JP2011234847A - パンツ型吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】サイドシール部を起点に上下方向に引き裂き易く、容易に取り外すことができるパンツ型吸収性物品を提供すること
【解決手段】本発明のおむつ1は、外装体2と吸収性本体3とを具備し、外装体2は腹側部Aと背側部Bと伸長状態の弾性部材4とを有し、腹側部Aの両側縁部6aと背側部Bの両側縁部6bとが接合されて、一対のサイドシール部5、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LOが形成されている。おむつ1は、腹側部A及び背側部Bに、一対のサイドシール部5より内側に直線状の一対の破断強度変更部6を備えている。破断強度変更部6は、それに隣接する部位の破断強度と異なっている。おむつ1には、両側縁部6a,6bそれぞれにおいて、サイドシール部5と腹側部Aの破断強度変更部6aとの間及びサイドシール部5と背側部Bの破断強度変更部6bとの間には連続する弾性部材4が配されていない。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつ等のパンツ型吸収性物品に関する。
従来のパンツ型吸収性物品として、腹側シートの左右の両側縁部と背側シートの左右両側縁部とを接合した一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品が知られている。このようなパンツ型吸収性物品であるパンツ型使い捨ておむつは、使用後にサイドシール部を引き裂いて取り外されるため、サイドシール部の引き裂き易いパンツ型使い捨ておむつが知られている。
例えば、特許文献1には、前後胴回り域それぞれの両側部のサイドシール部より内側に、該サイドシール部に並行して上下方向へ延びる第2の接合部位を備えているパンツ型使い捨ておむつが記載されている。また、特許文献2には、前後胴回り域それぞれの両側部のサイドシール部より内側の位置に、伸長状態の弾性部材の両端部が固定されているパンツ型使い捨ておむつが記載されている。
しかしながら、特許文献1には、サイドシール部及び第2の接合部位と、伸長状態で取り付けられる弾性部材との配置関係について何ら記載されていない。また、特許文献2に記載のパンツ型使い捨ておむつは、サイドシール部より内側の位置に各弾性部材の端部を固定する固定部を備えているが、固定部が上下方向に連続していないため、やはり容易に取り外すことができない。
特開2000−14697号公報 特表2001−333932号公報
したがって、本発明の課題は、一対のサイドシール部を有するパンツ型吸収性物品において、サイドシール部を起点に上下方向に引き裂き易く、容易に取り外すことができるパンツ型吸収性物品を提供することにある。
本発明は、外装体と、該外装体の内側に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は、装着時に着用者の腹側に配される腹側部と、装着時に着用者の背側に配される背側部と、伸長した状態で配された弾性部材とを有し、前記腹側部及び前記背側部それぞれの両側縁部が接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型吸収性物品であって、前記腹側部及び前記背側部それぞれは、一対の前記サイドシール部より内側に該サイドシール部に沿って直線状の一対の破断強度変更部を備えており、該破断強度変更部は、該破断強度変更部に隣接する部位の破断強度と異なっており、前記両側縁部それぞれにおいて、前記サイドシール部と前記腹側部の前記破断強度変更部との間及び前記サイドシール部と前記背側部の前記破断強度変更部との間には連続する前記弾性部材が配されていないパンツ型吸収性物品を提供するものである。
本発明のパンツ型吸収性物品によれば、サイドシール部を起点に上下方向に引き裂き易く、容易に取り外すことができる。
図1は、本発明の本実施形態であるパンツ型使い捨ておむつの斜視図である。 図2は、図1に示すパンツ型使い捨ておむつを伸長させて拡げた状態を表面シート側から見た平面図である。 図3は、破断強度の測定に用いるサンプルシートを説明する平面図である。 図4は、剥離強度の測定に用いるサンプルシートを説明する平面図である。 図5は、図1のX1−X1線断面図である。 図6は、本実施形態であるパンツ型使い捨ておむつのサイドシール部付近の拡大平面図である。 図7(a)は、実施例1のサンプルを説明する平面図であり、図7(b)は、実施例2のサンプルを説明する平面図であり、図7(c)は、比較例1のサンプルを説明する平面図である。
以下、本発明のパンツ型吸収性物品を、その好ましい実施形態に基づき、図1〜図6を参照しながら説明する。
本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1(以下、「おむつ1」ともいう。)は、図1に示すように、外装体2と、外装体2の内側に固定されている吸収性本体3とを具備し、外装体2は、装着時に着用者の腹側に配される腹側部Aと、装着時に着用者の背側に配される背側部Bと、伸長した状態で配された弾性部材4とを有し、腹側部Aの両側縁部2a,2aと背側部Bの両側縁部2b,2bとが接合されて、一対のサイドシール部5,5、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOが形成されている。
おむつ1は、図1〜図2に示すように、中心線CLに対して左右対称に形成されている。従って以下の説明では、左右対称な部分については、主に、右側について説明する。
本実施形態のおむつ1について、詳述すると、おむつ1の備える外装体2は、図1に示すように、おむつ1の外観を構成しており、図2に示すように、伸長状態において、その縦方向(以下「Y方向」という。Y方向:中心線CLに平行な方向をいう。)に、着用時に、着用者の腹側に配される腹側部Aと、着用者の背側に配される背側部Bと、腹側部Aと背側部Bとの間に位置し、着用者の股間部に配される股下部Cを有している。尚、おむつ1の幅方向は、中心線CLに直交する方向(以下「X方向」という。)である。
外装体2は、図2に示すように、縦方向(Y方向)中央部において内方に括れている。おむつ1においては、外装体2の腹側部A側の両側縁部2a,2aの内面と外装体2の背側部B側の両側縁部2b,2bの内面同士を互いに重ね合わせ、合掌状に固定することにより、一対のサイドシール部5,5が形成されるとともに、図1に示す、ウエスト開口部WO及び一対のレッグ開口部LO,LOが形成される。
外装体2の内側には、図1,図2に示すように、吸収性本体3が固定されている。吸収性本体3は、図2に示すように、実質的に縦長の長方形状であり、液透過性の表面シート31、液不透過性(撥水性も含む)の裏面シート32、両シート31,32間に介在する吸収体33を備えている。おむつ1においては、吸収体33は、縦方向(Y方向)中央部分が内方に括れた砂時計状(不図示)である。吸収性本体3の縦方向(Y方向)の両側部3b,3bには、図2に示すように、液抵抗性又は撥水性で且つ通気性の素材から構成された側方カフス34,34が設けられている。各側方カフス34の自由端部近傍には、立体ギャザー形成用弾性部材35が縦方向(Y方向)に伸長した状態で配されている。側方カフス34は、おむつの着用時に自由端部側が起立し、所謂立体ギャザーとなり吸収性本体3の幅方向(X方向)への体液の流出が阻止される。
おむつ1においては、外装体2は、図2に示すように、パンツ型使い捨ておむつの最外表面となる外層シート21及び外層シート21の内面側に配されている内層シート22から形成されている。おむつ1においては、弾性部材4は、複数本のウエスト弾性部材41、複数本の胴回り弾性部材42及び複数本のレッグ弾性部材43からなる。外装体2を構成する外層シート21及び内層シート22の間に、図1,図2に示すように、弾性部材4であるウエスト弾性部材41、胴回り弾性部材42及びレッグ弾性部材43が配されていることにより、おむつ1の外装体2には、ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)、胴回り弾性領域(胴回りギャザー)及び環状の一対のレッグ弾性領域(レッグギャザー)が形成されている。
ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)は、幅方向(X方向)に伸長した状態で、複数本のウエスト弾性部材41を、図1,図2に示すように、吸収性本体3より縦方向(Y方向)外方に間欠的に配し、外装体2の外層シート21又は内層シート22に固定することにより形成されている。胴回り弾性領域(胴回りギャザー)も同様に、幅方向(X方向)に伸長した状態で、複数本の胴回り弾性部材42を、図1,図2に示すように、ウエスト弾性部材41より内方側に間欠的に配し、外装体2の外層シート21又は内層シート22に固定することにより形成されている。尚、各胴回り弾性部材42は、吸収性本体3と重なる位置においては細かく分断されていてもよい。レッグ弾性領域(レッグギャザー)は、外装体2の括れに沿って伸長した状態で、複数本のレッグ弾性部材43を、図1,図2に示すように、互いに間隔を空けて配し、外装体2の外層シート21又は内層シート22に固定することにより形成されている。尚、各ウエスト弾性部材41、各胴回り弾性部材42及び各レッグ弾性部材43の固定位置については後で詳述する。
本発明においては、外装体2の腹側部A及び背側部Bそれぞれは、図1,図2に示すように、一対のサイドシール部5,5より内側にサイドシール部5に沿って直線状の一対の破断強度変更部6,6を備えている。詳述すると、おむつ1の外装体2の腹側部Aには、図1,図2に示すように、サイドシール部5と吸収性本体3の縦方向(Y方向)側部3bとの間に、一対の破断強度変更部6a,6aが形成されている。おむつ1においては、各破断強度変更部6aは、図1,図2に示すように、各サイドシール部5に沿って一直線状に形成されている。各破断強度変更部6aは、弾性部材4の配置した領域、即ち、複数本のウエスト弾性部材41の内の最もウエスト開口部WO寄りの弾性部材と、複数本の胴回り弾性部材42又は複数本のレッグ弾性部材43の内の最もレッグ開口部LO寄りの弾性部材との間の領域に亘って少なくとも配されていることが好ましい。おむつ1においては、図1,図2に示すように、ウエスト開口部WOの縁とレッグ開口部LOの縁との間に亘って一直線状に形成されている。おむつ1の外装体2の背側部Bに配された一対の破断強度変更部6b,6bも、図1,図2に示すように、腹側部Aの破断強度変更部6a,6aと同様に形成されている。
本発明においては、破断強度変更部6は、破断強度変更部6に隣接する部位の破断強度と異なっている。具体的には、腹側部A側の破断強度変更部6aは、破断強度変更部6aに隣接する腹側部Aの部位の破断強度と異なっており、背側部B側の破断強度変更部6bは、破断強度変更部6bに隣接する背側部Bの部位の破断強度と異なっている。即ち、腹側部Aにおける破断強度変更部6aは、(I)破断強度変更部6aを除く腹側部Aの破断強度よりも強度が強く加工されているか、又は(II)破断強度変更部6aを除く腹側部Aの破断強度よりも強度が弱く加工されている。例えば、腹側部Aにおける破断強度変更部6aが、(I)腹側部Aの破断強度変更部6a以外の部位よりも強度が強くなるように加工されている場合には、後述する材破強度の測定において、破断強度変更部6aとの境界において破断させ、(II)腹側部Aの破断強度変更部6a以外の部位よりも強度が弱くなるように加工されている場合には、後述する材破強度の測定において、破断強度変更部6aから破断する。背側部Bにおける破断強度変更部6bについても、腹側部Aにおける破断強度変更部6aと同様である。
破断強度変更部6を、(I)破断強度変更部6を除く腹側部A又は背側部Bの破断強度よりも強く加工する場合には、ホットメルト等の接着剤を外装体2(おむつ1においては、外装体2の外層シート21と内層シート22との間)に塗布して形成したり、外装体2(おむつ1においては、外装体2の外層シート21と内層シート22)を構成する繊維の適正な温度で熱融着したりして形成することができる。(I)の場合の破断強度変更部6の幅(X方向の長さ)は、横裂け発生時に破断強度変更部6で破断しやすいという観点、かつ、破断強度変更部6が肌に接することによる不快感を防ぐという観点から、1〜10mmであることが好ましく、2〜5mmであることが更に好ましい。
破断強度変更部6を、(II)破断強度変更部6を除く腹側部A又は背側部Bの破断強度よりも弱く加工する場合には、スリット加工を外装体2(おむつ1においては、外装体2の外層シート21及び/又は内層シート22)に施してミシン目を形成したり、外装体2(おむつ1においては、外装体2の外層シート21と内層シート22)を構成する繊維の適正な温度より高い温度で過度に熱融着し、構成繊維を劣化させたりして形成することができる。(II)における破断強度変更部6のミシン目の間隔は、装着時には破断することなく、横裂け発生時には破断しやすいという観点から、1〜10mmであることが好ましい。また、(II)における熱融着の場合の破断強度変更部6の幅(X方向の長さ)は、横裂け発生時に破断強度変更部6で破断しやすいという観点、かつ、破断強度変更部6が肌に接することによる不快感を防ぐという観点から、1〜10mmであることが好ましく、2〜5mmであることが更に好ましい。
おむつ1においては、おむつ廃棄時のサイドシール部の引き裂きやすさの観点から、破断強度変更部6を含む領域の材破強度は、サイドシール部5の剥離強度よりも大きい。この関係は、破断強度変更部6が、上述した(I)強度が強く加工されている場合も、上述した(II)強度が弱く加工されている場合も同じである。具体的には、破断強度変更部6を含む領域の材破強度は、600〜4000g/30mmであることが好ましく、1000〜3000g/30mmであることが更に好ましい。サイドシール部5の剥離強度は、500〜3000g/30mmであることが好ましく、1000〜2000g/30mmであることが更に好ましい。尚、破断強度変更部6を含む領域の材破強度及びサイドシール部5の剥離強度は、以下の方法により測定する。
〔材破強度の測定法〕
先ず、腹側部Aにおける破断強度変更部6a又は背側部Bにおける破断強度変更部6bを含むように、おむつの縦方向(Y方向)に30mm×おむつの幅方向(X方向)に50mmの長方形状に外装体2の腹側部A又は背側部Bを切断してサンプルシートを得る(図3参照)。得られたサンプルシートをテンシロン引っ張り試験機(オリエンテック社製、商品名「RTA−100」)のチャック間(チャック間距離20mm)に、サンプルシートの破断強度変更部6a又は破断強度変更部6bが位置するように把持させ、次いで、サンプルシートのX方向に向けて、引張速度300mm/minで引張り、破断したときの強度を測定し、これを破断強度変更部6a又は破断強度変更部6bを含む領域の材破強度とする。尚、測定値は、上記サンプルシートを測定した5点平均により算出する。
〔剥離強度の測定法〕
先ず、サイドシール部5を、おむつの幅方向(X方向)にサイドシール部5から50mm×おむつの縦方向(Y方向)に30mmの長方形状に、外装体2の腹側部A及び背側部Bが張り合わされた状態で切断してサンプルシートを得る(図4参照)。得られたサンプルシートの180°剥離強度を、テンシロン引っ張り試験機(オリエンテック社製、商品名「RTA−100」)を用い常法に従って測定(チャック間距離20mm、引張速度300mm/min)し、これをサイドシール部5の剥離強度とする。尚、測定値は、上記サンプルシートを測定した5点平均により算出する。
本発明においては、外装体2の腹側部A及び背側部Bそれぞれは、図1,図2に示すように、両側縁部2a,2bそれぞれにおいて、サイドシール部5と腹側部Aの破断強度変更部6aとの間及びサイドシール部5と背側部Bの破断強度変更部6bとの間には連続する弾性部材4が配されていない。詳述すると、例えば、腹側部Aの弾性部材4(ウエスト弾性部材41、胴回り弾性部材42及びレッグ弾性部材43)は、図5,図6に示すように、(a)その端4aが腹側部Aの破断強度変更部6aよりも内側(中心線CL側)に配されていたり、(b)その端4aが腹側部Aの破断強度変更部6aよりも外側に配されていたとしてもサイドシール部5には至らなかったり、(c)その端4aがサイドシール部5に至っていたとしても、サイドシール部5と腹側部Aの破断強度変更部6aとの間で切断されていることにより、サイドシール部5と腹側部Aの破断強度変更部6aとの間には、連続する弾性部材4(ウエスト弾性部材41、胴回り弾性部材42及びレッグ弾性部材43)が配されていない。サイドシール部5と背側部Bの破断強度変更部6bとの間においても同様である。
おむつ1においては、更に、腹側部A及び背側部Bそれぞれは、一対の破断強度変更部6,6より内側に弾性部材4を固定する一対の固定部7,7を備えている。詳述すると、おむつ1の外装体2の腹側部Aには、図1,図2,図6に示すように、破断強度変更部6aと吸収性本体3の縦方向(Y方向)側部3bとの間に、一対の固定部7a,7aが形成されている。固定部7は、伸長状態の弾性部材4の端部4aが抜けて、所謂ゴム抜けしないようにするために設けられている。おむつ1においては、ホットメルト等の接着剤によって、外装体2の外層シート21と内層シート22との間で、弾性部材4(ウエスト弾性部材41、胴回り弾性部材42及びレッグ弾性部材43)が固定されている。固定部7aの形状は、弾性部材4を固定していれば、特に制限されず、おむつ1においては、図1,図2に示すように、各サイドシール部5に沿って非連続な直線状に形成されている。尚、固定部7aは、破断強度変更部6aと同様に連続する一直線状に形成されていてもよい。弾性部材4であるウエスト弾性部材41及び胴回り弾性部材42は、一対の固定部7a,7a同士の間においては、ホットメルト等の接着剤によって、外装体2の外層シート21又は内層シート22に固定されていてもよいし、固定されていなくてもよい。おむつ1の外装体2の背側部Bに配された一対の固定部7b,7bも、図1,図2に示すように、腹側部Aの固定部7a,7aと同様に形成されている。
固定部7の幅(X方向の長さ)は、ゴム抜けを確実に防ぎ、かつ、接着剤によって硬くなった内層シートが肌に触れることを防ぐ観点から、1〜20mmであることが好ましく、10〜15mmであることが更に好ましい。
各サイドシール部5と各破断強度変更部6との間隔は、各破断強度変更部6と各固定部7との間隔より幅が小さい(X方向の長さが短い)ことが、横裂けがX方向に広がることを防ぐ観点から好ましい。具体的には、各サイドシール部5と各破断強度変更部6との間隔は、1〜20mmであることが好ましく、1〜5mmであることが更に好ましい。また、各破断強度変更部6と各固定部7との間隔は、5〜30mmであることが好ましく、5〜10mmであることが更に好ましい。
本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1の形成材料について説明する。
外装体2を構成する外層シート21と内層シート22としては、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、外層シート21及び内層シート22としては、撥水性の不織布等を用いることができる。外装体2を構成する外層シート21及び内層シート22は、サイドシール部5から引き裂く際に破れの方向を破断強度変更部6aにてコントロールし易い観点から、連続するポリプロピレン繊維のみから構成されたスパンボンド不織布から形成されていることが好ましい。尚、外層シート21又は内層シート22を形成するスパンボンド不織布は、外層シート21又は内層シート22を形成する際に繋ぎがなく一枚の不織布から形成されていることが好ましい。
吸収性本体3を構成する表面シート31、裏面シート32、吸収体33及び側方カフス34を形成するシートとしては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができる。例えば、表面シート31としては、親水性且つ液透過性の不織布等を用いることができ、裏面シート32としては、液不透過性又は撥水性の樹脂フィルムや樹脂フィルムと不織布の積層体等を用いることができる。吸収体33としては、吸収性ポリマーの粒子及び繊維材料から構成された吸収コアをティッシュペーパによって被覆されているものを用いることができる。側方カフス34を形成するシートとしては、伸縮性のフィルム、不織布、織物またはそれらの積層シート等を用いることができる。
ウエスト弾性領域(ウエストギャザー)を形成するウエスト弾性部材41、胴回り弾性領域(胴回りギャザー)を形成する胴回り弾性部材42、レッグ弾性領域(レッグギャザー)を形成するレッグ弾性部材43、及び側方カフス34に配される立体ギャザー形成用弾性部材35としては、それぞれ、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられるものであれば、特に制限なく用いることができ、例えば、天然ゴム、ポリウレタン、ポリスチレン−ポリイソプレン共重合体、ポリスチレン−ポリブタジエン共重合体、アクリル酸エチル−エチレン等のポリエチレン−αオレフィン共重合体等からなる糸状の伸縮性材料を用いることができる。
サイドシール部5の接合には、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤や、ヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。吸収性本体3と外装体2との固定や、表面シート31、裏面シート32、側方カフス35の固定も同様に、通常、使い捨ておむつ等の吸収性物品に用いられる接着剤やヒートエンボス、超音波エンボス、高周波エンボス等の融着手段が用いられる。
上述した本発明の第1施形態のパンツ型使い捨ておむつ1を使用した際の作用効果について説明する。
本実施形態のおむつ1は、図1,図2,図6に示すように、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、一対のサイドシール部5,5より内側に他の部位と破断強度の異なる一対の破断強度変更部6,6を備えている。その為、おむつ1を、サイドシール部5を起点に引き裂く際に、サイドシール部5のY方向の途中から、外装体2の腹側部A側の側縁部2aと背側部B側の側縁部2bとの固定がサイドシール部5から隔離せず、サイドシール部5からずれて外装体2の腹側部A又は背側部Bに横裂け(X方向への破れ)を起こしたとしても、破断強度変更部6bにより横裂けの進行を抑え、おむつ1の縦方向(Y方向)へ引き裂き方向を誘導することができる。従って、本実施形態のおむつ1は、サイドシール部5を起点に上下方向に引き裂き易く、容易に取り外すことができる。破断強度変更部6bによる縦方向(Y方向)への引き裂き方向は、破断強度変更部6aが、上述したように、(I)外装体2の他の部位よりも強度が強くなるように加工されている場合には、外装体2の腹側部A又は背側部Bにおける破断強度変更部6aとの境界において破断が起こる為に誘導でき、上述したように、(II)外装体2の他の部位よりも強度が弱くなるように加工されている場合には、外装体2の腹側部A又は背側部Bに配された破断強度変更部6a自体から破断が起こる為に誘導できる。また、本実施形態のおむつ1においては、図1,図2に示すように、破断強度変更部6が、ウエスト開口部WOの縁とレッグ開口部LOの縁との間に亘って一直線状に形成されているので、上下方向への引き裂きを完結することができる。
ところで、上述したサイドシール部5からずれて起こる横裂け(X方向への破れ)の原因は、特に、外装体2に配される弾性部材4が一対のサイドシール部5,5間(X方向)に亘って連続して配されていることにあり、このように連続して配されている弾性部材4を伝って横裂けが進行すると、本発明者は推測している。従って、本実施形態のおむつ1は、図1,図2,図6に示すように、サイドシール部5と腹側部Aの破断強度変更部6aとの間及びサイドシール部5と背側部Bの破断強度変更部6bとの間には、連続する弾性部材4が配されていない。その為、本実施形態のおむつ1は、サイドシール部5からずれて起こる横裂け(X方向の破れ)が起こり難く、横裂け(X方向の破れ)が起こったとしても破断強度変更部6により進行を抑えることができるので、サイドシール部5を起点に上下方向に引き裂き易く、容易に取り外すことができる。
また、本実施形態のおむつ1は、図1,図2,図6に示すように、一対の破断強度変更部6,6より内側に弾性部材4を固定する一対の固定部7,7を備えている。その為、所謂ゴム抜けが起こり難く、弾性部材4(特に、ウエスト弾性部材41及び胴回り弾性部材42)は、一対の固定部7,7同士の間の領域においては、外装体2の外層シート21又は内層シート22と固定されていなくてもよいため、外装体2の肌触りを向上することができる。
本発明のパンツ型吸収性物品であるパンツ型使い捨ておむつは、上述の本実施形態のパンツ型使い捨ておむつに何ら制限されるものではなく、適宜変更可能である。
例えば、上述の本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1においては、図2に示すように、外装体2が縦方向(Y方向)中央部において内方に括れており、腹側部A、背側部B、股下部Cを有しているが、腹側部Aに配される腹側シート部材と背側部Bに配される背側シート部材とに分割された分割外装体であってもよい。
また、上述の本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1においては、図1,図2に示すように、破断強度変更部6は一直線状に形成されているが、一直線状でなくてもよい。また、一直線状の破断強度変更部6、例えば、Y方向に複数個形成された破断強度変更部6同士が連結して形成されていてもよい。
また、上述の本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1においては、図1,図2,図6に示すように、破断強度変更部6は、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、一対の破断強度変更部6,6を備えているが、一直線状の破断強度変更部6を、腹側部A及び背側部Bそれぞれにおいて、複数対形成してもよい。
また、上述の本実施形態のパンツ型使い捨ておむつ1においては、図2に示すように、一対の破断強度変更部6,6より内側に一対の固定部7,7を備えているが、一対の固定部7,7を備えていなくてもよい。一対の固定部7,7を備えていない場合には、弾性部材4は、ホットメルト等の接着剤によって、外装体2の外層シート21又は内層シート22に固定されていている。
また、パンツ型吸収性物品は、幼児又は成人用のパンツ型使い捨ておむつの他、パンツ型の生理用ナプキン等であってもよい。
以下、実施例により本発明を更に詳細に説明する。しかしながら本発明の範囲はかかる実施例に制限されない。
〔実施例1〕
図1に示すパンツ型使い捨ておむつの外装体2における腹側部A(又は背側部B)の側部領域(側縁部2aを含む領域)を想定して作製し、これを実施例1のサンプルとした(図7(a)参照)。以下のようにして作製された図7(a)に示す実施例1のサンプルは、その長手方向が、図1に示すパンツ型使い捨ておむつの幅方向(X方向)に一致し、その幅方向が、パンツ型使い捨ておむつの縦方向(Y方向)に一致している。外層シート21及び内層シート22それぞれには、連続するポリプロピレン繊維のみから構成されたスパンボンド不織布を用いた。使用した各スパンボンド不織布は、矩形状であり、サイズ50mm×30mm、繊径1.8dtex、坪量13g/m2であった。尚、各スパンボンド不織布の長手方向は、繊維の配向方向に一致させた。
図7(a)に示すように、2枚の前記スパンボンド不織布を互いに重ね合わせ、長手方向両端部それぞれを端部に沿って直線状にシールした。ここで、図7(a)に示すように、長手方向両端部の一方の端部に形成されたシールは、サイドシール5を想定しており、長手方向両端部の他方の端部に形成されたシールは、固定部7を想定している。また、図7(a)に示すように、サイドシール5と固定部7との中間部を、破断強度変更部6を想定して直線状にシールした。実施例1のサンプルにおいては、サイドシール5、破断強度変更部6、及び固定部7を想定したそれぞれのシール以外の位置では、2枚の前記スパンボンド不織布は固定されていない。各シールは、富士インパルス株式会社製のインパルスシーラーOPL−600−5を用いて、シール幅5mmでシールした。尚、シーラーの条件は、シール温度200℃、加熱時間5秒、冷却時間5秒であった。
〔実施例2〕
図7(b)に示すように、上述した実施例1のサンプルにおいて、2枚のスパンボンド不織布の間に、5本の弾性部材をX方向に伸長させた状態で、Y方向に約5mmずつ空けて配置した。その後、各弾性部材を伸長倍率250%で伸長させた状態で、2枚のスパンボンド不織布の間に挟み、各弾性部材を挟んだ状態で、2枚のスパンボンド不織布に、サイドシール5、破断強度変更部6、及び固定部7を想定したシールを施した。その後、各弾性部材を、サイドシール5を想定したシールと破断強度変更部6を想定したシールとの間において、2枚のスパンボンド不織布の隙間からハサミの先端を挿入して、完全に切断し、実施例2のサンプルを作製した。
使用した2枚のスパンボンド不織布、並びにサイドシール5、破断強度変更部6及び固定部7を想定したシールの条件は、上述した実施例1と同様であった。
〔比較例1〕
図7(c)に示すように、上述した実施例1のサンプルにおいて、2枚のスパンボンド不織布の間に、5本の弾性部材をX方向に伸長させた状態で、Y方向に約5mmずつ空けて配置した以外は、上述した実施例1と同様にして比較例1のサンプルを作製した。各弾性部材の伸長倍率は、250%であった。
〔評価〕
実施例1のサンプル、実施例2のサンプル及び比較例1のサンプルにおいて、図7(a),(b),(c)に示すように、サイドシール5を想定したシール位置で、且つサンプルの幅方向を二等分する位置に、切り欠き部を形成した。この切り欠き部は、おむつ1をサイドシール部5を起点に引き裂く際にサイドシール部5からずれて腹側部A(又は背側部B)に横裂け(X方向への破れ)が発生したと仮定して形成したものである。切り欠き部のX方向の長さは5mmであった。
オリエンテック株式会社製のテンシロン引っ張り試験機RTM−25を用いて、切り欠き部の形成された各サンプルにおいて切り欠き部の左右の一方を下側のチャックで挟んで固定し、切り欠き部の左右の他方を上側のチャックで挟み、速度300mm/minで上方に引っ張り、横裂け(X方向への破れ)の進行状況を観察した。各サンプルにつき10回観察し、横裂け(X方向への破れ)が進行して、各サンプルに形成したサイドシール5を想定したシールの位置まで到達する確率を求めた。その結果を表1に示した。
Figure 2011234847
表1に示す結果から明らかなように、実施例1のサンプル及び実施例2のサンプルの条件で図1に示すパンツ型使い捨ておむつを作製した場合には、それらの使い捨ておむつは、比較例1のサンプルの条件で作製したパンツ型使い捨ておむつに比べて、サイドシール部5を起点に引き裂く際に、横裂け(X方向への破れ)を起こしたとしても、横裂けが弾性部材を伝わって進行し難く、破断強度変更部6により横裂けの進行を抑え、おむつ1の縦方向(Y方向)へ引き裂き方向を誘導することができ、着用者からの取り外しが容易であることが判る。
1 パンツ型使い捨ておむつ
2 外装体
2a 腹側部A側の側縁部
2b 背側部B側の側縁部
21 外層シート
22 内層シート
3 吸収性本体
3b 縦方向(Y方向)の側部
31 表面シート
32 裏面シート
33 吸収体
34 側方カフス
35 立体ギャザー形成用弾性部材
4 弾性部材
4a 弾性部材の端
41 ウエスト弾性部材
42 胴回り弾性部材
43 レッグ弾性部材
5 サイドシール部
6 破断強度変更部
6a 腹側部A側の破断強度変更部
6b 背側部B側の破断強度変更部
7 固定部
7a 腹側部A側の固定部
7b 背側部B側の固定部
A 腹側部,B 背側部,C 股下部
CL おむつの縦方向に延びる中心線

Claims (5)

  1. 外装体と、該外装体の内側に固定されている吸収性本体とを具備し、前記外装体は、装着時に着用者の腹側に配される腹側部と、装着時に着用者の背側に配される背側部と、伸長した状態で配された弾性部材とを有し、前記腹側部及び前記背側部それぞれの両側縁部が接合されて、一対のサイドシール部、ウエスト開口部及び一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型吸収性物品であって、
    前記腹側部及び前記背側部それぞれは、一対の前記サイドシール部より内側に該サイドシール部に沿って直線状の一対の破断強度変更部を備えており、該破断強度変更部は、該破断強度変更部に隣接する部位の破断強度と異なっており、
    前記両側縁部それぞれにおいて、前記サイドシール部と前記腹側部の前記破断強度変更部との間及び前記サイドシール部と前記背側部の前記破断強度変更部との間には連続する前記弾性部材が配されていないパンツ型吸収性物品。
  2. 前記破断強度変更部を含む領域の材破強度は、前記サイドシール部の剥離強度よりも大きい請求項1に記載のパンツ型吸収性物品。
  3. 前記腹側部及び前記背側部それぞれは、一対の前記破断強度変更部より内側に前記弾性部材を固定する一対の固定部を備えている請求項1又は2に記載のパンツ型吸収性物品。
  4. 各前記固定部は、前記サイドシール部に沿って形成されている請求項3に記載のパンツ型吸収性物品。
  5. 前記外装体は、連続するポリプロピレン繊維から構成されたスパンボンド不織布から形成されている請求項1〜4の何れかに記載のパンツ型吸収性物品。
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