JP2011236020A - エレベータ運転制御システム、その運転制御方法及びかご内クリーンシステム - Google Patents
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Abstract
【課題】乗りかご内の病気感染を防止することにある。
【解決手段】乗客の体温を測定する赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ3と、この監視カメラで測定された乗客の体温データに基づき、エレベータドア開後に乗りかご内に入ってくる乗客の中から病気感染を伴う発熱者の有無を判定する発熱者判定手段11Aと、発熱者有りと判定されたとき、前記ドア開状態を保持するドア開保持手段11Bと、発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する警告出力手段11Cとを備えたエレベータ運転制御システムである。
【選択図】図1
【解決手段】乗客の体温を測定する赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ3と、この監視カメラで測定された乗客の体温データに基づき、エレベータドア開後に乗りかご内に入ってくる乗客の中から病気感染を伴う発熱者の有無を判定する発熱者判定手段11Aと、発熱者有りと判定されたとき、前記ドア開状態を保持するドア開保持手段11Bと、発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する警告出力手段11Cとを備えたエレベータ運転制御システムである。
【選択図】図1
Description
本発明の実施の形態は、乗客への病気感染を防ぐエレベータ運転制御システム、その運転制御方法及びかご内クリーンシステムに関する。
エレベータは不特定多数の乗客が利用する公共性の高い輸送手段であって、快適な乗り心地を確保する観点から、多くの対策が講じられている。
また、かご内防犯の抑止効果及び乗客の安全を確保する観点から、乗りかご内に防犯カメラを設置し、その撮影映像から乗りかご内の状況を観察することが行なわれている。
ところで、エレベータは、その運転中に乗りかご内が完全に閉じられた密室の状態となることから、乗りかご内にインフルエンザなどの感染者・発熱を伴う病気発症者(以下、発熱者と総称する)が乗っている場合、乗りかご内に乗り合わせた非感染者にも病気が感染する恐れがある。
しかし、以上のような緊急事態が発生した場合、乗りかご内の防犯カメラだけでは、発熱者を見つけ出すことが難しい。
また、インフルエンザ等を感染した空気がかご内に滞留している場合、もともと発熱者を認識する手段を有していないので、乗りかご内乗客への感染の予測や乗りかご内の感染空気をクリーンな空気に回復させることも考えられていない。
発明の実施形態としては、以上のような問題を解決するためになされたもので、感染の恐れのある発熱者を見つけ出し、乗客への感染を未然に回避するエレベータ運転制御システムを提供する。
上記課題を解決するために、本発明の1つの実施形態によれば、乗客の体温を測定する体温測定手段と、この体温測定手段で測定された乗客の体温データに基づき、エレベータドア開後に乗りかご内に入ってくる前記乗客の中から病気感染を伴う発熱者の有無を判定する発熱者判定手段と、この発熱者判定手段で発熱者有りと判定されたとき、前記ドア開状態を保持するドア開保持手段と、前記発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する警告出力手段とを備えたエレベータ運転制御システムである。
また、本発明の他の実施形態としては、乗客の体温を測定し、かつ乗りかご内の映像を撮影する赤外線サーモグラフィー付き監視カメラと、この監視カメラで測定された乗客の体温データ及び当該監視カメラで撮影された前記乗りかご内の映像データを、夫々分割して録画し、かつ、表示領域を分けて表示する録画・モニタ装置と、前記監視カメラで測定された乗客の体温データに基づき、エレベータのドア開後に乗りかご内に入ってくる前記乗客の中から病気感染を伴う発熱者の有無を判定する発熱者判定手段と、この発熱者判定手段で発熱者有りと判定されたとき、前記ドア開状態を保持するドア開保持手段と、前記発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する警告出力手段とを備えたエレベータ運転制御システムである。
さらに、本発明の他の実施形態としては、上記2つの実施形態の何れ構成に新たに、前記測定された乗客の体温データに基づき、前記乗りかご内から前記発熱者が降りたことを確認し、前記ドア開状態の保持を解除し、通常運転制御に移行させるシステム解除手段を設けた構成でもよい。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータ運転制御システムを示す構成図である。
図1は本発明の第1の実施形態に係るエレベータ運転制御システムを示す構成図である。
エレベータ運転制御システムは、建物の昇降路1内を昇降する乗りかご2と、少なくとも乗りかご2内に設けられた赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ3及び音声発生器4と、エレベータ制御盤5と、エレベータの運行状況やかご内状況を観察する監視室6とで構成される。なお、同図において、7はかごドア、8は各階乗場、9は各階の乗場ドアである。かごドア7と乗場ドア9とを合わせてエレベータドアと呼ぶ。
赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ3は、乗りかご2の天井パネル2aや側板の適宜な個所に設置され、乗りかご2内に乗り込んでくるインフルエンザなどの感染者や感染を伴う病気発症者(以下、発熱者と総称する)の発見及びかご内の状況を撮影する機能を有する。
なお、監視カメラ3としては、例えば防犯を目的とせずに乗客の体温に着目した温度データ(赤外線映像データ)を撮影する遠赤外線・赤外線カメラだけでもよいし、或いは前述したように乗客の温度データ(赤外線映像データ)として出力する赤外線サーモグラフィーとかご内の状況を可視化可能に撮影し出力する防犯カメラとを組合せて使用してもよい。この実施形態では説明の便宜上後者について説明するが、前者だけのものでも構わない。
音声発生器4は、かご2内のかご操作パネル(図示せず)またはかご操作パネルとは別に図示するように天井パネル2aに設置され、後記する警告を発生する機能を持っている。
エレベータ制御盤5は、CPUで構成される運行制御処理部11と、データベース12が設けられている。データベース12には、通常運転制御用プログラム、各種の管制運転制御用プログラムの他、少なくとも発熱者を認定するための指標となる判定用温度データ12a及び発熱者に対して乗りかご2から降りるよう警告する警告メッセージデータ12bが設定される。なお、温度判定用データ12aとしては、例えば2種類の温度(38度〜39度、39度以上)に分けてもよく、この2種類の温度に分けた場合にはその温度範囲に応じて警告メッセージデータ12bを変えるようにしてもよい。
運行制御処理部11は、機能的には、乗りかご2内に乗ってくる乗客の中から感染の恐れのある発熱者を判定する発熱者判定手段11A、発熱者有りと判定されたとき、エレベータドアの開状態を保持するように制御するドア開保持手段11B、警告メッセージデータ12bのもとに、発熱者が乗りかご2から降りるよう音声発生器4から警告を出力する警告出力手段11Cを有する。
監視室6は、同一建物内の管理人室、中央監視室や遠隔的に監視する遠隔監視センタ等に相当するものであって、前記赤外線サーモグラフィーから出力される乗客の温度データと防犯カメラで撮像された可視化映像データを同時に2分割して録画するDVR自動録画機21と、この録画された各乗客の温度分布データ及び可視化映像データをそれぞれ表示領域を分けて表示するモニタ装置22とが設けられている。
次に、以上のような実施の形態のエレベータ運転制御システムに関する動作の流れについて、図2を参照して説明する。
先ず、運行処理制御部11は、常時はデータベース12に格納される通常運転制御用プログラムに従って通常運転制御を実施し(S1)、昇降路1内を走行している。この状態において、乗場8に待機している乗客が乗場操作パネルの乗場呼びボタン(図示せず)を操作すると、乗場呼び登録を行った後、その呼び階に向かって移動し、当該呼び階に到着した後にエレベータドアを開く(S2)。
ここで、運行処理制御部11は、エレベータドアを開いて乗客が乗りかご2に入ってくるが、発熱者判定手段11Aを実行する。発熱者判定手段11Aは、監視カメラ3に内蔵される赤外線サーモグラフィーから出力される各乗客の温度データ(赤外線映像データ)と判定用温度データ12aとを比較し、乗りかご2に入ってくる乗客の中に感染の恐れを有する発熱者が居るか否かを判定する(S3)。ここで、乗りかご2に入ってくる乗客の温度(体温)が判定用温度データ12aよりも高いと判断したとき、感染の恐れのある発熱者有りと判定する。
このとき、監視カメラ3に付加される赤外線サーモグラフィーにより得られた各乗客の温度データと本来の防犯カメラで撮像されたかご内状況を撮影したかご内映像データとがLAN等のネットワーク23を通してDVR自動録画機21に送られる。DVR自動録画機21は、各乗客の温度データとかご内状況の可視化映像データを、予め分割された2つの記憶領域に同期をとりながら順次録画していく。
一方、運行処理制御部11は、乗客の中に発熱者有りと判定すると、ドア開保持手段11Bを実行する。ドア開保持手段11Bは、従来からエレベータ制御盤5に付加されるエレベータドア開状態を保持するシステムを作動させる指令を出し、ドア開状態を保持する(S4)。
しかる後、運行処理制御部11は警告出力手段11Cを実行する。警告出力手段11Cは、ドア開状態を保持された後、データベース12から警告メッセージデータ12bを読み出し、発熱者に対して乗りかご2から降りるよう音声発生器4から警告を出力する(S5)。このとき、発熱者の体温の高さに応じて、異なる警告メッセージにて警告を出すようにしてもよい。
このとき、赤外線サーモグラフィーにより得られた温度データを取り込み、発熱者と認定された乗客が乗りかご2内に居るか否かを判断し、かご内に居ないと判断されたときに発熱者が乗りかご2から降りたと判断する(S6)。
運行処理制御部11は、発熱者が乗りかご2から降りたと判断したとき、ドア開保持を解除するシステム解除処理(S7)を行った後、通常運転制御に戻る(S1)。
システム解除処理は、幾つかの手段が考えられる。
(イ) 運行処理制御部11は、発熱者が乗りかご2から降りたと判断した後、自動的にドア開状態の保持を解除し、通常運転制御モードに切替えて通常運転制御を実施する。
(ロ) 自動的にドア開状態の保持を解除した場合、発熱者を含んで乗客の乗降の安全を確保する必要がある場合、例えばかご操作パネル(図示せず)に解除キー10を組み込んでおき、特定の操作者(例えば管理人、監視員等)が乗りかご2内及び乗場8の乗客の状況を確認した後、解除キー10を操作し、ドア開保持を解除する方法をとってもよい。
なお、DVR自動録画機21に録画された各乗客の温度データ及び可視化映像データは、監視員による自動再生処理或いは任意の時期による再生指示に従って、モニタ装置22に温度データと可視化映像データに分けて表示し、例えば発熱者が乗りかご2に入ってきたときの温度状態も監視することができる。
従って、以上のような実施形態によれば、監視カメラ3に赤外線サーモグラフィーを付けることにより、監視カメラ3から乗りかご2内の可視化映像データだけでなく、同時に各乗客の体温を表す温度データを取得するので、インフルエンザなどの発熱者が乗りかご2に入ってきた場合、速やかに発熱者を発見でき、密室状態となる乗りかご2内に乗り合わせる非感染者に対する感染を未然に回避できる。
また、乗りかご2内に発熱者が乗り込んだとき、ドア開状態を保持し、発熱者が降りるまで警告を出力するので、発熱者が自分の体調から警告内容を理解し、速やかに乗りかご2から降りるなどの適切な対応を取りうることができる。
また、発熱者が乗りかご2から降りたことを確認し、ドア開保持を解除して通常運転制御に戻るようにしたので、乗り合わせて乗客に感染させることなくエレベータを運行制御できる。
なお、図2に示す一連の処理手順は、当該処理手順の順序に従って幾つかの処理段階を経るように規定することにより、エレベータ運転制御方法として実現することも可能であることは言うまでもない。
(第2の実施形態)
図3は本発明の第2の実施形態に係るかご内クリーンシステムを示す図である。なお、この実施形態のかご内クリーンシステムは図1に示すエレベータ運転制御システムに適用することから、エレベータ運転制御システムについては図1の説明に譲り、その重複する部分の説明は省略する。
図3は本発明の第2の実施形態に係るかご内クリーンシステムを示す図である。なお、この実施形態のかご内クリーンシステムは図1に示すエレベータ運転制御システムに適用することから、エレベータ運転制御システムについては図1の説明に譲り、その重複する部分の説明は省略する。
第2の実施形態は、乗りかご2の適宜な箇所,例えばかご天井パネル2aにフィルター付き吸入口31及びフィルター付き排気口31が取り付けられ、さらに、これら吸気口31−排気口32の間に空気流通管路33を介して空気清浄機能を備えた空調機(以下、空気清浄装置と呼ぶ)34が接続されている。
空気清浄装置34は、乗りかご2内にインフルエンザなどの感染空気が滞留している場合、かご内を清浄するために清浄運転を行なうものであるが、発熱者が発見された時、一律に所定時間清浄運転するか、或いは発熱者のかご内在室時間等を考慮しつつ清浄運転時間を可変することも考えられる
後者の運転時間を可変する場合には、エレベータ制御盤5のデータベース12に図4に示すような空気清浄設定データ12cが格納される。空気清浄設定データ12cとしては、発熱者在室時間Tを超えた場合に限り、在室時間Tの長さに比例して長くなる清浄時間tcを設定する。
後者の運転時間を可変する場合には、エレベータ制御盤5のデータベース12に図4に示すような空気清浄設定データ12cが格納される。空気清浄設定データ12cとしては、発熱者在室時間Tを超えた場合に限り、在室時間Tの長さに比例して長くなる清浄時間tcを設定する。
次に、以上のような実施の形態に係るかご内クリーンシステムの動作手順について、図5を参照して説明する。なお、図5において、図2と同一又は等価な処理ステップについて括弧書きでS1〜S7を付することにより、重複する部分の詳しい説明を省略する。
先ず、運行処理制御部11は、通常運転制御用プログラムに従って通常運転制御を実施し(S11)、乗場8に居る乗客が乗場操作パネルの乗場呼びボタンを操作すると、乗場呼び登録を行った後、その呼び階に向かって移動し、当該呼び階に到着しエレベータドアを開く(S12)。
乗りかご2のエレベータドアが開いて乗客が入ってくるが、監視カメラ3の赤外線サーモグラフィーから出力される乗客の温度データ(赤外線映像データ)と判定用温度データ12aとを比較し、乗りかご2に入ってくる乗客の温度が判定用温度データ12aよりも高いと判断したとき、当該乗客が発熱者であると判定する(S13)。
このとき、監視カメラ3の赤外線サーモグラフィーにより得られた各乗客の温度データと本来の防犯カメラで撮像されたかご内状況を撮影したかご内可視化映像データがLAN等のネットワーク23を通してDVR自動録画機21に送られる。DVR自動録画機21は、各乗客の温度データとかご内状況の可視化映像データを、予め分割された2つの記憶領域に同期をとりながら順次録画していく。
ステップS13において、発熱者有りと判定されたとき、清浄時間(運転時間)を可変するか判断する(S14)。例えばデータベース12の予め定める領域に設定されるフラグが「0」であるとき、清浄時間を可変しないと判断する。このとき、ドア開状態を保持し(S15)、音声発生器4から警告を出力した後(S16)、発熱者が乗りかご2から降りたことを確認し(S17)、前記空気清浄装置33を予め定める一定時間T1にわたって清浄運転を実行する(S18)。
空気清浄装置34が清浄運転を行うと、フィルター付き吸気口31から乗りかご2内の空気を吸い込んでかご内の感染空気を浄化し、さらにフィルター付き排気口32から浄化されたクリーンな空気をかご内に送り込む。この清浄運転を一定時間継続することにより、かご2内全体の感染空気をクリーンな空気に置換する。このとき、システム解除処理(S19)に基づき、通常運転制御に戻る(S11)が、空気清浄装置34の清浄運転は一定時間T2の間継続させる(S26)。
一方、ステップS14において、清浄時間(運転時間)を可変すると判断したとき、t=0を設定し(S20)、感染者の在室時間を計測開始するととともに、空気清浄装置34の清浄運転を実行する。このときもドア開状態を保持し(S21)、音声発生器4から警告を出力した後(S22)、発熱者が乗りかご2から降りたことを確認した後(S23)、発熱者の最終的な在室時間tからt=T以上であれば(S24)、当該Tに比例する長い清浄時間tcに亘って空気清浄装置34の清浄運転を続け(S25)、t=T未満であれば(S24)、予め定めた一定時間の間、空気清浄装置34の清浄運転を続ける(S26)。
このときも、システム解除処理(S19)に基づき、通常運転制御に戻る(S11)が、空気清浄装置34の清浄運転は継続させる。
従って、以上のような実施形態によれば、発熱者を発見したとき、その発熱者が乗りかご2から降りた後、空気清浄装置34を所定時間または感染の程度に応じた時間の間、乗りかご2内の感染空気を循環させつつフィルタリング処理して排気するので、乗りかご2内をクリーンな空気に置換することができる。
なお、上記実施の形態では、システム解除処理(S19)によってエレベータドアを閉じて通常運転制御に戻った後(S11)でも、定められた時間の間、空気清浄装置34の清浄運転するようにしたが、例えば清浄運転の間、通常運転制御に戻すことなく清浄運転を続け、定められた清浄運転時間の経過後に通常運転制御に戻す構成であってもよい。
(第3の実施形態)
図6は本発明の第3の実施形態に係るかご内クリーンシステムを示す図である。なお、この実施形態のかご内クリーンシステムは第2の実施形態と同様に図1に示すエレベータ運転制御システムに適用することから、エレベータ運転制御システムについては図1の説明に譲り、その重複する部分の説明を省略する。
図6は本発明の第3の実施形態に係るかご内クリーンシステムを示す図である。なお、この実施形態のかご内クリーンシステムは第2の実施形態と同様に図1に示すエレベータ運転制御システムに適用することから、エレベータ運転制御システムについては図1の説明に譲り、その重複する部分の説明を省略する。
この実施形態は、乗りかご2の天井パネル2a側に換気ファン41を設け、さらに、乗りかご2の両サイドパネル2b,2bまたは何れか1つのサイドパネル2bのかご床パネル2c近傍にかご内空気排気口42を設けたものである。
そして、第2の実施形態と同様に、図5のステップS13において、発熱者有りと判定されたとき、予め定める清浄時間T1,T2または感染の程度に応じて定まる時間tcの間、換気ファン41を駆動し、かご外部から空気を取り込んで乗りかご2内に送風し、サイドパネル2bのかご内空気排気口42から排気することにより、乗りかご2内に滞留する感染空気をかご外に強制排気することにより、かご内をクリーンにすることができる。
(その他の実施形態)
上記実施形態では、乗りかご2内部に赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ3を設置し、乗りかご2内に入ってくる発熱者を検知するようにしたが、例えば乗場8側に赤外線サーモグラフィー付き監視カメラを設置し、エレベータを利用する乗客の中から発熱者を検知したとき、エレベータ制御盤5に対して当該乗場階到着時にエレベータドアを開けずに乗場8に設置される音声発生器(図示せず)から発熱者に向けて、例えば高熱の感染者はエレベータに乗らないで下さい」などの警告を発し、エレベータ運転中に機密状態となるかご内に乗ることを拒否することにより、かご内の感染を未然に防ぐこともできる。
上記実施形態では、乗りかご2内部に赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ3を設置し、乗りかご2内に入ってくる発熱者を検知するようにしたが、例えば乗場8側に赤外線サーモグラフィー付き監視カメラを設置し、エレベータを利用する乗客の中から発熱者を検知したとき、エレベータ制御盤5に対して当該乗場階到着時にエレベータドアを開けずに乗場8に設置される音声発生器(図示せず)から発熱者に向けて、例えば高熱の感染者はエレベータに乗らないで下さい」などの警告を発し、エレベータ運転中に機密状態となるかご内に乗ることを拒否することにより、かご内の感染を未然に防ぐこともできる。
さらに、上記実施の形態は可能な限り組み合わせて実施することが可能であり、その場合には組み合わせによる効果が得られる。さらに、上記各実施の形態には種々の上位,下位段階の発明が含まれており、開示された複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得るものである。例えば問題点を解決するための手段に記載される全構成要件から幾つかの構成要件が省略されうることで発明が抽出された場合には、その抽出された発明を実施する場合には省略部分が周知慣用技術で適宜補われるものである。
1…昇降路、2…乗りかご、2a…天井パネル、2b…サイドパネル、2c…かご床パネル、3…赤外線サーモグラフィー付き監視カメラ、4…音声発生器、5…エレベータ制御盤、6…監視室、7…かごドア、8…乗場、9…乗場ドア、10…解除キー、11…運行制御処理部、11A…発熱者判定手段、11B…ドア開保持手段、11C…警告出力手段、12…データベース、21…DVR自動録画機、22…モニタ装置、31…フィルター付き吸気口、32…フィルター付き排気口、34…空気清浄装置、41…換気ファン、42…かご内空気排気口。
Claims (8)
- 乗客の体温を測定する温度測定手段と、
この温度測定手段で測定された乗客の体温データに基づき、エレベータドア開後に乗りかご内に入ってくる前記乗客の中から病気感染の恐れのある発熱者の有無を判定する発熱者判定手段と、
この発熱者判定手段で発熱者有りと判定されたとき、前記ドア開状態を保持するドア開保持手段と、
前記発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する警告出力手段とを備えたことを特徴とするエレベータ運転制御システム。 - 乗客の体温を測定し、かつ乗りかご内の映像を撮影する赤外線サーモグラフィー付き監視カメラと、
この赤外線サーモグラフィーで測定された乗客の体温データ及び当該監視カメラで撮影された前記乗りかご内の映像データを、夫々分割して録画し、かつ、表示領域を分けて表示する録画・モニタ装置と、
前記監視カメラで測定された乗客の体温データに基づき、エレベータドア開後に乗りかご内に入ってくる前記乗客の中から病気感染の恐れのある発熱者の有無を判定する発熱者判定手段と、
この発熱者判定手段で発熱者有りと判定されたとき、前記ドア開状態を保持するドア開保持手段と、
前記発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する警告出力手段とを備えたことを特徴とするエレベータ運転制御システム。 - 請求項1または請求項2に記載のエレベータ運転制御システムにおいて、
前記測定された乗客の体温データに基づき、前記乗りかご内から前記発熱者が降りたことを確認し、前記ドア開保持を解除し、通常運転制御に移行させるシステム解除手段をさらに設けたことを特徴とするエレベータ運転制御システム。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータ運転制御システムにおいて、
前記乗りかごに設けられ、当該乗りかご内の空気を循環させるためのフィルター付き吸気口及びフィルター付き排気口と、
前記フィルター付き吸気口と前記フィルター付き排気口との間に設けられ、前記発熱者判定手段で発熱者有りと判定されたとき、前記乗りかご内の感染空気を強制循環させることによりクリーンな空気に置換する清浄運転を実行する空気清浄装置とを設けたことを特徴とするかご内クリーンシステム。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータ運転制御システムにおいて、
前記乗りかごのかご床パネル近傍に設けられた排気口と、
前記乗りかごの天井パネルに設置され、前記発熱者判定手段で発熱者有りと判定されたとき、前記乗りかご内に空気を送り込んで前記排気口からかご外部に排気させる換気ファンとを設けたことを特徴とするかご内クリーンシステム。 - 請求項4または請求項5に記載のかご内クリーンシステムにおいて、
前記空気清浄装置、前記換気ファンは、予め定める一定時間の間運転させることを特徴とするとするかご内クリーンシステム。 - 請求項4または請求項5に記載のかご内クリーンシステムにおいて、
前記空気清浄装置、前記換気ファンは、発熱者のかご内在室時間に応じて運転時間を可変することを特徴とするとするかご内クリーンシステム。 - エレベータドア開後に乗りかご内に入ってくる乗客の体温を測定する第1の段階と、この測定された乗客の体温から病気感染の恐れがある発熱者を判定する第2の段階と、この第2の段階で発熱者を発見したとき、前記ドア開状態を保持する第3の段階と、前記発熱者に対して前記乗りかご内から降りるよう警告を発する第4の段階と、前記発熱者が前記乗りかごから降りたことを確認し、前記ドア開保持を解除し、通常運転制御に移行させる第5の段階とを有することを特徴とするエレベータ運転制御方法。
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