JP2011241629A - 開閉装置 - Google Patents

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丈紀 増田
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Abstract

【課題】 全閉手前位置よりも閉鎖方向側においても障害物等との当接により開閉体の閉鎖動作を停止できるようにする。
【解決手段】 閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体10と、該開閉体10を閉鎖動作させるための駆動源である開閉機40と、開閉体10の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲H内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、開閉体10の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、開閉機40の制御により開閉体10を制御動作する制御部50とを備え、制御部50は、開閉体10の閉鎖動作中、全閉手前位置感知部による感知信号があり、且つ座板感知部による感知信号があったことを条件に、開閉機40による閉鎖方向への動作を、微小時間継続した後に停止する。
【選択図】図2

Description

本発明は、座板感知部により開閉体閉鎖方向側の物体を感知するようにした開閉装置に関し、特にシャッター装置として好適な開閉装置に関するものである。
従来、この種の開閉装置は、開閉体の閉鎖方向端部に該開閉体よりも閉鎖方向側の物体を接触感知する座板感知部を設け、開閉体の閉鎖動作中に前記座板感知部が障害物等を接触感知した際に、開閉体を所定量だけ反転動作(以降、タッチアップ動作と称する)させるようにしている。
そして、このような開閉装置では、開閉体が全閉した際に前記タッチアップ動作により開閉体と床面等との間に隙間が生じてしまうのを防ぐために、閉鎖動作中の開閉体が床面等より若干上の全閉手前位置に差し掛かったら、前記座板感知部を無効にするとともに、予め設定されたタイマー時間だけ閉鎖動作したところで全閉になったとみなして閉鎖動作を停止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、前記従来技術によれば、前記全閉手前位置と床面等との間の若干の範囲とはいえ、座板感知部を無効にしているため、この範囲では開閉体の閉鎖方向端部が障害物等に当接しても、開閉体の閉鎖動作が停止しないことになる。
また、前記全閉手前位置よりも下側では、開閉体をタイマー時間だけ閉鎖動作したところで全閉とみなしているため、前記タイマー時間の調整を行う必要がある。また、タイマー時間の調整が不適切な場合には、全閉状態において開閉体の閉鎖方向端部と床面等との間に隙間を生じてしまうおそれがある。
特開平10−306672号公報
本発明は、このような問題に対処することを課題の一例とするものである。すなわち、全閉手前位置よりも閉鎖方向側においても障害物等との当接により開閉体の閉鎖動作を停止できるようにすること、全閉手前位置からの閉鎖動作のためのタイマ設定等を不要にすること、全閉状態において開閉体の閉鎖方向端部と床面等との間に隙間を生じさせないこと等が本発明の目的である。
このような目的を達成するために、本発明に係る技術的手段は、以下の構成を少なくとも具備するものである。
閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を閉鎖動作させるための駆動源である開閉機と、前記開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、前記開閉体の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、前記開閉機の制御により前記開閉体を制御動作する制御部とを備え、前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部による感知信号があり、且つ前記座板感知部による感知信号があったことを条件に、前記開閉機による閉鎖方向への動作を、微小時間継続した後に停止することを特徴とする。
閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を閉鎖動作させるための駆動源である開閉機と、前記開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、前記開閉体の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、前記開閉機の制御により前記開閉体を制御動作する制御部とを備え、前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部による感知信号があり、且つ前記座板感知部による感知信号があったことを条件に、前記開閉機による閉鎖方向への動作を、所定時間停止した後に再開し、微小時間継続した後に停止することを特徴とする。
このような特徴を有することで本発明は以下の作用効果を奏する。
開閉体の閉鎖動作を座板感知部からの信号により停止するようにしているため、全閉手前位置からの閉鎖動作のためのタイマー設定等を不要にすることができる。しかも、開閉体が床面等に対し押し込まれてから停止するため、全閉状態において開閉体の閉鎖方向端部と床面等との間に隙間が生じるのを防ぐことができる。
また、座板感知部を無効にしないため、全閉手前位置よりも閉鎖方向側においても障害物等との当接により開閉体の閉鎖動作を停止することができる。
本発明に係る開閉装置の一例を示す正面図である。 本発明に係る開閉装置について、制御動作の一例を示すフローチャートである。 本発明に係る開閉装置について、制御動作の他例を示すフローチャートである。
本発明に係る開閉装置は、開閉体を巻取り軸に巻き取って収納するようにした形態(例えばシャッター装置等)に適用した場合に特に効果的であるが、開閉体を巻取り軸に巻取ることなく開放方向側に収納するようにした形態(例えばオーバーヘッドドア装置等)に適用することも可能である。
前記開閉体の形態として、例えば、シート状体、ネット状体、複数のスラットやパイプ、あるいはパネルを開閉方向へ連設してなる形態等、さらには、前述のシート状体、ネット状体、スラット、パイプ、パネルを適宜に組み合わせてなる形態等が挙げられる。
本発明に係る好ましい一形態では、前記制御部は、前記開閉機による閉鎖方向への動作を微小時間継続した後に停止した場合、前記全閉手前位置感知部による感知信号がなくなるまで前記開閉機を閉鎖方向へ動作させるための閉鎖指令を無効にする。
この形態によれば、開閉機による閉鎖方向への動作が停止した後に、閉鎖指令によって再度開閉機が閉鎖方向へ動作するのを防ぐことができる。したがって、全閉後の閉鎖動作により開閉体に不要な押圧力が加わったり、開閉体が巻取り軸に逆巻きされたり等するようなことを防ぐことができる。
また、更に好ましい一形態では、前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部による感知信号があった後、前記座板感知部による感知信号が所定時間ない場合に、前記座板感知部の異常と判断して所定の処理を行う。
この形態によれば、座板感知部が故障した場合等に、その状態を異常状態と認識して所定の処理を行うことができる。
本明細書中において、「開閉体厚さ方向」とは、閉鎖状態の開閉体の厚さ方向を意味する。また、「開閉体幅方向」とは、開閉体の開閉方向と直交する方向であって、開閉体厚さ方向ではない方向を意味する。また、「開閉体開閉方向」とは、開閉体が開口部や内部空間を仕切ったり開放したりするためにスライドする方向を意味する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この開閉装置は、閉鎖方向端部をスライドさせて開閉動作する開閉体10と、該開閉体10の幅方向(図1における左右方向)の端部を囲み開閉方向へ案内するガイドレール20と、開閉体10を巻き取ったり繰り出したりして開閉動作させる巻取装置30とを備え、開閉体10の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲H内にある際の制御に特徴を有している。
開閉体10は、横長略矩形状の金属板を曲げ加工してなる所謂スラット11aを、上下に隣接する該スラット11a,11a間で回動するように複数連接することで開閉体本体11を構成し、該開閉体本体11の閉鎖方向端部(図示例によれば下端部)に、可動座板12を接続している。
可動座板12は、開閉体幅方向の略全長にわたる部材であり、開閉体本体11の下端部から下方へ突出している。この可動座板12は、開閉体本体11に相対して開閉体開閉方向(図1の上下方向)へ所定量だけ自在に移動する。
この可動座板12を上下方向へ移動させる構造は、例えば、可動座板12の上端部を、開閉体本体11の下端部に対し、上下方向へ所定量スライドするように係合すればよい。
この可動座板12と開閉体本体11との間には、可動座板12が開閉体本体11に対し上方へ移動したことを接触又は非接触で感知するセンサ(図示しないマイクロスイッチ又は近接スイッチ等)が設けられる。
そして、可動座板12及び前記センサは、開閉体10の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部として機能する。すなわち、開閉体10の閉鎖方向端部への物体の当接等により、可動座板12が開閉体本体11に相対する開放方向へ移動すると、前記センサの接点がオンになる。また、前記物体が除去される等により可動座板12が開閉体本体11に相対する閉鎖方向へ移動すると、前記センサの接点がオフになる。
なお、この構成は、可動座板12がその可動範囲を全ストローク移動すると前記センサの接点がオンになる態様としてもよいし、可動座板12がその可動範囲を所定の割合移動すると前記センサの接点がオンになる態様としてもよい。
また、ガイドレール20は、開閉体10の幅方向の端部を囲む断面略コ字状の部材であり、開閉体10によって着座される当接対象部位p(例えば、床面や地面、枠部材等)と巻取装置30との間にわたって配設されている。
また、巻取装置30は、下部側に開閉体10を出没させるための開口部を形成した収納ケース31内に、開閉体10を巻き取ったり繰出したりする巻取軸32と、該巻取軸32を駆動回転したり制動したりする開閉機40と、開閉機40の制御により開閉体10を制御動作する制御部50とを具備している。
開閉機40は、直流または交流の電動モータと、該電動モータの回転力を適切な回転数及びトルクに調整して巻取軸32へ伝達する動力伝達機構(具体的には歯車等)と、該動力伝達機構の出力軸の回転量が所定値になった際に接点信号を出力するカウンタ式リミットスイッチ41とを具備している。
前記カウンタ式リミットスイッチ41は、前記出力軸の回転量を機械的にカウントするカウンター機構と、該カウンター機構のカウント値が所定値になった際に作動するマイクロスイッチとを組み合わせてなる周知の機構である。このカウンタ式リミットスイッチ41は、前記開閉体10の閉鎖方向端部(より具体的には可動座板12の下端)が全閉手前の所定範囲Hにあることを感知する全閉手前位置感知部として機能する。
すなわち、開閉体10の閉鎖方向端部が閉鎖動作により全閉手前の所定範囲H内に進入すると、カウンタ式リミットスイッチ41の接点がオンになる。また、開閉体10の閉鎖方向端部が開放動作により全閉手前の所定範囲Hよりも開放方向側(図示例によれば上方側)に移動すると、同カウンタ式リミットスイッチ41の接点がオフになる。
また、制御部50は、前記全閉手前位置感知部や、前記座板感知部、図示しない操作部(例えば、押しボタンスイッチや、リモコン、操作信号を発するコンピュータ、携帯端末等)などから入力される電気信号を、プログラムに基づいて電子的に演算処理し、その処理結果に応じた制御電力を開閉機40へ供給して、開閉機40を正転や逆転、停止等させる制御回路である。
この制御部50は、回路構成や設定値等を現場状況等に応じて容易に変更可能なように、例えばマイコンやプログラマブルコントローラー等に用いられているプログラムドロジック回路による構成とするのが好ましいが、リレー回路やその他の電子回路を用いた回路とすることも可能である。
次に、上記構成の開閉装置についての制御動作の一例を、図2に示すフローチャートに基づいて詳細に説明する。
先ず、前提状態として、開閉体10は閉鎖動作中にあるものとする。
ステップ1では、開閉体10の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部(より具体的にはカウンタ式リミットスイッチ41)による感知信号があるのを待ち、前記感知信号があった場合には、次のステップ2へ処理を進める。
ステップ2では、異常検出タイマーによるカウントを開始する。この異常検出タイマーは、制御部50の電子回路上のタイマーであり、前記座板感知部の異常を検知するために用いられる。
この異常検出タイマーがカウントアップする時間は、座板感知部からの感知信号がない場合に該座板感知部が故障であると判断するように、適宜に設定される。この時間は、本実施の形態の好ましい一例によれば約4秒に設定されるが、必要に応じて設定変更できるようにしてもよい。
ステップ3では、前記異常検出タイマーがカウントアップしたか否かが判断され、カウントアップした場合には次のステップ4へ処理を移行し、そうでなければステップ3aへ処理を移行する。
ステップ4では、開閉機40の停止により開閉体10の閉鎖動作を停止する。そして、異常停止状態として当該フローチャートによる処理を終了する。
すなわち、開閉体10の閉鎖動作中、全閉手前位置感知部による感知信号があった後、座板感知部による感知信号が所定時間ない場合には、前記座板感知部の異常と判断して、開閉機40を直ちに停止して、開閉体10の閉鎖動作を停止する。
この異常停止状態では、操作スイッチ等による特別な解除操作が必要な状態とする。なお、必要に応じて、ランプの点滅や警報音の出力等、警報出力を行うようにしてもよい。
また、ステップ3aでは、座板感知部による感知信号があったか否かを判断し、感知信号があれば次のステップ4aへ処理を進め、そうでなければ前記ステップ3へ処理を戻す。
次のステップ4aでは、押込みタイマーによるカウントを開始するとともに、前記異常検出タイマーによるカウントを停止する。
押込みタイマーは、制御部50の電子回路上のタイマーであり、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接した後に、更に開閉機40を閉鎖方向へ動作させるために用いられる。すなわち、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接して座板感知部による感知信号があった場合でも、当接対象部位pである床面等の状態に起因して、可動座板12と当接対象部位pとの間には開閉体幅方向において部分的な隙間を生じる場合がある。そのため、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接した後も、開閉機40による閉鎖方向への動作を、前記押込みタイマーにより微小時間継続して、開閉体10の閉鎖方向端部を当接対象部位pに押し付けるようにしている。
ステップ5aでは、押込みタイマーがカウントアップするのを待ち、カウントアップした場合には次のステップ6aへ処理を進める。
押込みタイマーのカウントアップする時間は、開閉体10の閉鎖方向端部と当接対象部位pとの間に略隙間がなくなるまで、開閉体10が当接対象部位pに押圧され、且つ開閉体10が巻取軸32に逆巻きされたり開閉体10に過剰な圧縮力が加わったり等しないように、適宜に設定される。この時間は、本実施の形態の好ましい一例によれば約0.2秒に設定される。
ステップ6aでは、開閉機40の停止により開閉体10の閉鎖動作を停止し、正常な全閉停止状態として当該フローチャートによる処理を終了する。
この停止状態では、全閉手前位置感知部による感知信号がなくなるまで開閉体10を閉鎖方向へ動作させるための閉鎖指令を無効にする。すなわち、この停止状態では、例えば、図示しない閉ボタン操作を行ったとしても、開閉機40の停止状態が維持される。そのため、全閉時の閉ボタン操作により開閉体10が巻取軸32に逆巻きされたり開閉体10に過剰な圧縮力が加わったりするのを防ぐことができる。そして、閉鎖指令を無効にした状態は、開放動作によって開閉体10の閉鎖方向端部が所定範囲Hよりも上に移動することで、全閉手前位置感知部による感知信号がなくなるまで継続する。
而して、図2に示すフローチャートによれば、閉鎖動作中の開閉体10が全閉手前の所定範囲Hに進入した後も、開閉体10の閉鎖方向端部が障害物等に接触した場合に、開閉体10の閉鎖動作を、微小時間だけ継続した後に停止させることができる。
また、閉鎖動作中の開閉体10が当接対象部位pに当接した場合には、その開閉体10を当接対象部位pに押し付けた状態で停止させることができ、ひいては、開閉体10と当接対象部位pとの間に隙間が生じるのを防ぐことができる。
しかも、座板感知部が故障した場合には、その状態を異常検出タイマーのカウントアップにより異常状態として認識し、開閉体10の閉鎖動作を直ちに停止することができる。
次に、図3にフローチャートを示す他の制御例について説明する。
なお、図3に示すフローチャート中、図2に示すフローチャートと重複する箇所については、詳細説明を適宜省略する。
ステップ11〜14では、上記したステップ1〜4と同様の処理を行う。
ステップ14で開閉機40を停止した場合、解除操作が必要な異常停止状態として当該フローチャートによる処理を終了する。
ステップ13aでは、座板感知部による感知信号があったか否かを判断し、感知信号があれば次のステップ14aへ処理を進め、そうでなければステップ13へ処理を戻す。
ステップ14aでは、開閉機40を停止することで開閉体10の閉鎖動作を停止するとともに、一時停止タイマーによるカウントを開始する。
一時停止タイマーは、制御部50の電子回路上のタイマーであり、開閉機40の一時停止により開閉体10の閉鎖動作を一時停止するために用いられる。
次に、ステップ15aでは、一時停止タイマーがカウントアップするのを待ち、カウントアップした場合には次のステップ16aへ処理を進める。
一時停止タイマーのカウントアップする時間は、例えば、開閉体10の閉鎖方向端部が障害物等に接触して開閉体10の閉鎖動作が一時停止した場合に、その障害物等が開閉体10の閉鎖方向側から退避するのに十分な時間とされ、本実施の形態の一例によれば約10秒に設定される。
ステップ16aでは、開閉機40の動作再開により開閉体10の閉鎖動作を再開するとともに、押込みタイマーによるカウントを開始する。
ステップ17aでは、押込みタイマーがカウントアップするのを待ち、カウントアップした場合には次のステップ18aへ処理を進める。
ステップ18aでは、開閉機40の停止により開閉体10の閉鎖動作を停止し、正常な全閉停止状態として当該フローチャートによる処理を終了する。
よって、図3に示す制御例によれば、閉鎖動作中の開閉体10が、全閉手前の所定範囲H内に進入した後に障害物等に接触した場合に、その開閉体10の閉鎖動作を一時停止タイマーによって所定時間だけ停止させることができる。したがって、その停止中に、開閉体10と接触した障害物等を、開閉体10の閉鎖方向側から退避させることができる。
そして、一時停止タイマーによる一時停止後、動作を再開した開閉機40は、押込みタイマーのカウントアップ後に停止する。
なお、この態様において、押込みタイマーがカウントアップする時間は、障害物等の接触後の再動作であっても、開閉体10が略隙間なく全閉するように適宜に設定される。
また、開閉体10の閉鎖方向端部が障害物等に接触することなく当接対象部位pに着座した場合には、一時停止タイマーにより開閉機40の動作が一時停止した後、押込みタイマーのカウントアップ時間だけ開閉機40が閉鎖方向へ動作する。したがって、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに押し付けられ、開閉体10と当接対象部位pとの間の隙間がほぼ解消される。
なお、上記実施の形態によれば、開閉機40のカウンタ式リミットスイッチ41を全閉手前位置感知部としたが、この全閉手前位置感知部の他例としては、ガイドレール20に設けられて全閉手前位置にある開閉体10を感知するようにした接触式又は非接触式のセンサ(例えば、マイクロスイッチや近接スイッチ等)としてもよい。
また、上記座板感知部は、開閉体10の閉鎖方向端部が当接対象部位pに当接したことを感知可能な構成であれば上記実施の形態以外のものであってもよく、例えば、開閉体10の閉鎖方向端部に下方からの押圧力によって感知信号を出力するセンサ(例えばテープスイッチ等)を設けた態様等としてもよい。
また、図示のフローチャートには記載していないが、開閉体10の閉鎖方向端部が全閉手前位置(所定範囲H)よりも開放方向側にある場合において、閉鎖動作時に上記座板感知部からの感知信号があった際には、開閉体10を反転上昇(タッチアップ動作)する等、所定の危険防止制御を行う。
また、上記実施の形態では、好ましい態様として、押込みタイマーによるカウント時間を所定時間(図示例によれば0.2秒)確保したが、例えば現場状況等により押込み動作が不要な場合に前記カウント時間をゼロ(押込みタイマーを無効)にできるように、押込みタイマーの前記カウント時間を調整可能にしてもよい。
また、可動座板12がその可動範囲を所定の割合移動すると座板感知部における上記センサの接点がオンになる構成とした場合において、上記センサがオンになった後、可動座板12が残りの可動範囲を移動しきる前に押込みタイマーがカウントアップするように、押込みタイマーの前記カウント時間を調整してもよい。この態様によれば、可動座板12がその可動範囲を全ストローク移動しきる前に、開閉体10の閉鎖動作を停止できるため、開閉体10に押込みによる過剰な負荷が加わるのを防ぐことができる。
10:開閉体
12:可動座板(座板感知部)
30:巻取装置
40:開閉機
41:カウンタ式リミットスイッチ(全閉手前位置感知部)
50:制御部

Claims (4)

  1. 閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を閉鎖動作させるための駆動源である開閉機と、前記開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、前記開閉体の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、前記開閉機の制御により前記開閉体を制御動作する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部による感知信号があり、且つ前記座板感知部による感知信号があったことを条件に、前記開閉機による閉鎖方向への動作を、微小時間継続した後に停止することを特徴とする開閉装置。
  2. 閉鎖方向端部をスライドさせて閉鎖動作する開閉体と、該開閉体を閉鎖動作させるための駆動源である開閉機と、前記開閉体の閉鎖方向端部が全閉手前の所定範囲内にあることを感知する全閉手前位置感知部と、前記開閉体の閉鎖方向端部が閉鎖方向側の物体に当接したことを感知する座板感知部と、前記開閉機の制御により前記開閉体を制御動作する制御部とを備え、
    前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部による感知信号があり、且つ前記座板感知部による感知信号があったことを条件に、前記開閉機による閉鎖方向への動作を、所定時間停止した後に再開し、微小時間継続した後に停止することを特徴とする開閉装置。
  3. 前記制御部は、前記開閉機による閉鎖方向への動作を微小時間継続した後に停止した場合、前記全閉手前位置感知部による感知信号がなくなるまで前記開閉機を閉鎖方向へ動作させるための閉鎖指令を無効にすることを特徴とする請求項1又は2記載の開閉装置。
  4. 前記制御部は、前記開閉体の閉鎖動作中、前記全閉手前位置感知部による感知信号があった後、前記座板感知部による感知信号が所定時間ない場合に、前記座板感知部の異常と判断して所定の処理を行うことを特徴とする請求項1乃至3何れか1項記載の開閉装置。
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