JP2011235593A - 鏡面装飾板及びその製造方法 - Google Patents

鏡面装飾板及びその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2011235593A
JP2011235593A JP2010110845A JP2010110845A JP2011235593A JP 2011235593 A JP2011235593 A JP 2011235593A JP 2010110845 A JP2010110845 A JP 2010110845A JP 2010110845 A JP2010110845 A JP 2010110845A JP 2011235593 A JP2011235593 A JP 2011235593A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
weight
mirror surface
synthetic resin
decorative plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010110845A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5319602B2 (ja
Inventor
Takao Kitamura
孝雄 北村
Yuichi Kamimura
裕一 上村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahipen Corp
Original Assignee
Asahipen Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahipen Corp filed Critical Asahipen Corp
Priority to JP2010110845A priority Critical patent/JP5319602B2/ja
Publication of JP2011235593A publication Critical patent/JP2011235593A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5319602B2 publication Critical patent/JP5319602B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

【課題】 本発明は、耐酸性及び耐アルカリ性を備え、隠蔽性がよく、輝度感も高い鏡面装飾板及びこの鏡面装飾板を容易に製造できる製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 透明プラスチック基材と、前記基材の一方の面に蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗料を積層した第1の層と、前記第1の層の上に顔料と合成樹脂を含有する塗料を積層した第2の層を備え、前記第1の層の厚みが0.1〜5μmであり、前記第2の層の厚みが1〜50μmであり、前記基材側の60度鏡面光沢度が500以上であり、耐酸性及び耐アルカリ性を備え、隠蔽性がよく、輝度感も高い鏡面装飾板である。
【選択図】 図1

Description

本発明は鏡面装飾板及びその製造方法に関する。より詳しくは、透明プラスチック基材の表面に鏡面を形成し、透明プラスチック基材表面の60度鏡面光沢度が500以上である鏡面装飾板及びその製造方法に関する。
自動車部品や電化製品のプラスチック材料は、その材料に高級感を与えるため、鏡面加工を行っていることが多い。これまで、プラスチック材料に鏡面加工する方法としては、湿式メッキ、真空蒸着、スパッタリング等の工法が用いられていた。しかし、湿式メッキは、メッキ液にクロム酸等の重金属を用いることから環境に対して悪影響を及ぼすこと、真空蒸着やスパッタリング工法は、大型設備を必要として、コストが高くなるという問題があった。
そこで、プラスチック材料に簡単且つ低コストで鏡面加工が可能な塗装による方法が注目されるようになってきた。
特許文献1は、透明プラスチック基材等の片面に蒸着アルミ箔を含む塗料を塗装し、基材の非塗装面側から見た時にメッキ調の鏡面となる装飾板を作成する方法を提案している。
しかしながら、特許文献1に記載の方法では、隠蔽性が悪く、樹脂割合が高いため輝度感も低いという問題を有していた。また、耐アルカリ性、耐酸性が弱いといった問題も有している。
特許文献2は、プラスチック基材上にプラスチック基材との密着性を高めるための第1塗装膜を形成し、この第1塗装膜の上に蒸着金属膜を粉砕して金属片を含有する塗料を塗布して金属調光沢を有する第2塗装膜を形成し、第2塗装膜上に第2塗装膜を保護する第3塗装膜を形成することにより、金属光沢と隠蔽性を備える装飾板を作成する方法を提案している。
しかしながら、特許文献2に記載の方法では、第2塗装膜を形成後、第3塗装膜を形成する必要があるため、第3塗装膜形成時に第2塗装膜表面が塗料の溶媒により再溶解し、蒸着金属片の並びが悪くなる。従って、特許文献2に記載の方法では、メタリック調にはなるがより光沢(輝度感)の高い鏡面を形成することが困難となるという問題を有していた。また、作業工程が多いという問題も有していた。
特開2003−211594号公報 特開2000−176365号公報
従って、本発明は、上記問題を解決するために、隠蔽性がよく、輝度感も高い鏡面装飾板及びこの鏡面装飾板を容易に製造できる製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、透明プラスチック基材と、前記基材の一方の面に積層された蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗膜からなる第1の層と、前記第1の層に積層された顔料と合成樹脂を含有する塗膜からなる第2の層を備え、前記透明プラスチック基材表面の60度鏡面光沢度が500以上であることを特徴とする鏡面装飾板に関する。
請求項2に係る発明は、第1の層を形成する塗膜は、合成樹脂固形分100重量部に対して300〜500重量部の蒸着アルミ箔粒が配合され、前記合成樹脂固形分中に繊維素系樹脂の割合が5〜80重量%であることを特徴とする請求項1に記載の鏡面装飾板に関する。
請求項3に係る発明は、蒸着アルミ箔粒の厚みが0.001〜0.01μmであり、最大粒径が5〜30μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の鏡面装飾板に関する。
請求項4に係る発明は、第1の層を形成する塗膜が蒸着アルミ箔粒100重量部に対して200nm以下の粒子径の顔料を10〜100重量部含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の鏡面装飾板に関する。
請求項5に係る発明は、第2の層を形成する塗膜に含まれる顔料がカーボンブラックであり、前記第2の層を形成する塗膜が合成樹脂固形分100重量部に対して1〜20重量部の前記カーボンブラックを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の鏡面装飾板に関する。
請求項6に係る発明は、透明プラスチック基材の一方の面に蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗料をスプレー法により塗布して第1の層を形成する工程と、前記第1の層に顔料と合成樹脂を含有する塗料をスプレー法により塗布して第2の層を形成する工程とからなることを特徴とする鏡面装飾板の製造方法に関する。
請求項7に係る発明は、第1の層に使用される塗料は、その塗料組成中の全固形分が0.1〜3重量%で、その粘度が20〜40秒(温度が23℃、オリフィス径が3mmの条件でフローカップ法により測定)であることを特徴とする請求項6に記載の鏡面装飾板の製造方法に関する。
請求項8に係る発明は、第2の層に使用される塗料は、弱溶剤であるアルコール系溶剤、エーテルアルコール系溶剤、脂肪族系溶剤及び脂環族系溶剤の内いずれかから選択される溶剤を含有し、前記弱溶剤が塗料溶剤中に50〜100重量%含有されることを特徴とする請求項6又は7に記載の鏡面装飾板の製造方法に関する。
請求項1に係る発明によれば、透明プラスチック基材と、前記基材の一方の面に積層された蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗膜からなる第1の層と、前記第1の層に積層された顔料と合成樹脂を含有する塗膜からなる第2の層を備え、前記透明プラスチック基材表面の60度鏡面光沢度が500以上であり、並びに耐酸性及び耐アルカリ性を備えた鏡面装飾板とすることができる。
請求項2に係る発明によれば、第1の層を形成する塗膜は、合成樹脂固形分100重量部に対して300〜500重量部の蒸着アルミ箔粒が配合され、前記合成樹脂固形分中に繊維素系樹脂の割合が5〜80重量%であることから、高い鏡面光沢度を維持することができる。
請求項3に係る発明によれば、蒸着アルミ箔粒の厚みが0.001〜0.01μmであり、最大粒径が5〜30μmであることから、高い鏡面光沢度を維持することができる。
請求項4に係る発明によれば、第1の層を形成する塗膜が、蒸着アルミ箔粒100重量部に対して200nm以下の粒子径の顔料を10〜100重量部含むことから、着色した鏡面加工の装飾板とすることができる。従って、装飾板としての高級感をさらに増すことができる。
請求項5に係る発明によれば、第2の層を形成する塗膜に含まれる顔料がカーボンブラックであり、前記第2の層を形成する塗膜が合成樹脂固形分100重量部に対して1〜20重量部の前記カーボンブラックを含むことから、第2の層の隠蔽性をさらに高めることができ、引いては鏡面光沢度を上げることができる。
請求項6に係る発明によれば、透明プラスチック基材の一方の面に蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗料をスプレー法により塗布して第1の層を形成する工程と、前記第1の層に顔料と合成樹脂を含有する塗料をスプレー法により塗布して第2の層を形成する工程とからなることから、基材側の60度鏡面光沢度が500以上の鏡面装飾板を製造することができる。また、スプレー法を用いることから、鏡面装飾板を容易に製造することができる。
請求項7に係る発明によれば、第1の層に使用される塗料は、その塗料組成中の全固形分が0.1〜3重量%で、その粘度が20〜40秒(温度が23℃、オリフィス径が3mmの条件でフローカップ法により測定)で、固形分が少なく粘度が低いことから、透明プラスチック基材にエアースプレー塗装により蒸着アルミ箔粒の並びが良く、その事により、プラスチック基材側の60度鏡面光沢度が500以上の鏡面装飾板を製造することができる。
請求項8に係る発明によれば、第2の層に使用される塗料は、弱溶剤であるアルコール系溶剤、エーテルアルコール系溶剤、脂肪族系溶剤及び脂環族系溶剤の内いずれかから選択される溶剤を含有し、前記弱溶剤が塗料溶剤中に50〜100重量%含有されることにより、プラスチック基材を溶解させない溶媒を多く含むことから、プラスチック基材に溶剤を塗布しても、基材に影響を及ぼすことは殆どない。従って、プラスチック基材側の60度鏡面光沢度が500以上の鏡面装飾板を製造することができる。
本発明に係る鏡面装飾板の第2の層にカーボンブラックを配合した場合の概略部分断面図である。
本発明に係る鏡面装飾板について、図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る鏡面装飾板の第2の層にカーボンブラックを配合した場合の概略部分断面図である。
図1に示されるように、本発明の一実施形態に係る鏡面装飾板は、基材となる透明プラスチック基材(1)と、透明プラスチック基材(1)の一方の面に積層した蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗膜からなる第1の層(2)と、第1の層(2)に積層された顔料と合成樹脂を含有する塗膜からなる第2の層(3)とを備えている。
ここで、透明プラスチック基材(1)とは、可視光線(380nm〜780nm)透過率が、80%以上のプラスチックを言い、プラスチックの厚みや色については限定されない。透明プラスチック基材(1)の素材としては、アクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル)、PET樹脂、ポリカーボネート樹脂、ABS樹脂、ポリスチレン等が挙げられるが、望ましくは、アクリル樹脂(ポリメタクリル酸メチル)、ポリカーボネート樹脂である。
この発明において、第1の層(2)の膜厚は、0.1〜5μmであればよいが、望ましくは0.1〜3μmであり、さらに望ましくは0.1〜1μmとすることがよい。その理由は、膜厚が0.1μm未満では、蒸着アルミ箔粒の粒子が目立って鏡面状に仕上がらず、5μmを超える膜厚にしても輝度感の向上は望めず、しかも作業工数が増えることから、いずれの場合も望ましくないからである。なお、本発明で輝度感とは光沢のことを言う。
この発明において、第2の層(3)の膜厚を、1〜50μmとすることが望ましく、さらに望ましくは1〜30μmとする。
その理由は、第2の層(3)の膜厚を1μm未満とすると、第1の層(2)を隠蔽することができないので目的の塗膜が得られず、第2の層(3)の膜厚が50μmを超える膜厚とすると、第2の層(3)の残留溶剤が第1の層(2)の合成樹脂を溶解させ、アルミ箔粒の並びを悪くし、透明プラスチック基板(1)の非塗装面(4)の輝度感を低下させることから、いずれの場合も望ましくないからである。
第1の層(2)は、蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含み、合成樹脂固形分100重量部に対し、蒸着アルミ箔粒固形分は、300〜500重量部とすることが望ましいが、さらに望ましくは350〜500重量部とすることが好ましい。その理由は、蒸着アルミ箔粒固形分を300重量部未満にすると、60度鏡面光沢度が500未満となり、輝度感が低下し、蒸着アルミ箔粒の固形分が500重量部を超えると、透明プラスチック基板(1)に対して密着性が低下することから、いずれの場合も望ましくないからである。
第1の層(2)に使用する合成樹脂成分は、第一成分としてアクリル樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂等のいずれか又はその混合物と、第二成分としてニトロセルロース樹脂(NC)、セルロース・アセテート・ブチレート樹脂等の繊維素系樹脂のいずれか又はその混合物が挙げられる。その理由は、第一成分が添加されていないと透明プラスチック基板(1)との密着性が低下し、第二成分である繊維素系樹脂が添加されていないと蒸着アルミ箔粒の配向が乱れひいては輝度感が低下することから、いずれの場合も望ましくないからである。
合成樹脂固形分中に含まれる第一成分の割合は20〜95重量%であり、望ましくはアクリル樹脂、ウレタン樹脂が40〜90重量%とする。合成樹脂固形分中に含まれる第二成分の割合は、5〜80重量%であり、望ましくはニトロセルロース樹脂(NC)が10〜60重量%とする。その理由は、第一成分の割合が20重量%未満(第二成分が80重量%を超える)であれば、密着性が低下し、95重量%を超えると(第二成分が5重量%未満)、輝度感が低下することから、いずれの場合も望ましくないからである。
本発明で用いられている蒸着アルミ箔粒は、蒸着アルミ膜を粉砕したアルミ顔料であれば特に限定されるものではない。この発明において使用する蒸着アルミ箔粒は、基材フィルムにアルミ膜を蒸着させ、基材フィルムからアルミ膜を粉砕してアルミ片とすることにより得られるものであれば全て使用できるが、その厚みを0.001〜0.01μmで、粒径は5〜30μmのものが望ましい。その理由としては、厚み0.001μm未満又は粒径5μm未満の蒸着アルミ箔粒の製造は困難であること、厚み0.01μm又は粒径30μmのいずれかを超えると蒸着アルミ箔粒の配向が乱れ、輝度感が落ちるためいずれの場合も望ましくないからである。
第1の層(2)に200nm以下の粒度に分散させたナノ分散顔料を配合することで、非塗装面に金メッキ調やブロンズ調等の着色鏡面に仕上げることもできる。ナノ分散顔料としては、透明酸化鉄、透明酸化チタン等の無機顔料や、DPPレッド、キナクリドンレッド、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、シオキサジンバイオレット等の有機顔料が挙げられ、200nm以下に分散したものであればこれに限定されない。その理由は、200nmを超える粒度の顔料を用いた場合は、使用する顔料が少量であったとしても、輝度感が落ち、鏡面を形成することができないからである。
200nm以下に分散させたナノ分散顔料の割合は、蒸着アルミ箔粒100重量部に対してナノ分散顔料が10〜100重量部となるように配合すると、非塗装面は鏡面状に仕上がり、60度鏡面光沢度も500以上に維持できる。その理由は、ナノ分散顔料が10重量部未満では、色が薄くなり、ナノ分散顔料が100重量部を超えると、メタリック調にはなるが目的とする鏡面を形成することができず、非塗装面の60度鏡面光沢度も500未満となり、輝度感が低下するためいずれの場合も望ましくないからである。
第1の層(2)には、蒸着アルミ箔粒の沈降を防ぐ為の沈降防止剤や耐候性を向上させる為の紫外線吸収剤、光安定化剤等の添加剤を配合することもできる。沈降防止剤としては、一般に使用される物であれば特に限定されないが、酸化ポリエチレンワックス、シリカ等が挙げられ、紫外線吸収剤としては、一般に使用される物であれば特に限定されないが、ベンゾトリアゾール系化合物、ヒドロキシフェニルトリアジン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、トリアジン系化合物等が挙げられ、光安定剤としては、ヒンダードアミン系化合物、ベンゾエート系化合物等が挙げられる。
第2の層(3)は、図1に示されるように、合成樹脂と顔料を含み、前記顔料としては隠蔽性が良い、酸化チタン、黄色酸化鉄、赤色酸化鉄、カーボンブラックなどが挙げられるが、望ましくはカーボンブラックが使用される。
カーボンブラックと合成樹脂との比率は、合成樹脂固形分100重量部に対し、カーボンブラックが1〜20重量部が望ましいが、さらに望ましくは2〜10重量部とする。その理由は、カーボンブラックの配合を1重量部未満とすると、隠ぺいするように塗装することが困難となり、カーボンブラックの配合が20重量部を超えると、塗装時に粘度が高くなりすぎて分散しにくくなり、塗装表面を均一にすることが困難となることから、いずれの場合も望ましくないからである
カーボンブラック以外の顔料を用いる場合、合成樹脂と顔料の比率は、合成樹脂固形分100重量部に対し、酸化チタンの場合は60〜150重量部、黄色酸化鉄及び赤色酸化鉄の場合は10〜40重量部が好ましい。その理由は、酸化チタンの配合を60重量部未満とすると、隠ぺいするように塗装することが困難となり、酸化チタンの配合が150重量部を超えると、塗装時に粘度が高くなりすぎて分散しにくくなり、塗装表面を均一にすることが困難となることからいずれの場合も望ましくなく、同様に黄色酸化鉄及び赤色酸化鉄を用いる場合も、その配合が10重量部未満とすると、隠ぺいするように塗装することが困難となり、40重量部を超えると、塗装時に粘度が高くなりすぎて分散しにくくなりいずれの場合も望ましくないからである。
また、第2の層(3)に体質顔料である炭酸カルシウム、沈降性硫酸バリウム、タルク、クレー等を用いても良い。
第2の層(3)の合成樹脂成分としては、第1の層(2)と密着する合成樹脂であれば特に種類は限定されないが、一般的にはアクリル樹脂、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂、繊維素系樹脂等が用いられるが、望ましくはアクリル樹脂、ウレタン樹脂である。
本発明において、第1の層(2)の塗装方法として、スプレー塗装が望ましく、好適には、エアースプレー塗装である。その理由は、スプレー塗装がプラスチック基材上に薄く均一に塗膜形成することができるからである。
本発明において、第1の層(2)に使用する塗料は、その塗料組成中の全固形分が0.1〜3重量%であることが望ましい。その理由は、塗料固形分を0.1重量%未満とすると、膜厚がつかないため60度鏡面光沢度が500以上とならず、3重量%を超えると蒸着アルミ箔粒の配向が乱れ鏡面を形成することができないことから、いずれの場合も望ましくないからである。
本発明において、塗料粘度は、20〜40秒(温度が23℃、オリフィス径が3mmの条件でフローカップ法により測定)であることが望ましいが、さらに望ましくは、20〜35秒である。その理由は、塗料の粘度が40秒を超えると、透明プラスチック基材上に蒸着アルミ箔粒が均一に塗膜形成することが困難となるからである。
本発明において、スプレーの塗装圧は、0.05MPa〜0.2MPaで行うことが望ましい。その理由は、0.05MPa未満では、塗装することが困難であり、0.2MPaを超えると、非塗装面が鏡面状とならなくなるため、いずれの場合も望ましくないからである。
第2の層(3)の塗装方法としては、スプレー塗装であればよいが、望ましくはエアースプレー塗装がよい。その理由は、第1の層(2)上に薄く均一に塗膜形成することができるためである。塗料固形分、塗料粘度、スプレー塗装圧の条件は、塗料の種類により異なり、限定されるものではない。
本発明において、塗料中に含まれる溶剤は、第1の層(2)の合成樹脂を溶解させない弱溶剤であるアルコール系溶剤、エーテルアルコール系溶剤、脂肪族系溶剤、脂環族系溶剤、イソパラフィン系溶剤等の含有率を50〜100重量%以上とすることが望ましいが、より望ましくは、前記弱溶剤が60〜100重量%とする。その理由は、弱溶剤の含有率を50重量%未満とすると、第1の層(2)を再溶解させ、蒸着アルミ箔粒の配向が乱れ、輝度感が落ちるからである。
本発明をさらに具体的に説明するために、以下に、試験例、実施例及び比較例を挙げて説明するが、これら実施例等は本発明を限定するものではない。
<塗料の原料>
本発明の実施例及び比較例で用いられる素材は、アクリル樹脂としてはアクリディックA−165(DIC株式会社製、固形分50%、プラスチック用アクリル樹脂)と、アクリディックA−1380(DIC株式会社製、固形分55%、アクリル樹脂)と、アクリディックA−1381(DIC株式会社製、固形分50%、アクリル樹脂)が用いられ、繊維素系樹脂としては1/2NC(ニトロセルロース樹脂、固形分20%)が用いられ、蒸着アルミ箔粒としてはメタルアーL−55350(ECKART社製、固形分10%、厚み 0.001〜0.01μm、最大粒径 5〜30μm)が用いられ、顔料としてはNSP−CZ306(D)YELLOW(日弘ビックス株式会社製、イエロー顔料、有機顔料、平均粒径200nm以下)と、NSP−CZ503(D)ブラウン(日弘ビックス株式会社製、ブラウン顔料、無機顔料、平均粒径200nm以下)と、UTCO−012エロー(NX)(大日精化工業株式会社、イエロー顔料、有機顔料、平均粒径200nm以上)と、UTCO−541ブラウン(NX)(大日精化工業株式会社、ブラウン顔料、無機顔料、平均粒径200nm以上)と、カーボンブラックMA−100(三菱化学株式会社製、カーボンブラック、無機顔料)と、酸化チタンCR−50(石原産業株式会社製、二酸化チタン、無機顔料)と、Hostaperm Yellow H3G(クラリアントジャパン株式会社製、イエロー顔料、有機顔料)が用いられる。
<第1の層に使用する塗料の調製法>
第1の層の塗料の調製法として、例えば、試験例1ではメタルアーL−55350が14.0重量部、アクリディックA−165が0.6重量部、1/2NCが0.5重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテル50.0重量部、ブチルセロソルブ10.0重量部、酢酸ブチル24.9重量部を攪拌混合し、調製した。
<第2の層に使用する塗料の調製法>
第2の層の塗料の調製法として、例えば、試験例8ではアクリディックA−165が30.0重量部に、カーボンブラックMA−100が1.5重量部、プロピレングリコールモノメチルエーテル30.0重量部、イソプロピルアルコール30.0重量部、ブチルセロソルブ8.5重量部を添加して分散し、調製した。
<塗膜形成方法>
第1の層の塗膜は上記内容で調整した塗料を透明プラスチック基材(150×70×2.0mm)上にエアースプレー塗装後、70℃、30分で乾燥させて形成し、第2の層の塗膜は上記内容で調整した塗料を第1の層上にエアースプレー塗装後、70℃、30分で乾燥させて形成した。
<外観>
試験板上の鏡面の状態を目視により評価した(○:鏡面状、×:鏡面状に異常有)。
<60度鏡面光沢度>
60度鏡面光沢度:光沢度が200以上の場合には数値が表示されないためNフィルター(約1/10減光フィルター)を用いて、ディジタル光沢計GM−3D(株式会社村上色材技術研究所製)により、60度の角度で光を反射させて光沢度を測定する(JIS−Z−8741に準拠)。
測定値X,Nフィルターの透過率をn%とした場合、60度鏡面光沢度は以下の式で表される。
60度鏡面光沢度=100X/n
<密着性>
透明プラスチック基板と塗料との密着性は、JIS K 5600-5-6の基板目試験方法により評価した。
<粘度>
塗料の粘度は、JIS K 5600-2-2のフローカップ法により測定した。
(温度:23℃、オリフィス径:3mm)
<隠蔽性>
白色隠蔽紙に塗膜層の厚みが10〜15μmとなるようにエアースプレー塗装して試験塗板を調整し、JIS K 5600-4-1に準じて評価した(○:90%以上、×:90%未満)。
<耐アルカリ性>
試験塗板を23℃の条件下で、0.1N水酸化ナトリウム水溶液に24時間浸漬後、変色の有無を判断基準として、目視により評価した(○:異状なし、×:変色あり)。
<耐酸性>
試験塗板を23℃の条件下で、0.1N硫酸溶液に24時間浸漬後、変色の有無を判断基準として、目視により評価した(○:異状なし、×:変色あり)。
第1の層についての試験例及び比較例の結果を以下の表1、表2及び表3に示す。
Figure 2011235593
Figure 2011235593
Figure 2011235593
表1及び表2に記載の塗料原料を上記塗料調製方法により第1の層の塗料を調整し、上記塗膜形成方法を用いて試験板上に塗装した。得られた各試験板を前記方法に従って、外観、密着性、60度鏡面光沢度、耐アルカリ性、耐酸性、粘度の評価を行った。
尚、明細書中の試験例及び比較例は、ポリカーボネート樹脂の試験板を使用した場合はaを、アクリル樹脂の試験板を使用した場合はbの符号を付している。明細書中の試験例及び比較例において、特にa或いはbの符号を明示しない場合は、いずれの試験板を使用した場合も含むものとする。
表1の試験例1〜6で示されるように、合成樹脂固形分100重量部に対して蒸着アルミ箔粒を300〜500重量部配合した場合、60度鏡面光沢度が500以上であり、さらに密着性も良好であった。しかし、比較例1及び2で示されるように、合成樹脂固形分100重量部に対して蒸着アルミ箔粒を200重量部配合した場合は、60度鏡面光沢度が300程度まで低下し、600重量部配合した場合では、密着性が低下した。この結果から、合成樹脂固形分100重量部に対して蒸着アルミ箔粒を300〜500重量部配合することにより、60度鏡面光沢度を500以上に維持し、十分な密着性も備えることが分かった。
表1に示される試験例1〜6は、合成樹脂固形分中の繊維素系樹脂の割合が5〜80重量%の範囲となっている。これに対して比較例3及び4は、合成樹脂固形分中の繊維素系樹脂の割合が夫々0重量%及び100重量%となっている。比較例3の場合は、繊維素系樹脂が入っていないため、蒸着アルミ箔粒の配向が乱れ、60度鏡面光沢度が300程度まで低下している。比較例4の場合は、蒸着アルミ箔粒を透明プラスチック基板に密着させるための合成樹脂が入っていないため、透明プラスチック基板との密着性が低下している。この結果から、合成樹脂固形分中の繊維素系樹脂の割合を5〜80重量%とすることにより、60度鏡面光沢度を500以上に維持し、十分な密着性も備えることが分かった。また、比較例5では、塗料の粘度が50秒と高粘度であるため、第1の層を均一に塗装できなかった。塗装の作業性を考えた場合、塗料の粘度は40以下とする必要がある。
表3は、第1の層にナノ分散顔料を配合した試験例及び比較例を示している。試験例7は粒度が200nm以下の顔料を蒸着アルミ箔粒100重量部に対してナノ分散顔料が68重量部となるように配合し、比較例6は粒度が200nm以下の顔料を蒸着アルミ箔粒100重量部に対してナノ分散顔料が135重量部となるように配合し、比較例7は粒度が200nm以上の顔料を93重量部となるように配合している。この結果から、蒸着アルミ箔粒100重量部に対してナノ分散顔料が100重量部以下(粒度200nm以下)となるように配合すると、非塗装面は鏡面状に仕上がるが、ナノ分散顔料が100重量部を超えて配合すると60度鏡面光沢度が低下することが分かった。また、顔料を100重量部以下で配合したとしても粒度が200nmを超える場合は、60度鏡面光沢度が低下する。
第2の層についての試験例及び比較例の結果を以下の表4及び表5に示す。
Figure 2011235593
Figure 2011235593
表4及び表5に記載の塗料原料を上記塗料調製方法で第2の層の塗料を調整し、上記塗膜形成方法を用いて試験板上に塗装した。得られた各試験板を前記方法に従って、外観、隠蔽性の評価を行った。表4の試験例8〜12に示されるように、合成樹脂固形分100重量部に対してカーボンブラックを1〜20重量部配合した場合、第2の層の隠蔽性は良好であった。しかし、比較例9で示されるように、合成樹脂固形分100重量部に対してカーボンブラックを0.7重量部配合した場合は、第2の層の隠蔽性を保持することはできなかった。この結果から、カーボンブラックと合成樹脂との比率は、合成樹脂固形分100重量部に対し、カーボンブラックが1〜20重量部が望ましい。また、試験例13及び比較例10では、カーボンブラック以外の顔料を用いて隠蔽性を評価したが、合成樹脂固形分100重量部に対する配合量を、カーボンブラックよりも多く配合しないと隠蔽性を保持することができないことが分かった。
第2の層の塗料に使用する溶剤の弱溶剤の割合は、表4の試験例8〜12に示されるように、50重量%以上となるようにすると、第1の層の合成樹脂に影響を与えることはなく、外観も良好に維持していた。これに対して、表5の比較例8に示されるように、弱溶剤を使用しない場合は、第1の層の合成樹脂を再溶解させる。この結果から、第2層の塗料に使用する溶剤の弱溶剤の割合は、50重量%以上にする必要があることが分かった。
第1の層の塗料中の固形分の影響を試験した結果を以下の表6に示す。
Figure 2011235593
第1の層の塗料は、試験例14〜16の塗料原料を上記塗料調製方法により第1の層の塗料を調整し、上記塗膜形成方法を用いて試験板上に塗装した。得られた各試験板を、前記方法に従って、外観及び塗装作業性の評価を行った。表6に示されるように、塗料の固形分は、0.1〜3重量%であれば、外観も良く、塗装の作業性も良いことが分かった。しかし、塗料の固形分が0.1重量%未満となると作業性が悪くなり、3重量%を超えると外観が悪くなることが分かった。
第1の層及び第2の層の膜厚についての試験結果を以下の表7及び表8に示す。
Figure 2011235593
第1の層の塗料は、試験例1の塗料原料を上記塗料調製方法により第1の層の塗料を調整し、上記塗膜形成方法を用いて試験板上に塗装した。得られた各試験板を前記方法に従って、外観及び塗装作業性の評価を行った。表7に示されるように、膜厚を0.1μm未満とすると、蒸着アルミ箔粒の粒子が目立って鏡面状に仕上がらず、膜厚を5μm超えて塗膜すると、薄膜を何度も塗り重ねて仕上げる必要があるため、作業性が非常に悪いことが分かった。
Figure 2011235593
第2の層の塗料は、試験例8の塗料原料を上記塗料調製方法により第2の層の塗料を調整し、上記塗膜形成方法を用いて試験板上に塗装した。得られた各試験板を前記方法に従って、外観及び隠蔽性の評価を行った。表8に示されるように、膜厚を1μm未満にした場合は、隠蔽性が悪くなり、透過プラスチック基板からの光の透過を遮断することができないことから外観も悪くなる。また、膜厚が50μmを超える場合は、隠蔽性は確保されるが、第1の層の合成樹脂を再溶解させるため、外観が悪くなることが分かった。
本発明に係る装飾板の外観、密着性及び耐薬品性に関して表9に示す。
Figure 2011235593
試験例1に係る第1の層上に、試験例8、試験例10、試験例11、試験例13及び比較例8に係る第2の層を塗膜して、実施例1〜4の装飾板と比較例13の装飾板を形成した時の外観、密着性、60度鏡面光沢度、隠蔽性、耐アルカリ性、耐酸性を上記試験方法にて評価した。表9に示されるように、何れの試験板も密着性、隠蔽性、耐アルカリ性、耐酸性に関しては、良好な結果が得られたが、比較例8の第2の層を塗膜した比較例13の場合、外観及び60度鏡面光沢度は、塗料に弱溶剤を使用していないことから第1の層の合成樹脂を再溶解させ、外観を悪くさせるとともに、60度鏡面光沢度も低い値となった。
上記結果をまとめると、本発明に係る鏡面装飾板は、第1の層の上に第2の層の塗膜を形成することにより、隠蔽性がよく、輝度感も高いことが分かった。
本発明に係る鏡面装飾板は、自動車部品や電化製品のプラスチック材料で構成される部材に好適に利用することができる。
1 透明プラスチック基材
2 第1の層
3 第2の層
4 非塗装面

Claims (8)

  1. 透明プラスチック基材と、
    前記基材の一方の面に積層された蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗膜からなる第1の層と、
    前記第1の層に積層された顔料と合成樹脂を含有する塗膜からなる第2の層を備え、
    前記透明プラスチック基材表面の60度鏡面光沢度が500以上であることを特徴とする鏡面装飾板。
  2. 第1の層を形成する塗膜は、合成樹脂固形分100重量部に対して300〜500重量部の蒸着アルミ箔粒が配合され、前記合成樹脂固形分中に繊維素系樹脂の割合が5〜80重量%であることを特徴とする請求項1に記載の鏡面装飾板。
  3. 蒸着アルミ箔粒の厚みが0.001〜0.01μmであり、最大粒径が5〜30μmであることを特徴とする請求項1又は2に記載の鏡面装飾板。
  4. 第1の層を形成する塗膜が、蒸着アルミ箔粒100重量部に対して200nm以下の粒子径の顔料を10〜100重量部含むことを特徴とする請求項1乃至3いずれかに記載の鏡面装飾板。
  5. 第2の層を形成する塗膜に含まれる顔料がカーボンブラックであり、
    前記第2の層を形成する塗料が合成樹脂固形分100重量部に対して1〜20重量部の前記カーボンブラックを含むことを特徴とする請求項1乃至4いずれかに記載の鏡面装飾板。
  6. 透明プラスチック基材の一方の面に蒸着アルミ箔粒と合成樹脂を含有する塗料をスプレー法により塗布して第1の層を形成する工程と、
    前記第1の層に顔料と合成樹脂を含有する塗料をスプレー法により塗布して第2の層を形成する工程からなることを特徴とする鏡面装飾板の製造方法。
  7. 第1の層に使用される塗料は、その塗料組成中の全固形分が0.1〜3重量%で、その粘度が20〜40秒(温度が23℃、オリフィス径が3mmの条件でフローカップ法により測定)であることを特徴とする請求項6に記載の鏡面装飾板の製造方法。
  8. 第2の層に使用される塗料は、弱溶剤であるアルコール系溶剤、エーテルアルコール系溶剤、脂肪族系溶剤及び脂環族系溶剤の内いずれかから選択される溶剤を含有し、
    前記弱溶剤が塗料溶剤中に50〜100重量%含有されることを特徴とする請求項6又は7に記載の鏡面装飾板の製造方法。
JP2010110845A 2010-05-13 2010-05-13 鏡面装飾板及びその製造方法 Active JP5319602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010110845A JP5319602B2 (ja) 2010-05-13 2010-05-13 鏡面装飾板及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010110845A JP5319602B2 (ja) 2010-05-13 2010-05-13 鏡面装飾板及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011235593A true JP2011235593A (ja) 2011-11-24
JP5319602B2 JP5319602B2 (ja) 2013-10-16

Family

ID=45324091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010110845A Active JP5319602B2 (ja) 2010-05-13 2010-05-13 鏡面装飾板及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5319602B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019126737A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社佐野商会 中容器を有する化粧料容器

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08156215A (ja) * 1994-12-05 1996-06-18 Riken Vinyl Kogyo Kk 化粧シートおよびその製造方法
JP2000000514A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Kansai Paint Co Ltd メタリック塗膜形成方法
JP2000176365A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Nippon Paint Co Ltd 金属調光沢塗膜の形成方法
JP2000178478A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Nippon Paint Co Ltd メタリック塗料及び金属調光沢塗膜の形成方法
JP2000334372A (ja) * 1999-05-28 2000-12-05 Nippon Paint Co Ltd 塗膜の形成方法
JP2001104872A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Honda Motor Co Ltd 塗膜形成方法
JP2002301426A (ja) * 2001-04-04 2002-10-15 Kansai Paint Co Ltd 複層塗膜形成方法
JP2005169654A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Dainippon Ink & Chem Inc 熱成形用積層シートの成形方法及びその成形体
JP2006152259A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JP2007106870A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Nissan Motor Co Ltd メタリック塗膜の下地形成塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜
JP2008093616A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Hitachi Metals Ltd 金属調軽合金ホイールの塗膜形成方法
JP2010100051A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08156215A (ja) * 1994-12-05 1996-06-18 Riken Vinyl Kogyo Kk 化粧シートおよびその製造方法
JP2000000514A (ja) * 1998-06-16 2000-01-07 Kansai Paint Co Ltd メタリック塗膜形成方法
JP2000176365A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Nippon Paint Co Ltd 金属調光沢塗膜の形成方法
JP2000178478A (ja) * 1998-12-17 2000-06-27 Nippon Paint Co Ltd メタリック塗料及び金属調光沢塗膜の形成方法
JP2000334372A (ja) * 1999-05-28 2000-12-05 Nippon Paint Co Ltd 塗膜の形成方法
JP2001104872A (ja) * 1999-10-08 2001-04-17 Honda Motor Co Ltd 塗膜形成方法
JP2002301426A (ja) * 2001-04-04 2002-10-15 Kansai Paint Co Ltd 複層塗膜形成方法
JP2005169654A (ja) * 2003-12-08 2005-06-30 Dainippon Ink & Chem Inc 熱成形用積層シートの成形方法及びその成形体
JP2006152259A (ja) * 2004-10-29 2006-06-15 Kansai Paint Co Ltd 塗料組成物
JP2007106870A (ja) * 2005-10-13 2007-04-26 Nissan Motor Co Ltd メタリック塗膜の下地形成塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜
JP2008093616A (ja) * 2006-10-16 2008-04-24 Hitachi Metals Ltd 金属調軽合金ホイールの塗膜形成方法
JP2010100051A (ja) * 2008-09-29 2010-05-06 Dainippon Printing Co Ltd 化粧シート

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019126737A (ja) * 2018-01-25 2019-08-01 株式会社佐野商会 中容器を有する化粧料容器
JP7281762B2 (ja) 2018-01-25 2023-05-26 株式会社佐野商会 中容器を有する化粧料容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP5319602B2 (ja) 2013-10-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101153155B (zh) 底漆涂料组合物及其制备方法
JP6122011B2 (ja) 光輝性塗料組成物、それを用いた複層塗膜形成方法および複層塗膜
JPS63183965A (ja) 塗装組成物
CN101679782A (zh) 金属薄膜用涂料组合物及由其形成的光泽性复合涂膜
WO2006056870A1 (en) A method of forming metallic tone glitter paint films and painted objects
JP6468554B2 (ja) 複層塗膜形成方法
CA3085703C (en) Layered body
JP2008126095A (ja) 積層塗膜の形成方法
JP2008237939A (ja) 金属調光輝性塗膜形成方法および塗装物品
KR101481316B1 (ko) 통합형 분체도료 조성물과 그 제조방법
CA3085701C (en) Layered body
JP5319602B2 (ja) 鏡面装飾板及びその製造方法
KR20050047475A (ko) 도장 방법
JP2019209548A (ja) 金属調加飾用部材及びそれを用いた金属調加飾成形体
JP2012011302A (ja) 複層塗膜の形成方法
CN109486306B (zh) 一次涂装成膜的高光泽汽车金属轮毂漆及其制备方法
JP2004358329A (ja) 金属調光輝性塗膜形成方法
KR20160112187A (ko) 펄을 함유한 차폐 및 변색 코팅제와 이를 이용한 차폐 및 변색필름과 이의 제조방법
JP6146529B1 (ja) 光輝性塗料
KR20170132555A (ko) 크롬 코팅 표면에 적용되는 프라이머 도료 조성물 및 이의 제조방법
TW202104479A (zh) 水性亮光塗料組成物及亮光樹脂塗膜
KR20230058701A (ko) 기재 상에 금속-효과 안료를 포함하는 레이더-호환성 코팅
JP2016209831A (ja) 複層塗膜形成方法
KR101673687B1 (ko) 화이트펄 베이스 도료 조성물
JP2016059900A (ja) 塗膜形成方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120119

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130130

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130204

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20130404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130701

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130711

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5319602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250