JP2011242597A - クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 - Google Patents

クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】端部部材によるトナー漏れ防止の機能を満たしながら、端部部材と像担持体との当接によるトルクアップを必要最小限に抑制すること。
【解決手段】導電性基材上に感光層を持ち周面が回転移動することができるように回動支持された像担持体と、像担持体に当接して像担持体に残留したトナーを除去するクリーニングブレードと、像担持体からクリーニングブレードによって除去されたトナーを受ける受け部材と、トナーを受け部材へ導く案内部材と、クリーニングブレードと案内部材の端部周辺にわたってクリーニングブレードに当接するように設けられ像担持体と当接する端部部材と、受け部材に設けられた端部部材を接着する貼り付け面とを有する現像装置において、端部部材の像担持体の周方向の当接圧は一様ではなく、クリーニングブレードと像担持体が当接する面を通る像担持体の軸方向と平行な直線上において最も圧が高くなる。
【選択図】図1

Description

本発明は、クリーニング装置とそのクリーニング装置を用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関する。
近年、複写機、プリンタ、ファクシミリ、或いは、これらの複合機等の画像形成装置には、像担持体、帯電手段、現像手段、クリーニング手段等を、筐体内に一体的に収容したプロセスカートリッジが採用されている。プロセスカートリッジは、画像形成装置本体に対して着脱可能に設けられている。このプロセスカートリッジを画像形成装置本体から取り外すことで、保守点検等のメンテナンス作業を行いやすくしている。
クリーニング手段は、像担持体の軸方向に対応して長手状に配置されたクリーニングブレードを有する。このクリーニングブレードを像担持体の周囲に接触させて、その周辺に付着したトナーを除去する。また、クリーニングブレードの長手方向における両端面には、それぞれ端部シールが密着されている。この端部シールが像担持体の表面に接触することによって、クリーニングブレードで除去したトナーが、クリーニングブレードの端部側から漏洩するのを防止している。
しかしながら、このクリーニングブレードの両端面に設けられた端部シールは、クリーニングブレードで除去したトナーをクリーニングブレードの端部側から漏洩するのを完全に防止することができず、更なるトナー漏洩防止のための工夫が必要であった。
そこで、特許文献1では、端部部材の像担持体回転方向において、軟質弾性材と硬質弾性材の2種類からなり、クリーニング部材に近い側に軟質弾性材を配置し、像担持体の端部が硬質弾性材側に当接することで、硬質弾性材が軟質弾性材を押し、軟質弾性材がクリーニング部材を押すことで、クリーニング部材と端部部材の間に隙間があくことを防ぎ、トナー漏れが発生しない機構が開示されている。
また、特許文献2では、端部部材の貼り付け面とクリーニング部材の角度が異なることで、端部部材がクリーニング部材とつれ動きすることなく組み立てることができ、クリーニングブレード端部エッジ部と像担持体との隙間がないために、トナー漏れが発生しない構成が開示されている。
ところが、上記の文献には、端部部材と像担持体の接触圧及びトルクに関しては触れられていない。そこで、本発明の目的は、端部部材によるトナー漏れ防止の機能を満たしながら、端部部材と像担持体との当接によるトルクアップを必要最小限に抑制することのできるクリーニング装置、そのクリーニング装置を用いたプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
本発明のクリーニング装置は、導電性基材上に感光層を持ち周面が回転移動することができるように回動支持された像担持体と、像担持体に当接して像担持体に残留したトナーを除去するクリーニングブレードと、像担持体からクリーニングブレードによって除去されたトナーを受ける受け部材と、トナーを受け部材へ導く案内部材と、クリーニングブレードと案内部材の端部周辺にわたってクリーニングブレードに当接するように設けられ像担持体と当接する端部部材と、受け部材に設けられた端部部材を接着する貼り付け面とを有する現像装置において、端部部材の像担持体の周方向の当接圧は一様ではなく、クリーニングブレードと像担持体が当接する面を通る像担持体の軸方向と平行な直線上において最も圧が高くなることを特徴とする。
本発明によれば、端部部材に対して最もトナーが流入する箇所であるクリーニングブレードと像担持体の当接面延長上での端部部材と像担持体の当接圧を確保し、それ以外の箇所では当接圧を抑制することで、トナー漏れ防止の機能を満たしながら安価で小型のクリーニング装置を提供することができる。
本発明の実施形態における像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その1)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その2)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その3)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その4)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その5)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その6)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その7)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の周方向に対する端部部材の当接に関する図(その8)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の回転軸方向に対する端部部材の当接に関する図(その1)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の回転軸方向に対する端部部材の当接に関する図(その2)である。 本発明の実施形態に係る像担持体の回転軸方向に対する端部部材の当接に関する図(その3)である。 本発明の実施形態に係るクリーニング装置の全体図である。 本発明の実施形態に係るカラー電子写真装置の中央断面概略構成図である。 本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジの断面図である。 本発明の実施形態に係る像担持体から見たクリーニングブレード端部の図である。 本発明の実施形態に係る端部部材の圧縮時の反発力及びトルクとの関係を示す図である。
以下、本発明の実施形態に係るカラー電子写真装置の構成および動作を図13とともに説明する。図13はカラー電子写真装置の中央断面概略構成図である。カラー電子写真装置101は、機枠体のほぼ中央部にプロセスカートリッジ106(106K、106C、106M、106Y)を並べており、プロセスカートリッジ106の上側には像担持体1に潜像を形成するための露光装置105を配置している。
プロセスカートリッジ106の下側に中間転写体である転写ベルト103を設置し、その下側には記録媒体107を積載・収容する給紙カセット108を配置する。供給装置109にて給紙された記録媒体107は転写ベルト103と第二転写装置111との間を通り、定着器112へ導かれて記録媒体107にトナー像を熱定着させる。
プロセスカートリッジ106が転写ベルト103と接する位置に第一転写ローラ103aが設置されており、第一転写ローラ103aに高電位を印加することによって像担持体1と転写ベルト103に電位差を設けて像担持体1表面に形成されたトナー像を転写する。
各プロセスカートリッジ106にてこれら色毎のトナー像が順次転写ベルト103に転写され、転写ベルト103上に単色トナー像を重ね合わせた複数色のカラートナー像が形成される。
用紙やOHPシート等の記録媒体107はタイミングをとって給紙装置109と用紙搬送装置110から第二転写装置111に供給され、転写ベルト103の表面に形成されている単色あるいはカラートナー像は、第二転写装置111に高電位を印加することによって転写ベルト103と第二転写装置111に電位差を設けて転写ベルト103表面に形成されたトナー像を記録媒体107上に転写される。
トナー像が転写された記録媒体107は、転写ベルト103から剥離され、定着器112によってトナー像を記録媒体107に溶融定着し、排紙装置113によりカラー電子写真装置101の上面の排紙トレーに排紙される。
記録媒体107へトナー像を転写した後の転写ベルト103の表面に残っている余剰トナーは中間転写体清掃装置114により清掃され、トナー回収装置115に回収される。清掃された転写ベルト103は、次のトナー像の転写に備える。
記録媒体107の給紙から排紙までの搬送経路をできる限り簡略化し、搬送経路の曲率半径を大きくすることにより、搬送途中での紙詰まりを防止し、信頼性を向上させることができる。また、紙詰まり発生時の解消処理操作も簡単に行うことができ、更に、厚紙等も使用する多種記録媒体方式のカラー電子写真装置にも対応することもできる。
この実施形態では、記録媒体搬送経路を略円弧状に形成し、転写ベルト103とプロセスカートリッジ106と露光装置105を前記記録媒体搬送経路の内側に配置することにより、機枠体内の空間を有効利用して小型化し、搬送経路を簡略化し、画像面を下向きにして記録媒体107を排出する構成とした。
この構成により搬送経路を簡略化することができ、且つ、殆どの構成ユニットを搬送経路よりも内側に配置したことによって、搬送経路が機枠体に近くなり、搬送経路を開放し易くなるために、紙詰まり発生時の解消処理操作も簡単になる。
また、記録媒体107が画像面を下向きにしてカラー電子写真装置101上に排出されることにより、カラー電子写真装置101上に積み重なった記録媒体107は、画像面側が上を向くように取り出すと、上側から下側に印刷順に並ぶように積み重なる利点がある。
また、図13での右側が正面となるよう構成したため、紙詰まり発生時の解消処理操作もより簡単になる。
次に、電子写真画像形成プロセスについて説明する。図14はプロセスカートリッジ106の断面図である。図13と図14において、像担持体1は、画像形成装置本体に設置された図示しない駆動装置により矢印の方向に回転し、その表面の感光層が帯電ローラ11によって一様な高電位に帯電される。
一様帯電された感光層は、露光装置105からの光学像を有する光線Lにより露光される。この露光により電位の減衰した低電位部と初期化による高電位部とからなる静電潜像が感光層に形成される。次いで、当該静電潜像の低電位部(又は高電位部)が像担持体1と現像ローラ12との対向位置に至ると、表面にトナー薄層が形成された現像ローラ12からトナーが像担持体1に移され、像担持体1の表面にトナー像が形成される。
像担持体1の回転が進むと、このトナー像は中間転写ベルト103に転写される。このとき、像担持体1上には、中間転写ベルト103に転写されずに残った転写残トナーが存在するが、この転写残トナーはクリーニングブレード13によって像担持体1から除去される。このクリーニングブレード13よりも像担持体回転方向下流側には、図示しない除電装置が設けられている。
除電装置では、像担持体1の表面の残留電荷が除去される。除電装置の像担持体下流側には帯電ローラ11が設けられており、像担持体1は再び一様な高電位に帯電される。なお、安価で小型な画像形成装置を提供する場合には、除電装置を設けない場合もある。
図15は像担持体1側から見たクリーニングブレード13端部の図である。クリーニングブレード13によって図示しない像担持体1から除去された図示しないトナーは重力方向に落下し、案内部材14によって受け部材15に導かれ、受け部材15の内部に設けられた搬送部材16によって受け部材15の一方の端部に設けられた図示しない排出口を通して外部へと排出される。
クリーニングブレード13によって図示しない像担持体1から除去されたほとんどのトナーはこの一連の動きをするが、一部のトナーはクリーニングブレード13で図示しない像担持体1から除去された後に重力方向に落下することなく像担持体1とクリーニングブレード13の当接直線上に留まる。
クリーニングブレード13によって除去されるトナーが増えるに従って、像担持体1とクリーニングブレード13の当接線上に留まったトナーはクリーニングブレード13の端部方向に押し出されるように移動する。
像担持体1とクリーニングブレード13の当接直線上を移動してきたトナーをトナーカートリッジ外部へ漏らさないようにするため、クリーニングブレード13の端部に当接し、かつ像担持体1に当接するように端部部材17が設けられ、端部部材17に到達したトナーは重力方向に落下し、案内部材14によって受け部材15に導かれ、受け部材15の内部に設けられた搬送部材16によって受け部材15の一方の端部に設けられた図示しない排出口を通して外部へと排出される。
端部部材17は図示しない両面テープあるいは図示しない接着剤によって受け部材15に設けられた貼り付け面15aに接着される。端部部材17に使用される材質は発泡材、不織布、織布、のいずれか一つあるいは二つ以上を組み合わせて形成されたものであると像担持体1との当接圧ひいては摺擦を小さくしながらトナー漏れ防止の効果が高くなる。
端部部材17によるトナー漏れ防止が不十分であると、トナーはわずかな隙間を通じてプロセスカートリッジ外部に漏れ出てしまい、画像形成装置内部を汚してしまったり印刷画像に不良をもたらしたりすることになる。よって端部部材17の像担持体1の軸方向の長さは部品の加工・取り付け・および清掃機能から3mm以上であることが一般的である。
端部部材17は前記のように像担持体1とクリーニングブレード13の当接直線上を移動してきたトナーを外部に漏らさないようにすることと同時に、突発的にクリーニングブレード13の幅より外に付着している像担持体1上の図示しないトナーを外部に漏らさないようにする機能を持つので、像担持体1の周方向の接触長さは部品の加工・取り付け・および清掃機能から3mm以上であることが一般的である。
トナーを外部に漏らさない機能を満たすためには、端部部材17を像担持体1に対して周方向および軸方向に対して可能な限り長い距離を強い圧で当接することが考えられるが、それに対する悪影響として像担持体1の周動負荷が大きくなってしまうのでトルクのアップに直結することになり、例えば端部部材17の厚さを厚くした実験の結果では、現行量産品の端部部材17一個の像担持体1への当接圧10Nに対してさらに10N上げた時にプロセスカートリッジ(例えば106K)のトルクとして最大で0.1Nmの上昇につながったケースも確認された。
小型の画像形成装置を考えた場合、通常一つのプロセスカートリッジにおけるトルクは1Nm以下で抑えることが多いので0.1Nmトルクアップしてしまうことはトルクが10%上昇することを意味することになり、図示しない駆動装置への影響が無視できない大きさである。
また、小型のカラー画像形成装置では、一つの図示しない駆動装置で複数色分のプロセスカートリッジ(例えば106Kと106Y等)を駆動するので、一つのプロセスカートリッジ(例えば106K)でのトルクアップが図示しない駆動装置の能力アップを迫ることになり、それは図示しない駆動装置のサイズアップの必要を迫ることと同義であるので画像形成装置の大型化につながることになり、端部部材17と像担持体1との当接圧は無視できないものである。
よって、端部部材17へのトナー流入量が最も多くなる像担持体1とクリーニングブレード13の当接線の延長線上において端部部材17の像担持体1への当接圧を最も高くすることでトナーが外部へ漏れ出ることを防ぎ、それ以外の部分の当接圧を低くすることでトルクアップを抑制することが、最もバランスの取れた方法と言うことができる。
図1は像担持体1と端部部材17の当接に関する本発明の形状である。図1から図8において、図が煩雑になることを防ぐために像担持体1とクリーニングブレード13は破線で描いており、また実使用状態では端部部材17は像担持体1と貼り付け面15aの間で圧縮された状態になっているが、説明の容易性のため端部部材17が圧縮されていない状態にて描くものとする。
図1で示されるように、像担持体1の回転中心と貼り付け面15aとの最小距離を結んだ直線が像担持体1とクリーニングブレード13が当接する直線と交わる位置にあることにより、トナー流入量が最も多い像担持体1とクリーニングブレード13が当接する直線上で端部部材17は最も圧縮されることになり、それによって当該部分で端部部材17は像担持体1との当接圧が最も高くなり、トナー漏れ防止の効果が高くなることで、トナーがプロセスカートリッジ外部へ漏れ出ることを防ぐことができる。
また、端部部材17の当該部分以外においては圧縮率が低くなっていることから像担持体1への当接圧が低くなり、トルクを低く抑えることができる。端部部材17の圧縮率については図16に示すように端部部材17の圧縮時の反発力およびトルクとの関係から、好ましくは最大が80%以内であるとトルクアップへの影響が小さく抑えられる。
図2は本発明の実施例の一つである。図2では、貼り付け面15aが像担持体1の方向に第一の凸形状をもち、この第一の凸形状を挟んで第一の貼り付け面15bと第二の貼り付け面15cからなる場合を示している。
貼り付け面15aの第一の凸形状が像担持体1の回転中心と貼り付け面15aとの最小距離を結んだ直線上に配置され、かつその直線が像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線と交わることにより端部部材17へのトナー流入量が最も多いこの位置で端部部材17は最も圧縮されることになるのでトナー漏れ防止効果はより高くなる。それ以外の部分では当接圧が低くなるのでトルクへの影響が低くなる。
図3は図1に対してのさらなる実施例の一つである。貼り付け面15aの第一の凸形状の位置は図2の位置が最も好ましいが、例えば現像装置の設計上の問題で貼り付け面15aの形状に制約が発生する場合には、図3に示すように像担持体1と端部部材17の接触領域より外側に第一の凸形状の位置をずらすことで、端部部材17へのトナー流入量が最も多い像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線上でのトナー漏れ防止の効果を保つことができる。
図4は本発明の実施例の一つである。図4では貼り付け面15aが像担持体1の方向に第二の凸状を持った略円弧であり、貼り付け面15aの第二の凸形状が像担持体1の回転中心と貼り付け面15aとの最小距離を結んだ直線上に配置され、かつその直線が像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線と交わることによりこの位置で端部部材17は最も圧縮されることになりトナー漏れ防止効果はより高くなる。
それ以外の部分では当接圧が低くなるのでトルクへの影響が低くなる。凸形状が円弧状であることにより凸形状が角状である場合と比較すると、端部部材17を貼り付け面15aに貼り付けるにあたって端部部材17に無理な変形が無く、端部部材17と貼り付け面15aの間に隙間が生じることを防ぐことができ、隙間から外部へトナーが漏れ出ることを防ぐことができる。
図5は図1に対するさらなる実施例の一つである。貼り付け面15aの第二の凸形状の位置は図4の位置が最も好ましいが、例えば現像装置の設計上の問題で貼り付け面15aの形状に制約が発生する場合には、図5に示すように像担持体1と端部部材17の接触領域より外側に第二の凸形状の位置をずらすことで、端部部材17へのトナー流入量が最も多い像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線上でのトナー漏れ防止の効果を保つことができる。
図6は本発明の実施例の一つである。図6では端部部材17の厚さが一様ではなく、像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線上において端部部材17の厚さが最も厚い部分が配置されることによりこの位置で端部部材17は最も圧縮されることになりトナー漏れ防止効果はより高くなる。それ以外の部分では当接圧が低くなるのでトルクへの影響が低くなる。
図7と図8は本発明の実施例の一つである。図7と図8に示すように、貼り付け面15aに第一第二の凸形状を持つ形状においても端部部材17の厚さが一様でないことは適用可能であり、この場合には端部部材17の厚さが最も厚い部分は必ずしも像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線上に配置されなければならないということはない。
図7と図8においては、端部部材17の形状が一様な厚さでないことから、受け部材15から端部部材17を経て像担持体1に接触するまでの形状を略直線的にすることが可能となり、その表面に取り付けられた案内部材14は同様な略直線的な形状となるので、実装状態での案内部材14の形状に無理がなく、案内部材14と端部部材17との間に隙間が生じることを防ぐことができる。
図9は本発明の実施例の一つである。なお、図9から図11は図14におけるAの方向から見た図であるが、図が煩雑になることを防ぐために像担持体1と案内部材14は図示しておらず、また実使用状態では端部部材17は像担持体1とクリーニングブレード13の当接する直線上においては像担持体1と全域において当接し、かつ像担持体1と貼り付け面15aの間で圧縮された状態になっているが、説明の容易性のため端部部材17が圧縮されていない状態にて描くものとする。
図1から図8においては像担持体1の周方向に対する端部部材17の当接に関しての説明であったが、図9から図11においては像担持体1の回転軸方向に対する端部部材17の当接に関する説明である。
図9において、貼り付け面15aは像担持体1の回転軸方向と平行な面15dと像担持体1から逃げる方向に角度を持った面15eからなっている。
像担持体1とクリーニングブレード13の当接直線上を移動してきたトナーが端部部材17に到達する部分である端部部材17とクリーニングブレード13の当接部において、トナーを外部に漏らさないような当接圧を確保にするために、貼り付け面15dは像担持体1の回転軸方向と平行な面を持ち端部部材17と像担持体1を強く当接させ、それ以外の貼り付け面15eにおいては像担持体1から逃げる方向に角度を持つことで像担持体1と端部部材17の当接圧が低くなるのでトルクへの影響が低くなる。
貼り付け面15dが像担持体1の回転軸方向と平行であることより、クリーニングブレード13と端部部材17の間には隙間があくことが無く、この部分からトナーが外部に漏れ出ることを防ぐことができる。
図10は本発明の実施例の一つである。貼り付け面15aが円弧状の面をもち、像担持体1とクリーニングブレード13の当接直線上を移動してきたトナーが端部部材17に到達する部分である端部部材17とクリーニングブレード13の当接部において、トナーを外部に漏らさないような当接圧を確保にするために、貼り付け面15aの接線方向は像担持体1の回転軸方向と平行にすることで端部部材17と像担持体1を強く当接させる。
貼り付け面15aの円弧形状を像担持体1から逃げる方向に持つことで像担持体1との当接圧が低くなるのでトルクへの影響が低くなる。貼り付け面15aの接線方向が像担持体1の回転軸方向と平行であることより、クリーニングブレード13と端部部材17の間には隙間があくことが無く、この部分からトナーが外部に漏れ出ることを防ぐことができる。
図11は本発明の実施例の一つである。像担持体1とクリーニングブレード13の当接直線上を移動してきたトナーが端部部材17に到達する部分である端部部材17とクリーニングブレード13の当接部において、トナーを外部に漏らさないような当接圧を確保にするために端部部材17の厚さは最も厚い部分が配置され、それ以外の部分においては像担持体1から逃げるように端部部材17の厚さを薄くすることで像担持体1との当接圧が低くなるのでトルクへの影響が低くなる。
貼り付け面15aが像担持体1の回転軸方向と平行であることより、クリーニングブレード13と端部部材17の間には隙間があくことが無く、この部分からトナーが外部に漏れ出ることを防ぐことができる。
図12は本発明の実施例の一つである。搬送部材16によって受け部材15に設けられた図示しない排出口を通して図示しないトナーを排出する現像装置において、排出口に近い側の端部部材17を第一の端部部材17a、他方の端部部材17を第二の端部部材17bとすると、よりトナー流入量が多いのは排出口に近い第一の端部部材17aである。
トナー流入量が多い方の端部部材17の像担持体1への当接圧を上げることでトナー漏れ防止機能を確保し、トナー流入量が少ない方の端部部材17の像担持体1への当接圧を下げることでトルクアップへの影響を低くすることができ、具体的には第二の端部部材17bの像担持体1への当接圧を第一の端部部材17aの像担持体1への当接圧より低くすることで、トナーが外部に漏れ出ることを防ぎながらトルクへの影響を低くすることができる。
以上のような構成のいずれかを用いることで、端部部材に対して最もトナーが流入する箇所であるクリーニングブレードと像担持体の当接面延長上での端部部材と像担持体の当接圧を確保し、それ以外の箇所では当接圧を抑制することで、トナー漏れ防止の機能を満たしながら安価で小型のクリーニング装置を提供することができる。
また、以上のような構成のいずれかを用いることで、よりトナー漏れ防止の機能を上げることが可能となり、安価で小型のクリーニング装置を提供することができる。
また、以上のような構成のいずれかを用いることで、トナー流入量が多い方の端部部材の像担持体への当接圧を上げることでトナー漏れ防止機能を確保し、トナー流入量が少ない方の端部部材の像担持体への当接圧を下げることでトルクダウンの効果が得られることで、安価で小型のクリーニング装置を提供することができる。
また、以上のような構成のいずれかを用いることで、端部部材によって良好なトナー漏れ防止機能を確保することができ、安価で小型のクリーニング装置を提供することができる。
更に、以上のような構成のいずれかを用いたクリーニング装置を備えたプロセスカートリッジを提供することができる。
更に、上記のプロセスカートリッジを備えた画像形成装置を提供することができる。
1 像担持体
11 帯電ローラ
12 現像ローラ
13 クリーニングブレード
14 案内部材
15a 貼り付け面
17 端部部材
101 カラー電子写真装置
103 転写ベルト
105 露光装置
106 プロセスカートリッジ
107 記録媒体
108 給紙カセット
109 供給装置
111 第二転写装置
112 定着器
113 排紙装置
114 中間転写体清掃装置
115 トナー回収装置
特許第4246574号公報 特開2009−162849号公報

Claims (13)

  1. 導電性基材上に感光層を持ち周面が回転移動することができるように回動支持された像担持体と、
    前記像担持体に当接して前記像担持体に残留したトナーを除去するクリーニングブレードと、
    前記像担持体から前記クリーニングブレードによって除去された前記トナーを受ける受け部材と、
    前記トナーを前記受け部材へ導く案内部材と、
    前記クリーニングブレードと前記案内部材の端部周辺にわたって前記クリーニングブレードに当接するように設けられ前記像担持体と当接する端部部材と、
    前記受け部材に設けられた前記端部部材を接着する貼り付け面と、
    を有する現像装置において、
    前記端部部材の前記像担持体の周方向の当接圧は一様ではなく、前記クリーニングブレードと前記像担持体が当接する面を通る前記像担持体の軸方向と平行な直線上において最も圧が高くなることを特徴とするクリーニング装置。
  2. 前記貼り付け面は平面であり、前記像担持体の回転中心から平面を結んだ最小距離の直線と前記クリーニングブレードと前記像担持体が当接する面を通る前記像担持体の軸方向に平行な直線が交わる
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  3. 前記像担持体の断面方向から見て、前記貼り付け面は前記像担持体に対する方向に少なくとも第一の凸形状を挟んだ2平面を有しており、前記貼り付け面と前記像担持体の回転中心を結んだ最小距離の直線と前記クリーニングブレードと前記像担持体が当接する面を通る前記像担持体の軸方向に平行な直線が交わる
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  4. 前記像担持体の断面方向から見て、前記貼り付け面は前記像担持体に対する方向に少なくとも第二の凸形状を有する略円弧状の面を有する面からなり、前記貼り付け面と前記像担持体の回転中心を結んだ最小距離の直線と前記クリーニングブレードと前記像担持体が当接する面を通る前記像担持体の軸方向に平行な直線が交わる
    ことを特徴とする請求項1に記載のクリーニング装置。
  5. 前記端部部材の厚さが前記像担持体の周方向に対して一様ではない
    ことを特徴とする請求項1乃至4に記載のいずれかのクリーニング装置。
  6. 前記像担持体の回転軸方向に対して、前記端部部材の像担持体に当接する圧力が一様ではなく、前記クリーニングブレードと当接する箇所において最も圧が高くなる
    ことを特徴とする請求項1乃至5に記載のいずれかのクリーニング装置。
  7. 前記像担持体の回転軸方向から見て、前記貼り付け面は角度の異なる複数の面からなり、前記クリーニングブレードと当接する側の前記貼り付け面は前記像担持体の回転軸と略平行である
    ことを特徴とする請求項6に記載のクリーニング装置。
  8. 前記像担持体の回転軸方向から見て、前記貼り付け面は略円弧状の面からなり、前記クリーニングブレードと当接する部分の前記貼り付け面の接線は前記像担持体の回転軸と略平行である
    ことを特徴とする請求項6に記載のクリーニング装置。
  9. 前記端部部材の厚さが前記像担持体の回転軸方向に対して一様ではない
    ことを特徴とする請求項6乃至8に記載のいずれかのクリーニング装置。
  10. 前記受け部材には前記像担持体の回転軸方向のいずれか一方の端部に設けられた排出口を有し、搬送部材によって前記排出口を通して前記トナーを前記受け部材の外部に排出する現像装置において、
    前記排出口に近い側の前記端部部材を第一の端部部材、他方の前記端部部材を第二の端部部材とすると、前記第二の端部部材の前記像担持体への当接圧は前記第一の端部部材の前記像担持体への当接圧より低い
    ことを特徴とする請求項1乃至9に記載のいずれかのクリーニング装置。
  11. 前記第一と第二の端部部材は、発泡材、不織布、織布、のいずれか一つあるいは二つ以上を組み合わせて形成されたものである
    ことを特徴とする請求項1乃至10に記載のいずれかのクリーニング装置。
  12. 画像形成装置本体に対して着脱可能に構成された一対の支持部材を有し、前記支持部材に像担持体と請求項1乃至11に記載のいずれかのクリーニング装置を一体的に支持したことを特徴とするプロセスカートリッジ。
  13. 請求項12に記載のプロセスカートリッジを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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