JP2011234939A - 遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島 - Google Patents

遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島 Download PDF

Info

Publication number
JP2011234939A
JP2011234939A JP2010109588A JP2010109588A JP2011234939A JP 2011234939 A JP2011234939 A JP 2011234939A JP 2010109588 A JP2010109588 A JP 2010109588A JP 2010109588 A JP2010109588 A JP 2010109588A JP 2011234939 A JP2011234939 A JP 2011234939A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
game ball
foreign matter
flow path
flow
pachinko
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2010109588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5707054B2 (ja
Inventor
Toshio Ogura
敏男 小倉
Toshifumi Takahashi
敏文 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP2010109588A priority Critical patent/JP5707054B2/ja
Publication of JP2011234939A publication Critical patent/JP2011234939A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5707054B2 publication Critical patent/JP5707054B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pinball Game Machines (AREA)

Abstract

【課題】遊技球流路における異物の流下を防止することができる遊技球流路における異物除去構造を提供すること。
【解決手段】流下溝9L,9Rを流れる異物を除去する異物除去装置100,110,120は、パチンコ遊技機2が設置される遊技機設置島1の内部にて遊技球が流下する流下溝9L,9Rに配設され、異物除去装置100,110,120を構成する方向変更板101,111,121は、流下溝9L,9Rを横切る方向に延設され、流下する遊技球に当接して流下方向を変更させる上流側端面105,115,125を備え、上流側端面105,115,125は、遊技球の流路底面54aとの間に遊技球の直径L1よりも短寸な隙間L2を隔てて配置されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、遊技球が流れる遊技球流路において、該遊技球流路を流れる異物を除去する異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島に関する。
遊技機の一例であるパチンコ遊技機等が設置される遊技店には、複数のパチンコ遊技機を並設設置するための遊技機設置島が備え付けられている。このような遊技機設置島の内部には、例えばパチンコ遊技機から排出された遊技球を回収するための回収樋(遊技球流路、所謂ドブ溝)が傾斜状に配設されており、遊技球は底面上を流下して揚送装置等に供給されるようになっている。
このように遊技機設置島に設けられる回収樋は、その上方に設置されるパチンコ遊技機から排出される遊技球を受け入れるために上方に開放されていることで、例えば何らかの理由により、塵や埃等のゴミ類や、パチンコ遊技機に設けられた電子部品、硬貨、カード、あるいはパチンコ遊技機を設置固定するための釘やビス等の異物が混入することがあった。
このように回収樋に混入した異物は、底面上を流下する遊技球により押されて該遊技球とともに流下し、回収樋の下流側に設けられる揚送装置等に進入してしまうと、揚送装置の破損や故障の原因となる虞があった。
そこで、このような回収樋等の遊技球流路の流路面を、複数のレールプレートを遊技球が落下しない程度の隙間を設けて幅方向に並設することによりレール状に構成し、各レールプレート間に形成される隙間から異物のみを落下させて除去することができるようにしたもの等が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−191841号公報(第3頁、第4図)
しかし、上記特許文献1に記載の遊技球流路にあっては、各レールプレート間に形成される隙間は、遊技球の流下方向に延設されるものの、遊技球の直径よりも幅広な隙間を形成することはできないため、例えば釘やビスといった長尺な異物が複数のレールプレートに跨ってしまうと、隙間から落下せずに、流下してきた遊技球により押されて該遊技球とともに流下し続け、揚送装置等に進入してしまうことがあった。
また、遊技球は各レールプレートにて流下誘導されることにより、異物がある限り該異物を避けて流下することはできないため、異物により遊技球の流下が阻害される虞があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、遊技球流路において異物が流れることを防止することができる遊技球流路における異物除去構造を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の遊技球流路における異物除去構造は、
遊技球(パチンコ球)が流れる遊技球流路(流下溝9L,9R)において、該遊技球流路を流れる異物(釘Yやビス等)を除去する異物除去構造(流路底面54a上に異物除去装置100,110,120/200/210/220/230/240を配設する)であって、
前記遊技球流路を流れる遊技球に当接して遊技球の流れる方向を変更させる方向変更部(方向変更板101の上流側端面105,方向変更板111の上流側端面115,方向変更板121の上流側端面125/方向変更板201の上流側端面205/方向変更板211の上流側端面215/方向変更板221の上流側端面225/環状部材231aの上流側端面235/方向変更板241の上流側端面245)と、
前記方向変更部の下流側に近接して設けられ、前記異物を収容する収容部(Z)と、
を備え、
前記方向変更部は、前記遊技球流路の底面(流路底面54a)との間に遊技球の直径(L1)よりも短寸な隙間(L2)を隔てて配置されている(図7参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技球流路を流れる遊技球と釘やビス等の異物とが方向変更部に差し掛かると、遊技球は方向変更部に当接することで流れる方向が変更されるのに対し、方向変更部に当接しない異物は、その下方の隙間を通過することで流れる方向は変更されない。このように遊技球の流れる方向が変更することで異物と遊技球とが分離されるため、少なくとも遊技球により異物が押されて流れ続けることや、異物により遊技球の流れが阻害されることを防止することができる。
本発明の請求項2に記載の遊技球流路における異物除去構造は、請求項1に記載の遊技球流路における異物除去構造であって、
前記方向変更部(方向変更板101の上流側端面105,方向変更板111の上流側端面115,方向変更板121の上流側端面125)は、前記遊技球流路(流下溝9L,9R)の長手方向および幅方向に互いにずれた位置に複数配置され、
前記遊技球流路の幅方向における全ての位置(流下領域E1〜3)に少なくとも一つの方向変更部が配置され、前記遊技球流路を流れる遊技球が少なくとも一つの方向変更部に当接する(図5,図9参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技球をいずれかの方向変更部に当接させることができる。
本発明の請求項3に記載の遊技球流路における異物除去構造は、請求項1または2に記載の遊技球流路における異物除去構造であって、
前記方向変更部(方向変更板101の上流側端面105,方向変更板111の上流側端面115,方向変更板121の上流側端面125)は、前記遊技球流路(流下溝9L,9R)の長手方向および幅方向に互いにずれた位置に配設される第1方向変更部(方向変更板101の上流側端面105)および該第1方向変更部の下流側に配設される第2方向変更部(方向変更板111の上流側端面115,方向変更板121の上流側端面125)を含む複数の方向変更部を有し、
前記第1方向変更部(上流側端面105の誘導傾斜面105a,105b)は、遊技球の流れる方向を前記第2方向変更部に向けて変更させる(図5参照)、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、第1方向変更部に到達した遊技球の流れる方向が下流側の第2方向変更部に向けて変更されることで、遊技球が方向変更部に当接する機会を増加させることができる。
本発明の請求項4に記載の遊技球流路における異物除去構造は、請求項1〜3のいずれかに記載の遊技球流路における異物除去構造であって、
前記収容部(Z)から異物が流出することを阻止する流出阻止部(壁部材102,112,122/201b,201c/211b)が設けられている、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、方向変更部の下方を通過して収容部に収容された異物の流出を阻止することができる。
本発明の請求項5に記載の遊技球流路における異物除去構造は、請求項1〜4のいずれかに記載の遊技球流路における異物除去構造であって、
前記収容部(Z)の上側を被覆する被覆部(開閉板103/上板201a/上板211a/方向変更板221)が設けられている、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、収容部内に遊技球が入り込んで滞留することが防止される。
本発明の請求項6に記載の遊技球流路における異物除去構造は、請求項1〜5のいずれかに記載の遊技球流路における異物除去構造であって、
前記被覆部(開閉板103/上板201a/上板211a/方向変更板221)の上面の少なくとも一部は、端部側に向けて下方に傾斜している、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、被覆部の上面に遊技球が滞留することが防止される。
本発明の請求項7に記載の遊技機設置島は、前記請求項1〜6のうちいずれかの遊技球流路(流下溝9L,9R)における異物除去構造(流路底面54a上に異物除去装置100,110,120/200/210/220/230/240を配設する)を有する、
ことを特徴としている。
この特徴によれば、遊技機設置島において、遊技球流路を流れる遊技球と釘やビス等の異物とが方向変更部に差し掛かると、遊技球は方向変更部に当接することで流れる方向が変更されるのに対し、方向変更部に当接しない異物は、その下方の隙間を通過することで流れる方向は変更されない。このように遊技球の流れる方向が変更することで異物と遊技球とが分離されるため、少なくとも遊技球により異物が押されて流れ続けることや、異物により遊技球の流れが阻害されることを防止することができる。
本発明が適用された遊技機設置島の内部構造を示す断面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 遊技機設置島の中央下部の内部構造を示す平面図である。 流下溝の要部を示す平面図である。 図4のC−C断面図である。 図5のD−D断面図である。 (a)は方向変更部材を示す平面図であり、(b)は(a)のE−E断面図である。 (a)(b)は、異物除去装置の配設態様の他の例を示す概略図である。 本発明の変形例1としての異物除去装置である。 本発明の変形例2としての異物除去装置である。 本発明の変形例3としての異物除去装置である。 本発明の変形例4としての異物除去装置である。 本発明の変形例5としての異物除去装置である。
本発明に係る遊技球流路における異物除去構造を実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明の遊技球流路における異物除去構造が適用された遊技機設置島について、図面にもとづいて説明する。図1は、本発明が適用された遊技機設置島の内部構造を示す断面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、図1のB−B断面図である。図4は、遊技機設置島の中央下部の内部構造を示す平面図である。図5は、流下溝の要部を示す平面図である。図6は、図4のC−C断面図である。図7は、図5のD−D断面図である。図8は、(a)は方向変更部材を示す平面図であり、(b)は(a)のE−E断面図である。尚、以下の説明においては、図1の手前側を前面、奥側を背面、左右側を左右側面とする。すなわち、パチンコ遊技機2を正面から見た場合を基準として上下左右の向きを説明する。
図1に示されるように、遊技機設置島1は、左右方向に向けて細長に形成されており、その前後面には、遊技機の一例であるパチンコ遊技機2及び該パチンコ遊技機2において遊技に使用する遊技球としてのパチンコ球の貸出を実施させる球貸処理機(図示略)が、長手方向(左右方向)に向けて複数列設されている。
遊技機設置島1の略中央上部には、パチンコ球が貯留される上部タンク3が設けられており、この上部タンク3内に貯留されたパチンコ球は、遊技機設置島1内の長手方向両端部に向かってそれぞれ下方に傾斜するように配設された左右の供給樋4に流入するようになっている。これら左右の供給樋4には、流下するパチンコ球を各パチンコ遊技機2に供給するための支流樋5が、供給樋4の前後(球の流下方向に向かって左右)の側板に、流下方向に向かって所定間隔おきに複数配設されており、これら支流樋5に供給されたパチンコ球は、各パチンコ遊技機2の背面に設けられた球タンク6に供給されるようになっている。
左右の供給樋4それぞれの下流側端部には、例えばメンテナンス時等において供給樋4内のパチンコ球を後述する流下溝9L,9R内にそれぞれ流出させる球抜き管7が設けられている。尚、通常時にはこの球抜き管7内をパチンコ球が流下しないようになっている。
遊技機設置島1の内部には、パチンコ遊技機2より排出されたアウト球を受け入れて後述する流下溝9L,9Rに排出するアウトタンク8が、パチンコ遊技機2が載置される膳板13の上面に、各パチンコ遊技機2に対応するように複数設けられている。尚、各アウトタンク8からは排出ノズル8aが下方に向けて延設されており、受け入れた球をこの排出ノズル8aを介して排出するようになっている。
また、上部タンク3からは、該上部タンク3内部に貯留されるパチンコ球の貯留量が所定量以上となってオーバーフローしたパチンコ球を、後述する流下溝9L,9Rそれぞれに導くオーバーフロー樋12が左右に向けて延設されているとともに、これら左右のオーバーフロー樋12の下流側端部からは、オーバーフロー管18が垂下されている。
左右の流下溝9L,9Rは、本発明の遊技球流路を構成しており、図1〜図3に示されるように、当該遊技機設置島1の内部前後左右側にそれぞれ配置される木製の側板9a〜9d及び底板9eにより、上面が開口する横長箱状にそれぞれ形成されており、遊技機設置島1の長手方向の略中央位置に配置される揚送研磨装置25を挟んでその左右側、つまり遊技機設置島1の左右両側(長手方向の両側)の下部にそれぞれ配置される。
流下溝9L,9Rそれぞれにおける前後の側板9a,9b及び底板9eは、遊技機設置島1の左右方向に向けて横長に形成されている。底板9eは、その上面が遊技機設置島1の長手方向の端部側から中央の揚送研磨装置25側に向けて下方に傾斜するように配設されており、パチンコ球が流下(移動)する遊技球流路を構成している。また、この底板9eの上面には、該底板9eの上面を幅方向にわたり保護するための遊技球流路保護部材50(以下、流路保護部材50と略称する)が、底板9eの長手方向に向けて敷設されている。尚、流路保護部材50の詳細は後述することとする。
また、遊技機設置島1の左側端部には、遊技者が獲得したパチンコ球を計数するための計数装置15が配設されており、この計数装置15内に投入されたパチンコ球は、該計数装置15に設けられている球投入口15aから連設された返却路16を介して、流下溝9L内に配設された誘導樋19に流入し、該誘導樋19により揚送研磨装置25側まで誘導された後、流下溝9L内に落下するようになっている。つまり、計数装置15にて計数された計数済み球は、遊技機設置島1の内部左側に配設された流下溝9Lに返却されるようになっている。
誘導樋19は、図1及び図3に示されるように、所定の前後幅寸法を有するとともに前後幅方向に向けて略水平をなす水平面部19aと、該水平面部19aにおける前後幅方向の両端側から外方に向けて上方に傾斜するように連設される傾斜面部19b,19bとが屈曲形成されてなる1枚の金属板からなり、流下溝9Lの内部における前後幅方向の中央所定高さ位置に、返却路16から揚送研磨装置25側に向けて下方に傾斜するように延設されている。尚、該誘導樋19の上面には、ゴム製の保護シート(図示略)が敷設されており、流下するパチンコ球との当接や、遊技機設置島1の内部上方から落下してくるパチンコ球(例えばパチンコ遊技機2の球タンク6や供給樋4,オーバーフロー樋12等から零れ落ちた球等)による誘導樋19の損傷が防止されている。
また、誘導樋19の下流側端部は、図1に示されるように流下溝9L内部における揚送研磨装置25側に立設された区画板21まで延設されており、該誘導樋19上を流下してくる計数球は、流下溝9L内部における区画板21よりも上流側に落下されるようになっている。尚、誘導樋19上を流下してくる計数球は、流下途中または下流側端部に設けられた幅方向を向く球受板(図示略)に衝突すること等により、該水平面部19aから傾斜面部19bに乗り上げて該傾斜面部19bの外端縁から落下するようになっている(図4参照)。
流下溝9L内部における区画板21よりも上流側に落下した球は、区画板21の下部に形成された連通口21a(図1参照)を通過して区画板21よりも下流側に形成される合流部22内に流入した後、接続樋10を介して揚送研磨装置25に供給される。
誘導樋19の前後幅方向の両側方には、図3に示されるように、遊技機設置島1の前後面にそれぞれ配設された各アウトタンク8から排出されるパチンコ球を回収する回収樋17,17が並設されている。回収樋17,17は、硬質の塩化ビニル樹脂により樋状に形成されており、流下溝9Lの内部における誘導樋19よりも若干上方位置に、計数装置15側から揚送研磨装置25側に向けて下方に傾斜するように配設されており、その下流側端部は区画板21の上方を越えて合流部22まで延設されている。
このように、各パチンコ遊技機2からアウトタンク8を介して排出されるパチンコ球は、回収樋17,17を流下して合流部22内に排出されるため、誘導樋19を流下する計数球よりも優先して揚送研磨装置25に供給されるようになっている。
すなわち、流下溝9L,9Rは、中央の揚送研磨装置25から左右端部側に向けてそれぞれ並設される各パチンコ遊技機2からアウトタンク8を介して排出されるパチンコ球を長手方向にわたり受け入れることができるように構成されており、左側の流下溝9Lは、計数装置15にて計数された計数済み球を長手方向にわたり受け入れることができるように構成されている。
左右の流下溝9L,9Rにおける揚送研磨装置25側に配置される側板9cの下部には、揚送研磨装置25の本体下部に形成されたパチンコ球の流入口37(図4参照)に連通する連通口10aが形成されている。流下溝9L,9R内のパチンコ球は、連通口10aから流出した後、連通口10aと流入口37とを接続する接続樋10,10(図1及び図4参照)内をそれぞれ流下した後に合流され、流入口37から揚送研磨装置25の本体内に流入する。そして、装置内部に設けられたコンベア等の揚送部材(図示略)等により上方に揚送されるとともに、揚送中において図示しない研磨布や研磨ペレット等の研磨部材により研磨されるようになっている。また、揚送・研磨された揚送球は、上部タンク3内上部に配置される排出口38(図1参照)から上部タンク3内に排出されるようになっている。
これら遊技機設置島1内に配設される供給樋4、支流樋5、オーバーフロー樋12、回収樋17,17、オーバーフロー管18、誘導樋19、流下溝9L,9R、接続樋10,10および揚送研磨装置25により、遊技機設置島1内におけるパチンコ球の循環経路が構成されており、これらのうち供給樋4、支流樋5、オーバーフロー樋12、回収樋17,17、誘導樋19、流下溝9L,9Rおよび接続樋10,10は、パチンコ球が移動(本実施例では自然流下)する遊技球流路を構成している。
図2及び図3に示されるように、流路保護部材50は、底板9eの前後幅方向の側端部、つまりパチンコ球の流下方向に向かって左右側端部にそれぞれ配設される一対の側部樋51,52から構成されている。尚、底板9e、側部樋51,52の幅方向とは、図1における前後幅方向、つまりパチンコ球の流下方向(各部材の長手方向)に向かって直交する方向である。
これら一対の側部樋51,52とは、塩化ビニル樹脂材を押し出し成形により流下溝9Lの底板9eの長手方向に向けて連続する板状にそれぞれ別個に形成されている。特に側部樋51,52にあっては、いわゆる2色・異材質成形により、後述する球受部56が軟質材、板状部54及び側壁部55が硬質材にて一体的に形成されており、球受部56にてアウトタンク8から排出ノズル8aを介して排出されるパチンコ球の衝撃及び衝撃音を吸収できるようになっている。尚、流路保護部材50の材質は上記塩化ビニル樹脂材に限定されるものではなく、該流路保護部材50上に落下されるパチンコ球(例えばパチンコ遊技機2の球タンク6や供給樋4,オーバーフロー樋12等から零れ落ちた球等)による衝撃により破損することなく、かつ、衝撃や衝撃音を吸収しうる性質を有するものであれば、他の合成樹脂材あるいは金属材等にて構成してもよい。また、このような流路保護部材50は必ずしも設けられていなくてもよい。
側部樋51,52は、所定幅寸法を有する板状部54と、該板状部54の外側端部から上方に向けて連設される側壁部55と、該側壁部55の上部に内向きに突設される球受部56と、から構成され、それぞれ球の流下方向に向かって左右対称に形成されている。つまり、これら一対の側部樋51,52は、押し出し成形により所定長さに形成した2つの部材を、底板9eの上面に互いに対向配置すればよいため、製造コストを効果的に低減できる。なお、パチンコ球が流下する流路底面54aを構成する板状部54の上面は、幅方向の中央に向けて若干下方に傾斜するように形成されており、パチンコ球が外側端部に滞留することが防止されている。
次に、流下溝9L,9Rに混入した釘やビス等の異物を除去する異物除去構造について、図5〜図8にもとづいて説明する。尚、流下溝9L,9Rにおける異物除去構造は同様に構成されるため、以下においては流下溝9L,9Rの異物除去構造についてのみ説明し、流下溝9L,9Rの異物除去構造の説明は省略する。
図5に示されるように、流下溝9L,9Rの下流側領域(側板9c側の領域)には、流路底面54a上を流れるパチンコ球群に混入した釘やビス等の異物を除去するための異物除去装置100,110,120が複数箇所(本例では3箇所)に配設されている。異物除去装置100は、異物除去装置110,120よりも上流側における流下溝9L,9Rの幅方向略中央位置に配設され、異物除去装置110,120は、異物除去装置100よりも下流側(流下溝9L,9Rの最下流位置)における流下溝9L,9Rの幅方向両端部にそれぞれ配設されている。
異物除去装置100,110,120は、透光性を有するウレタンゴム樹脂材にて所定の肉厚(本例では約5mm)を有する板状に形成された方向変更板101,111,121と、流路底面54aにおける方向変更板101,111,121の下流側領域を囲むように平面視コ字形に配置される壁部材102,112,121と、透光性を有するウレタンゴム樹脂材にて形成され、壁部材102,112,121により囲まれた領域の上方を開閉可能とする開閉板103,113,123と、から主に構成されている。
まず、異物除去装置100について説明すると、方向変更板101は、金属性の構造材にて帯状に形成されるステー150に取り付けられている。ステー150は、長手方向の両端部が流下溝9L,9Rの側板9a,9bに止着されており、流路底面54aに対し垂直をなす姿勢で、該流路底面54aと下端縁との間にパチンコ球の直径よりも長寸の隙間が形成されるように、流下溝9L,9Rの長手方向に対して直交する向きで配置されている。
ステー150の下端縁における長手方向の略中央部からは、縦断面L字形をなす取付片151が連設されており、該取付片151の下面に方向変更板101がビス152a〜152cにて取り付けられている。長手方向の中央に配置されるビス152aは長尺ビスであり、方向変更板101の上面から流路底面54aと該方向変更板101との間に配置される円筒状のスペーサ部材153に挿通され、板状部54を貫通して底板9eに螺入される。このようにスペーサ部材153が設けられることで、流路底面54aと方向変更板101との間の幅寸法が維持されている。
方向変更板101は、の下流側の端部は、流路底面54a上に立設される壁部材102の上流側の端部上にビスにて止着されているため、方向変更板101は、スペーサ部材153と壁部材102とにより流路底面54aの上方所定高さ位置に該流路底面54aに対して水平に配置されている。
また、方向変更板101の上流側を向く上流側端面105は、幅方向の略中央位置からそれぞれ両端部側に向けて下流側に傾斜する誘導傾斜面105a,105bとにより、上流側に向けて先細り形状に形成されている。方向変更板101は、図7に示すように、その下面と流路底面54aとの間に、パチンコ球の直径L1よりも短寸の隙間L2を設けて配置されている(L1>L2)。
具体的には、図7中拡大図に示すように、方向変更板101は、流路底面54aに対して所定幅(約9mm)離間した上方位置に該流路底面54aに対して平行に配置されている。一方、パチンコ球の直径L1は約11mmであるため、上流側端面105は、流路底面54aの上方所定高さ位置に、パチンコ球に当接可能に配置されている。よって、上流側端面105を構成する誘導傾斜面105a,105bの下端縁部は、流下するパチンコ球に当接して該パチンコ球の流下方向を幅方向に変更する方向変更部を構成している。
開閉板103は、平面視長方形状をなし、壁部材102の上端に載置可能な大きさに形成されている。また、上流側の一辺が方向変更板101に蝶番104を介して連結されており、上流側の一辺を中心として上方に開放可能に設けられている。よって、開閉板103を開放することで、後述するように壁部材102内に収容された異物を上方から取り出すことができるようになっている。
壁部材102は、方向変更板101の幅方向の両端部から下流側に向けて延設される縦断面コ字形の側壁102a,102aと、該側壁102a,102aの下流側端部間に架設される下流側壁102bと、から平面視コ字形に形成され、上流側が開口するように流路底面54a上に立設されており、これら側壁102aおよび下流側壁102bにより囲まれる領域に滞留した異物の流出を阻止する流出阻止部および該領域へのパチンコ球の進入を阻止する進入阻止部を構成している。
このように異物除去装置100は、流路底面54aの上方位置に配置される方向変更板101および開閉板103と、開閉板103の下方に形成される領域の下流側を覆うように立設される壁部材102とにより、上流側が開口するポケット状に形成され、方向変更部を通過した異物を収容する収納部Zを構成しているとともに、開閉板103は、該収容部Zの上側を被覆する被覆部を構成している。
次に、異物除去装置110,120について説明する。異物除去装置110,120の方向変更板111,121は、金属性の構造材にて帯状に形成されるステー160に取り付けられている。ステー160は、長手方向の両端部が流下溝9L,9Rの側板9a,9bに止着されており、流路底面54aに対し垂直をなす姿勢で、該流路底面54aと下端縁との間にパチンコ球の直径よりも長寸の隙間が形成されるように、流下溝9L,9Rの長手方向に対して直交する向きで配置されている。
ステー160の下端縁における長手方向の左右側からは、側面視L字形をなす取付片161a,161bが連設されており、該取付片161aの下面に方向変更板111がビス162a,162bにて取り付けられ、取付片161bの下面に方向変更板121がビス162c,162dにて取り付けられている。長手方向の端部側に配置されるビス162a,162cは長尺ビスであり、方向変更板111,121の上面から流路底面54aと該方向変更板101,102との間に配置される円筒状のスペーサ部材163a,163bに挿通され、板状部54を貫通して底板9eに螺入される。このようにスペーサ部材163a,163bが設けられることで、流路底面54aと方向変更板101,102との間の幅寸法が維持されている。
異物除去装置110,120においては、方向変更板111,121の形状が異なるだけで、基本的な構造に関しては異物除去装置100とほぼ同様である。よって、以下においては、異物除去装置100と構成が異なる構成部位に関してのみ説明し、異物除去装置110において異物除去装置100と同様の構成部位には、異物除去装置100の符号に10を加算した符号を付し、また、異物除去装置120において異物除去装置100と同様の構成部位には、異物除去装置100の符号に20を加算した符号を付すことで、詳細な説明は省略することとする。
異物除去装置110,120において異物除去装置100と異なる構成は、方向変更板111の上流側端面115、方向変更板121の上流側端面125であり、上流側端面115,125は、それぞれ流下溝9L,9Rの幅方向の端部側から中央部に向けて下流側に流下する一直線状の誘導傾斜面にて構成されている。
このように流路底面54a上に配設される異物除去装置100,110,120は、本発明における遊技球流路である流下溝9L,9Rを流れる異物を除去するための異物除去構造を構成している。
次に、流路底面54a上を流下するパチンコ球および異物が異物除去装置100,110,120に到達した場合の流下状況について、図5および図8にもとづいて説明する。なお、パチンコ球および異物が異物除去装置100,110,120に到達した場合の流下状況はほぼ同様であるため、ここでは異物除去装置100に到達した場合の流下状況のみを一例として説明する。なお、図5および図8では、パチンコ球や異物の流下状況を説明する都合上、説明に不要なパチンコ球や異物の図示は省略されているが、実際には多数のパチンコ球が流下するとともに、釘やビス以外の異物が混入することがある。
図5に示すように、流下溝9L,9R内のパチンコ球は、流路底面54a上を傾斜上流側から下流側に向けて(図中白矢印方向)、つまり傾斜下位側に向けて転動しながら自然流下する。また、流下溝9L,9R内に混入した異物は、次々と流下してくるパチンコ球により下流側に押されながら(図8参照)、パチンコ球とともに徐々に流下されていく。
そして図8に示すように、例えば異物の一例である釘Yが流下するパチンコ球Pにより押されながら流下して、異物除去装置100に到達した場合、パチンコ球Pは、誘導傾斜面105a,105bのいずれかの下端縁部に当接するが、誘導傾斜面105a,105bにより流下溝9L,9Rの幅方向に向けて誘導されながら流下を続ける。すなわち、誘導傾斜面105a,105bとの当接により、パチンコ球Pの流下方向が、流路底面54aの幅方向に変更されることになる。また、誘導傾斜面105a,105bは、流下溝9L,9Rを幅方向に横切る方向に延設されているが、流下溝9L,9Rの長手方向に対して傾斜状に配置されていることで、パチンコ球Pの流下方向は流路底面54aの幅方向(左右方向)に変更されるだけであり、誘導傾斜面105a,105bにより流下が阻害されて滞留することはない。
一方、パチンコ球Pにより押されながら流下する釘Yにおいて、頭部の直径が流路底面54aと方向変更板101の下面との間に形成される隙間L2の幅寸法よりも小さい釘Yは、誘導傾斜面105a,105bに当接しないため、パチンコ球に押されてきた勢いで、該誘導傾斜面105a,105bを通過して方向変更板101の下方に入り込む。
このように、パチンコ球Pが誘導傾斜面105a,105bとの当接により流下方向が幅方向に変更されるのに対し、釘Yは誘導傾斜面105a,105bを通過して方向変更板101の下方に入り込むことで、釘Yからパチンコ球が強制的に離される。よって釘Yは、誘導傾斜面105a,105bを通過してその下流側の収容部Z内に入り込むことで、少なくとも押されたパチンコ球Pに押され続けることがなくなるだけでなく、別の後続球により再び押されて延々と流下し続けることがない。
さらに、誘導傾斜面105a,105bを通過して収容部Z内に入り込んだ釘Yは、収容部Zの周縁下流側が壁部材102により囲まれていることで、該収容部Zから流出し、別の後続球により再び押されて流下することがないばかりか、壁部材102が立設されていることにより収容部Z内へのパチンコ球の進入が阻止されているため、方向変更板101の側方を流下するパチンコ球が収容部Zの内部に進入することにより釘Yを収容部Zの外部に押しだして流出させ、これにより釘Yが再び流下することが防止される。
また、誘導傾斜面105a,105bを形成する方向変更板101は、流路底面54aの上方位置に幅方向に架設されたステー150の下方に吊支されていることで、方向変更板101を流路底面54aの上方位置に離間して配置するための部材(例えば支柱等)を流路底面54a上に配設することによりパチンコ球の流下を阻害したり、流路底面54a上に釘等を打ち込むことで該流路底面54aが傷つくあるいは歪んでパチンコ球の流下を阻害することなく、方向変更板101を配設することができる。
また、方向変更板101における誘導傾斜面105a,105bの近傍にスペーサ部材153を設けることで、方向変更板101に撓みが生じたりステー150の取付片151に対する取り付けが緩んだりしても、方向変更板101と流路底面54aとの間に形成される隙間の幅寸法が大きく変化することがないように長期にわたり維持することができる。
また、スペーサ部材153は、流路底面54a上に立設されるために釘Yが当接することになるが、円筒状であることで、上流側で当接した釘Yがその場に滞留することなく、スペーサ部材153の周面に沿って側方に誘導されやすくなるため、釘Yの滞留が防止されるとともに、上流側端面105の長手方向の略中央位置に配置されていることで、スペーサ部材153の側方に形成されている隙間から収容部Z内に確実に進入させることができる。さらに、スペーサ部材153は、その周面上流側部が上流側端面105よりも僅かに下流側に配置されることで、スペーサ部材153の上流側に滞留した釘Yとパチンコ球Pとの接触を極力回避することができる。
また、誘導傾斜面105a,105bの下流側に形成される収容部Zの上方が、方向変更板101および開閉板103により被覆されていることで、例えばアウトタンク8から排出された排出球が収容部Z内に落下して滞留してしまったり、収容部Z内に落下した排出球により釘Yが外に弾き出されること等が防止される。また、アウトタンク8から排出された排出球だけでなく、流路底面54a上を流下するパチンコ球が上流側端面105に衝突するなど何らかの理由で跳ね上がり、そのまま収容部Z内に入り込んで滞留してしまうことが防止される。
また、方向変更板101および開閉板103は透光性を有していることで、収容部Z内の異物の滞留状況を、開閉板103を開放しなくても上方から確認できるばかりか、開閉板103を開放することで、上方から異物を簡単に除去することができるため、メンテナンス性が向上する。
このように流路底面54a上に異物除去装置100を配設することで、流下してきたパチンコ球の流下方向が上流側端面105に当接して流下方向が変更され、これにより釘等の異物とパチンコ球Pとが分離されるため、少なくとも流下するパチンコ球により異物が押されて流下し続けることや、異物によりパチンコ球の流下が阻害されることが防止される。
また、上流側端面105の下流側に、パチンコ球から分離した異物を収容する収容部Zが近接して設けられる(ここでは上流側端面105から下流側に向けて連設される)とともに、該収容部Z内へのパチンコ球の進入および該収容部Zからの異物の流出が防止されているため、滞留した異物のみを適宜取り出して流下溝9L,9Rから除去することができる。なお、本実施例では、上流側端面105から下流側に向けて収容部Zが連設されていたが、上流側端面105に近接して収容部Zが設けられていれば、必ずしも上流側端面105から連設されていなくても、例えば収容部Zを上流側端面105に対して所定幅離間して設けてもよい。なお、この場合、所定幅寸法はパチンコ球の直径L1の範囲内であることが好ましい。
また、特に上流側端面105は、流路底面54aを横切る方向に延設されている、つまり、パチンコ球の流下を完全に阻害しない程度に方向変更させるように、幅方向に向けて所定長さ延設されていることで、釘やビス等の長尺の異物が横向きに流下してきた場合でも、異物のみを収容部Z内に確実に滞留させて除去することが可能となる。
また、パチンコ球の流下方向を変更する方向変更部は、平面視矩形状に形成され、下面と流路底面54aとの間にパチンコ球の直径L1よりも短寸な隙間L2を隔てて配置される方向変更板101,111,121における上流側を向く側端面である上流側端面105,115,125に形成されていることで、方向変更部を板状部材にて容易に形成することができるばかりか、方向変更部の下流側領域の上方が方向変更板101,111,121により覆われることで、方向変更板101,111,121における方向変更部以外の側端面により下流側領域へのパチンコ球の進入が阻止されるため、方向変更部の下方を通過して下流側領域に流下した異物がパチンコ球により押し出されて再び流下することが防止される。
なお、異物除去装置110,120についての詳細な説明は省略するが、基本的に同様の構成であるため、異物除去装置100と同様の作用・効果を奏する。
また、図5に示すように、これら複数の異物除去装置100,110,120は、流下溝9L,9Rの下流側近傍の領域に、流下方向(長手方向)および幅方向に異なる位置であって、幅方向の全ての位置に少なくとも一つの方向変更部が配置されている。具体的には、異物除去装置100は、流下溝9L,9Rの下流端近傍における幅方向の略中央位置に配設され、異物除去装置110,120は、流下溝9L,9Rの下流端、つまり異物除去装置100よりも下流側に、幅方向の両端側にそれぞれ離間して並設されている。
より詳しくは、異物除去装置100,110,120は、流路底面54aにおける所定の流下領域を、異物除去装置100の上流側端面105が横切る流下領域E1と、異物除去装置110の上流側端面115が横切る流下領域E2と、異物除去装置120の上流側端面125が横切る流下領域E3と、に幅方向に区画した場合に、各流下領域E1〜3間に、少なくとも遊技球の直径以上の隙間が形成されないように配置されている。なお、各流下領域E1〜3は、各上流側端面(方向変更部)の幅方向の両端をそれぞれ通過するように長手方向に延設される左右一対の仮想直線により区分される領域である。
すなわち、方向変更部としての複数の上流側端面105,115,125は、パチンコ球が所定流下領域を一直線状に通過する際に、複数のうち少なくとも一の上流側端面に当接するように幅方向の全ての位置に少なくとも一つ配置されていることで、所定の流下領域を通過する間にパチンコ球をいずれかの上流側端面105,115,125に確実に当接させてパチンコ球と異物とを分離させることができるため、異物が連通口10aから流出して揚送研磨装置25内に入り込むことが防止される。
また、第1方向変更部としての誘導傾斜面105aは、その下流側に配設される第2方向変更部としての上流側端面115側の端部が該上流側端面115に向けて下流側に傾斜しているとともに、第1方向変更部としての誘導傾斜面105bは、その下流側に配設される第2方向変更部としての上流側端面115側の端部が該上流側端面115に向けて下流側に傾斜している。このようにすることで、誘導傾斜面105a,105bに到達したパチンコ球の流下方向が、その下流側の上流側端面115,125に向けて変更されることで、パチンコ球が上流側端面115,125に当接する機会を確実に増加させることができるため、パチンコ球と異物とを確実に分離させることができる。なお、上流側端面115,125に到達したパチンコ球は、それぞれ幅方向の中央側に誘導され、その下流側に配設される連通口10aに流下される。
このようにパチンコ球は、所定の流下領域を流下する際に、少なくともいずれかの上流側端面105,115,125に当接して方向変更されるため、異物から確実に分離させることができる。
また、本実施例では、流下溝9L,9Rの流下方向(長手方向)に対する各上流側端面105,115,125の傾斜方向は異なるものの、傾斜角度は同一とされていたが、例えば最下流側に配置される上流側端面115,125の傾斜角度を、その上流側に配設される上流側端面105の傾斜角度よりも大とすることで、連通口10aの幅寸法が流下溝9L,9Rの幅寸法よりも小さい場合でも、パチンコ球を滞留させることなくスムーズに流下させることができる。
また、本実施例では、パチンコ遊技機2から排出されたパチンコ球を受け入れて排出するアウトタンク8と各異物除去装置100,110,120との配置位置関係について詳細な説明はしていないが、各異物除去装置100,110,120は、各アウトタンク8におけるパチンコ球の排出位置を避けて配置することが好ましく、このようにすることで、アウトタンク8から排出されたパチンコ球が異物除去装置100,110,120に落下して損傷することが防止される。
また、各パチンコ遊技機2は、連通口10aに最も近い最下流側に配置された異物除去装置110,120よりも上流側に配置されていることが好ましく、このようにすることで、例えば各パチンコ遊技機2に設けられている部品が流下溝9L,9Rに落下してしまった場合でも、該部品(異物)を除去することができる。
図9(a)(b)には、異物除去装置の配設態様の他の例が示されている。上記実施例では、流下溝9L,9Rの幅方向の中央部に配設される異物除去装置100の下流側に、異物除去装置110,120が流下溝9L,9Rの幅方向の端部側に並設されていたが、例えば図9(a)に示すように、流下溝9L,9Rの幅方向の端部側に配設される異物除去装置110a,110b,120a,120bの下流側に、異物除去装置100を幅方向の中央部に配設してもよい。
また、流下溝9L,9Rの幅方向の両端部にそれぞれ離間して配置されるとともに、上流側端面115,125の傾斜方向が異なる(反対向き)異物除去装置110a,110bと異物除去装置120a,120bとは、幅方向に並設されるものに限定されるものではなく、図9(a)に示すように、流下溝9L,9Rの長手方向(流下方向)に異なる位置に互い違いに複数配置されていてもよく、このようにすることで、パチンコ球は蛇行を繰り返しながら流下するので、方向変更を繰り返しつつも偏りなく流下させることができる。
また、このような場合において、複数の異物除去装置100,110a,110b,120a,120bは、それぞれに対応する流下領域E1〜3間に少なくともパチンコ球の直径L1以上の隙間が形成されないように配置されているため、所定の流下領域E1〜3を通過する間にパチンコ球をいずれかの上流側端面105,115,125に当接させることができる。
また、複数のうち一の異物除去装置(例えば異物除去装置120a,120b)の上流側の異物除去装置(例えば異物除去装置110a,110b)の上流側端面は、該一の異物除去装置の上流側端面115に向けて下流側に傾斜して形成されていることで、パチンコ球は該一の異物除去装置の上流側端面125に誘導されて異物と分離させる機会が増加されている。
また、図9(b)に示すように、幅方向の一端部に配置される異物除去装置110a,110bと、幅方向の中央部に配置される異物除去装置130a〜130cと、幅方向の他端部に配置される異物除去装置120とを、下流側に向けて順番に配置してもよい。
また、このような場合において、複数の異物除去装置110a,110b,130a〜130c、120は、それぞれに対応する流下領域E1〜3間に少なくともパチンコ球の直径L1以上の隙間が形成されないように配置されているため、所定の流下領域を通過する間にパチンコ球をいずれかの上流側端面115,125,135に確実に当接させることができる。
また、図9(a)においては、傾斜方向が異なる上流側端面115,125が流下方向に向けて交互に配置されていたが、図9(b)に示すように、傾斜方向が同じ誘導傾斜面115,135が流下方向に連続して配置されていてもよい。
また、本実施例では、方向変更板101,111,121は、流路底面54aに対して所定幅(約9mm)離間した上方位置に該流路底面54aに対して平行に配置されていたが、少なくとも上流側端面105,115,125の下端縁部と流路底面54aとの間に、パチンコ球の直径L1よりも短寸な隙間L2が設けられていれば、方向変更板101,111,121は必ずしも流路底面54aに対して平行に配置されていなくてもよく、例えば、下流側に向けて流路底面54a側に近づくように傾斜して配置してもよく、このようにすれば、方向変更板の上面に、パチンコ遊技機2からの排出球が落下して滞留すること等が防止される。
さらに、上流側端面105,115,125の下端縁部と流路底面54aとの間の離間幅、つまり隙間L2の幅寸法は、上記のように約9mmでなくてもよく、パチンコ球の直径L1よりも短寸であれば、例えば約10mmであってもよいし、あるいは9mm未満としてもよいが、パチンコ球の流下(方向変更)に支障がなく、かつ、極力大きな異物を通過可能な幅寸法とすることが好ましい。
また、本実施例では、流下溝9L,9Rに配設された異物除去装置について説明したが、図1および図4に示すように、流下溝9L,9Rにおける合流部22内に配置された異物除去装置210,220にあっても、異物除去装置110,120と同様の作用・効果を奏する。また、特に図示はしないが、区画板21の上流側にも異物除去装置を設けてもよい。
次に、本発明の変形例としての異物除去装置について、図10〜図14にもとづいて説明する。図10は、本発明の変形例1としての異物除去装置である。図11は、本発明の変形例2としての異物除去装置である。図12は、本発明の変形例3としての異物除去装置である。図13は、本発明の変形例4としての異物除去装置である。図14は、本発明の変形例5としての異物除去装置である。
(変形例1)
図10に示すように、変形例1としての異物除去装置200は、上板201aと、該上板201aの上流側以外の縁辺から下方に垂下される側壁201bおよび下流側壁201cとにより、下面および上流側に開口する方向変更部材201にて構成されている。このように、方向変更板と壁部材とは一体に設けられていてもよい。
また、方向変更部は、前記実施例のように直線状のものに限定されるものではなく、上流側端面205のように、長手方向の中央部から両端部側に向けて下流側に湾曲する平面視円弧状に形成されていてもよい。
また、上板201aの上面201dが、下流側端部に向けて下方に傾斜する傾斜面として形成されていることで、上板201aの上面201dにパチンコ球が滞留することを防止できる。
なお、収容部Zの上側を被覆する被覆部としての上板201aの上面201dは、その少なくとも一部が端部側に向けて下方に傾斜していれば、例えば上面201dの一部の領域のみが傾斜面とされていてもよい。また、傾斜方向は種々に変更可能であり、幅方向の端部に向けて傾斜する傾斜面とされていてもよいし、あるいは中心から全ての端縁部に向けて傾斜する傾斜面とされていてもよい。さらに、上板201aの上面201dを傾斜状に形成せずに、上板201aを傾けて配置することにより上面201dを傾斜させてもよい。
(変形例2)
図11に示すように、変形例2としての異物除去装置210は、上板211aと、該上板201aから下方に垂下される側壁211bとにより、下面および上・下流側に開口する縦断面下向きコ字形をなす方向変更部材211にて構成されている。
また、流路底面54aにおける上板211aの下方位置には、上板211aとほぼ同形の貫通孔212が、板状部54および底板9eを上下に貫通して形成されており、上流側端面215を通過してきた釘Yが貫通孔212から流下溝9L,9Rの下方に排出され、遊技機設置島1内部の床面上に落下するようになっている。
このようにすることで、上流側端面215を通過した釘Yは、流路底面54a上に滞留することなく、流路底面54aの直下に落下されるため、方向変更部材211の下流側に異物の流出を阻止する阻止壁等を設けなくて済むばかりか、滞留した異物を定期的に取り除く必要がないので、メンテナンス性が向上する。すなわち、この貫通孔212は、方向変更部としての上流側端面215を通過した異物を収容する収容部Zおよび該収容部Zからの異物の流出を阻止する流出阻止部を構成している。また、収納部Zは、流路底面54a上に長期間滞留させるものだけでなく、上記のように上流側端面215の下流側近傍位置に一旦収容可能に構成されていれば、収容した後に流路底面54a以外の箇所に排出する構造とされているものも含む。
さらにこの貫通孔212の上流側縁辺を、図11(b)中拡大図に示すように、上流側端面215よりも上流側で、かつ、該上流側端面215に当接したパチンコ球Pの中心位置P1よりも下流側の位置に設けることで、パチンコ球を落下させることなく、釘を上流側端面215付近に滞留させることなく落下させることができる。
つまり、収容部Zは、方向変更部を構成する上流側端面215に近接して配置されていれば、必ずしも方向変更部の下流側のみに向けて連設されていなくても、方向変更部の直下および上流側に向けて連設されていてもよい。
(変形例3)
図12に示すように、変形例3としての異物除去装置220は、1枚の方向変更板221のみにて構成されており、前述したステー150等により、流路底面54aの上方位置に吊支されている。
また、流路底面54aにおける方向変更板221の下方に形成される収容部Zには、幅方向に延びる複数の凸条222が下流側に向けて所定間隔おきに複数凸設され、流路底面54aが凹凸状に形成されているため、これにより異物に対して抵抗を付与できるようになっている。よって、上記のように方向変更部材211の下流側や側方に異物の流下を阻止する阻止壁等を設けなくても、上流側端面225を通過した釘Yが収容部Z上に滞留しやすくなる。すなわち、この複数の凸条222は、方向変更部としての上流側端面225を通過して収容部Zに収容された異物の流出を阻止する流出阻止部を構成している。また、方向変更板221における上流側端面225以外の端面は、収容部Z内へのパチンコ球の進入を阻害する進入阻止部を構成している。
なお、本例では、複数の凸条222にて流出阻止部を構成していたが、例えば流路底面54aにおける収容部Zに、例えば複数の突起を突設して粗面を形成したり、あるいは複数の釘等を打設したり、あるいは流路底面54aにおける収容部Zに粘着層を形成したりすることにより流下する異物に対して抵抗を付与するようにしても、同様の作用・効果を得ることができる。
(変形例4)
図13に示すように、変形例4としての異物除去装置230は、断面略円形状の金属線材等により環状に形成された環状部材231aと、該環状部材231aを流路底面54aの上方所定高さ位置に配置するための支持部材231bとから構成されている。
また、流路底面54aにおける環状部材231aにより囲まれた収容部Zは、環状部材231aよりも僅かに小さい円形開口を有する凹部232が凹設されており、環状部材231aにおける上流側端面235を通過してきた釘Yが凹部232内に滞留するようになっている。
なお、上流側端面235は、環状部材231aにおいて、幅方向に並設される2つの支持部材231b,231b間に形成される上流側の平面視半円弧状の部位であり、このように方向変更部は、平坦面にて構成されるものではなく、湾曲面にて形成されるものであってもよい。さらに、方向変更部は、帯状面にて構成されるものだけではなく、例えば方向変更板の下面における上流側端面に沿って密に配置された複数の釘等にて構成されていてもよい。
このようにすることで、上流側端面235を通過した釘Yは凹部232内に落下して流下が阻止されるため、方向変更部材211の下流側に異物の流出を阻止する阻止壁等を設けなくて済む。すなわち、この凹部232は、方向変更部としての上流側端面235を通過して収容部Zに収容された異物の流出を阻止する流出阻止部を構成している。
(変形例5)
図14には、変形例5としての異物除去装置240が示されている。前記実施例および変形例に記載の異物除去装置は、方向変更部としての上流側端面が流下溝9L,9Rにおける幅方向の一部の流下領域のみを横切るように配置されていたが、幅方向の全領域を横切るように配置されていてもよい。
図14に示すように、例えば流下溝9L,9Rにおける連通口10aが、側板9aの下流端部に形成され、接続樋10’が側板9aの外側に連設されている場合等において、流下してきたパチンコ球を流下方向に対し側方に形成された連通口10aに変更するためには、横長帯状に形成された1枚の方向変更板241を垂直姿勢にし、その上流側端面245の下端縁と流路底面54aとの間に隙間を設けて配置するとともに、長手方向の一端を下流側に向けて連通口10a側に傾斜させた状態で、流下溝9L,9Rの幅方向全域を横切るように配置する必要がある。
このように方向変更板241を配置することで、該方向変更板241の下流側に、方向変更板241と側板9b,9cとにより囲まれた平面視三角形状の収容部Zが、流下溝9L,9Rの幅方向にわたり形成されるため、これら方向変更板241と側板9b,9cとにより異物除去装置240が構成される。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、前記実施例では、異物として主に釘Yを一例に説明したが、他にビスやパチンコ遊技機2の電子部品、硬貨、カード等であっても、方向変更部と流路面との間に形成された隙間を通過可能な大きさの異物であれば、異物除去装置にて異物の流下を阻止することが可能である。
また、前記実施例では、方向変更部としての上流側端面の下流側に形成される収容部Zは、その周囲が壁部材や方向変更板の側端面等にて囲まれており、異物の流出やパチンコ球の進入が阻害されていたが、必ずしも方向変更部を通過した異物の流出を阻止する流出阻止部や球の進入を阻止する進入阻止部を設けなくてもよく、例えば流路底面54a上に方向変更部材を垂直姿勢で配置するだけでもよく、この場合、流下底面54aにおける方向変更部材の下流側近傍の領域が収容部Zとして構成されることになる。
また、前記実施例では、流下底面54aにおける方向変更部材の下流側に収容部Zが連接されていたが、必ずしも収容部Zは方向変更部の下流側に連設されていなくてもよく、例えば方向変更部の下流側近傍位置に所定幅離間して配設されていてもよい。
また、前記実施例では、流下溝9L,9Rに配設された異物除去装置について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、遊技機設置島1内に配設された流下流路であれば、例えば流下溝9L,9Rに接続される接続樋10,10や、あるいは供給樋4、支流樋5、オーバーフロー樋12、回収樋17,17、誘導樋19等に設けてもよい。
また、前記実施例では、本発明の異物除去構造を、遊技機が設置される遊技機設置島1に設けられた遊技球流路の一例である流下溝9L,9Rに適用した例を説明したが、遊技機設置島以外に設けられた遊技球流路にも適用可能である。
また、前記実施例では、遊技球流路としての流下溝9L,9Rは、流路底面54aが連通口10aに向けて下方に傾斜する傾斜面とされ、パチンコ球が自然流下するようになっていたが、本発明は、上記のように底面が下流側に向けて下方に傾斜することによりパチンコ球が流れるように構成された遊技球流路だけでなく、例えば流路底面が水平に配置され、遊技球が移送装置等により押し出されることにより流れるように構成された遊技球流路や、流路底面がコンベア等により移動可能に設けられた遊技球流路にも適用可能である。
1 遊技機設置島
2 パチンコ遊技機
9L,9R 流下溝
100,110,120 異物除去装置
101,111,121 方向変更板
102,112,121 壁部材
103,113,123 開閉板
105,115,125 上流側端面
105a,105b 誘導傾斜面
150,160 ステー
153,163a,163b スペーサ部材
E1〜E3 流下領域
L2 隙間
Y 釘(異物)
Z 収容部

Claims (7)

  1. 遊技球が流れる遊技球流路において、該遊技球流路を流れる異物を除去する異物除去構造であって、
    前記遊技球流路を流れる遊技球に当接して遊技球の流れる方向を変更させる方向変更部と、
    前記方向変更部の下流側に近接して設けられ、前記異物を収容する収容部と、
    を備え、
    前記方向変更部は、前記遊技球流路の底面との間に遊技球の直径よりも短寸な隙間を隔てて配置されている、
    ことを特徴とする遊技球流路における異物除去構造。
  2. 前記方向変更部は、前記遊技球流路の長手方向および幅方向に互いにずれた位置に複数配置され、
    前記遊技球流路の幅方向における全ての位置に少なくとも一つの方向変更部が配置され、前記遊技球流路を流れる遊技球が少なくとも一つの方向変更部に当接する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の遊技球流路における異物除去構造。
  3. 前記方向変更部は、前記遊技球流路の長手方向および幅方向に互いにずれた位置に配設される第1方向変更部および該第1方向変更部の下流側に配設される第2方向変更部を含む複数の方向変更部を有し、
    前記第1方向変更部は、遊技球の流れる方向を前記第2方向変更部に向けて変更させる、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遊技球流路における異物除去構造。
  4. 前記収容部から異物が流出することを阻止する流出阻止部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の遊技球流路における異物除去構造。
  5. 前記収容部の上側を被覆する被覆部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の遊技球流路における異物除去構造。
  6. 前記被覆部の上面の少なくとも一部は、端部側に向けて下方に傾斜している、
    ことを特徴とする請求項5に記載の遊技球流路における異物除去構造。
  7. 前記請求項1〜6のうちいずれかの遊技球流路における異物除去構造を有する、
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の遊技機設置島。
JP2010109588A 2010-05-11 2010-05-11 遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島 Expired - Fee Related JP5707054B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010109588A JP5707054B2 (ja) 2010-05-11 2010-05-11 遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010109588A JP5707054B2 (ja) 2010-05-11 2010-05-11 遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011234939A true JP2011234939A (ja) 2011-11-24
JP5707054B2 JP5707054B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=45323583

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010109588A Expired - Fee Related JP5707054B2 (ja) 2010-05-11 2010-05-11 遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5707054B2 (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021003160A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社三共 遊技機
JP2021003161A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社三共 遊技機
JP2021003157A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社三共 遊技機
JP2021040998A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 株式会社三共 遊技機
JP2021069421A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社三共 遊技機
JP2021069422A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社三共 遊技機
JP2021069420A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社三共 遊技機
JP2021126180A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 株式会社三共 遊技機
JP2021126183A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 株式会社三共 遊技機
JP2021126182A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 株式会社三共 遊技機

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7263277B2 (ja) 2020-02-14 2023-04-24 株式会社三共 遊技機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07213730A (ja) * 1994-02-07 1995-08-15 Nissho:Kk パチンコ玉供給樋
JPH10314431A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Takeya Co Ltd パチンコ島台
JPH11262572A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 Sanyo Electric Co Ltd パチンコ遊技設備における異物回収機構
JP2002191842A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Heiwa Corp パチンコ玉樋の異物除去装置
JP2009279018A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Ebis Work:Kk 遊技球供給装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07213730A (ja) * 1994-02-07 1995-08-15 Nissho:Kk パチンコ玉供給樋
JPH10314431A (ja) * 1997-05-15 1998-12-02 Takeya Co Ltd パチンコ島台
JPH11262572A (ja) * 1998-03-18 1999-09-28 Sanyo Electric Co Ltd パチンコ遊技設備における異物回収機構
JP2002191842A (ja) * 2000-12-25 2002-07-10 Heiwa Corp パチンコ玉樋の異物除去装置
JP2009279018A (ja) * 2008-05-19 2009-12-03 Ebis Work:Kk 遊技球供給装置

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7055775B2 (ja) 2019-06-25 2022-04-18 株式会社三共 遊技機
JP2021003161A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社三共 遊技機
JP2021003157A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社三共 遊技機
JP7055774B2 (ja) 2019-06-25 2022-04-18 株式会社三共 遊技機
JP2021003160A (ja) * 2019-06-25 2021-01-14 株式会社三共 遊技機
JP7055773B2 (ja) 2019-06-25 2022-04-18 株式会社三共 遊技機
JP2021040998A (ja) * 2019-09-12 2021-03-18 株式会社三共 遊技機
JP7055782B2 (ja) 2019-09-12 2022-04-18 株式会社三共 遊技機
JP2021069422A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社三共 遊技機
JP2021069420A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社三共 遊技機
JP2021069421A (ja) * 2019-10-29 2021-05-06 株式会社三共 遊技機
JP7258723B2 (ja) 2019-10-29 2023-04-17 株式会社三共 遊技機
JP7258722B2 (ja) 2019-10-29 2023-04-17 株式会社三共 遊技機
JP7258721B2 (ja) 2019-10-29 2023-04-17 株式会社三共 遊技機
JP2021126182A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 株式会社三共 遊技機
JP2021126183A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 株式会社三共 遊技機
JP2021126180A (ja) * 2020-02-12 2021-09-02 株式会社三共 遊技機
JP7242592B2 (ja) 2020-02-12 2023-03-20 株式会社三共 遊技機
JP7242593B2 (ja) 2020-02-12 2023-03-20 株式会社三共 遊技機
JP7242591B2 (ja) 2020-02-12 2023-03-20 株式会社三共 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5707054B2 (ja) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5707054B2 (ja) 遊技球流路における異物除去構造および該遊技球流路における異物除去構造を有する遊技機設置島
JP2006158707A (ja) 遊技球回収装置
JP5604202B2 (ja) 遊技球回収装置および遊技機島
JP5604203B2 (ja) 遊技球搬送装置および遊技機島
JP4546494B2 (ja) 遊技球流路及び遊技機設置島
JP2006158709A (ja) 遊技球回収装置
JP6012993B2 (ja) 遊技場のパチンコ球移動制御装置
JP4812783B2 (ja) 島設備
JP4466011B2 (ja) 遊技島台
JP4984693B2 (ja) 遊技球用補給樋及び遊技機島
JP2008136537A (ja) 島設備
JP5647304B2 (ja) 清浄揚送装置
JP4764434B2 (ja) 島設備
JP5257523B2 (ja) 遊技球用補給樋及び遊技機島
JP4606374B2 (ja) 遊技場設備
JP4442310B2 (ja) 貯留タンク
JP5180011B2 (ja) 揚送装置
JP4268961B2 (ja) 異物排出路
JP4351135B2 (ja) 異物排出路
JP2006158708A (ja) 遊技球回収装置
JP3947736B2 (ja) 遊技機設置島
JP4527759B2 (ja) 遊技機設置島
JP2016112353A (ja) 遊技球整列レール
JP2019189454A (ja) 搬送コンベア
JP4319649B2 (ja) 異物排出路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130422

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20131218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140114

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140311

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140715

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140911

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150224

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150302

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5707054

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees