態で実施することができる。
本実施形態のコピー機1では、制御部120(タイミング制御部121)は、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数情報が、所定枚数を超える場合に第1モードに遷移し、所定枚数以下である場合に第2モードに遷移することとしているが、これに限られるものではない。例えば、制御部120(タイミング制御部121)は、コピー機1を立ち上げた際に印刷する用紙Tの枚数情報が所定枚数(例えば、4枚)を超える場合、所定枚数までは第2モードで制御し、その後、所定枚数を越えた場合に第1モードに遷移することとしてもよい。当該制御における具体的な処理の流れを図5に示す。
ステップST11において、制御部120は、電源スイッチ部70への操作に応じて電源部80(コピー機1)をオフ状態からオン状態にする。このとき、制御部120は、電力供給部110を制御してヒータ部65への電力の供給を開始する。
続いて、ステップST12において、制御部120は、操作部90からの印刷指示(画像形成指示情報)を受信する。続いて、ステップST13において、制御部120(タイミング制御部121)は、第2モードに遷移する。このとき、制御部120(タイミング制御部121)は、第2モードにしたがってレジストローラ対34等を制御し、用紙Tの印刷を行う。
続いて、ステップST14において、制御部120(タイミング制御部121)は、印刷した用紙Tが所定枚数未満であるか否かを判定する。このとき、制御部120(タイミング制御部121)は、印刷した用紙Tが所定枚数未満である場合にはNOと判定し、第2モードのままレジストローラ対34等を制御し、用紙Tの印刷を行う。他方、制御部120(タイミング制御部121)は、印刷した用紙Tが所定枚数未満でない場合(所定枚数以上になった場合)にはYESと判定し、ステップS15の処理を行う。
ステップS15において、制御部120(タイミング制御部121)は、第2モードから第1モードに遷移する。このとき、制御部120(タイミング制御部121)は、第1モードにしたがってレジストローラ対34等を制御し、用紙Tの印刷を行う。
このような図5に示す制御によっても、印刷する用紙Tの枚数に関係なく、立ち上げ時における用紙Tの印刷に係る時間の短縮を図ることができる。
また、本実施形態のコピー機1は、カラーコピー機であるが、この形態に限定されることはなく、モノクロコピー機であってもよい。
また、本実施形態のコピー機1は、中間転写ベルト48を介して用紙Tにトナー画像を転写している(間接転写方式)が、この形態に限定されることはなく、感光体ドラムに形成されたトナー画像を直接に用紙Tに転写してもよい(直接転写方式)。
また、本実施形態のコピー機1は、用紙Tの片面を印刷する構成であるが、これに限定されることはなく、用紙の両面を印刷する構成であってもよい。
また、本発明の画像形成装置は、上述したコピー機1に限定されることはない。すなわち、本発明の画像形成装置は、コピー機能、ファクシミリ機能、プリンタ機能及びスキャナ機能を備える複合機であってもよく、ファクシミリやプリンタであってもよい。
また、本発明の画像形成装置によってトナー画像が定着される被転写材は用紙Tに限定されることはなく、例えば、OHP(オーバヘッドプロジェクタ)シート等のフィルムシートであってもよい。
1…コピー機(画像形成装置)、34…レジストローラ対(タイミング調整部)、40…画像形成部、60…定着部、61…加熱回転体、62…加圧回転体、63…温度検知部、64…定着ニップ、65…ヒータ部、90…操作部(受け付け部)、110…電力供給部、120…制御部、121…タイミング制御部

Claims (7)

  1. 画像形成装置であって、
    印刷すべき部数に関する部数情報を含む画像形成指示情報を受け付け可能な受け付け部と、
    前記受け付け部により受け付けられた画像形成指示情報に基づいて被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記被転写材を加熱するヒータ部を有する加熱回転体と、前記加熱回転体との間に定着ニップを形成して、前記定着ニップに搬入された前記被転写材を加圧する加圧回転体とを有し、前記定着ニップにおいて前記被転写材を加熱及び加圧することにより、前記画像形成部で形成されたトナー画像を前記被転写材に定着させる定着部と、
    前記被転写材の搬送方向において前記画像形成部よりも上流側に配置され、前記画像形成部へ前記被転写材を供給するタイミングを調整するタイミング調整部と、
    前記加熱回転体の所定部分の温度を検知する温度検知部と、
    前記加熱回転体のヒータ部に対して電力を供給可能な電力供給部であって、前記受け付け部により前記画像形成指示情報が受け付けられた場合、前記加熱回転体のヒータ部に対して電力供給を開始又は継続する電力供給部と、
    前記タイミング調整部を制御するタイミング制御部であって、
    前記電力供給部により前記加熱回転体の前記ヒータ部に対して電力供給が開始された場合、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が第1温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第1モードと、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が前記第1温度とは異なる第2温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第2モードとに遷移可能であると共に、
    前記画像形成指示情報に含まれる部数情報により示される被転写材の枚数が所定枚数を超えるかどうかに応じて前記第1モード又は前記第2モードに遷移するタイミング制御部と、を備える画像形成装置。
  2. 前記第2温度は前記第1温度より低い、請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記タイミング制御部は、前記画像形成指示情報に含まれる部数情報により示される被転写材の枚数が前記所定枚数を超える場合は前記第1モードに遷移し、前記画像形成指示情報に含まれる枚数情報により示される前記被転写材の枚数が前記所定枚数以下の場合は前記第2モードに遷移する、
    請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記タイミング制御部は、前記第1モードにおいて、最初の被転写材を供給してから第1時間後に2枚目の被転写材を前記定着ニップへ供給し、以降前記第1時間ごとに被転写体を前記定着ニップへ供給するよう前記タイミング調整部を制御する、
    請求項1から3のいずれかに記載の画像形成装置。
  5. 前記タイミング制御部は、前記第2モードにおいて、最初の被転写材を供給してから前記第1時間より長い第2時間後に2枚目の被転写材を前記画像形成部へ供給するよう前記タイミング調整部を制御する、
    請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記タイミング制御部は、前記第2モードにおいて、3枚目以降の前記被転写材を前記画像形成部へ供給する時間を順次短くするよう前記タイミング調整部を制御する、
    請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置であって、
    印刷すべき部数に関する部数情報を含む画像形成指示情報を受け付け可能な受け付け部と、
    前記受け付け部により受け付けられた画像形成指示情報に基づいて被転写材にトナー画像を形成する画像形成部と、
    前記被転写材を加熱するヒータ部を有する加熱回転体と、前記加熱回転体との間に定着ニップを形成して、前記定着ニップに搬入された前記被転写材を加圧する加圧回転体とを有し、前記定着ニップにおいて前記被転写材を加熱及び加圧することにより、前記画像形成部で形成されたトナー画像を前記被転写材に定着させる定着部と、
    前記被転写材の搬送方向において前記画像形成部よりも上流側に配置され、前記画像形成部へ前記被転写材を供給するタイミングを調整するタイミング調整部と、
    前記加熱回転体の所定部分の温度を検知する温度検知部と、
    前記加熱回転体のヒータ部に対して電力を供給可能な電力供給部であって、前記受け付け部により前記画像形成指示情報が受け付けられた場合、前記加熱回転体のヒータ部に対して電力供給を開始又は継続する電力供給部と、
    前記タイミング調整部を制御するタイミング制御部であって、
    前記電力供給部により前記加熱回転体における前記ヒータ部に対して電力供給が開始された場合、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が第1温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第1モードと、前記温度検知部により検知される前記加熱回転体の前記所定部分の温度が前記第1温度とは異なる温度である第2温度を超えると最初の被転写材を供給するよう前記タイミング調整部を制御する第2モードとに遷移可能であると共に、
    前記画像形成指示情報に含まれる部数情報により示される被転写材の枚数が所定枚数を超える場合には、前記所定枚数までは前記第2モードにより前記タイミング調整部を制御し、前記所定枚数を越えた後は前記第1モードにより前記タイミング調整部を制御するタイミング制御部と、を備える画像形成装置。
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