JP2011235019A - 弾球遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】前面側の透明板保持枠を左右どちらにも開くことができ、且つ透明板保持枠の電装品等に対する配線も容易なパチンコ装置の開発を課題とする。
【解決手段】本実施形態のパチンコ装置50は、透明板保持枠51を、中間枠52と、前面枠53の二重構造とし、中間枠52と前面枠53とを第2ヒンジ55a,55bで接続して透明板保持枠51を左右両方向に開くことができる構造とした。パチンコ装置50では、第1錠56を施錠状態にすると共に第2錠57を開錠状態にすることにより、透明板保持枠51を一端側に設けられた第1ヒンジ68a, 68bを介して開閉することができる。第2錠57を施錠状態にして第1錠56を開錠状態にすると、前面枠53と中間枠52とが分離可能な状態となるので、透明板保持枠51の前面枠53を本体部1側に対して開閉することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、パチンコ装置等の弾球遊技機に関するものであり、特に前面部分がヒンジで接合されていて前面部が開閉可能な弾球遊技機に関するものである。
大衆娯楽の一つとしてパチンコがある。パチンコは、周知の通り、所定の入賞口を有すると共に多数のクギが打たれた遊技盤を有し、鉄球をバネで弾き上げ、入賞口に鉄球を入れるゲームである。
パチンコは前記した様に多数のクギが打たれた遊技盤を有するため、遊技中にクギの間に鉄球が引っ掛かったり、鉄球がブリッジ状態となって入賞口が詰まる場合がある。また鉄球の発射口に鉄球が詰まることもある。
この様な場合には、パチンコ装置の前面を開いて鉄球を取り除き、詰まり等を解消する。即ちパチンコ装置100は、図9,10の様に、本体部1と透明板保持枠2とによって構成されており、上下のヒンジに3a,3bによって、透明板保持枠2が本体部1に対して開閉可能に支持されている。
より詳細に説明すると、本体部1は、図10の様に、機構板(機構部)5と外郭枠6によって構成されている。機構板5はクギ(図示せず)や入賞口7が設けられた遊技盤8を前面に有し、制御装置10等が背面側に設けられた部材である。外郭枠6は、機構板5を囲む枠である。外郭枠6は単なる長方形の枠であり、パチンコ装置100をパチンコホールに設置する際にパチンコホールの島構成壁に取り付けられるものである。
透明板保持枠2は、ガラス板30が嵌め込まれた大窓31と、上皿32及びハンドル33等が取り付けられたものである。また透明板保持枠2の上部辺には、電飾35及びスピーカ36,37が設けられている。透明板保持枠2の下部辺にも、電飾38及びスピーカ40が設けられている。
ヒンジ3a,3bは、図9,10の様に互いに天地逆に取り付けられたものであり、構成部材は同一であるから、代表として上部側のヒンジ3aの構造を説明する。
ヒンジ3aは、図10の様に、機構板5に取り付けられた上部片11と、外郭枠6に取り付けられた中間片12と、透明板保持枠2に取り付けられた下部部材14によって構成されている。
上部片11は、機構板5の左辺側上端にあり、機構板5の本体部分からやや上部側に立ち上げられ、前面側に突出している。そして先端側が左側にオフセットしている。即ち上部片11は、図11の様に、垂直方向に立ち上げられた立ち上げ部15と、前面側に延びる突出部16と、左側水平方向に延びるオフセット部17とを有している。
そしてオフセット部17から下向きにピン18が垂下されている。
中間片12は、外郭枠6の左辺側にあり、外郭枠6の上端からやや下方向に立ち下げられて前面側に突出している。即ち中間片12は、図11の様に、垂直下向に立ち下げられた立ち下げ部20と、前面側の延びる突出部21を有している。
そして突出部21には、切り欠き状の孔22が設けられている。
下部部材14はブロック状であり、透明板保持枠2の左辺側にあって前面側に突出している。突出部25には、孔26が設けられている。
上記した上部片11、中間片12及び下部部材14は、この順に重ねられ、上部片11に設けられたピン18が、中間片12及び下部部材14に設けられた孔22,26に挿通されている。
下側のヒンジ3bについても同様である。
従ってパチンコ装置100では、透明板保持枠2が、上下のピン18を中心として揺動することができる。
また上部片11についてもピン18を中心として揺動することができるので、機構板5についても上下のピン18を中心として揺動可能である。
パチンコ装置100では、透明板保持枠2を開閉する錠27が設けられている。錠27は、鍵Rを挿入して回動するシリンダー部28と、透明板側錠機構部29と、機構板側錠機構部34によって構成されている(図12)。
シリンダー部28は、公知のシリンダー錠であり、鍵孔39を有する。
透明板側錠機構部29は、前記した透明板保持枠2の裏面側にあって、図示しない透明板側摺動子を有し、透明板保持枠2の前面に設けられた鍵孔39に鍵Rを挿入してシリンダー部28を回動させることにより、透明板側摺動子を上下にスライドさせることができる。
即ち鍵Rを左に回動させると透明板側錠機構部29の透明板側摺動子が上方にスライドし、鍵Rを右に回動させると透明板側錠機構部29の摺動子が下方にスライドする。
機構板側錠機構部34は、機構板5に配されており、前面側(透明板側錠機構部29側)に機構板側摺動子(図示せず)を有している。そして当該機構板側摺動子(図示せず)は前記した透明板側摺動子と係合しており、透明板側摺動子が上方に移動すると機構板側摺動子も上方に移動し、透明板側摺動子が下方に移動すると機構板側摺動子も下方に移動する。
また機構板側錠機構部34であって、機構板5の前面側(透明板側錠機構部29側)には、対透明板係合フック43がある。当該対透明板係合フック43は、図12の様に常時は透明板保持枠2の一部と係合している。
一方機構板側錠機構部34は、機構板5の裏面側に対外郭枠係合フック45を有している。当該対外郭枠係合フック45は、図12の様に常時は外郭枠6の一部47と係合している。
そして機構板側摺動子(図示せず)が上方にスライドすると、対透明板係合フック43が連動して上方に移動し、対透明板係合フック43の係合が解除される。
機構板側摺動子(図示せず)が下方にスライドすると、対外郭枠係合フック45が連動して下方に移動し、対外郭枠係合フック45と外郭枠6の一部47との係合が解除される。
前記した様に、機構板側摺動子はシリンダー部28の回動と連動して上下動するから、対透明板係合フック43及び対外郭枠係合フック45は、鍵R及びシリンダー部28の回動と連動して上下動し、それぞれの係合が個別に解除される。
上記したパチンコ装置100では、図9の様に本体部1に透明板保持枠2が装着された状態で使用される。
より詳細には、外郭枠6の中に機構板5が装着されて本体部1が構成され、本体部1の前面に透明板保持枠2が装着されて使用される。
図9の様に本体部1に透明板保持枠2が装着された状態では、機構板側摺動子(図示せず)が中間位置にあり、対透明板係合フック43が透明板保持枠2の一部と係合し、対外郭枠係合フック45が外郭枠6の一部47と係合して3者を一体化している。
一方、鍵Rをシリンダー部28の鍵孔39に挿入し、左側に回動して対透明板係合フック43を上昇させると、対透明板係合フック43による係合が解除され、図13の様に透明板保持枠2と本体部1との係合関係が解消される。
従ってクギに鉄球が詰まる等の事態が発生すると、鍵Rを左側に回動して対透明板係合フック43による係合を解除し、透明板保持枠2を左端側のヒンジ3a,3bを中心に回動させて、透明板保持枠2を開き、遊技盤8を露出させ、手指で鉄球を除去して詰まりを解消することができる。
また制御装置10側や、パチンコホールの玉供給装置側等に不具合が生じた場合には、鍵Rを右側に回動して対外郭枠係合フック45による係合を解消し、透明板保持枠2及び機構板5を左端側のヒンジ3a,3bを中心に回動させて、図14の様に透明板保持枠2及び機構板5の一体性を維持したままの状態で透明板保持枠2及び機構板5を外郭枠6に対して開くこともできる。
この様に従来技術のパチンコ装置は、玉が詰まった様な場合に、透明板保持枠2を左側のヒンジ3a,3bを中心として左側に開くことができる。
しかし周知の通り、パチンコホールでは、パチンコ装置が隙間なく並べて配置されている。そして玉詰まりが生じたパチンコ装置を中心としてその右隣のパチンコ装置又は左隣のパチンコ装置も使用中であることも珍しくない。ところで、旧来のパチンコ装置100は、透明板保持枠2は左側にしか開かない。そのため玉詰まりが生じたパチンコ装置100の玉詰まりを解消するためには、図15の様に、パチンコホールの従業員が透明板保持枠2を左側に開いて玉詰まりを解消する。そのため、透明板保持枠2が開放される右側のパチンコ装置100を使用している遊技者に迷惑がかかる。
また、パチンコ装置100は、遊技盤8に所定の方向に向けられて設けられた図示しないクギが、遊技による玉の衝突等で徐々に方向変更されるため、定期的にクギ調整が必要である。そこで、透明板保持枠2を左側に開いて、クギ調整することが考えられる。しかしながら、クギ調整はハンマー等でクギを叩いて行うため、ヒンジ部分においては透明板保持枠2が障害となり作業効率が低下する。そのため、通常、クギ調整は、作業効率の観点から、予め透明板保持枠2のガラス板30を外した状態にしてから行う。これにより、クギ調整の作業効率は低下することはないが、ガラス板30の脱着作業の手間が増え、メンテナンス全体の作業効率としてみると良くない。さらに、ガラス板30の脱着により、ガラス板30が割れてしまうという懸念があった。
この問題を解消する方策の一つとして、特許文献1に開示されたパチンコ装置100がある。
特許文献1に開示されたパチンコ装置では、透明板保持枠を右側にも左側にも開くことができる。
特開平11−137806号
特許文献1に開示された発明は、前記した様に透明板保持枠を左右いずれの方向にも開くことができる。
しかしながら、昨今、一般に市販されている構造のパチンコ装置には、特許文献1の構造を採用しがたい。
即ち昨今のパチンコ装置は、遊びごころをくすぐる演出として、効果音や光による装飾が行われる。そしてより臨場感を盛り上げるために、スピーカや電飾装置が透明板保持枠に取り付けられている。
例えば前記したパチンコ装置100では、透明板保持枠2の上辺と下辺に電飾35,38やスピーカ36,37,40が設けられている。
そして電飾35,38やスピーカ36,37,40の制御は、機構板5の制御装置10によって制御される。また電飾35,38やスピーカ36,37,40に電力を供給しなければならない。
そのため本体部1の機構板5と、透明板保持枠2との間には、多数の信号線や動力線が配線される必要がある。
ところが特許文献1に開示された様な方策によって透明板保持枠2を左右いずれの方向にも開くことができる構造とすると、本体部1の機構板5と、透明板保持枠2との間の配線接続が困難となる。
例えば図9に示すパチンコ装置100では、透明板保持枠2と機構板5とは互いの左辺41同士の間に渡り配線がなされている。即ち透明板保持枠2は左辺41を中心として揺動するから、透明板保持枠2の左辺と機構板5の左辺との間の距離は、透明板保持枠2の揺動角度に係わりなく一定である。そのため図9に示すパチンコ装置100では、渡り配線が透明板保持枠2を開閉する際の妨げにならない。
しかしながら、特許文献1に開示された様に、透明板保持枠2を右側からでも左側からでも開くことができる構成とすると、透明板保持枠2の開閉角度によって透明板保持枠2の左辺又は右辺と、機構板5の左辺又は右辺の距離が変わってしまう。そのためいずれか一方の方向に開く際には、渡り配線が邪魔になってしまう。
そこで本発明は、前面側の透明板保持枠を左右どちらにも開くことができ、且つ透明板保持枠の電装品等に対する配線も容易な弾球遊技機を開発することを課題とする。
上記した課題を解決するための請求項1に記載の発明は、遊技盤を含む本体部と、本体部の前面に装着されていて本体部に対して開閉する透明板保持枠とを有する弾球遊技機において、前記透明板保持枠は中間枠と前面枠とを有し、中間枠の一端側と本体部とが第1ヒンジで結合され、中間枠の他端と前面枠とが第2ヒンジで接続され、外部から施開錠可能であって前面枠と中間枠とを結合・離脱する第1錠と、外部から施開錠可能であって中間枠と本体部とを結合・離脱する第2錠を備えたことを特徴とする弾球遊技機である。
本発明の弾球遊技機は、透明板保持枠が中間枠と前面枠とによって構成されている。また外部から施開錠可能であって前面枠と中間枠とを結合・離脱する第1錠を有している。そのため第1錠を施錠状態にすると、前面枠と中間枠とが一体化される。一方、本発明の弾球遊技機は、外部から施開錠可能であって中間枠と本体部とを結合・離脱する第2錠を備えている。第2錠を開錠状態にすると、中間枠と本体部との結合が解除される。
また中間枠の一端側と本体部とが第1ヒンジで結合されている。そのため前記した様に第1錠を施錠状態にすると共に第2錠を開錠状態にすると、前面枠と中間枠とが一体化されると共に中間枠と本体部との係合が解除されるから、前面枠と中間枠は第1ヒンジを介して一体的に揺動することができる。そのため本発明の弾球遊技機では、第1錠を施錠状態にすると共に第2錠を開錠状態にすることにより、透明板保持枠を一端側に設けられた第1ヒンジを介して開閉することができる。
逆に、第1錠を開錠状態にすると、前面枠と中間枠とが分離可能な状態となる。一方、第2錠を施錠状態にすると、中間枠と本体部とが結合されて中間枠が本体部側に固定される。そのため透明板保持枠の前面枠を本体部側(正確には本体部と中間枠との結合物)に対して開閉することができる。
また前記した第1ヒンジは中間枠の一端側に設けられ、第2ヒンジは中間枠の他端側に設けられているから、透明板保持枠を実質的に左右どちらの方向にも開閉することができる。
さらに機構部と前面枠とは、中間枠によって常時繋がっているから、中間枠を介して機構部と前面枠とを配線接続することができる。
また、本発明によれば、クギ調整の際に、作業の邪魔になる例えばガラス板等を外す必要がないため、メンテナンス等の作業効率が低下することがない。
請求項2に記載の発明は、本体部と前面枠との間に配線が施されており、当該配線は、中間枠を経由して前面枠に至っていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機である。
本発明の弾球遊技機では、中間枠を経由して前面枠に配線するものであるから、開閉に際して配線が邪魔にならない。
請求項3に記載の発明は、本体部は遊技盤を含む機構部と、当該機構部を囲む外郭枠とを有し、機構部は外郭枠に対して開閉可能であり、前記第2錠によって機構部は外郭枠とを結合・離脱することが可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機である。
本発明の弾球遊技機は、従来のそれと同様に、機構部を外郭枠に対して開閉することができ、メンテナンスが容易である。
本発明の弾球遊技機は、透明板保持枠を左右どちらにも開くことができ、且つ透明板保持枠の電装品に対する配線も容易である。
本発明の実施形態の弾球遊技機の斜視図である。 図1の弾球遊技機の分解斜視図である。 透明板保持枠を右側に開いた状態を示す斜視図である。 図2における中間枠の下部側を示すA方向矢視図である。 図1の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、中間枠と、前面枠と第1錠及び第2錠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、弾球遊技機の使用時の状態を示す。 図1の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、中間枠と、前面枠と第1錠及び第2錠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、透明板保持枠を左側に開いた場合の状態を示す。 図1の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、中間枠と、前面枠と第1錠及び第2錠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、透明板保持枠を右側に開いた場合の状態を示す。 図1の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、中間枠と、前面枠と第1錠及び第2錠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、機構板を開いた場合の状態を示す。 従来技術の弾球遊技機の斜視図である。 図9の弾球遊技機の分解斜視図である。 図9の弾球遊技機のヒンジの分解斜視図である。 図9の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、透明板保持枠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、弾球遊技機の使用時の状態を示す。 図9の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、透明板保持枠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、透明板保持枠を開いた場合の状態を示す。 図9の弾球遊技機の外郭枠と、機構板と、透明板保持枠の位置関係を概念的に図示した平面図であり、機構板を開いた場合の状態を示す。 パチンコホールにおいて図9の弾球遊技機の玉詰まりを解消する状況を示した説明図である。
以下さらに本発明の実施形態について説明する。
本実施形態のパチンコ装置50は、透明板保持枠51を、中間枠52と、前面枠53の二重構造とし、中間枠52と前面枠53とを第2ヒンジ55a,55bで接続して透明板保持枠51を左右両方向に開くことができる構造としたものである。
本実施形態のパチンコ装置50は、前記した透明板保持枠51を二重構造とした点と、中間枠52と、前面枠53の間に第2ヒンジ55a,55bを設けた点、第1錠56及び第2錠57を設けた点等を除いて従来技術のパチンコ装置100と略同一の構造である。そのため同一の部材には同一の番号を付し、重複した部材の説明は簡略なものに止める。
本実施形態のパチンコ装置50では、本体部1は、図1,2の様に、機構板(機構部)5と外郭枠6によって構成されている。機構板5はクギ(図示せず)や入賞口7が設けられた遊技盤8を前面に有し、制御装置10等が背面側に設けられた部材である。外郭枠6は、機構板5を囲む枠である。外郭枠6は単なる長方形の枠であるといえる。
本実施形態のパチンコ装置50では、透明板保持枠51が、中間枠52と、前面枠53の二重構造となっている。
ここで前面枠53の外観形状は、従来技術の透明板保持枠2と同一であり、ガラス板30が嵌め込まれた大窓31と、上皿32及びハンドル33が取り付けられたものである。また透明板保持枠2の上部辺には、電飾35及びスピーカ36,37が設けられている。透明板保持枠2の下部辺にも、電飾38及びスピーカ40が設けられている。
前面枠53には、左右に鍵挿入用の孔60,61が設けられている。
左側の孔60には、第1錠56のシリンダー部75が装着固定されている。これに対して右側の孔61は、図5乃至図8に示すように、素通しの孔(ばか孔)であり、前面枠53に設けられた第2錠57に鍵Rを挿入する際に挿通する孔である。
中間枠52は、図2に示す様な長方形の枠であり、中間部が大きく開口している。即ち中間枠52には大きな開口64がある。中間枠52の厚みは薄い。また、中間枠52の下部側には、図3,4の様に、制御装置10等と電気的に接続された電線及び信号線が配線される配線溝49及び貫通孔54が設けられている。配線溝49は、図1の状態を基準に、機構板5側に開口された溝で、貫通孔54は、配線溝49と連通し前面枠53側に配置されている。なお、配線溝49には、図4の様に電気線及び信号線が配線溝49から脱落しないように脱落防止部材59が配されている。
本実施形態のパチンコ装置50では、中間枠52と本体部1との間に第1ヒンジ68a,68bが設けられている。
第1ヒンジ68a,68bの構造は、従来技術のそれと略同一である。第1ヒンジ68a,68bは、互いに天地逆に取り付けられたものであり、機構板5に取り付けられた上部片11と、外郭枠6に取り付けられた中間片12と、透明板保持枠51の中間枠52に設けられた軸挿通孔72によって構成されている。
上記の内、上部片11と、中間片12は、従来技術のそれと同一である。即ち上部片11は、機構板5の左辺側上端にあり、立ち上げ部15と、前面側に延びる突出部16と、左側水平方向に延びるオフセット部17とを有している。そしてオフセット部17から下向きにピン18が垂下されている。
中間片12は、中間片12は、外郭枠6の左辺側にあり、立ち下げ部20と、前面側の延びる突出部21を有している。
軸挿通孔72は中間枠52に直接的に設けられた孔である。
上記した上部片11、中間片12及び軸挿通孔72は、この順に重ねられ、上部片11に設けられたピン18が、中間片12の孔22及び軸挿通孔72に挿通されている。
下側の第1ヒンジ68bについても同様である。
従ってパチンコ装置50では、中間枠52が、上下のピン18を中心として揺動することができる。
この様に本実施形態のパチンコ装置50では、中間枠52と本体部1との間に第1ヒンジ68a,68bが設けられているので、中間枠52がピン18を中心として揺動することができる。
また本実施形態のパチンコ装置50では、中間枠52の右辺側に、第2ヒンジ55a,55bが取り付けられ、第2ヒンジ55a,55bによって中間枠52の右辺側と、前面枠53の右辺側が接続されている。
第2ヒンジ55a,55bについても、互いに天地逆に取り付けられたものであり、構成部材は略同一であるから、代表として上部側のヒンジ55aの構造を説明する。
第2ヒンジ55aは、図2の様に、中間枠52に右辺上端に取付けられた張出片73と、前面枠53の右辺上端に設けられた凹孔部材76によって構成されている。
そして張出片73には、下向きにピン74が垂下されており、凹孔部材76の孔77に当該ピン74が挿入されている。
そのため、前面枠53は中間枠52に対して右開き方向に開閉することができる。
本実施形態のパチンコ装置50では、前面の電飾35,38やスピーカ36,37等への配線が、中間枠52を経由して行われている。
即ち図2の矢印の様に、本体部1側の機構板5における下部側の上部片11近傍から、中間枠52の下部の辺70に配線され、第2ヒンジ55b側を経由して、前面枠53に配線がなされている。より具体的には、中間枠52に配線された電線及び信号線は、配線溝49に配され、貫通孔54を介して前面枠53側に配線されている。
次に、第1錠56及び第2錠57について説明する。
第1錠56は、図5乃至図8の様に、外部から施開錠可能であって前面枠53と中間枠52とを結合・離脱するものである。即ち第1錠56は、図5の様にシリンダー部75が前面枠53に固定されている。そして第1錠56のシリンダー部75の鍵穴71があり、外から鍵穴71に鍵Rを挿入してシリンダー部75を回動することができる。
本実施形態では、第1錠56は、パチンコ装置50の左側(第1ヒンジ68a,68b)側の位置にあり、前記した様にその本体部たるシリンダー部75が前面枠53に固定されている。また第1錠56は、シリンダー部75の先端部に図5の様な係合子62を有し、当該係合子62が中間枠52の係合部63と係合する。従って鍵穴71に鍵Rを挿入し、鍵Rを回動することにより係合子62が回転し、中間枠52の係合部63と係合・離脱することができる。
また第2錠57は、図5の様にその錠の本体部が中間枠52の右辺側に取り付けられている。第2錠57は、外部から施開錠可能であって中間枠52と本体部1とを結合・離脱するものである。
本実施形態では、第2錠57の構造は、前記した従来技術の錠27と同一である。具体的には、第2錠57は、鍵Rを挿入して回動するシリンダー部28と、透明板側錠機構部29と、機構板側錠機構部34によって構成されている。
なお本実施形態では、透明板保持枠51(前面枠53)の前面に設けられた孔(ばか孔)61から鍵Rを挿入してシリンダー部28の鍵孔39に鍵Rを係合され、第2錠57を回動させることとなる。
透明板側錠機構部29は、中間枠52の裏面側にあって、図示しない透明板側摺動子を有し、鍵Rを左に回動させると透明板側錠機構部29の透明板側摺動子が上方にスライドし、鍵Rを右に回動させると透明板側錠機構部29の摺動子が下方にスライドする。
機構板側錠機構部34は、機構板5に配されており、前面側(中間枠52側)に機構板側摺動子(図示せず)を有している。そして当該機構板側摺動子(図示せず)は前記した透明板側摺動子と係合しており、透明板側摺動子が上方に移動すると機構板側摺動子も上方に移動し、透明板側摺動子が下方に移動すると機構板側摺動子も下方に移動する。
また機構板側錠機構部34であって、機構板5の前面側(中間枠52側)には、対透明板係合フック43がある。当該対透明板係合フック43は、図5の様に常時は透明板保持枠2の一部と係合している。
一方機構板側錠機構部34は、機構板5の裏面側に対外郭枠係合フック45を有している。当該対外郭枠係合フック45は、図5の様に常時は外郭枠6の一部47と係合している。
そして機構板側摺動子(図示せず)が上方にスライドすると、対透明板係合フック43が連動して上方に移動し、対透明板係合フック43の係合が解除される。
機構板側摺動子(図示せず)が下方にスライドすると、対外郭枠係合フック45が連動して下方に移動し、対外郭枠係合フック45と外郭枠6の一部47との係合が解除される。
前記した様に、機構板側摺動子はシリンダー部28の回動と連動して上下動するから、対透明板係合フック43及び対外郭枠係合フック45は、鍵R及びシリンダー部28の回動と連動して上下動し、それぞれの係合が個別に解除される。
上記したパチンコ装置50では、図1、図5の様に本体部1に透明板保持枠51が装着された状態で使用される。
より詳細には、前面枠53と中間枠52とが第1錠56で一体に結合されて透明板保持枠51が構成されている。また外郭枠6の中に機構板5が装着されて本体部1が構成され、本体部1の前面に透明板保持枠51が装着されて使用される。
図1の様に本体部1に透明板保持枠51が装着された状態では、第2錠57の機構板側摺動子(図示せず)が中間位置にあり、対透明板係合フック43が透明板保持枠51の一部たる中間枠52と係合し、対外郭枠係合フック45が外郭枠6の一部47と係合して3者を一体化している。
一方、前面枠53の前面に設けられた孔(ばか孔)61から鍵Rを第2錠57のシリンダー部28の鍵孔39に挿入し、鍵Rを左側に回動して対透明板係合フック43を上昇させると対透明板係合フック43による係合が解除され、透明板保持枠(前面枠53と中間枠52との結合体)51と本体部1との係合関係が解消される。なおこの際、第2錠57の係合は解除されたが、第1錠56の係合は維持されているから、前面枠53と中間枠52とは一体化された状態を維持している。
第2錠57の鍵孔39に挿入した鍵Rを左側に回動して対透明板係合フック43による係合を解除すると、透明板保持枠51を左端側の第1ヒンジ68a,68bを中心に回動させて、透明板保持枠(前面枠53と中間枠52との結合体)51を開くことができる。即ち透明板保持枠2を図6の様に左開きに開くことができる。
ここで前記した様に配線は、透明板保持枠(前面枠53と中間枠52との結合体)51に引き回されているから、透明板保持枠51を左端側の第1ヒンジ68a,68bを中心として揺動しても、渡り部分の距離は変わらない。そのため配線が切れたり、邪魔になることはない。
また前面枠53の左側に露出した第1錠56の鍵孔71に鍵Rを挿入し、鍵Rを所定の方向に回動すると、係合子62が回転し、中間枠52の係合部63との係合が解除される。
一方、前記した第2錠57は、係合を維持しており、対透明板係合フック43が中間枠52と係合しているから、中間枠52は第1ヒンジ68a,68bと、第2錠57の対透明板係合フック43によって左右の辺が本体部1側に固定されている。また第2錠57は、前面枠53と中間枠52とを結合するものではない。
従って第1錠56を開錠して透明板保持枠51を開くと、前面枠53だけが第2ヒンジ55a,55bを中心として右開き方向に揺動する。その結果、図7の様に前面枠53だけが開き、中間枠52は本体部1側に残る。
しかしながら、中間枠52は、単なる枠であって中間部に大きな開口64があるから、前面枠53を開くことによって遊技盤8が露出する。従って本発明のパチンコ装置50は、前面側を左右のどちらにも開くことができる。
この際、前記した様に配線は、中間枠52における第2ヒンジ55b側を経由して前面枠53に引き回されているから、前面枠53を右端側の第2ヒンジ55a,55bを中心として回動しても、渡り部分の距離は変わらない。そのため配線が切れたり、邪魔になることはない。
また制御装置10側や、パチンコホールの玉供給装置側等に不具合が生じた場合には、第2錠57に挿入した鍵Rを右側に回動して対外郭枠係合フック45による係合を解消し、透明板保持枠51及び機構板5を左端側のヒンジ68a,68bを中心に回動させて、図8の様に透明板保持枠51及び機構板5の一体性を維持したままの状態で透明板保持枠51及び機構板5を外郭枠6に対して開くこともできる。
以上説明した実施形態では、本体部1等に対して前面枠53等を左側に開く際に前面枠53と中間枠52が一体的に揺動し、前面枠53等を右側に開く際に前面枠53が単独で揺動する構造としたが、もちろん逆であってもよい。
また前記した実施形態では、配線を中間枠52の下部の辺70に配置したが、上部の辺やその他の部位に配してもよい。
1 本体部
5 機構板(機構部)
6 外郭枠
8 遊技盤
10 制御装置
50 パチンコ装置(弾球遊技機)
51 透明板保持枠
52 中間枠
53 前面枠
55a,55b 第2ヒンジ
56 第1錠
57 第2錠
68a,68b 第1ヒンジ

Claims (3)

  1. 遊技盤を含む本体部と、本体部の前面に装着されていて本体部に対して開閉する透明板保持枠とを有する弾球遊技機において、前記透明板保持枠は中間枠と前面枠とを有し、中間枠の一端側と本体部とが第1ヒンジで結合され、中間枠の他端と前面枠とが第2ヒンジで接続され、外部から施開錠可能であって前面枠と中間枠とを結合・離脱する第1錠と、外部から施開錠可能であって中間枠と本体部とを結合・離脱する第2錠を備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  2. 本体部と前面枠との間に配線が施されており、当該配線は、中間枠を経由して前面枠に至っていることを特徴とする請求項1に記載の弾球遊技機。
  3. 本体部は遊技盤を含む機構部と、当該機構部を囲む外郭枠とを有し、機構部は外郭枠に対して開閉可能であり、前記第2錠によって機構部は外郭枠とを結合・離脱することが可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の弾球遊技機。
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