JP2011234264A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレビュー後の再設定操作において高い操作性を得ることが可能な画像形成装置を提供する。
【解決手段】画像形成装置は、プレビュー表示領域R1と再設定項目表示領域R2とを有する画面GBを表示する。プレビュー表示領域R1は、印刷処理の対象画像に関する印刷出力状態を示すプレビュー画像PVの表示領域であり、再設定項目表示領域R2は、印刷処理に関する再設定用の設定項目(しおり項目)BT41,BT42を含むメニュー画像MNの表示領域である。また、画像形成装置は、メニュー画像MN内の再設定用の設定項目に関する設定変更入力を受け付ける。さらに、画像形成装置は、しおり項目に関して受け付けられた設定変更後の設定内容に基づいてプレビュー画像PVを再生成し、再生成されたプレビュー画像PVをプレビュー表示領域R1に表示する。
【選択図】図7

Description

本発明は、MFP(マルチ・ファンクション・ペリフェラル)などの画像形成装置に関する。
MFPなどの画像形成装置において、画像データを印刷出力する前にプレビューする技術が存在する。
たとえば、特許文献1には、試し印刷の前に画像データをプレビューする技術が記載されている。詳細には、特許文献1の技術においては、画像データに基づいて生成されたプレビュー用画像(プレビュー表示画面)が、画像形成装置の表示部(タッチパネル)に表示され、当該プレビュー用画像による印刷出力前の確認が行われる。
特開2010−34844号公報
ところで、プレビュー中の画像データに関しては、そのプレビュー画像を確認した結果、設定変更を行うことが求められることがある。そのため、当該画像データの印刷出力に関する再設定操作を行うことが可能であることが好ましい。
たとえば、特許文献1に記載の技術において、プレビュー中の画像データに対して再設定操作を行うことが記載されている。
しかしながら、特許文献1に記載の再設定操作においては、プレビュー表示画面の近傍に配置された再設定ボタンを押下することによって、再設定用の別の画面(プレビュー再設定画面)がプレビュー表示画面に代えてタッチパネルに表示される。そして、当該プレビュー再設定画面を用いた再設定操作が行われた後に、当該プレビュー再設定画面内の再プレビューボタンが押下されると、今度は、当該プレビュー再設定画面に代えて、再設定後の設定内容に基づく(更新後の)プレビュー表示画面がタッチパネルに表示される。
このように、タッチパネル内での画面遷移が繰り返し実行される。特に、プレビュー再設定画面がタッチパネルに表示されている期間においては、プレビュー表示画面はタッチパネルに表示されておらず、再設定操作時にはプレビュー表示画面(プレビュー画像)を視認することができない。そのため、十分な操作性を得ることができないという問題がある。
そこで、この発明の課題は、プレビュー後の再設定操作において高い操作性を得ることが可能な画像形成装置を提供することにある。
上記課題を解決すべく、請求項1の発明は、画像形成装置であって、印刷処理の対象画像に関する印刷出力状態を示すプレビュー画像を生成する生成手段と、前記プレビュー画像の表示領域であるプレビュー表示領域と前記印刷処理に関する再設定用の設定項目を含むメニュー画像の表示領域である再設定項目表示領域とを有する画面を表示するとともに、前記メニュー画像内の前記再設定用の設定項目に関する設定変更入力を受け付ける入出力手段と、を備え、前記生成手段は、前記再設定用の設定項目に関して受け付けられた設定変更後の設定内容に基づいて前記プレビュー画像を再生成し、前記入出力手段は、再生成された前記プレビュー画像を前記プレビュー表示領域に表示することを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記画像形成装置による自動設定動作においてその設定内容が自動決定された設定項目を前記再設定用の設定項目として登録する登録手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記再設定用の設定項目をジョブごとに登録する登録手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項3の発明に係る画像形成装置において、前記登録手段は、処理対象ジョブに関するモード設定操作においてモード設定された設定項目を前記再設定用の設定項目として登録することを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項4の発明に係る画像形成装置において、前記登録手段は、前記再設定用の設定項目として選択された複数の設定項目のうち、一の設定項目をモード設定するとともに前記再設定用の設定項目として登録し、前記一の設定項目と競合する他の設定項目をモード設定することなく前記再設定の対象項目として登録することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項5の発明に係る画像形成装置において、前記表示手段は、前記再設定用の設定項目として登録されている前記複数の設定項目のうち、モード設定されている前記一の設定項目とモード設定されていない前記他の設定項目とを区別して表示することを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記再設定用の設定項目は、処理対象ジョブの開始前において予め登録されることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項7の発明に係る画像形成装置において、前記再設定用の設定項目は、管理者の指示入力に応じて前記処理対象ジョブの開始前に予め登録されることを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項7の発明に係る画像形成装置において、前記再設定用の設定項目は、ユーザごとに決定されて予め登録されることを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、ジョブごとに登録された前記再設定用の設定項目の登録履歴情報を格納する格納手段、をさらに備え、前記入出力手段は、前記登録履歴情報に含まれる複数のジョブの履歴情報を履歴情報表示画面に表示して、前記複数のジョブのうち参照すべきジョブである参照ジョブの指定入力を受け付け、当該指定された参照ジョブにて登録されていた前記再設定用の設定項目を前記メニュー画像内に表示することを特徴とする。
請求項11の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記再設定用の設定項目を予想使用頻度に応じて分類して登録する登録手段、をさらに備え、前記表示手段は、前記メニュー画像内にて前記再設定用の複数の設定項目を予想使用頻度に応じて分類して表示することを特徴とする。
請求項12の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、省資源化に寄与する設定項目である特定の設定項目を前記再設定用の設定項目として登録する登録手段、をさらに備えることを特徴とする。
請求項13の発明は、請求項12の発明に係る画像形成装置において、前記登録手段は、ユーザによる所定の操作入力に応答して、前記特定の設定項目を前記再設定用の設定項目として登録することを特徴とする。
請求項14の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記入出力手段は、前記再設定用の設定項目に関する複数の詳細設定項目を含む前記メニュー画像を表示するとともに、前記メニュー画像内の前記複数の詳細設定項目に関する1又は2以上の変更入力を受け付け、前記1又は2以上の変更入力に応じて、対応部分が更新された前記プレビュー画像を更新表示することを特徴とする。
請求項15の発明は、請求項1の発明に係る画像形成装置において、前記再設定用の設定項目として複数の設定項目を登録する登録手段と、前記複数の設定項目に関する使用情報を格納する格納手段と、を備え、前記登録手段は、前記使用情報に基づき前記複数の設定項目のうち所定条件を満たし不要であると判定されるものを前記メニュー画像内での表示対象項目から除外することを特徴とする。
請求項1なしい請求項15に記載の発明によれば、画面内のプレビュー表示領域にプレビュー画像が表示され且つ当該画面内の再設定項目表示領域にメニュー画像が表示されるので、ユーザはプレビュー画像とメニュー画像との双方を並列的に視認しつつ、再設定操作を行うことが可能である。したがって、高い操作性を得ることができる。
特に、請求項2に記載の発明によれば、画像形成装置によって自動的に設定された設定項目が再設定用の設定項目として登録されるので、画像形成装置によって自動的に設定された設定項目の内容をユーザが簡易に変更することが可能である。
また特に、請求項10に記載の発明によれば、登録履歴情報に含まれる複数のジョブの履歴情報が履歴情報表示画面に表示されて参照ジョブの指定入力が受け付けられ、参照ジョブにて登録されていた再設定用の設定項目がメニュー画像内に表示されるので、過去の登録履歴情報を有効活用することができる。
また特に、請求項14に記載の発明によれば、プレビュー画像において、複数の詳細設定項目に関する1又は2以上の変更入力に応じて、対応部分が更新されるので、各詳細設定項目に対応する変更箇所を把握し易い。
また特に、請求項15に記載の発明によれば、複数の設定項目のうち所定条件を満たし不要であると判定されるものがメニュー画像内での表示対象項目から除外されるので、メニュー画像の表示領域である再設定項目表示領域を有効に利用することができる。
画像形成装置の構成を示す概略図である。 コピージョブを示すフローチャートである。 操作パネル部の設定画面を示す図である。 「カラー」に関する設定動作を行うための設定画面である。 「仕上がり」に関する設定動作を行うための設定画面である。 「ステープル」に関する設定動作を行うための設定画面である。 当初の設定を反映したプレビュー画像を含む画面を示す図である。 再設定操作中の画面を示す図である。 再設定操作後のプレビュー画像を含む画面を示す図である。 「枠消し」がしおり登録されている画面を示す図である。 「枠消し」に関する再設定用の詳細なメニュー画像を示す図である。 設定変更結果を反映したプレビュー画像を示す図である。 更なる設定変更結果を反映したプレビュー画像を示す図である。 排他的な2つの設定項目がしおり登録されている様子を示す図である(第2実施形態)。 設定変更結果を反映したプレビュー画像を示す図である。 変形例に係る表示例である。 変形例に係る表示例である。 装置に登録されたしおり項目が表示されるメニュー画面を示す図である(第3実施形態)。 設定変更結果を反映したプレビュー画像を示す図である。 装置においてユーザごとに異なるしおり項目を登録するためのデータテーブルを示す図である。 或るユーザに関するメニュー画面を示す図である。 目標印刷出力状態を示す図である(第4実施形態)。 ユーザにより載置された「原稿の向き」を示す図である。 画像形成装置により想定された「原稿の向き」を示す図である。 画像形成装置の想定に基づくステープル位置を示す図である。 図23と図25とを重畳して示す図である。 画像形成装置の想定に基づく印刷出力結果を示す図である。 自動設定項目のしおり登録動作を含む動作を示すフローチャートである。 自動設定項目が「しおり」として登録された画面を示す図である。 更新後のプレビュー画像を含む画面を示す図である。 しおり項目を使用期待度(予想使用頻度)で分類して登録する登録用画面を示す図である。 複数の「しおり項目」が「使用期待度」で分類されて登録されている画面を示す図である。 「省資源推進しおり項目」が表示された画面を示す図である。 しおり履歴情報を示す図である。 しおり履歴情報を用いて呼び出された「しおり項目」が表示されている画面を示す図である。 設定変更結果を反映したプレビュー画像を示す図である。 「しおり使用情報」を記録したデータテーブルを示す図である。 メニュー画像の拡大前の画面を示す図である。 メニュー画像の拡大後の画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
<1.第1実施形態>
<1−1.構成>
図1は、画像形成装置1の構成を示す概略図である。ここでは、画像形成装置1は、マルチ・ファンクション・ペリフェラル(Multi Function Peripheral)(MFPとも略称する)として構成されているものとする。当該MFPは、スキャナ機能、プリンタ機能、コピー機能およびファクシミリ通信機能などを備える装置(複合機とも称する)である。なお、画像形成装置1は、MFPに限定されず、コピー装置等として構成されてもよい。
図1に示すように、画像形成装置1は、画像読取部2、印刷出力部3、通信部4、格納部5、入出力部6およびコントローラ9等を備えており、これらの各部を複合的に動作させることによって、各種の機能を実現する。
画像読取部2は、画像形成装置1の所定の位置に載置された原稿を光学的に読み取って、当該原稿の画像データ(原稿画像とも称する)を生成する処理部である。
印刷出力部3は、対象画像に関する画像データに基づいて紙などの各種の媒体に画像を印刷出力する出力部である。
通信部4は、公衆回線等を介したファクシミリ通信を行うことが可能な処理部である。さらに、通信部4は、ネットワークNWを介したネットワーク通信が可能である。このネットワーク通信では、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)およびFTP(File Transfer Protocol)等の各種のプロトコルが利用され、当該ネットワーク通信を利用することによって、画像形成装置1は、所望の相手先との間で各種のデータを授受することが可能である。
格納部5は、ハードディスクドライブ(HDD)および不揮発性メモリ等の格納装置で構成される。この格納部5には、画像読取部2等で生成された原稿画像(画像データ)等が格納される。また、格納部5には、各種の履歴情報等も格納される。
入出力部6は、画像形成装置1に対する入力を受け付ける操作入力部6aと、各種情報の表示出力を行う表示部6bとを備えている。
具体的には、画像形成装置1には、入出力部6として機能する操作パネル部60(図3参照)が設けられている。この操作パネル部60は、ハードキー61(BN1,BN5,BN9等)とタッチスクリーン63とを有している。
ハードキー61は、操作入力部6aの一部として機能する。ハードキー61は、しおり登録ボタンBN1、プレビューボタンBN5、スタートボタンBN9等を含む。
また、タッチスクリーン63は、液晶表示パネルに圧電センサ等が埋め込まれて構成されており、表示部6bの一部として機能するとともに、操作入力部6aの一部としても機能する。詳細には、タッチスクリーン63は、液晶表示パネルに各種の情報を表示することが可能であるとともに、液晶表示パネルに対する操作者の手指の操作位置を検知して、各種の入力を受け付けることも可能である。たとえば、タッチスクリーン63に表示された仮想的なボタンが操作者の手指によって触れられると、このような操作は当該仮想的なボタンに対する押下操作であるとみなされる。
このように、入出力部6は、操作者による入力操作(例えば、メニュー画面を利用した各種の設定操作等)を受け付けることが可能である。
コントローラ9は、画像形成装置1を統括的に制御する制御部であり、CPUと、各種の半導体メモリ(RAMおよびROM等)とを備えて構成される。コントローラ9の制御下において各種の処理部が動作することによって、画像形成装置1の各種の機能が実現される。コントローラ9は、CPUにおいて、ROM(例えば、EEPROM等)内に格納されている所定のソフトウエアプログラム(以下、単にプログラムとも称する)PGを実行することによって、各種の処理部を実現する。なお、当該プログラムPG等は、ネットワークを経由してダウンロードされて取得されるようにしてもよく、あるいは、各種の可搬性記録媒体(USBメモリ等)を介して取得されるようにしてもよい。
具体的には、コントローラ9は、モード設定部11、しおり登録部12、しおり呼出部13、画面生成部14、表示制御部15を含む各種の処理部を実現する。
モード設定部11は、印刷処理の対象画像に関する各種の処理モードを設定する処理部である。たとえば、モード設定部11は、「片面」印刷モード、「両面」印刷モード、あるいは、「2in1」モードなどの各種の印刷出力状態に関するモードを設定する。
しおり登録部12は、印刷処理に関する再設定用の設定項目(「しおり項目」とも称する(後述))を登録する処理部である。
しおり呼出部13は、しおり登録部12によって登録されている「しおり項目」(再設定用の設定項目)を呼び出す処理部である。
画面生成部14は、タッチスクリーン63に表示される後述の各種の画面(GA,GB等)を生成する処理部である。この画面生成部14は、プレビュー画像PVとメニュー画像MNとを有するプレビュー付き画面GB(後述)等を生成する。
表示制御部15は、画面生成部14によって生成された各種画面等をタッチスクリーン63に表示する表示動作を制御する処理部である。
<1−2.動作>
<基本動作>
つぎに、図2〜図9を参照しながら、設定処理(モード設定処理)とプレビューとを伴うコピージョブについて説明する。このコピージョブでは、当初のモード設定処理で設定されていたモード設定の一部または全部を再設定する再設定処理と当該再設定処理での設定変更内容を反映させる再プレビューとがさらに実行される。図2は、当該コピージョブを示すフローチャートである。また、図3は、操作パネル部60の「基本設定」に関する設定画面(基本設定画面)GA1を示す図であり、図4は「カラー」に関する設定動作を行うための設定画面GA2(GA2a)であり、図5および図6は「仕上がり」に関する設定動作を行うための設定画面GA2(GA2b,GA2c)である。さらに、図7は、当初の設定を反映したプレビュー画像(再設定操作前のプレビュー画像)PVを含む画面GB(GB1)を示す図であり、図8は、再設定操作中の画面GB(GB2)を示す図であり、図9は、再設定操作後のプレビュー画像PVを含む画面GB(GB3)を示す図である。
この実施形態においては、印刷処理に関する再設定用の設定項目(「しおり項目」とも称する)がジョブごとに登録されるものとする。換言すれば、異なるコピージョブに対しては、それぞれ、個別のしおり項目を登録する動作が実行されるものとする。
図2のフローチャートを参照する。図2に示すように、まず、画像形成装置1の起動状態において、しおり登録およびモード設定が行われる(ステップS11)。
具体的には、画像形成装置1の操作ユーザ(単にユーザとも称する)UAは、操作パネル部60(図3)等を用いてユーザ認証動作を行った後、当該操作パネル部60において、しおり登録ボタンBN1を押下する。画像形成装置1は、しおり登録ボタンBN1の押下操作を「しおり登録処理」の開始指示とみなして、しおりの登録操作の受け付けを開始する。なお、この実施形態においては、しおりの登録操作は、モード設定操作でもあるものとする。換言すれば、この実施形態においては、ユーザUAによるモード設定操作でモード設定された設定項目が再設定用の設定項目(しおり項目)として登録もされるものとする。
具体的には、ユーザUAは、このコピージョブに関して、画面GA1,GA2を用いてモード設定操作を実行する。詳細には、モード設定の対象項目を画面GA2等を用いて選択する。このモード設定に関する選択操作は、処理対象ジョブに関するしおり項目の登録操作(しおり登録操作)を兼ねており、このようなモード設定操作(プレビュー前のモード設定操作)で設定された設定項目が「しおり登録」の対象項目として登録される。
以下では、2種類の設定項目(「フルカラー」および「コーナーステープル」)に関するモード設定が行われるとともに、当該両設定項目(「フルカラー」および「コーナーステープル」)が「しおり項目」として登録される場合(図7参照)について詳細に説明する。
まず、「フルカラー」に関するモード設定動作等について説明する。
図3においては、「基本設定」に関する設定画面GA1がタッチスクリーン63に表示されている。当該設定画面GA1には、「カラー」、「用紙」、「倍率」、「両面/集約」等の各種の設定項目に対応する(仮想的な)ボタンBT11〜BT17が表示されている。なお、タブを切り換えることによって、「基本設定」に関する設定画面以外の設定画面(たとえば、「応用設定」に関する設定画面等)をタッチスクリーン63に表示させることも可能である。
図3のボタンBT11〜BT17のいずれかが押下されると、対応する設定項目の詳細設定画面がタッチスクリーン63に表示される。ユーザUAは、当該詳細設定画面を用いることにより、各種の詳細設定を実行することができる。ここでは、「カラー」ボタンBT11が押下され、図4の詳細設定画面GA2aがタッチスクリーン63に表示されるものとする。
画面GA2aにおいて、「フルカラー」ボタンBT22が押下され更にOKボタンBT29が押下されると、画像形成装置1は、当該コピージョブに関して「フルカラー」モードを設定(モード設定)する。また、画像形成装置1は、「フルカラー」をしおり項目(再設定項目)としても登録する。その後、画像形成装置1は、画面GA1(図3)を再びタッチスクリーン63に表示する。
つぎに、「コーナーステープル」に関する設定動作等について説明する。
画面GA1内の下部のボタンBT15が押下されると、図5の詳細設定画面GA2bがタッチスクリーン63に表示される。当該画面GA2bにおいて、「ステープル」ボタンBT26が押下されると、今度は図6の詳細設定画面GA2cがタッチスクリーン63に表示される。画面GA2cにおいて、「コーナーステープル」ボタンBT32が押下されるとともに、当該コーナーステープルの位置指定が行われる。ここでは、コーナーステープルを「右上」に配置すべき旨を示す「右上」ボタンBT35が押下されるものとする。
その後、OKボタンBT39が押下されると、画像形成装置1は、当該コピージョブに関して「コーナーステープル」を設定する。詳細には、用紙の「右上」位置に「コーナーステープル」を施すべき旨を設定する。また、画像形成装置1は、「コーナーステープル」をしおり(再設定項目)としても登録する。当該登録によって、後述するようなコーナーステープルに関する再設定動作が可能になる。なお、画像形成装置1は、画面GA1(図3)を再びタッチスクリーン63に表示する。
ユーザUAは、上記のようにして2つの項目(「フルカラー」および「コーナーステープル」)に関する設定動作を終えると、自動原稿送り装置(ADF:Auto Document Feeder)に原稿が載置された状態で、プレビューボタンBN5を押下する。
画像形成装置1は、プレビューボタンBN5の押下操作に応答して、原稿を光学的に読み取り、コピー用画像を生成する(ステップS12)。
また、画像形成装置1は、当該コピー用画像に基づいて、上記の設定内容を反映したプレビュー画像PVをも生成する。このプレビュー画像PVは、印刷処理の対象画像に関する印刷出力状態を示す画像である。さらに、画像形成装置1は、「しおり項目」を含むメニュー画像MNをも生成する。このメニュー画像MNは、印刷処理に関する再設定用のメニューを表示する画像であるとも表現される。
そして、プレビュー付き画面GB(GB1(図7))がタッチスクリーン63に表示される(ステップS13)。このプレビュー付き画面GB(GB1)は、プレビュー表示領域R1としおり表示領域R2とを有している。プレビュー付き画面GBは、メニュー画面であることから、プレビュー付きメニュー画面GBとも称される。
プレビュー表示領域R1にはプレビュー画像PVが表示され、しおり表示領域R2にはメニュー画像MNが表示される。ここにおいて、プレビュー画像PVとメニュー画像MNとは、対比可能に左右に配列され同時並列的に表示される。なお、図7のプレビュー画像PVにおいては、「フルカラー」設定且つ「(右上)コーナーステープル」設定がなされていることが示されている。また、プレビュー表示領域R1に関連して設けられたスクロールバーSBを操作することによって、プレビュー表示領域R1内での表示対象ページを変更することが可能である。これによれば、印刷対象文書の複数のページのそれぞれを閲覧することが可能である。
ユーザUAは、プレビュー表示領域R1に表示されたプレビュー画像PVを視認して、設定内容が正しいか否かを判断する。設定内容が正しい場合にはそのままスタートボタンBN9を押下する。一方、設定内容を修正すべき場合には、しおり表示領域R2に表示されたメニュー画像MNを用いて再設定操作を行う。具体的には、しおりとして登録された設定項目ボタンBT41,BT42(図7参照)の少なくとも一方を押下することによって、再設定動作が実行される。ここでは、上述のしおり登録動作によって2つの設定項目(「フルカラー」および「コーナーステープル」)が登録されており、当該2つの設定項目に対応する「しおり項目」がメニュー画像MN内に表示されているものとする。
以下では、プレビュー画像PVの視認結果に基づいて「コーナーステープル」に関する設定変更が行われる場合を中心に説明する。
画像形成装置1は、画面GB1をタッチスクリーン63に表示する(ステップS13)と、しおり操作(メニュー画像MN内のボタンに対する押下操作)と印刷出力指示(スタートボタンBN9の押下操作)とを待機する(ステップS14,S15)。なお、「しおり操作」を待機する動作は、メニュー画像MN内の「しおり項目」に関する設定変更入力を受け付ける動作である、とも表現される。
そして、画像形成装置1は、スタートボタンBN9の押下操作を検出する場合には、(ステップS15からステップS18へと進み、)処理対象画像を設定内容に基づいて印刷出力する。スタートボタンBN9の押下操作が検出されない場合には、ステップS14,S15での検出処理を繰り返し実行する。
一方、画像形成装置1は、スタートボタンBN9の押下操作の待機期間中においてメニュー画像MN内のボタンに対する押下操作を検出すると(ステップS14でYES)、しおり項目に関する再設定動作(ステップS16)と当該再設定動作による更新後のプレビュー画像PVの表示動作(ステップS17)とを実行する。
より具体的には、画像形成装置1は、メニュー画像MN内のボタンの押下操作を検出すると、当該押下操作に応答して、当該押下対象のボタンに対応する設定項目の詳細設定画像(新たなメニュー画像MN)をしおり表示領域R2に表示する。たとえば、「コーナーステープル」ボタンBT42(図7)が押下されると、「コーナーステープル」に関する詳細設定用のメニュー画像MN(図8参照)がしおり表示領域R2に表示される。詳細には、「コーナーステープル」の下位階層に関するメニュー項目ボタン、より詳細には、コーナーステープルの位置を設定するためのボタン(「左上」ボタンBT46および「右上」ボタンBT47)を有するメニュー画像MNがしおり表示領域R2に表示される。また、ここでは、「コーナーステープル」のモード設定を解除する設定ボタンBT48もメニュー画像MN内に含まれている。
また、ユーザUAは、この詳細設定画像を用いて設定変更操作を行うこと、たとえば、「コーナーステープル」の位置を「右上」から「左上」に設定変更(モード再設定)することができる。詳細には、ユーザUAは、「左上」ボタンBT46を押下することによって「左上」を選択状態(且つ「右上」を非選択状態)にし、その後に「更新」ボタンBT49を押下する。このようにして、しおり項目に関する再設定動作(ステップS16)が行われる。なお、「更新」ボタンBT49の押下操作は、モード再設定内容の更新指示(更新確定指示)とプレビュー画像PVの更新指示との双方を付与する操作であるものとする。
さらに、「更新」ボタンBT49の押下操作に応答して、画像形成装置1は、設定変更操作後の設定内容(再設定項目に関する再設定後の設定内容)に基づいてプレビュー画像PVを再生成(更新)し、再生成された(更新後の)プレビュー画像PVをプレビュー表示領域R1に表示する(ステップS17)。この結果、図9のような更新後の画面GB3がタッチスクリーン63に表示される。更新後のプレビュー画像PVにおいては、コーナーステープルの位置が「右上」から「左上」へと変更されている。ユーザUAは、画面GB3内のプレビュー画像PVを視認することにより、コーナーステープルの位置が正しい位置に設定されたことを確認することができる。そして、ステップS15に進む。
その後、適宜のタイミングでスタートボタンBN9が押下されると、ステップS12で取得されたコピー用画像を用いて印刷出力処理が実行される。具体的には、処理処理の対象画像が再設定後の設定内容(設定変更後の設定内容)に基づいて印刷出力される(ステップS18)。
以上のように、プレビュー付き画面GB1(図7)においては、当初の設定内容を反映したプレビュー画像PVと再設定用のメニュー画像MNとが同時並列的に表示される。詳細には、画面GB1内のプレビュー表示領域R1にプレビュー画像PVが表示され且つ当該画面GB1内のしおり表示領域(再設定項目表示領域)R2にメニュー画像MNが表示される。そして、ユーザUAは、この画面GB1を用いて、設定内容の正否を確認することができる。より詳細には、ユーザUAは、画面GB1(図7)内における変更前のプレビュー画像PVを見て、「コーナーステープル」の位置が所望の位置でないことを知得する。
そして、プレビュー画像PVとメニュー画像MNとがともに表示された状態にて、メニュー画像MNを用いた再設定動作が行われる。より詳細には、ユーザUAは、当該プレビュー画像PVを目視で確認しながら、画面GB1のメニュー画像MNの「コーナーステープル」ボタンBT42を押下し、さらに画面GB2(図8)のメニュー画像MNの「左上」ボタンBT46を押下して、設定変更操作を行うことができる。
このように、ユーザUAは、変更前のプレビュー画像PVを見ながら、「コーナーステープル」の正しい位置が「右上」ではなく「左上」であることを認識し、上述のような変更操作を行うことができる。すなわち、ユーザUAは、プレビュー画像PVとメニュー画像MNとの双方を並列的に視認しつつ、再設定操作を行うことが可能である。したがって、プレビュー画像PVが一旦見えなくなる場合に比べて、プレビュー画像PVを見て確認しながら安心して変更操作を行うことができ誤認等を低減させることが可能であるので、高い操作性を得ることができる。
また、メニュー画像MN(図7および図8)を用いた再設定操作直後において、メニュー画像MNによる再設定内容を反映したプレビュー画像PV(図9)が、プレビュー表示領域R1において更新表示される。そのため、ユーザは再設定動作直後に更新後のプレビュー画像PVをプレビュー表示領域R1において直ちに確認することができる。
詳細には、更新ボタンBT49の押下に応答して、設定変更結果が直ちに画面GB3のプレビュー画像PVに反映される。換言すれば、プレビュー表示領域R1が表示されたまま、プレビュー画像PVが変更される。より詳細には、右側のしおり表示領域R2のメニュー画像MNを用いて設定変更を行いつつ、左側のプレビュー表示領域R1において当該設定変更を反映したプレビュー画像PVが表示される。
これによれば、更新ボタンBT49の押下に応答して、プレビュー表示領域R1としおり表示領域R2との双方の表示状態が維持されつつ、プレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVが設定変更前のものから設定変更後のものへと変化する。そのため、目線の移動を最小限に抑制しつつ、設定変更操作の反映結果を確認することができる。換言すれば、「コーナーステープル」の位置が「右上」から「左上」に変更されたことを判りやすい態様で視認することが可能である。すなわち、プレビュー画像PVの変化を確認し易い。
また、上記においては、設定変更される可能性の高い設定項目が、ユーザ操作に応じて「しおり項目」として登録(しおり登録)される。そのため、その大きさ(面積)が限定された「しおり表示領域R2」を有効に活用することが可能である。詳細には、仮に「しおり表示領域R2」内に非常に多数の設定項目をしおり項目として配置すると、ユーザが所望の変更対象項目を探しにくくなるなどの問題が生じ得るのに対して、上記の態様によれば、ユーザにより厳選された数の設定項目(設定変更される可能性の高い設定項目)が「しおり項目」としてしおり表示領域R2に表示される。端的に言えば、しおり項目に関する「絞り込み」が行われている。したがって、そのような問題の発生を回避することができ、高い操作性を確保することができる。そして、そのようなしおり表示領域R2とプレビュー表示領域R1との双方をプレビュー付き画面GBにて表示することによって、プレビュー表示領域R1の大きさの低減を回避してプレビュー画像PVを引き続き大きく大きく表示することも可能である。すなわち、高い操作性を確保しつつ見易いプレビュー画像を提示することが可能である。
<その他のしおり項目を用いた再設定操作>
上記においては、「コーナーステープル」の位置に関する設定変更操作について主に説明したが、画像形成装置1においては、その他の様々な設定変更が同様にして行われ得る。以下では、プレビュー画像PVとメニュー画像MNとを有するメニュー画面GB(GB1〜GB3)を用いて「枠消し」に関する設定変更を行う場合について、図10〜図12等を参照しつつ更に例示する。図10は、「枠消し」が「しおり項目」として登録されているプレビュー付き画面GB1(GB12)を示す図である。また、図11は、「枠消し」に関する再設定用の詳細なメニュー画像MN等を含む画面GB2(GB22)を示す図であり、図12は、設定変更結果を反映したプレビュー画像PV等を含む画面GB3(GB32)を示す図である。
ここでは、図2に示すフローチャートのステップS11において上述の「フルカラー」および「コーナーステープル」に加えて「枠消し」に関しても、モード設定動作としおり登録動作との双方が行われているものとする。そして、プレビューボタンBN5が押下されることによって、原稿読取動作(ステップS12)が行われ、図10に示すようなプレビュー付き画面GB1(GB12)がタッチスクリーン63に表示される(ステップS13)。画面GB12のしおり表示領域R2内においては、上述のボタンBT41,BT42に加えて「枠消し」ボタンBT43も表示されている。なお、図10では、当初から、「コーナーステープル」の位置として「左上」が指定されている場合が想定されている。
この画面GB1(GB12)のしおり表示領域R2内の「枠消し」ボタンBT43が押下されると、図11に示すような画面GB2(GB22)がタッチスクリーン63に表示される。画面GB22は、画面GB12とほぼ同様の構成を有している。ただし、しおり表示領域R2のメニュー画像MNが「枠消し」に関する詳細設定用の画像に変更されている点などにおいて、画面GB22は画面GB12と相違する。具体的には、画面GB22においては、ボタンBT41〜BT43に代えて、上下左右のそれぞれの枠消し領域幅に関する設定欄が設けられている。具体的には、「上」の幅(上側枠消し領域幅)、「下」の幅(下側枠消し領域幅)、「左」の幅(左側枠消し領域幅)、「右」の幅(右側枠消し領域幅)等をそれぞれ設定する各設定欄が設けられている。なお、図11では、当初の設定として、「上」、「下」、「左」、「右」のそれぞれにおいて「1.0mm」が指定されている場合が想定されている。
画像形成装置1は、この画面GB2(GB22)を用いて、複数の詳細設定項目に関する1又は2以上の変更入力を受け付ける。そして、画像形成装置1は、当該変更入力に応じて、対応部分が更新されたプレビュー画像PVを更新表示する。
具体的には、ユーザUAが、操作パネル部60のカーソルキーおよび数字キー(不図示)等を用いて、変更後の数値を「枠消し領域幅に関する設定欄」に入力し更新ボタンBT49を押下する。画像形成装置1は、当該押下操作に応答して、変更後の数値に応じた(更新後の)プレビュー画像PVを生成する。そして、画像形成装置1は、プレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVを更新して、画面GB3(GB32)をタッチスクリーン63に表示する。画面GB32(図12)は、画面GB22とほぼ同様の構成を有している。ただし、プレビュー画像PVが「枠消し」に関する詳細設定内容を反映した後の画像に変更(更新)されている点などにおいて、画面GB32は画面GB22と相違する。具体的には、しおり表示領域R2の設定欄を用いて「上」の幅が1mmから20mmへと設定変更されたことに応じて、図12のプレビュー表示領域R1のプレビュー画像PVにおいては、変更後の上端の枠消し領域(横長帯状領域)が点滅して示される。これにより、ユーザUAは、変更部分を容易に知得することができる。
また、「上」以外の幅を設定する設定欄(「下」、「左」、「右」の各幅を設定する設定欄)についても同様の設定動作が行われ得る。
たとえば、ユーザUAが、さらに、図12のしおり表示領域R2内の「左」設定欄に変更後の数値(10mm)を入力し更新ボタンBT49を押下すると、画像形成装置1は、変更後の数値に応じた(更新後の)プレビュー画像PVを生成する。そして、画像形成装置1は、プレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVを更新表示する。図13においては、更新後の画面GB32が示されている。しおり表示領域R2の設定欄を用いて「左」の幅が1mmから10mmへと設定変更されたことに応じて、図13のプレビュー表示領域R1のプレビュー画像PVにおいては、変更後の左端の枠消し領域(縦長帯状領域)が点滅して示される。これにより、ユーザUAは、変更部分を容易に知得することができる。また、ユーザUAは、複数の詳細設定項目(「上」および「左」)について、それぞれ、如何なる内容が変更されたのかを容易に知得することができる。
以上のように、プレビュー画像PVにおいて、複数の詳細設定項目に関する設定変更に応じて、対応する複数の部分が更新される。したがって、複数の詳細設定項目のそれぞれに対応する変更箇所を把握し易い。
特に、上記のように複数の詳細設定項目について段階的に変更操作が行われる場合には、各段階における変更内容をそれぞれ容易に把握することができるので、非常に有用である。
また、複数の詳細設定項目が段階的に変更される期間において、プレビュー表示領域R1にてプレビュー画像PVがタッチスクリーン63に表示され続けているので、プレビュー表示領域R1およびプレビュー画像PVが一旦表示されなくなる場合に比べて、変更部分の特定が容易である。
さらに、画像形成装置1は、タッチスクリーン63内の右側のしおり表示領域R2において複数の詳細設定項目に関する設定変更操作を受け付けつつ、タッチスクリーン63内の左側のプレビュー表示領域R1において当該複数の詳細設定項目に関する変更内容を反映したプレビュー画像PVを表示する。したがって、目線の移動を最小限に抑制しつつ、複数の詳細設定項目に関する設定変更操作の反映結果を確認することができる。
なお、上記実施形態においては、しおり登録ボタンBN1を1回押した後に、複数の設定項目に関するボタン(BT22,BT32等)を押下して複数のモード設定操作を行い、当該複数の設定項目を一括的にしおり項目としても登録する場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、各設定項目ボタンを押下して各設定項目に関するモード設定を行うたびにその直後にしおり登録ボタンBN1を押下し、当該しおり登録ボタン押下直前のモード設定に関する項目を「しおり項目」として登録するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、処理対象ジョブに関するモード設定操作においてモード設定された設定項目をしおり項目としても登録する場合(いわばモード設定操作がしおり登録操作を兼ねている場合)について説明したが、これに限定されない。たとえば、モード設定操作としおり登録操作とが別個独立の操作として行われるようにしてもよい。より具体的には、まず、通常のモード設定操作(「フルカラー」および「コーナーステープル」のモード設定操作)を行い、つぎに、しおり登録ボタンBN1を押下した後に「しおり登録操作」(「フルカラー」および「コーナーステープル」のしおり登録操作)を(モード設定操作とは独立して)実行するようにしてもよい。この場合には、しおり登録ボタンBN1を押下した後に押下されたボタンに対応する設定項目は、実際のモード設定には反映されない。ただし、上述のように、処理対象ジョブに関するモード設定操作においてモード設定された設定項目をしおり項目としても登録することによれば、重複操作を回避することができる。
<2.第2実施形態>
上記第1実施形態では、ユーザによる設定操作によってモード設定された設定項目のみが「しおり項目」として登録される場合(図2のステップS11参照)を例示した。
この第2実施形態においては、モード設定された設定項目以外の設定項目も「しおり項目」として登録され得る場合について説明する。詳細には、ユーザによる設定操作に応じて、複数の設定項目が「しおり項目」として登録されるとともに、そのうちの一部の設定項目が実際にモード設定される場合について説明する。より具体的には、ユーザの設定操作に応じて、「フルカラー」、「コーナーステープル」、「2点ステープル」の3つの設定項目が「しおり項目」として登録され、そのうち「フルカラー」、「コーナーステープル」の2つの設定項目に関するモード設定が行われる場合を例示する。これによれば、当該ジョブにおいて変更可能性のある設定項目(ここでは「2点ステープル」)を予め「しおり項目」として登録しておくことができる。
まず、第1実施形態と同様にして、しおり登録ボタンBN1の押下後に「フルカラー」および「コーナーステープル」の設定動作が行われ、「フルカラー」および「コーナーステープル」がしおり登録される。「コーナーステープル」については、画面GA2c(図6)を用いて設定動作が行われる。その後、再び画面GA2c(図6)が呼び出された後に、「2点ステープル」ボタンBT33およびOKボタンBT33が押下され、「2点ステープル」も再設定用(設定変更用)の項目(「しおり項目」)として選択されて登録される。
ただし、「2点ステープル」と「コーナーステープル」との2つの設定項目は同時にはモード設定され得ないものである。換言すれば、「2点ステープル」と「コーナーステープル」とは競合関係を有し、排他的にのみモード設定可能である。そこで、互いに競合する複数の設定項目に関する設定操作が行われる場合には、当該複数の設定項目の全てが「しおり項目」として登録され、その一方で、モード設定の対象項目はその設定操作順序に基づいて(ここでは「先設定」優先で)決定されるものとする。詳細には、「しおり項目」として選択された互いに競合する2つの設定項目のうち最初に設定された設定項目がモード設定の対象項目として決定される。具体的には、しおり登録ボタンBN1の押下後に、最初に押下された「コーナーステープル」ボタンBT32に対応する設定項目「コーナーステープル」がモード設定される。一方、その後に設定された「2点ステープル」は、モード設定には反映されない。
この結果、図14に示すように、画面GB1(GB13)内左側のプレビュー画像PVには、処理対象画像が「フルカラー」で印刷出力される予定であること、および「コーナーステープル」が施されることが示されている。なお、画面GB13内には「2点ステープル」を模式的に示す画像は表示されておらず、「2点ステープル」がモード設定されていないことも示されている。
また、同一画面GB1(GB13)内右側のメニュー画像MNにおいては、再設定用の3つのしおり項目に関するボタンBT41,BT42,BT44が表示されている。すなわち、「フルカラー」、「コーナーステープル」および「2点ステープル」の3つの設定項目が「しおり登録」されていること、が示されている。
図14においては、モード設定されている項目(「フルカラー」および「コーナーステープル」)とモード設定されていない項目(「2点ステープル」)とは、異なる態様で(互いに区別されて)表示されている。具体的には、前者は太字で強調表示された青色文字で表示されており、後者は通常の太さの淡色文字で表示されている。このように、各しおり項目がモード設定されているか否かに応じて当該各しおり項目が互いに異なる態様で区別して表示されるので、ユーザは各しおり項目がモード設定されているか否かを判別しやすい。なお、ここでは、しおり表示領域R2内の各「しおり項目」がモード設定されている項目であるか否かを、「文字の太さ」と「文字の色」との双方で区別する場合を例示したが、これに限定されず、「文字の太さ」と「文字の色」との一方で区別するようにしてもよい。
そして、ユーザは、このようなメニュー画像MN内のボタンBT44を押下することによって、「2点ステープル」をモード設定することができる。すなわち、再設定操作が行われ得る。
具体的には、ユーザが「2点ステープル」ボタンBT44を押下した後に、さらに更新ボタンBT49をさらに押下すると、画像形成装置1は、「2点ステープル」をモード設定し「コーナーステープル」のモード設定を解除する設定変更動作を実行する。また、画像形成装置1は、変更後の設定内容に応じた(更新後の)プレビュー画像PVを生成する。さらに、画像形成装置1は、プレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVを更新して、図15に示すような画面GB3(GB33)をタッチスクリーン63に表示する。画面GB33(図15)は、画面GB13(図14)とほぼ同様の構成を有している。ただし、「コーナーステープル」から「2点ステープル」へと設定変更されたことに応じて、プレビュー表示領域R1内においては、「コーナーステープル」を模式的に示すプレビュー画像PVではなく、「2点ステープル」を模式的に示すプレビュー画像PV(左側の2つの綴じ部分を表す2本の短い線分を含む画像)が表示されている。また、メニュー画面MNにおいては、「コーナーステープル」ボタンBT42ではなく「2点ステープル」ボタンBT44が強調表示されている。これにより、ユーザUAは、設定変更後の内容を知得することができる。
ここにおいて、図15のプレビュー画像PVにおいては、変更部分(例えば2点ステープルを示す2本の線分)が点滅して示されることが好ましい。これによれば、ユーザUAは、変更部分をさらに容易に知得することができる。また、ここでは「2点ステープル」は左綴じの位置に自動的に決定されるものとするが、「2点ステープル」の詳細設定画面を用いて「綴じ位置」をも設定変更することができるようにしてもよい。これによれば、さらに詳細な設定変更操作等も実行され得る。
なお、ここでは、しおり表示領域R2内の各「しおり項目」がモード設定されている項目であるか否かを、「文字の太さ」および「文字の色」等で区別する場合を例示したが、これに限定されない。
たとえば、図16および図17に示すように、しおり表示領域R2内において、モード設定されているしおり項目を表示するサブ領域R21とモード設定されていないしおり項目を表示するサブ領域R22とを設けるようにしてもよい。図16の画面GB1(GB14)では、しおり表示領域R2内において2つのサブ領域R21,R22が縦方向に配列して表示されており、図17の画面GB1(GB15)では、しおり表示領域R2内において2つのサブ領域R21,R22が横方向に配列して表示されている。
<3.第3実施形態>
上記各実施形態においては、ジョブごとに「しおり項目」が登録される場合を例示したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、画像形成装置1に固有の「しおり項目」が処理対象ジョブの開始前において当該画像形成装置に予め登録されるようにしてもよい。第3実施形態においては、そのような変型例について説明する。
第3実施形態では、画像形成装置1に固有の「しおり項目」であって各ユーザに共通の「しおり項目」が管理者によって予め登録される場合を例示する。なお、このような登録動作は、当該管理者による指示入力に応じて予め行われているものとする。たとえば、当該管理者が所定の操作画面等において所望の項目(「(片面>)両面」および「2in1」等)をしおり項目として選択して登録すればよい。
この第3実施形態においては、管理者によるしおり項目の登録動作が終了した後において、第1実施形態等と同様にして、上述の「フルカラー」および「コーナーステープル」に関して、モード設定動作としおり登録動作との双方がユーザ操作に基づいて実行される。そして、プレビューボタンBN5がユーザにより押下されると、原稿読取動作が行われた後に、図18のようなプレビュー付き画面GB1(GB16)がタッチスクリーン63に表示される。なお、画面GB16においても、当初から、「コーナーステープル」の位置として「左上」が指定されている場合が想定されている。
この画面GB16(図18)においては、しおり表示領域R2内において、サブ領域R23,R24が設けられている。
サブ領域R24は、上記第1あるいは第2実施形態と同様にしてユーザによってジョブごとに決定された「しおり項目」、を示す領域である。サブ領域R24においては、「フルカラー」と「コーナーステープル」との2つの設定項目が、ユーザによって当該ジョブに対して登録された「しおり項目」として表示されている。
一方、サブ領域R23は、管理者によって予め登録された「しおり項目」を示す領域である。サブ領域R23においては、「(片面>)両面」(単に「両面」とも表記する)と「2in1」との2つの設定項目が、管理者によって予め登録された「しおり項目」として表示されている。なお、サブ領域R23内の「しおり項目」は、ジョブによらず当該画像形成装置において固定的に設けられるものであることから、「固定しおり項目」とも表現される。また、ここでは、管理者によって予め画像形成装置1向けに登録された「しおり項目」(サブ領域R23内の「しおり項目」)は、ユーザの操作によっては消去されず、且つ、(ジョブに依存することなく)全てのジョブにおいて常に表示されるものとする。
また、図18のしおり表示領域R2においては、モード設定に反映されている設定内容には、斜線が付されて示されている。具体的には、サブ領域R24内の2つの項目(「フルカラー」および「コーナーステープル」)には斜線が付され、サブ領域R24内の当該2つの項目は、モード設定に反映された「しおり項目」であることが示されている。一方、サブ領域R23内の2つの項目(「(片面>)両面」および「2in1」)には斜線が付されておらず、サブ領域R23内の当該2つの項目は、モード設定に反映されていない「しおり項目」であることが示されている。このように、ユーザによる最初の設定動作直後においては、装置に予め登録された「固定しおり項目」(サブ領域R23内のしおり項目)に関する設定内容はモード設定には未だ反映されていない。
ユーザUAは、この画面GB16を用いて、モード再設定動作等を画像形成装置1に実行させることが可能である。たとえば、サブ領域R23内の固定しおり項目「2in1」を用いて、「1in1」を「2in1」に変更する設定動作(再設定動作)を行うことが可能である。以下では、当該再設定動作について説明する。
具体的には、図18の画面GB16のサブ領域R23内の固定しおり項目「2in1」ボタンBT52が押下されその後に更新ボタンBT49が押下されると、画像形成装置1は、設定変更後の設定内容に応じた(更新後の)プレビュー画像PVを生成する。そして、画像形成装置1は、プレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVを更新して、図19に示すような画面GB3(GB36)をタッチスクリーン63に表示する。すなわち、画面GB36(図19)においては、「2in1」への変更後のプレビュー画像PVが示される。そのため、ユーザUAは、変更後の印刷出力状態(予定)を容易に確認することができる。
以上のような態様によれば、「固定しおり項目」が管理者等によって装置に予め登録されている(事前登録されている)ので、ユーザによる「しおり」登録動作がジョブごとに行われなくても、当該「固定しおり項目」(「2in1」等)を利用した再設定動作を行うことが可能である。そのため、ユーザは、ジョブごとにしおり登録をすることを要しないため、ユーザの手間を軽減することができる。
なお、この第3実施形態では、管理者によって予め画像形成装置1向けに登録された「しおり項目」が、ユーザの通常操作によっては消去されない場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、ユーザは、不要な「固定しおり項目」を所定の登録削除操作によって消去し自分用の任意数の「固定しおり項目」を残すカスタマイズ動作を行い、自分用にカスタマイズした任意数の「固定しおり項目」をサブ領域R23に表示させるようにしてもよい。
また、この第3実施形態では、各ユーザに共通の「固定しおり項目」が予め登録される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、ユーザごとに異なる「固定しおり項目」が予め登録されるようにしてもよい。ここでは、特に、画像形成装置1においては使用ユーザによる認証動作が行われるものとし、ログイン中のユーザ(ログインユーザ)が識別されているものとする。
図20は、このような変型例におけるデータテーブルTB1を示す図である。このデータテーブルTB1は、各ユーザの「固定しおり項目」の登録内容を示すデータテーブルであり、格納部5内に格納される。図20においては、ユーザUAに関しては、「(片面>)両面」(単に「両面」とも表記する)と「2in1」との2つの項目が「固定しおり項目」として登録されている。また、ユーザUBに関しては、「ブラック」と「2in1」と「4in1」と「8in1」と「両面」との5つの項目が「固定しおり項目」として登録されている。さらに、ユーザUCに関しては、「両面」と「2点ステープル」との2つの項目が「固定しおり項目」として登録されている。ユーザUDに関しても固有の「固定しおり項目」が登録されている。
そして、このような「固定しおり項目」の登録内容に基づいて、ログインユーザに応じてサブ領域R23の表示内容が変更される。たとえば、ログインユーザがユーザUAである場合には、その登録内容(「両面」および「2in1」)に基づいて、図18と同様の画面GB16がプレビュー付き画面GB1として表示される。一方、ログインユーザがユーザUCである場合には、その登録内容(「両面」および「2点ステープル」)に基づいて、図21に示すような画面GB17がプレビュー付き画面GB1として表示される。そして、ユーザUCは、画面GB(GB17等)を用いて、設定変更操作を行うことが可能である。なお、データテーブルTB1(図20)の内容は、管理者によって一括的に登録されてもよく、あるいは、各ユーザによって個別に登録されるようにしてもよい。
以上のような変型例によれば、「固定しおり項目」をユーザごとに設定することができる。したがって、各ユーザは、自分の使用頻度の高い「しおり項目」を「固定しおり項目」として設定することなどによって、さらに操作性を向上させることができる。
なお、ここでは、ユーザごとに固有の「固定しおり項目」を登録する場合を例示したが、これに限定されず、各ユーザの所属部門ごとに固有の「固定しおり項目」を登録するようにしてもよい。
<4.第4実施形態>
上記各実施形態においては、ユーザあるいは管理者による登録操作(いわば手動操作)によって「しおり項目」が登録される場合について例示したが、本発明はこれに限定されない。たとえば、「しおり項目」が画像形成装置1において自動的に登録されるようにしてもよい。この第4実施形態においては、このような変型例について例示する。具体的には、操作者が「2点ステープル」をモード設定した場合に、画像形成装置1によって自動的にモード設定された2種類の項目(詳細には、「原稿セット方向(原稿の向き)」および「綴じ方向」)が「しおり項目」として自動的に登録される場合について例示する。換言すれば、画像形成装置1における自動設定動作(モード自動設定動作)によってその定内容が決定された2種類の設定項目が再設定の対象項目として決定され、しおり登録される場合について例示する。端的に言えば、操作者によるモード設定項目に関連する設定項目が自動モード設定される場合に、当該自動モード設定の対象項目(設定項目)が「しおり項目」として登録される場合について説明する。
まず、図22〜図26を参照しながら、ユーザが「2点ステープル」をモード設定してコピージョブを実行する動作、および当該動作において生じ得る問題について説明する。なお、図22〜図26においては、「原稿の向き」がアルファベットの「A」を用いて表現されている。また、これらの図22〜26においては、実際の「原稿の向き」(実際の向き)が濃色(黒色)の「A」で表されており、画像形成装置が想定している「原稿の向き」(想定向き)が淡色(灰色)の「A」で表されている。
図22は、ユーザUAによる目標印刷出力状態を示す図である。ここでは、ユーザUAは、図22に示すように、縦長の原稿(詳細にはその複写物)の左側に「2点ステープル」を施すことを望んでいるものとする。
また、この第4実施形態においては、「2点ステープル」のモード設定がユーザ操作に応じて実行されると、さらに、画像形成装置1は、「原稿セット方向(原稿の向き)」と「綴じ方向」とに関するモード設定を自動的に実行するものとする。具体的には、「原稿セット方向」に関しては、「上向き(0度)」、「下向き(180度)」、「左向き(270度)」、「右向き(90度)」の4つの選択肢の中から、常に「上向き(0度)」が自動的に選択されて、モード設定が行われるものとする。なお、各「原稿のセット方向」は、図22の状態を基準とする回転角度(たとえば、時計回りに0度、90度、180度、270度)でも表現され得る。また、「綴じ方向」に関しては、「上綴じ」、「左綴じ」、「右綴じ」の3つの選択肢の中から、常に「左綴じ」が自動的に選択されてモード設定が行われるものとする。
このように、ユーザUAによって「2点ステープル」のモード設定が行われると、画像形成装置1は、「原稿のセット方向」を「上向き」に自動設定するとともに、「綴じ方向」を「左綴じ」に自動設定する。そして、これらのモード設定に基づいて、印刷出力(コピー出力)動作が実行される。
さて、ユーザUAが画像形成装置1の自動原稿送り装置(ADF)に図22と同じ向きで原稿を載置する場合には、画像形成装置1は、上向き原稿の左側の2点(詳細には左側上部および左側下部)においてそれぞれステープル処理を施すことにより、図22に示すような目標の印刷出力物を出力する。この場合には、画像形成装置1が「原稿セット方向(原稿の向き)」と「綴じ方向」とを自動的に且つ正確に認識して、適切なモード設定が行われるため、目標とする印刷出力物が適切に印刷出力される。ユーザUAは、詳細な設定操作を行うことなく適切な印刷出力物を得ることができるため、非常に高い操作性を得ることができる。
しかしながら、図23に示すようにユーザUAが画像形成装置1の自動原稿送り装置(ADF)に図22とは異なる向き(具体的には、時計回りに90度回転させた向き)で原稿を載置する場合には、画像形成装置1は原稿の向きを誤認する。具体的には、ADF上での実際の向きは「右向き(90度)」である(図23)にもかかわらず、画像形成装置1は、「原稿のセット方向」を「上向き」に自動設定し、原稿の向きを「上向き(0度)」と認識(図24)する。そして、この誤認結果(図24)を前提として、図25に示すように、「左側(淡色「A」の左側)」の2つの位置にステープル処理を施す。ところが、図26に示すように、ステープル処理が施された当該位置は、実際には原稿の「下側」(濃色「A」の下側)である。そのため、画像形成装置1は、図25のような印刷出力状態を想定しているが、実際には図27のような印刷出力物(原稿の下側に2点ステープルが施された印刷出力物)が得られることになる。
この第4実施形態においては、このような事態を回避すべく、モード設定の変更を簡易に行うことが可能な技術について例示する。具体的には、操作者が「2点ステープル」をモード設定した場合に、画像形成装置1は、自動設定動作によって2種類の項目(「原稿セット方向(原稿の向き)」および「綴じ方向」)の設定内容を自動的に決定するとともに、当該2種類の項目を「しおり項目」として自動的に登録する。ユーザは、自動登録された「しおり項目」(たとえば、しおり項目「原稿セット方向」)を用いることによって、モード設定変更操作を簡易に行うことができる。
図28は、第4実施形態に係る動作を示すフローチャートである。図28を参照しながら、詳細な動作例について説明する。図28は、図2と同様であるが、ステップS12とステップS13との間にてステップS31,S32の処理が実行される点などにおいて相違する。以下では、相違点を中心に説明する。
まず、ステップS11において、モード設定動作等が実行される。
具体的には、ユーザUAがしおり登録ボタンBN1(図3)を押下すると、画像形成装置1は、しおり登録ボタンBN1の押下操作を「しおり登録処理」の開始指示とみなして、しおりの登録操作の受け付けを開始する。その後、ユーザは、上記第1実施形態と同様にして「フルカラー」に関するモード設定操作を行うとともに、さらに「2点ステープル」に関するモード設定操作をも行うものとする。画像形成装置1は、ユーザによる当該モード設定操作に応じて、「フルカラー」と「2点ステープル」とに関して、それぞれ、しおり登録動作とモード設定動作とを実行する。
ここにおいて、ユーザUAによる「2点ステープル」のモード設定動作に応じて、画像形成装置1は、「原稿セット方向(原稿の向き)」と「綴じ方向」とに関するモード設定を付加的に(且つ自動的に)実行する。具体的には、上述のように、画像形成装置1は、「原稿のセット方向」を「上向き」に自動設定するとともに、「綴じ方向」を「左綴じ」に自動設定する。このように、「2点ステープル」に関するモード設定動作には、付加的な自動モード設定動作が付随する。そのため、「2点ステープル」に関するモード設定動作は、「自動設定付随動作」であるとも表現される。なお、当該自動モード設定動作における認識内容に誤りが存在する場合には、上述のような問題が生じる。
ユーザUAは、上記のようにして2つの項目(「フルカラー」および「2点ステープル」)に関する設定動作を終えると、自動原稿送り装置(ADF)に原稿を載置し、プレビューボタンBN5を押下する。ここでは、自動原稿送り装置(ADF)にて右向きに原稿が載置された状態(図23参照)で、プレビューボタンBN5が押下されるものとする。
画像形成装置1は、プレビューボタンBN5の押下操作に応答して、原稿を光学的に読み取り、コピー用画像を生成する(ステップS12)。
次のステップS31においては、画像形成装置1は、ステップS11におけるモード設定動作において、「自動設定付随動作」が行われているか否かを判定する。たとえば、「2点ステープル」に関するモード設定動作は、「原稿セット方向」と「綴じ方向」とに関する「自動設定付随動作」であると判定される。
そして、モード設定動作(ステップS11)にて「自動設定付随動作」が行われていると判定される場合には、ステップS31からステップS32に進む。一方、「自動設定付随動作」が行われていないと判定される場合には、ステップS32を経由せずに直ちにステップS13に進む。
ステップS32においては、画像形成装置1は、「自動設定付随動作」に対応する設定項目を「しおり項目」として自動的に登録する。具体的には、「2点ステープル」に関しては、2つの設定項目(「原稿セット方向」および「綴じ方向」)が「しおり項目」として自動的に登録される。換言すれば、画像形成装置1における自動設定動作によってその設定内容が決定された当該2つの設定項目が、再設定用の対象項目(「しおり項目」)として決定され登録される。
そして、ステップS13(S13b)において、プレビュー付き画面GB1(GB18)(図29)がタッチスクリーン63に表示される。
このプレビュー付き画面GB18のプレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVにおいては、「フルカラー」設定且つ「2点ステープル」設定がなされていることが示されている。
また、プレビュー付き画面GB18のしおり表示領域R2においては、サブ領域R25,R26が設けられている。サブ領域R26は、ユーザによってジョブごとに決定された「しおり項目」を表示する領域である。図29においては、サブ領域R26において、「フルカラー」と「2点ステープル」との2つの設定項目が、ユーザによって当該ジョブに対して登録された「しおり項目」として表示されている。一方、サブ領域R25は、「自動設定付随動作」に対応する設定項目であるとして、自動的に登録された「しおり項目」を表示する領域である。サブ領域R25においては、「原稿セット方向」と「綴じ方向」との2つの設定項目が、自動登録された「しおり項目」として表示されている。
図29に示すように、このプレビュー画像PVは、ユーザUAが意図している目標印刷出力物の画像とは異なる画像である。これは、上述のように、ユーザUAが自動原稿送り装置(ADF)に右向きに原稿を載置したことを、画像形成装置1が正しく認識できていないことなどに起因する。すなわち、「2点ステープル」(「自動設定付随動作」)に関連する自動設定内容に誤りが存在することに起因する。
その後、ステップS14以降と同様の動作が実行される。
ユーザUAは、プレビュー画像PVを見て、「2点ステープル」に関連する2つの設定項目(「原稿のセット方向」および「綴じ方向」)の自動設定内容に誤りが存在すると判定すると、しおり表示領域R2のメニュー画像MN内の「しおり項目」を用いて、モード設定操作を実行することができる。一方、プレビュー画像PVを見て、自動設定内容が正しいと判定される場合にはそのままスタートボタンBN9を押下する。
以下では、ユーザUAが「2点ステープル」に関して画像形成装置1による自動設定内容に誤りが存在すると判定する場合についてさらに説明する。
ユーザUAが「原稿セット方向(原稿の向き)」ボタンBT56(図29)を押下すると、画像形成装置1は、当該押下操作に応答して、当該押下対象のボタンBT56に対応する設定項目の詳細設定画像(新たなメニュー画像MN)をしおり表示領域R2に表示する。具体的には、「原稿のセット方向」に関する詳細設定用のメニュー画像MN(図30参照)がしおり表示領域R2に表示される。詳細には、「原稿セット方向」を設定するためのボタン(「上(0度)」ボタンBT61、「下(180度)」ボタンBT62、「左(270度)」ボタンBT63、「右(90度)」ボタンBT64)を有するメニュー画像MNがしおり表示領域R2に表示される。
また、ユーザUAは、この詳細設定画像を用いて設定変更操作を行うことができる。たとえば、「原稿セット方向」を「上(0度)」から「右(90度)」に設定変更(モード再設定)することができる。詳細には、ユーザUAは、「右」ボタンBT64を押下することによって「右」を選択状態(且つ「上」を非選択状態)にし、その後に「更新」ボタンBT49を押下する。このようにして、しおり項目「原稿セット方向」に関する再設定動作(ステップS16)が行われる。
画像形成装置1は、「更新」ボタンBT49の押下操作に応答して、設定変更操作後の設定内容(再設定項目に関する再設定後の設定内容)に基づいてプレビュー画像PVを更新し、更新後のプレビュー画像PVをプレビュー表示領域R1に表示する(ステップS17)。この結果、図30のような更新後の画面GB3(GB38)がタッチスクリーン63に表示される。更新後のプレビュー画像PVにおいては、2点ステープルの位置が原稿の「下側」から「左側」へと変更されている。ユーザUAは、画面GB3内のプレビュー画像PVを視認することにより、2点ステープルの位置が適切に変更されたことを確認することができる。
その後、適宜のタイミングでスタートボタンBN9が押下されると、処理対象画像が再設定後の設定内容に基づいて印刷出力される(ステップS18)。この結果、ユーザUAは、図22に示すような目標印刷出力状態の印刷出力物を得ることができる。
以上のように、プレビュー付き画面GB18(図29)においては、「2点ステープル」に関連して自動設定された2つの設定項目(「原稿セット方向」および「綴じ方向」)が「しおり項目」として自動的に表示される。したがって、ユーザUAは、自ら登録する手間を要することなく登録された「しおり項目」を用いて、簡易に設定変更を行うことが可能である。換言すれば、画像形成装置によって自動的に設定された設定項目の内容をユーザが簡易に変更することが可能である。特に、画像形成装置による誤認をユーザが容易に修正することが可能である。
なお、上記においては、ステップS11においてモード設定動作としおり登録動作とを実行する場合を例示しているが、これに限定されない。たとえば、ステップS11においてモード設定動作のみを行うようにしてもよい。具体的には、「フルカラー」および「2点ステープル」に関して、モード設定動作のみを実行し、しおり登録動作を実行しないようにしてもよい。そして、自動設定項目(「2点ステープル」)に関連する「しおり項目」(「原稿セット方向」および「綴じ方向」)の自動登録動作(ステップS31,S32)を行うようにしてもよい。この場合、図29においてサブ領域R26内のボタン(あるいはサブ領域R26自体)は表示されないが、サブ領域R25内のボタンBT56,BT57は上記第4実施形態と同様に表示される。したがって、上記第4実施形態と同様の効果を得ることが可能である。
<5.変形例等>
以上、この発明の実施の形態について説明したが、この発明は上記説明した内容のものに限定されるものではない。
<使用期待度(予想使用頻度)>
たとえば、上記第1実施形態および第2実施形態においては、ユーザによって、しおり登録が手動で行われる場合を例示した。このような場合において、複数の「しおり項目」を所定の基準で分類して登録し、その分類結果に応じて当該複数の「しおり項目」をプレビュー付き画面GB1(GB4とも表記する)のメニュー画像MN内に分類表示するようにしてもよい(図32参照)。分類基準としては、ユーザによる使用期待度(ユーザによる使用頻度の期待値)等が例示される。この「使用期待度」は、使用頻度の予測値、あるいは、予想使用頻度などとも表現される。
図31は、このような変型例に係る登録用画面GA4(GA41)を示す図であり、図32は、当該変型例に係るプレビュー付き画面GB4(GB41)を示す図である。
登録用画面GA4(図31)は、画面GA1の「両面/集約」ボタンBT14(図3)の押下に応答して、タッチスクリーン63に表示される画面である。
この画面GA4においては、「両面」、「2in1」、「4in1」、「8in1」などの各種のモード設定用のボタンが設けられている。ユーザは、当該画面GA4を用いて当該各種のモード設定を行うことが可能である。具体的には、画面GA4内に設けられた期待度指定ボタン(「大」、「中」、「小」)BT71,BT72,BT73のいずれかを、設定項目ボタンに引き続いて押下してOKボタンを押下することによって、当該設定項目ボタンに対応する設定項目を設定(モード設定)するとともに、当該設定項目を「しおり項目」としても登録する。また、「しおり項目」が登録される際には、期待度指定ボタンBT71〜BT73による指定内容に基づく使用期待度が、当該しおり項目に関連して登録される。
具体的には、「(片面>)両面」ボタンBT142と期待度「大」ボタンBT71とOKボタンBT29とが押下されることによって、項目「両面」が使用期待度「大」の項目として分類されて登録される。また、「2in1」ボタンBT146と期待度「大」ボタンBT71とOKボタンBT29とが押下されることによって、項目「2in1」が使用期待度「大」の項目として分類されて登録される。同様に、「4in1」ボタンBT147と期待度「中」ボタンBT72とOKボタンBT29とが押下されることによって、項目「4in1」が使用期待度「中」の項目として分類されて登録される。また、「8in1」ボタンBT148と期待度「小」ボタンBT73とOKボタンBT29とが押下されることによって、項目「8in1」が使用期待度「小」の項目として分類されて登録される。このようにして、複数の「しおり項目」が使用期待度(予想使用頻度)に応じて分類して登録される。
そして、プレビューボタンBN5の押下後においては、図32に示すようなプレビュー付き画面GB4(GB41)がタッチスクリーン63に表示される。この画面GB41のしおり表示領域R2内においては、2つのしおり項目(「両面」および「2in1」)が期待度「大」に分類されて表示されており、しおり項目「4in1」が期待度「中」に分類されて表示されており、しおり項目「8in1」が期待度「小」に分類されて表示されている。詳細には、期待度「大」のしおり項目はサブ領域R61に表示されており、期待度「中」のしおり項目はサブ領域R62に表示されており、期待度「小」のしおり項目はサブ領域R63に表示されている。このように、しおり表示領域R2(詳細にはメニュー画像MN)内において、複数の「しおり項目」が予想使用頻度に応じて分類されて表示されている。
ユーザは、これらのしおり項目を用いて、処理対象画像に関する設定変更操作を行うとともに、その設定変更結果をプレビュー画像PVで直ちに確認することができる。特に、再設定用の設定項目である「しおり項目」が、使用期待度(予想使用頻度)に応じて分類されているので、ユーザは所望の「しおり項目」を見付け出し易い。
なお、ここでは、「使用期待度」に応じた「しおり項目」がモード設定と同時にユーザによって手動で登録される場合を例示したが、これに限定されない。「しおり項目」に関する上記のような分類登録動作は、ユーザによってジョブの実行前に予め実行されるようにしてもよい。たとえば、コピージョブの実行前の所定時点(詳細には初期登録時点等)において、各ユーザによる所定の操作に応じて所定の登録用画面(図31と同様の画面)が呼び出され、当該コピージョブに先立って分類登録動作が予め行われるようにしてもよい。また、その後にコピージョブが実行される際にプレビューボタンBN5の押下等に応答して、図32と同様のプレビュー付き画面GB4が表示されるようにしてもよい。これによれば、分類登録された複数の「しおり項目」(「固定しおり項目」)の分類登録結果が、複数のジョブにおいて共通に利用され得る。特に、このような場合には、ジョブごとに分類登録動作を行うことを要しないので、登録の手間を軽減しつつ、「使用期待度」に応じた複数の「しおり項目」を適切に利用することが可能である。特に、ユーザは、複数のジョブに共通に表示される「使用期待度」を有効に利用して、所望の「しおり項目」を見出すことが可能である。
また、ここでは、「使用期待度」に応じた「しおり項目」がユーザによって登録される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、「使用期待度」に応じた「しおり項目」が管理者によって登録されるようにしてもよい。この場合には、ユーザはジョブごとにしおり登録することを要しないので、ユーザの手間を軽減することもできる。
<省資源しおり>
また、上記第3実施形態等においては、管理者等によって画像形成装置1に固有の「しおり項目」(固定しおり項目)が処理対象ジョブの開始前において当該画像形成装置に予め登録される場合を例示した。このような「固定しおり項目」として、省資源に寄与する設定項目が予め登録されるようにしてもよい。たとえば、「両面」、「2in1」、「4in1」、「8in1」など印刷用紙の使用枚数を削減し省資源に寄与する設定項目が、「省資源推進しおり項目」などとして画像形成装置1に予め登録されるようにしてもよい。あるいは、「ブラック」などトナー総使用量を削減し省資源に寄与する設定項目が、「省資源推進しおり項目」などとして画像形成装置1に予め登録されるようにしてもよい。なお、省資源に寄与する上記のようなしおり項目は、「省資源推進しおり項目」などとも称される。
図33は、このような「省資源推進しおり項目」がしおり表示領域R2内に表示されたプレビュー付き画面GB4(GB42)を示す図である。ここでは、画像形成装置1に登録されている「省資源推進しおり項目」がプレビュー付き画面GB42に常に表示されるものとする。
図33の画面GB42は、しおり表示領域R2内にサブ領域R55,R56を有している。
サブ領域R56は、上記第1あるいは第2実施形態等と同様にしてユーザによってジョブごとに決定された「しおり項目」、を示す領域である。サブ領域R56においては、「フルカラー」と「コーナーステープル」との2つの設定項目が、ユーザによって当該ジョブに対して登録された「しおり項目」として表示されている。
一方、サブ領域R55は、装置1に予め登録された「省資源推進しおり項目」を示す領域である。サブ領域R55においては、「(片面>)両面」と「2in1」と「4in1」の3つの設定項目が、「省資源推進しおり項目」(図では、<省エネ>と表記)として表示されている。
ユーザUAは、この画面GB42を用いて、モード再設定動作等を画像形成装置1に実行させることが可能である。たとえば、サブ領域R55内の「省資源推進しおり項目」である「4in1」を用いて、「1in1」を「4in1」に変更する設定動作(再設定動作)を行うことが可能である。
これによれば、ユーザは、「省資源推進しおり項目」を利用して簡易に設定変更操作を実行し、省資源化を推進することができる。特に、「省資源推進しおり項目」が予めしおり登録されているため、「省資源推進しおり項目」の利用に際して、ユーザはジョブごとにしおり登録することを要しないので、ユーザの手間が軽減される。
なお、ここでは、「省資源推進しおり項目」が画像形成装置1に予め登録されており且つ画面GB1に常に表示される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、「省資源推進しおり項目」の表示の有無がユーザの要求に応じて切り換えられるようにしてもよい。具体的には、初期設定においては「省資源推進しおり項目」は画面GB1には表示されず、所定の操作(画像形成装置1の省エネモードボタン(不図示)の押下操作等)に応じて「省資源推進しおり項目」が画面GB1に表示されるようにしてもよい。換言すれば、所定の操作(画像形成装置1の省エネモードボタン(不図示)の押下操作等)に応じて「省資源推進しおり項目」が「しおり登録」されるようにしてもよい。特に、当該操作に応じて複数の「省資源推進しおり項目」が一括的に登録され表示されることが好ましい。
このようにユーザの操作入力に応じて「省資源推進しおり項目」の表示の有無等を切り換えることによれば、ユーザの意思を反映させることができる。特に、ユーザが多数の「しおり項目」の存在を望まない場合には、メニュー画像MN内のしおり項目の数を抑制することも可能である。
<しおり履歴情報の利用>
また、「しおり項目」の選択手法は、上述のものに限定されない。たとえば、過去に登録され利用されたしおり情報(しおり履歴情報ないし登録履歴情報とも称される)を、新たなジョブにおいて利用するようにしてもよい。なお、以下では、複数のしおり項目に関するしおり履歴情報MAが、ジョブの実行ごとに更新されて格納部5に記録されているものとする。そして、複数のジョブの実行後に或るジョブJB0を実行する際に、当該複数のジョブに関するしおり履歴情報(過去のしおり情報)を用いて再設定動作等を行う場合について例示する。
具体的には、複数のジョブの実行後に或るジョブJB0が実行される際に、まずユーザUAが操作パネル部60内のしおり履歴ボタンBN2(図34)を押下すると、画像形成装置1は、しおり履歴情報MAを含む履歴情報表示画面GCを、タッチスクリーン63に表示する。
図34は、しおり履歴情報MA等を示す図である。図34に示すように、しおり履歴情報MAは、画像形成装置1の各ユーザによって「しおり」登録操作を伴って実行された複数のジョブの履歴情報を有している。具体的には、各ジョブについて、ジョブの実行日の日付、ジョブの実行ユーザ名、当該ジョブにおいて実際に設定されたモード名、当該ジョブにおいて登録されたしおり項目名などが記録されている。
たとえば、図34のしおり履歴情報MAの最上段(「No.1」)においては、ユーザUAが2009年9月25日に実行したジョブが示されている。また、当該ジョブにおいては、「両面」と「コーナーステープル」と「2点ステープル」との3つのしおり項目が登録され、そのうち実際には2つのしおり項目(「両面」、「コーナーステープル」)のモード設定が行われ、当該モード設定の設定内容を用いてジョブが実行されたことが記載されている。
同様に、当該しおり履歴情報MAの第2段(「No.2」)においては、ユーザUBが2009年9月26日に実行したジョブが示されている。また、当該ジョブにおいては、「フルカラー」と「2in1」との2つのしおり項目が登録され、そのうち、実際には当該2つのしおり項目のうちの1つのしおり項目「フルカラー」のモード設定内容を用いてジョブが実行されたことが記載されている。
このように、履歴情報表示画面GCには、しおり履歴情報(登録履歴情報)に含まれる複数のジョブの履歴情報が表示される。そして、次述するように、当該履歴情報表示画面GCを用いて、当該複数のジョブのうち参照すべきジョブである参照ジョブの指定入力が受け付けられる。
具体的には、ユーザは、当該しおり履歴情報MAを閲覧し、所望の設定に近いジョブ(JB1等)を参照ジョブとして選択する。より詳細には、ユーザは、実行対象のジョブJB0に類似するジョブJB1を、当該しおり履歴情報MAの中から検索して選択する選択操作を実行する。
たとえば、ユーザUAが、現在実行しようとしているジョブJB0に類似するジョブJB1を少し前(2009年9月25日等)に自ら実行したこと、を記憶している場合を想定する。この場合、ユーザUAは、自らの記憶等に基づいて、類似ジョブ(しおり履歴情報MA内の「No.1」のジョブ等)JB1をしおり履歴情報MAの中から検索して参照ジョブとして選択する。そして、ユーザUAは、タッチスクリーン63のNo.1のしおり欄を押下する。その後、ユーザUAがプレビューボタンBN5をさらに押下すると、画像形成装置1は、自動原稿送り装置(ADF)に載置されていた原稿を読み取り、図35に示すような画面GB1(GB19)をタッチスクリーン63に表示する。
画面GB19においては、ジョブ履歴内の参照ジョブJB1において実際に設定されていたモード設定内容に基づくプレビュー画像PVが生成されて表示されている。ここにおいて、画像形成装置1は、参照ジョブJB1で設定されていたモード設定(「両面」および「コーナーステープル」)を、ジョブJB0に対しても適用するものとする。また、画像形成装置1は、参照ジョブJB1にて登録されていた3つのしおり項目(「両面」、「コーナーステープル」、「2点ステープル」)(詳細にはボタンBT81,BT82,BT83)を画面GB19のメニュー画像MN内に表示する。
その後、ユーザは、プレビュー画像PVに基づいて所望の内容が設定されているか否かを確認することができる。現在のジョブJB0に関する所望の設定内容が過去のジョブJB1の設定内容と全く同じ設定内容である場合には、ユーザUAは、このままスタートボタンBN9を押下することによって、所望の印刷出力物を得ることができる。
一方、現在のジョブJB0に関する所望の設定内容が、過去のジョブJB1の設定内容と一部異なる場合には、ユーザUAは、メニュー画像MN内の「しおり項目」を用いて再設定動作を実行することが可能である。換言すれば、履歴情報に基づいて類似の設定内容を利用することが可能である。
たとえば、しおり項目「2点ステープル」を利用することによれば、第2実施形態と同様の再設定動作を実行することが可能である。あるいは、しおり項目「両面」を利用することによれば、次のような再設定動作を実行することもできる。
具体的には、ユーザUAがしおり表示領域R2内のしおり項目「両面」ボタンBT81を押下すると、画像形成装置1は、画面GB内のメニュー画像MNを更新する。具体的には、「両面」をモード設定する「設定」ボタンBT84と「両面」のモード設定を解除する「解除」ボタンBT85とを有するメニュー画像MN(図36参照)がタッチスクリーン63に表示される。なお、この時点では、プレビュー画像PVは未だ更新されていない。
そして、ユーザUAが解除ボタンBT85を押下し、さらに更新ボタンBT49をさらに押下すると、画像形成装置1は、再設定内容に応じた(更新後の)プレビュー画像PVを生成する。そして、画像形成装置1は、プレビュー表示領域R1内のプレビュー画像PVを更新して、図36に示すような画面GB3(GB39)をタッチスクリーン63に表示する。画面GB39(図36)のプレビュー表示領域R1内においては、「両面」を模式的に示すプレビュー画像PVではなく、「片面」を模式的に示すプレビュー画像PVが表示されている。これにより、ユーザUAは、設定変更後の内容を知得することができる。
以上のように、ユーザUAは、実行対象のジョブJB0に類似するジョブJB1を、当該しおり履歴情報MAの中から検索して選択し、当該ジョブJB1にて登録された「しおり項目」を利用することが可能である。したがって、過去の履歴情報を有効活用することができる。
あるいは、同様にして、ユーザUAが新たなジョブJB0を実行する場合において、当該新たなジョブに類似するジョブJB2であって他人(たとえばユーザUB)が過去に実行したジョブJB2、が存在することをユーザUAが知得した場合には、当該類似ジョブJB2に関するしおりを利用することも可能である。
<しおり非表示>
また、上記第3実施形態等においては、複数の「しおり項目」が画像形成装置1に固定的に記録される場合について例示した。しかしながら、特に多数の「しおり項目」がメニュー画像MNに表示されると、操作者が所望の選択肢を探し難くなることがある。また、しおり表示領域R2の面積は限定されているため、多数の「しおり項目」を表示しようとすると、各「しおり項目」の大きさが小さくなる。
そこで、「しおり使用情報」に基づき、一部の「しおり項目」を削除することによって、限られた大きさのメニュー画像MNをさらに有効に利用するように改変することもできる。たとえば、しおり登録部12が、しおり使用情報MBに基づいて、複数のしおり項目のうち所定の条件を満たす「しおり項目」を「不要なしおり項目」である判定し、当該不要なしおり項目をメニュー画像MN内での表示対象項目(メニュー画像MN内での表示対象とすべきしおり項目)から除外するようにすればよい。なお、以下では、当該しおり使用情報MBが、ジョブの実行ごとに更新されて格納部5に記録されるものとする。また、ここでは、不要しおり削除指示(不要なしおり項目を削除すべき旨の指示)がユーザ操作によって付与され、当該不要しおり削除指示に応答して、「しおり項目」の削除動作が実行されるものとする。
図37は、しおり使用情報MBを記録したデータテーブルの内容を示す図である。図37に示すように、このしおり使用情報MBにおいては、各しおり項目の過去の使用状況が示されている。たとえば、「両面」に関しては、総使用回数が「150」回であり、過去2ヶ月の使用回数が「50」回であり、最終使用日が「2009年9月26日」であることが記録されている。
画像形成装置1は、ユーザ操作によって付与された不要しおり削除指示に応答して、「しおり使用情報」に基づき、所定の条件を充足する「しおり項目」を検索して抽出する。「しおり項目」に関する当該所定の条件としては、たとえば、「過去2ヶ月間の使用回数が5回以下である」旨の条件と「最終使用日から1ヶ月経過している」旨の条件とのいずれかを満たすことなどが例示される。
図37のしおり使用情報においては、しおり項目「コーナーステープル」は、その使用回数が4回であるため、「過去2ヶ月間の使用回数が5回以下である」との条件を充足する。そのため、画像形成装置1は、このしおり項目「コーナーステープル」を、表示対象項目から除外(削除)すべきものとして決定する。また、現在が2009年9月26日であると仮定すると、しおり項目「フルカラー」は、その最終使用日が2009年6月29日であるため、「最終使用日から1ヶ月経過している」との条件を充足する。そのため、画像形成装置1は、このしおり項目「フルカラー」をも、表示対象項目から除外(削除)すべきものとして決定する。
図37においては、判断結果が最右欄に記載されている。このような判断結果に基づき、「コーナーステープル」と「フルカラー」との2つのしおり項目は、メニュー画像MN内での表示対象項目から除外(削除)される。一方、上記の条件を充足しない残りの項目「両面」および「2in1」は、メニュー画像MN内での表示対象項目として維持される。
これによれば、複数の「しおり項目」のうち、所定の条件を充足するしおり項目が(不要であると判定され)メニュー画像MNに表示されなくなり、比較的少数の残りの「しおり項目」のみが表示されるので、しおり表示領域R2(メニュー画像MN)を有効に利用することができる。
なお、ここでは、特定の「しおり項目」が所定の条件を充足する場合には、当該特定の「しおり項目」をしおり表示領域R2に表示しないこと(当該特定のしおり項目を非表示にすること)のみを決定し、特定の「しおり項目」をデータテーブル内には残存させたまま表示対象項目から除外(削除)する場合を例示したが、これに限定されない。所定の条件を充足する「しおり項目」を画像形成装置1のデータテーブル自体からも削除するようにしてもよい。
また、ここでは、不要しおり削除指示がユーザ操作によって付与される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、画像形成装置1が定期的な(あるいは不定期の)所定のタイミングで自動的に上記のような除外動作を実行するようにしてもよい。
<一時的拡大>
上記各実施形態においては、プレビュー付き画面GBにおいて、メニュー画像MNとプレビュー画像PVとが常に同時並列的に表示される場合を例示したが、これに限定されない。たとえば、メニュー拡大ボタンBN4(図38)の押下操作に応答して、プレビュー画像PVを一時的に消去して、メニュー画像MNを拡大表示するようにしてもよい。
詳細には、図38のようなプレビュー付き画面GB4(GB43)が表示された状態において、メニュー拡大ボタンBN4が押下されると、画像形成装置1は、プレビュー付き画面GB1に代えて、メニュー拡大表示画面GD(図39)をタッチスクリーン63に表示するようにしてもよい。メニュー拡大表示画面GDにおいては、プレビュー画像PVは表示されず、代わりにメニュー画像MNが拡大されタッチスクリーン63のほぼ全域に亘って表示されている。なお、「戻る」ボタンBT59が押下されると、タッチスクリーン63における表示状態は、図38のプレビュー付き画面GB1が表示されている元の状態に復帰する。また、図39の拡大メニュー画像MN内に表示されたボタンBT91〜BT94を用いて設定変更が行われた場合には、復帰後のプレビュー付き画面GB1においては、当該設定変更後のプレビュー画像PV(再設定内容を反映したプレビュー画像PV)が表示される。
これによれば、ユーザがメニュー画像を一時的に拡大表示させたい場合には、当該ユーザの希望に応じることも可能である。
<その他>
上記各実施形態においては、コピージョブについて説明したが、これに限定されない。たとえば、画像形成装置1の格納部5の所定領域(ボックス)内に格納された文書データ等を印刷出力する場合(いわゆるボックス印刷ジョブを実行する場合)にも上記の思想を適用することができる。
また、上記各実施形態においては、「しおり項目」自体もしくは「しおり項目」の下位階層に関するメニュー項目が画面GB1のメニュー画像MN等に表示される場合を例示したが、これに限定されない。
たとえば、「しおり項目」の上位階層に関するメニュー項目も画面GB1のメニュー画像MN等に表示され得るようにしてもよい。詳細には、「コーナーステープル」がしおり登録される場合、画面GB1のメニュー画像MN内の「コーナーステープル」ボタンBT42(図7)を押下すると、図8の左上ボタンBT46、右上ボタンBT47、解除ボタンBT48に加えて、比較的上位の「ステープル」項目に関するメニュー項目を呼び出す選択肢も表示されるようにすればよい。当該「ステープル」項目には別項目の「2点ステープル」の設定項目も含まれるものとする。これによれば、多数の種類の設定変更を簡易に実行すること、すなわち、設定変更における選択の幅を簡易に広げることが可能である。
あるいは、「しおり項目」の同一階層に関するメニュー項目も画面GB1のメニュー画像MN等に表示され得るようにしてもよい。詳細には、画面GB1のメニュー画像MN内の「コーナーステープル」ボタンBT42(図7)を押下すると、ボタンBT46〜BT48に加えて、同一階層の別項目「2点ステープル」の選択肢も表示されるようにしてもよい。これによっても、多数の種類の設定変更を簡易に実行することが可能である。
1 画像形成装置
60 操作パネル部
61 ハードキー
63 タッチスクリーン
GA 登録用画面
GB メニュー画面
GC 履歴情報表示画面
GD メニュー拡大表示画面
MA 履歴情報
MB 使用情報
MN メニュー画像
PV プレビュー画像
R1 プレビュー表示領域
R2 しおり表示領域(再設定項目表示領域)

Claims (15)

  1. 画像形成装置であって、
    印刷処理の対象画像に関する印刷出力状態を示すプレビュー画像を生成する生成手段と、
    前記プレビュー画像の表示領域であるプレビュー表示領域と前記印刷処理に関する再設定用の設定項目を含むメニュー画像の表示領域である再設定項目表示領域とを有する画面を表示するとともに、前記メニュー画像内の前記再設定用の設定項目に関する設定変更入力を受け付ける入出力手段と、
    を備え、
    前記生成手段は、前記再設定用の設定項目に関して受け付けられた設定変更後の設定内容に基づいて前記プレビュー画像を再生成し、
    前記入出力手段は、再生成された前記プレビュー画像を前記プレビュー表示領域に表示することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記画像形成装置による自動設定動作においてその設定内容が自動決定された設定項目を前記再設定用の設定項目として登録する登録手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記再設定用の設定項目をジョブごとに登録する登録手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3に記載の画像形成装置において、
    前記登録手段は、処理対象ジョブに関するモード設定操作においてモード設定された設定項目を前記再設定用の設定項目として登録することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4に記載の画像形成装置において、
    前記登録手段は、前記再設定用の設定項目として選択された複数の設定項目のうち、一の設定項目をモード設定するとともに前記再設定用の設定項目として登録し、前記一の設定項目と競合する他の設定項目をモード設定することなく前記再設定の対象項目として登録することを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項5に記載の画像形成装置において、
    前記表示手段は、前記再設定用の設定項目として登録されている前記複数の設定項目のうち、モード設定されている前記一の設定項目とモード設定されていない前記他の設定項目とを区別して表示することを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記再設定用の設定項目は、処理対象ジョブの開始前において予め登録されることを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記再設定用の設定項目は、管理者の指示入力に応じて前記処理対象ジョブの開始前に予め登録されることを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項7に記載の画像形成装置において、
    前記再設定用の設定項目は、ユーザごとに決定されて予め登録されることを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    ジョブごとに登録された前記再設定用の設定項目の登録履歴情報を格納する格納手段、
    をさらに備え、
    前記入出力手段は、前記登録履歴情報に含まれる複数のジョブの履歴情報を履歴情報表示画面に表示して、前記複数のジョブのうち参照すべきジョブである参照ジョブの指定入力を受け付け、当該指定された参照ジョブにて登録されていた前記再設定用の設定項目を前記メニュー画像内に表示することを特徴とする画像形成装置。
  11. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記再設定用の設定項目を予想使用頻度に応じて分類して登録する登録手段、
    をさらに備え、
    前記表示手段は、前記メニュー画像内にて前記再設定用の複数の設定項目を予想使用頻度に応じて分類して表示することを特徴とする画像形成装置。
  12. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    省資源化に寄与する設定項目である特定の設定項目を前記再設定用の設定項目として登録する登録手段、
    をさらに備えることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項12に記載の画像形成装置において、
    前記登録手段は、ユーザによる所定の操作入力に応答して、前記特定の設定項目を前記再設定用の設定項目として登録することを特徴とする画像形成装置。
  14. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記入出力手段は、前記再設定用の設定項目に関する複数の詳細設定項目を含む前記メニュー画像を表示するとともに、前記メニュー画像内の前記複数の詳細設定項目に関する1又は2以上の変更入力を受け付け、前記1又は2以上の変更入力に応じて、対応部分が更新された前記プレビュー画像を更新表示することを特徴とする画像形成装置。
  15. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記再設定用の設定項目として複数の設定項目を登録する登録手段と、
    前記複数の設定項目に関する使用情報を格納する格納手段と、
    を備え、
    前記登録手段は、前記使用情報に基づき前記複数の設定項目のうち所定条件を満たし不要であると判定されるものを前記メニュー画像内での表示対象項目から除外することを特徴とする画像形成装置。
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