JP2011242197A - バーンインボード、バーンイン装置、及び、バーンインシステム - Google Patents

バーンインボード、バーンイン装置、及び、バーンインシステム Download PDF

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Abstract

【課題】バーンイン試験に要する全体的な時間を短縮する。
【解決手段】バーンインボードは、コンフィギュレーションデータに基づいて回路構成を変更することができる複数のプログラマブルロジック装置150と、複数のプログラマブルロジック装置150のいずれか1つに接続され被試験デバイスDUTが装着される複数のソケットSKとを備える。複数のプログラマブルロジック装置150の夫々は、少なくともバーンイン試験に先だち供給されるコンフィギュレーションデータに基づいてバーンイン試験の際にソケットSKに装着された被試験デバイスDUTに供給するテストパターンを生成する回路310と、バーンイン試験の際にソケットに装着された被試験デバイスDUTからの出力信号をプログラマブルロジック装置150に接続されている複数の被試験デバイスDUTから並列に読み込んで論理値と比較し、結果を試験結果として格納するメモリとを備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、バーンインボード、バーンイン装置、及び、バーンインシステムに関し、特に、半導体装置のバーンイン試験を行うバーンインボード、バーンイン装置、及び、バーンインシステムに関する。
電子部品等の半導体装置の初期不良を顕在化し、初期故障品の除去を行うためのスクリーニング試験の一種であるバーンイン(Burn-In)試験を行う装置として、バーンイン装置が知られている。このバーンイン装置は半導体テスト装置の一種であり、被試験デバイス(Device Under Test)である半導体装置を複数装着したバーンインボードをバーンイン装置内に収容し、被試験デバイスに、電圧を印加して電気的ストレスを与えるとともに、恒温槽内部の空気を加熱して所定の温度の熱ストレスを与えることにより、初期不良を顕在化させる。また、このバーンイン試験においては、被試験デバイスに、所定のテスト信号を供給して、被試験デバイスの動作テストを行い、被試験デバイスが正常に動作しているかどうかを試す試験を行う。
このようなバーンイン装置では、数時間から数十時間に亘る長時間のバーンイン試験が行われることから、試験効率を向上させるために、複数の被試験デバイスを1枚のバーンインボードに装着するとともに、このバーンインボードを複数毎、バーンイン装置に収納して、バーンイン試験を行うのが一般的である(例えば、特許文献1:特開2005−265665号公報参照)。
バーンイン試験を行う際に必要となるテストパターンの信号は、バーンイン装置で生成されて、バーンインボード上に装着された被試験デバイスに供給される。そして、このテストパターンの信号に基づいて被試験デバイスを動作させ、その動作結果である被試験デバイスからの出力信号を、バーンイン装置がバーンインボードから読み出す。バーンイン装置では、読み出した出力信号を論理値と比較し、被試験デバイスが正常に動作しているかどうかを判定する。判定結果は、例えば、被試験デバイスがバーンイン試験をパスしたのか、それともフェイルしたかを示しており、この判定結果が順次、試験結果としてバーンイン装置内のメモリに蓄積される。この判定結果は、例えば、バーンイン装置に設けられたディスプレイに試験結果として表示される。
しかし、被試験デバイスである半導体装置の小型化から、1枚のバーンインボード上に載せることのできる被試験デバイスの数が増大している。また、1枚のバーンインボード上に数多くの被試験デバイスを装着すれば、全体的なバーンイン試験時間の短縮を図ることができ、製造コストの抑制を図ることができる。このため、1枚のバーンインボードに装着できる被試験デバイスが増大することは、一般に望ましいと言える。
その一方で、バーンイン装置とバーンインボードとを接続するコネクタのピンの数は限られている。このため、バーンイン装置から、バーンインボード上にあるすべての被試験デバイスにテスト信号を同時に供給し、同時に出力信号を読み出すことは事実上、不可能である。このため、1枚のバーンインボード上に載せられている複数の被試験デバイスを、所定数の被試験デバイス毎に区分して、複数のグループを構成し、グループ単位で、順次、被試験デバイスに、テスト信号を供給するとともに、被試験デバイスからの出力信号をバーンイン装置が読み込んで、動作判定を行い、判定結果を蓄積する。つまり、グループ毎に、順次切り替えて、被試験デバイスからの出力信号を読み出して、バーンイン試験を行う必要がある。このため、1枚あたりのバーンインボードに装着される被試験デバイスの数が増大することは、グループ数が増大することを意味しており、バーンイン試験に要する時間が長くなることを意味している。
また、バーンインボード上に載せられる被試験デバイスの数が増大すると、テスト信号を被試験デバイスに供給するための信号線の数も増大する。信号線の数が増大すると、信号線の分岐数も多くなり、信号波形に歪みが生じやすくなってしまう。信号波形に生じる歪みを是正するためには、バーンイン試験の際に被試験デバイスに供給するクロック周波数を低く抑える必要が生じ、これもまた、バーンイン試験に要する時間を長くする要因となる。
特開2005−265665号公報
そこで本発明は、前記課題に鑑みてなされたものであり、バーンイン試験に要する時間の短縮を図ることのできるバーンインボード、バーンイン装置、及び、バーンインシステムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明に係るバーンインボードは、
コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
を備えており、
前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されており、
前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれは、バーンイン試験に先だって供給されるコンフィギュレーションデータに基づいて、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとが、少なくとも形成される、
ことを特徴とする。
この場合、前記コンフィギュレーションデータは、当該バーンインボードが挿入されたバーンイン装置に設けられたテスト制御装置から、前記プログラマブルロジック装置に供給されるようにしてもよい。
さらに、前記メモリに格納されている前記試験結果は、前記テスト制御装置により読み出されるようにしてもよい。。
また、前記被試験デバイスからの出力信号が入力される前記プログラマブルロジック装置のI/Oピンと、前記被試験デバイスが出力信号を出力するソケットのI/Oピンとの間は、1対1の対応関係で接続されており、前記被試験デバイスが出力する出力信号は並列して同時にプログラマブルロジック装置が読み込み可能であるようにしてもよい。
この場合、前記プログラマブルロジック装置が前記テストパターンの信号を出力するドライバピンと、前記被試験デバイスに前記テストパターンの信号を入力するためのソケットのドライバピンとの間も、1対1の対応関係で接続されているようにしてもよい。
或いは、前記プログラマブルロジック装置が前記テストパターンの信号を出力するドライバピンと、前記被試験デバイスに前記テストパターンの信号を入力するためのソケットのドライバピンとの間は、前記プログラマブルロジック装置の1つのドライバピンに対して、複数のドライバピンが接続されている関係であるようにしてもよい。
また、前記メモリには、前記試験結果として、被試験デバイスがバーンイン試験をパスしたか、それともフェイルしたかを示す情報が格納されるようにしてもよい。
或いは、前記メモリには、前記試験結果として、被試験デバイスの不良ブロックを特定する情報が格納されるようにしてもよい。
本発明に係るバーンイン装置は、1又は複数のバーンインボードが挿入されるバーンイン装置であって、
前記バーンインボードは、
コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
を備えており、
前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されているとともに、
当該バーンイン装置は、
前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
ことを特徴とする。
本発明に係るバーンインシステムは、1又は複数のバーンインボードと、前記バーンインボードが挿入されるバーンイン装置とを備える、バーンインシステムであって、
前記バーンインボードは、
コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
を備えており、
前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されているとともに、
前記バーンイン装置は、
前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
ことを特徴とするバーンインシステム。
本発明に係るバーンイン装置の制御方法は、
コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
を備えており、
前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されている、
バーンインボードが、1又は複数挿入される、バーンイン装置の制御方法であって、
前記バーンイン装置から前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
ことを特徴とする。
本発明に係るバーンインシステムの制御方法の発明は、
1又は複数のバーンインボードと、前記バーンインボードが挿入されるバーンイン装置とを備え、
前記バーンインボードは、
コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
を備えており、
前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されている、
バーンインシステムの制御方法であって、
前記バーンイン装置から前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
ことを特徴とする。
本発明の一実施形態に係るバーンインシステムにおけるバーンイン装置の全体的な正面図。 図1のバーンイン装置にバーンインボードを収納した状態における内部構成の一例を説明するための正面レイアウト図。 図1のバーンイン装置において、必要な制御信号や出力信号をバーンイン装置と被試験デバイスとの間で遣り取りするための内部構成の一例を示すブロック図。 本発明の一実施形態に係るバーンインボードの平面レイアウト図。 バーンインボード上に設けられたプログラマブルロジック装置の内部回路を、コンフィギュレーションデータを用いて設定した場合における回路構成の一例を説明するブロック図。 図1のバーンインシステムにおいて実行されるバーンイン試験実行シーケンスの内容の一例を説明するフローチャートを示す図。 第2実施形態として、バーンインボードの変形例を説明するバーンインボードの平面レイアウト図。 第3実施形態として、バーンインボード上に設けられたプログラマブルロジック装置の内部回路を、コンフィギュレーションデータを用いて設定した場合における回路構成の一例を説明するブロック図。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。なお、以下に説明する実施形態は、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の一実施形態に係るバーンイン装置10の全体的な正面図であり、ドア20を閉じた状態を示している。図2は、バーンイン装置10の内部構成の要部を説明するための正面レイアウト図であり、バーンイン装置10にバーンインボードBIBを挿入した状態を示している。これら図2及び図3に示したバーンイン装置10は、半導体テスト装置の一種であり、バーン装置10とバーンインボードBIBとにより、本実施形態に係るバーンインシステムが構成されている。
これら図1及び図2に示すように、本実施形態に係るバーンイン装置10の内部には、断熱壁30で区画された空間により、チャンバ40が形成されている。このチャンバ40の内部には、1又は複数のバーンインボードBIBが収納される。
本実施形態においては、図2に示すように、キャリアラックCRごと、バーンインボードBIBがチャンバ40に収納される。すなわち、各キャリアラックCRには、バーンインボードBIBを支持するためのスロット50が形成されており、このスロット50にバーンインボードBIBを挿入した状態で、チャンバ40にキャリアラックCRが格納される。本実施形態においては、1つのキャリアラックCRには、15枚のバーンインボードBIBを挿入することが可能であるように構成されている。
また、本実施形態においては、4台のキャリアラックCRを、チャンバ40に格納することが可能なように構成されている。したがって、4台のキャリアラックCRをチャンバ40内に収納することにより、合計60枚のバーンインボードBIBを、チャンバ40内に収納することが可能である。但し、このチャンバ40内に収納可能なキャリアラックCRの台数や配置、キャリアラックCR内のバーンインボードBIBの枚数や配置は、任意に変更可能である。
さらには、キャリアラックCRを用いることなく、バーンインボードBIBを直接、チャンバ40内に収納するようにしてもよい。この場合、チャンバ40内にスロット50を形成し、このスロット50にバーンインボードBIBを直接挿入することとなる。
図1に示すように、このバーンイン装置10には、2枚のドア20が設けられており、ドア20を開状態にすることにより、キャリアラックCRをチャンバ40から出し入れできるようになる。また、このドア20にも断熱材が組み込まれており、ドア20を閉状態にすることにより、周囲から熱的に遮断された空間であるチャンバ40が構成される。
さらに、図2に示すように、本実施形態に係るバーンイン装置10には、加熱ヒーター60と、冷却ユニット70が設けられている。また、チャンバ40内には、その左側、上側、右側と延びる空気循環ダクトDTが設けられており、この空気循環ダクトDTに設けられたファン80により、空気循環ダクトDT内の空気が循環し、チャンバ内の温度が均一になるように空気が循環、攪拌するように構成されている。
冷却ユニット70は、2台の冷却コンプレッサ72と、2台の熱交換器74とにより、構成されている。本実施形態においては、この冷却ユニット70は、冷媒を用いた冷却方式を採用している。冷却コンプレッサ72は、冷媒を循環するためのコンプレッサであり、熱交換器74は、冷媒の冷熱を、チャンバ40の内部の空気と交換するための交換器である。2台の熱交換器74は、空気循環ダクトDT内に設けられている。このため、ファン70により空気を循環させることにより、循環された空気が熱交換器74で冷却され、チャンバ40の内部の温度を下げることができる。
また、ヒーター60は、例えば電熱ヒーターにより構成されており、ヒーター60に電源が供給されると発熱するように構成されている。ヒーター60が発熱している状態で、空気循環ダクトDT内の空気を循環させることにより、チャンバ40内の空気の温度を上げることができる。
一方、バーンイン装置10の右側には、制御部CLが設けられている。この制御部CLは、予め定められた設定やシーケンスにしたがって、このバーンイン装置10を制御し、バーンイン試験を行う。本実施形態においては、特に、バーンイン試験の際に、ヒーター60や冷却ユニット70を制御して、バーンインボードBIBの周囲の温度が、ユーザなどにより設定された目標温度になるようにする。また、詳しくは後述するが、制御部CLは、バーンイン試験の際に、プログラマブルロジック装置の回路構成を定義した後、このプログラマブルロジック装置にバーンイン試験を行わせ、その後、試験結果として、各被試験デバイスの判定結果を読み出すバーンイン試験実行シーケンスを行う。
図3は、必要な制御信号や出力信号をバーンイン装置10と被試験デバイスとの間で遣り取りするための内部構成の一例を示すブロック図である。この図3に示すように、バーンイン装置10には、テスト制御装置100と、バッファーボード110と、ドライバーボード120と、エクステンションボード130とが設けられている。これらテスト制御装置100と、バッファーボード110とは、例えば、制御部CLの内部に設けられており、ドライバーボード120とエクステンションボード130は、チャンバ40内に設けられている。
テスト制御装置100は、このバーンイン装置10で行われるバーンイン試験における全体的な制御を行う。本実施形態においては、このテスト制御装置100は、例えば、上述した制御部CLに設けられたパーソナルコンピューターなどの独立したコンピューターで構成されている。このテスト制御装置100の制御にしたがって、バーンイン試験は実行される。バーンイン試験の実行のために必要な制御信号は、出力バッファであるバッファーボード110を介して、複数のドライバーボード120に出力される。
ドライバーボード120とエクステンションボード130は、チャンバ40内において、各スロット50毎に対応して配設されている。すなわち、本実施形態においては、1枚のバーンインボードBIBに対応して、1組のドライバーボード120とエクステンションボード130とが設けられている。したがって、図1及び図2に示したバーンイン装置10においては、60組のドライバーボード120とエクステンションボード130とが設けられていることになる。ドライバーボード120に供給された制御信号は、エクステンションボード130を介して、最終的にバーンインボードBIBに供給される。
これとは逆に、バーンインボードBIBから出力された試験結果に関するデータなどの出力信号は、エクステンションボード130、ドライバーボード120、バッファボード110を介して、テスト制御装置100に入力される。これにより、テスト制御装置100は、各種の試験結果に関するデータを取得することができる。
図4は、本実施形態に係るバーンインボードBIBの平面レイアウトの一例を示す図である。この図4に示すように、バーンインボードBIBの挿入方向端部には、挿入エッジ140が設けられている。この図4の例では、3箇所に、挿入エッジ140が配置されている。
バーンインボードBIBがチャンバ40内に収納されると、エクステンションボード130に設けられたコネクタに、この挿入エッジ140が挿入される。挿入エッジには、複数の信号パッドが形成されており、また、エクステンションボード130側のコネクタにも、複数の信号ピンが形成されている。これら信号ピンと信号パッドとがそれぞれ対応するように配置されており、信号ピンと信号パッドとが電気的に接続される。これにより、バーンインボードBIBがエクステンションボード130に電気的に接続され、バーンイン装置10とバーンインボードBIBとの間の信号の遣り取りが可能となる。そして、バーンイン試験が終了した場合、このバーンインボードBIBは抜去方向に抜去され、バーンインボードBIB側の挿入エッジ140と、エクステンションボード130側のコネクタとが切り離される。
バーンインボードBIB上には、16個のプログラマブルロジック装置150が設けられている。この図4の例では、8個×2列の配置で、挿抜方向に沿って並べられている。また、1つのプログラマブルロジック装置150に対して、8個の被試験デバイスが割り当てられるような配置で、ソケット160が設けられており、このソケットSKに被試験デバイスDUTが装着される。すなわち、都合、16個×8個=128個の被試験デバイスDUTが、1枚のバーンインボードBIB上に装着される。
すなわち、1つのプログラマブルロジック装置150の幅方向の一方側に4個のソケットSKが配置されており、また、このプログラマブルロジック装置150の幅方向の他方側に4個のソケットSKが配置されている。そして、これら8個のソケットSKに装着された8個の被試験デバイスDUTに、1つのプログラマブルロジック装置150からテストパターンの信号が供給され、各被試験デバイスDUTはその動作結果である出力信号を、この1つのプログラマブルロジック装置150に出力する。
このプログラマブルロジック装置150は、事後的にその回路構成を変更することができるコンフィギュラブルデバイスであり、例えば、FPGA(Field Programmable Gate Array)により、構成することができる。本実施形態においては、このプログラマブルロジック装置150のコンフィギュレーションを変更するためのコンフィギュレーションデータが、バーンイン装置10からプログラマブルロジック装置150に供給される。そして、プログラマブルロジック装置150は、自律的に動作して、テストパターンの信号を生成し、被試験デバイスDUTのバーンイン試験を行う。つまり、テスト信号そのものは、バーンイン装置10から供給されず、また、被試験デバイスDUTからの出力信号もバーンイン装置10に出力されない構成となっている。
また、この図4の例においては、プログラマブルロジック装置150のピンと、被試験デバイスDUTのピンとは、1対1の対応関係で接続されている。すなわち、テスト信号を供給するためのプログラマブルロジック装置150のドライバピンと、被試験デバイスDUTのドライバピンとが、1対1の対応関係で接続されており、被試験デバイスDUTが動作結果である出力信号を出力するための被試験デバイスDUTのI/Oピンと、プログラマブルロジック装置150のI/Oピンとが、1対1の対応関係で接続されている。
図5は、本実施形態に係るプログラマブルロジック装置150の内部構成の一例を説明するためのブロック図である。
この図5に示すように、コンフィギュレーション設定回路200と、テスターバスインターフェース210と、バーンイン試験実行回路220と、シリアル・パラレル変換回路230と、周波数変換回路240と、出力ドライバ回路250と、比較回路260とを、備えて構成されている。
コンフィギュレーション設定回路200は、このプログラマブルロジック装置150のコンフィギュレーションを設定するための回路である。すなわち、バーンイン試験が開始されると、バーンイン装置10は、このコンフィギュレーション設定回路200にコンフィギュレーションデータを送信し、このプログラマブルロジック装置150の内部の回路構成を設定する。本実施形態に係るプログラマブルロジック装置150においては、このコンフィギュレーション設定回路200は、予め、コンフィギュレーション設定回路200に設定されて組み込まれているが、それ以外の回路構成部分は、このコンフィギュレーション設定回路200の設定を変更することにより、回路構成が決定される。すなわち、コンフィギュレーション設定回路200に、バーンイン装置10のテスト制御装置100から制御信号として、コンフィギュレーション設定データを送信することにより、テスターバスインターフェース210と、バーンイン試験実行回路220と、シリアル・パラレル変換回路230と、周波数変換回路240と、出力ドライバ回路250と、比較回路260とが設定される。
また、この図5の例においては、被試験デバイスDUTと接続されるプログラマブルロジック装置150のピンとして、ドライバピン270と、I/Oピン280とが構成される。一方、被試験デバイスDUTが挿入されるソケットSKにも、ドライバピン270に対応して、このドライバピン270と信号配線を介して接続されるドライバピン272が設けられており、I/Oピン280に対応して、このI/Oピン280と信号配線を介して接続されるI/Oピン282が設けられている。すなわち、プログラマブルロジック装置150のドライバピン270とソケットSKのドライバピン272とは、1対1の対応関係で接続されており、プログラマブルロジック装置150のI/Oピン280とソケットSKのI/Oピン282とも、1対1の対応関係で接続されている。
このような接続関係により、テストパターンの信号がプログラマブルロジック装置150から出力され、ドライバピン270、272を介して、被試験デバイスDUTに供給される。また、被試験デバイスDUTから出力された出力信号が、I/Oピン282、280を介して、プログラマブルロジック装置150に取り込まれる。
テスターバスインターフェース210は、このプログラマブルロジック装置150とテスト制御装置100との間の信号の遣り取りを行うためのインターフェース回路である。すなわち、テスト制御装置100からの制御信号が、エクステンションボード130を介して、テスターバスインターフェース210に入力され、バーンイン試験実行回路220に入力される。また、バーンイン試験実行回路220からの出力信号が、テスターバスインターフェース210を介して、エクステンションボード130に出力され、テスト制御装置100に出力される。
さらに、このバーンイン試験実行回路220の内部には、上述したコンフィギュレーションデータがコンフィギュレーション設定回路200に供給されることにより、パターンメモリ300と、パターン生成回路310と、タイミング信号生成回路320と、タイミングメモリ330と、波形整形回路340と、パス/フェイル判定回路350と、フェイルメモリ360とが形成される。
パターンメモリ300とパターン生成回路310により、バーンイン試験の際に被試験デバイスDUTに供給されるテストパターンが生成される。すなわち、パターンメモリ300には、バーンイン試験の際のテストパターンシーケンスに従って生成すべき一連のテストパターンが格納されており、パターン生成回路310は、このパターンメモリ300から適宜、テストパターンを読み出して、被試験デバイスDUTに供給すべきテストパターンを生成する。生成されたテストパターンは、波形整形回路340で整形され、シリアル・パラレル変換回路230でパラレル信号からシリアル信号に変換される。そして、出力ドライバ回路250を介して、各被試験デバイスDUTに出力される。
また、タイミング信号生成回路320とタイミングメモリ330により、バーンイン試験の際に必要とされるタイミング信号が生成される。すなわち、タイミングメモリ330には、バーンイン試験を実行する際に生成するテストパターンのタイミングが定義されて格納されている。タイミング信号生成回路320は、このタイミングメモリ330から、テストパターンのタイミングに関する情報を取得し、タイミング信号を生成する。このタイミング信号生成回路320で生成されるタイミング信号に基づいて、パターン生成回路310はテストパターンを生成する。また、タイミング信号生成回路320は、生成したタイミング信号を、波形整形回路340とパス/フェイル判定回路340とに供給する。波形整形回路340では、この供給されたタイミング信号に基づいて、テストパターン信号を整形し、シリアル・パラレル変換回路230に出力する。
また、バーンイン試験において、これらテストパターン信号とタイミング信号とを被試験デバイスDUTに供給して得られた被試験デバイスDUTからの出力信号は、比較回路260を介して、シリアル・パラレル変換回路230に入力される。この被試験デバイスDUTからの出力信号は、試験結果信号であり、シリアル・パラレル変換回路230でシリアル信号からパラレル信号に変換されて、パス/フェイル判定回路340に供給される。
パス/フェイル判定回路340では、被試験デバイスDUTからの出力信号である試験結果信号と、本来であれば出力されるべき論理値とを比較して、その被試験デバイスDUTが正常に動作しているか否かを判定する。そして、この判定結果を、試験結果としてフェイルメモリ360に格納する。上述したように、パス/フェイル判定回路340にも、タイミング信号生成回路320からタイミング信号が供給されており、パス/フェイル判定回路340も、このタイミング信号に基づいて、動作タイミングが制御される。これにより、パス/フェイル判定回路340と、被試験デバイスDUTとの間の同期をとることができるのである。
プログラマブルロジック装置150が、被試験デバイスDUTからの出力信号を読み取る際には、このプログラマブルロジック装置150に接続されているすべての被試験デバイスDUTから、並列に読み取ることが可能である。すなわち、本実施形態においては、例えば8個の被試験デバイスDUTが、1つのプログラマブルロジック装置150に接続されており、この8個の被試験デバイスDUTから並列に、出力信号を読み取ってその値を取得することができる。すなわち、1対1の対応関係で、被試験デバイスDUTの挿入されたソケットSKのI/Oピン282と、プログラマブルロジック装置150のI/Oピン280とが接続されているので、被試験デバイスDUTからの出力信号を並列に一括して読み取ることができる。そして、この並列に読み取った出力信号を、パス/フェイル判定回路340で論理値と比較判定し、その判定結果を試験結果としてフェイルメモリ360に格納するので、被試験デバイスDUTから出力信号を読み取り、その判定をする際に要する時間を、大幅に短くすることができる。
さらに、これらテスターバスインターフェース210と、バーンイン試験実行回路220と、シリアル・パラレル変換回路230とには、周波数変換回路240から、動作クロック信号が供給されている。すなわち、本実施形態においては、例えば、20MHzの基本クロック信号が、テスト制御装置100から周波数変換回路240に供給され、この周波数変換回路240において、50〜100MHzの動作クロック信号に変換される。そして、この周波数変換されて生成された動作クロック信号が、テスターバスインターフェース210と、バーンイン試験実行回路220と、シリアル・パラレル変換回路230とに供給され、これらが動作クロック信号に基づいて動作を行う。
また、本実施形態においては、バーンイン試験実行回路220は複数設けられており、インターリーブの構成が採用されている。すなわち、複数のバーンイン試験実行回路220が並列に動作し、連続的にテストパターンとタイミング信号とをシリアル・パラレル変換回路230に出力する。例えば、本実施形態では、100MHzで動作するバーンイン試験実行回路220が4枚形成されており、4枚のバーンイン試験実行回路220が並列に動作してテストパターンを生成し、シリアル・パラレル変換回路230に出力することにより、シリアル・パラレル変換回路230は400MHz相当の周期で、テストパターンの信号のタイミングを図ることができる。
なお、これらバーンイン試験実行回路220には、電圧調整回路400を介して、駆動電源が供給される。すなわち、テスト制御装置100から供給される駆動電源の電圧が、電圧調整回路400で調整された上で、複数のバーンイン試験実行回路220に供給される。また、テスト制御装置100から供給された駆動電源は、ソケットSKを介して被試験デバイスDUTにも供給され、バーンイン試験を実行する際の被試験デバイスDUTの駆動電源ともなる。
次に、図6に基づいて、バーンイン試験の際にテスト制御装置100で実行されるバーンイン試験実行シーケンスについて、説明する。このバーンイン試験実行シーケンスは、テスト制御装置100のハードディスクドライブやROMに格納されているシーケンスプログラムである。このシーケンスプログラムを、テスト制御装置100のCPUが実行することにより、図6に示すバーンイン試験実行シーケンスが実現される。
このバーンイン試験実行シーケンスが開始されると、まず、テスト制御装置100は、バーンインボードBIBへの電源の供給を開始する(ステップS10)。これにより、プログラマブルロジック装置150と被試験デバイスDUTとに、駆動用の電源が供給される。
次に、テスト制御装置100は、プログラマブルロジック装置150のコンフィギュレーションを設定するために、コンフィギュレーション設定回路200に、コンフィギュレーションデータを送信する(ステップS20)。これにより、上述した図5の回路が、プログラマブルロジック装置150に形成される。
次に、テスト制御装置100は、テストパターンとタイミング情報を、プログラマブルロジック装置150に送信する(ステップS30)。上述したように、テストパターンは、バーンイン試験実行回路220のパターンメモリ300に格納され、タイミング情報は、バーンイン試験実行回路220のタイミングメモリ330に格納される。
次に、テスト制御装置100は、プログラマブルロジック装置150に、テストパターンの供給開始を指示する(ステップS40)。これにより、プログラマブルロジック装置150から、このプログラマブルロジック装置150に接続されている被試験デバイスDUTに、テストパターンとタイミング信号が供給され、被試験デバイスDUTの動作試験を行うことができる。この被試験デバイスDUTの動作試験を行っている間、テスト制御装置100は、チャンバ40内の温度を制御して、被試験デバイスDUTに温度負荷を与える。すなわち、上述したように、ヒーター60や冷却ユニット70を制御して、バーンインボードBIBの周囲の温度が、ユーザなどにより設定された目標温度になるようにする。この動作試験により、フェイルメモリ360には、被試験デバイスDUTのそれぞれについて、パスまたはフェイルの試験結果に関する情報が格納される。
定められた一連のテストパターンの供給が終了した時点で、テスト制御装置100は、試験結果の読み出しを行う(ステップS50)。具体的には、テスト制御装置100は、プログラマブルロジック装置150に、試験結果を読み出すための制御信号を供給し、フェイルメモリ360に格納されている各被試験デバイスDUTの試験結果を読み出す。この試験結果には、各被試験デバイスDUT毎に、パス又はフェイルの情報が示されている。
次に、テスト制御装置100は、すべてのバーンイン試験が終了したかどうかを判断する(ステップS60)。すべてのバーンイン試験が終了していない場合(ステップS60:NO)には、テスト制御装置100は、上述したステップS30に戻り、次に必要となるテストパターンとタイミング情報とを、バーンインボードBIBに送信する。
一方、ステップS60において、すべてのバーンイン試験が終了したと判断した場合(ステップS60:YES)には、テスト制御装置100は、このバーンイン試験実行シーケンスを終了する。
以上のように、本実施形態に係るバーンインシステムによれば、バーンインボードBIB上に、プログラマブルロジック装置150を設け、バーンイン試験の際には、このプログラマブルロジック装置150自体がテストパターンとタイミング信号を生成して、各被試験デバイスDUTに供給するとともに、各試験デバイスDUTからの出力信号を並列に取り込んで、論理値と比較することとした。このため、従来のように、テスト制御装置100が、複数の被試験デバイスDUTを、グループ毎に順次切り替えて、出力信号を読み込む必要がなくなり、被試験デバイスDUTの出力信号を読み込むのに要する時間を短縮することができる。これにより、バーンイン試験時間全体の短縮を図ることができる。
また、パス/フェイル判定回路340の判定結果である試験結果は、一時的に、フェイルメモリ360に格納され、ステップS50において、この試験結果を一括して読み出すこととした。このようにすることで、被試験デバイスDUTの出力信号をバーンインボードBIBからテスト制御装置100が読み出すよりも、読み出すべき情報量の削減を図ることができ、バーンインボードBIBからの読み出し時間の短縮を図ることもできる。このような観点からも、本実施形態に係るバーンインシステムは、バーンイン試験時間全体の短縮を図ることができる。
また、バーンインボードBIBから読み出すべき情報量が削減されることから、1枚のバーンインボードBIBに多くの被試験デバイスDUTを載せられるようにしても、従来のエクステンションボード130のコネクタの信号ピン数や、バーンインボードBIBの挿入エッジ140の信号パッドの数を増やす必要がなく、既存のバーンイン装置10をそのまま利用することができる。
また、バーンインボードBIB上には、プログラマブルロジック装置150を設けて、このプログラマブルロジック装置150を用いて、テストパターンとタイミング信号とを供給し、被試験デバイスDUTの出力信号を論理値と比較するようにしたので、バーンイン試験実行シーケンスにおけるステップS20で送信するコンフィギュレーションデータを変更することにより、様々なバーンイン試験を行うことができる。このため、被試験デバイスDUTの設計が変更されたり、その種類が変わったりした場合でも、バーンインボードBIBを有効に活用することができる。
〔第2実施形態〕
図7は、上述した第1実施形態におけるバーンインボードBIBの変形例を、第2実施形態として示す図であり、上述した第1実施形態の図4に対応する図である。この図7の変形例においては、1つのプログラマブルロジック装置150に対して、12個の被試験デバイスDUTが接続され、バーンイン試験が行われる。すなわち、1枚のバーンインボードBIB上に、12個×16個=192個の被試験デバイスDUTを載せて、同時にバーンイン試験を行うことができる。
但し、この図7の例では、被試験デバイスDUTからの出力信号をプログラマブルロジック装置150に出力するI/Oピンは、1対1の対応関係で、被試験デバイスDUTとプログラマブルロジック装置150との間が接続されているが、プログラマブルロジック装置150からテストパターンとタイミング信号とを被試験デバイスDUTに供給するためのドライバーピンは、1対2の対応関係で接続されている。すなわち、プログラマブルロジック装置150から出力されたテストパターンとタイミング信号とは、2つの被試験デバイスDUTに供給される。
但し、プログラマブルロジック装置150の1つのドライバピンに接続される、被試験デバイスDUTが装着されるソケットSKのドライバピンの数は2本に限られるものではなく、3本、4本等の複数であっても良い。つまり、プログラマブルロジック装置150がテストパターンの信号を出力するドライバピンと、被試験デバイスDUTにテストパターンの信号を入力するためのソケットSKのドライバピンとの間は、プログラマブルロジック装置の1つのドライバピンに対して、複数のドライバピンが接続されている関係が成立してもよい。
これは、テストパターンとタイミング信号を伝播するための信号配線には、分岐があることを意味している。一般に、信号配線に分岐があると、伝播する信号波形が歪むため、高い周波数の動作クロック信号を用いることができなくなり、高速化の妨げになる。その一方で、一枚のバーンインボードBIB上に搭載できる被試験デバイスDUTの数が増大すれば、バーンイン試験の全体的なスループットは向上する可能もある。しかも、この図7の例では、I/Oピンは、1対1の対応関係で接続されており、被試験デバイスDUTからの出力信号は、プログラマブルロジック装置150がすべて並列に読み出すことができる。このため、出力信号を読み出して、パス/フェイル判定回路340で論理値と比較し、比較結果をフェイルメモリ360に格納するのに要する時間は、図4に示したバーンインボードBIBと同一である。
したがって、図7に示すような構成のバーンインボードBIBを採用する方が、図4に示したような構成のバーンインボードBIBを採用するよりも、全体的なバーンイン試験時間の短縮において、メリットがあるケースもあるのである。
〔第3実施形態〕
上述した第1実施形態及び第2実施形態に係るバーンインシステムにおいては、DRAM等の揮発性記憶装置のバーンイン試験を行う場合を例示したが、第3実施形態のバーンインシステムにおいては、NAND型フラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置を被試験デバイスDUTとしてバーンイン試験を行う場合を例にして、本発明の一実施形態を説明する。なお、以下においては、上述した第1実施形態及び第2実施形態と、異なる部分のみを説明する。
このような不揮発性記憶装置では、不良ブロックを特定する情報をバッドブロックメモリに格納し、この不良ブロックを使用対象から除外する不良ブロック管理機能が備わっている。このため、バーンイン試験においても、被試験デバイスDUTである不揮発性記憶装置に不良ブロックが検出された場合には、この検出された不良ブロックを特定する情報をメモリに保持しておく必要がある。
図8は、このような不揮発性記憶装置のバーンイン試験を行うバーンインシステムにおける、バーンインボードBIBに設けられたプログラマブルロジック装置150の内部構成の一例と、ドライバーボード120の内部構成の一例を部分的に示すブロック図である。この図8においては、1個のプログラマブルロジック装置150のみの内部構成を図示しているが、バーンインボードBIB上設けられた他のプログラマブルロジック装置150も同様の構成である。また、被試験デバイスDUTは、図4に示したようなレイアウトでもよいし、図7に示したようなレイアウトでもよい。
図8に示すように、プログラマブルロジック装置150は、上述した第1実施形態及び第2実施形態と同様に、コンフィギュレーション設定回路200が設けられている。図6のバーンイン試験実行シーケンスにおけるステップS20において、このコンフィギュレーション設定回路200に、テスト制御装置100からコンフィギュレーションデータが送信されることにより、このプログラマブルロジック装置150は、図8に示したような回路構成に設定される。
具体的には、本実施形態においては、このコンフィギュレーションデータによる設定により、プログラマブルロジック装置150に、パターン生成回路510と、波形整形回路520と、出力ドライバ回路530と、比較回路540と、パス/フェイル判定回路550と、判定回路560と、バッドブロックメモリ570と、ユニバーサルバッファメモリ580と、タイミング信号生成回路590とが、形成される。
図6のバーンイン試験実行シーケンスにおけるステップS40でテストパターンの供給開始が指示入力されると、パターン生成回路510は、テストパターンを生成し、波形整形回路520に出力する。波形整形回路520は、入力されたテストパターンの波形を整形し、出力ドライバ回路530を介して、被試験デバイスDUTに出力する。
このテストパターンの信号に基づいて動作した結果である被試験デバイスDUTからの出力信号は、比較回路540を介して、パス/フェイル判定回路550に入力される。すなわち、1対1の対応関係で接続されているソケットSKのI/Oピン282から、プログラマブルロジック装置150のI/Oピン280に、出力信号が読み込まれ、パス/フェイル判定回路550に入力される。パス/フェイル判定回路550には、パターン生成回路510から論理値も供給されており、パス/フェイル判定回路550では、この論理値と、被試験デバイスDUTからの出力信号とを比較し、その比較結果を判定回路560に出力する。
判定回路560では、比較結果がフェイルであるか、それともパスであるかを判定し、比較結果がフェイルである場合には、該当ブロックのフェイル数をカウントアップする。そして、フェイル数が所定の値を超えた場合、その該当ブロックを不良ブロックであると判定して、その不良ブロックを特定する情報をバッドブロックメモリ570に格納する。
パス/フェイル判定回路550からの判定結果は、ユニバーサルバッファメモリ580にも入力されている。このため、このユニバーサルバッファメモリ580には、判定結果を連続的に格納し保持することができる。また、ユニバーサルバッファメモリ580からは、このユニバーサルバッファメモリ580に格納されている様々な情報を、波形整形回路520を介して、被試験デバイスDUTに供給することができる。
これらバーンイン試験における一連の動作は、タイミング信号生成回路590が生成する動作クロック信号に基づいて、タイミングの制御がなされる。すなわち、タイミング信号生成回路590が生成した動作クロック信号は、パス/フェイル判定回路550と、波形整形回路520とに出力され、この動作クロック信号に基づいて、これらパス/フェイル判定回路550と波形整形回路520とが、動作する。
また、本実施形態においては、ドライバーボード120に、プログラマブルロジック装置600と、バッドブロックメモリ610とが設けられている。プログラマブルロジック装置600は、プログラマブルロジック装置150と同様の構成であり、テスト制御装置100からコンフィギュレーションデータが送信され、その回路構成が設定される。このプログラマブルロジック装置600は、このドライバーボード120に接続されたバーンインボードBIB上にあるプログラマブルロジック装置150のバッドブロックメモリ570から、バッドブロックを特定する情報を読み出す機能を有している。そして、この読み出したバッドブロックに関する情報は、バッドブロックメモリ610に格納される。
このように、不揮発性記憶装置を被試験デバイスDUTとするバーンイン試験においても、バーンインボードBIB上に設けられたプログラマブルロジック装置150は、被試験デバイスDUTから並列に出力信号を読み込むことができるので、被試験デバイスDUTの出力信号の読み込みに要する時間を短縮することができる。このため、全体的なバーンイン試験に要する時間を、短くすることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されずに種々に変形可能である。例えば、上述した実施形態において、プログラマブルロジック装置150に、EEPROM等の不揮発性記憶装置が設けられていて、プログラマブルロジック装置150のコンフィギュレーションを記憶しておくことができる仕様である場合には、バーンイン試験実行シーケンスをスタートするたびにコンフィギュレーションデータをテスト制御装置100からプログラマブルロジック装置150に送信する必要がなくなる。すなわち、バーンイン試験の内容が同じであれば、上述したバーンイン試験実行シーケンスのステップS20を省いて、試験を行うことが可能となる。
10 バーンイン装置
20 ドア
30 断熱壁
40 チャンバ
50 スロット
60 加熱ヒーター
70 冷却ユニット
80 ファン
100 テスト制御装置
110 バッファボード
120 ドライバーモード
130 エクステンションボード
140 挿入エッジ
150 プログラマブルロジック装置
BIB バーンインボード
DUT 被試験デバイス

Claims (12)

  1. コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
    被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
    を備えており、
    前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されており、
    前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれは、バーンイン試験に先だって供給されるコンフィギュレーションデータに基づいて、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとが、少なくとも形成される、
    ことを特徴とするバーンインボード。
  2. 前記コンフィギュレーションデータは、当該バーンインボードが挿入されたバーンイン装置に設けられたテスト制御装置から、前記プログラマブルロジック装置に供給される、ことを特徴とする請求項1に記載のバーンインボード。
  3. 前記メモリに格納されている前記試験結果は、前記テスト制御装置により読み出される、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のバーンインボード。
  4. 前記被試験デバイスからの出力信号が入力される前記プログラマブルロジック装置のI/Oピンと、前記被試験デバイスが出力信号を出力するソケットのI/Oピンとの間は、1対1の対応関係で接続されており、前記被試験デバイスが出力する出力信号は並列して同時にプログラマブルロジック装置が読み込み可能である、ことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のバーンインボード。
  5. 前記プログラマブルロジック装置が前記テストパターンの信号を出力するドライバピンと、前記被試験デバイスに前記テストパターンの信号を入力するためのソケットのドライバピンとの間も、1対1の対応関係で接続されている、ことを特徴とする請求項4に記載のバーンインボード。
  6. 前記プログラマブルロジック装置が前記テストパターンの信号を出力するドライバピンと、前記被試験デバイスに前記テストパターンの信号を入力するためのソケットのドライバピンとの間は、前記プログラマブルロジック装置の1つのドライバピンに対して、複数のドライバピンが接続されている関係である、ことを特徴とする請求項4に記載のバーンインボード。
  7. 前記メモリには、前記試験結果として、被試験デバイスがバーンイン試験をパスしたか、それともフェイルしたかを示す情報が格納される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のバーンインボード。
  8. 前記メモリには、前記試験結果として、被試験デバイスの不良ブロックを特定する情報が格納される、ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれかに記載のバーンインボード。
  9. 1又は複数のバーンインボードが挿入されるバーンイン装置であって、
    前記バーンインボードは、
    コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
    被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
    を備えており、
    前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されているとともに、
    当該バーンイン装置は、
    前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
    前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
    ことを特徴とするバーンイン装置。
  10. 1又は複数のバーンインボードと、前記バーンインボードが挿入されるバーンイン装置とを備える、バーンインシステムであって、
    前記バーンインボードは、
    コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
    被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
    を備えており、
    前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されているとともに、
    前記バーンイン装置は、
    前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
    前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
    ことを特徴とするバーンインシステム。
  11. コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
    被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
    を備えており、
    前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されている、
    バーンインボードが、1又は複数挿入される、バーンイン装置の制御方法であって、
    前記バーンイン装置から前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
    前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
    ことを特徴とするバーンイン装置の制御方法。
  12. 1又は複数のバーンインボードと、前記バーンインボードが挿入されるバーンイン装置とを備え、
    前記バーンインボードは、
    コンフィギュレーションデータに基づいて、回路構成を変更することができる、複数のプログラマブルロジック装置と、
    被試験デバイスが装着される複数のソケットであって、前記複数のプログラマブルロジック装置のいずれか1つに接続される複数のソケットと、
    を備えており、
    前記バーンインボードの前記複数のプログラマブルロジック装置のそれぞれには、複数の前記ソケットが接続されている、
    バーンインシステムの制御方法であって、
    前記バーンイン装置から前記複数のプログラマブルロジック装置に、バーンイン試験に先だってコンフィギュレーションデータを供給し、
    前記複数のプログラマブルロジック装置のぞれぞれに、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスに供給するテストパターンを生成する回路と、バーンイン試験の際に前記ソケットに装着された被試験デバイスからの出力信号を、当該プログラマブルロジック装置に接続されている複数の被試験デバイスから並列に読み込んで論理値と比較し、その結果を試験結果として格納するメモリとを形成する、
    ことを特徴とするバーンインシステムの制御方法。
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