JP2011234544A - パワー半導体モジュール及びそれを用いた電力変換装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】従来は、電力変換回路毎に半導体モジュールが必要となっていたため、種類が増加するという問題があった。また、需要の少ない回路方式では、その回路方式に合ったモジュールをカスタマイズ化することは型費や歩留まりなどの問題でコストアップ要因となるため、必然的に既存の半導体モジュールを組み合わせて回路を構成する必要があった。
【解決手段】半導体モジュールの構成を、ダイオードを逆並列接続したIGBT2個と双方向スイッチ2個、又は双方向スイッチ4個を1個のモジュールに内蔵させ、5つの外部端子を備える構成にした。
【選択図】図1
【解決手段】半導体モジュールの構成を、ダイオードを逆並列接続したIGBT2個と双方向スイッチ2個、又は双方向スイッチ4個を1個のモジュールに内蔵させ、5つの外部端子を備える構成にした。
【選択図】図1
Description
本発明は、電力変換器に適用するパワー半導体モジュールとそれを用いた電力変換装置の構成に関する。
図13に直流電源から交流に電力変換するIGBTを用いた従来の2レベルのインバータの主回路図を示す。1が直流電源(交流入力のインバータの場合は、一般的に整流器+電解コンデンサより構成する)、4〜6がIGBTモジュールで、三相インバータを構成している。その内部は、4のIGBTモジュールに示すように、4a、4bが直流電源の正極側電位Cpに接続されるIGBTとダイオード、4c、4dが負極側電位Cnに接続されるIGBTとダイオードで、3相分とも同じ構成である。2が出力フィルタリアクトル、3がモータなどの負荷である。
使用しているIGBTモジュールは、図10(a)にしめすように、上アーム用のダイオードD1が逆並列接続されたIGBTT1と、下アーム用のダイオードD2が逆並列接続されたIGBTT2との直列接続回路が内蔵された2in1タイプである。図13は、IGBTモジュールを3個使用して三相出力2レベルインバータを構成した例である。2in1タイプのIGBTモジュールは、図10(b)に示すように、上部に外部端子として正側電位(Cp)に接続される端子P、負側電位(Cn)に接続される端子N、交流出力となる端子Uにて構成される(実際はゲート端子も有するが、本特許に直接関係ないので省略する)。
図14に、直流電源1の電圧を電圧値の違う別の直流電圧に変換するDC/DC変換回路(チョッパ回路)を示す。直流電源1と図10に示した2in1タイプのIGBTモジュール8の端子Uとの間にリアクトル7を接続し、IGBTモジュール8のIGBT8cをオンオフさせることにより、直流電源1の電圧より高い直流電圧をコンデンサ9の両端に得る昇圧チョッパ回路である。ここで、10は本システムの負荷である。図14に示す直流電源1の電圧を電圧値の高い別の直流に変換する回路例は、特許文献1に示されている。
図15に直流を交流に変換する電力変換回路である3レベルインバータの主回路図を示す。1P、1Nが直列に接続された直流電源で、正側電位をCp、負側電位をCn、中点電位をCmとしている。この直流電源と並列に3レベルインバータ用IGBTモジュール11〜13が接続され、三相3レベルインバータ回路を構成している。
11a、11bが正側電位Cpに接続されているIGBTとダイオード、21、22が負側電位Cnに接続されているIGBTとダイオード、11e、11fが中点電位Cmと交流出力端子Uとの間に接続された逆耐圧を有するIGBTを逆並列接続した双方向スイッチである。図15において逆耐圧を有するIGBTの代わりに、図16(b)に示す逆耐圧を有しないIGBTとダイオードとの直列回路でも構成できる。
2はフィルタ用のリアクトル、3は本システムの負荷である。本回路構成とすることで、外部端子Uには、電位Cp、電位Cn、及び電位Cmを出力することが可能となるため、3レベルのインバータとなる。図13に示す2レベルタイプのインバータに対して、低次の高調波成分が少ないことが特長であり、出力フィルタ2の小型化や、IGBTスイッチング時のスイッチング損失の低減が可能となる。
図15は、図12に示すような4in1タイプのIGBTモジュール3個を使用して3レベルインバータを構成した例を示している。4in1タイプのIGBTモジュールは、上部に外部端子として直流電源の正側電位Cpに接続される端子P、中間電位Cmに接続される端子M、負側電位Cnに接続される端子N、交流出力となる端子Uにて構成される。
3レベルインバータの主回路を専用のIGBTモジュールで構成する例が、特許文献2に示されている。
図16(a)に交流電源から任意の周波数の交流に直流中間回路を介さずに直接変換する電力変換回路であるマトリクスコンバータの回路例を示す。本回路は一般的なAC−DC−AC変換回路と比較して直流中間回路を省略できるため、小型化や電解コンデンサレス化による長寿命化が可能となる特長を有する。
図16(a)に交流電源から任意の周波数の交流に直流中間回路を介さずに直接変換する電力変換回路であるマトリクスコンバータの回路例を示す。本回路は一般的なAC−DC−AC変換回路と比較して直流中間回路を省略できるため、小型化や電解コンデンサレス化による長寿命化が可能となる特長を有する。
17が3相交流電源、18が入力フィルタ用のリアクトル、14が入力フィルタ用コンデンサ、16がマトリクスコンバータ変換器部、15が電動機などの負荷である。変換器部16において、Ru、Rv、Rw、Su、Sv、Sw、Tu、Tv、Twが双方向スイッチで、図16(b)に示すように、逆耐圧を有するIGBTを逆並列に接続する方式(イ)や、逆耐圧を有しないIGBTとダイオードとを組合せる方式(ロ)、(ハ)で実現できる。
また、図16(a)のシステムを構築するにあたり、変換器部16に適用するパワー半導体モジュールは、装置の小型化と、各素子間の配線の複雑化を解消するために、18個の素子(又は逆耐圧を有しないIGBTを使用する場合は36個の素子)を1つのパワー半導体モジュールに内蔵した3入力3出力タイプのモジュール(18in1モジュール)を適用することが多い。従来のマトリクスコンバータの回路例やマトリクスコンバータ用の18in1モジュール例については、特許文献3に示されている。
図10または図12では2in1タイプ又は4in1タイプのモジュール例を示したが、モジュールの大容量化を図る場合は、図11に示すような1in1タイプのモジュールを適用する場合もある。
従来は、各電力変換回路方式に合ったパワー半導体モジュールが必要となっていたため、モジュールの種類が増加するという問題があった。また、需要の少ない回路方式については、その回路方式に合ったモジュールをカスタマイズ化することは型費や歩留まりなどの問題でコストアップ要因となるため、必然的に図10や図11などに示す既存のパワー半導体モジュールを組み合わせて回路を構成する必要があった。
モジュールの種類を増やすことは、回路を構成する側は便利な面もあるが、一方でモジュールを提供する側は、型費の増加、管理費の増加といった課題がある。
モジュールの種類を増やすことは、回路を構成する側は便利な面もあるが、一方でモジュールを提供する側は、型費の増加、管理費の増加といった課題がある。
また、数種類の既存のモジュールを組合せて、電力変換回路を構成する場合は、スイッチング時において、各モジュール間の配線に高いサージ電圧が発生することや、スナバ回路の大型化、大容量化のための並列化が困難、装置自体の大型化といった課題を有する。
本提案の目的は、これら課題を解決し、1種類のパワー半導体モジュールで多種多様の電力変換回路を実現することにある。
本提案の目的は、これら課題を解決し、1種類のパワー半導体モジュールで多種多様の電力変換回路を実現することにある。
上述の課題を解決するために、第1の発明においては、電力変換装置に適用するパワー半導体デバイスを内蔵したモジュールにおいて、第1のダイオードを逆並列接続した第1のIGBTの一端と第2のダイオードを逆並列接続した第2のIGBTの一端とを直列接続したIGBT直列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路と、を内蔵し、前記第1のIGBTの他端を第1の外部端子とし、前記第2のIGBTの多端を第2の外部端子とし、前記第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路の他端を第3の外部端子とし、前記第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路の他端を第4の外部端子とし、前記IGBT直列接続回路の内部接続点を第5の外部端子とする。
第2の発明においては、第1の発明における前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第1の外部端子、第3の外部端子、第4の外部端子、第2の外部端子、第5の外部端子の順序で配置する。
第3の発明においては、第1の発明における前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第2の外部端子、第4の外部端子、第3の外部端子、第1の外部端子、第5の外部端子の順序で配置する。
第4の発明においては、第1の発明における前記第1及び第2のIGBTの電流定格は略同等とし、前記第3〜第6のIGBTの電流定格は、前記第1及び第2のIGBTの電流定格の略半分とする。
第5の発明においては、電力変換装置に適用するパワー半導体デバイスを内蔵したモジュールにおいて、逆耐圧を有する第1及び第2のIGBTの逆並列接続回路と逆耐圧を有する第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路とのIGBT直列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第7及び第8のIGBTの逆並列接続回路と、を内蔵し、前記第1及び第2のIGBTの逆並列接続回路の他端を第1の外部端子とし、第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路の多端を第2の外部端子とし、前記第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路の他端を第3の外部端子とし、前記第7及び第8のIGBTの逆並列接続回路の他端を第4の外部端子とし、前記IGBT直列接続回路の内部接続点を第5の外部端子とする。
第6の発明においては、第5の発明における前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第1の外部端子、第3の外部端子、第4の外部端子、第2の外部端子、第5の外部端子の順序で配置する。
第7の発明においては、第5の発明における前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第2の外部端子、第4の外部端子、第3の外部端子、第1の外部端子、第5の外部端子の順序で配置する。
第8の発明においては、第5の発明における前記第1〜第4のIGBTの電流定格は略同等とし、前記第5〜第8のIGBTの電流定格は前記第1〜第4のIGBTの電流定格の略半分とする。
第9の発明においては、第1〜8の発明のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1の外部端子と第3の外部端子、及び第2の外部端子と第4の外部端子とを各々接続し、これらの二つの接続点と直流電源を並列に接続すると共に、第5の外部端子を交流端子とし、直流から交流又は交流から直流へ電力変換する。
第10の発明においては、第1〜8の発明のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1、第3及び第4の外部端子を接続し、この接続点と第2の外部端子との間にコンデンサ又はリアクトルとコンデンサとの直列回路を、第2と第5の外部端子間に直流電源又はリアクトルと直流電源との直列回路を、各々接続し、直流電源から別の直流へ電力変換する。
第11の発明においては、第1〜8の発明のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1と第3の外部端子及び第2と第4の外部端子を各々接続し、これらの二つの接続点間にコンデンサ又はリアクトルとコンデンサとの直列回路を、前記第2と第5の外部端子間に直流電源又はリアクトルと直流電源との直列回路を、各々接続し、直流電源から別の直流へ電力変換する。
第12の発明においては、第1〜8の発明のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第2〜第4の外部端子を接続し、この接続点と第1の外部端子との間にコンデンサ又はリアクトルとコンデンサとの直列回路を、前記第2と第5の外部端子間に直流電源又はリアクトルと直流電源との直列回路を、各々接続し、直流電源から別の直流へ電力変換する。
第13の発明においては、第1〜8の発明のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1の外部端子と第2の外部端子との間に、第1と第2の直流電源を直列接続した電源回路を並列接続し、第3及び第4の外部端子を第1と第2の直流電源の直列接続点に、各々接続し、第5の外部端子を交流端子とし、直流から交流又は交流から直流へ電力変換する。
第14の発明においては、第1〜8の発明のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1の外部端子と第2の外部端子との間に、第1から第3の直流電源を直列接続した直流電源回路を並列接続し、第3の外部端子を第1と第2の直流電源の直列接続点に、第4の外部端子を第2と第3の直流電源の直列接続点に各々接続し、第5の外部端子を交流端子とし、直流から交流又は交流から直流へ電力変換する。
第15の発明においては、第5〜8の発明のいずれかに記載の3個のパワー半導体モジュール各々の第3及び第4の外部端子を全て接続して交流出力の第1相とし、各々の第1の外部端子を全て接続して交流出力の第2相とし、各々の第2の外部端子を全て接続して交流出力の第3相とし、各々の第5の外部端子を各々3相交流電源の各相に接続し、交流電源から別の交流電源へ電力変換する。
第16の発明においては、第5〜8の発明のいずれかに記載の3個のパワー半導体モジュール各々の第3及び第4の外部端子を全て接続して交流電源の第1相入力とし、各々の第1の外部端子を全て接続して交流電源の第2相入力とし、各々の第2の外部端子を全て接続して交流電源の第3相入力とし、各々の第5の外部端子を各々3相交流出力の各相に接続し、交流電源から別の交流電源へ電力変換する。
本発明では、モジュールの構成を、ダイオードを逆並列接続したIGBT2個と双方向スイッチ2個、又は双方向スイッチ4個を1個のモジュールに内蔵させ、5つの外部端子を備える構成にした。この結果、1種類のモジュールで多種の電力変換回路を実現でき、モジュール作製のための型費や管理費の削減、モジュール及び本モジュールを適用した変換装置の低コスト化が可能となる。
本発明の要点は、パワー半導体モジュールの構成を、ダイオードを逆並列接続したIGBT2個と双方向スイッチ2個、又は双方向スイッチ4個を1個のモジュールに内蔵させ、5つの外部端子を備える構成にした点である。
図1に、本発明の第1の実施例を示す。IGBTモジュール20の内部には、ダイオード20bを逆並列接続したIGBT20aのエミッタとダイオード20dを逆並列接続したIGBT20cのコレクタとを接続したIGBT直列接続回路と、前記直列接続回路の内部接続点に一端を接続した逆耐圧を有するIGBT20eと20fとを逆並列接続した第1の双方向スイッチと、前記直列接続回路の内部接続点に一端を接続した逆耐圧を有するIGBT20gと20hとを逆並列接続した第2の双方向スイッチと、を内蔵する。
外部端子としては、IGBT20aのコレクタを外部端子P、IGBT20bのエミッタを外部端子N、第1の双方向スイッチの他端であるIGBT20eのエミッタとIGBT20fコレクタとの接続点を外部端子M1、第2の双方向スイッチの他端であるIGBT20gのエミッタとIGBT20hコレクタとの接続点を外部端子M2、IGBT20aとIGBT20cとの直列接続点を外部端子Uとする構成である。このような構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示すように、種々の変換回路を1種類のIGBTモジュールで実現することができる。
外部端子としては、IGBT20aのコレクタを外部端子P、IGBT20bのエミッタを外部端子N、第1の双方向スイッチの他端であるIGBT20eのエミッタとIGBT20fコレクタとの接続点を外部端子M1、第2の双方向スイッチの他端であるIGBT20gのエミッタとIGBT20hコレクタとの接続点を外部端子M2、IGBT20aとIGBT20cとの直列接続点を外部端子Uとする構成である。このような構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示すように、種々の変換回路を1種類のIGBTモジュールで実現することができる。
図3に本発明のIGBTモジュールの外観を示す。図3(a)は、モジュール上面に外部端子を直線状にP、M1、M2、N、Uの順に配置した構成である。また、図(b)は、モジュール上面に外部端子を直線状にN、M2、M1、P、Uの順に配置した構成である。
本構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示す回路方式に対して、短絡配線される外部端子間が隣接配置となるため、外部との配線が容易に実現できる。
本構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示す回路方式に対して、短絡配線される外部端子間が隣接配置となるため、外部との配線が容易に実現できる。
図2に、本発明の第2の実施例を示す。双方向スイッチ型IGBTモジュール21の内部には、逆耐圧を有するIGBT20aとIGBT20bとを逆並列接続した第1の双方向スイッチと、逆耐圧を有するIGBT20cとIGBT20dとを逆並列接続した第2の双方向スイッチと、逆耐圧を有するIGBT20eとIGBT20fとを逆並列接続した第3の双方向スイッチと、逆耐圧を有するIGBT20gとIGBT20hとを逆並列接続した第4の双方向スイッチと、を内蔵する。内部では第1〜第4の双方向スイッチの一端を接続する。
外部端子としては、第1〜第4の双方向スイッチの一端接続点をU、第1の双方向スイッチの他端を外部端子P、第2の双方向スイッチの他端を外部端子N、第3の双方向スイッチの他端を外部端子M1、第4の双方向スイッチの他端を外部端子M2とする構成である。このような構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示すように、種々の変換回路を1種類のIGBTモジュールで実現することができる。
外部端子としては、第1〜第4の双方向スイッチの一端接続点をU、第1の双方向スイッチの他端を外部端子P、第2の双方向スイッチの他端を外部端子N、第3の双方向スイッチの他端を外部端子M1、第4の双方向スイッチの他端を外部端子M2とする構成である。このような構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示すように、種々の変換回路を1種類のIGBTモジュールで実現することができる。
図3に本発明のIGBTモジュールの外観を示す。図3(a)は、モジュール上面に外部端子を直線状にP、M1、M2、N、Uの順に配置した構成である。また、図(b)は、モジュール上面に外部端子を直線状にN、M2、M1、P、Uの順に配置した構成である。
本構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示す回路方式に対して、短絡配線される外部端子間が隣接配置となるため、外部との配線が容易に実現できる。
本構成とすることにより、図4〜図9の実施例に示す回路方式に対して、短絡配線される外部端子間が隣接配置となるため、外部との配線が容易に実現できる。
図4に、本発明の第3の実施例を示す。図1に示した本発明のパワー半導体モジュールとしてのIGBTモジュールを3個(22〜24)用いて、2レベルの三相インバータ回路を構成した実施例である。この回路は、図13に示す従来回路と同様の機能・構成を実現できる。各IGBTモジュールの配線構造は同じであるので、IGBTモジュール22について説明する。外部端子PとM1は直流電源1の正側電位Cpに、外部端子NとM2は直流電源1の負側電位Cnに接続される。外部端子Uは交流出力としてフィルタ用リアクトル2に接続される。このように構成することにより、上アームでは、IGBT22aと22f、及びダイオード22bとIGBT22eが、各々並列接続された構成となる。
また、下アームでは、IGBT22cと22g、及びダイオード22bとIGBT22hが、各々並列接続された構成となる。従って、回路構成上は図10に示す従来のモジュールと等しくなる。
各相において、同様に接続することにより、三相出力の2レベルインバータ回路が実現される。
また、下アームでは、IGBT22cと22g、及びダイオード22bとIGBT22hが、各々並列接続された構成となる。従って、回路構成上は図10に示す従来のモジュールと等しくなる。
各相において、同様に接続することにより、三相出力の2レベルインバータ回路が実現される。
また、本実施例は、直流を交流に変換するインバータの例であるが、図4の負荷3の代わりに3相交流電源を接続することにより、交流を直流に変換する昇圧形コンバータを同様に構成できる。IGBT22cと22gをオンさせると、交流電源からフィルタリアクトル2にエネルギーが蓄積され、オフするとダイオード22bとIGBT22eを介して、リアクトルのエネルギーが直流電源(蓄電池)1に放出され、交流電源電圧よりも高い直流電圧が得られる。この動作は、いわゆる三相PWM(パルス幅変調)整流器の動作となる。
尚、半導体モジュールとして図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
尚、半導体モジュールとして図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
図5に、本発明の第4の実施例を示す。いずれも直流電源からこの電圧より高い直流電圧を作り出す昇圧チョッパ回路で、図1に示したIGBTモジュールを適用した実施例である。いずれの回路も素子の並列接続数は異なるが、図14に示す従来回路と同様の機能・構成を実現できる。図5(a)は、IGBTモジュール25の外部端子P、M1及びM2を接続し、この接続点と外部端子Nとの間にコンデンサ9を、外部端子UとNとの間にリアクトル7と直流電源1の直列回路を接続した構成である。IGBT25f、25a及び25hが並列に接続され、IGBT25e、ダイオード25b及びIGBT25gが並列接続される。
IGBT25cをオンさせると、直流電源1→リアクトル7→IGBT25c→直流電源1の経路で電流が流れ、リアクトル7にエネルギーが蓄積される。IGBT25cをオフさせ、IGBT25e、25hをオンさせると、リアクトル7の電流はIGBT25e、ダイオード及びIGBT25gの並列回路を通ってコンデンサ9に充電され、コンデンサ9の電圧は直流電源1の電圧より高い電圧となる。IGBT25e、ダイオード25b及びIGBT25gが並列に接続されているので、上アームの通流率が下アームに比べて大きい(直流電源1の電圧に対するコンデンサ9の電圧比(昇圧比)が1に近い)場合に有効である。
IGBT25cをオンさせると、直流電源1→リアクトル7→IGBT25c→直流電源1の経路で電流が流れ、リアクトル7にエネルギーが蓄積される。IGBT25cをオフさせ、IGBT25e、25hをオンさせると、リアクトル7の電流はIGBT25e、ダイオード及びIGBT25gの並列回路を通ってコンデンサ9に充電され、コンデンサ9の電圧は直流電源1の電圧より高い電圧となる。IGBT25e、ダイオード25b及びIGBT25gが並列に接続されているので、上アームの通流率が下アームに比べて大きい(直流電源1の電圧に対するコンデンサ9の電圧比(昇圧比)が1に近い)場合に有効である。
図5(b)は、IGBTモジュール25の外部端子PとM1を接続し、この接続点と外部端子NとM1との接続点との間にコンデンサ9を、外部端子UとNとの間にリアクトル7と直流電源1との直列回路を接続した構成である。IGBT25f、25a及び25hが並列に接続され、IGBT25e、ダイオード25b及びIGBT25gが並列接続される。動作は図5(a)と同様であるが、上下アームの並列数が同じであるので、上下アームの電流が略等しい(直流電源1の電圧に対するコンデンサ9の電圧比(昇圧比)が2近辺)場合に有効である。
図5(c)は、IGBTモジュール25の外部端子N、M1及びM2を接続し、この接続点と外部端子Pと間にコンデンサ9を、外部端子UとNとの間にリアクトル7と直流電源1の直列回路を接続した構成である。下アームの多いので、下アームの電流が多い(直流電源1の電圧に対するコンデンサ9の電圧比(昇圧比)が高い)場合に有効である。
尚、半導体モジュールとして図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
尚、半導体モジュールとして図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
図6に、直流電源1の電圧に対してコンデンサ9の電圧が低い降圧形の実施例を示す。IGBTモジュール25の外部端子P、M1及びM2を接続し、この接続点と外部端子Nとの間に直流電源1を、外部端子UとNとの間にリアクトル7aとコンデンサ9の直列回路を接続した構成である。IGBT25f、25a及び25hをオンさせると直流電源1からリアクトル7aに流れる電流が増加し、オフさせるとリアクトル7aの電流は、負荷10とダイオード25dを通って還流し減少する。この構成は上アームのIGBTが並列接続されているので、上アームの通流率が大きい(直流電源1に対するコンデンサ9の電圧比(降圧比)が1に近い)場合に有効である。
実施例4と同様にIGBTモジュール25の外部端子PとM1を接続し、この接続点と外部端子NとM1との接続点との間に直流電源1を、外部端子UとNとの間にリアクトル7aとコンデンサ9との直列回路を接続した構成の場合は、上アームとしたアームの通流電流が略等しくなる(直流電源1に対するコンデンサ9の電圧比(降圧比)が略1/2)場合に有効である。また、IGBTモジュール25の外部端子N、M1及びM2を接続し、この接続点と外部端子Pと間に直流電源1を、外部端子UとNとの間にリアクトル7と直流電源1の直列回路を接続した構成の場合は、下アームの電流通流率が大きい(直流電源1に対するコンデンサ9の電圧比(降圧比)が十分小さい)場合に有効である。
尚、半導体モジュールとして図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向型IGBTモジュールでも、適用可能である。
実施例4と同様にIGBTモジュール25の外部端子PとM1を接続し、この接続点と外部端子NとM1との接続点との間に直流電源1を、外部端子UとNとの間にリアクトル7aとコンデンサ9との直列回路を接続した構成の場合は、上アームとしたアームの通流電流が略等しくなる(直流電源1に対するコンデンサ9の電圧比(降圧比)が略1/2)場合に有効である。また、IGBTモジュール25の外部端子N、M1及びM2を接続し、この接続点と外部端子Pと間に直流電源1を、外部端子UとNとの間にリアクトル7と直流電源1の直列回路を接続した構成の場合は、下アームの電流通流率が大きい(直流電源1に対するコンデンサ9の電圧比(降圧比)が十分小さい)場合に有効である。
尚、半導体モジュールとして図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向型IGBTモジュールでも、適用可能である。
図7に、3レベルインバータでの実施例を示す。半導体モジュールとして、図1に示すIGBTモジュール3個(26〜28)を用いて構成する。接続方法は3個とも同じであるので、IGBTモジュール26について説明する。外部端子M1とM2を接続し、この接続点を二つの直流電源1P、1Nの直列接続点(電位Cm)に、外部端子Pを直流電源の電位Cpに、外部端子Nを直流電源の電位Cnに、外部端子Uをフィルタリアクトル2に、各々接続する。IGBTモジュール27、28においても同様に接続する。このように接続することにより、図15に示す従来回路と同様の機能を実現できる。
また、本実施例は、直流を交流に変換するインバータの例であるが、実施例3と同様に、図7の負荷3の代わりに3相交流電源を接続することにより、交流を直流に変換する昇圧形コンバータ(PWM整流器)を実現できる。
尚、図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
尚、図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
図8に、4レベルインバータでの実施例を示す。4レベルインバータは、3個の直流電源1P、1M、1Nを直列接続して、4つの電位Cn、Cm2、Cm1、Cpを作り、スイッチング素子を用いたインバータ回路で、4つの電位をもった交流電圧を出力する変換回路である。インバータ回路は、図1に示す3個のIGBTモジュール29、30、31を用いて構成された三相インバータで、各モジュールの交流出力がフィルタリアクトル2を介して、負荷3に接続される。
各IGBTモジュールの接続方法は同じであるので、IGBTモジュール29について説明する。IGBTモジュール29の外部端子Pは直流電源の最も高い電位Cpに、外部端子Nは最も低い電位Cnに、外部端子M2は中点電位Cm2に、外部端子M1は中点電位Cm1に、各々接続される。動作は、特開平11−220886号公報、特開2007−28860号公報などに記載されているのと同様で周知であるので、省略する。
尚、図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
各IGBTモジュールの接続方法は同じであるので、IGBTモジュール29について説明する。IGBTモジュール29の外部端子Pは直流電源の最も高い電位Cpに、外部端子Nは最も低い電位Cnに、外部端子M2は中点電位Cm2に、外部端子M1は中点電位Cm1に、各々接続される。動作は、特開平11−220886号公報、特開2007−28860号公報などに記載されているのと同様で周知であるので、省略する。
尚、図1に示したIGBTモジュールでの適用例を示したが、図2に示した双方向スイッチを4回路内蔵した双方向スイッチ型IGBTモジュールでも、適用可能である。
図9に、図16に示す従来技術で説明したマトリクスコンバータへの適用例を示す。
図2に示す3個の双方向スイッチ型IGBTモジュール32、33、34を用いた三相直接変換形の交流−交流変換回路である。各モジュールの接続方法は同じであるので、双方向スイッチ型IGBTモジュール32について説明する。IGBTモジュール32の外部端子M1とM2は接続され交流出力となり負荷のV相に、外部端子Pは交流出力となり負荷のU相に、外部端子Nは交流出力となり負荷のW相に、各々接続される。外部端子Uは、フィルタリアクトル13とフィルタコンデンサ14を介して三相交流電源12のR相に接続される。このように構成することで、図16に示す従来回路と同じ機能構成を実現できる。
また、交流入力から見た回路と負荷側交流端子から見た回路は同じであるので、外部端子Uを負荷に、負荷に接続された端子を交流電源側に接続しても同様の機能となる。
尚、この構成では、IGBT33e、33f、33g、33hは並列接続されているので、電流定格を、IGBT33a、33b、33c、33dの略1/2とすることで、モジュール内の各アームの電流定格を略等しくすることができる。
なお、本実施例では、パワー半導体素子としてIGBTを使用して記載したが、MOSFETやその他の自己消弧形素子でも実現可能である。
図2に示す3個の双方向スイッチ型IGBTモジュール32、33、34を用いた三相直接変換形の交流−交流変換回路である。各モジュールの接続方法は同じであるので、双方向スイッチ型IGBTモジュール32について説明する。IGBTモジュール32の外部端子M1とM2は接続され交流出力となり負荷のV相に、外部端子Pは交流出力となり負荷のU相に、外部端子Nは交流出力となり負荷のW相に、各々接続される。外部端子Uは、フィルタリアクトル13とフィルタコンデンサ14を介して三相交流電源12のR相に接続される。このように構成することで、図16に示す従来回路と同じ機能構成を実現できる。
また、交流入力から見た回路と負荷側交流端子から見た回路は同じであるので、外部端子Uを負荷に、負荷に接続された端子を交流電源側に接続しても同様の機能となる。
尚、この構成では、IGBT33e、33f、33g、33hは並列接続されているので、電流定格を、IGBT33a、33b、33c、33dの略1/2とすることで、モジュール内の各アームの電流定格を略等しくすることができる。
なお、本実施例では、パワー半導体素子としてIGBTを使用して記載したが、MOSFETやその他の自己消弧形素子でも実現可能である。
本発明は、パワー半導体モジュールの構成を、ダイオードを逆並列接続したIGBT2個と双方向スイッチ2個、又は双方向スイッチ4個を、1個のモジュールに内蔵させ、5つの外部端子を備える構成にしたため、直流−直流変換装置、直流−交流変換装置、交流−直流変換装置、交流−交流直接変換装置、交流スイッチなどへの適用が可能である。
1、1P、1N、1M・・・直流電源 2、18・・・フィルタリアクトル
3、10・・・負荷 9・・・コンデンサ
14・・・フィルタコンデンサ 15・・・電動機
16・・・マトリクスコンバータ変換器 17・・・三相交流電源
4〜6、8・・・2in1型IGBTモジュール 7、7a・・・リアクトル
11〜13・・・3レベルインバータ用IGBTモジュール
T1、T2、20a、20c、22a、22c、25a、25c・・・IGBT
26a、26c、29a、29c・・・IGBT
D1、D2、20b、20d、22b、22d、25b、25d・・・ダイオード
26b、26d、29b、29d・・・ダイオード
T3、T4、20e、20f、21a〜21h、22e〜22h・・・逆阻止型IGBT
25e〜25h、26e〜26h、29e〜29h・・・逆阻止型IGBT
20、22〜31・・・IGBTモジュール
21、32〜34・・・双方向スイッチ型IGBTモジュール
3、10・・・負荷 9・・・コンデンサ
14・・・フィルタコンデンサ 15・・・電動機
16・・・マトリクスコンバータ変換器 17・・・三相交流電源
4〜6、8・・・2in1型IGBTモジュール 7、7a・・・リアクトル
11〜13・・・3レベルインバータ用IGBTモジュール
T1、T2、20a、20c、22a、22c、25a、25c・・・IGBT
26a、26c、29a、29c・・・IGBT
D1、D2、20b、20d、22b、22d、25b、25d・・・ダイオード
26b、26d、29b、29d・・・ダイオード
T3、T4、20e、20f、21a〜21h、22e〜22h・・・逆阻止型IGBT
25e〜25h、26e〜26h、29e〜29h・・・逆阻止型IGBT
20、22〜31・・・IGBTモジュール
21、32〜34・・・双方向スイッチ型IGBTモジュール
Claims (16)
- 電力変換装置に適用するパワー半導体デバイスを内蔵したモジュールにおいて、
第1のダイオードを逆並列接続した第1のIGBTの一端と第2のダイオードを逆並列接続した第2のIGBTの一端とを直列接続したIGBT直列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路と、を内蔵し、前記第1のIGBTの他端を第1の外部端子とし、前記第2のIGBTの多端を第2の外部端子とし、前記第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路の他端を第3の外部端子とし、前記第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路の他端を第4の外部端子とし、前記IGBT直列接続回路の内部接続点を第5の外部端子とすることを特徴とするパワー半導体モジュール。 - 前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第1の外部端子、第3の外部端子、第4の外部端子、第2の外部端子、第5の外部端子の順序で配置することを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体モジュール。
- 前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第2の外部端子、第4の外部端子、第3の外部端子、第1の外部端子、第5の外部端子の順序で配置することを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体モジュール。
- 前記第1及び第2のIGBTの電流定格は略同等とし、前記第3〜第6のIGBTの電流定格は、前記第1及び第2のIGBTの電流定格の略半分とすることを特徴とする請求項1に記載のパワー半導体モジュール。
- 電力変換装置に適用するパワー半導体デバイスを内蔵したモジュールにおいて、
逆耐圧を有する第1及び第2のIGBTの逆並列接続回路と逆耐圧を有する第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路とのIGBT直列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路と、前記IGBT直列接続回路の内部接続点と一端を接続した逆耐圧を有する第7及び第8のIGBTの逆並列接続回路と、を内蔵し、前記第1及び第2のIGBTの逆並列接続回路の他端を第1の外部端子とし、第3及び第4のIGBTの逆並列接続回路の多端を第2の外部端子とし、前記第5及び第6のIGBTの逆並列接続回路の他端を第3の外部端子とし、前記第7及び第8のIGBTの逆並列接続回路の他端を第4の外部端子とし、前記IGBT直列接続回路の内部接続点を第5の外部端子とすることを特徴とするパワー半導体モジュール。 - 前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第1の外部端子、第3の外部端子、第4の外部端子、第2の外部端子、第5の外部端子の順序で配置することを特徴とする請求項5に記載のパワー半導体モジュール。
- 前記第1〜第5の外部端子を直線状に、第2の外部端子、第4の外部端子、第3の外部端子、第1の外部端子、第5の外部端子の順序で配置することを特徴とする請求項5に記載のパワー半導体モジュール。
- 前記第1〜第4のIGBTの電流定格は略同等とし、前記第5〜第8のIGBTの電流定格は前記第1〜第4のIGBTの電流定格の略半分とすることを特徴とする請求項5に記載のパワー半導体モジュール。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1の外部端子と第3の外部端子、及び第2の外部端子と第4の外部端子とを各々接続し、これらの二つの接続点と直流電源を並列に接続すると共に、第5の外部端子を交流端子とし、直流から交流又は交流から直流へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1、第3及び第4の外部端子を接続し、この接続点と第2の外部端子との間にコンデンサ又はリアクトルとコンデンサとの直列回路を、第2と第5の外部端子間に直流電源又はリアクトルと直流電源との直列回路を、各々接続し、直流電源から別の直流へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1と第3の外部端子及び第2と第4の外部端子を各々接続し、これらの二つの接続点間にコンデンサ又はリアクトルとコンデンサとの直列回路を、前記第2と第5の外部端子間に直流電源又はリアクトルと直流電源との直列回路を、各々接続し、直流電源から別の直流へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第2〜第4の外部端子を接続し、この接続点と第1の外部端子との間にコンデンサ又はリアクトルとコンデンサとの直列回路を、前記第2と第5の外部端子間に直流電源又はリアクトルと直流電源との直列回路を、各々接続し、直流電源から別の直流へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1の外部端子と第2の外部端子との間に、第1と第2の直流電源を直列接続した電源回路を並列接続し、第3及び第4の外部端子を第1と第2の直流電源の直列接続点に、各々接続し、第5の外部端子を交流端子とし、直流から交流又は交流から直流へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項1〜8のいずれかに記載のパワー半導体モジュールの第1の外部端子と第2の外部端子との間に、第1から第3の直流電源を直列接続した直流電源回路を並列接続し、第3の外部端子を第1と第2の直流電源の直列接続点に、第4の外部端子を第2と第3の直流電源の直列接続点に各々接続し、第5の外部端子を交流端子とし、直流から交流又は交流から直流へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項5〜8のいずれかに記載の3個のパワー半導体モジュール各々の第3及び第4の外部端子を全て接続して交流出力の第1相とし、各々の第1の外部端子を全て接続して交流出力の第2相とし、各々の第2の外部端子を全て接続して交流出力の第3相とし、各々の第5の外部端子を各々3相交流電源の各相に接続し、交流電源から別の交流電源へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
- 請求項5〜8のいずれかに記載の3個のパワー半導体モジュール各々の第3及び第4の外部端子を全て接続して交流電源の第1相入力とし、各々の第1の外部端子を全て接続して交流電源の第2相入力とし、各々の第2の外部端子を全て接続して交流電源の第3相入力とし、各々の第5の外部端子を各々3相交流出力の各相に接続し、交流電源から別の交流電源へ電力変換することを特徴とする電力変換装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2010
- 2010-04-28 JP JP2010103629A patent/JP2011234544A/ja active Pending
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