JPH10123916A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents
プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置Info
- Publication number
- JPH10123916A JPH10123916A JP8293237A JP29323796A JPH10123916A JP H10123916 A JPH10123916 A JP H10123916A JP 8293237 A JP8293237 A JP 8293237A JP 29323796 A JP29323796 A JP 29323796A JP H10123916 A JPH10123916 A JP H10123916A
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- JP
- Japan
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- electrophotographic photosensitive
- process cartridge
- photosensitive member
- cleaning
- image forming
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- Cleaning In Electrography (AREA)
- Electrophotography Configuration And Component (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 プロセスカートリッジの長寿命化に伴う耐久
後半の濃度低下を防止し、常に良好な画像を提供する。 【解決手段】 耐久が進むにつれ、現像間隙7を小さく
していく。方法としては、S−Dコロ14が当接してい
るドラムの軌道面1aの表面を積極的に以下のように削
る。 Cブレード6の軌道面1a(S−Dコロ当接部)へ
の当接圧を上げる。 ファーブラシの一部(S−Dコロ当接部)への当接
圧を上げる。 ファーブラシのS−Dコロ当接部以外のマサツ係数
を下げる。 端部シール20表面に貼った別部材部分のマサツ係
数を上げる、当接圧を上げる。 これによって感光体ドラム1、トナーの劣化による画像
濃度の低下が防止される。
後半の濃度低下を防止し、常に良好な画像を提供する。 【解決手段】 耐久が進むにつれ、現像間隙7を小さく
していく。方法としては、S−Dコロ14が当接してい
るドラムの軌道面1aの表面を積極的に以下のように削
る。 Cブレード6の軌道面1a(S−Dコロ当接部)へ
の当接圧を上げる。 ファーブラシの一部(S−Dコロ当接部)への当接
圧を上げる。 ファーブラシのS−Dコロ当接部以外のマサツ係数
を下げる。 端部シール20表面に貼った別部材部分のマサツ係
数を上げる、当接圧を上げる。 これによって感光体ドラム1、トナーの劣化による画像
濃度の低下が防止される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプロセスカートリッ
ジ、及びプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画
像形成装置に関するものである。ここで、電子写真画像
形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体
に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形
成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真
プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリ
ンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が
含まれる。
ジ、及びプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画
像形成装置に関するものである。ここで、電子写真画像
形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体
に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形
成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真
プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリ
ンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が
含まれる。
【0002】また、プロセスカートリッジとは、クリー
ニング手段と現像手段及び電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本
体に対して着脱可能とするものである。および帯電手
段、現像手段、クリーニング手段及び電子写真感光体を
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とするものである。ここで前記プロセスカートリッジ
は、使用者自身によって装置本体に対する着脱を行うこ
とができるから、装置本体のメンテナンスを容易に行う
ことができるものである。
ニング手段と現像手段及び電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本
体に対して着脱可能とするものである。および帯電手
段、現像手段、クリーニング手段及び電子写真感光体を
一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に着脱可
能とするものである。ここで前記プロセスカートリッジ
は、使用者自身によって装置本体に対する着脱を行うこ
とができるから、装置本体のメンテナンスを容易に行う
ことができるものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は後述従来の技
術を更に発展させたものである。
術を更に発展させたものである。
【0004】本発明は使用当初からトナーがなくなって
寿命となるまでの間画像濃度の低下の少ないプロセスカ
ートリッジ及びこのプロセスカートリッジを着脱可能な
電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
寿命となるまでの間画像濃度の低下の少ないプロセスカ
ートリッジ及びこのプロセスカートリッジを着脱可能な
電子写真画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
は画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、ドラム状の電子写真感光体と、前記電子写真感光
体上に形成された潜像を現像するため長手方向両端部に
中間部より大径で電子写真感光体に圧接される現像間隙
規制部材を有する現像スリーブと、前記電子写真感光体
及び現像スリーブを圧接可能に支持するカートリッジ枠
体と、を有し、前記現像隙間規制部材の当接する電子写
真感光体の軌道面に摺擦して電子写真感光体の画像形成
領域表面よりもより多く摩耗させる軌道面縮径手段を有
することを特徴とするプロセスカートリッジである。
は画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて、ドラム状の電子写真感光体と、前記電子写真感光
体上に形成された潜像を現像するため長手方向両端部に
中間部より大径で電子写真感光体に圧接される現像間隙
規制部材を有する現像スリーブと、前記電子写真感光体
及び現像スリーブを圧接可能に支持するカートリッジ枠
体と、を有し、前記現像隙間規制部材の当接する電子写
真感光体の軌道面に摺擦して電子写真感光体の画像形成
領域表面よりもより多く摩耗させる軌道面縮径手段を有
することを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0006】本出願に係る第2の発明は電子写真感光体
上に転写後残留したトナーをクリーニングするため電子
写真感光体に圧接するクリーニング部材を備え、軌道面
縮径手段はクリーニング部材が有することを特徴とする
第1の発明に記載のプロセスカートリッジである。
上に転写後残留したトナーをクリーニングするため電子
写真感光体に圧接するクリーニング部材を備え、軌道面
縮径手段はクリーニング部材が有することを特徴とする
第1の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0007】本出願に係る第3の発明は前記クリーニン
グ部材の電子写真感光体の現像間隙規制部材の接する軌
道面に対しての当接圧を電子写真感光体の画像形成領域
への当接圧よりも大きくしたことを特徴とする第2の発
明に記載のプロセスカートリッジである。
グ部材の電子写真感光体の現像間隙規制部材の接する軌
道面に対しての当接圧を電子写真感光体の画像形成領域
への当接圧よりも大きくしたことを特徴とする第2の発
明に記載のプロセスカートリッジである。
【0008】本出願に係る第4の発明は前記クリーニン
グ部材はクリーニングブレードであって、クリーニング
ブレードの厚さを変えることにより前記各当接圧の大き
さを変更してあることを特徴とする第3の発明に記載の
プロセスカートリッジである。
グ部材はクリーニングブレードであって、クリーニング
ブレードの厚さを変えることにより前記各当接圧の大き
さを変更してあることを特徴とする第3の発明に記載の
プロセスカートリッジである。
【0009】本出願に係る第5の発明は前記クリーニン
グ部材はクリーニングブレードであって、前記クリーニ
ングブレードは電子写真感光体の軸方向に平行なエッジ
を有し、クリーニングブレードの支持部材と前記エッジ
間の自由長を異にして前記各当接圧を変更してあること
を特徴とする第3の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
グ部材はクリーニングブレードであって、前記クリーニ
ングブレードは電子写真感光体の軸方向に平行なエッジ
を有し、クリーニングブレードの支持部材と前記エッジ
間の自由長を異にして前記各当接圧を変更してあること
を特徴とする第3の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0010】本出願に係る第6の発明は前記クリーニン
グ部材はファーブラシであって、植毛の密度または太さ
を異にすることにより前記各当接圧を変更してあること
を特徴とする第3の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
グ部材はファーブラシであって、植毛の密度または太さ
を異にすることにより前記各当接圧を変更してあること
を特徴とする第3の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0011】本出願に係る第7の発明は前記クリーニン
グ部材はファーブラシであって、植毛の長さを異にして
前記各当接圧を変更してあることを特徴とする第3の発
明に記載のプロセスカートリッジである。
グ部材はファーブラシであって、植毛の長さを異にして
前記各当接圧を変更してあることを特徴とする第3の発
明に記載のプロセスカートリッジである。
【0012】本出願に係る第8の発明は前記クリーニン
グ部材と電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する
軌道面との摩擦係数を、クリーニング部材と電子写真感
光体の画像形成領域との摩擦係数よりも大となるクリー
ニング部材を有することを特徴とする第2の発明に記載
のプロセスカートリッジである。
グ部材と電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する
軌道面との摩擦係数を、クリーニング部材と電子写真感
光体の画像形成領域との摩擦係数よりも大となるクリー
ニング部材を有することを特徴とする第2の発明に記載
のプロセスカートリッジである。
【0013】本出願に係る第9の発明は前記クリーニン
グ部材はファーブラシであって電子写真感光体の画像形
成領域に接する植毛の先端に減摩材でコートをしたこと
を特徴とする第8の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
グ部材はファーブラシであって電子写真感光体の画像形
成領域に接する植毛の先端に減摩材でコートをしたこと
を特徴とする第8の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0014】本出願に係る第10の発明は電子写真感光
体上に転写後残留したトナーをクリーニングするため電
子写真感光体の画像形成領域に作用するクリーニング部
材と、前記クリーニング部材の両端部とカートリッジ枠
体との間を密封する端部シールと、を有し、軌道面縮径
手段は端部シールに備えたことを特徴とする第1の発明
に記載のプロセスカートリッジである。
体上に転写後残留したトナーをクリーニングするため電
子写真感光体の画像形成領域に作用するクリーニング部
材と、前記クリーニング部材の両端部とカートリッジ枠
体との間を密封する端部シールと、を有し、軌道面縮径
手段は端部シールに備えたことを特徴とする第1の発明
に記載のプロセスカートリッジである。
【0015】本出願に係る第11の発明は前記端部シー
ルの電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する軌道
面に対しての当接圧をクリーニング部材の電子写真感光
体への当接圧よりも大きくしたことを特徴とする第10
の発明に記載のプロセスカートリッジである。
ルの電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する軌道
面に対しての当接圧をクリーニング部材の電子写真感光
体への当接圧よりも大きくしたことを特徴とする第10
の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0016】本出願に係る第12の発明は前記端部シー
ルと電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する軌道
面との摩擦係数を、クリーニング部材と電子写真感光体
との摩擦係数よりも大となる端部シールを有することを
特徴とする第10の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
ルと電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する軌道
面との摩擦係数を、クリーニング部材と電子写真感光体
との摩擦係数よりも大となる端部シールを有することを
特徴とする第10の発明に記載のプロセスカートリッジ
である。
【0017】本出願に係る第13の発明は前記端部シー
ルに電子写真感光体に当接し電子写真感光体との間の摩
擦係数が大きな部材を取り付けたことを特徴とする第1
2の発明に記載のプロセスカートリッジである。
ルに電子写真感光体に当接し電子写真感光体との間の摩
擦係数が大きな部材を取り付けたことを特徴とする第1
2の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0018】本出願に係る第14の発明は前記端部シー
ルに電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する軌道
面を研磨する研磨部材を有することを特徴とする第10
の発明に記載のプロセスカートリッジである。
ルに電子写真感光体の現像間隙規制部材の当接する軌道
面を研磨する研磨部材を有することを特徴とする第10
の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0019】本出願に係る第15の発明は前記プロセス
カートリッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段
と現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
着脱可能とする第1から第14の発明の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジである。
カートリッジとは、帯電手段、またはクリーニング手段
と現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して
着脱可能とする第1から第14の発明の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジである。
【0020】本出願に係る第16の発明は前記プロセス
カートリッジとは帯電手段、クリーニング手段の少なく
とも1つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能と
する第1から第14の発明の何れか1つに記載のプロセ
スカートリッジである。
カートリッジとは帯電手段、クリーニング手段の少なく
とも1つと現像手段及び電子写真感光体とを一体的にカ
ートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能と
する第1から第14の発明の何れか1つに記載のプロセ
スカートリッジである。
【0021】本出願に係る第17の発明は前記プロセス
カートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とする第1から第14の発明の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジである。
カートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とする第1から第14の発明の何れか1つに記
載のプロセスカートリッジである。
【0022】本出願に係る第18の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子
写真画像形成装置において、a.ドラム状の電子写真感
光体と、前記電子写真感光体上に形成された潜像を現像
するため長手方向両端部に中間部より大径で電子写真感
光体に圧接される現像間隙規制部材を有する現像スリー
ブと、前記電子写真感光体及び現像スリーブを内蔵支持
するカートリッジ枠体と、を有し、前記、現像隙間規制
部材の接する電子写真感光体の軌道面を電子写真感光体
の画像形成領域表面よりもより多く摩耗させる軌道面縮
径手段を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に
装着するための装着手段と、b.前記記録媒体を搬送す
るための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
トリッジを着脱可能で、記録媒体に画像を形成する電子
写真画像形成装置において、a.ドラム状の電子写真感
光体と、前記電子写真感光体上に形成された潜像を現像
するため長手方向両端部に中間部より大径で電子写真感
光体に圧接される現像間隙規制部材を有する現像スリー
ブと、前記電子写真感光体及び現像スリーブを内蔵支持
するカートリッジ枠体と、を有し、前記、現像隙間規制
部材の接する電子写真感光体の軌道面を電子写真感光体
の画像形成領域表面よりもより多く摩耗させる軌道面縮
径手段を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に
装着するための装着手段と、b.前記記録媒体を搬送す
るための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写
真画像形成装置である。
【0023】本出願に係る第19の発明はプロセスカー
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、第2から第17の発明の何れ
か1つに記載のプロセスカートリッジを取り外し可能に
装着する装着手段と、前記記録媒体を搬送するための搬
送手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成
装置である。
トリッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写
真画像形成装置において、第2から第17の発明の何れ
か1つに記載のプロセスカートリッジを取り外し可能に
装着する装着手段と、前記記録媒体を搬送するための搬
送手段と、を有することを特徴とする電子写真画像形成
装置である。
【0024】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で
行うことができるので、格段に操作性を向上させること
ができた。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画
像形成装置において広く用いられている。
【0025】このようなプロセスカートリッジにあって
は、現像手段として現像スリーブが用いられており、現
像スリーブとドラム状とされた電子写真感光体との間に
は現像間隙(約300μm)を設けて現像スリーブと電
子写真感光体間に現像バイアス電圧を加えて、トナーを
現像スリーブ上から電子写真感光体上へ転移するように
している。この現像間隙を得るため、現像スリーブの両
端部に現像スリーブより大径のリング状の現像間隙規制
部材を電子写真感光体に圧接するようにしている。
は、現像手段として現像スリーブが用いられており、現
像スリーブとドラム状とされた電子写真感光体との間に
は現像間隙(約300μm)を設けて現像スリーブと電
子写真感光体間に現像バイアス電圧を加えて、トナーを
現像スリーブ上から電子写真感光体上へ転移するように
している。この現像間隙を得るため、現像スリーブの両
端部に現像スリーブより大径のリング状の現像間隙規制
部材を電子写真感光体に圧接するようにしている。
【0026】このようにし現像された電子写真感光体上
の現像像は記録媒体に転写された後、電子写真感光体上
に残留したトナーはクリーニング手段で除去される。ク
リーニング手段としては電子写真感光体に圧接するクリ
ーニングブレード、ファーブラシ等が用いられる。なお
クリーニングブレード両端部を密封するため端部シール
が用いられている。
の現像像は記録媒体に転写された後、電子写真感光体上
に残留したトナーはクリーニング手段で除去される。ク
リーニング手段としては電子写真感光体に圧接するクリ
ーニングブレード、ファーブラシ等が用いられる。なお
クリーニングブレード両端部を密封するため端部シール
が用いられている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に従って詳細に説明する。
に従って詳細に説明する。
【0028】次に本発明の好適な実施の形態について説
明する。以下の説明において、プロセスカートリッジB
の短手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体4
4へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致し
ている。またプロセスカートリッジBの長手方向とは、
プロセスカートリッジBを装置本体44へ着脱する方向
と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の
表面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差
(略直交)する方向である。また、プロセスカートリッ
ジに関し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体
を上から見て右または左である。
明する。以下の説明において、プロセスカートリッジB
の短手方向とは、プロセスカートリッジBを装置本体4
4へ着脱する方向であり、記録媒体の搬送方向と一致し
ている。またプロセスカートリッジBの長手方向とは、
プロセスカートリッジBを装置本体44へ着脱する方向
と交差する方向(略直交する方向)であり、記録媒体の
表面と平行であり、且つ、記録媒体の搬送方向と交差
(略直交)する方向である。また、プロセスカートリッ
ジに関し左右とは記録媒体の搬送方向に従って記録媒体
を上から見て右または左である。
【0029】(実施の形態1)まず実施の形態1に係る
プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成装
置について、図11乃至図14を参照して具体的に説明
する。
プロセスカートリッジ及びこれを装着可能な画像形成装
置について、図11乃至図14を参照して具体的に説明
する。
【0030】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ、以下、画像形成装置とい
う)Aは、図11に示すように、光学系31から画像情
報に基づいた情報光をドラム形状の電子写真感光体へ照
射して該感光体に潜像を形成し、この潜像を現像してト
ナー像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期し
て、記録媒体2を給紙カセット33aからピックアップ
ローラ33b及びこれに圧接する圧接部材33cで一枚
ずつ分離給送すると共に、搬送ローラ対33d、レジス
トローラ対33e等からなる搬送手段33で搬送し、且
つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された
前記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手段とし
ての転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体
2に転写し、その記録媒体2を搬送ベルト33fによっ
て定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ロー
ラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5cによ
って回転可能に支持された筒状シートで構成した定着回
転体5dからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒体
2を排出ローラ対33g,33hで搬送し、反転搬送経
路をして排出部36へと排出する如く構成している。
尚、この画像形成装置Aは、手差しトレイ33i及びロ
ーラ33jによって手差し給送も可能となっている。
(レーザービームプリンタ、以下、画像形成装置とい
う)Aは、図11に示すように、光学系31から画像情
報に基づいた情報光をドラム形状の電子写真感光体へ照
射して該感光体に潜像を形成し、この潜像を現像してト
ナー像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期し
て、記録媒体2を給紙カセット33aからピックアップ
ローラ33b及びこれに圧接する圧接部材33cで一枚
ずつ分離給送すると共に、搬送ローラ対33d、レジス
トローラ対33e等からなる搬送手段33で搬送し、且
つプロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された
前記電子写真感光体に形成したトナー像を転写手段とし
ての転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体
2に転写し、その記録媒体2を搬送ベルト33fによっ
て定着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ロー
ラ5aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5cによ
って回転可能に支持された筒状シートで構成した定着回
転体5dからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を
印加して転写トナー像を定着する。そしてこの記録媒体
2を排出ローラ対33g,33hで搬送し、反転搬送経
路をして排出部36へと排出する如く構成している。
尚、この画像形成装置Aは、手差しトレイ33i及びロ
ーラ33jによって手差し給送も可能となっている。
【0031】一方、前記プロセスカートリッジBは、電
子写真感光体と、電子写真感光体に形成された潜像を現
像する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナー
をクリーニングするためのクリーニング手段を少くとも
備えている。本実施の形態1のプロセスカートリッジB
は、図12に示すように、感光層を有する電子写真感光
体である感光体ドラム1を回転し、帯電手段である帯電
ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム1の表面を一
様に帯電し、この帯電した感光体ドラム1に対して前記
光学系31からの光像を開口部9を介して露光して潜像
を形成し、該潜像を現像手段10によって現像するよう
に構成している。
子写真感光体と、電子写真感光体に形成された潜像を現
像する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナー
をクリーニングするためのクリーニング手段を少くとも
備えている。本実施の形態1のプロセスカートリッジB
は、図12に示すように、感光層を有する電子写真感光
体である感光体ドラム1を回転し、帯電手段である帯電
ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム1の表面を一
様に帯電し、この帯電した感光体ドラム1に対して前記
光学系31からの光像を開口部9を介して露光して潜像
を形成し、該潜像を現像手段10によって現像するよう
に構成している。
【0032】前記現像手段10は、トナー収納部10a
のトナーを送り手段である回転可能な第1送り部材10
b1及び第2送り部材10b2で送り出し、固定磁石3
aを内蔵した現像回転体である現像スリーブ3を回転さ
せると共に、現像ブレード3bによって摩擦帯電電荷を
付与したトナー層を現像スリーブ3の表面に形成し、そ
のトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム1へ転移させ
ることによってトナー像を形成して可視像化するもので
ある。
のトナーを送り手段である回転可能な第1送り部材10
b1及び第2送り部材10b2で送り出し、固定磁石3
aを内蔵した現像回転体である現像スリーブ3を回転さ
せると共に、現像ブレード3bによって摩擦帯電電荷を
付与したトナー層を現像スリーブ3の表面に形成し、そ
のトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム1へ転移させ
ることによってトナー像を形成して可視像化するもので
ある。
【0033】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
に、感光体ドラム1のほぼ長手方向全長でその母線に圧
接するクリーニングブレード6によって感光体ドラム1
に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート1
1bによってすくい取り、廃トナー溜め11cへ集める
クリーニング手段11によって感光体ドラム1上の残留
トナーを除去するように構成している。
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
に、感光体ドラム1のほぼ長手方向全長でその母線に圧
接するクリーニングブレード6によって感光体ドラム1
に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート1
1bによってすくい取り、廃トナー溜め11cへ集める
クリーニング手段11によって感光体ドラム1上の残留
トナーを除去するように構成している。
【0034】尚、前記感光体ドラム1等の各部材は、現
像枠体12aとトナー枠体12b及び蓋部材12cを溶
着して一体化したトナー現像枠体12と、クリーニング
枠体43とをピン49で結合して構成したカートリッジ
枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体44に設
けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着され
る。前記ピン49によりトナー現像枠体12にクリーニ
ング枠体43を結合する際、現像枠体12aに一体に設
けたアーム部12dの根本とクリーニング枠体43から
一体に現像枠体12a上方へ延出した枠体連結カバー部
43eとの間に圧縮コイルばね50を縮設してある。
像枠体12aとトナー枠体12b及び蓋部材12cを溶
着して一体化したトナー現像枠体12と、クリーニング
枠体43とをピン49で結合して構成したカートリッジ
枠体に収納してカートリッジ化され、装置本体44に設
けたカートリッジ装着手段に対して着脱可能に装着され
る。前記ピン49によりトナー現像枠体12にクリーニ
ング枠体43を結合する際、現像枠体12aに一体に設
けたアーム部12dの根本とクリーニング枠体43から
一体に現像枠体12a上方へ延出した枠体連結カバー部
43eとの間に圧縮コイルばね50を縮設してある。
【0035】前記プロセスカートリッジBの着脱は図1
1に示す開閉部材45を開いて行う。カートリッジ装着
手段は、軸45aを中心にして開閉部材45を開くと、
図13に示すように、カートリッジ装着スペース左右両
側面にカートリッジ装着ガイド部材47が対向して取り
付けてあり、この左右ガイド部材47(一方は図示され
ないが溝中心は同形状)によってプロセスカートリッジ
Bを挿入するときのガイドとなるガイド溝46が対向し
て形成されている。そしてプロセスカートリッジBの長
手方向両側面に突出したボス38a(図14参照)を前
記ガイド溝46に沿わせて挿入し、前記ボス38aをガ
イド溝46の凹部36aに落とし込んで位置決めした
後、開閉部材45を閉じることによってプロセスカート
リッジBを画像形成装置Aに装着する。
1に示す開閉部材45を開いて行う。カートリッジ装着
手段は、軸45aを中心にして開閉部材45を開くと、
図13に示すように、カートリッジ装着スペース左右両
側面にカートリッジ装着ガイド部材47が対向して取り
付けてあり、この左右ガイド部材47(一方は図示され
ないが溝中心は同形状)によってプロセスカートリッジ
Bを挿入するときのガイドとなるガイド溝46が対向し
て形成されている。そしてプロセスカートリッジBの長
手方向両側面に突出したボス38a(図14参照)を前
記ガイド溝46に沿わせて挿入し、前記ボス38aをガ
イド溝46の凹部36aに落とし込んで位置決めした
後、開閉部材45を閉じることによってプロセスカート
リッジBを画像形成装置Aに装着する。
【0036】次に画像形成装置本体44からプロセスカ
ートリッジBへ駆動力を伝達する駆動力伝達機構である
カップリング手段の構成について説明する。
ートリッジBへ駆動力を伝達する駆動力伝達機構である
カップリング手段の構成について説明する。
【0037】図15は感光体ドラム1をプロセスカート
リッジBに取り付けた状態を示すカップリング部の縦断
面図である。
リッジBに取り付けた状態を示すカップリング部の縦断
面図である。
【0038】さて、図15に示すように、プロセスカー
トリッジBに取り付けられた感光体ドラム1の長手方向
一方端部にはカートリッジ側カップリング手段が設けて
ある。このカップリング手段は、感光体ドラム1の一方
端部に固着したドラムフランジ56にカップリング凸軸
57(円柱形状)を設けたものであり、前記凸軸57の
先端面に凸部57aが形成してある。なお、凸部57a
の端面57a1は凸軸57の端面と平行である。また、
この凸軸57は軸受58の軸受部58bに嵌合して、ド
ラム回転軸として機能する。そして本実施の形態では、
ドラムフランジ56とカップリング凸軸57及び凸部5
7aは一体に設けてある。そして、ドラムフランジ56
にはプロセスカートリッジB内部の現像スリーブ3に同
軸に固定された現像スリーブギア3c(図1参照)と噛
み合うはす歯のドラムギア1bが一体に設けてある。従
って、図15に示す通り、前記ドラムフランジ56はド
ラムギア1b、凸軸57及び凸部57aを有する一体成
型品であって、駆動力を伝達する機能を有する駆動力伝
達部品である。
トリッジBに取り付けられた感光体ドラム1の長手方向
一方端部にはカートリッジ側カップリング手段が設けて
ある。このカップリング手段は、感光体ドラム1の一方
端部に固着したドラムフランジ56にカップリング凸軸
57(円柱形状)を設けたものであり、前記凸軸57の
先端面に凸部57aが形成してある。なお、凸部57a
の端面57a1は凸軸57の端面と平行である。また、
この凸軸57は軸受58の軸受部58bに嵌合して、ド
ラム回転軸として機能する。そして本実施の形態では、
ドラムフランジ56とカップリング凸軸57及び凸部5
7aは一体に設けてある。そして、ドラムフランジ56
にはプロセスカートリッジB内部の現像スリーブ3に同
軸に固定された現像スリーブギア3c(図1参照)と噛
み合うはす歯のドラムギア1bが一体に設けてある。従
って、図15に示す通り、前記ドラムフランジ56はド
ラムギア1b、凸軸57及び凸部57aを有する一体成
型品であって、駆動力を伝達する機能を有する駆動力伝
達部品である。
【0039】そして、前記凸部57aの形状は、ねじれ
た多角柱であって、詳しくは断面がほぼ正三角形の柱で
軸方向に次第に回転方向にねじれた形状である。また、
前記凸部57aと嵌合する凹部59aは、断面が多角形
で軸方向に次第に回転方向にねじれた穴である。この凸
部57aと凹部59aはねじれのピッチがほぼ同一であ
り、同一方向にねじれている。まお、前記凹部59a
は、軸直角断面が略三角形である。そして、この凹部5
9aは、装置本体44に設けられた大ギア63と一体の
カップリング凹軸59bに設けられている。このカップ
リング凹軸59bは装置本体44に回転自在及び軸方向
移動自在に設けられている。そこで、本実施の形態の構
成においては、プロセスカートリッジBが装置本体44
に装着されて、凸部57aと装置本体44に設けられた
凹部59aとが嵌合して、凹部59aの回転力が凸部5
7aに伝達される際に、略正三角形の凸部57aの各稜
線と凹部59aの内面とが等しく当接するため互いに軸
芯が合致する。このため、カップリング凸部57aの外
接円の直径はカップリング凹部59aの内接円よりも大
きく、且つ、カップリング凹部59aの外接円よりも小
さく製作されている。更に、そのねじれ形状によって凹
部59aが凸部57aを引き寄せる方向に力が作用し
て、凸部端面57a1が凹部59aの底面59a1と当
接する。そこで、このカップリング部とドラムギア1b
に生ずるスラストは矢印d方向の同方向に働くから、前
記凸部57aと一体的になっいる感光体ドラム1は、画
像形成装置本体44内で軸方向の位置及びラジアル方向
の位置が安定して決まる。
た多角柱であって、詳しくは断面がほぼ正三角形の柱で
軸方向に次第に回転方向にねじれた形状である。また、
前記凸部57aと嵌合する凹部59aは、断面が多角形
で軸方向に次第に回転方向にねじれた穴である。この凸
部57aと凹部59aはねじれのピッチがほぼ同一であ
り、同一方向にねじれている。まお、前記凹部59a
は、軸直角断面が略三角形である。そして、この凹部5
9aは、装置本体44に設けられた大ギア63と一体の
カップリング凹軸59bに設けられている。このカップ
リング凹軸59bは装置本体44に回転自在及び軸方向
移動自在に設けられている。そこで、本実施の形態の構
成においては、プロセスカートリッジBが装置本体44
に装着されて、凸部57aと装置本体44に設けられた
凹部59aとが嵌合して、凹部59aの回転力が凸部5
7aに伝達される際に、略正三角形の凸部57aの各稜
線と凹部59aの内面とが等しく当接するため互いに軸
芯が合致する。このため、カップリング凸部57aの外
接円の直径はカップリング凹部59aの内接円よりも大
きく、且つ、カップリング凹部59aの外接円よりも小
さく製作されている。更に、そのねじれ形状によって凹
部59aが凸部57aを引き寄せる方向に力が作用し
て、凸部端面57a1が凹部59aの底面59a1と当
接する。そこで、このカップリング部とドラムギア1b
に生ずるスラストは矢印d方向の同方向に働くから、前
記凸部57aと一体的になっいる感光体ドラム1は、画
像形成装置本体44内で軸方向の位置及びラジアル方向
の位置が安定して決まる。
【0040】ここで、前記凸軸57及び凸部57aは、
前記ドラムフランジ56が感光体ドラム1の一端部に取
り付けられた際に、感光体ドラム1の軸芯と同軸上に位
置するようにドラムフランジ56に設けられている。な
お、56bは嵌合部であって、ドラムフランジ56を感
光体ドラム1に取り付ける際に、ドラム筒1dの内面に
嵌合する部分である。このドラムフランジ56は感光体
ドラム1に”かしめ”或は”接着”等によって取り付け
られる。また、ドラム筒1dの周囲には、感光層が被覆
されている。
前記ドラムフランジ56が感光体ドラム1の一端部に取
り付けられた際に、感光体ドラム1の軸芯と同軸上に位
置するようにドラムフランジ56に設けられている。な
お、56bは嵌合部であって、ドラムフランジ56を感
光体ドラム1に取り付ける際に、ドラム筒1dの内面に
嵌合する部分である。このドラムフランジ56は感光体
ドラム1に”かしめ”或は”接着”等によって取り付け
られる。また、ドラム筒1dの周囲には、感光層が被覆
されている。
【0041】また、プロセスカートリッジBのカップリ
ング凸軸57の凸部57aの回りには、凸軸57と同心
円の円筒形ボス58aがクリーニング枠体43に固定し
た軸受58に一体に設けられている。この円筒形中空の
ボス58aが凸部57aを取り囲むことによって、プロ
セスカートリッジBを着脱する際等にカップリング凸軸
57の凸部57aは保護され、外力による傷や変形等か
ら守られる。そこで、この凸部57aが損傷することが
なくカップリング駆動時のガタつきや振動を防止するこ
とができる。
ング凸軸57の凸部57aの回りには、凸軸57と同心
円の円筒形ボス58aがクリーニング枠体43に固定し
た軸受58に一体に設けられている。この円筒形中空の
ボス58aが凸部57aを取り囲むことによって、プロ
セスカートリッジBを着脱する際等にカップリング凸軸
57の凸部57aは保護され、外力による傷や変形等か
ら守られる。そこで、この凸部57aが損傷することが
なくカップリング駆動時のガタつきや振動を防止するこ
とができる。
【0042】装置本体44側の大ギア63は、はす歯ギ
アであって、このはす歯ギアは駆動源のモータにより回
転力を加えられるはす歯の小ギア62と噛合っており、
小ギア62から駆動力が伝達されたときに、凹軸59b
を凸軸57方向へ移動させる推力を発生させるようなね
じれ方向と傾斜角の歯を有している。これにより、画像
形成に際してモータを駆動すると、前記推力によって凹
軸59bが凸軸57方向へ移動して凹部59aと凸部5
7aとが係合する。
アであって、このはす歯ギアは駆動源のモータにより回
転力を加えられるはす歯の小ギア62と噛合っており、
小ギア62から駆動力が伝達されたときに、凹軸59b
を凸軸57方向へ移動させる推力を発生させるようなね
じれ方向と傾斜角の歯を有している。これにより、画像
形成に際してモータを駆動すると、前記推力によって凹
軸59bが凸軸57方向へ移動して凹部59aと凸部5
7aとが係合する。
【0043】尚、この実施の形態ではモータ軸及び小ギ
ア62から大ギア63へ直接駆動力を伝達しているが、
ギア列を用いて減速及び駆動伝達を行う、或はベルトと
プーリ、摩擦ローラ対、タイミングベルトとプーリなど
を用いてもよい。
ア62から大ギア63へ直接駆動力を伝達しているが、
ギア列を用いて減速及び駆動伝達を行う、或はベルトと
プーリ、摩擦ローラ対、タイミングベルトとプーリなど
を用いてもよい。
【0044】図1は感光体ドラム1と現像スリーブ3、
クリーニングブレード6を展開して模式的に示す平面図
である。
クリーニングブレード6を展開して模式的に示す平面図
である。
【0045】現像スリーブ3は長手方向の両端部に中間
部より大径で感光体ドラム1に圧接するリング状の現像
間隙規制部材(以下S−D間隙規制部材という)14が
設けてある。感光体ドラム1とS−D間隙規制部材14
の圧接力は前述の圧縮コイルばね50により得られる。
感光体ドラム1の画像形成領域1cと現像スリーブ3間
には300μm程度の現像隙間7があけられている。ド
ラムギア1bのピッチ円は感光体ドラム1の外径と同径
であり、現像スリーブギア3cのピッチ円はS−D間隙
規制部材14の直径と同径である。
部より大径で感光体ドラム1に圧接するリング状の現像
間隙規制部材(以下S−D間隙規制部材という)14が
設けてある。感光体ドラム1とS−D間隙規制部材14
の圧接力は前述の圧縮コイルばね50により得られる。
感光体ドラム1の画像形成領域1cと現像スリーブ3間
には300μm程度の現像隙間7があけられている。ド
ラムギア1bのピッチ円は感光体ドラム1の外径と同径
であり、現像スリーブギア3cのピッチ円はS−D間隙
規制部材14の直径と同径である。
【0046】前述のように装置本体44側のモータから
小ギア62が駆動されると大ギア63が回転されてカッ
プリング凹軸59bからカップリング凸軸57へ回転が
伝えられ、ドラムフランジ56が回転し感光体ドラム1
が回転すると共にドラムギア1bが回転し、ドラム1b
に噛み合っている現像スリーブギア3cが回転し、現像
スリーブギア3cが固定された現像スリーブ3が回転
し、S−D間隙規制部材14と感光体ドラム1は回転す
る。S−D間隙規制部材14が接する感光体ドラム1上
はS−D間隙規制部材14から見て軌道面1aとなる。
小ギア62が駆動されると大ギア63が回転されてカッ
プリング凹軸59bからカップリング凸軸57へ回転が
伝えられ、ドラムフランジ56が回転し感光体ドラム1
が回転すると共にドラムギア1bが回転し、ドラム1b
に噛み合っている現像スリーブギア3cが回転し、現像
スリーブギア3cが固定された現像スリーブ3が回転
し、S−D間隙規制部材14と感光体ドラム1は回転す
る。S−D間隙規制部材14が接する感光体ドラム1上
はS−D間隙規制部材14から見て軌道面1aとなる。
【0047】図1は、本発明を説明するためのものであ
り、感光体ドラム1、現像スリーブ3、クリーニングブ
レード6、感光体ドラム1と現像スリーブ3間にすきま
を生成するために現像スリーブ3よりも大径のリング状
のS−D間隙規制部材14、端部シール20の長手位置
関係を簡単に示した図である。ここで、S−D間隙とは
感光体ドラム1と現像スリーブ3の現像領域におけるす
きまをいう。本実施の形態ではクリーニングブレード6
は軌道面1aの外側の画像形成領域外まで延在し、端部
はカートリッジ枠体との間を端部シール20で密封して
いる。
り、感光体ドラム1、現像スリーブ3、クリーニングブ
レード6、感光体ドラム1と現像スリーブ3間にすきま
を生成するために現像スリーブ3よりも大径のリング状
のS−D間隙規制部材14、端部シール20の長手位置
関係を簡単に示した図である。ここで、S−D間隙とは
感光体ドラム1と現像スリーブ3の現像領域におけるす
きまをいう。本実施の形態ではクリーニングブレード6
は軌道面1aの外側の画像形成領域外まで延在し、端部
はカートリッジ枠体との間を端部シール20で密封して
いる。
【0048】本発明は、図中S−D間隙規制部材14の
幅に沿った点線で挟まれた軌道面1aに当接するクリー
ニングブレード6の斜線部分の当接圧を、他の長手部分
より大きくすることにより、積極的に軌道面1aを耐久
が進むにつれ削っているのである。つまり、寿命後半に
トナーや感光体ドラム1が劣化して画像濃度が低下して
くるところを、S−D間隙を徐々に狭めていくことによ
り、実質上現像スリーブ3と感光体ドラム1間にかかる
現像バイアスを大きくしていき、現像スリーブ3上のト
ナーを感光体ドラム1方向により多く飛ばして、濃度を
上げる方向にしている。当然ながら感光体ドラム1の素
管(アルミニウム等の金属材料)自身を削ることはでき
ないので、S−D間隙規制部材14は感光体ドラム1の
素管表面に感光体層が塗工されている部分に当接されて
いなければならない。即ち、感光体層は軌道面1aを含
めて画像形成領域1cに施される。
幅に沿った点線で挟まれた軌道面1aに当接するクリー
ニングブレード6の斜線部分の当接圧を、他の長手部分
より大きくすることにより、積極的に軌道面1aを耐久
が進むにつれ削っているのである。つまり、寿命後半に
トナーや感光体ドラム1が劣化して画像濃度が低下して
くるところを、S−D間隙を徐々に狭めていくことによ
り、実質上現像スリーブ3と感光体ドラム1間にかかる
現像バイアスを大きくしていき、現像スリーブ3上のト
ナーを感光体ドラム1方向により多く飛ばして、濃度を
上げる方向にしている。当然ながら感光体ドラム1の素
管(アルミニウム等の金属材料)自身を削ることはでき
ないので、S−D間隙規制部材14は感光体ドラム1の
素管表面に感光体層が塗工されている部分に当接されて
いなければならない。即ち、感光体層は軌道面1aを含
めて画像形成領域1cに施される。
【0049】方法としては、実施の形態1としてクリー
ニングブレード6の断面形状を示した図2及び図3で説
明すると、クリーニング枠体43に固定された金属板製
の支持部材13で支持されたクリーニングブレード6
は、支持部材13とクリーニングブレード6が型内で一
体成形されたものであり、図2が図1で云うところのク
リーニングブレード6斜線部の形状であり、その他の部
分が図3に示す形状となり、この2つの形状が図1のよ
うに長手方向でクリーニングブレード6先端hを一直線
に揃えた形でつながっている。図2は、当接圧を大きく
するために、少なくとも、クリーニングブレード6の先
端厚みdをeより大きくする必要がある。本実施の形態
1では、更に先端厚みに加え支持部材13に固着される
根本部6aも厚くして、全体の厚みを厚くすることでよ
り効果を上げている。
ニングブレード6の断面形状を示した図2及び図3で説
明すると、クリーニング枠体43に固定された金属板製
の支持部材13で支持されたクリーニングブレード6
は、支持部材13とクリーニングブレード6が型内で一
体成形されたものであり、図2が図1で云うところのク
リーニングブレード6斜線部の形状であり、その他の部
分が図3に示す形状となり、この2つの形状が図1のよ
うに長手方向でクリーニングブレード6先端hを一直線
に揃えた形でつながっている。図2は、当接圧を大きく
するために、少なくとも、クリーニングブレード6の先
端厚みdをeより大きくする必要がある。本実施の形態
1では、更に先端厚みに加え支持部材13に固着される
根本部6aも厚くして、全体の厚みを厚くすることでよ
り効果を上げている。
【0050】クリーニングブレード6先端厚みを厚くす
る範囲としては、S−D間隙規制部材14が感光体ドラ
ム1に接している幅を全て削らなければ無意味なので、
S−D間隙規制部材14の幅に加え、取り付け位置の誤
差やクリーニングブレード6先端の厚みを厚くした効果
がおよぶ範囲を考慮し、S−D間隙規制部材14の幅よ
り大きくしなければならない。
る範囲としては、S−D間隙規制部材14が感光体ドラ
ム1に接している幅を全て削らなければ無意味なので、
S−D間隙規制部材14の幅に加え、取り付け位置の誤
差やクリーニングブレード6先端の厚みを厚くした効果
がおよぶ範囲を考慮し、S−D間隙規制部材14の幅よ
り大きくしなければならない。
【0051】よって、上記のような方法でS−D間隙規
制部材14が感光体ドラム1に当接する表面を当接しな
い部分より積極的に削ることにより、従来なら寿命後半
に濃度低下をしていた耐久枚数に到達しても画像濃度の
低下は耐久が進むにつれ、S−D間隙を小さくしていく
ので防止できるようになった。つまり、クリーニングブ
レード6の構成を変更するだけて寿命を長くすることが
できる。この方法は、型内成形を行なう一体成形に適し
ている。
制部材14が感光体ドラム1に当接する表面を当接しな
い部分より積極的に削ることにより、従来なら寿命後半
に濃度低下をしていた耐久枚数に到達しても画像濃度の
低下は耐久が進むにつれ、S−D間隙を小さくしていく
ので防止できるようになった。つまり、クリーニングブ
レード6の構成を変更するだけて寿命を長くすることが
できる。この方法は、型内成形を行なう一体成形に適し
ている。
【0052】(実施の形態2)図4及び図5は実施の形
態2を示したものであり、上記と同様のS−D間隙規制
部材14当接部にあたるクリーニングブレード6の図1
中斜線部の当接圧を他の長手当接部より大きくしたもの
である。
態2を示したものであり、上記と同様のS−D間隙規制
部材14当接部にあたるクリーニングブレード6の図1
中斜線部の当接圧を他の長手当接部より大きくしたもの
である。
【0053】本実施の形態では、当接圧を長手で一様に
しない方法としてクリーニングブレード6のエッジ6b
から支持部材13に拘束されている位置まで自由長f,
gを、図4及び図5のように変えている。
しない方法としてクリーニングブレード6のエッジ6b
から支持部材13に拘束されている位置まで自由長f,
gを、図4及び図5のように変えている。
【0054】図4は、支持部材13に接着されたクリー
ニングブレード6が示されている。支持部材13の形状
を図4のように通紙方向でS−D間隙規制部材14の位
置と一致する位置において、他の部分からクリーニング
ブレード6先端へ向って突出部13aを設けることで、
S−D間隙規制部材14の当接部にあたる軌道面1aに
接するクリーニングブレード6の自由長fを、その他の
部分の自由長gより短くして、クリーニングブレード6
の軌道面1aへの当接圧を上げている。
ニングブレード6が示されている。支持部材13の形状
を図4のように通紙方向でS−D間隙規制部材14の位
置と一致する位置において、他の部分からクリーニング
ブレード6先端へ向って突出部13aを設けることで、
S−D間隙規制部材14の当接部にあたる軌道面1aに
接するクリーニングブレード6の自由長fを、その他の
部分の自由長gより短くして、クリーニングブレード6
の軌道面1aへの当接圧を上げている。
【0055】このようにすることにより、画像領域内の
感光体ドラム1表面にはほとんどそのままに軌道面1a
及びその近傍のみ積極的に削ることができ、結果的に、
画像濃度の低下を防止でき長寿命化が計れる。
感光体ドラム1表面にはほとんどそのままに軌道面1a
及びその近傍のみ積極的に削ることができ、結果的に、
画像濃度の低下を防止でき長寿命化が計れる。
【0056】ここでも、上記と同様に積極的に削りたい
幅よりも自由長fの部分の幅Wを広くとっておく必要が
ある。
幅よりも自由長fの部分の幅Wを広くとっておく必要が
ある。
【0057】図5は、図4と同様の方法で前述の突出部
13aを含め支持部材13の両端部まで突出部13bを
設けクリーニングブレード6の感光体ドラム1に対する
当接圧を両端部で増加させているが、端部全部が自由長
fを中央部の自由長gより短くさせているところが異な
る。この場合、支持部材13の形状の簡略化で成形しや
すいのに加えて、感光体ドラム1の端部は感光層がない
ので当接圧を低くするための目的にはラフに設定でき
る。
13aを含め支持部材13の両端部まで突出部13bを
設けクリーニングブレード6の感光体ドラム1に対する
当接圧を両端部で増加させているが、端部全部が自由長
fを中央部の自由長gより短くさせているところが異な
る。この場合、支持部材13の形状の簡略化で成形しや
すいのに加えて、感光体ドラム1の端部は感光層がない
ので当接圧を低くするための目的にはラフに設定でき
る。
【0058】本実施の形態例は、接着タイプのクリーニ
ングブレード6で説明したが、当然ながら一体成形でも
良いし、挟み込みのクリーニングブレード6でも良い。
ングブレード6で説明したが、当然ながら一体成形でも
良いし、挟み込みのクリーニングブレード6でも良い。
【0059】(実施の形態3)図6は、実施の形態3を
示しており、クリーニング部材として軸15の周囲に植
毛したファーブラシ16を用いた場合である。上記のよ
うにS−D間隙規制部材14が感光体ドラム1に当接し
ている軌道面1aにあたるファーブラシ17の当接部
(矢印h,i)の植毛密度を他の長手部分より大きくす
ることで摺擦機会を増やしている。そこで、植毛密度と
いう点では、図6は植毛の間隔を調整することで植毛密
度を変えているが、ファーブラシ17の植毛の太さを変
えても同様に調整できる。この場合、上記同一円周上に
あたるファーブラシ17の植毛の太さは、他の部分より
太くする。
示しており、クリーニング部材として軸15の周囲に植
毛したファーブラシ16を用いた場合である。上記のよ
うにS−D間隙規制部材14が感光体ドラム1に当接し
ている軌道面1aにあたるファーブラシ17の当接部
(矢印h,i)の植毛密度を他の長手部分より大きくす
ることで摺擦機会を増やしている。そこで、植毛密度と
いう点では、図6は植毛の間隔を調整することで植毛密
度を変えているが、ファーブラシ17の植毛の太さを変
えても同様に調整できる。この場合、上記同一円周上に
あたるファーブラシ17の植毛の太さは、他の部分より
太くする。
【0060】ファーブラシ16は、通常感光体ドラム1
との接触部における周面の移動方向が感光体ドラム1の
周面の移動方向とは逆方向になるように感光体ドラム1
と同方向に回転するように駆動をかけて転写残トナーを
感光体ドラム1表面から掻き取っており、ファーブラシ
16による感光体ドラム1の削れは、ファーブラシ16
と感光体ドラム1との接触回数と接触面積に比例する。
よって、植毛密度を大きくすることは、削れを促進する
のに非常に効果的である。
との接触部における周面の移動方向が感光体ドラム1の
周面の移動方向とは逆方向になるように感光体ドラム1
と同方向に回転するように駆動をかけて転写残トナーを
感光体ドラム1表面から掻き取っており、ファーブラシ
16による感光体ドラム1の削れは、ファーブラシ16
と感光体ドラム1との接触回数と接触面積に比例する。
よって、植毛密度を大きくすることは、削れを促進する
のに非常に効果的である。
【0061】また、上記でクリーニングブレード6を用
いて様々な実施の形態を説明してきたが、上記は、いず
れも、ファーブラシ16に適用することができる。例え
ば、当接圧を上記軌道面1aに当接しているファーブラ
シ18(矢印h,i)の植毛の長さは、図7に示すよう
に他の部分より植毛の自由長を長くすることで感光体ド
ラム1への接触圧を増大する。更に、図8では、矢印
h,iの範囲の円周上にあたる部分のファーブラシ16
の先端にはコートせず、その他の長手部分に摩擦係数の
小さい材料をコート19aして少なくとも画像領域内で
は摺擦力を軽減して寿命を長くし、S−D間隙規制部材
14の当接部では感光体ドラム1表面の削れを相対的に
促進するようにすることができる。また、上記軌道面1
a以外に当接するファーブラシ19先端のみを球形処理
してファーブラシ16の軌道面1aに当接する部分は処
理しないで軌道面1aを傷つけ易くして感光体ドラム1
表面の削れ量に差をつけても効果がある。
いて様々な実施の形態を説明してきたが、上記は、いず
れも、ファーブラシ16に適用することができる。例え
ば、当接圧を上記軌道面1aに当接しているファーブラ
シ18(矢印h,i)の植毛の長さは、図7に示すよう
に他の部分より植毛の自由長を長くすることで感光体ド
ラム1への接触圧を増大する。更に、図8では、矢印
h,iの範囲の円周上にあたる部分のファーブラシ16
の先端にはコートせず、その他の長手部分に摩擦係数の
小さい材料をコート19aして少なくとも画像領域内で
は摺擦力を軽減して寿命を長くし、S−D間隙規制部材
14の当接部では感光体ドラム1表面の削れを相対的に
促進するようにすることができる。また、上記軌道面1
a以外に当接するファーブラシ19先端のみを球形処理
してファーブラシ16の軌道面1aに当接する部分は処
理しないで軌道面1aを傷つけ易くして感光体ドラム1
表面の削れ量に差をつけても効果がある。
【0062】以上のように、クリーニングブレード6の
場合と同様にS−D間隙規制部材14の当接部を積極的
に削る方法と、あえて上記軌道面1aを削る方法を採ら
なくとも、その他の長手部分の削れを軽減させるように
差をつけることで、感光体ドラム1の寿命を延ばしつつ
濃度低下をS−D間隙で調整して防止することができ
る。
場合と同様にS−D間隙規制部材14の当接部を積極的
に削る方法と、あえて上記軌道面1aを削る方法を採ら
なくとも、その他の長手部分の削れを軽減させるように
差をつけることで、感光体ドラム1の寿命を延ばしつつ
濃度低下をS−D間隙で調整して防止することができ
る。
【0063】(実施の形態4)図9は、実施の形態4を
示しており、クリーニングブレード6とS−D間隙規制
部材14の長手方向の位置が上記までの実施の形態と異
なり、クリーニングブレード6の長手領域外の相当する
位置にS−D間隙規制部材14が当接されているもので
ある。即ち、クリーニングブレード6は感光体ドラム1
の画像形成領域1cの長さとほぼ等しい。この場合、S
−D間隙規制部材14が当接する部分の感光体ドラム1
表面を積極的に削る方法はクリーニングブレード6の両
端部の外側に設置されており、掻き取ったトナーを容器
状のクリーニング枠体43外に漏らさないようにするた
めの端部シール20部分に機能させることにする。
示しており、クリーニングブレード6とS−D間隙規制
部材14の長手方向の位置が上記までの実施の形態と異
なり、クリーニングブレード6の長手領域外の相当する
位置にS−D間隙規制部材14が当接されているもので
ある。即ち、クリーニングブレード6は感光体ドラム1
の画像形成領域1cの長さとほぼ等しい。この場合、S
−D間隙規制部材14が当接する部分の感光体ドラム1
表面を積極的に削る方法はクリーニングブレード6の両
端部の外側に設置されており、掻き取ったトナーを容器
状のクリーニング枠体43外に漏らさないようにするた
めの端部シール20部分に機能させることにする。
【0064】具体的には、S−D間隙規制部材14が感
光体ドラム1に当接する軌道面1aに当接する端部シー
ル20の当接表面にS−D間隙規制部材14の幅以上の
幅で摩擦係数の大きい摺動部材21、もしくは、端部シ
ール20表面より感光体ドラム1を削るのに研磨性の大
きい摺動部材21を、通常発泡ポリウレタン等でできた
端部シール20の表面に数10μm〜数100μmの厚
みで貼ればよい。例えば、摩擦係数を上げ削る方法とし
ては、端部シール20の発泡密度を全体的になるべく大
きく設定する方法があり、これは同時にシール性を高め
る点でメリットを生じるが、駆動系全体としてのトルク
を下げる意味でも不必要な部分はトルクを上げる方向に
はしたくないため、削りたい部分だけ研磨できる摺動部
材21として貼り付ける方が良い。そこで、例えば発泡
していないウレタンゴムを摩擦係数の大きいものとして
そのまま貼り付けて削る方法や人工皮革等の例えば「エ
クセーヌ」(商品名)の繊維が感光体ドラム1表面を削
るように繊維質が硬い材料を貼り付けて研磨性を上げて
も良い。特にトルクを上げずに研磨できるという点では
後者の方が総合的に優れている。
光体ドラム1に当接する軌道面1aに当接する端部シー
ル20の当接表面にS−D間隙規制部材14の幅以上の
幅で摩擦係数の大きい摺動部材21、もしくは、端部シ
ール20表面より感光体ドラム1を削るのに研磨性の大
きい摺動部材21を、通常発泡ポリウレタン等でできた
端部シール20の表面に数10μm〜数100μmの厚
みで貼ればよい。例えば、摩擦係数を上げ削る方法とし
ては、端部シール20の発泡密度を全体的になるべく大
きく設定する方法があり、これは同時にシール性を高め
る点でメリットを生じるが、駆動系全体としてのトルク
を下げる意味でも不必要な部分はトルクを上げる方向に
はしたくないため、削りたい部分だけ研磨できる摺動部
材21として貼り付ける方が良い。そこで、例えば発泡
していないウレタンゴムを摩擦係数の大きいものとして
そのまま貼り付けて削る方法や人工皮革等の例えば「エ
クセーヌ」(商品名)の繊維が感光体ドラム1表面を削
るように繊維質が硬い材料を貼り付けて研磨性を上げて
も良い。特にトルクを上げずに研磨できるという点では
後者の方が総合的に優れている。
【0065】つまり、端部シール20は本来の機能を十
分保ちつつ、一方では感光体ドラム1表面を削るという
機能も果たすことができるのである。当然ながら材料を
上記の材料に限るものではなく、貼り付ける材料の選択
には自由度があり、選択した材料次第で削れ量をある程
度制御することもできる。
分保ちつつ、一方では感光体ドラム1表面を削るという
機能も果たすことができるのである。当然ながら材料を
上記の材料に限るものではなく、貼り付ける材料の選択
には自由度があり、選択した材料次第で削れ量をある程
度制御することもできる。
【0066】(実施の形態5)図10は、実施の形態5
を示しており、各部材の長手関係は実施の形態4と同様
でクリーニングブレード6の長手領域外にS−D間隙規
制部材14が感光体ドラム1の表面に圧接されている場
合である。そこで、特に図10は端部シール20に注目
したものである。
を示しており、各部材の長手関係は実施の形態4と同様
でクリーニングブレード6の長手領域外にS−D間隙規
制部材14が感光体ドラム1の表面に圧接されている場
合である。そこで、特に図10は端部シール20に注目
したものである。
【0067】本実施の形態は当然ながら研磨部材22の
当接幅はS−D間隙規制部材14の幅より広くしてお
り、研磨方法としては、端部シール20の感光体ドラム
1に接している周方向の長さの一部で感光体ドラム1へ
の当接圧を上げて研磨する方法を採っている。
当接幅はS−D間隙規制部材14の幅より広くしてお
り、研磨方法としては、端部シール20の感光体ドラム
1に接している周方向の長さの一部で感光体ドラム1へ
の当接圧を上げて研磨する方法を採っている。
【0068】上記同様、端部シール20全体の当接圧を
上げて研磨する方法はあるが、上記のように不必要な圧
は過剰な負荷を駆動系に与えるために、必要なところだ
け一部当接圧を上げることは非常に有効である。具体的
な方法としては、通常の端部シール20表面にシールと
同一もしくは、別材料で同様な発泡系の材料を貼り付け
て、一部厚みを増すことにより当接圧を上げて削れを促
進している。本実施の形態で注意する点は、当接圧を上
げる方法として厚みのある発泡研磨部材22を重ね貼り
しているので、感光体ドラム1の表面と端部シール20
の間に隙間が生じ易いところにある。これを防止する方
法としては、端部シール20自身をシール性を損なわな
い範囲で発泡密度を小さくして軟らかくすれば良い。つ
まり、端部シール20表面に貼り付けた発泡研磨部材2
2で端部シール20が感光体ドラム1表面から離れる方
向に変形するが、端部シール20の材料を軟らかくして
おけば変形をある程度吸収することができるのでシール
性を損なわずに感光体ドラム1を削ることができる。つ
まり、発泡研磨部材22は固く、端部シール20は軟ら
かく構成するように堅さに差を設けなければならない。
更に、発泡研磨部材22の大きさがシール性を保たせる
には重要であり、感光体ドラム1の回転方向の幅は、端
部シール20と感光体ドラム1の表面が接する長さLの
内少しでも接していれば機能するので、感光体ドラム1
の径にもよるが発泡研磨部材22の感光体ドラム1の周
面の移動方向の幅L1は2mm程度あれば研磨部材とし
て十分機能する。また、発泡研磨部材22の厚みは堅さ
によるが2mm程度でつぶして使用した方がシール性を
保つ意味では良好な結果が得られる。
上げて研磨する方法はあるが、上記のように不必要な圧
は過剰な負荷を駆動系に与えるために、必要なところだ
け一部当接圧を上げることは非常に有効である。具体的
な方法としては、通常の端部シール20表面にシールと
同一もしくは、別材料で同様な発泡系の材料を貼り付け
て、一部厚みを増すことにより当接圧を上げて削れを促
進している。本実施の形態で注意する点は、当接圧を上
げる方法として厚みのある発泡研磨部材22を重ね貼り
しているので、感光体ドラム1の表面と端部シール20
の間に隙間が生じ易いところにある。これを防止する方
法としては、端部シール20自身をシール性を損なわな
い範囲で発泡密度を小さくして軟らかくすれば良い。つ
まり、端部シール20表面に貼り付けた発泡研磨部材2
2で端部シール20が感光体ドラム1表面から離れる方
向に変形するが、端部シール20の材料を軟らかくして
おけば変形をある程度吸収することができるのでシール
性を損なわずに感光体ドラム1を削ることができる。つ
まり、発泡研磨部材22は固く、端部シール20は軟ら
かく構成するように堅さに差を設けなければならない。
更に、発泡研磨部材22の大きさがシール性を保たせる
には重要であり、感光体ドラム1の回転方向の幅は、端
部シール20と感光体ドラム1の表面が接する長さLの
内少しでも接していれば機能するので、感光体ドラム1
の径にもよるが発泡研磨部材22の感光体ドラム1の周
面の移動方向の幅L1は2mm程度あれば研磨部材とし
て十分機能する。また、発泡研磨部材22の厚みは堅さ
によるが2mm程度でつぶして使用した方がシール性を
保つ意味では良好な結果が得られる。
【0069】本実施の形態も発泡研磨部材22の上記回
転方向の幅や厚みや発泡密度を調整すれば、削れ量を制
御できる。
転方向の幅や厚みや発泡密度を調整すれば、削れ量を制
御できる。
【0070】(他の実施の形態)上述は感光体ドラム1
の軌道面1aと摺擦して格別に摩耗させる軌道面縮径手
段は、クリーニングブレードまたはクリーニングブラシ
もしくは端部シール20が兼ねている。しかしこれに限
定する必要はなく、独立して軌道面1aと摺擦する軌道
面縮径手段を設けてもよい。
の軌道面1aと摺擦して格別に摩耗させる軌道面縮径手
段は、クリーニングブレードまたはクリーニングブラシ
もしくは端部シール20が兼ねている。しかしこれに限
定する必要はなく、独立して軌道面1aと摺擦する軌道
面縮径手段を設けてもよい。
【0071】
【実施例】実施の形態に併記した。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ドラム状の電子写真感光体と現像スリーブの間隙を調整
する現像間隙規制部材が当接されている電子写真感光体
の軌道面の表面を積極的に削ることにより、トナーや電
子写真感光体の劣化による寿命後半の濃度低下を防ぐ。
更に、プロセスカートリッジの寿命を同一構成でトナー
容量を増やすだけで延ばしたいときは、本発明を盛り込
めば寿命に合わせた形で容易に長寿命化が計れて画像濃
度の低下を防ぐという連鎖的な開発が可能になり、結果
として効率の良い開発が行える。そして、長期的に常に
良好な画像を得ることができる。
ドラム状の電子写真感光体と現像スリーブの間隙を調整
する現像間隙規制部材が当接されている電子写真感光体
の軌道面の表面を積極的に削ることにより、トナーや電
子写真感光体の劣化による寿命後半の濃度低下を防ぐ。
更に、プロセスカートリッジの寿命を同一構成でトナー
容量を増やすだけで延ばしたいときは、本発明を盛り込
めば寿命に合わせた形で容易に長寿命化が計れて画像濃
度の低下を防ぐという連鎖的な開発が可能になり、結果
として効率の良い開発が行える。そして、長期的に常に
良好な画像を得ることができる。
図面は何れも本発明の実施の形態を示し
【図1】本発明を説明するための展開平面図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るクリーニングブレ
ードの縦断面図である。
ードの縦断面図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るクリーニングブレ
ードの縦断面図である。
ードの縦断面図である。
【図4】本発明の実施の形態2に係るクリーニングブレ
ードの平面図である。
ードの平面図である。
【図5】本発明の実施の形態2に係るクリーニングブレ
ードの平面図である。
ードの平面図である。
【図6】本発明の実施の形態3に係るファーブラシを用
いた場合の縦断面図である。
いた場合の縦断面図である。
【図7】本発明の実施の形態3に係るファーブラシを用
いた場合の縦断面図である。
いた場合の縦断面図である。
【図8】本発明の実施の形態3に係るファーブラシを用
いた場合の縦断面図である。
いた場合の縦断面図である。
【図9】本発明の実施の形態4に係る端部シールによる
場合を示した展開平面図である。
場合を示した展開平面図である。
【図10】本発明の実施の形態5に係る端部シールによ
る場合を示した平面図である。
る場合を示した平面図である。
【図11】画像形成装置の縦断面図である。
【図12】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図13】装置本体のカートリッジ装着部を示す斜視図
である。
である。
【図14】プロセスカートリッジの右側面図である。
【図15】プロセスカートリッジへの装置本体からの駆
動入力手段を示す縦断面図である。
動入力手段を示す縦断面図である。
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ 1…感光体ドラム 1a…軌道面 1b…ドラムギア
1c…画像形成領域 1d…ドラム筒 2…記録媒体 3…現像スリーブ 3a…固定磁石 3b…現像ブレー
ド 3c…現像スリーブギア 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…クリーニングブレード 6a…根本部 6…エッジ 7…現像隙間 8…帯電ローラ 9…開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1…第
1送り部材 10b2…第2送り部材 11…クリーニング手段 11b…スクイシート 11
c…廃トナー溜め 12…トナー現像枠体 12a…現像枠体 12b…ト
ナー枠体 12c…蓋部材 12d…アーム部 13…支持部材 13a,13b…突出部 14…S−D間隙規制部材 15…軸 16…ファーブラシ 17…対軌道ファーブラシ 18…対軌道ファーブラシ 19…ファーブラシ 19a…コート 20…端部シール 21…摺動部材 22…研磨部材 31…光学系 33…搬送手段 33a…給紙カセット 33b…ピッ
クアップローラ 33c…圧接部材 33d…搬送ロー
ラ対 33e…レジストローラ対 33f…搬送ベルト
33g,33h…排出ローラ対 33i…手差しトレ
イ 33j…ローラ 36…排出部 38…軸受 38a…ボス 43…クリーニング枠体 43e…連結カバー部 44…装置本体 45…開閉部材 45a…軸 46…ガイド溝 46a…凹部 47…ガイド部材 49…ピン 50…圧縮コイルばね 56…ドラムフランジ 56b…嵌合部 57…カップリング凸軸 57a…凸部 57a1…凸
部端面 58…軸受 58a…円筒形ボス 58b…軸受部 59a…凹部 59a1…底面 59b…カップリング
凹軸 62…小ギア 63…大ギア
1c…画像形成領域 1d…ドラム筒 2…記録媒体 3…現像スリーブ 3a…固定磁石 3b…現像ブレー
ド 3c…現像スリーブギア 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c
…支持体 5d…定着回転体 6…クリーニングブレード 6a…根本部 6…エッジ 7…現像隙間 8…帯電ローラ 9…開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1…第
1送り部材 10b2…第2送り部材 11…クリーニング手段 11b…スクイシート 11
c…廃トナー溜め 12…トナー現像枠体 12a…現像枠体 12b…ト
ナー枠体 12c…蓋部材 12d…アーム部 13…支持部材 13a,13b…突出部 14…S−D間隙規制部材 15…軸 16…ファーブラシ 17…対軌道ファーブラシ 18…対軌道ファーブラシ 19…ファーブラシ 19a…コート 20…端部シール 21…摺動部材 22…研磨部材 31…光学系 33…搬送手段 33a…給紙カセット 33b…ピッ
クアップローラ 33c…圧接部材 33d…搬送ロー
ラ対 33e…レジストローラ対 33f…搬送ベルト
33g,33h…排出ローラ対 33i…手差しトレ
イ 33j…ローラ 36…排出部 38…軸受 38a…ボス 43…クリーニング枠体 43e…連結カバー部 44…装置本体 45…開閉部材 45a…軸 46…ガイド溝 46a…凹部 47…ガイド部材 49…ピン 50…圧縮コイルばね 56…ドラムフランジ 56b…嵌合部 57…カップリング凸軸 57a…凸部 57a1…凸
部端面 58…軸受 58a…円筒形ボス 58b…軸受部 59a…凹部 59a1…底面 59b…カップリング
凹軸 62…小ギア 63…大ギア
Claims (19)
- 【請求項1】 画像形成装置に着脱可能なプロセスカー
トリッジにおいて、 ドラム状の電子写真感光体と、 前記電子写真感光体上に形成された潜像を現像するため
長手方向両端部に中間部より大径で電子写真感光体に圧
接される現像間隙規制部材を有する現像スリーブと、 前記電子写真感光体及び現像スリーブを圧接可能に支持
するカートリッジ枠体と、を有し、前記現像隙間規制部
材の当接する電子写真感光体の軌道面に摺擦して電子写
真感光体の画像形成領域表面よりも多く摩耗させる軌道
面縮径手段を有することを特徴とするプロセスカートリ
ッジ。 - 【請求項2】 電子写真感光体上に転写後残留したトナ
ーをクリーニングするため電子写真感光体に圧接するク
リーニング部材を備え、軌道面縮径手段はクリーニング
部材が有することを特徴とする請求項1に記載のプロセ
スカートリッジ。 - 【請求項3】 前記クリーニング部材の電子写真感光体
の現像間隙規制部材の接する軌道面に対しての当接圧を
電子写真感光体の画像形成領域への当接圧よりも大きく
したことを特徴とする請求項2に記載のプロセスカート
リッジ。 - 【請求項4】 前記クリーニング部材はクリーニングブ
レードであって、クリーニングブレードの厚さを変える
ことにより前記各当接圧の大きさを変更してあることを
特徴とする請求項3に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項5】 前記クリーニング部材はクリーニングブ
レードであって、前記クリーニングブレードは電子写真
感光体の軸方向に平行なエッジを有し、クリーニングブ
レードの支持部材と前記エッジ間の自由長を異にして前
記各当接圧を変更してあることを特徴とする請求項3に
記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項6】 前記クリーニング部材はファーブラシで
あって、植毛の密度または太さを異にすることにより前
記各当接圧を変更してあることを特徴とする請求項3に
記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項7】 前記クリーニング部材はファーブラシで
あって、植毛の長さを異にして前記各当接圧を変更して
あることを特徴とする請求項3に記載のプロセスカート
リッジ。 - 【請求項8】 前記クリーニング部材と電子写真感光体
の現像間隙規制部材の当接する軌道面との摩擦係数を、
クリーニング部材と電子写真感光体の画像形成領域との
摩擦係数よりも大となるクリーニング部材を有すること
を特徴とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項9】 前記クリーニング部材はファーブラシで
あって電子写真感光体の画像形成領域に接する植毛の先
端に減摩材でコートをしたことを特徴とする請求項8に
記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項10】 電子写真感光体上に転写後残留したト
ナーをクリーニングするため電子写真感光体の画像形成
領域に作用するクリーニング部材と、 前記クリーニング部材の両端部とカートリッジ枠体との
間を密封する端部シールと、を有し、軌道面縮径手段は
端部シールに備えたことを特徴とする請求項1に記載の
プロセスカートリッジ。 - 【請求項11】 前記端部シールの電子写真感光体の現
像間隙規制部材の当接する軌道面に対しての当接圧をク
リーニング部材の電子写真感光体への当接圧よりも大き
くしたことを特徴とする請求項10に記載のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項12】 前記端部シールと電子写真感光体の現
像間隙規制部材の当接する軌道面との摩擦係数を、クリ
ーニング部材と電子写真感光体との摩擦係数よりも大と
なる端部シールを有することを特徴とする請求項10に
記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項13】 前記端部シールに電子写真感光体に当
接し電子写真感光体との間の摩擦係数が大きな部材を取
り付けたことを特徴とする請求項12に記載のプロセス
カートリッジ。 - 【請求項14】 前記端部シールに電子写真感光体の現
像間隙規制部材の当接する軌道面を研磨する研磨部材を
有することを特徴とする請求項10に記載のプロセスカ
ートリッジ。 - 【請求項15】 前記プロセスカートリッジとは、帯電
手段、またはクリーニング手段と現像手段及び電子写真
感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする請求項1
から14の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項16】 前記プロセスカートリッジとは帯電手
段、クリーニング手段の少なくとも1つと現像手段及び
電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形
成装置本体に対して着脱可能とする請求項1から14の
何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項17】 前記プロセスカートリッジとは、少な
くとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とする請求項1
から14の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。 - 【請求項18】 プロセスカートリッジを着脱可能で、
記録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
て、 a.ドラム状の電子写真感光体と、 前記電子写真感光体上に形成された潜像を現像するため
長手方向両端部に中間部より大径で電子写真感光体に圧
接される現像間隙規制部材を有する現像スリーブと、 前記電子写真感光体及び現像スリーブを内蔵支持するカ
ートリッジ枠体と、を有し、前記、現像隙間規制部材の
接する電子写真感光体の軌道面を電子写真感光体の画像
形成領域表面よりもより多く摩耗させる軌道面縮径手段
を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
るための装着手段と、 b.前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。 - 【請求項19】 プロセスカートリッジを着脱可能で記
録媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置におい
て、 請求項2から17の何れか1つに記載のプロセスカート
リッジを取り外し可能に装着する装着手段と、 前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、を有するこ
とを特徴とする電子写真画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8293237A JPH10123916A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8293237A JPH10123916A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10123916A true JPH10123916A (ja) | 1998-05-15 |
Family
ID=17792215
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8293237A Pending JPH10123916A (ja) | 1996-10-15 | 1996-10-15 | プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10123916A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6963706B2 (en) * | 2002-04-17 | 2005-11-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
JP2011242597A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
CN108828911A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-11-16 | 浙江普崎数码科技有限公司 | 一种便于收集纸张的数码打印机 |
-
1996
- 1996-10-15 JP JP8293237A patent/JPH10123916A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6963706B2 (en) * | 2002-04-17 | 2005-11-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus |
CN100339773C (zh) * | 2002-04-17 | 2007-09-26 | 佳能株式会社 | 处理盒和电摄影成像设备 |
JP2011242597A (ja) * | 2010-05-18 | 2011-12-01 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、プロセスカートリッジ、及び、画像形成装置 |
CN108828911A (zh) * | 2018-05-07 | 2018-11-16 | 浙江普崎数码科技有限公司 | 一种便于收集纸张的数码打印机 |
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